1 :
名無しの笛の踊り :
2008/04/10(木) 00:32:06 ID:gnvABC/A ヒゲ音楽君臨
2 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 00:36:42 ID:gnvABC/A
前スレ
>>992 ちなみに俺は前スレ
>>987 だが、
>>991 は俺の書き込みじゃないんで勘違いせんといて。
まあ結論としては解釈は人の数だけあるってことで。
3 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 00:51:55 ID:S8xSrTx9
法悦の詩で、一番エロティックに演奏できたのは、どのCDでしょうか?
4 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 02:08:26 ID:Tow1l6VZ
5 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 02:22:45 ID:Tow1l6VZ
6 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 02:27:43 ID:Tow1l6VZ
ゆっくりしたあげくが前スレでしたが・・・ _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! < ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______ |::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 ::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
7 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 02:29:56 ID:207lCm+x
_人人人人人人人人人人人_ > 法悦の詩!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |ii||iii;;;i;;;;ii;iill| |ii||iiii;;i;;;;ii;iill|. ハ ハ |iii||iiii;;i;;;;ii;ill(‘д`*)))<おっおっおっおっちんちん気持ちいいおおおおおおお!!おっおっおっおっおっおっ!! |iii||ii;;i;;((Ol||/⌒ヽ<_ |ii||iii;;;i;;;iiYil/ / ハ ヽ c-、ii__i;i/ / イ )) ((ヾ.__,、____,,/ //'" |ii||iヽ{´┴`/ // |ii||iii;;;|珍_/ 〈〈 r'" ̄ ̄ ̄ ̄ 三, 三三i i ー--....,,,,___,,ノ、,三三ノノ \ |ii||iiii;;i;;;;ii;iill|| / ヽ|ii||ii;;i;;;;ii;iill|||'" |iii||iiii;;i;i;;ii;iill| |iii||iii;;i;;;;ii;;lill| |iii||iiii;;i;i;;ii;iill| |iii||iii;;i;;;;ii;;lill|
8 :
名無しの笛の踊り :2008/04/10(木) 07:18:58 ID:gnvABC/A
なかすふざけんな
9 :
名無しの笛の踊り :2008/04/20(日) 05:27:03 ID:jSsQcY8t
「法悦」は「エロティック」と違うよね?
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>
>>7 ゆっくりいってね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
ポータブルオーディオのディスプレイに スク・エチ スク・プレ スク・コン と表示していたら同僚に見とがめられ、あらぬ疑いをかけられ、職場で吹聴された。
エチ→エチュード プレ→プレリュード コン→コンチェルト 水→ 分からん・降参
水 書いてないけど
14 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 21:48:28 ID:WHGPkTsS
15 :
名無しの笛の踊り :2008/04/26(土) 20:35:57 ID:tWM3RKYF
ジューコフの旧録音が廃盤なのが残念…。誰か聞いた人感想聞かせて
http://nekossika.blog27.fc2.com/blog-entry-41.html 「スクリャービンのお話」
ただいま通販サイトでスクリャービンのCDを取り寄せてまして、それを聴くまで書く記事がないので、間を埋めるためにスクリャービンのお話を…。
友人と二人で山の中を歩いていたスクリャービンはとある峡谷の橋の上にさしかかった時、眼下の急流に洗われる大岩を見て友人に言った。
「人間は自らの意思で宇宙の物理法則を変えることができる。
たとえば私が今からこの橋から飛び降りたとしよう。
そのままだと私の体は大岩に叩きつけられて粉々になるだろう。
しかし、私が念ずれば大岩にぶつかる前に私の体は空中に静止することができる。
私の体は宙に浮くことができるのだ」
それを聞いた友人は、「じゃ、やってみたら」と言ったが、スクリャービンはしなかったそうです・・・。orz.il||li _| ̄|○ il||l
(この記事は気が向き次第消去します)
ワッフルワッフル
18 :
名無しの笛の踊り :2008/05/01(木) 08:45:23 ID:MpgIRFTL
>>16 違う。
実際にやろうとして、友人が止めた。
19 :
名無しの笛の踊り :2008/05/01(木) 15:48:55 ID:bZCbygHu
ソナタ集などをじっくり聴いていて思うが、ラレードが物凄い。 この女、スクリャービンを理解してる。 超一級のスクリャービンだ。 ニコノーヴィチに匹敵するな。 なのにあまりに注目されない。 駄演としか言いようのないグールドのスクリャービンのほうが有名なくらいだ。
>>16 走りながら手を羽ばたかせて飛ぶ練習や
水上を歩く練習の話もあったな
「もうそろそろ飛べる」と云っていた
是非実現してほしかった
>>11-12 スクエチ とか スクプレ とか スク水 とかは今時を感じさせるが、
スクコン となると、ロリコンという言葉が広まりだした時代を感じさせますな
白・スク はさすがに無理があるかww
スクリャービンのピアノ曲は外面的で人間の息吹が感じられない。 そこが彼の限界だな。
24 :
名無しの笛の踊り :2008/05/07(水) 03:43:05 ID:nJw7B7Wd
深い人間にしかわからんさ。
25 :
名無しの笛の踊り :2008/05/07(水) 10:38:20 ID:3kn1q4/G
23は作曲家の名前変えてあちこちに書いてるだけだからスルー推奨。
日本は世界で一番ロシア音楽が演奏されている国らしいよ。 ソースはショスタコスレの偉い人。
27 :
名無しの笛の踊り :2008/05/12(月) 11:40:25 ID:FMFJe3Dg
なんだスレの偉い人ってw ま、ロシア以外でスクリャービン人気が最も高い国はアメリカだろうな。
687 水先案名無い人 sage DATE:2008/05/14(水) 21:19:58 ID:eCowkzqb0 LV0 スクリャービン?どうせ典型的現代音楽だろ?どうでもいいよ… LV1 曲はあんまり現代っぽくないな。ってかこの作曲者なんで共感覚持ってんの? LV2 神秘和音は綺麗だな。白ミサってのはなんかニコニコしてて結構いいかも。 LV3 法悦の詩って女神じゃね?理想のお姉さんって感じ・・・ LV4 ピアノソナタもドジっ子でかわいいな。前奏曲とか即興曲とかマズルカとか小品もいい・・・ LV5 スク2って別にかわいくないのにカリスマ扱いされててうぜぇ。スク2死ね! LV6 スク2結婚してくれ! LV7 やべぇスク2最高!スク2と水さえあれば生きていける! LV8 スク2と結婚した!俺はスク2と結婚したぞ!! LV9 やっぱ黒ミサは最高だわ MAX ラフマニノフたんとちゅっちゅしたいよぉ〜
なんで幻想ソナタばっかなの
31 :
名無しの笛の踊り :2008/05/17(土) 06:56:02 ID:z4nwlIOC
ワロタww 世間でスク エチ プレ とくればこっちだなw
>>30-31 水の戯れ
なんてのを書いていたら
スク水 戯れ
とかでヒットできたのにな
しばらく待ってればヒットするだろう
>>32 のおかげだw
スクファンはむずい
スクファンは選ばれた人
36 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 02:18:12 ID:S8cu3sfl
>>19 コイツの演奏聴いたけどゴミじゃん。
然もスクリャービンを理解しているとか意味不明w
37 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 02:54:22 ID:iwo7HjUf
下品なことしか言えない奴はしねよ それにスクリャービンの奇怪な行動を面白おかしく語る奴も消えろ スクリャービンは俺にとって全てであり、神そのものだ 侮辱することは許さん
38 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 03:17:33 ID:ojBkTCsd
>>36 グールドのスクリャービンがゴミだというのには同意
39 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 05:24:09 ID:LNl46ACf
>>36 いやいやwラレードの焔聴いてみw
ありゃうまいよマジで。
グールドのスクリャービン好き。あれがなぜ評判悪いのかよくわからん。 スクリャービンって曲にいちいち花びらがくっついてる感じがする。
?
ソフロニツキーのような魔性の音色とテンポの絶妙な揺らぎが好きなような人からすると、 グールドの演奏は「こんなのスクリャービンじゃない!」って感じかも。 ソフロニツキーの演奏につかりこんでない人なら、あれも評価できるのかも。
44 :
39 :2008/05/26(月) 13:14:41 ID:01q/Pd51
>>40 ラレードの焔は俺のスクオタの知人が絶賛してて「これ聴くだけためでも全集買う価値がある」と言ってたがあまり感銘は受けなかったな。
まあラレードの演奏は水彩画のように淡くて、それがああいうソナタに比べると規模の小さい楽曲の独特の響きに合うのかもしれん。
彼女の全集ではあれが一番と言うのは認めるが、しかし、ほかのソナタの演奏とかが・・・
>>43 あとソフロニツキーの演奏はカス。なんか体育会系のスクリャービンで一人で熱くなってますって感じだな。リヒテルのバッハと同じ程度のレベルに過ぎない。
やっぱスクリャービンばかりは最近の演奏じゃないと・・・
45 :
39 :2008/05/26(月) 13:17:05 ID:01q/Pd51
あと
>>41 グールドはいいね。彼はバッハとかよりああいう近代曲のほうが禁欲的な響きがかえって色っぽい感じをかもし出す。彼が全集をやめたのが残念・・・。
録音当時、さっきのラレードやらのスクリャービン録音ラッシュだったからね。その中に埋もれるのを嫌って全集の企画放棄したらしい
46 :
39 :2008/05/26(月) 13:32:13 ID:01q/Pd51
ついでに書いとくとラレード自身はスクリャービンを「病的」と言って、これをレコーディングしている間はつらくてたまらなかったそうだ(デイヴィッド・デュパル「ピアニストとのひと時」のラレードとのインタビュー参照)。 しかしおかげで新たな音楽の視野が広まったともいってるがね。 先ほど言った知人にその話すると、「だからこそ逆にスクリャービンの世界に埋没できたのかな」だって。 しかしかなりテクニック的に苦労しとるね。聴いてて疲れる・・・。 グレムザーが一番だよ。
トーブの演奏がすごいと他のスレで言われて聴いてみたが、 つまらんだけだった。 スクリャービンってほんと好みが別れる作曲家だな。
48 :
名無しの笛の踊り :2008/05/27(火) 00:52:11 ID:BCy97+K3
ラレードヲタがキモすぎる件 ソフロニツキーを貶してる時点で何も解ってない
49 :
名無しの笛の踊り :2008/05/27(火) 05:49:14 ID:P+230OxE
そんな個人の好みの話しで解ってるもくそもないだろ。 ラレードヲタもグールドヲタもみなもちつけ。
50 :
名無しの笛の踊り :2008/05/27(火) 13:55:27 ID:qjwA/1fo
>>47 トープはあまり神秘的な雰囲気がないね。
>>48 ソフはカス。いっぺんスクリャービンの楽譜見てみろ。
51 :
名無しの笛の踊り :2008/05/27(火) 14:11:55 ID:qjwA/1fo
ラレードもカスだがソフとラレードどっちとるといわれたら問題なくラレードとる。 ラレードはへたくそだがまだ雰囲気を作ろうとしてるからいいよ。ソフは演奏が雑な上何の感銘も与えない。
一番つまらんのはアムランで確定
でもアムランはキレイでストイックな感じがするよ。 一番のごみはポンティ。資料として聴くのもはばかる(芸術的感性を破壊する)。 オクに出すから誰か買ってくれ。
>>50 いや、好みはそれぞれとしても、楽譜でスクリャービンを理解しようとするその考えがまず間違っている。
スクリャービンの自演でOp32−1やOp40−2を聴けばわかるが、
アゴーギク、デュナーミク、楽譜に書いてあることを忠実に守るという観点から言えば、
めちゃくちゃとも言える。だが、あれほど魅力ある演奏が他にあるだろうか。
スクリャービン音楽ってのは突発性と衝動性、ペダルの絶妙な加減が生み出す音色、
こういった点を考慮しないと理解できない。
これほど楽譜を忠実に守ってつまらない作曲家は他にはなかなかいないよ。
アムランの演奏がなぜそれほどおもしろくないかってのはそこにある。
>>53 ポンティは小品などでは評価できるものもある。(マズルカなど)
演奏のクソさというよりも録音環境の劣悪さがなによりもクソで、非情に残念。
スクリャービンの突発性をもった官能的な音楽という意味ではやはりニコノーヴィチが絶品だが、
彼は小品が特にいい。ソナタとなるとまた別かな。
残念ながら、どの曲弾かせても「この人が1番!」ってピアニストがいない作曲家だ。
私はカステリスキーの演奏を評価したいが、初期、後期ともに絶妙な演奏だと思う。
スクリャービンの神秘性も情動性もうまく出せているのではないだろうか。
自演だと楽譜のアルペジオを実行してなかったり、 逆に指示の無いところで使ったりすごい自由だもんな hyperionはアムランじゃなくてデミジェンコでソナタを録音すべきだった。 coniferの盤を聴けばわかる。 ポンティ、オグドンは最初から論外。
シズドンは俺の好みではなかった
57 :
50 :2008/05/27(火) 21:54:40 ID:pogry5XU
>>54 いや、楽譜云々はそういう意味でなくて、スクリャービンの楽譜のさまざまなテクスチュアや美しい和声。そんなのをソフロニツキーは雑な演奏でみんな同じようにがんがん弾いてる。
あれにエクスタシーもくそもあったもんじゃないよ
58 :
50 :2008/05/27(火) 23:47:23 ID:pogry5XU
あとポンティはカスだね
59 :
50 :2008/05/28(水) 04:35:54 ID:jkv9aVrF
ニコノーヴィチとヴォスクレセンスキーは聴いてないがどうなの?
60 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 08:14:14 ID:MHP1+8WZ
うーん。 少なくとも、聴いて損はない演奏家だと思う。 ニコノーヴィチは、ワルツOp38、練習曲Op42-5、演奏会用アレグロOp18を聴くためだけでも買う価値がある。 ヴォスクレはソナタ5番がとくにいいと思う。 スクリャファンならニコノは必聴。ヴォスクは、必聴ではないが聴いて損はない。
ヴォスクレセンスキーはつまらん ピアノ教師の模範演奏というかんじ
62 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 16:33:19 ID:SWTMl8pA
>>60 >>61 サンクス
スクリャービンの自演はなんといっても音楽の息遣い、全体の構成の流れや盛り上がりが自然に表現されてるね。なんてーか山なりのアーチが自然に形作られる感じだ。そういう意味では確かにほかの演奏はせせこましいという感じ受けるときがあるな
今日ラジオでスクリャービンのピアコンを初めて聴いた(ブーレーズ盤)。 ちょっとショパンぽい?聴いてすぐ好きになった。
64 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 23:09:10 ID:r4DU/5PS
>>63 初期だから、ヲタじゃなくても聴きやすいね。
セヴェリン・フォン・エッカールトシュタインのスクリャービンは 声部が入り組むほどクリアになるおもしろい演奏だったな。
66 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 21:10:59 ID:bELLLk39
67 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 22:59:05 ID:bELLLk39
グレムザーは8番がないのが残念・・・ 彼の6から10まで全部そろえば他の演奏買う必要ないのに
69 :
名無しの笛の踊り :2008/05/30(金) 00:20:37 ID:zOPynx4e
op.8-12の別稿(第2稿?)が入ったCDって クームズ以外にありますか? 8-12が好きだから気になってしまって
>>71 ギャリック・オールソンのもある。
最近ではstephen beusがお奨め。
スクリャービンの自演って、 ・「スクリャービンと信者達」 ・「The London Collection Vol.5」 ・Perianから出てる割と最近のもの があると思うんだけど、Perianの誰か聞いてない? 最初の2つは再生環境のせいで同じソースでもだいぶ違って聞こえるんだけど、 それらに比べてPerianはさらに違うんだろうか。買う価値ある?
76 :
名無しの笛の踊り :2008/06/01(日) 15:44:17 ID:WxCXrr6n
>>73 >>74 参考になります。
試聴したらいい感じだったし、グリフスという作曲家も聴いてみたいので
Stephen BeusのCDを買うことにします。
アシュケナージが弾くスクのピアノソナタが好きな俺は少数派なんだろうな
ホロヴィッツの良さがわからん
プレトニョフにはソナタ全曲録音しといてほしかった。
83 :
名無しの笛の踊り :2008/06/03(火) 16:15:42 ID:Bhe5CFNT
>>78 アシュケナージ愛好家多いよ。俺も好き
単に有名ピアニスト、メジャーレーベル叩きの連中は避けようとするかもだけど、あれほどメジャーな形でスクリャービン全集が広まってるのは素晴らしいことだ。
俺もはじめはアシュケナージで入った
84 :
名無しの笛の踊り :2008/06/03(火) 20:32:26 ID:ZD3pQ/Wm
アシュケナージ悪くないよな。 特に1番がいい。
85 :
名無しの笛の踊り :2008/06/03(火) 22:40:10 ID:f0MNEani
アシュケはあの金属音みたいにきんきん鳴り響く音が嫌いだ オグドンのがいい
アシュケナージのスクリャービンに一票。 個人的には、グレムザーのよりお気に入り。
ロシアのショパンだった頃の曲ならアシュケはかなりよいと思う。
88 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 23:27:56 ID:F6/mqetM
アシュケナージのスクリャービンは勘違い演奏してない?
89 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 00:06:47 ID:+4fjw1lE
勘違い演奏って、どうゆうこと? とまじで聞いてみる。
90 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 01:26:11 ID:Y8yiBvbs
同じ ウラジミールでも☆ネ申☆ソフロニツキーのほうがいいでしょ
91 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 03:02:17 ID:CpqLskeD
オグドン全然いいじゃん
いいなープレトニョフ
このスレ住人のみなさんはソフロニツキーの鰤箱買いましたか?
94 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 22:30:15 ID:TTtiK2pS
アシュケナージの「勘違い」は個人的には同意だが、あれは確信犯だろう。まあ好き嫌いの問題かもしれん。
それよりもリズムの重さ、というか、リズム感が悪いんじゃねえのかと思える点がスクリャービンでは致命的。
初期は良いという人が多いようだが、あのリズム音痴ぶりがまったく気にならないということは、聴いている側も・・・(以下略)
ラレードは決してカスではない(リズム感が良いので救われている)。
ただし1本調子。(
>>19 は褒めすぎ。いくらなんでも・・・)。
1番〜5番までは、まあ悪くはないがという程度。それこそ淡すぎて面白みがない。
後期では焔よりも9番がいい。相変わらず1本調子だが、9番ではそれが良い面に出ている。
まあこれも好みの問題だろうが。
本人も9番が好きなんだそうだ。ホロビッツの9番を聴いて以来・・・ということらしいんだが、
ホロビッツのようなアクの強さは皆無。
表題どおりのおどろおどろしさを期待する向きにはオススメしない。
ホロビッツか。何を聴いてもいちいち面白いんだが、
これはホロビッツ自体が面白いんであって、別にスクリャービンに限ったことではない。
支離滅裂になりかけている5番だって、初めて聴いたときは、かなり面白かった(笑った)。
ポンティは、まあ仕方がないか。かつての「資料」だった(今はその資料としての価値もないが)。
ニコノーヴィチもソフロも□□も××も△△も悪くはないが、やはり皆さん褒めすぎ。
結論:
「誰それの○○○はなかなか良かった、面白かった」(文句を言い始めたらキリがないが)
という程度の限定的なノリでささやかに楽しむことにしている。
盛大な撒き餌の割に小魚しか釣れんな
96 :
名無しの笛の踊り :2008/06/06(金) 00:26:20 ID:QIbK33zU
プロコもショスタコの五重奏もスクもグールドがいい。
ゲンリヒ・ネイガウスのスクリャービンが一番好きだが、少数派かなあ... デンオンはさっさと全集を復刻してくれ
>>97 以前youtubeでOp.42-5を見たんだけど、和音の連打のところで
裏と表がずれちゃって、えーっと思った記憶があるんだが。
アシュケナージがリズム感ないわけないじゃん。 もしそうならプロコフィエフのコンチェルト3番なんか弾けやしないよ。 あれは極限のリズム感でやってるから。
>>98 スタニスラフと勘違いしてない?
ゲンリヒの42-5は聴いたことない。
101 :
名無しの笛の踊り :2008/06/06(金) 19:05:59 ID:JyCypN5W
だな。 アシュケにリズム感ないとかじゃなくて、アシュケがスクリャービンをああいうふうに解釈した、ってことだよな。
>>100 すまん。スタニスラフ・ネイガウスだった。
ということで、聴いたことないが、
ゲンリヒ・ネイガウスはいいのかもしれない。
104 :
名無しの笛の踊り :2008/06/14(土) 13:20:25 ID:VPlY93rq
アシュケナージのショパンは、リズムがよたよたしている。 スクリャービンも同じ。 やっぱり、リズム感ないよ。
105 :
名無しの笛の踊り :2008/06/14(土) 13:27:24 ID:Rgdr+aXj
前にも書いたが、アシュケナージはリズム云々より いつも右手のメロディにばかり気を取られて左手の対声部や内声部がイイカゲン。 初期ソナタはそれでも聴けるんだが、4番以降はかなりダメダメ テクニック的にはまだまだ下が居る オグドン、カスマン、ポンティ、ジューコフ こいつらが下手糞四天王
オグドンやポンティって、何でも弾ける代わりに、 完成度については無関心なんだよね。だから、 今みたいに弾く人がふえると、録音の価値が下がる。
リズム感云々とか言ってる人のリズム感を知りたいな。 実はその超本人がヨタヨタなんじゃないの?wwwww
>>107 本人のリズム感はどうでもいいや。
昔、ショパンの場合はアルペジョを拍の頭から弾き始めるべきだという
ウェブサイトがあって、アシュケナージの場合は拍の頭でアルペジョを
弾き終わるようにしてるから間が出来てリズム感が悪く聞こえる、と
書いてあって、なんだかそれを思い出した。
>>108 それカツァリスもやってるよ。(例えばスケルツォ1番)
でも、カツァリスがショパンの奏法を知らないわけはないんだよね。
だから、綿密に楽譜を読み込み、音楽を考え、それであの奏法をわざとしてるんだよ。
結果、うまくいっていると思う。
アシュケってもともと打鍵が重々しくて個人的にはそれが耳障りだからパス。小山の方がマシ
重いところがロシアンっぽくていいんだがな〜。
中期はあまり重く弾いてほしくないな だから4,5番はアムランが好き
アムランの4番と幻想曲、最後が惜しい
ふむふむ、俺と同意見の奴らがけっこういるらしい、ということで何となく安心した。 カツァリスと同じことをやっているとしても、あのヨタヨタ感はカツァリスにはないだろう。 (カツァリスにはあまり興味はないが) とにかくだ、 アシュケナージのリズムはどうにもモッサリと重ったるく(マツダのエンジンかよ)、 頻繁に妙な間まで空いて、そのたびに音楽の流れが分断される。 ショパンもシューマンも、アシュケナージが弾くとまず間違いなくこうなる。プロコだろうが同様。 スクリャービンの場合は、音楽の性質上、まさに致命的(と俺には思える)。 だからだ、 こういうことがまったく気にならなずに聴いている奴がたくさんいるということはだ、 そいつらの感覚も・・・(以下略) まあ、好みの問題なんだということにしておくが。 それにしてもアシュケ以下の下手糞四天王か。 いちいち同感なので、思わず吹いたが、 同感過ぎて、少々気味が悪くもある。w
何回も同じこと言ってどうした?
ジューコフはソナタ全集の録音を何回かしてて、昔の奴は結構うまいらしいのだが 誰かきいたことある人いる? たしかCD化すらされてないものだったような。
デアノバはどうですか
全然ダメ
120 :
名無しの笛の踊り :2008/07/02(水) 21:42:28 ID:rEaKVHVY
スクリャービン聴き始めたらショパンが聴けなくなっちゃったよ
121 :
名無しの笛の踊り :2008/07/03(木) 04:23:31 ID:v8QRXsja
そりゃないわ。聴きかたが間違っているんじゃ。。 スクリャービンが好きになればなるほど、ショパンへの愛も深まるはずだ。 後期も例外ではない。
中二病だからそっとしておいてあげよう
犬でマリア・レットベリのピアノ曲全集が発売されたけど 誰か買った人いるかな
124 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 01:33:14 ID:4SJWX827
>>123 国内盤出ないかなあ
出たらそっち買いたい
126 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 05:41:44 ID:G3ZoxYyS
115の意見わかるなー。 カツァリス、ポゴレリチ、プレトニョフ、 なんかに見られる疾走感、リズム感がもたらす生理的快感がアシュケにはまるでない。 あのダサさはアシュケナージしかもってない。
127 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 08:24:33 ID:M3j2A3Dp
>>124 買ったよ!
9つのマズルカOp25の演奏がすごくよくて、ここんとこよく聴いてる。
珍しい小品が聴けるのもうれしい。滅多に弾かれない悪魔的詩曲も集録されていて感無量。
演奏は少々あっさりしていて、音量不足を感じる。
こういう軽さは本来スクリャービンとはあまり相性がよくないんだろうけど、マズルカなどの舞曲ではその軽快さが吉となって魅力的な音楽になっている。
ソナタなんかはまだちゃんと聴いてないんでまた聴いたら報告します。
ただやはり少々あっさりしすぎで弱く流れるようなところがあって、ニコノーヴィチが好きな僕からすると、スクリャービン弾きとしては官能性の表現や音色表現、突発性が足りないように思う。
同じ女流ならば、僕はラレードのほうが好き。(ってことは、ラレード嫌いの人にはこちらのほうがいいのかも@@)
ところでシドンの6番と7番がすごくいいことに気がついた。
初期ソナタを聴いてしばらく放置していたのを反省。シドンの6と7、躍動感とダイナミズムが素晴らしい。
128 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 10:19:24 ID:4SJWX827
129 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 12:07:26 ID:M3j2A3Dp
アンカーミス。
>>123 が正しい。
国内盤にこだわる人って、やっぱり日本語でのライナーノーツが目当てだから?
