1 :
名無しの笛の踊り:
音楽の歴史上、音楽的に完璧な音楽はどの作曲家、どの作品の時点で完成されたんだろう?
バッハ?モーツァルトの41番?マーラーの9番?
2 :
名無しの笛の踊り:2010/09/06(月) 19:19:26 ID:wBzsn9Cw
時代ごとに芸術に求めるものが違い過ぎて
現代の視点でどれが完璧でどれがそうでないかを考えるのは
3 :
名無しの笛の踊り:2010/09/06(月) 19:42:11 ID:MIvvs/DD
>>2 >時代ごとに芸術に求めるものが違い過ぎて
例えば古典派の「芸術に求めるもの」や、ロマン派、近代、現代のそれをおおざっぱにでも語って欲しいっす
4 :
名無しの笛の踊り:2010/09/06(月) 20:03:08 ID:61FcTqKg
レポートの手伝いをさせられてるようなスレだな
5 :
名無しの笛の踊り:2010/09/06(月) 23:57:46 ID:ON+OvWDM
Bohemian Rhapsody by QUEEN
6 :
名無しの笛の踊り:2010/09/07(火) 00:03:03 ID:eL+ded3J
すばらしい!クソスレの予感がするwww
7 :
名無しの笛の踊り:2010/09/07(火) 00:28:47 ID:7p0+uGZc
8 :
名無しの笛の踊り:2010/09/07(火) 01:16:12 ID:DHoemc9K
最初の最高点到達は、パレストリーナあたりじゃないの?
9 :
名無しの笛の踊り:2010/09/07(火) 06:14:11 ID:YJ9cSTQw
>>9 マショーあたりは、なんかまだフォークソングって感じがするんだよなあ。
11 :
名無しの笛の踊り:2010/09/08(水) 08:53:41 ID:fhFDyBDL
>>1 ベートーヴェンの最晩年の3つのピアノソナタ
12 :
名無しの笛の踊り:2010/09/08(水) 09:28:10 ID:fRNjKMhP
Agricola(1446-1506)作、3声の "De tous bien playne" は完璧
完璧な音楽、それは無音
無音に勝るものなし
はい、論破完了っと。
ちなみにどうしてもって言うんならバッハの平均律をお勧めする
ぶっちゃけると、これだけで音楽と呼べる芸術は充分だったりする
14 :
名無しの笛の踊り:2010/09/08(水) 11:01:57 ID:yhgpdIDP
15 :
名無しの笛の踊り:2010/09/08(水) 11:10:49 ID:FVkWt/2G
「音楽的に完璧な音楽」とはなんぞ?
16 :
名無しの笛の踊り:2010/09/08(水) 11:52:26 ID:fOe8KIL3
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」
18 :
名無しの笛の踊り:2010/09/09(木) 20:08:10 ID:lkBaw3/L
完璧な音楽はモーツァルトが作っちゃったんじゃないの?
だからベートーヴェンはモーツァルトとはまったく別の、ある意味不完全ながらも素晴らしいものを作るしかなかったんだと思うよ。
なにいってだこいつ
藻前ら。大事なことを忘れてないか。
精神性だ。
21 :
名無しの笛の踊り:2010/09/09(木) 23:24:10 ID:qSgUdOkp
22 :
名無しの笛の踊り:2010/09/10(金) 01:10:26 ID:OYCRH24C
今に残って称賛されてる曲はどれもそうなんじゃないの?
まあ完璧って言葉が似合うのはモーツァルトだわなぁ
バルトークあたりで極まったんじゃね?
>>23 モザの如き精神性欠落音楽を、完璧と呼べるわけがない。
そんなこともわからないとは。
26 :
名無しの笛の踊り:2010/09/13(月) 01:34:50 ID:AhlC2JZW
ブルックナーの8番
27 :
名無しの笛の踊り:2010/09/13(月) 01:53:49 ID:OP6RP81K
この世の中に完全なものはあらしまへん
これやから文系のボンクラどもは!!!
真に完璧なのは「無音」もしくは「自然の音」
人工物に完璧はない99,99...%はあっても
ナンカロウのそれとは異なり誰得としか言いようがないが
クセナキスのピアノ曲をコンピュータ制御の自動ピアノで演奏したCDでいいんじゃねえの
30 :
名無しの笛の踊り:2010/09/14(火) 08:42:51 ID:0fR83z3n
「完全なものは無い」
↑
これ自体は「完全」じゃないの?
