1 :
耕作ちゃん:
今春は「美女と野獣」「黒船」と創作オペラ上演があります。
日本人作曲家によるオペラ(日本語以外の台本に作曲したものも含め)について語ってください。
観劇レポート歓迎。
2 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 14:22:16 ID:AgCxSupM
美女と野獣は確かあのミュージカルのストーリーと同じだよね?
黒船はなかなか良いオペラですよ!あと何と言っても夕鶴、春琴抄あたりは日本の代表作でしょう!
3 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 14:26:28 ID:vdDSqfmp
「美女と野獣」は話が和風な味付けで新感線の先駆けかもw
4 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 14:41:19 ID:AgCxSupM
日本のオペラで面白くないのは?
一柳彗のモモ、三枝の忠臣蔵とかかな…
あと他になんかあるかな?
5 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 19:39:31 ID:mryrlTEt
「黄金の国」っていうの好きだったなぁ。
6 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 21:36:04 ID:7KplEMJ8
7 :
名無しの笛の踊り:2008/01/08(火) 18:49:35 ID:DDxZ6PmG
手塚治虫の「火の鳥-ヤマト編」
原作だけでもシュールなのに大王役をヒッチコックやポアロの吹き替えやってる熊倉一夫氏が演じていたと聞いたが本当?
8 :
名無しの笛の踊り:2008/01/11(金) 03:50:42 ID:mNtqNDw/
「美女と野獣」初日age
9 :
名無しの笛の踊り:2008/01/16(水) 17:41:57 ID:ssljjxB9
幕間に面白がる人戸惑う人否定する人など
オペオタが望むオペラって 近代イタリア風なのかな?
日本人じゃないけどチマッテイ神父の「細川ガラシア」はヴェルディ〜マスカーニのいいとこ取りだった。
11 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 16:28:42 ID:YKlscQzv
三枝成彰の”ジュニア・バタフライ”はやくDVDリリースしてほしい。
プッチーニへのオマージュとしてトーレ・デル・ラルゴで上演されたときは
けっこう評判よかったと聞いた。
12 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 16:50:57 ID:yPQZpPQz
>>10 確か1940年初演の「黒船」より何ヵ月か前の日本語による初のグランドオペラだったよね
2、3年前に再演されたね。オペラシティで。
>>12 客席やホワイエが尼さんと坊さんでスタイリッシュに染められた公演ですたw
「いいとこ取り」は表現としてはよくないかな。
>>12みたいに「オマージュ」だ;。オーケストレーションは他人だけど「オマージュ」的な面を汲んだものでよかった。
ヴィンセンチオ・チマッティ神父は記念館で他のオペラ作品もCDで売ってるようで興味あるのだが、購入時に入信を勧められそうでちょっと;;w
>>11 台本が個人的には引くんだが音楽はいいよね;
なぜか終曲に「女郎蜘蛛の理」のラストが思い浮かぶ漏れ;w
>>2 春琴抄は昔新国で観たyo-!
舞台転換の間が無ければ音楽の繋がりがよくなるのにー、とかおもた。スタンダードになってもいい作品なのにね。
新国の「黒船」は完全全曲なの?
新国といえば「おさん」の人はこりちゃったのだろうか。京極夏彦の幽霊物なんかオペラ化して欲しいものだが
どーでもいいが「美女と野獣」の終曲イメージは「ナースエンジェルりりかSOS」だww
新実徳英の白鳥は正直ビミョーだったな
>>16 「白鳥」はオペラというより声楽付の交響曲みたいなもんだからな。
>>14 ちょ、お岩さんと小平次のどっちだYO-ww!?
林光の「白いけものの伝説」てどうよ?
19 :
名無しの笛の踊り:2008/01/23(水) 13:51:02 ID:3tYjkBnO
>>18 林光なら、”セロ弾きのゴーシュ”のほうがポピュラリティに一日の長かな。
フランス語字幕つけての上演も
なかなかかの国では受けてたみたいだし。
「夜長姫と耳男」再演記念age
>>19 「ゴーシュ」といえば清水脩の奴を聴いてみたい。
永井荷風脚本の『すみだ川』
30分かかるという序景をつけてやるのは初めて。完全版初演。
ここを新国は宣伝材料にすべきなのに。
やる方もよく分かっていないのでは?
>>22 それより「煙」とか「秋の別れ」をオペラ化してほしいもんだ。
どっかのセンセが紹介してた戸田邦雄の「あけみ」。12音とかテープ音楽うんぬんよりも
風俗的なストーリーというのが惹かれるな。どっかで上演してほしいものだが。
あけみはルルをとてつもなくつまらなくしようしたようなオペラだ。
なんの魅力もない。
>>27 そっか。まあ俺とっちゃルルは逆にメカメカしい上に作曲者の勘違いぶりが好きじゃないんだが。
で、その劣化アドルノな文章はどうにかならんのか?
どうにもならん。
31 :
名無しの笛の踊り:2008/02/07(木) 21:19:50 ID:F9Mi2I6W
スレ違いかもしれないけど、こんにゃく座ってどうでしょう。
「夏の夜の夢」行こうと思うんだけど、音楽に期待してもok?
芝居を見るつもりで行った方がいい?
>>31 音楽というかいわゆるクラッシックのオペラ歌手が誇る「声の芸術性」は期待しないほうがよいですな。
別の魅力(演劇だけでなく音楽としての)があるのは確かなんだが。音楽か芝居かと問われたら芝居に近いです。
若手の作曲家ってオペラに手を出さないよね。
上演コストが高すぎるのや失敗した時のリスクが高いのもあるんだろうけど。
・・・・・まさかブーレーズの言葉を鵜のみにしてるとかだったらやだなあ。
>>32 thx。
過剰に期待せず楽しんできます。
>>24 そうだよねぇ・・・・俺もそこが最大の売り物になると思うんだが。聴衆にもマスコミにも。
36 :
名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 12:01:53 ID:6O+86yiD
>>35 叙景は十何年たってから付け足したもので、演出家は必要ないという立場。
若杉さんが栗山御大を説得して完全上演することになったらしい。
「黒船」、こないだのプレトークはかなり気合いが入ってた。
指揮・演出・歌唱指導のおじいちゃんたちの思い入れを感じました。
このオペラ自体が初な自分には全曲版の意義とかはよく分からないけどw
でも楽しみです。
>>36 ドラマの観点から見たら明らかに蛇足だものねえ。流石歌手出身の氏でも序景の扱いに困ったでしょうなぁ。
異稿ヲタとしては大歓迎だけどさw
>>35 嘘書くなよ。序景がいちばん先に作曲されたんだよ。
流れ切ってスミマセン。31ですが「夏の夜の夢」見てきました。
確かに声楽っぽくは全然なかったのですが、楽しかった!
シェイクスピアの翻案として普通に面白い芝居だったけど、音楽も結構良かった。
大正時代が舞台ってことで昔の歌曲がいろいろ填め込んであるのもナイスでした。
32に再度サンクス。
>>40 楽しまれたようで良かったです。
大正ロマン・・浅草オペラやレビューの要素とか入っていたのでしようか?
>>33 近年海外で日本の作曲家がオペラを作曲すると「能」を題材とするのが流行っておるのだがあれはどうなんだろう?
どうもネガティブな印象しか受けないのだが。能楽師を使った「マクベスとか」吉田某の「演歌のコブシ」というトンデモコンセプトだけは気になるが。
>>41 浅草オペラ、レビュー等のことはよく知らないのですが、
原作のアマゾンの女王が新劇女優(松井須磨子?)に置き換えられたりして
「カチューシャの歌」「恋はやさし」「この道」等いろいろ歌が出てきましたよ。
大正時代の、和洋入り交じる感じが劇の構成に上手く当てはめられていて、
演劇や音楽の知識が深かったらもっと楽しかったかも、と思えました。
>>43 >大正時代の、和洋入り交じる感じが劇の構成に上手く当てはめられていて、
>演劇や音楽の知識が深かったらもっと楽しかったかも、と思えました。
ああ行きたかったなぁ。
いきなり新ネタ投下
★芥川也寸志の「ヒロシマのオルフェ(黒い鏡)」
何故かサントリーホールの個展、東京室内歌劇場のエレクトーン版、NHKのTV版と観ている。
原爆で顔にケロイドを持つ青年が娼婦に化けた死の世界からの使者に平和な未来を見せられて「生きる」事を選択する。しかしケロイド手術の時青年の前に現れたのは・・・という暗ーーい話。
台本作者の大江健三郎の他の著作を読むとオペラの基となったもっと暗ーーーーい事実が分かります。
音楽も微分音(幻想的かつエロティック)や特殊発声などの試みが成功している。
この作品で気になるのは、中盤に死の運転手が「ナチスの軍服」を着て出てくるのが納得いかん。
戦争の暴力の象徴として出したのかもしれないがリブレットはいじれないとしても舞台では米軍か日本軍の軍服にしてみた方がいいんじゃないだろうか?
あとTV版の演出で死の少女が自分の正体を明かした時 目にマスカラが入るのが好きだw。
あのビデオは是非SF特撮ヲタに広めたいものだwww
オペラではないけど「祝祭音楽劇 トゥーランドット」
http://turan.jp/ 音楽を久石譲が担当するんだね。
舞台を観に行きたいとは思わないけど、音楽はちょっと聴いてみたい。
>>44 カメラータ・トウキョウから大阪音大のライブCDが出ている。
但し、演奏自体はあまり良く無い。というか歌手がヴイヴラートがかかって言葉がとっても聞き取りにくい。
>>45 そっかー。少し期待*。オリエント・ミニマルかそれとも意表をつくか。
東京に住んでいるなら新国立劇場の情報センター・ビデオブースは委嘱初演作品が観れる。新作の墓場ともいうが・・・
菅原明朗の「葛飾情話」聴いた方いますか?
日本人作曲家なら外国語の台本でもよいですか?
黛敏郎の「金閣寺」とか…
49 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 02:29:40 ID:JkfeZaL4
金閣寺は難易度高いよね〜
来週の黒船楽しみ´∀`
新国立劇場は国産オペラを全曲上演だけでなく抜粋で数作上演する公演もあってもいいと思う。
「コンサートオペラ」シリーズで年1回やってくれれば埋もれた作品にも聴衆の興味がいくと思うのだが。
51 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 23:15:01 ID:9xJO17pO
マイナーですが、
白樫栄子の歌劇「みづち」が好きです・・・
ご存知の方いらっしゃいますか??
>>51 新国の「鳴滝」観に行った時中劇場で公演してて、
「こっち(みづち)観に行きたかったなあー!」とおもた事があります。
「黒船」舞台上演は初めて観た。
ストーリーが内容盛り込み過ぎで散漫な印象なのは舞台でも変わらない。
だけどこの「内容てんこもり」は当時の演劇、歌舞伎にもあてはまるものではなかろうかと思う。
市川猿之助氏のスーパーカブキなんかもそうでしょ?
>>10の「細川ガラシア」も同様な傾向がある。「細川ガラシア」は歌舞伎台本から派生したオペラだしね;
とはいえ上演の価値はあったわな。少なくとも自分にはw
>>8 「美女と野獣」は野獣側の美術が狙いすぎだったな。ほとんど○ペラ座の怪人。
55 :
名無しの笛の踊り:2008/02/28(木) 17:45:06 ID:0cIvOl0N
世界に通用しない音楽の見本。
世界なんて言葉を無批判に使う人間はバカの見本です
ヨーロッパの文化エリートとその走狗と化した黄色い白人にとっちゃ自分たちが世界の中心なのさ。
山田耕筰といえば90年代に「あやめ」が蘇演されたけどどうだったのでしょう?
黒船良かったから山田耕筰のオペラもっと見たいなあ。
日本語のオペラって、歌手には意外と大変なのかもだけど
きれいな日本語の歌をもっと聴きたい。
「黒船」と言えば今回新国の公演では三味線や尺八が出ていたがあれは楽譜に指定されているという事でいいのでしょうか?
当然です
>>61豚クス。
東芝のCDジャケデザインはいいなあ・・・新国の舞台は長七ゆかりのナマコ壁だったけど。
唐人お吉といえば高木東六氏も作曲してなかったか?
今オペラを作るとしたら題材はどんなのがいいのだろう?
名作物や既成の戯曲は安全パイ過ぎる
では何が観客の関心や共感をとらえるのか?
・・・・・・・・・観客にも保守クラヲタの他にいろいろ対象があるから多種多様になりすぎるか。
65 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 10:20:49 ID:piZ8xst1
>>52さん
群馬公演らしいんですけど、
今年「みづち」やるらしいです!!
一度見た時からはまってしまいました。
知名度低いから残念ですが・・・
>>65 ぅお! それはめでたい。
地域色だけでない作品が再演されるのはいいです。でもその陰には相当な労力がいるのでしょうけど。
既成の作品、既成の前衛に乗っかる事に疑問を持たないどころかそれを得意がるのが普通のクラッシック界。
どうにかならないかと思うけど・・・・前途は暗い。
史跡で池辺真一郎氏の「小鶴」上演らしいがどうだったんでしょ?
hosyu
>>64 クラ雑誌で山猫某氏アニバーサリーを機にヴェリズモ特集やっていたが
ヴェリズモ特集やるなら、「今こそ題材を既成名作に求めずヴェリズモ
なオペラを創るべきだ」、といった論も出て来ていいのではないかと思うのだがどうでしょう?
作曲家がHP作れるのなら作品の一部をMP3で公表しても宣伝になると思うのだが・・・著作権が問題だよなあ。
水野修孝の「天守物語」てどうよ?
聴いたほとのある方レポート キボンヌ
今夜サントリーで
三枝
物 語
舞台は1936年、東京の簡素な家の寝室。
着物を着た若い女、トミコが夫の亡骸の傍らに座っている。
その夫は226事件の首謀者の一人として捕えられ、刑死したのだ。
夢のように幸せだった結婚生活はたった半年で終ってしまった。
トミコは、夫を裏切り刑死に追い込んだ人々を呪わずにいられない。
ふたりが出逢ったのは、トミコが15歳、彼が23歳のときだった。
大恐慌で父の事業が破綻、舞妓となったトミコは老人の愛人となることを強いられる。
その苦境から彼女を救い出してくれたのが彼だった。運命に導かれるように恋におちた二人はまもなく結婚。
トミコは幸せの絶頂に酔いしれる。しかし、幸福は長くは続かなかった。
夫は新しく輝かしい世の中を創ることを夢見た末に、幸せな家庭よりも男としての本懐を遂げることを選んでしまった。
夫の亡骸を見つめながら、トミコは彼女の若いからだがもはや誰のものでもないことを悟り、悲嘆にくれる。
彼女を置き去りにした夫を恨み、彼を死を与えた権力を呪っても、その悲しみが癒えるはずもない。
トミコは、小さな思い出を記憶から手繰り寄せて、彼の面影を呼び戻そうとするが、
悲しみは深まるばかりだった。
亡き夫の遺書には、未亡人となっても生き続けて、
それぞれの両親に孝養をつくすよう記してあった。生き続けるか、
夫の名誉を回復するために彼女も死を選ぶか・・・トミコは心のなかの葛藤に苦悩する。
気持ちを抑えるために髪をときながら、
やがてトミコは自分がなすべきことを悟るのだった――。
>>72 ちょ、ホント? しかしストーリーが三枝氏にしちゃディープだが?
それとも片山タソのシノプス?
すごくよかった
泣けた
>>63 高木東六はワールドカップのときに「春香」が上演されたね。
初演のオリジナルではタイトルロールが死ぬ悲劇だけど再演時に作曲家の承諾を得て原作通りのハッピーエンドにしたんだよ。
あの改訂はわりとよかったが初演の版がどう終わるのかも興味あるな。
音楽的には近代フランスの流れを汲んだクラッシックと朝鮮音楽とポップスが良い意味で融合したもの。
クラより一般の人が楽しめそうな作品だった。
76 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 15:54:11 ID:1XkSuXGk
三枝のオペラってゴミじゃない?
