1 :
ポピュリスム?:
13番の最終楽章。大フーガが通っていたらなかったであろう楽章。
16番の最終楽章。
何もかもつきぬけて、平易な、ほとんど民衆的な(=民謡的な)メロディ
がそこにある。
小林秀雄(作曲家ではない方)が、鉄斎の観音(鉄観音にはあらず)
だといったのは正しいと、あたしとしては言い切れる。
ところでアドルノはどういっているのでしたっけ?
2 :
名無しの笛の踊り:2001/06/19(火) 00:46
いーねー。新6楽章。
3 :
名無しの笛の踊り:2001/06/19(火) 00:49
アドルノが逝っているのはね。
浅田さんに聞いておくれ。
4 :
名無しの笛の踊り:2001/06/19(火) 01:02
とにかくいいと。
なんてったっていいと。
5 :
イーゴリ肛:2001/06/19(火) 05:27
14番の終楽章はマジャール人の一向一揆やねぇ。
それと比べると、12番の終楽章はおしゃれよ。
15番(2,3楽章)と16番が特に好きです。
15番の3楽章(感謝の歌)をはじめて聴いたときは、身体全体が空間にぽっかり浮かんだ感覚に
包まれました。
いわゆる「後期」ベ−ト−ヴェンを何に譬えていいのか
ひとりの芸術家、マエストロが到達しうる至高の極み
特に四重奏曲の分野では、交響曲やピアノソナタにありがちだった
大衆受けを狙った部分が殆どないし、ベ−ト−ヴェンの魂の深層が垣間見れると思う
8 :
名無しの笛の踊り:2001/06/19(火) 09:21
これ以降に書かれたあらゆるカルテット(シューベルト、
ブラームス、バルトーク、ウェーベルン、ベルク・・・)を
合わせても、この5曲(6曲?)には遠く及ばないかもね。
9 :
名無しさん:2001/06/19(火) 10:21
カヴァティーナを友達と演奏してみたけど、全く音楽にならなかった
な〜。あれは何年前のことだったか・・・。
10 :
ルートヴィヒ:2001/06/19(火) 11:48
>5
フョードロヴィチ君、ロシアに帰りたまえよ。
私も英国に行くつもりが、行き損ねたのでね。
11 :
名無しさん:2001/06/19(火) 16:26
よくCDの解説で「四人の賢者による哲学的問答・・・」なんてことが書いてありますが、
やっぱりそういう方向で聴く人が多いんでしょうか?
僕は単純に、音楽としてめちゃくちゃ「面白い」と思ってるんですが・・・。
12 :
初心者:2001/06/19(火) 22:02
後期SQって何から聴けばいいの?どこの演奏が良いの?
13 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 06:53
>>12 いきなり「大フーガ」を聴いてショックを受けてください。
演奏は Alban Berg SQ 以外ならなんでもよい(言い過ぎか?)
えええっ!?俺アルバン・ベルクで聴いてるけど
最も標準的っていうか良い演奏だと思うよ
>12
作品132を聴いてみてください。ある意味、第九以上のものがここにあります
ていうか、後期に限らず四重奏曲は16曲+大フ−ガ全部お薦め
ベ−ト−ヴェンがあなたに直接、語りかけてくれますよ
15 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 19:05
>>7 基本的に同意なんだが、「ピアノ・ソナタにありがちだった大衆受けを
ねらった部分」ってどこら辺よ?(^^;
16 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 19:09
>>12 お答えします。
全部買って損はないから、
セットで買いなさい。
演奏は、きれいな音で
誰にでもわかりやすく弾いてくれてる
アルバン・ベルクがいいでしょう。
たくさんの評論家も同意するはずです。
聴いたら、
学校や職場で自慢しましょう。
おおかたの人はつまらなそうな顔をするでしょう。
しかし、そんなことはほっておきましょう。
あなたは、選ばれた人なのだから。
おうちでは、
隣近所に聴こえるよう
ボリュームを上げて聴きましょう。
みんなにこの偉大な音楽を聴かせてあげましょう。
ちょっと言葉たらずでした
−交響曲やピアノ・ソナタが大衆受け(向け)に書かれたから価値が劣る
なんて言うつもりは全くありません。芸術家はなにより大衆に向けて書くべきだし
大衆にウケることを望む人種だからです。(ベ−ト−ヴェンはその代表といってもいいでしょう!