バッハのオルガン曲にごろごろしてるような気がする
32 :
名無しの笛の踊り:2010/09/14(火) 17:38:03 ID:0fR83z3n
完全なものは無い、という言明は、それ自体が完全でないと成立しないんじゃないのかな?。
完全なものは無い、という言明自体が完全でないとしたら、この言明自体が否定されると思うんだけど。
教えて、理系の偉い人!。
33 :
名無しの笛の踊り:2010/09/14(火) 21:40:31 ID:7i5Q8e54
ベートーヴェンの熱情ソナタ第一楽章はほんの数個の動機で一曲作ってしまった、それが解った時これこそが完璧な音楽だ、とその時は本気で思った。
34 :
女子高生:2010/09/14(火) 22:11:15 ID:1UryT/DS
私は吹奏楽部でサックスを担当しています。
でも、まだまだ下手です
七夕の日に短冊に、
「もっとSAXが上手くなりたいぉぉ」
と祈りを込めて書いたところ、
男子がAの文字を塗りつぶして、
「もっとS●Xが上手くなりたいぉぉ」
と悪戯されてしまいました
これでは恥ずかしいので、
楽器と言うことがよくわかるように、
「もっとアルトSAXが上手くなりたいぉぉ」
と書き直しました
翌日には、
「もっとア●●S●Xが上手くなりたいぉぉ」
と悪戯されていました
35 :
名無しの笛の踊り:2010/09/14(火) 22:12:04 ID:Fefxl8RA
>>32 でもさ、音楽システム(調性・記符法etc)自体が完璧でない事は自明の理なんじゃねえか?
だから完璧な音楽なんてものはないんじゃないか!?
てか、完璧な音楽なんてものをめざしたり、求める事が結局は音楽を痩せ衰えさる事になるんじゃないか!?
テルミンの音楽
37 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 00:27:16 ID:bpnT9/zZ
ギョーム・ディファイ
38 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 00:32:32 ID:IGgwzwLh
39 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 07:59:18 ID:2L7UReLo
ベートーヴェン弦楽四重奏第15番の第3楽章
40 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 08:55:35 ID:9CAuxCCY
深愛
41 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 09:43:55 ID:GQ9BWqg1
俺の頭の中では完璧な音楽が鳴っているが、それを表現する方法がないのが残念だ。
42 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 09:59:49 ID:wTj4Eazc
音楽版フェルマですか。
モツ40,ブラ4 かな
44 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 11:38:52 ID:IGgwzwLh
モツ40ならむしろジュピターではないかと。
ドレファミからあんだけのスケール大きい音楽がつくれるのがすごい
そのジュピターもフィガロの異常さには敵わん
ベッリーニ以前のもっとも完璧なオペラのひとつだな
46 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 11:46:47 ID:wTj4Eazc
今一番好きな音楽が、自分にとって完璧な音楽。
正直いうと理論的なことはわからんし、好みでしか聴いていないから。
47 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 12:27:21 ID:QE+AriTA
完璧を求めるのは神経症だな
48 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 15:02:44 ID:IGgwzwLh
モーツァルトは理論的にも整合性が非常に高いみたい。ベートーヴェンはもちろんだけど。
バッハは理論的なのは有名だけど、あの時代で最高に感情豊かな音楽なんだって。
サバリッシュがいろいろ書いてたけど、理解しきれなかった。
とりあえずジュピターは実際演奏したり聴いたりして、すごいとは思った
そりゃマタイ受難曲だろ
「音楽的に完璧」
という言葉自体が問題だな
52 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 19:46:10 ID:IGgwzwLh
>>49 マタイの話もサバの本に出てたけど難解だったよ。
ロマン的な解釈もピリオドも答えに迫れていない、といいたげだった
53 :
名無しの笛の踊り:2010/09/15(水) 20:24:48 ID:DlvTpxCp
ちょっと怪獣映画ぽくてダサいが、ブル8の第4楽章ではなかろうか。
>>53 怪獣映画が出てくる前は完璧な音楽の一つだったのに
怪獣映画に音楽パクられて、見事にそのイメージがついちゃった。
映像作品つーのは、まったくとんだ影響力だわな。
55 :
名無しの笛の踊り:2010/09/16(木) 20:43:37 ID:L5xDuaW5
>>54 ブル8は誰の演奏が好きですか。私は昔はヴァントや朝比奈だったけど
最近はウグルルル...という怪獣のうなり声が入っているコバケン
が好きです。音質も素晴らしいですし。ジェリーニより上手に見事に
うなっています。
56 :
名無しの笛の踊り:2010/09/17(金) 00:06:03 ID:WSKfg7It
サリエリだろ
東方アレンジのおすすめ教えて!
