メロディーの影・・ ジムノペディーに隠された・・

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8名無しの笛の踊り
その話なら昔読んだことがあるよ。
確かこんな話、
昔サティーが若い頃、売れない若い作曲家は徹夜仕事を抱え
夜中にうつらうつら居眠りしていた。
ふと気付くと誰も居ないはずの部屋に何者かの気配がする。
ぞっとなり振りかえるとそこにいたのは不気味な黒ずくめの
男だった。
男は自分は悪魔だと名乗った。
そして魂と引き換えに、十年間だけお前に傑作を書かせてやろう、
と持ちかけた。
サティはばかばかしいと思いつつも面白がって同意した。
ふと我に返ると男は何時の間にか消えていた。
幻だったのか?しかしその後サティは、悪魔の言った通り数々の
傑作を生み出続けることになった。
一躍マスコミの寵児として我が世の春を満喫していた彼だったが、
しかし悪魔の予言したちょうど十年後、不吉言葉もな的中する。
サティは突如発狂してしまったのだ。持病の梅毒が悪化して。
そして彼の仕事場の机の上にはジムノぺティの書き上げた
ばかり楽譜がが載っていた、ということだ…。
ジムノベティとは、フランス語で高い買い物という意味。
ジャン・コクトーか以上のエピソードから命名したそうだ。