952 :
948:2009/05/23(土) 01:18:20 ID:e15kVTIo
>>949 なるほどね…。
それでポリーニは立体的でない、と感じたのね。
確かにポリーニの演奏は(録音では)音楽が持続する緊張の密度が均一な分、
音響的な奥行きは感じにくいかもね。
でもモチーフの浮き立たせ方はやはり尋常ならざるものがあると思うけれども。
それで「構成力」に彼の名を挙げた。
そうね、弦楽四重奏なんかでもそうだけれども、最近は音色を均一させる傾向が強いからなぁ…。
指揮者だったらカラヤンや弦楽四重奏だったらABQあたりが時代の変わり目になるのかな?
こういうのははっきりと分かるようなものではないけれども。
ピアニストなら分岐点となったような人物は誰だろう?
これはポリーニではないね。彼よりももう少し前の人。
グルダだな
954 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 01:41:31 ID:xAYsLoZ/
ケンプ=ブサカワ系
955 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 01:43:12 ID:xAYsLoZ/
ポリーニはつまらん。
バックハウスは引き込まれる。
956 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 01:49:29 ID:xAYsLoZ/
ギレリスはゴリラがうまく強打してるだけ。
957 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 01:50:31 ID:xAYsLoZ/
グルダ=ニット帽ジジイ
958 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 01:54:00 ID:xAYsLoZ/
ギレリス=鍵盤のゴリラ王
>>941 無学にしてよく知りませんが、名前からして
フランス系?
このスレおもしろく読ませていただいています。
バックハウス・ケンプ・ポリーニ・ギレリスなどの
そうそうたる演奏が語られていますが、
「ルービンシュタイン」はどう思われますか?
彼は、ポーランド人なのでショパンが有名ですが、
彼が最も円熟していた時代に、1962年演奏したベートベンは、
素晴らしいと思います。
961 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 09:30:16 ID:g1m9aQ8N
ルービンシュタインは精神性に問題がある
精神性でいくならバックハウス一択だ
五月蠅いループ
んなことテメエの内心に留めておればいいじゃないか
オレは最近グードを聴きだした
ある意味洗練されておる
宇野が絶賛してる晩年ルービンのコンチェルトは糞
>>961 > ルービンシュタインは精神性に問題がある
> 精神性でいくならバックハウス一択だ
確かに30.31.32番では、精神性が最も要求されますが、
いろいろなピアニストを聞きましたが、バックハウスの演奏を聴くと、
ベートベンの澄み切った心が表現されていて、感動します。
初期から中期、後期へととベートベンの精神は熟してきてますね。
ただ内面に入らず、形式的な美しさなどの表現には、アシュケナージなどは
よいかもしれませんが、後期には、内面に深くはいる演奏には向かないかもしれません。
965 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 10:37:57 ID:g1m9aQ8N
表層的な快や美にの覚に酔う、華美、豪奢の世界
これはベートーヴェンの芸術と逆の方向性です
バックハウスのように禁欲的な表現が要求されるのです
それを退屈というならその人はそもそもベートーヴェンに向いていないのです
ID:xAYsLoZ/
こいつはついに脳みそがどうかしちゃったらしいな。
他の有力演奏家を貶めればバックハウスの株が上がるとでも思ってるのか?
実際はその逆だよ。
>>965 > 表層的な快や美にの覚に酔う、華美、豪奢の世界
> これはベートーヴェンの芸術と逆の方向性です
確かにそうですね。彼の芸術の表現には深層に入らなければなりません。
表層形式が美しいのは、深層があまりにも「すごい」(言葉がみつからない)からです。
技術だけすぐれているピアニストの表面だけをかする演奏は、感動しませんね。
ベートベンの深層構造を理解(鑑賞)しているピアニストは、どのくらいいるでしょうか?
愚見ですが、30.31.32を聴くと、よくわかります。
およそ音楽を聴いて想起されるものが「コンクリートの塊」では
それは演奏に問題があると言わざるを得ないのではあるまいか?
>>968 > およそ音楽を聴いて想起されるものが「コンクリートの塊」では
「コンクリートの魂」とは、何ですか?
教えてください。よろしくお願いします。
>>966 運慶バク厨の真似してあだ名つけてみた偽バク厨だろ。
運慶バク厨のほうがセンスいいぞw
シフ=ブルドック、オピッツ=赤鬼、とか。
konkretだとかそれ何ていうabstrakt
>>972 >konkretだとかそれ何ていうabstrakt
うまい!座布団5枚!
● concrete ⇔ abstract
「コンクリートの塊」は、抽象的な比喩表現だとわかりますが...
表面だけをかすり、内面に入り込んでいないという意味ですか?