僕なんかは値段の高い国内盤はむしろ敬遠するけど。
飛翔を志すスクリャービン好きが集まるこのスレッドの場合
>>129 のコメントで反省して輸入盤ばっかり買う人が出るかも知れないので
一応他の違いもいっとくと,輸入盤はケースからCDを取り出すのが大変。
あとインテリぶって見えるので友達が減る。
>ケースからCDを取り出すのが大変 これはわかるわ。下手するとCDもろとも割れそうになるまでへばりついてたりね 真ん中の出っ張り押しても意味がないというw まあどっちにしろ俺はやすいのを買うけど
132 :
名無しの笛の踊り :2008/07/06(日) 17:47:53 ID:2nbC5WN5
最近はできるだけモノを増やさないようにするために ダウンロードサイト使ってます。
133 :
名無しの笛の踊り :2008/07/06(日) 19:45:30 ID:iezEPVdA
>>132 それでHDDが吹っ飛んで泣くのですね。分かります。
115=126
>>133 いやもうHDDが吹っ飛んで泣く時代じゃないでしょ。
みんな常にバックアップとるべき。
137 :
名無しの笛の踊り :2008/07/07(月) 21:46:05 ID:ithoo1bb
なんだよ しつけーな 業者の宣伝か?
138 :
名無しの笛の踊り :2008/07/12(土) 19:10:45 ID:LYgP9Lvu
小山実稚恵のスクって悪くなくない? 意外にも?初期より後期が良い
139 :
名無しの笛の踊り :2008/07/13(日) 20:20:28 ID:9TYuzz0I
ウゴルスキ演奏のピアノ協奏曲を録音したMDを発見した。 いい演奏ですか?
140 :
名無しの笛の踊り :2008/07/14(月) 20:43:21 ID:XtqA9fBD
ウゴルスキよりはアシュケナージのがマシ
141 :
名無しの笛の踊り :2008/07/14(月) 21:24:29 ID:5O70bLJQ
>>139 あのCDの中で唯一価値あるのがウゴだと思う
ブーレーズの法悦の詩はずいぶん甘くロマンティックな感じがするのだが まぁそこがいいんじゃないかと思うんだけど・・・
143 :
名無しの笛の踊り :2008/07/17(木) 00:31:21 ID:NcaAA1eX
>>141 そうですか。ありがとうござおます。
しっかり聴いてみよっと。
ウゴルスキの協奏曲はちょっと色が薄く甘さが足りない。
アシュケナージの演奏のほうがいい気がする。
あのCDで価値があるのはブーレーズのプロメテだとオモ。
>>138 うん。別に悪くはない。特筆するような良さもないけど。
145 :
名無しの笛の踊り :2008/07/17(木) 13:15:42 ID:8NpjeW1t
ブレズがプロメテ振ったというだけの価値な なんの法悦もない法悦よりましだが
146 :
名無しの笛の踊り :2008/07/18(金) 00:20:10 ID:2hb6IjdF
ところで、スクリャービンのピアコンって聴きやすい割に 演奏会やCDであんまり見かけないのは何故?
そりゃスクリャーピン人気ないから おれだって交響曲なら2番がすきだが実演じゃ・・まずきけねえよ 法悦くらいだろ
148 :
名無しの笛の踊り :2008/07/18(金) 00:46:42 ID:2hb6IjdF
スクリャーピン…?いや揚げ足を取るつもりではないんだが。 でもソナタとかなら結構聴くけれど。ピアコン生演奏で聴いてみたいなぁ
149 :
名無しの笛の踊り :2008/07/18(金) 00:51:49 ID:O6qXEcBM
>>146 生前はほとんどピアコンしか演奏されなかった
どこに行ってもピアコンばかりリクエストされるのが嫌でたまらず
作曲者はついにコンサート活動を止めてしまった
そして一旦演奏される機会が少なくなった曲はなかなか復権できない… 作曲家自体が、「法悦」とホロヴィッツとかの演奏があったからここまで命脈を保ってきたわけで。
それは言い過ぎ。
訂正。70年代くらいまで。
またホロヴィッツ信者か
昨今はスクリャービンの本来の実力が理解されるようになってきたが、つい一昔前までは一過性の存在でしかなかった。 ピアノ音楽史上、現代音楽史上、どちらをとっても最大級の作曲家だ。
交響曲第3番のスコアを買ったら、シンバルやトライアングルのパートがごっそり抜けていた。 うわあ。
156 :
名無しの笛の踊り :2008/07/18(金) 16:39:51 ID:O6qXEcBM
パート譜で揃えたとか?
158 :
名無しの笛の踊り :2008/07/19(土) 00:28:35 ID:yLX4zmwk
なにやってまんの。
159 :
名無しの笛の踊り :2008/07/19(土) 00:32:40 ID:yLX4zmwk
ピアノソナタ4番の2楽章、 あの再現部のやたら指が飛びまくるとこ、限界でした。 こんなんでは、到底5番は無理やな。メチャクチャ好きやのに。
162 :
名無しの笛の踊り :2008/07/27(日) 19:42:35 ID:COYszNwY
スクリャービンは口ずさめない音楽。 ポニョに負けている。
歌謡国家日本ではこのようなレベルの高い音楽はたしかに浸透しにくい。
ポニョは微分音が・・・
名前からして暑苦しそうだ
ガチのムチのポニョだもんな。
ソナタ5をいくつか聴いていてふと思ったが、 人間の能力が音楽の可能性を律してしまっているな、と思った。 ほとんどの演奏家が弾きこなしていないような気がするが、 一方で、スクリアビンは奔放に旋律を作っているのではなく、手で演奏する前提で 作っている。 右手も左手も手一杯のなかで、右手の右に左手が飛び出してくる辺り、 飛び出してこれる時間はごく一瞬であるとともに、本当はもっともっときらめく 音をつむぎだしたいところだが、5本の指の呪縛がより強く 感じられた
うんこ
169 :
名無しの笛の踊り :2008/08/08(金) 01:16:06 ID:nVXjBLM2
ラレードなんて聞けたものではない
2番はいいかんじ。ラレード。
ラレードでスクリャービンが嫌になりました…。 レットベリも残念でした、映像もダサダサ。
レッドべりはマズルカがなかなかいい。 悪い部分よりも良い部分を見抜くほうがずっとクリエイティヴで有益じゃぞい。
両方あるのがいいよね
この間、スクのコンチェルト、生で聴いたよ。2台ピアノだけど。 スクは自分で書いた楽譜の音を半分近く省略して弾いてたんだってね。 後世の我々は、スクリャービンを神格化しすぎ
>>174 かと言って、スクリャービンの音楽を軽いものと考えるのもまだ早い。
こんなエピソードがある。
彼の家にあるピアニストを招待して、24の前奏曲Op11を演奏してもらった。
スクリャービンは、「そこは違う」と言って、その後で自分で数曲弾いて聴かせたみたいなんだけど、
そのときの演奏が、指定速度よりもだいぶ早かったし、音も一部変えて弾いたらしい。
ピアニストが、「そこは音が違いますし、楽譜の指定とも違いますが。」って言ったら、
「私は作曲者なんだよ?作曲者は自分の曲をいかようにも変えていいんだよ。」
と言ったそうな。同時に、「作曲者以外は絶対に変えてはならない」とも言ったそうだ。
176 :
名無しの笛の踊り :2008/08/09(土) 23:48:25 ID:HQ3pkU9A
>>174 半分も省略できるわけないだろ
自作自演を聴いてから書け
このスレはみんな耳が肥えているのか手厳しい意見が多いなあ。スクリャービンスレはレベル高いよね。ROMってても勉強になるよ。
スクリャービン自身が演奏が終わった時に友人?聴衆?だかに楽譜の指示にない云々いわれて 「私が作曲者だから」 といった内容や↑の協奏曲の通り自身がパフォーマンス時において、楽譜重視してないんだから 色々な解釈があってええんでないの?っていつも思う リズムに合ってないだの楽譜にあってないだのゆって発刊されてる楽譜が スクリャービンの化身ではないとおもうんだが スク自身の演奏も前奏曲では楽譜にない演奏してるし リズム云々いう人の基準は楽譜なの? ネイガウスとジューコフのやり取りもそうだし、ここのみんなも細かく好みの認知も細分化されてるところ、 そうさせられるところがスク曲の魅力だろーよ
181 :
名無しの笛の踊り :2008/08/21(木) 17:59:05 ID:if3R6Ggq
MIDIに楽譜打ち込んだもので十分だと俺は思う。
>>180 当時の後期ロマン派はほとんどそんな感じだったよ。
楽譜に忠実になったのって最近じゃないの?
183 :
名無しの笛の踊り :2008/08/27(水) 19:31:38 ID:/cIeS5AN
MIDIでいいならポンティでいいじゃん?
ポンティを馬鹿にしすぎ。 録音環境が糞すぎるんだよあれ。 演奏自体は、けっこう悪くないもの多いんだぜ?よく聴くと。
>>185 おまえはMIDIの意味をちゃんと咀嚼してレス書いてるん?
あ、そうそう、
>>185 、欲しければやるよ。5枚組CD。
188 :
名無しの笛の踊り :2008/08/27(水) 23:55:02 ID:uAVWGzAS
>>185 ポンティなんぼ聴いても「悪くない」とは思えません
うちではカラスよけに吊るしてます。
録音した人たちの中では、MIDIに一番近い位置にいると思うがなぁ〜、ポンティは。
マズルカOp25−2など、なかなか間の取り方がうまい( ̄ー ̄) ポンちゃん
191 :
名無しの笛の踊り :2008/08/28(木) 01:20:18 ID:3iJipWNr
192 :
名無しの笛の踊り :2008/08/30(土) 03:41:37 ID:qK5Pq5el
ピアノソナタ2番(OP.19)はよいですか? もう作曲家として独り立ちして(若書きではなく)からの作品なのでしょうか?
まあ真に個性が爆発するのは、ソナタ5番以降という見解でほとんど異論はないだろうけど。 スクリャービンは、すでに初期作品から独自の世界観を確立しているので、 ソナタ2番も決して、若書きなどではないだろう。 即興曲Op12,14あたりで、すでに独自の和声、作曲法が出現している。
194 :
名無しの笛の踊り :2008/08/30(土) 04:36:39 ID:qK5Pq5el
>>193 レス、ありがとうございました。
5番をきいて好きになったので、2番にも興味が出てきました。
聴いてみますね。
全集に近いものはポンティしか持っていないのですが 今から買うならラレードとレットベリのどちらがいいですかね?
ラレードも初期ソナタならば(2番とか)悪くないけど、後期はどうもね。 レッドベリは、小品はなかなかいいけど、ソナタは弱く流れる感じでおすすめできない。
素早いレスありがとうございます。 そうですか。後期ソナタが大好きな俺にとってはどっちも…って感じなんですかね?残念です。
全集ではないけど、ソナタ全集ならば、 後期ならばシドンなんかがおすすめ。 あとは、それぞれの演奏家の、いろいろなCD集めて、曲ごとにいいものを見つけていくしかないかも。
めんどくさがって全集を買っても後悔するのが目に見えている・・・・(経験上orz)。 面倒でもこまめに1曲1曲買い揃えていくのが結局一番いいと思う。
分売もそんなにないぞ
2番はロシアロマン音楽じゃないか? ラフマニノフ作曲といわれても違和感ない。
いや、全然違和感あるよ。 とくに第1楽章の、タールベルクゆかりの三本腕技法の場所のキラキラ感。 全体に漂う冷たい夜の空気。 ラフマニノフじゃあ違和感ありすぎる。 スクリャービンは初期作品でも、ラフマニノフとはまったく似てない。 ラフマニノフに似ているのはボルトキエヴィッチ。
>>200 全部同じ人で揃えるんじゃなくて一曲ずつ最良の演奏を集めろってことじゃ?
204 :
名無しの笛の踊り :2008/08/31(日) 17:29:50 ID:C67nUxnu
まんどくせ
>>204 まんどくせ、と言ってポンティに手を出したやつらの最期を知ってるか?
206 :
名無しの笛の踊り :2008/08/31(日) 19:51:16 ID:YHW/RL6B
ポンティ被害者の会
ま、安いからいいんじゃないか? …と思ったけど、ソナタや焔が入ってないからやっぱ許さない。
そなたは別売りで2枚セットだからなあ。 ソナタも良くないが、9番とかはドライで速めの演奏だが、あれはあれでおもしろいとは思う。 ってかおまえら器小さすぎだよw CDの1枚や2枚、失敗したって、失敗を学べたと思ってよしとせなw
>>208 >CDの1枚や2枚
ポンティの被害者のCDは5枚以上なんで・・・・
枚数で決まるのかw あれBOXは安いんだから許してやってくれw
211 :
名無しの笛の踊り :2008/08/31(日) 22:22:39 ID:YHW/RL6B
ポンティは風雨にさらされた辞書みたいなもんだ。 一応情報は載ってる。 しかしボロボロで何が書いてあるかわからない。
よい例えさね
ポンティけなしてるやつって馬鹿なの?あれだけ多数の曲録音してるのに。 んでかなりいい出来なのも多いじゃないか。 テクニック的にも十分なもの持ってるしな。 いくらおまえらがここで叩いたところで、名盤ポンティの価値は下がらねーんだよ。 しっかりしろよな、おまえら。ポンティの価値が分からないやつはここに来るな。 ネットや本でもっと勉強して出直してこいや。
214 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 01:00:14 ID:EeEjRkiZ
俺もそう思う。 まあ、スクリャービンの録音の出来が悪いことは否めないけどな。 あれは、ほんとに録音があまりにも悪すぎるだけで、演奏自体はそれほど悪いわけではないことは事実。 音質も悪ければ、ステレオの左右のバランスも悪い。なんであんな録音したんだろ? 実にもったいない。
ポンティの8-12には心がない。
録音状態も含めてがCDの価値というもの。
いくら演奏が良くても録音がダメならダメ。
そのたとえが
>>211 にぴったりじゃないか。
んなこたーない それならピアノロールに録音したスクの自演は全部ダメになる
218 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 21:47:11 ID:bfHuP8hz
スクリャービンの自演は録音の悪さもカバーできるが ポンティのはカバーできてない。
売り言葉に買い言葉スレになったな
ポンティはすごいぞー。 テクニックもかなりあるからな。 彼のレパートリーは凄まじい量を誇るし。 録音の悪さは味だと思え。
222 :
213 :2008/09/02(火) 09:20:43 ID:irxxa3M3
タテ読みに触れてくれてありがとう。 このまま流されたら悲しかったぜw
しねは言いすぎ。
おっさんが縦読み作るとこうなるのな
225 :
名無しの笛の踊り :2008/09/11(木) 18:58:23 ID:97HNAi6S
縦読み、初めて見た。
おぐ丼いいな
227 :
保存用 :2008/09/17(水) 16:43:18 ID:KaWvpbfv
はぁ?
宛て字は別にいいんだがセンスのないのはなんだかなぁ
いいんじゃん。オグドンも。
230 :
名無しの笛の踊り :2008/09/18(木) 10:42:17 ID:pxQS4dW5
地雷三人衆 オグドン、ポンティ、カスマン
カスマンは名前で損してる
232 :
名無しの笛の踊り :2008/09/18(木) 21:56:01 ID:4JeEtMPH
レットベリの全集買えばポンティは不要といえようw
234 :
名無しの笛の踊り :2008/09/19(金) 00:28:26 ID:UArcT27Q
レットベリ>>>ポンティ ってこと?
やっぱなんとかスキーとかなんとかフの方がカッコいいよね。 オグドスキーとかポンティフとかカスマニスキーとか。
236 :
名無しの笛の踊り :2008/09/19(金) 01:14:05 ID:Yb187lLA
カスマンてマンカスみたいだよね
237 :
名無しの笛の踊り :2008/09/19(金) 07:13:51 ID:ukSkL6Qv
>>234 少なくともポンティの音質に不満な人は救われるだろう
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \ /;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ヽ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;; ;;;;;;; 丶 / ;;;;;;: ;;;;;: ;;;;; ;;;;; │ / ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;; ;;; ;;;;;;;; │ │;;;;;;;;;;;;//|| ||||| || ||||| |||| || ゞ:::::::: :::::::│ │;;;;;;;;;/|| || | |||| |||| ||| ||| || |||| | |ゞ:::::::::::│ ∩;;;;;;/丿,;::≡ミミ;;、、 ソ __,,,,、、、.. ゞ::::: / |/|;;;;// _" _''ヘノ ヾ彡=''_""`` ヾ:::/、 ((|ソ ,─≦◎≧ヾ - , ≦◎≧- 、 ヾ|/) ヾ||| - ̄ ' ヽ  ̄ - ||ノ ヽ!| / ヽ |ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ: 、 ( _ _ ) ノノ < 汚愚鈍つまらん! ` ヽ / _ヽ ノ ヾ ノ \____________ __>、 ,, '::_`_' _:` 、` ./ /\ _/ ヽ ( /----- ヽ) , ノ / \ , 、 、 、ヽ、'  ̄ `ノノ_ ,/ / \ ヽ ヾ、. ̄ ̄ ( )'丶 / ' "'' 、 \ \ _,, ̄ ''ノ ` ゙/ \ / , - 、 ,, `ヽ \/  ̄ヽ ' ヽ ,ゝ--、 / ヽ | / ノ ,, 、 / ヾ ヾ ヽ-' 、 ,/ - '' ヾ ( ヽ 丶 ! '' ,, ゝ" |
239 :
名無しの笛の踊り :2008/09/29(月) 03:46:51 ID:mvYJz1eS
スクリャビンを聴いてる奴に頭の悪い奴はいないと思うが、どうもここにいる奴らは頭悪そう 2ちゃんだから仕方ないか
241 :
名無しの笛の踊り :2008/09/29(月) 21:39:47 ID:TgW/SmHo
スクリアビン
>スクリャビンを聴いてる奴に頭の悪い奴はいないと思う まずどうしてそう思うのか、聞いてみたいものだな
>スクリャビン この時点で頭悪そうw
スクビン!
230は特に頭悪そうだね
スクリャービンの音楽を理解するには秀でた感性が必要だ。 なので必然的に、賢い人が多そうな気は俺もする。 だがどこにだって馬鹿はいるだろ。どこにだって賢い人もいる。
感性だの利巧だのくだらない優越意識なしにただ面白い。 それだけでじゅうぶんな動機だ。
スクリャービン好きだけど、選民意識はキモいと思うよ
「私は神だ」と言ってたスクリャービンそのものが、まさに選民意識そのものだと言えよう。 「あの曲(法悦の詩)は、無教養な大衆などに理解できるものではない」 なんて言葉も残ってる。
250 :
名無しの笛の踊り :2008/10/06(月) 21:38:02 ID:63f29EO8
>>249 ところが無教養なはずのソビエトの労働者たちは熱狂したんだよな
そこでスクリャービンが喜ぶどころか、「ふん。わかってたまるか。」と、不機嫌になったという。
芸術選民だけが理解できる愉悦
253 :
名無しの笛の踊り :2008/10/06(月) 23:55:12 ID:E/+LgN4a
結局は音楽は教養や知性よりも感性の問題なわけで
メロディ以外の要素を聴く場合は知的好奇心かな
HMVでレットベリ廃盤…orz
256 :
名無しの笛の踊り :2008/10/18(土) 01:49:02 ID:/oblewMt
>>255 まじ〜?つい先日発売されたばっかじゃん!どーゆーこと?とかいいながら漏れは既に入手したぉ(^^ゞ
257 :
名無しの笛の踊り :2008/10/18(土) 21:32:49 ID:idhTaMpg
258 :
名無しの笛の踊り :2008/10/19(日) 01:28:30 ID:5T5vnO+M
やたらレットベリとやらを宣伝してた奴いたよな アレなんだったんだろ
259 :
名無しの笛の踊り :2008/10/23(木) 01:29:27 ID:hQ+NBU2P
レットベリ買って聴いたが、小品はなかなかいい感じなんだけどソナタがね〜。アク強すぎっしょ…。
そうね。小品の価値だね。あれは。
ピアーズレーンのエチュードってどう?
>>261 普通だけど他にいいのがないから聴く
ランランとかヴィラとかが全部弾いてくれてればなー
キーシンに全曲弾いてもらいたいが いかんせん彼は後期は弾かんだろうな
>>261 レーンのはねえ、技巧的には最も優秀な部類だと思う。
難技巧を鮮やかに弾ききってる。
ただ、歌いまわしや、音色の表現ではあっさりしすぎかもね。
265 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 18:06:10 ID:HkiyC0tS
レヴィナスがお気に入り。
ゆったり弾き過ぎてる曲もあるけどレヴィナスもいい感じだね でも音が軽めだしなんか物足りないんだよな・・・ これぞエチュードの決定盤!!ってのがあればいいんだけど
>>266 ニコノーヴィチを集めればop.2-1以外は揃うが、
DENONから発売されたop.8全曲の入手がムズすぎるかな…
>>267 op.45が入ってるアルバムは持ってるけど、op.8の方は情報すら殆ど見つからないorz
ヴォスクレセンスキーも入手困難だしな・・・
気長に探しますわ
269 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 21:06:46 ID:HkiyC0tS
エチュード集のCDはOp.8からトラックが始まるほうがよい。 Op.2/1を1番目に置いた盤が多いが、冒頭には相応しくない。
総合的に安定していて、クセがなく、お手本としても聴けるのはヴォスクレセンスキーの。 技巧のキレを聴きたかったらレーン。 技巧、音色、間、衝動性、なにをとっても完璧に近いのがニコノーヴィチ。 しかし、やはりOp8は入手が難しい。俺もOp42しか聴いたことない。 でも、42だけでも絶対に聴く価値がある。それくらい、うまい。
>>268 op.45って小品じゃないか・・・42-5と合体してしまったよ
確かにニコノーヴィチのop.42は最高だと思う
でも個人的に42-5はソフロニツキーの方が好きだな
もう10年程早くスクリャービンに目覚めていれば
op.8の録音の入手も容易だったんだろうけど
ようつべでjoseph villaのソナタ4番その他を発見 この人だとしたらもう他界してるみたいなんだが
274 :
名無しの笛の踊り :2008/11/03(月) 09:17:00 ID:myVz14ZI
NAXOSのソナタ集2枚買った グレムザーってけっこういい演奏するな
276 :
名無しの笛の踊り :2008/11/10(月) 12:38:44 ID:aeXAe66x
>>41 >グールドのスクリャービン好き。あれがなぜ評判悪いのかよくわからん。
>スクリャービンって曲にいちいち花びらがくっついてる感じがする。
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
グールドのスクリャービンはあれはあれで味があるよね
悪くはない程度。
12/1に津田ホールでソナタ2番あるね。ライブ録音もされるんだってさ。
誰が弾くのさ。 ポンティだったら行かんぞ。
>>279 もしかしてドレンスキーから「ショパンは世界の作曲家」という言葉を
引きずり出した人じゃねえの?
283 :
名無しの笛の踊り :2008/11/12(水) 08:28:57 ID:s4E1iJN6
>>270 作品8のニコノーヴィチの演奏いいです > COCO80864
作品8ならば「一発ライブ」のニキタ・マガロフの演奏もいいです > ERM415
抜粋ならば、ソフロニツキが数種類出ていますがいいですね
うらやましす(´¬`)
285 :
名無しの笛の踊り :2008/11/12(水) 12:54:17 ID:2poh9NFR
リヒテルのスクリャービンってどうかな
>>285 6番ソナタは、リヒテル超苦手な俺でも納得の名演
おそらく、彼の生涯最良の演奏の一つと言って良いんじゃないかい?
録音古いけど
>>285 フィリップスから出てた晩年のライブ録音で、焔に向かってとポエムノクチュルヌは
個人的には最高のスクリャービン演奏 >リヒテル
289 :
名無しの笛の踊り :2008/11/15(土) 00:54:34 ID:L+heXRjS
自分はリヒテルの5番好きだよ。
僕も嫌いじゃない。 最初のトリルが強すぎてびっくりしちゃうけどw
291 :
名無しの笛の踊り :2008/11/15(土) 21:49:03 ID:K0vOL0pE
スクリャービンが前衛的なインプロヴィゼーション系のジャズとロックに与えた影響って計り知れないほど大きくないか?
