1 :
名無しの笛の踊り :
2008/03/22(土) 16:34:12 ID:Jg9QoV6L
2 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 16:41:52 ID:yyOslF5A
フランソワは?
3 :
名無しの笛の踊り :2008/03/23(日) 01:58:45 ID:pL5uEOHH
ロンの右コルトーの左です
4 :
名無しの笛の踊り :2008/03/23(日) 19:22:32 ID:fm7wEDUL
コルヲタ乙wwwwwwwwwwwwwwwwww レヴィ最強に決まってんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwww
5 :
名無しの笛の踊り :2008/03/23(日) 19:32:26 ID:7pYJu0OX
レヴィって誰?
6 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 00:11:59 ID:L+locq3f
ロジェも良いんだぞ!
7 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 00:14:40 ID:OfFxYZBK
8 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 00:18:37 ID:eN6Gq0Zg
イブ・ナットも入りますか?
9 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 00:22:42 ID:20+jTKzF
ユダヤじんはお断り
10 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 00:23:19 ID:OfFxYZBK
フランスは、名"女流"ピアニストの多さで特筆すべき文化国だね
>>8 ぼくは「入れる」に賛同するよ
>>1 そこのブログ昔HP時代から見てるけど
勘違いなのか天然なのか普通に間違いとか書いてたり
いまいち信憑性に欠けるんだよな。。
参考文献もTimbrellの「French Pianism」っていう英語の本なんだけど
フランス語の文献からの引用がびっくりするぐらい無い。
>>11 HPってピアニスト事典みたいな奴?
あれなんでやめちゃったんだろう?
13 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 06:19:17 ID:OfFxYZBK
>>9 マルセル・メイエルも、名前から見て、そっち系?
で、NG?
大好きなのだけど…
14 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 10:56:37 ID:GivxIjwm
>>11 ほとんど同意。名前の表記とか以前に書いた記事と違ったり、細かい部分で整合性がない。
あとヤシンスキの記事も酷い内容だな。無理解を通り越して厨房の書いた文章みたいだ。
ま、これだけマイナーなピアニストを片っ端から紹介してるのは素晴らしいと思うけど、
ほとんどがライナーノーツからの引用だから正しいことも間違いも一緒くただな。
>>12 画像を勝手にスキャンして使うなとか言われて荒らされたんじゃなかった?
だから今も「問題有れば〜」と注意書きをしつこく書いてるし、古い記事は画像がないままでしょ。
グリモー
るふぇびゅーる
17 :
名無しの笛の踊り :2008/04/02(水) 15:17:26 ID:pitpBCZj
フランス系の人々ってテンポも揺らさず 身体も前後に動かしたりもせず 上体を左右に振ったりもせず 時折天井を見上げることがあるぐらいで 概して落ち着き払って演奏するよね。
19 :
名無しの笛の踊り :2008/04/03(木) 11:06:13 ID:s78FS5Rh
以前NHKでアントルモンのピアノレッスンやってたけど モーツァルトだったのが残念だったなあ。 フランスのものレッスンやって欲しかった。
20 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 00:11:34 ID:9C2SyLKW
ベロフはフランスもののレッスンだったね。
21 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 00:26:28 ID:EJqA6y6B
エルバシャ ポミエ レヴィナス
>>20 「月の光」の回は基本的な、とても重要なことに関して言及することが多かったね。
・演奏者は楽曲にひきずられるのではなくて
常にすべてを把握してよくコントロールしなくては。
・ペダルは音にツヤを出すために使うので
響きを濁らせないように注意しましょう。
などなど。ベロフ先生のレッスンの中でも最も忘れがたい回だな。
あれ良かったね。
24 :
名無しの笛の踊り :2008/04/15(火) 09:57:35 ID:iG1c0KiB
今度のミシェル・ダルベルト先生も教え方が上手い。 総じてフランスのピアニストは教授法も上手いのか? 私はピアノは素人なのでわからないが、弟子が弾いて、それから今度が 自分が弾く。 あなたのはこうだけど、こう弾くほうがいいみたいな話し方をして、実際に その通りに弾いてくれる。 プロだから当たり前なんだろうが、実際のコンサートで弾く人と教える人は 別人格のようにも見える。 レッスン方法は伝授されるのだろうか?
ユダヤ人を弾くのには断固反対。ユダヤ人の音楽家無視するとかなり寂しくなる。 コルトーのショパンマズルカ全集とベートーヴェンピアノソナタ全集は存在するの…?
26 :
名無しの笛の踊り :2008/04/16(水) 20:34:18 ID:G8qisKrX
>>24 フランス人はアナリチックに弾くんだよ。
感覚に任せて弾いていない。
だから「コレが君の弾き方、コレが僕の弾き方」みたいに筋道立てて説明できる。
素人のイメージ作文発表会。
>>30 アルゲリッチなんて感覚だけで弾いてるよな。
彼女は天才だからそれでいいけど。
感覚だけでピアノが弾けるなら俺だって弾けるはずだ。
33 :
まじめな意見 :2008/04/22(火) 10:31:28 ID:7jQJoRlT
>>31 アルゲリッチが感覚だけ? あり得ない。
彼女はピアノを教授もしている。理屈で教えて行く地味な作業だ。
そういうことを積み重ねて自らの音楽を作り上げたのがアルゲリッチ。
基礎が徹底して出来ていなければ、感覚だけだったら、どんなピアノ弾きも
人前で演奏できるような大家にはならない。
>>33 アルゲリッチのレッスンを受けてみたか、
少なくとも、そのレッスンの話を受けた人から聞いたことがありますか?
アルゲリッチたんは国籍が生むイメージですごく誤解されてると思う。
37 :
名無しの笛の踊り :2008/05/01(木) 09:42:23 ID:PSQq4+sb
>>35 アルゼンチン生まれ。ラテン人だから奔放ということか。
もっとも、彼女はドイツ系だ。
38 :
名無しの笛の踊り :2008/05/04(日) 10:02:39 ID:J8pfR38L
>>37 マルタ・アルゲリッチ
性格が激しいんじゃ。
すぐ人と衝突する。んでデュトワともうまく行かなくて離婚。
人は「荒気(ゲ)リッチ」と言う.
そういうイメージということね。 イメージで音楽聴いてるのね。
40 :
名無しの笛の踊り :2008/05/08(木) 00:31:37 ID:9zsUqxZt
アルゲリッチの感覚なんて、コルトーの足元にも及ばない。
41 :
名無しの笛の踊り :2008/06/07(土) 21:36:26 ID:KbyXBL3i
あげ
42 :
名無しの笛の踊り :2008/06/07(土) 22:25:18 ID:Q5ySxH6P
コルトー(笑)
>>38 そのわりに離婚後も頻繁に共演してる。
芸術と私生活は別なのか?それともデュトワはマゾなのか?
44 :
天照 :2008/06/08(日) 12:35:07 ID:SvQ5lZMd
マルグリット・ロン(笑)
アルゲリッチって何弾いても軽薄だよね。 速くてうるさいだけ。
46 :
名無しの笛の踊り :2008/06/17(火) 18:52:00 ID:rTugrEJq
そうですね。
47 :
名無しの笛の踊り :2008/06/17(火) 22:25:03 ID:WeGDLM85
アルゲリッチって、コンチェルトが多いねぇ。
48 :
名無しの笛の踊り :2008/06/23(月) 19:12:42 ID:3zCoDPtg
アルゲリッチはフランスのピアノ奏法とは全く関係ない人でしょ? ショパンの一部の曲がいいけど。全体にはフランスものはダメでしょう。
ポミエのベートーヴェンがすきなんだけどベートーヴェンスレでバカにされる。・゚・(ノД`)・゚・。
51 :
名無しの笛の踊り :2008/07/16(水) 10:22:29 ID:VASgTCYm
age
52 :
名無しの笛の踊り :2008/07/19(土) 14:10:39 ID:yC+kCnpD
NHK教育のピアノレッスンを観ていると、面白いな。 ダルベルト先生も結構きびしい。生徒に「ダメだ、ダメだダメだ、あなたは ペダルを使いすぎる」とかビシビシ。 女性生徒の方にやや加減している感じもするが、ちょっとわからん。 話で出てくる曲を例に、すぐ「A曲はこう・・」とか「B曲のここはこう ですね」とか即、弾く。 プロってすごいものだ。
あのテレビの先生、大体フランス人だね
>>52 ルイサダ先生は番組中はオープンマインドなやさしい人って雰囲気だね。
以前公開レッスンを見たけどその時は厳しかった!
生徒役の方があまり反応よくなかったこともあるけど。
ベロフ先生は演奏のスタイル同様、少し距離はおきつつもふんわりやさしい感じだね。
サワヤカな見た目のせいもあるかもしれんが。
ダルベルト先生はすげぇ厳しいね。
リストソナタの回での「それとも違う楽譜を使ってるとか?」は忘れられないよw
>>54 ルイサダはやはり何かの公開レッスンで女性の生徒さんが
つまづいてたら
「おうちで(アラメゾン)練習してきてね」と言ってて
そのアラメゾンがとても怖かった印象があるw
56 :
名無しの笛の踊り :2008/07/27(日) 00:30:08 ID:NjT01vxl
57 :
名無しの笛の踊り :2008/07/27(日) 09:37:50 ID:ixfRsERD
ダルベルトさんも一曲、一曲を知り尽くしている。 シューベルトの曲一つ弾くにも精神統一、覚悟を決めて弾き始めないと、という 感じもした。やはり心を込めて弾くということだろう。 ダルベルト先生はピアノを弾くことばかりでなく、いろいろの経験をしなさいと 話していた。 車の運転を楽しむ、食事を楽しむ、観光を楽しむ、その他諸々の体験を積む ことは大事だ、ということはわかるは。
58 :
名無しの笛の踊り :2008/08/01(金) 09:34:48 ID:aKAV+zzG
中村紘子先生もそう仰っていらっしゃいました。 いろいろのことを経験しないとピアニストは成長しませんと。
自分の稼ぎだけで旦那と猫を食わせてれば成長するよなあ。
カレーパーティーもやってるんだから許したげて
>>59 旦那は最近は株に専念してすごい利益を上げてるらしい。
福田章二時代から株には特別の才能を現したんだってさ。
62 :
名無しの笛の踊り :2008/08/12(火) 16:26:15 ID:TSq5Np22
>>60 ピアニストがいろいろ経験するのはいいが、料理でもキャベツの千切りとかは
やめた方がいいのでは?
うっかり包丁で切ったらどうする?
63 :
名無しの笛の踊り :2008/08/13(水) 22:55:34 ID:xESNo3IM
ラベック姉妹
64 :
名無しの笛の踊り :2008/08/14(木) 13:05:26 ID:TVdilGHp
62 そんな不器用じゃあピアニストなんかになれないよ(笑)
グリモー、ファブルカーン、ラ・サール、ル・ゲ
安川加寿子
67 :
名無しの笛の踊り :2008/08/19(火) 17:01:08 ID:6ri212ua
皮肉屋で嫌味なカミーユ・サン=サーンスは アルフレッド・コルトーに向かって、こう言い放った―― 「へぇ、君程度でピアニストになれるんだぁ」
ここまでカサドシュの名前があがらないなんて・・・
>>67 サンサーンスが肉やって見えた...orz
サン=サーンスって、他人に対してすごく否定的なの?
他人に否定的だったというより単なる嫌味オヤジだったってことなのでわ。 ゴドフスキーは認めてたらしいけど。
72 :
名無しの笛の踊り :2008/08/20(水) 20:57:38 ID:I1nmVkmG
アントルモン
73 :
名無しの笛の踊り :2008/08/20(水) 21:46:28 ID:GBPUwRmI
>>67-71 2歳でピアノを弾き、3歳で初めての作曲をした。
10歳でバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏会を開き、
13歳でパリ音楽院に入学して作曲とオルガンを学び、
16歳ではじめての交響曲を書いた。
当時のパリのオルガニストの最高峰といわれた
マドレーヌ教会のオルガニストにも就任した
…って訳で、うぬぼれが強烈だったのだね。
彼にしてみれば、コルトーのあの流儀は鼻持ちならなかったらしい。
若いころさんざんひどい扱いを受けてその反動という噂も
75 :
名無しの笛の踊り :2008/08/31(日) 12:21:55 ID:U89ClnUE
>>69 フォーレは家が肉屋だった、と聞いたことがある。水泳の北島と一緒やなぁ
>>75 フォーレは皮肉屋だった、と読んで20秒くらいは納得していた。
77 :
名無しの笛の踊り :2008/08/31(日) 21:49:16 ID:U89ClnUE
フォーレは肉屋や フォーレの先生サンサーンスは皮肉屋や フォーレの弟子ラヴェルも皮肉屋や わかったか?
あいあいさー
プルデルマシェ(ール)とは パリから成田までエールフランスで一緒だったことあるよ。 どう見ても40代にしか見えない女性(奥さんorガールフレンド) と一緒だった。 ビジネスと思いきやエコノミーで俺の三つ前の 座席。気さくで良い人だった。同じピアノ科の助教授ジュドや ヴァイオリン科のカントロフの話が聞けて面白かった。
80 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 02:32:49 ID:/78KqnAI
81 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 02:38:39 ID:cEdhrcMy
82 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 02:41:41 ID:cEdhrcMy
>>1 ccは2chで叩かれてブログ以外は閉鎖したんだよ
あいつ2chねらー
ピアノ弾けないから
>>83 ccがピアノ弾けないってのは 分かるよね。
チッコリーニのライヴいって、アンコールの簡単なスカルラッティの番号を
知らなかったから。
ピアノ弾いてる人ならあり得ない。あの番号しらないなんて
85 :
名無しの笛の踊り :2008/09/05(金) 11:21:15 ID:B2BDRvC0
別にピアノ弾ける必要はないのでは? その論法でいくと相撲解説者はみんな相撲取りじゃなきゃ駄目だし お菓子評論家はパティシエでなきゃ駄目ってことになる。 ccをかばうつもりはないけど 自分でも素人の感想と書いてるわけだから 別に何も変じゃないだろ。
本人乙w
87 :
名無しの笛の踊り :2008/09/05(金) 23:31:12 ID:z4bIbqee
弾けないのにpianist (w
88 :
名無しの笛の踊り :2008/09/30(火) 23:04:03 ID:hp6IzcuY
ピリスってこのスレでいいの? シューマンに興味ある。
89 :
名無しの笛の踊り :2008/10/01(水) 12:20:16 ID:li2FchxH
現存のプランス系のピアニストで最高の人はエドシェックかな・・・ べートーヴェンとフォーレ
コルトーのシューマン謝肉祭53年録音がnaxosからでるね。 Emi録音。こんな録音があるの知らなかった。コルトーのシューマンは 20年代、および30年代前半だけかと思っていたから。 もっとも子供の情景は48年(だったかな?)の演奏も 手に入りやすいが、今回出るCDにはこの曲も53年録音のが出る。 この頃、コルトーはショパンのマズルカ全曲を録音していたって いう話がどこかにあったような。。。。EMIはまだまだ持っているのかな?
91 :
名無しの笛の踊り :2008/10/16(木) 09:48:39 ID:132NESIp
>>91 晩年だね。だが、この頃にもいい演奏があって、
ショパンのピアノソナタ2番、シューマンのピアノ協奏曲等々。
その独特の崩れ方、その”むちゃくちゃぶり”は全盛期の頃の
演奏よりもおもしろい。
もちろん、だめな演奏もあり、たとえば日本での録音集。
形骸化した演奏となっている。
93 :
名無しの笛の踊り :2008/10/22(水) 22:27:38 ID:ecvdMDT8
コルトー節が本当に面白く聴けるのはショパンですね。 実際に録音(SP)で残したのもショパンが多いでしょう? この人のフォーレなんかも聴きたいけど録音してないでしょう?
ル・サージュ、ブラレイ、アンゲリッシュ、この辺かな
95 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 11:57:52 ID:xMppaA/v
コルトー、コルトーと名前は凄かったけど、訪日したときは老境で コルトーはコットー だったという話。
つまらん
>>95 まあ「ヒビの入った壷」でも
もともと名品の壷と
二束三文の壷では違うわな。
98 :
名無しの笛の踊り :2008/10/30(木) 08:28:47 ID:02vrrY8p
>>97 それは言えるな、日本では。あくまで日本ではな。
マリア・カラスが晩年に日本に来て歌ったときは、もう昔の声ですっかり
なくなっていた。でも札幌のコンサートでは万来の拍手だった。カラスは
大変に満足したそうだ。そこのところが、よく理解できないが。
ために、北海道の聴衆のレベルはその後、疑われるようになったそうな。
カラスが目の前にいるだけで拍手するのは 日本の聴衆だけではなかったと思うよ。 志ん生の「寝かせといてやれ」みたいな ところが日本人にあるのも事実だけど。
100 :
名無しの笛の踊り :2008/10/30(木) 10:06:23 ID:02vrrY8p
「サッパロのクラシックファン」という言葉があってね。 音楽のことは何もわからないのにやたら高い金を払って聴きに行く人たちのことを 言うのだよ。 見栄っ張りのクラシック版ということですね
101 :
名無しの笛の踊り :2008/10/30(木) 10:18:36 ID:02vrrY8p
同様の意味でね 「東京マダムのオートクチュール」というのもある 「横浜の舞妓さん」というのもある 北海道中の”イナカ者”が集まるサッポロ、日本中の”イナカ者”が集まる東京 けっけっけっけ〜(^O〜)
102 :
名無しの笛の踊り :2008/10/30(木) 10:34:52 ID:+lnk8uTv
屯田兵にはクラシックはわからんよ、無理スンナ
103 :
名無しの笛の踊り :2008/10/30(木) 21:52:04 ID:R89ps0Gd
コルトーのショパンエチュードってどんな感じ?
そもそも日本人にはクラシックはわからんだろう。
105 :
名無しの笛の踊り :2008/10/31(金) 10:15:48 ID:RNOhMTrM
>>103 まだ聴いたことがないのなら、是非聴いてください。
こんなにもしゃれた演奏をする演奏家はいないでしょう。
あるピアニストの言ったとか言う”コルトーの間違った音は
自分の正しく弾いた音よりも魅力的に響く”を納得できる演奏です。
ショパンおよびシューマン演奏に関してはいまだに彼が第一人者です。
107 :
名無しの笛の踊り :2008/10/31(金) 15:49:35 ID:RNOhMTrM
コルトーの演奏の魅力おいうのは演歌で言うと”こぶし” 喩えは良くないかもしれませんがね
108 :
名無しの笛の踊り :2008/11/01(土) 17:24:04 ID:zrF/EXil
>>107 「こぶし」! まぁ いい喩えです! 感心しました!!
109 :
名無しの笛の踊り :2008/11/01(土) 22:18:10 ID:qijEAGE/
>>106 どうも有難うございます。
聴いてみます。
110 :
名無しの笛の踊り :2008/11/02(日) 10:21:33 ID:Y0jHsD8l
たしか、先月の「音楽の友」にチッコリーニが載ってたな。 この人は何かB級みたいに見られているが、実際に、とても多くの曲をCDに いれている。 むしろプロ中のプロではないかな。 何でも弾けるというのは凄いことなんだ。
111 :
名無しの笛の踊り :2008/11/02(日) 11:05:38 ID:uqNnkzYy
ルフェヴュール女史の「ハンマークラヴィーア」を聴いて、ひとしきり感心している。 フランス派の底力を目の当たりにする思いだ。 ところで、 ポミエの話題が出ないのは、さみしい。
112 :
名無しの笛の踊り :2008/11/08(土) 03:09:15 ID:m2QOhIcM
>>112 この演奏は戦時中の42年だったかの演奏かな?
>>106 コルトーというとまずミスタッチと結びつける日本の評論家の論調って
どうにかならんかね
少なくともピアニストとしての活動初期においては
ホロヴィッツさえ羨んで教えを請うた程のテクニックとメカを持ってたわけだしな
http://jp.youtube.com/watch?v=QJot3tfsUBM いつまで戦中戦後の、物の手に入らない時代じゃないんだし
もう、こういう音源が容易に耳にできる世の中なんだから、
演奏史というものに対する理解も多少は身につけて欲しいものだよね
115 :
名無しの笛の踊り :2008/11/20(木) 22:29:51 ID:8v62h5IU
116 :
名無しの笛の踊り :2008/11/21(金) 14:49:56 ID:26tPsADQ
>>115 豚小笑トンクス。
マラゲーニャ:たしかに、高音をコロコロ転がすときのテンポの変幻自在さなんか、20世紀初頭に
パリを訪れたフラメンコ歌いの歌心のようで心地いい。
セギディージャスの軽快さも、いまやどのピアニストも出来ないような至高の芸ですね。
スペイン好きとしては、今世紀、スペインからフラメンコの魂を鍵盤の上で表現できる
怪物ピアニストを待つところなのだけど
コルトーが「アルフレッド・ドニ・コルトー」だと初めて知った
>>115 昔、実家でSP聴いたけど、素晴らしかった。
PCから聞こえてくるぼけた弱い音でもこんなに感動出来るんだから、実演や
当時のSPレコード聴いた人たちはしびれたんだろうね。
118 :
名無しの笛の踊り :2008/11/22(土) 11:10:52 ID:d/V1ypKr
アルベニスを聴いた感想を言うと、 コルトーのSP時代に録音したもので、今聴いても、はっとするような 音楽を感じるものがまだありそう。
119 :
名無しの笛の踊り :2008/11/22(土) 11:17:05 ID:KluwIzoh
>>90 >>112-118 コルトーにはベト全があるんだよね。出てこないのは単に利権の問題じゃあないだろうな。
怖いもの見たさで、何曲か聴いてみたい気もする。
現代のポミエ全、エル=バシャ全(?)と勝負できるものかな
>>119 ベト全はないだろう。30番だったか、ピアノロールのがあったかな。
121 :
119 :2008/11/22(土) 11:38:02 ID:KluwIzoh
>>121 ほんとか!本当だったらうれしい限り。聴いてみたい。
でも情報源は?
以前ショパンのマズルカ全曲があると誰かが言ってたけれど。
30か31か例の教育ビデオで1フレーズを弾いて見せたものを見た(聴いた) けど、晩年で技術が衰えてたけど、なかなか聞かせる音だったような・・
しかし最近の音の良い復刻で明らかになってきたけどコルトーの全盛期の 超絶技巧は凄いね。もっとも当時は、まわりはローゼンタール、ゴドフスキー、 ホフマンをはじめとした超絶技巧の大家ばかりで特筆されるほどのもので なかったため、今では(とくにわが国では)晩年の衰えばかりが記憶され、 コルトーの技巧と口に出そうものなら鼻で笑われかねない現状がもどかしい
125 :
121 :2008/11/23(日) 00:55:29 ID:7FEIvncS
>>122 コルトーのベト全の音源は、EMI社の所有とのこと。
情報の典拠は、フランスFayard社の本
《Le Guide des Indispensables du Disque Compact》
です。
ガセネタでないので、念のため。
126 :
名無しの笛の踊り :2008/11/23(日) 00:57:03 ID:0xuuylY+
どんな内容の本なの?おもしろそう
127 :
121 :2008/11/23(日) 01:04:40 ID:7FEIvncS
付記:
ちなみに
>>125 の同書は、コルトーのマズルカに関してまったく言及していませんです。
128 :
121 :2008/11/23(日) 01:25:49 ID:7FEIvncS
129 :
名無しの笛の踊り :2008/11/23(日) 15:17:51 ID:YI5z1n4N
>>125 本当にあるようだね。貴君の紹介されている本は
古本屋にも見つからないね。残念。
以下のサイトにコルトーの録音目録があり、
それにはpathe-marconi(フランスのEMI)に
1957年(?がついている)ベトの全曲が載っている。
!
このサイトはかなり詳しいのだが、この前、NAXOSから
出たシューマンのカーニバルが載っていないところを見ると、
晩年のコルトーはなにかほかにもまだまだEMIに
残しているかもしれん。
>>129 こんなんがあったんだね。演奏は本当にコルトーのようですね。
なんか、うれしくなってきた。
今調べていたら、ベト全は2回録音しているようで、そのうちの1回は
こるとのコメント付き!下手な演奏だった可能性ありとも書いてある。
が、129を聴く限り、コルトー節健在ですね。
http://www.arbiterrecords.com/musicresourcecenter/cortdisc.html
ロジェ・ムラロってメシアン弾きとして本国では崇められてるの? なんかメシアン自体地味で集客力という観点からはあまり期待できない感があるよな(笑)
132 :
名無しの笛の踊り :2008/11/23(日) 23:57:00 ID:YI5z1n4N
>>130 のリストにも、マズルカは無いねえ。
でもシューマンの例があるからね
どこかに眠ってるのかのしれないな
133 :
名無しの笛の踊り :2008/12/02(火) 10:41:49 ID:3LFLRUTg
>>132 マズルカに名曲なし、というコトワザがなかったっけ?
134 :
名無しの笛の踊り :2008/12/05(金) 08:54:44 ID:988Y3SoY
クリダのショパンのマズルカ買おうか迷う
136 :
名無しの笛の踊り :2008/12/13(土) 22:24:16 ID:s8O7QqfJ
クリダってフランス人だったのか。 知らなかった。
クリダのマズルカはすっごい地味だな
面白いスレ。
>>129 28番、マスタークラスからの抜粋かと思ったけど、違いますね。マスタークラスの録音も素晴らしいが・・・
しかしこのメカニックで熱情やハンマークラヴィーアは・・・w
>>124 26年録音のハンガリー狂詩曲聴いた時はのけぞった。これコルトーかとw
20年代の録音は総じて凄い。30〜50年代の録音も大好きだけど。
コルトーの録音で一番印象的なのはショパンの練習曲Op10-11。メロディが歌えているってのが凄い。
139 :
名無しの笛の踊り :2008/12/17(水) 23:54:07 ID:e50yJcYI
昨日のMuraroは凄かったですよ。。。メシアンのまなざし全曲。 CDはラヴェル全集しか聴いたことなかったのと、2chや犬尼のレビュー等で 「ロリオに比べて、『使命感』のようなものに欠ける」みたいに言われていたので 演奏が始まるまでは、冷たい感じの演奏かなと思っていました。 音色が全体的に暖かくて、色彩感が豊かでありながら、最強音でも全く濁りが無い。 すごい技術だと思いました。。。 これまで「まなざし」はベロフのCDで十分だと思っていたのですが間違いでした。 ホールがよかったこともあると思いますが、とにかくムラロはよかったです。
140 :
名無しの笛の踊り :2008/12/17(水) 23:56:12 ID:e50yJcYI
>>131 ちなみに客の入りは9割以上だったと思います。
リパティとコルトーのEMIのBOX(7CD)、バーゲンで1000円くらい安くなって いたから買った。やっぱ音悪いですね。時代が時代なんで仕方無いのですかね。 古い録音聴くとピアノの音が皆ノンレガートに聴こえて来ますね。
143 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 01:30:25 ID:/mcy2DIx
>>142 ジプシー界から、こともあろうにクラ世界に飛込んだ鬼才天才シフラ。
彼の熱烈ファンなら迷わずゲトすべし。
そうでないなら聴いてて飽きるかもよ
熱烈ファンではないですが、ピアノ曲好きは買うべきでしょうか? 高くはないけど、この値段レベルでも買いはじめると切りがないので迷う・・
145 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 10:05:03 ID:ahdSICd8
>>144 ついこないだシフラ・スレが立ったと思いきや、もう落ちていますね。
日本のクラオタの間ではほとんど忘れられた過去のピアニストなんだなあ。
彼の活動は20世紀ピアノ界のひとつの個性あふれる奇観だし、
その彼がフランスに拠点をおいたということも、世界のクラ音楽界の状況を考える上で面白い。
全集を買うとしたら、かなり好事家的な“酔狂”だと思います。
悪趣味だとは思いません。
これから色々な名ピアニストの全集をそろえていく予定なら、
かえって後でCD棚のいいアクセント、スパイスになるかも。
>>142 シフラタイプの演奏が好きなら、安くなっているから買ってみれば。
買うなら、仏尼の方が送料入れても2000円ほど安かったと思うよ。
ただし、わたしには少々ミシンぽっくきこえ、ちょっときいた分には、
すごいと思っても、すぐに飽きる
>>145 >>146 仏尼だと日本円に換算して7000円くらいでしたね。国内だと10000円くらいですね。
塔のWポイントが今日までなので悩みますね。シフラ聴いたことなにのでわかりませんんが
ジャズっぽい感じなのでしょうか・・・
結局、ポイントが使えたのと6000円以上で40ポイント付くとのことなので 塔でポチっちまいました。 まだ海外で買う勇気がちょっとでないですね。結構トラブルあるみたいだし・・・ ハイドン鰤箱を買うときには使ってみようと思うのですが。 ところで仏尼と独尼ってどっちが使い勝手良いでしょうか? 第2外国語が独語だったのでどちらかといえば独尼使いたいのですが
>>148 尼はどこでも同じ。日本以外の尼ひとつに登録しておけば、
日本以外の尼以外なら、全部共通で使える。
ただし、各国の尼での値段はそれぞれまちまちだから、
1番安いところで買うこと。
シフラがミシンみたいって書いたのは、技術的にはすごいが、
音楽性がないって言うことです。
>>145 8〜90年代、日本の音楽評論界では単なる曲芸扱いされ
その存在が完全に抹殺されていたのが、今日、一般ユーザーでも輸入盤等で
音源に容易にアクセスできるようになり、再評価されつつあるというのが
現状だろ。
151 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 15:50:05 ID:diXVhDfy
あらためてCziffraがフランスで活躍したことに感慨が深まるな。 2008年の第一曲は、トスカニーニでベートーヴェン交響曲第1番を聴いた。 今年は何にするかな、と思案中だったが、このスレ読みながら、 「ポミエのピアノでベートヴェン」 も悪くない気がしてきて、かける曲の第一候補にしたよ。
152 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 15:55:52 ID:+sRNFo6A
最初に来日したときもテクニックで聞かせるような曲ばかりが多かったです。 それに日本の聴衆は沸きました。 リストの難曲や「イスラメイ」など弾き終わったあと、どうだ今の演奏は? みたいに聴衆に顔を向けるような印象でした。職人です。
153 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 16:39:51 ID:/mcy2DIx
シフラは、クラシックで活躍したけど、そもそもロマ(ジプシー、ヒターノ)の血を引いているから、 確かに"外連(けれん)味"と"職人技"を看板にしているね。 音楽が無い、とは思わないが、 伝統的なクラと少しズレたところに真価を置いていたような気がする ちょい粗めっていうか
154 :
名無しの笛の踊り :2008/12/24(水) 11:11:12 ID:IEiFgITA
「真面目な」演奏の仕方を期待する真面目なクラシックの聴衆がいて、 そういう人が彼を、少しいかがわしいと思ったのかもしれない。 ベートーヴェンやバッハを愛好する人たちとは相性が合わない。
155 :
吉田英和 :2008/12/27(土) 12:19:03 ID:uLwYh5lz
そうかしら? ↑
シフラはショパンやべートーヴェン、モーツァルトでなくシフラの音楽を 聴いていると思えばそれなりにいいと思います。
158 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 12:57:08 ID:pDqEBixP
シフラの活動は主にアメリカだろうか?
