>>193 >>199さんの言いたいことは分かる。
モツには、安っぽい自己陶酔が見られない。
どんな秀逸なメロディーも、それが透けて見えれば気障でしかない。
『我々はもうモーツァルトのように美しくは書けない』
ブラームスは、音楽とは自己陶酔だと放言した。
モーツァルトは、一番みずみずしい音楽の果実のような。
古典派以前のような未熟もなく、ロマン派以降のような陳腐もない。
現代音楽は、もうあれは音楽の屍。
モーツァルトを聴くと、自己陶酔のワナに陥らない者だけが人を陶酔させられる、
とでも言いたくなる(笑)。
ベートーヴェンを聴くと、自己陶酔もここまでやるとぜんぜん陳腐じゃないな・・・
と思うばかりで、ちっとも陶酔できない(笑)。