ヴィルヘルム・フルトヴェングラーについて

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289名無しの笛の踊り
 ベルリンフィルのティンパニ首席だったテールヘンが書いた本で、
初めて彼の指揮でトリスタンを演奏したときの回想が冒頭にある。
日本語になっているから、まあ読んでやってよ。ほとんど恋人に初め
て抱かれた時の女の感想みたいだ。奏者の方がこんなに恍惚となって
いるんだから、その演奏たるや…!これを言葉を換えれば、シェルヘ
ンが書いたような悪口になるわけだろう。シェル変ではムチとローソク
みたいな変態セックスしかできまいし、まあやっかみ半分の言葉か。
 邦題『フルトヴェングラーかカラヤンか』だったか。なお、著者の
名は「テールヒェン」と表記されていたと思う。