♪男声合唱♪

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424418
自分個人は、邦人作品ばかりやってればいいとは思わない。むしろ逆の立場。
ただ、なぜ邦人作品に偏るのか探ることは必要だろう。
418で書いたのはその原因探求にすぎず、彼らを肯定しているわけではない。
以上、誤解なきよう。

>>423
確かに日本における合唱作曲家の人数は増えた。
90年代以降は混声・女声合唱のレパートリーがどんどん拡大され、供給過剰気味。
でも男声合唱曲は、間違いなく70〜80年代より減っている。
(嘘だと思うならカワイ・音友・全音のカタログを見よ)
だって男声合唱曲って出版しても混声や女声と違って譜面が売れないもん。
作曲家だって商売だから、稼げない曲は書きたかぁないわな。
たまに新作が出来ても、おいそれと手が出せなさそうな難曲ばかりだから、なかなか再演されない。
そういう悪循環があるから日本では男声合唱曲は書かれなくなっている。
もし本当に「邦人男声合唱曲が供給過剰」なら何故>>376みたいな意見が出るんだ?
冗談じゃない。
海外の合唱曲に目を向けたり取り上げたりするのも大事だが、
こと男声に限っていえば邦人の手による合唱曲を増やすことも同じくらい大事。
(この点、法政アリオンは偉い。委嘱初演しても再演率が低いのが難だが)

言語について。
日本人が外国語に対して抱く劣等感は、
>>423を書いた奴が思っているであろうよりも遙かに強い。
(英会話教室などの語学講座がにぎわうのは劣等感の裏返し)
混声・女声もそうだが
外国語の合唱曲が敬遠されるのは「外国語コンプレックス」が根っこにあるの。
その上、原語主義が幅を利かせている現状、訳詞で歌うのも恥ずかしい。
このへんは指揮者をはじめとする技術系スタッフがうまくリードしないと壁は越えられまい。

なお、日本語以外のテクストを用いた邦人合唱曲の存在をお忘れなく。