>>929-932 皆さんご丁寧にありがとうございます。かなり奥深いんですねリコーダーって。
聞いたといってもNAXOSでちょっと聞いただけなので他のレーベルでテレマンあさってみます。
他の作曲家も調べてみたいと思います。ありがとうございました。
936 :
名無しの笛の踊り:2009/11/29(日) 13:27:03 ID:09uPcYtJ
NAXOSだけでもリコーダーは膨大な数あるとおもうが
ベタベタだけど、ブリュッヘンの録音は国内盤廉価も幾つかあるし、
聴いたことがなければ手に取ってみると良いのではないかな。
凄いよ。
938 :
名無しの笛の踊り:2009/11/30(月) 00:03:23 ID:XwEzobZk
ラモーの鍵盤楽曲、ピアノで聴いていいなと思って、安いから
鰤のベルダーのを買ってみた。
上の方のレス見たらあまり評価されていないみたいだけど、
これはこれでラモーの魅力がちゃんと伝わるいい演奏では
ないのかな、と思った。
ベルダーは鰤以外なら殆ど評価されず(悪いとも言われない)まま消えていった気がする。
940 :
名無しの笛の踊り:2009/11/30(月) 15:59:49 ID:3/8v5UmA
ベルダー氏ほどアクの無い演奏家はいまや貴重な存在です
まあ、初めて聴くとか、リファレンスにはいいのかもしれないよ?
ラモーにしても初めからランヌとかルセとかボーモン聴いて
良さがわかるのが一番だが、ピアノ聴いていたような人が
まずなじむにはベルダーみたいなクセの無い演奏はいいのかもしれない
水戸ボーモン
>>940-941 まあね。D・スカルラッティやコレッリ、パーセルの全集企画も凄いとは思う。
>凄いとは思う
・・・・
企画はね
演奏も悪くないよ。ただ印象が薄くて、そこが好みに合わないというだけで。
バロックってこんなもんだよね、みたいな。
俺はバッハならグールド中心だしD.スカルラッティはホロヴィッツが好きで(定番ばかりだな)
あとヘンデルはリヒテルとガブリーロフのがよかった、なのでチェンバロでの演奏では
あまり聴いていなくて、それでも、この時代の曲はいいなあと感じていて好きなんだがね。
oe-
多分バロック音楽が好きなんじゃなくて演奏家が好きなんだと思うよ
グールドのバッハが好きな人って、
きっとバッハというよりグールドが好きなんだろうな。
当然
ピアノでバロック聴くなら、バルトーク編曲のフレスコバルディとかブクステフーデとか、
ブゾーニの一連の編曲とか、そういうほうが面白いと思うんだけどね
ピアノでの演奏ってのはどのみち編曲なんだから、初めから効果的に編曲されてるほうが
聴いていて面白いと思うんだけど、不思議に思うよ
つまり、作品自体じゃなくて演奏家が好きってことか、なるほどね
ピアノ編曲版は原曲とは別の作品と俺は考えている
そうすればピアノ編曲版を聴いた時の違和感が少ない
>>954 そうそう、どのみちピアノでの演奏って時点でもとの作品ではない「なにか」だから、
ピアノ演奏に特化した編曲版のほうが楽しめるよね
ちょいと話逸れるけど。
バロックや古典派の音楽を、たとえばピアノ・ソナタとか表記されると違和感あるよな
アルペッジョーネ・ソナタをチェロ・ソナタと言ってしまうようなものだと思うんだが
957 :
名無しの笛の踊り:2009/12/02(水) 17:29:44 ID:y4ynmMvj
CPEのチェンバロとフォルテピアノのコンチェルトなんか酷いぞ
Eulenburgのスコアでは二台のピアノのコンチェルトと書かれている
バロックや古典派の場合、楽器はいろいろ想定していたから、
クラヴィア・ソナタというのが無難だろうね
クラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノ、タンジェントピアノ、室内オルガン、
どれでも弾けるような作品が多いし
959 :
名無しの笛の踊り:2009/12/02(水) 17:44:10 ID:y4ynmMvj
Klavierならわかるけど
Eulenburgのスコアではイタリア語でわざわざdue pianofortiとあるんだよ
ここまでくると歴史の捏造だよ
>>959 うわあ…たしかにそれはひどい。音色対比がおもしろいのに
クヴァンツのトラヴェルソとリコーダーのトリオソナタを
2本のフルートで吹くようなものだな
捏造とかひどいとかじゃなくて演奏者の編曲版だと捉えろよ。
大人気ないぞ。
同時代以降の編曲版はスルーでおながいします
>>961 ちゃんとレス読んでよお願いだから…
たとえば同じエマヌエルでも、2台チェンバロのコンチェルトは2台ピアノでもいいと思う
でも、フォルテピアノとチェンバロのコンチェルトの肝は音色対比だろ?
