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580名無しの笛の踊り
ベートーベンピアノ協奏曲四番
581名無しの笛の踊り:2008/02/08(金) 01:28:21 ID:cfulZUXx
>>580
長調のゆったりとした雄大な大曲。そう、この曲を聴くとむしろ長調の曲にこそ作曲者の真骨頂がみえてくると感じます。
第一楽章の冒頭のピアノが静かにテーマを告げるのが、それが技巧とは対極にあるだけに、非常に印象的。
作曲者自身のカデンツァがまた味があっていい。
第二楽章は斬新、オケとストリングスが交互に語り合うのは、近代を先取りした手法。
総じて、これでもかとピアニストの技巧を披露する、というスタンスをばっさりと捨てた、真のピアノ「協奏」曲だ。
初演は作曲者自演だが、ピアニストとしてではなくコンポーザーとしての自身を主張していたのだろう。
傑作の森に埋もれた感があるのが惜しい。
582ヴェルレク叩きたかった…:2008/02/08(金) 06:08:34 ID:nk3cw9FQ
他の4曲とは雰囲気が違いますね。隠れた名曲と言ったところ。皇帝の豪華さと対局をなす優雅、高尚、かつ繊細な名曲。
知らない人が聴いたら、ベト先生の曲だとは思わないだろう。ロマンス 屁長調のように。
かなりセンシティブな曲故に生半可な解釈では弾けない。
>ヴェルレク レクイエムはどういう時に演奏されるのかを全く頭に入れず独善的に作った糞作品。あれはレクイエムではない。オペラ《レクイエム》だ。唾棄に値する作品。
583名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 01:42:13 ID:6xZiByql
最高級のシルク
584名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 05:04:46 ID:W/rrOf1J
第1楽章、第1主題の呈示から確保までのまったく不要な力みなく澄み切った自然な盛り上がり、
枯淡な第2主題の呈示からコデッタへの推移部の神秘的な管と弦の絡み、そしてクライマックス
背筋が凍るほどの美の極み...!
これほどまでに純粋な「音楽」の瞬間があったろうか
「ピアノ協奏曲」という基本的には色モノジャンルの中での奇跡の曲
こんな超名曲がマエストロの生前に1度しか演奏されなかったとは音楽史最大の謎
585名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 06:10:07 ID:UF10pGPi
1楽章、速すぎても遅すぎてもだめ。演奏者が個性を発現して演奏する余地が少ない。面白みがない。よって駄作。
586名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 09:26:38 ID:djOn7ABp
思ったほど実演を聴ける機会がなくて悲しいので糞
587名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 10:47:56 ID:iHsGEf4W
ピアノ習っててベートーヴェンの協奏曲やるとなると、
5曲の中で最初に弾かされるのが4番だな。
588名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 11:10:53 ID:gKOQQV6X
確かにキレイだけどさ、協奏曲にそんなもん求めてねえんだよ。
勇壮な二曲の板挟みになった、哀れな曲。
589名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 11:22:10 ID:niUnCF/B
欠点がないのが欠点