「バックハウス・ループ」のお陰で、こよなく愛聴しているR.ゼルキンに
話題がまったく触れられないのが哀しい。
op.110やハンマークラヴィア、折に触れて聴くのは先ず彼の盤なんだが・・
975 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 19:04:56 ID:giji5VBY
>>944 ケンプはフランスやイタリアでも人気があったし、今もあるんですよ。
フランスではケンプを「預言者」という呼び方をしていたそうですし、
最後の演奏会はパリでした。イタリアは民間団体が別荘を提供して、そこで
亡くなりました。ケンプ自身、フランス、イタリア、日本が大好きだった
そうです。
976 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 19:24:55 ID:g1m9aQ8N
ケンプはね、余計な幻想味を加え過ぎるわけですね
シューベルトはいいがベートーヴェン演奏としてはいかがなものか
バックハウスと同列に論じられる人ではないでしょうね
バックハウスはハンマークラヴィーアをステレオ録音してない
よって却下
978 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 19:59:36 ID:giji5VBY
ケンプは素晴らしいですが、さっきから出ているルービンシュタイン、ぜルキンも
素晴らしいですね。ユダヤ系だったため第2次大戦直前にアメリカに移らざるを
得ず、それでも頑張りましたよね。ドイツ人のくせにさっさと国外逃亡したバック・・・
とは大違い。
ケンプの演奏を聴くと明らかにこの人は和声を知り尽くしているなあと思う。
981 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 21:54:42 ID:g1m9aQ8N
オルガニスト出身ってこの道一筋という一途さを感じないエピソードですね
バックハウスはピアノ一筋、ピアノでバルトークにすら勝った、しかもベートーヴェン直系のピア二ズム
別格です
982 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 22:01:17 ID:/eHxKjf3
しかし、フランクの域まで行くと、
研究しつくされて、一見、オルガン風に聞こえないのがミソ。
>>981 だから彼は「職業」ピアニスト。(例えばケンプは作曲もするはず)
そしてバックハウスの長所も限界もそこにある。
984 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 22:31:47 ID:/eHxKjf3
>>983 でも、ケンプとバックハウス。どちらに弟子入りしたら良いかは、
自ずと分かるはず。
985 :
名無しの笛の踊り:2009/05/23(土) 22:32:51 ID:CyVnGNFO
>>941 おまえさ、ラ・フォルネスレで騒いでた奴の知り合い?
本人?
何なの?
バックハウスは弟子をとらなかったんでしょ?
文章を依頼されても書かなかったという。
フルトヴェングラーやバンスタと対照的な音楽家ですね。
バックハウスは一時期、音大の教授してたよ
>>983 そうでしたね。ケンプは若いときは"作曲家"としてアカデミーに登録されていたのだし、
彼の作品をフルトヴェングラーは進んで指揮したのね。
ケンプは最後はピアノ演奏に辿り着いたのだけど、
彼の血は一滴残らず"音楽家"のそれだった、ってことでしょう。
"職業ピアニスト"とは違った人生を生きたのですね
3連投スマソ。
ピアノ・ロールのバックハウス聴くと、ともかく"鍵盤の獅子王"のあだ名のとおり、
鍵盤界を"支配"しようという野望ばかりが先に立って、
演奏がガチャガチャしている。
どこの田舎者か、という表現スタイル。
ブレンデルは話題にあがっていませんが、彼の演奏はどうですか?
ケンプとバックハウスが対比されてますね。
概してケンプは温かく、バックハウスは冷たいと言われています。
それに関して、『クラッシクCDの名盤ー演奏家篇』文春新書132で、宇野弘芳が、
「昔からケンプが苦手である。・・・ケンプの温かさは厳しさの欠如、聴衆への媚びとしか思えないのだ。
・・・ケンプは女久しい、・・・ピアニストの人で僕と全く同意見の人が存在する。」170ページ。
とケンプ酷評しています。
皆さんはこの酷評に対してどう思われますか?
992 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 05:16:48 ID:wPWMChkR
宇野の言ってることは自分の嗜好の開陳。あれで評論とは噴飯もの。あんな人が
でかいツラしてるとは日本の音楽評論界もひどいものだ。
ケンプを確かに酷評してますが、ド忘れで可哀そうなほどだったリリー クラウスの
最後の来日なんかはベタボメなんだよね〜。いち愛好家からみると、なんか他の
要素が働いて評論してんでは?と思う。吉田だって野村光一への対抗という形で
評論を形成してましたしね〜昔は・・・
バックハウスは若いころは「英米向け輸出専用」とドイツでは言われていたらしい。
ショパンやリストを颯爽と技巧的に弾きこなす指が先にたったピアニストで、
シュナーベルやフィッシャーに比べてドイツでの評価は低かったらしいです。
シュナーベルらの継ぐのはケンプとの評価だったし、いまでもそうですね。実際に
シュナーベルがベトソナ世界初の全曲録音に挑んでいるときにこう言ったそうです
「もし私がこれを完成できずに死んだら、あとはケンプにやらせてください」
>>984 どっちもヤダ。
アラウこそベートーヴェン弾きにふさわしい。
シュナーベルってなんか不自然だよね
995 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 07:33:52 ID:zmYvQmVL
996 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 08:24:44 ID:1TRiU6iB
『ピアニストガイド』(吉澤ヴィルヘルム)
シュナーベル、フィッシャー、バックハウス、ケンプ、(系統違いだがコルトー)
こういう人々に対してまっとうな評価が書かれている本。お薦め。
なんだか最近ケンプ厨がうざいな
998 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 09:10:42 ID:TPil7SJ+
>>997 何かにつけ直ぐ"ウザく"なる性格か?
もう少し大人の懐を持たないと、いつまでたっても
音楽の深みを受け止めきれないままだよ
999 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 09:36:42 ID:zmYvQmVL
バックハウスは永遠に不滅です!
1000 :
名無しの笛の踊り:2009/05/24(日) 09:37:47 ID:zmYvQmVL
ケンプ=痴呆徘徊老人
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