1 :
ZENO:
教えて・・・
適当にランキング付けしていきます。
2 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 02:21
ノモスガンマ by クセナキス
3 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 02:33
テクノ・エチュード by 田中カレン
4 :
ZENO:2001/02/11(日) 02:42
僕のオススメ
「世界の車窓から」のテーマ
「ツイスター」のテーマ
「ジュラシックパーク」
「エアフォースワン」のテーマ
「映像の21世紀のテーマ−パリは燃えているか−」
「世紀を越えてのテーマ」
これらの曲は鳥肌が立つ。
あと現代音楽はゲームの世界でものすごいものが生まれているよ。
とりあえずクロノトリガーのサントラは大傑作。名盤だね。
それと今日BSでやってたミュージックラウンジという番組で
葉加瀬太郎が演奏してた曲も一度聴いたときから虜になっていました。
曲名教えてけろ。
5 :
花と名無しさん:2001/02/11(日) 02:48
>>4 >「−パリは燃えているか−」
映画音楽の同タイトルの曲とは違うの?
6 :
うにうに:2001/02/11(日) 02:49
イタイからやめてくれ。
9 :
ZENO:2001/02/11(日) 02:55
>>3 テクノという単語にビビッと反応してちょっとばかし
"田中カレン"というキーワードをヤフーにかけましたら
81件ほど出ました。
テクノ音楽はあの宇宙的神秘的無機質的なところが好きなんですが
てきとう自己満足的な曲が多いのも特徴です。
テクノ・エチュードはただ今聴けるところを探索中ですが
いかんせん僕はひねくれてますから・・・ね
10 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 02:55
ダメだこりゃ。現代音楽の定義から始めなきゃ。
11 :
ZENO:2001/02/11(日) 02:57
久石はもう落ちてきてる感じがする。
曲が印象的でない。"キッズリターン"の頃が最盛期だった気がする。
皆さんはどう思われます?
誰に向けたスレなんだ。板違い痛すぎる。
13 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 03:22
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < いったんCM入りま〜す
´∀`/ \__________
__/|Y/\
Ё|__ | / |
| У |
14 :
>1:2001/02/11(日) 06:05
15 :
▽・w・▽:2001/02/11(日) 08:55
感動できんが面白さだけで言ったらベリオ、セクエンツェアV
17 :
ZENO:2001/02/11(日) 11:34
>14
曲名をおしえてください。
あとワーズワースの冒険のテーマ曲だったスカボロフィアーもなかなか。
>>4にあげたものには並びませんがなかなか独特な旋律です。
それと4で挙げてた葉加瀬太郎が弾いてた"僕を感動させた"名曲が
わかりました。
それは"Etupirka"とゆうそうです。
聴いたときから、この旋律は日本人が作ったことがわかってたけど
まさか葉加瀬自信が作曲とは!!
このおっさんすげぇなって思った。
僕が自信をもってオススメします。ぜひ聞いてみてください。
18 :
▽・w・▽:2001/02/11(日) 11:39
あーいいよねーエトピリカ。
19 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 11:55
坂本龍一はもう立派なクラシックですよね?
タワーレコードではクラシックのコーナーにもCDが並んでいますから?
いちばん好きなのは「f」っていう曲です。
20 :
ZENO:2001/02/11(日) 11:56
でも始めと終わりの間の繋ぎ部分がちょっと凹みぎみかな・・・
カルメンやカノンは始めから終わりまで完璧な旋律。
でもカルメンって"綺麗な曲"じゃないからかあんま人気ないよね。
でもカノンは一番人気あるクラシック音楽じゃないの?
あと繋ぎ部分が最悪で、テレビなどじゃ絶対最初のほうしか
使われないのがピアノ協奏曲1番。
21 :
ZENO:2001/02/11(日) 11:58
>19
黒鍵盤だけで弾ける「戦場のクリスマス」も名曲だよね。
名曲って大体が何でこんな簡単な旋律が今まで発掘されなかったんだろ
ってのが多いよね。ほんと才能を感じさせてくれるね。
現代音楽の定義をしよう。
1.ポピュラー、ジャズ、エスニック(民族系)、純音楽等、現代に作られた音楽一般。
2.後期ヴェーベルン派に代表される様な前衛音楽、実験音楽を経た、所謂純音楽に限定した音楽。
通常は2を現代音楽という。
現在ではそのジャンルも流動的になっているとはいえ、未だ固有性を持って保守的なスタンスであるのが現状。
まあ、作曲家でジャンル付けではなく、音楽作品毎に区切るのが普通ですけど。
一応、上に挙げられた作曲家、作品を分けるとすると……
1.
・「世界の車窓から」のテーマ
・「ツイスター」のテーマ
・「ジュラシックパーク」
・「映像の21世紀のテーマ−パリは燃えているか−」
・クロノトリガーのサントラ
・久石譲氏(学生時代を除いて殆ど純音楽は作っていない。)
・葉加瀬太郎氏(芸大時代からポピュラーよりな人。)
・f(坂本龍一)(やはり構造的な弱さがある。)
・戦場のメリークリスマス(坂本龍一)(映画音楽です。)
・坂本龍一氏(イメージ的(学歴が影響?)に純音楽に近い印象があるが、作品はポピュラー系の人。)
2.
