音程のあわせかた

逆説的な言い方になりますけど、音程というのは、
「音程を合わせなきゃいけない」という意識で合わせるものではないはず。

合わせようとしなくても合ってくるのが音程であり、ハーモニー。

個々の奏者の音色的な美しさ、奏者間の音色的な混じり合い、
そしてもちろん、音程のハモり。
これら含めて「楽しもう」とする姿勢が必要なのです。

とある名指揮者は、プロのオケに対してでもこういう注意をなさるそうです。
「音程は、音を出す前に合わせるもの」
この意味がおわかりですか？
おわかりならば、あとは練習量こなせば解決するはずです。

まあ、音程の高低だけの問題ならば、チューナ鳴らしながら
それにハモるような音程の声を出せるかどうか、なんて訓練法もあります。
自宅でもできますし。
音が鳴らないチューナーしか持ってないのならばどうしようもないけど。