グレン・グールド Glenn Gould (1932-1982) Part16
ザルツブルクやストックホルムライブはあふれる才能(特に技術面)を
理性で抑えて統制している感じなんだけど
晩年になると理屈が先立ってなんとか技術レベルを
自分が求めるところまで無理に持っていこうとしている
っていう感じがして聞いていて少し痛々しいんだよね
81年ゴルトベルクはいいけれど、再録したイタリア風協奏曲はかなり辛い
>再録したイタリア風協奏曲
グールド本人も、実はもっと編集したかったのではないか、と想像してみるテスト。
>再録したイタリア風協奏曲はかなり辛い
だから本人もボツにしたのさ。
自分は好きだけどね。円熟かな。とってもいい。
第二楽章は素晴らしいんだが、それ以外はキツイわ
ああいう叙情的な弾き方の録音をたくさん残してほしかったけど
50過ぎたら指揮者に転向ってのは自分でも技術的、体力的な限界を自覚してからじゃないかと思う
若い頃に比べれば誰でも技術は落ちると思うよ。
グールドも例外ではなかった。こういうのは本人が一番焦り不安に
感じていたのだろうと思うけど本人に聞けないし、
聞けたとしても絶対に言わなさそうだから推測に過ぎないな。