佐渡裕PART2

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超えている。それは彼の造る音楽のグルーヴ感においてだ。

ジャズへの志向もあったレニーではあるが、その音楽からはグルーヴ感が
徹底して欠けていた。率直に言えば鈍重であった。
しかし、その弟子である佐渡の音楽には、沸き起こるようなグルーズ感が
ある。あれは真似ようと思って出来るものではない。黒人のグルーヴ感を
持った白人ドラマーが存在しえないように。

これは私一個人の主観であるので、参考になさらないで欲しい。