ってかさ、ロマン派最大の作曲家って誰よ?2

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14名無しの笛の踊り
107 :名無しの笛の踊り:2011/06/01(水) 06:20:49.65 ID:xConP+3Y
シューマンって、そういう文脈で考えると、初期のピアノ曲を
書きまくっていた頃から歌曲の年くらいまでは、
本当の意味で「ロマン派の化身」ぽかったと思う。

メンデルスゾーンに出会って、「ロマン派」の向かうべき方向が
ソナタ形式との融合であったり、交響曲や協奏曲といった様式の中で
勝利することであったり、と知ってしまった。
より高い次元での完成度を示したメンデルスゾーンの音楽に打ちのめされた。
それ以降は、本質的にメンデルスゾーンの亜流になってしまった。
でも、それでも中期以降の作品が我々のためのレパートリーとして
残っている、魅力的な攻略対象であることは、さすがシューマンの
天才を示していると思うけど。シューマンを愛するあまりに音楽史上の
位置づけを誤ってはいけないとも思う。