159 :
名無しの笛の踊り :2009/01/15(木) 19:10:58 ID:mi12FxQx
ルフェビュールの録音が次々復刻されてるけど、 すごいや。 どれもいい!
160 :
名無しの笛の踊り :2009/01/25(日) 18:03:19 ID:yLnYX8pe
ルフェビュールか、あまり欲しい曲がないんだよな。 もっと復刻してくれたら、何か買うかも。
161 :
159 :2009/01/26(月) 18:10:16 ID:q9ei+58i
>>160 ルフェビュールといや、フルヴェンと共演したモツ協ばかりで知られてるけど、
彼女のバッハ、ベートーヴェン、シューマン、ドビュッシー、ラヴェル、…
どれでもいいから聴いてみて。
とくに、ベト・ソナに関しては、ドイツ的なしっかりした構築性の内部を満たす、フランス的なニュアンスと詩情の、全体的なバランスが
ため息出るほど絶妙。なんでこれまで録音が埋もれていたのか、訝しいほど
このスレ読んでフランス懐かしくなってきたよ。 ルフェビュールのベトソナ良かったよ。オッサンの演奏とは一味違う良さだけれど。 ようつべにも転がっていたよね。ドビュッシーのLPも良かった。
163 :
名無しの笛の踊り :2009/02/01(日) 16:39:44 ID:gVM8rNRK
164 :
名無しの笛の踊り :2009/02/01(日) 17:01:29 ID:Ck3Al+wp
↑ 意外と力強い演奏ですね
165 :
名無しの笛の踊り :2009/02/02(月) 20:17:58 ID:pRbfjbtb
彼女も、マリア・ユーディーナとか、マイヤ・ヘスとか、エリー・ナイとか、 バッカウアーとかと同じ、“女傑ピアニスト”の系列なのかなあ…
166 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 21:02:01 ID:GAhIDyuG
163のを聞いて、ルフェビュールのフォーレとバッハを注文。 とても楽しみ。
167 :
名無しの笛の踊り :2009/02/10(火) 21:13:10 ID:KJz2W63S
フランスピアニズムというのは、音の変化(ニューアンス)に神経を使って 弾くような奏法でしょ? 一口で言うと、そういう奏法なんでしょうか?
168 :
名無しの笛の踊り :2009/02/10(火) 21:27:43 ID:fyP28GPK
クラヴサン奏法の流れを受け継いだ腕の力ではなく指の力で演奏する奏法 まぁフランス特有というか19世紀はヨーロッパ全域がだいたいこの奏法だったけどね
169 :
名無しの笛の踊り :2009/02/11(水) 08:39:15 ID:O8K96DNe
じゃあナットみたいにがつんやったれってのはフランス人でもちがうの
>>169 普段指だけで弾いてるのに、無理して大きな音を出してみたら
やっぱり「がつん」程度の音しかしなかったと
マルセル・メイエもその傾向があるな
171 :
名無しの笛の踊り :2009/02/18(水) 08:18:26 ID:lZKe0IBm
彼女のバロックやフランス近代ものは、 ほんといいね♪
172 :
名無しの笛の踊り :2009/02/21(土) 10:56:24 ID:2pJbxhnG
>>166 ルフェビュールのバッハ。フランス本国で評判をとった名盤ですね。
パルティータを聴くと、リパッティと軌を同じくする音楽観を感じますが、私は
ルフェビュールの方が好き。
ルフェビュールの方がより成熟した大きな音楽世界を持っているように聞こえるのです。
彼女の表現には、人生を愛し自然を愛し世界を愛し芸術を愛する、文字通りフランス的な世界が感じられます。
それでいて彼女の音楽への取組みに甘やかさは微塵もなく、むしろその姿勢は非常に真摯で誠実なものです。
さらに、現代の音楽家に多い、ある種の不安神経症の弊を免れていることは、
フルトヴェングラーとのモーツァルトでの共演が歴史的名演とされるゆえんとなっているように思えます。
173 :
名無しの笛の踊り :2009/03/05(木) 13:38:07 ID:Ul3Lgpha
マルグリット・ロンの録音見掛けたが、手が伸びなかった。 彼女の録音聴いたひといます?
174 :
名無しの笛の踊り :2009/03/05(木) 13:44:12 ID:yxm//l5e
マルグリット・ロン 晩年はリューマチで指が動かなかった
175 :
名無しの笛の踊り :2009/03/05(木) 15:53:00 ID:kvTSqepR
ロンの話からずれていて申し訳ありません。 コルトーのショパン練習曲集。死ぬまで聴くであろう私の宝物。 コルトーはまさに、詩人だ・・。
176 :
名無しの笛の踊り :2009/03/07(土) 21:43:40 ID:F4i3yw+f
ここは結局今はもう存在しない過去の巨匠の話題に終始する だけのスレなんですか? ル・サージュ、タロー、ブラレイといったピアニストらが、今の 時代を生きて、素晴らしい演奏を聴かせてくれているのに。
>>177 だから何なの?
勝手に自分で聞いていたらいいじゃん。
自分だけが、お利口さんだと思っているの?
179 :
名無しの笛の踊り :2009/03/08(日) 08:32:59 ID:Q/BVDRB4
ポミエこそは代表的な現代のフランス派ピアニスト。 エル・バシャは生まれは違うけど、アラウに見出だされ、パリで一気に成長、才能を開花した。
180 :
名無しの笛の踊り :2009/03/09(月) 14:10:46 ID:39YRg3yd
>>177 あんたが勝手に過去の話だけと決めかかってるだけじゃんか。
こういう浅慮の人が多いのよな クラシック・スレは
181 :
名無しの笛の踊り :2009/03/09(月) 14:16:47 ID:5DR9DlOe
>>176 心洗われる、すばらしい美演ですなぁ。
水の流れが眼の前に映る様です。
いにしえに思いを馳せる,,,,,,いいですな〜 亡くなった方へ思いを馳せる,,,,,,いいですな〜 若者が昔のピアニストに思いを馳せる,,,,,,妄想ですな〜
>>180 春休みだから涌いて来るんだよ。
能書きをたれたい厨がねw
184 :
名無しの笛の踊り :2009/03/09(月) 20:34:59 ID:GNHZGdSp
>>180 ま、フランス・ピアニズムというスレタイのわりには、実際
コルトースレだなw
185 :
名無しの笛の踊り :2009/03/10(火) 11:28:58 ID:tSsKjW7C
それだけコルトーの演奏は独創的だったということでは? ロンはコルトーの比べると個性が弱いでしょ?
>>185 団塊の世代の音楽評論家達にとって、録音を比較的容易に手に入れることができた
最も古い世代のピアニストがコルトーだったから
ちなみに、コルトーの時代にフランス本国で神様扱いされていたのは
フランシス・プランテ
187 :
名無しの笛の踊り :2009/03/10(火) 23:01:49 ID:By+6ulqs
そのプランテとやらは録音あるの? それにしても、録音の有無の問題は厄介だなぁ。 録音を残した音楽家が全て一流とは限らないし、 そういう音楽産業とは無縁でいながら、人を魅了せずにいない豊饒な音楽人生を送ったひとなんて、山程いるワケだしね
>>188 何故コルトーの名ばかりが挙がるのかという図式を
えらく簡略化して書いただけだから放っとけ
> そのプランテとやらは録音あるの?
ヒストリカルな音源を聴く人間にとってはマストアイテムなので、
結構あちこちからCD復刻されてるはずだが?
ついでに言うなら、自国のピアニストよりはむしろ、 他国の名人達が好まれたとは言える ドビュッシーの「子供の領分」を初演したり、 「ラヴェルの「オンディーヌ」を献呈されたハロルド・バウアーとか
191 :
名無しの笛の踊り :2009/03/11(水) 10:51:43 ID:XadL2Jc+
コルトーは教師として才能があったのではないか? 「フランスのピアノ音楽」ほかの著作もある。 その影響が大きいのではなのか?
192 :
名無しの笛の踊り :2009/03/11(水) 11:20:32 ID:GIjcLIdJ
もうコルトーの話はいい加減うぜーよ
プランテ馬鹿がキレたのw
モニク・アースのハイドンが好きなのは俺だけでいい… この人なんでドビュッシーとラヴェルしか、 しかも廉価盤しかでてないんだろ
モーツァルトも録音しているんだけど、何故かCD化されないね。
196 :
名無しの笛の踊り :2009/03/12(木) 14:24:14 ID:Y1V+7qJQ
コルトーの対極にあるのがギーゼキングですが、この人は半分フランス人で フランス物も得意。 フランス派のピアニズムとは縁がない?
197 :
名無しの笛の踊り :2009/03/13(金) 00:48:18 ID:s8EECmzc
アルザス人シャルル・ミュンシュはフランス的か? という質問に比べりゃ…どうだろ、答えやすいか…。
198 :
名無しの笛の踊り :2009/03/25(水) 08:10:11 ID:F33lKW/7
>>196 ギーゼキング
重厚な演奏とは言えない。ショパンとか東欧系の作曲家のものも演奏されて
いない。モーツアルトとフランスもの、案外、手持ちのレパートリーは少ない
のでは?
199 :
名無しの笛の踊り :2009/03/25(水) 09:45:25 ID:BDWKVa1v
ギーゼキングの弾き飛ばしっぷりには呆れる。 なんであんな粗い仕上げの演奏が評価されるのかさっぱりわからない。
200!
>>198 ギーゼキングはショパンもラフマニノフも弾く。
読譜に苦労がないので現代曲の初演もこなす。
ドイツではベートーヴェンとかドイツ・ロマン派について、
重厚な演奏の評価が無茶苦茶に高い。
>>199 ギーゼキングは練習なしで直感に頼って弾く超ロマン主義者なので、
演奏は一回一回ぜんぜん違う。
従って、演奏も時と場合によって、良かったり悪かったり。
よい演奏の時は神、ダメなときはまあ無茶苦茶。
201 :
名無しの笛の踊り :2009/04/09(木) 20:26:15 ID:NbPFnT7g
ギーゼキングは譜面を読むだけで練習完了だったとか。 すごい天才ですね。 シフラは四六時中ピアノの前を離れずにに練習していたとか、これもまた 天才ですね。
202 :
名無しの笛の踊り :2009/04/10(金) 08:52:32 ID:6lVgNIBK
ギーゼキングは即物主義者とか言われていたな 何だそれって みたいな・・・
その時代の芸術思潮に「新即物主義」(Neue Sachlichkeit)というのが あって,いわゆるロマン主義じゃない芸術はみんなそう呼ばれたのさ。
204 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 10:16:52 ID:JLk8yRkz
譜面通りに弾くということじゃない?
205 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 10:18:55 ID:TBeKKx/A
最近自分のなかでナットのベートーヴェンの価値がものすごくあがってるんだけど このしとフランスピアニズム?
206 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 11:02:20 ID:qiTgCO9d
>>205 コルトーの"古きよきパリ風"とは違った流れ、
理知主義と現実主義的情熱とに裏打ちされている点で、
フランス的だと言えるかも。
フランスって、昔から数学王国なんだよね。天才数学者を多く輩出してる。
それと、フランスは 社会革命の国でもあるね
3連投スマソ。 コルトーらが右派なら、 ナットらは左派と呼べるかもしれない。 …こういう分類は不毛なだけだけど。
209 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 11:40:52 ID:TBeKKx/A
なるほろベートーヴェンにかんしては独墺右派よりナットのがいいですね ユニーバーサリティというのかな普遍性をもってるかんじ 独墺右派のよさももちろんあるんですが
210 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 12:04:08 ID:JLk8yRkz
昔から、イーヴ・ナットはシューマン轢きという定評がありました。 私はナットのブラームスの演奏が好きです。
211 :
名無しの笛の踊り :2009/04/19(日) 07:15:39 ID:qzqRpSjE
日本人はナット好きだろ
>>211 東日本人の納豆好きの話け? 自動車産業大国での工具ナットの話け?w
213 :
名無しの笛の踊り :2009/04/19(日) 12:03:54 ID:zZInWCsR
>>206 フランスは、文系王国・芸術大国であると同時に、
理系王国・科学大国だね
>>213 うーん,それはせいぜい1950年代までだねえ。
フランス音楽がグローバリズムに飲み込まれるのと同時期に
そういう面でも衰退したんだよ。
いまサルコジが躍起になって復活させようとしているけど。
215 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 08:54:40 ID:4iDIUoB2
EU統合度が増して行くにつれてフランスの独自性は薄れて行く。 サイエンスでも数学でも、フランスのユニークな教育制度によって、独特の 発展を遂げてきたけど、それも通用しなくなったのではないか? 本当は、科学技術、数学も含めて文化というものを考えると、これは人類全体に とっては、嘆かわしいことなのだろう。文化が一色に染められてしまうことの 危険性は、何度も人類が体験したことだから。 アメリカを先頭にしたグローバリズム文化一色となることは、実際に、今度の不況が 良い例だが、どこの国も同じ被害を受けてしまう。 同時不況の影響を受けない国があれば、世界経済の圏外にある小さな国とか、とんでも ない独裁国家だろう。おそらくキューバや北朝鮮ですら、この不況の影響を蒙って しまっただろう。 アメリカの先導するグローバリゼーションの圏外で生きて行ける国家 の存在、もしかしたら人類の未来の一番の「夢」になるかもしれない。
216 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 09:43:30 ID:V9DdowE2
ギーゼキングってやっぱりただ音並べてるだけだよね? 本当に何がそんなに素晴らしいのか全く理解できなかったので、同じように思ってる人がいて安心した。
217 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 09:54:39 ID:0Vn6rAGy
>>215 仮にそのような国が現れたとしても、合衆国は見捨てておかないだろうね
結局は、ベネスエラの茶ベスも、肌の色に安心したか、オ浜に握手求めましたね
猿居士って、合衆国寄りでなかったでしたっけ?――前任のシ楽に比べても
218 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 07:37:29 ID:AwbD6Fyv
>>214 そのサルコジって奴は、まったく矛盾だらけのオヤジだ。
フランスのグローバリゼーションを導入しようと躍起となって動いて、しゃべりまくり
対立候補に勝ったのが彼だ。
いま頃になってグローバリゼーションを批判するのは場当たり的だ。
219 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 08:44:14 ID:1PyGnt/F
ミッテランの後、フランスは混迷している。それは文化にも反映してるな。
>>214 ナットの生涯(1850-1956)は、まさしく現代フランスがその"フランスらしさ"で世界を魅了していた時代だね。
60-70年代のフランスも私は好きだが。
220 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 08:58:45 ID:v8ToYwR7
現代フランスがその"フランスらしさ"ってどんな感じなの ヌベルバーグとかヌーヴォロマンとかそのくらいのじきなの?もっとあと?
221 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 09:18:35 ID:yDBx2WEq
肩が凝ると
>>219 ナット凄いな。
江戸時代生まれか・・・
223 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 18:31:56 ID:AwbD6Fyv
>>219 ナットは106歳まで長生きした! ほんとかね?
これ正しいなら、最長寿のピアニストだ
224 :
219 :2009/04/21(火) 19:18:59 ID:1PyGnt/F
すまん。1890-1956だ。早死にの部類だね
>>222 22年、明治22年生まれ。
99歳まで演奏活動をしたホルショフスキーは101歳でなくなってますね。
226 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 19:59:10 ID:0+j1bx34
ピアニズムw
227 :
名無しの笛の踊り :2009/04/21(火) 22:03:53 ID:W6epl7Mt
>>226 なぜ笑う? フランス派鍵盤奏者(奏法)がクラシック音楽史上で果たした役割は大きいぞ
228 :
219 :2009/04/22(水) 08:26:31 ID:ZhOSd1/s
>>220 フランスの実存主義は第二次世界大戦後、
ヌーヴェル・ヴァーグは1950年代後半の誕生。
私は、戦前のまだ19世紀末の香りを残す時期から、
戦時中のジャン・ルノワールやマルセル・カルネ、ジュリアン・デュヴィヴィエらの映画の時代、
そして上の実存主義やヌーヴェル・ヴァーグ誕生の頃までをイメージしてました。
ヌーヴォー・ロマン(Nouveau roman、「新しい小説」の意)は、第二次大戦後のフランスで発表された前衛的な小説作品群を形容した呼称で、 アンチ・ロマン(Anti Roman、「反小説」の意)と呼ばれることもある。1957年5月22日、ルモンド誌上の論評においてEmile Henriotが用いた造語。 La Jalousie 1957年. 白井浩司訳『嫉妬』新潮社, 1959年Alain Robbe-Grillet "La Route des Flandres",1959年『フランドルへの道』/Claude Simon L’Emploi du temps, Ed.Minuit1956年:『時間割』(. 清水徹訳、河出文庫、2006年 / 中公文庫、1975年 / 中央公論社『世界の文学49 サルトル・ビュトール』に所収、1964年)/Michel Butor
230 :
名無しの笛の踊り :2009/04/23(木) 08:23:16 ID:zf+JpBOZ
>>229 若きルイ・マルによって映画化された、あの愉快極まるレイモン・クノォ『地下鉄のザジ』も
ヌーヴォ・ロマンだったっけね?
231 :
名無しの笛の踊り :2009/04/23(木) 22:12:25 ID:yyb71YQ9
>>216 ギーゼキングの演奏。
即物主義者・ギーゼキングが登場した時は新鮮に聞こえたのだろう。しかし飽きられた。
かつてラヴェルは、自分の作曲したある曲について、「演奏家は自分の書いた楽譜通り
に弾いてくれればよい」と言った。
彼の希望通りの演奏を、演奏家たちが実行したら、10人が10人とも似たような
演奏になるかもしれない。しかし、実際にはラヴェルの希望したように演奏している
演奏家はほとんどいない。
ギーゼキングは、もしかすると、ラヴェルの言葉に近いことをやろうとしていたのかも
しれない。
>>231 テンポが無茶苦茶に揺れ、ときどき暴走機関車になり、
歌うときはねろねろにとろとろに歌う、
あのヴァルター・ギーゼキングが即物主義者なら、
コルトーもミュンシュもメンゲルベルクもクライスラーも、
みんな即物主義者のように思うな。
というわけで、ギーゼキングはスタジオ録音とライブの差がありすぎ。
ギーゼキングを即物主義者と思う人は、彼のライブも聴いてみるとよいかと。
233 :
名無しの笛の踊り :2009/04/25(土) 09:25:32 ID:6IxjF4wG
来日した時は、もう歳だったから自分の思い通りの演奏をやるというか。 ドビュッシーの「沈める寺」とかラヴェルの「オンディーヌ」も、すごい音量で 圧倒的だ。テンポも遅めだったりするし、自由な演奏。 彼はモーツアルト弾きでしょう。
>>232 即物主義者ってほめことばなのか?
むしろロマン派的立場の人間の批判なのでは?
彼らが勝手に作った線引きで貶すのはどうなんだ?
それにライブでは客を楽しませなきゃならない
ああいう演奏が当時の聴衆には好ましかったということではないのかね
ギーゼキングのたくさんの録音を出来るだけ聞いてきたけど、簡単にレッテル貼り出来るピアニストとはとても思えない。
236 :
名無しの笛の踊り :2009/05/01(金) 22:54:55 ID:X20bUdIV
ラザール・レヴィのモーツァルトは、 パリパリ、ピリピリした理知の勝る演奏。 他のほとんど演奏家のモーツァルトとまるで違うんだけど、 このチャキチャキいなせな感じのピアノは、たまに聴きたくなる。
237 :
名無しの笛の踊り :2009/05/02(土) 09:32:34 ID:MuydqjvM
このGW、よく晴れた! フランス派のピアノ気分
238 :
名無しの笛の踊り :2009/05/04(月) 13:08:42 ID:AMeM8rh0
私は今日、新緑に囲まれて、マルセル・メイエルのピアノで、クープラン聴いていますよ
>>238 いいっすね。
自分はタローでクープランです。
メイエのディスクはタローが「自分のお気に入り」だとラジオで
紹介していたとか。
コンセルバトワールに通っていた頃、誰もメイエのことを教えて
くれなかった、とぼやいていました。
240 :
名無しの笛の踊り :2009/05/05(火) 08:53:42 ID:5ppci8Z7
タローは演奏家?
241 :
名無しの笛の踊り :2009/05/05(火) 10:47:26 ID:QohVml/3
もちろん演奏家だよ。 ラヴェルのピアノ曲全集のCDがあるよ。
242 :
名無しの笛の踊り :2009/05/05(火) 11:55:22 ID:5ppci8Z7
>>236 ラザール・レヴィさんは教授としての功績が大きい人でしょ。
安川加寿子、原千恵子は弟子でしたでしょ。 井口基成氏もたしか・・
>>242 なんで今更、そんな文献による知識だけが頼りだった時代の
議論に戻っちゃうんだよ
今では音源を容易に入手できて、自分の耳で検証できるんだからさあ
244 :
236 :2009/05/06(水) 11:14:07 ID:nc7G8RiR
>>243 演奏家としてよりも教師として活躍した、って言いたいんでしょう。
確かにね、リサイタルを活動の中心に置いていたピアニストの演奏ではない感じ。
理が勝っていてね
245 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 12:25:06 ID:cNbOJIRi
>>242-244 弟子達と一緒にコンサートをひらいたことありました。
安川先生と原先生も出演された。
246 :
名無しの笛の踊り :2009/05/08(金) 13:09:14 ID:CAi7JKjn
こういう書き込みを、国家公務員が暇な時間に書きこんでりいるというのは、まったく 税金ドロボウだよ 見つけ次第、ここに氏名を書きましょう!
247 :
名無しの笛の踊り :2009/05/09(土) 15:27:52 ID:LWO1bi8i
248 :
名無しの笛の踊り :2009/05/11(月) 09:22:12 ID:USHTWilr
>>247 ほう、知らない話だが、コルトー財団でもあれば買ってくれればいい。
おかしな観光施設も作らないで、陸から眺めた島の眺望を楽しめるのならいい。
249 :
名無しの笛の踊り :2009/05/11(月) 17:29:06 ID:CLkPLclP
シフラ財団ならありますね
250 :
名無しの笛の踊り :2009/05/12(火) 09:52:35 ID:SHMQd3ez
>>247-248 海の浮かぶ美しい小島は絵心を刺激したのでしょう。
コルトーの演奏の地中海的魅力を暗示するエピソードですね。
この人の演奏はテンポルバートが有名になって、なにか情緒纏綿のロマン派的
タイプのように見られていますが、聞いてみるとそんではない。実にバランスの
よい明快な演奏なのです。激し過ぎない、きびし過ぎない、きれい過ぎない。
で、明るいのです。というか、明るい曲を好んだのではないでしょうかね...
251 :
名無しの笛の踊り :2009/05/13(水) 23:48:26 ID:4akTURgT
>>242-244 ラザール・レヴィの下からは、他に
ソロモン・カトナー
クララ・ハスキル
も巣立った。
これだけでも"世紀の名伯楽"の名に恥じない。
252 :
名無しの笛の踊り :2009/05/14(木) 07:36:41 ID:UtZLJvyE
レヴィって凄い人だったんだ・・・ で、コルトーは? 彼も教科書みたいな本を書いてるが、教師としては 実績はどうだったのか。 S.フランソワが弟子だったとか????
>>252 ソロモンは「奇跡のソロモン」って呼ばれて10歳でデビューした神童だったのに、
わざわざフランスに渡ってまで、改めてラザール・レヴィの教えを乞うたんだよね
×252 ○251
コルトーの弟子ならぐぐれば無数に出てくるでしょ
256 :
名無しの笛の踊り :2009/05/16(土) 21:38:26 ID:qQJFdUHX
ペルルミュテールのラヴェルを聴く(VOX)。 こんな陰翳の熟成した、ニュアンスの豊饒な「ソナチネ」に出会ったことがない。 ベートーヴェンやブラームスのピアノ・ソナタに劣らない味わいの深みを覚えた。 これこそ、フランス・ピアニズムの文化的伝統というものだろう。 学校で習うとかいうレヴェルのものではないね
257 :
名無しの笛の踊り :2009/05/17(日) 13:52:12 ID:Cl5jUKnC
>>256 ペルルミュテールはラヴェル直伝だそうですね?
この演奏が正規のラヴェルの演奏です、というものが存在するのですね?
君はまるでリストみたいに弾くんだね。 でもそれでいいと思うよ。僕がラヴェルだ。 って、ホロヴィッツに声をかけたぐらいだから 正規の演奏なんてこれといってないんじゃない。
259 :
名無しの笛の踊り :2009/05/17(日) 18:05:17 ID:hb1idHMB
おれも“正規”とかなんとかって存在しないし、 フランス文化はそんな枠を一義的に規定しない自由さに特長がある、と考えるな。 なにより現代的な価値に合致する、あるいは 来るべき将来・近未来の美観・世界観・価値観を開拓し、ないしは古典のなかにそのヒントを発掘する ことに最大の価値を置く文化に思えるよ ピアニストもピアノだけ勉強してても 底が割れる。それは評価されないね
フランソワって、どういう伝統引いてるんですか? フランスでの神・サン=サーンスはフランスピアノの伝統にどういう影響を 及ぼしたのですか?
