天才作曲家 黛敏郎センセーを語ろう

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229名無し
http://jmdb.club.ne.jp/1956/cf001300.htm
赤線地帯という映画の音楽も黛が担当していました。
が、しかしこれが暗い暗い。
映画が’56年の作品で白黒。
そこへ持ってきて内容が売防法施行寸前の遊郭です。
黛の音楽は単調なフレーズの繰り返しに徹しているだけ。
ほんと見ていて辛くなってきます。
元々辛い内容の映画でさらに音楽で一層暗く重く見る者を拒絶しているみたいです。
230名無しの笛の踊り:2001/04/17(火) 03:35
赤線地帯の音楽は電子音によるものでしたね。
風俗映画に電子音楽はマッチするかということで
黛、津村秀夫、斉藤一郎等のあいだで
論争になりました。
たしか溝口が画面を嘲るような音楽を付けて下さい
と黛に言って
黛はその期待に応えるべく電子音楽を使ったのでした。
もちろん当時やりはじめの電子音楽を
映画を通じて広く世間に紹介してやろうという
意図も大いにあったんでしょうがね。
あっしは暗く重い感じは受けません。
むしろ軽く調子っぱずれと思ってますが。