1 :
名無しの笛の踊り:
2 :
名無しの笛の踊り:2009/02/14(土) 22:38:53 ID:V1TxZua1
それではみなさんまた・・・ということで乙&2ゲット!
3 :
名無しの笛の踊り:2009/02/14(土) 22:54:34 ID:qfCvFem2
●最近の吉田秀和の主な仕事
・ラジオ『名曲のたのしみ』(NHK-FM 毎週土曜日21:00-22:00(再放送:翌週水曜日10:00-11:00))
・雑誌連載『永遠の故郷』(集英社刊の月刊文芸誌『すばる』にて毎月連載)
せっかくなのでテンプレらしきものを少し作っておこうと思ったが…あれ、これだけだっけ?
朝日新聞の連載がまだ続いているのかどうか、いくら検索しても出てこない。
4 :
名無しの笛の踊り:2009/02/14(土) 23:53:29 ID:r8uvXUCq
プーランクの次は
テレマンでよろしく。
5 :
名無しの笛の踊り:2009/02/15(日) 00:09:22 ID:39s5vM3s
>>1 「乙」と言って、いいんじゃないかしら。
個人的にはプーランクの次は、ハイドンでお願いしたい。
このところ近代・歌曲が主眼のようで、案外プロコフィエフとかヒンデミット、
ブリテン、ベルク、ミヨー、またはヘンデル、ラモー、バッハとかかな?
6 :
名無しの笛の踊り:2009/02/15(日) 03:01:14 ID:/sM6h06F
>>5 プロコフィエフはたぶん2003年か2004年頃にやった気がする。
放送で、ピアノソナタの何番かを聴いて印象に残ったがために、
後日、CD店でプロコフィエフのピアノソナタ全集を見かけた際に、うっかり購入してしまった記憶があるw
個人的には、そろそろ武満徹をやってほしい。
もう没後10年以上経ってるし。案外語るべきこともあるんじゃないかしら。
7 :
名無しの笛の踊り:2009/02/15(日) 04:04:10 ID:39s5vM3s
ヒンデミットいいね〜
8 :
名無しの笛の踊り:2009/02/15(日) 20:18:36 ID:LncXkEUN
保守。
9 :
名無しの笛の踊り:2009/02/15(日) 20:53:24 ID:lnKX4SY3
ヤナーチェク希望。
前スレで文学の話が出てたけど、自殺する作家や思想家って好きになれないんだよね。
音楽家にも異常者や自殺者は決して少なくないだろうけど、詩人や小説家に比べれば
はるかに自殺者は少ないと思う。
これは、音楽家という職業の本質に関わる事実だと思う。音楽という芸術のもつ、生命力
や、音楽作品が発表され受容されるまでの、他者と深く関わるプロセスなどが、音楽を
ニヒリズムから救っているのだと思う。
音楽評論家もその恩恵を受けている。江藤淳は自殺したが、吉田秀和はこのように長寿
である。これは決して偶然ではないと思う。
>>10 作家は日本の、音楽家は世界のを、何となくとらえてはいないか?
宗教の問題を考慮に入れておかないと、分析があやしくなると思う。
もちろん、音楽というジャンルの持つ力を否定するつもりはないです。
面白そうな話なので、もっとつっこんで調べてくれてと、応援します。
13 :
名無しの笛の踊り:2009/02/16(月) 13:02:47 ID:0PAaa5ca
>>10 たしかに自殺した作曲家は少ない。チャイコとシューマンぐらい?
チャイコ自殺説は 本人の意志でなく無理やりに自殺させられたらしい。
シューマンは精神を病んで衝動的にライン側に飛び込んだりしているから、
コレは自殺願望があったかもしれない。
シューマンの死因は自殺じゃないよ。
飛び込んだときは助け出されてそのまま精神病院だから。
でも、失敗しても「自殺した」は成り立つのか、成り立つような気もするな。
最近ではケーゲルの自殺が記憶に新しいな。
未遂じゃなくて本当に自殺した作曲家はB.A.ツィマーマンぐらい?
文学者に比べれば、音楽家の自殺率は低いのではないかな。
平均寿命も、文学者より音楽家の方が高いような気がする。
統計取ったわけじゃないけどやっぱりそんな気がする。
文学よりも、音楽の方が、表現するさいに身体を動かす
でしょう。文学や哲学は身体性についてあれこれ考えるが、
頭の中で考えてばっかりだ。
だが、音楽は高度な知性に統御された身体性そのものだ。
そして、コンサートを開いたりCDを出すためには、積極的に
他者と関わる豊かな社会性、コミュニケーション能力を
有していなければならない。
音楽家は職業柄、開かれた存在、公共的な存在であり、
現世否定のニヒリズムではなく、生命賛歌のオプティミズムを
体現していくようになるのではないか。
ましてやプロの演奏家なら、体力と健康は絶対的なものだ。
音楽が人に生命を与えるということもあるし、生命志向の人が
音楽という職業や趣味を選ぶということもあるだろう。両方。
芸術の深みに入るには、ニヒリズムの思想を知ることも重要なのだが、
やはり音楽家は、職業柄、生命賛歌・人生肯定の考え方に傾斜していく
人の方が多いのではないかという気がする。
音楽学者、評論家、音楽マニアも、音楽家の生き様に感化される。
必然的に自殺率は低下し、平均寿命は延び、幸福度は高まる。
>>16 文学者と音楽家の絶対量はあまりに違うのに
そんなもんくらべて意味あるの?
スレ違いのような気がする
>>16 身体性だけだと、音楽でもロックの人が多数自殺していることの説明がつかない。
ジャズでもそこそこいるよな。
ドラッグにはまるのは文学も音楽も多いが、あれはなんになるんだ?
>>20 >>16-17で「音楽家」と書いたのはクラシックの音楽家のことです。言葉が足りなかった。
クラシック音楽の大作には宗教性を帯びたものも多いし、クラシックの音楽家は芸術家
であると同時に教師を務める人も多いから、倫理・道徳的意識が、他のジャンルに
比べれば高いと思う。クラシックの音楽家がドラッグやりながら舞台に立つことは難しい。
ロックなんかは既存の社会や芸術に対する反抗がスタイルだから、不摂生になりがち
かもしれませんね。
ロック好きの喫煙者で反権力(笑)を気取った団塊サヨクほど人間の屑はいないよな
名曲のたのしみはヴォルフは以前やったんですか?
24 :
名無しの笛の踊り:2009/02/17(火) 09:13:31 ID:Lk7Q5NZm
ロック、ジャズの愛好者とクラシックの音楽家や愛好者は次元が違いますよ。
ドラッグにはまるのは前者だけです。こういう人達は気が狂って、時には自殺します。
25 :
名無しの笛の踊り:2009/02/17(火) 13:40:39 ID:lEcDbz22
>>23 いいえ、やってませんよ。
今後もどうでしょうか。歌曲中心の作曲家ですし。
過去の例をみてみると、器楽曲から歌曲、管弦楽曲、オペラと多種類の
作曲を手がけている者が登場しています。
例外は、ショパンくらいじゃないかしら。
26 :
名無しの笛の踊り:2009/02/17(火) 13:49:13 ID:Lk7Q5NZm
ショパンはやっていないのか・・・
あの方はショパンが苦手らしい。
文章が読めないの?
ショパンはやってますよ
ぜひ、Hindemithを!
29 :
名無しの笛の踊り:2009/02/18(水) 10:11:22 ID:WGBif8tH
もう全部やったんじゃないの?
無理にやることもない。 プッチーニはどうかしら?
30 :
名無しの笛の踊り:2009/02/18(水) 17:33:52 ID:JQVo3ALO
この人は「聞く」でも「聴く」でもなくて「きく」なんだよね。
ひらがななのが昔からちょっと気になる。
31 :
名無しの笛の踊り:2009/02/18(水) 17:40:33 ID:BlLFCzsK
加藤幹郎が第11回吉田秀和賞を受賞してるんだが
受賞理由とか経緯を知ってる人いませんか
今朝の再放送聴いたけど、あれだけ「小便」を連呼しても
大丈夫な人って、吉田氏くらいでしょうな。
乞食や処女や乳房も連呼してます
34 :
名無しの笛の踊り:2009/02/19(木) 09:57:49 ID:rN4rS7CG
老人と芸術の話に戻るけど、吉田翁は川端康成と交流があったのだろうか?
名曲300選、初版の形再発はいいが、おれとしては新潮文庫版LP300選で、括弧付きで後から訂正しているところが
結構ツボだっだのでちょっと残念だな
「フォレはやっぱり晩年が最高です」とか。
37 :
名無しの笛の踊り:2009/02/20(金) 17:37:49 ID:ee7h9hQs
吉田翁はぶれるんですな?
38 :
名無しの笛の踊り:2009/02/21(土) 10:00:07 ID:YlgPSG8m
手がふるえることがあっても、ぶれることはないだろう
39 :
名無しの笛の踊り:2009/02/21(土) 10:16:47 ID:UIHvTN4t
ぶれることはあるだろう、長生きしてるんだから。
どうぶれたのか、なぜぶれたのかが大事なんでしょう。
ぶれてないというのが本当ならいいけど、そうじゃなくて前提(ぶれてるはずがない)になると、
それは宗教になっちゃう。
「ぶれる=いけない」というわけではないんだから。
LP300選読むとプーランクをそんなに評価してないようだけど、
ラジオを聴く限りだと、かなり好意的な感じ
歳取ってきてああいう柔らかいクラシックも好きになってきたみたいだね。
名曲のたのしみ、イギリスの作曲家ってやったことある?
エルガー希望。
43 :
名無しの笛の踊り:2009/02/22(日) 22:14:36 ID:tSA9O7wC
アメリカの作曲家はどうかしら?
ガーシュイン? あ、 そう・・・
44 :
名無しの笛の踊り:2009/02/22(日) 22:49:11 ID:nP/NhqYw
>>42 やったことないですね。
試聴室でも取り上げられたことあったかしら。
記憶にないくらい。
やっぱりないですか。
ブリテンあたりもあまり評価していないのかしら。
46 :
名無しの笛の踊り:2009/02/23(月) 13:49:47 ID:y4mbz9yO
そういえば、最近、ブリテンのヴァイオリンコンチェルト、やりましたね。
ブリテンのピアノ協奏曲、オリジナルとどうちがうの?
老人の話聴いた人教えてよ。
50 :
名無しの笛の踊り:2009/02/28(土) 21:03:34 ID:lyEt2zqD
すげえええええw
これは…吉田さんの購入履歴…!w
寝坊してラジオ聞き逃した…orz
ベートーヴェンはやっぱり取り上げたことあったんだね、
名曲の楽しみ
55 :
名無しの笛の踊り:2009/03/01(日) 10:49:06 ID:EHHGVKCD
ああ、FM聞き逃しw
吉田氏の話は、よかったな。
一日10分ずつくらい録音、それをたくさん貯めて
「今日は一日吉田秀和三昧」放送してほしいと、本当に思った。
今朝はラジオつけたら、吉田秀和のインタビュー。
それも妙-にこじんまりまとめたようなのが。なにこれ
こりゃ、吉田秀和あっちに行っちゃったーと、
次が村田武雄だったかな、なんだこれは追悼特集かしら?と。
で、次が皆川達夫だったんで、勘違い?生きてる?それとも皆川翁も同時に?ま、季節の変わり目だから、、
ところで、その時は、朝日は一面かね〜?
大丈夫?文章キチガイ臭いよ?
あえーで むーさ もい ぴれぇ
もるべーす でめーす かたるく〜
あうれー で そーん あばるせおーん えまーす ぷれなす どねぇとぉー
61 :
名無しの笛の踊り:2009/03/04(水) 23:35:42 ID:KV/TXvqb
何?
全員ドン引きでしたね
最近文庫で出た『名曲300選』、最初の出版は1961年ですか。今読んでも味わい
深いけど、さすがに時代を感じさせもする。
大クープランのクラヴサン作品全集について。「しかし、いかんせん、全曲
(LP)26枚である!よほどの篤志家でない限り、クープランを26枚かって、
どうするのか。私には、見当もつかない」。
もちろん聴きますがな!今なら鰤で簡単に手に入るし、楽譜も安く買えたり
拾えたりする。
しかも吉田翁、この時点でリストの「タッソー」や「マゼッパ」を聴いたことが
なかったんだそうだ。聴取曲数という点では今のクラオタのほうがはるかに上だね。
もちろんその分聴き方が浅くなってるんだろうが。
>>66 1961年という数字が全ての答えになってるんじゃ?
むしろ、この当時に音楽史家でもない、一評論家の「名曲選」が
きちんとグレゴリオ聖歌から始まって、モテット、シャンソン、
アルス・アンティクアと扱ってることに驚く。
あと、当時のLP一枚の値段は今の価値観だと多分、2〜3万円くらい。
昔は今みたいに、枚数が多いと安くなるなんてこともなく、
大体はボックスに入ってる枚数分の金額が積み上がった。
だから、その上で26枚買い揃えることがどういうことか考えれば、
充分に納得出来ることを書いてると思うよ。
66も67も時代を感じさせるという点で同意見だと。
秀和が80年代に死んでいたら違和感は無かったはずだよ。
70 :
名無しの笛の踊り:2009/03/30(月) 21:58:21 ID:UBu5+lMD
300選は70年代までは有効だった。
おれは「LP300選」として80年代に読んだけど
充分に面白かった。
まあ、まだ工房の頃だったから、知識もなかったし。
思えば原体験の一つかも。
72 :
名無しの笛の踊り:2009/03/31(火) 21:59:14 ID:JcCDyJah
>>71 オレが当時心酔していたショパンに対して、あまりにつめたい書き方をされて
いたので幻滅した。
その後吉田氏のショパンに対する考え方は相当変わったけどね。
73 :
名無しの笛の踊り:2009/04/01(水) 07:58:27 ID:pqRw9WgM
「LP300選」
媒体もCDに変わったし、何より吉田さんの趣向が”年代もの”になってきた。
今は誰にも憚らずに、言いたいことを言えるお歳だから、それはそれで今の御発言は
いいだろう。
まあ、だれかさんみたいに「これ1枚あれば…」とか言ってるのもアレだしね。
>>73 吉田翁の趣向の何が「年代もの」なのかわからん。
「300選」は元の執筆が古いだけで、吉田自身は新しい演奏や演奏家を
きちんと評価する姿勢では一貫してると思うんだが。
76 :
名無しの笛の踊り:2009/04/04(土) 01:43:58 ID:WQF9qX9d
吉田さんが1番好きで認めてるピアニストはグールド?誰?
77 :
名無しの笛の踊り:2009/04/04(土) 03:06:28 ID:Id5h6Xc9
>>77 マジか?
ありえねえ!
一番嫌いなゴミピアニストの間違いだろ?
一番とかは知らないが、グルダは高評価のようだ。
この間のFM40thクラシックスペシャルの中で、御大のインタヴューでそう言ってた。
80 :
名無しの笛の踊り:2009/04/04(土) 11:10:46 ID:WQF9qX9d
世界のピアニスト内容どうですかね?
こまやかなエスプレッシヴォー・スタイルであるバレンボイム
吉田秀和のレコードチョイスには正直首をひねるところもある。
バッハの『マタイ受難曲』にカラヤン盤を推薦するなんて…。
西洋カブレの年寄りは、そういう底意地の悪い冗談が得意なんだよと言うのは冗談で、なるほどと僕は思ったが。
>>82は自分はバッハを解った様に思ってる、御目出度いとんでもない大馬鹿
>>82 カラヤン以外に推薦がない習わすともかく、
いちいち騒ぐな馬鹿
86 :
名無しの笛の踊り:2009/04/07(火) 10:47:50 ID:aDd4y4Da
この人グリーグとシベリウスをボロクソにけなしている。ちょっとびっくりした。
87 :
名無しの笛の踊り:2009/04/07(火) 11:16:49 ID:rEJTtHGe
吉田翁の傾向としては、自分の好きでない作曲家の作品はけなす。
また吉田翁は旋律家が嫌いらしい。チャイコフスキーとプッチーニ、ショパンは
あまり好かない。
「考える人」の対談は面白かった
吉田翁があまり積極的に取り上げなかった、ブルックナーとシベリウスを
積極的に取り上げ、ファンを増やした点は宇野珍の功績と認めざるを
得ないのだろうか。
ただ吉田翁と宇野珍の両方に共通するのは、ショパンがあまり好きでは
ないという点だね。
ブルックナーはLP時代は音盤の種類が少なかったし、日本では演奏機会もあまり
なかったし(特に「300選」連載当時)、時代の制約だと思う。
つか、無理やり宇野珍との共通点を探すのやめれw
91 :
名無しの笛の踊り:2009/04/08(水) 09:38:09 ID:cVeAFCv3
吉田と宇野の対談を期待してるんだけど
やっぱ無理なのかな。
宇野なんかに関わらず、もっと時間を有効に使うべき
ブルックナーとマーラーなんてLP300選時代は聴く奴いないだろ
昔のクラシック音楽大全集みたいなのでも見事なほどスルーされている。
吉田と宇野を並べる人がよく居るけど、なんで??
魯鈍だから
並べたがるのは宇野信者の方だけだろ
文化勲章受章者と弁士との区別もつかない哀れな奴等なんて捨て置け
97 :
名無しの笛の踊り:2009/04/09(木) 08:09:51 ID:Zgkjhin7
上品ぶって、当たり障りのないことを書く吉田よりも、
「……さえあれば、ほかはいらない」「……など、聞きにいくほうが悪い」など、
ズバズバ断定する宇野のほうが誠実で潔い。
吉田と例えば遠山一行の比較だったら分からないでもないけど、吉田・宇野珍
の比較は、格が違うとかそういうことじゃなくて、仕事のフィールドが違うから
あまり意味がないような気がする。
>上品ぶって、当たり障りのないことを書く吉田
本質が見えず、煽り文章を「誠実で潔い」とかw
まぁ初心者なら仕方ないところか。
まあ
>>97は釣りだろうが
吉田秀和は結構辛辣なことを書いてるけどな
とくに同業者に厳しいw
101 :
名無しの笛の踊り:2009/04/09(木) 16:07:53 ID:ibIeVikD
世界のビアニスト吉田秀和コレクションはどうですか内容…
古いよ
103 :
名無しの笛の踊り:2009/04/09(木) 16:54:27 ID:ibIeVikD
104 :
名無しの笛の踊り:2009/04/09(木) 23:19:45 ID:hsgZbFUD
105 :
名無しの笛の踊り:2009/04/10(金) 22:11:29 ID:t0Dh2PGF
ふとレコード芸術を手に取ったら、畑中良輔の芸術院会員を祝う会の話が
のっていて、87歳の畑中氏のパーティで祝辞を述べる吉田氏95歳、そして
シューマンの「献呈」を歌う畑中氏。
う〜む、クラシック界は怪物だらけだ。
まだまだ怪物ならいるよ。
子どもの日のNHKFMの「今日は一日○○三昧」
ついに「吉田秀和三昧」やるのかって、一瞬びっくりしてしまった…。
吉田違い、かw
今日は一日宇野三昧とか、20世紀の名演奏三昧(黒田三昧)、名曲喫茶三昧、バロックの森三昧(松田三昧)
はないのかな?
山田美也子三昧と坪郷佳英子三昧
一日中聞くには堪えられないのはどちら?
110 :
名無しの笛の踊り:2009/04/11(土) 23:24:20 ID:4Fkb0QZZ
せめて、新井おうこくらいにしてほしい。
秀和ナビゲーターで伊福部三昧希望
秀和は、伊福部を低く見ていた時代の感性を持ってる人では?
早坂もあやしい
だから希望するんだよ。
秀和って、明治以来の典型的な西洋コンプレックスの日本的
インテリの恥ずかしい死にぞこないだからね。
また酷いのが出て来たな
あの世代はドイツ語必修だったんだよね
どうぞ今日も1日お気持ちさわやかにお過ごしください。
黒田恭一でした。
まったくだ。
権威や権力を何でもいいから叩きたい、というのがサヨクになるのか、
サヨクだからとにかく権威や権力を叩けばいいと思っているのか。
サヨクで思い出したけど
都響の件はあれから詳細もソース明示もないまま
ガセ認定でいいんだな。
知らないの?
惚け老人の戯言と言う事で黙殺されて終了だったんだよ。
>>119 大丈夫、
お前よりはあるよ、権威も権力者も
123 :
名無しの笛の踊り:2009/04/17(金) 17:27:51 ID:CnMe1n+i
吉田秀和翁は仏文専攻でなかったか?
ドイツ語は奥さんから教わったのか?
英語はどうした?
日本語はどうか?
ドイツ語は普通に中高の授業でやっただろう
吉田や蓮實をみてると、ひとかどの評論家となるには
最低でも東大を出て、奥さんはヨーロッパ人で、東大とか中央省庁で働いた経験があって、
くらいは欲しいなあと思ってしまう
>>126 そういうこと言うとまた
「西洋コンプレックスの日本的インテリ」とか「旧制高校的教養主義」なんて
噛みついてくる輩が湧いてくるぞ。
吉田にコンプレックスがあるかどうかとは全く別の話だろ?
まあ、そこの区別もつかんからこそ湧いてくるわけだが
>>126 その二人は、世界的に知られた教え子がいるのもいっしょだな
吉田 小澤を筆頭に桐朋の生徒が無数
蓮実 黒沢、中田、周防 他
130 :
名無しの笛の踊り:2009/04/19(日) 07:25:33 ID:qzqRpSjE
正直蓮実ってなにがすごいのかわからん
>>132 それは大事だな
って違うだろw
中村紘子は、たしか吉田先生はとても厳しい語学の先生だったと書いてたから
まずは独語仏語を教えてたのかな
>>133 全集付録の月報に「高校」と名が付くので、旧制高校のような感覚で
英語の授業をしたら、誰も付いてこれなかった、というような爺の思い出
が載ってたな。
135 :
名無しの笛の踊り:2009/04/21(火) 00:51:26 ID:twkVn1U+
今月の月刊ボイスで、茂木健一郎が翁相手に「だったかしら」の秘密を突っ込んでるぞ??
茂木は、最近、バッハ関係の本を出してたね。宣伝も兼ねているのかな?
彼以外にも、マスコミによく出てくる文化人と呼ばれるような人で、
クラシック関係の(駄)本の出版とか新聞・雑誌への投稿を
している人が多くいるけど、吉田氏はどう思っているのかな?
137 :
名無しの笛の踊り:2009/04/21(火) 07:13:03 ID:AwbD6Fyv
ぼくはそんなものは、いまは読まない。 もっぱら音楽三昧だ。
なにか良い本があるのかしら?
>>135 吉田翁が保守の牙城PHPの雑誌に出るなんておかしいよ
ヨシダオーは人間国宝級の存在だから。
ヨシダオーって書くと競走馬みたいだな
マキバオーを思い出す。
旧制高校・旧帝大を、今の大学と同一視しない方が良い。
授業内容は今から見れば古くても、現在27才くらいまでかかる博士課程レベルを22才くらいで修めることが出来るような秀才・天才ばかりなんだ。
マキバオー? 漫画だろ?
トウカイテイオーくらい出せよ。
俺もいっぺん旧制高校で学びたかったなあ
>>143 入れるかどうかは別問題
自分もねorz
競馬を出すならサクラチヨノオーぐらいいってほしいものだ
146 :
名無しの笛の踊り:2009/04/25(土) 03:54:33 ID:XAaIEsGB
147 :
名無しの笛の踊り:2009/04/25(土) 04:06:39 ID:XAaIEsGB
148 :
名無しの笛の踊り:2009/04/26(日) 15:29:26 ID:aJhNNjXK
>>147 茂木君が面白いことしゃべっているな・・
『吉田さんが書かれる文章で、いつもこれはなかなか真似ができないことだなと思っていることがあります。
ご自身の記憶に基づいて書かれて、「〜だったかしら。」というフレーズで締める。あの宙ぶらりんに
投げ出された感じがとても独特の味わいがあって(笑)。
あれはかなり意識して書かれてらっしゃるんですか?』
149 :
名無しの笛の踊り:2009/04/27(月) 21:10:41 ID:hAxsDaSl
茂木健一郎の頭をチェックする必要がある、みたいな週刊誌の記事を見たよ。
出る杭は打たれるだ。
>>149 それは髪型のことを言ってるのか
髪型なら吉田翁といい勝負だな
という過去の対談はもじゃもじゃ頭新旧対談という点でも画期的なんだな
>>151 ちょっとレヴァインとかシノーポリ、ラトル、ビシュコフと対談するオーの写真を
想像しちゃったじゃないかw
そういえば、ラトルのことを「狩人の目」と表現したのはどの本でだったか。
茂木ってどう考えてもオカルトだよね
タケシの超常現象のTVとかに出てくる
メンバーと同じ。
154 :
名無しの笛の踊り:2009/05/01(金) 16:23:42 ID:64sldW8l
たしかNHKFM5日は1日吉田三昧だったかしら。
5日は、吉田拓郎三昧だっちゃ。
156 :
名無しの笛の踊り:2009/05/04(月) 14:31:00 ID:O6PzjKpQ
吉田翁って白髪だっけ? それとも?