・ノモスガンマ(クセナキス)
・セクエンツァ(ベリオ)
僕が知らない人・作品
・テクノ・エチュード(田中カレン)
・「世紀を越えてのテーマ」
・「エアフォースワン」のテーマ
・ワーズワースの冒険のテーマ曲だったスカボロフィアー(←サイモン?)
>>20のコメントは誰を指しているのか分からず。
>>22 てくのえちゅーどはむかいやまともこがひいています。もちろん2です。
24 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 23:24
>>17 曲名 : 老人と子供のポルカ
歌っているのは : 左卜全 (ひだり ぼくぜん) と ひまわりキティーズ
25 :
名無しの笛の踊り:2001/02/11(日) 23:28
リゲティ :「ヴァイオリン協奏曲」
べりオ :「シンフォニア」
ノーノ :「プロメテオ」
クセナキス:「ペルセポリス」
26 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 00:15
ライヒ「Different Trains」
27 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 00:58
George Crumb: An Idyll fot the Misbegotten
28 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 01:03
Luciano Berio: Sequenza VII for oboe solo
曲名だけじゃなくてさ、ここがよかったとか、書こうよ。
現代音楽に限って(w
30 :
名無しさん@電話にはでんわ:2001/02/12(月) 01:34
現代音楽ってジャンルがなんでクラッシックの
カテゴリなのかがわからん。
31 :
ZENO:2001/02/12(月) 01:44
NHKはテクノ音楽の宝庫ですよね。
激しいシンセの旋律で、とてもおじいさんが作っているような音楽じゃない。
こおゆう曲の詰まったCDってないんでしょうかね。
ところで僕は「神々の歌のテーマ」も最高に好きです。
あとおとついBSであったミュージックラウンジという番組はエンヤや民族音楽など
ほとんど全てが僕の感動する曲でした。
普通民族音楽は掛け声とかが人間臭くてウザく感じてしまうんですが
これで聴いたやつはまさに自然の音って感じで良かった。
この番組見た方いらっしゃいません?
これらも、うにうにさんが教えてくれた定義の1に値するものなんでしょうね。
僕は1のほうが好きだな。2は大人しくて性に合わないです。
>>24さん
今聴きましたが、何だか一人で聴くのは恥ずかしいです・・・
でもこおゆう懐かしい曲は嫌いではありません。
32 :
ホワイトアルバムさん:2001/02/12(月) 01:45
現代の商業音楽と現代の芸術音楽の違いかね。
しょせんジョンのやってたRevolution9もポップスかね
33 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 01:54
作曲上の理論だけを重視したのじゃなくて、
ステレオ装置(の立体音響)を表現に活用してて、しかもメロディもきれいな
現代音楽(上の定義の2に属するような)ってないでしょうか?
34 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 02:58
> 33
シュトックハウゼンの一連の空間音楽を始め、楽器やスピーカーの
特殊な配置によって立体的な音響空間を生成しようと試みた作品は
山ほどありますが、メロディが奇麗ということでは、ブーレーズの
「レポン」あたりでしょうか? 作品本来の音場空間はCDでは到底
再現不可能ですが。
ステレオの効果で音響移動が楽しめる作品ということでは、
電子音楽でシュトックハウゼンの「コンタクテ」やベリオの
「ヴィサージュ」あたりは如何? 美しいとは言い難いですが、
楽しい作品ですよ。
テープ音楽やライブエレクトロニクスでは、現在まともな人はスピーカー2個でしかやりません。
レポンもそうですけど、スピーカーが多くなると席によって聴こえにばらつきが多いからです。
まあ時折出てくるテープヲタクは聴衆の席周りをスピーカーで取り囲んで満足そうに流してますが(笑)。
メロディに頼らないで響きや余韻を楽しむと現代音楽も面白いですよ。
36 :
名無しの笛の踊り:2001/02/12(月) 09:52
アルディッティSQが演奏したフランシスコ・ゲレーロの「ザイン」のCD、
凄く良かったです。込み入ったテクスチュアと表出力の激しさ。演奏も
見事の一語で、最近の現代曲でこんなに感動したのは稀です。
この作曲家では以前、管弦楽曲の「サハラ」を聴いたことがありますが、
他にもCDが出ていたら是非教えて下さい。
37 :
> 36:2001/02/15(木) 00:05
6月にオケものを集めたCDが出るよ。9月にリリースされるクセナキスの
オーケストラ作品集第2弾と並んで、今年の現代音楽系リリースの目玉だ
ね。
収録曲は:
Coma Berenices (1996)
Ariadna (1984)
Sahara (1991)
Oleada (1993)
Antar-Atman (1984)
レーベルはcol legno。 ここはIMS が取扱いを始めたから、今までより格
段に手に入れやすくなっていると思うけど、店頭で見つけられなかったら
インターネット通版で買うべし。
38 :
名無しの笛の踊り:2001/02/15(木) 00:29
France-HMからブーレーズ、ベリオ、シュトックハウゼンの三羽カラスを
セットにした3枚組が安く出ていて、音もよいからオーディオ的
興味から入門するのも悪くない。
>>37 ありがとう!Coma Berenicesは未完なので誰が補筆したんだろうね?それでは、今からニューヨークにいってくるね!
40 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:2001/02/15(木) 02:53
グレツキの交3番でも聞いてれば?