>>76 今回も?;
うーん端からみると台本作家と一緒に自己陶酔へ走ってる作品もあるからな;
先日のは聴いて無いからなんとも言えぬが。
先日のオペラの感想を検索したら、茂木健一郎の感想が出て笑った。
茂木なんて疫病神みないなもんじゃん。
>>78 某評論家のブログでやんわり斬られてた方が笑えたが。
オペラなんて大衆演劇でいいんですよ
ベッタベタでいいんですよ
>>80 それはマジで胴衣。ただ、創る側にある程度のクールさが必要だけどな。
>>71 「ミナモ(愛の妖精)」も聴いてみたいな。ミュージカル的性格が強いみたいだし。
ストーリーは水妖のながれを汲む話で最後はホフマンの「ウンディーネ」よろしく世界沈没というとんでもないものだが。
でもさあ、今のこの世の中見てると洪水で世界が綺麗になるっつーのはちょっと無理がある。
>>67 池辺晋一郎氏のオペラ作品は「おしち」ラジオで聴いた事があるけど
言葉と音楽の合わせ方が自分には生理的に駄目だった。
>>48 「金閣寺」は演出、というかビジュアル的に大阪音大の製作がベストかなぁ。
日本初演の鏡を使った抽象的なやつも面白かったけど。
海外にアピールするためには日本語で作曲するのはネックなのだろうけど
>>72三枝氏まで外国語オペラ作曲するとなるとこれは一つの流れになるんだろうか。
世界的に日本マニア層は存在するので
ある程度のウケは頂けるかもしれない
露骨にやると花魁ゲイシャとサムライの恋の悲劇で
最後は君主の名誉のためになぜかハラキリさせられる
(衣装アリ)
外国語で日本人作曲家が作曲したオペラ作品というと他にどんなものがあるだろうか。
細川俊夫は能をコンセプトに英語で2作程作曲しているけど・・・・あくまで芸術の範疇内に留まっている、またどこか能を勘違いしている印象を受ける。
能に関しては欧州文化人の持つ能のイメージに迎合しているだけなのかもしれないが。
野平一郎の「マドルガーダ」とか?
>>87 鯨バンザイオペラか。
似非ロックとかそれなりに面白いところはあるけど・・・・演奏大変みたいね。
吉田進だったかな「隅田川」どうだろ
>>48 「葛飾情話」2005年赤羽の上演を聴きました。
押し付けがましいところのない音楽で演奏のせいもあるだろうけど言葉と音楽が調和していました。
1景で荷風の台本にない菅原明朗作曲による歌曲「船の上」(歌詞は永井荷風)が挿入される一方、
2景では台本だと二重唱とおもわれる箇所が登場人物以外による語りになっていました。
上手い処理とはおもうのですがオリジナルスコア(ピアノスコアのみ現存と聞いています)はどうだったのか気になるところです。
1999年に荒川交響楽団で再演したものはどうだったのでしょうか。聴いたことのあるかたいらっしゃったら情報キボンヌです。
原嘉壽子はどうだろう。
論外
>>92 詳しく。
一時期売れっ子だったのに。ゲソ系から見ると中途半端に感じられるのだろうか。
昔、吉松隆の「セレスタ」つー奴を聴きに行った事がある。
氏のモノドラマを連作にして少し拡大した程度のものだった。
あれで「ネオ・オペラ」はねーんじゃねーの?と帰る途中オモタ。
∧∧
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
オペラに限った事じゃないけど
海外で委嘱されて作曲した作品の方が日本国内で作曲された作品よりレヴェルが高いと考えるのはクラヲタの常識?
意味不明
そう?
>>97の脳が言葉を受け入れるのを拒否してるだけなんじゃね?
>>90 当事音楽マスコミ・批評から無視されるか「つまらん」で終わってしまったからなぁ。
ただ、実際のところはどうなんだろう。
100 :
名無しの笛の踊り:2008/05/18(日) 19:49:24 ID:8/dGfIgT
100
さて、三木稔の「愛怨」DVD発売
コテコテのベッタベタだよな〜。
問題はその「コテコテのベタベタ」をどう評価するか。是か否か?
>>90 自分は葛飾情話CDと2005年市川の抜粋上演しか聴いてない。
その限りではなかなかの佳作とオモタ。
言葉に忠実でありながらメロデイアスで叙情的、
1999年は片山タソがあまり良い評価してなかったが
1場東京に向かう合唱は浮き立つ雰囲気が出ていて別に時事オペラ風にジャズ使わなくてもいいんじゃねと思ったよ。
>>101 コテコテベタベタの方がシーリアスよりずっとましだよ。
三木氏のドラマに関する能力はだれも評価しないね。
音楽学系の評論て音楽の構造さえ緻密でヨーロッパの流行に倣ってるなら物語が陳腐でも褒めるパターンばかりなんだけど・・・音楽学自体に問題があるのだろうか?
>>102 >三木氏のドラマに関する能力はだれも評価しないね。
ちょ;これは三木稔氏ですよね。
自分の読解力がないせいかもしれないが確認したい。
>>102は
・三木氏のドラマに関する能力が無いとみなしているのか
・三木氏のドラマに関する能力があるのに認められないといいたいのか
どっちなんですか?;
自分は三木稔氏の音楽でドラマを表現する能力は高いと思うけど。
大栗裕の「赤い陣羽織」どうよ?
林光氏が
日本のオペラにはアイネムの「ダントンの死」に出てくる様な議論する場面がない
と書いていたが、
意外と批評の目の届いていない、もしくは無視しているところで出来上がっているのかもしれない。
昨年末に岡倉天心の脚本に戸口純が作曲した「白狐」が試演された
将来ボストンで舞台初演予定だそうだがボストンに日本の音楽関係者がいても現地の大学のことしかレポートしないだろうなw
108 :
佐藤 誠:2008/06/14(土) 11:14:32 ID:s4WyGTUc
三枝成彰「千の記憶の物語」
1993年NHK教育「芸術劇場」で放送。すごくよかったのに、間違って
前半部分を消してしまった。だれか録画もってませんか?
109 :
佐藤 誠:2008/06/15(日) 18:01:08 ID:xiVoYbH8
≫11
Jrバタフライ 2004年秋、BSで録画したやつを今日、久々に見てみた。
メロディはそここきれいで悪くはなかったが、全体的に一本調子か?という
気がした。
「千の記憶の物語」や「ヤマトタケル」のほうが大分いい。起伏もあるし。
同じ作家ということで、2つの作のメロディに似た感じのところが「バタフライ」
にも出ていたと思う。
原爆投下の場面が字幕だけだったのはダメだ。実際見に行った舞台では、迫力
があった。
110 :
佐藤 誠:2008/06/15(日) 18:09:42 ID:xiVoYbH8
合唱指揮の関谷晋さん、しばらく前になくなってしまった。合掌。
>>108 「千の記憶の物語」は他の三枝氏のオペラ作品に比べて密度濃いですよね。
話が解らなくても音楽で聴かせてしまうw
前身の「記憶交換」がどんなだったか興味ある。
112 :
名無しの笛の踊り:2008/06/18(水) 13:32:59 ID:PlLhjsJM
>>109 Jrバタフライ
人型がぼたぼた落ちてくる奴?
ビデオは舞台床に投影された映像が見にくかったしあまりいい映像記録じゃなかったな。
東京室内歌劇場の「夜長姫と耳男」チケの売れ行きよくないようで;
すばらしい!
ほら! あそこのちけっとぴあに一人死んでいるでしょう。
つい今しがたよ。
レジスキャナーを高くかざしたかと思うと取り落としてキリキリ舞いをはじめたのよ。
そしてあの人が動かなくなったと思うと、ほら、
あすこのチケット売り場にも店員が一人倒れているでしょう。
あの人もキリキリ舞いをはじめたのよ。
そして今しがたまでうごめいていたのよ。
もう動かないのかしら。
チケを誰かが買わねばこのちゃちな室内歌劇場はもたないのだ。
おぬぬめの日本語オペラある?
青嶋広志の「龍の雨」にBL的なものを感じるのはきのせいだろうかw
メキシコ人による団伊玖磨「夕鶴」上演9月にあるらしいよ
>>26 ヴェリズモというか現代の切ない世話物を12音が適度にクールに押さえているという印象で今上演しても面白そう
でも、フルスコアとかあって上演可能なの?
>>51>>52 群馬オペラ協会「みづち」8月24日14:00前橋市民文化会館大ホールで上演
行こうとおもたが会場に行きつけるか自信が無い;
http://jp.youtube.com/watch?v=alqFeehG_9A&NR=1 Bohemian Rhapsody
僕は貧しい哀れな男 だけど同情は無用だ
僕はいつだって気ままなものさ 人生いいこともあれば悪いこともある
風がどっちに向かって吹こうと 僕はたいして気にもしないよ
ママ たった今 人を殺してしまった 頭に銃口を向けて引き金をグイとひいたら彼は死んだ
ママ やっと始まったばかりの人生をこんなに簡単に捨ててしまった
ママ 泣かせようと思ってやったわけじゃない
だから 明日になって僕が戻らなくとも一人でちゃんと生きていってね
そうさ 何ごともなかったかのように
ふれでーか
「夜長姫と耳男」は夜長姫役の方のブログが笑えました
オペラ作品としては悪くないとは思うけどなぜ長い間再演されなかったのも解った気がしました。
重要なせりふをいくつか省いているため登場人物特に耳男の存在感が耳男自身の歌唱から強く現れてこない。器楽のサポートはあれどものたりない感じはしました。
>>120親類が保管してるんじゃないの? もしかしたら現存するのはピアノスコアだけかもしれんなw
間宮芳生作曲「ポポイ」が来年初演らしい。
しかし・・・昔その製作中の一部を器楽作品にしたものを聴いたが難渋な感じがした。
完成作品はどうなるだろう?
八ヶ岳北杜音楽祭というのがあって8月29日19:00より長坂コミュニティホールにて「東西オペラアリアコンサート」なるものが催されたりする。
芸術監督による選曲の偏りがあるがw来年新国で上演の清水修作曲「修善寺物語」が入っているので興味ある方は・・・
・・・・・・・・・・でもさ、この音楽祭って基本的に近くの高級ホテルに泊まれっつー事だよな。
一柳慧の「愛の白夜」来年再演だけど
そんなに良かったかなあ。オペラというより交響曲みたいな作品だったし。
>>126 三木稔いいかげんにせい!
一族郎党で音楽祭に寄生。ここまで露骨なのは珍しい。
>>128 まー高い金払わせて学生を洗脳する武生よりゃましな方だよ。
しかし、「愛怨」ハイライトかよー自意識高杉ww。他の埋もれた和製作品も紹介してくれ。
三木稔といえば「静と義経」再演してくれるとこねーかなー
8月24日前橋で「みずち」上演
席が自由席らしいので市民会館に早め逝っといた方がよろしいかと
「愛の白夜」てやはり海外向けアピール作品なんだろか。
昨日「みづち」観ました。
微妙ですた。
詳細は後日
>>134 今回の「みづち」は前回公演と構成を変えたりしてませんでしょうか?
自分は前回観ていないのだけれどもちょっとひっかかるところがあって。
136 :
名無しの笛の踊り:2008/08/25(月) 19:31:31 ID:3AsGosCf
>>135 主役「小太郎」のアリアが冒頭に来てました。
前回までは冒頭が合唱で、その次に挿入されているアリアなのですが、
作曲者・脚本家了解の下、変更されました。
>>133 他の国にも「○国のシンドラー」のオペラがあるそうだし
138 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 03:29:00 ID:uJ9rVtnQ
日本語オペラ…なんだかな。
春雨物語の浅茅ヶ宿とか蛇性の婬とか題材にして作ってくれないかな…(´・ω・`)
前者は幽霊になっても夫の帰りを待っていた妻の話だし、後者は妖怪?のどろどろした愛の話だし。
泉鏡花とかもオペラになったら面白そう…。
浅茅ヶ宿は増本伎共子のオペラが既にある
>>138 鏡花は来年水野修孝作曲の「天守物語」が再演されますよ。
新国立でも一度上演されている。
今度の再演会場がオーチャドホールというのが微妙ですが。
>>134 オペラ「みづち」
プログラムどっかやってしまって曖昧な記憶に頼るしかないのですが(製作の方々すいません)
演出が物語としてあまりめりはりが無いかなぁ・・といまの所考えてます。
まだ雨に恵まれていた時期の物語は舞台上にはわらべ歌の子供達だけ照明をあて他の合唱は陰のまま歌い、日照りの現状は舞台全面を明るくするなど
して区別するとよろしいかと勝手に考えてます。
あと逆に"みづち"を捉えた者達の(どんなエゴイスティックで浅はかでも)言い分というのを少しでも登場させても良かったのでは無いかと。
悪役にあたるのにあまりにも存在感無い、というか全然出てこないので気になりました。
とはいえ様々な制限もあったろう舞台を様々に度利欲・工夫して作った方々に感謝です。
>>136 今回の曲順変更は良かったと思います。
白樫氏の音楽も叙情的な中に各モチーフを伏線として忍ばせて行く作風も効果的でした。
今度大島弓子原作「グーグーだって猫である」映画上映するから便乗して大島作品をオペラにした青島広志作曲の「たそがれは逢魔の時間
」上演してくれる団体が出ないかな
>>144 「少女売春」が連呼されるオペラっつーのも珍しいなww
>>107 十分ありえるっ、てかボストンの情報探ってみたところ上演の予定は見当たらないな(⊃Д`)
作曲者のHPだと一応今年中にオーケストレーション完成らしいんだが
>>120 フルスコアは現存しない。
よって上演は不可能。
もともと某「運動」連載
で挙げたのはセイジ的交
渉術で上演に意味がある
とは著者も本気で考えて
いないだろう。
なんか戸田の曲だけにこだわってる奴が1人いるな
いまそんな話してねえんだよ アフォみてー
>>48 2010年にウイーンカンマーオパーで上演検討中
ええと・・・上演するのは「金閣寺」・・・ですかい?
152 :
名無しの笛の踊り:2008/09/09(火) 13:46:16 ID:uSR+azAl
今月末の赤羽のオペラのこと誰か知らない?
>>152 これでしょうか?
