メロディーの影・・ ジムノペディーに隠された・・

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77名無しの笛の踊り
[ こんな顧客 --- クレーマーじいさん1号 ]

名作曲家のサティも、晩年はボケがかなり進行していました。

あるお店に、サティじいさんがやってきました。

「ちょっと店長さん。1日に6本も7本も木を切り倒せるのこぎりがほしいんじゃ

が」

「それでしたらほら、このチェーンソーなんかいかがでしょう」

「ほう。じゃあそれをもらおうか」


翌日サティじいさんは、すごい剣幕で怒鳴り込んできました。

「こりゃ店長!不良品なんぞ売りおって!1日に6本7本どころか、こんなもん

1日かかって1本切るのがやっとじゃったぞー!!」

「そうですか?おかしいですね」

店長が試しにチェーンソーのスイッチを入れてみると、サティじいさんの顔色が

変わりました。「ぬっ。なんじゃその音は?」