とりあえず聞きやすいだろ。
っていうかUKポップチャート入りしたのは有名だな。
>>22 「世紀を越えてのテーマ」は久石だろ?
田中カレン知らないのはイタイ
>>28 Zbのほうが好きだ。
41 :
36:2001/02/15(木) 22:47
37さん、有り難うございます。
言われてみれば、ゲレーロの管弦楽曲集、col legnoのHPに
載っていたのを思い出しました。発売が待ち遠しいです。
Coma BerenicesはALMAVIVAからもCD化されているようですね。
これも近々聴いてみます。
col legnoのCDは結構持っていますが、大抵ドイツのADORIで
買っています。日本の店よりも安いし、早く入手出来るので
いいです。
42 :
名無しの笛の踊り:2001/02/16(金) 00:09
Schnittke「Collected Songs Where Every Verse Is Filled with Grief」
43 :
名無しの笛の踊り:2001/02/23(金) 03:09
>>40 「田中カレン/星のどうぶつたち」を買ったよ。
子供のための曲って言うのもあるのか、聴きやすいし、綺麗なメロディーを持った
曲集だね。
厨房といわれるのを覚悟で、ライヒ「18人の音楽家のための音楽」
45 :
名無しの笛の踊り:2001/02/24(土) 01:00
ペルトならわかりやすいだろ。
46 :
名無しの笛の踊り:2001/02/24(土) 01:11
黛敏郎の涅槃交響曲しかないでしょう。
これを生で聴いて感動しなかったらおかしい。
去年の出光賞で聴いた黛のオペラ金閣寺も凄かった。
いつもの岩城と思えない凄まじい名演!失禁しそうだった。
なんといっても感動したかったら生演奏をたくさん聞くことでしょう。
滅多に無いけど、そのうち感動できます。
感動できるか出来ないかは、演奏にもよると思う。
47 :
名無しの笛の踊り:2001/03/17(土) 19:48
突然、すいません。私は、ベートーヴェンもモーツァルトもシューベルトもシューマンもブラームスも皆好きです。しかし、最近のアルフレッド・シュニトケとか、ジョン・ケージとかは、確かに素晴らしいと納得する面もなくはないですが、前述のような古典作曲家と違って、聴いててα波が出るような音楽ではないと思います。簡単に言えば、聴き心地が良くないです。まあ、商業主義とあくまで袂を分かつように、純粋に芸術としての音楽を特権化しようとした結果があのような作品を生み出したのでしょうが、あまりにも主観的で、逆に陰湿な宗教っぽい感じを受けます。現代音楽が、あのような方向に向わざるを得なかったのは、残念な事だと思いますが、資本主義がこのまま継続する限り、芸術は「特権化」を免れず、このまま退化の一途を辿るしかないのでしょうか?芸術が、一般人と更に引き離されつつある中で、今後も「特殊化」してまで芸術を保護することに如何なる希望と意味があるでしょうか?今後、日本の音楽界を担う皆さんに、これからの芸術家の有り方について、御意見を伺えたら幸いです。
>>47 >前述のような古典作曲家と違って、聴いててα波が出るような音楽ではない
と思います。簡単に言えば、聴き心地が良くないです。
あなたの主観を本質と結び付けた様な言い方は、おかしいのでは?
>商業主義とあくまで袂を分かつように、純粋に芸術としての音楽を特権化しようと
した結果があのような作品を生み出したのでしょうが、
ちょっと歴史認識に欠けるのでは?
例えば、商業主義の雄ビートルズに基く作品を書く作曲家は少なくありません。
ベリオらの作品リストを探してみてはどうですか?
ちなみに、19世紀後期〜20世紀初期〜第二次大戦辺りの音楽を聴けば、その音楽的
変化は極めてゆるやかです。別に突然変異でも何でもないです。
>芸術は「特権化」を免れず、このまま退化の一途を辿るしかないのでしょうか?
芸術が、一般人と更に引き離されつつある中で、今後も「特殊化」してまで芸術を
保護することに如何なる希望と意味があるでしょうか?
あなたの『芸術』という語感の認識に問題があると思います。
『Art』とは、『(自然が作る海、森林等の物に対して)人間の作る物』という意味
でしかありません。
また、ボーダーレスが叫ばれる現在ですが、音楽においても同様です。
芸術音楽で生まれた概念が商業音楽へと渡る事は茶飯事です。勿論逆も然り。
芸術音楽と商業音楽という風に区別するのはもうそろそろ限界だと思います。
商業音楽でも芸術を表現する事は可能だし、芸術音楽側でも商業的なアプローチは
多く為されています。
49 :
あ:2001/03/18(日) 02:45
>47
あなたがどう思おうが、
現代の芸術は現代という時代を反映してるわけで、
もう主観、もっといえば理解力の問題。
ベルリオーズやらワグナーやらも同じ批判を受けてる。
階級社会で一部の金持ちが気に入ったやつに金を出すのと、
民主社会で国家が文化に予算支出するのとどちらがお好み?