158 :
名無しの笛の踊り:2009/05/16(土) 21:03:46 ID:QPGoV4er
他スレ(許・鈴木)で話題なので来ました。
吉田は野村に対抗して自己形成をした寂しい過去がある。勉強家だし実力もあるし
文章としての評論を確立して磨き上げた功績はよ〜く分かるが、野村vs吉田時代を
知る者として、吉田を無条件で首肯できないものを感じる。
それはそれでかまわないんじゃない?
それ以前に「無条件で首肯」ということは誰に対してでもやってはいけないことだ。
もっとも音楽ってのはかなり麻薬的なところがあって「無条件で首肯」したくなる
対象には満ちあふれてるんだよなあ。それがバッハだったりモーツァルトだったり
ひとによっていろいろだろうが。
今日の「名曲のたのしみ」聞いた!?
「名曲のたのしみ。吉田秀和デス」だって!近年名前の後に「です」なんて言ったこと
あったかしら。
お迎えが来たから、つい返事をしたんだよ。
デス→death→死
名曲の楽しみ。吉田秀和death。
うーん、亡くなっても彼岸から放送してくれるような気がしてきた。
164 :
名無しの笛の踊り:2009/05/17(日) 06:14:29 ID:f46Q3/7v
>>159 絶妙のご返答に感謝。なるほどそうですよね。でも(とやはり言ってしまう)
他人へのアンチテーゼで自分の大きな部分が形成されているのに、それが自分
とは情けないなぁと思うんです。そういう人が日本の音楽マスコミの牛耳っている
のはどうも・・・
まぁ、吉田がいまひとつ好きになれない一番おおきな原因は、私が好きなピアニスト
に関して好みが合わないってことなんですが。
165 :
名無しの笛の踊り:2009/05/17(日) 09:22:34 ID:uA/BoC+s
>>164 他人へのアンチテーゼで・・・といいきってしまうその精神構造がこわい。
このかきこみひとつだけであなたはもう既成の事実としてしまうのですか?
当時の野村翁はひたすらピアノ音楽にはまっている評論家というより古の
ピアノ音楽ファンでしたよ。
例えば、アルゲリッチと握手した手を何日も洗えないなどと放送で言ってしまうような
166 :
名無しの笛の踊り:2009/05/17(日) 10:37:10 ID:Cl5jUKnC
野村氏はアルゲリッチ・ファンだった
推すピアニストが違うことが
>吉田は野村に対抗して自己形成をした
に変換されちゃうのか?
バカじゃないの?
吉田にも野村にも失礼だ。
168 :
名無しの笛の踊り:2009/05/17(日) 12:50:46 ID:f46Q3/7v
>>167 それは読み違いですよ。私は、自分は自分と思い、吉田の意見形成過程とは別物として
認識しています。
それから「バカ」などという誹謗言辞は慎んでください。
>>168 日本語でおk
そんなレベルの日本語書いてんだから馬鹿だろ?
誹謗でもなんでもないわなw
魯鈍は放置に限るよ
>>160 録音しておいたのをさっき聴いて、驚いて久しぶりにこのスレに来たw
来週以降はどうなるのか気になるところ。
172 :
名無しの笛の踊り:2009/05/18(月) 09:33:08 ID:sYpYG2cM
音楽批評業界では吉田翁の生霊が元気に飛び廻る・・・ かしら!
173 :
名無しの笛の踊り:2009/05/18(月) 09:45:16 ID:3EfdtHhz
馬鹿を馬鹿といってはいけないのかしら。
馬鹿を馬鹿と思わない僕もいるからな
僕たち、馬鹿馬鹿言つてばかりいられないですよ。
といふのはね、皆さん方ご承知のやうに、もうね、プーランクの連続放送もあと少しで終わつちやうんです。
それで、この後どうしやうか僕色々考へたんですけど、
あのー、F.Schubert、彼の音楽をもういつぺん聞くことにしやうと思ふんです。それでプログラムを組みました。
どこまで続くかちよつとわからないけれども。どうぞお付き合ひください。
どうせならヴィヴァルディをやって下さい。
吉田秀和デス
って、吉田先生ものだめファンなの?
そのうちぎゃぼーとでもいうのかな
プーランクの連続放送終了。
全30回とは、案外少ないなあ。
来週は試聴室だから、新シリーズは再来週からか。
次は誰だろう?
おっと、うっかり聴き逃してしまった。
ぷーランク(←ATOKではこう変換される。知名度ないなあw)は最後だったのか。
次誰かは言わなかったの? これまでは最後に、次は誰にするかいろいろ考えましたが、
xxxxxを聴くことにしましょう、xxxxxは御承知のとおり云々と、
以下、翁の蘊蓄がちょこっと披露されるのが慣例だったと思うが。。。
まだ決めてなかった? さすがに番組終了はない、……はず、、、
ひょっとしてアラカルト形式か? いや、これだと「視聴室」と区別がつかんなw
180 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 07:07:46 ID:I+tYCHqH
>>178 あとは吉田翁が、ご準備されるまでは、気の向くままの音楽漫談でもやれるのでは
ないの?漫談といってもシューベルトかモーツアルトの話題でしょう。
最近歌曲に関心が一元化してきたようですよ。
シューベルトだろ。
182 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 07:33:42 ID:5grWfLes
プーランクの次にオネゲルやらなかったら、漢じゃないぞ。
今翁の関心は歌曲です。よってシューベルトだろ。もしかしたらヴォルフかもしれんが。
>>179 新しい対象を決めてまた連続放送するっていってたよ。
次回は是非とも、Saint-Saensを希望
186 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 07:57:47 ID:1TRiU6iB
日本音楽評論界の癌
>>185 吉田翁に限ってサン=サーンスはないだろう
僕はやっぱり、見えたものがそのまま事実だと思わない人間なものですからねえ。
人間は大抵のことはわからない、わかったつもりになっているだけで。
でも、もう、二度と起つ事は無い。それははっきりわかっています。
ヤナーチェクかエルガーで
>>189 ヤナーチェクかヴォルフは大いに可能性があると思う。
191 :
名無しの笛の踊り:2009/05/25(月) 11:42:18 ID:hNCHLVFz
滝廉太郎は?
192 :
名無しの笛の踊り:2009/05/25(月) 12:01:00 ID:1Ir64WhK
こがまさお でもやってろ
193 :
名無しの笛の踊り:2009/05/25(月) 13:58:18 ID:hNCHLVFz
三木たかし
こがまさおや三木たかしが出た以上、
筒見京平の名を挙げないわけにはいかんw
と、ギャグはこれくらいにしといて、
来週の「試聴室」で発表かな。楽しみだ。
195 :
名無しの笛の踊り:2009/05/25(月) 19:38:59 ID:Wh5fKEMW
吉田はもう引っこんでもらいたいね
功績も大だがマイナスもものすごい人だ
>>195 いや、もはやここまでくると、これまでのすべてを超えた存在というか。
197 :
名無しの笛の踊り:2009/05/28(木) 15:28:23 ID:XXadh2EX
なにも知らないまま読んだが結構期待はずれだったよ。
なにも知らないのにどうやって期待するんだ?
199 :
名無しの笛の踊り:2009/05/28(木) 23:14:18 ID:TyQYJSN0
次はハイドンらしいね。
>>199 本当?
だとしたら、完結は翁100歳を超えるな。
201 :
名無しの笛の踊り:2009/05/28(木) 23:18:37 ID:RacC3u32
冗談だろ。
202 :
名無しの笛の踊り:2009/05/29(金) 01:23:25 ID:YvT4jt/e
FMクラブという雑誌のFMファンの末裔に書いてあったよ。
さて、いよいよ御大の口から発表か。
あれ〜〜〜!! 何も言わなかった。
また来週! で終わりw
>>5の願いが叶ったとは…。
実は、御大もこのスレを見ていたりするのかしら。
当分の間は死ぬつもりではないと言う事だな。
209 :
名無しの笛の踊り:2009/06/01(月) 22:24:42 ID:at2yq38J
ハイドンで死にたいという可能性も(ry
この間出た150枚組の鰤箱を流すだけだったら萎えるけどな。
弦楽四重奏曲以外は大体入ってるわけだから。
>>209 ハイドン晩年の作品から始めてカウントダウンって面白いかも。
ハイドンはまだやってなかったのか。まさか二巡目なんて
ことはないよな。
まあ、御大がハイドン好きなのは、周知のことだからな。
一番好きな作曲家は? と訊かれたら、ハイドンと答える
のではないかしら。
そんなハイドンの途中でムニャムニャなら、本望だろうて。。。
黒田恭一氏が逝ったわけだが…
声の調子だけだと、最近の黒田氏より吉田氏のほうがまだまだ元気そう。
215 :
名無しの笛の踊り:2009/06/04(木) 00:24:17 ID:tjDsqr7y
黒恭さん、お仕事お疲れ様でした。
ごゆっくりお休み下さい。
ところで、
吉田翁は、レギュラー放送している中では最高齢DJなのか?
DJ吉田!
カモシレナイ!カモシレナイ!モシカシタラ!カモシレナイ! モシカシタラ!カモシレナイ!
最近、秀和の放送から鳥の鳴き声がかすかに聞こえる時が
あるけど、もしかしてあの世から中継でもしているのかな。
おそらく過去にもこの年齢でのレギュラーDJは例がない
>>218 自宅で収録しているといううわさがある。
クラシック評論界の森繁
森繁は、若手(!)の葬儀の時しか現れないから現役ではないな。
森繁よりも何歳も上だよね。
現役で原稿を書き、新著を出版し、DJをし、パーティにでて祝辞を
述べたりする。
化け物としか言いようがない。
女性だと片岡球子とか小倉遊亀とか宇野千代とか化け物な人がいたわけですが
男性だとちょっと珍しいかもしれない。
>>223 そんな気がしてて、いま調べたら二人とも1913年生まれだった。
ちなみに森繁久彌が5-4うまれ、吉田秀和が9/23うまれ。
>>223 世界で最高齢の現役の音楽評論家なんじゃないか?
バイロイトまで行ったのは2年前だっけ・・・。
90過ぎたら生きてるだけでもめっけものなのに糞暑い夏に中ドイツまで行って指環全曲聴くんだから、まさに怪物的生命力w
>>226 実は死んでいるのに惰性で動いているだけだから疲れる事はない。
サイボーグだったりして
>>227 これこれ、滅多なことを言うでない。
えっ、わしは実はもう氏んでおるのか!
と御大に気づかれたらなんとする。
ここは、そっと、そっとしておくのじゃ。
それにしても、御大は黒恭より20以上も歳上なんだな。
長生きしすぎw、というか、黒恭が早すぎたのか。。。
>>229 この年寄りが元気な時代に黒恭氏は早すぎるよ。
晩年のラジオでの声の衰えは尋常ではなかった。今の吉田秀和の声のほうが
ずっと元気そうだ。
それにしても、ハイドン本気で取り組むのかな。
今連載中の歌曲の本もラストワークの意気込みであと2冊出す予定のようだ
けど、ハイドンは曲数半端じゃないからなあ。
交響曲1回に2曲やっただけでも1年かかるんだから。
実は、ハイドンの次もやる気満々!
クープラン一族希望
今日の放送を聴いた感じだと、ハイドンに関しては全曲は無理。
翁も聴いたことがない曲が大杉。
楽譜の残っていない曲が蟻杉。
翁も情報不足・勉強不足と自覚有り。
没後200年だから年末まで有名曲を流してお終いなのでは?
234 :
名無しの笛の踊り:2009/06/07(日) 16:30:51 ID:wphZOpQD
ハイドンは軽視されている?
235 :
名無しの笛の踊り:2009/06/09(火) 07:59:14 ID:AYD2VmFj
♪ ハイドン、ハイドン、土手の道・・ ♪ とかいう童謡があったなぁ・・・
236 :
名無しの笛の踊り:2009/06/10(水) 10:08:19 ID:9G8qsK+j
ハイドンはいつ聞いてもいいなぁ。
琲丼
238 :
名無しの笛の踊り:2009/06/14(日) 16:54:01 ID:A/zzhKTE
ハ〜イうどん で〜す お待ちどw!
ハイドンの弦楽四重奏っていいのな。今日の曲は何番かわかる人いる?買いたい。
途中で送ってしまった、、
>>240再びありがとう
翁の半分の年齢なのに、心臓が悪い。翁がうらやましいよ。
243 :
名無しの笛の踊り:2009/06/15(月) 16:33:11 ID:pZoHAsNO
早くやめてほしい
「20世紀の名演奏」は、黒田恭一氏を諸石幸生氏が引き継いだ。
「日曜喫茶室」はかま満緒氏は、「トーキング ウィズ 松尾堂」で
松尾貴史氏が引き継ぎ始めている。
いくらNHKーFMがほぼ永久的に続ける予定の番組でも、司会・DJは不死身ではない。
この番組は、吉田秀和個人の資質に依存している番組であるが、NHKと翁にその気があれば、後継者を探すかも知れない。
ハードルはかなり高いが。
参考:アンサイクロペディア「名曲のたのしみ」
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/名曲のたのしみ
でも吉爺は不死身だってきいた
ここは寺田恵子でお願いしたい
翁には、数十年分の放送原稿と音源を用意してもらって、
引き継ぎ後、仲間由紀恵に声だけ担当してもうらう、ということで。
Xデーが来たら、過去の放送を最初から再放送しかないんでないの?
>再放送
日曜朝の放送時のテープ流すと、ステレオ信号テストが流れるよ。
リコーダーの演奏が最初に右チャンネルから、次に左チャンネルから。
懐かしいなあ。
>>249 そう言えば あれってもうやってないの?懐かしいな。
今のエンディングってハイドン?
エンディング曲は今扱っている作曲家の作品と聴いたことがある。
だとすればハイドン。
ひばり
ちょっと待って。
「ひばり」くらい覚えましょう。音楽鑑賞の時間に出てこなかったっけ?
ハイドンは基本過ぎてて聴かないからな。
ベト1番2番くらい聴かない。
ドボ1番〜6番くらい
ブル00番〜2番くらい
正直、ハイドンの弦楽四重奏曲は皇帝賛歌しか聴いてわからない
257 :
名無しの笛の踊り:2009/06/28(日) 15:46:25 ID:KaplQjcz
何を聴くべきか?
この番組で全部聴けばいい。
翁なりのセレクションリストなんだから。
259 :
名無しの笛の踊り:2009/07/04(土) 15:38:42 ID:ZOcaiqNV
さあ、おじいちゃんの好きな番組、今晩ですよ。
おじいちゃん寝てるの?
お、おじいちゃん!!
早く終わってほしいですね、吉田支配
261 :
名無しの笛の踊り:2009/07/04(土) 20:46:44 ID:Hrgs7niS
あ と 1 5 分 で 始 ま る よ。
早く終わってほしい
余談がほとんどない、曲かかりっぱなしのいい番組じゃないか。
早く終わって欲しいというなら「気ままにクラシック」の方だな。
264 :
名無しの笛の踊り:2009/07/05(日) 09:32:04 ID:2k82JfMG
自然に終わるよ。
そうですね、「自然」に・・・ですね
「気ままにクラシック」を終了して、あの時間帯を吉田先生に使わせてくれ。
ハイドンは曲が多くて時間がかかる。
笑瓶のしゃべりはクラヲタには全然面白くない。
吉田先生が駄目なら、どこかの糞評論家の話でもあれよりはマシ。
267 :
名無しの笛の踊り:2009/07/05(日) 14:37:00 ID:2k82JfMG
先の時間に限度があるなら、
自分が体験した巨匠たちの実演経験を喋って、
その音源を掛けて一緒に追体験がよろしい。
生きてるうちに…
野村光一など、かつてのライヴァルとの論争についても語ってもらえたら面白いと思うが・・・
269 :
972:2009/07/06(月) 08:44:45 ID:J8W0JI0z
コピペ失礼。
「ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その17」スレより
960 :名無しの笛の踊り:2009/06/30(火) 18:54:13 ID:2WJb/K0+
宇野は駄目でしょ、えこひいきがものすごいし。
吉田翁の論評のが公平だ。(ちょっとグールド厨のきらいはあるが)
961 :名無しの笛の踊り:2009/06/30(火) 18:57:54 ID:M+kuRDOT
吉田翁のhyperionびいきは度を越している
962 :名無しの笛の踊り:2009/06/30(火) 20:33:06 ID:yNpmQXv0
自分も評論とか読みたいと思ってました。
誰のかというと、吉田先生。
でも、お金があったらCDとかDVDを買ってしまって
本までお金が回らないですw
963 :名無しの笛の踊り:2009/06/30(火) 21:12:41 ID:onW4tiDN
吉田翁のグルダに対する高評価と的確な表現は、
グルダファンには心強い。
270 :
972:2009/07/06(月) 08:46:01 ID:J8W0JI0z
964 :名無しの笛の踊り:2009/06/30(火) 21:48:40 ID:tYruh3x/
吉田は昔、野村光一という先輩への対抗で論を形成した部分がかなりあり、
当時を知る者にはイマイチ信用がおけないことがある(特にピアノ演奏評論)。
立派な評論家であることは大いに認めるのだが・・・今のうちに、対野村の
部分を自分なりに評価し清算してくれると、納得する部分も出てくるかも
しれない。
972 :915:2009/07/01(水) 04:08:27 ID:Z5is9dsA
>>964 詳しくご説明願えますか。
というのは、僕は少年時代(70年代)に
野村光一の書いた文章を何処かで読む機会があり、
何となく胡散臭い雰囲気を感じてしまったまま、現在に至るんですが・・・
あと学生時代、知人を通してその老評論家に対する批判も少しばかり聞いたので
もし吉田が野村光一に対抗して・・・云々というのなら
「おお、じゃあマトモじゃねえか」って反射的に思ってしまってw
昭和40年代、50年代ではぜんぜん評価が違っていたのですかね?
(スレ違いですみません。もし吉田スレがあるのならそちらでも構いませんが・・・)
973 :名無しの笛の踊り:2009/07/01(水) 05:31:07 ID:NrPhHEgQ
吉田スレ、ありマス。
↓
【永遠の故郷】吉田秀和 4【名曲のたのしみ】
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classical/1234618621/
↑
>>270 内の964 に対して:
野村に胡散臭さをお感じになったのも分かるような気がします。だいたいこの人は
文章が書けない人(と言っては言い過ぎか・・・吉田のような評論における文体を
確立しなかった・・・ここは吉田が偉大だと思います)だったためもあろうか、
直情径行的に思ったことをまず言ってしまうタイプでした。コルトーに心酔し、それを
価値判断の基準としていたためか、その傾向の演奏家を是とすることが多かったような
気がします。ケンプ、リヒテル、アルゲリッチ、アシュケナージ、ブレンデル・・・
吉田は、朝日新聞のケンプ、ぜルキン、アラウの追悼記事でも述べているように
(「思えばあの人(野村)とは合うことなどなかったのである」)、対野村の意識を例の
巧みな弁舌で包みながら発言していました。が、当時のNHKFMの『音楽時評』などでは、
野村の発言を遮る形で滔々と反論するなど(リヒテル擁護の野村、否定の吉田)、ライヴァル
意識剥きだし。野村への反論から否定的見解を述べたピアニスト(たとえばケンプ)についても、
野村が評価していない部分を評価するなど(ケンプのシューベルト)、不整合が目立った
(野村は吠える割にはブレが少なかった)。だから、吉田が評価したピアニストは40年代では
ミケランジェリ(これには野村全否定ーこの論争は面白かった)、グールドなど、あまり目立った
感じはありませんでしたね。「アルゲリッヒ」と発音した野村に対して「アルゲリッチ」が正しい、
と言ったくらいですね。先輩の野村に(ピアノ演奏評論では)対抗する形で自分の論を形成して
いったと私は感じました。(なんかまとまっていませんが、こんなところです。)
どの世界でもライヴァル関係は存在して、それが高揚へとつながる部分もあるのでしょうが、当時は
面白かったこの二人の論争も、いま思うと不毛だったなと思う部分もかなりあります。
272 :
名無しの笛の踊り:2009/07/06(月) 10:08:20 ID:7MpnF543
すみませんクラシック(というかバロック以外)初心者なんですが
この方の番組の時間帯と局を教えてください。
スレ貼り付けて自演か?
>>273 自演ではありません。プロパティでも参照されたら?
お早うございます。
あ、早速レスして下さったんですね。ありがとうございます。
とても興味深く読ませていただきました。
>>273 あ、ちなみに
>>268番さんのレスを受けて、スレを貼ったのは僕です。270 = (旧972)
>当時のNHKFMの『音楽時評』などでは、
>野村の発言を遮る形で滔々と反論するなど(リヒテル擁護の野村、否定の吉田)、
>ライヴァル意識剥きだし。
え、二人が同じ番組に出演していた、と?!
聴いてみたかったです!^^
リヒテルに関しては、まだ鉄のカーテンの向こう側にいた頃、一足早く来日したギレリスの、
レセプションでの発言のエピソードだけが強く印象に残ってしまっていて、
(注:彼が謙遜して「私の国には私よりも100倍上手い男が居る。
その名は『スヴャトスラフ・リヒエル』だ。」と言ったとか・・・)
肝心のリヒテルに関して、どう評価していたか、あまり覚えていませんでした。
ケンプに関しては、エリー・ナイの「神がかり」的演奏の批判の項目で
かれもその危険があったが、どーたらこーたら・・・っていうのを読んだような気が。
あ、それから「ミケランジェリ論争」というのは、もしかして
「七色の色彩 VS モノクローム(水墨画)」というやつですか?
出来ましたら詳しくお願いします。
ともかく、本当に貴重なご意見をありがとうございました。
277 :
名無しの笛の踊り:2009/07/07(火) 19:00:08 ID:2SwXYUfm
音楽時評で記憶に残っているのは
アルゲリッチの音楽性を 野村が「天性のもの」と評したのに対し
翁が「計算しつくしたもの」と言い返していた。
ライヴァルだったのか・・
翁は、ザンデルリンクが大化けするの、見抜けなかったな
別に大化けなんかしてないだろ
そっちこそ下衆な評論家連中に洗脳されてるんじゃないか?
「大化け」ってザンデルリンクに失礼だよね
280 :
名無しの笛の踊り:2009/07/07(火) 20:18:33 ID:ZL+2wCK+
>>276さん
>>271です。こちらこそご丁寧な返レスありがとうございます。
>ケンプに関しては、エリー・ナイの「神がかり」的演奏の批判の項目で
かれもその危険があったが、どーたらこーたら・・・っていうのを読んだような気が。
この部分、もしもう少し覚えていらっしゃたら書いていただけますか?
誰の文章だったか、「エリィ・ナイの実演ではときどきとんでもないことが起きる」
というのを読んだことがあったからです。
野村が「ケンプは神がかり」と言ったら、吉田は(また反論で)「だいたい神がかり
みたいなことになったら危ないのだ」と書いていましたが・・・だから宇野みたいに、
ケンプの好調時の演奏が合わないのか、と思うと、上でも引用した朝日新聞の記事に
「晩年のケンプの演奏会で、ショパンのあまりの良さに驚いたことがあった。この日は
野村さんと隣り合わせ。終わってふたりのどちらからともなく『良かった』と言い合った」
ときて「思えばあの人と合うことなどなかったのである」となるんです。(この日はケンプ
絶好調で、最後のショパンの『幻想曲』のすばらしさは忘れられません。)
ピアノ演奏評論に関しては、吉田は野村が煙たかったに違いないと思っています。
ミケランジェリ論争については、また時間をみつけて書きますね。ちょっと
復習の読みをしなければと思っていますので。
281 :
名無しの笛の踊り:2009/07/07(火) 21:50:48 ID:z/w1TI5/
1973年ザンデルリンク初来日時、音楽時評で大木正興が「名指揮者の・・」
と述べたのに対し、吉田は「名指揮者ですかねぇ」みたいな発言して
まったく評価してなかった。
>>281 ザンデルリンクが初来日したのは、もっと前のことで、
ムラヴィンスキーがレニングラードと一緒に来なかった
とき、ガウク、A・ヤンソンス(マリスのオヤジ)とともに
トロイカ組んできました。ザンデルリンクのプロ、チャイコ
のハムレット、ロストロと組んだプロコの協奏交響曲、
それにブラームスの4番。ホルンの音はたしかに違和感
があったが、鉄壁のアンサンブルでありながら、ブラ4の
抒情味が光っていた記憶が残っています。吉田さんは
聴かなかったのかしら。長スレごめん。
283 :
名無しの笛の踊り:2009/07/07(火) 23:25:10 ID:z/w1TI5/
>1973年ザンデルリンク初来日時
訂正:1973年SKDザンデルリンク初来日時
でした。
284 :
276:2009/07/08(水) 02:31:51 ID:rne6joLS
>エリー・ナイ、およびケンプと「神がかり」について
あいにく手元にその本がなく曖昧な記憶ですみませんが、、
確か、戦後、ドイツに遊学した際、エリーナイも聴く機会があって、
「・・・その頃、もうかなりの高齢だったけれども、ともかく彼女には熱狂的なファンがいて、
そして、彼女こそがあたかも「ドイツ精神の伝統を受け継ぐもの」の具現として、
それこそもう女神か何かのように崇め奉っている。
彼女の演奏会では、演奏が進むに連れて、老いも若きも皆、熱狂状態になってきて
それがちょっとどうかなと思った。」だったかな?
