☆永遠のカリスマ指揮者宇宿先生を語ろう!☆

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469宇宿ファン
466さんへ
ベーム批判については、宇宿を論ずる場で、文章の最後に人様のことを
批判するのは、いかにも唐突であり、大人気ないのでは、というご主張
であるならば、素直に受け止めるつもりでおりました。私自身最後の文
章については、書くべきか否かそれなりに悩んだ末のことです。
しかし、どうも「クライバーを批判したサドラーより幼稚」とおっしゃ
っているところからすると、ベームを批判するとはけしからん、あるい
は批判の余地はないとのお考えなのでしょう。
晩年のベームは神格化されていました。現在のヴァントの比ではなかっ
たと思います。しかし、その反面批判のあったことも事実です。いわく
音楽が弛緩した。まるで田舎のご隠居が指揮をしているようだという
趣旨の論調もありました。
60年代の、クライマックスに向かって「ぬれぞうきんを絞り上げる」
ような厳しさと緊張感が音楽から消えうせていたことは事実であったと
思います。そうした点を踏まえて申し上げたのです。一体どこがどう
幼稚なのかお教えいただきたく存じます。