金聖響ってどうなの？？？

今日、北山で彼のコンサート、初めて聞きました。ちなみに曲目は、
斉木由美”扉”
ドヴォルザーク”新世界”
ブラームス=ドヴォルザーク”ハンガリア舞曲第１番”（アンコール）。
　確かにひどいオーヴァーアクション、
若いからあれで持つんでしょうなあ、って演奏良かったらどうでもいいけど。
個人的には関西人として応援したい。
でも、オケを鳴らせばいいってもんでもないでしょ？
妙なところで妙な声部が聞こえてきたりするのは席のせいとしても
（二階左翼でした、オケの中が見やすいしかいいことないよ・・・）、
まったくピアノがないから、”ああ、ここでフォルテシモが欲しい”って思っても、
すでにそれまでに十分すぎるほどの音量で鳴らしてたりする。
後、横の流れには強くて、テンポを細かくいじっても、付いてこさせるのは、
才能だとしても、縦の線の合わせが甘い点も気になりましたね。
　でも、客席は沸いてましたよ。アンコールは確かに良かったし。
というわけで、典型的な熱い指揮者で、好きな人にとってはいいのでしょうが、
個人的には、ちょっと粗雑で、これからの人って感じ。
だから、現代曲はキツイかも。いわゆる交通整理状態。
でも、ロマン派・国民学派から、バーンスタインぐらいまではいいかも。
がんばれ、男前！オレほどじゃないけど。