ああ、そうだ、
「・・・もっと良くないのは、彼女がそれを『良し』として受け入れてしまうことで・・・云々」
とかも書いてあったような。
エリー・ナイの演奏を僕は一度も聴いた事がありませんし、
文章を読んだだけで判断してはいけないのは当然分かっているつもりです。
それに正直言って「神がかり」的演奏というものが、どういう状態を指すものか
僕は未だによくわからないのですが、まあそれは置いておくとして・・・
ともかく読んでみて、一応僕なりに解釈したのは、
老いるにつれて、どうしてもテクニックを含めた演奏の質の低下は免れないし、
(いや別に老いという場合だけには限らないけど)
プロの演奏家なら、常に自分の演奏を客観的に見て、
己が自分自身の一番の批評家であるべきなのに
そこらへんがエリー・ナイに関しては、どうも「甘い」ような印象を
彼女の立ち居振る舞いに感じてしまったのではないか、と思うんです。
まわりに崇め奉られて、それで満足してしまうとか・・・
285 :
276:2009/07/08(水) 02:33:21 ID:rne6joLS
(続き)
ケンプにも若い頃その危険性があったのだが、
それを上手く回避した・・・だったかな? なんかそんな風に
繋がっていったと思うのですが、はっきりと覚えていません。
ごめんなさい。
まあ、戦争中、彼は引き篭もってテクニックの研鑽に勤めたというのは
結構、有名な話のようですし、そのことを言っていたのかな?
ここらへんは、ほとんど僕の脳内での関連付けです。
もし元資料をお持ちの方は、参照になられて
修正していただければ幸いです。
そういった視点からしてみると、彼(吉田秀和)は、
「常に自分自身をコントロール下に置いた演奏」というものを是とするのかな?
とすると、お書きになられたように、アルゲリッチの演奏に対して
「計算され尽した」などという、僕から見ても「???」という論評が出てきたり
ケンプに関する「だいたい神がかりみたいなことになったら危ないのだ」発言や、
もっとも有名な、ホロヴィッツの初来日公演の「ひびの入った骨董品の壷」発言など
みなここに由来するのではないか、などと思ってみたりするんです。
僕は難しい話が苦手で、ついつい話を頭の中で簡略化していまい、
その段階で、もしかしたら勘違いなどが在るかもしれませんので
ご批判などありましたらご指摘ください。
286 :
名無しの笛の踊り:2009/07/08(水) 19:42:04 ID:88TH0cw/
もう、よろしいですか?
FMの放送の解説を聞いている限りは、この人、まだまだ元気だね。
今放送している分は、10年前から取り溜めしているんだよ。
そう言われてみれば、リアルタイムを確信させてくれるような
お言葉を拝聴した記憶がないな。
黒田さんとかの話でもちょろっとしてくれたら、安心できるんだがw
290 :
名無しの笛の踊り:2009/07/21(火) 23:38:00 ID:1rglA8qm
ほほう
291 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 10:12:59 ID:4GGgPf5K
今なら自民党の騒動とか盲目のピアニストの優勝とかの話題があってもいいのに
それが一言もない。
吉田翁は、10年前の録音を再確認しているだけか?
声も変るよ。細工できるか?
292 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 13:56:08 ID:YkXjpG8Q
でも,試聴室では新作CDをかけていますよ。
293 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 15:11:47 ID:4GGgPf5K
つじつまを合わせる編集が大変でしょうね
294 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 15:43:01 ID:2foJTt55
基本的に日本のオケきらいだよね。
「もう充分待った」と言っていた。
295 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 15:51:48 ID:QwvL2Onz
要するに晩年のエリー・ナイを取り巻く若い聴衆の間に、いわば朝比奈化現象とでもいうべきものがあり、
それを受け入れたナイの心情と、かつてナチ的な熱狂を引き起こしたドイツの国民性と合わせて危惧を表明したということだろう。
296 :
名無しの笛の踊り:2009/07/22(水) 20:20:46 ID:Jf6RgaUn
ナイもケンプも神がかり状態を作り出せる稀有な演奏家だったのではないでしょうか。
ナイについては想像ですが、ケンプは絶好調の実演を何度か聴いているので解ります。
聴く者の人生を変えるような、生き方・考え方・感じ方に影響を与えるような音楽を
創る演奏家でした。そういう演奏にいちど感動すると、その奏者に対して敬う心が
生まれ、そのような人が集まった演奏会では吉田が危惧(?)したような雰囲気が
あったのではないかと想像されます。しかし、それも芸術の持つ力の、それも大きな
力の部分であり、それははそういうこととして評することはできなかったのでしょうか?
もちろん音の連なりとしての演奏それ自体(うまく表現できませんが)を評する吉田の
姿勢は分かるのですが・・・
それと、「ケンプは神がかり」と言った野村への反発というのがあったと思います。
野村との関わりを吉田にはぜひ清算してもらいたい(長文ご寛恕)
>>296 3月くらいにあったFM40th.クラシックスペシャル聞かなかったの?
「野村」さんにことについて、少しふれてたよ
298 :
名無しの笛の踊り:2009/07/23(木) 09:26:33 ID:qeGXpkNt
>>296 吉田翁も遠い昔の人が思い出されるようになったのね。
299 :
名無しの笛の踊り:2009/07/23(木) 22:34:27 ID:z/p9YRCk
野村さんが、呼んでいるんだよ こっちで話そう、って。
だ が、断 る !
>>299 20年前にあっちに行っちゃってるから、「こっち」でめぐり合うのも大変そうw
302 :
名無しの笛の踊り:2009/07/24(金) 21:43:00 ID:MKJZZGzj
ホーネックのマラ1を随分褒めてたね
303 :
名無しの笛の踊り:2009/07/24(金) 22:01:47 ID:ea4P+MyU
>>297さん
>>296 です
そうですか。聞けませんでした。もし覚えておられるなら(そして
お忙しくなければ)少しお教えいただけませんか?
ことわる
野村とラジオの番組やったことがある。
以上。
307 :
名無しの笛の踊り:2009/08/01(土) 16:25:56 ID:qo27Effa
暑中お見舞い申し上げます
308 :
名無しの笛の踊り:2009/08/01(土) 21:16:33 ID:lTNMIk2J
LP300選 ぼろぼろになるほど、読み買い直そうと思ったら廃刊ですね。
何とか手に入れたいのだが
近くのブックオフで叩き売りされてたぞ。
……というのは嘘w
古本屋めぐりをすれば見つかるかもしれんね。
それはさておき、今夜のNHK-FMは何ぞや。
まさか8月いっぱい、なしじゃあるまいな。
311 :
名無しの笛の踊り:2009/08/02(日) 00:34:07 ID:HkAO4lpJ
柴田南雄「クラシック名曲案内ベスト151」講談社文庫
のほうが簡潔で好きだ
312 :
名無しの笛の踊り:2009/08/02(日) 07:41:12 ID:c60uYWnk
>>310 有り難うございました。
早速HMVで見つけて、「CDと同時購入ポイント5倍」を利用して(笑)注文しました。
クラシックオタク歴30年ですが、今読んでも頷ける文章ばかりです。
サンサーンスのくだりで「女子学生の寄宿舎の壁にはられる・・・娯楽美術に分類・・」
など笑えます。サンサーンスは結構好きなのですが、確かにこういう聴き方しています。
フォーレやマーラーの一部の曲に言った悪口を、追記で反省されているのも、激しく同意です。
唯一の難点はバッハ以前に1/3割いていてほとんど読んでないですが、かなり自分の感性に合っていました。
ちくまから出ている奴って「名曲300選」にタイトルが戻っているはずだが、内容は追記されてる部分はそのままなのか?
「フォレはやっぱり後期が最高ですw」は残っているのか?
というかこの本の価値はまずバッハ以前の1/3だろ、と今にして思う。
314 :
名無しの笛の踊り:2009/08/02(日) 12:47:39 ID:c60uYWnk
玄人ぶるとそう言い方になるが・・・
そうはいうものバッハ以前 なかなか曲を揚げられても探せないし聞けないっすよね。
現実的には。
ちくま文庫版はレコード表がないんだよね。作り替えるのがめんどくさいのはわかるが、
昔のそのままでも載せておいてくれればいいのにさ。新潮文庫版は持ってたんだが
なくしてしまった。
316 :
313:2009/08/02(日) 13:24:24 ID:rrFVGb2F
>>314 いや、だから「今にして」と書いているw
正直俺も最初買ったときはバッハが出てくるまではつまらなくて我慢して読んでいたが、
ひょんなことから古楽に興味を持ってから読み返すと、この時代にここまで書いていたのはすごいなと思った。
今でこそ古楽に関する書籍やガイドは充実しているので、そういう意味ではこの部分ももはや
古いのかも知れないけど。
もはや古いのかも知れないけれど。
・・・と、書けば文末が吉田風になったのに惜しい。
と、いっていいんじゃないかしら。
FMのハイドン、いくらなんでも交響曲飛ばしすぎる。
22番を飛ばしちゃうなんて。。。
この先どんどんと飛ばして行くよ。
何せ先は短いのは目に見えているんだからね。
321 :
名無しの笛の踊り:2009/08/07(金) 23:41:54 ID:riNoftBV
なんらかの関連性を指摘して、戻ることもあります。
322 :
名無しの笛の踊り:2009/08/20(木) 01:20:25 ID:iCU/WBXa
やっぱりハイドンで往生しちゃうのかな。
323 :
名無しの笛の踊り:2009/08/20(木) 01:45:57 ID:+p314h60
ハイドンは、先をあせらずじっくりとやってほしいな。
やはり翁の最期にふさわしいじゃないですか、ハイドンは。
プーランクなんかで終わっちゃあつまらない。
その意味で、ハイドンはご自身の健康状態にあわせ、ゆっくりゆっくり
すすまれるのがよろしいでしょう。
最期に「天地創造」あたりまで行き着けば、それもよし。その時はもはや
この番組も終了でよいんじゃないですかね。
325 :
名無しの笛の踊り:2009/08/23(日) 23:24:21 ID:mjWjWpWR
>>323 さすが吉田マニア、知的レベルが高いなあ。
326 :
名無しの笛の踊り:2009/08/24(月) 19:09:43 ID:ogkkpFbs
・・・気持ち悪い・・・
ここで吐くなよ!
彡≡≡ミ
ω□-□ω
( 皿 )<下呂を吐くのがダメなら射精だといえよう。ハアハア
人 Y / シコシコ
( ヽつ゜〜〜〜〜○ 〜〜〜〜○ 〜〜〜〜○ 〜〜〜〜○ ドピュッ ドピュッ ドピュッ ドピュッ
(_ω_)
(⌒ ⌒ヽ
(´⌒ ⌒ ⌒ヾ
('⌒ ; ⌒ ::⌒ )
(´ )。 。 ::: )
彡⌒ミノ⌒⌒)≡≡≡≡≡三(´⌒;: ノ_ノ`) :; )
(゚皿゚ ) / < (⌒:: / ゚ Д゚) ::⌒ )
丿∨ ) 人_\ ( ゝ ヾ 丶 ソ
彡ノ 彡 巛
この前の作品9の弦楽四重奏、演奏下手じゃなかったか?
>>331 さすが吉田マニア、知的レベルが高いなあ。
…腹痛い…
ここでウンコするなよ!
彡三三ミ
ω□-□ω
( 皿 ) < 気取っても しょせんは2ちゃん といえよう
⊂ \
(⌒__) ブリブリブリ
(_) 人
(__)
(___)
336 :
名無しの笛の踊り:2009/08/28(金) 13:34:10 ID:JtvLQw6Y
だれか御大の「セザンヌ物語」(ちくま文庫)の感想を書くやつはいないのか。
そこの知的レベルの高い人!
337 :
名無しの笛の踊り:2009/08/29(土) 07:23:34 ID:mD3q/8xn
吉田翁の御声が少し高くなったような気がするw
ゼンマイが切れる寸前なんだよ
339 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:02:24 ID:Cg8LvcU3
きのうの「名曲のたのしみ」、最初のピアニストの紹介のとき
うぐいすの鳴き声すごかったな。右から7,8秒は聞こえたんじゃないかしら。
コメントは自宅収録で、スタジオで曲をかぶせて収録を完成させてるんですね。
340 :
名無しの笛の踊り:2009/09/01(火) 10:21:22 ID:IlOUP6IC
8月の鶯は、どんな声で鳴いていましたか?
341 :
名無しの笛の踊り:2009/09/01(火) 13:57:21 ID:IHgz6IIA
うーん、鎌倉の鶯は難しいなあ。5月下旬というところですかねえ。
ひでかずちゃん、スタッフがおしゃべりを止めて取り直しを指示するのかどうか、その様子をうかがったのか、
ちょっと躊躇した感じに聞こえたのも、かわいいと思われ。でも結局、「ボクは、このままいっちゃうよ。」
自宅収録分が短かったせいか、エンディングの「ひばり」、いつもより長かったです。
そうか、鳥つながりかあ。
横須賀の猿島に7月上旬に行ったけど、うぐいすがいっぱい鳴いてました。
よって、鎌倉も7月なら普通に鳴いていると思う。
ホーホケキョ、確かにうるさいくらいにマイクに入ってたな
その代わり蝉の声が入ってなかったような…
去年かもっと前の夏の放送だと蝉の声がうるさかったのを覚えてるんだが。
やっぱり収録はもっと前だったのかもしらんね
ウグイスのさえずりは夏まで続くから、別にふしぎじゃないよ。
そうなのか。先週の名曲の楽しみ(ハイドンの時)もなにかナレーションのバックで音がしていると思ったが、
アレは自宅収録だったのか。
それはお前の幻(r
特番が多いので休みが続くね。
死んだの?
349 :
名無しの笛の踊り:2009/09/09(水) 13:31:17 ID:9ZT5ScGq
9月23日がご生誕の日であられるぞ。
ことしで、おん歳ン才になられるのだ。
1913年生まれだから…、すげー
吉田翁が次代の音楽批評に期待するものが見えてきたね
来年は佐伯茂樹君と予想
岡田暁生ねえ…
岡田じゃだめだな。もうネタ切れだし。
356 :
名無しの笛の踊り:2009/09/10(木) 14:30:42 ID:XMcAaf3j
岡田、前作の「恋愛哲学者モーツアルト」、こじつけのような感じだったがな。
それなりに、面白かったけど。
ただ、この人の本は一般に引用が多すぎる。ひとのふんどしでなんとか。
357 :
名無しの笛の踊り:2009/09/10(木) 14:45:26 ID:Qlx5Ihga
岡田の書いた19世紀ピアノ教育関係の本、某ピアノサイトで相当なこき下ろし
にあってたぞ。一応はほめておいて、あとから次から次へとミスを指摘したり
して。
吉田爺が街頭で骨折したときその場からさっさと逃げた音楽学者ってだれだろう?
でも岡田はほかの圧倒的多数よりはおもしろい
岡田、片山、それから許とかは、たしかにヌーベルヴァーグって感じがする
レコ芸なんかに書いてるそれ以外の連中は、オールドウェイブ
許はちょっと違うと思うけどな。秀和もさすがに無視だろ。
ヌーベルヴァーグwはクラシックファンの雑談の域を超えてない気がする
大衆に受けようとわかりやすく書こうとするのはいいかもしれんが
なんかズレてる。実際それが受けてるのかもしれんが
↑これは痛いなw
一般書だから大雑把でいいわけでもないだろうしな。
この岡田のピアノの本、読んだのだけど、確かにショパンが音楽学校を
出ていないという記述があって「あれ? ワルシャワ音楽院を卒業してる
はずだがな」と、違和感を持ったのは事実だ。
まあ、岡田さんは京大准教授で、ここでミスを指摘しているのは大学院生に
すぎないけど、この大学院生、自分の研究テーマとして取り組んできた狭い
領域に、もろに一般向けの本が出たもんだから内心穏やかじゃないんだろうね。
この芸大生は岡田が「音楽のきき方」で書いている音楽をつまらなく語る学者の典型に過ぎない。
世の中に通じる言葉を用いられず重箱の隅をつついて、それでも狭い学会で生き残れるかどうか分からない。
芸大楽理は日本の音楽界をだめにしてきた。吉田翁は阪大出の岡田に賞を与えることで彼らを挑発している。
368 :
名無しの笛の踊り:2009/09/11(金) 16:23:23 ID:kpSTnBuM
吉田秀和賞受賞者が卒業した大学
東京大学4
慶応3
大阪大学2
早稲田2
京都大学2
東京藝大1
筑波1
ま、最低でも早慶くらいは出なきゃってことですよ
>>367 単に秀和が惚けて、文章を読み取って判断する能力が無くなった。
それだけの事だと思う。
それを、周辺の人間が指摘する事が出来ないのが、吉田秀和の
悲劇なんだよね。
>>368 こりゃ壮観だねえw
Prestigiousな大学出てなきゃ(批評)人に非ずってか
別に選んでる方にそういうつもりは無いんだろうが
選者の方も東大東大慶大か、と思ったが、
加藤周一はいないから、東大と慶大の二人でやってんのか?
373 :
名無しの笛の踊り:2009/09/13(日) 15:10:50 ID:rmsyCZeI
目糞鼻糞
>>373 批判てゆうか、ほとんどルサンチマンじゃねーか?これ
糞が糞を批判する。
屎尿処理場送りになって抹殺されて終了。
そろそろ岡田スレ立てたほうがいいね
379 :
名無しの笛の踊り:2009/09/13(日) 22:59:01 ID:m2c6rymQ
独立のスレが立つなんて、偉くなったことを、かえって
認めたことになるんじゃないかな。
そんなことはない。
高本は偉くないし。
381 :
名無しの笛の踊り:2009/09/14(月) 22:40:39 ID:8OvOkM6J
翁が書いた、LPやCDの解説って、集めれば結構な数になるな。
初期はレコードを遠ざけてたはずだけど、最初に書いたライナーって何だろ
ライナー用書き下ろしじゃない、本の転載も結構あるよ。
384 :
名無しの笛の踊り:2009/09/19(土) 23:23:35 ID:+tQC8cn/
ハイドンよかた
385 :
名無しの笛の踊り:2009/09/20(日) 02:12:50 ID:IEh1dio3
うん、ハイドンになってから、俄然吉田さん自身の言葉がよみがえって
きたように思うなあ。きっとプーランクよりよほど好きなんだろう。
もう、ずっとこのままハイドンでいいよ。こちらもハイドンの曲それほど
知らないから一緒に勉強する感じになるし。
387 :
名無しの笛の踊り:2009/10/02(金) 19:46:14 ID:X1mYG33+
age
388 :
名無しの笛の踊り:2009/10/02(金) 23:10:28 ID:Nlk0FqZ1
4年前、たまたま横浜で吉田さんのサイン本買った
しばらく日本離れてて久しぶりに帰って来たらまだご顕在で嬉しいやら呆れるやら
不謹慎だが、サイン本の価値あがってるかなあなんて多少なりとも期待していたもので…
白水社の全集のサイン本だっけ?
なんか売ってた記憶があるな、買わんかったけど
390 :
名無しの笛の踊り:2009/10/02(金) 23:49:15 ID:8ijTkn8v
全集がではじめのころ、新幹線のグリーン車で何人ものお客が
吉田本を読んでいたという。
誰だかエッセーに書いていた。
391 :
名無しの笛の踊り:2009/10/04(日) 23:12:41 ID:F8Ay8Vt/
新刊「楽しむにしかず」、3150円とは結構いい値段。
装丁もいいんだろうけど。
最近ナレーションのバックでなく鳥の声に思わず聞き入ってしまうw
393 :
名無しの笛の踊り:2009/10/14(水) 10:08:45 ID:xxS2p45K
吉田翁
7月くらいには、蝉も鳴いてたよな
蝉も啼かずば
「楽しみ」はラヂヲに漏れ出づ鳥の声
398 :
名無しの笛の踊り:2009/10/17(土) 21:19:10 ID:b/niso4c
音楽は楽しむにしかずと言挙げて
399 :
名無しの笛の踊り:2009/10/17(土) 21:28:53 ID:KRx3MrZ2
この罪悪評論家、早く消えてくれないかな
>>398 3日前に購入
少しずつ読んでるとこ。
レコ芸とかまったく買ってないので自分は初めて読む。
なるほどと頷ける文章多し
揚げひばり
は
スカイラークで食べられますか
一昨日の朝日で音楽展望出てたですね。東京に河村と小菅の演奏会におでかけされたそうで。
この歳でも新たな演奏者に関心をよせて、励まそうとなさる文章でした。
これが宇野だったら、いい歳してこのド変態めッ!と言われるだけだろう。
404 :
名無しの笛の踊り:2009/12/01(火) 14:13:53 ID:fZJWVHtp
自分のひ孫の演奏を見守る、といった心境でしょうか。
吉田がレコ芸で誉めてた河村尚子っていうピアニストの放送を観たけど
エキセントリックな演奏だったなぁ。
あんな演奏を誉めるようでは、さすがの吉田も衰えたかも。
エキセントリックな演奏家って、爺は昔からわりと好きでは?
グールドが日本で最初に紹介されたときも、405みたいな反応ばかりだったそうだ
>>406 ラジオの試聴室でミンコフスキのモーツァルトとか、サロネンのストラヴィンスキーを
聞いて面白がってるしね。
最近試聴室が多いね。もしかしてハイドンは既に録り終わってるのかな。
ん?
試聴室は月一回最終土曜日(と水曜午前の再放送)で変わらないと思うけど
>>408 サロネンは現在ストラヴィンスキーの第一人者でしょ、
普通に面白いし世評も高い。
エキセントリックとは違うんじゃないか。
今、ペーター・レーゼルの放送観たけど凄い! 感動した! 次元が違うよ。
先生は聴いてないのかなぁ?
>>412 俺聞きにいたったけど、少なくとも紀尾井にはいなかったよ。
>>413さん、うらやましいなぁ。
シリーズらしいから一回は先生に是非聴いて欲しいな。
河村くらいでエキセントリックって言われるなんて
ハイティンクでも聴いてればって
いつだったかアントニーニ/イルジャルジーノ・アルモニコのヴィヴァルディも聞いてたような…
417 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 02:50:07 ID:tyPhQc0X
変な爺さんだと思っていたら「左巻き」提灯だった
418 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 07:28:05 ID:IviLv3GQ
いい年をして
いつまでうぬぼれているのか
さっさと引退してくれ
妄言はもう聞きたくないぞ
419 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 07:31:56 ID:IviLv3GQ
>>403
人気がはっきりした新スターを持ち上げてどうする
まだ海のものとも山のものとも分からない新人を発掘するならともかく
眼力がないことを自らいいふらすようなもの
420 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 07:34:53 ID:IviLv3GQ
吉田本
そんなものは音楽が分からぬ者が手をのばすもの
自分の無知、暗愚、偶像崇拝を自ら吹聴するようなもの
頭悪そうだな
422 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 10:42:51 ID:d8cs4RAc
音楽がわからないから読むに決まってるでしょ
423 :
名無しの笛の踊り:2009/12/04(金) 10:50:44 ID:Y1cU7lVh
音楽でも何でも一生探求だよ。
何もかもがわかってるなんて、何もわかっていない証拠だろうな。
このラジオ番組は欠かさず聴いていた。
そして、番組終了後、渋谷のTOWER RECORDSに行ってはCDを入手していたね。
426 :
名無しの笛の踊り:2009/12/07(月) 21:15:16 ID:R7HdpD38
>>425 これひょっとして片山杜秀あたりがこっそり書いているんじゃないかと思うほど
よくできているよな。
前にみたときめちゃめちゃ愛に満ちてるなと思った。
導入
名曲のたのしみ、吉田秀和。
今日は、プーランクの、6回目にあたりますけども、最初に、あのー、17世紀の無名詩人の詩を集めて、『Chansons gaillardes』(陽気なシャンソン(陽気な歌))という歌曲集があるので、それから聴こうと思います。
ここまでの所要時間は約30秒ほどである。番組開始からたった30秒で、常連リスナーと、コアなクラシック音楽ファン以外の全てを振り落とす、まさにNHKの娯楽番組にふさわしい導入である。
この箇所がたまらなく好きw
別に。
私は、吉田秀和の本を片手に、渋谷のTOWER RECORDSでCDを集めまくった。
『CD30選』とかいう、あの手の本で。
30って
『音楽の時間――CD25選』のことだろう
レコ芸の今月の一枚をまとめたやつ
434 :
名無しの笛の踊り:2009/12/09(水) 13:26:26 ID:3kUMdIvP
誰もが通過する、はしか
文庫本とか単行本とか色々出ていて
しかも全集もあるので
新刊だと思って買ったらったらほとんど読んだことのある文章だったということがよくある。
だれか著作一覧まとめてくれ
言い出しっぺがやるというのはなしで
俺はしないよ。絶対にしないからw
222 :名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 01:23:22 ID:SK1XK2hq
>>220 ハイドンだと、爺が先に逝って100%未完に終わると思う。
223 :名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 02:09:00 ID:iVJ3H/ms
ふふふ、それはどうかな。
過去スレにこんな書き込みが…。
2ちゃんねらーだったのか・・・・おそるべし秀和
438 :
名無しの笛の踊り:2009/12/24(木) 22:05:43 ID:kiM+a2gL
hosyu
439 :
名無しの笛の踊り:2009/12/26(土) 15:07:22 ID:YGDQlA4e
440 :
名無しの笛の踊り:2009/12/26(土) 23:34:43 ID:j08hQ/zd
吉田秀和さんが文化勲章を授けられた。
このことは、日本の文化には忌々しきことだ。日本の文化はクラシック音楽ではない。
日本の文化は伝統的な日本画、彫刻、多くの工芸美術であり、音楽的領域だと、三味線
長唄、演歌、お琴等々、伝統的な日本の音楽文化である。その分野で貢献している人
が文化勲章を貰うべきで、吉田秀和さんなんか文化のぶの字も無い人だよ。
「クラシック音楽産業」に大貢献した人物だ。
伝統的文化の10倍か100倍くらいの市場規模だ。
勲章の価値はあると思うよ。
資本は文化に勝つのかな
まあ蓮實流だが、芸術の愚鈍さはどうだい?