本題。
おれは、ジェラール・グリゼイの
L'Espaces acoustiques
Vortex Temporum
が大好き。
長生きして欲しかったぜ、まったく。
50 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 03:08
>>49 に激しき胴衣。
音楽家(芸術家)ってその時代の本質をとらえるものじゃないのかな
51 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 05:18
>例えば、商業主義の雄ビートルズに基く作品を書く作曲家は少なくありません。 芸術音楽と商業音楽という風に区別するのはもうそろそろ限界だと思います。
うん、その通りですね。
>芸術音楽と商業音楽という風に区別するのはもうそろそろ限界だと思います。
>商業音楽でも芸術を表現する事は可能だし、芸術音楽側でも商業的なアプローチは
>多く為されています。
商業音楽と芸術音楽の区別がなくなってきたことは正しいと思います。というよりも、交換経済の中に音楽が取り込まれて、もはや音楽もより利益を向上させる手段の1つ、1ビジネスと化してしまったからです。しかし、それは芸術としての音楽の退化だと思います。商業音楽とは同質の物を再生産する事によって大衆の心を掴み利益確保を狙う権威的な主体ですから、そのような中で音楽が今までのような節度を保って生き延びる事ができるという考えは、Utopianだと思います。商業的な価値観が音楽に内包されている限り、オリジナリティーの損失は免れません。それを忌避し、ジョン・ケージなどが極度にマニアックに走ったのでしょうが、明らかに無理をしていると思います。
>あなたの『芸術』という語感の認識に問題があると思います。
私の言った「芸術」とは、もっと狭義な意味での「芸術」です。ラテン語の「ars」という原義は「(経験によって培われた)技術」という意味で、あなたのおっしゃる通り自然との対比で使われますが、現代において「芸術」は、もっとSpecificで倫理的なものとしての意味も持っていますから、その文脈で語った方が適切だと思います。
なんで、ゲンダイ音楽ネタになると、
こーやって「長文君」がわらわらと出てくるの?
53 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 05:30
>現代の芸術は現代という時代を反映してるわけで、
そうですね。だからこそ、現在の社会の停滞と全体性が、倫理的な物の価値(質的な価値)を商品価値(量的な価値)に落としこむ暴力を個人は寛容視しているのでしょう。でも、それはただの無知だと思います。
54 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 08:10
私は47ではありませんが、48さんの回答が良く分からなかったので質問。
>芸術音楽と商業音楽という風に区別するのはもうそろそろ限界だと思います。
これは基本的にそのとおりだと思うけど、結局、芸術の特権化、政府による保護
は必要ないということ?全てが商業主義音楽になって、売れるか売れないかで
判断されてもいいっていうことなの?それとも作品内容による区別はできなくても
社会的な枠組みとして、芸術の特権化は必要なのかな?
55 :
名盤さん:2001/03/18(日) 08:30
>>54 質問の前半の意味が無謀過ぎる。
何で『商業音楽=売れるか売れないかで判断』なんだよ?
市場経済で政府が介入する意味を考えろ。
公権力による芸術の保護云々については、近代になってから様々な形
で論じられてるが、結局どの意見もぱっとしない。
資本主義と共産主義のどちらが優れているか?
という質問に似た様な物であって、机上でいくら語り合っても無駄。
結局、日欧においては、両方の長所を取り入れた修正資本主義的な
価値観が現在は主流な訳だから、『芸術保護云々』の問題にもそれを
適用するのが常識だろ。
後半の
>作品内容による区別はできなくても 社会的な枠組みとして、芸術の特権化は必要なのかな?
が大体正しい所だろう。
56 :
あ:2001/03/18(日) 10:14
>53
>現在の社会の停滞と全体性が、倫理的な物の価値
>(質的な価値)を商品価値(量的な価値)に落としこむ暴力を
>個人は寛容視している
言いたい事が不明。文法的に主語が2回ある。
一応善意に読んでるつもりだが。
理解できる範囲でいうと、
芸術家もバカじゃない限り、
作品の質的価値と経済的価値を分離して、
前者をアピールする手段として、後者を使うはず。
それを堕落というのはナイーヴな議論。
ゲージュツカはカスミを食って生きてるわけじゃないぞ。
R・シュトラウスやプッチーニを見よ。
57 :
名盤さん:2001/03/18(日) 11:00
あさん。
紳士的なイメージがどんどん崩れていくぞ(笑)。
いや別に言ってる事は正しいんだけどね。
58 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 11:40
>>47 シュニトケやケージでもα波出る人はいる。48の言う通り。
>>51 芸術はビジネスと結びつくと退化するとか、芸術という概念に倫理的な意味あいが
あるとか、そういうことは言い切れないと思うよ。51の芸術概念が狭すぎるような
気がするんだけど。
>>54 そういうことを議論しても、仕方ない気がする。なるようにしかならない。
それが悪いといってみてもねえ・・・
59 :
名無しの笛の踊り:2001/03/18(日) 17:01
>あさん
「個人は」が主部で、その上のは全て名詞節です。判りにくかったですね。「個人は」を始めに持ってきて考えてください。
>芸術家もバカじゃない限り、
>作品の質的価値と経済的価値を分離して、
>前者をアピールする手段として、後者を使うはず。
すいません、おっしゃる意味が判りません。作品の価値を「分離」するとは、どういうことですか?