会場 :赤羽会館講堂
日時 :9.27 18:30開演
9.28 14:00開演
「殉教わらべ唄」横山淳氏作曲
A席5,000 B席3,500
**"音楽劇"と銘打ってあるので必ずしもオペラとはいえないかもしれません。
(音楽の印象が強いとオペラとしてみとめてしまう癖が自分にはあるのですがそれは余談)
作曲の方も自分には未知の方です。
物語は長崎代官村山等安の回心と受難を描いたキリシタン物らしいです。
興味のある方いらしたら
>>152観劇レポお願いします。
>>71>>90 2011〜2012シーズンにオーストリアで初演されるらしい
多分訳詩上演
10/7に鶴岡で三木稔作曲「源氏物語」日本語版抜粋にて初演
自国文学に背を向けまくった邦人クラッシックもやっと・・・(⊃Д゛)
訳詞(三木作品の場合{訳詞}といっていいのか微妙だが)は「あだ」や「じょうるり」を聴いた時点では齟齬や問題はなかったので源氏にも来たいしてみまひょ。
「源氏物語」とは名ばかりの、有名どころ超抜粋、お気楽な斜め読みレベルの抜粋
の最低な台本によるオペラをさらに抜粋してやるか
自国文学に背を向けている奴の方が、じっさい自国文学を大事にしているのさ
まあ、あのオペラに騙される方は、あらすじだけ読んで文学少年になった気分の勘違い人間なんだろう
三木爺も先はないと見たが
158 :
名無しの笛の踊り:2008/09/25(木) 11:09:33 ID:xDeM/2QK
ここまで神田慶一の話題が出ていないとは・・・日本語オペラで今一番熱いといえば神田慶一です。
「アゲハの恋」「桜の森の満開の下」など名作がたくさん!言葉もわかりやすく、音楽も素晴らしい。
現代の日本語オペラを語る上で欠かせない人物であること間違いないです。
>>157 日本初演当時はネット内の源氏フリークや寂聴尼には好評だったらしいが。
(帝になることを許されず、自分の責で愛を失う王子の物語として)
日本映画みたいに「流されて終わり」が王道なのだろうか
田辺聖子脚本のオペラも「流されておしまい」。ビバ王道。
自分を良く見せる為にはサミット主催首相をマスコミを前で罵倒する元英
国首相が素敵に思える外資系ちゃんには向かないのかもしれないが。
それとも省略を超えて古代日本人にも聞き取り難い和歌の引き伸ばしをダ
イジェストして抽象へ到達した松平爺のほうがすばらしいのだろうか。
木下牧子の「不思議の国のアリス」はどうだろう
>>158 出てないとは…って言われても。知りまへん。
>>155 範囲大きすぎ
どこの劇場でやるのさ
というより日本人作曲家でヨーロッパでオペラが受け入れられてるのは細川俊夫くらいだろ?
163 :
名無しの笛の踊り:2008/09/29(月) 06:56:52 ID:0GLyvyz7
誰も神田慶一氏を知らないのですか…?
164 :
名無しの笛の踊り:2008/09/30(火) 00:27:37 ID:K7PORV7u
赤羽凄く良かった・・・。
166 :
名無しの笛の踊り:2008/09/30(火) 06:06:09 ID:thZgWiF6
未だにない、オペラは存在しない!!!!!!
>>156 よく考えてみると
風が吹けば新幹線も電車も止まる山形の鶴岡で上演となると首都圏の人間はまず行かんだろう。
>>157もその点を突けばよかったのにw
「大仏開眼」という戯曲。名前と舞台写真(舞台一杯大仏の手の平)だけは見た事あるがどうなんだろう。
オペラ化されたという記録を見てますます知りたくなったw
三枝氏の「忠臣蔵」再演するらしい。
今年11月初旬に茨城つくば市で小野小町を題材とした新作オペラを初演するそうな。
>>157 京都じゃ来年宇治十帳までオペラ化するらしいよ
177 :
名無しの笛の踊り:2008/10/11(土) 20:03:13 ID:PwOiqv0L
a
>>175 新しく作曲しなくても、松平頼則の「宇治十帖」をやれば良いのにね。
>>178 犬が五月蝿いらしいので避けているらしい。
>>179 今更、松平頼則に犬もないだろう。指揮なら高関健がいるわけだし。
犬(爆笑)
>>158 昔「あさくさ天使」初演観たよ。東京文化会館は会場として大きすぎた感はあったけど
ノスタルジーにシニカルさとシーリアスなテーマを含んでいた佳作だった。
TVの台頭によって消えゆく浅草のレビュー小屋を舞台に「歌う(表現する)事とは何なのか」と問いかける作品
規模を小さくして浅草公会堂あたりで再演したら面白そうなのだが。
新国・・・それは無理だなあ。
ノスタルジーとシーリアスといえばこの作品、ふくやまけいこという人の描く漫画に雰囲気が似とるなあとおもったよ。
184 :
名無しの笛の踊り:2008/10/17(金) 19:18:36 ID:uMMZDf5A
>>158 一度見る分には楽しめなくもないけど二作見る価値は無いね
脚本も作曲もワンパターンすぎ
>>158 そういった感想を持つ人は交響曲と楽劇だけ聴いていればいいだけの話。
またどこかの准教授のマインドコントロール論文でも読んでいればよい
脚本作曲に確かにパターンはあるが「ワンパターン」ではないよ(本気てそう思っているならちょっとアブナイ人だな)。
一貫したテーマはあるな。但しそれはワンパターンでなく個性だ。
186 :
名無しの笛の踊り:2008/10/18(土) 16:11:54 ID:N4d0yDP8
>>185 さすが、マインドコントロールされてる奴は言うことが違うね…
>どこかの准教授のマインドコントロール論文
それ、なんのこと?
>>187 さあてね。じきに他のとこでも話題に出るでしょ。
189 :
名無しの笛の踊り:2008/10/23(木) 20:31:51 ID:2AwKMTp/
小野小町を題材としたオペラが11月につくばで初演
191 :
名無しの笛の踊り:2008/10/29(水) 06:38:49 ID:aqNL+K39
イタリアやドイツの発声で日本語のオペラをやってるのが気持ち悪すぎる
>>191 まあ最近はヴィブラートの少ない言葉のはっきり聞き取れる歌手も多くなってきているけどね。
固定した観客のみでよくやってるよ
193
それは和製オペラに限らず舞台表現なんて大抵そんなもん
貴志康一が主人公の「ベルリンの月」ってオペラがあるそうだが
生誕100年記念で再演するとかないのかな。
初演聴いた事ある人いる?
そもそも日本語でオペラを作ることに無理がある。
だいたい日本語はオーケストラに合わない。
三味線とか太鼓に合わせて歌うのが一番自然で綺麗なんだから無理してオペラなんて作ることないね。
その線でいくと行き着く先は高橋裕治みたいになるが。
・・・・・・・・・・・・いいかもw
198 :
名無しの笛の踊り:2008/11/03(月) 19:09:29 ID:HFVYC1mf
196
じゃあ日本の作曲家は三味線とか太鼓を伴奏にしたオペラを書けってこと?そんなのもうオペラじゃないだろ。あまりに無知すぎる。
「ちゃんちき」一度見たけどつまんなかったぞ
>>199 二期会時代の上演?
神奈川の加藤直演出?
大阪フェスティバル。もう何年前かなー。
オペラではないが、TVで松本隆&千住明「交響詩源氏物語」聴いたけど
松本隆がポップス的な歌詞で上手く集約してくれたのに千住が上手く曲を付けてくれていた。
島田&三枝の悪い部分を取り去るとこんな感じになるかもしれないw
しかし明石の君が来ると(女三宮通り越して)紫の上が急死してジ・エンドというのは此所最近の流行なのかw
2010年にオーケストラニッポニカで「ヒロシマのオルフェ」上演予定
長田原の「夢十夜」は4夜しかオペラ化していない;
吉田進の「隅田川」といい海外で活動している作曲家が日本語のリブレットに作曲・上演しているのに対し
日本在住の作曲家が外国語のリブレットに作曲してインターナショナル化を狙っている。
この奇妙な現象は何を意味しているのだろうか?
11月22日(土)13:30
大阪 中之島公会堂にて貴志康一のオペレッタ「ナミコ」上演
但し台詞部分は日本語、歌唱部分はオリジナルの独逸語での演奏会形式
206 :
名無しの笛の踊り:2008/11/17(月) 23:19:56 ID:c9ZFl9d7
神田先生のオペラが聴けるのは青いサカナ団だけ!
209 :
名無しの笛の踊り:2008/11/20(木) 17:50:15 ID:7fiHM3v/
210 :
名無しの笛の踊り:2008/11/21(金) 09:35:03 ID:wVNCa8Sl
>>205 貴志康一の「なみ子」
当時の政治的嗜好を伺わせる序曲など興味深かったが一つの出し物として出すには曲が少ない・・かな?
現在あるスコアはピアノ譜なのかオーケストレーションされてるのか・・・今回公演ではピアノ2台だったが
他人が編曲するなら貴志氏の他管弦楽をまねたものかいっそのこそ編曲者の色を出して台詞部分もメロドラマにしてしまった方がいかもだな〜。
212 :
名無しの笛の踊り:2008/11/25(火) 15:18:33 ID:WwXos6Kw
和製オペラ…「夕鶴」くらいしか知らない。
>>211 リハが少なかったんだろうか、こなれていなかったのが残念。
きちんとセット組んで上演したらよかったんだろうけど、いかにも予算ありませんという感じだった。
曲もあれで全部じゃないので、今回は初演と謳いながら抜粋上演ということになる。
スコアはピアノ譜のみなので編曲する必要があるけれど下手に編曲者の味をつけたら下品なものになる恐れも。
ちなみに正式には"NAMIKO"で日本語タイトルは「ナミコ」「なみ子」どちらでもOK
>>213ドイツだと音楽学の博士か教授じゃないと補作・編曲が許されない・・・とかゆー事はあるのだろうか。
>>214 どうだろう。許されないというほどではなくても貴志のスタイルを理解して行なう必要があるので、
必然的に実績のある人が選ばれると思う。
シーボルトのオペラを復元したように学術的音楽史的な観点から復元するのなら、学者監修は必至。
ともあれ日本で補作・編曲をするということになると、小松一彦が手がけたがるんじゃなかろうか。
>>215 表象研究所なんてとこの人が監修しない事を祈る
>>211 ただ、貴志康一が稀代のメロディーメーカーだとゆーのもわかった。
これなら普通人の友人も誘える;
「なみ子」、東京でもやってくれたらいいのになー
>>216 なにかというと忘れたころに出てくるのがひとりいるね。それもあまり頭よくなさそうな
書き方で。
あのさ、個人的なことはここではいらないからさ、オペラについてだけにしてよ
すごく恨んでるんだろうけどね。
貴志のだと、やっぱり大阪のひとがやるべきなんじゃないの?
誰がいいのかな、適当なひと
>>217 メロディーメーカーとして出色ですね、CD聞いて泣いた。
大澤壽人ほどモダニストじゃないけど、洗練されたロマンの持ち主だったと思いました。
>>220 貴志だから大阪の人がやるべき、とかはないと思う。
東京でも堂々とやるべきだと思うし、東京でももっと貴志の曲聞きたい。
関西だけに貴志をとじこめておくのはもったいないと思う。
なみ子聞きたいなー。
>>221 220がいってるのは復元を誰がやるかだろう?やっぱり関西のひとが愛情持って
それでいて学術的な心を持ってやってくれるといいなあ
復元を誰がやるかにしても、関西関東に関わらず、
貴志康一に理解を示す人にしてほしい。
愛情を持っていて、学術的にもしっかりしていたら、どこの人でも構わないよ。
>>214 えーと、確認
「シーボルトのオペラ」じゃなくて
「シーボルト来日期に出島で上演されていたオペレッタ」
じゃなかったっけ?
227 :
名無しの笛の踊り:2008/12/05(金) 07:19:02 ID:vgefKn4e
子供用オペラ「ジョージョー」。
>>227 熊と猟師と山娘が出てくる奴??????
>>215>>221-
>>223 まあ最初小松氏にオケ版作ってもらって古楽みたいに他の人でも批判版・改良版、考証をあまり気にしない自由な編曲なんてのを作れば良いよ
現存譜に編曲部分が無いのだからどれが正式ということにはならないからね。
小松版が王道になる様な気もするがそれもよし。
>>229 「ナミコ」はあと"満州国"という存在を現在の聴衆にどう説明するかが問題だよな。
何でナミコとその兄という日本人が"満州という新しい国を不純な要素(欧米のギャング)から守る"ために働いているのか・・・?
下手する説明失敗すると自己チュー中国からクレームつくかもしれんし。
小松一彦の音楽性は買えないな。飯森泰次郎のほうが貴志作品は面白かった。俺は飯森派。
大澤壽人も飯森泰次郎の解釈はよかったし。飯森だったら「なみ子」もドイツ風にうまく編曲してくれそう。
小松の「なみ子」は、わざわざ東京から行ったのに金返せ状態でした。
しかも指揮者の作文になんで500円出さなきゃいけないんだよ?「貴志康一の伝道師」ならタダで配れよ。
以上、愚痴でした。
>>232 小松でも誰でもやるのがいるだけましかと。しかし、たしかに指揮者の存在価値はなかったな。
椅子に座って指揮していたがリハ不足なのはありありだった。それに対談は要らんかった。
パンフは買わなかった。だいたい大阪人はケチだからなあ。
飯森泰次郎て貴志振ったことあるの?こないだテレビで大沢寿人やったのは見たけど。
大沢ってオペラあるんかな?
>>235 無いんじゃないかな?経歴とか本で見ると声楽曲はとくに見当たらないし。
あ、
>>236さんは「大沢ってオペラあるんかな」の
>>237は「飯森(守)泰次郎て貴志振ったことあるの?」の答えね
>>230 自己中国なんか気にする必要なし
大声出そうが不快感を示そうが
貴志康一氏の管弦楽曲って・・・・弦パートに自分以上の能力を求めて無いか?;
SP盤から聴いただけでも過激すぎ。
>>232 まあ今の大阪府だし(知事らしき招待席は空席;)劇場内の売り物なんてそんなもん・・と諦め気味にパンフ買った自分はお人好しかも。
でも数ページの既知な内容しかなかったのでちょっとムカツイタw
「ナミコ」はどっかの音楽学者に「あけみ」
>>26と一緒に編曲してもらって
東京室内歌劇場あたりで一緒に上演してもらうといいよ。
>>195 「ベルリンの月」関西歌劇団が来年4月に改訂試演予定
来年1/17に東京国立博物館で貴志康一の歌曲・合唱曲のコンサートあり。
再来年に久保磨耶子の新作初演らしい
>>245 「ベルリンの月」最悪ですた。再演しても観る気はないなー
249 :
名無しの笛の踊り:2008/12/22(月) 05:05:19 ID:jzS58KKz
日本の作曲家のオペラで古今の最高傑作はプッチーニの「蝶々夫人」であるとおもうよ!
>>248 「ベルリンの月」どのように「最悪」だったのか詳細教えてくだされ。
例えばヒンデミットの扱いが酷いとか挿入される貴志作曲の歌以外は無調だったとか;
舞台上に演技エリアだけしか大道具が建っていないとか・・・・
251 :
名無しの笛の踊り:2008/12/23(火) 14:14:32 ID:UgIZKDWI
どなたか「カリーナ」というオペラについてご存じありませんか?
>>248 「最悪」とまでいわれるとどんな内容か気になる
>>234 対談は段取り間違いと休息時間確保で無いようなもんだったからなあ。
>>204 音楽学とか美学者が研究対象にしても良さそうなものだが?
>>254 むしろ社会学や音楽史のほうが近く無いか?
今春はまず水野修孝の「天守物語」からかな?
新年あげ
>>27>>26実際に「あけみ」を上演するに足りうる作品だと考えている人はいるのか?
age
>>250 私も見てた。
大道具が手抜きしすぎなの思い出したw
ベルリンの月の内容はうろ覚えだけど
マリア・バスカと恋仲になる
ヒンデミットと喧嘩
とかがクライマックスだったと思う。
創作オペラだから別に事実に即してなくていいと思う。でも
どうしてももう一度見たいっていうんじゃなかったなー。ストーリーがありきたり?
学芸会のノリで白けたの覚えてる。曲は…覚えてない。歌曲は何曲か入ってたと思うけど。
期待しててあれだったら最悪っていいたくなるかも。
なみ子も見たけど、なんでもっとお金かけてなみ子をやらないんだろ?
久保磨耶子作曲「イザナギ」を来春関西歌劇団で初演らしいが心配になって来たorz
260です。
連投ですが、上の書き込みにもあったけど500円で売ってる
パンフは本当にまっったく価値なし!