悲しいだの切ないだのいってられない世界だろうからな
夜分にごくろうさま
吉田さんの文章は、「私の好きな曲」でも「300選」でもそうだが、
読むとその曲が聴きたくて仕方なくなる。
これは批評家にとって一番重要なことじゃないか。
蓮實氏の文章に煽られて映画館に駆けつけたくなるのといっしょ。
逆に某氏の文章を読むとうんざりしてその曲を聴く気持ちが萎える。
こういうのは端的に言ってダメな批評家といえようw
444 :
名無しの笛の踊り:2009/12/27(日) 12:08:50 ID:kWFQc0kV
アホか
批評とは、物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。
吉田はサン=サーンスで懲りたのか「太鼓もち」になってしまった。
日本には良い批評家はいない。
長生きしてねww
446 :
名無しの笛の踊り:2009/12/27(日) 13:58:41 ID:CM40/4v6
>>441 産業振興に貢献した人物が『文化勲章』を貰うのは、「こは如何に?」だよな。
大嫌いなのはもう充分分かったから
なんで嫌いか(理由)、なんでわざわざ張り付いてまで書くのか(目的)
そこらあたりを簡潔に述べて欲しい。
あ、イヤならいいよ。
ハスミンと秀爺はともに東大仏文卒で奥さんはジンガイw
国際的に有名な教え子がいるのも共通してる
449 :
名無しの笛の踊り:2010/01/01(金) 09:26:02 ID:Ow6xoS57
あけましておめでとうございます。
新年早々の朝日新聞で吉田秀和さんのお元気な姿を
集英社の全面広告で拝見できました。
今年も楽しみにしています。
年末に朝日に掲載してた「今年のディスク」だかの企画はまだ続いてるの?
だとしたら、とりあえず昨年のをリストアップしてくれまいか。
451 :
名無しの笛の踊り:2010/01/02(土) 21:56:13 ID:k3yaHlqR
今年のレコード選び,
毎年、夕刊に載ってたな
2009年末は気がつかなかった
止めたのかな?
吉田秀和より小澤征爾の方が先に逝くかもしれないな。
>>452 実は不謹慎ながら、自分もそんなことを考えてしまった
秀和翁が元気すぎだよねw
454 :
名無しの笛の踊り:2010/01/10(日) 17:32:57 ID:kdGms0sP
外人の奥さんを亡くしたときはすごく落ち込んでたのに、
ここまで長生きするとは自分でも思ってなかっただろうなあ。
この間鶴岡八幡宮に行ったんだが、雪の下って結構商店街みたいな感じだった。
翁がこの近くにいるのかと思って、ガン見してたが、
結局わからなかった。小林秀雄邸も近くだと聞いてたので楽しみだったのだが。
鎌倉文学館でやってた図録ってどんな内容なんでしょうか?
457 :
名無しの笛の踊り:2010/01/10(日) 21:28:41 ID:+jsRmaaY
>>457 うわwwそうなのかww
俺八幡宮前の店が多いところだけが雪の下だと思ってた。
459 :
名無しの笛の踊り:2010/01/13(水) 12:44:14 ID:2EKXvz/k
おれは、北鎌倉から鎌倉へ散策中、雪ノ下という地名を発見して
もしやこれは吉田先生のお住まいの地名。ある妙案を思い出しその場から
吉田宅へ直行したぞ。
ちなみに、現吉田邸は、小林秀雄氏の旧居じゃなかったかしら。
なお、大仏次郎邸は、吉田邸の斜めまえにあります。娘さんが、土日のみお庭を
開放しているようです(ただし、確認したのは数年前)。
460 :
名無しの笛の踊り:2010/02/06(土) 17:39:00 ID:9t6Nshdm
吉田邸には表札がないのでは?
461 :
名無しの笛の踊り:2010/02/07(日) 16:20:32 ID:cuXuhydl
>>460 あるよ、手書きで木片に「吉田」ってでっかく書いてある
吉田最強だな。
ヲタが自宅まで参詣してんじゃんw
合掌志木者(実際は新座市だけど)の某氏とは違うわ〜
463 :
名無しの笛の踊り:2010/02/10(水) 13:52:38 ID:KBhG0kx5
私も鶴岡八幡宮に参拝するのと同じ気持ちで
吉田宮に参っています。
このスレあぶないよー(>_<)
465 :
名無しの笛の踊り:2010/02/25(木) 14:06:10 ID:8klHROYT
そろそろ吉田宮の庭の梅も満開じゃないかしら。
このスレがあがるとドキッとすr・・・
467 :
名無しの笛の踊り:2010/02/27(土) 20:52:00 ID:GtNYthwy
みなさんはどうかしら? ショパンはお好き?
今日の朝日の音楽展望は、いよいよ変幻自在融通無碍な文章ですよ☆
468 :
名無しの笛の踊り:2010/02/27(土) 22:38:32 ID:7dX6bPuH
「・・・かしら」が、多用されていたな。
いったい、いくつあったのかしら。
ほんとに最近ナレーションの後ろの鳥が良く聞こえるなw
春が近い、ってことだろw
まあ毎回入ってるといえば入ってるが。しかし97歳のじいさんが今も現役で
しかもせっせと30年間ラジオにコアなコメントを収録してるってすごいわ。自然と称賛したくなる。
時々、口調から翁がその曲をどう評価してるのか、ほのかにわかる瞬間がたまらなく好き。
471 :
名無しの笛の踊り:2010/03/03(水) 13:41:53 ID:tHxDBBSl
ショパンはピアニストを映す鏡、なるほどねえ。
ある特定の楽器を語るにこれほどまでに密接に語られる作曲家も他にはないだ
ろうな。
いくらカザルスがチェロの巨人だろうと、パガニーニがヴァイオリンの悪魔だ
ろうとね。
ショパンをあえて弾かないピアニストだって、十分ショパンを意識しているって
のは事実だと思ますね。
最初からもうピーッって鳴いたね
473 :
名無しの笛の踊り:2010/03/15(月) 20:57:53 ID:cse+DqEe
そういやブレンデルがショパン弾いたのを聴いたことが無いな。
七十年代の終わり頃から吉田さんの語り口にひきつけられてきたけど
この人がいなくなったら寂しくなるなあ。
案外自分のほうが先立ったりして。w
先日倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏が近い将来の何かを暗示してるのではないかしら
人魚か
>474 名前: 名無しの笛の踊り Mail: sage 投稿日: 2010/03/15(月) 21:46:55 ID: eSn0y+6E
>先日倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏が近い将来の何かを暗示してるのではないかしら
>475 名前: 名無しの笛の踊り Mail: sage 投稿日: 2010/03/15(月) 22:06:12 ID: eEvwpTxC
>
>>474 >あと700年生きる?
ワロス
大岡のエッセイか何かを読んで思ったが、中原中也の同時代人が未だ現役ってのが驚異だよ、本当に。
大銀杏もまだまだ生きるようだし、吉田テンテイもあと1000年は持つな
480 :
名無しの笛の踊り:2010/03/17(水) 14:37:43 ID:9+p0sa23
>>478 まあ、中原中也は若死にしたからよけいに世代が古く見えるね。
昨年、太宰治と松本清張がともに生誕100年だったわけだけど、2人の活躍
した時代が全く異なるために、とても同年だとは思えなかったのと同じ。
それにしてもハイドンの放送聞いていても、まだまだやれそうだ。
481 :
名無しの笛の踊り:2010/03/19(金) 13:58:44 ID:JVBqGiJi
>>473 ブレンデルはかつて
「ピアニストになろうと考える人は、かなり早いうちにショパン弾きになるかあきらめるかの選択を迫られる」
と言っていた。
実際ごく初期にはショパンの録音もあったはず。
ショパンの特殊な指のメソッドに誠実であろうとすれば、ほかの作曲家、
とりわけ近現代の作品の演奏をあきらめなければならなくなるのは必然ですね。
じゃ、ポリーニは。
483 :
名無しの笛の踊り:2010/03/19(金) 23:31:51 ID:JVBqGiJi
ポリーニはもちろんショパンのメソッドはとっていない。
だからブレンデルの論法でいけばショパン弾きではないということになりますね。
484 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 04:37:47 ID:yntkdJUA
アラウがブレンデルの言葉に対して、そんなことは無いと否定していたとある音楽評論家が語っていた。
485 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 05:05:26 ID:ccC0RbKe
>>481 ブレンデルの言葉は感覚的にわからなくはないけど、その理由が
>ショパンの特殊な指のメソッドに誠実であろうとすれば、ほかの作曲家、
>とりわけ近現代の作品の演奏をあきらめなければならなくなるのは
というのは、ちと納得がいかない。ひとくくりに近現代というけれど、
それこそ現代作品なんて千差万別色々な技巧がちりばめられているわけで、
ショパン的なメソッドの応用がきく作品だってあるでしょう。
たとえばドビュッシーなんてショパンの延長上にあるのかもしれない。
486 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 07:57:59 ID:V/sXdFq4
487 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 11:23:04 ID:yntkdJUA
ブレンデルのテンペスト第三楽章を聴いて、語り口が巧み過ぎと思ったことがある。
リストの巡礼の年の演奏はけっこう好きだったけど、ベートーヴェンは好みとはちょっとずれてあまり聴かない。
歳とともに好みも違ってくるから、また聴く機会もあるかもしれないけど。
488 :
485:2010/03/20(土) 11:44:49 ID:ccC0RbKe
>>486 知ってるつもりだけどね、少なくとも君程度には。
親指を黒鍵と白鍵でスライドさせたり、長い指を黒鍵に置くのが基本ポジション
だったり、5の指を4の指がまたぐことによる高音部の効果とか、音色に
相応しい指の連続を旋律に用いたりとか……
全体として10本の指は均等ではなく、各指の特性を活かして弾くべきだという
こと。これはショパンの書法にも現れていて、ある特定のひとつの音に重要な
意味を持たせるすなわちそれをどの指で弾くかを意識して作曲しているという
こと。
489 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 11:49:41 ID:ccC0RbKe
むしろ、ショパンを弾くためにはベートーヴェン=チェルニー路線からの
脱却や飛躍が必要、というのならよくわかる。
でも、ショパンを弾くためのピアニストとしての体を体得したからといって、
近現代の作品はうまく弾けないというわけでは決してないと思うんだけどね。
フォーレの夜想曲をことさらうまく弾くピアニストがショパンの夜想曲は
からきしだめ、ということにはならないでしょ。
ショパンのエチュード作品10−2が完璧に弾け、かつバルトークの
アレグロ・バルバロやウェーベルンの変奏曲が弾けたってちっともおかしくない。
ちなみに私見では、ウェーベルンの「1つの音にいかに意味をこめるか」という
態度はショパンに通ずる。
>>486 よく分かってるつもりになっているが実は分かってない典型ですよ、きみは。
491 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 19:50:58 ID:V/sXdFq4
>>488 普通のメソッドでは10本の指に均等な能力を持たせるように訓練する。
どの指で打鍵しても同じ音が出せるように。
弱いも小指も俊敏に動き強靭なフォルテが出せるように訓練する。
ところがショパンは人間の手はそういうものなのだからそのままでと
10本の指の性格・特徴を逆に活かすことを考えた。
弱い小指はフォルテを出せなくていい。
10本の指の能力にばらつきがあっていい。
そういう指の能力の差から自然に生じる強弱抑揚を
フレージングに活かす指使いを考えて作曲した。
ショパンの楽譜にはその指使いが載っている。
たとえば普通なら「1・3・5」とすべきフレーズがあったとする。
ショパンのメソッドではその3音は同じ音量にはならない。
同じ音量が欲しい場合、ショパンは手を移動して「3・3・3」と指定するわけだ。
492 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 19:58:23 ID:V/sXdFq4
そういうメソッドでほかの作曲家の作品を弾くとどうなるか。
作曲家が意図しない、そればかりか演奏者も意識しない強弱抑揚が
自然に発生してしまうことになる。
それが予期せぬいい味わいを生むこともあるだろうが
大抵は不自然で頓珍漢なフレージングになってしまう。
とくに小指でフォルテが出せないのは致命的だ。
したがって自分なりに強弱抑揚を勘案しつつ
オリジナルの指使いを考案しなければならない。
それがうまくいったとして
作曲家の意図からはかけ離れたものとなってしまうのは自明である。
493 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 20:04:20 ID:V/sXdFq4
だがブレンデルがショパンをあきらめたということについては
問題は別のほうにこそあると思う。
つまり10本の指を均等均質に鍛え上げた手で
ショパンを弾くということがどういうことかということだ。
ショパンが指定した指使いを強弱記号に読み替えて
技術によって再現するということになるだろう。
それは「ショパンも弾くピアニスト」であって
決して「ショパン弾き」ではないとブレンデルは考えて
自分のピアニストとしての良心から断念したのであろう。
そこにおれはショパンという鏡に映った
ブレンデルというあまりにも潔癖なピアニストの像を見る。
>>491 それは私が
>>488で書いたことそのものじゃないですか。
ちゃんと「10本の指は均等ではなく、各指の特性を活かして弾くべきだ」と
書いてあるんですけど。
あなたは
>>486であたかも「あなたはショパンのメソッドを知らないで
はつげんしてるのではないか」とでも言いたげだったので、多少は知ってる
つもりだという意味で
>>488を書いたのですが、伝わらなかったですか?
で、そこから先の見解がやや異なるわけですよ。
ショパンの作品にだって、作品25−10だとか、スケルツォ3番など、
右手の小指でフォルテを要求する箇所はごまんとある。それを弾けなければ
「ショパン弾き」ではないでしょう。そういう弾き方の応用で近現代の
作品の多くも弾けるはずではないですか?
495 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 20:55:23 ID:V/sXdFq4
>>494 あ、ぜんぜんそんなつもりはなかったんだけど。
その後の論旨をわかりやすく展開するために便宜上書いただけで。
気分害されたらごめんなさい。
で、小指のフォルテはあくまでも弱い小指のフォルテをいう意味で
ほかの指のフォルテと同じものをショパンは要求しているわけではないと
自分は考えているんだけどね。
>>495 いやいや、事情はわかりました。
ショパンにおける小指の意味はわかるのです。でも、ショパン以後の、特に
ピアノ書法に長けた作曲家たち(ドビュッシー、ラヴェル、スクリャービン、
ラフマニノフなど)は、いずれもショパンの書法を熟知していたこともあり、
ショパンの演奏を極めたからといってそれら後輩の作品の演奏に齟齬をきたす
ようにはあまり思えないんですよね、私には。
ポーランド人の、たとえばハラシェビッチとかシュトンプカ、スメンジャンカ
などといった「ショパン専業」の一部の人たちを除けば、ショパン演奏の奥義を
極めたようなショパン弾きといってもその後の作曲家の作品は見事に演奏
する人は多いと思います。
そもそもショパンその人がバッハやベートーヴェンを立派に演奏したという
記録は残っているし、おそらくショパンがフォーレを知ったら彼のノクターン
をうまく演奏したに違いないと想像します。
ちなみにブレンデルは、「ショパン弾き」になるか、「ショパン弾き」を
あきらめるか、といっているのであって、ショパン弾きになれないピアニスト
の存在はいるけれど、逆にショパン弾きがショパン以外を弾けないとは
言っていないわけです。
498 :
名無しの笛の踊り:2010/03/20(土) 22:34:05 ID:V/sXdFq4
>>496,497
なるほど。
それはそうかもしれないね。
ブレンデルの言葉の意味を論理的に理解したいと思って考えてみたんだけど
この問題は奥が深そうだし、立場によってそれぞれ見解は異なるんだろう。
アラウが自分はショパンを弾けないなんて言うわけないのは当然だし。
ショパンが弾いたバッハやベートーヴェンが
今の基準で見ても立派なのかどうかはわかりっこないのだし。
実は自分もいろいろ知らないことも多いんだ。
ショパンの指使いって最初の出版譜からのってたんだろうか?
弟子の楽譜の書き込みの研究の反映と聞いた気がするのだけど。
未完成に終わったメソッドの原稿はいつ出版されたのかな?
ブレンデルかショパンのスレでやれ。
それに
>>481の発言だけじゃ運指を問題にしてるのかどうかわからんわ。
そろそろ吉田翁の話に戻ろうか。
このスレが伸びてるとビクッとする
10本の指は均質でないとかんがえた作曲家はショパンだけなの?
そんなばかな!
吉田翁の爪の垢未満のばかだ
そういうやつにかぎって長々と書くんだよな
>>502 ショパンだけじゃないけれど、ショパンの時代にはピアノの機械的メソッド
全盛期であり、ショパンは当時(のメジャーなピアニスト・ピアノ作曲家)に
あっては相当に特殊な存在であったことは確かです。その後、ショパンの影響
をうけた人たちがうじゃうじゃとたくさん出てきたわけで、ショパンのやり方
は一定の支持を受けるようになる。
504 :
名無しの笛の踊り:2010/03/27(土) 21:50:00 ID:vAlW4cj7
今、そのショパンをやってるな。
数年前、ウィーンでポリーニがショパンを弾いていて、
聴衆が感激していたらすぃ。
得意の「かしら」も登場して、吉田節満開。実に楽しい。
それにしても、翁は元気だなあ〜〜〜w
ホロヴィッツもっかい聞いてみようか
ポリーニはもう引退したのかしら
506 :
名無しの笛の踊り:2010/03/28(日) 13:59:17 ID:Y/tdnJ5G
>>504 そう。あの歳くらいになれば、かつぜつ自体怪しくなっても不思議じゃないのに。
足腰は、大丈夫なのかしら。自宅録音しているようなので、ちょっと心配。
俺は吉田のあの語り口(音声でも文章でも)嫌いだ。
>>502 >10本の指は均質でないとかんがえた作曲家はショパンだけなの?
10本の指が均質でないままでいいと考えて、そのためのメソッドを初めて考案したのがショパンでしょ。
509 :
名無しの笛の踊り:2010/03/28(日) 22:02:08 ID:Hy/lVed9
吉田氏が評価していたルイサダのショパン、マズルカって、
新録、旧録のどちらですか?
おわかりになられるかた、教えて下さい。お願いします。
去年FM40周年企画で吉田さんが言ってたが、視聴室は「評価してる」ものを
流してんんじゃなくて、「みなさん一緒に聞きましょうくらいのつもりなんですよ」だって。
昨日のショパンのって、ルイサダの演奏あったっけ?ないよね?
>>509 旧録を評価している文章は何かで読んだ記憶がある
まあそうはいっても全く気に入らない演奏を流しはしないだろうし
513 :
名無しの笛の踊り:2010/03/29(月) 12:33:47 ID:kXOJocY7
ベルマンを演奏会で聴いて失敗したと語っていたのを覚えている。
514 :
名無しの笛の踊り:2010/03/29(月) 13:43:34 ID:xEDjAXKX
吉田氏は過去へ過去へと飛んで行く・・・みたいな感じで、古いピアニストの話が
多くなったような・・・
先日のショパン弾きの話。
ホロビッツ、ルービンシュタイン、アルゲリッヒ、ポリーニ、リヒテル。
この人の視野に入るショパン弾きは、このくらい、ということのようだ。
やっぱ、ショパンはよ〜くわからない人みたいだね。
515 :
名無しの笛の踊り:2010/03/29(月) 18:12:44 ID:4zlvKB8X
>>514 いや、ショパンを弾いたアルバムとして、最近は河村さんのものも推薦して
いましたよ。ルイサダもツィメルマンもよくとりあげるしね。
彼は「ショパンは良くわからない」とかつて公言していたけれど、そのくせ
あるころから非常にショパンについて洞察の深い文書を書くようになり、
最近では相当ショパンに思い入れがあるように感じます。
あと、確かに古いピアニストの話が多く、最新号のレコード芸術でもそう
だったのだけど、最近の吉田氏には珍しいくらいがっちりとした論旨では
ありました。
次回の試聴室は同じく200年のシューマンかな
150年のマーラーとヴォルフもいずれぜひお願いしたいところ
この辺のリートは吉田翁の得意とするところでもあるし
こいつのピアノ演奏評論には心がない。あるのは偏見だけだ。
518 :
名無しの笛の踊り:2010/03/31(水) 20:51:49 ID:8R4sjMGs
吉田さんはかつて、「ショパンとシューマンとを比べたら、シューマンの
ほうがずっとずっと好きです」と書いてはばからなかったぐらいシューマン
びいきだったのだけど、どうも最近はショパンへの言及がシューマンよりは
るかに多いように思えるな。
>>517 具体的にはどのあたりでそのように感じるのですか?
382 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2010/03/07(日) 18:16:52 ID:wMpZfAkg
吉田秀和はある意味で音楽が聴けてない人。
特に演奏評論はだめだ。中でもピアニスト。
文章は上手いけどね。
383 名前:名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 14:07:43 ID:GZCRc/nY
吉田秀和のピアニスト評論がダメってのは例えばどういうところが?
384 名前:名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 21:31:43 ID:kNVDcji9
へんじが ない
ただの あおりの ようだ
385 名前:名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 03:39:13 ID:rVjV1Jvi
>>384 おまえみたいに毎日チェックしてる暇人じゃねえんだよ!
520 :
名無しの笛の踊り:2010/04/01(木) 14:17:56 ID:gk7kq2iB
音楽批評は文芸評論以下という評論が何十年か前にありました。
印象批評だけだ、なんて話でした。
わたしもたしかにそれほどの段階には無いと思いますが
それだけに吉田さんの批評に対してもまたそれほどの段階ではないと。
たしかに文章は上手いけど、内容はわからんというのが本当のところでしょうか。
けっこう好きで、一時期熱中しましたが。
521 :
名無しの笛の踊り:2010/04/01(木) 14:19:58 ID:gk7kq2iB
このスレタイ、わたしは好きです。
わたしにとって吉田翁はクラシック音楽の永遠の故郷なのかもしれません。
『吉田秀和 音楽を語る』(だったか?むかし買ったけど古書店行き)
大学生を相手に語るという編集だった。学生がベートーヴェン弾きは?
と迫っても「さぁ、どうかしらねぇ…」みたいな返答で自分の意見を
言わない。卑怯だとすら感じましたね。他所では(『世界の名ピアニスト』
だったか?忘れたが)けっこう決定的な言葉を書いていたのに。
なんかストレートじゃないんだよな、こいつ。裏を感じさせる。
ショパンだってコルトーについて書けないようじゃ黙ってろって
くらいなもんだよ。
コルトーについて書いていなかったかしら?
>>522 その本読んだけど、そもそも企画が失敗のような気がする
524 :
名無しの笛の踊り:2010/04/01(木) 15:56:53 ID:AS0Gd7oY
>>523 書いたものはあります。CDの時代になってから出た復刻版でショパンその他
を弾いたものの感想。そういえばこの前の放送では最初にアメリカに
行ったときにはコルトーはもうすっかり人気がなかった、といったことを
言ってたな。
昔戦後にコルトーが来日した際に毎日新聞に吉田氏が演奏会批評をのせる
はずだったのを、野村光一氏がどうしても書きたいようなので氏に譲った
ということもあったとのこと。
それにしても、この歳で毎週ラジオ番組を持っているのはすごいことだ。
何がすごいかというと、内容以前に、ラジオは音でしか物事を伝えられない
という事実にある。
>>506もふれているけれど、普通96歳といえば、
寝たきりか、元気な人でも耳が遠いか、あるいは耳がきこえていたにしても
言葉が不明瞭になってしまってテレビでも字幕なしでは何を言っているか
よくわからないというのが普通だ。
それなのに、ラジオを通じて、吉田翁はたんたんと自らの言葉をリスナーに
発している。何のインタプリターの助けも借りずに。
そういう意味ではラジオの仕事はテレビや執筆活動以上に寿命が短いとも
言えるのだ。
日本文化史上のもう一人の吉田翁=兼好法師の境地に達したな
もうあとは好き勝手に何でも喋って書いておいて欲しい
それこそ徒然なるままに…
コルトーを語らせたら野村光一でしょ!