261 :
名無しの笛の踊り :2009/05/20(水) 05:00:57 ID:JB6arMrJ
>>260 サンソン・フランソワは、
アルフレッド・コルトーに見出だされたことになっていますね。
そして音楽院では、
マルグリット・ロン(ロン・チボー国際音楽コンクールの一方の創設者)、
イヴォンヌ・ルフェビュール(フルヴェンと組んだモツP協が有名。上で誰か書き込んでる)に教えを受け、首席卒業しています。
それぞれから吸収するものは吸収したでしょう。
ただ、そもそも枠に嵌まらない、嵌まりたがらない自由奔放な
性格だったので、
つねに自分流ってーか、オレ龍(笑)だったようですね
…逆に言えば、そういう点が、いかにも個性派揃いの国=フランスらしくもありますよね
262 :
名無しの笛の踊り :2009/05/20(水) 22:27:15 ID:JpBRG82J
>>260 むらっ気なところは、凝るトオから感染w
263 :
名無しの笛の踊り :2009/05/20(水) 22:42:56 ID:9l1llNHo
ムラのある人(好調時と不調時の差が大きい人)の方がいい時はホント神。 こんなの絶対ないってくらい。コルトーもフランソワもそうだったんでしょうね。 ケンプやリヒテルもそうでした。
264 :
名無しの笛の踊り :2009/05/21(木) 08:52:28 ID:mSYKNRaR
村なんて皆あるですよ。 それを感じさせない人もいる。 F子さんなんて村祭りだ。
265 :
名無しの笛の踊り :2009/05/23(土) 18:23:39 ID:h9En+okL
村があってもいい。素晴らしい演奏であれば
266 :
名無しの笛の踊り :2009/05/23(土) 23:51:58 ID:RKHYK00Y
フランス楽派の特徴は、そのファンタジーと古典主義とにある。 これはなかなか他の国のアーチストに現われてこないところ。 サンソン・フランソワには、ただ、その後者の「古典主義」を余り感じない。 それに対して コルトーは、室内楽やバッハ・ブランデンブルクの弾き振りなんかに、その性格が見付かる
267 :
259 :2009/05/26(火) 07:48:59 ID:muxFx4e/
作曲者にとっては、よほどの見当違いの演奏でない限り、自分の楽曲が、 ギーゼキング風、ホロヴィッツ風、ペルルミュテール風、…様々に優れて個性的な解釈のもとに演奏されるのは、 "作曲者冥利"につきるはずですね まぁ、作曲者の価値観にもよるでしょうが。
268 :
名無しの笛の踊り :2009/06/08(月) 19:39:03 ID:UH9i+dqU
HOSHU
ルフェビュールいいよね。
ルフェビュールばあさんいいよね。
272 :
名無しの笛の踊り :2009/06/11(木) 23:45:23 ID:yrrAIRzp
ルフェビュール女史と云って下さい。 ギョラー女史やダルレ女史も素晴らしいですが。
273 :
名無しの笛の踊り :2009/06/18(木) 07:38:24 ID:Nqqd2cUw
ルsageが好きな人いますか?
274 :
名無しの笛の踊り :2009/07/02(木) 22:48:24 ID:XItvSHk8
フランスは 名女流ピアニストを多く輩出したね この"良き"伝統は消えたの?
275 :
名無しの笛の踊り :2009/07/03(金) 03:16:40 ID:voxvtY7f
>>266 フランソワは、その奔放な演奏をロン女史に上手く矯正されましたが、
後年は、また段々と形が崩れて行きました。
例えば、ラヴェルのギャスパール、3種。
40年代、50年代、60年代と聴けますが(40年代はスカルボのみ)
その変遷が、大変よく分かります。
特に、50年代のモノラル録音は、カップリングされた「クープランの墓」
と共に、古典的形式も兼ね備えた絶品であります。
最後の60年代の演奏は世評高いですが、私は失敗作だと思っています。
いくら贔屓の引き倒しと言っても。チョッと崩れすぎ。
ギーゼキングは、1945年前後で演奏ががらっと変わってしまったからね。 戦前のスタジオ録音は、神経の行き届いた名演揃い。戦後は、ちょっと手を抜き気味かなあと。 演奏スタイルの当然の帰結か流行によるものか。あるいは交通事故に何回もあってるが 脳へのダメージでもあったのか
277 :
名無しの笛の踊り :2009/07/08(水) 01:27:37 ID:PE9arMf2
コルトーは室内楽やバッハの指揮においては、 古典主義者的な手腕を発揮しましたよね。 フランソワは早死にして、そこまで成熟しなかった。 若い時期のまだ"崩れていない"w、そのラヴェルやら何やら 聴いてみたいものですが。 それとクープランやラモー等の、同国の先達の曲は、手掛けていないのかしらん? 興味あります
278 :
名無しの笛の踊り :2009/07/08(水) 03:31:51 ID:RYxTATEl
失敬な奴らだな。 無能がよくも偉そうに。
279 :
名無しの笛の踊り :2009/07/08(水) 05:58:58 ID:+PRFh+nX
クープランやラモーよりも プーランクやミヨーの方が好き
281 :
名無しの笛の踊り :2009/07/09(木) 04:17:27 ID:gMMFfaTU
>>277 誰のことをいっているの?
コルトそれともフランソワ?
284 :
名無しの笛の踊り :2009/07/10(金) 01:07:27 ID:VqJCHhPe
だまされたと思ってヴァルマレートのフォーレ・ノクターン4番を 聴いてほしい。
285 :
名無しの笛の踊り :2009/07/10(金) 02:06:54 ID:Nlnx0AJT
コルトの初出のCDが出る模様。戦争中の44年の録音。 ショパンピアノ協奏曲2番。指揮はなんとメンゲルベルグ! この2人、こんなことをしているから、戦後のナチ処理でさんざんな目に遭うんだな。 mengelbergなんかは実質これで終わりだしな。。 演奏は、フリッチャイとのシューマンピアノ協奏曲のような大ロマンの、情緒的な、 大お化けの演奏が期待できる。 早速注文した。 コルトの戦争中の演奏には、シューマンのピアノ協奏曲もあるんだが、指揮は これまたフルトヴェングラー。こっちの方はソ連が持ち帰った中にあったはず とのことだったんだが、だめなのかなあ・・・・
290 :
名無しの笛の踊り :2009/07/31(金) 11:04:54 ID:IIdTh7Wu
コルトーの演奏、 一言で言えば「イキ」ですな
あわれのピアニストは誰だ?
野村光一がコルトーの大ファンでしたね
>>242 井口氏はナット。
安川氏、原氏、野辺地氏がレヴィ。
ついでにハスキルもレヴィの弟子。
このあたりもフランス・ピアニズムに入るのかな。
>>243 レヴィいいよね。端正で。
>>291 というわけで、ハスキルを推す。
294 :
名無しの笛の踊り :2009/08/01(土) 08:28:38 ID:qo27Effa
>>292 いき とか洒落に拘った人だから、吉田翁はそいつが全然わからない人。
吉田翁『ぼくぁ ショパンはわからない』が口癖。
だから、サンサーン、シャブリエなんかお呼びでなかった。
吉田翁なりの謙遜かもしれんが、シューマンには一家言あるのだが 『ショパンはわからない』評論家ってなんだかなあ。
296 :
名無しの笛の踊り :2009/08/01(土) 23:39:37 ID:bETcL7xw
ラザール・レヴィの日本録音のコンプ、CD復刻したの知ってる?
だからどうしたの? 夏休み楽しい?
298 :
名無しの笛の踊り :2009/08/02(日) 05:01:19 ID:tD6nCEMq
>>294 やっぱり野村へのライヴァル意識からきてるんじゃないでしょうか?
野村はショパン好きでしたからね。
吉田スレでも書いたんですが…清算してもらいたいことのひとつ。
ピアノが好きならショパンははずせないですし、コルト−は
必須です。
300 :
名無しの笛の踊り :2009/08/02(日) 08:43:58 ID:i9+ASlo+
要するに偏見がある。これは評論家として悪いのではない。そこが面白くも あるのだが。しかし「ショパンはわからない」 はないだろう? それでは誰も反論できない。 吉田が穂ショパン好きと争うのを避けたとしか思えない。
>>299 俺、ピアノ好きだし、アンチ・コルトーでないし、フランス派ピアニズムも好きだけど、
果たして、
ピアノ好きにショパンは永遠でコルトーは必須
であるかは怪しいと思う。
ベートーヴェンのピアノが好き、
バッハの鍵盤曲が好き、
クープランのクラヴサン曲が好き
な人が、必ずショパンの曲やコルトーの演奏が好きだとは限らないと思うけど。
>>301 そうだな。私はコルト好きだ。ショパンももちろん嫌いじゃないが、
あまり聴かないな。CDはかなりあるんだが、ここ10年は聴いてないかな?
ま、それでもこの前出たショパン協奏曲2番、コルトとメンゲルベルグ
は注文したな。メンゲルベルグが指揮だったことが大きい。
コルトだけでもショパン以外なら注文しただろうが、メンゲルベルグではない
コルト・ショパンは注文しなかっただろう。
でも、誰かこの演奏聴いた人いない?
クラヴィール・カイザーのルービンシュタインのショパン・ライブが 素晴らしいと思いますが、健康優良児のショパンという感じです。 コルトーのショパンと対極にあるような。どちらも好きなんですが、 お聴きになった方がおられれば感想を。
>>303 そのライブは知らないが、一般的にルービンシュタインの
CDは面白味に欠ける。学習者にはいいかもしれんが。
しかし、彼のライブは本当にすばらしかった。
消え入らんばかりのピアニッシモがホールの隅々まで響き渡っていた。
305 :
名無しの笛の踊り :2009/08/02(日) 11:52:37 ID:tD6nCEMq
なるほどね。 ホール隅々まで広がるピアニッシモ、ってあるよね。 ペライヤが言っていたんだが、ホルショフスキーのピアノは、 ホールの壁面をぐるりと伝って、聴く者の全身に染み入る音だったそうだ。 ここに、ホルショフスキーのカザルスホール・リサイタルを 生で聴いた人いる?
306 :
名無しの笛の踊り :2009/08/02(日) 12:33:36 ID:5r4bSDKX
>>304 さん ルービンのライブをお聴きになったことあるんですか?
プログラムとか感想を、もしできたらお願いします。
>>306 よく聴いたピアニストです。10年の間に、7,8回ほど聴けたでしょうか?
本当に幸せでした。
その中でも印象深かったコンサートは、シューベルト21番ソナタ、
ベートーヴェン(曲?)、ショパンエチュードから、スケルツォ2番と3番等
などがくまれたコンサートでしたかね?
そのコンサートではっきり覚えているのは、ショパンが始まるまでも素晴らしい
演奏だったのですが、ショパンが始まるや、あたかもある不思議な一条の
光線が彼を照らし出したかのよう、
会場も静まりかえり、その静寂の中を、前にも書いたピアニッシモの音が響いたのです。
まるで別次元の世界でした。
あまりにもショパンが素晴らしかったので、オールショパンのプログラムを組まないかなと
思っていたら、オールショパンのコンサートも開かれましたね。
このコンサートのプログラムは手元にあります。
曲目はバルカローレ、プレリュード8番、ノクターンOP27-2、
ピアノソナタ3番、バラード4番、ワルツ2曲、エチュード4曲。
ただ、このオールショパンのコンサートは演奏そのものは
すばらしかったのですが、コンサートのまとまりとしては、芯のないような感じで、
今ひとつでしたね。ショパンの曲そのものに原因があるのだろうと思います。
この人は非常に愛想のいい人でした。アンコールも常に5曲以上
弾いたでしょうか、最後のアンコール曲はいつもショパンの英雄か軍隊ポロネーズ
でしたか。
それでも拍手が鳴りやまないものだから、あるときなどは、両手を前に出し、
両手を、赤ちゃんがよくするように、にぎにぎしはじめました。
これ以上弾けませんよと言っていたのでしょう。
>>307 さん ありがとうございます!!
>ショパンが始まるや、あたかもある不思議な一条の光線が彼を照らし出したかのよう、
会場も静まりかえり、その静寂の中を、前にも書いたピアニッシモの音が響いたのです。
まるで別次元の世界でした
ここ、すばらしいですね!経験した人でなければ書けない。それをお感じになったあなたも
すばらしい。ライブはこういうことがあるからスゴイですよね。
何年ごろのことでしょうか?アメリカですよね?
>>308 1970年代のパリです。
10年以上当地に住んでおり、やはり日本とは文化の差を感じます。
質とかそういうのではなく、どこにでもあり、空気のような、誰もが気軽にって
言う感じですかね。
ルービンシュタインのコンサートなども、当時のフランスの時給1から2時間
ぐらいの値段なんでしたね。席は特等席で、一回の正面でした。
すでに満員でしたので、ホールの中央の通路に臨時の椅子の席でしたが。
ルービンシュタインと並んで忘れららないのがマリアカラスのコンサートですね。
演奏は、かわいそうなぐらいひどかったんですが、かつてのプリマドンナが
みれるってことで。
スレ違いになりそうなので、最後に、死んだ年かその前年にカザドシュ
のモーツァルトの協奏曲も聴けたのも印象に残っております。
>>309 さん
たびたびのお返事に感謝します。コルトーが演奏できなかった
パリでのルービンですか・・・親ナチだった仏政権に協力的だった
コルトーと、ユダヤ系だったゆえアメリカに逃れざるを得なかった
ルービンと・・・なんか考えてしまいます。ルービンも相当高齢
だったのでは
スレチ気味のところありがとうございました。
311 :
名無しの笛の踊り :2009/08/03(月) 20:45:01 ID:DygmgOhn
312 :
名無しの笛の踊り :2009/08/04(火) 11:41:57 ID:gl+8/TnK
↑ 情報の世界では、日本は世界の孤島ですね
313 :
名無しの笛の踊り :2009/08/04(火) 12:06:53 ID:1IFbr283
アナウンサーは字幕と何ら関係のないことをしゃべっている。 こんな悪質な改ざん、創作をyoutubeは許してはいけない。
314 :
名無しの笛の踊り :2009/08/04(火) 14:54:44 ID:X6juQnET
>>302 コルトーも自由だがメンゲルベルクが特に自由でおもしろいよ
>>311 そういう方は日本人を即刻おやめください。
エジプト、アフリカ、イスラム、東南アジアに植民地を作り、
同じ人間を虐げて動物扱いし、武器を製造して輸出し(世界第3位)、
アルジェリアやムルロア環礁で核実験を二百数十回も行い・・・
自由・平等・博愛なんて自分たちだけに当てはめるために作った
ご都合主義の宣伝文句。パリの街を歩けば犬のウンチでヌルヌルしている。
こういうことをきちんと教えないのが日本の教育の悪い点で、結果
311のような人ができあがる。
316 :
名無しの笛の踊り :2009/08/17(月) 21:39:46 ID:FkLmkiXP
フランスにでも住んで犬のウンチで滑ってころべ、ということですかそうですか。
317 :
名無しの笛の踊り :2009/09/11(金) 14:28:05 ID:lcmvzveO
最近出たてほやほやのフランス系ピアニストは?
ほやほやじゃないけど ル・サージュ
319 :
名無しの笛の踊り :2009/09/14(月) 11:33:12 ID:b6o2hw5C
Schumann弾きだと書かれていますね。 フランス人のシューマンは、また一味違うでしょう。
フランス人のシューマンは馬鹿にできない。
つうかコルトーのシューマンが一番好きなんだが
>>321 つうかコルトーのシューマンが一番だろ。
ショパンも素晴らしいが、コルトとはタイプは全く違うが、
コルトーレベルに素晴らしいショパンを聴かせる
ピアニストも、数は少ないにしても、いることはいる。
しかし、ことシューマンとなるとね、他にもいい演奏を
する人はいるが、コルトーレベルではなく、彼の競争相手とならない。
まあ一番よい時のホロヴィッツくらいでしょうね シューマンでコルトーに対峙できるとすれば。 フランス系だとナットのシューマンもなかなか味がありますね
324 :
名無しの笛の踊り :2009/09/14(月) 22:02:14 ID:/igWTXGI
ソフロニツキーもよい
325 :
名無しの笛の踊り :2009/09/14(月) 22:31:07 ID:fOJ6SSZ6
リヒテルもよい
だけどやっぱり
>>323 ホロヴィッツは、ま、子供の情景はいいとしても、
クライスレリアーナは非常なピアニスムと思うが(とりわけCBSソニー盤)、
何の印象も受けない。また、幻想曲は、ホロヴィッツ本来のぎすぎす感があり、
どうも好きになれない。ホロヴィッツよりは323の言うナットの方がいいだろうが、
しかし、やはり
>>326 の意見に同調する。
328 :
名無しの笛の踊り :2009/09/15(火) 09:50:15 ID:YwS+K7jT
ル・サージュはシューマンではなく プーランクをオススメ。 シューマンならアンスネスのもいいと思うけど コルトーよりダメ?
プーランクのピアノ曲は、 プーランクが達者にピアノを弾き散らすのを そのまま譜面にしたようなものだから、 それに向く演奏家は、プーランクの癖が自分の技巧に巧く嵌る人だけ。 ル・サージュは残念ながら嵌ってない。 ロジェも駄目だ。 プーランクの全集で一番いいのはリンガイセン。
330 :
名無しの笛の踊り :2009/09/15(火) 13:40:04 ID:kaA3FGtW
332 :
名無しの笛の踊り :2009/09/16(水) 04:27:57 ID:tl6zOxqn
すわ、チェルカスキーのプーランク、あるの? ワクテカ
>>324-325 ロシア系のシューマンならユーリ・エゴロフもよろし。
コルトーの域には達しないまでも30台半ばまでの演奏限定でフランソアも 素晴らしい演奏あり
>>332 ライブ録音のトッカータがあるから探して聴いてみてください!
335 :
名無しの笛の踊り :2009/09/17(木) 14:37:42 ID:DzsA2dqZ
コルトーのシューマン、20年代30年代の録音聴きたいけど 検索してもいまは廃盤ばっかし。カザルストリオのトリオ一番と パンゼラの伴奏した詩人の恋、あたりは何とか見つけたけど… 入手容易なコルトーのよい復刻CDってありませんかね?
>>335 SPの復刻の場合、リマスターの仕方は2つ。
1つは、SP特有のシャーという音を消さず、そのため少々うるさいが、
音そのものは生き生きとした、躍動感のあるままが聴ける。
もう一つは、シャーという音を消し、雑音は消えるが、しかし、
そのため、かんじんの音までが悪くなり、少々ふやけた音になる。
後者のタイプの代表はEMI盤、前者のタイプはpearl盤、biddulph盤。
NAXOS盤あたりが両者の中間盤でしょうか?
私はシャーという音が気になりませんので、少々高くても、SPの復刻版は、
大体この2社で購入するようにしております。
一応、イギリスのMDTに、biddulphのシューマン3点がカタログに載っています。
実際に入手可能かどうかはわかりませんが、注文可能です。
また、シャーというと言う音が苦手なら、多少音がふやけますが、
HMVに少しばかり、レーベルは覚えてませんが、あるようです。
MDTのアドレス:
http://www.mdt.co.uk/MDTSite/pages/home/default.asp search欄にcortot schumannといれて検索してください。
>>336 情報ありがとう。
BiddulphのSchumann Vol. 1-Vol. 3が欲しいなあ…
ちなみにLHW004はVol.2と同じもの(再発盤)のようです。
>>338 HMVでは1枚で3400えんぐらい、mdtでは3枚で送料入れて4200円ぐらいかな、
今日のレートでは?それしてもHMVはえらく高い!
MDTは私も時々利用しますが、信用できる店です。
340 :
名無しの笛の踊り :2009/09/27(日) 21:19:36 ID:3T0EYHkt
ダウンロードなら無料で聴ける。
341 :
名無しの笛の踊り :2009/09/28(月) 01:11:02 ID:sn5yl3Qj
コルトーはダヴィッド同盟舞曲集が中でも名演だと思います! 私はBiddulph盤で聴いています。 ざっくり言ってpearl盤よりもBiddulph盤のほうがSP盤の状態がよいものを使用していると思います。
ヴァイオリンの方がメインなもので、BiddulphのCDはけっこう集めました。
Biddulphの復刻はけしてSPノイズを消してないわけじゃなくて、今日の
聞き手が聴きやすいような復刻で、Pearlとはむしろ正反対の印象を受けます。
ただその匙加減が絶妙で実に音楽的。この辺はリマスター担当の
ウォード・マーストンの素晴らしさと言えるでしょう。あと
>>341 さんが言うように
使用するSP盤自体が非常に状態の良いものを使っていると思います。
連投失礼。 Biddulphのコルトー、話題になってるシューマンは上で出ているVol1-3の3枚が 基本でどれもすごくいい復刻ですね。それとコルトーはアコースティック期の録音も 全部復刻していて、そのうちHMVの録音を復刻したもの The complete acoustic HVM recordings(LHW021)に ピアノ協奏曲と謝肉祭の最初の録音(どちらも1923年)が聴けます。
344 :
名無しの笛の踊り :2009/09/28(月) 18:38:07 ID:Qew0ta1/
biddurlphとpearlは重なるCDはあまり多くないと思うが。 コルトはあるけれど、biddulphは主に室内楽が中心。 フィッシャーのバッハ平均律のpearl盤を探しているが、 確かbiddulphにはないよな? 両方ともいいリマスターで、正反対とは思わない。 正反対というなら(spの復刻に関して)、それはpearlとEmiでしょう。 EMI盤はSP特有のシャーという音を消すがあまり、肝心の音がふやけている。 サンマをいじくりすぎて、殿をしてサンマは目黒に限るのはなしを思い出す。
>>344 重なる一例として、クライスラーとルップによるベートーヴェンのVnソナタ全集の
復刻があります。PearlとBiddulph、聴き比べればすぐにわかりますよ。
Pearlは原音の生々しさを最優先、あえてSP特有の針音スクラッチノイズは
無理に消さずそのまま残してある。今書きながら聴いてますがパチパチ言ってますよw
Pearlと同傾向としてはオーパス蔵が同じ感じですね。
Biddulphの方は聴きやすさにも配慮した細心のマスタリング。Pearlのような
スクラッチノイズは、どのCDでもそうですが、ほとんど無視できるレベルに低減
されてます。というかほとんど気付かない。それでいてSPの音が生々しく再現されている。
そのあたり同じノイズ消し派でもEMI盤のように下手糞なart処理で
SP盤の旨みを消してしまったダメ復刻とはまるで違いますね。
PearlもBiddulphも両方いい復刻、という点は全く同意です。あとは個人の好みでしょう。
ただ以上述べたような復刻の方向性、ベクトルの違いというのは聴けば
はっきり分かるので、あえて正反対という表現を使ったわけです。
以上コルトーとはスレ違いで申し訳ありませんでしたが、話を戻すと
CDでコルトー聴くならやっぱりBiddulphの復刻が今のところベストだと思います。
コルトーはビダルフ盤を頑張って探せばいいとして、 ここのスレタイのもう一人ロンについてはこれを聴いとけ、っていうCDはありますか Cascavelleの4枚組がやはりいいのかなぁ・・ ちなみにロンは「ラヴェルと彼の演奏家たち」に入ってたピアノ協奏曲くらいしか これまで聴いたことがありません。
347 :
名無しの笛の踊り :2009/10/07(水) 09:22:12 ID:HZYYwOag
今月のロン=ティボーコンクール開催にちなんで 今週のFranceMusiqueでこの二人の特集を組んでます。(〜金曜日まで) 放送聞き逃してもarchivesのオンデマンドがあるので聴いてみては? ちなみに月曜は、ロンがラヴェルの協奏曲にフォーレのピアノと管弦楽の ためのバラード、それに戦後パスキエトリオと録音したピアノ四重奏曲第1番。 ティボーはコルトーとのフォーレのヴァイオリンソナタがかかってました。 火曜はミヨーのピアノ協奏曲(ミヨー指揮)にモーツァルトの協奏曲23番といった選曲。 ロンのモーツァルトはなかなかいいですね。
348 :
名無しの笛の踊り :2009/10/13(火) 20:33:56 ID:/ndbW5T+
/⌒彡::: /冫、 )::: コルトーか・・ __| ` /::: / 丶' ヽ::: / ヽ / /::: / /へ ヘ/ /::: / \ ヾミ /|::: (__/| \___ノ/::: / /::: / y )::: / / /::: / /:::: / /::::: ( く:::::::: |\ ヽ::::: | .|\ \ ::::: \ .| .i::: \ ⌒i:: \ | /:::: ヽ 〈:: \ | i:::::: (__ノ: __ノ )::::: (_,,/\
349 :
名無しの笛の踊り :2009/10/16(金) 21:55:28 ID:akN8mByx
コルトーのビダルフ盤では「舞踏への勧誘」もすんばらしいですお。
>>349 ビダルフのコルトー「舞踏への勧誘」は2つあるね
1926年録音:Cortot plays Weber & Mendelssohn (LHW002)
1923年録音:Cortot The acoustic Victor recordings (LHW 014-15)
>>350 >1923年録音:Cortot The acoustic Victor recordings (LHW 014-15)
こちらは残念ながら“舞踏”のみで4:09です。原盤でも省略なのでは。
>1926年録音:Cortot plays Weber & Mendelssohn (LHW002)
全曲はいっていて6:30です。
マトリックス番号が2つ記載されているから2枚の編集でしょう。
ノイズを抑えながら音楽性を損なわぬよい復刻だと思います。
>>351 マトリックス番号が2つ(BVE 36566/67)というのは
2枚にまたがっているということでは?
353 :
352 :2009/10/16(金) 23:25:19 ID:GNq7gcCN
失礼。ちょっと読み違えてました。 1923年の方は最初の部分とかあと一部途中も省略した版ですね それでも4分というのは当時のSP盤の長さギリギリといったとこでしょうか
>353 349&351です。 私もうっかりしてましたがレコード番号じゃなくてマトリックス番号だから 1926年は1枚のSPの裏表、 1923年は1枚のSPの片面ですね。 ぎりぎりに編集して片面に納めたのでしょうが、やはり“勧誘”や“お別れ”が無いと 聞いた気がしないですね。
マルセル・メイエの17枚を買いました。 まだ2枚めのシャブリエ、ラヴェルだけどこの人は素晴らしいですね! 何と言うか、確固としてぶれない天心爛漫さとでも言うか... これがフランスのピアノというものなのか!と ちょっと聞き慣れない響きに気持ちよく浸っております。 しかし上手いなぁ・・・
>>355 購入おめでとうございます
スカルラッティも見事な演奏ですよ。
17枚焦らずじっくりと楽しんで下さい。
>>355 ほんと、素晴らしく、心引かれる演奏です。
ラヴェルの亡き王女の云々はギーゼキングやカザドシュ以上のできばえですし、
バッハのインヴェンションと3声は今まで聴いた中での1番の出来で、この曲、
こんなにきれいな曲だったのかと初めて認識しました。今までピアノのための練習曲
ぐらいにしか思えなかったんですが。ただし、他のバッハ、たとえば、パルティータなどは
少々物足りないですが。
ともあれ、このボックスセット、かなり前に英尼で安く売っていたのを購入しましたが(2000円ぐらい
だったかな?)、ほんと、メイエ、新たな発見でした。
358 :
名無しの笛の踊り :2009/10/18(日) 23:04:08 ID:89fYNuk3
359 :
名無しの笛の踊り :2009/10/18(日) 23:41:14 ID:Xm1L/VPv
360 :
名無しの笛の踊り :2009/10/21(水) 20:54:06 ID:aWq4sENN
チッコリーニは嫌いじゃないけどEMIの録音ってのが難だな
>>358 このタリアフェッロのレーベルは全く期待できんな。
音悪すぎだろ。
363 :
名無しの笛の踊り :2009/11/23(月) 11:40:29 ID:SpbkzVJt
タリアフェロさんは大変な高齢で、たしか80歳台か90歳台で亡くなったでしょう? だけど、無くなる数年前まで演奏活動していたから、歳をとった時の録音は あるんじゃない?
364 :
名無しの笛の踊り :2009/12/02(水) 23:07:18 ID:x/4SvTt2
VOX復刻盤第2弾で出た ド・ラ・ブリュショルリーのチャイコPコンに ぞっこん惚れ込んだ これほど情熱的、ドラマティークかつ肌理濃やかな この曲の演奏に出会ったことない。 フランスの女流ピアニストの系譜って なんて豊饒なのだろう! つくづく感心する
365 :
名無しの笛の踊り :2009/12/03(木) 22:38:06 ID:QMtVN4Hn
>>364 ルフェビュールにしろ、
マルセル・メイエにしろ、
そのブリュショルリにしろ、
往時のフランスの女性ピアニストが作り出す世界はじつに豊饒だよね
彼女らの他に、彼女らの後に、男性ピアニストを含めて、
誰も生み出し得てないな
366 :
名無しの笛の踊り :2009/12/05(土) 10:13:06 ID:eMj1eUWr
女流ピアニストが国内で活躍する(した)国って フランスと日本が筆頭?
