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はい、大変よく出来ました。これなら文句は言いません。ついでに…
あの葬送曲は行進曲なんてものではありませんね。
あれは「ジークフリート」ってもんなんですよ。
いまや死んだんだ、皆さんその感想や如何に?ってことをやるんですね。
ベートーヴェンについてワグナーは論文を書いてますよ。翻訳も出てますよ。時間があったらお読みなさい。
論文としては丁をなしてないですよ。人類は再びこんな論文は書かないでしょう。
しかし、私に何より面白いのはねー、この天才ってもんですよ。普通の人が何年もかかるベートーヴェンの晩年の仕事ってもんを3日くらいで理解した何とも凄い音楽的な天才ってもんですよ。
ワグナーには解ったんですね、ベートーヴェンの苦しみってもんがね。
つまり、音楽ってもんは音なんて詰まらねーもんじゃない、音楽はイデーだって事が解ったんですね。そうすると、音と音の間に葛藤が起こる、それがドラーマだと。
まあ、伝記なんか読むと色々とあった人らしいですが、いいじゃないですか、そんな事したら伝記のほうから音楽を聴くようなことになりますし、そんな事詰まらない事ですからねー。
ブリュンヒルデが火の中に飛び込むでしょ、あれでワグナーは自分を葬ったんですね。それは凄いもんですよ。