58 :
名無しの笛の踊り:2010/09/20(月) 20:36:26 ID:aYPAOCSv
完璧な音楽、それはバッハ以前に既にあると思う。
それぞれの時代の頂点があるとしたら最初の到達点はジョスカンだろう。
4’33’’だろ。非の打ちようがない。
アレグリの話なら、あれをルネサンス期の頂点と呼ぶには無理があるだろ。
てかアレグリはバロックの作曲家
様式的にはルネサンスに近いっちゃ近いが、模倣の扱いがだいぶ異なるね。
65 :
名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 15:28:06 ID:i6syMh1W
アヴェ ヴェルム コルプス
俺の中ではジョスカンがクラシックの父。
ジョスカン・デ・プレのAve verum corpus
素晴らしい!
ヴィターリのシャコンヌがすごいと思う。
69 :
名無しの笛の踊り:2010/10/08(金) 19:33:40 ID:HHw+sVDB
保守
70 :
名無しの笛の踊り:2010/10/08(金) 21:21:11 ID:7tPDU+QD
まずは「音楽的に完璧な」を定義しようではないか。
これを定義するための土台として、前提条件を勝手に作ると、
@普遍的である(誰が何回出しても同じ結論に帰着する。)
Aある普遍的な基準において最大限度に達している。
としておこう。
こうしてどんどん絞り込んでいけば、「音楽的に完璧な」音楽とやらが
決定できるんじゃないか?
と、音楽の議論に論理で挑んで、いつも嫌われる俺
最後の行にナルシズムを感じてお望み通り嫌いになりました
こういう大事なことは妻が決め、些細なことは全部俺の好きにする。
精神的な歪みも、高い音楽性と評価される件
74 :
名無しの笛の踊り:2010/10/17(日) 15:46:57 ID:kRz6KHw1
完璧といえばまず挙がるのがモーツァルトだろうと思うんだけど、モーツァルトの中でも本当に完璧な曲はどれだろう?
75 :
名無しの笛の踊り:2010/10/17(日) 16:04:15 ID:t2cN8AA9
各時代を代表してなら
バロック:「ロ短調ミサ」
古典派:「ジュピター」
ロマン派:「未完成交響曲」
近代:「春の祭典」
現代:該当なし
>>76 それは、単なる偉大な名曲だろ
「完璧な音楽」というなら、バロックはバッハの鍵盤作品かフーガの技法、音楽の捧げ物あたり、ロマン派はメンデルスゾーンかブラームス、近代はラヴェルあたりから選ぶのがいいんじゃないか?
まあ、こういう不純物を取り去った音楽は息が詰まるから、俺はあまり好きじゃないけど
79 :
名無しの笛の踊り:2010/10/18(月) 06:49:36 ID:pF79sbvE
>>76 「未完成」が完璧だとしたら、もし未完成が最後まで書き継がれて完成して
いたら、完璧ではなくなってしまったのだろうか?
う〜ん、パラドックスだなあ。
80 :
名無しの笛の踊り:2010/10/18(月) 06:50:59 ID:pF79sbvE
>>78 ロマン派で言えば、ショパンのエチュード作品10−1とか、マズルカ
作品24−4などの小品のあるものは、ブラームスなんかよりはるかに
完成度が高く、完璧だと思うが。
81 :
名無しの笛の踊り:2010/10/19(火) 18:12:59 ID:SwLt4k6J
バロック:「平均律第1巻」
古典派:「運命」
ロマン派:「トリスタン」
近代:「牧神」
現代:「4分33秒」
82 :
名無しの笛の踊り:2010/11/01(月) 19:51:05 ID:0NG9ZTxB
マーラーの名前が出て来ないね。
ロマン派の中でマーラー第9番はどういう存在なのかな?
ヴォルフの「エオリアン・ハープに寄せて」も凄い。
ヴォルフはドイツ・リートの究極の到達点を築いたからな。
85 :
名無しの笛の踊り:2010/11/08(月) 18:28:03 ID:aP7GAsF1
なんてったってモーツァルトとかいう本にK545は完っ璧だと書いてあったがどこがやねんと思った。
バッハ:小フーガ ト短調
論理と叙情性の融和から簡潔に完結された小宇宙(=詩)を表し得ている。
87 :
名無しの笛の踊り:
今さっきダフニスとクロエのコンサート見に行ってきたが音楽的に完璧なんじゃないかと思った。