天才作曲家 黛敏郎センセーを語ろう

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190名無しの笛の踊り
>>181

>今どき世の中の音楽の過半数は「電子音楽」なのに・・・。

この過半数とはいったいどんな作品のこと?
ひょっとしてイケテルJ−POPとかのこと?これはこれで悪いとは思わないけど、そんな作品と黛作品を同等に考えるのか?

私は、過半数だからなんだとかそんな次元の低い考え方をしておりません。単純にクオリテイの問題を語っているのです。

ミュージックコンクレート「X・Y・Z」とか諸井と共作の「7つのバリエーション」だって、結局「涅槃」を越えられなかったじゃない。
 それに黛自身も晩年は、シンセとかそういうのに結構否定的だったよね。「題名の無い音楽会」とかでもやってました。
 黛が最晩年まで、電子音楽に情熱を傾けたというのならまだしも、そうじゃなかった訳だよね。
 もちろん黛の電子音楽における活動は、当時はかなりセンセーショナルな出来事で注目を集めたことも事実だし、それは日本の音楽史を語る上でも欠くことの出来ない評価されるべき、重要な活動のひとつだと思うけど、黛だからって頭のてっぺんからつま先まで絶賛みたいのは、やめようよ。