名無しの笛の踊りって何者?

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148名無しの笛の踊り
「すげえ・・・!」俺は1の立てたスレッドを見て絶句した。
1はもしかしたら天才なのかもしれない。いや、そう確信した。
俺はそれを見てからというもの、毎日の様に1の事を考えていた。
1の生まれはどこだろう、この人間離れしたセンス、
1のような天才を生み出した環境、函館か?それとも青森かな?
いや、1はフランス生まれかもしれない。
1はフランスで生まれ、日本語を含めた10ヶ国語をマスターしているに違いない。
このスレッドの荒荒しいながらも美しい、不思議な感覚、独特のフォルム。
人の目を引きつける、そして俺の心を掴んで離さない、カリスマ性。
1をもっと知りたい、俺はそう思うようになっていた。
それから数日後、俺はまた1の立てたスレッドを見てみた。
「これは・・・?」驚くべき事に、そのスレッドは下がっていたのだ。
何故だろう、俺は考えた。
恐らくこのスレッドを見た者は、俺と同様にショックを受けたに違いない。
いままで2ちゃんでこんなスレッドがあっただろうか?
この眩しさはなんだ?この神秘さえ感じさせる物は?
1は天才だ、何故こんな人間が政治をやらないんだ?1が政治家なら日本は変わっっていたはず。
誰もが大きなショックを受け、そして確信したに違いない。
だがこのスレッドは何故か下がっている。レスはあるにはある。
だがその全てが「終了」だった。何故だろう?
1の放つオーラは、きっと2ちゃんのヒッキー共には眩し過ぎたんだろう。
そいつらは1という素晴らしい人間の存在により、自分の小ささを再確認してしまったのだ。
そいつらは悩んだ。「何故だ、何故俺は1の様になれないんだ!畜生!」
それは段段と憎しみに変わっていったのだ。「1さえいなければ、1さえ・・・」
彼らの結論、それは「終了」だった。
そう、決して1の立てたスレがあまりにも「駄スレ」だったわけではないのだ。
少なくとも、俺はそう信じていたい