>>366 何を根拠にそういう結論が導きだされるんじゃ
厨だから
男女差より個人差だわな。
370 :
名無しの笛の踊り :2009/12/06(日) 22:50:13 ID:WCXI8U2X
ラヴェルの愛弟子アンリエット・フォール ルーマニア生まれだがフランスで活躍したヨウラ・ギュラー も、フランス女流ピアニストの代表選手だな
フランス派とは呼べないだろうが、 クララ・ハスキルも ランドフスカも 国際的成功のきっかけは、フランスはパリ。
厨丸出しw
>>366 当時のパリでは、ゴドフスキーやバウアーら、
強力な技巧を持つ外国人ピアニストらが滞在しており、
聴衆は自国のピアニストの演奏なんか聴こうともしなかった
というのが実際のところ。
だから、メイエらの演奏の価値が再認識されるのに、
これだけの年数がかかってしまった。
374 :
名無しの笛の踊り :2009/12/07(月) 04:02:25 ID:768+RstW
世界中どこの国にもあんなに多彩な女流ピアニストって埋もれているものなのか? ドイツにも、イギリスにも、ロシアにも、 イタリアにも、アメリカにも?
>>374 埋もれているかは別にして、フランス以上にたくさんいることは確か
376 :
名無しの笛の踊り :2009/12/07(月) 09:15:39 ID:9n0SAy8P
そうですね。この間、題名のない音楽会に出演された95歳のマドレーヌ・マルロー女史(ロン、ザウアーに師事) なんて音色本当に素晴らしかったです。いろいろな事情で派手に演奏活動していなくてもいいピアニストはたくさんいます。
昔も今も世界中女流ピアニストだらけじゃん。 日本なんて女流だらけ。イギリスも多いよ。 フランスの女流が特別にいいとか、そういうのは錯覚。 マドレーヌとか、 ジュヌヴィエーヴとか、 イヴォンヌとか、 アンリエットとか、 そういうもっともらしい響きの名前に惑わされてるだけだよ。
378 :
名無しの笛の踊り :2009/12/07(月) 22:24:28 ID:768+RstW
名前だけか(笑)
厨が憧れそうな響きなんだよね
380 :
名無しの笛の踊り :2009/12/08(火) 04:41:21 ID:j28VihMh
>>377 若い時に風邪で片耳を悪くした猫御殿の女主人のような
女流ピアニストが…?w
381 :
名無しの笛の踊り :2009/12/08(火) 09:55:34 ID:rRuyCOvl
日本ではピアノは女性がやるものという一般的な見方があるわね。 だから、女性のピアノ弾きのほうが多いのよ。当然、女流ピアニストも多くなるw フランスの事情も同じではないの?
383 :
名無しの笛の踊り :2009/12/08(火) 18:28:11 ID:QF/zEssr
だけど、フランスの女流がみんな個性的かつ 演奏がハイレベルなのは事実。 どこの国でも同じ事情だという根拠はどこ?
>>383 > だけど、フランスの女流がみんな個性的かつ
> 演奏がハイレベルなのは事実。
誰が決めたの?
フランス生え抜きのピアニスト以外にも 東欧やスペインやメキシコから沢山人材が集まって学派を形成してきたって経緯があるでしょ。 フランスと言うよりもパリ音楽院って言うべきなんじゃないか。
>>385 なに上から目線になっているの?
自分しか聴いていないと思っているのか。
コルトー門下のリパッティにも やっぱりフランス・ピアニズムのエスプリを感じるなあ
>>383 歴史上どんな女流ピアニストがいて、どういう評価を受けていたか
調べてみりゃいいじゃん
あと、フランスの女流の演奏がハイレベルというのは
無理があるな
強奏をしたくても楽器を鳴らすことが出来ないのが
ありありと分かるし
まあ、それでも俺はフランスの女流好きだけどさw
390 :
名無しの笛の踊り :2009/12/09(水) 02:58:52 ID:3Q9tm4nO
>>389 >強奏をしたくても楽器を鳴らすことが出来ない
人によるね。ブルショルリーあたりは、
アルゲリチよりずっとスケールが大きい。
後者にあって前者に無いのは、さしずめ、あの女性特有のヒステリーだw
フランスの女だけが個性的で優れているわけじゃないだろ。 ユーディナにせよ、ヘスにせよ、シャーラーにせよ、 リリー・クラウスにせよ、ナイにせよ、 アイリーン・ジョイスにせよ、マリア・フォテーノにせよ、 ミルキーナにせよ、ティーポにせよ、 アルヘリチにせよ、アニー・フィッシャーにせよ、 みんな個性的で立派な演奏家じゃねえか。 フランスの男がダメなこともねえだろイ。 コルトー、レヴィ、ナット、フランソワ、 ハイドシェック、シャンピ、バルビゼ、 ドワイヤン、ペルルミュテル、サンカン、 フェヴリエ、 枚挙の暇無だよ。 国、性別より個人差なんだよ。 わずかに、スクールの違いはあるかもしれんが、 それも出身国や性別には関係ない話さ。 フランスの女流にも優れた人もいるし、凡庸な人もいる。 それ以外も同様ということさ。
392 :
名無しの笛の踊り :2009/12/09(水) 16:15:21 ID:lNqwEO8X
いや、国によって状況は違うぞ。 スペインとドイツと比べれば 明らかに、プロのクラシック人口は異なるだろう。 ピアニスト、バイオリニスト、歌手、・・・民族的伝統、生活習慣や文化環境によって 差がある。
>>392 それは中央集権的な音楽院という大組織があったからでしょう。
スペインなど周辺国から大量に人材集めてる。ウィーンやモスクワも同じこと。
それが前提になった上で楽派が形成されるわけだけど中身を見れば千差万別で
ローカルな国や都市の文化と必ずしも重ならないと思うけどね。
もちろん重なる面もあることは否定しないけど。
>>392 プロフェッショナルというのは、それを職業にしている人のことです。
396 :
名無しの笛の踊り :2009/12/10(木) 22:36:18 ID:DWl22CA5
397 :
名無しの笛の踊り :2009/12/12(土) 11:11:48 ID:+8ltlHM4
俺にとって、ルフェビュールは ベートーヴェン「ハンマークラヴィーア」が 凄いとか、壮大だとかいうだけ以上に 音楽としてこんなにも《豊穣》だということを ありあり実感させてくれた、心から恩人と呼べるピアニスト。
398 :
名無しの笛の踊り :2009/12/13(日) 03:54:43 ID:NlcAiLkp
ルフェビュールいいな。 どこの国にもルフェビュール級がいるとは思えない。
いぶ
ティボーデ?
おネエ?
メリークリ○○ス 聖夜納豆
403 :
名無しの笛の踊り :2009/12/27(日) 09:34:51 ID:k26w+YJI
>>391 その各人の出自を書き出してみてはどうかしら?
フランスの女流ピアニストの特殊なヴァラエティがかえって浮かび上がるでしょう
いや、浮かばないよ。たぶんあなたの妄想
405 :
名無しの笛の踊り :2010/02/09(火) 14:09:24 ID:cS1OfV42
406 :
名無しの笛の踊り :2010/02/27(土) 00:46:50 ID:gnM1wR61
フランスの室内楽でがんばってるピアニストってだれ? ル・サージュとかコラールとかかな。
407 :
名無しの笛の踊り :2010/03/04(木) 07:49:00 ID:rctdn+y6
なにか枯渇しているような。 最近、国際的なコンクールで優勝する人たちはアジア系ばかりでしょう? それがつまらないのよ。 アジア人が弾くと、どれも同じになってしまうのね。 例外だけど、ランランは個性的だと思った。
アジア人というより、今の弾き手全般に言えると思う。 昔の人はホントに個性的でコルトーにしてもフランソワにしても 数小節聴けばすぐに言い当てられる。
pianist.cc繫がらないね。 それはそうと、去年のアンリ・バルダの演奏会が素晴らしかった。バラード四曲が 一瞬の裡に終わって終うかの様だった。バルダはフランスでも習っているけれど、 カイロでティーガーマン(ティェゲルマン Ignazy Tiegerman)の影響を強く受けたそうだから フランス・ピアニズムには入らないかな? ショパンのソナタ全曲(カリオプ、CD有り)、ラヴェルのピアノ三重奏曲(左同)、カントロフと組んだ リストのヴァイオリン作品集(アリオン)位しか録音を知らないけれど、どれも良い。仏尼の レヴュじゃないが、もっと録音してくれれば良いのに。
411 :
名無しの笛の踊り :2010/03/12(金) 19:21:05 ID:koYIMbKC
412 :
フジコ・へミング大演奏会! :2010/03/14(日) 19:59:30 ID:AjBJZ/4D
フジコ・へミング大演奏会開催!! Fuziko Heming がノースエイースト ドイツフィルハーモニーと競演!! 5月31日(月)東京芸術劇場、 18:30開場、 B席5000円 超安い!! ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番、 シューベルト:交響曲第7番、ロ短調、 リスト:パガニーニによる大練習曲、 ベートーヴェン;ピアノソナタ第17番(テンペスト)
413 :
名無しの笛の踊り :2010/03/15(月) 06:37:42 ID:PudYKvZE
>>412 フジコの「パガニーニによる大練習曲」って例のトレードマークの「ラカンパネラ」の
ことだろ?
タイトル変えたって、出し物は相変わらずだな
414 :
名無しの笛の踊り :2010/03/16(火) 11:07:38 ID:l36vdhp2
ベートーヴェンの「皇帝」が途中で「皇停」になったりして・・・
そんなフジコに皇潤
416 :
名無しの笛の踊り :2010/03/18(木) 21:05:14 ID:BcoMJjaX
スレチかも知れないけれど質問。 ユビュ王の食卓で良く出てくる、「仏中古ショップ」って何処? あと、随分前の話題だけれど、斉諧生とpianist.ccってどうなったの? 御存知の方の回答求む。
>416 後者は偏屈さと嗜好の狭隘ぶりに閉口させられる側面もあったが、 確かに名も知らぬ名ピアニストを真摯に紹介してくれる有り難い情報源だった。 モチベーション下がってやめたのだろうか。 斉諧生は固有名詞検索・調査のノイズでしか無いのでもう二度と復活しなくていい。
418 :
名無しの笛の踊り :2010/04/26(月) 05:09:53 ID:VN0o27Vq
419 :
名無しの笛の踊り :2010/05/04(火) 19:18:31 ID:ZG6z18zJ
420 :
名無しの笛の踊り :2010/05/05(水) 11:50:48 ID:8c9KZUjt
戒
421 :
名無しの笛の踊り :2010/05/07(金) 04:37:46 ID:M+Z/s0Hq
422 :
名無しの笛の踊り :2010/05/21(金) 23:33:41 ID:HpvIm6PH
イヴォンヌ・ロリオが亡くなったよ
御愁傷様です。
424 :
名無しの笛の踊り :2010/05/22(土) 09:16:21 ID:1x2/E2OS
いくつや? ロリオさんは?
425 :
名無しの笛の踊り :2010/05/22(土) 14:04:47 ID:RqIccnHC
>424 86 昔々から名前聞くピアニストだから余裕で90過ぎてそうなイメージだったが…
メシアンの奥さんだよね
マダム・ロリオ亡くなったんか・・・ 90超えてるだろという感じだったから、ねえ。 メシアンコンクールとか、時代が終わっていくんだなあ。
428 :
名無しの笛の踊り :2010/06/15(火) 19:20:50 ID:wXkRi2vQ
ジャノリのシューマンいいよ。 ショパンみたいにテンポルバートするけど、板についてて聞きほれさせる。
今更だけどメイエのEMI箱を買った。 シャブリエ、ドビュッシー、ラヴェルだけなんだけど、すごく良い。
>>429 バッハも良いよ
THARAのに入っているショパンの舟唄とか
最高だった
>>429 >>430 ラヴェルの”亡き王女。。。”は名盤といわれているギーゼキング、カサドシュを抜く出来だし、
バッハのインヴェンション、3声などはこの曲のベストといってもいいくらい素晴らしい。
反面、女流ピアニストという側面もあったのか、モーツァルトにも期待したのだが、
こちらは断然ハスキルの方が上。
432 :
名無しの笛の踊り :2010/06/29(火) 18:45:43 ID:aLleZNjx
ブランデンブルグの5番はいまだにコルトーのpfが神。 こんなに洒脱でセンス満点のバッハなんて聴いたことがなかった。
メイエのピアノってキラキラするね。これがプレイエルの音?
今は音よりも技巧を聞かせるピアニストが多いんだな。
>>430 俺は、バッハよりクープランやスカルラッティが良いと思った。
>>431 亡き王女については、オケ版のテンポに慣れているせいか、
もうちょっと遅めの方が好みに合うかもしれん。
インヴェンションについては、先に聴いたのがグールドなので特にコメントなし。
モーツァルトについては、はげどー。
あと、ドビュッシーについてはギーゼキングが有名だけど、メイエの方が好きだ。
メイエはラモーが良かったな 奏法的に浅いタッチっぽいから古典以降はイマイチなのも仕方ない気がする ドビュッシーとかは、また別だろうけど
ラモーの2枚組、去年買ったが私の装置では認識してくれない。。
437 :
名無しの笛の踊り :2010/07/26(月) 10:21:31 ID:PcMK9gQp
ina の公式サイトは出たが、ダルレなんか聴きほうだい? 嘘つけ。
>437 無知乙 フランス語が読めないのか あと聴き放題といっても 放送音源だけにきまっとろうが 夏休みになるとこういう輩が増えるから困る
フランソワってムラがあるっていうより、単なるアル中だよね? 50年代の録音は酔ってないけど、60年代になると酔っ払いがグダ巻いて るようにしか聞こえないよw
440 :
名無しの笛の踊り :2010/08/07(土) 09:51:15 ID:Vw9Ngw7u
アンヌ・ケフェレックって、なかなかいい。 意外ともう歳だった。
441 :
名無しの笛の踊り :2010/09/03(金) 11:22:57 ID:zoYjYM09
ニューアンスを大事にする人
442 :
名無しの笛の踊り :2010/09/05(日) 09:07:48 ID:hcUmLDsW
今は話題にもならんようだが、昔ばイブ・ナットちゅうシューマン弾きが おったな
それCDは持ってる、安かったから。どんなだったかおぼえていないが。
444 :
名無しの笛の踊り :2010/10/20(水) 03:34:26 ID:inbJZxTT
井口先生の師匠だったっけ?
445 :
名無しの笛の踊り :2010/11/21(日) 14:30:03 ID:pt5sC0L8
ロン=ティボー国際コンクールで優勝したロシア生まれのリューボフ・チモフェ^エワ という人。 この人が12月4日に藤沢市で演奏会を開くんだが、ショパンのワルツ、ノクターンが 主要演奏品目。 こういう人は、フランスピアニズム系の演奏家?
どこで勉強してきたか、誰に教わったかってことだべ チャイコフスキーコンクール優勝ならロシアピアニズム系なわけ?www
447 :
名無しの笛の踊り :2010/11/23(火) 20:45:43 ID:wcqIrWMH
今度ジュネーヴで優勝した日本人のピアニスト。あれはフランス奏法か?
スイス奏法かも
449 :
名無しの笛の踊り :2010/11/24(水) 10:25:24 ID:KR5OAb9x
ジュネーブコンクールの優勝者は、はっきりした自己表現をしているピアニストだね。
450 :
名無しの笛の踊り :2010/11/25(木) 10:42:26 ID:RqX6NHjX
エレーヌ・グリモー嬢も来日する。ところが、彼女は、今度はシェーンベルクとか
>>447 あの人、フランスに留学して今でも向こうに住んでるみたいだから、
一応フランス奏法になるのかもね。
452 :
名無しの笛の踊り :2010/11/27(土) 09:13:22 ID:xTSVEJNF
>>451 広島からいきなりフランスへ。
だから、東京や大阪の在住体験がないから広島弁で応答。
もう、東京なんか経由しないで直接に世界と結べる時代ですね。
453 :
名無しの笛の踊り :2010/11/28(日) 16:38:38 ID:6INHMCR+
フランスはほんとうに近くなった。 あの詩を思い出した。 ふらんすへ行きたしと思えども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背広をきて きままなる旅に出てみん 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓に寄りかかりて 我ひとりうれしきことを思はん 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせん (萩原朔太郎 「旅上」)
>>452 確かに今の時代、本物の才能さえあれば、国内でまごまごと時間を空費する必要なんか無いと思います。
>>453 フランスはフランスでも、今のあの国、朔太郎があこがれた頃とは随分変わっちゃいましたけどね。
でもこれって、世界中どこでもそうなんだから、センチメンタルに残念がってみてもしょうがないですよね。
変わってないよ、恐ろしいくらいに
456 :
名無しの笛の踊り :2010/11/30(火) 17:14:19 ID:U2oPYs+y
EUになって仏文化も変わってしまった。
457 :
名無しの笛の踊り :2010/12/06(月) 19:34:40 ID:gBH5GYD9
「お国ぶり」というのが失われた。 音楽の全てで、インタナショナルな基準がいつのまにかできてしまって、それから 逸れている奏法は評価が低くなってしまった。結局、技術的なものが優先される。 音楽の表現はもっと多様なものが認められていいはず。
458 :
名無しの笛の踊り :2010/12/07(火) 00:26:32 ID:2kVPSBAV
フランソワやコルトーがフランスのお国柄と思ったら間違いだよ。 彼らのようなスタイルは確かに滅んだが、元来異端だったわけで。 フランス的なピアニストと言えばデュシャーブルとエルバシャのあたり。
フランソワはともかくコルトーは異端と言うより原曲に手を入れる19 世紀型ピアニストの生き残りじゃない?
460 :
名無しの笛の踊り :2010/12/09(木) 21:41:24 ID:q6SY9Dk7
反日政治家・サルコジ仏大統領
461 :
名無しの笛の踊り :2010/12/11(土) 08:56:49 ID:dfoQt+s7
シプリアン・カツァリスが出てない・・・ 私、かなり好きなんだけどなあ もう片思いしつるくらい好きすぎる>< マスタークラス目指してピアノ始めようかな
>>461 たとえ不純な動機でも目的があって始めることは吉
463 :
名無しの笛の踊り :2010/12/14(火) 19:39:33 ID:nO+Yy5jT
安川加寿子
>>463 むかし安川加寿子とたなかすみこ(いろおんぷ)を混同してました。
>>459 他人の作品を養子扱いで弾けた時代はあれでよかった
466 :
名無しの笛の踊り :2010/12/16(木) 11:09:44 ID:IdVcxo3n
コルトーは全ての曲にコルトーの好きな香味料を入れて弾いていた。 いい味に仕上がった曲が多いが、中にはとても頂けないのがあった。
とてもいただけないもの、の具体例がほしいです テキトーに書いてない?
468 :
名無しの笛の踊り :2010/12/17(金) 02:46:39 ID:vJhGAMP4
晩年のコルトーはミスタッチを多発とか読んだ記憶があるが、そういうのが 具体的にあるのではないのか??
>>467 ショパンのワルツがけっこうアチャーな感じだったような。
即興演奏家だよな
471 :
名無しの笛の踊り :2010/12/19(日) 16:48:32 ID:TsNa2ip0
コルトーが人気があった時代は、コルトーはフランス的でしゃれている、との 批評が多かったね。 で、・・・彼のナニがしゃれてるのかね?
>>471 今聴いても粋な演奏だけれどね。聴いたことあるの?
>>436 ロベール・ブレッソンのインダビューがあるじゃないか!
フランス語まるでわからんけど。
474 :
名無しの笛の踊り :2010/12/22(水) 12:44:47 ID:IKxprDKM
サン=サーンスはコルトーをピアノを下手に弾く人と言ったそうな。 「動物の謝肉祭」のピアニストはコルトーかもしれない(笑)
>>468 ミスタッチあるよ、沢山。そういうの聴いたことがある。
でも、実際彼の微妙なニュアンスや様々な工夫をやってみろと言われると
できないピアニストは多いよ。一流ピアニストでコルトーを貶すひとはいないし、
いまだに模範だと思っているピアニストも大勢いる。
>>469 コルトーのワルツをそういう聴き方するひとって音楽がよく理解できてないんだなw
別れのワルツなんてとても詩的で良い演奏じゃないか。現代でこんな演奏できるピアニストは
いないと思うよ。
>>470 彼のショパンエチュードの校訂見たら、かなり論理的だよ。課題を明快にずばっと
言い当てる。もしコルトーがああいうふうに書かなかったら、そのエチュードの課題が
なんであるか明快じゃないピアニストや教師も沢山いただろうな。
あの演奏は、気ままにやった結果ではなく、実はそういったことの積み重ねプラスハートだと
思う。エチュードの演奏10−2とかあのような軽やかさ、浮き立つようなフレージング、
エチュードでありながらあれだけの物語性、玉のような柔らかい音、どれも真似してみろと
言われれば、大変難しいことばかりだ。黒鍵なんてガチャガチャ弾くピアニスト多いが、
コルトーの演奏は凄く軽くて聴いていて気持ちがいい。
メカニックとテクニックをごっちゃにしてる人間がいるな。
>>471 浮かび上がるようなルバート、それでありながらすっきりとしたフレージング。
左手の対旋律の浮かび上がらせ方の絶妙さ。音の美しさ(モノーラルでもそれが分かるところが
コルトーか)。フォルテでもガツーンとうるさくならず、ピアノは囁くような。
こんなピアニストは現代には間違いなくいない。
よく聴いてない連中が多いってか、音楽に対する知識が乏しいというか、演奏の価値が
よく理解できてない連中がいるというか、世の中こんなばっかりだったら確かに
コルトーみたいなピアニストは生きにくいだろうなw
>>474 サン=サーンス自身がとんでもなく強力なメカニックを備えた
ピアニストだったのでしょうがない。
高齢になっても殆ど技術面での衰えが無かったしな。
とはいえ、若い頃のコルトーはメカも凄かった。
ホロヴィッツがコルトーの弾く「ワルツ形式のエチュード」での
重音パッセージの美しさに魅入られて、技を盗む為に
弟子入りしたくらい。
(魂胆みえみえなので、教えてやらなかったらしいがw)
http://www.youtube.com/watch?v=QJot3tfsUBM
ジャックティボーと録音したフォーレのヴァイオリン・ソナタが最高すぎます。
>>476 別の本でもホロヴィッツはコルトーの技を知りたかったってあったな。
その本では、コルトーの左手のやりかたを知りたかったとか。
でも結局教えてくれなくて、ホロヴィッツは我流でやるしかなかったw
一方で、ホロヴィッツはデビュー当初は、すでに活動してるピアニストたちにとって
驚異的存在だったとか。ルービンシュタインはホロヴィッツがショパンの舟歌で一音ミスした
ことに悔やんでるのを見て驚いたとか。ホロヴィッツの出現によって、ルービンシュタイン以外の
すでに活動していた多くのピアニストたちが技巧の再勉強を余儀なくされたと思うけど、そのホロヴィッツが
真似することすらできなかったのがコルトーの演奏。
今でも全盛期のコルトーは凄いと思うよ。メカをメカと感じさせない軽やかさと
音の響き・・・ホロヴィッツじゃなくても憧れたと思う。
>ルービンシュタイン以外の >すでに活動していた多くのピアニストたちが技巧の再勉強を余儀なくされたと思うけど、 スマヌ。ルービンシュタインを含めた、すでに活動していた多くのピアニストたちという意味w
コルトーてあれだろナチの傀儡のヴィシー政権に協力してユダヤ人音楽家の 追放や締め出しをした奴だろ。トリオを組んでたカザルスやティボーも冷遇して 絶交されたっていう。音楽的才能と政治的な判断力、知性が一致しないという 典型的な例。そういや弟子のハスキルにも冷淡だったらしいけど。 ハスキルもユダヤ人だよね。
481 :
名無しの笛の踊り :2010/12/23(木) 09:51:39 ID:869eyF84
>>476 サンサーンスはこの曲のコルトーの弾き方をどう感じたのだろうか?
軽やかでいて、コンサートの大ホールの演奏会で聞く華麗さも感じる。
1919年頃はコルトーの最盛期でしょ?
482 :
名無しの笛の踊り :2010/12/24(金) 15:44:54 ID:DBNje0Xw
>>480 コルトーは積極的に動いたのか?
ナチに協力した演奏家って誰と誰?
483 :
名無しの笛の踊り :2010/12/24(金) 20:03:57 ID:Z1iWAsvZ
コルトーが戦後、フランスのプラードに住むカザルスを訪ねた。そのときの 様子が『パブロ・カザルス 喜びと悲しみ』(朝日新聞社)に描かれている。 「だれかが玄関のドアをノックした。私がドアを開けると、アルフレッド・コルトー が立っていた。彼を見ると私はひどい痛みを感じた。悲しい過去の日々がまるで 昨日起ったかのようによみがえってきた。私たちは立ってお互いに顔をみあわせた まま、一言もいわなかった」 実はこの来訪の数年前、ナチス支配下のフランスで力添えを頼んできたカザルスに、 コルトーは冷ややかな態度で接していた。そのころコルトーはナチスへ協力しており、 反ファシズムのカザルスとは立場が違っていたのである。 「そのとき彼の行動が理解できなかった。しかし、まもなく、コルトーが公然たる ナチの協力者になったときに、なぜ彼が私にこんな仕打ちをしたか、悲しいかな、 わかった。恐ろしいことだ、人は恐怖や野心でとんでもないことをしでかす」 そして、かつての演奏仲間を前に、コルトーは言う。 「彼はぽっつりぽっつり話しだしたが、目は伏せたままだった。 (中略)初め彼は自分のおかした行為を弁明しようと、もそもそと 話しだしたので私は止めさせた。すると、せきを切ったように、 『ほんとなんだ、パブロ。世間で言ってることは本当なんだ。私はナチと協力したんだ。 私は恥ずかしい、ひどく恥ずかしく思っている。君に許しを乞いにやってきたんだ・・・』。 これ以上なにも言えなかった」 カザルスには謝罪をしてるな。
484 :
名無しの笛の踊り :2010/12/24(金) 20:18:32 ID:DBNje0Xw
コルトーみたいな音楽家は意外に多いと思うよ。むしろカザルスが特別なのだ。 コルトーは政治的に無知で、ナチのことをよくは知らなかったんだと思う。 カザルスは、どう思わなかったかもしれないけどね。フランコのやり方をよく知って いたから。 戦前の日本だって、無数の”コルトー”がいた。 ほとんどの国民は聖戦を信じていた。鬼畜米英、鬼畜チャイナ。これは日本人 全部が信じて行動したことだった。
>>484 ナチが台頭してた当時コルトーは50代で若い世代のようにナチにかぶれは
しないと思う。
むしろバイロイトで副指揮者を務めてたこともあるワグネリアンだから
確信的にナチズムに共感していたと思うんだ。
あの当時の音楽家にとってナチは本当に踏み絵だな。
>>481 作曲家は基本的に(リストのような例外がいるにしても)楽譜通りの演奏しないと
怒りだす人種だからコルトーのスタイルでどれだけ音楽的に弾いてもやっぱり
認めないんじゃないか。
特にサンサーンスは演奏途中で帰ったり、献呈された楽譜を放置したりを
計算ずくでする男だから。
487 :
名無しの笛の踊り :2010/12/25(土) 10:11:16 ID:G/PAYZB9
サン=サーンスが、このコルトーの演奏については何も言っていないようだ。 とすれば・・・・多分、彼は気に入ったに違いない。 サン=サーンスは褒めることをしない男だからね。 自身が第一級の演奏家でもあったから、音楽に生命を与えるのは作曲家で はなくて、演奏家であることは十分にわかっていただろう。
大体、政治的に無垢というか、無神経な人のほうが 演奏家としては魅力があるよな。 コルトーなんてその最たるものだよ。 カザルスとか、メニューヒンとか、ロストロとか、 政治的発言のもっともらしい連中ほどツマラン、 胡散臭い演奏家はないわ。
489 :
名無しの笛の踊り :2010/12/25(土) 17:40:31 ID:6VqeMUAj
>>488 ニクソン就任祝いのワシントンDCの話だって、
バーンスタイン一派のスタンドプレーよりオーマンディの無垢さの方に共感できる。
手塚おさむしの漫画の悪影響もあるな。
>>488 コルトーを擁護するにしたって
もうすこし考えてモノを言えよ。
コルトーは政治に無神経だったんじゃなく逆に鋭敏だろ
ナチを利用して自分の活動を拡大した男だろ
戦時下のパリやドイツで演奏しまくってる。まさにピアノ界のフルヴェン。
ちなみに戦後そのフルヴェンが戦犯としてホロヴィッツやルービンシュタイン等の
ユダヤ系の演奏家にフルぼっこに吊るしあげられてた時擁護に立ったのが
やはりユダヤ系のあなたの言うところの胡散臭いメニューヒンだけどな。
>>489 マッカーシズムの重要リストに入ってたからな。
一応、危険人物視されてたんだろ。
493 :
名無しの笛の踊り :2010/12/26(日) 16:51:45 ID:o8GDQfLN
マッカーシズムは嘘をデッチ上げて、対象人物を社会的な活動ができない ように貶める陰気なやり方をするわけだ。 おとしめるためには、何でもやる。スパイ、アカ、ホモ、結婚詐欺師等々 のデマを流す。 やり方のあくどさも凄いものだったらしい。 昨今、日本で厚生官僚にどこかの機関がやった手口の何十倍のひどいものだった ようだ。
494 :
名無しの笛の踊り :2010/12/27(月) 03:29:37 ID:VIa1KylR
コミュニズムは徹底して個人の自由を奪う奴隷のシステムと信じていた米国人 が多かった。 だからソ連寄りの発言は自由主義国家の敵と見た。 全体主義国家に対する不信感は、今でも米国では強いが、一方ではラテンアメリカ などで米国寄りの独裁者に肩入れしたりもしている。矛盾した外国も展開 してるわな。
カラヤンやベームは意外に戦後ノンポリを貫いたよね。 痛い目にあったから慎重になったんだな。
芸術家で政治に詳しい人なんてそうそう居るわけがない。 政治的なことを言ってる連中は結局生半可な知識で知ったかぶってるだけ。だから、大火傷することになる。
497 :
名無しの笛の踊り :2010/12/27(月) 13:41:19 ID:VIa1KylR
芸術家は純粋だから、どんなに嘘をつこうとしても嘘をつき切れない。 政治家は挨拶がわりに嘘をつく。 これは洋の東西を問わずだ。 そんな奴らと組んだら、もう芸術家なんか赤子の首を捻りつぶすより簡単に 政治家に利用されてめちゃくちゃにされるw コルトーはどこまで政治家と付き合ったか?
