20世紀最高のピアニストは誰だ!

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324名無しの笛の踊り
>>323
たしかに音の質感は凄かったけど、あの弾き方は
ちょっとわざとらしく思います。
打弦の前に手を高いとこから振り下ろしてましたが、ああすると音
が汚くなるので、普通はしません。打弦は鍵盤の近くからやるのが効率
的です。打弦のあと万歳するのは、パフォーマンスとしてよくやるけど。
あの頃の彼は大衆人気はあるけど、批評家からは、雑な演奏と音の弾きこぼし
について、酷評されていたそうです。晩年、たしか70位だったと思う、
子どもの誕生を機に、そんな自分を恥じ、一日10時間だかの練習をし、
高みに至りました。たしかに、ステレオの割と新しい録音は、古いのに
比べ、演奏の指針が全然違っています。若い頃は、ホロヴィッツの人気に
首をつろうとした事もあったそうですが、晩年の演奏は、ホロの前でも
胸をはれるものだとおもいます。