大学生だろうが誰が相手でも真剣に語るべき。
あの本は企画失敗とは言い難い。
囲碁の藤沢さんなんてアマチュアの棋譜を真剣に
添削して返してたって。「3歳の童子たりとも我が師なり」
と言っていたそうです。
吉田の言動にはなんか計算を感じてしまう(俺の僻みだろうが)。
むかしは吉田のけなすピアニストはOKで、ほめるピアニストは×
みたいに思えたものだ(ミケランジェリを除く)。
吉田さんみたいな精神貴族を大学生と語らせるなんてのは企画が悪いと思うけどな。
それよりは堀江敏幸と対談させたNHKのほうが良い。
昔だったら、斎藤秀雄とか入野義郎とか戸田邦雄とか柴田南雄とかの当代一流の
音楽的知性と対談して頂くという超企画を立てられる人はいなかったのが残念だ。
>>527 今だって、たとえば武満の音楽のことで
吉田x川口義晴という企画を誰も立てないし
529 :
名無しの笛の踊り:2010/04/02(金) 16:56:49 ID:5siFPB3R
>>526 >吉田の言動にはなんか計算を感じてしまう
たしかにそういう時代もあったかもしれない。
でも、さすがに奥さんに先立たれ、文化勲章までもらって96歳にもなれば
今はもうそういう計算はないだろう。
逆に、今でもそんなぎらぎらしたものを隠しもっていたとしたら、それは
もうとてつもなくすごいことだとは思う。
531 :
名無しの笛の踊り:2010/04/07(水) 21:20:24 ID:Wp7aWtzG
今日、鎌倉の裏通りで翁を発見
撃沈せよ
「サインください!宇野先生!!」と迫れ
一応まだ生きてるんだw
535 :
名無しの笛の踊り:2010/04/23(金) 20:09:47 ID:5/X6ZFwt
明日の試聴室はシューマンか
『主題と変奏』にあるシューマン論で吉田氏に惹かれた一人としては
これはやはり聞き逃せない。まあラジオじゃ大した話はしないだろうけど。
ラジオのしゃべりが呂律が回らなくなってて心配したけど、この前はちゃんと
しゃべってたから安心した。
無理しないでくださいよ、御大。
537 :
名無しの笛の踊り:2010/04/30(金) 23:42:18 ID:5FM8pdsL
レコード芸術読んだけど、吉田翁、ツィメルマンはアウトオブ眼中なんだな。
ショボーン
ツィメルマン、地元では誰も分かってくれへん。
黒白カレンダー。
539 :
名無しの笛の踊り:2010/05/06(木) 15:01:07 ID:btfzj0Fw
>>537 彼のショパン協奏曲の弾き振りは発売当初相当高く評価していたけどね。
540 :
名無しの笛の踊り:2010/05/06(木) 17:02:56 ID:/RM6Ceqk
宇野功芳との対談は無理なんかな?
541 :
名無しの笛の踊り:2010/05/06(木) 17:30:24 ID:DAX5pJs1
初めて読んだ宇野さんのライナーノートでの解説がうそ臭くて
以来まったくまともに読んだことが無い。
吉田さんのは、紹介した演奏家や曲が、感覚的に近しいと思えるので良く読んでいる。
対談すると宇野の無知と無恥が露呈されて面白いからって意味では
>>540
>>539 え、そうなの?
何度か聞いてるうちに、不自然に感じて評価が下がったってことかな?
「(協奏曲の)その後どうしたか知らない」
というのは興味を無くしたってことだろうし。
545 :
名無しの笛の踊り:2010/05/11(火) 06:57:45 ID:TOroQTL6
>>544 レコード芸術2000年3月号で取り上げられその後複数の単行本にも収録
されているから見るとよいと思います。単行本にして7ページほどもこの
2枚組みのCDのことに集中して書かれていて、この盤の非常に特異なことに
興味を引かれた様子がわかります。しかも決してネガティブな方向の興味
ではない。その後不事前に感じて評価が下がったというようなことはない
ように思うのだけど、ともかく最新のほうのレコード芸術読んでみますね。
546 :
名無しの笛の踊り:2010/05/11(火) 15:13:36 ID:U+TPie8R
ヨッシーは超人
いまや仙人
548 :
名無しの笛の踊り:2010/05/13(木) 08:50:09 ID:0QMbdphh
吉田さんってグールドとかグルダとかかなり独特のキャラを持ったピアニスト
が大好きなんだよね。
私の好きなギレリスのこともそれなりに評価はしているが上記の二人ほどの
評価はしていない。
吉田さんはグルダのベートーヴェン演奏は誰よりも最高のようなことを言うが
同意できないなぁ。あんなフニャフニャした演奏がいいとは・・。
ギレリスの力強い安定感のある演奏の方がベートーヴェンにはふさわしいと
思うよ。
ギレリスが好きだというのは分かったけど、グルダがふにゃふにゃかな?
まあ、個人の好みの問題だとは思うけど。
ギレリスがいいんだよ。
あの硬質なクールな音色が最高なんだよ・・。
そしてあのコントロール力、打鍵の力強さ、弱音の鈴を転がすような美音。
全てにおいて素晴らしい。
今、現存している世界中のピアニストを全ての面において凌駕している、
それが、ギレリス。
グリーグの小品なんかも、とてもチャーミングじゃないかしら。
>>551 そう。
ギレリスにはああいう叙情的な面もあるのです。
「鋼鉄」など微塵も感じられない演奏ですね。
>>550 だーかーらー、ギレリスじゃなくて(自分も好きだよ)、グルダのどこを
フニャフニャと感じるのか教えて?
>>553 ギレリス聴き込んだ後グルダを聴けばそう感じるんだろ。
肌寒いけど日中は良く日が照ってるからね最近。
陽気に当てられてる人も時々いる。
「ギレリスはまたスポーツマンシップを発揮して」
河上徹太郎だったかな・・・
>>548 いや、別に悪意で書いたんじゃないんだ。
好きずきだからね。ごめん。
557 :
名無しの笛の踊り:2010/05/24(月) 17:57:44 ID:rE/HRa70
宇野さんを意識した、少しからかい気味の表現で、シゲティのブラームスのバイオリン協奏曲を推していた文章があったなあ。
読んだときに、にやっとした。
どうでもいいことだけれど、このスレが上がってるってドキッとしますねw
もはや小沢より長生きしそうな先生、大好きです。
559 :
名無しの笛の踊り:2010/05/25(火) 13:10:48 ID:1guNmLDi
日野原重明先生と吉田氏、さあどっちが。
いい競争じゃないかな。
>>283 貴方、最近 吉田秀和スレにおられる方ですか?
561 :
560:2010/05/25(火) 13:50:36 ID:uQF1njAR
すんません、よりにもよって本スレに誤爆・・・・
もうしませんので堪忍して下さい。
562 :
名無しの笛の踊り:2010/05/26(水) 06:18:16 ID:HfGE90Y6
吉田秀和は義体化してるからまだまだいける
定期的にスレが上がってるとドキッとする奴が書き込んでるな
義体化された吉田と宇野の闘いが見たい
押井守監督で
吉爺より先にこのスレに常駐していたアカ党員がくたばたみたいだな
566 :
名無しの笛の踊り:2010/05/29(土) 23:12:23 ID:0WCzteBO
29日朝日新聞の「音楽展望」で、シベリウスのバイオリン協奏曲を「現代屈指のヴァイオリニストがひたすら美しくひいていたが、(略)うまく美しくひいてシベリウスでなくしてしまった」
と誰だか明示せずにあれこれ言及していたが、いったい誰のことなんだろう。
567 :
名無しの笛の踊り:2010/06/01(火) 00:45:27 ID:RH00WBD9
俺も気になったw
クレーメル?みどり?ハーン?わかんねー
568 :
名無しの笛の踊り:2010/06/01(火) 22:23:10 ID:7P3gig1V
ハーンのことは、誉めていたような記事を読んだことがある。
吉田秀和氏は、ケースバイケースで誉めたり冷たく突き放したりのバランスを使う論者。
宇野のように馬鹿みたいに誉めまくったり貶しまくったりはしない。
570 :
名無しの笛の踊り:2010/06/02(水) 06:31:23 ID:zJ0xDpRJ
2222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222
トヨタ叩きの手法
鳩山叩きと共通のセンスである。後進国である米穀の異様な訴訟制度の欠陥が再び露呈している。
ターイ騒乱、テヘラン騒乱、韓国護衛艦雷撃の前段階での煽り、日本の民主党政権つぶし
CIAの工作
UDDはバンコクを中心に全国規模で反政府運動を展開しているが、アピシット政権は一歩も引く構えを見せない。
鳩山もまたCIAに対し破防法適用
トヨタや非米国的なオバマと結束し国富を守るべし
オバマとともに理想を語れ
オバマ来日時の非礼もそうセットした売国官僚の離間の策
その担当者を更迭せよ
市場原理、グローバリズムという装置を仕掛け世界の富を収奪する悪邪 と
清潔なリーダーによる平和、共生の世界 との激突の時期にある。
2222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222
571 :
名無しの笛の踊り:2010/06/02(水) 23:28:13 ID:EXfFg7bB
貶して、あとから、感心するケースが多いような。
マッチポンプ?
573 :
名無しの笛の踊り:2010/06/06(日) 00:19:56 ID:5FSbCW1Y
秀ちゃん、今週も元気そうで良かった。
574 :
名無しの笛の踊り:2010/06/07(月) 02:06:24 ID:JiQIzGpW
あなたの著書を参考に、出会ったピアニストは数知れず。
よっしー、御自愛下さい。
575 :
名無しの笛の踊り:2010/06/07(月) 21:39:52 ID:LOkIYn2C
>>548 吉田は、ベートーヴェンのソナタはソロモンのが一番好き、と何度か書いてるがなあ。
もっともソロモンは全集ではないが。
死んだ時以外はageないでね
翁はハイドンの次をもう準備されているのかなあ。
バッハってもう扱ったっけ?
あと2冊くらい本を執筆してから逝ってくださいね
580 :
名無しの笛の踊り:2010/06/12(土) 17:41:17 ID:wcGIFAO0
バッハだったらマジで嬉しい!!
おじいちゃん、いまおいくつ??
582 :
名無しの笛の踊り:2010/06/12(土) 21:25:43 ID:cx7CV1kF
昨日、雪の下の路地ですれちがった。半分向こう側に。。。
本の出版などという資源浪費はやめて
あの世で野村光一とまた下劣喧嘩やってろ
吉田翁は音楽に関係ない随筆も面白いよ
「犬に食われた話」とか「痴愚日記」とか好きだわ
こいつの若いころを知る者にとって
こいつは許しがたい部分が多い存在
解明っつうかNHKこのスレのぞいてるだろ
3年分くらい録り貯めてあるんじゃないか?
590 :
名無しの笛の踊り:2010/06/19(土) 01:11:37 ID:D1R2jSAI
セザンヌ論は、クソ!!
個人的にルサンチマンとか恨みを持ってる人が定期的に書き込んでるみたいね
今日はハイドンの作曲した所謂『第1トスト弦楽四重奏曲』の第2番、第3番、
この二曲を聴きましょう。これは1787年の作曲らしいです。ハ長調の曲。
で、第1楽章がヴィヴァーチェ。リズミックな性格のフレーズが集まって
できているテーマがありまして、これが何とも元気の良い音楽をつくって
いきます。で、かなり個性的な感じのする音楽です。ソナタ形式。第2楽章
アダージョ、四分の三、ハ短調。それぞれ8小節のフレーズが4つありまして、
で、そのヴァイオリン・ソロのが即興的な性格の、とても装飾の多い演奏を
します。それからまた、ハイドンが好きだったロマの音楽の影響も感じさせる
ようなものです。で、それがあまり長い楽章じゃないんで、これが引き続いて
くる第3楽章のメヌエットの前奏みたいに聴こえることもあります。ていう
のは、これはアタッカで休み無く入ってくるものですから。このメヌエットは
主要部がハ長調、トリオはハ短調です。最後の第4楽章はハ長調に戻ります。
四分の二。で、アダージョの前奏がありまして、それからプレストに入って
いきます。で、それで終わるんじゃなく、またアダージョがやってきます。
で、むしろこれはあのー、アダージョ、ゆっくりしたものがあって、その枠の
中で中間部が少し速くなってる、という感じにも感じられます。そういう点じゃ、
少し風変わりな終楽章だといえるかもしれません。これも先週と同じように、
古楽器による演奏で有名なクワテュオール・フェステティクス、この人たちの
演奏で聴きましょう。(♪:弦楽四重奏曲 ハ長調 Hob.3−57)
この次は第3番、弦楽四重奏、ホーボーケン3-59、ホ長調という調子です。
ホ長調っていうのはハイドンそう多くはないんですよ。で、いつものカラッと
した音楽じゃなくて、濃厚な、叙情的な性格のソナタ形式で書いてある。やっぱり
ちょっとおもしろいですねえ、あの、調子が持っている音楽的な性格の判例、例
として取り上げられるような曲。第2楽章は、ラールゴ・カンタービレ、これが、
ま、この曲全体のクライマックスでしょう。A-B-Aの三部形式ですけど。段々にね、
曲が進むにつれて、表現の濃度がこう増してって、それにつれて装飾音符も多く、
技巧的にも高度なものになっていく、といったような構造です。第3楽章メヌエット、
四分の三、ホ長調。トリオもホ長調。「タタータタータタータター」という所謂
ロンバルディのリズムで書かれている曲。第4楽章フィナーレ、プレスト、四分の二、
ホ長調。これは、うー始めっから速い楽章ですけど、意外な休止、休みが挟まって
ましてね、で、その後いっそう速くなるという。休んじゃ速くなる、休んじゃ速く
なる、これもハイドンの何ていうかな、ウィットの表れかもしれませんね。それ
じゃ曲、全部続けて、クワテュオール・フェステティクスの演奏で聴きましょう。
(♪:弦楽四重奏曲 ホ長調 Hob.3−59)
今聴いたのは、ハイドン作曲の弦楽四重奏曲Hob.3-59ホ長調の曲でした。今日は
その前にハ長調の弦楽四重奏曲聴きました。これで両方とも演奏してるのはフェス
テティクス四重奏団のひとたちでした。それじゃ来週また、さようならノシ
うむ、勉強になる番組なのは確かだ
これって、何弁っていうの?江戸っ子の言葉?
「ひとたち」じゃなくて「連中」ていうのもあったな。
「ノシ」はないと思うがw
いいねいいね。ウチじゃラジオ聞けないから翁の番組って一度も聞いたこと
なかったんだけど、こんなチャーミングな解説だったのか。曲抜きでいい
から、是非音源化してほすい。
それじゃごきげんようノシ
ラジオくらい買えよ
名曲の楽しみ。吉田秀和。今日は視聴室の番です。それで、この間もやりまし
たけども、生誕200年のショパンの音楽を聴こうと思います。(♪鳥)演奏して
いるのはユンディ・リという、中国出身の若いピアニスト。ご承知の方も多いで
しょうけども、この人はショパンコンクールで、第14回の優勝者。紀元2000年の
時でした。その時ちょうど18歳だったそうですから今年は28歳ということになり
ますね。(♪鳥)で今はもう各国から引く手あまたの人気ピアニストのひとりと
して活躍して、日本にも何度か来たそうです。私もこの間聴きました。優秀な人、
ピアニストだと思います。音がとっても綺麗。そのうえそのー、やわらかくて叙
情的な優しい歌わせ方っていうのが、特徴だと思います。もちろんダイナミック
な強さにも欠かせません。で今日はショパンの曲ばっかり聴きますが、まあ中国
からでたっていうとラン・ランが有名ですが、このランランのダイナミックなの
と、ちょうどこう対照的な人って言えるかもしれませんねえ。まず最初に聴くの
はスケルツォ第2番作品31。これはかつてミケランジェリが得意としたものです
けど、そのミケランジェリ以来の強い印象を覚えましたね。この人の演奏では。
二人の弾きぶりが似てるってんじゃないんですよ。ただ非常に個性的だと。非常
に柔らかーな音でゆっくり歌わせる部分に関しては堂に入っていると感じました。
それじゃスケルツォ2番聴きましょう。(♪スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31)
今のはユンディ・リの演奏したスケルツォ第2番、ショパンのスケルツォ第2番、
スケルツォ、あの、ショパンはピアノのためのソナタを3曲書いてますけど、その
うち第1曲は若書きですけど、そのあとの2曲はどれもすばらしい音楽。で、これ
からその第3番を聴こうと思うんです。これは第2番と比べると、どちらがどちら
ともいえないほど優秀なものですが、どっちかていうとその叙情味がかった長ーい
カンティレーナの音楽が基調になってると思うんです。でそれはさっきから申し
上げてたユンディ・リの、力強さと同時にその美しくってゆったりしたものを
聴かせる、やりかたにうまく合ってると思いますねえ。ま勿論すごい所もありま
すよ。ソナタは4楽章からできていて、1楽章アレグロ・マエストーゾ。これショ
パンの第1楽章の第2主題としてとても有名な、一度聴いたら忘れられないような。
第2楽章スケルツォ、モルト・ヴィヴァーチェ、第3楽章ラールゴ、これがさっき
から申し上げているこの歌の叙情的な性格の中心をなすところですが、これがほ
んとに綺麗。ちょっとオペラのアリアみたいな感じもしますけどね。第4楽章フィ
ナーレ、プレスト・マ・ノン・タント。これはもう、あのヴィルトゥオーゾとしての
技巧の限りを尽くしたような力強い曲。じゃ続けて聴きましょう。ショパン作曲
ピアノ・ソナタ第3番作品58ロ短調。(♪ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品58)
今日はショパンの生誕200年を迎えたのを記念して、ショパンのプログラムやってて、
今聴いたのは彼の作曲した第3ピアノソナタ。ユンディ・リの演奏です。もう少し
リの演奏でもってショパンを聴きましょう。ショパンはあのー、何ヶ月か前に
ぼくがショパンのノクターン全21曲を弾いたCD、ユンディ・リがね、CDが出て、
それを聴きました。でさっきから何度もいててるような、柔らかな音でもって
美しい旋律をたっぷり聴かせるという彼の得意な、ぴったりな企画といってよい
でしょう。でその中から今日は作品62の1番ロ長調、それから作品62の2番のホ長調、
この2曲を続けて聴きたいと思います。どちらもショパンの晩年の作品で、内省的な
深まりが加わって、静けさと同時に何かこのー、心の中での盛り上がり、劇的な動き
といったようなものが窺われるような作品です。これもなかなかよく弾いていますよ。
じゃ、ユンディ・リのピアノソロでもって、ショパン作曲ノクターン作品62の1と2、
続けて聴きましょう。(♪ノクターンロ長調作品62第1番・ホ長調作品62第2番)
今のはショパン作曲のノクターン作品62の1番と2番。ユンディ・リのピアノソロ
です。もう一つ、マズルカ聴きましょう、これはあのー、ショパンが一生書いて
いたショパ、ポーランドの民族舞踊から出てきた音楽ですよねえ。そしてリズム
の点でもって面白い工夫がいろいろとあったんだけど、ユンディ・リそれもよく
こなしています。そん中から作品33の1嬰ト短調、それから作品33の2ニ長調、この
2曲を続けて聴きましょう。何か深ーいメランコリックな美しさを湛えた前者と、
それから活発な動きの後者の、対照がうまくできた組み合わせです。
(♪マズルカ 嬰ト短調 作品33 第1、マズルカ ニ長調 作品33 第2)
今日は中国出身の若いピアニスト、ユンディ・リのショパンの曲を弾いたもの、何曲
か皆さん方と聴きました。何曲か、なんて言っておおざっぱなことじゃなくて、最初
から申し上げますと、一番最初にスケルツォの第2番、それからピアノソナタ第3番、
それからノクターンの作品62の1と2、それから最後に今皆様方がお聴きになったマズ
ルカ作品33の1と2、こういった6曲ですね。これを聴きました。それじゃまた、さようならノシ
604 :
名無しの笛の踊り:2010/06/27(日) 13:41:15 ID:nnwtp0N+
今週もノシとは、言わなかったような気がする。
「何曲か皆さん方と聴きました。何曲か、なんて言っておおざっぱなことじゃなくて」
ってところで笑った。
文学者だねえ
607 :
名無しの笛の踊り:2010/06/27(日) 16:53:58 ID:xlQ3wr0N
こいつの語り口だいきらい
608 :
名無しの笛の踊り:2010/06/29(火) 13:40:08 ID:Sbyt04QH
609 :
名無しの笛の踊り:2010/06/30(水) 08:35:19 ID:l8zMmXPU
翁より俺たちの方が先に逝く気がするんだが。
黒恭とか野村光一、柴田南雄はもう死んだし、合唱志木のU先生、「世界の小沢」も
死にそうだしw
611 :
名無しの笛の踊り:2010/06/30(水) 17:36:19 ID:AfaUtkJA
>>610 野村光一って、あんた、あの人何年生まれだか知ってる?
生きてたら115歳だよ。
吉田氏はクリント・イーストウッドの映画とか見るのかな
613 :
名無しの笛の踊り:2010/07/03(土) 17:21:48 ID:WIBxvDvt
死んだね
ぐぐったじゃねえか
南無・・・
クリント・イーストウッドが!?
2010年 7月 3日(土)−ハイドン その音楽と生涯−(38)
名曲の楽しみ。吉田秀和。今日はハイドンの連続放送の中で、今まで聴いてきた
エステルハージ家の楽団にいたお友達みたいな、トストというヴァイオリニスト
の注文で、ハイドンが3曲ずつ弦楽四重奏曲を2度に分けて作曲したんですが、その
うちの2番目の方の3曲の中の第1第2、この2曲を聴きましょう。所謂作品55といわ
れている物です。イ長調。前に聴いたのの、うー、ホ長調の作品と姉妹の、姉妹
作品のような感じがいたします。で第1ヴァイオリンにかなりの技巧性が、技巧的
な面が出ているんですけれど、これは54の3曲と同じようなもので、やっぱり、んー、
トストのうまいところを見せてやろうというのに応じたんでしょう。しかし4つの
楽器の対位法的に独立した動きが、以前と比べてずうっと増してるってのも事実です。
第1ヴァイオリンだけが光っているっていうんじゃない、ということは言葉を変え
れば弦楽四重奏の書き方として、やっぱりかなり深みを増してきたってことですよね。
多層的な、多面的になってきた。第1楽章Allegro、イ長調、ソナタ形式。第2楽章
Adagio cantabile、2/4拍子、ニ長調。たっぷり装飾のついた旋律主題を持って、
ゆったりと静かな豊かな歌を聴く、というような音楽。形式はまあロンドでしょう。
第3楽章Menuetto、3/4、イ長調。トリオもおんなじ。ここでもソロヴァイオリンの
綺麗な旋律がたっぷりと聞かされます。第4楽章フィナーレ、Vivace 、アラブレーベ
イ長調。対位法的な技巧が支配的な三部形式で、中央のところが短いフガートに
なっています。これもハイドン昔よくやったけども、ここでもまた帰ってきてる。
で各楽器がそれぞれ目覚ましく活躍していて、ハイドンの後期のフィナーレを先取
りしてるようなところがここにはあります。それじゃ例によってクワテュオール・
フェステティクスの古楽器による演奏で、全曲続けて聴きましょう。
(♪弦楽四重奏曲 イ長調 Hob.3−60(作品55 第1))
今聴いたのはハイドン作曲のホボーケン3の60、作品55のうちのイ長調の曲でした。
今度はその次のヘ短調の曲を聴きましょう、ホボーケンの61番のカルテットにあた
ります。で、これが「剃刀カルテット」ってあだ名がついてんですが、これはハイ
ドンが1789年、ロンドンの楽譜の出版社によく切れるカミソリと交換に、この自筆
のスコアをてい、進呈したという話が伝わっているからで、音楽とは何の関係も
ありません。それにブランドがこの曲を、その取り替えた相手の楽譜出版社が
この曲を出版した訳でもないんです。どうしてこういうことになったのかよく分
かりませんけど、でもとにかくこれはフガートで有名な作品20のヘ短調カルテッ
トに劣らないくらいの力作だとされています。第1楽章、Andante piu tosto
Allegretto、ヘ短調、2/4拍子。遅ーく始まりますけど、楽章全体としては、第1、
第2楽章が入れ替わった感じで。これはハイドンの得意とした二重変奏曲、つまり
テーマが二つあって、交互に出てきて変奏曲。第1主題はヘ短調、第2主題はヘ長調、
で、対照的な性格持っていて、で前のほうは知的な少し暗いけども雄弁な感じの音楽。
後者の方は表情がこの、とても澄んだ美しさの曲。ヘ長調。こういう風な形の音楽
です。2楽章はAllegro、ヘ短調。これはソナタ形式。これちょっとねベートーヴェン
を思い出すような激しい感じ、激しいところがありましてね、突然ヘ短調のくせに、
突然変ト長調がでてきたりして、これもベートーヴェンがセリオーゾ・カルテット
でやったことですけども、それの先鞭を付けてるような。ハイドンは調整の配置に
関してもなかなか凝った事をしているんですよ。で中ごろでフガートが出てきたり
して、これなんかもうベートーヴェンそのまま頂戴してセリオーゾ書いたんじゃな
いかというような気がします。3楽章 Menuetto Allegretto、ヘ長調、3/4拍子。
トリオはヘ短調。第4楽章フィナーレは6/8拍子のへ長調。でここでは主題の逆行が
あったり、それからリズムなんかでも中々手の込んだことをやってましてね、8分
の6だから「タタタ タタタ」って3つずつが2つ合わさって、あのリズムの根底を
作っていくんですけど、それはハイドンここでその「タタタ タタタ」に中でもって、
「タタ タタ タタ」って2つずつ、3つに分けたりしてね、中々手の込んだていうか、
面白い工夫もやっています。それじゃこれ、クワテュオール・フェステティクスの
演奏で聴きましょう。(♪弦楽四重奏曲 ヘ短調 Hob.3−61(作品55 第2))
今聴いたのはハイドン作曲の弦楽四重奏曲、ホボーケン3の61、ヘ短調を聴きました。
今日はその前に同じグループに属するホボーケンの3の60という番号のついてる弦楽
四重奏曲、イ長調、これを聴きました。演奏しているのは弦楽四重奏団のフェステ
ティクス、古楽器による演奏です。それじゃまた来週。さようならノシ
620 :
名無しの笛の踊り:2010/07/04(日) 10:20:07 ID:ZYWvXQ5P
2chの語り口は嫌いじゃない、と、
622 :
名無しの笛の踊り:2010/07/04(日) 13:27:33 ID:yC1Oz0Bc
>>620 と言いながら、このスレは毎週確認している。
死ぬ前にもう一冊くらい書き下ろしてくれないかな
「ハイドンは和声的すぎてつまんない」ってサッカーで盛り上がる実況スレに書いたら
一週空けて対位法寄りな選曲になってて笑った
おじいちゃん実況チェックしてたんだな
なわけない (by タモリ)
626 :
名無しの笛の踊り:2010/07/06(火) 23:54:03 ID:Ir2DG02J
氏名 没年
岩崎千明 1977年
五味康祐 1980年
浅野 勇 1981年
瀬川冬樹 1981年
池田 圭 1990年代
伊藤喜多男 1990年代後期?