んー。。 スクリャービンがロシアアヴァンギャルドに与えた影響は計り知れない。 そこから、間接的なつながりを考えていけば、そう言えなくもないだろうが。 んー。でも、ちょっとさすがにそこまで言うのは無理がある気がする。 だけど、あながち全て間違ってもいない。いずれにしても、微妙なテーマだなあ。。
293 :
名無しの笛の踊り :2008/11/16(日) 01:18:21 ID:Kszm78oF
いやいや後期の不穏なメロや響きや間、リズムなんて たとえばNYアンダーグラウンド、ジョンゾーン一派のインプロとめちゃくちゃ通じるところあるぞ そっから東京アンダーグラウンド超個性派凄腕ミュージシャンとかな たとえば灰野啓二とか吉田達也とかあの周辺な 俺はむしろ上記のミュージシャンを好んで聴いてて スクリャービンの存在を知ったのはずっと後だったんだが 初めて聴いたとき驚愕したもんな ずっと遥か昔に奴らより既に先んじてたクラシックの作曲家/演奏家がいたことに
294 :
名無しの笛の踊り :2008/11/16(日) 01:22:25 ID:Kszm78oF
因みに自分が初めて聴いたスクリャービンの曲は リヒテルによる「ポエム・ノクテュルヌ」「2つの舞曲」「焔に向かって」「幻想曲」
295 :
名無しの笛の踊り :2008/11/16(日) 01:57:25 ID:Kszm78oF
もっといえば90年代後半から00年代前半にかけて「誕生」して命名された「音響派」の先祖、始祖って (後期)スクリャービンなんじゃないかと本気で思えてくるほどだよ
/\____/ヽ / '''''' '''''':::\ | (●), 、(●)、 | | ,,ノ(、_, )ヽ、,, :::| | `-=ニ=- ' ::::::| \ `ニニ´ . :;::イヽ / l`` ヽ‐---‐'イ_」 | / ゙、 /`-、ノ l.ノ 〉 ,' 、 ヽ '′トイ .|-ァ' | | L.! .|"| 〈 リ .! ! 't::;;‐;ァ'7ニ> _, 〈 .l | ハ -ゝ  ̄`" ̄/ ,.イ .| ! !ケー- 、_ _/ |_リ |. l.,' /  ̄ ̄レ' _」 l. l,ヽ ,イ_,...,,] ヽ 、lzト、 / ,/ { ` l′ ``´.l ヽ/'´ .l | l ;′ .ド.r;久 | / `ヽ、_,) ユこh ` ´
297 :
名無しの笛の踊り :2008/11/16(日) 06:04:29 ID:vpY2au+8
>>291 いや、俺はそこらへんほとんど聴いたことないからわからんのだけどさ。
彼らが実際に、「スクリャービンに影響受けた」って趣旨のことを言ってるの?
スクリャービンって、一過性のアウトサイダーとして、クラシック以外の世界では
ほとんど無名のまま近年まできたからさ、スクリャービンに影響された作曲家つながりなら
わかるけど、ロックやフリージャズのジャンルにまで直接的に影響及ぼしているとは考えにくいんだけど。
てか、スクリャービンが具体的にどういうつながりで影響与えたか示してくれないと。 妄想語りがひどすぎる・・。なんとなく似てるってだけで言ってないか? 音響派とかジョンゾーンって、本気で言ってるの?苦笑するしかないんだがw
近代の音楽の流れは、スクリャービン1人に起因するものでは決してない。
プログレやロックへの影響力を言うなら、バルトークのほうがむしろ上なんじゃないのかな。
新ヴィーン楽派だとか、ロシアアヴァンギャルド、アメリカでのムーヴメント、
そこらへんを包括して考えないと、後世のほかのジャンルへの影響ってのも理解できないでしょう。
>>298 氏が言うように、スクリャービンからいきなり、フリージャズにまでつないじゃうのは、いくらなんでも無理がある。
>>293 ,294,295
フリージャズはスクリャービンと大して関係ないと思う。
スクリャービンの大部分はピアノ曲だし、ロマン派ピアノ曲と古典派の
動機発展の手法がベースにありそう。
スクリャービンにインプロは出来たでしょうがね
フリージャズでスクリャービン的な和音をやる人はいないように思う
後期の不穏な響きも理知的な手法が存在するからね
ジャズプレイヤーの開祖達はガーシュインやラヴェルから影響されただろうが
スクリャービンは微妙なとこだね
>>300 今日のポピュラーの和声理論というのは、スクリャービンの弟子の
ジョセフ・シリンガーが師匠の作曲技法を体系化したメソッドを元に
成立している(バークリー・メソッド)
ガーシュインだってシリンガーの弟子だしな
よって、間接的であるとはいえ、スクリャービンのポピュラー方面への
影響力は、そんな矮小なものではなく、もっと根本的なものといえる
シリンガーがスクリャービンの弟子っていう根拠はあるの? あとシリンガー・システムがスクリャービンの技法の体系化なんて話、初めて聞いたんだけど。 どっかにそう書いてた?
うーむ。ブログでは二次資料だからなあ。 間接的なつながりでスクリャービンの影響を述べることはもちろん可能だけど、 そうなると、その他の作曲家も間接的なつながりで、どこまでもつなげられてしまう。 音楽の発展の過程で使用された概念の1つを取り出して、その概念に関わりのある1つをまた選び出して、 「これが与えた影響は計り知れない」と、はたして言い切れるだろうか? スクリャービンがその後の音楽に与えた影響は大きいが、他ジャンルのインプロが生まれた根幹要素にまでつなげて しまうのは、さすがに飛躍しすぎの感が否めない。
305 :
300 :2008/11/17(月) 00:58:07 ID:CVdrhHSL
>>302 それはどうせ高橋悠治さんが言ってたんだろ
ガーシュインってシリンガーの弟子だったの?
アートテイタムはガーシュインの影響受けただろうがスクリャービンは
あんまり関係ないんじゃない?
活気がありますなあ
お買い得なスクリャービン全集の発売まだー??
308 :
名無しの笛の踊り :2008/11/17(月) 21:32:21 ID:e6GKn8nA
お買い得なスクリャービン全集ってアウスタベじゃだめですか?
全集なら超有名なマイケル・ポンティのでいいじゃん。 一生に一度はそういう過ちをおかすべきだよ、人生勉強になる。
>>308 >>310 みたいなのはなかなかないよ、見てよ、スクリャービン全集だよ、
ってことは全部だよ、百科事典みたいなものじゃん。買っておけ。
>>310 買うにしても流石にこれは高すぎる。
犬や尼で3000円程で売っているし。
尤も、1000円で買っても後悔する全集だとは言っておく。
313 :
名無しの笛の踊り :2008/11/24(月) 18:53:03 ID:b7MzcKto
最近聴いたんだがヒラリー・ハーンのバッハ無伴奏ヴァイオリンってやべぇな すげえいい
ポンティってアップライトで弾いているんででょ。 やっぱり安くても全集でも買う価値無し?
315 :
名無しの笛の踊り :2008/11/29(土) 23:08:58 ID:rjsIh1+j
>>314 スタインだよ。そうは聞こえさせないところが彼の凄さ。
すべてにおいて想定外。
>>314 それは悪い方に想定外ということでしょうか?
317 :
316 :2008/11/29(土) 23:24:07 ID:eigZ607P
アンカーまちがえました
>>315 さんへのレスです。
318 :
名無しの笛の踊り :2008/11/29(土) 23:56:58 ID:rjsIh1+j
音楽にいい悪いはない。 ポンティの全集を知らずしてポンティについては語れない。
ポンティよりもピアノが下手な人間に、ポンティを批判する権利はない。
320 :
名無しの笛の踊り :2008/11/30(日) 01:18:52 ID:JjzbR4YJ
リスナーにも?
つかポンティのスクリャービンはポンティの汚点だ。 それでポンティを判断しないでほしいな。
322 :
名無しの笛の踊り :2008/12/04(木) 20:18:07 ID:GCiLSjFk
NAXOSのスクリャービンがなかなか良いのは意外に知られていない
ファーガストンプスンってどうなのかね。あまり良さそうに思えないのだが…
>>323 特筆すべき演奏ではなかったが、決して悪くもなかった。一度聴いてそのまま。
もう一度聴いて良い演奏があったらまた書く。
>>322 NAXOSはザラフィアンツだっけ?
あの人のベートーヴェン生で聞いたけど
スクリャービンみたく幻想的なベートーヴェンだったよw
演奏はすごくよかったが。
>>326 クロスリーのプーランク全集に幻滅してるからあまり期待してない
選曲も微妙だし。
詩曲全集なら迷ったかもしれないけど
ポゴレリチが詩曲全集をDGから出したらロングセラーになると思うんだけど ポリーニのシェーンベルク・ピアノソロ全集みたいな意味で
あいつはもうだめだろ。
↑ワロタwww
いやいや、今でも片鱗を見せるよ。 スクリャービンならむしろいけると思うんだ。特に後期の方が合ってると思う。
デミジェンコのピアノ協奏曲どう?
3楽章がすんごい迫力
334 :
名無しの笛の踊り :2008/12/13(土) 01:21:05 ID:9tuDd342
スクリャービンってプログレだよな
>>334 すれ違いすまん
プログレってどんな音楽?代表的なアーティストと曲教えてくれないか?
ウィキでも見ればすぐ分かるよ 何を聴いてプログレなのか俺にはわからんが。
337 :
名無しの笛の踊り :2008/12/18(木) 03:21:31 ID:qjQpWCp2
ソナタ三番だと誰がいいですか?
キーシンだな
つまり自分に合う演奏を自分で探さなきゃわからんってことだな。 人によって好みが違うということ。 ことにスクリャービンはそれぞれの好み違いが激しく、それぞれのこだわりも激しそうだ。 いろんな演奏を自分で聴いていくしかない。 人におすすめをたずねることは、逆に自分にとって最高の演奏を見つける瞬間を遠ざけてしまいかねない。
そうそう。特にスクリャービンなんかはそう感じる。 手始めにポンティから聴くのがおススメ。
必ず、他の演奏を求めるだろうから、その言い分はまったく正しい。w
クラ板らしくヴァスクレセンスキー先生の録音も 挙げておこう。
>>342 ポンティだけは止めろ
聞かない方がマシ
でも…本当によいものと出会うためには 「ちきしょう!こんなもん買うんじゃなかった」っていうのを 自分で体験することも大事だよ。
だれもソフロニツキとホロヴィッツを挙げてないのは面白い 俺も好きじゃないけど
348 :
名無しの笛の踊り :2008/12/21(日) 21:29:58 ID:nkHlNieh
ソフロニツキーはともかくホロヴィッツは大嫌い あの音色の汚さは異常
スクはシステマティックな演奏の方が際立つと思います。 ロマン的な泥臭い演奏や焦点の定まらないふわふわ演奏は、 そのよさを掴みにくい。 ソルフェージュの厳格さの上に則った軽さが肝要かと。 初期のショパン風にだまされては駄目。
スクリャービンの交響曲ってどうなのかね? 聴いたけどピンと来なかった・・・
聴く気がしない
353 :
名無しの笛の踊り :2008/12/25(木) 20:22:41 ID:FV7m7MZu
おおみそかに第1交響曲を聞くと良い。
おれはスクリャービンはピアノ曲より交響曲の方がいいと思ってるんだけど、 こんなおれは村八分ですか?
去年てか今年はプロメテって人いたね
359 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 18:51:49 ID:nyefXUkK
プロメテウスがいちばんわかりやすいのは確か
やっぱ年末カウントダウンはプロメテで決まりですよ。 最後の巨大な終焉に年明けがうまく重なれば、もうニューイヤーとかどうでもよく感じるよ。
362 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 22:34:54 ID:RuqSrFMh
代ゼミ2009年度用私立大学入試難易ランキング表 《法・経済・経営・商系》 (2008年11月18日)更新 / [教科数 68 慶應法B[2] 67 慶應経済[2] 66 早稲田政治経済 早稲田法 慶應商[2] 慶應総合政策[2] 65 上智法 早稲田商 64 上智経済 中央法 早稲田教育(社会科学専攻) 同志社法 63 早稲田社会科学 立命法A ICU教養[1] 62 立教経営 同志社政策個別 61 青山国際政経A (国際政治) 学習院法 学習院経済 中央商 明治法 明治商 明治政治経済 立教経済 立教法 同志社経済個別 同志社商フレA 同志社商フレB 60 青山学院国際政経A(国際経済)法政法 明治経営 立命政策科学A 関大法個別 関大政策 関学法A 関学商A 中央総合政策(政策科) ◎ 役員になりやすい大学・学部…ベスト100「プレジデント」2008.10.13号 01位:東大法948人 02位:慶應経922人 03位:慶應法677 04位:早大商523人 05位:中央法517人 06位:早大法514人 07位:慶應商491人 08位:早政経484人 09位:東大経471人 10位:京大法424人 11位:中央商310人 12位:早理工293人 13位:京大経424人 14位:東大工256人 15位:明治商248人
363 :
名無しの笛の踊り :2009/01/08(木) 23:38:06 ID:7uquRWQn
ソフロニツキーってそんなに良いかね ヴェデルニコフのが全然良いんだが
364 :
名無しの笛の踊り :2009/01/10(土) 20:38:42 ID:RBgDdN+K
スターリンの犬だったモロトフは、スクリャービンの親族。
スクリャービン君ってよばれるのいやだったって? てか親族だっけ
>>363 おれも大きい声じゃ言えんがソフロニツキーのよさがわからない
もうちょっと技巧的にとんがっててほしいな(下手というわけではないけど)
だからリヒテルの方がすき
367 :
名無しの笛の踊り :2009/01/12(月) 00:57:02 ID:YiI9x+rB
ソフって過大評価なんじゃないの? よくある伝説が伝説を呼ぶみたいな感じで祭り上げられて スクリャービンの娘と結婚したからって俺からしたらフーンで終わりだけどな
いやー。 あの恍惚感のある魔性の音色はやはり価値ありだと思うよ。俺は。 とくにワルツOp38きけば、ソフロニツキーってすごい、と感じるはず。 結局は好みだけど。
369 :
名無しの笛の踊り :2009/01/12(月) 12:35:21 ID:YiI9x+rB
恍惚感のある魔性の音色 なんだかねぇ
抽象的な表現になっちゃうよなー。やっぱ。 もう少し具現的に言えば、ハーフ・クォーダーペダルの使いかたと、打鍵のバランス、 ソフトペダルの使い方が絶妙にうまい。 ってところかな。 ソフロニツキーは絶対の存在 みたいなこと言うファンは実はあんまりいないと思う。 俺の中でも「数ある名手の中の1人」かな。 ソフロニツキーの演奏で、音質がよかったらなーっていつも思うよ。 ニコノーヴィチの演奏が、あるいみそれに近いのかもしれない。 練習曲集Op42ではニコノーヴィチを超える演奏など聴いたことがない。 だがソナタとなると、また話は変わってくるんだよなー(´・ω・`) スクリャービンって難しい作曲家だよ。 スクリャービンのすべての曲において最高の名手 なんて人はいない気がする。 ソナタがよくても小品だめだったり、その逆だったりね。初期よくても後期だめだったり。
わかんない人には何言っても無駄。2chなんてとにかく否定すりゃ いっちょ前だと思ってる人間の方が多いんだから。
372 :
名無しの笛の踊り :2009/01/12(月) 22:48:32 ID:YiI9x+rB
ソフロニツキーの演奏で音質がよかったら逆にカリスマ性なくなっちゃうと思うけどね 俺は元々まったく感じないけど
ソフロニツキーはリヤドフの音楽玉手箱が凄い。 あんな不気味な曲だとは…ってかんじ。 あと厳格なる変奏曲もキモくて凄い。
あのお、スクリャービン演奏についてはどうなんでしょうか・・・。
>>374 素晴らしいよ
ところどころ「自分勝手に改変」している点が
1部の人には嫌われるているだろうね。
良さがわからないから「ただ神格化されてるだけ」と決めつけるのも 「良さがわからない奴がアホ」と決め付けるのも同様に極端だと思うな 単純に好きかそうじゃないかでいいじゃないか 好みは人それぞれなんだから
377 :
名無しの笛の踊り :2009/01/13(火) 21:22:13 ID:iXbl1aZ1
単純に好きかそうじゃないかでいいと思うんだけど 演奏とはまた別のいろんな要素の錬金術にまんまと騙されて 神格化してうっとりしてるっぽい奴らが笑えるからたまに脱洗脳してやりたくなるんだよねw
ピアニストの評価は基本的に実演で決まるということも忘れちゃいけない
>>377 そういう人もいるかもしれないけど、そんなに多くもないと思うよ。
僕はソフロニツキーなんて興味もなかったけど、ワルツOp38聴いて、すごさを感じた口。
あと焔に向かってとか、ソナタ8番なんかも、すごみを感じた。
でもなんか
>>377 の気持ちもわかるw
音楽と関係ないんだけど、俺はバイクも大好きなんだけど、
ただブランドだけでハーレーハーレー言ってるやつが多すぎて。
「国産リッタークラスクルーザーのほうがよっぽどいい」
と言ってやりたい。ほんとに好きならいいんだけどね。ブランドだけで乗ってるアホ大杉。
380 :
名無しの笛の踊り :2009/01/14(水) 10:57:41 ID:Twi11aQa
ソフロのよさがわからんゆー奴はDENONの伝説のスクリャービンリサイタルの練習曲8ー12を聞いてみ 鬼神が乗り移っとるから あんなのライブで聞かされたらたまらんね
ピアノがピアノの音として聞こえない演奏はその時点で却下 まあ神演奏を振り落としちゃってるかもしれないけどしょうがない
382 :
名無しの笛の踊り :2009/01/14(水) 19:27:10 ID:xgtc0gKO
「法悦」と「プロメテウス」の、Doverスコア買った。 色の出る和音・・・・ワロタ。
384 :
名無しの笛の踊り :2009/01/18(日) 18:51:49 ID:QLPsG2fT
アバドとアルゲリッチのプロメテウスDVD買ってみるわ
オールソンの練習曲がでるぞ。
そういえば、この前ホテルに泊まってエロビデオ見てた時、 オープニングからスクリャービンの8-11が流れ出した。 状況に合致した選曲で、ハイクオリティーなセンスを感じた。 ややアップテンポの演奏だったけど、誰の演奏なんだろう?
>>387 op.8-11そういう感じだもんねえ。
ルバート上手だとなおよし。
>>387 タイトル覚えてますか?
観て...いや聴いてみたい
390 :
387 :2009/01/27(火) 21:27:43 ID:kjhNSOCv
>>389 それが覚えてなくて…
ここの住人だったら見たことある人いるかもと思ってカキコんだけど、やっぱダメかな・・
AV板なんかで聞いても、一般人が曲名わかる確率は、おそらく100分の1以下だろうなあ
「AVにスクリャービン」 この組み合わせには驚愕した。
インサート中は8-12かな?と思ったけど、さすがにそれはなかった。
さっき新御茶ノ水駅近くの丸善行ったらBGMが 2つの詩曲op.32-1だったw
392 :
389 :2009/01/28(水) 15:39:40 ID:ixUN+hjO
>>390 ホテルのビデオサービスはCSだったのでしょうか?
もしそうなら何日の何時頃に観たということがわかれば、Web番組表からわかるかも?
そこまで気にならねえよw そういやAVって、クラシックピアノ曲が使われていること多い。 クラオタとしては微妙な気分になるよなあw
トイピアノで月の光、弾いてたやつがいたな
>>393 フツーのホテルでもリモコンでチャンネル変えまくって遊んでたとき
「オー、イェー!」とか言い合う男女の後ろにショパンP協1番が流れてたのに遭遇したおw
396 :
390 :2009/01/28(水) 23:50:52 ID:DAc/7GP0
>>392 CSではなくて、カードを差し込んで観るタイプのやつ。
出張のホテルはいつも安いホテルだから、おそらくAPAホテルだと思う。
(日付も宿泊ホテルもよく覚えていない…)
今度泊まる機会があれば、また確認しておきます。
>>394 ,395
月の光やショパンのピアコンがAVで流れてくるなら、まだ話はわかる。
でもスクリャービンのピアノ曲は一般的には結構マニアックでしょう。
昔、「スケバン刑事」でフルトヴェングラー狂の教師が出てきて、
授業中にフルトヴェングラーが如何に凄いかを生徒達に説いた後、
いきなりブラームスの4番をかけるシーンがあった。
あの時も「なんじゃこりゃ?」と思ったけど、それくらいのマニアックさを感じた。
397 :
名無しの笛の踊り :2009/01/29(木) 19:26:50 ID:rS2gDLDO
キモいスレ
398 :
名無しの笛の踊り :2009/01/29(木) 19:44:49 ID:FxEtH79G
まあ書いてる連中が屑だからな スクリャービン神には何の責任もない
399 :
396 :2009/01/29(木) 21:46:17 ID:ZFLs5NaF
キモくてすまんかった。 以後、脱線は終了します。
400 :
名無しの笛の踊り :2009/01/29(木) 21:53:47 ID:5ZhCfrub
別に全然キモくないよ 楽しいじゃん 脱線余裕でアリでしょ
むしろ変態を許容するのがスクリャービンの世界。
402 :
名無しの笛の踊り :2009/02/01(日) 20:38:10 ID:NQLi1pzU
ソナタ8番難しいね。聴いても全然わからんよ。 シドンとソフロニツキーしか持っていないけど、この曲に関しては誰が良いのでしょうか?
エッカードシュタイン。
エッカードシュタインは声部が入り組めば入り組むほど 明瞭な演奏をして実力を発揮するね。 スクリャービンといえば定番はヴァスクレ先生ですが、 実際どんなもんでしょ?
>>402 8番は断然カステリスキーがおすすめ。官能的で音色が舞うような演奏だよ。
だけどあの録音今は絶盤で手に入らないかもしれんなあ。
ヴォスクレは5番がおすすめ。8番もなかなかいいよ。
少々ダイナミックで力強さのある8段だね。それでいて、流れるような官能性も出ている。
なかなかいい。
406 :
402 :2009/02/02(月) 20:52:53 ID:oX1VTSTy
>>403-405 レスありがとうございます。
エッカードシュタインは若手みたいですね。知らないピアニストだしチェックしてみます。
カステリスキーはソナタ8番とプロメテウスその他が入ってる2枚組のCDをマケプレで発見出来ました。
それから、彼の「焔に向かって」はかなり良いですね。今まで聴いた中では一番かもしれない。
スクリャービンはドビュッシーくらいの地位を得てもいいと思うんだが 月の光やアラベスクみたいな、クラシックあまり聴かない人でも知ってるようなポピュラーな曲がないから イマイチ知名度が上がらないんだよなあ
8-12なんか、かなりポピュラリティな曲だと思うんだけど知名度は低いね。
あと演奏するのもドビュッシーのような (表面上は)けっこう易しい作品が少ないのもネックかな。 小学生がドビュッシーの易しい作品を発表会で演奏するように スクリャービンを演奏する光景って考えにくいwww 条例がちらついてしまうわ。
410 :
名無しの笛の踊り :2009/02/03(火) 22:56:22 ID:67ljulfy
>>410 月の光ね。
ほかにも夢、とかアラベスク1番とかさ。
例えばあのぐらいの小学生の男の子が詩曲op.32-1なんかを演奏してるのって
想像つかないだろw
小学生が弾く必要ない。
413 :
名無しの笛の踊り :2009/02/04(水) 06:21:30 ID:SO7ctm+n
簡単なようでも意外と難しいからなぁ、詩曲は。
ピアノ習ってたっていう人が結構いると思うけど スクリャービンやった、って人は少ないだろうなあ。 特に中学までやってた、みたいな人だと。
415 :
名無しの笛の踊り :2009/02/04(水) 19:23:19 ID:BqU6Cxzt
『トウキョウソナタ』で最後に弾かれる曲がドビュッシーじゃなくてもしスクリャービンだったら あの映画のラストが醸し出す意味も余韻もまた違ったものになってたかも知れないねw
ドビュッシーのアラベスク1番のような 小学生のピアノ発表会向けのスクリャービンの曲で 先ず思いついたのがop.57-2だが、 冷静に考えてみると、タイトルがまずい。
舞い踊る愛撫 せんせー、愛撫ってなんですか?
418 :
名無しの笛の踊り :2009/02/05(木) 06:47:58 ID:SrG83s2p
スクリャービンは悪くないがこのスレの住人が変態だから ロマンチックのかけらもなくなる
カステリスキーは佐藤泰一がべた褒めしてたから、ちょっと半信半疑だったが 実際聴いたらよかったw
fantaisieを弾きこなす小学生・・コワス
Schuchの黒ミサとYuja Wangの幻想ソナタがでる。
422 :
名無しの笛の踊り :2009/02/05(木) 22:56:50 ID:i/lmxojQ
>>406 おー。よかったねえ。
カステリスキーは即興曲Op.12・14なんかも秀逸だから、ぜひじっくり聴いてごらん。
( ^ω^)/
423 :
名無しの笛の踊り :2009/02/06(金) 00:05:02 ID:zovKgbQL
スクリャービンとドビュッシーって同時代人だよね? 面識も一応あったんじゃなかったっけ? でも互いに互いを認めてはいなかった感じだったよね確か
>>409 ユリアンたんのことも思い出してあげてください…
あの子はスクリャービンの音楽が日常にあったから幼年期にもかかわらずあんな音楽を作ってしまったのか。 和音が解決に向かうということが本来心地よいとされてるけどそれも後天的なものなのかな。
親父が勝手に息子の書いた素朴な曲に手を入れてめちゃくちゃにして しまった可能性はないか。おそらく息子のは自筆譜があるんだろうから 違うかな。
末恐ろしい子供だね 夭逝してしまったけど
429 :
名無しの笛の踊り :2009/02/08(日) 22:58:27 ID:JrzHmjkk
そういえばスクリャービンの後継者的な存在っているのかね クラシック畑以外も含めて
うーん、パステルナークかな。 音楽ではないが・・・
431 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 00:36:57 ID:rhLHKLsf
>>429 いやあ。
スクリャービンって独立した孤高の存在だから。
影響された人はたくさんいるけど、後継者ってのは、いないと思うよ。
八村義夫はどうだ?
直接の後継者といったら、ロスラヴェッツかな。 シマノフスキも一時相当影響を受けた。 あと、大物でいったらメシアン。システマティックな音響構成法、 宗教との関係、官能の表現などは相当に近い。
>>433 メシアンはスクリャービンに関してコメントしたことある?