内容はなんか「私が天才を発掘しました」的な自慢と
古い情報ばかりなんで、コンサートで見てもスルー推奨
坪内逍遥台本、東儀鐵 作曲の「常闇」
唱歌原典を演奏したCDは音楽がマターリしていて
歴史的評価と個人的感性は共通しないものだとおもた。
CDでは数十分しかなかったが会場が歌舞伎座であること
を考えると他歌舞伎演目と一緒に上演されたのだろうか??。
あと、CDの唱歌と楽劇のスコアにはいくつかの違いがある。
楽劇から唱歌(?)へと収録されたときの変更だろうか。
>>263 音楽史上完全な失敗作といわれた「熊野」も聴いてみたいものだ。
265 :
名無しの笛の踊り:2009/01/16(金) 09:38:08 ID:ajAgBF5q
池辺晋一郎「鹿鳴館」
>>258 乾いた現代社会とウェットな人間関係、それが「あけみ」の台本としての魅力
音楽的にもジャズバンドに手相占いに流しのおっちゃんに乗せて歌うソング・・
12音列やテープ音楽はクライマックスにはあるけど全体を支配するのは戦後を引きずる者達の哀愁。
菅原明朗の「葛飾情話」ピアノスコアは誰(何処)が管理・所有しているんだろ?
一応国立と明石市には無いと聞いたが。
269 :
名無しの笛の踊り:2009/01/19(月) 21:25:58 ID:S0vuZFln
「葛飾情話」の楽譜はほとんど戦災で消失して
「間奏曲」とアリア一曲しか現存しないって資料で読んだけど、
ピアノスコアが残ってるんですか?
>>269 秋山氏の「昭和の作曲家」の時点だと間奏曲しか確認されていなかったか゛
その後ピアノスコアが発見されて1999年に演奏会形式で、2005年に舞台上演がされているようです。
>>269 あと90年代に初演のキャストによる抜粋のSPが良好な状態で発見されたのも
(初演の編成が分かる等)蘇演に拍車をかけたのだとおもわれます。
ありがとうございます!
SPの方はヤマハの浅草オペラの復刻盤に収録されたものを聞きましたが
その解説書に
>>269に書いた情報が記されていたもので。
そういえばグライドボーンで次か次次シーズンに日本人作曲家の作品を英語訳詞での上演を検討しているらしい。
正式なオペラではないが
佐々紅華の「勧進帳」
一度は拝んでみたいものだ。
山田耕作「堕ちたる天女」東儀鐵笛の「常闇」カップリングで観たいものだが
>>275 今更気付いても遅いのだが
名古屋の「アングラ」「歌舞伎」「オペレッタ」が上演しているなス−パ−一座なら
「勧進帳」が上演可能なのではないだろうか?
残念ながらス−パ−一座は去年をもって休業してしまったが。orz
鳥取で初演された新倉健作曲の「ポラーノの広場」
宮澤賢治のオペラ化は難しいといわれる中なかなかの佳作。
2008年に東京で上演する企画があったが費用の関係で中止になったそうだ。
>>269 発見されたのは1997年で遺族が菅原氏の遺品の中から発見したそうです。
>>59 山田耕筰坪内逍遥台本の「堕ちたる天女」とか
ピアノスコアで絶筆(団伊玖磨編曲)の「香妃」があるね、
青島広志の「火の鳥」全作品をチクルスで観たい
神田慶一の「アゲハの恋」素晴らしかった
やはり脚本も作曲も同じ人物が仕上げるとこうも出来映えが違う
おまけに演出も指揮もやっているのだから頭が上がらない
他の日本語オペラなど取るに足らないと思い知らされた
>>283 ほ、誉め殺しw?
それより三善氏の「カチカチ山」が遅れているのはあんたのせいなのかと神田氏を小1時間問いつめたいw
現代を舞台に奥さんの研究資料を間違って飲んだ為月の満ち欠けで女性に変わってしまう体になった旦那(夫婦は研究者)
のオペラがあったな。
本筋も面白いが端役の大学生バカップルの会話も笑えた。
>>283みたいな奴たまに出てくるな。
いまだに神田慶一って誰だかわからないんだけど。
書き込んでるの本人?w
>>286 書き込んでるの本人?w
まっさかーwwww
>>283はただの誉め殺しで全然評価して無い奴の書き込みだよ。
にしても面白い新作オペラが出ないかな〜。
12月の木下牧子の「不思議の国のアリス」にでも期待してみるかw
ああ、3月に「ベルリンの月」が関西で再演だな。
>>72 モノオペラ「悲嘆」DVD
割と良かったです。映像を使った演出も音楽自体も。但し、
「 歌 っ て い る 言 葉 が 解 れ ば 」;orz
オペラの言葉は7〜8割方聞こえれば後は脳内補完でなんとかなるものですが、
ものには限度というものがあります(汗)
「天守物語」逝く人いるー?
ここの奴らなにもわかってないな
オペラを語る資格無し!
>>287 作曲家が准教授を誉めてたので上演してもらったんだよな?
>>293 「もらった?」
上演してもらう予定じゃないのか?
「不思議の国のアリス」上演時にもプレトーク・アフタートークあるだろうなあ。
で
「同世代でこんなに優秀なオペラ作家はいない。他はだめだめ」とか聴衆に植え付けていくのだろう。
聴衆=無知な生徒だから。
こらこら、邦人作曲家のオペラ自体に関する話題は無いのか。
297 :
名無しの笛の踊り:2009/02/14(土) 19:04:43 ID:H96U7i5i
山田耕筰作曲、團伊玖磨オーケストレーションの「香妃」再演して欲しい。
放送はテレビ、ラジオともにハイライトなんで全曲放送でもいいよ。
>>297 映像・音声記録があったのですか。
とすると香妃が帝を呪ってる場面もあるのでしょうかw?
299 :
名無しの笛の踊り:2009/02/16(月) 16:30:49 ID:U6PWOD9Q
萩京子って人のオペラを見てきたけど…
音楽は韓国の音楽をそのまんま使ってるし
楽器も韓国の物だし、脚本家?も韓国人だし、何より題材が西遊記。
そのくせチラシに韓国の韓の字も載せてなかった。
狂ってるとしか思えない。
300 :
300:2009/02/16(月) 23:08:50 ID:DfN0EVUy
>>299 チラシの台本・演出が在日であることから気付く様に。
・・・新宿梁山泊て知らない?
新宿梁山泊だか知らないけど。
韓国のものをやるならそう言って売るのが筋だとは思うけどな。
さも日本のもののようにして平然と公開するのはいかがなもんか。
>>299 脚本がニダニダせずほけーーと生きて来た在日の戯曲を書いて上演して来た人(新国の「焼肉ドラゴン」)なので
多少の在日成分は出てくるかなーとは思いましたが相当韓国風味強そうですね。
>>269 1997に発見されたあと編曲した方がいらっしゃるからそちらに聞くか
菅原氏の遺族の方に尋ねてみたらどうでしょうか。
305 :
名無しの笛の踊り:2009/02/19(木) 20:43:35 ID:T7vMC/O2
4月に昭和音大?で『夕鶴』やるよー
実際に見るの初めてだわ
306 :
名無しの笛の踊り:2009/02/20(金) 16:19:05 ID:CZooczyy
また夕鶴か
聴耳頭巾のほうがずっといいのに
307 :
名無しの笛の踊り:2009/02/21(土) 08:41:05 ID:JCA8gCtl
まったくだ
夕鶴なんてやるくらいなら神田慶一先生のオペラをやれ
神田慶一先生のオペラを
>>307 そんなものより長木准教授やオーディオ評論家から音楽評論家に昇格した山之内の勧めるCD・DVDを恥ずかしくなるほど誉めたたえる方が利口だろう。
好奇心より金と名誉だろ?
作曲家なら演奏機会が、評論家なら朝日で評論家名乗れるw
「夕鶴」なら今上演中の「天守」だろうに。
>>92で原嘉壽子は論外と書いてあったが詳細を書いてくれ。
>>160「不思議な国のアリス」は作曲家がとある評論家を「忌憚ない意見云う人ステキー!」と自分のHPに書いたら
その殿方の計らいで上演の機会に恵まれた作品。
(でも「忌憚ない意見というより相手が言い返さないのをいいことに罵詈雑言してるだけだか彼女にはそれが"ステキー!"に思えたのだ」)
初演が池袋の劇場でデッドな音響な方が有利な作品かな。ストーリーは原作にほぼ忠実で分りやすいが地下の住民に「ナンセンス」さが足りなかった。
(それは演出のせいもあるかもしれない)
天守観てきた。現代的な音楽で辛かった…orz
新国の修善寺物語も天守みたいな感じなのかな。観たことがある人教えてください。
>311
えーと、「修善寺」は自分も楽譜でしか見た事がないので・・・
新国8F情報センターのビデオブースで以前上演された「俊寛」を見て確かめてみてくだされ。
昔上野の文化会館で「日本オペラ絵巻」と称して日本人作曲家のオペラ抜粋上演を行ったけど
新国でも似た邦人作曲家の聞かせ所を演奏してアンケートで良かった作品を次のシーズンに上演
してみてもいいのではないだろうか。
これから上演する邦人オペラというと4月に関西歌劇団の「ベルリンの月」位かな。
「アゲハの恋」といえば劇内でスター歌手役を歌っていた歌手が個人の演奏会でも
でアリアというかブルースを歌っていたな。この人(神田慶一)の恋歌は(「1983」etc)一種の寂寥感があって好きだ。
>>285 題名思い出した
伊藤康英作曲「ミスター・シンデレラ」
あ、今日宇治市で源氏物語をテーマとした「月の影」が初演だった;
>>311 部分的に聴いた「セロ弾きのゴーシュ」はユーモアが効いてて面白かったけど・・
322 :
名無しの笛の踊り:2009/03/12(木) 06:31:31 ID:M5PF+K7c
>>321 林光以外にも「セロ弾きのゴーシュ」書いた人いるの?
日本人作曲家じゃないが
「愛の妙薬」を訳詞で上演したミラマーレ・オペラ、
先を期待してみたい団体だ。
訳詞といえば数年前芸大がグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」を森鴎外の訳詞で上演したな。
古文の知識無いとワケワカラン訳詞だったが近い時期に東儀鉄笛に作曲された「常闇」も似た様なものだった。
明治期の人の言語感覚はまだそれらを言葉としてとらえていたのだろうか?
貴志康一の「なみ子」が再演らしい。台本の弱さなどでレパートリーにはなりそうもないが
こういう作品がたまに上演されてもいい。
>>315 香妃をFMから録って孫コピーしたものが見つかった。
著作権の問題がなければ聴かせてあげたいんだけど。
FMではプロローグ、第2幕、第3幕第2場、第4幕が放送された。
ビデオは見つからないし、ベータだから・・・
>>328 お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます。
デジタル(CD DVD)化して現オリジナルと一緒に保存していただけるといつか日の目をみることもあるとおもいます。
本家のNHK・・・・保存してあると思いたい;
できる事なら「現代の音楽」の西村氏か猿谷氏にどこか時間枠をとって放映・放送してほしい・・。
むしろ金曜深夜の「昭和の演劇」枠でビデオが放送できたら・・・
2010にドイツで「愛怨」の原語上演があるそうだ。
スコアから上演ビデオやら原作者の他作品やら検討した結果らしい。
原語上演なら日本人歌手の参加が有利になるという点もあるな。
しかし劇場側はあの作品をどういう視点で気に入ったのだろう?
東洋エキゾチズムなのか二人の女性の生きざまなのか・・・
>>327 オケ編曲版らしいが・・・
・・・できればバンドの様な小さな編成を期待しているが
小松氏の発言読むと大きくなりそう。オペレッタなのに・・・;orz
>>330 しかし日本語のオペラが海外で原語上演て珍しく無いか?
知る限りではブラジルの「夕鶴」位だ
>>330 ネットで調べたら有名オペラハウスの様な機能・人材がインフレしてる劇場ではなくて
日本で言えば文化会館みたいなとこ。オペラのスタッフ・キャストもそれなりにあるけど
合唱は多分・・・・市民参加かなorz
日本じゃないけど台湾の作曲家が手がけた「黒髭の宣教師」も音楽よさげだったよ。
>>330 辺境の日本だから大時代的なオペラが作れるのかもな。
ヨーロッパの作曲家じゃベタなメロドラマは書きたくても批評が恐くて書けない。
>>335 大観念的、大仰政治的オペラなら書けるのにね。
自分は身近な日常から変な世界に突入する様なオペラが観たい。
最近の英国・米国は大御所除いてその系統が多いね。
今日は関西で「ベルリンの月」だけどどうかしらん。
山口福男作曲「ベルリンの月」観に逝ったよ。
戦前の埋もれたヴァイオリニスト兼作曲家貴志康一の半生を描いたもの。
初演は3時間だったのを2時間に縮小して日本スケッチの管弦楽を追加した。
貴志康一入門にはよ、よよよ良いのだろうか? 改訂したとはいえ貴志の生涯
を断片的に描いた感あり。自分の音楽を完成させたいとベルリンでマリアに言う
のはいいが病床で"完成"しちゃってるのは???人間としての存在感が貴志とマリア
以外薄いのは・・・「雰囲気オペラ」という言葉が頭を過った。
でも・・・オペラを観た後で興味が湧き史実とオペラの相違を知る事になれば
それでこのオペラの価値はある・・・と思う。
音楽的には失礼ながら意外と「良い意味で濃ゆい」くかんじた。
とはいえ演奏陣を舞台面に上げたピットに配し、紗幕製オペラカーテン後ろとピット
まわりの銀橋で演技させたのは簡素ながら上手い演出だと思った。
三枝茂彰の新作「神風」
・・・・・・・・・・・・・・・
340 :
名無しの笛の踊り:2009/04/20(月) 22:43:12 ID:PKebf0Tu
池辺晋一郎「じゅごんの子守唄」
望月京の「パン屋大襲撃」
村上春樹「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」をひとつのオペラにしたもの。
いきなり降りてくる吊りマイクや大きくない劇場なのに歌手にマイクつけさせている
ことからIRCAMのライヴエレトロニクスを使用している模様。
歌唱はいわゆるベルカントにはやりの舌打ちなど特殊唱法など
でも。この作品が受けるかどうかは疑問。だって原作の変さが希薄なんだもの。
岡倉天心の英語台本による「The White Fox」オケも含め作曲は完了しているらしい
山口福男作曲「ベルリンの月」観に逝ったよ。
戦前の歴史に埋もれたヴァイオリニスト兼作曲家貴志康一の半生を描いたもの。
初演は3時間だったのを2時間に縮小して日本スケッチの管弦楽を追加した。
貴志康一入門にはよ、よよよ良いのだろうか? 改訂したとはいえ貴志の生涯
を断片的に描いた感あり。自分の音楽を完成させたいとベルリンでマリアに言う
のはいいが病床で"完成"しちゃってるのは???人間としての存在感が貴志とマリア
以外薄いのは・・・「雰囲気オペラ」という言葉が頭を過った。
でも・・・オペラを観た後で興味が湧き史実とオペラの相違を知る事になれば
それでこのオペラの価値はある・・・と思う。
音楽的には失礼ながら意外と「良い意味で濃ゆい」くかんじた。
とはいえ演奏陣を舞台面に上げたピットに配し、紗幕製オペラカーテン後ろとピット
まわりの銀橋で演技させたのは簡素ながら上手い演出だと思った。
>>344同様
装置を後ろ舞台と銀橋(?)だけにして他の大道具を出さなかったのはよかった。
初演版を聴いてないが割りと良い。ただヒンデミットの批判が何だかナチス思想みたいで違和感感じた。
347 :
名無しの笛の踊り:2009/04/30(木) 10:00:01 ID:69VROaaB
三善晃「遠い帆」をもう一度聴きたい。
松村禎三「沈黙」のCDがほしい。
349 :
名無しの笛の踊り:2009/05/02(土) 15:43:40 ID:U8eeyczl
隅田川よろしく
大ちゃんのやつ?
>>349 吉田のやつ?
三木のやつ?