>>58 >シュニトケやケージでもα波出る人はいる。
それは、そうかもしれない。但し、彼らの音楽は、一部のインテレクチャルをターゲットととした閉鎖的なもののように感じます。芸術を意識的に「特権化」して、オーディエンスを絞り込んでいるという感が拭えず、それが時々でスノッブじみて、イヤらしく聞こえます。
>芸術はビジネスと結びつくと退化するとか、芸術という概念に倫理的な意味あいがあるとか、そういうことは言い切れないと思うよ。
どこまでが芸術でどこまでがそうではないかというはっきりした境界線など存在しませんが、そうかといって「美学」としての芸術という伝統的な考え方は捨てきれませんし、その考え方があるからこそ、作品の「質的」な価値が保たれるのだと思います。しかし、そこで問題なのは、現代において、美学としての芸術音楽に固守し、それを「特権化」して考えている人間は、純粋に作品を作りたいという意識から作るのではなく、商業音楽との対比において、いかに、量的なモノに還元されない、特殊で「異質」な作品を作ることができるかということに意識が傾いている点です。実は、そこで「芸術音楽」はインヴァートされてしまってるというのが私の考えです。資本主義の煽りを受けないように、芸術音楽を「特権化」するやいなや、それは即座に資本主義の枠組に従属されて「質」を誇るカルト集団として、最終的に、量的なモノに還元されてしまう。では、彼らの存在価値は一体なんだったのか?現代においては、「特権化」を図らない限り芸術を救う手口はないのか?そして、現代において(狭義の意味での)「芸術家」なるものは果たして存在するのだろうか?可能性として存在するなら、どういう形式で可能か?それが、私の疑問です。長くなって申し訳ありません。
すいません。
名前を書き忘れました。
47=51=59です。
>>52 美術鑑賞板の蘊蓄君が「俺の出番」とばかりに騒ぐからじゃないの?
空気が一緒。
62 :
アンダルシアの犬:2001/03/18(日) 18:08
でも、47=51=59さんにはきいてみたい。
ところで、ウォーホルやリキテンスタインが
キャンベルスープの缶詰やミッキーマウスを
題材にしたことについて如何思われますか?
63 :
名盤さん:2001/03/18(日) 22:41
47=51=59よ、まずはちゃんと改行しろ。読みにくさに限り無し。
>>彼らの音楽は、一部のインテレクチャルをターゲットととした閉鎖的なものの
>>ように感じます。
>>芸術を意識的に「特権化」して、オーディエンスを絞り込んでいるという感が拭えず、
>>それが時々でスノッブじみて、イヤらしく聞こえます。
だからどうして君の主観と本質とを結び付けるんだよ。
>>それはそうかもしれない。
って書いた時点で話はもう終わり。君1人の感性よりもその他大勢の感性の方が重要だ。
あと、一つ言うと、君の嗜好する芸術観に基く音楽など今の今まで一度も作られた事は無い。
つまり、君の言う問題は現代音楽の問題では無いという事だ。
あるなら教えてくれよ。
64 :
あ:2001/03/18(日) 23:03
>47=51=59
わかりませんか?意外。書きようの問題か?
59における56からの引用は、
あなたの53からの引用を言い換えただけだが。
端的にいえば、あなたの言う特権的な音楽を書いてる作曲家だって、
崇高な作品を書いたときにも、それで所得を得てるってこと。
でも、本人にしたって、だから作品の質がそれで下がるとは思わないはず。
そもそも、”特権化”っていうけど、
日本やアメリカのポピュラー音楽だって、
世界的に見たら少なくとも、
1.物理的に聴けない、
2.聞いても文化が違うから好きになれない、
という2つのレベルで特権化されており、
ケージやシュニトケとは特権化の度合いの違いに過ぎない。
(ちなみにこの両者はかなり広範に理解する”特権”が得られる音楽では?)
そもそも、47では、音楽の2極分化を嘆いているが、51ではそれを
否定する見方に同意している。
こりゃ驚きだ。でも、47があなたの真意っぽい。59から判断して。
でも、59における、58に対するあなたの回答は、答えになってない。
ビジネスは芸術の価値を貶めるのかという問いに、
ハナから、資本主義を悪いものという前提で議論しているから。
それはあなたの、それこそ倫理観の問題。
65 :
あ:2001/03/18(日) 23:07
64は何も省略されてません。
間違って無駄にクリックして、時間を無駄にせぬよう(藁
おれのこと紳士って思ってくれてるやつがいるぞ。
理屈を述べるからって紳士とは限りません。(大藁
66 :
名盤さん:2001/03/18(日) 23:09
>>47=51=59
君みたいな思考回路の事を芸術至上主義という。
芸術は芸術為のみ存在するという志向ですな。
いわば、極右思想を持つ人間の様なものさ。自覚はあるかい?