その辺すごく興味ある
435 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 14:27:49 ID:20nBCWR+
>>434 スクリャービン直接のことはわからないけど、
スクリャービンに大きく影響を受けて、スクリャービン音楽の模倣からはじめた
ヴィシネグラツキーを、メシアンは大変敬愛していたそうだ。
孫弟子的な影響ってことかな?
しかしスクリャービン後のロシアアヴァンギャルドが全部が全部、スクリャービンから
派生しているとは言い難い。
スクリャービンとは別なスタート地点で、スタンチンスキーもいる。
官能的な作風と音色表現、音使いなどでスクリャービンの後継者だと個人的に感じるのはフェインベルクだが。
フェインベルクはスクリャービンにバッハ趣味をちょっとまぜて、独自に昇華させたような音楽だなあ。
ちょっとアヴァンギャルドあたりはそれぞれの作曲家同士の影響が複雑すぎて。。
やはり単純に後継者とか言える世界じゃないと思う。
スクリャービンのピアノソナタ全集を初めて聴いたんだけど、 5番以降全部同じに聞こえた。。。 基本的に同じ事を何度も言うタイプの人で、 その言い方のささやかな違いを味わって聴くものなのかな?
437 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 18:45:18 ID:tEoDIy5E
438 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 20:42:01 ID:RA6tJ5zH
アバド指揮、アルゲリッチがピアノのプロメテウスが入ったDVDを買ったんだが 同収録のルイジ・ノーノに目覚めちまった
>>434 京都賞のシンポジウムでメシアンが来日したとき
色彩と音とのつながりということに関してスクリャービンの影響はないかと
質問した人がいた。メシアンは強く否定してた。
なんかスクリャービン嫌いっぽかったよ。
>>436 あなたは正しい。
それ以上聴いたら病気になります。w
>>435 >>439 ありがとう
メシアン本人は認めたくないみたいだね >スクリャービンの影響
音楽を聴いた感じでは影響はあると思うんだけどなぁ
>>441 そうなんだよね。メシアンはスクリャービンからの影響を明確に否定してる。
だけど、メシアンの「移調の限られた旋法」はスクリャービンがよく使ってるし、
響きも、哲学も、相当近いと思うんだよね。
443 :
名無しの笛の踊り :2009/02/11(水) 13:48:20 ID:0HX/MTke
両者とも神秘的なものを求めたけど 方や静謐なもの、方や熱狂的なものより強く求めたということで 同属異種嫌悪?みたいなものがあったんじゃないかな +実際には音楽的な影響を受けてるからこそそれを否定したがったんだろう、かと
444 :
名無しの笛の踊り :2009/02/12(木) 22:21:58 ID:xIDHYYyX
メシアンは信心深い神学者じゃん。 悪魔崇拝に走ったスクリャービンは好かんのじゃないかw
445 :
名無しの笛の踊り :2009/02/12(木) 22:55:12 ID:ZQIhaAxM
悪魔崇拝じゃないでしょ ニーチェに心酔してたんだから超人崇拝だよ
自分大好き☆だお
447 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 10:23:26 ID:+1kX0KmF
>>445 神の反逆者たるプロメテウスを称賛していたが。
いずれにしても神を超えようとする意志があったな。彼には。
メシアンとは思想的には相入れないだろう。
448 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 12:34:01 ID:JuT7n19W
プロメテは悪魔じゃないよ。 そんな事言ったらギリシアローマの神々はキリスト教的にはみんな悪魔だよ。
449 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 13:31:46 ID:+1kX0KmF
スクリャービンは戦争中に死んだ仲間の肉を食べた兵士の話に大変興味を持ち、自分もできることならその経験をしてみたいと考えた。 若い頃には敬謙な信者だったスクリャービンは、右手の故障をくっかけに、自分の運命を与えた神を憎むようになった。 その後は超人思想に一時期はまり、悪魔崇拝にも首をつっこみ、最終的には神智学にはまり、聖霊や神を超える能力に憧れた。 交響曲6番のアイディアはまさにキチガイだ。 それのために建立したインドの寺院にて、七日間寝ずに演奏を続け(麻薬を使用して、演奏者を眠らせない計画)、最終的に演奏が終了するときに、自分が寺院の中央に立てば、神になれると考えた。 こんな男をメシアンが仲間だと思いたいわけがない。
↑すっげー!マジキチ
451 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 13:40:30 ID:+1kX0KmF
>>448 ちなみにプロメテウスを崇拝したのは、ローマの神だからではなく、神の反逆者だから。
ルシフェルも好意的にとらえていた。
神という絶対的な存在に逆らうものに、彼は魅力を感じた。
超人思想もまさに。キリスト教的に見れば悪魔思想だ。
ただ彼の場合、神智学やオカルトを超人思想にミックスさせたものだから、先に書いたインドの寺院云々の「本気で神を超える力」という方向へ思想が傾いた。
これはニーチェの言う超人とは異なるもので、どちらかと言えばブラヴァツキーの降霊術の世界だ。
神秘主義路線で言うならメシアンはサティ寄りだろ
なんのスレ??
「私は神だ」 とか言っちゃうんだから、いずれにしろキチガイだわなw だがそれがいい
455 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 20:09:24 ID:JuT7n19W
キリスト教は唯一神だから ほかのどんなものでも悪魔だよ。
それは認識が甘いな。 異教の神々という言い方をする。悪魔というのもまたキリスト教世界の範疇。
2/22 京都コンサートホールでゴレンシュタインが交響曲2番をやるな。 もう一曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲か。 紫音たんハアハア
458 :
名無しの笛の踊り :2009/02/14(土) 00:26:56 ID:3sbxHSUk
>>456 キリスト教では異教の神は認めてないよ。だから処刑されたり奴隷にした。
>>459 下のやつは最高レベルの演奏。即買うべし。
461 :
名無しの笛の踊り :2009/02/20(金) 00:40:55 ID:GMFaDbC+
アウストベかあ。 たしかに。なんていうか、キラキラした音色の響かせ方がほんときれいだよ。 アウストベの演奏は。
462 :
459 :2009/02/20(金) 09:43:17 ID:MoXB8XO6
463 :
名無しの笛の踊り :2009/02/21(土) 10:24:01 ID:/tYv8ksx
また新たにポンティの被害者出ないかな。 この悲劇を誰かと語り合いたい。
464 :
名無しの笛の踊り :2009/02/21(土) 14:21:14 ID:LIPb/fu3
あの程度の低価格でなにが悲劇だよw
465 :
名無しの笛の踊り :2009/02/21(土) 14:54:55 ID:/tYv8ksx
前はもっと高かったんだよ
466 :
名無しの笛の踊り :2009/02/21(土) 23:29:48 ID:H1sYv7gN
そんなに酷いと評判なら 逆に聴いてみたくなるじゃないかw
ポンティ2700円で買ったが、disk1しか聴いていない クラシックのCDは何百枚と持ってるが、これほどのを買ったのは生涯で2回目だ
ポンティのソナタ集注文してみた。凄く楽しみw
470 :
名無しの笛の踊り :2009/02/24(火) 19:40:47 ID:wpODlYYP
物好きもいるもんだなぁw
472 :
名無しの笛の踊り :2009/02/24(火) 23:17:40 ID:1JokRJKJ
ソナタは他よりマシかも?????
473 :
名無しの笛の踊り :2009/02/26(木) 22:07:36 ID:RwuxmTvU
ポンティ期待はず・・いや期待以上でした。録音は薄っぺらくて高音がキンキンしすぎだし、なんかテキトーに弾き飛ばし照る印象が。焔はまだ良かったかな・・・?
474 :
名無しの笛の踊り :2009/02/26(木) 22:13:12 ID:Hg1e0m7l
>>473 喜んでもらえて嬉しいよ。
ホント、ポンティは素晴らしい!
もしや秘密結社「ポンティポンティ」ですか? あまりにもいい加減で、もしや初見で弾いてるのではないかと思えるものもあり、 逆に多少とも練習した後が見られる場合は「相対的に」良く聴こえてしまうというアレですね。 録音がよければさぞかし・・・と勘違いするやつまで出てくるという話もあり、 聴き手の判断力を徐々に狂わせていく魔の演奏。 一聴の価値はあるが、どれを聴けばいいかわからず、 結局始めから聴く羽目になって、最後まで我慢して聴きとおせたら免許皆伝です。 おめでとう。
476 :
あああ :2009/03/07(土) 03:42:51 ID:UwQFPRRq
演奏家はまた別にして ドビュッシーに対する青柳いづみこのような書き手がスクリャービンにも欲しい できれば日本人で
確かにあれは魔の演奏だ。スクリャービンにはピッタリかもしれない・・・・
クソワロタ
ポンティのソナタ全集とそれ以外の曲全集ではどっちがひどいんですか? 後者しか持ってないんですが…
スクリャービンの書いた有名な文章。彼は何者かに追い詰められていたのかもしれない。 ※翻訳不可能な部分も含む MWiMEは死にかけたシーラカンス 震える舌で救い上げそのまま嚥下した 風呂蛆の中に突っ込むかのように 予兆だ 振り返ると青白い光 生暖かい人形 ポワポンティフ 契レたチぎれタちぎレた千切れタ・・・薬 指 殺される殺される殺される殺される殺さ れる殺される殺 される殺される殺され る殺される 殺される殺され る殺される殺される殺 される殺され る殺される殺さポヮウ フフフれる殺される 殺ポワウフフる 殺される殺され
481 :
名無しの笛の踊り :2009/03/21(土) 00:12:11 ID:t6tAng3N
>>480 これってマジ?
どういうふうなかたちで残されてたもの?
頭の中が異世界だな。www
483 :
名無しの笛の踊り :2009/03/21(土) 08:08:26 ID:4cNt3tPX
ポンティの事を予言してたのか。
484 :
名無しの笛の踊り :2009/03/22(日) 16:49:25 ID:/2JY9gNj
最近出たソフロニツキーの60年ライブどうかな。 最近は特にソナタ8以外聴く気がしなくて、それだけ集めようと思ってるんだけど、8番ソナタの名演、心当たりある方教えてください
485 :
名無しの笛の踊り :2009/03/23(月) 23:48:03 ID:jZm/MqBG
487 :
名無しの笛の踊り :2009/03/25(水) 01:57:37 ID:MX5aPtKs
なんだコピぺか くだらんことするな、ボケ
>>484 ジューコフ
最近はyoutubeで何でも聴けていいよな
以前はscriabinの音源手に入れるだけで大変だった
>>484 ルース・ラレード
・・・いや、なんでもない
大体こんな日本語に翻訳されるわけがなかろうに
492 :
名無しの笛の踊り :2009/03/27(金) 22:12:25 ID:5jLdCBhK
君らはスクリャービン以外で好きなクラシックの作曲家は誰ですか?
メトネル、スタンチンスキー、ハイドン
494 :
名無しの笛の踊り :2009/03/29(日) 22:24:50 ID:9Ga5yg1E
スカルラッティ バッハ、ショパン シェーンベルク、武満徹
495 :
名無しの笛の踊り :2009/03/29(日) 22:54:14 ID:ryKU4qBt
スカルラッティ ショパン アルカン ラヴェル フェインベルク
496 :
名無しの笛の踊り :2009/03/29(日) 23:08:03 ID:6JWpj9e0
ショパン ロシアのショパン=スクリャービン 北欧のショパン=グリーグ
ろすあのショパンはアレンスキーってわたしの先生が言ってましたw
498 :
名無しの笛の踊り :2009/03/30(月) 01:05:39 ID:BA2ILk0X
スクリャービン、スクリャービン、スクリャービン
499 :
名無しの笛の踊り :2009/03/30(月) 01:27:56 ID:YTdcALFX
スカルラッティってスクリャービンと正反対な感じだけど良いよね 最近開眼したよ
SCで綴りが始まる作曲家って スクリャービン以外にスカルラッティ、シューマン、シューベルト?
>>500 いやまあ探せばいろいろいるよ。
シェーンベルグとかシュレーカーとかシュルホフとか
フランツ・シュミットとかシェックとか。
502 :
500 :2009/03/31(火) 00:04:05 ID:CaDS4pSR
>>501 く、詳しいですね(汗。。。 後の4人は知りませんでした
そんなこと知ってどうすんだ
504 :
名無しの笛の踊り :2009/04/25(土) 17:09:01 ID:lKz6JfTG
最近のスクリャービン弾きで中期までがうまいのは誰?
練習曲の最後のやつをおざきってやつが弾いてるのをみたが なかなかすげえなw 女の子の幻想きょくもすごかったぜ。 あれはぴてぃななんとかコンクールだっけ
506 :
名無しの笛の踊り :2009/04/29(水) 21:43:21 ID:AMQyWWLp
508 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 13:34:50 ID:B3AvBKzM
スクリャービンは過小評価されすぎ 俺の中ではショパンドビュッシー以上 やっぱ一般的に神秘的な音楽は受け入れられないもんなのか
509 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 18:59:27 ID:c9rLzjbQ
解釈の難しい人だと思うよ。 だからあまり感動的な演奏がない。 その代わりポンティみたいな 他では決して聞けないようなのが出てくるが。
510 :
名無しの笛の踊り :2009/05/12(火) 16:06:01 ID:WFS7jHXw
聴くべきものは中後期ソナタと幻想曲くらい その他は主観的好みだろう 芸術性と通俗性の巧みさという点でも やはりショパンやドビュッシーに比べると格は落ちる
511 :
名無しの笛の踊り :2009/05/12(火) 22:25:35 ID:fz9kyva6
通俗性なんてのは求めてないよ。 わかる人にだけわかればいい、そういう音楽。
512 :
名無しの笛の踊り :2009/05/12(火) 22:37:04 ID:MdRnJuj0
Op.30くらいまでは通俗性充分だと思うが
513 :
名無しの笛の踊り :2009/05/14(木) 21:23:07 ID:Z96ENv83
>>512 メロディが明確という意味ではね
その分構成が未熟で聴いてられない。
514 :
名無しの笛の踊り :2009/05/17(日) 07:01:08 ID:ZxPo9/6q
>>510 ちょっとまてw
ショパンはわかるが、ドビュッシーに通俗性の巧みさなんかあるかね。
そりゃ一部の有名曲はそうだが、それ以外のほとんどの彼の音楽は、スクリャービン以上に抽象的で感覚によるところが大きいように思うが。最高に美しく見事で退屈な、難解で通俗離れしたものに感じる。
通俗性の巧みさを言うならどちらかと言えばラヴェルじゃない?
>最高に美しく見事で退屈な、難解で通俗離れしたもの あれか、そして月は廃寺にかかる、みたいなのか。 円覚寺って雰囲気があの曲に似てるよな。
516 :
名無しの笛の踊り :2009/06/05(金) 13:25:36 ID:GPqAtsxq
通俗性は不要でしょう
517 :
名無しの笛の踊り :2009/06/11(木) 09:16:08 ID:2mdmKdx3
>>504 CD一枚きりで、スクリャービン弾きといえるかどうか知らんが、
有名な Op.8ー12 に関して言えば、フランスのADDAから出ていた
ナタリー・ベーラ=タグリーンとかいうオバチャンの演奏が僕のお気に入り。
ホロヴィッツの神経症のような演奏よりも、ずっと好きだった。
レットベリいいな…、ソナタもいい…。 買い直して良かった、もう2度と放流しない。 (独り言、すまぬ…)
519 :
517 :2009/07/07(火) 15:25:05 ID:Ar5X5AIP
520 :
名無しの笛の踊り :2009/07/07(火) 22:42:24 ID:HKhiIV8G
>>517 さん
外野から聴かせて頂きましたが、叙情的でとてもいい演奏ですね。
ゆったりめのテンポですが、自作自演にも通じる暗いロマンを感じました。
いい演奏を聴かせて下さってありがとう。
521 :
517 :2009/07/08(水) 00:26:33 ID:rne6joLS
ね、良いでしょう。 音楽の内側から沸き起こるエネルギーの高まり(波)を そのまま自然に音に再現したというか・・・ もちろん、彼女自身でそれを造り上げているんだけれども それが少しも恣意的に感じられなくて、 素直に受け入れられるでしょう。 彼女は他にどんなレパートリーを持っているんだろうか。 もっと聴いてみたいピアニストのうちのひとりです。
522 :
520 :2009/07/18(土) 06:02:22 ID:Gp+QWhDt
>>519 で落としたエチュードがツボにはまって参った・・・。
まだまだ世間にはいい演奏があるようなので、それを探しに旅立ちます。
いずれまたネットのどこかでお会いしましょう。
523 :
517 :2009/07/25(土) 23:44:50 ID:+Vl9vAj5
>>523 通行人ですが、わざわざありがとう。叙情的ですねぇ〜
525 :
名無しの笛の踊り :2009/07/28(火) 02:44:41 ID:qK2JQEU2
俺が持ってるプレリュード集のCDなんかしらないけど 最後の曲でノイズまみれになって止まるのが マジで怖いんだけど
526 :
517 :2009/07/28(火) 04:34:10 ID:plHJ7NX3
それって、もしかしてあの有名な「アルミ箔の酸化現象」じゃないの?
昨日もどこかのスレで、それに関する話題を読んだ気がするけど・・・
初期のUKプレスなどに使われた接着剤による侵食が原因だっけ・・・?
前に、行きつけのCD屋の兄ちゃんから聞いたんだけど
もう潰れちゃったNimbusだったかが欧州最大規模のプレス工場持ってて
DGなどの大レーベルなども、そこに委託生産していたとか。
僕の持ってたクーベリックのモルダウ(廉価版)やモーツァルトの「戴冠式ミサ」も
「Made in U.K.」とあるものは見事に黄色く変色して読めなくなってしまってます。
CDの寿命 - ピュアAU
http://www.hozen.org/bbs/15/4223/
まさかと思って開いてみたNimbusのモンポウ全集表面が黄色に変色・・読み込めはするが
とにかくいまのうちにデュプリケートを作るんだ
530 :
名無しの笛の踊り :2009/08/18(火) 00:30:06 ID:EVSG/NvQ
スレタイぐらい見れや
531 :
517 :2009/08/18(火) 01:37:15 ID:LAfEZOFn
すんまへん。 ほんのちょっとの脱線ですんで、大目に見てくらはい。 m(__)m
532 :
名無しの笛の踊り :2009/08/19(水) 19:46:04 ID:WM/6ZIlC
プロメテのオススメ教えてください。 因みに自分はアルゲリッチのは全然ダメでした。 あの人はスクリャービンをまったく理解してないと思います。 逝っちゃってるのが好きです。
533 :
名無しの笛の踊り :2009/08/19(水) 21:46:23 ID:3V4UK51w
最もお逝きになってるのはゴロヴァノフ&ゴリデンヴェイゼルでしょう。
ラストが逝っちゃってるスヴェトラ新録をお薦めしとこう。
535 :
名無しの笛の踊り :2009/08/19(水) 23:06:57 ID:i30/Zswk
ゴロワノフに一票
スクリャービンに限らずアルゲリッチが良いと思えたことなんて一度もない
メジューエワはどうですか? ロシア人ですが
スクリャービンを聴いみようかと思ってピアノソナタ全集を物色してるんですが、 比較的廉価なものでお薦めはありますか。 きれいな音の演奏が好みで、今のところAustbo、Ashkenazy、Glemserのどれかにしようかと思ってます。
その中でならアウストボでしょう。 アシュケナージは、前期ソナタは悪くないかも知れないが、 後期が大分イマイチなのと、金属的な音が好きではない。 グレムザーは4、8番が無い(確か) 少々高くてもベストの全集を、というのならヴォスクレセンスキー。 平均点が異様に高い
542 :
540 :2009/09/18(金) 01:14:23 ID:Lk2armns
>>541 ありがとうございます。
グレムザーは見直してみたら確かに全集ではありませんでした。
ヴォスクレセンスキーはノーマークでした。
スレ見返したら、上のほうでちょっと出てましたね。
543 :
名無しの笛の踊り :2009/09/18(金) 01:17:12 ID:U+ZeS2v1
ヴォスクレは一部録音に難あり 演奏はとてもいい
アムランはだめ?
アムランは全然廉価じゃないだろ
546 :
名無しの笛の踊り :2009/09/19(土) 21:49:59 ID:jr3ceOw6
だめだなあれは 二回くらい聴いて終了
ヴォロドスがソナタ全集を出してくれたらいいのに。
メルニコフ盤が好きなんだよな 全集ではないが
チュウのソナタ全集どうよ?
550 :
549 :2009/09/29(火) 22:45:16 ID:UEwLLvp9
すまん。誤爆した。
プロコフィエフと予想
メルニコフのスクリャービンを青葉台で聴いてきたが、朝っぱらから聴くような音楽じゃねーなw 黒ミサのおっそろしく理性的な狂気怖過ぎ すげー濃い1時間だった
553 :
名無しの笛の踊り :2009/10/17(土) 15:35:54 ID:IRZrML9F
自分も行った。 凄い良かった。
554 :
名無しの笛の踊り :2009/10/17(土) 15:45:15 ID:uFReubU5
自分も行った。 メルニコフ、キューピー人形みたいなルックスで どーってことなさそうに超絶技巧。
Schuchの黒ミサ個性的ですごく良かった
>>544 5番とかいいよ、それから番号無しの初期ソナタも
557 :
名無しの笛の踊り :2009/12/10(木) 15:35:24 ID:Fw5FmE4x
幻想曲の第二主題の官能的なこと。これひとつで虜になってしまった。 その昔シドンの演奏だったが。
あれめちゃくちゃキャッチーだよね。今からちょうど109年前。 なんというメロディーメーカーの素質だと思ったよ。 まあ神智学の方に行ってしまわれたが。
ベタだが練習曲op.8-12だってすごいキャッチーだよね ちょっとショパンくさいけど
>>557 >>558 おっしゃるとおり。
これ聴くとメロディーメーカーとしてはライバルのラフマニノフすら
しのぐのではないかというぐらいだ。ちょっとカノン風に旋律が追っかける
ところ、そしてその後の和声進行!
>>559 この練習曲もおっしゃるとおり。
だかしかし、彼は悪魔に魂を売り渡すわけです。でも、その世界の彼もまた
素晴らしいとは思う。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ロマン派末期から無調までの洗礼を受けた
作曲家たちの大半は、初期の調性時代か後期の無調時代のどちらか一方が
その作曲家の本質で素晴らしいのに、他方の曲はどこかしらしっくりこない
人が多い。たとえば、シェーンベルクは清められた夜の世界のほうがはるかに
12音の世界より素晴らしく感じられる。一方シマノフスキーあたりは初期は
いまいち煮え切らないのに、調性があいまいになった中期の曲になると
俄然独創的で耀きだす。
そんななかにあって、ひとりスクリャービンはロマン派と無調の世界を自由に
行き来してどちらにも素晴らしい感性を発揮した稀有な作曲家に思える。
スクリャービンも頭角を現したのは中期以降だと思うけどね。 やはり初期は劣化ショパンの印象。
エッカードシュタインはソナタ全集録音しないのかな ようつべで見た4番が凄く良かった
563 :
名無しの笛の踊り :2009/12/15(火) 06:54:39 ID:4cZrWdVc
>>561 いや、ソナタ4番や幻想曲、いくつかの初期のエチュードに見せる独創的な
メロディストとしての顔は、とてもショパンの亜流どころじゃないと思う。
シェーンベルグは、断然12音の方が好きだね。 浄夜は、悪くはないが好きではない。 スクリャービンは、6番以降が好きだな。 初期は、やはりショパンの亜流の域をでない。
それに比べ、ラフマニノフやプロコフィエフは、初期から個性は確立していた。 誰にも似てない。
リャプノフやバラキレフよりは西欧様式をうまく消化してる感はあるけどね。 それでも、初期のピアノ曲が忘れられるのは聴いていてまあ仕方ないとは感じる。 ショパンの影響からスタートしたピアノ作曲家で、初期の作品が忘れられてないのってドビュッシーくらいじゃね?
>>565 そうか?
後者はともかく、ラフマニノフの初期交響曲は明らかにチャイコフスキーの影響を受けているし、
ピアノ書法もリストやショパンに基づいていると思うが。
話がだんだんスクリャービンに関係ない方向に...
>>565 確かにプロコフィエフは作品2の練習曲集あたりから斬新だったな。
なんでいきなりああいう曲書けたのかな。
幻想曲が弾けん! スクリャービン氏ね!
ソナタの6番から10番が全音の黄色帯だぜ
571 :
名無しの笛の踊り :2010/01/10(日) 02:22:17 ID:vwfw1Yti
簡単なんだ
ラフマニノフの前奏曲も星4つなんだよな。 んな訳ないだろー、と言いたい。
573 :
名無しの笛の踊り :2010/01/20(水) 13:51:10 ID:ePNrDmA0
>>561 耳の腐ったヤツを発見。
腐っているのは脳かもしれんw
もし、Austboの演奏でピアノ作品全集を鰤が出して、8CD-4,800円ならみんな買う?
8CDで3600円が妥当
ソナタ集は入れなくていいから、6CD3000円で出してほしい。 アウストボのソナタは結構持ってる人いるよね・・・?
ヤヴァい。ひげ音楽に嵌まりそう。
>>570 1番から5番までも黄色帯だろう?