まあ戦後は不遇でナチ協力の報いは受けてるし カザルスには超ごめんなさいしてるからいいんじゃない 六十代でああいう謝罪ができる人間はそうはいないし
パデレフスキーは首相にまでなったじゃん、それに芸術だって 政治だよ、ソリストはともかく、指揮者なんか音楽だけでは ぜんぜん務まらないよ。違うの? 要は政治家か芸術家かというより、コルト−の資質があれだった ということだろ? 謝罪したから素直なやつだったんだろうけど、 許しを得られるような性質のことじゃないだろうしな。
コルトーってショパン位しか聴いたことないんだけどリストとかは どんな演奏?
501 :
花岡君三郎 :2010/12/28(火) 13:57:25 ID:RWE4T6ne
>>499 >指揮者は音楽では務まらない。
そうでしょうね。 だから指揮者の中には、どこか胡散臭い感じの人も多い
のよね。巨匠と言われるようになった人ほど強烈なのね。
フルトウェングラー、トスカニーニ、カラヤン、バーンシュタイン、
日本でも、近衛とか朝比奈とか、なんか癖のある性格。
指揮者に睨まれたら奏者は不幸とかいう話もよく聞くわ。
>>499 ほとんどのフランス人はヴィシー政権に協力している。
ほとんどの音楽家もヴィシー政権に協力している。
自国の正当な政府と思われていたんだから、不思議でもなんでもない。
レジスタンス神話はともかく、実情はそんなようなもので、
コルトーはその中の一人だったというだけのことだ。
だから、ヴィシー政権の協力者を許さなければ、
フランス・ピアニズムなんてその場でほとんどが消失する。
ハスキルやナットは残るけどね。
それに、コルトーが悪いならば、
スターリン主義者に浸透されて、粛清を繰りかえしたスペイン共和派に、
全力で協力したカザルスは完全に潔白かという話もできるさ。
コルトーの置かれた状況を考えれば当然の選択だろうな。 保身の意味もあるし、ヨーロッパから追い出された当時全盛期の ユダヤ系のピアニストのホロヴィッツとかル―ビンシュタイン等ら の代わりにばんばん演奏できるし音楽的な野心も満たされる。 戦時下のパリで、メンゲルベルクとの共演で「ショパンの2番の協奏曲」 とかいかす演奏だもんな。 まあおかげで同門のユダヤ系のラザール・レヴィとかは弟が殺されたりとか 悲惨だったけどw
>>501 フルトヴェングラーは政治関係がまったく全然だめだったので、
専門の助手を置いて政治全般を担当させた。
ベルタ・ガイスマールとか、シュミチェックとか。そういうやりかたもある。
505 :
名無しの笛の踊り :2010/12/30(木) 10:36:33 ID:vWtKUMMT
>>480-504 戦時中のコルトーの政治的立場に関連する一連のレスでわかることは、音楽家
などという人種は寄生虫だということだ。
寄生虫は宿主が元気がないと生きて行けない。宿主を選らんでなんかいられない。
戦後に、あいつは敵国に協力したとか、こいつは口先だけの偽者だったとか、
いろいろ非難が出てくるが、みな似たり寄ったりで、戦々恐々と暮らしてしたんだな。
もう死んじまってるんだからナチに加担した責任の追及なんてユダヤ人に やらしときゃいいんだよ。 ナチに加担だろうがホモだろうがアカだろうが 残った音楽が素晴らしけりゃ全然かまわない。 音楽には良い音楽とつまらない音楽の二つしかないって言ったのは バンスタだったけ?
507 :
名無しの笛の踊り :2010/12/31(金) 21:22:50 ID:l2MSqUfc
あぁ。そうだよ〜 ユダヤ人に任せたらいいんだな。 最近、イスラエルでワグナーが演奏されたって話題になった。 ユダヤ人たちは、いまだに反ユダヤ主義のワグナーを嫌っていることがわかった。 日本人とは違うね。 日本人は忘れっぽいし実にお人好しだよ。
日本人だってちゃんと反日教育受けて過去の悪事を忘れてないよ
>>507 そりゃユダヤ人は聖書をたてに2000年間在住してたパレスチナ人を追い出して
イスラエルをつくった奴らだもん、執念深さは筋金入りw
まあワーグナーだってユダヤ人なんぞに演奏されたくないだろうから別にいいんじゃねw
511 :
名無しの笛の踊り :2011/01/02(日) 22:18:57 ID:eHBmPMKF
実際にナチのドイツではメンデルスゾーンとマーラーはどういう扱いだった んだろう?
>>508 >反日教育受けて過去の悪事を忘れてないよ
何でフランスピアニズムのスレがブサヨの巣窟になるんだよw
アホだな。おまいらってwww
513 :
名無しの笛の踊り :2011/01/03(月) 11:19:22 ID:L/GtG1nC
これは自演ですか?
514 :
名無しの笛の踊り :2011/01/03(月) 12:42:11 ID:lsoDC+DE
>日本人とは違うね。 >日本人は忘れっぽいし実にお人好しだよ。 そりゃ日本人だからって弾圧、虐殺されたわけじゃないからな。 ユダヤ人と比べるのは無理がある。 >反日教育受けて過去の悪事を忘れてないよ 反日というよりは反軍国主義だよ。ここでいう軍国主義は 期間にすれば昭和初期から敗戦までの20年程度にしか過ぎないからね。 日本国の大半の歴史、文化は肯定的に教えられてる。
フランスピア二ズムと関係ない話はVIPでやれ
516 :
名無しの笛の踊り :2011/01/04(火) 10:09:57 ID:7JOaF57U
フランスピアニズム→ コルトー→ 反ユダヤ主義者→ ナチ→日本軍国主義
という展開になったわけだ。まぁ・・コルトーという巨人を語ると、どうしても
彼の業績とともに彼の思想、身上、交友関係等々の話題が出てきてしまう。
いつのまにか脇道にそれてくる。
雑談会なんか、みな似たような展開になる。こういうときの軌道修正のために
>>1 氏の司会が重要であろう。
朕と爾等国民との間の紐帯は終始相互の信頼と敬愛とに依りて結ばれ 単なる神話と伝説とに依りて生ぜるものに非ず。天皇を以って現御神 とし且つ日本国民を以って他の民族に優越せる民族にして延て世界を 支配すべき運命を有するとの架空なる観念に基ずくものにも非ず。 昭和天皇の「人間宣言」
518 :
名無しの笛の踊り :2011/01/13(木) 09:44:38 ID:RYLX++BW
とはいっても天皇陛下の人間宣言なんてフランスピア二ズムのはなしから それすぎじゃないの? せめてヨーロッパ内部の政治関係に話を収めるなどのルールがないと ブサヨネトウヨのすくつになるよ。
519 :
名無しの笛の踊り :2011/01/14(金) 02:32:20 ID:BrOVWirC
もうなってる
520 :
名無しの笛の踊り :2011/01/14(金) 11:00:25 ID:H46nhvmE
最近
521 :
名無しの笛の踊り :2011/01/14(金) 11:04:24 ID:H46nhvmE
途中で送信してしまった 最近、ショパンのソナタ3番を弾き始めたんだが 本当に手がつかれるな。 コンセルバトワール卒の方々はあまり体を揺らさずに 飄々と弾いているが本当にすごいね。 顔芸もすごいが演奏が神がかっているようにおもえてならん
ルイ・ロルティの名前が出てこないなんてw
>>511 3M(もう一人はマイアベーア)と呼ばれて演奏禁止。
でも、メンコンは素晴らしすぎたのか、作曲者を伏せて演奏された。
524 :
名無しの笛の踊り :2011/01/23(日) 16:01:54 ID:mLIiQlpU
>>523 そう言えばフランスのミヨーもユダヤ系だった。彼もMだ。
ピアノ曲の作家はユダヤ系は少ない。
多いのは演奏家だ。
525 :
名無しの笛の踊り :2011/01/24(月) 04:40:51 ID:XrVyZbaE
ユダヤ狩
526 :
名無しの笛の踊り :2011/02/11(金) 11:23:18 ID:l/mbTFGB
晩年のコルトーは戦後来日した時はすっかりテクニックが衰えていたが、持ち前の 柔軟なリズム感は健在だった。 某オケの某指揮者とのシューマン協奏曲のリハーサルで、第3楽章のポリリズムの所がどうしても 合わず、しびれを切らしたコルトーが、客席の報道陣にも分るようにわざと 大声の英語で "You, sit down!" と叫んで指揮者を座らせ、あとは弾き振りで 最後まで通した。本番は指揮者が曲に合わせて振ったらしい。 その後、この指揮者にはシューマン協奏曲の演奏記録は生涯ない。
527 :
名無しの笛の踊り :2011/02/11(金) 20:42:30 ID:3dh9UJ//
コルトーは賞昭和26年に来日している。 あの頃のN響の実力は合わせるのやっとやっとだったとか、「いちに〜、 いちに〜」と頭で拍子をとらないと演奏できなったとか。 リズムが複雑になると、ガタガタになっちゃう。 速度は変幻自在のコルトーと協奏できるわけないよ(笑)
528 :
名無しの笛の踊り :2011/02/12(土) 00:13:28 ID:FWQC76v/
N響ではありません。約500kmほど西に行って下さい。
529 :
名無しの笛の踊り :2011/02/12(土) 07:19:07 ID:bG1c4q+K
>>528 関西圏か・・・ じゃぁ、もっと酷いモノだっただろう。
手拍子を叩きながら、幼稚園生に「1,2,1,2」と言って、教えるような
ものだったに違いない。
日本の地方オケの幼少期。
図らずも教育者の本領発揮
531 :
名無しの笛の踊り :2011/02/13(日) 09:31:59 ID:eGhTXGUS
半世紀前の地方オケなんて、今の高校のオケより実力は下だった。
今のウィーンpoなんてN響以下だけどな
533 :
名無しの笛の踊り :2011/02/14(月) 11:03:45 ID:Glgvl0i0
↑ そうなんですか?
日大オケ程度だよ
一線退いて田舎に住んでる人の、ショパンよいと思った。
536 :
名無しの笛の踊り :2011/02/17(木) 08:01:09 ID:nEyklc9k
日大のオケは学生オケのなかでは優秀なん?
537 :
名無しの笛の踊り :2011/02/18(金) 11:55:26 ID:uZyXTP8X
日本大学のオケだもの、当然日本でも優秀な学生オケだろう? それはそうと、 昔の日本の地方職業オケは今の芸大のオケより低かったんじゃない? 大阪も朝比奈氏の特訓でレベルが徐々に上がって行った。
538 :
名無しの笛の踊り :2011/02/19(土) 10:47:55 ID:dHoKgDja
ピアノでなく、オケスレになってしまった!
539 :
名無しの笛の踊り :2011/02/19(土) 11:02:12 ID:zymdcX8g
コレジャナイクラシック
540 :
名無しの笛の踊り :2011/02/20(日) 09:17:45.15 ID:ZnA0i6qX
協奏曲だからオケも論じられよう
541 :
名無しの笛の踊り :2011/02/27(日) 09:12:51.78 ID:AZadvYbq
マルグリット・ロンは晩年はリュウマチで指の動きが鈍くなったらしい。 コンサートで自ら、今日は調子が悪いみたいなことを述べていたらしい。 それでも聴衆は聞いていたんだろう。パフォーマンスだ、 それだけ権威のある人だったのだろう。
542 :
名無しの笛の踊り :2011/02/28(月) 09:44:15.78 ID:UuVi7LUe
長生きした人ですものね
543 :
名無しの笛の踊り :2011/03/02(水) 23:37:05.77 ID:l8iQr3xP
>>511 >>523 ユダヤ人の演奏家は、独特の臭みがあるらしい。 その臭いが、欧米の非ユダヤ人
にはわかるらしいね。
日本人がシナ臭さ、コーリア臭さが勘でわかるのと一緒だ。
544 :
名無しの笛の踊り :2011/03/04(金) 12:25:40.66 ID:yZJkrcA8
晩年のラヴェルは失語症みたいは病気にかかって、人の名前が思い出せなく なった。 マルグリット・ロンの名前が出てこなくて、「あの、ピアノの下手な人・・」 って言ったそうだ。 晩年のロンは、確かに指が回らなくなっていただろうが、ラヴェルが生きて いた次期は現役だった。それでも「下手演奏家」だったのだろうか?
でも、ラヴェルのピアノ協奏曲はマルグリット・ロンに献呈されてるしな… ラヴェルのことだからどこまでが本気なのか分からんw
546 :
名無しの笛の踊り :2011/03/05(土) 01:09:04.42 ID:zpZgmD/s
下手だったのはロンではなくて左手のヴィットゲンシュタイン?
547 :
名無しの笛の踊り :2011/03/05(土) 01:53:29.52 ID:uaqWULgn
ト長調の協奏曲は第二楽章はさすがにロンは良く弾いている。 でも彼女の晩年、終楽章はもたもたしてオケとの追いかけっこにならなかった かもしれないな。
548 :
名無しの笛の踊り :2011/03/06(日) 09:37:57.24 ID:xtnuLAy9
ロンは教育者としては才能を発揮したが、演奏家としては1.5流ぐらいの 評価ではなかったか? フォーレは名演奏が多いが、ラヴェルやどドビュッシーのテクニックの勝った 曲は限界があったのではない?
ラヴェルが曲を献呈してるくらいだから曲を楽譜通りにきちんと弾く人だったのだろう。 コルトーみたいに崩して弾くタイプよりはラヴェルに好まれたのでは?
550 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 17:41:58.28 ID:i/uGA5Ly
コルトーの演奏なんて、どんな作曲家も共感しないだろう。
>>550 死ぬまで糞尿垂れ流しながら辻井でも聴いてろよ。
ちなみにコルトーを無理にパリ音楽院の教授に据えたのはフォーレだったりする どっかで、デビューしたてのコルトーは正確なだけで面白みがないとか言われたって見た気がするけど、 ソースがないな・・・誰か知らない?
553 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 22:13:06.27 ID:Jywucb+Z
>>550 いや、シューマンあたり、共感しそうな気がする。
554 :
名無しの笛の踊り :2011/03/08(火) 09:40:39.46 ID:+HJfT0WQ
コルトーは自分の運指の能力に応じて速くしたり遅くしたりしたのでしょうか? それとも、曲の表情としてテンポに変化を加えたのでしょうか? そこがよく分からない。 後者なら芸術家の表現意欲となりますが、前者ならインチキとなりましょう。
556 :
名無しの笛の踊り :2011/03/08(火) 13:54:25.10 ID:NWI2jPrJ
>>26 のメカコルトー聞いてみたいんだけど見つからない・・・
558 :
名無しの笛の踊り :2011/03/13(日) 01:58:16.44 ID:hZnrIdvu
フィリップ・アントルモンはロンの弟子だったそうだが・・
559 :
名無しの笛の踊り :2011/03/13(日) 10:50:24.91 ID:wsi9fW88
園田高弘もロンの弟子なんだよなあー・・・。
560 :
名無しの笛の踊り :2011/03/14(月) 22:42:49.22 ID:8RkhCyI6
ロン=ティボーコンクールでは、マルグリット・ロンが自分の愛弟子を えこひいきしたとか・・・・
>>560 元々、フランソワをデビューさせる為の出来レース。
ロンはフランソワじゃない別の弟子を推してたけど審査員の一人のウ―ジェーヌ・ビゴ が「サンソンが一位にならないなら審査員を降りる」と嚇して優勝させた。
563 :
名無しの笛の踊り :2011/03/16(水) 20:20:17.20 ID:HAlERv1j
ロンは定見のない審査員だったのかね?
まあフランソワが第一回の優勝者になったおかげでコンクールに箔がついたし 結果的に正しかったね。三年後には国際コンクールになったし。
>>564 日本では判官贔屓の国民性故か、フランソワの晩年の演奏ばかりが
再発されるけれど、それらの演奏を聴いていても、何故コンクールに
優勝できたのかがさっぱり理解できないんだよね。
下手をすると、「昔のピアニストは概して技巧のレベルが低かったから」
などという曲論の、恰好の実例として引き合いに出されてしまう。
50年代の、例えばラヴェルの旧録を聴いてみると、
現在のピアニストにさえなかなか無いレベルのメカニックを
身に付けていたことが分かるのだが…。
コンクールでもやりたいほうだいだったらしい ショパンの「バラード一番」と「ドビュッシーの管弦楽のための映像」から「祭り」 をピアノ用に編曲したものを弾いた。当然審査員は眉をひそめてたけど ウ―ジェーヌ・ビゴ はこのコンクールの2年前にラムルー管弦楽団で指揮者として フランソワをソリストで迎えてリストの「ピアノ協奏曲第一番」を演奏してて 強烈な印象を受けてたらしい。まあひいきといえばひいきだなw
567 :
名無しの笛の踊り :2011/03/19(土) 21:03:35.51 ID:xih+YNIf
演奏にむらがあったのかな? プロだから、気分で弾くなんということはなかっただろうが、何なのだろう。
気分で弾いていたんだよ
@コンクール向きじゃなくても他のコンク―ル受験者より魅力的な演奏だった A主催者の1人のロンの弟子の上、審査員に強烈なシンパがいた。 B始めたばかりのコンクールの箔づけのためスターになりそうな人間を優勝させる必要があった。 これだけ条件がそろえば優勝するんじゃね?
570 :
名無しの笛の踊り :2011/03/20(日) 08:22:25.57 ID:3+gkVYLI
>>569 なるほど・・・
だから、コンクールの入賞者のその後もさまざまなわけだ。
第4位、第5位でも、その後にコンクールの優勝者を抜いてしまう人も出る。
571 :
名無しの笛の踊り :2011/03/25(金) 17:04:48.12 ID:36X0dha1
>>565 ラベルの旧録は確かに凄い。
現代の腕達者達と張り合えるレベルの正確性と安定性がある。
572 :
名無しの笛の踊り :2011/03/27(日) 12:49:50.27 ID:9tmdOqy8
絶頂期の演奏は神がかり的
573 :
名無しの笛の踊り :2011/04/02(土) 21:21:46.83 ID:3YtU7xKA
574 :
名無しの笛の踊り :2011/04/28(木) 16:24:24.30 ID:iKBhxFiG
日本は落ちる一方だ。
下記の大学教授、妙に丁寧な言葉遣いをしていませんか?
妙に丁寧な言葉遣いをしつつ 下記の様な振舞いをしていませんか? 要注意です。
皆で監視しましょう。
> 問題の関西学院大学のフランス関係の大学教授が判明したようだよ。
> その種の人間は歪んだエリート意識を持っていることが多い。
> 言葉遣いが妙に丁寧だったりするのは他者を見下したエリート意識の裏返しだ。そして何かあれば押し潰しにかかってくる。
> そのような人間性の持ち主でないか注意深く監視しているとよい。
>
>
>
>
> > 775 :名無しの車窓から:2011/04/15(金) 16:55:48.12 ID:RPmuYuzk
> >
ttp://www.ksc.kwansei.ac.jp/~nakano/profile.html > > フランスに関係しているのが一名。
>
>
> > 778 :名無しの車窓から:2011/04/18(月) 04:13:45.56 ID:PIsveKge
> > 確定だな
> >
> > > なかの ゆきのり
> > > 中野幸紀
> > > 総合政策学部国際政策学科
> > >
> > > フランス鋳物工業技術センター(CTIF)での計量組織学に基づく鋳鉄の物性研究、ENA(フランス国家行政学院)での行政実務研修、
> > > 通商産業省での行政官としての実務経験等を踏まえ、フランス的な産業と国家の関わり(産業政策)を研究してきた。
> > > 最近は、フランスの研究開発政策、EUの統合拡大と深化に係わる社会経済的諸問題、高度情報化社会における無線技術の利用、
> > > 知識社会の定量分析と日EU国際比較等に関して総合政策的アプローチによる調査研究を進めている。
その関西学院大学総合政策学部の中野幸紀という教授は、 勝手にフランスに忠誠を誓い、日本でフランスを宣伝広告さらには押し付けて回っているような人間であろうと思います。 そういう人間は、フランスが褒められると自分自身が褒められたかのように勝手に喜びます。 中野幸紀という教授に会うことがあったら適当にフランスのことを褒めてあげるとよいです。 喜んだら大成功、 面白い玩具です。
577 :
名無しの笛の踊り :2011/06/17(金) 21:37:57.33 ID:A/HD5+OV
福島第一原発の汚染水処理装置、仏アレバ社製40兆円!? 足元を見透かしたゼニゲバ商売!
578 :
名無しの笛の踊り :2011/06/17(金) 22:31:58.94 ID:Hq8YQLnP
なぜ朝鮮工作員は日本を守ろうと奮起している人たちをネトウヨと名付け見下し嫌うのか? それは在日朝鮮人が隠しておきたい都合の悪い事実を彼らに暴露されてしまったからである。 1、 ネトウヨに強制連行のウソをバラされた。 2、 ネトウヨに従軍慰安婦のウソをバラされた。 3、 ネトウヨに終戦直後日本において朝鮮人が残虐的テロ(朝鮮進駐軍で検索)をやりまくったことをバラされた。 4、 ネトウヨに朝鮮人がレイプ大好き民族であることをバラされた。 5、 ネトウヨに日教組と北朝鮮の関係をバラされた。 6、 ネトウヨにパチンコ業者とサラ金業者のほとんどが朝鮮人であることをバラされた。 7、 ネトウヨにマスコミ(特にテレビ局)に多くの朝鮮人が入り込み支配していることをバラされた。 8、 ネトウヨに日チョン併合の事実(朝鮮人が望んで日本と併合した)をバラされた。 9、 ネトウヨに朝鮮が反日国家であることをバラされた。 10、ネトウヨに外国人参政権や人権擁護法案の危険性をバラされた。 11、ネトウヨに民主党が反日朝鮮政党であることをバラされた。 12、ネトウヨに在日特権(日本人の税金から支払われる月17万円の特別生活保護費等)の存在をバラされた。 13、ネトウヨに朝鮮人がトンスル(人糞酒)大好きであることをバラされた。 14、ネトウヨに朝鮮人のチンコが9cmしかないことをバラされた。 15、ネトウヨに朝鮮人のほとんどが精神病であることをバラされた。
580 :
名無しの笛の踊り :2011/06/19(日) 09:56:04.53 ID:xjPzrISI
>>579 >12 ネトウヨに在日特権(日本人の税金から支払われる月17万円の特別生活保護費等)の存在を
>バラされた。
↑
これが信じられないし、あってはならない事。私もちょいと調べてみたが
結局、分からなかった。でも、あちこちで囁かれているし、やっぱりあるのか
な〜と思う。 どこで確認したら分かりますか?
彼らは特別の外国人なんですか? そんなマネーを受取っていて、なお、さらに
外国人参政権を獲得したいとは、余りにも虫がよすぎます!
581 :
名無しの笛の踊り :2011/06/23(木) 11:54:43.93 ID:Ww2iM2cX
● 石原都知事のフランス侮蔑発言 ● 「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、 むべなるかな」 「都立大はフランス語の講師が8人いて、受講者は1人もいない」 ※都庁内であった首都大学東京の支援組織設立総会で発言。
582 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 00:46:36.16 ID:SNkfQb7A
石原都知事は絶対に人を褒めない人として有名だ。。何でもけなす。 同業の作家でも、政治家でも、みな彼の口から出る言葉は批判だけだ。
583 :
名無しの笛の踊り :2011/07/05(火) 07:48:42.97 ID:SNkfQb7A
★フランス人ジャーナリストの報告 『東京は風前のともしび』 東京から香港に来ると、暗い部屋で電気のスイッチをオフからオンにしたかの ようだった。 震災後、東京は陰鬱な街になった。電力不足で大通りや建物は暗い帳に包まれた。 東京は魅惑的な彩りに満ちた「魔法の灯」だったが、今は「風前の灯」だ。 知人のレストラン経営者たちは3月以降、月の売上げが約3割減ったと話す。 国際ホテルの稼働率は40%。外国人旅行者は昨年比で既に落ち込み、 移住する外国人は劇的に減少した。 今後も減り続けるだろう。
584 :
名無しの笛の踊り :2011/07/06(水) 09:19:49.87 ID:G39A9FJF
いま、東アジアは中国、香港、台北、シンガポール、ソウルの時代だ。 日本はお呼びじゃない。 こりゃ〜失礼いたしました、だよ。
585 :
名無しの笛の踊り :2011/07/09(土) 09:22:44.45 ID:Ko4/P6LV
経済的には日本は、もう北の外れの国だな。
586 :
名無しの笛の踊り :2011/07/09(土) 15:48:52.79 ID:feYJn1tF
栄華を誇った国が滅びるって、ちょっとかっこいいよね。 砂漠に眠る都市やポンペイの遺蹟みたいで。 コルトーのピアノもそんな感じで好き。
587 :
名無しの笛の踊り :2011/07/12(火) 00:15:14.31 ID:xxST0tOo
日本は栄華を誇ったと言う程の時代も経験してないのに、もうほころびだした。 春の夜の夢の如しだ。
588 :
名無しの笛の踊り :2011/07/13(水) 08:32:07.98 ID:YlHOIzJs
はかないものだった。 それが古からの日本人の美学でもある。
桜が咲いたといって宴を催し、桜が散った、あぁ残念だといってやはり宴を催す。 昔から割と即物的で平和な美意識w
590 :
名無しの笛の踊り :2011/07/13(水) 21:26:11.95 ID:E/leyinb
アラン・プラネスっていいと思った。いろいろいるね。
591 :
名無しの笛の踊り :2011/07/17(日) 11:16:22.42 ID:A6lQR2VT
日本人のフランス系ピアノ奏法を学んだ人。 昔はフランスで学んだ人達、安川加寿子、原知恵、田中希代子さんらがいたが、 最近は出なくなったのか?
腐るほどいるけど?
593 :
名無しの笛の踊り :2011/07/17(日) 12:11:49.40 ID:A6lQR2VT
腐ってる人の話題じゃなくて・・・
フランス自体が腐っている出て来ないよ
595 :
名無しの笛の踊り :2011/07/18(月) 15:13:34.10 ID:3s/mWtcp
パリは腐臭漂う街ですね
596 :
名無しの笛の踊り :2011/07/19(火) 10:44:39.76 ID:rKiV80aR
犬のクソをやらせたままの舗道。 そこらじゅうに紙くずを棄てた状態の広場や公園等々。 公衆マナーは最低のパリ。
597 :
名無しの笛の踊り :2011/07/20(水) 13:41:36.14 ID:MEOR6+W8
それがパリのパリらしい匂いだと好意を抱く人もいる。 ひとはさまざまだよ。
598 :
名無しの笛の踊り :2011/07/23(土) 23:10:19.27 ID:JFZ4M0nT
安川加寿子の弟子は多いよ。 フランスピアノ奏法は日本の楽界には浸透 した。
599 :
名無しの笛の踊り :2011/07/24(日) 00:54:34.30 ID:ac5jPz5s
具体的にフランスピアノ奏法ってどんな奏法なの?
