クラシック趣味の奴は暗い、ださい

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378名無しの笛の踊り
そもそも柔道のジャッジというのは素人目にはさっぱり解らないことが多い。「一本」と「技あり」、「有効」と「効果」の差‥‥もしかするとちゃんと成文化されているのかもしれないが‥‥をしっかりと見極められる人間というのは、柔道関係者以外では、そういないのではないかと思うのである。
で、今回のあの「内股すかし」だが、僕にはさっぱり解らなかった。解説者や、現場にいたコーチ、柔道選手などがあれだけアピールしているのだから、恐らく「明らかなミスジャッジ」なのだろうし、そうだとすれば「見る側」にとってあの試合のエンターテインメント性が著しく失われるという根拠だけでも大問題視すべきだろう。でも、あれが「ミスジャッジ」かどうか、僕には独力では解らなかったのだから、それほど腹立たしくはないのである。(まぁ、あの選手が「可哀想だな」とは思ったけど‥‥)
「おかしいおかしい」と連発する解説者につられるようにして「あれは酷い」「審判のレベルがどうこう」などと憤怒力説していた、あの「明らかに普段は柔道など興味も持っていないであろう人々」は、本当に「ミスジャッジである」と自分で判断できているのだろうか?テレビのキャスターが「誰か」‥‥誰かは知らないが‥‥の代弁者として言っているだけならくだらないが、見事それにつられて激怒していた「にわか柔道ファン」が一杯いることを考えると、とても可笑しくて、ウフフと微笑んでしまうのである。