ショパン国際コンク−ル

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106名無しの笛の踊り
中村氏が梯氏を嫌うのはそういう理由ではなく、彼女の理想の演奏と
梯氏の演奏が大きく異なるからではないでしょうか。
中村氏の受けた教育はロシアピアニズムの流れを汲むもので(ジュリアードで
ロシア人のロジーナ・レヴィンに師事)、ダイナミックでよく歌う
(つぼを押さえた、というか)、レガート奏法です。佐藤氏の演奏を評価するのも
うなずけます。
梯氏の演奏はそういう視点から聴けば、弱々しく聴こえるのでは?
繊細と取るかは紙一重のように思います。中村氏が梯氏を評価しているのを
聞いたことがありませんし、ショパコンの時に限らず評価していないと思います。
2位入賞したロン=ティボーの日本人審査員は中村氏ではなく、海老彰子氏でしたし。