67 :
名無しの笛の踊り:2001/03/19(月) 00:12
エドガー・ヴァレーズの「電離」。数々の打楽器が楽しい。高校の音楽の教科書
(音楽の友社)にある<鑑賞>ページで紹介されてた。
68 :
名無しの笛の踊り:2001/03/19(月) 00:14
ジェフスキ/パニュルジュの羊(付和雷同するもの)
音の圧倒的エネルギーに感動。
こういう音楽もありなのかと思ったものです。中学生の時ね。
70 :
あ:2001/03/19(月) 00:35
えっ、イオニザシオンは学校鑑賞曲なのか。
よろしい時代ですな…
おれの高校では、非常勤の先生が、
単に個人的趣味でノーノ聴かしてくれたぞ。
たしか、エピターフ。
マニアよのう。
71 :
名無しの笛の踊り:2001/03/19(月) 00:45
>53 56 59 66 そのあたり
「商業主義」の「芸術音楽」に与える影響というのは(そして、その他の
音楽にも)単純に2極分立では済まされない深刻なものがあると思います。
昔、近藤譲さんの著書を読んでそう思いました。
(音楽の種子、エピスメーテー叢書 朝日出版社刊)
今でも入手可能かわかりませんが・・・
72 :
71だよ:2001/03/19(月) 00:48
>70
私は高校の音楽鑑賞でミログリオとかいうあまりメジャーでない
作曲家の曲を聴かされた。それで現代音楽に開眼・・・・
すればよかったのだが、つまんない曲だったので開眼は
大学に入学してからに持ち越されたのであった。
73 :
名無しの笛の踊り:2001/03/19(月) 01:04
74 :
68:2001/03/19(月) 02:00
>>69 ジェフスキと仲間達みたいなものだったと思う(うる覚え)
「現代の音楽」で聴いたんだ。
75 :
68:2001/03/19(月) 02:01
>>70 俺の頃の高校の教科書にもケージのフォンタナミックスの楽譜
載ってたよ。
>74=68
真面目に聞いてなんだけど、流行ってるの?>うる覚え
どこかのスレで局地的に使われてる方言2ch語?
77 :
68:2001/03/19(月) 02:03
>>70 その非常勤の講師さんって良いですな(笑)
ベートーヴェンだ、モーツァルトだより、ノーノ、シュトックハウゼン
でガツンと逝ってほしいものです(笑)
78 :
74:2001/03/19(月) 02:05
普通に使わない?「うる覚え」って。
79 :
78:2001/03/19(月) 02:26
「うる憶え」か
80 :
71だよ:2001/03/19(月) 08:02
>73
「開眼」の方はあまり記憶が定かでないんです。(20年以上前なので)
武満さんの「ノヴェンバー・ステップス」か、クセナキスの「ノモス・ガンマ」
だったような・・・
>74,78,79
ふつうは「うろ覚え」っていうんじゃないかな。
81 :
名無しの笛の踊り:2001/03/19(月) 23:15
ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲を聴くと元気が出る。
82 :
だぁー:2001/03/20(火) 04:17
>>80 ふつうは「うろ覚え」っていうんじゃないかな。
goo(goo.ne.jp, not goo.co.jp)の辞書で調べた
「うろ覚え」だったな。欝、氏もう。
「うる覚え」は、「ガイシュツ」に続き2ch用語と言うことで
83 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 04:18
>>83 むかし一柳=高橋(悠)のデュオで聴いた。
自作自演CDも出ているね(ソロとデュオ)。熱いね。
85 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 09:41
81 ->
>>83 了解。
ソラブジの「オーパス・クラヴィチェンバリスティクム」
も一度通しで聴ける時間がほしい!(マッジの)
86 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 09:49
シュトックハウゼンの「コントラ・プンクテ」ってCDで出てます?
だれか教えてください。
87 :
あ:2001/03/20(火) 10:02
88 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 10:19
>>87 あった、あった、ありがとうゴザイマス。
でも、これって1枚6000くらいする高いやつですね。
まだ、余裕で売れ残っているかも。見てこようっと。
(あと、プスールの「あなたのファウスト」関連も探してます。)
89 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 10:26
90 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 18:03
>>87 さん
>>89 さん、ありがとう!
10年ぶりに聴きましたよ。20世紀のコントラプンクトゥス。
感動。"stop"もよかった。
91 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 18:34
ベルント・アロイス・ツィマーマンなんかも良いよ。
ときどき、思い出したように、BachやBeethovenがでてくる。
92 :
83:2001/03/20(火) 20:22
>>84 あれ、2台ピアノ?のばーじょんてあったんでしたっけ?
拙者が、書いたのは、これっすよ、
Rzewski/ Winnsboro cotton mill blues (from 4 North American Ballads)
93 :
83:2001/03/20(火) 20:23
>>84 自作自演は、昔FMで聴いたことあったなぁ。
94 :
名無しの笛の踊り:2001/03/20(火) 20:37
Λ_Λ
( ・∀・)//〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( つ つ αααααααααααα ♪
ノ ノ) )\〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(__)(_)
ゲンダイ音楽でα波!
Cantus articusなぞ、良いのではと。
95 :
あ:2001/03/20(火) 22:31
>88
昔ウェルゴからLPで出てました。
WER60039
ただし、抜粋というか編作というか。
Jeu de Miroirs de Votre Faustってやつです。
96 :
84:2001/03/20(火) 22:42
>>83 連弾版もあるよ。楽譜見たことないけど。
CDだと、RzewskiとU.Oppensのがある。
F.Rzewski"Night Crossing"(Music&Arts CD-988)、1997
タワレコ行けばあるよ。
97 :
名無しの笛の踊り:2001/03/21(水) 02:08
なんだか、マターリしていいカンジなんでここはひとつ新曲を。。。
ルトスワフスキ「チェロ協奏曲」
一連の交響曲(特に第三番)も捨てがたいけどネ。。。。
98 :
92 & 94:2001/03/21(水) 02:12
>>83 ありがとンヌ
東京タワーに逝ってみるか
石○にポルトガル音楽のCD沢山入荷したてのも逝ってみたいンヌ
99 :
98:2001/03/21(水) 02:17
一応、ゲンダイ音楽の範疇だと思うのだが、
ジョリ・ブラガ・サントスに萌えなのだ
100 :
100:2001/03/21(水) 02:43
トゥーラソガリラはこのすれにいれちゃってOK?