千住のやつ?
ブリテンのやつ?
隅田川・・・すみだ川?
千住??
韓国で高木東六の「春香」が上演されるようになるといいな。
・・・・でも大抵文化保護とか歴史認識とか反対運動でポシャルのな、かの国は。
高木の「春香」は英語訳があると聴いた事があるが英語訳詞なのか単なる歌詞の英語訳なのか。
訳詞だったら面白いのだが。
オペラの著作権てどうなのかな
音楽台本それぞれ別だろうとは思うが作曲者・著者、場合によっては編曲者の許可が必要だろうが
本人たちが故人の場合どうなるのだろ。
というか著作権より怖いのが楽譜の散逸だよなあ。
356 :
名無しの笛の踊り:2009/05/14(木) 01:53:23 ID:szaMXuiB
白夜の愛、良かったぞ。
>>356 初演しか聴いて無いが当時から割りと良かった。
できれば改訂版の詳細キボンヌ。
アゲー
そういえば菅原明朗の1999、2005年に蘇演された「葛飾情話」
編曲版の楽譜は誰が管理・所有しているのだろ
今夏初演予定の「終わらない夏の王国」
・・・・・確かに8/31だけは終わってほしくない子供のころの自分。
(夏休みの宿題は早めにやりましょう)
宣伝美術からしてコワイ結末が用意されているうだ。
6月に薬師寺で遣唐使のオペラを上演するらしいがどういった内容なのかな・・・
「愛怨」でないことはたしかだがw・・・・
御伽歌劇「ドンブラコ」て宝塚の奴?
しかし・・・・"あのひと"が取り上げるとは思えぬのだが・・・
>>283 本気で思っているなら7月11日に行くつもりだろうなw。
>>363 いまのとこジャケットデザインだけはよさげだが、
音楽はどうなんだろな;;。
おだてれば他の御伽歌劇ヤ関西生駒オペラも収録てくれるだろうか?w
>>307 >>342 神田作品もリブレットが村上春樹だーと思う時があるw表題が坂口安吾から借りてきても
「入鹿物語」のスコアが残っているなら是非・・・・
御伽歌劇「ドンブラコ」が意外な人の指揮でCD化。
しかし・・・後半の微妙さは・・・スコアを尊重するなら確かにそうせざるえないだろうけど・・・
明治から70年代までのオペラ史を書かれた増井氏が亡くなられましたね。
コーホー大先生の「ドンブラコ」は無論 "論外" ですよね、
>>92
貴方は御伽歌劇「ドンブラコ」を聴いたか!!
w
>>366 一見普通の女性が突如主導権を握って異常事態になるとこなんかそうだな
8月に金沢で初演される子供オペラ、
題名から諸星大二郎とかうる星やつらとかライチ光倶楽部とか連想しちゃう自分は多分変な大人なんだ・・・orz
もうすぐ「修善寺物語」ですな。
>>361 聴いた人いたら感想キボンヌ。
多分、イベント性の強い「弁当オペラ」と悪口される類のさくひんなんだろうなと悲観的予想。
「ナミコ」オケ編曲版て今年やるの??
細川俊夫「班女」8月末に3回公演つーか日本初演
好きでは無い
379 :
名無しの笛の踊り:2009/06/25(木) 18:46:36 ID:S+3PFa1c
スレチだが、
北朝鮮の革命歌劇『血の海』を見てみたいぞ。
オケピットには3管くらいは入るのか??
「修善寺物語」どうだった?
コンサートオペラで「セロ弾きのゴーシュ」も上演してほしいが。
382 :
名無しの笛の踊り:2009/06/27(土) 05:18:12 ID:0p8B1o+P
>>379 有名どこでは「花を売る乙女」もある。
各種ピョンヤン旅行記を見ても、革命歌劇を見た御仁は居ないな。
間宮芳生の「ポポイ」初演
えー? こんな話だっけ??原作うろ覚えになっちゃってるのではっきりしたことはいえないが
瀕死の"ポポイ"をみてポポイを人とするか否とするか苦悩する舞って・・・こんなことは割り切って
考える主人公だとおもったのだが。
演奏は2時間2幕のオペラを室内楽の制限の多いホールで上演したスタッフは凄いとおもう。
作品自体もリリカルなアリアなどあってわりと聴き易いが脳硬塞を煩った元老を能楽師
に演じさせるのは面白いアイデアとしても・・・なんかリハビリ中にしちゃ喋り過ぎないかw>
>>382 つーか革命歌劇付き観光パックとかないのか?
「修善寺物語」賛否両論・・というより否定的な意見多いけどどうよ。
386 :
名無しの笛の踊り:2009/06/29(月) 22:46:52 ID:1CjK7qy8
だから最高傑作は「蝶々婦人」だといっただろうが!
>>383 歌手、特に女性二人の言葉の明晰さはよかった。波多野さんこれからも創作オペラにも
でてくれないかな・・・。
>>383舞台装置も折り板2枚を人海戦術であっち曲げこっち曲げの転換、
ひとつ間違えると学芸会だが成功してた。
週末の某作曲家作品集に逝くのはここの住民にはいないだろうな。異質だし。
9月、11月に
北村季晴の御伽歌劇「ドンブラコ」上演。
>>389 まず、
小ホールなんだから打楽器と金管の出力を落してくれ。いや、まじで。
作家のルーツがブリティッシュロックやフランス近代と出て来て次第に独自の旋方をみいだしていく過程はおもしろい。
しっかし・・・・題材の変さはャナーチェクといい勝負だwww
>>391 そういや
帰り際に、今回合唱に参加しなかったが初演を見たことのあるらしい方(50代男性)が
「あさくさ天使再演しないなんてもったいねえよな」
と言っていた。
編成を縮小して浅草公会堂で再演してみたらどうだろう。
ただ、スコアというか長すぎる台本は伏線が絡みまくっているのでどこをカットしていいのやら。
>>389 観客では彼女に連れられて嫌々聴きに来たにーちゃんが後半から食い入るように聴いていたのも印象的。
しかし、クラヲタ・ゲソヲタは既成の成功作・名作しか支持しない。
>>389客席には畑中氏や清川氏らしき人もいたな。
さてと来年2月はと
>>383「ポポイ」
水戸か紀尾井て゜再演しないかな
久保磨耶子の「イザナギ」
来年初演のはずだったのに・・
これも「おさん」と同じく女性視点の話になってるのだろうか・・・
>>389 この人の作品で完成度の高いのは一茶の奴と安吾のふりして村上春樹と妖怪サナギ女の3作かなあ。
再演の機会あれば聴いてみたい。
岡倉天心のリブレットに作曲中(戸口純)の「白狐」
「当時の音楽様式を参考にしながら・・」と以前作曲家が言っていたのでどんなものになるだろうと2007年12月試演聴きに逝って見たら、
当時は当時でもワグネルやシュトラウスや新ウィーンでなく「ジャズ」調。
日本音階とおもいきやジャズのスィングやラグタイムがするりと入ってくる。
狐火の合唱はラグタイム?白狐コルハ最後のアリアはリリックで感動的。
当時の作曲依頼対象者は職業上多分ワグナー的な音楽を付けたのではないかと自分は思うが
戸口版はこれはこれで面白い。キーワードは「日本・インド・ジャズ」。
近年中の完成(室内楽版・2管版の二種)が楽しみ。
岡倉天心は「ジンギスカン=源義経」のオペラも構想してたらすぃ
東京芸大で上演された「新曲浦島」。ある意味凄い事になっているw
>>403 「聖と美」の分け方がおおらかな日本ではヴェーヌスとエリーザベトを合体させて乙姫に
してしまってもオーキードーキーだったんだな。
>>383 「ポポイ」
倉橋由美子の原作はどこかグロテスクな印象が残るがオペラはむしろ作中のユーモアや幻想味を強調した脚色や作曲で気持ち悪さは後退している。
音楽は無調が殆どだが優しく爽やかな印象が強い。半身不随になった祖父を能楽師に演じさせたのはちょっとやりすぎな気もするが面白い。
主人公舞の爽やかさ、ポポイの純情、大おば様のユーモア、祖父の謎めいた厳格さなどキャラが立っているのも魅力のひとつと感じた。
金沢初演の「僕たちの終わらない夏の王国」
子供主体の上演オペラというとブリテンが有名だが今回金沢で初演の作曲家は
優秀なアマチュアより悪ガキ的個性もお好みの様だ。魅力的な旋律が強いのも特徴
特徴だが、苦い風刺をこめたホラー要素の作品。再演は・・出演者に人(子供)を得ないと難しいな>
>>406 謎の館と謎の男の抱える自己矛盾はトレーナーであり作者でもある作曲家がふと自分の立ち位置から思いついたものかもしれませんね。そこが興味深かった。
>>361 今年は第二幕までで来年完結・・・って。考え付いたのだれだよ。
細川俊夫の「班女」
絶賛の嵐だが
実際はどうよ?
リヨンで聴いた時は
・・・・・これはパターンなのか個性なのか??
と悩んだ。
地方の市民創作オペラで面白そうなのはないかな?
求ム、面白イ創作オペラ。
久保磨耶子の新作は音沙汰なしだな。シューマンに代わられたのか・・・・;;
今月下旬に帝都で子共向けに本昔話オペラが上演されるそうな。
最近こんにゃく座観にいってないな・・・・
age
清水修孝の「天守物語」
最新の演出はオーチャドホールの反響版をそのままホリゾントに使っていましたが・・・・
なかのZEROでも似た演出があったな。
417 :
名無しの笛の踊り:2009/09/30(水) 23:17:57 ID:ZsGmh0kD
水野修孝だろ。
戸口純の「白狐」ハイライトが10/3に福岡10/12東京で上演
年末は親子そろって安定名作路線と漢一代の大仕事の対決か、
単に公演日が重なってるだけの話だが。
OEKがポー原作オペラを改訂版で上演するそうだが。
>>422 昔東京室内歌劇場で日本初演した奴ね。
部屋が蚊帳になってた奴w
来年は「鹿鳴館」位しかないのか。寂しい。
来年春はいけべえおぺらが二作も上演か。
外伝なのに短縮??
>>426 来春いけべえオペラは3作上演される。
こんにゃく座系の団体てわりとあるんだ・・・
戦後の創作オペラは観客を想定しない作曲家の自己満足なものが多かったがかといってそれが総てではない。
観客を想定して作曲している作曲家もいるし、その作曲家目当てで聴きにくる聴衆も存在している。
そりゃそうだ
評論家だけ相手にしているシーリアス作品もあるがな
「輝きの果て」
夏の作品と比べると荒削りな感は否めないがシビアな世界観が興味深い。
>>433 幻(?)が現出する場面は椅子を吊り上げるより積み上げた椅子の中に花々と照明を仕込んで場面に応じ照明で見える様にすれば効果的かな、と個人的に思った。
中野のなかの芸能小劇場で明日も上演する「手紙の神様」
登場人物に地の文を歌わせるのはこんにゃく座の影響だろうが作曲家のベースはジャズとミニマルかしら。
チャペックの原作をコンパクトに収めた良作。
>>435 お洒落な宣伝美術に気を良くしたのか郵便屋さん絵葉書を売っていた。買っておけばよかったと後悔。
カレル・チャペックの作品は著作権期間が切れたのかな?
>>435 原作は神様じゃなく靴屋の小人みたいな妖精なんだけど・・・
あと手紙でカードゲームやるとこを省略したのは個人的に残念。
今日から大津で林光の「森は生きている」公演
天沼裕子の「裏切る心臓」
個人的には目瞑って音だけで聴いた方が面白いのではないかと思う。
しかしなんでマイナーなんだろ
創作舞踊劇場による「火の鳥」を見たことあるけど、あれに歌をつければ
立派なオペラ作品になるんじゃないのか?是非誰かにやって欲しい。
ところであれは声が一切ない舞台だったけど、あれって演劇なのバレエなの?
今までみたあらゆる舞台芸術の中でも一際記憶に残っている。
そういや青島広志は手塚治虫の「火の鳥」をチクルスが組めるくらいオペラ化しとるのだが。
・・・但し、上演されたのは2作だけだけど。
団伊玖磨の「ひかりごけ」を上演した神奈川は偉いとおもた。
鹿鳴館アゲ
446 :
名無しの笛の踊り:2010/01/23(土) 12:16:52 ID:FdvKrGFN
新国で上演してほしい邦人作曲家オペラてある?
三枝氏の「忠臣蔵外伝」
聴きに行った人レポよろしく
452 :
名無しの笛の踊り:2010/02/17(水) 20:35:18 ID:0AD7NsHJ
日本語のオペラ界ではやっぱり林光が良くも悪くも異質な存在。
453 :
sage:2010/02/18(木) 14:45:41 ID:W2M3UwAX
村上春樹原作、望月京作曲
コメディオペラ ”パン屋大襲撃”もお忘れなく
455 :
名無しの笛の踊り:2010/02/18(木) 23:51:19 ID:ZsOjgEGy
林光の作品は…オペラって言っていいものやらねえ…?
>>448 最後、現実では犬死なのに死のまぎわに最初の場面に戻って幸せな旅立ちを夢見るところは台本・音楽ともに涙をさそう。
460 :
876:2010/02/24(水) 12:35:54 ID:uvErL55L
>>458みたいな事書く人って実はなんちゃら研究所にも勤めてる大学教授だったりするんだろうなぁ。
言葉やリアリティーに対する日本語オペラの方向としては
・こんにゃく座の様に全て明晰な発声の歌手で上演する
ものがある一方
・加藤直や神田慶一の様に役者とオペラ歌手を同じ舞台でぶつけてみる
荒治療的なものもあったりする。
神田オペラで役者が出てるのなんて見たことないなあ最近そんなことやってるの?
バリバリのオペラ歌手が歌ってるのしか聴いたことない
だからせっかく日本語でやってるのにわかりにくい印象しか無かったよ
>>463 2000〜2004年の間はもろに役者を投入してた。
最近はミュージカル俳優の人を入れたりしてる。
その頃もボエームとか桜とかあさくさとか見たけどな
オペラ歌手が聞き取れない日本語歌ってた記憶しかない…
最近もやってるのかね青い魚団 あまり話聞かなくなったけど
神田オペラは良くも悪くも趣味の世界だね。のめって見られない
>>465 出演した歌手によるな。
昨年夏金沢で上演したのはオペラ歌手と子供だったが言葉は明晰だったよ。
話は変わるが三枝茂彰の忠臣蔵外伝はどうだったのかな。日比野か舞台デザインやってたらしいが。
467 :
名無しの笛の踊り:2010/02/28(日) 00:15:23 ID:G4nzaVEO
高本秀行作曲によるオペラ「鈴木」は好評だったようだな
>>466 ああ、確かに「さくら」の時も子供使ってたな
「アイス食べる!」って歌ってたけど誰よりも言葉がはっきりしてた覚えがある
比べて大人は音楽は勉強してるんだろうけど言葉じゃ子供に負けてるぞって思った
「あさくさ」も一般市民参加してたっけな ありゃ威勢だけは良かったけど…
寺嶋陸也の「ガリレイの生涯」をまた聴いてみたいと思うのは物好きだろうか。
>>465 >三枝茂彰の忠臣蔵外伝
観てないんだけど、シングルキャストで三日連続公演って、
歌手が気の毒すぎ
群像劇で一人の出番が凄く少ない、とかならともかく
>>468 さくらは2003年の初演と2006年の再演とどっちを聴いたの?
千住明の「隅田川」どうよ?