だから、2台ピアノとか2台チェンバロだとさすがにまずい、アルペジオーネソナタを
チェロで弾くとか、そんな次元じゃないわけだよ
それならいっそ音色の違うエレキギターとシンセサイザーのコンチェルトとかのほうが
まだエマヌエルの意図に近いと思うんだが、極論だけど
作曲者の意図どおりに演奏しなけりゃいけない決まりなんてないだろ。
頭固い事を言うなって。
編曲は編曲なりに美学があるんだぞ?好き勝手やるのが編曲と勘違いしていないか?
バルトークやブゾーニの一連の編曲、あるいはウェーベルンの6声リチェルカーレ
こういったものは確かに彼らの作品ではあるが、根本的な部分は壊していない
これがわからないんだったらもう降参します
>965
オレ自身が古楽器演奏しか聴かないクラシックファンとしては偏った部類だから
分かってるつもりだし、演奏の好みで言えば君と似てるかもしれない。
でも、人の音楽、演奏に文句を言う筋合いは無いんじゃなかと思いますんで。
普通に考えて、
モーツァルトのクラヴィア・ソナタをピアノで弾くのを
編曲とは言いすぎ
モーツァルトは古典派だろ、
>>947の言ってるのは全部バロック
だから
>>953のような意見が成り立つ
>>968 なんでバロックだと「ピアノでの演奏ってのはどのみち編曲」になっちゃうのよ
古典派かバロックかは関係なくね?
>>969 バルトークの編曲したフレスコバルディや、ブクステフーデは中全音律。
まあ、ブクステフーデはウェルテンペラメント使う曲もあるけど。
古典派ならまだ(全然ないとはいわないが)モダンピアノの平均律でも齟齬が少ない。
試しにバルトーク編曲のフレスコバルディと原曲両方聴き比べてみればわかるよ。
モダンピアノで映えるように慎重に編曲されている。
>>970 楽器をピアノに変えただけで「編曲」とするのはおかしいだろってこと
ん?例えばサン=サーンスは、リストのピアノ作品、
「小鳥に説教するアッシジのフランチェスコ」をオルガン用に「編曲」し、
リストが絶賛してるという例もあるけど?
言っておくが、チェンバロとピアノは、ピアノとオルガンと同じレベルで
違う楽器だからな、発音の仕組みとか調べてね
ああそうだ、ちなみにサン=サーンスの作品表にはこの「編曲」は載ってないよ。
「楽器を変えただけ」という認識がそれだけ優勢なんだろうな。
編曲の美学が一流だったリストだからこそ「編曲」の意味を理解し、絶賛したんだろう。
君は悪くないよ。誤った風潮の中で育ったんだから仕方ないよね。
974 :
967:2009/12/04(金) 00:31:40 ID:GtH2uVWY
話が噛み合ってない件について
とりあえず次スレの準備も必要だな
テンプレ変更の必要が無ければ980が立てる、でおk?
>>974 俺はただくくりとして乱暴すぎるんじゃね?と言っただけで
あなたの言う通り「編曲」の話をしたつもりはないよ。
ついでに言えば演奏は好きにやれば良いと思うし
編曲だって作曲者の意図に基づかなくても構わないと思ってる。
たとえば件のC.P.Eにしたってモダン楽器オケじゃピアノ二台にするのもやむを得ないだろう。
ただ名称も含めてそういったものが主流になって、
元々の指定楽器や奏法が忘れ去られるのは問題だな、ということ。
>All these modern productions with modern? costume spoil it.
まったくだな。外人さんも辟易してるのか。
αのリュリのDVDは何回も観てるんだけどね。こういうのは一回見たらもういいって感じ。
乙