ショパン以外で、きれいな名曲教えて!

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122アルト
>>103さん
そうですよね、仰るとうりです。
これは、どの分野でもいえる事だと思いますが基本が出来なければ応用は出来ま
せん。102さんの気持ちはよくわかります。私もそのような気持ちになって中学
生になったころ面倒くさくて1回音楽を断念した事がありますし。
でも、です。確かに皆さん聞いたCDの奏者達は個性のある演奏をしていたでし
ょう。でも、かれらはそれこそ楽譜どうりっていう演奏も正確にできるわけなん
です。当然頭の中に、基本的楽譜を置いて。しかも、オーソドックスとはいえ、味
気なくなんかない演奏が。
その上で、自分の解釈や時代考証を踏まえてディナーミクをつけていってるわけ
なんです。その聞いたものをミミコピするのは全然悪い事ではないし、趣味で弾く
人には手っ取り早い効果が期待できます。しかし、奏者がなぜそのように演奏した
のかという根拠を色々な角度から類推できるだけの基礎がなければただの表面的な
モノマネになってしまいます。
102さんの場合の先生のように頭ごなしに基本どうりやれというのは狭量な指
導ですし、勉強不足という事もできます。納得のいくように説明できないの
ですから。
しかし、「ウィーンフィルがそのように演奏しているから」という理由しか
なくてそのように弾いてるというのでは、それこそ録音を「そのままコピー」
した演奏だと言えてしまいませんか?。
123アルト:2001/01/20(土) 04:50
>>122のつづき
個性を発揮できる、基礎がなければその個性は形をなしてくれません。
よくきくたとえ話ですけど、絵画の巨匠ピカソの絵は一見子供の落書きのような
絵に見えます。しかし、それは積み重ねてきたそれまでの絵の書き方から学んだ
基礎に、自分のセンスをプラスして表現しているわけです。
でも、私たちにはイマイチ理解できませんよね。どこがいい絵なのかを的確に理
解し、指摘する事はなかなか出来ないはずです。

自分で弾いて、自分だけで楽しむのならば好きにいきなり自分流に弾くのも良い
でしょう。しかし、人に聞かせたいと思うのならば味気ないと感じても基礎を学ぶ
べきではないでしょうか。自分の好きにやりたいという所だけを「個性」という
都合のいい弁護の仕方をされるのなら、人には聞かせられませんよ。
なんか、口幅ったいですけど出来る事なら、味気ないという基礎に楽しさを発見で
きるようになれば、自然と弾く人も聞いている人も楽しいはずですよ。

一応、音楽で飯を食ってる女が何かほざいてると思って頂いて結構ですから、ちょっと
考えてみていただければ幸いです。
一方からしか見ないという、生き方は表現するという事においては死んでいるのと同じ
ですから。