無調

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160パパラギ
>>142
>それならばフーゴー、リーマンの「二元論的和声理論」でいわれるような
>「ある音を中心に上方下方に対称な倍音(音程)を考える」ってほうが論理的妥当性は感じる。
>よく似てはいるが、平均律の枠組みならば
>第七倍音とか11倍音とかの著しくはずれた音をこじつけて考えなくてもよくなるから。

おー。なるほど
下方倍音列ってのがあったんだった。
minor系列の生成を考えるとこちらの方が妥当的かな。
ピタゴラスや自然倍音列からはcを根音とする「短調系列」は現れないが
c音を対称としてC(三和音)を折り返すとFmが得られる。
ただしこの場合のFmの根音はあくまでもfではなくてcであるわけで
このへんに短音階を長音階と同様に処理できなくなってくる原因がある
ような気がする。

無調の話をしていると調性も強く意識するわけで、こうなると
両者はお互いに補集合というわけではないんじゃ?という気がしてきた。
コトバにするのはすごく難しいが。