読売日本交響楽団9【読響・読売日響】

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339名無しの笛の踊り
自分はパリッと良くコントロールされた金管を聞きながら
「これこれ、世界のオケはこうなんだよ」と感じていた。
前プロのハープも抜群とまではいかなくても(指揮者の要求に応えて)音色やタッチを使い分けていた。
そうした音の追求だけでなく、嵐の前、クロエが行方不明になった不安感を
時計の秒針が刻々と進むようなインテンポの演奏で、ラヴェルの意図を見事に再現してみせて驚嘆!

しかし小泉とか楽な方に走るオケが多い中、カンブルランのような細かい指揮をする人を
シェフに迎えた読響には頭が下がる。