岡 俊雄 1993年
高島 誠 1993年
高橋三郎 1993年
長島達夫 1998年
山中敬三 1998年
高城重窮 1999年
沢村とおる 1999年?
長岡鉄男 2000年
井上卓也 2000年
朝沼予史宏 2002年
入江順一郎 2002年
金子英男 2008年
若林駿介 2008年
黒田恭一 2009年
三井 啓 2010年
629 :
名無しの笛の踊り:2010/07/09(金) 17:31:30 ID:W0reD20K
住所:雪の下→墓の下
放送を記録して下さる方、ありまとう。
翁の場合、旧仮名旧漢字の方が感じが出るんぢゃない?
原稿は旧假名なんだらうか?
2010年 7月10日(土)名曲のたのしみ −ハイドン その音楽と生涯−(39)
名曲の楽しみ。吉田秀和。今日はハイドンの曲を聴きますけども、この間から
ずっと続けて聴いてきた、トストの注文で書いた弦楽四重奏曲、6曲のうちの最後
の曲。所謂第1トスト最終曲、ホボーケンの62番の、変ロ長調の曲。これから聴き
ましょう。全体として明るい曲で、軽ーく聴けてしまうような感じですけど、作
曲技法としては成熟した手腕の、粋を尽くしたような、とても洗練された内容の
曲だと思います。1楽章、Vivace assai、3/4拍子、変ロ長調。単一主題のソナタ
形式。第2楽章、Adagio ma non troppo、2/4拍子、変ホ長調。主題二つのヴァリ
エーション。それにコーダがついてる。第3楽章、Menuetto、変ロ長調。トリオも
おんなじ。第4楽章、Presto、6/8拍子、ソナタ形式。こうやって見るとごく普通
の形を踏んだ 4つの楽章が並んでる感じですけども、その中でもって、さっきも
ちょっと一口申し上げたリズムなんかの扱いが、非常に変化に富んでましてね、
あの主要な箇所になってくると、なんかちょっと違うリズムになるところなんか
面白いです。それじゃ、クワテュオール・フェステティクスの古楽器による演奏で
この曲、弦楽四重奏曲、ホボーケン3−62、変ロ長調、全曲続けて聴きましょう。
(♪弦楽四重奏曲 変ロ長調 Hob.3−62(作品55 第3))
今のは弦楽四重奏曲、ホボーケン3−62、変ロ長調でした。今度はピアノトリオ
を2曲聴きましょう。ハイドンは1782年、ウィーンのアルタリアという出版社から
の注文でピアノ・トリオ3曲書くつもりでいたんですけども、ちょうどその頃オペラ
の作曲で手間取っていて、やっと1784年になってから、この3曲のPTに手を付けて、
翌年完成した。今日はそのうち第1、第2の2曲を続けて聴きましょう。まず第1曲の
方はホボーケンの15−6、ヘ長調。これ2楽章からなるもので、ひとつ、第1楽章
Vivace、4/4、ヘ長調、ソナタ形式。第2楽章、Tempo di Menuetto、3/4拍子、ヘ長
調。全体としてピアノがとても活躍していて、他のものはまあそれにお付き合いし
てるという感じですけどね。でも、発表当時からこの曲はとても評判が良かったんで、
殊に第2楽章の方はイギリスでは第2楽章は伴奏つきの歌に編曲されて広く愛好され
ていた、という話ですよ。ボーザール・トリオの演奏でもって、続けて、全曲続け
て聴きましょう。(♪ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Hob.15−6)
今のはボーザール・トリオの演奏によるハイドン作曲、ピアノ・トリオ、ホボーケ
ンの15−6、ヘ長調、でした。今度は同じピアノトリオですが、ホボーケンの15
−7、ニ長調。こっちの方は3楽章編成です。第1楽章、Andante、主題と変奏。ニ長調、
2/4拍子。第2楽章もAndante、6/8拍子、ニ短調。ごく短い32小節の、短いもんで、
これは、ま、フィナーレにいく橋渡しみたいなもんで。で、フィナーレはAllegro
assai、2/4拍子、ニ長調。で、真ん中が、moll、あの短調になってまして、それから
おしまいの近くなって、ピアノの派手なカデンツァがあったりして、面白い工夫が
見られます。これもボーザール・トリオの演奏で持って全曲けて聴きましょう。
(♪ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.15−7)
今のはヨーゼフ・ハイドン作曲のピアノ・トリオ、ホボーケン15−7、ニ長調。
演奏していたのは、ボーザール・トリオでした。今日はこの曲の前に、ひとつ、
やっぱりピアノ三重奏曲、ヘ長調っての、ボーザール・トリオの演奏で聴いて、
そしてもっと前、つまりいちばーん最初には弦楽四重奏曲、ホボーケンの3−62
変ロ長調、これを聴きました。この3曲、今日聴いたのは、全部ヨーゼフ・ハイドン
の作曲です。それぢゃ来週また、さようならノシ
↑ 乙
635 :
名無しの笛の踊り:2010/07/12(月) 09:27:07 ID:L6O6IUMO
「エマニュエル アックスでお聞きいただきます」
アックスの「ア」が3倍くらい高音で強音だった。
こいつ結婚相手がドイツ人かなんか知らんが
発音メチャクチャのバカ。昔の話し。
636 :
名無しの笛の踊り:2010/07/21(水) 23:20:25 ID:Yqgin93V
なんか、今月のレコ芸のエッセイが翁の遺言のような構成、流れになってる
大丈夫か?
翁の家は古い昭和の木造住宅だし、実はエアコンもないかもしれない。
ここ連日の猛暑、真夏が一番ヤバイ気がしてる
638 :
名無しの笛の踊り:2010/07/27(火) 14:19:10 ID:FZ0y8Juu
ちょっと昔話をしただけ
日本の音楽評論家いを歪めた懺悔をしろー
い
641 :
名無しの笛の踊り:2010/07/31(土) 06:09:41 ID:23nAF71r
>>636 読んでみたけど、別にそういう風には感じなかったけどなあ。
チャイコフスキーコンクールに関して、ソ連のコンクールだという理由で
審査を率直に受け取れなかったという話をしていて、そこではっきりと
「この話はまた別に」と言ってるくらいで、むしろまだまだ書きたいことはあり
そうだというふうに感じたくらいだけど。
642 :
名無しの笛の踊り:2010/07/31(土) 23:18:51 ID:AiZ5nJ+Z
>>641 コンクールの話しで「機会がもしあったら…」ということは、翁は「この話は
墓まで持ってゆく話」という意味なんだよ。
長い間鎌倉に住んでいる人の家にいって、虎屋の羊羹をご馳走になったあと暫らくして
「鳩サブレいかがですか?」っていわれたら、「もう帰れ」っていうことだぞ。
「吉田先生、この世の鳩サブレを召し上がれ」
そんなあんさんにははぶぶ漬けでもいかがどすか
645 :
名無しの笛の踊り:2010/08/01(日) 14:51:49 ID:n2A2Q1w3
所望しよう
秀和・・・うまい茶であった
「へうげもの」みたいなもんか
647 :
水戸市民:2010/08/01(日) 23:39:05 ID:9neJlK9R
「吉田館長、銘菓チョコ納豆はいかがでございましょう。」
648 :
名無しの笛の踊り:2010/08/03(火) 09:33:22 ID:8yg1J1AE
小澤が「サイトウ・キネン・オーケストラ」の名前を変えるかも知れないって言ってたけど
それは名付け親である吉田秀和は了承しているんだろうか?
650 :
名無しの笛の踊り:2010/08/08(日) 09:18:47 ID:cV8lsuDT
鎌倉市は本当に直接翁に面会して所在を確かめているのだろうか。
木乃イ.....
即身仏扱いとは何事ですか?
爺は・・・生き仏ですっっ!!
NHKが定期的に訪問しているから実在は一応確認されているだろw
木+乃+イ=秀
オ + ナ + ヌ = 抜
其はさて擱き、聴いて被下度候
私事ながら先般、吉野家へ往きけり。嗚呼、吉野家。
なれど、なでう事にかあらむ、混み入りたる事蟷螂卵隗より孵するが如し、
吾人に前後して入り来る者、皆座する事能はざる也。
げに怪しく覚え、恥かしながら右顧左眄して様子を覗ふ事数瞬、幕に大書されたる惹句には百五十円引キとあり。
嗚呼愚かなる哉、厄介千万也。
小人百五十円引きにて遠路吉野家に到す、豎子と云ふ可き也。
百五十円、書くにも穢らはしけれど百五十円。
其中、子弟婦女帯同せし輩も散見せらる。家中四人で吉野家へ至る、厚顔無恥の所業也。
又、「呵呵。愉快至極。一家の柱たる者、牛丼の特盛など食らへずになんとするか」
などと云へる愚物あり。見るに堪へず。
爾等、百五十円遣はすによって座を空けよ。
抑、吉野家は殺伐としたものなり。
呉越同舟、凹字の卓子に相対せる者同志、いつ何時厨房の露と消えても可笑しくはあらず、
弱肉強食、その旨を諒として来店すべきなり。婦女若輩は数ふ不可也。
爾後、やうやう座に就けりと安堵せしが、隣席なる下郎、傲然として曰く、大盛つゆだくで、と。
吾人、鉄腸の鉛湯を熔かすが如き怒気に総身震へり。
下郎、天下天道を畏れざる事甚だし。ボケが。
傲岸不遜の軽輩、何ぞつゆだくで食らはんか。
爾は本意誠心よりつゆだくを欲するかと問いたし。問い詰めたし。
半刻ほど石を抱かせて問い詰めたし。
吉野家通人が世に曰く、通家の食法はねぎだく、是ノミ。
大盛り葱だくギョク。これぞ通人行家生命の糧なり。
然し乍ら、これを誂ふと爾後給仕より注視さるる事甚大、両刃の剣と云へり。
素人に薦むるは甚だ遺憾なり。
まァ爾ら町人は、二八蕎麦でも食つて居るが宜しかろうとここに陳ぶる者也。
永遠の故郷、休載続いているな。大丈夫かな。
658 :
名無しの笛の踊り:2010/08/19(木) 08:46:42 ID:XOr9HzOs
どこかで翁は自分は北海道育ちなので、クーラーをつける習慣がない、
と書いていたが、暑さ対策は大丈夫だろうか。
いやそもそも翁の家にクーラーなどという俗っぽいものがついているのか、
その点も不明だ。
翁は人間国宝だから、十分な配慮が必要。
ハイドンの94番のドイツ語名、PaukenschlagをPaukenwirbelと混同して
「太鼓連打」と言ってたように聞こえたが、俺の聞き違いかな?
660 :
名無しの笛の踊り:2010/09/11(土) 22:43:58 ID:UtBWNWi7
翁
661 :
名無しの笛の踊り:2010/09/12(日) 01:09:08 ID:NKTr2kka
まだ耳は聞こえてるんだな・・・
5年前から惰性で動いているだけだよ。
誰かが、「もう死んでいますよ」と教えてあげたら活動停止するよ。
663 :
名無しの笛の踊り:2010/09/12(日) 19:09:15 ID:/FpaQyyv
↑
中国の不思議な役人wwwww
この人が評価しなかった作曲家はいるだろうか。
個人的には伊福部昭について書いた文章を読んだ記憶がない
クルト・ワイルのことは何か書いたことあったっけ?
>>664 > この人が評価しなかった作曲家はいるだろうか。
こいつが評価しなきゃ駄目なの?
>>664 音楽評論家たるもの伊福部について必ず書かないといけないのかしら?
>>666 >>667 評価しなきゃダメとか、必ず書かなきゃいけないとか、そういう意味で書いたんじゃない
この人の嫌いな作曲家、苦手分野とかあるのかな、あったら知りたいなということデ
チャイコ、ショパンは苦手
シェーンベルグもダメ
サンサーンスも理解不能
現代音楽も昔は使命感からいろいろ発言などしていたが
けっきょく好みではなさそう
要は昔々の(当たり前だがw)、旧制高校的価値観に入る作曲家がストライク
なるほど、アリガト。
私の挙げた伊福部あたりも好みじゃないのでしょうね
>>669 シェーンベルクはブルやマラなんかよりよっぽど評価してるっぽいけどな。
評価はしてるが、好きではない
シェーンベルクもそうだがウェーベルンは絶賛に近い評価だろ
ウェーベルン最初に聴いたときふざけてるのかと思って爆笑してしまった俺とはえらい違いだw
いまでもまともに聴けない
674 :
名無しの笛の踊り:2010/09/21(火) 23:07:17 ID:xdPPX7Ab
>>669 ショパンもいつのころからか急に開眼して、それ以降相当に入れこんでいる
と見てるけどね。
今年はメモリアルイヤーのこともあって、やたらショパンを取り上げてるし。
かつてシューマンのほうがよっぽど好きだと公言したのに、今年同じく
メモリアルイヤーのシューマンのほうをあまり取り上げていないように思える。
ハイドンとヤナーチェクへの評価が一般より高い
俺の好きなラヴェルはもひとつのようだ。
マーラーは昔に比べて、よく聴いているようだ
邦人作曲家で誉めてるのは、、武満、黛、、あと誰だ?
>>676 >俺の好きなラヴェルはもひとつのようだ。
ドビュッシーならいいけど、ラヴェルをageるのは素人というのが
昔ながらの潮流だから
678 :
名無しの笛の踊り:2010/09/22(水) 11:13:59 ID:P76qIyEu
>>675 いや、吉田翁がショパンに開眼した頃に書いた「ショパンに関する覚書」を
読むと、彼は相当深くショパンの本質に迫っているのがわかる。
「本質」って久しぶりに聞いたなw
97才の誕生日(9月23日)おめでとうございます!
681 :
名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 21:28:15 ID:N+6VVkvy
ゲゲゲの女房面白かったから
ぜひ吉田翁一代記を朝ドラにしてくれ
青春時代小樽での小林多喜二や伊藤整から
東大時代の中原中也はもちろん小林秀雄から大岡昇平等々多士多才。
戦争時代もレコード庭に埋めたり何かとドラマチック。
戦後の評論家、教育者としての活動はもう言うまでもない。
小澤やら武満やら話はいくらでも作れる。
NHK関係者みてたら急いで欲しい
残された時間的余裕はそんなにないぞ。
682 :
名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 23:23:11 ID:bwb0kwGs
あ
683 :
名無しの笛の踊り:2010/09/26(日) 00:41:23 ID:mjem3RU5
コッペリウスがネジを巻いている間は翁は動きます。
生垣には、小鳥たち
吉田翁は水木さんほど超然とはしてないからなあ
だいたい「秀和の女房」だと話がドイツから始まっちゃうしw
昨日の視聴室ではセミの鳴き声が聞こえた
相当前の収録?
687 :
名無しの笛の踊り:2010/09/26(日) 03:38:50 ID:SGGE4w3R
中島義道が行っていた知り合いの音楽評論家Yって、吉田さんのことなのでしょうか。
われわれがモーツァルトに夢中になるのは「黄色い猿がバラの花に憧れるようなもの」
といって、ヨーロッパ人と対等な立場でものを見たり、対等な関係で彼らの中に入っていくことは諦めていたという記述をよんだのですが。
ちなみに中島氏がウィーンにいたのは70年代終わりから80年代です。
もし、そうだとすると、少し悲しいですね。
科学の場合だと長岡半太郎が、東洋人に科学は可能かと悩んで何年間か考え込んだりしている。
それはさておき、元々対等な関係なんてのはどこにも無いような気がする。
万葉集の外人の理解を読むと違う視点を提供していて、面白かったりする。
ただ、どうしても陰影は飛ばされているような印象を受ける。
異文化で育った感性と知性による捉え方は、土着の人間とは違うのは当たり前だろう。
それは対等ではないが、中にいる人間にはわからない相貌を浮き上がらせることも可能だろう。
異文化を語ることは同時に自国の文化を語ることでしょう。
自国文化を卑下する人ならともかく、誇りを持っていれば対等に語ることが可能な気がするのだが。
自国の文化に自負心を持てるような環境を創るのはいわゆる文化人の責務ではないかと。
中島氏の語ることが正確だったとしたら、の話ですが。
689 :
名無しの笛の踊り:2010/09/26(日) 09:18:51 ID:dklzXuLW
>>687 キチガイの呟きなぞ
いちいち相手にするな
>>681 ナレーターは黒柳徹子で
確かお父さんが秀爺のお友達じゃなかったかしら
大学卒業したあとの情報機関での仕事(?)はどう扱うんだろうなw
その「秀和の女房」w
まあ野村光一とかの喧嘩とかいろいろ面白そうだけど。
朝ドラの素材としては一級品だね。特に旧制高校時代とか若い頃のネタがドラマ的に面白そう。
ドイツ語の先生のところに押しかけ下宿人になるとか、
ストラヴィンスキーを初めて聴かせた友人の妹との甘く切ない恋バナとか、
中原中也にフランス語習ったりヤクザな小林秀雄と引き合わされたりとかw
レコード屋でメンゲルベルクの悲愴を試聴してて興奮のあまりレコード盤割ってしまったエピもいいな
問題は脚本家だね。ゲゲゲのようなきちんと時代背景その他を調べて素材に愛情を持ってくれるならいいが、
龍馬伝の脚本家みたいないい加減なやつじゃダメだ。
あと音楽がたのしそうだ、その朝ドラ。
随所でプーランクだとかブラームスの歌曲、ハイドンの室内楽やバッハの鍵盤曲が
BGMとしてでなくて、意味をもって出てくると想像しただけで(ry..
全集の写真を見ると、若いころ結構な美形の好青年だったみたいだし。
秀和役は、小沢征悦でいいな
シャンタルは、杏をパツキンにしてごまかそう
あれ?シャンタルは秀和じゃなくて蓮實の奥さんか まあいいや
朝ドラの主人公って基本的に女だよな。
>>692 吉田青年 あなた方、恋人同士?
ふたり(ト ほとんど同時に) いいえ
コレか。
あと、戦争が終わって土に埋めたフォレのピアノ四重奏曲第1番ハ短調のレコードを取り出して、
聴きだしたら涙が止まらなくなったというエピソードをやらなければ。
吉田にとっての戦争が終わったということの象徴。
>>685 1回目の結婚の相手がいるだろw
どういう方かは分からんが
>>691 そういえば書いたものに徹子パパ出てくるね
まあ本人存命中はドラマには出来ないでしょ。
ゲゲゲの人は半分妖怪みたいなもんだから
ん?何か外に急に大きな壁が出来たのみたいだ
ちょっと見てk
おしんとかマー姉ちゃんとかああいう長いスパンの一代ものは朝ドラ向きだね
戦前〜戦中〜戦後が入るのも展開がドラマチックになっていい
そう言えば前スレくらいで吉田翁の青年時代はぜひ妻夫木聡で、と書いたっけ。
水木さんが向井なら翁は妻夫木くらいのイケメンでもいいよね
小澤は小澤役でいいやw なぜか征悦よりオザケンの方が若い頃の小澤に似てるんだけど。
妻夫木とか小澤なんて手垢のついた奴らじゃなく
そこはピース又吉を抜擢するぐらいのことをして欲しい
なんか坂の上の雲より面白そう
「吉田翁の青春」
でもクラに興味のない一般人からすると誰それ状態やからな。
文芸一般に興味ある人でも名前は知ってるけど、という程度だろう。
例の、ポケットの中の小石(評論家ではない)のことも青春の場面で使えそう。
こうしてみると生きる伝説みたいな人なんだなw
「名曲のたのしみ」は38年間だよね。朝ドラで人気が出てラジオの録音全部全集化
してくれたら数十万円でも買う。
題名は「雪ノ下」にちなんだものはどう?
最後の場面はやっぱり、自宅のオーディオで「四つの最後の歌」を聞きながらバーバラさんの…
ewig...ewig,,,
>>703 スレチだし細かい話だしで恐縮だが、一言。
×…生きる伝説
○…生きた伝説or生ける伝説
文章家の翁のスレだから、こんなレスも許されるかしら。
>>702 白洲次郎だってドラマ化される前は誰それ状態だったよ、俺。
ついに翁がのだめカンタービレを語る日が来るのか
今回は言葉遣いが妙に丁寧だった
もっと傍若無人に振る舞ってほしいなぁ
「〜と言えよう」なんて言葉遣いが候補に挙がりそうですね。
711 :
名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 13:45:56 ID:OpzTo2qt
>>711 「なんで」というのはどっちの質問ですかね?
1回目の結婚のほうは、「全集」第1期の月報や、「私の好きな曲」だったで
終戦時に配偶者がいたことは明白で、子どもらしきものの存在を窺わせる
記述が。
徹子パパのほうはどの本かは忘れたが、戦後間もないころの室内楽事情
について語る記述に出てきた。
>>712 黒柳氏については、吉田さんが黒柳徹子さんのことを書いたエッセイがあって、そこに
そのお父上の話が出てくるものがあった。
714 :
名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 16:36:12 ID:OpzTo2qt
秀ちゃんは、徹子の部屋に出演したことないよね?
黒柳徹子のご母堂が主人公の朝ドラ「チョッちゃん」で
確か吉田翁とおぼしき人物が出てきたよね
717 :
名無しの笛の踊り:2010/10/06(水) 19:19:58 ID:88raPlo8
>>716 こうなると改めて年代感じるな・・・。
翁長生きしてや。
>>712 その”お子たち”はどうしたんだろうか?
719 :
名無しの笛の踊り:2010/10/07(木) 07:47:08 ID:hixwOlCB
>>718 詳しくは知らんが、新聞記事にも娘と一緒に演奏会へ。
など翁の発言あるから、ご家族健在だろう。
720 :
名無しの笛の踊り:2010/10/07(木) 08:21:50 ID:cmYWLmAN
子供は近所に住んでいて吉田秀和氏の身の回りの世話をしていると
聞いたように思います。最初の奥さんは、両家の家の人だったが、
彼が若いころお金に困ると着物を質に出して沢山あった着物が全て
無くなったとか大変だったらしい。
戦中、軍の諜報機関で働いていた事なんて当時の時代を考えれば
何と言う事はない話、語学が出来たから通訳くらいしていたのでは?
我が家の親戚には、学歴低くても数学が得意だったので暗号関係の仕事を
東京でしたので生き延びたという人もいるが、ドラマにするほど
面白い話はなさそうだったな。
>お金に困ると着物を質に出して
「秀爺の女房」(初代編)でも一六銀行大活躍か
722 :
名無しの笛の踊り:2010/10/07(木) 09:04:09 ID:mqTH/GZ8
>>717-720 娘さんは数年前に教育テレビで放映された番組で、爺と一緒に鎌倉の海岸を
散歩し買い物する姿が出ていましたね。
ただ、あの娘さんの母親はバーバラさんでは?
それほどお年を召している感じではなかったし。
723 :
名無しの笛の踊り:2010/10/07(木) 10:23:38 ID:hixwOlCB
いや、おそらく、先妻のお子さんだと思う。
バーバラさんとの間にはお子さんがいないと聞いている。
鎌倉の商店街でお二人を見かけるとの噂だが・・・。
>>720 >ドラマにするほど
>面白い話はなさそうだったな。
水木さんだって、あんなにポンポン妖怪に出くわしたわけでもないし
現実の娘たちが美人でもないよ
>>722 たしかにハーフには見えなかったな
先妻の子だとすれば納得できる
このスレの人詳しすぎww
726 :
名無しの笛の踊り:2010/10/08(金) 17:36:00 ID:u8fRElnZ
だね。なんか超コアなマニア多いね。
翁のご近所総動員?