彼が最も得意とし、心情を託しやすかったのがピアノという楽器だったのも事実です。
でも、やれ「悲愴ソナタ」だの「熱情」「月光」といった曲をならべられると・・・
初心者時代ならともかく、ある時期を過ぎると気恥ずかしくなってくるのも確かです
繰り返しますが、これらの作品に価値が無いなんていってません
ピアノソナタでも、作品101の28番以降になるといわゆる「後期」ベ−ト−ヴェンが聴けますよね
「ハンマ−クラ−ヴィア」を経て30・31・32番・・・
後期四重奏曲に並ぶ、あるいはそれ以上の作品群であるのも認めます。
何回聴こうが飽きる事はないし、陳腐に思うこともないでしょう
要するにわたしが言いたかったのは、交響曲やピアノ・ソナタに比べて
目立たず地味だったカルテットも聴いて欲しいということだったのです。
余計なお世話だよ、と言われればそれまでですが
18 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 20:21
>>16 たくさんの評論家も同意するはずです。
アジャパー
19 :
名無しさん:2001/06/20(水) 20:23
最近はセットで格安のものがでてるから、それを買うと良いよ。
アルバン・ベルクの最初のやつも確か3000円くらいで出てた。
20 :
名無しさん:2001/06/20(水) 20:24
21 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 20:37
>>19 それが市場の評価です。それ以上では誰も買わん。
アマデウスよりもハンガリーよりも下ということ。
いや、最初の全集は20年以上前の録音だし
廉価版として出たというだけでしょ?演奏の価値=値段というわけでは・・・
ライブ・レコ−ディングの方はやや荒れ気味とは思うが
23 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 20:56
後期は(って、後期しかないけど)ラサールSQのが気に入ってます。
ちょっと聴くと地味だけど、精緻で飽きの来ない演奏だと思います。
24 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 21:27
かぺ
25 :
名無しさん:2001/06/20(水) 21:29
メロスが好きです。走らなくても。
26 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 21:32
別に走ってもいいですけど。
メロスですばらしいのはむしろ中期ではないですか?
27 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 21:37
Buschがいい。後期は全部録音があります。LPで聴いてます。
28 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 21:43
スプラフォン時代のすためなもいいよ。
29 :
名無しさん:2001/06/20(水) 22:05
>>26 あ、そうですか?メロスの中での比較ですか??僕は後期も大好きです。
30 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 23:35
後期の弦楽四重奏曲は一応全部好きだけど大フーガだけはちょっと苦手だなあ。大フーガならラズモフスキー
の3番のフィナーレがいい。
>>17 私も同じような意見を持ってますけど、ただベートーヴェンが交響曲などで大衆を意識したといっても、それ
が今日的意味の大衆ではないような気がします。ベートーヴェンが生きていた時代に彼の作品に実際に接した人
々の数などどいうのは微々たるものだったでしょうから。
31 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 23:37
最近、イタリアSQがリマスターCD(輸入廉価盤)で
出ている。これは掛け値なしの名演だYO!
32 :
名無しの笛の踊り:2001/06/20(水) 23:44
>31
ハイドン、モーツァルト、シューベルトは文句なく
すばらしいと思うけど、ベートーヴェン、しかも
後期となると、やっぱりちょっとくいたりないです。
33 :
名無しさん:2001/06/20(水) 23:46
>>32 うむむ、あれで「食い足りない」とはすごい胃袋の持ち主と見た(;¬_¬)
34 :
初心者:2001/06/21(木) 00:03
皆さんの意見を総合すると
「アルバンベルク買っときゃ間違いない」ということですね。
>>31 イタリアSQも気になります。
35 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:18
>>32 ハイドン、モーツァルト、シューベルトに比べてならば。
ベートーヴェンは食傷ぎみになります
とか
食いきれない
とか
どこから食ったらいいかわからない
ならわかるが、
食いたりない
という感想が出てくるとは思わなかった。
36 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:21
イタリアSQで食い足りない???
なんたるこった!
ソンナ奴にはヴェーグだな
37 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:24
>>36 そういうイミだったか。
イタリアSQでベートーヴェンていうと誤解されやすいかもな。
ほんとはいいのに。
38 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:24
>>35 イタリアって名前のイメージで言ってるだけのレコ芸的バカは
相手にしない方がよいでしょう。
そーゆう人多いけどね、ホント。
39 :
>>36 です:2001/06/21(木) 00:27
イタリアSQは何聴いてもいいよね。
結局、ウェーベルンなんかも素晴らしいよね。
40 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:30
>>39 御意。
ためなすなんかとはえらい違いです
41 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 00:38
へーイタリアっていいのか!
今度聴いてみよう!!
ちなみに私が持っているのはアルバン・ベルクの旧盤と、
クリーブランドSQなり。
これらって、みなさんの評判はどうよ?