オンドマルトノ実物診たい。
101 :
あ:2001/03/21(水) 11:27
>98
それってPortgalsom?
なかなか買えんかったよねー。
ひっそりと、ヌネスとかのCD出てるし。
ところで、最近、トリスタン・ミュライユって
何してるの?オンディストの活動だけ?
情報希望。
102 :
名無しの笛の踊り:2001/03/21(水) 19:45
>97
ルトスワフスキのチェロ協奏曲はいろんな録音がありますね。
私はロストロさんのが一番好き。
103 :
名無しの笛の踊り:2001/03/22(木) 00:06
ボリス・ブラッハー
リズムの作曲家(もと建築家)
抽象オペラ、カッコイイ!
104 :
97:2001/03/22(木) 02:03
>>102 やっぱ初演者だしね〜
ところでそのCDはディティーユのチェロコンと一緒になってる
CDです!?
>>101ミュライユはコロンビア大学にてひっそりと余生を送っております。
Metierからピアノソロ全集が出る予定です。ピアニストはMarilyn Nonken。
106 :
59:2001/03/22(木) 08:04
レスが遅れてすいません。
>アンダルシアの犬さん
>ウォーホルやリキテンスタインがキャンベルスープの缶詰やミッキーマウスを 題材にしたことについて如何思われますか?
私は美術鑑賞板の住人ではないので込み入ったコメントは控えさせていただきますが、キャンベルスープなどは実際に目にしてみても、だからどうしたという印象でした。複写,再生産などによるメディアの権力化、一般人への浸透を良く表わしているとは思いますが。
>あさん
>端的にいえば、あなたの言う特権的な音楽を書いてる作曲家だって、
>崇高な作品を書いたときにも、それで所得を得てるってこと。
その通りですね。所得があること自体を問題にしている訳ではありません。それは、芸術家の個人意識と大衆意識が一致したという事であり、前者が後者に屈したということではありません。ベートーヴェンなんかがいい例だと思います。
>日本やアメリカのポピュラー音楽だって世界的に見たら少なくとも、
>1.物理的に聴けない、
>2.聞いても文化が違うから好きになれない、
>という2つのレベルで特権化されており、ケージやシュニトケとは特権化の度合いの違いに過ぎない。
日本の娯楽市場は基本的に日本人をターゲットにしているので、その中で利益が確保できれば良いので「世界的に」みる必要はないと思います。あと、「特権化」の意味を誤解なさってますが、私の言った「特権化」の意味は、商業目的なものを廃した作品作りを目指す事です。その結果として商業が成り立っても、それは商業目的で作られたものとは本質的に異なるものだと思います。しかし,そこで成り立つ商業は,閉鎖的なものであり、まさにその閉鎖的な空間を作っているところに疑問を感じるわけです。
>ビジネスは芸術の価値を貶めるのかという問いに、ハナから、資本主義を悪いものという前提で議論しているから。 それはあなたの、それこそ倫理観の問題。
確かに現世否定的ですが、(芸術家の)労働が社会的な様相を呈した時に、それはそれ自体から切り離されて「商品」としての価値しかもたなくなる。全てが金銭を媒介とした交換経済の中で成り立っている以上、これは避けられない事であり、個人の倫理観がどうのという問題よりも、資本主義というシステムに内在する問題だと思います。
107 :
59:2001/03/22(木) 08:05
>>71 激しく同意します。ところで,もう少しその本の内実を知りたいんですが…、その本では、何か解決策みたいなものは示唆されていたんですか?勿論,現実に有効な解決策がない以上、それを追い求める行為は、即刻観念的なもののレッテルを貼られてしまうでしょうが、何も考えないよりはマシでしょう。
>>66 うーん、確かに芸術を救済するという希望を抱くのはロマンティックだし、断念すべきなのかもしれません。でも私は同時に、現在の芸術の「特権化」のやり方には苛立ちを覚えます。
>前者が後者に屈したということではありません。ベートーヴェンなんかがいい例だと思います。
あなたが音楽を職業にしていないことはよくわかる。
>しかし,そこで成り立つ商業は,閉鎖的なものであり、
「閉鎖的」とはどういうことですかね。
誰でもケージやシュニトケくらい聴くと思うが。
>労働が社会的な様相を呈した時に、…
「社会的な様相」とは何が言いたいのかわからないけれど、
芸術の概念にしても、資本主義の把握にしても、
どうも59は1世紀ほど時代感覚がずれている気がする。
109 :
名無しの笛の踊り:2001/03/22(木) 13:01
ナガノ/ベルリンpの「トゥーランガリラ」はすさまじい音の洪水だった!
遂に、二十世紀音楽の最高傑作、決定盤出る! と叫びたい!
110 :
あ:2001/03/22(木) 13:12
>107
>「特権化」の意味は、商業目的なものを廃した作品作りを目指す事
お聞きしたかったことが聞けてよかった!
