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名無しの笛の踊り:
368 :名無しの笛の踊り:2011/06/14(火) 04:10:39.33 ID:4oQUZW4m
こんなお前らにこそ、ハンスリックやレーガーのお言葉が必要だなw
しっかり読め。
エードゥアルト・ハンスリック
メンデルスゾーンは音楽史の中で、「偽りの中間組織」に格下げされているが、
それにはおそらく、この邪魔者がいなければ、我々はずっと先まで進んでいた
だろうという見解が含まれているに違いない。しかしそれに対して、次のように
反論することができる。つまり、その反対に、まさにこの時代、この歴史的背景の
中にメンデルスゾーンが現れたことは、芸術史における最も賢明な摂理の一つ
なのである。彼の形式美、彼の純粋で明晰な構造がなければ、ベートーヴェンの
後期の音楽に見られるようなムーサの誘惑的な解放のたと、現在我々が「未来の音楽」
で体験している野性化は、もっと早くから、音楽をはるかに堕落させる方向で
始まっていただろう。
(1858年のウィーン・ジングアカデミーの演奏会のあとで。「演奏会会場より」所収)