どっちも良いと思う。
気持ちを煽りたい時はABQ、
静かに沈みたい時はクリーブランド、
という風に使い分けています。
42 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 02:59
やっぱ後期はモーツァルトの作品と同じで
ある程度のトシにならないと開眼できないと
思う
20代の俺はモーツァルトも後期も単に
「わかっているつもり」にしかすぎなかった
若者たちゴメン
>30
そうですね、大衆=マスの出現は20世紀になってからでしょうし
正確には聴衆というべきでした。ベ−ト−ヴェンはパトロンである貴族層だけでなく、
自分の作品を聴きに来てくれる「聴衆」を強烈に意識した、最初の作曲家だったと
思うんですが
44 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 07:52
おいおい、2ちゃんねるで「後期はアルバン・ベルク」という
結論を出してどうする。おもしろくもなんともないぞ。
メロディアから出てた「ベートーヴェンSQ」聴いたやつは
いないか? けっこう逝けてたと思うが・・・。
45 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 09:12
なんてったってジュリアードだ。
46 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 09:21
熱い演奏よりも、曲の構造が鮮明に伝わってくるクールな演奏が
好きなんですが、そういうのはどれでしょう?
47 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 09:36
ちょっとズレますが、
バーンスタイン&ウィーン・フィルの14番+16番(弦楽合奏版)は昔すごく感動しました。
48 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 10:02
49 :
名無しさん:2001/06/21(木) 10:15
フェルメール上手いよ。
50 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 10:32
吉田恭子
投稿者: tensai20001 (101歳/jp) 2001年6月13日 午前 8時56分
メッセージ: 5 / 6
吉田さんは、今までの幸田、高嶋と言った人たちより数段上の奏者です。DENONもさすがに反省していると言えましょう。
しかし、あまりCDに恵まれない、渡邊玲子、戸田弥生、若手では例えば神谷美千子さんなどと比べれば、話にならないぐらい下です。これらの人たちを差し置いてCDを出すほどではありません。師事関係はあまり演奏家の腕とは関係ないでしょう。カラヤンに師事なんて指揮者はゴマンといるわけですから。発売される曲目を見れば、DENONもさして一流の扱いはしていないのが見て取れます。
吉田さんはきれいですよ。お母様がジャパンアーツにお勤めで、娘の売込みに大変熱心です。恭子さんの所属は別のところですが。
こういうのばかりが店頭で平積みになっている世の中って何なんでしょうね。長い目で見たらマイナスなんでしょうが、コロンビアは日銭が必要なわけで、やらざるを得ないんでしょうね。
--------------------------------------------------------------------------------
51 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 11:27
タワーから出てたヴェーグQの全集(モノラル、原盤EMI)を
超える演奏ある?
クリーブランド、入手が難しいのが難点。
ハープとセリオーソの入っている一枚が一番のお気に入り。
54 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 18:38
55 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 18:46
56 :
名無しさん:2001/06/21(木) 19:03
>>52 そういう古い録音は、ちゃんと弦楽器の音がするのでしょうか?
それとも、SPレコードのようにその雰囲気を味わうものなのでしょうか?
57 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 19:26
SPの音の良さを知らんな。
58 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 19:52
なんと言おうとジュリアードだ。
59 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 20:18
>>58 まあ、ベルクなぞよりはずっとマシだわな。
でもジュリアードがほんとに凄かったのは、
マン、コーエン、ヒリアー、アダムの時代。
スタジオ録音(ステレオ)でいうと中期だけ。
(ラズモフスキー聴いてみろ、震えがくるぞ!)
後期のはセカンド、ヴィオラが交代して、
緊張感がだいぶ落ちてると思う。まして
ライヴのは、もはやジュリアードとは言えない。
いや、東京クヮルテットだ。w
61 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 20:34
ブッシュ、良いねぇ。
年寄りの昔語りに耳を傾けている気分になる。
62 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 20:38
レナーもいいもなー
63 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 20:53
ロゼーもいいぜー
64 :
名無しさん:2001/06/21(木) 20:56
最近のカルテットでは何が良いかな?シネ・ノミネなんかが出してくれると
面白いものができそうなんだけど。
65 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 21:01
古典四重奏団はどうよ?
66 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 21:33
>>59 わたしもそう思った。
で、ライブの方はほっぽっといた。
しかし、後期はライブの方が面白いと思われ。
中期も他のSQと比べれば買いと思われ。
67 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 22:14
>66
ジュリアード旧盤はCDになってますか?
68 :
名無しの笛の踊り:2001/06/21(木) 23:22
>>67 なってたけど
最近見ない。
新盤もええよ。
ラズモNO.3フィナーレのスピードはすごい。
69 :
1です。:2001/06/22(金) 00:07
こんなに盛り上がるとは本当に、意外でした。感謝します。
イタリアSQの16番最終楽章のゆっくりな店舗が好きです。
ズスケ盤がいいという意見は無いのですか?