”芸術音楽の定義”スレが、このあまりに無謀な問いゆえにサビれているけど、
むしろ、そちらでやるべき話題かも(そっちの1の意向にも沿ってるし・・・)。
一点だけ。
商業主義は閉鎖されていますか?
そこから現に、あなたは気に入らなかった(おれも)けれど、
ポップ・アートが出現してるし、音楽でってことなら、
たとえば、現代作曲家(そしてかなり前衛作曲家)に高橋アキが
編曲を依頼したビートルズナンバーなどはどうですか。
単なるクロス・オーヴァーという以上ものと思いますが。
逆のケースもある。美空ひばりの歌った山田耕筰歌曲。
いずれにしても、あなたの論点では、
1.特権化された現代音楽はわからないからイヤ。
2.資本主義に毒された商業音楽は嘆かわしい。
というふうになりますが、率直に言って現代で、
両者をあなたの満足の行くように回避するのはムリ。
111 :
あ:2001/03/22(木) 13:19
Sir Hazu,
ミュライユ&シャッリーノ情報Thanks!
Sの5番はじゃあ日本初演済み?公開でやっての?
後悔。音源ないよね?
>108
に同意。
59=107の資本主義観は、冷戦時代のもの。
用語を見れば分かります。
もちろんそれ以前だって、経済学界では、
資本主義は一枚岩、みたいな認識はもともとないけど、
ここ10年、資本主義の多様性はもはや社会常識。
経済学の正統ではないけれど(だから読みやすい)、
レギュラシオン楽派の著作を読むことを薦めます。
112 :
名無しの笛の踊り:2001/03/24(土) 01:24
age
ウォルペ「パッサカリア」
113 :
98:2001/03/24(土) 02:00
Λ_Λ
( ・∀・)//〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( つ つ αααααααααααα ♪
ノ ノ) )\〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(__)(_)
ゲンダイ音楽でα波!
先日、「ウィンズボロ紡績工場のブルース」2台Pf版買い、今日
やっと聴いた。
なんかあまり、面白くないね (-_-A; まあ、出だしのクラスター
は、迫力十分だけど。
この曲ってさぁ、一人のピアニストが体全体を使ってクラスター
をガンガン響かせる極限状態が面白いんであって、2人でやるとただ
騒々しいだけになっちゃうな。
極限状態の体の酷使の中、昼間部に浮かぶブルースの主題がもの
悲しさをかき立てるんだと思うンヌ。
114 :
ははは:2001/03/24(土) 05:02
商業主義だって お前ら高円寺や柏の薄汚い弾き語りと同じあほ
115 :
名無しの笛の踊り:2001/03/24(土) 08:04
何故ウォーホルを語るのに、
誰もベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」を引用しない?
116 :
83:2001/03/24(土) 09:59
>>113 それは悪かったんぬ。
自作自演はF.Rzewski"North American Ballads & Squares"(hat ART CD 6089)
だけど、おそらく廃盤。こっちはα波出るかも知れんぬ。。。
117 :
名無しの笛の踊り:2001/03/24(土) 13:06
オランダのサイモン・テン・ホルトって知ってる人います??
「オスティナート・カンティクル」っていう、ミニマルっぽい、2台のピアノのためのCDしか聴いたことないんだけど、
これがいいんだ。同じ音型を延々と繰り返していくうちに、いろんなバリエーションが生まれてくる、っていう、
まぁ、いかにもな曲なんだけど、なぜか何回聴いても飽きない。
実はこの曲の2時間だか3時間版もCDで出てるんだけど、これは、怖くて(値段が)さすがに手が出ていません。
だれかきたことある人いませんかねー?
118 :
113の名無しの笛の踊りンヌ:2001/03/24(土) 18:50
>>116 == 83 それは悪かったんぬ。
いやいや、情報はありがたかったンヌ。買ったことは、公開して
ないンヌ。聴いてみないとわからンヌもん
生で聴くと迫力満点で、面白いかもと思うンヌ。
119 :
アンダルシアの犬:2001/03/24(土) 19:28
120 :
アンダルシアの犬:2001/03/24(土) 19:31
>>106のレスの方には、もう少し、複製技術の問題について
語って欲しかった・・・・
121 :
名無しの笛の踊り:2001/03/24(土) 19:40
月並だが、伊福部昭の「シンフォニア・タプカーラ」。
戦後の現代音楽で伊福部ほど心に染み渡る音楽を書いた人は
いない。
中でもこの曲は彼の代表作であるだけに素晴らしいと言うほか
ない。
特にアダージョはリリシズムあふれるメロディに泣かされる。
ロシア音楽の影響もうかがえる曲だけに、できるならN響と
ロシア指揮者たとえばスヴェトラーノフとかで聴いてみたい!
122 :
名無しの笛の踊り:2001/03/24(土) 20:44
>1
早くランキングしろテメー
123 :
名無しの笛の踊り:2001/04/11(水) 12:53
ランキング希望age。
スレッドマスターの
>>1は立て逃げしないように!
124 :
名無しの笛の踊り:2001/04/11(水) 13:04
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
ほいなっか以外はチェンバロではない!
126 :
名無しの笛の踊り:
サクリファイスもまた良し