批評では評判よさそうだが、再演時も演奏会形式というのは舞台上演に際して何か解決しなければならない問題でもあるのだろうか。
>>465 まあプロのクラッシック作曲家は歌よりも管弦楽に力をいれるし客受けよりも評論家と評論家気取りのスノッブを気にするからねえ。
否定できないのが悲しい
3月下旬に東京芸大の奏楽堂で上演されるディオニソスどうよ
明日「パン屋大襲撃」日本初演
望月京ってだれ
耳なし法一どうよ
望月京「パン屋大襲撃」
今のところ「ギリギリのところでオペラ」、という微妙な感想。悪くないのだけどね。
ゲソ初心者(主に村上春樹の名に引かれて聴きにいった人)に対して演出は良い仕事をしたとおもふ。
ハイデルベルクで2月に上演された「愛怨」
どうだったのだろう。
劇場のホームページにはポップな舞台の写真が載っているが。。。
4月にも上演らしい。
オペラに限った事ではないが現代の作曲家は今いる観客をどう楽しませようかより
いかに権威的で記念碑的な作品を作ろうという意思が感じられてしまうのは何故だろう。
戸口純の「白狐」
今年中に完成予定らしい。
まあ進歩主義とかベルク協会繋がりの評論家からはケチョンケチョンにけなされそうな作風ではあるが。
戸口幸策先生の不肖の息子か。
>>486 親の銘で子を評価するほどクラッシクは保守退化しているのか・・・
鹿鳴館売り切れてるじゃん!
買い逃してしまった・・・
>>488 同じくorz
Z席確保する余裕ないし
もうNHKが収録してくれることに賭けるしか・・
菅原明朗の「葛飾情話」
フリギア旋法と都節の合体した音楽が独自
新国の「天守物語」の舞台装置てニナガワ・マクベスが元ネタ?
萩京子の「金色夜叉」
紅葉の文体とムーンライダーズかはっびぃえんどな音楽の絶妙な融合
今年も「ナミコ」オケ版は幻のままでいそう・・・・orz
495 :
名無しの笛の踊り:2010/05/06(木) 09:38:22 ID:HNovd2SU
ここまできたらもはやどんな和製オペラも神田慶一の後追いでしかないな…
>>495 最先端つーより「異質」
・ボップス系音楽でオペラ作曲
・自分からテーマを提示できる。音楽のための物語でなくまず物語ありき。
なとこが他の作曲家と違うとこだろ
あと
・日本の小劇場演劇の影響が強い
これらはどちらかというとクラヲタに嫌われる要因になるな。
まーそともいえるな
もぐもぐ、500番ゲットオォォォォ!! みたいな
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___
__ (__ ) ≡≡≡
/ ヽ / / ̄
_ _、, _,, ヽ7 / ..へ._ V / ≡≡≡
v/ ヽ( )△ィ△ / ゙ii | |/
(( _(( _((ハ ' _ ) `ヘ/___. || | |
lWVl____|∩ ∩ Y_) ヾ |___. . || | | __,r‐、 ≡≡≡
. !_て7」VWl .ヾヷ゙゙ノノヾ, | ̄ || | | ̄__), \ (´⌒(´
ヾ (  ̄ ̄ ̄) ノ__,ノ‐-__ !! ノ_ノ ̄ . ヾ、__ノ ≡≡(´⌒;;;≡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .  ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズチャッターーーーーッ
「鹿鳴館」はどうだろう
>>502 出演者のブログ読むと言葉をわかりやすくするため音域を低くしているようだ。
>>502 オペラトーク
「原作の1/5をカット」を「原作を1/5にカット」と聞き違えてビビった
>>502 ・台本作成時に原作をカットするのは仕方ないとして音楽上重唱を作り出すためかわざわざ台詞を重ねるため言葉が分かりにくくなっている
また原作の修辞的魅力に配慮しないかっと、その犠牲を払った代償として音楽が盛り上がれば許せるが全然盛り上がらない。
・オケが鳴りまくって歌手の声が届かない割に音楽的に盛り上がりに欠ける
・ヴォカリーズの扱いが中途半端。「宿命と憎しみ」に対し「愛(「女の優しい世界」)」のヴォカリーズも用意すべきではないか?
・三島は鹿鳴館に美しい幻想を抱いていたのだから演出で舞踏会を露骨に戯画化するのはNGではないだろうか?
・・・・期待していただけに;orz
506 :
名無しの笛の踊り:2010/06/29(火) 14:20:44 ID:zKxDuGVl
鹿鳴館はひどい作品でした 三島に謝れ
>>505 言葉は聴いている席によりけりだと思う
自分は1階中央奥だったが割りと聞き取れた
今月末の「末摘花」どうよ
「火の鳥ヤマト編」
>>510 今回東京室内歌劇場の公演で大王役は歌手が演じるのだろか
こんにゃく座の「想稿銀河鉄道の夜」はうた座の「ジョバンニとカムパネルラ」のリメイクかな
>>465はどんな作品ならのめって観られるのか?
外国で評価されたいかにも「聴いている自分は教養あります」なポーズがとれるものとか?
>>472 2003年・・・自分は言葉が聞き取れたがな。
>>513 それは仕方がない。クラは所詮権威が命。
そうなのか
..509
「夫婦善哉」のオペラってあったんだね
「ひぐらしのなくころに」のオペラもある
「火の鳥ヤマト編」聴きにいった人いる?
>>520 ・台本的には前半クマソの宴会外して代わりに殉死反対合唱をクレイジーキャッツでなくてもいいから入れれば物語としてのメリハリがついたのにとおもた。
・音楽的にはパロディギャグのつるべ打ちは面白かったし最後の場面の歌は苦労しただけあって感動。
・演出は費用の少ない中かなり健闘。しかし歌手が登場するとき舞台で一時待機というのは演技的に問題。
2012年に伊那市で
高木東六作曲「春香」上演予定
和田薫の「うずら」観にいったひといる?
11月12日に兵庫芸術文化センター 小ホールで上演される『ハーバーランドで逢いましょう』はどうなのかな?
現代の神戸が舞台のオペラらしいが。
>>525 片山杜宏氏が原案の奴だよね。
9月に仙台で初演された「鳴砂」てどうよ
来年東京で再演らしいけど
NHKBS2
2010年11月 3日(水)
午後3:30〜午後5:40
よみがえる「ラジオ歌謡」とその時代〜大阪発・60年ぶりの復活演奏〜
大栗裕「夫婦善哉」部分放送
三枝せんせいの ジュニア・バタフライと忠臣蔵外伝
はやくDVDリリースしてくれーーー!
>>528 「待てど暮らせど」も良かったな
三善晃の「金の魚の話」も
日生で「オルフェとエウリディーチェ」上演するけど
数年前に芸大で初演した森鴎外の訳詩は使わないんだな。
まあ古文漢文の知識がないとワケワカメだし・・・
2011年11月に黛敏郎作曲「古事記」日本舞台初上演
天理?
あさくさ天使
来年1月に福岡で「ラーマヤーナ」のオペラ初演
「醒めない夢のオペラ」
認知症を扱ったオペラ
くだらん。
そうか?
認知症という病名が意味不明
ほほうw
去年は望月京にいけべえに青島広志と聴いたが
独自のメロデイというかデクラメーション(?)を持つ作家に出会えなかったな
作曲家は旋律を作ることに魅力をかんじていないのだろうか。
自分が作品中の旋律を拾えないだけかもしれないが・・・
新国2011-2012シーズンは「沈黙」だけか。
良作にはちがいないのだが…渋すぎるよな。
評論家対策の安全パイなのだろうか。
>>537 初演の際「レトロ」の一言で済ました評論家がいたけどそれが本筋じゃないだろとオモタよ
2月に東京初演する松下巧の遣唐使オペラはどうなんだろ。
昔、和泉流と組んで狂言オペラとかやっていたような気がするが。
平野一郎の「邪宗門」どうだろ
おすすめの日本作曲家オペラてあります?
>>537>>547 あの作品のテーマは現代の作曲家や演奏家が逃げている事に対する批判から来ているのだろうな。
>>549 作曲に十数年かけてるみたいだが、なにせ題材が題材だから台本にまとめるだけで十数年かかりそうな気がする。
>>299>>300>>301 在日ってーも
・ニダニダ我々はホントは出稼ぎに来たけど後ろめたいから強制連行されたことにしてチョッパリに賠償請求ニダ
なタイプと
・あー出稼ぎに来たけど本国に帰れなくなっちゃったーのーでーぼーっとーいきのびてますー
なタイプに二分される
>>299の台本・演出家は後者。
シアターガイドの「焼肉ドラゴン」インタビューで
演出家が韓国の役者のふてぶてしさにキレそうになった事が書いてあった。
三月末に上演される「いのうもののけ」
稲生物怪録のオペラ化だがあの妖怪絵巻をどうオペラ化したのか興味がある。
作曲はいけべえこと池辺晋一郎
新国の芸術監督尾高忠明氏が
「新作委嘱は観客が口ずさめるメロデイを」
と言っていたらしいが
言うは易し行うは難しな気がする。
オペラ「ひぐらしのなくころに」DVD観たが
なんだこのかったるさは・・・・・
千住明新作6月初演
>>561 これまでに三作初演しているわけだが一作も舞台上演にかけられていないのは何故
今年仙台オペラ協会は「鳴砂」東京初演予定なんだが・・・
・・・今は被災者救助が先決としか言いようが無い
「あさくさ天使」公演延期
代わりにチャリティコンサートをやるらしい
>>564 満員だったらしい。娯楽に飢えていたのか音楽で安心したい人が多かったのか・・・
昨日今日とNHKラジオ深夜便で三木稔インタビューやってる
567 :
名無しの笛の踊り:2011/04/01(金) 14:08:16.97 ID:fiZu0hpu
いけべぇ 只今、泉鏡花の ‘高野聖’を作曲中のハズ…
どの位エロいか楽しみ!
エロいのか
ほほう
>>563 仙台から戻ってきたんだが
・・・・現地の状況や今見たHPの更新状態からして難しそう;orz
東北といえば岡倉天心台本の「白狐」も宮城での上演はしばらく難しそうな・・それ以前に作曲は終了しているのか。
天心美術館もどうなったんだろう・・・
>>564 購入済みチケットの案内が届いてた。客を大切にする団体なんだな。
来年6月に伊那市で高木東六作曲「春香」初演版上演
>>575 6/19に伊那で、7/10に米子で抜粋演奏会形式で「春香」演奏
>>564 ぴあでなくHPで直接販売してる。大変そうだな。
熊谷組・・・・建設会社か?
>>567 日本オペラ協会に「高野聖」キターー!!
細川俊夫の「松風」どうよ?
千住明の「万葉集」
万葉集の歌のオリジナルと現代語訳を交えて何となくストーリーをかいま見させる感じの作品。
奇麗で優しい作品だがそこに止まっていてキャラ立ちというか人間の感情というか情念があまり感じられない。
これは黛まどかの台本自体がそうなので仕方ないかもしれない。
>>582 とはいえ言葉の気持ちよさと歌の気持ちよさが同時に味わえる作品は貴重だわ。
7月にオーケストラニッポニカの演奏による「ヒロシマのオルフェ」CD発売
「ゴーゴリのハナ」
一度あることは三度ある。一人にあったことは・・・・・
これは盲点だったなw
浅草オペラとか戦後の高木東六の春香とか聴くと
大戦直後まで日本のオペラはメロディアスだったのに何で前衛台頭で瓦解してしまったのだろう
と考えてしまう。
がんがれ仙台オペラ
La Nozze de Kabuki
「鳴砂」上演時間変更
新国立劇場の「鳴砂」
当日券1500円だそうな
「鳴砂」
台本の構成が古いな・・とおもたら元々古い作品だったのか。
仙台オペラ協会の皆さんおつかれさまでした。よくやったよ。
佐々紅華の「勧進帳」て誰かリアライゼーションして上演してくれないものか
当日無いんか
「あさくさ天使」
改訂というよりもう別物
初演版の素材を使っているものの話も編曲もここまで変わるとはー。
アリアを中心とした初演版に比べ会話劇的性質が強くなっている。
あと、台本のあちこちに東日本震災に明らかに影響受けている台詞がある。
まさか主旋律と伴奏を反転させるとはな
>>598 第三幕は「道化師」を思わせる展開だがこの台本作家の場合レオンカヴァレロの単なるオマージュに終わらないところが憎い。
島田某の「情熱と官能」の上っ面だけリスペクトしたのとは違うな。
9/14東京文化会館小ホール
笠松泰洋作曲「人魚姫」初演
>>598 ミュージカル・演劇畑のブログでも評価高かったね
RAMPO2011どうよ?
高野聖チケ発売開始
>>603 改訂して
・各作曲家の個性を出す
・ドラマ的に面白くする
なら期待する。
三木稔てどうなん?
雪之丈変化のオペラとか面白そうだが。
609 :
名無しの笛の踊り:2011/10/15(土) 23:11:05.42 ID:rwxafDhB
教育 スコラ
満ち潮に
乗りて吹きくる
春の風。
蘆のそよぎも恋の歌、
流るる水も恋ごころ。
オペラ『はだしのゲン』再演希望。
柴田南雄「オルフェオの勝利」
作曲家の想定したのとは違うだろうけどいまどきの安定したC-Tで聴いてみたいな。丹波さん強烈すぎるw
黛敏郎「古事記」
初演したリンツの資料が無いって・・・どんなデータ管理してるんだ。
日本の作品だからいいかげんにあつかったんじゃない?
「日本オペラ史1953〜」リアル本屋に出回ってるか?
>>615 資料をまとめるので力つきた感じ。とはいえ散開した膨大なデータが一冊まとめられたのはありがたい。
いよいよ明日「古事記」
>>618 カメラがあったけどNHK? それとも館の記録映像かな
620 :
名無しの笛の踊り:2011/11/22(火) 23:25:25.85 ID:m3OwLFzz
古事記のレポキボンヌ。
>>620 今日も当日券あるみたいよ
・プロローグとエピローグに能楽師を使ったのは疑問
・音楽だけでなく演出上も合唱が主役。よく動き演じる
・演出上のクライマックスは天の岩戸と天孫降臨
・大蛇退治は演出的にはいまいち。予算の問題?
今日の「古事記」レポよろしこ
古事記。
チケット売れてなさそうだったよねえ。
客席の入りはどうだったろう?
20日は開場時7割→開演直前には当日券組が入って9割位
再演して欲しいねえ
今月は「高野聖」か。
エロいのか?
いよいよか
三木稔氏死去
ご冥福をお祈りします・・・・・
「高野聖」初演レポよろしこ
ハーバーランドであいましょう♫
岡山は邦人作品3連続上演だったのか
>>628 徳島県郷土文化会館で2012年1/29「じょうるり」日本語版上演
大阪音大の20世紀オペラシリーズで大栗の「夫婦善哉」と三木稔の「春琴抄」取り上げてNHKが収録したらうれしい
634 :
名無しの笛の踊り:2011/12/26(月) 22:13:38.70 ID:QlN6Qhz2
パン屋大襲撃、DVDになればいいのに。
せっかくドイツ語歌詞だし、ムラカミ好きな外人も多いんだから
日本からのオペラ発信としてはイケると思うんだが
2012 1/20 1/22 HIROSHIMA HAPPY NEW EAR OPERAT
オペラ『 班女 』
欧州各地で50回以上上演し、絶賛絶賛されてきた細川俊夫の現代オペラ広島初演!