5番なんてプロでも手こずる曲なのにw
それいうなら、4番がテンポ指示守れば本物の演奏不能
サーカスだな
2番なら黄色帯と言って言えなくはないかも。 後半5曲のどれが黄色相当だ? 9番が易しいとは思うが。
ショパンのスケルツォは青帯なんだが、黒ミサ以外は全部それよりムズいが。 まあ、帯の色なんて(ry
楽譜に空間が多いから易しいと判断されたとか
7番後半と8番の序盤、四段譜になってる所があるね。 ほぼ聴き専なので技術的な面はよく分からんが、 こんなグチャグチャしたの弾くのは相当大変だろうな。
8番の序盤は弾けるが、この曲の最後までたどり着いたことは無い。 7番も試みたことは無いので分からないが、3段でも6番の再現部は難しい。
587 :
名無しの笛の踊り :2010/03/09(火) 10:18:41 ID:fX2CM10W
>>585 楽譜の段数が多いから難しいということでもない。
最近フィギュアスケートのせいでやたらと有名になったラフマニノフの
嬰ハ短調の前奏曲は、原曲のピアノではテーマが再現するところは4段譜
だけど、壮麗に響かせて実に気持ちよく弾けるよ。
588 :
名無しの笛の踊り :2010/03/10(水) 00:38:40 ID:p5XPB+7/
対位法を勉強しないとね
590 :
名無しの笛の踊り :2010/03/10(水) 02:21:04 ID:p2AtokLZ
>>585 筆記上の都合です。
それ言ったらフーガの技法も四段譜です。
591 :
名無しの笛の踊り :2010/03/11(木) 08:08:41 ID:daqWsseE
>>590 フーガの技法が4段で書かれているのと、スクリャービンのソナタとの事情は
ちょっと違うように思うけどなあ。
フーガの技法は、どういう楽器で演奏されようと、ともかく1つのパートを
1段に書いたに過ぎない。
一方ロマン派以降のピアノ作品に見られる3段以上の譜面は、音響の配置を
明確に記したいため、あるいは演奏しやすくするためのどちらかだと思います。
2段でも書けないわけじゃないことが大半ですね。
3段以上の譜面のピアノ曲を最初に書いた人のうち今に知られる大作曲家は
シューマンかリストかと思うけど、シューマンは前者、リストは後者かな。
シューマンの「頭の中だけで鳴らすパート」というのはまたちょっと特殊で
別だけどね。
ドビュッシーのプレリュードなんかは曲によってはほとんどが3段譜で書かれてますね。
4段以上となるとぐっと減るけど、スクリャービンやラフマニノフは、ペダルの
効果を視覚上はっきりと示したかったように思う。
592 :
名無しの笛の踊り :2010/03/11(木) 15:09:07 ID:TcBZDKV4
>>591 >どういう楽器で演奏されようと、
これは19世紀以来のよくある誤解。
パートごとに段を分けるのは古い鍵盤曲の書き方。
593 :
名無しの笛の踊り :2010/03/11(木) 16:10:22 ID:LkUmkebD
>>592 バッハのチェンバロ曲の自筆譜を見ると2段で書いてあるものが多いけど?
594 :
名無しの笛の踊り :2010/03/11(木) 23:51:57 ID:TcBZDKV4
>>593 言葉足らずスマソ
「古い鍵盤曲」というのはバッハの時代から見ても古いルネサンス時代のこと
でもってフーガの技法はルネサンスのルネサンスを目論見た音楽ということ
595 :
名無しの笛の踊り :2010/03/12(金) 07:18:45 ID:ZvxIeLR8
>>594 でも、フーガの技法が鍵盤楽器のための作品だと断定されているわけでは
ないですよね。本当にバッハは鍵盤楽器のために書いたのか。
対位法作曲の技法なんだから楽器は関係ないと思う。
597 :
595 :2010/03/25(木) 14:01:08 ID:y5IwuVVl
599 :
名無しの笛の踊り :2010/03/28(日) 20:01:07 ID:7HNTQNnM
スクリャービンいかれてるわ〜 イかれた音楽にはまりましたw
クラ板にスクリャスレあるの知らなかった。 今度から覗きにこよう レッスンでソナタ1番弾いてるけど難しい… 後期のほうが好きだからいまいちやる気出なす
鍵盤楽器板の住人さんですか?
602 :
600 :2010/04/11(日) 21:56:43 ID:ijFCvwLl
あ、そうです。 むこうはすさまじい過疎ですよ…板自体がw クラ板的には、スクリャービンの交響曲って(ほかの作曲家と比較して)どうなんですかね?
603 :
名無しの笛の踊り :2010/04/14(水) 11:40:10 ID:309eARJj
>>602 交響曲についてですが、法悦の詩より前の3曲はほとんど評価の対象にも
ならず、そもそも曲自体が知られず、じゃないかな。
で、いきなり「法悦」でぶっとばす。ことにスヴェトラーノフの人気は
サウンド的にも抜群。ただ、同じ頃のマーラーなどの正統的な交響曲の
扱いに比べると、いかにも「きわもの」的な感じかな。
しいてこれに近い、まっとうな交響曲の周辺作品ということでは、
作風こそ全然違うけど、同国同時代のラフマニノフの2番あたりが対抗馬?
で、この次の「プロメテウス」となると、これまたマイナー作品になって
しまってあまり評価の対象になってないように思います。
実際作品としても「色光ピアノ」の発想はぶっとんではいるものの、おもしろさ
は「法悦」がはるかに勝ってるでしょうし、確かにアヴァンギャルドな面も
ある作品ですけど、スクリャービンの前衛曲としては後期ピアノソナタのほうが
はるかに尖がっていてかつわかりやすいように思います。
604 :
名無しの笛の踊り :2010/04/14(水) 12:22:16 ID:ISU/ECKC
自分はプロメテの方が好き。基地外っぽいから。
605 :
名無しの笛の踊り :2010/04/14(水) 14:01:11 ID:VQSrzjdC
プロメテはマゼールの変態演奏あり。
606 :
名無しの笛の踊り :2010/04/14(水) 16:55:37 ID:309eARJj
>>604 自分もプロメテウスは嫌いではないけど、法悦の詩のあの途方もない
盛り上がり、たがのはずれ具合に比べると、プロメテウスの狂気もなんだか
小さく感じるんですよ。ヴァイオリンのくねくねなよなよと、トランペット
のいつ果てるとも知らない浪々たる響き……
考えてみると彼のピアノ曲でも私が一番好きなのがソナタの4番、5番あたり
だから、完全に逝っちゃった後のスクリャービンよりも、逝きかけのほうが
すきなのかもしれない。
それでも晩年の作品も評価しますけどね。
607 :
名無しの笛の踊り :2010/04/14(水) 16:58:08 ID:309eARJj
そういえば、スクリャービンのオーケストラ作品って、実演を一度も 聞いたことがないなあ。あまりやられないですよね。 ああ、一度あの爆音の中に心行くまで身を浸してみたい。
プロメテウスの演奏いったことがある。 照明も含めてかなり迫力あったな。
交響曲は1番から3番までも名曲だよ。どれにもハマった時期がある。 いわゆる後期ロマンの範疇に入るので難解なピアノ曲のような深淵の世界が覗けないのを割り切って聴けばいい。
ピアノ協奏曲聴いちゃうと、交響曲聴く気にならんなあ・・ オーケストレーションはショパン並みだし
スクリャービンのピアノ協奏曲っていい演奏はあまりないような気がする。 鑑賞に堪えるのはウゴルスキぐらいじゃないのか?
>>611 デミジェンコがいい。尖って迫力十分。ウゴルスキは聴かなくなった。
>>610 ショパン並みは言い過ぎ。
3番のスコア見てみろ。どれだけ緻密に書かれてるか。
614 :
名無しの笛の踊り :2010/05/06(木) 15:04:26 ID:AygTwyk4
>>613 ショスタコービッチがスクリャービンのオーケストレーションをめちゃくちゃ
にけなしている文章があったような。
いわく「彼の管弦楽法の能力は、豚がオレンジをかぎ分ける程度のものでし
かない」とかなんとか。
輪郭をくっきりさせたがるタコのオーケストレーションとは全く方向性が違うからな。 その言葉を逆手に取って、スクリャービンの音楽には香気があるがタコは死臭しかしないと言おう。 俺はどっちも好きだがな。
スクリャービンのオーケストラ曲ってそんなにだめかな? 俺はいいと思うよ。 インバルの交響曲全集で聴いたが、1番から3番もけっこういい曲じゃん。
>>611 ウゴルスキは好きなピアニストだが、彼のスクの協奏曲は好きじゃない。
ネイガウスの方が好きだ
ネイガウスってどっち? 父・息子とも録音があるが。
619 :
名無しの笛の踊り :2010/05/20(木) 02:07:32 ID:gnLOwiBQ
息子の方って、1度だけCDになってすぐ廃盤になった激レア盤でしょ? 伴奏はドゥブロフスキーだったか。 父ネイガウス盤はゴロワノフが意外と節度有る伴奏を披露してるね。 ただ、あの痩せぎすの音質が泣き所だねぇ。 ナセトキン&スヴェトラーノフもいい演奏だよね。
>>618 父の方
っていうか息子の方は知らんかった。ありがとう
622 :
名無しの笛の踊り :2010/05/21(金) 23:34:41 ID:ll1KwQB1
ソフロニツキーのスクリャービン ピアノソナタ第6番収録されているCDの情報求む! 国内盤ではないですよね?
>>622 現行盤では無いみたいね。VISTA VERAに期待ってことで
ソナタでないのは、1番、2番、6番、7番かな?
VENEZIAので1番の終楽章のみのはあったがあれも廃盤だろうし
そういやレス見てきた感じ、ソナタ第8番が好きって人少ないのかな?
俺的には至高のソナタなんだが…っても、ソフロニツキーの演奏以外でピンと来たのないから奏者選ぶのかな
聞く分には大概誰のでも好きだぞ。アシュケナージですら8番なら。 自分で弾こうとすると余りにハードルが高いのではないか? 自分の場合、6番は弾けないまでも何とか楽譜読んだが、 8番は最後まで辿り着くことも出来なかった。
625 :
名無しの笛の踊り :2010/05/23(日) 08:52:03 ID:PK1djTx/
≧≧623 2番は1楽章だけなら録音ありますね。
どういうアンカーだよ
627 :
名無しの笛の踊り :2010/05/23(日) 11:27:01 ID:mWLp+6dq
>>624 ちゃんと弾くのが一番難しいのは4番じゃないかな。
>627 4番をテンポ通り、は全人類に不可能だけど、 ちゃんとは弾けないのを承知で 弾こうとして楽しんでる人はまあまあ多いでしょ。 6番は自分的には苦行と楽しみの差し引きでプラスにまでもって来れたけど 8番は苦行を完遂することすらできなかった。 比べれば、9番10番なんか、ちょろいちょろい、ということになる。
>>624 アシュケナージは、あのリズム感がよくわからんなぁ
弾くのは、最初に三番の譜読みして面倒くさくなって投げたw
ところで、スドビンのCDってどんな感じ?
4番ソナタって誰のが上手い? やっぱりガブリーロフかな。 ソフロニツキーも好きだけど、あれはぶっ壊れてる感じだし。
プレトニョフのがいい。 あと崩れかけの感じだけどチェルカスキー。
オグドンもいいよ 他の曲だと??もあったりするけど、 四番のスピード感とちょっと逝かれた感じはソフロニツキーとはまた違った意味でやばい
プレトニョフは遅すぎると思いました。
グールド
グールドは3番だった
はじめまして。 私は最近スクリャービンを聴いて、大変興味を持ちました。 もっと色々聴いてみたいのですが、皆様のお勧めの曲というと何がいいと思いますか? ちなみに、私は殆どピアノにしか関心がわかないので、出来ればピアノに関連した代表作や名作を御教え下さい。 wikiで調べても、あまりにも多すぎてどれが良作なのか駄作なのか判別しづらいのです。 ちなみに私が聴いたのは今の所練習曲8-12、焔に向かって、黒ミサ、位です。
ピアノソナタ4番や練習曲Op.42-5、幻想曲などは割と有名で聴きやすく、かつスクリャービンらしさもあるのでスク初心者にオススメです。 初期作品でほとんどショパンに近い世界ですがピアノ協奏曲もとてもよいです。
640 :
638 :2010/06/12(土) 23:17:16 ID:iGs8bCrN
レスありがとうございます。 他の方からのご意見も拝聴頂ければ僥倖です。
初期の傑作は幻想曲だな。アムランの演奏がいい。 作品3,25のマズルカもおもしろい。 あとはソナタ10曲をいろいろな演奏家で楽しむのがよいかと。
ワルツだけはソフロニツキーの録音をまず!
導入なら、ホロヴィッツのが初期から後期までの代表曲が入っててお薦めかな かなりアクは強いけどw 初期、中期、後期と芸風が違うので、まずは気に入った時期の曲を聴いてみるといいかと 練習曲Op.8/12が良ければ初期、焔に向かってが良ければ後期
644 :
名無しの笛の踊り :2010/06/13(日) 21:03:34 ID:eER+t8mc
>>638 おれが最も好きなのは
・リヒテルの(若いころの)op.42-5、(晩年のライブ録音の)焔に向かって
・ポゴレリチの詩曲op.32(2曲)
・ゲンリヒ・ネイガウスのスクリャービン録音集
・ヴェデルニコフの24の前奏曲
・自作自演
youtubeに大半はあると思う
>>644 イイ!
>>638 もういっこあった。
ソナタの3番、グールドの録音が素晴らしいのでぜひ。
647 :
名無しの笛の踊り :2010/06/15(火) 15:02:29 ID:bC7aEu/f
>>638 >>640 ピアノにしか関心がないとおっしゃるけれど、スクリャービンに興味を
持ったのなら「法悦の詩」ぐらいは聞いておきましょう。それほど長い
曲でもないし、ひょっとしたら世界が変わるかも。
648 :
名無しの笛の踊り :2010/07/03(土) 00:29:40 ID:UGpnZoPH
649 :
名無しの笛の踊り :2010/07/29(木) 13:02:18 ID:dgRPKKHu
>>648 この曲と練習曲op8-11が初期の憂鬱の曲のなかで最高だな
しかし演奏はよくないね
650 :
名無しの笛の踊り :2010/07/29(木) 18:44:56 ID:nL9sbPUL
うごるすきが遂にソナタ全集出すね
PROMSのサロネン指揮フィルハーモニアo. 「法悦の詩」2010.8.20 TV映像=BBC かなり良かった。
653 :
名無しの笛の踊り :2010/09/19(日) 13:39:56 ID:+OSeYtHD
あげ
654 :
名無しの笛の踊り :2010/09/20(月) 04:15:12 ID:Z/mRL3Dt
一度生で聞いてみたいんだけど、なかなか聞く機会がないよなぁ…
ウゴルスキの感想希望
657 :
名無しの笛の踊り :2010/11/12(金) 09:13:43 ID:HTX5Cj5n
>>657 なんか指がぐちゃぐちゃで、おやおやと思ったが、
感性と魂で突き通したという感じで感動した。
スクリャビンの魂の域には、正確に指を動かす演奏者よりも、よほど手が届きそうな気がした。
659 :
657 :2010/12/16(木) 07:45:52 ID:HEG3FbbX
>>658 喜んでいただけて何より。
ギーゼキングのラフマニノフの音源はそれなりに有名だけど、
まさか晩年にスクリャービンまで手懸けてたとはね。
言われてみると、確かに指さばきの衰えは否めないけど、
ギーゼキング一流の音楽性の冴えが発揮されてて、味わい深い解釈だと
自分も思いました。
ところで、首都圏の皆さんに朗報。
スクリャービンの孫娘にしてソフロニツキーの娘であるヴィヴィアナ女史が来日して、
すみだトリフォニーホールで、お得意のフォルテピアノでコンサートを開く模様。
演目はショパンになるらしい。
すみだトリフォニーホールHPより
>
http://www.triphony.com/concert/list.php >大ホール 26 (日) 13:00 ≪ロシア・ピアニズムの継承者たち≫
>フォルテピアノ・レクチャー
>15:00 《ロシア・ピアニズムの継承者たち》第1回
>ヴィヴィアナ・ソフロニツキー
ところで、彼女の名義なんだが、ロシア人なんだからヴィヴィアナ・ソフロニツカヤ
じゃないかと思うんだが如何?
660 :
名無しの笛の踊り :2010/12/17(金) 03:04:02 ID:vJhGAMP4
ソナタ第三番聴いたがギーゼキングがここまで情熱的な演奏するとは思わなかったなぁ
スクリャービンならではなんだろうか…
>>659 本格的に演奏活動始めたのが外国だからじゃね?
本人のサイトもViviana Sofronitskyってなってるし
ウゴルスキ全然感想上がんないね
っていうか、ぶっちゃけ自分も試聴だけして買ってないんだけど
正直、買うほどじゃないし、同系統のゆったりした演奏が好みなら
メジューエワの方が濃密で聴かせる演奏するわ
焔に向かってでブチ切れた演奏かましてる人いますか?
666 :
名無しの笛の踊り :2011/02/28(月) 17:40:23.80 ID:/aKQJwib
>>666 ホロヴィッツは聴きましたがダメでした。
焔に限らず彼全般の演奏にいえることなんですが。
ぶち切れが爆演って意味なら違うけどソフロニツキーは? 何かもう演奏っていうか呪文唱えてるみたいな感じだけど
669 :
名無しの笛の踊り :2011/03/05(土) 21:16:15.26 ID:nUkdoRm9
670 :
名無しの笛の踊り :2011/03/05(土) 21:32:48.89 ID:nUkdoRm9
671 :
名無しの笛の踊り :2011/03/10(木) 22:21:30.88 ID:52GEfNke
名古屋音大の修了演奏会で9番と10番を続けて。 いいもの聴かせていただきました。
672 :
名無しの笛の踊り :2011/03/11(金) 10:41:11.67 ID:Ouar3PX/
ジューコフのメロディア録音の再販と S・ネイガウスのスクリャービン録音集がVista Veraからでた模様
674 :
名無しの笛の踊り :2011/04/27(水) 08:14:47.57 ID:oT7N0FYP
はーい
ソナタ4が好きだが、 ミスタッチなのかもしれないけど、 あるいは譜面通り弾いているのかもしれないけど、 右手と左手の位相がずれるとものすごく汚い音になるよね
676 :
名無しの笛の踊り :2011/04/30(土) 01:44:43.86 ID:Q+pb6o2F
ピアノ・ソナタ全集 近日再発のジューコフ旧とアウストベとで迷ってるんだが 過去スレもログまで漁って読んだ 改めていま諸氏の思う長所短所をお聞かせ願いたい 俺が知ってるのはアシュケとアムランそれぞれ一部 アムランはパラパラしすぎな感じ しかしアムランのあとアシュケを聞くと今度はややヤポったく感じる (個人的感想なのであしからず)
アウストベはスクリャビンじゃなくて、ヤナーチェクしか聴いたことないけど その二人だったら迷わずジューコフのメロディア盤 ちなみにHMVだと秋発売ってなってるけど、塔の店頭でもう売ってたよ ジューコフの演奏はいい意味でロマンティックでファンタスティック 二度目の録音ほど崩してないからシャープさも失われてない アウストベは色々全録音を行ってるピアニストだけど それだけに何をやっても無難。悪くはないけどね
678 :
名無しの笛の踊り :2011/04/30(土) 21:06:58.83 ID:Q+pb6o2F
>>677 レスちょーさんくす
犬で今月はじめにアウストベを予約したが遅延の繰り返しで入荷せず
そこにジューコフ旧を見つけたもんで・・・新録はレスや評判からして買う気になれずで迷ってた
録音技師ってことで録音もいいのかな
>>678 録音はトラックによって音質が区々で、それほど良くないと思うぞ。
俺は今回のリリースの盤を持ってるわけじゃないけど。
しかし、そんなのがチャラになる位、演奏は凄い。
これほど燃焼度の高い全曲盤というのは、今後出てこないんじゃないかな?
何より、スクリャービンの音楽特有の胡散臭さがぷんぷん匂ってくるのが良いw
680 :
名無しの笛の踊り :2011/04/30(土) 22:55:48.03 ID:Q+pb6o2F
>>679 レスちょーさんくす
アウストベも安いし引き続き入荷は待ってみる
過去レスだと2番第1楽章がすばらしいとかなんとか
余談だけど
白ミサだったか黒ミサだったか初めて聴いたとき・・・マジでトイレに駆け込んで吐いた
心身とも調子の悪いときだったんだが
そういうときに手を付けるもんじゃないな
681 :
名無しの笛の踊り :2011/05/01(日) 06:26:49.40 ID:WVmMX0kg
>>675 最後の和音連打のところのことなら、あれは譜面どおりだ。
右手と左手とで3対4
>675 がどこのことを言っているのかはわからないが >681 は間違い。最後から8小節目から5小節目までは3対2があるが、 これを汚いと思う人はいないだろう。 その前、連打が始まる最後から26小節目からは大跳躍以外は 両手とも3連符というか、12/8だから単なる8分音符。 3対4になるのは5番の最後。ホロヴィッツは変えて弾いている。
683 :
名無しの笛の踊り :2011/05/02(月) 00:36:49.46 ID:cycgFRJP
>>682 やっぱりホロビッツは変えてたんだね。
なんか単なるトリルっぽくないか?と前から思ってた。
よりインパクトは出るけどねえ。どうなんだろう。
687 :
名無しの笛の踊り :2011/05/04(水) 03:50:56.74 ID:e013ZCA1
>>685 凄まじく狂ってるねー。
まず調律した方がいいよ。
ペダルが濁って聞こえるのはそのせい? 踏み方? 両方?
オレも似たり寄ったりの演奏だけど・・
ソナタから嵌まり取り敢えず一通りさくっと聴いてみたいんだけど 今全集買うならどの盤が良いかな
689 :
685 :2011/05/04(水) 16:54:46.11 ID:VPBSEPdl
>687 いや〜実に凄まじく狂ってるんですが、 録音機の衝動買いから調律する間もなく 一気にここまで来ちゃいました。 夏の暑さで思い切り狂ったのを秋口に直して、 でも冬の寒さでまた大きく狂いました。 ペダルは下手なのが大方でしょうが、 切れちゃうよりは濁る方がマシ、 と割り切っていたというのもあります。
>>685 プロでもないのにそこまで仕上げるのはすごいことです。
おみそれしました。
幻想曲の譜読み難しすぎる助けてww
>688 全集となると誰を推しても揉めるのがここの住人なら経験上分かっている、 というところでしょう。youtubeで色々聞きまくる、のがいいかも。 CDで1組だけ、ならアムランでいいと思います。アムランなら もっとやれたはずなのに、と思える曲も幾つかありますが、 控えめに言っても1番8番では避けて通れない演奏だと思います。
尼のほうがかなり安いねw 犬なんて3000円以上するのに
やっす! 値段設定間違ってないか、これw ジューコフの旧録がとりあえずスタンダード盤でいい気はするね まあ、もう一つはお馴染みアシュケナージか アムランも完成度は高いけど、スクリャービンとしちゃ異色だし ヴォスクレセンスキーは良くも悪くも優等生な出来で、あまり面白くないし
アシュケナージはいくらなんでも駄目だ
アシュケナ−ジが最高
698 :
685 :2011/05/06(金) 16:03:16.89 ID:x4afQDWR
全集一つで済まそうとするよりyoutubeで聞きまくるのが 今は正解なのでしょう。個別に色々出てきますから。 4番は聞いた範囲ではどのプロもコーダで大減速するのに 納得がいかず、>685のように自分で録音してアップする ところまで行ってしまいました。 せっかくですから一度聞いてみてください。 6番はルディがダントツ、他はほぼ要らない状態と思います。 ちなみに自分で録音できるような代物ではありません。 8番は割とどの演奏でも良く聞こえますが、じっくり重心を 落としたルディと、アレグロのアムランとを抑えておけば、 マトモな演奏は大体その間に入ってくるでしょう。 ちなみに、録音どころか譜読みすら果たせていません。 10番はホロヴィッツとルディ、それぞれ気に入ったのが 四半世紀以上前ですが、その後で聞いたどれもが変に 聞こえてしまいます。ちなみに、自分のかつての録音は ありますが、4番のように打って出るなんてことは 将来的にもしそうにありません。
>>698 横からですが4番聴かせていただきました。
この出来で「せっかくですから聞いて」とはいかがなものかと…
難曲なのはわかりますが…上の方が指摘されているとおりペダルも汚いですし、ミスタッチが多すぎです…。
(それに、「コーダで大減速しない」というのが目標だとしても、元のテンポが遅いのであまり効果的に聴こえません)
全くもって個人的な解釈ですが、同音連打の難度に加えて、4番はM.M.=160で突っ切ると、focosamenteと指示されているコーダがleggero気味な表現になり、演奏効果が薄れてしまうしまうために、インテンポで入ることが少ないのではないでしょうか。
横から長々と失礼しました。
>>698 8番はカステリスキーがおすすめです。
溶けるように官能的でスクリャービンの世界。
鍵盤楽器板でやった方がいーんじゃない?
カステラスキー テリヤキスキー
4番のコーダを160で弾ききったら物凄い名演になるのかも
>>700 カステリスキーは異常な繊細さとダイナミズムが同居してて素晴らしいよね。
ルディには正直、高い中古盤を買ってまで聴くほどの価値は感じられないな。
MIDIにて ゆっくりテンポで安定して弾いて、データでテンポを正しく補正するなんて だれかやってくれないかな
706 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 01:46:46.98 ID:CB4rbfmQ
>>685 おお、なんと、hashidaさんじゃないですか!