727 :
名無しの笛の踊り:2010/10/12(火) 15:07:18 ID:FJAsIfiy
吉田氏の近況がI教授のブログに。
9日に吉田秀和賞の授賞式が水戸であったようで、その席で元気なお姿を
見せたとか。
728 :
名無しの笛の踊り:2010/10/13(水) 23:05:45 ID:Hb8/i2oX
730 :
名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 21:04:01 ID:U9pKbwIP
名曲の楽しみはじまた
死んだとき以外はアゲるなボケ。
レコ芸スレによると11月号休載だそうですが、お変わりはないかしら
733 :
名無しの笛の踊り:2010/10/22(金) 22:52:26 ID:3hqm/tCp
>>724 娘は、ゲド戦記訳してる、清水真砂子だよ。
>>733 ググってみたら、清水真砂子は1941年北朝鮮生まれとあるけど
内務省時代に翁の勤務地が朝鮮半島だったのかな
735 :
名無しの笛の踊り:2010/10/25(月) 08:18:55 ID:I9uCKFza
736 :
名無しの笛の踊り:2010/10/26(火) 13:47:14 ID:DqmGsvIX
最近のこのスレ。
年老いた老人の身辺探りをして、一体何が楽しんだ?
爺のおかげで今の日本の音楽界があるんだよ。
まったく恥を知れ!罰当たりな連中どもが!
それだけ翁に親しみを感じてるんだよ
初心者の俺には親切な案内人だった。
・・・まあ、今でも初心者なんだが、とりあえずは翁の案内も無い分野に乗り出している。
それはとにもかくにも翁のおかげ。
いなくなったら翁の本を読みながら翁の挙げた演奏を聴きながら一晩を過ごすと思う。
その日が遠いことを祈っているよ。
739 :
名無しの笛の踊り:2010/10/26(火) 20:34:33 ID:ABpP+qn4
吉田さん自身、この歳でラジオでハイドンという巨峰を選んだということは、
その先はもう無くてもよいものと覚悟を決めてらっしゃるんじゃないかなあ。
今の翁の心境がハイドンの音楽にいかにフィットしていることか。
ハイドンは年内一杯で終わりじゃないかしら?
次何か知らないけど、最後はバッハで締めてほしい
ハイドン、全作品じゃなくて正直がっかりしてる。交響曲もこれだけ録音
が出てるのに、アーノンクール大杉。。。
743 :
名無しの笛の踊り:2010/10/27(水) 00:13:12 ID:0gVduidH
オペラは一回もせずに終わるのかしら
一回くらいはしたかしら
名曲の楽しみはじまた
ソル・ガベッタ よかった。
そう?
爺さんが言うほどいいとは思わなかった。
747 :
名無しの笛の踊り:2010/11/11(木) 00:11:13 ID:zafsRPCV
死んだね
748 :
名無しの笛の踊り:2010/11/11(木) 12:21:32 ID:0j38Pl5q
ガベッタが?
青弓社の近刊案内から
クラシック・スナイパー7――特集 吉田秀和は本当に偉いのか?
許 光俊/鈴木淳史 ほか A5判 予価1,600円+税 2011年1月下旬書店発売予定
97歳の現役批評家・吉田秀和とは何者なのか?!
音楽の魅力や深い洞察をすぐれた感覚的な言葉で表現し
音楽評論で先導的な役割を果たし、知識人としても文学や美術など
幅広く評論活動を続け、日本の音楽評論家としては
初の個人全集までもっている吉田を解体する特集。
http://www.seikyusha.co.jp/kinkan/index.html なんかその辺のわけのわからない自称評論家が何言っても
もう動じないくらい、余裕あるでしょうね。
ただ、許氏とか鈴木氏は、ネタ切れしたからと言って吉田氏をネタにするなんて
空しさを感じないのかな?
>>749 11月下旬発売予定の『宇野功芳、人と批評』にも注目w
青弓社、今や絶体絶命のピンチか。
生きてるうちにやろうという意気込みはいいと思う
偉いのか?なんて無粋だねえ
そもそも誰も偉いなんて言ってないんじゃないか。
亡き安岡正篤翁が、昭和史に於ける日本の政治哲学的指導者で在らせられるならば、
吉田翁は昭和史の文化哲学的指導者で在らせられるぞ。
最早数十年間も、水戸黄門を地で行かれていらっしゃる。
この印籠が目に入らないかしら。
「永遠の故郷」、すばるで完結しましたね。
近刊は「夕映」のようです。年明けかしら。
「名曲の楽しみ」今年は今日で終わりか
ハイドンはいつまでかかるんだろう
やっぱり「かしら語法」は「いえよう語法」に比べるとパンチ力が無いよなw
760 :
名無しの笛の踊り:2010/12/24(金) 04:45:23 ID:TfOZlbVp
age
762 :
名無しの笛の踊り:2010/12/26(日) 06:29:03 ID:1IU+c5XP
>>761 これが最後の著作のなりませぬよう。
まあ、レコード芸術の連載もまだあるから大丈夫だろうけどね。
>>762 対談では、「変な言い方ですけど、これが自分で計画してつくりたいと思う最後の本になるかな、
そういう予感がちょっとあったんですよ」と仰ってます。
新刊は『魔の山』を読み込んでおくといっそう味わい深そう。
<対談>
吉田秀和×堀江貴文
なんで堀江敏幸みたいなクソ作家がいつも出てくるのか
新刊、今日すでに本屋に置いてあった
全集24巻の最後の方、
夫婦で眼鏡のふきかたがうんたらかんたら
↓
悼歌
↓
an Barbara
の流れはぐっとくるよな。
768 :
名無しの笛の踊り:2011/01/31(月) 10:19:17 ID:Z82t0ecK
対談ならば、「ワールドミュージックタイム」 の北中正和氏を相手に、
「クラシックと民族音楽の相互関係」 辺りを期待したいと思う。
吉田翁の持つ戦前からの幅広い音楽知識 (特に満州に於けるクラシック)と、戦後派の北中氏との穏やかなやり取りを想像するだけでも楽しい。
769 :
名無しの笛の踊り:2011/01/31(月) 11:28:42 ID:wrwiE3V0
770 :
名無しの笛の踊り:2011/02/02(水) 23:23:59 ID:1gBAPv/e
八百長メール問題について、コメントを
771 :
名無しの笛の踊り:2011/02/03(木) 07:55:02 ID:G4E5xzWl
>>770 詳しくは覚えてないけれど、かつてあれほど相撲が好きでエッセイもいくつも
書いていたのが、確か八百長問題をきっかけに、「もう相撲のことは書かない」
と決別宣言をしたのじゃなかったっけ。
すなわち吉田氏は八百長はあったとあの時確信したんだろうね。で、相撲に
失望したんだと。
それをまだこんなことやってるんだから、吉田さん耳を覆いたいんじゃないかな。
「夕映」読んだ。
この歳になっても少しも衰えを見せぬ音楽へ知性で切り込もうとする探究心
には正直ぐっとくるものがあった。
もう書きたいものは何も無いとのことだそうだけど、ここまでくれば何でもいい
から書いてくれればそれでいい、という気にもなる。でも、正直レコード
芸術の連載はマンネリすぎかなあ。あれ読むと、もう終わりにしてもいいんじゃ
ないかとふと思ったりもする一方で、「夕映」のような立派な本も書くのだから
空恐ろしいご老人だ。
773 :
名無しの笛の踊り:2011/02/07(月) 11:49:29 ID:1V8oBqS5
祖母ちゃんが96歳で、膝が不自由になってから、少しボケた。
膝を訓練で回復させてから、頭も戻ってきたんだが、全快というわけにはいかないようだ。
足は大事だと確認した。
吉田翁、すげえ。
今日の名曲探偵アマデウスはブル7。ここはひとつ御大に
御登場願いたいもんだが、……………ないだろうなw
「私の初生ブル体験」かw
今日のアマデウス、眠気を誘うで一貫していたのにワロタ。
最後のまとめも第2楽章だけだったし、ここはやはり吉田翁に
御登場願うべきだったなw
むしろ御大の喋りが眠気を誘います
778 :
名無しの笛の踊り:2011/02/12(土) 22:09:53 ID:zSXGLJVJ
八十年代にfmfanに連載があって、三回くらいで終わってしまったけど、経緯を知っている人いませんか?
死んだ時以外はあげるなよ
780 :
名無しの笛の踊り:2011/02/17(木) 17:11:24 ID:0QMuzscN
クラシックスナイパーの特集あげ
本日の朝日朝刊の「音楽展望」、正面切って相撲のことを書くのは20年ぶり
くらいか?
ただ、確かに以前は八百長に幻滅したみたいな書き方だったように記憶してる
けど、今日の文章はずいぶんとニュアンスが変わっているように思う。
みなさんいつまでもお元気で。
今生の別れにならなきゃいいけれども。
武道家に言わせると場所数が多すぎるらしい。
剣道でも一週間くらいで、日に一勝負だと優勝は違ってくるとのこと。
そういやテニスでも若手でバリバリのチャンピオンと十年以上前の元チャンピオンが
ワンマッチで戦って、現役チャンピオンがギリギリで勝ったことを思い出した。
八百長は現行制度では必至のような気がする。
785 :
名無しの笛の踊り:2011/02/19(土) 21:51:25.25 ID:yxZhBWsR
今夜のヒデちゃんのしゃべり変。
ろれつが回っていない。
もうそろそろかな…
>>782 そういえば昨日は一日中忙しかったんでまだ読んでないや。
忘れるところだった。
「音楽展望」を掲げてるわりに
音楽について一言も言及がなかった
それでも許されるってのがさすが秀爺というか
>>782,787
驚いたというか笑った
ほんとに音楽についてひとこともなかった
20年前のもしお持ちでしたらUPしてください
789 :
名無しの笛の踊り:2011/02/21(月) 14:17:44.42 ID:QhzIbq7x
>>787 「音楽展望」は、ずいぶん以前からたまに音楽そっちのけで時事問題論じたり
してますよね。
>>788 リアルタイムで読んだわけではなく、全集で読んでます。
規模の大きな図書館なんかにわりとよく置いてあるので読むことをおすすめします。
「あなたはまだ相撲をみたいと思っていますか。」
って、単なる問いかけ?丁寧にオブラートに包まれたきつい皮肉?w
翁の書いた文ってどれくらい校正されて載るの?
たまに思うんだが(不謹慎なことだが)音楽展望が終わったら朝日新聞って
読む価値のある紙面ってどれくらい残るんだろう。。
数年前まで折々の歌とか夕刊の評論をよく読んでたけど。
最近はガラパゴス島でおかしな発言をして、島民のもつ日本の印象を悪化させたエッセイ
を読んで目が点になったがw
吉田氏はあんまり映画みないのかね
ビスコンティについて書いたのは読んだけど、ほかはあんま覚えがない
俺が知らないだけ?
>>790 加藤周一は去ったが大江健三郎といしいひさいちが残っている。
793 :
名無しの笛の踊り:2011/02/24(木) 14:09:04.37 ID:xEKpnf5O
しりあがり寿が面白い
>>789 図書館いつかいってみます
>>790 人気があるコラムや連載はあとで単行本化されるから新聞いらないかも
最近買ったのは「わが家のミカタ」
うちは今の契約分が終わったらやめる予定
こないだ来年の更新を勧めに来たのを断った
中島らもが死んだ時点で朝日は終わった・
まじで新聞いらねーな
ハイドンの次はだれをするのでしょうか?
河出文庫で「マーラー」が出たようですが、マーラーなのでしょうか?
一度くらいは日本人作曲家を・・・・・ないな。
昔は義務感もあって日本人作品の擁護もしてたが、けっきょくバッハ、モーツァルトに戻ったから
いまさら興味もないんでないの?
番組自体は続くみたい、NHKの来年度の編成みたら。
ヴォルフ、シェーンベルク、(まさかの)シューベルトあたりですかねw
801 :
名無しの笛の踊り:2011/03/10(木) 19:35:30.08 ID:nGFn7Lxh
文庫で出てるのは全部全集とか作曲家選集の編集ものばかりだからなあ
地震は大丈夫だったかしら
でも関東大震災も経験しているわけだな、考えたら。
鎌倉市で死者や怪我人が出たって報道はないから多分大丈夫だろ
津波も来てないしな
804 :
名無しの笛の踊り:2011/03/13(日) 16:56:16.56 ID:zaBSyBgb
吉田邸に津波が押し寄せるには、2mもあれば充分て
やっぱり不謹慎すぎる。
805 :
名無しの笛の踊り:2011/03/15(火) 10:43:20.31 ID:PZW/3tPy
たしかに、若宮大路のすぐ隣だからすぐに津波は押し寄せるだろうが
さすがに不謹慎すぎるぞ。
806 :
名無しの笛の踊り:2011/03/15(火) 16:54:25.55 ID:AYHA6Cu1
八幡宮の階段を昇りかけたあたりでやられそうだな。
♪
由比の浜辺を 右に見て
雪の下道 過行けば
八幡宮の 御社
上るや石の きざはしの
左に高き 大銀杏
問わばや 遠き世々の跡
この辺だなw
ところで、この大銀杏は最近ぶっ倒れたんだよな。
809 :
名無しの笛の踊り:2011/03/15(火) 23:13:01.11 ID:aKWXIcTh
神奈川も来るかもな
810 :
名無しの笛の踊り:2011/03/15(火) 23:25:48.04 ID:AYHA6Cu1
くるよな。避難してるかな
こういうお年寄りが結構耐性があったりするから、われわれのほうが先に流されてしまうかもしれん
吉田翁、最後は中学までの少年期を過ごされた北海道小樽で過ごされませんか?
もう向こうには親類縁者はどなたも残っていないのかしら?
鎌倉の大仏にお堂がないのは、津波で流されたからって聞いた。
814 :
名無しの笛の踊り:2011/03/18(金) 16:38:28.89 ID:87yzaByY
>>813 そうだね。
海側(駅側)から歩いていくと、いかにも海抜が低そうだものね。
2メートルもいらないんじゃないかしら。
海から遠い吉田さんの家が流されるほどの津波だったら
鎌倉の市街地は壊滅してしまうじゃなイカ!
私が由比ヶ浜にいる限り、そんな無差別殺戮のような真似はさせないでゲソ!
鎌倉は、いや、世界はいずれ私のものになるのでゲソからね!
イカ娘乙
音楽の殿堂 響きあう感動50年 東京文化会館ものがたり
東京新聞編 出版:東京新聞 ISBN:978-4-8083-0936-7 税込価格:\1,600(本体:\1,524)
http://www.bk1.jp/product/03391241 吉田秀和氏の寄稿もあるようです。
著者に名前が無いので、見落としやすいかもしれないと思い載せてみました
東京新聞のサイトにはまだ記載が無いみたいです。
amazonでは、まだ発送していないみたいです
818 :
名無しの笛の踊り:2011/03/25(金) 09:45:39.70 ID:XKhkNvq+
今朝、俺の地元紙の東奥日報に吉田秀和登場
シューベルトの菩提樹について語る
さ……再放送が……ガクッ
本放送があるだけまし。
821 :
名無しの笛の踊り:2011/03/30(水) 13:31:02.61 ID:T3MoFZf5
この番組の聴取者はうるさ型がそろっているから
どこかで再放送しますよ。
これまで再放送しないときは、本放送でその旨断わりのアナウンスがなされた。
きっと、あれこれ抗議がいったのだろう。
あたりまえのことができないのが、巨大企業NHK。
>>821 断りのアナウンスってのは、再放送の時間が特番等で潰れる場合の話だろ。
今回は、再放送の枠そのものが廃されたんだから、以前の例とは分けて考えろよ。
まあ、AKBだか何だかの再放送をするくらいなら、吉田翁のままのほうが良かったのは確かだが。
みんなそんなにハイドンの第61回目聞きたかったのかw
825 :
名無しの笛の踊り:2011/03/31(木) 09:09:12.35 ID:8eMqsmyZ
一回から全部録音してる人結構いるでしょ。
826 :
名無しの笛の踊り:2011/03/31(木) 09:15:19.82 ID:jKANtxK+
聴き専楽理知らず演奏できずの吉田ならとうの昔にスイスに亡命しましたが何か?
827 :
名無しの笛の踊り:2011/03/31(木) 10:04:42.69 ID:dUZmiFiS
ということは、再放送の枠自体がなくなった、という理解でよろしいのですね。
>>825 そして、そのテープお越しをしている人もいます。
吉田秀和が海外に移住したため、「名曲のたのしみ」への出演が続けられなくなり、
別宮貞雄が、後任としてハイドンの連続放送を続けることになった。
…という夢を見た。
何だったのだろう。
>>825 それはすごい。
俺はショスタコーヴィチの回からの録音。
2005年の4/16の「雑誌クロコディールの詞による5つのロマンス」が最初。
何だ、61は今夜やるんじゃないか。なんで順序変えたんだろうな。
それにしても、再放送がなくなったのはさびしい。
以前は火曜日だったが、水曜日に移り、やっと慣れてきたと思ったら、
今度は再放送そのものが廃止。。。トホホのホ
ハイドン全曲録音しようと思ったが10回で挫折した
♪露座の大仏 おわします
報ステで、その津波の話をしてたな。
1498年だったかな、明応の大津波と呼ばれるらしい。
ところで、八幡宮の大銀杏が突然倒れたのは、
何と、去年の3月10日だというではないか!
たった1日違い。無論偶然だが、因縁を感じさせる。
833 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 08:38:52.76 ID:28h85i6t
昨日、音楽展望の連載あった。
音楽の話は無かったけど、戦時中の召集体験と当時の家族の事が・・。
若干ピント外れな感じだが、この当時を翁自身が振り返るのは珍しい。
と思った。老齢ながら、震災日本を思ふ姿が浮かぶ。
834 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 12:24:04.79 ID:CVx5HHpc
翁が栄養失調でなくとも、徴兵検査では丙種。
それでも今は長寿。
835 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 14:32:33.36 ID:eBrxRD3a
ホントに聴こえてるのかね?
>>833 すばるでの新連載も回想モノっぽかったよ。よく読んでないけど。
837 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 18:36:05.54 ID:hbPCMPEf
日野原重明との対談きぼん
838 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 18:44:47.96 ID:SbZHFWc2
>>833 おれも読んだ。
今回の原発事故は人災だという結論に受け取った。
839 :
名無しの笛の踊り:2011/04/13(水) 19:11:11.31 ID:O7Mj8IGY
>>833 東日本震災について感想を述べるには、自分の過去の戦災について
述べることの方が、説得力を持たせることができる、というわけだろうか。
そして、その結論が838氏のいうことになるのだろう。
あいかららず読みやすい文章だが、どことなく力がないのは、
題材が震災についてだからか、それとも体調のせいか。
うん、ヴァンダレイと良い勝負だった
泊めてくれた伏見の親切な人が、
長生きしてこの「音楽展望」を読んでいたらいいのになぁ。
吉田秀和は「音楽家」であって「文学者」ではない
音楽家ではなく音楽評論家
845 :
名無しの笛の踊り:2011/04/20(水) 20:25:46.57 ID:bHoTwbls
846 :
名無しの笛の踊り:2011/04/26(火) 22:57:20.05 ID:hDt5w9Hu
まったくです。
精神性の塊のような人です。
847 :
名無しの笛の踊り:2011/04/27(水) 05:34:03.90 ID:4MkC3T7T
吉田と宇野、兄たり弟たり難し。
音楽ファンなら二人は備えておかねばなるまいと言えよう。
吉田さん、宇野さんをおちょくるような文章書いたことあるよな。
たしかシゲティのブラームスを推した時だと記憶している。
俺はあまり音楽評論は信用していないんだけど、吉田さんの文章は好きなほう。
宇野の文筆活動は評論じゃなくてただの感情論なんだよ。
「好き嫌いじゃなくて、良いものは良い、悪いものは悪い、ただそれだけだ」
こんなことを言ってる時点で評論家失格。評論は好き嫌いでものを言っても
駄目だし、良い悪いでものを言っても駄目なのだ。
850 :
名無しの笛の踊り:2011/04/27(水) 13:05:19.37 ID:q4GyiRDS
>>849 ごもっともで。
では、どのようであれば良いのでしょうか?kwsk
>>848 >シゲティのブラームスを推した時
吉田氏が推したの?それとも宇野が?
吉田氏が、バイオリン協奏曲でシゲティを推した時「精神性」と、わざわざ「」つきで書いていた。
宇野氏がたしか精神性云々でシゲティ盤を推していたと記憶しているから、それを踏まえていると思った。
>>852 ども
それは揶揄したのかなあ
吉田氏は普段から精神性は否定していないし
読んでないから分からないけど、推測でいうと
シゲティの演奏はあまりに強烈だから、強調の意味で「」を使ったのかもね
いい演奏だよ、あれは
音もすごい
技術的にはヨレヨレだけど、フレージングとか実に考えられた跡がある
シゲティのブラコンならオーマンディとやったのが好きだな。
盛期のシゲティはバックハウスの若い頃と同様、テクもバリバリだよ。
特有のぶっとい音で細かいパッセージまで全く曖昧さのない克明さで毅然と進んでいく。
>>854 >オーマンディとやったのが好きだな。
あれは「精神性」がないw
>>853 個人的に、としか言いようがないが、その文章での「」の付け方が唐突な印象で、当時宇野さんの評論に初めて触れて辟易した後に読んだ私にはそう思えたのかもしれない。
シゲティの無伴奏、また聴きたくなってきた。
グリュミオーも好きなんだけど、シゲティのも好き。
ブラームスも買おうかと思っている。
858 :
名無しの笛の踊り:2011/04/28(木) 09:50:50.35 ID:zckMgIjk
黒田恭一にレコ芸の扱いが悪いとばらされたのでしょ。
859 :
名無しの笛の踊り:2011/05/01(日) 09:52:16.21 ID:bmjGvKNE
既得権にあぐらをかくバカモノだな。
それを許す編集部もどうしようもないが。
あの黒田恭一(音楽の恋文だっけ)は吉田かどうかわからんぞ
最初はそうかなと思ったが。
文化勲章もらったときのスピーチは面白い
>>861 そのスピーチは何で読めますか?ちょっと興味があります。
完全なのはレコ芸に載ってた
一部はここにある
http://ondine-i.net/merde/070409.html レコ芸の方が(笑)とかの会場の反応が書いてあるのでわかりやすい
上のサイトの引用だとそういう反応がないので、
「私がいかに偉い人間で、りっぱな仕事をしたかは皆様もようくおわかりになりましたでしょう。」
等という所はほんとに自慢しているように思うかも知れないが勿論冗談。
864 :
名無しの笛の踊り:2011/06/21(火) 13:04:41.81 ID:Gr4GFD8J
レコ芸の特集、まあ批判めいたことがないのは仕方がないが
本人インタビューは面白かった
写真も沢山あったし。
865 :
名無しの笛の踊り:2011/06/21(火) 15:17:24.18 ID:ShFAmoqf
内容が濃い。字数も多い。
>>863 ありがとうございます。早速見てみます。
867 :
名無しの笛の踊り:2011/06/21(火) 23:00:14.46 ID:n3KDQ4BL
評論家で文化勲章もらった人なんて多くないだろう。
文学、演劇、美術、音楽、建築等々のうちで、評論家としてどれだけの
人が、あの勲章をもらったかね?
吉田翁は稀有な人だ。
>>866 その文化勲章の省略抜き原稿はレコ芸2007年4月号に載ってるよ
869 :
名無しの笛の踊り:2011/06/22(水) 09:31:44.37 ID:2x8Ylb6u
文化勲章授賞の評論家 小林秀雄、正宗白鳥ぐらいしかいないのでは?
870 :
名無しの笛の踊り:2011/06/22(水) 21:33:55.15 ID:f1y4OpO3
吉田先生特集では、書評が面白かったな。
871 :
名無しの笛の踊り:2011/06/23(木) 06:12:56.41 ID:hnow/nS+
しかしagaってると思ったら特集かよ。
872 :
名無しの笛の踊り:2011/06/23(木) 07:24:45.59 ID:6f58n/G6
なんだと思った?w
再婚したとか
つ□
>>868 わざわざありがとうございます。図書館に行って読まなければ。
しかし今月のレコ芸は面白かった。
あの表紙の立ち姿を見る限り、まだまだ元気そうで何よりですね。
評論家を特集するって
まさに末期的だな
877 :
名無しの笛の踊り:2011/06/24(金) 00:52:12.37 ID:onS6vHh3
小谷野敦まで登場w
全集の24巻だったかに載ってる
バルバラ夫人を偲ぶドイツ語の文章は泣けるね
google翻訳の助けを借りて何とか理解できたけど
879 :
名無しの笛の踊り:2011/06/25(土) 21:32:06.54 ID:qF/X2LQE
クラシック音楽界の「終身大元帥」こそが吉田翁。
880 :
名無しの笛の踊り:2011/06/26(日) 08:54:19.33 ID:Cdcrww7q
単なる評論家のジジイだと思ってたが
結構錚々たる面々と絡んでるんだな、と思った30代の俺
評論だけしてるわけではないよね。今月のレコード芸術をみて改めて思った。
日本の音楽界の相当な功労者だと思う。
そんなに偉そうな、権威を振りかざす
タイプの人には見えないけどなあ、
ヨシダオーは。
本当はたいして偉くもないのに偉そうに
してる評論家はたくさんいるだろ。
「吉田秀和は本当に偉いのか」で
特集を組んだ某雑誌は何だったの
かしら。
業界に迷惑をかけているトンデモ
評論家を「表彰」する賞を作れば
いい。
宇野功芳賞だ。
思わず嬉しくなってしまう。
明日の放送はユジャ・ワン。ところで、ハイドン、いつまでやるんだろ。
次は決めてるのかしら。
仮にいつもと同じで“CDが入手できるもの全曲”をやるとしたら
あと何年くらい掛かるのだろう…
シューベルトかヴォルフじゃないかしら。
と言ってみる。
888 :
名無しの笛の踊り:2011/08/09(火) 09:25:50.21 ID:53jDZClm
>>887 そんなこと書くと、シューベルトはもうやったとか
ヴォルフじゃ、歌曲ばっかり聴かされるのか、などという
レスがなされるのは、明白と思われ。
ユジャワンの放送聞き逃したんだが、レコ芸の連載で書いてたことと基本的には同じ?