最近絶版なのですが。
70 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 00:14
>>69 ズスケSQ(昔はベルリンSQとか言ってたっけ)、
端正な演奏だと思うけど、ちょっと渋すぎるかもね。
輸入盤を激安で買えるはず。
71 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 00:16
>>68 ラズモフスキー3番終楽章といえば、やはり
ブダペストSQの超絶的な遅さが忘れがたい。
>>56 >そういう古い録音は、ちゃんと弦楽器の音がするのでしょうか?
モノラルだけどLP時代の録音(1950年代)で良い音するんだよ
73 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 09:50
>>72 ヴェーグSQって、その頃からストラディヴァリ×4台でしたか?
私はステレオしか聴いてないですけど、さすがに楽器の響きからして
違いますよね。
室内楽は古い録音でも比較的聴きやすいからいいね。
75 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 10:32
ズスケQの、中古屋回ってやっと全部そろえたんだけど、後でよく
見たら確かにBerlin Classicsから バジェットで出てた。やれやれ。
で、今はやっぱり安い箱で買えるターリヒQを愛好。昔の団体みたいな
暖かさと現代的な機能性を兼備してると思う。
76 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 10:40
>>74 激しく同意。
ブッシュもそうだし、曲が違うので申し訳ないが、
だからこそカザルストリオも未だに「大公」の人気盤であるわけで
使用楽器は知りません。
でも、あなたはエライ。
ヴェーグQのステレオを聴いてるとは。
フランス・ヴァロア、またはAUDIVUSのCDでしょう。
僕も持っています。
演奏は技巧的にはモノラルのほうが断然すぐれていますが、
ステレオ盤はヴェーグの個性がより強く出ている。
↑73へのレスでした
79 :
名無しさん:2001/06/22(金) 13:01
>>72 なるほどー。いい音がするとは知りませんでした。食わず嫌いなり。
しかし、このスレでは昔のカルテットの話ばかり出てきますが、若いカルテット
のものはダメですか?何か良いのはないのでしょうか?
80 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 13:06
>>79 ほんとに古い四重奏団の名前ばかりで…
でも、エマーソン良くないしね
カルミナが録音すれば画期的なものになるのでは
81 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 13:09
前にも名前あがってたけど、古典四重奏団はどうですか?
82 :
名無しさん:2001/06/22(金) 13:23
>>81 確か暗譜で演奏するという・・・。CDは出てるのかな?
83 :
名無しさん:2001/06/22(金) 13:28
>>80 エマーソンのベートーヴェンはダメなんですか?”アメリカ”とかボロディンの2番を
入れたはCD好きなんですが・・・。
84 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 13:43
>>83 好きならいいんですよ
自分が感動できるかどうかです
85 :
名無しさん:2001/06/22(金) 14:08
>>84 まあそりゃ当然の前提ですね。わざわざ書き込まなくても・・・。
カルテットが好き(ベートーヴェンも好き)という人の集合内では
その他の集合と比較した場合、趣味が一致する部分が大きいと思われる
ので、他の人の意見を聞いてみることは為になるのでしょう。
仮に合わなくても人の意見を聞くこと自体面白いことですしね。
86 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 14:24
ところで玉川カルテットさんはどうしているのでしょう。
あの頃は楽しかった・・・
エマーソンのあとにイタリアーノ聞いたら
なんというのか立体感がまるきり違っていた。
>>玉川カルテットにはS・ハウと同タイプの
ギブソンを引いてるおっちゃんがいたような気がします。
88 :
名無しさん:2001/06/22(金) 15:13
89 :
87:2001/06/22(金) 15:24
>>88 おしえてくんでスマソ
帰りに探してみますが
「フォーグラー」とは?
晩年の弦楽四重奏とピアノソナタが
もし非合法に指定されたら
闇でも買い所持し常習いたします。
90 :
名無しさん23:2001/06/22(金) 15:57
91 :
87:2001/06/22(金) 16:02
>>90 有難うございます。
入手に心がけます。
検索してみたら日本の美人おねえちゃんと
共演の記事がでておりました。
92 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 17:11
イタリアの評価が高いのは意外だ
個人的にはベスト5は次のとおり
1.ヴェーグ(モノラル)
2.アルバン・ベルク(旧録)
3.ヴェーグ(ステレオ)
4.イタリア
5.アマデウス
93 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 17:53
15番第3楽章サイコー
94 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 22:06
14番はヴラフ・カルテット(親父さんの方ね)のが名演だと思います。
95 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 22:35
カペーがいいって、昔の人(あらえびすとか、プルーストも?)