600 :
名無しの笛の踊り :2011/07/24(日) 10:44:56.70 ID:H+NSQ0mc
野辺地勝久氏
601 :
名無しの笛の踊り :2011/07/24(日) 11:22:29.24 ID:H+NSQ0mc
フランス・ピアニズムというタイトルなのに、そのことに触れたレスが ほとんどない。 実際にどうなんですか?
602 :
名無しの笛の踊り :2011/07/24(日) 12:37:08.56 ID:3Eh5GY4N
フランス・ピアニズム? そんなモノはないよ。もしくは過去にはあった。 レコードとか聴いててもわからんよ。 アンリ・エルツ、サン・サーンス、 初期のフォーレの曲を弾くことだ。 そこに共通する技巧がフランスの伝統的な奏法の所産だ。 安川がどうの、野辺地がどうのとか言ってるそこの君! 不勉強も大概にしたまえ
>>602 要するに具体的なことはわからんということだなw
604 :
名無しの笛の踊り :2011/07/24(日) 14:12:31.68 ID:ac5jPz5s
指奏法なの?
605 :
名無しの笛の踊り :2011/07/25(月) 12:42:40.91 ID:Gm+McGY7
ドイツ奏法と比べるとき、滑らかに、レガートに心がけて弾くということ。 そのために、どうやって指先で、そういう音色を紡ぎ出せるかを工夫して 弾くことの総体じゃないのか?
606 :
名無しの笛の踊り :2011/07/25(月) 17:59:00.16 ID:nzx1kIct
ドイツ奏法って一口にいうけど バッハなんてクラヴィコードを弾くには 重量奏法の先端を行ってたっていうし
607 :
名無しの笛の踊り :2011/07/26(火) 09:39:59.95 ID:sgZmFG5C
重量奏法とは? 何ですか?
肘を鍵盤より下げるグールドみたいな弾き方
609 :
名無しの笛の踊り :2011/07/28(木) 11:35:32.61 ID:orrj/0UY
あれ、弾きにくいだろうなぁ・・・・
指のタッチコントロールはしやすいと思う
611 :
名無しの笛の踊り :2011/07/29(金) 10:19:43.73 ID:8qkICW9u
ドイツの音楽学校で教えるのがドイツ奏法、 フランスの学校で教えるのがフランス奏法、 ロシアも同じく。 アメリカも。 じゃ、日本の音楽学校では?
612 :
名無しの笛の踊り :2011/07/30(土) 17:59:24.02 ID:07l3EKXT
ごちゃ混ぜ奏法。 家も絵画も料理も同じだ。国籍不明。
613 :
名無しの笛の踊り :2011/07/30(土) 22:42:49.69 ID:RG30/gTA
技量が未熟で、あるいは耄碌して 正確に演奏できないのを個性と勘違いしている向きも なきにしもあらず
614 :
名無しの笛の踊り :2011/07/30(土) 23:41:07.07 ID:b2My3d36
>>611 そりゃ日本奏法だよ。
中村紘子も言ってるじゃん。
歌舞伎の何とかの見得のイキがピアノ演奏に通ずるとか、
そんなこと有馬大五郎に言われてたらしいじゃねえか。
615 :
名無しの笛の踊り :2011/07/31(日) 08:58:59.21 ID:8kYxCgEN
私は自分の耳を自慢するのではないが、昔、日本人の演奏はどこか共通の音が するな、と感じた。 つまり、だれそれと名前を知らなくても、音を聴くと邦人か外国人が、なんと なくわかった。 実はここ10年ぐらい、その感じがしない演奏家がどんどん増えているように 感じる。こちらの加齢のせいなのか、邦人の演奏の変化なのか。
616 :
名無しの笛の踊り :2011/07/31(日) 11:16:08.11 ID:q3J/tNm5
ナットについた井口基成。 音源少ないけど、ツェルニーの練習曲集は凄い! バリバリの弾き倒し! 運がいいと@100円でLP買える。
617 :
名無しの笛の踊り :2011/07/31(日) 15:33:50.90 ID:B0fYyjno
>>615 そりゃあんた邦人が変わってきてんですよ
海外で良いものを吸収した奴に教わった連中が
その教えを広めてる成果が徐々に出てきてる
618 :
615 :2011/07/31(日) 16:37:07.09 ID:8kYxCgEN
>>617 なるほどね。
名前が出た井口基成氏はスパルタ教育者だったそうで、お弟子も多かったから
井口氏のお弟子たちの音が似通ってしまうことは想像できますね。
ピアニストは、徐々に複数の先生の教えを受けて、だんだん自分の音を身に
着けて行くのでしょう。
しかし、最初にインプットされた人の奏法や音は、なかなか抜けないということ
もあるのでは?
最近のピアニストは、自分の音を模索して、師から伝授した音を少しづつ自分
のカラーに創造的に変えて行く。
一時代前の日本の演奏家は、先生の教えを忠実に守っていた人が多かったと
いうことでしょうか。
フランス人は先生の教えを忠実に守らなさそう
620 :
名無しの笛の踊り :2011/07/31(日) 17:57:24.41 ID:B0fYyjno
そうじゃなきゃダメなんだよ ハイハイと考えもせず馬鹿みたいに聞いてるだけじゃダメ
フランス人は先生のほうも生徒に才能がないとみると 適当に賛辞を述べてバイバイとかあるしなw
622 :
名無しの笛の踊り :2011/08/01(月) 05:49:41.41 ID:NFwFhvQl
623 :
名無しの笛の踊り :2011/08/01(月) 11:23:08.68 ID:0LgCADfZ
井口基成はこわい先生だったんだ〜 鬼の大松監督みたいな人だったのか! 弟子が多いということは、伝説化したカリスマ性もあっただろうが、それだけ 熱心に指導したということだろう。 しかし、ピアノの脚が壊れてしまうほどの力を入れる奏法って、どんなもの だったんだろう! 観てみたい。
624 :
名無しの笛の踊り :2011/08/01(月) 12:07:48.31 ID:uJVO8GZm
昔は弦が切れやすかった言うし
626 :
名無しの笛の踊り :2011/08/02(火) 12:32:44.25 ID:QSJ1fdfc
そうだったらしいね。 だから、調律師はあちこちの家のピアノを修理もしたんだろ? 日本のヤマハのピアノは、そういう点でも改良を重ね、非常にしっかりした ピアノを製造した。
>>623 井口基成の演奏の逸話については、実は大袈裟とかじゃなくて
積極的にプロコフィエフなどの現代曲を演奏してたのに
同時代人に理解出来なくて誤解されたって話もある
フランス人ピアニストってフランスでの評価はどうなの? パリ管がフランス人作曲家の曲をほとんど演奏しないのと同じで やっぱり評価は低いの?
629 :
名無しの笛の踊り :2011/08/02(火) 17:34:53.16 ID:8McN1A9N
>>627 井口基成、
プロコの曲を弾いた時にピアノを壊したのか?
それとも椅子から転げ落ちたのか?
630 :
名無しの笛の踊り :2011/08/02(火) 19:26:40.49 ID:j2Z4Cw4x
井口って、結構身長高かったんだっけ?
631 :
名無しの笛の踊り :2011/08/02(火) 20:49:53.89 ID:gVWfWL9c
>>629 井口のプロ協3は、オケを圧倒したピアノとの伝説らしい。
632 :
名無しの笛の踊り :2011/08/03(水) 01:01:30.05 ID:WiEJIc4/
井口さんは体格は良かった人だったらしい。 でも、ステージでは上がって、良い演奏ができなかったことも多かったそうだ。 巨象の体に子ウサギの神経を持ったピアニストだったとか。
633 :
名無しの笛の踊り :2011/08/03(水) 05:50:05.50 ID:XKn8VVbw
634 :
名無しの笛の踊り :2011/08/04(木) 15:42:58.43 ID:DVh/lxgI
井口さんは演奏家としては必ずしも成功しなかったが、教育者として りっぱな業績を残されました。 日本では演奏中にあがってしまう人は男性の方が多いです。原知恵さん、安川さん、 田中希代子さん、内田さん、小山さんなど日本を代表するピアニストに女性が多い のは、どうもそういう点かなと思っているのです。 女性のほうが舞台度胸があるのではないですか?
635 :
名無しの笛の踊り :2011/08/05(金) 02:06:39.85 ID:4a0/2pZT
女は馬鹿だから何も考えないだけだろ
636 :
名無しの笛の踊り :2011/08/05(金) 10:42:20.82 ID:4gWyJ7eB
なでしこJAPANも女性のパワー、度胸で勝負したケースですね。 日本の男性は「屁たれ」と言われています。
女は馬鹿だから、みたいなことを言うバカに脊髄反射する
>>636 と自分は真性の馬鹿w
それにしてもさ、活躍中のピアニストという少ないサンプルから
女性のほうが○○だろうかという考え方は短絡的すぎるし
男性より女性のほうが成果を出した競技を持ち出してどうこう言うのも同じ
こういう書き込み見ると、同性としていたたまれないからやめてほしいなあ
638 :
名無しの笛の踊り :2011/08/05(金) 15:32:15.61 ID:25qg4e8x
639 :
名無しの笛の踊り :2011/08/05(金) 15:42:43.20 ID:25qg4e8x
失礼、書きかけで送信されてしまった。 日本で活躍するピアニストに女性が多い原因を、なぜ舞台度胸の差に あるのではと考えた根拠が知りたいな。 ちなみに私の見方は、日本では単純に音楽を専門に勉強するのは 女性がおおいからだと思うが。 それに、以前から男性だって園田高弘、松浦豊明、梶原完など、 国際舞台で活躍するピアニストはいたしね。
640 :
名無しの笛の踊り :2011/08/07(日) 10:31:38.19 ID:RlKwdqyC
ピアノに関しては女性演奏家が男性より多いということがあるかもしれない。 ちなみに、最近の状況。 日本で最も権威のある、(と私が思っている)毎日新聞が始めた学生コンクールの ピアノ部門の最新情報を見たら審査員の性別はこうなっている。 東 京・・・全部で9人、うち女性が7人、 大 阪・・・全部で9人、うち女性が4人、 北九州・・・全部で9人、うち女性が6人、 名古屋・・・全部で9人、うち女性が4人、 北海道・・・全部で9人、うち女性が6人、 全 国・・・全部で4人、うち女性が3人、 名前から推すと女性だろうということで、女性の審査員と判断したから、 男女がはっきりしない人は、女性として数えていない。 ○○子、○○江という名前は、いちおう女性としたが、男性の名前かも しれない。確かめようがない。
641 :
名無しの笛の踊り :2011/08/07(日) 11:53:16.80 ID:V5154v8o
>>640 ええと、全国大会審査員の小森谷泉先生は男性ですが?
642 :
640 :2011/08/07(日) 14:18:44.19 ID:RlKwdqyC
>>641 そうでしたか、じゃぁ ”全国”は男女が半々ですね。 どうも。
643 :
名無しの笛の踊り :2011/08/08(月) 02:12:54.86 ID:qK0UgjZX
イヴォンヌ・ルフェビュールのベートーベンいいよな 後期しか売ってないけど初期とか中期とかはないの?
644 :
名無しの笛の踊り :2011/08/08(月) 11:02:26.59 ID:DHk9NDS+
>>639 男女の演奏家の層の違いは無論だが、やっぱり男女の差に思い至る面はある。
男女のピアニストの伸びの差は、欧米留学時代に出るのではないのか?
欧米での生活万般にわたって、男性の方が生活力が弱いと言うか、日本の
女性の方が、より生活力がある。
>>635 さんの「女性はバカだから」ではなく、
「女性の方が図々しい」からだ。 舞台度胸も日常の延長だろう。
もっとも、これは戦前や30、40年前までの話で、最近は日本男児も欧米で
堂々と生活しているらしい。 昔は、日本男児は欧米コンプレックスが強過ぎた
からだろう。
流れを変えようとする643のレスもむなしく・・
>>644 単独スレでも立ててそっちでやってくれ
図々しくもバカでもない人ならスレチはやめよう
>>644 昔の日本男児の欧米コンプレックスって、実例挙げられるか?
>>646 まあ、向こうのトイレで小便しようとするとチンポが便器に届かないことくらいかな。
648 :
名無しの笛の踊り :2011/08/20(土) 23:48:42.75 ID:bXMXCeVr
日本人は胴長で短脚だからだろ?
649 :
名無しの笛の踊り :2011/09/10(土) 10:13:59.33 ID:eD1hP7HR
ヨーロッパの男の子は男便器で小便しないんか??
650 :
名無しの笛の踊り :2011/10/08(土) 05:16:33.06 ID:+eYq9Dp1
651 :
名無しの笛の踊り :2011/10/08(土) 08:13:53.46 ID:+eYq9Dp1
続き ※何れもINAアルシーヴ、恐らくINAには若い頃のルフェビュールの音源がまだまだあると思う ※後期ソナタ等は、1950年代半ばのパテ&デュクレテ・トムソン録音と上記CDの放送録音と 晩年のSolstice/Fy録音があり、聴き比べが出来る。 ※LP録音は殆どCD化されている(仏EMI/2回、Solstice)。LPは洒落にならないお値段、しかも 傷物が多い。先ずはCDで十分だと思う。復刻は大変うまくいっている。 ※如何でも良い事のついでに、Solstice/Fyのサイトは直販をやっていて、トウの昔に 廃盤に成った筈のCDが手に入る事がある。
>>650-651 貴重な情報ありがとう!
今までちゃんと聴いてなかったが1)の4CDを試聴したら
むちゃくちゃ良くて、すぐ注文したよ。
ざっと探すとSolsticeが目立つので、次はシューマンと
ドビュッシー(これも凄く良いね)をと考えているが
他に今入手しやすいCDでコレ!っていうのはありますか?
聴き比べた感じをざっとレポートしてくれたら嬉しい。
653 :
名無しの笛の踊り :2011/10/09(日) 06:24:18.25 ID:YCYs3a+s
>>652 「今入手しやすいCD」なら、SOLSTICE/FYだと思う。
・FYCD051 バッハ パルティータ第六番 BWV.830
※バックハウスとタメを張れる演奏。但し、ルフェビュールのバッハ
で一番良いのは、EMIのCDに入っているBWV。542&543。フランソワ、
ブンダヴォエと並ぶ、フレンチ・ピアニズムのバッハの最高峰。
・FYCD018 ラヴェル 特にクープランの墓
※本当はCoup d'Archet COUP008の若き日の演奏の方がいいのだけど。
この曲のイメージが変わる。セルヴァともアンリエット・フォール
とも違う。
654 :
名無しの笛の踊り :2011/10/09(日) 06:46:23.76 ID:YCYs3a+s
続き ・SOCD133/5 未発表録音集 第一集 三枚組 廃盤 二枚目のショパンとシューマン(幻想曲)が聴きもの。 跳ぶ様なタッチなのに恐ろしく濃厚な味。 ・番外 デュカス 変奏曲、間奏と終曲 この渋い名作に思い入れが有ったらしい。1970年(VOGUE672004 、廃盤)と1974年(FYCD008)の二種の放送録音を聴ける。ベートーヴェン がお好きなら。 ・モーツァルト協奏曲20番でフルトヴェングラーを採るかカザルスを 採るかは全くの好みの問題。但し前者は音質が籠るイタリア録音。
>>653-654 ありがとう!!
こういう、全貌を知ってる人からの実感を折り込んだレビューは
何より嬉しいです。比較で出てくる名前も興味深いし。
挙げてくださったものはほぼ試聴できた中で、ラヴェルと
デュカスをまず行っとくことにした。
ラヴェルの演奏はベートーヴェンを弾くときとかなり音色が違うね。
SOLSTICEのは楽器のコンディション?、Coup d'Archetのは録音?
にやや難ありとも思えるが、ドイツものとフランスものでタッチを
かなり変えてるのかな??
三枚組の「幻想曲」これは凄い・・・。モーツァルトにも感心した。
しばらくハマりそう。これから地道に追っていくことにします。
ここの皆はラヴェルを聴くときはどんな演奏を愛聴してるの? 古いもの、比較的新しいものでそれぞれあると思うが。 俺はジャン・ドワイアンやVOXのペルルミュテールで楽しんでる。 新しいものはよくわからない。 ルヴィエとかタローとか、悪くないがどこか物足らない気がする。
フランソワを最初に聴いて、フランソワで満足しているね
>>656 余りにも多すぎて。
定盤はピアノ協奏曲、これは大抵ロンの新盤で。
>俺はジャン・ドワイアンやVOXのペルルミュテールで楽しんでる。
ドワイヤンは個人的にはフォーレ印象が強いがラヴェルも無論いいと思う。
ペルルミュテールのラヴェルはVOXも好きだが、幾つか遺されたライヴのノリ
の良さを買っている。BBCのとかTrio de Franceのとか。
ははは、多すぎますよね。 ここに集う方たちにとって、スタンダードなラヴェル像というか、 つい手が伸びる、決まった柱があるのかなあと訊いてみました。 多くの人が挙げるのは50年代のフランソワあたりになりますかね。 ロンのは旧盤を聴いてたけど新盤もいいのね。 658氏には呆れられそうだけど。 Trio de Franceってジュヌヴィエーヴ・ジョワがピアノを弾いてる? グリーンドア盤出てますね。気になってました。
昔の日本でラヴェルといえばカサドシュという時代もあったようだけど 今は言わないですね。 特にこのスレの趣味とはカサドシュは違うみたいで。
>>659 >Trio de Franceってジュヌヴィエーヴ・ジョワがピアノを弾いてる?
それが本来のメンツだが、THARA TAH610ではペルルミュテール
チェロとヴァイオリンがかわらないようだ
>カサドシュ
ラヴェルも良いが、曲に依って大きく演奏スタイルを変える人なので
ラヴェルだけが決定盤、とはならない人
米コロムビアではなくデュクレテ辺りにいれていたら恐らく一枚ウン万円
になっていたハズ、逆に言えばお買い得な人
Trio de Franceの件、ご教示感謝。 上のほうで二度ほど「カサドシュは?」という声がスルーされてたから、 ロンやコルトー、メイエやルフェビュールを愛好する向きにとっては カサドシュは何か毛色が違うのかな?と想像してた。 メジャーレーベル故にコレクターの話題に上らないってことなのかな。
>>662 >メジャーレーベル故に
と言うよりもアメリカ盤であるが故に。
米コロムビアは「無機質で冷たい」録音らしい
(個人的には癖の少ない、いい録音だと思う)。
カサドシュの盟友フランチェスカッティや
ブダペストSQ.と同様。
>コレクターの話題に上らない
SP時代から総計すると相当な録音があるので
稀少性が低い。
カザドシュのショパンも非常にいい。 バラードを聴いたが、1920年代後半のものと 1950年代のもの。 50年代の方が良かったかな? ともあれ、バラードの1番など、一度に多くの音が 鳴っているのだが、 それらの音がそれぞれ独立した糸のようになって、透けて見える。 その透明感が素晴らしく、すがすばしい。コルトとは正反対 (コルトのショパンも名演だが)。 後、ソナタ2番や3番もあるということだが、廃盤となっていて残念! シューマンなどもyotubeできく限り素晴らしい! 大きな全集として出ないかな? モーツァルトのアルバムが評判が良かったようだし。
>>663 音楽には何の関係もないような気がするが
音質酷いとは思わないし
俺も、コロムビアやRCAの録音は悪くないと思うよ。 特にピアノは、クリアだが温かみも感じる。 嫌う人がいるとしたら、あのデッドさがネックなのだろうけど ヨーロッパ良しアメリカ悪しという単純さも、ちょっとはあるかな? アンリエット・フォールのグリーンドア盤を聴いてみた。 正直、こんなにいいとは想像してなかったですよ。
サティなんか聴く人います?
668 :
名無しの笛の踊り :2011/10/20(木) 22:52:32.16 ID:pTuDkt+d
フォールは、復刻時の音のレベルが高いから、名演に聴こえるんだよなw 実はたいしたことないw
アマゾンのレヴューの丸パクリ乙
670 :
名無しの笛の踊り :2011/10/22(土) 11:05:20.88 ID:2GVfoOqc
米国の格付け会社はフランス国債の格付けを最上級から引き下げると 仄めかした。 フランスにユーロ防衛の余力はないと判断したからだ。 再選を目指すサルコジには、国民を敵に回す財政赤字削減を実施できない。 「格下げ」は一層の財政悪化につながる。
>>668 オレも禿同
アマゾンのレビューは正しいね
672 :
名無しの笛の踊り :2011/10/22(土) 23:58:21.28 ID:yiIOamud
自演は晒し
>>667 定盤のJJ.バルビエを
この人のセヴラックやアルベニスも良かった
あとはアンドレ・ベルノ(Bernot.コルトー弟子、経歴不詳)あたり
674 :
名無しの笛の踊り :2011/10/27(木) 23:42:18.49 ID:WJB+xRkn
サティはアントルモンから入るのが通
断る
中古で見るアントルモンの日本盤はアールヌーボーかナビ派の絵画を 実写にしたようなデイヴィッド・ハミルトンの写真と 『アンニュイっぽいシュール色』というタイトルが衝撃的で 敬遠してたんだけど、いいの? バルビエはセヴラックも弾いてるんですね。良さそう。 ベルノも良さそうではあるけど。
>>676 バルビエは相当にレパートリーが広い
ドビュッシー(BAM)なんてのもある
あの独特の語り口が御気に入れば
GalloがJean-Joel Baebier, poete et musicienと言うのを
三巻まで出していた筈
グラナドスやタンスマンも弾いていた
仏尼にはあった
>>670 ついにドイツも銀行から資金が借りられなくなった。
要するにEC各国の信用が地に堕ちた。
アメリカ発の金融危機が発端だったんだね。
一人の方か多くの方なのか、このスレを読んでいると どんなピアニストの話題になっても拾って補強されていて 感心しますが、いったいどのくらい聴いておられるのか 自分はそこまで到達することがあるのか、時間と資金のことなど 考えてしまいます。 みなさんは、普段はLPを聴かれているのでしょうか。 モノラル録音中心ですか? 最近のピアニストで愛聴されたり、 あるいはコンサートに何度も足を運ばれるような 存命中の人はいますか?
ドビュッシーのピアノ曲、その面白さも響きの多様さも 何種類もの録音で楽しんでいますが、もう一つ何か、 自分のものになってないような、愛着がわかないような 感じがしています。 作曲者のピアノロールによる再現を聴くと強烈な過去の時代の 節回しを感じるのですが(気のせいでしょうか)、 もっと明瞭な録音でそういう聴かせかたをする人はいないでしょうか? コルトー、ギーゼキングは聴いています。 ヴィニェスはいい録音があれば聴いてみたいです。
681 :
名無しの笛の踊り :2011/11/30(水) 15:42:17.80 ID:LY/Tz3QQ
俺様ぶったがげただよ::::
>>680-681 御質問は分散なさった方がお答えし易い
・このスレの人は少なくとも一人ではない
・各自の時間、資金に就いては不明
・SPやプライヴェート・プレス、そしてこのスレでは余り話題にならない
「フランス奏法を身に付けた外国人」の事を考えると、抑々「到達」などと
考えられない方が良いのではないかと思う
・スレを通読すればお分かりのように、シリンダーからデジタルまで人夫々
・コンサートに就いては殆ど話題にならない(個人的にはアンリ・バルダの来日演奏会には必ず行く)
・ドビュッシーは個人的に不得意分野なので回答パス、申訳無い
・ヴィニェスについては、スペインTRITO TD0048が全復刻とドビュッシー談話を収録
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/3949132
684 :
名無しの笛の踊り :2011/12/11(日) 07:13:31.77 ID:gvavm9Pr
最近CD復刻したフェルベールのドビュッシーが好きです。
685 :
名無しの笛の踊り :2011/12/11(日) 19:08:27.14 ID:suIpKOab
今朝(12/11)の「音楽の泉」でショパンの24の前奏曲に対し、コルトー がタイトルを語っていた、という話をしていた。興味があってネットで確認したら ↓のような内容だった。。 第1番 ハ長調: いとしい人を待つ 第2番 イ短調: 郷愁の思い、遠く開けた海のような。 第3番 ト長調: 小川のうた 第4番 ホ短調: 親指で 第5番 ニ長調: うたであふれた木々 第6番 ロ短調: ホームシック 第7番 イ長調: すてきな思い出が香水のように記憶の中に香っている 第8番 嬰ヘ短調: 雪が降り風が吹き嵐が吹き荒れる。しかし私の悲しい心の中の嵐はもっとすさまじい 第9番 ホ長調: 予言者の声 第10番 嬰ハ短調: 降りてくるロケット 第11番 ロ長調: 少女のあこがれ 第12番 嬰ト短調: 夜の乗馬 第13番 嬰ヘ長調: 外国で星の多い夜、遠くにいる恋人を思う 第14番 変ホ短調: 嵐の海 第15番 変ニ長調: しかし死は物陰にいる 第16番 変ロ短調: 深いふちへ向かって走る 第17番 変イ長調: 彼女は私に言った「あなたを好きです」 第18番 ヘ短調: 祈り 第19番 変ホ長調: つばさ、あなたのところへとんでいく、私の恋人 第20番 ハ短調: 葬送 第21番 変ロ長調: 先祖のもとへ一人帰る 第22番 ト短調: 反乱 第23番 ヘ長調: 水の精のたわむれ 第24番 ニ短調: 生、官能、死 う〜む、有名な「雨だれ」15番や21番、最後の24番のタイトル。 見事なタイトルだと思いませんか?
686 :
名無しの笛の踊り :2011/12/11(日) 19:34:50.35 ID:suIpKOab
フランスピアノ音楽の楽しみの一つは、作品のそれぞれに文学的な内容を 感じとることですね。
>>684 あれいいね。
特にVol.3なんて最高だと思う。
689 :
名無しの笛の踊り :2011/12/14(水) 01:58:53.78 ID:KxWGDBvz
ルフェビュールのCD、hmvでいくつかポチしました。計一万七千円弱。到着楽しみです
690 :
名無しの笛の踊り :2011/12/18(日) 11:39:56.56 ID:zmlfBrtU
NIMBUSのペルルミュテールのショパンを片っ端から聴いてる。 独特の録音がなんとも言えない味
691 :
名無しの笛の踊り :2011/12/23(金) 01:44:49.20 ID:vq4Fe36R
マルセル・メイエのEMI箱到着しました。 思ったより録音が良く嬉しいです
>>691 バッハのインヴェンションとラヴェルの”亡き王女の・・・”が絶品。
モツのp協は今ひとつ。同じ女流ピアニストのハスキルに遙かに
及ばない。
あっそう
694 :
名無しの笛の踊り :2011/12/24(土) 11:00:26.10 ID:p3WSKlz8
マルセル・メイエのモーツァルトも素晴らしい
>>682-683 さん
もちろん多数の方がいらっしゃいますが、ここ数ヶ月
ひじょうに豊かな見識を披瀝してくださった方は・・・
まあ詮索せぬがよいですね。
> 抑々「到達」などと
至極ご尤も。皆さん、成ろうと思って成ったのじゃなし、
気が着くと成っていたのでしょう。
しかし自分も大概、時間も金もかけたと思っておりましたが
あまりの知識量に圧倒され、泣きが入りました。
エリクール以下は名前も知りませんでした。
すべて聴けるのがいつになるかわかりませんが、当分楽しめそうです。
本当にありがとうございます。
ジョージ・コープランドも知らなかったですが、良さそうですね。
バルダは私も来年のチケットを取りましたよ。
青柳女史がよく書いていて、ショパンのCDを聴いたらすごく良かった。
696 :
名無しの笛の踊り :2012/01/14(土) 22:44:42.91 ID:hpqWoQ0W
ブリュショルリってどうよ?
自分で判断しろよ
>>697 答える気がないなら書き込むなカス
いや答えられないだけかw
hosyu
700 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/03/02(金) 23:28:14.08 ID:/JsUgSp7
700
701 :
名無しの笛の踊り :2012/03/06(火) 13:08:18.19 ID:z0LBdF3b
ここらで、一まとめすると、フランスピアニズムとは何だったの?
703 :
名無しの笛の踊り :2012/03/07(水) 10:38:09.73 ID:qBcEoINd
シャブリエの独奏曲とサン=サーンスの協奏曲を弾き、 聞き手を幸せな気分にさせる演奏法。
そこにチッコリーニは入りますか?