皆さん、この方を単なるぽっと出のアマチュアピアノ弾きと侮ってはいけません。
演奏聞かせていただきました。あわせて今から18年前の演奏も。
基本的にはほとんど変化してらっしゃらないですね。
問題の第2楽章最後のテンポは、個人的には一般のピアニストが弾くように、
ややゆったりとGrandiosoの雰囲気で弾いたほうが好きです。
ところで最後から17小節目と15小節目の和音が少しおかしいように
思います。18年前の録音も同じですので、譜読みの間違いでしょうか。
707 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 01:52:11.98 ID:CB4rbfmQ
上で譜読みの間違いかと疑問を呈したところを自分で楽譜を見ながら 弾いてみました。どうも間違いではなく、急速に演奏したために音が にごって聞こえるだけのようです。 それにしてもひとつの問題提起として凄い演奏だと思います。 音が抜けているにせよ、これだけのテンポで弾くのは容易ではないと 思います。 かつてfj.rec.music.classicalで議論を戦わせたものとして、一言敬意を表させていただきたく。
>>706 > 皆さん、この方を単なるぽっと出のアマチュアピアノ弾きと侮ってはいけません。
こういうのはどうかなあ…
>>685 が古参のお方だと言うことは俺も分かってるよ。
レスリー・ハワードのリスト全集の部屋などは昔から随分と楽しませて貰ってる。
しかし、ここは匿名板だ。
(だから、皆、
>>685 の素性については、分かっていても敢えて触れていない訳で)
>>685 がいくら古参であったとしても、一介の名無しとして批評を受けるのは
免れない事だと思うよ。
709 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 07:43:32.84 ID:1rmsNLjK
>>708 いやあ、わかってらっしゃるうえであえて触れないならそれはそれで結構かと。
ただ、わたしもそれで批判に手心を加えようというものではないですよ。
あと、
>>785 のWebにあがっている1993年の演奏と比較したかったというのもある。
ところで、第4ソナタの最後のテンポの件だけど、ピアニスト達は
弾けないから遅くしてるわけじゃないですよね?
たとえば、ジョン・オグドンの演奏では、くだんの箇所でかなりテンポを
おとして歌い上げたあと、最後の8小節でたたみかけるようにものすごくテンポをあげてます。
彼のような破滅型のピアニストなら、必要ならたとえ滅茶苦茶に破綻しようが
いかにもインテンポで突っ走りそうなものだが、それをせずに
最後の最後で疾走してるわけです。だから、やはりこれはピアニストの解釈で、
テンポを落としたほうがよいと皆考えてるんだろうし、
私もそのほうがインテンポよりスキですね。
というか
>>685 は本当にご本人なのかな?
ネット社会の肥溜と言われる2ちゃんにわざわざ貼りに来ると思えんw
仮にご本人だったらガッカリだわ
711 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 09:39:25.34 ID:1rmsNLjK
>>710 いつかご本人がどこかで2chのあの書き込みは自分だ、みたいに書かれていたことがあった。
だいたい貴殿も2chを批判しながら自ら書いてるじゃないの。
多様なメディアの特性を生かしてうまく使いこなすのは、古くからのネットユーザーとして当然だと思うよ
712 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 10:31:07.76 ID:Rl59R16t
四番ソナタで速いのはガブリーロフだよ。
ちんちんガブリ!!!
>>711 2ちゃんを批判してるわけじゃないよ。
過疎化が進んでるとは言え、まだおれも楽しんでるし。
ただ、2ちゃんにホームページを自分で晒す行為がどうなんかなと思って。
スレ進んでる ・・・けどなんか排他的
716 :
685 :2011/05/08(日) 15:13:36.73 ID:mZfBgGIF
自己顕示欲の強いアマチュアは相手するだけ無駄だと思うよ
ジューコフの再発間近だ。 リリースも中身も無事だといいんだけど。 グラズノフのシンフォニーは音が酷いらしいからな。
再発自体は既にタワーとかでも売ってるけどな 値段は3kオーバーだけど あとあのデジパックはどうなのよって感じ
>>703 まあ聴いてみたいけど、正直わかりません。
スクリャービンは自分の頭の中のイメージで作曲して、実際の演奏よりもイメージを優先して曲の指示すること多いから。
例えば幻想曲の第二主題なんか、指定速度で弾いたら速すぎてまったくダメダメな演奏になると思う。
4番コーダインテンポは音の広がりが犠牲になりそうな気もします。
一般にスクリャービンは指定速度が速すぎることが多い。
飛翔感とか高揚感とか、そういう頭の中のイメージを優先しているからだと思う。
>>721 その一方で飛翔感とか高揚感が充分な演奏があるのか不満な信者
とは言え、いまだ体験したことのない飛翔感とか高揚感があるに
違いないと無い物ねだりをする信者
スヴェトラの全集が欲しいんだけど エクストンのとワーナーのは同じ音源?
そのようよう
プレトニョフの録音がいいよう
ピアノ曲?
尼のジューコフ、値段上がってるな 1000円以下で買えた人はラッキーだったね
入荷時期未定でずっと放置されてるよ konozamaかも
予約した人で送ってきた人いないのか? タワーとかでは普通に売ってるんだが(ただし3000円するけど)
4月20日に尼で注文したら一ヶ月で届いたよ 価格は900円切ってた 全トラック聴いた訳じゃないけど、4番がぶっ壊れそうな勢いで弾いてて良いね
それから十日遅れでオーダーしたオレは未入荷、 一応今週が発送見込み期間。 この後嫌なお知らせがくるかどうかは、まだ分からん。
先月尼から届いたジューコフのソナタ全集聴いているけれどいいな(10%offで\800) アシュケとアムランの全集はいまいちだったので、やっと納得の演奏に出会えた ただMelodiya音質だけが残念、音質が良くて納得の全集ってないのかな
聴きすぎてもう誰の演奏が良いんだかわからなくなってきた。助けてくれ〜
>>734 そんな君にアムランによるソラブジのソナタ1番を。
オールソンのエチュード集聴いたことある人いる?
オールソンのエチュード集はNMLで全曲聴けるよ オレは会員なので聴こうと思えば聴けるのだが オールソンが好きでないのでまだ聴いていない
レットベリの全集が安くなったよ!
おおHMV-ONLINEで\5,400だね レットベリのスクリャービン全集は安定感があってお勧めできる 2〜3年前の発売当初わたしは\4,200ぐらいで買ったような記憶があるな
レットベリのスクリャービン全集は 現在米尼マケプレで$21.99+送料(¥2400ほど)です。 とても気持ちの良い演奏で気に入りました。 マリアたん、ジャケ写ではゲゲゲのねえちゃんですが DVDでは普通のかわい子ちゃんでしたね。
740 :
名無しの笛の踊り :2011/06/18(土) 19:58:07.61 ID:RvrdOr7g
>>735 オールソンのエチュードなら買った。感想は特にないw
つまり非難すべき点がないほど巧く弾けていて、
だがそこに新しい発見があるような斬新さはない、ということだが。
マガロフの方が面白いかな。かといってマガロフのは老人特有の技術的甘さがあってこっちもオススメなわけではない。
Amazon,HMV,タワレコ…etc 大型CD店★総合スレ28
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/classical/1305413299/ このスレでこんなやりとりがありました
809 :名無しの笛の踊り:2011/06/17(金) 10:07:20.22 ID:srLEUIpC
カスケードの40枚組に入ってたVitalij Margulisって人のスクリャービン聴いてるけど
これって結構いいと思うけど、おまいら的にはどんくらいの評価?
ってか聴かれてるのかな?この人
815 :名無しの笛の踊り:2011/06/17(金) 13:24:54.82 ID:ad+1jpE0
>>809 素晴らしい目の付け所です。レコーディングが非常にすくないのが残念。
ロシアンピアニズムの知られざる巨匠です。
去る5月下旬に亡くなられたことを知りました。。。合掌。。。
818 :名無しの笛の踊り:2011/06/17(金) 17:21:27.27 ID:/2AL2irr
>>815 >ロシアンピアニズムの知られざる巨匠です。
おおっ!そんなえらい人だったですか!
何度聴き返しても悪くないというかいいよなこれって思いながら楽しんでました。
今年5月に亡くなられたのですか。それはとても残念です。
カスケードの40枚組を大事にしますよ。
情報ありがとうございました。
841 :名無しの笛の踊り:2011/06/18(土) 08:39:27.16 ID:viqO1T40
>>818 もしよかったら過疎スクリャービンスレにお越しください。
742 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 :2011/06/22(水) 00:23:23.75 ID:7OSY7Oao
ソナタ3番の2楽章は後引くね 踊るボブサップみたいな曲だ
やっぱりデミジェンコの最高だな。 デミジェンコで全集録音しなかったのはHyperionの失態。
>>742 ソリャ、ヤットコヤットコ、ヤーッホホィ♪
745 :
名無しの笛の踊り :2011/07/03(日) 22:49:40.04 ID:/c1NAoen
おまいらピアノ曲のベスト5教えてくれ 俺は 1黒ミサ 2ソナタ10番 越えられない壁 3ソナタ4番 4ファンタジー 5ソナタ6番 ソナタ6以外は弾いた ソナタ8とか弾きこめば良さが滲み出てきそうだけどあれはかなり玄人向きだよな
746 :
名無しの笛の踊り :2011/07/03(日) 22:55:49.74 ID:/c1NAoen
ちなみに前期好きな曲はあるがソナタ123はいまいち良さがわからん 特に3 前期はプレリュードやエチュードのような小品に好きなのが多いな というかもっと生きてたらもっと凄い作品が生まれてきた気がする 後期は変位属和音を偏愛してるけど、かなり晩年だと色んな和音に挑戦して、さらに新しい語法への予兆みたいなんがあるし
747 :
名無しの笛の踊り :2011/07/04(月) 15:41:10.79 ID:ZRFyhHpo
1 ソナタ4 2 幻想曲 3 炎に向かって 4 エチュード嬰ハ短調45の5? 5 ソナタ10 くらいかな。どの時期の作品も好きだが、中期が最高。 最後のほうの小品もいい。ベルクやメシアンに近い曲もある。
748 :
745 :2011/07/04(月) 15:52:46.24 ID:Oqv48ido
最後らへんの小品は現代に片足突っ込んでるよな エチュードcis-mollってあのクソ難しそうなやつかな?
749 :
747 :2011/07/04(月) 22:51:48.72 ID:Qy4A1Vxk
>>748 すみません、作品42の5でしたね。ホロヴィッツの演奏が好きです。
そう、あのクソ難しいやつ。でも、長調の第2主題が素晴らしい。
なんか遠いあこがれを表現してるような。これは幻想曲の第2主題もそう。
1:ソナタ第8番 2:焔に向かって 3:ソナタ第3番 4:マズルカ風即興曲 5:悲劇的詩曲 この辺りは鉄板かな 後は時期によってはまったり、好みから外れたりだなぁ スクリャビンはピアニストによっても好きな曲が変わったりするから面白いよね
751 :
名無しの笛の踊り :2011/07/04(月) 23:32:49.79 ID:Qy4A1Vxk
本当は法悦の詩が彼の曲で一番好きなんだけど、ピアノ使ってないから対象外
ところで「法悦の詩」は、やっぱり「ほうえつのし」って読むの?
753 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 01:49:07.19 ID:2CS/w5AJ
ソナタの6,7,8は良く分からない・・
>>745 さんは弾いちゃうの?
スゴイね。
3,4,5,9番が好きだ。
754 :
745 :2011/07/05(火) 02:24:23.38 ID:2SPs8sFw
>>749 遠い憧れねえ・・・スクリャービンは後期は確実に病気だけど
前期からも独特の退廃的なものを感じる
ラフマニノフと決定的な違いの一つかも
>>750 ソナタ八番がNo.1とはマニアックですね><
>>751 交響曲だと自分はやっぱプロメテが好きです
>>752 ほうえつのし
で合ってます
法悦=エクスタシー
>>753 黒ミサはやばすぎる
背徳・甘美・毒・邪教・本能て感じ
755 :
745 :2011/07/05(火) 02:39:29.98 ID:2SPs8sFw
ソナタ10番は知ってる人も多いと思うけど大地やら自然のざわめき、昆虫のざわめきやら昆虫のセックスやらがテーマだそうです(;´Д`)オエー 副題は「昆虫ソナタ」だとかwwww 9番のどす黒さと対照的に生命感に溢れてて「明るい」曲だと思う だからというわけじゃないけど6〜10では意外と聴きやすい部類かと
756 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 12:46:52.93 ID:9d89NbZR
>>754 前期の彼は、確かに退廃的なものも忍び寄ってはきてたけど、
それよりも暗さと情熱、あこがれといった感情表現がかなりストレートに
見えるように感じます。
ショパンの表現を更に振幅をおおきくしたような。
そして、徐々にではあるが確実に悪魔的神秘的要素が忍び寄ってくる。
中期のソナタ5なんかは、悪魔的なところと、ロマン派的ところの交替が特に
1つの曲のなかで激しくかんじるなあ。そこが魅力。
4番と法悦は、それよりはだいぶ明るい。ていうか、この曲ほど暗さと無縁の
曲はないんじゃないかと思うほど。1楽章冒頭のアンニュイで茫漠とした
なかから立ち上がる美しい和声はたまらない。
法悦も5番ソナタよりは明快だが、くねくね怪しいヴァイオリンの旋律と
果てを知らない金管のたがのはずれたような盛り上がりは確かに催淫作用
ん感じますね。ピアノでできないことを、この曲で極限までやりつくしたような
ところがある。
プロメテのほうが、よほどお行儀がよいような。
757 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 12:49:04.91 ID:9d89NbZR
すいません。4番と法悦は、と書いてるけど、これは 「4番は、」にしてください。
758 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 18:30:39.46 ID:+cItnySS
スケート界のホープ、羽生結弦(はにゅうゆづる)君が 来シーズンのプロに選んだ曲がScriabin Etude op.8-12 「悲愴」とのこと
760 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 22:39:48.36 ID:9d89NbZR
>>759 あの曲、悲愴っていうの?
どっちかっていうと、ショパンのエチュードとの類似から
革命かと思ってた。
761 :
745 :2011/07/05(火) 23:21:25.23 ID:2SPs8sFw
>>756 >前期の彼は、確かに退廃的なものも忍び寄ってはきてたけど、
それよりも暗さと情熱、あこがれといった感情表現がかなりストレートに
見えるように感じます。
そうですね、ストレートにはそんな感じですね。
自分が言ったのはその内部に退廃的なものを感じるということです。言葉足らずですいません。
4番は太陽がテーマのようで、おっしゃる通りきらびやかさ全開。
中期はまだ不協和度も少ないですし。
法悦とプロメテでは、まあテーマが
法悦=エクスタシー(えっちな意味をかなり含む)
プロメテウス=人間に火を与えた反逆者
だし比べればまだ「お行儀がいい」のでしょう。
まあただ反逆者であり異端ですからキリスト教やらの音楽から比べれば邪なのかも。宗教とかあんま詳しくないので自信はあまりない。。。
762 :
745 :2011/07/05(火) 23:23:16.36 ID:2SPs8sFw
悲愴で合ってます。 ショパンの革命をだいぶパクってるのも事実。 つーかミーハー>< あの曲そんなにいいかなあ
764 :
名無しの笛の踊り :2011/07/06(水) 14:40:46.40 ID:Ke4emf+Y
>>763 そこまではちょっとねぇ。
ただ、「革命」がなかったら絶対に生まれなかった曲だと思うのと、
「革命」程度には知られても不思議はない曲だとは思う
765 :
名無しの笛の踊り :2011/07/09(土) 23:52:27.26 ID:VI+W0yye
自分、厨ニ病治ったから ショパンの革命いいと思うようになった。 厨にはわからない。
766 :
745 :2011/07/10(日) 03:23:18.46 ID:97ltXBig
>>765 参考にします
スクリャービンの持つ色彩感を受け継いでいるor受け継いでいるように聞こえる、もしくは似ている作曲家は誰がいるだろう
シマノフスキ、メシアン、武満あたりは臭いを感じるけど
767 :
:2011/07/10(日) 03:46:33.29 ID:M1T9N5Db
Samuil Feinberg (作曲家として) とか Nikolai Roslavets
768 :
名無しの笛の踊り :2011/07/10(日) 06:01:10.53 ID:xBhhfaOX
>>766 >>767 シマノフスキは年代的にいっても初期はまだスクリャービンをしらなかった
のかもしれないが、中期はもろに直接影響を受ける。
ただしそれはあくまで音組織の話で、シマノフスキのほうがさらっとした
印象がある。
その後再び違う世界に離れていく。ロスラヴェツはこれはもう直系の弟子
みたいなもの。
メシアンは音組織そのものも、システマティックに官能を表現する思想も
相当彼に近いはずなんだけど、ご本人は影響をひていしてるんだよね。
武満はメシアンに影響されてるのであって、スクリャービンからは少しとおいかな。
パステルナークの書いた音楽ってのが出てるけど あれは影響がもろだね。まあ弟子だから当然か。
771 :
名無しの笛の踊り :2011/07/10(日) 12:31:45.11 ID:xBhhfaOX
>>770 そりゃ、そこに出てくる作曲家のうち何人かはロシア・アヴァンギャルドと呼ばれて革命直後のロシアに前衛音楽サークル作ってた人たちで、彼らの兄貴分がスクリャービンだもの。
773 :
名無しの笛の踊り :2011/07/10(日) 14:04:22.97 ID:xBhhfaOX
>>772 こりゃ失礼。
スクリャービンの作風に一番近い作曲家は、実は彼の息子だと思う。
774 :
名無しの笛の踊り :2011/07/12(火) 06:28:29.03 ID:jL7bsEFK
>>768 そう、シマノフスキはスクリャービンよりはさらっとした印象。だからやっぱスクリャービンのが好き。
メシアンが否定してるのは知ってるけど、どうしても近さを感じる。だからそれに影響された武満も感じる。
あ
すまん。。規制でしばらく書き込みができなかったんだが、確かめるつもりで書き込んだら確認画面出ずに書き込まれてしまった。
俺も
>>767 に同意。
feinbergが一番スクリャービンの強い影響を感じる。
実際スクリャービンの信奉者でもあったし、作曲家としてだけではなくて、スクリャービンの演奏家としても特筆すべき人物。
あと
>>745 に亀レス。
1.ソナタ8番
2.詩曲夜想曲
3.幻想曲
4.9つのマズルカOp25
5.ソナタ9番
こんなところ。まああえて選ぶとしたら、だけど。
>>745 は9番が最も好きなんだね。
なら、知ってるかもしれないけどゲオルグ・ハースって作曲家の管弦楽編曲版も聴いてみるとおもしろいかもよ。
777 :
名無しの笛の踊り :2011/07/29(金) 00:19:36.94 ID:1bsIPb6b
最近交響曲全集を買った。 プロメテ、いい曲だと思ったけど どれが第1・第2主題でどっから展開部でどっから再現部か聴いても全然わからん… wikiによると一応ソナタ形式らしいけど細かい解説が載っているとが見当たらないので誰か教えてくだしあ><
たー、たー、たー、、 た たーたーたー たー、 たたー!! が第1主題でしょ。
779 :
名無しの笛の踊り :2011/07/31(日) 17:55:32.63 ID:NDE6uA8L
784 :
名無しの笛の踊り :2011/10/10(月) 19:25:52.38 ID:RENw7jyc
なんで止まってんの?
>>784 ちょっと飽きたのとジューコフが来なかったし
786 :
名無しの笛の踊り :2011/10/10(月) 20:18:49.33 ID:2ULiMp9V
ブルマラはCDでも十分わかるけど、法悦の詩だけは生演奏でないといけませんよ。
スクリャービンは基本的に初夏〜夏場の音楽だと思う 秋が深まるにつれ聴かなくなる音楽だよねぇ
788 :
名無しの笛の踊り :2011/10/10(月) 23:42:38.71 ID:JviLj3BR
冬の星座のイメージ
ソナタの2,4,5と至高だろ 5が完璧に演奏できる奴が名人
790 :
名無しの笛の踊り :2011/10/11(火) 19:44:00.01 ID:SQ4r1mIF
ああ俺も冬の星座のイメージきらきらして美しいオーロラが
5はガヴリリュクが上手で驚いた
おれも冬の日の穏やかな日だなぁ
↑我ながら変な文だな....まぁいいか
交響曲2番のラスト付近は、暑苦しいオッサンの雰囲気だね
夜っぽい怪しげな響きというとシマノフスキが浮かぶけど、 スクリャービンとも微妙に違うというか…。
俺のイメージだと、シマノフスキは夜のざわめきで スクリャービンは白昼夢だな そういや、鳴り物入りでリリースされたのに、誰も言及しないウゴルスキの感想はなんかないの?
それってウゴルスキのソナタ全集のこと?
夜の音楽というと、バルトークのピアノにそんなのあるけど、 スクリャービン聴いてると、リズムがちょっとバルトークっぽく聴こえるところが。
>>797 そう、ウゴルスキのソナタ全集
感想を参考にして買うか買わないか決めようと思ってたら全く出てこなくて、
気がついたらジューコフの再発買ってたってオチ
800 :
797 :2011/10/16(日) 04:35:25.28 ID:llkV7ijj
>>799 オレはNML(NAXOS MUSIC LIBRARY)の会員なのだが、
たまたまウゴルスキのソナタ全集を出している CAvi-musicというレーベルがNMLと提携していたので、
10曲全部聴くことができたよ。
以下はあくまでもオレの印象に過ぎないが、今回のソナタ全集は、
2000年頃に発売されたソナタ#2,3,5,9を収録したウゴのCD(ドイツ・グラモフォン)と同様、
非常に丁寧な演奏ではあるがテンポがかなりゆったりめで、あまり好きになれなかった。
そして貴殿同様オレもジューコフの再発(1971録音)を買ったが、これはかなり気に入っている。
ちなみにジューコフが10年位前に録音した2回目のソナタ全集もNMLで聴くことができたのだが、
もうこれは自己解釈の行き過ぎで、全曲とも極端に言えば原型をとどめていないような感じ。
と言うことで、ジューコフの再発買った貴殿は結果的に得をしたようにオレは感じているよ。
最後になったが、オレは一箇月¥1,890也の会員費を払っているので、
ウゴルスキのソナタ全集もジューコフの2回目のソナタ全集も、
一応こっそりダウンロードして外付けHDの中に格納している。
我ながら実にセコい人間だと思っている…orz
>>800 サンクス
一応、タワレコで軽く試聴はしたんだけど、丁寧…以外に何の言葉も思い浮かばない感じで
イマイチ魅力を感じなかったから様子見してたんだけど、そんなもんか
ナクソス会員だとウゴルスキもジューコフ新も聴けるのは羨ましいなw
スクリャービンは弾く人によって同じ曲なのに印象が全然違ってくるから、新譜はちょっとした賭けになるんだよなぁ
割とマイナーな作曲家だからか、大体がフルプライスになるし
ちょっとけち臭い話だけどw
スクリャービンのAAってないの?誰か作って
エレーナ・リヒテルのソナタ全集はどうですか?
最後のピアノ発表会スクリャービン弾くことになった 譜読み苦手だから幻想ソナタの譜面みて爆死した
813 :
名無しの笛の踊り :2011/12/15(木) 00:03:07.03 ID:5eRFphlo
>>796 うん。
交響曲第4番法悦の詩は
白昼夢のエクスタシーって感じだね。
うねりくる快楽。。。
814 :
名無しの笛の踊り :2011/12/19(月) 21:36:05.08 ID:2AGpo51Z
ジューコフのソナタ、音がこもってるな まあロシアだからしょうがないか
816 :
名無しの笛の踊り :2012/02/17(金) 01:48:39.44 ID:LfngnbR2
保守
ショーン・チェン(中国系?アメリカ人ピアニスト)
http://www.youtube.com/watch?v=kAkyizu69s0&fmt=18 昨年ソウルで行われたピアノコンクールで演奏した《第4番》
完成度が凄い。
第1主題はアシュケナージなどの有名ピアニストでもミスタッチを恐れて
おっかなびっくりという感じで演奏するのに、思いきって打鍵をして、
ミスもしてないし音が濁ったり潰れたりリズムが崩れたりもしていない。
音質の割に画質が悪いのではっきり分からないのだが、背丈もあるし、
大きな手に長い指という、いわゆる「ラフマニノフの手」を持っているようなので、
ピアニストとしては非常に理想的な体に恵まれたのかもしれない。
再現部〜コーダの和音連打なんて、キーを打つというより、さすってるようにしか見えない。
手首の柔軟性や手指の敏捷性にも恵まれているのかも。
もしかすると、この曲のベストの演奏かもしれない。
ちなみにYoutubeではMaria Lettbergで検索してみて。
この女性ピアニストのスクリャービンの録音がまとまってアップされてる。
ソナタ、詩曲、即興曲、その他の小品集。
リンクしたのをきっかけに削除されるとまずいので、URLは一々貼らない。
作品57の《舞い踊る愛撫》は、余りに大胆な解釈で初めて聞いた時は「え?」と思った。
それにスピード感も濃厚。
譜面に忠実なクールな演奏というよりは、情熱と霊感に導かれた演奏で、
好き嫌いに分かれそうではある。
818 :
名無しの笛の踊り :2012/03/23(金) 20:25:21.60 ID:hBJazCl8
>>817 ソナタ、最初にちゃんと第二楽章の感想だとことわること!
Lettbergって数年前にスクリャビンのピアノ作品全集出した奴だっけ 買おうかどうしようか考えてるうちに店から消えたんだよね 聴いてみたけど霊感に引っ張られた演奏かなぁ 毒気が無いし、奇をてらってるように見えて実は一本調子な演奏に聞こえた
821 :
名無しの笛の踊り :2012/04/10(火) 22:07:15.91 ID:uzewZRKD
ソナタ4番のお勧めCDは何でしょうか? 教えて下さい。
エクスタシーの意味も知らずに、スクリャービンを語るんじゃねえよ。
826 :
名無しの笛の踊り :2012/05/18(金) 22:14:58.80 ID:x21Fc3dZ
>>825 セックスの興奮、でいいんですよね?