よく逝ってますね。でも、実演はおろか状態の良いSPも入手できない
ので正直いってよく分かんないですよ。1927/1928年の録音って、
電気録音以前のアクースティック時代じゃなかった菓子ら。
E◎Iのリマスタリングって、なんか不吉な予感がするしNE。
ブッシュは戦後の録音もあるのでまだ我慢して聴く必要が少ないですけど。
縁なき衆生(にはなりたくないが)独り言でした。
96 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 22:57
>>95 EMIというか「逢魔が時」の復刻、意外といい音だよ。
演奏もこの時代のものとしてはあんまり古めかしさを
感じない。音程なんかも正確で感心するよ。
97 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 23:14
98 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 23:32
あのお、大カペーさまにケチをつけているわけじゃないのです。
よくよく練り込まれた解釈だと思います。
ただ、メンゲルベルクの演奏ほどではないにせよグリッサンド
(というと怒られるか、ポルタメントかな)つけて14番の冒頭を
弾かれると、ああ、時代の趣味って大きく変わったんだなあって
思うわけです。
99 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 23:42
>>99 たしかにそういう部分もあるね。でも全体としては、
ブッシュだとか、ウィーン系SQ(バリュリなど)の
方がよほど古めかしいんじゃないかな?
カペーのは、後期四重奏曲の前衛的なところがわりあい
よく出てる気がする。
100 :
名無しの笛の踊り:2001/06/22(金) 23:51
>>99賛江
あ?hあんぎやるど、と仰るのはどの辺りでせうか?
注意しながら聴いてみたいので、御教示賜れれば幸いですが。
(マジレスです)
101 :
いつでもどこでも名無しさん:2001/06/22(金) 23:51
ベートーヴェンのカルテットって実演で良いのに出会ったこと無いです(T.T)
この間のアルバンベルクもだめだったし・・・。
102 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 00:46
その昔ベートーヴェンSQと名乗った不遜な(^^;)四重奏団がありましたが現
在も存在するのでしょうか? 名前負けしちゃったのかなあ。
103 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 01:17
>>102 ショスタコーヴィチのSQをたくさん初演した団体だっけ?
104 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 06:53
>>102 44にがいしゅつです。
ロシア(というかソビエト連邦)らしく、とにかく
4人の腕っぷしの強さを感じる演奏でした。ファースト
ヴァイオリンは弾きすぎかも。
でも、名乗ってるだけのことはあり、作曲者への
強烈な思い入れはよくわかります。おすすめ。
105 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 07:15
>>98 時代の趣味っつうか、アメリカの趣味をみんな受け入れざるを得なかったからね。
106 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 10:30
ABQのは、やはり旧録の方がいいという人が多いようですね。
107 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 10:46
みなさんの話を読んで、ベートーヴェンの弦楽四重奏全集を
実際に購入したくなりました。弦楽四重奏は比較的あまり聴
かないんですが、お勧めの四重奏団をお願いいたします。
ちなみに、バイオリニストはアイザックスターンと前橋汀子
さんがお気に入りです。
108 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 13:12
↑ジュリアード、東京で決まり。
109 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 14:31
私はスメタナSQの3枚組(12-16、大フーガ)を
ブックオフで1500円で買って愛聴していますが
ここじゃ人気ないみたいですね。
110 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 18:01
>>109 DENONのデジタル録音は、技巧的な衰えが目立つ。
60年代のスプラフォンの録音は最高級の演奏だと思うよ。
111 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 22:38
>>108,109,110
推薦どうもありがとうございました!
では、ジュリアードか60年代スプラフォンのスメタナ
をあたりを捜してみます。これからも、色々アドバイ
スお願いいたします。
112 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 22:44
>>111 ジュリアードになさい。
なかったら東京ね。
113 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 22:53
Bondというカルテットが最高だと、今テレビで逝っていました。
114 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 23:10
115 :
名無しの笛の踊り:2001/06/23(土) 23:18
21世紀対応、超美形ストリング・クァルテット登場!
完璧なテクニックを身につけた美女4人組"ボンド"の
エレガントで情熱的でセクシーなセンセーション。
だそうだ。
116 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 09:16
21世紀対応といわれてもねえ。
ベートーヴェンなんて31世紀にも余裕で対応するから・・・
117 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 11:54
118 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 19:51
31世紀のベーさんか。一体どんな演奏様式になっているのかしら?
そもそも、現在名器と言われている楽器があと1000年持つかな?
119 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 20:11
人類がそれまでもつかどうかの方が心配だが・・・
ともかく人類が最後を迎えるその日まで、後期カルテットは
永遠の前衛音楽として逝き続けるであろう、なんてね。
120 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 23:46
ベートーヴェンの耳が聞こえなくなったことは有名な話です。確か第9
交響曲の初演には、耳が聞こえないベートーヴェンがにらみをきかせ
て、初演に立ち会った、と読んだことがあります。
さて、ベートーヴェンの耳が聞こえなくなって、完成された弦楽四重
奏曲はあるのでしょうか?そして、耳が聞こえなくなったことによっ
て、ベートーヴェンの後期(?)の弦楽四重奏曲に与えたもの(作曲技法
的なもの、や他精神的なもの)はどういうものだろうか、ということ
をお聞きしたいんですけども。
もし何かありましたら、色々意見をお聞きしたいです。宜しくお願い
いたします。
121 :
名無しの笛の踊り:2001/06/24(日) 23:58
>>120 ロマン・ロランによると、「ベートーヴェンの主要な作品のすべては
完全に聴覚を失った後に書かれた」ってことになってるんでは?
