無調

このエントリーをはてなブックマークに追加
154あ’
その定義では人によって調性の定義が変わる。
そんな定義でもいいけど,説得的かどうか。
c-g-eにすでに調性を感じるのは,
耳が調性に慣れているからに過ぎず,
今までの論点を無にしてる。
例えばシューマンの有名な最後まで調性の確立が、延期される曲。
確立すべき調を予感させはするが,それは延期される。
その時点で,実際に多くの耳が最終的な調性を予感しはするが,
それは調性に耳がなじんでいることを前提にした作曲家の戦略。
まんまとやられてるんだよ。まさに、
>調性はほとんど成り立っています。
って言ってるとおり、ほとんどでしかないわけ。
第一,最初に現れるコードで決定ってのは,
古典派的な音楽がまず最初に調性を確立するからであって,
まさに調性がドミナントートニカで決定されることを
サポートする議論に等しい。