能「班女」を元に三島由紀夫が描いた交錯した愛の世界を
日本演劇界を牽引牽引する平田オリザがオペラ初演出
世阿弥作と考えられている能の原作を三島由紀夫が "能楽の自由な空間と時間の処理や精神的主題を
現代に置き換え"て二十世紀文学として現代化し、細川俊夫が1幕のオペラとして完成させました。
2004年にフランスのエクサンプロヴァンス音楽祭で初演され、その後ドイツなど世界6か国で50回以上上
演され、絶賛されています。
日本では2009年にサントリー音楽財団創立40周年記念 サマーフェスティバル2009で初演され、今回は
広島初演になります。
指揮は2006年10月に伝統ある東京国際音楽コンクールの指揮部門で、最高位(第1位なしの第2位)に東
京音楽大学在学中の21歳で入賞し、人気テレビドラマ「のだめカンタービレ」の指揮指導を務めるなど若手
ホープの川瀬賢太郎氏を迎え、演出はオペラ初演出の平田オリザ氏となります。
アステールプラザの本格的な能舞台で過去と現代を融合した「班女」をどうぞお楽しみください。
01/14(土)
14:00《泣いた赤おに》(松井和彦)《河童譚》(石桁眞禮生)横浜みなとみらいホール(小)
2012 1 5 林光氏死去
また貴重なオペラ作家が亡くなられた。合掌。
「森は生きている」「原爆小景」作曲家の林光さん死去 2012.1.7 00:03 [有名人の訃報]
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120107/ent12010700040000-n1.htm オペラ「森は生きている」や映画、ドラマの音楽などで幅広く活躍した作曲家の林光
(はやし・ひかる)さんが5日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。80歳。
葬儀・告別式の日程などは未定。
昭和6年、東京生まれ。東京芸術大に学び、28年、作曲家の間宮芳生さん、外山雄三
さんらと「山羊の会」を結成。同年、「交響曲ト調」で芸術祭賞を受賞。36年、映画
「裸の島」(新藤兼人監督)で第2回モスクワ映画祭作曲賞。31年と平成8年に尾高賞
を受賞した。合唱曲「原爆小景」を手がけた。
オペラシアターこんにゃく座の芸術監督として生涯にわたって日本語のオペラ創作の可
能性を探究。NHK大河ドラマ「国盗り物語」「花神」なども担当した。平成8年紫綬褒
章。昨年9月に都内で散歩中に転倒、頭部を強打し、意識不明の状態が続いていた。
作曲家の林光さん死去 多くの日本語創作オペラ生む
http://www.asahi.com/obituaries/update/0107/TKY201201060748.html 日本語の創作オペラと社会性を持った活動で知られた作曲家の林光(はやし・ひかる)
さんが5日午後6時33分、都内の病院で死去した。80歳だった。葬儀は親族で行う。
後日、お別れの会を開く予定。
1931年東京生まれ。東京芸術大作曲科中退後の53年、「日本の国民音楽の発展に
役立つ活動」を目指し、間宮芳生、外山雄三両氏と「山羊の会」を結成。「オーケストラ
のための変奏曲」で第4回尾高賞を受けた。61年には新藤兼人監督の映画「裸の島」の
音楽で、第2回モスクワ映画祭作曲賞を受賞。以後、多くの新藤作品で音楽を担当した。
劇音楽の分野では75年、日本語による歌芝居の上演を続ける「オペラシアターこん
にゃく座」の音楽監督(のちに芸術監督)に就任、「セロ弾きのゴーシュ」「森は生きて
いる」「変身」など、多くの創作オペラを残した。
一方で、社会や政治と音楽のかかわりも追求し続けた。天安門事件後に「第三交響曲
〈八月の正午に太陽は…〉」、阪神大震災後には「ビオラ協奏曲〈悲歌〉」を発表。合唱
曲「原爆小景」(71年)は20年以上にわたって毎年8月、東京混声合唱団と演奏を続けた。
本紙文化面で約30年にわたって評論を担当。著書に「音楽の学校」など。関係者によ
ると、林さんは昨年9月下旬、自宅前で倒れたときに頭を打ち、病院に運ばれたが、意識
不明の重体になっていた。
臓器不全とか死因が書いてあったから闘病の末の死だと勘違いして「最近まで元気だと思っていたのは違うのか」としばらく悩んでいた自分。
一種の事故死だったのか。とはいえ惜しい人をなくした。合掌。
>>633「夫婦善哉」て上演時間どのくらいなんだろね
643 :
名無しの笛の踊り:2012/01/19(木) 11:01:32.28 ID:L9VvgDYo
さた、今日明日新国で「高野聖」
「高野聖」
うーん・・・
良いか悪いかでなくいけべえ先生のデクラメーションは自分の好みにあわないということなのか。
作曲家の狙った旋律で「何度でも聴きたい」「音楽的快感の余韻が持続する」ということがあれば冗長に感じずにすむのに
どうもだめだった・・・;orz
>>645 当日自分の体調が悪かったせいもあるかもしれない。
冗長と書いたが「鹿鳴館」よりはまとまった良い出来だと思う。
>>645>>646 第一幕の茶屋から孤屋に至るまでの経過を上人の語りと合唱で簡略化するかばっさり切るかすればすっきりするんだが
「私」と上人の会話は夢幻能の形式として残しておいたほうが良いかも。
今年のおすすめ邦人作品てある?
徳島の「じょうるり」どうだったのかな。
今回の公演は1役省略してたらしいし
テアトロ2月号にオペラ「金色夜叉」台本収録。
あるいみ日本オペラ台本の最高傑作。
651 :
名無しの笛の踊り:2012/02/04(土) 17:17:16.31 ID:G2zPlT5p
日本人作曲家によるオペラって、安っぽい大衆演劇みたい。
同じお金を払うなら歌舞伎を観に行くよ。
はあ?
>>651 そこは歌舞伎より欧州の文化エリートを魅了し、日本のゲソ作曲家が潮流に乗り遅れまいとこぞって作る「能」でしょ。
「沈黙」レポよろしく。
18日に行って来た。
思うに、日本のオペラの最高傑作ではないか。
中ホールで弦の編成を刈り込んでいたのが残念だが、演奏自体は文句なし。
新国の看板作品として、今後も繰り返し上演してくれることを希望する。
シーリアス
NHKのクローズアップ現代「由岐さおり特集」
・・・・ってこれ細川俊夫ちゃんや俊夫ちゃんのとりまきが馬鹿にする日本歌曲や既成日本語オペラの特徴じゃん;
来週NHKBSで「古事記」
6/3「春香」初演版
6月にハーメルンの笛吹き
デニソフの「日々の泡」と水野修孝の「美女と野獣」
ロックオペラの作曲が同年代というのは
「日本のオペラ」
昭和音大に対抗して新国が作成。
戦前はやくぺん先生渡辺和に丸投げの官僚仕事。
戦前の関西の歌劇動向は書籍にもなっているのを知らないし、
生き字引に頭さげて取材するのもやなY先生が大半を書きました。
>>663 パチモン感が漂うが逆に買ってみたくなるな。どんないいかげんな内容なのか。
さあ
7月
會津風雅堂
「白虎」
6/1に堺シティオペラで「ちゃんちき」
>>659 観て来た
十年前の横浜での改訂版(オリジナルの楽想と台本をやりくりして伝承通りのハッピーエンドにした)に比べると
ストンと納得出来た。改訂者(作曲者自身と助手した人)には申し訳ないが改訂版の最後はなんかもやもやさまーずな感じだったからw
パンフレットには「ヴェリズモオペラ」の影響が歌ってあるけど、自分個人の印象ではアリアに有節形式を用いたり音楽付きの台詞場面(メロドラマ)と
全体的な軽やかさ(良い意味での)がメサジェやシャブリエの近代フランスのライトオペラに近いものを感じた。
上演自体はシンプルながらワゴン使用と照明で分かりやすい舞台と登場人物に明確な性格付けがなされていたのが印象的。
祭りの踊りも横浜に比べるとおとなしめながらまとまっていた。スタッフに舞踊の他殺陣(新感線系地元劇団)の名が挙っていたから
舞台の功労者はこのスタッフかもしれん。
(横浜の改訂板は急な傾斜の八百屋舞台+ホリゾントに朝鮮の風景スライドで韓国観光案内みたいだった)
こじんまりとしながらこの制作で横浜持ってってもいいんじゃね?な感じだった。
夏に金沢でやる谷川俊太郎の息子のオペラはどうなんよ?
675 :
名無しの笛の踊り:2012/06/17(日) 01:20:58.72 ID:jeBwZPLu
もうすぐ浜松で上演される「かぐや幻想」って誰か知ってる? 評判いいらしいけど。
そういや戸口純の「白狐」てどうなったん?
678 :
名無しの笛の踊り:2012/06/30(土) 21:06:09.14 ID:bxKm1gnv
>>675 「かぐや幻想」演出は荒井間佐登氏、作曲は鳥山妙子氏
海外公演に持っていけるような作品
主演がフルーティストのyumiだったのも驚き
人生は何事をも為さぬには、余りに長く、何事かを為すには余りに短い
考えさせられる作品だった
>>678聴き逃した。残念。
7/16熊本でオペラ「細川ガラシャ」
8月に千葉で水野修孝のミュージカル上演
>>681 イノセントムーン?
NHKFMの「オペラファンタスティカ」もCD音源の代わりに
NHKに眠っている邦人作曲家の創作ラジオオペラ音源を放送すりゃいいのに。
683 :
名無しの笛の踊り:2012/07/22(日) 20:45:38.90 ID:eRlzdu1S
>>667 どうだった?
評論家では評価高いみたいだが
9/16に
静岡清水区マリナートで「高野聖」抜粋再演
「終わらない夏の王国」初日どうよ?
「春琴抄」兵庫でやってくれんかのう
>>693 無理。
商売人の佐渡がやるわけなかろう。
おすすめ作品ある?
来春の千住明「万葉集」と水野修孝「天守物語」
新国「夜叉ケ池」
あまんじゃくとうりこひめを大編成管弦楽版で聴いてみたい
>>700 そんな版があるのか?
来年、「神風」
・・・台本はやっぱ島田王子?
?
2012は欧州で支倉常長の390年アニバーサリーがあったそうだが
三善晃「遠い帆」上演はなかったな・・・2022の400周年か?
再来年リンボー先生台本の源氏物語オペラが初演らしいが作曲家がわからん。
千住明「万葉集」オーケストラ版初演
・・・以前の弦木管の小規模な版のほうがバランス良かったきがする。
あと合唱多すぎるw割には言葉が聞き取れるのに大して独唱が苦戦;
形態からして今後もオラトリオというか演奏会形式の上演だろうけど、
万が一舞台上演するなら初期の室内楽版でたのむ。
>>706 でも千住氏は三枝氏より楽想というかメロデイの引き出しが多いな。
「神風」レポよろしこ、というか聴きに行く方いらしたら感想お願いします。
ストリングスはシンセサイザーみたいに聴こえた。
ちょっと地味すぎ。
「天守物語」どうよ?
あと今年の邦人作品予定ある?
712 :
名無しの笛の踊り:2013/02/17(日) 10:20:15.42 ID:5oS0RzLV
ドンブラコ
3/8,3/9池袋・東京芸術劇場プレイホール
「君と見る夢」
>>713>>714 こういった日常からファンタジーヘ移行する題材とか親しみやすい音楽とかゲソ前衛よりむしろ新鮮。
5/23,5/24 オーチャドホール
初音ミク・オペラ「END」
それって微妙
「神風」3/30深夜にBS朝日で放送されるね
三枝成彰のオペラ「神風」BS朝日の放送みたが
作品自体はともかく;(オーチャドでなくもっと小さな中規模な劇場なら女声の高音域の言葉も聞き取れただろうに)
千住博のストイックな美術や、欧米に比べてローテクだろうけど映像投射や照明は効果的だったよ。
曲はどうだった?
ざっと全曲聞いた時点で
いつもの三枝節、というか
・優しい音楽で泣かせるつもり
・音楽における感情表現のバリエーションが少ない
・独唱男声陣はアリア以外ジャーン!ババーン!と不協和音とパルトランド
・オケは時々室内楽的に響かせるのは良いけど他は大音響で歌手の邪魔
・独唱女声が音域が高すぎて言葉わからん。
うわ、ネガティブな要素ばっかだ;
・台本は島田王子よりかなりまし。
・アリアの歌詞を一部大貫妙子に担当させたのは良いアイデア。
劇団新感線の台本中島かずき+挿入歌歌詞森雪之丞みたいなもんか。
>>723 「忠臣蔵」「jr.バタフライ」より良いよ。
>>724みたいに女声がつらいけどw
前述の二作に比べると楽想も多いし皮肉にも特攻を鼓舞する軍歌のモティーフが
楽想にバラエティを加えてる。新国で再演もいいかも。
ほう
12/7,8
仙台で「遠い帆」
ほー
夜叉が池どうよ
オペラ夜叉ヶ池
記者会見で披露された一部だとドビュッシーぽい。
ただ鏡花の文体を生かしてない可能性大
?
>>729 初日どう?
2014.1/12.13
ミラマーレオペラ「みすゞ」
734 :
名無しの笛の踊り:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:j8NsjoOh
いったんあげます
>>729 前奏曲で鐘・百合の動機が近代フランス風なのでその線で行くとおもたら違った。
「出る化け物の数々はー」に至ると想像上のアフリカ音楽ww
原作のフェミニズム要素を台本・音楽ともに拡大
クライマックスで激昂した百合が本来晃の台詞である「昔白雪というー」を歌い自害。
その後の洪水も百合の動機をオーケストラが何度も咆哮させ、「龍神のたたり」というより「百合のたたり」。
鏡花といえば「水の表現」が気になるところだが
水野修孝「天守物語」ではクラスター
池辺晋一郎「高谷聖」では針金ビュンビュンに対して
今回の「夜叉ヶ池」は正攻法のオーケストラ
和田薫「うずら」再演や
宮川彬良「未来の瞳」など
”前衛”とは違う作曲家がオペラに挑戦するのはオペラの裾野を広げる可能性があっていいことだ。
・・・・成功するかどうかはわからんが。
サントリーホール ブルーローズ「神の歌」
>>729 「劇場文化のフィールドワーク」というブログ
細川俊夫と平田オリザの提灯記事だが一理ある。
ヨーロッパの狭量な知的エリートに理解できて受けるのは実際細川俊夫ぐらいだし
既成のオーケストラで済むエコノミーな作品が多いからな
岡倉天心台本のオペラ台本が今年12月に音楽がつけられて
新潟・妙高で初演
・・・・・数年前試演した戸口純のやつはどうした?
来年初演の「滝の白糸」
尾崎紅葉の手が入る前の鏡花のオリジナルに近い世界とか記事で出てたが
まさかジャンコクトーのオディプス王もびっくりな草稿のスプラッタ裁判シーンをやるんじゃあるまいな。
?
9/28寺嶋陸也「末摘花」@和歌山
「鹿鳴館」
再演の際には違う歌詞を同時に歌う様なポカは改訂修正してくれるのだろうか?
夕鶴再盤か
大阪音大は大栗裕作品を上演すべきだ。
「銀河鉄道の夜」2014年3月15日.16日@すみだパークスタジオ
>>740 昨日から東京公演チケット販売開始だが、着実に売れているのは需要があると考えていいのか?
2014 1/18「竹取物語」@みなとみらい
来年リトアニアで一柳慧「愛の白夜」と同じ題材のオペラが初演だそうだ。
751 :
名無しの笛の踊り:2013/11/02(土) 19:01:35.78 ID:6J/oGk8G
一瞬愛の白液と誤読してしまった
寺島陸也「ガリレイの生涯」
初演はこんにゃく座だったが
二期会とかのいわゆるオペラ歌手が歌ったらどうなるだろうか。
11/30 21:00 NHK-FM「クラッシックの迷宮」高田三郎「蒼き狼」抜粋
>>755 12/2 10:00再放送
>>754 どうだったんかいな。HPで流してた児童合唱は能天気すぎてちょっと駄目だった。
現代音楽信奉者がプッチーニ以前に拒否反応する感覚はこんな感じなのか。
今日明日は「遠い帆」
「白虎」CD化
2014,2/8 群馬ベイシア文化ホール「ある母親の物語」
>>748>>750 音楽の一部ようつべ披露されたが
・・・・・・やはり、千住明のオペラ進出が後押ししたんだなあ、な感じですた。
1/12、13「みすず」@新国立中
>>762 佳作
タイトルロールの童謡は調性的だが現実世界は無調に近い。
童謡「雲」のモチーフが全体の要でオケで変奏され最後はピーターグライムスみたいな寒々しい音楽になる。
家父長制と数奇な運命に翻弄された女性詩人の悲劇であるとともに、女性詩人に人生を狂わされた2人の男の話でおある。
3月にDVD,BD発売予定
みなとみらいホール@横浜
沼尻の竹取に続いて3/28,30にいけべえの「てかがみ」と
邦人オペラの演奏会形式上演が続くな。
>>762 沼尻の竹取は....自分には相性悪かった。
なんか空ぞらしく感じた。
千住は相性いいのになんでだろう?