セックス興奮、ですよね?
827 :
名無しの笛の踊り :2012/05/18(金) 22:38:47.82 ID:7Dd67Z06
エクスタシはセロトニンの作用なのに ドパミンと間違えてる変態多過ぎ
交響曲第1番、お勧めの演奏は?
829 :
名無しの笛の踊り :2012/05/19(土) 00:44:08.96 ID:vRZkZ3AH
キーシンのソナタ5番聴いたことある人いる? どんな感じか教えて欲しいんだけど。
831 :
830 :2012/05/19(土) 16:29:30.36 ID:Z14xQa5b
勘違いだった 5番弾いてないのか彼は。
キーシンは近現代は弾かないだろうな。3番はいいよ。
>>832 それ前もどっかで聞いたんだけど、何故なの?
キーシンが近現代弾かないって… スクリャービンもプロコフィエフも、ドビュッシーとかだって弾いてるじゃん
ペトルーシュカも弾いてるお
>>829 ゴロワノフの演奏は、録音が古くて、音質が悪いということは無いの?
最近の他の演奏で、ゴロワノフの演奏を超えるものは出ていないの?
837 :
名無しの笛の踊り :2012/05/20(日) 20:26:44.10 ID:j/SWSJMf
神秘主義を心から満喫するには薬物使用しかないと聞いたが。
薬物って神秘でも何でもないでしょ
ヒッピー世代が正当化しようとして散々理屈を捏ねたお蔭で 誤解してる人いるけど麻薬は”〜した”気になるだけだよ 頭が冴えた気になるし、インスピレーションが湧いた気になるけど、 画家が本当にLSD使って描いた絵を見ればサイケデリックでもなんでもなくて、 子供の落書き以下になってるのがいい例 自分のコントロールを手放してまで神秘体験っぽい疑似体験をしたいって言うなら別に止めないけど そんな神秘に意味あんのかって話
スクリャービンは日本のアカデミズムが過大評価。 機能和声崩壊、ロシア象徴主義や神智学との融合など、 阿呆な学者どもがスクリャービンの誇大妄想に 御大層な講釈をつけたからな。 ありゃ、単なるラリ野郎だから 発言の辻妻が全然あってないし、 書き下ろしの詩は下手くそだし、 歌曲を1曲しか書けないヘタレだったし、 第一、高い評価を受けてる後期の音楽が ちっとも綺麗じゃねえ。 異論は認めるがな。
中後期のピアノはきれいだよ。 ほかの器楽曲はきかんけど。
「機能和声崩壊、ロシア象徴主義や神智学との融合」を指摘したのは日本のアカデミズムなの?
843 :
名無しの笛の踊り :2012/05/21(月) 23:38:16.39 ID:13jwZO2l
>>836 ゴロワノフは音質ははっきり言って悪い。まあ、そこがかえって迫力を増す結果になってると俺なんかは思うんだけど。
まともな音質でということならやっぱりスヴェトラーノフかな?スヴェトラの録音は結構沢山あるから、どれが一番とはよう言わんが。
>>843 情報39!参考になりました。
スヴェトラーノフの新しい音質の良い録音を探して、聴いてみます。
845 :
スクオ :2012/05/24(木) 20:07:46.72 ID:EaDeU89V
>>840 自分が理解できないからと言って、スクリャービンを批判するのはやめましょう。
それに神秘主義へ傾倒した事、それに基づく独自の和声を生み出している事も学者の講釈とかでなく、紛れもない事実だから。笑
846 :
スクオ :2012/05/24(木) 20:11:28.19 ID:EaDeU89V
847 :
スクオ :2012/05/24(木) 20:14:19.26 ID:EaDeU89V
エクスタシーはいわゆる「脱我」のこと。 スクリャービンの音楽をエロいとか言ってる奴は自分は無知ですと宣言しているようなものだから恥ずかしいよ。
スクリャービンの音楽はエロい
エロいと官能的は似ているようで違う
俺が思うに、官能とは死から生へと新たに変化する時の恍惚。
スクリャービンの官能がエロとは違うとは言えないし、
かと言ってエロだけでもない。そのエロは官能に含まれ、官能は恍惚に含まれる。
恍惚は、世界の肯定である。
>>840 日本のアカデミズムで過大評価だったら、アメリカ、フランスでの評価は超が100個付く過大評価だぞ。
ことその2つの国では、それこそベートーヴェン級の天才扱いだぞ。
俺はそれは正しいと思ってるがな。異論は認める。
851 :
スクオ :2012/05/25(金) 17:52:44.71 ID:/dq0EaBK
まず、スクリャービンを官能的だと考えてる事が間違ってる。poem of ecstasyと聞いて、ecstasyを官能的だと捉えてるんだろうが、実際ecstasyは神秘主義者が誰でも体験している「脱我」体験の事で、官能的だとか、エロいだとか、そう言う話とは無関係。
無関係かどうかは聴いてる本人が感じること
853 :
名無しの笛の踊り :2012/05/25(金) 18:17:54.07 ID:EsjrrSmE
>>851 2股掛けたスクリャービン知らないのかwwwww
昆虫のSEX
855 :
スクオ :2012/05/25(金) 18:50:10.15 ID:/dq0EaBK
>>853 はい?二股だけで官能的になるんなら大抵の作曲家は官能的だね。笑
スクオさんの言っていることはある程度共感できるんだけど、 脱我と官能を完全に分離して考える必要はないと俺は今は思っている。 昔は分けて考えていたんだけどね。 官能は現在の存在を直感的に肯定するための道具なんだと思う。 そこには涅槃や脱我の元になる要素も含まれていると思うんだよな。 神聖と悪徳なんか分けずに、全て飲み込んだ上での存在(宇宙)の肯定。 そこにスクリャービンが見た神秘と恍惚の世界があるんだと思うが、 もちろん俺個人の意見。色々な意見があるとは思う。
857 :
スクオ :2012/05/25(金) 21:45:54.13 ID:pJZoF81Y
>>856 脱我に官能の要素があるかどうかというのは、思想の話になるからまた話が別になるね。そもそもスクリャービンを語る上で何処から官能と言う言葉が出てくるんだ?エクスタシーの和訳に過ぎないんだよ。
スクリャービンに関するエクスタシーは、脱我の事なんだと言うことを分かっていない奴が多すぎる。そんな奴らがスクリャービンを語ろうとする。これは大問題だと思わない?
858 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 00:28:46.68 ID:Cn5Pi8lC
>>857 あれこれ言ってもスクリャービンの中期以降の曲はやはり聴いていて
エッチだよ。
>>854 がさり気なく書いてる昆虫のセックスというのは、スクリャービン
自身がピアノソナタ10番の再現部直前の痙攣のようなトリルについて
語った言葉だし、曲名や発想記号にいくつも愛撫という言葉も
使ってるし。
859 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 00:36:44.25 ID:Cn5Pi8lC
>>857 エクスタシーが官能と訳すのはスクリャービンの意図ではないと
いうけど、もっと客観的に曲そのものが淫らな雰囲気をたたえてる。
ロシアで法悦の詩が演奏禁止になった理由が、催淫作用があるから
という話の真偽はよく知らないが、そういう話が出ても不思議でない。
>>857 まあ解釈ってのはたくさんあって良いと思う。
間違った解釈があるってのは、良いこととは言えないけど、
少なくとも興味を持たれないよりはましだよ。
ショパンじゃねえけど、「曲の意味は聴く人の数だけある」ってのが、芸術の本質だと思う。
作品ってのはオーディエンスがあって初めて完成する。
安易にエロいなどと、淫らな表現につなげるのが許せないって気持ちはわかるんだけど、
そういう表現も好意的であって、作品を肯定する気持ちから言っている人が多いと思うよ。
>>859 さんが言っているので思い出したんだけど、スクリャービン自身も「性的快楽」について、
自分の音楽と絡めて語っていた気がする。記憶が曖昧で、どの文献だったか覚えてなくて申し訳ないんだけどね。
>>840 さんは「綺麗」という極めて主観的な要素をまるで他人全てに適用できるかのように語っているけど、
「官能」を感じるのも聴いた人の主観でしかないんだから、その感覚自体を客観的に語ることなんかできない。
それこそ、綺麗なんて文化や人種や時代が違えば変わってしまうんだから。
それゆえに、言葉に捉われ、言葉そのものを嫌悪する必要はない。
あと性的な快楽が俗悪で、精神的な恍惚が神聖だなんて考える必要はないし、
スクリャービン自身そんなこと全く思っちゃいなかったと思うよ。
特に若いとね、分けたがる傾向があるんだけどね。
昆虫を「太陽の接吻」と表現したスクリャービンが、精神でしか到達できない恍惚だけを肯定して、
肉体でしか感じることのできない恍惚を否定するとはとても思えない。ま、これは個人的意見だけどね。
861 :
スクオ :2012/05/26(土) 06:55:16.86 ID:nOi9S0Ij
>>860 勿論、解釈は沢山あって良い。それが音楽芸術の醍醐味だからね。しかしスクリャービンについて正しく深く理解した上でそう解釈するのは自由だけれども、
859のように演奏標語に「愛撫」とあるからただエロいと考えるのが安易だと言う事。特に和訳でその意味を考えようとするなんてもってのほか。
確かに広義に性的な快楽が俗悪だと考える必要は何処にもない。しかし、スクリャービンにおいては、それはとんだ的外れな考えになる。
神秘主義の世界では肉体と魂(精神)を完全に切り離して考える。その結果、自我の必要性がなくなり、高次元の精神世界では特に肉体なんてものは意味を持たなくなくなるんだよ。つまり、そこに肉体の快楽は存在しない。
昆虫が太陽と接吻するなんてのはまさに高次元の話。そこでは「昆虫」と言う規定さえも無くなり太陽(神)と同等であると言う話。
こういった事が完全に理解出来て、それでもなお自身の解釈によりエロと結びつけるならそれは自由。
862 :
スクオ :2012/05/26(土) 07:03:37.20 ID:nOi9S0Ij
理解なくして解釈は出来ない。
863 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 07:35:08.44 ID:Cn5Pi8lC
>>861 貴殿はなぜことさら性愛から離れて解釈せよと強調するのか。
作品57の2曲のタイトルは、
Desir, Caresse danseeだが、これらのタイトルに性的意味がないと
解釈するのはおかしいし、なにより曲を聴けばスクリャービンが
これらの曲に何をこめたかは明らかだと思う。
864 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 07:52:16.57 ID:0UvcPbhS
865 :
スクオ :2012/05/26(土) 08:58:46.19 ID:Ipd//C0a
>>863 君がその二曲に性的意味があると解釈するのは、如何なる理解に基づくものであるのか、その根拠を示して下さい。どういう思考の過程を辿ればそういう的外れな解釈に至るのか、むしろ興味深い。
この二曲は神秘主義における第一段階「浄化」の実践を試みる自身の内面的葛藤を描写した典型的なもの、だとするのが適切な理解からくる解釈。
NGに突っ込んじゃえばいいと思うよ、一人で延々と脱我について語らせとけばいい 自分がどう聴くのかと人がどう聴くのかは関係ないのに、それを大問題と言う奴に話が通じるわけがない
867 :
スクオ :2012/05/26(土) 11:56:05.71 ID:Ipd//C0a
作曲家が表現せんとしたことを無視して、自分の勝手な解釈だけ述べるのは大問題。 君らは演奏しないのかもしれないが、演奏者がある作曲家の曲を演奏する時、作曲家についての深い理解と敬意を持たなければ、それは大問題。
868 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 12:25:27.30 ID:0UvcPbhS
ID:Ipd//C0a が車に轢かれて即死にますように!
869 :
スクオ :2012/05/26(土) 12:45:18.43 ID:Ipd//C0a
↑見たまえ、意見を言う事も出来ない無知の極みがここにいるよ。笑
870 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 12:57:57.28 ID:Cn5Pi8lC
>>865 まず、これら2つのタイトルがどのような意味を持つか。
désirは、欲望、希望、願望。〜したいという気持ち、などだけど、この場合は
端的に欲望と訳すのがいいだろう。
また、caresseについては、これはもう愛撫。
曲を聴いた感じでものを言っても納得してもらえないようなので、この「欲望」
を解説した岡田敦子氏(スクリャービンの研究家)の文章をあげると、
<<欲望>>という類例のない表題は、神秘思想というよりエロティックな世界に
関連して着想されたものであろう。喘ぐようになんども上行する音形は、
すでに旋律としてのまとまりが解体されている。
となっている。ま、貴殿は他の研究者がどのように言おうと、スクリャービン
の音楽思想には性的なものは微塵もないとでもいうのでしょうけれど。
ちなみに、メシアンはスクリャービンの後継者的側面は大きいと思ってます。
すなわち、システマティックに官能を表現すること、性的なものと宗教的なも
のとが不可分渾然一体となっていること、などなど。
いかがでしょうか?
>>868 みたいな煽りは馬鹿だし、反応する必要もない。
だがスクオも自重したほうがいい。
大問題と言っているが、それほど問題ではない。
演奏者の話をしているが、ここにいるほとんどの人は演奏家などではない。
また、スクリャービンを語る人間のほとんども演奏家などではない。
愛好家でしかなく、学者ですらない。
オーディエンスが作品を鑑賞し好意的に捉え、自分の感じたことを表現することは、
むしろそれだけで作者への敬意と考えることができるし、
オーディエンスへ演奏を提供する演奏家や、研究し論文を発表する学者とは違い、
解釈に誤謬があったところで他人に悪影響などほとんどない。
なぜなら彼らの語りに影響力などないのだから。
むしろ「ほほう、その作曲家面白そうだね。」と、周囲の人間にファンを増やす良い要素にもなりえる。
スクオさんが研究者で演奏家なのはわかったし、そういう人種において「正しい解釈」というのはとても大切なことも同意する。
だがそれはそういう人種の仕事であって、黙ってその道を突き進めば良いこと。
伝統工芸の職人に言わせりゃ「ここの部分にはこういう仕事が使われていて、こういう細工があり、本来の意味はこうで、、」
などという事実があるんだろうが、客はそこまで考えて買っているわけではないし、
「良いなあ!」と、単純に思ったから使い続ける。それでいいんだ。
それを黙って許し、ただ職人はそれにも関わらずさらに道を極め続ける。
それがプロってもんだよ。「どうですか、ここにはこんな努力が使われていて、こんなにもすごい!」
といちいちオーディエンスに説明するのは、プロじゃなくてアマだ。
スクオさんもプロ意識があるなら、もっと寛容になっていいと思う。
872 :
スクオ :2012/05/26(土) 14:15:27.61 ID:nOi9S0Ij
>>870 誰が単語の和訳を教えてくれと言った?笑
俺が言いたいのはスクリャービンにおけるDesir, Caresse danseeが何を意味するかと言う事だよ。
なんだ、君がスクリャービンをエロティックだと解釈するのは、ただ岡田敦子がそう言ってるからというだけのことか。
岡田敦子はスクリャービンの研究家でも何でもない。スクリャービンを研究するには神秘思想への理解が充分に成されていないといけない。
岡田敦子のように多少でも影響力のある人間がスクリャービンをエロい音楽だと評する事は良くあるが、だからこそ大問題なんだよ。君ように、自発的に研究しようとしない人間が真に受けて鵜呑みにしてしまうから。
873 :
スクオ :2012/05/26(土) 14:17:47.18 ID:nOi9S0Ij
>>871 君の言ってる事は正しい部分もある。確かに、ヨーロッパでは聴衆が演奏家を育てるとまで言われる。
それは聴衆が聴く耳を持っているから。聴く耳とはその作品に対する適切な理解をしているという事。だからこそ彼らの意見が演奏家を育てる事になり得る。
ところが、聴衆が間違った解釈を持ち尚且つそれが正しいと思い込んでいて、堂々と意見を述べていたらどうだろう。これは大問題である。
例えば極端な例をあげると、ベートーヴェンの音楽をポップス音楽だと勘違いしている聴衆がいるとする。
彼はコンサートに足を運び、ポップスのように演奏していないピアニストに対し悪評を下すだろう。このような人間が増えてしまったら、大問題だと思わんかい?
>>873 うーん。。
でもヨーロッパ人って自己主張が強いから、けっこう好き放題自分の意見を言うよ。
音楽に限ったことじゃなくて、絵画なんかもでもそうだけど。
なんの研究もしていない人が、自分の感じたことを好き放題。
「これは少女が夢見る情熱を体現したものだわ!」とか、
「作曲者そんなこと全く言ってねえよ」ってことを平気で人に堂々と言う。
ただ、自分自身でものを考えるという良い性質を持っているから、
誰も他人の意見に惑わされずに、自分で考えて結論を出す。
色々な意見が出てくるからこそ、1つの意見に左右されにくい。
日本人は他人の言うことを基準に物を考え、自分で考えてみる習慣が希薄な人が多いよね。
そういう意味ではスクオさんの「大問題」って発言もわかる気がするが、
しかしそれは「個人それぞれの意見」が全然出てこない社会だからこそ出来てしまった習慣じゃないのかな?
だとしたら、個人それぞれの意見っていうのは、増えていいと俺は思うんだ。
これは音楽に限ったことじゃない。
「正解は1つではない。それぞれの見解を壊してしまうから、私は言わないでおくよ。」
と、曲の意味を問われても答えたがらなかったショパンの態度こそ、芸術家としての理想系だと思うな。
無論、後世の研究者や演奏家は「これが正しい!」「あれが正しい!」と言い合うんだけど、
それは「大問題」なんじゃなくて、むしろ好ましいことなんじゃないかい。
そういった議論と自己主張がいつまでも続く文化だからこそ、欧米の聴衆の耳はそれぞれ、優れているのかもしれないよ。
「偉い人が言っているからそうなんだろう。」と自分で考えもせず、定説を信奉してしまう日本人の態度のほうが大問題だと思う。
いい加減面倒くさいな 例えあなたの言うことがあなたの中で絶対的に正しかろうとここでねちねちとこんなことしててもただの荒らしにしかならないよ ここはスクリャービンの音楽が好きだ、興味ある、って人がなんとなく集まって各々好きなようにイメージやら曲の感想を言い合って娯楽程度に楽しむとこだろ 音楽大学の研究室でもなんでもない。 そんなに他人の見解をいちいち否定して自分の解釈が正しいと押し付けたいんだったら研究を突き詰めて本でも出せばいいよ そうしたら演奏家を目指す人間には大変助かる良書としてスクリャービンを知るスタンダードになるかもしれない それこそアマチュアには参考、楽しい読み物、程度にしかならないと思うけどね
876 :
スクオ :2012/05/26(土) 15:10:46.19 ID:nOi9S0Ij
あ、そう。じゃあこの話は終わりで。 最後に、ショパンとスクリャービンを同じ土俵で考えるのは間違ってる。スクリャービンが表現しようとしたものは、誰が何と言おうとハッキリしているんだよ。よってスクリャービンが「何を」表現しようとしたかと言う議論は成り立たない。 スクリャービンの音楽が好きなのはいいけどね、好きなら作曲家の事を理解しようとするのが筋だと思うよ俺は。
877 :
スクオ :2012/05/26(土) 15:11:26.64 ID:nOi9S0Ij
あ、そう。じゃあこの話は終わりで。 最後に、ショパンとスクリャービンを同じ土俵で考えるのは間違ってる。スクリャービンが表現しようとしたものは、誰が何と言おうとハッキリしているんだよ。よってスクリャービンが「何を」表現しようとしたかと言う議論は成り立たない。 スクリャービンの音楽が好きなのはいいけどね、好きなら作曲家の事を理解しようとするのが筋だと思うよ俺は。
スクオ、おまえは正直めんどくさくて、他人に嫌われるタイプの人間だ。 だがそんなヤツこそ芸術家だったりする。 研究を続けることは応援するぞ。頑張れ。じゃあな。
スクオさんの好きな曲はなあに?
880 :
スクオ :2012/05/26(土) 17:15:02.60 ID:nOi9S0Ij
>>879 好きな曲ねぇ…
聴くのはピアノソナタ第9番
弾くのはベタにピアノソナタ第5番かな。
881 :
スクオ :2012/05/26(土) 17:28:02.48 ID:nOi9S0Ij
でも、結局最も惹かれるのはソナタ8番かなあ。まだまだこの曲に関しては到底理解出来てないから、好きだとは恐れ多くて言えないけどね。
私は初期も後記もピアノ曲も交響曲も大好きなので決められません。
後記× 後期○
スクオ君23歳以下だろう。いや、だからどうってわけではないんだけどな。
885 :
スクオ :2012/05/26(土) 19:20:08.35 ID:nOi9S0Ij
残念、23歳以上です!なぜ?
あそう、なら変わり者だな。 あんま深い意味はない。気にすんな。
887 :
スクオ :2012/05/26(土) 19:24:15.99 ID:nOi9S0Ij
ああ、あとピアノコンチェルトも良いよね!まるでショパンの曲だけど。
888 :
スクオ :2012/05/26(土) 19:25:20.67 ID:nOi9S0Ij
>>888 全部好きとも言えるが、あえて抜粋するならば。
ソナタ第8番、詩曲夜想曲、即興曲作品12−1、前奏曲Op39−1
ってところかな。
890 :
スクオ :2012/05/26(土) 19:42:40.70 ID:nOi9S0Ij
渋っ。君がスクリャービン好きなのが良く分かるよ。
ああ好きだ。曲の意味を思考して突き詰めていく姿勢はスクオ君に負けるが、 こと「好きだ」という感情においては俺も負ける気はしない。 いずれにしても、このヒゲは音楽史上類稀なる最高の天才の1人なんだ。
892 :
名無しの笛の踊り :2012/05/26(土) 20:01:07.95 ID:Cn5Pi8lC
>>872 870です。
なんだか散々の言われようだなあ。
まあ、いいや。
スクオ氏は、もうすこし客観的な資料を提出してほしいなと思います。
私は自分の聴いた印象に加え、タイトル、スクリャービン自身の
発言、他の研究者の出版物をあげていますが、貴殿はご自身の
見解のみに終始しています。
私は音楽分野てはないが、職業研究者てすし、ピアノ演奏もします。
御自身か他の方の論文なりなんなり引用なさるか、さもなくば
他者が納得できる論旨で(査読に通るレベルの)説明願います。
893 :
875 :2012/05/26(土) 20:09:37.94 ID:UaooPwpS
>>888 こういう話ならろむってて見てて楽しいよ(笑)
他人の好きな曲って結構気になるよねー
俺も9番からスクリャービンにハマってしばらく聴いて5番のカッコよさに気付いたからその2つのソナタが好きだ!
5番は最近練習し始めたけど、序奏のPresto後フェルマータをはさんで和音とGis音を出す箇所の緊張感たらないw
左手を抑えて弾いて右手のソ♯-レ♯-レ-ファ♯-レを思う通りに響かせられた時の高揚は凄まじい…
しばらくはそこばっかりが楽しくて何回も何回も弾いてたよww
て、こういうスレではないか
すまん。
894 :
スクオ :2012/05/26(土) 20:38:01.73 ID:nOi9S0Ij
>>892 研究者でしたか、それは失礼。
まあ、日本の研究者の大半は他の出版物や論文に追従的なだけで自発性はないから貴方のような思考になっても無理は無いね。ちなみに何の分野?
文献を挙げろと言われるとどれを勧めたら良いか迷うが、スクリャービンを理解する上で役に立つのはFaubion BowersのScriabin a biographyが良かったよ。そこからさらに理解を深めようとするならば自発的に神秘主義に関する書物を読み漁ればよい。
第5ソナタの展開部で第2主題が繰り返される箇所のアルペジオが駆け上がっていく様の美しさといったら…
896 :
スクオ :2012/05/26(土) 21:00:57.76 ID:nOi9S0Ij
>>891 まさに最高の天才の一人だね。それだけに若くして亡くなった事が悔やまれるね。
彼の表現せんとした事が完成されていたら、どんな音楽世界を生み出していたか興味深過ぎる。
>>893 あの部分の浮遊感は本当に良いねえ。
左手の音量を極力抑えて高倍音がよく響くようにすると良い音が出るよ。
決して打鍵を強くせずにね。
そうか、こういうスレでは無いんだな笑
>>894 スクオの主張の論拠はフォービアン・バワーズの伝記だけってこと?
892はオススメを知りたがってるんじゃないんだから
伝記以外に参考にしたものがあれば、それを示せばいいだけだよ
結局スクリャービンはエロでFAでいいんだろ? 日本人がどういおうが、海外のサイトでもだいたいeroticに絡めて解説している。 それが事実。
899 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 00:56:14.10 ID:+dsZ/eXI
>>858 キムチ悪い!まるでアムランを聴いた時のように背筋に悪寒が走った
それはおよそEとは対極
900 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 01:00:30.92 ID:+dsZ/eXI
日本人はエピキュロスを知らないから エロと絡めて解説しなきゃならなくなるんだな。 気持ち悪いよ、ほんと。四六時中その事しか頭にないのか?キモい。
>>900 エピキュリアンのエピキュロスだね
世界史か倫理でやってるから、本来の意味で「快楽主義」を
知ってる人は少なくないよ
エピキュロスの唱えた快楽主義って、学問とかの追求のしかただったけど
言葉どおりの快楽や享楽の意味に使われるのは
まさに西洋において始まったことだよね
というわけで最低限のことしか知らない日本人ですまないが
スクリャービンをエロに絡めるのはどうかと思う
間違った、スクリャービン だけ をエロと絡めるのはってことです
音楽それ自身が官能を含んでるからね
902 :
スクオ :2012/05/27(日) 07:51:19.77 ID:G09al6bo
>>897 ハッキリ言って参考にした文献なんか挙げ出したらキリが無い。だから分かりやすいオススメの本を一冊教えて挙げたんだけども、、。ただの伝記じゃない、内容は濃い。 読んでから文句を言いましょう。
903 :
スクオ :2012/05/27(日) 07:53:23.44 ID:G09al6bo
昨日から連続投稿ですか??って出て投稿出来なかったが、なぜ?