705 :
名無しの笛の踊り :2012/03/09(金) 13:02:42.91 ID:RVUUZ5dk
チッコリーニは入るでしょう。 彼の演奏はエスプリに満ちた、とっても 良い演奏ですもの・・・・
チッコリーニは名前からもわかるように元はイタリア人だからな
流派について考えるなら誰に教わったかということも
重要だけど、チッコリーニはイタリアで学んでますね。
>>703 の切り口は面白くて、しかしその組み合わせは
チッコリーニを連想させので言及してみました。
老境に至ってからの仕事が最近評価が高まる
チッコリーニ、フランスに帰化しフランスで活動してきた
わけだけど、このスレの主旨から見ると
皆さんどのように評価するのかなと。
モダンすぎる感じでしょうか?
>>703 の念頭にあったのはタリアフェロ?
フランス流ピアニズムとは何ぞや。難しいですよね。 確かに、20世紀初めのフランスのピアニストの演奏は ドイツやポーランドやロシアのそれらとは 大分違うような気がするが、それだって明白ではない。 ロンとナットとレヴィを一括りにできるような 通底する特質が果たしてあるのか? 戦後生まれのフランス人ピアニストたちは みんなフランス流ピアニズムなのか? また、男性と女性で微妙に別ジャンルじゃないだろうか? スカルラッティ、ラモー、モーツァルトを ころころと弾く(所謂「クラヴサン的に」)演奏の 愛好者は多いが、あれは女性限定のスタイルなのか。 男性と女性ではタッチが違うのでしょうか。
だからそのjeu perlé「ぽい」スタイルを実践したのは 女性が多かったんじゃないかと言ってるわけ。 青柳女史はカサドシュを挙げているけどね。 jeu perléって言葉じたい、ちょっと怪しくて 後付けで作られた言葉なんじゃないかって気がする。
師弟関係からピアニズムをたどれば ディエメール門下のリスレール、コルトー、ラザール・レヴィ、ロベール・カサドシュ は全員この奏法をマスターしてるだろ。 ロンとナットとレヴィを一括りにできる通底する特質じゃないの?この奏法が。 ただこのスタイルを実践するかどうかは男性か女性ではなくてあくまで個人の嗜好でしょ。
ジュー・ペルレを奏法と見ているわけね。 それがフランス派を定義するものである、と。 「曲げた指」「指奏法」は19世紀前半に支配的だったスタイルだけど、 フランスでは20世紀初頭のディエメール、ロンまでそれが残っていたと 青柳女史も書いてて、確かに特徴の一つだろうとは思うが。 自分は、ジュー・ペルレって理想論・美意識の話だと思ってたので (しかも、ある特定の類型のパッセージでしか有効でない) それがフランス奏法の基本だという認識はなかったよ。 フレンチ・ピアニズムという言葉も、いまさら定義の話になるけど 20世紀初頭以降現代に至るまでのフランスのピアノ演奏の 総称として考えてた。だから色々頭をひねっていたわけで。
713 :
名無しの笛の踊り :2012/03/10(土) 05:56:11.57 ID:Xj+Ifsh5
ジュー・ペルレとレッジェーロは、どう違うの?
>>710 > jeu perléって言葉じたい、ちょっと怪しくて
> 後付けで作られた言葉なんじゃないかって気がする
いいえ、音楽に関して用いられる、フランス語の正常な表現です。
”一つ一つの音をそれぞれ独立したものとして明晰に演奏する”というような
意味です。
やはりカザドゥシュが代表でしょう。カザドシュの場合、その上、力強いタッチ、
迷いのないタッチがありますから、普通言われているような意味ではないのですが、
非常に男性的な演奏に響きます。またその透明性は彼のすべての演奏に見られますが、
とりわけ驚かされたのが、ショパンのバラード1番です、レースのおられたかのように、
一本一本の音がみえ、すべての音が透けて見える見事な演奏です。
> いいえ、音楽に関して用いられる、フランス語の正常な表現です。 と断定的に言うのは、たとえばあなたがフランスでピアノを学んだ時に 複数の教師が、ごく普通に頻繁に用いたからですか? それはいつ頃のことですか? 「ここはjeu perléで」とか言うの?それは効果の話?手の形の話? その表現は、少なくともいつ頃には確実に使われていた、など 出典とともに示すことができますか? と、絡んでも仕方がないんだけど、相応の根拠は示さなきゃ。 とにかく疑惑の解消にはなってないよ。 あなたのように曖昧に、各自が「わかってるつもり」で 人によって違う意味で使ってる言葉なんじゃないかいう疑惑。
ところでカサドシュのバラード、28年の録音を聴いていますが 話題にされているのは、60年のライブでしょうか? 「透明性」というのは、和音の連打であっても 一つ一つの音が比較的分離して、明瞭に聴き取れるという 意味でいいでしょうか? たとえばバラード1番の、どのあたりですか? これは絡んでいるのではなくて、純粋に興味があって。
>>715 私の専門は音楽ではありませんが、15年ほどフランスに滞在した経験から、
jeu perléという表現は音楽の話をフランス人としていると普通に用いられている表現です。
perléだけではなく、jeu perléの表現で辞書登録もされております。
出典云々の話がありましたので、今回改めて調べたところ、
この表現が最初に確認されたのは1694年とのことです:
出典: Grand larousse de la langue française 及び
Trésor de la langue française
また、年代の明記はありませんでしたが、19世紀半ば過ぎに出版されたフランス語辞書
Littréにもすでにjeu perléはでてきております。また音楽に関する表現では、
他の19世紀出版の辞書にもjeu perlé以外に、trille perléが出ております。
この後者の表現の方が理解しやすいと思います:perléは動詞perlerの過去分詞から来ている単語、
動詞perlerは名詞perleから来ている。perleは真珠、trilleはトリルですから、
trille perléでどのような演奏を言わんとしているのか、かなりわかりやすいのではありませんか?
浩瀚なグラン・ラルースから19世紀のリトレまで遡って 当たってくださったとは、ただただ恐縮です。 大変勉強になりました、ありがとうございました。 19世紀に「trille perlé」という用例があったというのは ちょっと想像していませんでした。 どういう音楽について言ったのでしょうね。 バロックなのか、同時代の作品なのか。 バロックならば様式感の話になるし、同時代だとすると 「perlé」に対置されるような他の語彙があったのか。 吉田秀和が"モーツァルトは玉を転がすように弾くものだと、 若い頃に、うんざりするほど聞かされた"という意味のことを 書いています。その「玉を転がす」はperléなのか。 あるいは他のヨーロッパ諸語でも同様の表現があったのか。 ただ、私としてはなお、perléという表現は ヴァイオリンの音色を「ヴェルヴェット・トーン」と形容する類の、 ある価値観に基づく褒め言葉ではないかと感じます。 その価値観が、ひろくフランス人に共通して理解・共感 されているらしいことはよくわかりました。 今後、気に留めつつ、よく考えてみます。
青の表紙のものは、もしこれでしたら
http://www.amazon.fr/dp/B00005KKNV/ 裏表紙に「1960 (Ballades)」と書いてあるように見えます。
ディスコグラフィの中でバラード全曲3回録音は
目立ちますが、レパートリーを絞る人だったようですね。
意外とベートーヴェンが多い。
改めて聴きなおしてみようと思いました。
カサドシュ晩年の実演をお聴きになったとは夢のような話です。
以前にも、ちょっとお書きになったでしょうか?
演奏の雰囲気や、当時のフランスの状況など
機会があれば回想してくださったら、皆喜ぶでしょう。
連投すみません、もう一つ質問させてください。 くすぶっていた疑問が解消されるかもしれないと思いましたので。 現地発音に近いカタカナ表記はカ「ザ」ドゥスュ、でしょうか? sが一つなので濁るのではないかと思いつつ、 どこかでフランス人が「カサ」と濁らずに言っているのを聞き、 疑問に思っていました。日本語Wikipediaも「カサ」表記にしています。 また、最後のsを発音する人もいるのでしょうか。
>>719 > 「perlé」に対置されるような他の語彙があったのか
これはちょっと思いつきませんが、少し勉強してみます
> 吉田秀和が"モーツァルトは玉を転がすように弾くものだと、
> 若い頃に、うんざりするほど聞かされた"という意味のことを
> 書いています。その「玉を転がす」はperléなのか。
そうだろうと思います。
rire perléと言う表現がありますが、フランス文学などを
読んでいると、若い娘さんの笑い方を形容して、”ころころ笑う”というのが
あると思いますが、”ころころ笑う”というのが”rire perlé"にあたります。
> perléという表現は
> ヴァイオリンの音色を「ヴェルヴェット・トーン」と形容する類の、
> ある価値観に基づく褒め言葉
そうだろうと思います。真珠から来ている言葉ですし。
辞書にある例を引きます。Chateaubriandからの引用です:
”Elle était brillante, animé sans affection,
et montait en riant des dents perlées.
彼女は輝いており(brillante)、生き生きとしており(animé),
自然で(sans affection), 笑いながら、"perlé"の歯を見せていた。
perléが括弧に入れた肯定的な(ほめ言葉)形容詞(あるいはそれに類する)と
共に用いられています。ここでは直訳すれば、”真珠のような”歯、なんとなく
こぼれるような、光り輝く歯が思い起こされませんか?
>>720 ありがとうございます。
日本のamazonのマケプレで出ていました。送料入れて3000円ほど
で、ちょっと高いと思ったのですが、今最も気に入っているピアニストなので、
注文しました。
この人のベートーヴェンもいいですよね。
23番も透明感にあふれる熱情です。31番も残っているということだったので、
どうしても欲しくなり、現在独のショップに注文をかけました(もちろん中古ですが)。
それとお勧めは協奏曲4番。スタジオ録音は少々味気ない演奏ですのお勧めしませんが、
ヴァント指揮のライブ盤(1970年録音とありますから、最晩年ですね)、これはいい演奏です。
同曲では私は今までギーゼキング(ガリエラ指揮)を好んでいましたが、今はcasadesusの
方を好みます。
> 演奏の雰囲気や、当時のフランスの状況など
そうですね。いずれ書きたいですね。私の若かりし頃の思い出ですしね。
色々と思い出します。良くコンサート、オペラに通いましたからね。
>>721 casadesusの名前の綴りには3つのsがあります。
最初のsは濁ります。2つめのsは濁りません、3つめのsは発音されません。
フランス語はご存じのようにかなり文字と音とが規則的に
対応するのですが、それに従えば、この綴りの発音は日本語で書けば、
カザドゥズュです(ザ、ズ:お書きになっているようにひとつのsが母音で囲まれていますので、
濁ります。濁らせないためにはフランス語ではssとsを重ねます)。
しかし、この人の名前はこの規則に当てはまりません。
先祖がスペインからの一家なので、それが原因だろうと思われます。
> どこかでフランス人が「カサ」と濁らずに言っているのを聞き
Petit Robertの固有名詞辞書は普通、発音記号は記載されていないのですが、
変わった発音をする若干の固有名詞には、間違えないためにでしょう、発音記号
が記されています。そういう数少ない固有名詞にcasadesusの名前も含まれ、
発音記号が記されています。それによれば、繰り返しになりますが、カザと濁って
おります。
725 :
名無しの笛の踊り :2012/03/10(土) 20:26:40.56 ID:Xj+Ifsh5
誰か
>>713 の質問に答えられるピアノ弾きはいないの?
この二つの奏法は違うの?
>>725 常識で答の想像がつく問いだと思うけどな。
ピアノ弾きでもなく理解の浅い自分が答える適任ではないけど、
ここまでの流れをまとめつつ答を考えるなら、
leggieroは表情記号として楽譜に記される。
奏者はその箇所をleggieroらしく表現しようとする。
作品の中のある箇所に、他の箇所と比べて、どういう表情を
つけるかという話。leggieroの実践については、ぐぐってくれ。
「jeu perlé」は、かつてフランスのピアニスト達に顕著に見られた、
音を明瞭に粒立たせる奏法・スタイルを形容する褒め言葉。
「ここはleggieroで」と言うことはあっても
「ここはjeu perléで」とは、たぶん言わない。
演奏を聴く観客が「これぞjeu perléだねえ」なんて感じだろうか。
まあ、あるleggieroのパッセージの演奏が、すばらしいjeu perléだった、
ということはあるかもしれないが。
・・・大きくハズしてはいないと思うが、
こんな回答でよろしいか?
そしてjeu perléの実践については
>>709 のリンクで
おそらく日本でこのテの話題について最も頻繁に発言する
青柳女史が触れているが、結論としては
「曲げた指でも伸ばした指でも可能?」という感じで
具体的にどのような指のテクニックに基づくかは
断定されていない。
実例としてはマルグリット・ロンやカザドシュ、
このスレの上のほうでも話題になっていたコルトーの
これなんかもそうだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=QJot3tfsUBM
確かにフランスピアニズムに独特の奏法はあると思うけど バッハとショパンとリストじゃ奏法が当然違うしピアニストも曲によって奏法を当然変えてるわけだ。 だから奏法よりも例えばショパンのある曲の分析から解釈を導き出して その解釈に最適な奏法を選択して曲を仕上げていくまでのノウハウの集積を フランスピアニズムというんだろう。奏法だけではなく。ますます解らなくなるけどw
729 :
721 :2012/03/11(日) 01:22:22.85 ID:fW83xSNb
>>724 お礼が遅くなりました。
プチロベールなら持っており、質問する前に最低限ググるのと同様、
引いておくべきだったと恥じ入っております。
スペイン系で発音に影響しているのですね。
「スュ」は、ちょっとやりすぎな気がするので
以後「カザドシュ」か「カザドゥシュ」表記を使うことにします。
なるほど若い娘さんが笑うのも「玉を転がすような」と言いますから、
吉田のそれも、このフランス語の表現を吉田がそう訳して言ったのかも
しれないですね。
歯は光沢が虹色がかって、じっさい真珠に質感がちょっと似ていますね。
真珠が身近で、皮膚感覚にも近しいという文化なのでしょう。
フランチェスカッティと組んだベートーヴェンは知っていたけど
協奏曲やソナタもよく弾いたとは知らなかったです。これから聴きます。
ヴァントとのライブ、ついでにギーゼキングも。
ルフェビュールのベートーヴェンはお好みですか?
年も近いんですね(カザドシュが1つ下)。聴き比べもやってみたい。
730 :
名無しの笛の踊り :2012/03/11(日) 01:26:16.83 ID:eTP4PZu7
>>726 何か最初に一言ケチつけねーと答えられねーんだな
クズが
じゃーどんな奏法で弾いてるのか
答えられてもねーのに偉そうな事言ってんじゃねーよ
所詮いつものお決まりの回答になるだけで
誰一人まともに答えられない
実際に jeu perlé がと言ってる青柳でさえ
感覚的にしか分かってないんだよ
>>730 何か最初に一言ケチつけねーと答えられねーんだな
クズが
自己紹介はしなくていいんですよクズさんw
>>728 そう、俺もそんなふうに考えてた。
そして最近の世代になると、ディエメールから脈々と
受け継がれてきた何かも、時代に沿うように
変化して・・・ということなのだろう。
なんか俺このところ発言多すぎたのでしばらくROMに回ります。
↑と言ったばかりだが、
>>730 に一言。
> 実際に jeu perlé がと言ってる青柳でさえ
> 感覚的にしか
「jeu perlé」って、そういう類の、定義の定まらない言葉なんじゃ
ないかという議論を上のほうで散々しているわけだが。
それに対して君の疑問が「leggieroとは違うの?」だろ?
アイタタと思われて当然。じゃね。
ラザール・レヴィの録音で入手し易いものがあったら教えてください。 ソロモンやハスキルの師ということで聴きたいのだけど 録音が少ないのでしょうか。
もっと普通の庶民に手の届くものはないでしょうか?
>>736 SPLPは高価 ROCOCOのLPですら値が張る。
パテ盤も高い。寧ろSPの方が割安かも知れない。
CDならばTharaのレコール・ラザール-レヴィ
グリーンドアのフランスのピアニスト 3人の日本録音。
>>717 氏と同じ典拠(辞典の用例)をThe ALTFL Projectで検索すると
perléの語義が一覧できる。
アカデミ・フランセーズ辞書第一版(1694)にて音楽関連の用法に関する記載が
あり、 リュートやテオルボの演奏が、 非常に水際立っていて繊細な時に
jeu perléと称した、と記されている。
(承前)cadence perléeという言葉もそれにちかく(第四版)、 併せて、水際立った演奏とでも 纏められようか。 1930年代では、楽器の指定が消えて、恰も真珠が連なるように、 一つ一つの音の輪郭を明瞭に奏でる、 軽やかで精美な奏法をjeu perléと呼んでいる。
さて、以上のみから推論すると、jeu perléには、 (1)繊細、軽やか、水際立った、という印象を与える演奏であって (2)それはリズムや音の繋げ方によって得られる、 奏法である、と言えると思う。 なお、perléの筆頭の意味に、紋章の細密な装飾が 挙げられているのが参考になるか。
742 :
名無しの笛の踊り :2012/06/03(日) 17:05:20.86 ID:2B2RkMpo
米CBS原盤_カザドシュの ハイドン第8番ソナタ モツ 第12番ソナタ (ショパン第3番のB面) 粋でエレガントの極み。 いいですなあ。
743 :
名無しの笛の踊り :2012/06/12(火) 16:31:21.36 ID:m44tA4yi
コルトーのベートーヴェンのピアノソナタ全集発売決定!
あるわけ無いじゃん
それらしいことを書いてあるブログはあったけどどうなんだろうか とりあえず期待して待ってみる
747 :
名無しの笛の踊り :2012/06/14(木) 04:58:49.80 ID:H+3jRhLm
カザドゥジュスでしょ。フランス人でも人名がusで終わる場合は、 ユスが多いらしいから(ドレフュスとかアロイジユス・ベルトランとか)。 ところで、フランスの演奏法と言えば、アノンの練習曲に 見られるように、指を高く上げて弾く演奏というのがあるというが、 これは今時では無味乾燥な演奏になるという事で、甚だ不評という ふうに、春秋社のラヴェルの楽譜に書いてあった。 どうでもいいけど、フランス人のくせにスタインウェイを 使う最近の奴は容認できん。スタインウェイの音は、言うならアメリカ 英語のがさつな響きで、フランス語とは完全に相反する。それでフランス 音楽を弾いたらどれだけぶち壊しになるかわかりそうなものなのに、 何でこれで弾こうと思うのか。フランス人のくせに、フランス語を知らない ぐらいおかしい。弾くならプレイエルにしろ。
748 :
名無しの笛の踊り :2012/06/14(木) 05:43:15.60 ID:RUXfMl3b
あっそう
749 :
名無しの笛の踊り :2012/06/14(木) 15:23:54.35 ID:u0N4jfMm
750 :
名無しの笛の踊り :2012/06/14(木) 19:19:58.25 ID:hHJBVyNU
可処分所得が減ったのでろくにCD買ってないが、久しぶりにカザドシュの10枚組を頼んだ。 楽しみ。
751 :
名無しの笛の踊り :2012/06/14(木) 19:27:16.07 ID:/q5mPirY
>>747 音楽のグローバル化ですよ。
要するにローカルの無視ということ。
商業ベースに乗りにくいものは、どんどん切り捨てしてしまうんです。
752 :
名無しの笛の踊り :2012/06/23(土) 19:21:36.44 ID:6drcOxpD
かきこみ
753 :
名無しの笛の踊り :2012/06/25(月) 20:05:26.67 ID:7ENxffJw
DOCUMENTのカザドシュ箱買ったんだが、 ワルターのようなリマスタ品位ではなく _| ̄|○ 戴冠式の気持ち悪い擬似ステ。 フォーレのvnソナタはピッチが高すぎる。
754 :
名無しの笛の踊り :2012/07/10(火) 00:07:56.33 ID:4hDVGaIW
サンカンって話題になりませんねえ。
755 :
名無しの笛の踊り :2012/07/10(火) 08:28:02.88 ID:FN1EuJZC
>>754 ナヴァラとのベートーヴェンCDはそれなりに話題になったと思う
同じ復刻でもラヴェルはさほど騒がれなかった
756 :
名無しの笛の踊り :2012/07/13(金) 01:37:44.45 ID:rP6EuZw1
バルダ聴いてきたよ。 あれがジュ・ペルレかというと、たぶん違うんだろう。 むしろコルトーやナットに似てるんだろうか。 コルトー詳しい方、どうでしょう? 私はアンコールのワルツが沁みました。 洒脱を指向しての洒脱ではなく、徹底的に素っ気なく弾いた結果として 滋味とともに、えもいわれぬ洒脱さがありました。
757 :
名無しの笛の踊り :2012/07/13(金) 01:53:39.71 ID:rP6EuZw1
アンコールのワルツ、ショパンの後に プログラム冒頭のラヴェルをもう一回弾いてくれたのですが、 ↑で言ってるのはショパンのほうです。 素っ気ないけどズンタッタをはっきりさせた演奏でした。
758 :
名無しの笛の踊り :2012/07/13(金) 10:11:02.90 ID:fL1UcVP4
>>756 御同席であった方へ
バルダの演奏はは、彼の師匠のTiegermanの熱気とB.ウェブスタの豪快を想起させる
昨日の演奏会でいくと第三番ソナタがTiegermanの録音と比較できる
素人見解だがバルダはジュ・ペルレというのとは違うように思う
それにしても昨日は凄かった
後半からのってきているのはよくわかったが、まさかアンコールでラヴェルをもう一度やるとは
そのアンコールのラヴェルがよかったな
予定では1曲目だけだったみたいだけど、プログラムの最初に弾いたときより
音の立ち上がりが良くて、よけいな響きも消えててスムーズだった
カメラ入ってたけど、放送されるときはそっちを使うだろうなと思った
どうせならクープランのトッカータも弾きなお(ry
>>756 3部形式の曲だと1部と3部はリズムと流れ重視な感じで
中間部やトリオでたっぷり(でも情緒過多にはせず)な演奏が多かったね
761 :
名無しの笛の踊り :2012/08/30(木) 23:49:50.95 ID:od3thqkL
ついに出るのね コルトのベトベン全集!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今世紀最大の発掘CDだわ
どこにベートーヴェンって書いてあんの? しかしFALP349と同じジャケっていいねー。
763 :
名無しの笛の踊り :2012/08/31(金) 00:31:03.98 ID:3wCQqU+k
情弱は死ねwww
764 :
名無しの笛の踊り :2012/08/31(金) 07:32:10.07 ID:rR7hESOg
コルトーはショパンとシューマンだろ? ベートヴェンの解釈はどうなのか・・・
安良CDスレより
51 :名無しの笛の踊り:2012/08/11(土) 22:22:04.93 ID:qNS9L7dD
>>50 コルトーのベト全からのピアノソナタ2曲の抜粋がyotubeで聴ける。
http://www.youtube.com/watch?v=lhfautOThho http://www.youtube.com/watch?v=FuTRYrCaxBI 52 :名無しの笛の踊り:2012/08/11(土) 23:42:13.57 ID:O7WKP/bg
|A`)_ これはありがたいのぅ。今までいろいろと考えながら聴いとった。
コルトー83歳の録音にしては意外に指のもつれが少ないのぅとか、
コメントにもあるが60年のわりにドロップやワウがひどすぎる。
まぁ弾くに難しい箇所でもなし、ダビングものならありかのぅなどと。
とりま、ドロテア・セシリアの解釈がソニーのマスタークラスの演奏と
似とるので、おそらくコルトーのモノホンじゃろ。
この調子での月光の3楽章などは、怖いもの見たさなのじゃが、それでもキレイに楽譜通りに
弾いてます演奏より、もつれても伝えたい何かがある演奏の方が好きじゃのぅ。
くり返し聴くにはつらいじゃろうが、一度は耳にし感興にひたりたいと言うのが
老い先短い爺の、ピュアな願いじゃ。
40CD ベトベン シゥマン はいっとるやん
767 :
名無しの笛の踊り :2012/10/02(火) 09:36:19.57 ID:qPQxYS9U
ロジェの狛江の3時間リサイタルが3,500円なのに 完売じゃないのな
769 :
名無しの笛の踊り :2012/10/02(火) 14:01:09.60 ID:urcQuS0R
キタコレ
おお! マジでベートーヴェンのソナタについての言及がある!
で、どこで買うのが一番屋安いん?
773 :
名無しの笛の踊り :2012/10/28(日) 14:58:08.11 ID:Bz2lQIjA
cortotの音源だが、俺は今から二十数年前に手に入れた国内版を持ってる。 今回の四〇枚組の内容を見ると、主要な音源はこの国内版がきちんと押さえていることが分かる。 でもこう言った音源は逃すと手に入れにくいので、予約はしたけどね。 Beethovenのソナタ全集の録音が無いことがはっきりしたのは残念だったが。
774 :
名無しの笛の踊り :2012/11/12(月) 06:29:05.73 ID:PYIqxNJS
ティボー、カザルスとのカカドゥ変奏曲がなぜか初出になっていたり、 BiddulphやAPRからすでに発売済みの音源が初出になっていたりと、 気がかりな点は多々あるが、無事にこの日が迎えられたことを祝する。
775 :
名無しの笛の踊り :2012/11/12(月) 06:32:53.66 ID:PYIqxNJS
53年録音のドビュッシー:子供の領分は完全初出と思われる。 53年と54年のシューマン:交響的練習曲、クライスレリアーナはまともな形でのリリースを喜びたい。 存在が知られいた57年録音のショパン:24のプレリュード、4つのバラードとベートーヴェン:ソナタ集はファン待望のCD化だ。 その他にも手元のディスコグラフィと年代表記が若干食い違う録音が散見されるが、詳しいことは聴き比べてみなければわからない。
776 :
名無しの笛の踊り :2012/11/12(月) 06:35:27.77 ID:PYIqxNJS
>>773 ベートーヴェンのソナタ集は確かに存在するが、技術的に聞くに堪えうる録音のみを選出したらしい。
監修を務めたJohn Guthrie Luke氏の武士の情けだろう。
犬のサイトで入荷済みになっていたが、 Le Sageのシューマンとマルチバイなので まだ来ない。 来た人どうだった?
778 :
名無しの笛の踊り :2012/11/14(水) 12:06:07.81 ID:CECeTjjA
ヨレヨレヘロヘロ 老人臭死臭
>>778 私のCDではそのような臭いはしませんでした
本当にあなたのCDにはそんな臭いがするのですか?