時間にして一曲が2分や3分の歌曲で番組を作るのは大変w
今の翁にはハードルが高いかと。
ということでシェーンベルクあたりじゃないかしら。
もうやった?
今までに取り上げられた作曲家が全て載ってるとことかないんですかね?
>>891 ブラームスの回なんか、酔狂なリスナーが吉田氏の発言をすべて文字に起こし
たのを元に結局翁にお伺いをたてて本にしちゃったぐらいだから、きっと
しっかりしたデータベースは残してる人はいるに違いない。
ただ、その情報がネットにあがっているかどうかはわからない。
>>891 それはぜひ知りたい。39年も続いてれば録音をまとめて図書館などで保存するレベルの文化財。
俺の2005年からの録音メモだと、次の通り。
ショスタコーヴィチ
2005年10月 R.シュトラウス
2007年7月 チャイコフスキー
2008年8月 プーランク
2009年6月 ハイドン
894 :
名無しの笛の踊り:2011/08/25(木) 23:33:48.39 ID:hS9MEJ6c
レコ芸の連載、もう3ヶ月くらい休載の気がするが、他の媒体には書いてるのか?
>>891 90年代以降なら以前話題になってたな
近年のものはだいぶ復元できてたと思うが、
80年代以前は結局よく分からなかった。
大きな図書館で新聞の縮刷版を調べるとか
FMfanあたり?の雑誌を当たってみるとか・・・
俺が小学生の頃(80年頃)は毎週モーツァルトをやっていたのは覚えている。
>>895 縮刷版かFMfanっていう手はありますね!
それをやってくれる勇者はいないものか。
NHKがきちんと番組HP作って
そこに過去の記録を整理してくれれば一番いいんだが。
これだけ長寿番組なんだから放送文化史的にもそれだけの価値は十分ある。
898 :
名無しの笛の踊り:2011/09/04(日) 09:32:01.97 ID:uHXgAzBU
NHKがネットラジオ始めたのでやっとFMが聴けるようになった。
朝鮮にでも住んでいるの?
900 :
名無しの笛の踊り:2011/09/04(日) 18:07:34.00 ID:uHXgAzBU
ネットラジオのサービスエリアは日本国内
NHKなら竹島、択捉、魚釣でも聴けるようにしてほしい。
キムになる
904 :
名無しの笛の踊り:2011/09/05(月) 20:00:36.38 ID:4/JeW7d3
クーべリックがSONYでモツの交響曲集を出した暫くあと、番組で39番をかけて一言
「まあ悪くはない出来だけど・・・クーべリックは2流ですね」の一言が忘れられない。
じつは辛辣だよねえ
でも小澤と水戸室内は大絶賛の糞耳の持ち主。
あの中であえて39をかける時点でどうかと。38が彼の得意曲なのはアホでもわかると思うんだが。
カラヤンで29や39じゃなく、35や41をかけて鈍重ですね糞ですねって言うみたいなもんで。
なんかヴァントとかは絶賛してるし、こいつの耳って許光俊レベルじゃねえの?
宇野功芳よりは確実に劣ると思う。
カラヤンの得意曲は38。
というか、あの6曲でそんなに出来不出来がある時点でダメだろ。
むしろクーベリックならソニー盤じゃなくてオルフェオライヴをかけるべきだったと言えよう。
ソニー盤については悪くないけど二流というのはもう熱狂的なクーベリックファン以外には常識。
マーラーについてもなんかDG正規よりはAuditeのライブ絶賛みたいな奴が多くて困るんだが、
ああいう一発録りはおもしろいにしても、しょせん慎重に組まれたスタジオ録音には劣る。
吉田についてはクライバーのブラ2の海賊版をかけてたのが話題になってたけど、ああいうこと
やる時点でこいつはアホだなと思う。
痴呆になれば無敵なんだよ
ID:NVtpg4XZがクーベリックのモーツァルト録音が好きというのはよく分かった
ただそれだけの話
>>896 モーツァルトは80年代後半まで続いてたな。1番長かった。
困ったときのカール・エンゲル(w
その後がベートーヴェン。
困ったときのルドルフ・ブフビンダー(w
自分の知る限り、モーツァルトの全曲シリーズは2回あった。
80年頃のやつと80年代後半のものは別シリーズだったはず。
モーツァルトって1970年代にやってなかったっけ?
>>915 確か70年代後半から80年代頭までが1回目
80年代半ばから数年間が2回目だったと思う。
で最初のシリーズと2回目の間にベートーヴェンとか
シューベルトなんかがあったはず。もっともモーツァルトとは違って
全曲をかけるシリーズではなかったようだが、主要曲は大体やっていた。
917 :
名無しの笛の踊り:2011/09/14(水) 17:03:34.75 ID:2babV0fZ
80年代ぐらいには、この番組とは別に「大作曲家の時間」というのがあって、
そっちが各作曲家のほぼ全作品を網羅してなかったっけ?
そっちは作曲家の生年順に次の作曲家が決まっていた。タイトル曲ももちろん
各作曲家の代表作で、覚えてるのはメンデルスゾーンがイタリア冒頭、
ショパンがマズルカ作品24−4、リストがオーバーマンの谷。
ブラームスがピアノ四重奏だったか、チェロの独奏の美しい曲。
名曲のたのしみか、昔はずっと日曜の朝9時だったなー
「おはようございます。名曲のたのしみ、吉田秀和(です)。」で始まっていた。
80年代のはじめくらいかな、番組開始前にステレオ信号確認で
左チャンネルと右チャンネル交互にリコーダーの音が流れてきて、
子供心にすごく面白かったのを覚えてる。
>>917 ハイドンを長いことやってたのは覚えてる。あとチャイコもやってたらしい。
手元にあるFMfan臨時増刊(1983年春に出た)をみると
当時のFM番組がコメント付で紹介してあった。
「大作曲家の時間」は土曜の午前7:15-8:30の放送。
以下その紹介文
「1人の作曲家をシリーズでとり上げ、ほとんどの作品を紹介している。
現在はフランツ・ヨーゼフ・ハイドンを70回にわたってとり上げ、
ハイドン学者の中野博詞が解説している。これをエア・チェックしていけば、
作曲家の作品集が完成するわけで、貴重な番組だ。」
>>918 >80年代のはじめくらいかな、番組開始前にステレオ信号確認で
>左チャンネルと右チャンネル交互にリコーダーの音が流れてきて
なつかしいねえ
今でも確認はしてるだろ
>>918 自分の記憶では、このリコーダーの音に続いてバッハの平均律1巻24曲の
プレリュードが弦楽アンサンブルで流れてきてそれがそのままクラシックの音楽番組のテーマ曲
になってたように思う。おそらく「名曲のたのしみ」とは違う番組だった
はずなので、時代が違うのか曜日が違うのか。
>>922 おお、そうでした! やはり日曜日の朝だったか。
ハイドンいきなり終了で、次からはラフマニノフ!
びっくりしたあw
今名曲のたのしみ聞いてるんだが、今日でハイドンは終わり
再来週からは、なんとラフマニノフだそうだ。
おっと、重複…
まあ他の人にとっては
人人人人人人人人人人人人人人人_
> わりとどうでもいい <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄
ヘ(^o^)ヘ
|∧
/
という話しだけれども。
来週は浜松アーカイブス三昧だそうで。
ハイドン終了と聞いて驚いて飛んできたのは自分だけじゃなかったかw
来週は特番で休み、再来週は試聴室だろうから、ラフマニノフは10月第1週からだな。
同曲異演奏も取り上げていくとのこと。楽しみだ。
929 :
名無しの笛の踊り:2011/09/17(土) 22:10:45.36 ID:Su0QjIX0
>>925>>926 「ラフマニノフ、あまり知らないけど、勉強します」と言ってた。
98歳にして「勉強します」とは……
同じ曲を演奏家を変えて比較するとも言ってましたね。
それなら今までも吉田さんはお得意でしょう。
930 :
名無しの笛の踊り:2011/09/17(土) 22:15:33.27 ID:Tmb+n8OK
ラフマニノフって45作品だからわりと早く終わりそうだ
同曲異演で回数稼ぎか
普段ラフマニノフなんて聴かないから楽しみだ。
おお、書き込みが続々と。
>>930 そうだね、ハイドンよりはだいぶ少ないですね。
「ピアノのラフマニノフ」以外の部分、特に歌曲、宗教曲にどう光を当てるか
が楽しみだ。
>>928訂正。再来週の土曜はもう10月1日だw
今月は試聴室無しかな。
98歳で初ラフマニノフってスゲー スゲーすぎる
ネットラジオが始まったからエアチェックが容易になった。
いままではMDでエアチェックしてたから、ときどき忘れたりしてた。
今では再放送もしないから1回しか録音のチャンスなかったし。
それにしても、NHKはテープ起こしして、解説の部分だけでも本にして発売してくれんかね。
936 :
名無しの笛の踊り:2011/09/18(日) 01:55:43.44 ID:XKHSRJeh
「ラフマニノフヤフォーレはいい作品書いてるけれど、やはりなんというか通俗的ですね」
の認識が変ったのかな?
合唱曲の歴史的にラフマニノフは重要らしい。自分のラフマニノフ観が変わることを期待して聴いてみよう
>>936 ラフマニノフは確かにあまり買ってないが
「チャイコフスキーの後塵を拝しているにすぎない」(LP300選)
「フォーレは通俗的」発言は確認できていないどころか
まったく逆の評価だぞ
「清純で虚飾のない抒情家」(同掲書)
もういい加減、どっかの馬鹿が勘違いで(あるいは意図的に)
孫引きしたデマをさらに鵜呑みにするような愚行はやめねえか
939 :
名無しの笛の踊り:2011/09/19(月) 01:26:45.51 ID:vqDBWR+W
ザンデルリングが98歳で亡くなった、
940 :
名無しの笛の踊り:2011/09/19(月) 03:14:53.60 ID:kgAxxPAf
フォーレの「レクイエム」だろ?
通俗的で聴くに堪えないって言ってたのは。
激しく同意だ。
フォレの後期は聞くに堪えない→フォレはやっぱり後期が最高です(LP300選改訂版)
の例もあるからな
俺のは文庫本だから、当然改訂版(の更に改訂版)だろうね。
初版では「フォレの後期は聞くに堪えない」なんて書いてたのか。
サン・サーンスの悪口を書いた後、次のような一節がある。
そのサン・サーンスの弟子に、しかし、本当の音楽家がいた。
フォレ(〜〜〜)である。清純で虚飾のない抒情家。(中略)
私は、まず大作ということで、『レクイエム』をとろう。このすぐれた
作品を説明する必要はあるまい。近代ヨーロッパの生んだ最も
清澄な鎮魂の歌であろう。(以下略)
ここも初版では、「レクイエム」は「通俗的で聴くに堪えない」と
書いてあったの?
943 :
名無しの笛の踊り:2011/09/19(月) 18:19:37.06 ID:5g+aPpWM
フォーレが通俗的だと吉田氏が言ったことはやはりなかったように思う。
まあ、全集を確認すればわかるだろうけれど。
>>941が触れているように、フォーレの後期作品があまり好きではないという
感想を漏らしたことはあったのは確かで、それをあとで訂正しているのも
覚えている。
だいたいフォーレの作品、通俗的だとすれば初期ぐらいで、後期になるに
したがってより世間離れしてくるのは作品を聴けば明らかでしょう。
彼が通俗的と考えていたフランスの作曲家は、グノー、サン=サーンスだね。
ヒデ坊はけっきょくドイツオーストリア音楽以外は本当には好きじゃないからな
945 :
名無しの笛の踊り:2011/09/19(月) 21:20:41.30 ID:kgAxxPAf
まあ誰が聴いてもあの曲は通俗的だからなw
フォレ厨が必死になるのも分かるわ・・・
>>942-943 後期作品は『名曲300選』によれば
・・・フォレの晩年は、ひどく枯淡になってしまって、およそ山というものがなく、私にはまだついていけない・・・
という評価だ。
この「私にはまだついていけない」というのはかなり含蓄があると思う。
優れていることはなんとなく直感でわかるが素直に楽しめない、
さらに聴きこめば、あるいは年をとればわかるかもしれない、という意味にとれる。
いずれにしろ「聴くに堪えない」という言葉をフォーレの作品に使うことは考えにくい。
『わたしの音楽室』→『LP300選』→『名曲300選』は本文はいじっていないはず。
追記という形の加筆と、レコードリストの改訂のみ。
>>945 フォーレを誰がどう評価するかはこのさいどうでもよい。
問題は吉田秀和を引き合いに出すこと(「権威に訴える論証」)、
およびその発言が捏造されていること(「事実の錯誤」)だ。
>誰が聴いてもあの曲は通俗的だからな
これは「過度の一般化」という誤謬だ。
こういう誤謬に無神経だから、自分が嫌いな曲だからといって
都合よく他人が「聴くに堪えない」と発言したかのような幼児的迷妄に陥るのだよ。
曲そのものの評価なら別スレでやってくれ。
必死だなw
いいじゃん、「精神性が低い」っていわれるより
「通俗性が高い」ってポジティブに言われる方が。
948 :
名無しの笛の踊り:2011/09/20(火) 11:11:01.42 ID:edgFJTPl
>>947 精神性って言葉が出たとたんにバカっぽくなるなあ
キャラメルの包み紙みたいなもの、といったのはサン・サーンスのことだったっけ?
サン=サーンスで正解だが、包み紙そのものに譬えたのではなく
絵画でいえばアルフォンス・ミュシャやウジェーヌ・グラッセ
(現在ならさしずめラッセン)みたいなものだ、ということを
ああいうレトリックで表現したんだよ。
日本からの茶器の包み紙に使われてた浮世絵がフランスで評価されたとか
そういう話かと思った
フォーレじゃなくてフォレ、サン=サーンスじゃなくてサーン=サンス
フランス語わかる人なら常識。
ブーレーズ・スレで言って来い
955 :
名無しの笛の踊り:2011/09/29(木) 13:01:14.74 ID:tCXnWesq
>>943 人間は進歩(または退行)しますからね。以前の評価と変わるのは
当たり前でしょう。
歳ともに作品の真髄を理解できるようになった、と言うならよいが、
でも、そうなる頃に人は耳の調子が下降する。
フォーレなんてちっとも通俗的じゃないだろ。
バッハ、ベートーヴェンあるいはワーグナー、ヴェルディといったところが
現代でも沢山の聴衆を抱える通俗的で偉大な作曲家、バッハは生きている!
で、フォーレなんて要らない、フォーレは死んだほうがいい。
フォーレってまだ生きてたんですか(笑)
知りませんでした(笑)
原宿にも住んでるお
( ´・ω・`)_且~~ イカガ?
960 :
名無しの笛の踊り:2011/09/30(金) 14:11:34.55 ID:CtEubwpQ
今年で何周忌?
961 :
名無しの笛の踊り:2011/09/30(金) 14:20:43.15 ID:IycaBtLU
吉田さんが聴いておられるのは「フォレ」
2ちゃんのDQNが聴いているのが「フォーレ」
クラシックジャーナルだっけかの「さようなら吉田秀和」特集ってぜんぜん話題にならないんだな
まあ書いてるのが許とかだし俺も買ってねえけどさ
図書館で借りて読んだ。在日人がルサンチマン発揮し、
いつもの軽薄文章とは違って、やたらリキ入れて書いてる。
ただ許だけなんだよね、見えない大きな虚像と闘ってるみたいな姿勢は。
だからといって他の人はヒデカズを恐れ多いものとして恐れているわけでもなく、フツーに認めている。
在日のルサンチマンが露骨に空回りしている中年オナニーに過ぎず、悲しいほど哀れ。
宇野のことを「文章のうまい」なんて評している時点で一生追いつけないね>才能欠如の許
レコ芸の特集があるということを予測してぶつけたつもりだったんだろうが
時期も外されてその上本人インタビューが全部持って行ってしまったからな
スナイパーの負けだろ
965 :
名無しの笛の踊り:2011/10/01(土) 14:44:15.02 ID:xv8UYbmE
こういう具合に、自分の時間というものを過ごしていかれるのなら、人生に悔いはあるまい、と思った。P423
ラフマニノフ、1回目からいきなりピアノ協奏曲2番なのか。
なんか、さらさらっとやって、早く終わってしまいそう。。。
いつもは、初回はその作曲家の代表作的なのをやって概説みたくして、
年代順にやり始めるのは2回目からじゃなかったっけ。
>>967 その通り。ご本人が放送中でもそうおっしゃってた。
ただ、初回からピアノばかりというのはちょっとラフマニノフを探る意味
では不満も残った。でも、最後のプレリュードがホロヴィッツのあの絶品の
演奏だったのでよしとするかな。
969 :
名無しの笛の踊り:2011/10/02(日) 18:21:27.23 ID:l8MkELcy
ラフマニノフは吉田さんとしては、それ程好きではないが、かと言って
スクリアービンみたいに大嫌いではないでしょ?
スクリャービンは、世紀末から今世紀初頭にかけて、ひどく有名だったが、
第1次大戦後、ほとんど姿を消してしまったというってもよいような音楽家である。
《中略》
私は、正直なところ、スクリャービンの再評価ということを世に提唱するほど、よく研究したわけではない。
しかし、今ふりかえってみて、この晩年の彼のソナタは、いつかは、もう一度、
日の目をみるべきではなかろうかと思いはじめてきているのだ。
とにかく、私は、スクリャービンのピアノ・ソナタのために、ここに一つ席を設けておく。これは、私の賭けである。(「LP300選」)
971 :
名無しの笛の踊り:2011/10/02(日) 22:52:24.16 ID:l8MkELcy
LP330選を出されてから何年経ってんですか?
もう、結論が出てもよさそうですが。
現在も吉田老の賭けは勝負がついていないようですよ。
一部の熱狂的なスクリアービン・ファンの願いも空しく、いまだ世界的
には昼間に展示されている代物とは言えないようです。
972 :
名無しの笛の踊り:2011/10/02(日) 22:58:45.03 ID:l8MkELcy
音楽史的には不運な作曲家じゃないですか?
いや、熱狂的な支持者がいることは知っていますけれどね。
>>970を読んでどうして「大嫌い」と判断できるんだろうか
あきらかに肯定的な評価だと思うんだが
974 :
名無しの笛の踊り:2011/10/03(月) 09:57:56.98 ID:KVSl9zPk
吉田翁の文では否定的ではないが、やっぱり翁の感性には合わないだろう。
スクリアービンの後期の作品は余りにも病的だから。
もちろん、ドビュッシーも、R・シュトラウスも、ラフマニノフも、
どんな作曲家にも一部に病的な作品はある。
でも、それがセールスポイントになる程のものではない。
>>974 あなた
>>969?
お見受けするところ基本中の基本である名曲300選すら読んでないようだが
その程度でよくまあ赤の他人の感性が推し量れるもんだわ。
>>975 まあまあ、貴殿もどうしてそう攻撃的になるかなあ。
それはともかく吉田さんは病的なものを嫌うわけでもないと思います。
それをいったら19世紀の作曲家で病的といえば最右翼のシューマンを
好まれるんだしね。
あと、スクリャービンの一般的評価についていえば、コアで保守的な
クラシックファンよりもむしろピアノ好きな方々には市民権を得ていますね。
ひところ音大ピアノ課の卒業演奏になんと多くのスクリャービンのソナタが
弾かれたことか。
977 :
名無しの笛の踊り:2011/10/04(火) 18:32:18.18 ID:xVqsRUz5
スクリアービンの晩年のユニークな作品を味わうなら幾つかの
シンフォニーの方が聴きやすい。
もっとも、彼の能書きを読むと、かえって分かりにくくなるけれど。
978 :
名無しの笛の踊り:2011/10/05(水) 11:48:25.49 ID:iiABr9YO
ショパンも苦手、チャイコフスキーも苦手じゃなかった?
979 :
名無しの笛の踊り:2011/10/05(水) 16:30:50.36 ID:SXNmw4Ro
>>978 ショパンが苦手だと公言していたのはもう30年ぐらいは前の話だ。
今は日本の数ある音楽評論家の中でももっともショパンの本質を
見抜き彼の天才を評価してる人だと思う。
チャイコフスキーは苦手というより、単純に二流の作曲家だと思っている
ふしはある。チャイコフスキーの作品のどこが安直か、具体的に分析した
記述までしてるし。
>>978 チャイコフスキーは聴いてて面白くないんだろうね。才能とか技法は認めてる。
ショパンは上の方読み返せばいろいろ書いてあるから読め、で済まそうかと思ったけど
最近LP300選読み返して気づいたんでちょっと書かせてもらう。
次第にショパンを評価するようになったと思ってる人が多いようだが、じつは翁の立場は一貫している。
要はショパンでも好きな曲と嫌いな曲があって、好きな曲を優れた演奏家で楽しむのに吝かではない。
そして嫌いな曲(おそらく感傷的かつ技巧をひけらかし、長い割に内容の薄い曲)を
あまりうまくないピアニスト(まあナルシスティックな連中だろうね)で聞かされることが多く
ちょっとうんざりさせられて、あまり印象がよろしくない。
で、この嫌いな曲はショパン好きにはたまらんレパートリーが多いので
吉田秀和はショパン嫌い、が定着したのだろう。
翁は「人気があり大衆が好むもの」と「彼が芸術的なセンスがあると思っているもの」の区別をしているだけ。
そのセンスが俺とは合わないからなあ。
Shostakovichだって生誕100年だからやっただけだし。
例えば自分の好みを振り返っても
5年前とはけっこう変わってたりする。
まして「300選」って50年前の本でしょ。
その後LP・CDで聴ける曲も格段に増えたわけだし。
いつまでも半世紀前の300選の記述を引き合いにしても仕方ない。
>>982 4行目まではおっしゃる通りなんだけどさ、
その300選の誤読や不完全な孫引きによって
ずいぶんいい加減なイメージが流通してるなあと思ったわけよ。
984 :
982:2011/10/05(水) 17:13:44.85 ID:JcPxtsrH
>>983 いや、とくにあなたに対して書いたわけではなく、
吉田氏への批判が「300選」の記述を引き合いになされてることが多いので。
50年も経ちゃそりゃ吉田氏だって好みや評価はいろいろ変わってくるのが当たり前ってことで。
985 :
名無しの笛の踊り:2011/10/05(水) 23:32:56.70 ID:6F89p9Sh
>>980 >次第にショパンを評価するようになったと思ってる人が多いようだが、じつは翁の立場は一貫している
いや、はたしてそうだろうか。
確かLP300選には、ショパンの舟歌を名曲とは思わない、とはっきり書いてあったように
記憶している。
しかし、今はかれはおそらくその認識は持っていないと思われる。
「ショパンに関する覚書」を読まれましたか?
986 :
名無しの笛の踊り:2011/10/06(木) 09:56:05.61 ID:osSFKOsB
吉田秀和翁はブレる人ですな。
翁が長年にわたって評論の第一線に居続けられているのは、
そういうノーミソの柔軟性もあってのことじゃないかしら。
あの前言撤回の多さも人間らしくていいなと思うけど。
「LP300選」でも、「この本を書いたころは、勉強が足りませんでした。
フォレはやっぱり晩年の作品が最高です。云々」と追記してるしな。
ドボルザークについても、巻末のLPリストのところで、
「本文ではこういっているけれど、ドヴォルジャークのシンフォニー
では『第7』 『第8』、ことに後者がすばらしいということが最近やっと
わかった」と追記して、2曲の推薦盤を載せている。
>>985 「立場は一貫している」というのは、評価がまったく変わっていないという意味ではなく
ショパンに対する基本姿勢はそれほどぶれてはいない、というつもりで書きました。
300選の中では、すでに「リズムの変化、和声の独創性、短い広がりの中での表現の多様さ」
及び「詩と、ピアノ技法の整然と、しかもみがかれきった《秩序感》」を彼の曲の中に認めている。
ショパンに関する覚書はこの延長線上での検証作業であり、ターニングポイントではあっても
急激な開眼といった類のものと異なるのではないかと。
バルカローレを名曲とは思わない、はっきり書いてます。
はっきり書いてますが、それだけ取り出すのはフェアじゃない。
前後をちゃんと拾ってその含蓄を読みこまないと。
990 :
名無しの笛の踊り:2011/10/06(木) 21:12:40.46 ID:osSFKOsB
なぜ「バルカローレ」だけ取り出して「名曲ではない」と仰ったのかね?
そもそも吉田老が名曲ではないと言ったのはどんな曲?
大曲だとか。 それなら・・・
「協奏曲」? 「バラード」「ポロネーズ」?「ソナタ」?
理由があるはずだ。
馬鹿だからだよ