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日付:2001/03/07
指揮者アバド氏、胃がんを告白

 【ベルリン6日=小松潔】世界的な指揮者で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督を務めるクラウディオ・アバド氏(67)は6日付のイタリア有力紙などとのインタビューで昨夏に胃がんの手術を受けたことを告白した。同氏はその後、ベルリン・フィルとともに来日。「医者は止めたが、音楽が最良の薬だ。今はすっかりよくなった」などと述べた。
 アバド氏は昨年の夏季休暇中に緊急手術し、9月のベルリンでのコンサートをキャンセル。ただ、病名は明らかにしていなかった。手術では胃の大部分を摘出したという。本来ならまだ療養が必要な11月末に訪日したが、「音楽が救いだた。私は正しいことをしたと思っている」と語った。 アバド人気は最近、欧州でさらに高まり、ベルリンでは5月のチケットが早々に売り切れ。2月にはローマとウィーンでベートーベンの交響曲などを指揮、ドイツのメディアは演奏を絶賛した。