122 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 04:03
ベートーベンは耳が聞こえたんじゃなかったっけ?ただ重度の難聴だったというのは確からしいけど。
普通の人が聴こえる音が聞こえなかったりすることはあるけれど、聴こえる音もある。
123 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 10:47
>>112 東京カルテットは良くないと思うけどね
原田という人が第1Vnだった頃は良かったけど
124 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 10:53
125 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 19:58
ウンジャン>>>>>>>>>>>>>>>>>ぴひらー
126 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 19:59
シャンドル・ヴェーグ>>>>>>>>>>>>>>>>うんじゃん
127 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 20:00
お、気が着けば127げっと!
12番カルテット萌え!!!
128 :
名無しの笛の踊り:2001/06/25(月) 23:47
12番、でだしなんか、いいよね。
終楽章の最後のチェロの音域の高いこと。
129 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 03:21
>>128 終楽章のコーダ(Allegro comodo)がいきなりハ長調で
始まって、変イ長調、ホ長調を経由して変ホ長調に戻る
あたり、何かこの世ならぬ幻を見るような気がします。
というわけで次は130、13番お好きな人どうぞ。
130 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 10:27
ほんとは中期、ラズモフスキー3曲とハープ
が好きなんだけど。13番作品130を愛聴することにします。
131 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 21:24
107です。
今日とうとう、東京カルテットのベートーヴェン全集を買って
きました。
第3交響曲、第7交響曲の2楽章、ヴァイオリンコンチェルト、ま
た私がまだ体験したことのないベートーヴェンがこのCDで体験
できれば、と願っています。色々アドバイス有り難うございま
した。
132 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 22:19
132get
133 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 22:44
大フーガ最高!
134 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 22:49
>>131 107さん、多分気づいてないと思うけど、
17曲のカルテットの中で、最も(゚д゚)ウマーの番号をゲットしてますよ。
おめでとう!
第14番-作品131は別格だと思うのだが。
あれさえあれば、他の曲のCDやスコアが消失してもかまわないくらい・・・
136 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 22:55
わあん、Es muss sein!
137 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 22:59
あーあ、135取りたかったのにぃ・・・
でも、やっぱり1曲だけ選べと言われたら131でしょうね。
ヒデカズ師の結論もたしかそうだった。
138 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 23:22
139 :
名無しの笛の踊り:2001/06/26(火) 23:37
だれかの言い草ではないけど、
人生において、後期クァルテットを「初めて」聴く
愉しみが残ってるなんて、正直うらやましいですよね。
140 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 00:23
ヴェーグはいいなあ。カペーも良かった。ブタペストもいいよね。
アルバン・ベルク(旧)はそれなりに巧いけど、あまり感動はしなかった。
で、最も感動したのは、知り合いの人の家で聞かせてもらったレコードの
ヴェーグかな。冒頭始まって数秒で涙が出た。なんちゅう深い瞑想と
いうか...。うるさいオタが来ると鬱陶しいから、レスいらんけど、好きな
人は是非、機会を探してレコードで聞いてみることをおすすめします。
141 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 00:53
>>131 東京カルテット良くないって言ってるのになんで買うんだ
142 :
140:2001/06/27(水) 00:56
>>141 うむむ、やや同感。なんでまた、全集なんか...。一枚買って判断すれば
いいのに。
143 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 01:03
>>141 まあまあ、せっかく買ったんだから、いいじゃないですか・・・
ベルクよりはましでしょ。
144 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 01:13
108=112さん、責任重大っ!
145 :
140:2001/06/27(水) 01:14
>>143 そーだね。東京カルテットからはじめて、いろいろ他の演奏を聞くのも
これまた楽し。
146 :
130:2001/06/27(水) 01:15
いまターリッヒQの13番聴いてるけど、これいいね。
名演と言っていいのでは。お薦めです。
147 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 01:26
ビギナーなのですが、、、
ハーゲンってどうなんですか?
148 :
Gunther:2001/06/27(水) 05:13
Hagen, was tust du?
Was tatest du?