青いサカナ団 3/15,16
1/20よりHPでチケット販売開始
766 :
名無しの笛の踊り:2014/02/02(日) 13:01:13.15 ID:8iJz0UlV
チャーハンランチ(牛乳付き)
チャーハンランチ(牛乳付き)
チャーハンランチ(牛乳付き)
チャーハンランチ(牛乳付き)
>>764 ドイツオペラの系統だから?
>>759 二幕とストーリーからしてCD2枚だろうと思ってたら1枚
.......コンパクト過ぎるといえよう!!推薦w
いやまじでよく整理したうえアリアに重唱とかいれられたなw
宣伝だと「わかり易さ」連呼でちょっと引いたが台本も音楽も内容濃いわw
>>766韓国定食?
768 :
名無しの笛の踊り:2014/02/09(日) 09:37:11.30 ID:31QVL1Bv
千住はどこまで自分で書いているのだろう?
>>768 編曲はともかく、和声進行や旋律の様式は一貫しているから
本人が書いてるか一人のゴーストライターが書いてるんじゃね?w
オーケストレーションが一貫してない細川俊夫も怪しいなw
770 :
名無しの笛の踊り:2014/02/13(木) 12:10:15.34 ID:TRvJLYWZ
チャイニーズ強制送還著作権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば
チャイニーズ強制送還著作権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば
チャイニーズ光金強制送還著作権オレオレ空気プレン 沖縄海マー君博多焼きそば
チャイニーズ光金著作権ブラックジャック空気 沖縄海マー君焼きそば
「滝の白糸」
前作かある程度綺麗綺麗で平板になる傾向はあるだろなと予想していたが
三時間近い大作
黛まどかの台本がよい意味で原作ブレイカーww
原作にはちらとしか出てこない欣也の母と南京出刃打ちに登場人物としての厚みを持たせている
ただし、千住氏の音楽がそこに応えてないところもあって歯がゆい。
>>772
>>771 南京出刃打ちなんかアリアの中で「俺が奴(白糸)の親だったらどうしただろう」と周巡するくだり
があるのにザラストロみたいな単調な音楽でただの悪い奴、叙情的に変調してもよかったのに
合唱もソロになると弱く部分的にこんにゃく座みたいな早口レチタチーボになる。
台本的にもカットしてよい箇所もいくつか
あと、鏡花的には「愛」でなく「恋」だと思うのだ
まあ周辺の初オペラらしい女性客お涙お搾り取ってたからまず成功かw改訂再演キボンヌ
>>771>>772 そういやプログラムのブルーアイランド氏コメントが
ほめてるんだか皮肉ってるんだかわからない内容でワロタw
大友が絡んでるという時点でアレなんだが、
まあまあだったのか。
>>774 「大友がからんでいる時点」という価値観がアレだな。
>>771>>772 覚えてるうちに書いとくが音楽的には
序曲の始めと終わりにでてくる暗い楽想は北陸の風土と同時に芸能者(河原者)の過酷な運命を表現しているのか?
タイトルロールは家族という「社会」に憧れるがそれを南京出刃打ちに代表される河原者に断罪され破滅すると?
>>765 歌劇「銀河鉄道の夜」
作曲家の処女作「銀河鉄道」の改訂版。
初演版の叙情的な音楽要素は部分的に使用しているがテーマからしてほぼ別物。
初演版では死は原作同様不可解で異次元の事象であるが改訂版では一歩先にあり避けられない存在。
その避けられない事象をどう受容するかが肯定的とも言える表現として描かれる。
東日本大震災を踏まえたテーマの作品と思われる。
ソリストや合唱に児童を想定したものであるがプロのオペラ歌手をソリストに持ちいた上演版と同時上演。
二宮玲子の「MABOROSHI」てどうだった?
6/13.14
青島広志「黒蜥蜴」
9/26.9/28 楽劇「白峯」
JULIET
2015,4/4-5『Rapunzel-3058』@すみだパークスタジオ倉
787 :
名無しの笛の踊り:2014/06/02(月) 08:18:11.51 ID:8wDp62m4
726 名前:ギコ踏んじゃった :2014/01/14(火) 10:59:19.79 ID:cEKRF+t8スポーツおんなと一泊50間円のクソッタレ一時間2万円、レッスン代をかえせ
610 :nanasissimo:2014/05/08(木) 17:46:43.99 ID:lSOqCx1E0www.yamahamusic.jp/shop/senri/event/detail/4134
www.yamahamusic.jp/shop/senri/event/detail/4134
大音の顔くそたれ一時間2万円のスポーツ女
425 :nanasissimo:2014/05/28(水) 15:04:55.17 ID:E7QsjKzK0大音の顔
k林門下の同門同胞スポーツ女とやってる
大阪音楽大学のくそたれ一時間2万円教授
日本ドイツリート協会クソッタレ会長 、
レッスン代をかえせ
426 :nanasissimo:2014/05/29(木) 10:14:34.24 ID:Hsgv4l8T0 大音の顔
クソッタレ一時間2万円 金を返せ
>>783 チラシみたら今までの公演に無かった役が・・・
自動書記か
>>779 音楽はモーツァルトやイタリアオペラ好きな人なら相性良さそうな感じだった
春香どうですたか?
797 :
大音の顔:2014/07/25(金) 08:39:18.06 ID:p20wzq4h
大阪音楽大学クソッタレ一時間2万円、日本ドイツリード教会糞たれ会長。
金を返せ
9/7 ブラックジャック歌会
8/10 増本 伎共子作曲「逃げて行った子」 @サザンクス筑後
東日本大震災と原発事故後の本県を舞台にしたオリジナルのオペラが2016(平成28)年、ドイツ・ハンブルク州立歌劇場で上演される。
ヒロインのドイツ人女性が津波で夫と子どもを亡くしながらも被災地にとどまる物語。
県内でも精力的に活動する劇作家平田オリザさん(51)が脚本を書き上げた。
今後、曲作りなどが進められ、被災地にとどまる人々の心を世界に伝える。
平田さんによると、「海、静かな海」と題したオペラは相双地区が舞台。
森鴎外の小説「舞姫」をイメージしたというヒロインは、
日本人と結婚して相双地区でバレエを教えていたが、震災の津波で最愛の夫と子どもを失う。
その地を離れようとしない主人公を、原発事故の影響を心配するドイツの兄や元恋人が連れ戻そうとやって来るが、
それでも彼女は福島にとどまる。
オペラの創作は、世界的な作曲家細川俊夫さんが同歌劇場から依頼を受け、
細川さんが脚本に平田さんを指名した。
音楽監督は日系アメリカ人の指揮者ケント・ナガノさんが務める。
うんまぁ気高いドイツ人と空気でしか動けない馬鹿日本人が対比されるのを空目した...
802 :
大音の顔:2014/08/04(月) 09:33:09.85 ID:6yPUos3q
大音くそたれ自閉、日本ドイツリート協会糞たれ会長の同胞スポーツ女
スポーツやらないか?
バレエダンサーがスリアシするインターナショナルオペラか
806 :
本町上級ソルフェージュ:2014/08/07(木) 09:01:26.37 ID:ddm9MYq4
大音の顔 :2014/08/06(水) 17:21:58.11 ID:MexQwkW6大音の顔:2014/08/06(水) 09:49:39.51 ID:yepxpwwR大音の顔:2014/07/27(日) 09:27:11.61 ID:x4iSOiEE
http://maguro.2ch.net/musicology/ 音楽系2ch
46 :名無しさん:2014/07/26(土) 16:05:39.94 ID:5dLDJXvH大音の顔:2014/07/25(金) 08:41:37.55 ID:BTN8DWQB大阪音楽大学クソッタレ一時間2万円、日本ドイツリード教会糞たれ会長。
金を返せ
43 :名無しさん:2014/07/25(金) 08:48:24.65 ID:BTN8DWQB本町上級ソルフェージュ 投稿日:大音糞たれ一時間2万円、日本ドイツリード協会くそたれカス会長のスポーツおんな、だれかすぽーつしないか?
くそたれの21歳息子と25歳の娘より
スポーツ女のスポーツツェルニーCD発売中
糞たれ一時間2万円とスポーツ女のスポーツ連弾公開中
音楽現代9月号に「春香」のレポ
Jr.バタフライてプッチーニフェスティバルで今年も上演してたのか
「遠い帆」
ぁー…
いくら演出ががんばっても台本・音楽上の人間の存在感が・・ねぇ!;orz
舞台上の傀儡回しも「人間味無いだろー」と逆効果に見えてしまう
オラトリオだろうが受難曲だろうがそれなりに付けられそうなものなのだが作品そのものが拒否しているのか!?
カチカチ山はどうだったんだろうなぁ・・・
中国で香妃のアニメ制作だって
日本で香妃といえば山田耕筰のオペラですよねー
バレエで日本人といえるか微妙だけど江文也のもあるでよ
明日ブラックジャック歌会(試演)だな
9/7 ブラックジャック歌会@浜松アクトシティ中ホール
第一幕全曲と第三幕の一部ピアノ伴奏で演奏
脚本については色々異論ある(ブラックジャックは声だけで舞台に出てこない)が自分の見たブラックジャックの舞台化では良い方。
巧い具合にオペラ的な歌詞にしている。
宮川彬良の音楽もエンターテイメントに徹していて好感が持てる。
第一幕が一時間位なので他の幕も一時間とすると演奏時間だけで三時間の大作になりそう。
2015年8月30日にアクトシティ浜松大ホールで田尾下哲演出により初演予定
10/9,10 Synthetica – BUNGONOJO
楽劇「白峯」白峯神社で奉納演奏
・・・って何じゃこの衣装??
>>817 楽劇「白峯」
基本的にオラトリオというか似た様な音色のオケにずっと身を委ねたい人向き(ぉぃ)。
歌唱部は謡曲のつもり・・なんだろうけどお能に失礼かも。歌手の方の演唱がなければ一本調子でのっぺらぼうに近い。
あ、歌詞は聞き取れたよ。これは成果として評価すべきか。
打楽器やオンドマルトノの音色はメシアンみたいで面白かった。
脳内反芻していけばスルメの様に良い所も思いついて来るだろうけどちょっとアレであった。
>>818 良く言えばストイックというか禁欲的。
第二幕の内容から崇徳天皇が怨霊となったのは単なる政治闘争の恨みだけでないともとれるので
そこらへん掘り下げていくと人間ドラマとして面白かったのにと思う。
>>818 第三幕一部カットしたようだけど何でだろうな。台本だと畳み込む様に罪状が追い打ちかけて鬼気迫る感じがするんだが。
舞台上演観てみたい気もするがヴィーラント・ワーグナーみたいな抽象極めたビジュアルしか思い浮かばない。
>>818 方向性は全く違うけどひたすら美しいがその美しさが延々続くと単調な印象になるというのは
千住明の「万葉集-明日香風編」と似ているかもしれない。
>>822 台湾のサンライズレコード(上揚出版)からCD出てる、今は確かキングレコードが輸入してたはず
でも台湾の上揚サイト通販で買った方が安いと思う
11/28 久保摩耶子作曲の子どもオペラ
高木東六の「春香」
独特の太鼓のリズムがワルツと絡んで印象的だ。
しかし、
以降、人権団体やら反原発団体やら憲法改正反対やらのデモで打ち鳴らされる太鼓が同じリズムだと気づく様になったw
826 :
名無しの笛の踊り:2014/10/23(木) 18:21:47.94 ID:aRBUG9RY
大音オペラハウス行った人いる?
Jr.バタフライはイタリア語版もあるのか
細川俊夫「リアの物語」@広島アステールプラザ
2015年 1月30日(金)19時開演
2月1日(日)14時開演
作品自体に一切期待していないが。
11/29,30
青島広志「黄金の国」@堺シティオペラ
11/28久保摩耶子「子供オペラ」@埼玉 久喜総合文化会館大ホール
佐々紅華は再評価されても良いのでは?
2015年2月13日18:30 宮川彬良「あしたの瞳」@愛知県芸術劇場大ホール
来年8月初演の「ブラックジャック」の予習に。
話はメニコンコンタクトレンズ成立のお話(ぶっちゃけメニコンの宣伝)だが
それを差し引いても(お笑い方面に)楽しめる内容。
舞台のビジュアルは前回と同じだとしたらあんまり期待しない方が良いけど。
>>831何年か前「アーティストライフ」を蘇演したようなおぼえがあるが・・
芥川龍之介の「魔術師」てだれかオペラ化してる?
今日福島で原発事故題材にしたオペラ初演だっけ?
>>837 こういった作品が出て来るのは悪くない。むしろ良い事なのだが
数日以内に「安倍政権の東京新国立では絶対上演出来ない」とか書く「リョウシンテキオンガクジャーナリスト」が出て来る悪寒。
水炎伝説どうだったんかいな。
一柳氏は「愛の白夜」の時点で期待しなくなっちゃったけど。
細川俊夫「リアの物語」にブラボー(棒)
6/28 15:00 間宮芳生作曲「ポポイ」@静岡音楽館AOI
竹取物語@ハノイ
これ本当?
原嘉寿子さん(はら・かずこ=作曲家、元同志社女子大教授、本名和子=かずこ)14年11月30日午前7時44分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去、79歳。
東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男久貴(ひさき)氏。
脳死やロシア文学など幅広いテーマでオペラを作曲、同志社女子大で後進の指導に当たった。
代表作にオペラ「祝い歌が流れる夜に」「脳死をこえて」など。紫綬褒章、旭日小綬章を受けた。
あしたの瞳@愛知芸術文化劇場
話はメニコン創業者田村恭一の戦時中からコンタクトレンズ開発までを戦争と
平和、もの作りの情熱を軽妙に押し付けがましく無く描いたもの。
東京の初演は見てないのでラジオミュージカルとの比較になるけど、
たぶん、作家の書いた部分をなるべく舞台に載せようとしたのだろうけど
長い(約1時間*3幕)。ラジオ版にない音楽があるのはうれしいが。
あと構成がラジオミュージカル版の方がわかりやすい。
ラジオ版だと「目玉の記憶」が狂言回しとして最初から最後まで登場するのに対して
オペラ版は途中で居なくなってしまうので中途半端な印象。
オペラ版ではラジオ版で台詞だった部分も歌唱にしているが序幕の一部で無理なところがあった。
台詞と音楽のメロドラマで処理してもよかったのではないだろうか。
音楽をむりやり以前聴いた音楽にたとえると、いわゆるアキラ節にミュージカル、昭和歌謡、
そして(自分の感覚では)オッフェンバック調のクプレやギャロップなど。
演出は・・・・あまり期待しないで;
歌手はタイトルロールの田村常一や目玉の記憶役が歌詞の明瞭さや表現力でぬきんでていた
が女声は苦戦していた。あとたぶんおおきな会場対策でPAもつかっていたのかな?
ラジオミュージカル版
http://fma.co.jp/pc/program/hitomi/
雨情とひろとお月さま@さくら市