904 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 09:25:26.29 ID:ewpAmkYZ
>>894 専門は電子工学です。
スクリャービンの思想が神秘主義に彩られていることはもちろん
理解してるのだけど、それが性愛とは「無縁だ」とする根拠が
知りたいんだけどな。
Bowersの本はそういう、主張なのでしょうか?
905 :
スクオ :2012/05/27(日) 10:04:54.15 ID:G09al6bo
性愛と無縁だとは主張していないが、性愛を表現しているとも何処にも主張していない。 そもそもクラシック音楽自体がエロと密接なんだと考える演奏家(管楽器奏者に多い)は多々いるが、それと同じ感覚でスクリャービンの音楽を音楽というジャンルの上でエロいと言うなら、まだ百歩譲って許せない事も無い。俺が問題視しているのは、
906 :
スクオ :2012/05/27(日) 10:07:20.57 ID:G09al6bo
神秘主義思想を理解せずして、スクリャービンの思想そのものをエロだと思っている者が多いこと。 具体例を挙げるなら、poem of ecstasyと言う副題を見てこれはエロを表現した音楽だと思い込んでしまう者が多過ぎる事。 彼らの中ではスクリャービン=エロの音楽と言う構図が出来ている。これを問題視せずにいられる訳が無いだろう。
907 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 10:20:58.62 ID:ewpAmkYZ
大変失礼しました。先ほど「そういえばスクリャービンの本を1冊持ってたな」 と思い、書棚を見てみたら、Bowersの本、持ってました。 佐藤泰一というアマチュアが翻訳した日本語版です。 あまりに昔(1995年出版とある)読んだので、すっかり内容を忘れていた。 とても読みづらい本だったのを覚えてます。これから見返してみる。
908 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 10:28:12.68 ID:ewpAmkYZ
まだちょっと見ただけだけど、↑の本の「法悦の詩」に言及した箇所には かなり性愛に関する記述がありますよ。 「人と神が愛と性、創造と生殖を通じて解放に達する」とか、「精神的で束の間の 性行為」だとか。 ううむ……
909 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 10:31:35.04 ID:+dsZ/eXI
変態っぽいのはむしろドビュッシーだな。 スクリャービンはエクスタシーであり恍惚。 本人がどんなに自分の作品は変態だと主張してもそれはあまり感じない。 わからない人は自分がドパミン出してる時と セロトニン出してる時の違いを調べればいい。 スクリャービンのそれはセロトニンだ。
910 :
スクオ :2012/05/27(日) 10:42:30.64 ID:G09al6bo
>>908 和訳にもよるが…、それでも、その文を性愛と解釈するのは、神秘主義に対する理解が浅過ぎると言わざるを得ない。
911 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 10:44:43.27 ID:ewpAmkYZ
>>909 いや、やはりスクリャービンの音楽は段々とどこかが壊れちゃった
人の作品という印象になってくる。
ドビュッシーの曲はよほどまともに聞こえる。
スクリャービンは、初期の曲ではあれほど深い抒情をたたえた旋律
書いているのに、惜しげもなく悪魔に魂を売り渡してしまったような
感がある。でも、それでもすばらしい音楽だ。
調性でも無調でも、まぎれもない個性を発揮してる。
912 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 10:45:28.31 ID:ewpAmkYZ
913 :
スクオ :2012/05/27(日) 11:31:17.97 ID:G09al6bo
>>912 まあ、その表現ならまだ近いかな。精神世界において神も「私」も同等だからね。ちなみに昆虫も。
所謂みんなが期待しているようなエロの音楽は何処にも無い。
914 :
スクオ :2012/05/27(日) 11:34:46.88 ID:G09al6bo
>>911 いや、壊れちゃったという表現はおかしいね。洗練されたと言って欲しい。
俺は悪魔に魂を〜 も 壊れた〜 も同意しない。 神秘を表現するために、拡大表現に挑戦した。って解釈。 壊れてもいないし、悪魔に魂を売ったわけでもない。
メシアンのトゥーランガリラはエロ?
聞いた感じではエロくない 和声的にもリズムも
918 :
スクオ :2012/05/27(日) 18:58:38.42 ID:G09al6bo
>>916 何をもってエロだとするの?少なくともメシアン自身がエロい曲を書こうと思って書いた曲ではない。
エロいと感じるのは個人の自由だけど、だからといってトゥーランガリラ=エロの音楽とはならない。
なぜ宗教絡みになるとエロと理解してしまうのか。
まあ、メシアンについてはそんなに詳しく無いからあんまり強く主張出来ないけど。
少なくともセックスの音楽なんだからエロだろ そのセックスの対象が人間じゃないだけだ 二次元とセックスできるオタク連中と思考回路は同じ
920 :
スクオ :2012/05/27(日) 22:02:02.72 ID:dZ1Karpd
こじつけも甚だしい。そこまで執拗にエロに固執する必要があるのか。
921 :
スクオ :2012/05/27(日) 22:10:41.89 ID:dZ1Karpd
エロと結び付ける以前に、どうしてこのような作品が産み出されたのか、彼のどのような思想に基づいたものであるのか。そしてその思想をより深く理解しようとする事の方が、よっぽど鑑賞者としての自然な姿。
922 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 22:45:21.51 ID:ewpAmkYZ
メシアンのカトリシズムはかなり深いところでエロティシズムに結びついている のは間違いがないと思う。それはちょうどスクリャービンが神との交合を意識 したのに近い感覚なのではないかと思う。 少なくともパレストリーナやバッハの宗教的感覚とはずいぶん違う、肉感的な ものをその音楽からも言論からも受け取るんですよね、メシアンもスクリャービン も。 バッハの宗教心は、神から授かるもの、神の慈愛への感謝みたいなものが中心だった のに対し、20世紀の宗教音楽家たる御両名は、神との一体を多分に意識してるよう に感じられるのですよ。
923 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 22:48:39.11 ID:ewpAmkYZ
そういう受動的な宗教心ではなく、能動的な宗教感覚をエロスといってしまって も、あながち間違いとは言えないでしょう。
せっかくコテつけてくれてるんだからNGでいいよ
925 :
名無しの笛の踊り :2012/05/27(日) 23:01:48.03 ID:ewpAmkYZ
スクリャービンに近い音楽といえば、古い時代ではジェズアルドじゃないかな。 ああいう情念の音化というのは私はどこかひかれるのだけど、スクリャービンも そういうところがあるなあ。 「炎に向かって」を、男性のオルガスムスそのものだ、と論じた評論があったのを 思い出した。どろどろしたところから一気に高まってあっという間に果てる。 なるほどとは思ったけど、さすがにそこまで言い切るのには私は若干ためらいが あるけど。
まずおまえらは「饗宴」を読むべきだな。
理屈先行の厨房にはうんざり プラトンだのエピキュロスだの持ち出すのは勝手だが スクリャービンと関連づけて理論を展開するわけでもなく じゃあ読んでみるかって思わせるようなことを書くこともできないんだろ? それじゃ説得力ないよ
スクオは携帯で書き込むときもコテつけてくれ
>>925 神秘主義に関して自分なりで良いから少しでも理解を深めてごらん。そうすれば今回の一連の論議がいかに滑稽なことか分かるだろうからね。
君はとにかく、学者気取りの馬鹿どもの意見を鵜呑みにし過ぎてる。他人の解釈ばかりに頼らなない事だね。
既に話があったのかも知れませんが、スクリャービンの作品番号41、46、47、 50、55はそれぞれどんな曲でしょうか。教えて頂ければ幸甚です
931 :
スクオ :2012/05/28(月) 00:03:38.18 ID:RxtuiEph
929は私です。これ以上この件について話していても堂々巡りなので、この件に関しては先程で最後の意見にします。 ちなみに携帯からしか投稿はしていない。
スクオがエロにそこまで敏感に反応するのはなぜだ?? 童貞なのか??
933 :
スクオ :2012/05/28(月) 00:36:27.72 ID:RxtuiEph
それがあまりにも馬鹿げた事だからだよ。 ちなみに経験は豊富です。 しかし最近はSEXなどに何の興味も湧かなくなってしまった。偽りの快楽に思えて仕方が無いからだ。思えば芸術に対する造詣が深まるにつれこのような状態が強くなってきてるようだ。
エロそのものは馬鹿げていないが、それに固執する態度はたしかに馬鹿馬鹿しい。 スクオはエロと生殖は結びつけて考えているのか? もし結びつけるならば、決して偽りの快楽とは言わないと思うのだが。
935 :
875 :2012/05/28(月) 02:27:09.11 ID:dWHsNu18
スクリャービン=官能的(エロ) には自分は完全に反対なんだけど、 スクリャービンの理想としていたものに辿り着こうとする過程において"俗的ではない性"というものは必要不可欠なんじゃないかと思ってる。 そういう意味でも"エロ"と一言下品な表現で扱われたりするのはとても歯痒いというか。 ただあくまで過程に必要なのであって完成に至った場合そういう物は全て排除されて唯一の物が出来上がる、というのが自分の中のスクリャービンの音楽像。 研究もしていないし文献も知らない非常に感覚的な意見だから気にしなくてもいいんだけど、意見してみました。
>>927 饗宴も読まずにエロスについて語るなよ。おまえらのはただのSUKEBE。
そんなんだから独りよがりの変態思想を押し付けるような書き込みを平気でする。
ひょっとして日本人じゃないんじゃないか?
ヨーロッパの思想の源に興味も持たずに、ただ己の性欲を中心に語るんじゃ
気持ち悪いだけだよ。そういうのを自慰という。
うーん。俺から見るとスクオみたいなのも同じく自慰に見えるんだけどな。 スクリャービンのこと語っているようで、実は自分を語っているという。 「私はこれだけ知識を持っている。どうです。あなたたちとは違うんです。」 って言っている子供みたいに見えてしまうんだが。 煽りじゃねーんだ。正直そう感じるから書いただけだ。気分悪くしたらごめんな。
>>937 >「私はこれだけ知識を持っている。どうです。あなたたちとは違うんです。」
誰が見てもそう感じるよ
ギリシャ哲学くんもスクオもエロについて意見が同じなのは偶然にしても
俺だけがわかってて正しいんだって自己主張のほうが目立つからね
肝心のなぜ非エロなのかについて誰かが尋ねたり突っ込んでも
質問を質問で返すかスルーしたままで
いかに他の人やその考えがダメかを滔々と語るばかり
一番大事なはずの持論を自分の言葉で説明できてないんだよね
せいぜい神秘主義(or哲学書)に関する本を読めばわかると言うだけだもん
939 :
スクオ :2012/05/28(月) 07:22:32.57 ID:KlB6+eKf
>>934 SEXは生殖を目的とするものでないから「偽り」の快楽だという事。
>>935 そういう事です。感覚でそれが感じ取れるなら素晴らしいね。ここの人たちはどうもそうでないみたい。
>>936 >>937 いやいや、君等がいつからここに来たのか知らんけど、神秘主義に基づいて自分の解釈を主張してたら892に文献を出せと批判されたんじゃないか。
どちらにしろ批判してくるだけなのは君等の方だということを自覚しましょう。
940 :
スクオ :2012/05/28(月) 07:31:13.53 ID:RxtuiEph
スクオ、俺はスクオ嫌いじゃないんだが、 どちらかというと他人の意見を批判ばかりしているのはスクオのほうだぞ。 まあいずれにしても、スクオが来て議論があったし、良くも悪くもスレが活性化したな。
ずっとROMってたけど、( ゚д゚)ポカーン とりあえず、考え無しにエロ扱いしたらいけない事は分かった。
943 :
名無しの笛の踊り :2012/05/28(月) 08:33:42.41 ID:5dZ4MCZt
スクリャービンのなかで好きな曲。 まずは幻想曲作品28。 あの第二主題書ける人が、なぜその後あんなことになるのか。 次に法悦の詩、ソナタ4、5番あたり。 ソナタ4番の出だしの美しさは、ラヴェルの水の戯れと並び、20世紀 ピアノ音楽の幕開け的存在。 そして、炎に向かって。ホロヴィッツの演奏映像を持ってるが、 何も言うことなし。
944 :
スクオ :2012/05/28(月) 09:15:13.18 ID:RxtuiEph
>>941 それは良かった。ただ、皆が意見を持つ事は悪いと思わないし意味もなく批判してる訳ではない。意見として成立し得ない段階で話が進んでいたから危機感を覚えたんだ。一連の議論の中で、
>>942 のように思い改めてくれる人が増えたらそれだけで本望。
そういえば、偽りの快楽 とスクオは言っていたが、 偽りではない本物の快楽 とはスクオにとって何なんだ? それこそ脱我か?SEXは生殖を目的とするものではないから偽りの快楽とのことだが、 つまり目的がなく、手段そのものが快楽として認識されているものは偽りだと言うことかい?
946 :
スクオ :2012/05/28(月) 10:58:19.19 ID:RxtuiEph
俺は思想家じゃ無いから快楽の真理は分からないけども、神秘家にとっての快楽は脱我体験にある事は間違いない。 SEXに関する君の見解はある程度正しいと思う。補足するなら、快楽を目的とする手段そのものには快楽は存在しないという事。 実体が存在しない世界での話だから、それこそ脱我体験をした者のみが知る世界だね。俺は脱我体験した事ないのでこれについてはまだまだ勉強不足です。 俺に聞くより、936に聞く方が確実だよ。
947 :
名無しの笛の踊り :2012/05/28(月) 22:32:07.78 ID:hXGX+Qmj
「SEXは生殖を目的とするものでないから「偽り」の快楽だ」ということは、
生殖のためのセックスであれば、真の快楽ということ?
それもまたおかしいように思うな。快楽とは快楽そのものが目的であって、
むしろ生殖のための行為に「ついでに」快楽が伴うなんてものこそ偽りの
快楽のような気がする。
あ、ちょっとスクリャービンの音楽からは離れてしまったな。
確かにスクリャービンをはじめとする神秘主義者にとっての究極の快楽とは
神へ近づくことだったのかもしれないけれど、世間一般的な普通の人間にとって
の「真の快楽」とはずいぶん違う感覚だよね。
ところで、
>>922 氏はパレストリーナやバッハの宗教心とスクリャービンやメシアン
とのそれを比較して論じてますけれど、スクオ氏はどのように思いますか?
俺はスクオがスクリャービンの意図するところの法悦と快楽は違うというのはよくわかるのだが、
やはり
>>947 が言うように、目的そのものと違うから偽りの快楽だという定義はようわからん。
むしろ快楽というのは「忘却」にその本質があると思う。
快楽に「溺れる」というが、その表現は正しい。
溺れてこそ快楽だ。認識と思考を伴うものは快楽というよりも、喜びといったほうがまだ正しい。
また快楽は快楽そのものに意味があるから、快楽という言葉でその状態が表現される。
949 :
スクオ :2012/05/29(火) 00:59:46.33 ID:4TRvYoez
>>947 君は世間一般的な快楽の意味を知りたいの?それなら国語辞典を引いたらいいじゃないか。
もっとヘドニズム的な観点から真の快楽について言及するのかと思ったよ。ちなみに神秘主義者の快楽は神に近づく事では無いよ。自己の中に神の存在を認める事。
いやいや、比較しようのない物を比較は出来ない。神秘主義において神は自分自身だからね。バッハやパレストリーナのような神を崇拝する純然たる宗教心とは同じ土俵で話す意味がない。
950 :
名無しの笛の踊り :2012/05/29(火) 22:59:32.35 ID:c6BmOZk6
スクオが車に轢かれてもだえ苦しみますように
951 :
名無しの笛の踊り :2012/05/30(水) 00:22:28.07 ID:3xmu2dV/
ここに書いた事はすべて本人に跳ね返る
スクオてラファか?
953 :
スクオ :2012/05/30(水) 10:12:47.40 ID:IjZgzS0I
ラファとは何?
954 :
名無しの笛の踊り :2012/05/31(木) 20:21:47.45 ID:28L5KJpW
スクオが車に轢かれてもだえ苦しみますように
結局スクリャービン=エロでいいんだろ?
練習曲が好き。ソフロニツキーが一番好きだけど、小山さんで我慢しているというより小山さんで十分美しい。
957 :
名無しの笛の踊り :2012/05/31(木) 22:20:31.44 ID:kBZ+WHkD
>>956 スクリャービンの練習曲、初期、中期、後期とそれぞれ魅力ある
作品があり、印象も随分ことなりますが、どの当たりの作品が
お好きですか?
958 :
930,956 :2012/06/01(金) 09:02:58.23 ID:WVUrLFAb
>>957 大きく分けると作品8と作品42ですけれど、確かに作風が変化した感じもありますが、どちらも好きです。
>>930 レス見てなかったごめん。
50、55は欠番。
47はクァジワルツ。移り気な動きが印象的な小規模な曲。
46はスケルツォ。規模は小さい。半音階の重音が多く練習曲みたいな曲。
41は詩曲。同じ音型を繰り返しながら、長い旋律が奏でられる曲。
規模はけっこう大きくて、スクリャービンの詩曲の中でも傑作の部類だと思う。
スクオが嫌がるだろうが、官能的で美しい。
960 :
930,956 :2012/06/01(金) 16:05:24.56 ID:WVUrLFAb
スクリャービンとリストってどこか似てる…
スクリャービンはピアノの演奏技法においてはリストを参考にしている面が多いから、 似ていると感じるのかもしれない。
初期はショパンに似てる
964 :
スクオ :2012/06/01(金) 18:31:08.41 ID:jl5IXEg5
ショパンには似ているがリストには似ていない。
965 :
名無しの笛の踊り :2012/06/01(金) 18:56:13.13 ID:1HgkriPw
ショパンにもろ影響受けて、技巧面でリストを参考にしたのは素人が聴いてもわかるだろ
967 :
スクオ :2012/06/01(金) 20:58:02.09 ID:QJcosRlE
>>966 素人が聴くから技巧面がリストに似てるとかとんちんかんな事言うんだよ。ショパンに影響受けている事は間違いない。
>>967 いや。あくまで技巧に関してはリストの影響も受けている。
おまえうざいな。おまえほんとにプロなのか?
せいぜい音大生が関の山だろう。プロってのはそれだけで食っていけるレベルの人だぞ。
他人のレスに文句しか言えないガキなら黙っていろ。
無論ショパンの影響のほうが強いに決まっているだろう。
ただ分厚い和音の連打により豊かな響きを作り出したり、リストの技法を参考にしている面も少なからずある。
もちおんそれは細かい麺を見た上で、細かいことを指摘した場合の話だ。
>>961 がなぜそう感じたのか、理由を探してあえて言えばそういうことになる。
スクオは初めから「自分は正しい。それ以外の意見は間違っている。」から議論に入る。
おまえこそ一番間違っている。今まで多少面白いから応援する側だったが、いいかげんうざいと思った。
おまえみたいな人間は害悪でしかないから、ほんとに死んでくれていい。
969 :
名無しの笛の踊り :2012/06/02(土) 00:47:03.14 ID:21DfLDL3
>>968 確かにソナタの4番や5番の最後の和音連打はリスト的だね。
ただ、ショパンのノクターン作品48-1の再現部にもルーツ
はある。
概して左手の音域が広くペダルを使いながらも密集した
音域を避けて自然倍音列にかなった音配置に気を配っている
ところはショパン的。但し後期には密集した低温もかなり増えるかな。
970 :
名無しの笛の踊り :2012/06/02(土) 00:52:32.26 ID:21DfLDL3
>>967 ショパンはまず書かないがリストなら書いたようなパッセージは
いくつもありますよ。
ソナタ5番右手なんかに見られる素早い和音の跳躍などは
リストなくしては書き得ないように思う。
971 :
名無しの笛の踊り :2012/06/02(土) 00:54:19.16 ID:21DfLDL3
>>958 後期の作品63のエチュード、素晴らしいですよ。
スクオはスクリャービン弾くんだろう? あんたのスクリャービンを聴いてみたい YOUTUBEにウプしてリンクを貼ってくれ もうあんたの御託にはうんざりだ
973 :
930,956 :2012/06/02(土) 14:55:40.47 ID:fFWZ3DZy
>>971 op.63はポエムじゃない?作品63のドゥー・ポエム(マスクとエトランジュテ)は私も大好きですけど。
ソナタ5番以降のプレリュードやポエム・エチュード(op.65はエチュードだから其方を指してらっしゃったのかも知れませんが;
トロワ・エチュード)は全てが傑作と思うし大好きです。
974 :
スクオ :2012/06/02(土) 16:57:45.19 ID:U1hqMcY6
>>972 ボイスメモで録音したけど、どうやってUPすんの?
>>969 48-1って13番?あれと練習曲8-12の展開そっくり
>>974 一部のパッセージとかやめてくれよ。
最初から最後まで一曲ちゃんとな。
部分を上手に弾くなんて、けっこう誰でもできるんだ。
977 :
スクオ :2012/06/02(土) 19:56:19.67 ID:U1hqMcY6
一応ソナタ五番最初から最後まで弾いたけど。UPの仕方分からん
下手糞なんて聞きたくないからそのまま消去してくれ。
うpしたらピアノの種類や型も書いてくれ デジピでもメーカーで違いがあるからそのへん加味して聴くよ
次スレではまずスクオの演奏の品評会だね 楽しみw
このスレ4年かけて埋まったんだね、すごいな そして新スレへ……
985 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 04:54:43.41 ID:LHJKiXJD
>>984 スクオの最終盤でのキモい粘着っぷりが功を奏したね。
次スレでも孤軍奮闘ヨロ→スクオ
ここらで落ちやすくなるぞ
埋めついでに。 一応音楽を勉強している身だけど、スクリャービンがショパンだけじゃなくてリストの影響を受けていることは明らかだと思う。 和音の跳躍、ソナタや詩曲に見られるオクターブ連打は、ショパンからの影響という文脈だけからは語ることができない点だと思うけど。 あんまり文献や書簡などを深くまで読んでるわけじゃないから、スクリャービン自身がなんて言ってるのか興味がある。 ……って、上の方々がおっしゃっているし、終わった話題だったかな……。 スレ汚し失礼しました。
影響を受けたんじゃなく、新しい和声構造をピアノ曲作るのには リストらしいロマン派和声に左右されない一般的な動機が使いやすかったということだよ。 だからスクリャービンの曲って機能和声は破壊したけど それに見合う独特のテクを開発するところまで行けてない。 40代で死んじゃったということもある。ラヴェル。ドビッシーみたいに リストを借りようという意思があったのではなく、後期はそれしかなかったというのが、 スクリャ〜ビン。ぶっちゃけ、ローマン派の和声にはまだまだ仕事残ってると思うよ。 ラフマニノフはスクリャービンを"才能の無駄遣い"してると思ってたのもこの辺にもある。 ショパンの影響なんてほとんど学生時代に終わってるぞ。
989 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 13:33:17.78 ID:2B2RkMpo
少し古いがセーゲルスタムの法悦の詩は30分近く要する変態演奏 (瑞BIS)
990 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 14:23:40.21 ID:+GQvBUhI
ラフマニノフの音の絵39-5はひどくスクリャービンの中期的音楽 逆にスクリャービンの幻想曲28はラフマニノフ的 スクリャービンのあのメロディセンスを生かせなかったのは少し残念だけど、 ピアノの響きの美しさを残してくれた。
スクリャービンのメロディセンスはすごいものだよ。 むしろラフマニノフは和声の人で、スクリャービンはメロディの人ってくらい。 あのメロディセンスがあっての後期でもあるから、十分生かしたと思うよ。
992 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 14:32:08.09 ID:+GQvBUhI
メロディセンスが後の後期音楽の糧になったという意味では生かせてるけど、メロディ自体を生かすという選択は捨てたからね。
993 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 14:44:19.57 ID:F1KX/La7
スクオが車に轢かれてもだえ苦しみますように
スクリプトじゃないの?
996 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 18:34:32.94 ID:g2uuzHur
>>990 世評ではラフマニノフはロマン派から一歩も抜け出なかったかの
ように思われてるけど、音の絵あたりはかなり斬新な音響ですよね。
リズムも変拍子使ってるし。
ただ、彼は結局スクリャービンの音楽は理解できなかったみたいだが。
ところでスクリャービンの死後、ラフマニノフは追悼してかなり
スクリャービンの曲を演奏し、その中には後期の曲もあったらしいが、
どんな演奏したのかとても聴いてみたい。
俺はプロコフィエフとラフマニノフで、 スクリャービンのソナタ5番の解釈をめぐってちょっとした口論になったという話が大変興味ある。( ^ω^) ラフマニノフが弾くスクリャービン後期の録音が残っていないことが悔やまれる。
この天才が歌曲を1曲しか残さなかったのは残念 歌は音楽の原点だからなあ
999 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 21:31:28.58 ID:ATCao571
op.28はスクリャービンが非常にピアニスティックな表現をして成功した作品なのだろうけれど、そちらの方向には精進しないで 最終的に第8ソナタのような地点に辿り着いたってことでしょうけど。私は第8ソナタも好きですが、op.72のポエム「ヴェルカフ ラム」が凄く好きです。
4年前にこのスレを立てた俺が、4年後の今1000をゲット!! ( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^)
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