橋下改革で危機の楽団、存続目指しコンサート
http://www.sanspo.com/shakai/news/090303/sha0903031957025-n1.htm 大阪府の橋下徹知事が大幅な補助金カットを打ち出し、存続が危ぶまれている「大阪センチュリー交響楽団」を支援する「頑張れ!センチュリーコンサート」が3日、大阪市北区のザ・シンフォニーホールで開かれた。
コンサートは文化人らでつくる「大阪センチュリー交響楽団を応援する会」が主催。
チケットは前売りで完売した。
府議会では現在、楽団を運営する財団に支出する補助金を前年度の約4分の1に当たる1億1000万円に削減する予算案を審議中。
楽団は年会費2000千円のファンクラブを発足させて約4000人の会員を集めるなど、収入確保策を探っている。
演奏の合間のトークショーでは、音楽評論家の日下部吉彦が「これだけの文化財であるオーケストラをなくそうとしている人の気が知れない」と橋下知事を批判。
作曲家の池辺晋一郎は「東京にいても、大阪が千々(=知事)に乱れていることは分かる」と駄じゃれで応じ、会場を沸かせた。