メロディーの影・・ ジムノペディーに隠された・・

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155はい、ここで息抜きのクイズ入ります

サティはジムノペディ第四番を書き上げつつあった。

第三番までと違い、今回は歌曲だった。

ようやく最後の音符を書き終えてペンを置いた時、音もなく忍び寄った

殺し屋が彼を射殺し、楽譜を持ち去った。

サティがこの作品の歌詞で秘密結社スリーメーソン日本支部長の正体を

バラそうとしたので暗殺されたのだ。

ジムノペディ第四番は永遠に失われてしまったが、サティの死後に

発見された日記に歌詞が記されていたので日本支部長の正体が暴露され、

スリーメーソンは日本からの撤退を余儀なくされた。

歌詞は暗号じみた日本語で書かれていて、次のようなものだった。

『 桃、雪洞、菱餅、全部合わせて雛祭り。零八五九四 』

さて、スリーメーソン日本支部長は次のうちの誰?

 A: 「月極堂」という駐車場を経営する古書肆 中禅寺湖秋彦

 B: 「生搾り」という必殺技をもつ寡婦 宇多川あけび

 C: 釣り堀「いかさま屋」の番人で笛が趣味の 伊加佐間一成

 D: 探偵事務所「バカ十字社」の主宰者 えのき茸礼二郎

 E: 「実録漫才」というカストリ雑誌の記者 鳥餅守彦