だとしたら自分の臭いが周りの物にうつったのではないでしょうか
ひどい体臭は病気が原因の可能性があります
「体臭からわかる病気一覧」で一度検索してみてください
780 :
名無しの笛の踊り :2012/11/14(水) 16:18:33.54 ID:gLMYDWVM
>>776 >>773 だが余計な情けは掛けて欲しくなかったね。cortotにテクニックなど要求しているものはいないだろうし、全盛期の演奏でもその点を言ってしまえばミスタッチだらけなんだし。
cortotの音楽に触れるのが目的なのだからあるなら全曲をリリースして欲しかったな。
781 :
名無しの笛の踊り :2012/11/14(水) 19:15:59.56 ID:gLMYDWVM
ディスク一〇に納められているショパンの幻想曲ヘ短調は何度聞いても感動的な名演だなあ。決してテクニック的には上手い訳では無いのだが。 この曲の演奏で個人的にはこの上を行くものに未だ出会ったことが無い。 吉田氏が「名曲の楽しみ」においてショパンを取り上げた際にこのきょくを紹介した時、やはりこの演奏を用いていたが我が意を得た思いだった。
>>780 ほんとだね。ベト全集出してほしいね。
ベトの録音状態は今回の箱を聴く限り問題ないようだし。
コルトーのミスタッチは、あるピアニストが言ったように、
自分の正しい音より魅力あるというのは本当で、コルトーの場合、
音ではなく、音の表情がきれいで、聴き手はそれに惹かれる。
ベートーヴェンピアノソナタは彼の全曲演奏と、彼自身による解説録音が
それぞれ別々に 存在するという話もある。彼の曲目解説はシューマンの時も
そうだったが、非常に興味深い。
今回の箱がたくさん売れ、EMIがコルトーのベト全発売を決断してくれるといいのだが。
BOX買って聴いてみたが… 個人的には、ベト全はいいや… 演奏のみの、熱情の第一楽章と告別聴いたが、忌憚なく言えば、ミス云々とかいうレベルの演奏ではないと思う。 常時不協和音だし、テンポ可変だし… 熱情では弾きなおししてるし… ただ、ところどころハッとするほど美しいところ(ボロボロの熱情でさえ)がある。もう少し早く録音しておいてくれたら… 音質の良さと、彼のタッチがよく捉えられているところはいいと思う。
784 :
名無しの笛の踊り :2012/11/15(木) 07:04:08.30 ID:EJ9fc3NL
『悲愴』に『月光』に『熱情』という有名曲集のような選曲からは愛が感じられないね 緩徐楽章はいいが、全曲となるとテクニックのキレという面で辛いのは誰もが思うところだ 中では『告別』と『第27番』が彼にはうってつけの曲のように思えるが、 同じEMI系の古くはシュナーベル、コルトーとほぼ同じ時期に録音されたナットやソロモンの名演 と比べるとかなり分が悪い(おそらくこのことが長年商業化を妨げた最大の要因だろう) 20年代のピアノロール録音にあるようなテクニックで、 今回の録音にあるようなコルトーならではの表情豊かなタッチが聞ければ言うことないのだが…
若い時期にベートヴェンのピアノソナタを録音できなかったのは、 やはり同じレーベルにシュナーベルの全集があったからだな ショパンのマズルカやノクターンが録音できなかったのも、 HMVがルービンシュタインとの住み分けを図ったためという説がある 今じゃルービンシュタインの旧録音なんて誰も聞かないし、これこそ致命的な大損失だった マズルカといえば以前VENEZIAから出ていた50年の二曲のマズルカが晴れてコルトーの本物であることが証明されたね
>>784 >20年代のピアノロール録音にあるようなテクニックで
23年のショパンのテランテラや水の戯れなんか、キレキレでヤバい(アコーステイック録音にしては、音もまだマシ)。
この技巧と、ベートーヴェンで聴ける美麗極まるタッチが備わっていたら、まさに化物だろうと思う。
確かにミスは若い時のでもあるが、本当にそんなのどうでもいいレベルだよ…
>>785 今だったらどうでもいいような全集が溢れてるんだがな…
個人的にはベト全よりも、存在するらしい大戦中のポロネーズやスケルツォetcが聴きたいが。
それにしてもEMIの箱は安価なのは有り難いが粗雑な作りだな。 犬で購入したが、外箱がペラペラだから角は潰れてるし、 CDが入っている紙もベロが破れていたり、ぐちゃぐちゃになってる奴まである。 "Anniversary Edition"と銘打つくらいなら値段を上げてでもしっかりした装丁で出してほしかった。 2年前に購入したフランソワ箱もボロボロになってきたので再度購入したが、 今回の箱も入手困難になる前にいくつか注文しておくか(数年後フランソワ箱のように安くなっていたらショックだが)。
789 :
名無しの笛の踊り :2012/11/16(金) 20:53:22.25 ID:4nD96eho
40枚ボックスを聴いた人へ。 復刻音質についてあまり話題にならないけどいかがですか? これまで出ていたCDなどとの比較があれば嬉しいです。 自分で買って確かめろと言われそうですが。
790 :
名無しの笛の踊り :2012/11/16(金) 21:37:27.88 ID:k3kYtbPa
↑自分で買えよ
791 :
789 :2012/11/16(金) 21:38:07.02 ID:TaXXy+E3
ちょw
792 :
名無しの笛の踊り :2012/11/16(金) 22:29:16.36 ID:g/WcS/00
>>787 俺はタワーで購入したが箱も紙も奇麗だったよ。
>>789 二十数年前に一枚当たり二三〇〇円くらいで手に入れたEMIの国内ボックスに比べてノイズも減ったし低域が豊かになった。
当時はこのボックスが一番音源が揃った。それでそれだけの投資をしても彼の音楽を聴きたかったものだ。
それに比べて格段に安くなっているのにそんなことを聞くお前さんのようなものには手に入れて欲しくないな。
悪態をつきながらもしっかり音質レポしてくれる
>>792
794 :
789 :2012/11/16(金) 23:44:02.01 ID:TaXXy+E3
>>789 余計なお世話で俺もレポする。
聴きやすいです。今まではGRシリーズやナクソス、ダイレクトトランスファーを聴いてきましたが、聴きやすさと迫力のバランスでは一番かと。
ヘッドフォンで聴く機会の多い俺には助かる。スピーカーならダイレクトトランスファーかな。
2曲のマズルカを初めて聴いたが、なんでコルトーがマズルカを弾かなかったのか、分かった気がする。
796 :
名無しの笛の踊り :2012/11/18(日) 07:25:23.99 ID:sq5CQ031
本日のNHK-FM 午前9:00〜午前11:00(120分)名演奏ライブラリー −詩的なピアニスト アルフレッド・コルトーの魅力−
>>796 「ノクターン 作品9の2」、「雨だれのプレリュード」だけ
NHKのサイトで音源が明記されてなかったので
てっきり有名な古いSP録音を使うのかと思ってましたら
来日のときの録音を使うだなんて心にくいことをしてくれますね
「ランドン・ロナルド指揮ロンドン・フィル管弦楽団」
を噛まずに言えるとは諸石さんさすがです
>>796 どうもありがとうです
バラ1は終わりだけになったけど、あとはおかげで聞くことができました
エチュードのあの入れ替え順いいね
シューマンもよかったなあ
初めてだけど諸石さんの落ちついて控えめな話し方もよかった
799 :
名無しの笛の踊り :2012/11/18(日) 19:26:16.08 ID:KRQL4NPn
私も今朝聞き惚れていました シューマンの協奏曲フィナーレの入り、すごいルバートでしたね
コルトーの51年の舟歌 かつて新星堂とAPRからも出ていたようなので すでに聴いておられる方もいるとは思いますが 魂を揺さぶられるようなものすごい演奏に感動しました 同年のノクターン第7番に匹敵する大熱演ではないでしょうか
だが復刻状態がグダグダな件
802 :
名無しの笛の踊り :2012/12/10(月) 02:09:36.06 ID:nVQEKet/
ベトソナはまさにプレイエルの白銀の音色を感じさせてくれました。 初期のイギリスやアメリカでのレコーディングはどのメーカーのピアノを弾いていたのでしょうか? 曲によっては年代物のエラールやスタインウェイの音を感じたのですが
ピアノ暦45年の俺様に言わせてもらえば 酔っ払いのよれよれ以外の何物でもないが何か。
その酔っ払いのよれよれが録音されて発売されるのがコルトー お前のピアノ暦45年はまったくの無意味だなw
ブランド志向もエエ加減にせいw 長いものには巻かれろかwww もしコルトーの名前を伏せて あの演奏を聴いたら。。。www
45年やってもコルトーやケンプにはなれない。 音楽って才能には非情だよね。
いやこの2chでコルトーを酔っ払いのよれよれと貶すためにだけ お前のピアノ歴45年はあったのかもな よかったな役に立ってw
酔っ払いのよれよれでもいいから、ベトソナタ全集出してほしい。
809 :
名無しの笛の踊り :2012/12/12(水) 02:12:42.37 ID:4551XLYl
>>802 そう、そう! 私が知りたいのはまさにそのことなのです!
コルトーといえばプレイエルを愛奏したことで知られますが、
30年代の有名なショパンやシューマンなどの大半の録音は、
実際にはプレイエルではないということを耳にしましたので。
今回の復刻の音質が必ずしも最良ではない、とおっしゃる方の意見にも同感ですが
コルトーの録音がこれほど網羅的に、マスターに近い音源から、
同一方針のリマスターで聴ける、というだけで十分なのです。
ぜひピアノに詳しい方に聴き比べていただき、ご教授願いたいのです(自称ピアノ歴45年の方以外で)。
×ピアノ暦 ○ピアノ歴 ピアノ暦45年ってどこの元号なんだ?
811 :
名無しの笛の踊り :2013/01/05(土) 05:05:40.08 ID:Eie8b27J
>>809 SP時代のピアニストの音を聴き比べたのですが私はザウアーが弾いていたと思われるエラールとは若干響きが違うように感じました。
録音上スタジオ、ホール備え付けのスタインウェイを調整したものがメインだったのではないでしょうか?
詳細を知りたいところです
Tahraというレーベルで、 ベートーヴェンのピアノ協奏曲1番を聞いてみたんだが、 ライブ録音で修正してないせいもあって、さすがに技術的にはボロボロ。 演奏は良いと思うんだが。
813 :
名無しの笛の踊り :2013/01/05(土) 16:59:57.41 ID:Rfp9woRl
814 :
名無しの笛の踊り :2013/01/07(月) 09:34:17.54 ID:6Ur4VUHC
戦前、日本の愛好家が募って録音が実現したワインガルトナーの「第九」のように、 コルトーのベト全や晩年の未発表録音の復刻の呼びかけをタワーレコードあたりが をしてくれないものか。結構集まると思いませんか? コルトーを本当に理解している聴者は、彼のミスタッチやバランスの崩壊など どうでもよく、彼の詩的な音楽のニュアンスを聴いているのだから。
詩的な音楽のニュアンスもここまで来ると 老醜老害以外の何物でもないと思います。 コルトーアンソロジーに ベートーヴェンのソナタ全ては入れなかった プロデューサーは流石です。 あまりのも痛い演奏なのでしょう。
816 :
名無しの笛の踊り :2013/01/08(火) 20:01:36.10 ID:YUZ6Ps+I
商売になるかならぬかの判断はさておき、 ファンはその対象がどのようになろうとも支持するのがファン。 (巨人ファンの多くはインチキで、阪神ファンは本当のファン。横道スマン) 野村はファンでもあったが評論家でもあった。難しかったのだろう。 コルトーの来日を評して「彼は日本に来るのではなかった」「あれは抜け殻だ」と。 でも野村はコルトー絶賛だよな。
音楽を聴くというより 宗教のレベル。 麻原ソンシを崇めたてるのと変わらない。
>>815 死ぬまでポリーニでも神棚に奉っておけよ
>>818 おれはコルトーも好きだがポリーニも愛聴している.
対立項としてとらえてもらいたくないな.
うん、対立項にはならない。 SP復刻もモノラルもすべて対立項にはならないよね
>>816 あの当時の日本国民の精神状態は西洋音楽の飢餓状態だった。空き腹だった。
空腹に勝る調味料はなしということもある。
日本人のクラシックファンは音楽に飢えていた。コルトーのテクニックが昔
聴いたSPレコードのレベルに外れていても聴衆は満足した。
で
した
824 :
名無しの笛の踊り :2013/01/12(土) 23:03:35.28 ID:9jPETSPf
これは酷い! 酷すぎワロタ 小学生ですかwwwwwwww
ほうドロテアチェチリアをこんな風に弾くのか べト全あるなら出してくれないかな 後期三曲のコルトーの解釈を知りたい
有名演奏家を貶めることに過度の情熱を燃す人が集まるスレはここですか?
828 :
名無しの笛の踊り :2013/01/14(月) 16:15:29.84 ID:2q9ScrYE
>826 そうなんですよね、技術より解釈を知りたいですよね。
829 :
名無しの笛の踊り :2013/01/19(土) 02:48:18.07 ID:yn4r2hU0
707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/11(金) 20:12:16.50 ID:yXp90eFr NHK、フランスで反日捏造番組を連日放送。マジよ! 正論で女性から報告があがってたが、実は前にもフランス在住の主婦の方が 血相変えて 「日本人は何をやってるの!」とのお叱りを受けた。 NHKという事実上『日本の国営放送』がしてるわけで フランスの人達は「日本の国営放送」 がしてる、いわば日本政府公認で 「日本は侵略国」という事実が広まりつつある。 それが一回ではない。ずっとやり続けてるっていうからまあ驚きというか呆れる。 せっかくフランスで日本文化が大きく浸透し、フランスの少女達が 日本のアニメだけでなく、日本の伝統や日本食、さらには日本の歴史まで 教えて欲しい、興味がある、って言ってくれてる。 そこにNHKがみずからフランスの悪名高き反日番組に 「日本人は強姦ばっかして来た」「朝鮮半島で虐殺し搾取しまくった」ってVTRや シナやアメリカが合成したインチキ反日捏造写真なんかを資料提供してる。 国営放送局が自分の国民を「虐殺侵略民族」などと世界中にわざわざ それもでっち上げた歴史の資料で言いふらす馬鹿がどこにいるのか? フランス在住の主婦の方は見て腰を抜かしたと、そのくらい酷い反日番組に、 協力「NHK」とあったんで電話してきた。 「一体日本人は何をしてんの!!」って。それで発覚した。 この後もNHKはまたやってんだよ、その反日協力を。 それを「日本の歴史に興味ある」フランスの少女達が見てどう思う? 日本の文化に興味を持ってくれた、そんな子供達が見るのよ。恐ろしい それをNHKが日本の代表として「正しいよ!」ってお墨付きをわざわざ与えてる。
コルトーのベートーベンを全部出せ。 LP10枚組50000円くらいでもいいよ。 こんな物買うのはコルトー信者だけなんだから 信者を満足させる豪華装幀・ブックレットでね。 そのかわりくれぐれも音は加工しないでくれ。
831 :
名無しの笛の踊り :2013/04/27(土) 18:11:44.99 ID:DdXvSWP0
>>830 > コルトーのベートーベンを全部出せ。
仏INSが全部音源持ってるらしいじゃん。
>>831 フルトヴェングラー協会みたいに研究用資料として頒布してほしい
833 :
名無しの笛の踊り :2013/04/27(土) 23:49:02.75 ID:DdXvSWP0
ごめん、仏INAだった
834 :
名無しの笛の踊り :2013/05/04(土) 09:38:40.99 ID:AZSc/dWS
あと2,3年以内に全集出してほしい 買う意欲があるうちに。
835 :
名無しの笛の踊り :2013/05/04(土) 11:50:57.75 ID:FwNRFuT0
コルトーのベートーヴェンはテンポルパートだらけだって?
836 :
名無しの笛の踊り :2013/05/14(火) 17:59:21.37 ID:A3BegfLI
コルトー箱、買おうかどうか迷ってきた ここのスレの過去ログ読んだらとても興味わいてきた フランソワ箱みたいに値下がりしそうな気がするので もう少し待ちたい それにベートーヴェンソナタ全集くっついて再販される可能性ありそうだし
CDに曲名が書いてないのは不便でしょうがない
>>776 > 監修を務めたJohn Guthrie Luke氏の武士の情けだろう。
情けいらんから
>>837 コルトーもそうなん?
フランソワ箱、何するにしてもブックレットで調べなきゃなんないから不便でしかたない
PCに取り込めばいいんだろうが
840 :
名無しの笛の踊り :2013/05/15(水) 18:47:59.09 ID:6hWF5XBm
細かすぎて書けないんだろ
CD1だけで9人の作曲家に25曲、これは書けないな CD12みたいにChopin Etudes Opp. 10 & 25みたいなものだけなら可能だろうが
別に曲なんて聞けばわかるんだしさ。 焦ることもない
INAが音源を出さない理由ってなんだろ。 CD世代が生きてるうちに売り切らないと意味ないのにね
CDの時代が終わったんだよ 利益にならないもの作るわけがない
>>843 そうそう。自分で油性ペンで書き込んだっていいし。
コルトーの『フランス・ピアノ音楽』の翻訳、ありゃ何だ 大学一年生でもあんな翻訳しないだろ
なんでわざわざ翻訳買って読んだの?
849 :
名無しの笛の踊り :2013/06/15(土) 21:01:27.35 ID:FZSnJPZ2
誰の翻訳? 安川夫妻の訳なら、時代から言って仕方がないよ。
850 :
名無しの笛の踊り :2013/06/15(土) 21:55:46.87 ID:GteciTgT
でも山崎の超訳作文よりはマシだろ
ハスキルが師事していたこともあって、いわば師匠にあたるらしいんだけど (てか、おまいら知ってた?芸風全然違うじゃん・・・) あまりハスキルのことを親身に指導したフシがない。 てか、むしろ突き放してたと、遠山慶子が書いていた。 コルトーって、冷たくね? どう思う?
コルトーは大戦時ナチ側についてた親ナチだし ハスキルはユダヤ人だしなw
芸風が違うなら親身に指導もできないよ 変にいじっちゃって自分の劣化コピーになったら嫌だろうし その辺は指導者としては突き放すしかないのでは
リパッティには「左手を大切に」とか口を酸っぱくしてアドバイスしてたんだろ 要は期待値の問題じゃ
演奏技法のベースが違うんじゃねえか。 コルトー版のノリって結構肉体派だからな。
ギーゼキングは譜面を読むだけで練習完了だったとか すごい天才ですね
857 :
名無しの笛の踊り :2013/09/03(火) 10:26:55.17 ID:RihYqCSJ
コルトーの翻訳は安川さんしか出ていませんよね。 わかればいいのでは?
ミスタッチに寛容じゃないハスキルに対して コルトーが寛容だったとは到底思えんね
860 :
名無しの笛の踊り :2013/09/04(水) 09:39:56.44 ID:xbUUlmIF
コルトーのミスタッチは彼の音楽的必然性による。 よってミスタッチではない。
んー、、、^^;
862 :
名無しの笛の踊り :2013/09/05(木) 13:30:08.34 ID:x6hlgXvw
コルトーのミスタッチは若い頃だったそうだけど、SPレコードでは 目立たない、というかあまりない。 それでもミスが大かったのか?
863 :
名無しの笛の踊り :2013/09/07(土) 14:58:29.26 ID:cLW7R2jv
来日した頃はミスター・コルトーはミス コルトーと呼ばれたとか。
864 :
名無しの笛の踊り :2013/09/07(土) 15:42:01.57 ID:xlmYBNHl
年取っての技巧の衰え方が顕著になる流派なのかな ハイドシェックも崩れて宇野ご用達になったし
865 :
名無しの笛の踊り :2013/09/07(土) 15:43:35.97 ID:cLW7R2jv
ワインを飲むからだろう。
>>863 あの2枚組は貴重ですぞ
HDDに保存すべきトラックが2つしかなかったw
実際のメイエはこんなだったのかー(棒
若手中堅のピアニストってどうなん? ルヴィエ、ベロフ、デュシャーブル、ティボーデ、タロー、グリモー、ヌーブルジェあたり
ルヴィエ、ベロフは60代で若手中堅というより大御所でしょ デュシャーブルは引退したし
1.5流
ね、何でリタ・ブーブリディを2流とか1.5流とか判断したの? 具体的に教えてよ。
ぱっとした演奏だという訳ででもないようだし。 私は少数点は抜きで1流、2流、3流という言葉しか思いつかなかったので、 レコード出しといて3流はまずないなと。 検索した結果、1流にしたらもっと有名じゃないと。youtubeにも他に upされてないし、ていうことは人気もないからと。 今も存命で教育者としてのみ活動してるようなのですが 失礼ながら2流認定いたしました。でもうまいよ。
>>874 なるほど。
私はブーブリディの録音は、シャルランのブラームスの一番と
エラートにあるシューマンの2番ソナタしか聴いたことがありませんが
ブラームスの協奏曲を弛緩なく弾ききれる構成力と技巧をもち、
またシューマンのソナタでも技巧に破綻なく、
解釈面でも終盤の難所をうまく切り抜けている、
かなり達者なピアニストだという感想を持っています。
二流、1.5流呼ばわりは適切ではないと思い、
失礼を承知でちょっと突っかかって書き込みしました。
ご容赦のほどを。
876 :
名無しの笛の踊り :2013/09/28(土) 19:24:07.34 ID:DSvHjI6K
でもこいつじゃないとってところはないよねw
だな
ミスタッチが大目に見られているのはコルトーだからか? それとも 目立たないミスだからなのか。 随分、外して弾いているときもあったようだ。
マルセル メイエって綺麗な人だけど、結婚はしてたの?
>>879 してたよ。ピエール・ベルタンという映画人と。
コクトーのオルフェに出演していた。
この夫が彼女にサティを紹介したんだよ。
881 :
名無しの笛の踊り :2014/01/04(土) 17:17:36.10 ID:9bQ33WeJ
>>880 サティとはそういうつながりだったのですね。ありがとうございます。
11月にハイドシェック聴いたけど途中で止まってしまい師匠ロンの逸話を思い出した ヘンデルとか美演もあったが
>>882 すみません。ハイドシェックの師匠はコルトーでした
884 :
名無しの笛の踊り :2014/01/04(土) 20:05:55.81 ID:ZWh/gAmj
宇野先生はまだハイドシェック推してるの?
885 :
名無しの笛の踊り :2014/01/06(月) 23:46:07.11 ID:3sVx5umR
ジャクリーヌ・エマールのCD−Rを聴いて、 演奏の色香に篭絡されたのはオイラだけでしょうか。
886 :
名無しの笛の踊り :2014/01/07(火) 23:46:15.00 ID:wOdT9qlJ
ハイドシェックはカスでしょw
887 :
名無しの笛の踊り :2014/01/08(水) 01:18:14.10 ID:gw1/gX0Y
>>885 幻聴みたいだから精神科へ入院をお勧め致します
>>886 ハイドシェックのどういうところがカスなんですか。
具体的な例を上げて説明してほしいな。
889 :
名無しの笛の踊り :2014/01/08(水) 22:55:57.85 ID:BElUB+wR
ハイドシェック+ヴァンデルノートのモツコン23番、だ〜い好き。
890 :
名無しの笛の踊り :2014/01/09(木) 01:46:40.79 ID:JPp7NHsx
ヴァンデルノートの素人くさいオーケストラ・コントロールと ハイドシェックのリズム感のなさが炸裂する・・・ やはりハイドシェックはクズだ
891 :
名無しの笛の踊り :2014/01/09(木) 22:12:43.04 ID:b+PAY5a7
船酔いしたように気持ち悪い演奏が多いよね、ハイドシェック テクもあまり強くなさそうだし
892 :
名無しの笛の踊り :2014/01/09(木) 23:00:53.03 ID:YUcEV6YD
バレンボイムの陰謀でEMI追い出されたって本当なの?
ていうかなんでおまえらそんなに詳しいんだよ
コルトー/フリッチャイのシューマン・ピアノ協奏曲 悪酔いしそうだ
ハイドシェックやコルトーに船酔いしたように気持ち悪さを感じる人間は 単にに西洋的リズム感が身についてなないからだよw 日本人には割りと多い
>単にに…身についてなない 船酔いしたような日本語だよw
ウッオロロロロロロロボエー
898 :
名無しの笛の踊り :2014/01/12(日) 20:01:54.56 ID:tW2vFZS7
>>895 それは言えますね。 日本人はすぐ手を叩きます。
クラシックでも2拍子で手を叩くんです。あれでお里が知れてしまう。
民謡も演歌もクラシックも、日本人は2拍子でしか反応しない。
面白いです。 フランス系ピアニストの演奏に体が反応しないような(笑)
↑チョンなの?
フランス人ピアニストのリズム感に文句をいえるリズム感を持つ日本人はいないよw 日本人評論家はコルトーはリズムがブレ過ぎてるとか良く批判してたけど ちゃんとリズムの柱がきちんと立っててその中で伸縮してるし ハイドシェックもそう
901 :
名無しの笛の踊り :2014/01/13(月) 09:07:58.35 ID:caZedPeE
>>895 >西洋的リズム感が身についてない(「に」「な」が重複 お笑い 吃 音だったらスマン)
>>898 >お里がしれてしまう 日本人は・・・
だからなんだ?日本人が日本人であることが悪いみたいだな
西洋的リズム感を身につける必要は俺にはない
フランス系ピアニストの演奏に体が反応する必要は俺にはない
それでもコルトーの演奏は大好きでよく聴く
西洋人の目で日本人を見て、日本人をバカにするのはいい加減やめたらどうだ?田舎者根性丸出しというのだ
ああ、それは一般には正論かもしれんが、 日本人ピアニストがフランス音楽を演奏する時とか、 日本人がフランス音楽を鑑賞するときに言うことではないわな。 シロウトはまがい物でも喜ぶ、ってことにすぎない。 ま、それでも本人は幸せだからよろしかろうが、 胸張って宣言するほどのことでもない。
リズム感とか様式はなかなか身につかないもんだからな 前回のショパコンで日本人ピアニストが一人も本選に残れなかったのは 楽譜通りには弾いてたけど演奏の様式そこからくるリズム感をきちんと表現できなかったせいだし ピアニストでもそうなのに一般の日本人に理解しろってのはまず無理 コルトーもハイドシェックも崩してはいるがちゃんと様式は踏まえてるからな
>>903 はい、よくわかりました、一般の日本人ではない先生!
一般の日本人の代表より。
>>904 うん。素直でよろしいw
君はまがい物でもそれなりに楽しめる一般の日本人として、
それなりに充実した人生を送ってください。
>>905 すでに充実した人生を送っているのですが、
先生はそうじゃないのですか?
いや、私は先生じゃないから、勘違いしないように。 貴方の素直さに感銘を受けて書き込んだだけですから。
率直さは大事ですよね。人生が充実します。
909 :
名無しの笛の踊り :2014/01/14(火) 18:09:46.09 ID:9cPpms1Z
ちょっと話題がずれるけれど・・・ ドイツの演奏家がドビュッシーを弾くと、なんとなく色が消えてしまって、平板 に聞こえてしまったり、フランス系の演奏家がベートーヴェンを弾いたら、 なんとシャブリエやクープランの小曲を聞いているように感じることって、 ありますよね?
910 :
名無しの笛の踊り :2014/01/14(火) 19:11:05.23 ID:7xj4rCfo
ない
シューマンとベートーヴェンはフランス系と相性が良い シューベルトとブラームスはあまりよろしくない
ロシアンとフランス近代も相性いいとはいえない ドビュッシー弾く人少ない印象
913 :
名無しの笛の踊り :2014/01/14(火) 19:17:50.57 ID:QlL/TXOY
914 :
名無しの笛の踊り :2014/01/14(火) 22:29:28.36 ID:7xj4rCfo
チョンならではの嘘だよ
915 :
名無しの笛の踊り :2014/01/15(水) 21:10:02.78 ID:DJbaSJ/M
近頃流行るベルグソンでもオイケンでもみんな向こうの人がとやかくいうので 日本人もその尻馬に乗って騒ぐのです。・・・たとえばある西洋人が甲という 同じ西洋人の作物を評したのを読んだとすると、その評の当否はまるで考えず に、自分の腑に落ちようが落ちまいが、むやみにその評を触れ散らかすの です。・・・到底わが所有とも血とも肉ともいわれない、余所余所しいもの を我物顔に喋舌って歩くのです。・・・けれどもいくら人に賞められたって 、元々人の借着をして威張っているのだから、内心は不安です。手もなく孔雀の羽根を身に着けて威張っているようなもんですから。
>>909 ハイドシェクのベートーヴェンやギーゼキングのドビュッシーなど論外というわけですな
917 :
名無しの笛の踊り :2014/01/19(日) 12:11:31.77 ID:7h30rgoO
ギーゼキングはドイツ人というより国際人
フランス人だからシューベルトやブラームスと相性が良くないだの、
ロシア人はフランス近代と相性が良くないだの、全く暴論。
そんなことは全くない。その人の好み、受けた教育、メソードによる。
>>912 の印象はわからないでもないが
ロシアの先生はドビュッシーを勉強する以前にスクリャービンをやらせるからね。
それでフランス近代をプログラムに入れる人が少ないかもしれない。
先生が教えないのは軽視してるからか、教えられないからかどちらだろう ともかく勉強してないなら相性以前の問題だよね 習ってないから弾かないってのはプロとしておかしい話だから 興味が薄いか、いまひとつ上手く弾けないかのどちらかだろ
920 :
名無しの笛の踊り :2014/01/19(日) 14:45:19.76 ID:7h30rgoO
ギーゼキングはドビュッシーやラヴェルを彼の「売り物」にしていた。 ギーゼキングのフランス近代ものを聴きたい人がいくらもいた。 ハイドシェクのベートーヴェンもそう。 ホロビッツのスクリアービンなども同じ。 そこまで鑑賞意欲を掻き立て られる魅力あるピアニストに出身地や血筋は関係ない。
ピアニスト誰それ個人の話じゃなくて 大まかにドイツ系ロシア系フランス系出身の傾向を話してるんじゃないの?
ま、そうなんだが、 それは○○人とか○○出身という話ではなく、 受けた教育によるものだ。
923 :
名無しの笛の踊り :2014/01/25(土) 11:58:12.95 ID:LQCWcHWB
演奏家は育った環境に影響されるでしょう。 テクニックは学ぶものだけど、表現は獲得したテクニック+アルファー ですものね。 そのアルファーが個人が受けた文化的な環境でしょう。
なるほど
925 :
名無しの笛の踊り :2014/04/08(火) 22:00:17.35 ID:2jW1Qljz
ageといえよう
コルトー
927 :
名無しの笛の踊り :2014/06/27(金) 02:50:39.62 ID:4JLZrKmz
4月5月に青柳いずみこがフランスピアにズムについてのレクチャーやってたみたいだけど、行った人は…いないみたいだね
内容は? ロシアとかドイツ奏法とどこがどう違うのか・・・ 興味津々。