メロディーの影・・ ジムノペディーに隠された・・

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128名無しの笛の踊り
  「梨の形をした小品」が、ドビュッシーの「サティの音楽には形式感が亡い」
と言う批判に答える形で書かれたのは、有名な話である。しかし最近の研究により
真の理由が明らかになった。


  ドビュッシーは、ギロー等の旧音楽の一派からの批判に晒されはしたものの新
しい音楽の騎手として時代から持てはやされ、沢山の女性との関係もフォーカスさ
れたものであるが、○○嬢とホテルから出てくるドビュッシーとフォーカスされた
ことが無かったのであった。実は、あまり下半身の方は、....。女性に笑われてか
らと言うもの、見られることを苦痛と感じる彼なのであった。

  ドビュッシーとサティは、ともに音楽の事を語り合える関係であったが、同じ
ような悩みを抱え(しかし少しサティの方が勝っていた)、それ故下半身の友達にも
なっていたのだった。

  そんなある日のサティの家のベットの上。
「君の家のベットからのケーシキ、何とも貧弱だねぇ」とドビュッシー。

時代から異端視されていたサティのこと、住んでいる家は、裏にセーヌの支流の支
流のカ〜ンドゥ川の畔の裸電球が眩しく、貨物列車が通ると揺れる、小さな部屋で
あったのだ。

誇らしげにドビュッシー
「ミーのベットから見えるのは、朝に印象的な日の出が見える海。庭には、睡蓮だよ」


その夜、
何を言っているんだドビュッシー!俺の方が立派なのを持っているんだぜ!
と一気に書き上げられ、ドビュッシーに送りつけられたのが、
「梨の形をした小品」だったのです。