イタリアSQの「ハープ」&「ラズモフスキ」はどうですか。
150 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 09:15
東京カルテットの全集
もってっけど、
いいよ。
151 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 12:10
>>147 音は綺麗。ベートーヴェンは知らんが、ちと緩いし、あまり深みは
感じられない。
152 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 12:13
>>149 ベートーヴェンは知らん。悪くはないけど。別にあえて
買うほどのSQだろーか?(イタリアSQのことね)
153 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 12:35
東京SQの演奏は
最近出たものの中で、
たいへん新鮮でした。
154 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 13:32
原田幸一郎への思い入れが深いのでウンジャンの入ってる東京カルテット
はどうしてもダメだ
155 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 15:10
156 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 21:11
>>151-152
ベートーヴェン知らんくせに書くなヴォケ。
157 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 21:12
はいはい、想像や他の演奏からの類推や自分の勝手な思い入れじゃなく聞いた感想をお願いしますねーほんとにまったく。
158 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 21:12
159 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 21:14
>>152 聴いてもおらず知りもしないのに推測で書くヴァカ。
さらしあげ。
160 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 21:15
お前はアホか。
聞いてない人間が情報ほしがっとるんじゃヴォケ。
聞いてないくせに勝手なこと書くなっちゅうとんじゃヴォケ。
どたまかちわたろか。
161 :
160:2001/06/27(水) 21:16
誰にゆうたんかわからんよになった。
159にではない。
162 :
名無しの笛の踊り:2001/06/27(水) 23:54
東京カルテットのベートーヴェン全集を購入した107です。
>>134さん
どうもありがとうございます。さっそくopus131を聴いてみました。
しかし、まだまだ全体像を把握できない状態で、感想を述べるまで
にはいたっていません。徹底的に聴きまくって再度感想を述べたい
と思っています。(そのときは、よろしくお願いいたします。)
>>141,142さん。
一応何人かが推薦していたこともありますし、全集(CD9枚組)
で7000円で購入できましたし、バラで全集を集めるのは大変
かと思い、手っ取り早いということで購入しました。何か東京
カルテット以外でお勧めのものがありましたら、アドバイス
お願いいたします!
現在までに、初期の作品の一部、そして後期の作品の一部しか
聴いていません。(なんせ、9枚もCDがあるんですから)しかし、
個人的な感想としては、比較が不適切かもしれませんが、アル
バンベルグのドビュッシー/ラヴェルの弦楽四重奏などに比べ
る、何か東京カルテットは音が少々柔らかい印象があります。
(時代の異なる作曲家の作品を演奏しているからだと思います
が。またこの点は、スターンとパールマンのバイオリンの演奏
の違いにも個人的には感じます。)
本当にまだまだ聴きこんでいないですが、現在気に入っている
のは、opus130の6楽章(?)ですかね。この荒々しさが好きです。
もっと聴き込んでから、再度投稿する予定なので、そのときは
皆様からのアドバイスを期待しております。
163 :
151=152:2001/06/28(木) 00:54
>>156 157 159 160
別に推測は書いてねーよ。「ベートーヴェンは知らん」と書いてるだろー。
で、イタリアSQやハーゲンのベートーヴェンはいいのか?
ま、あんたらの気持ちも分かる。余計なレス、スマソ。
164 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 01:04
古典四重奏団のセットが
Brilliantで出たらなー。
165 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 04:46
>>162 107さん、全集購入おめでとうございます。新鮮かつ謙虚、
また正直なご感想、共感を持って読ませていただきました。
>本当にまだまだ聴きこんでいないですが、現在気に入っている
>のは、opus130の6楽章(?)ですかね。この荒々しさが好きです。
それってもしかしたら、Opus133、いわゆる「大フーガ」という
ものじゃないでしょうか?
あんまりあわてて全部聴いてしまうのはもったいないので、
10番「ハープ」、11番「セリオーソ」あたりから聴き始め、
ラズモフスキーに戻り、それからじっくりと後期の魅力に
浸っていかれたらよいのでないかと思います。
#いやいや、ほんとにうらやましくなってきたわ。
166 :
宣伝:2001/06/28(木) 04:56
167 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 12:25
>>162 ぜひラズモフスキーを。
荒々しさならNO.3のフィナーレ。
NO.2の1楽章。
個人的にはハープ萌〜
東京SQの1楽章終結部はスゲエ。
168 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 23:04
最初に買うCDとしておすすめはしないけれど、
巖本真理カルテットのベートーヴェンは実に
立派なものだと思いました。テクニックでは
欧米の若手SQにはるかに及ばないとしても、
そこに聴ける音楽の豊かさでは、いささかも
劣りません。なによりも、ベートーヴェンの
音楽の精神性に対するこれほど無条件な信頼
は、今の人たちでは、とても持ちえないもの
じゃないでしょうか。
169 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 23:18
170 :
名無しの笛の踊り:2001/06/28(木) 23:31
ハンガリーSQの大フーガ聴いた人ある?
