☆永遠のカリスマ指揮者宇宿先生を語ろう!☆

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623名無しの笛の踊り
>>621
ご要望にお応えして。

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 「宇宿允人の世界」は、ほぼ二カ月おきに開催される。
この間に宇宿は次のようなプロセスを踏む。                    
 (1)曲目の選定(2)スコア(すべてのパートが記入さ
れた楽譜)で曲の隅々まで掌握し、イメージを構築する
(3)パート譜(それぞれのパート部分が記入された楽譜)
を一つ一つ手作りで作製(4)オーケストラの楽員の選抜
(5)楽員のパート別練習(6)三日間、計十四時間の練習
(7)ゲネプロ(総合)、そして本番−−。
 一点も揺るがせにしない作業の積み重ねが、作品に本来の
みずみずしい命を吹き込むのだ。                        
 この過程の中でも、特に「宇宿允人の世界」を特徴付ける
点は三日間の壮絶と言ってもいい練習にある。                  
 宇宿が毎回指揮をとるオーケストラ・フィルハーモニア
Tokyoは、既設のものではなく、演奏会の都度、結成
される臨時編成オケなのである。この言わば寄り合い所帯
を宇宿は三日間で、超一級のアンサンブル(重奏)に変身
させてしまうのだ。(つづきあります)