アーノンクールはただのチンドン屋じゃないよ!

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1912
>>18
アーノルド・シェーンベルグ合唱団は、どんな曲でも力押しの印象が強いです。
精度も、古楽系の合唱団と比べて甘いです。
バッハの世俗カンタータのように、
その力押しが良い方向に働いているものもありますが、
大抵は悪い方向に働いていると感じます。
モンテヴェルディの「聖母のための夕べの祈り」新盤とか、モーツァルトのミサ曲とか。
彼が他の合唱団を起用した演奏が成功しているので尚更その印象が強いです。
ストックホルム合唱団と組んだバッハのモテット集は、その成功例の一つ。
古楽の合唱団はどこも非常にレベルが高いのです。
フィリップ・ヘレヴェッヘの「コレギウム・ヴォカーレ」とか
アンドルー・パロットの「タヴァナー合唱団」とか。
それらと比べると、どうしてもシェーンベルク合唱団は弱く感じます。