タイで結ばれてる8分音符が分けて弾かれてたり、
あちこち変な音がしたりして、最初メンクラタよ。
171 :
名無しの笛の踊り:2001/06/29(金) 00:34
またまた、東京カルテットの全集を買った107です。
>>165, 167, 169どうもアドバイス有り難うございます。
>>本当にまだまだ聴きこんでいないですが、現在気に入っている
>>のは、opus130の6楽章(?)ですかね。この荒々しさが好きです。
>それってもしかしたら、Opus133、いわゆる「大フーガ」という
>ものじゃないでしょうか?
そうです!CDを再度確認したら、opus130が1曲から7曲と書いて
あるのかな、と読み違えました。その後に確かにGrande Fugaと
かいてあります。失礼しました。
この曲が気に入ったので、この曲を聴き込んでいますが、何か
この曲の始まりかたって挑戦的であり、ベートーヴェンの第9
交響曲の2楽章の始まりに似ているな、という印象を持ちまし
た。(まあ、両方付点音符(?)で始まっているようなので)
あと中間部の静かな部分が始まり、再度激しい各声部の弦順
番にトリルを演奏しているところで、特に高音部のトリル
などは、個人的にメシアンの「この世の終わりの四重奏曲」
を思い出します。
ちなみに、この曲はフーガというからには、対位法的な要
素が思いっきり使用されているのかな、と思いましたが、
実際に聴いてみて、バッハのフーガ技法などに比べ対位法
的な要素が少ないように感じました、
ところで、東京カルテットの大フーガを標準として考え
た場合、東京カルテットよりとても荒々しく大フーガを
演奏している弦楽四重奏団がありましたら、教えて欲し
いんです。(ところで、CD屋さんでCDを探しているとき、
バーンスタインの大フーガ何とか、というCDを見かけた
んですが、オーケストラ用の編曲版も存在するんですか?)
毎度のことですが、色々貴重なアドバイスをしていただき
大変感謝しています!
172 :
名無しの笛の踊り:2001/06/29(金) 01:16
今はどうか知りませんが音楽の「通」といわれる人はベートーヴェンの中期
の曲を嫌がり、後期の、それもとくに弦楽四重奏を好むというような雰囲気が
昔(20年以上前)あったような気がしますが、今はどうなんでしょ? その
ころベートーヴェン嫌いを自認していた鍵谷幸信が音友(かレコ芸)で
「あなたはベートーヴェンの第5交響曲を聴いたあとどういう気持ちになりま
すか?」というような戯けた質問を「通」といわれる人物に質問したとき、
「第5」に好意的な(^^;)回答をした人は一人もいませんでした。「口直しに
モーツァルトかバッハを聴きたくなる」「ベートーヴェンなら後期の弦楽四重
奏がいい」というような回答が多かった記憶があります。彼らの主張するとこ
ろは後期の弦楽四重奏はベートーヴェン特有のアクの強さが少なく、肩の力が
抜けている(変な表現ですが)ようなものだったと思いますが、私は当時ホン
マかいなと思ったものですし、40代半ばにさしかかった今はさらに賛成しが
たいです。ベートーヴェンは後期の作品でもその力強さはいささかも失われて
いませんから。
そうそう、私の好きな後期の弦楽四重奏ですが・・・・。
全楽章にわたって好きなのはいちばんおしまいの16番です。
個々の楽章では大フーガと差し替えられた13番の終楽章と15番の2、3
楽章。第2楽章はトリオの色彩的な音色に最初聴いたときびっくりしました。
3楽章は荘厳さと甘美さが渾然一体となった「神に捧げる感謝の歌」。
173 :
名無しの笛の踊り:2001/06/29(金) 01:52
力強いが力みが無い。よって力みを嫌がる人に受け入れられやすい。
174 :
名無しの笛の踊り:2001/07/03(火) 20:17
ベートーベンって
ツンボだったんだなあ
相田みつを
175 :
名無しの笛の踊り:2001/07/03(火) 22:17
>>174 ちゃんと「聴覚障害者」「耳の不自由な人」と書け!
176 :
名無しの笛の踊り:2001/07/05(木) 05:11
177 :
名無しの笛の踊り:2001/07/05(木) 05:49
Es muss sein!
14番嬰ハ短調は、「第九」以後のベートーヴェンが新たに到達した、また長生きして
いたら到達したであろう世界を垣間見せてくれるね。
全く独自の世界だ・・・
179 :
名無しの笛の踊り:2001/07/06(金) 17:58
あ、そう。
180 :
名無しの笛の踊り:2001/07/06(金) 19:09
>>178 んなこといちいち2ちゃんで書くなよ。
子供まるだしやじ!
そういうことは、猫に行ってやりなよ。
matsumoのHPとかな〜
181 :
名無しの笛の踊り:2001/07/06(金) 22:24
182 :
名無しの笛の踊り:
おまえモナー