ベートーベンの曲に合う指揮者は誰?

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極論。なおかつ、「作曲者の意図に沿う」ことに価値を見いださないならば意味がないけども。
「作曲者の意図に沿う」ということに価値を置き、そういう姿勢での演奏に価値を見いだす
ならば、そもそも「録音された演奏」を聴くという作曲者の予定していない聴衆の受容形態
はどう評価されるんだろう。
数多くある録音によって予習し、何百回となくその曲の演奏を聴いた聴衆は、作曲家は予定
していなかったはず。
いくら当時の楽器を使おうが、いくら当時の奏法で演奏しようが、聴衆たる我々が当時の聴
衆の耳を持っていなければ「作曲者の意図した」という題目は不可能なのではないかな?
そういう風に考えて行けば、「飽きの来ない演奏」「何度でも聴ける演奏」は、作曲者の意
図からは遠い演奏なんじゃないだろうか?
逆に、最初凄いと思ったけど、何回も聴いていると飽きてくる、鼻につく、というような演
奏こそ、作曲者の意図に忠実と言えるんじゃないだろうか?
スレ違いっぽいのでsage。