つまらないネタしかないようなので、
久しぶりに音の良い国内盤シリーズ。
オーヲタには何かと評判の悪い東芝のLP、俺は
実際に聴いてみて全部が全部悪いわけじゃないと思うんだよね。
(たしかに、何だこれは、というのはあるんだけど)
そこで一つ、俺が高校時代からもう30年近く愛聴している
ボールト/ロンドン・フィルによるホルスト『惑星』EAC-80513を
紹介したい。ボールトの『惑星』は、ニュー・フィルハーモニアとの
録音の方が良い、という人もけっこういるんだが、俺はどっちも好きだ。
逆に、世評高いマリナーCOA盤などは録音が良いくらいで、
演奏は2枚のボールト盤の方がはるかに聴き応えがあると思う。
ただ、残念ながらNPO盤の東芝盤は音があまり良くない。EMIのASDはものすごく良いんだけどね。
その点、LPOとの録音は、半速カッティングによる東芝盤もかなり良い音で、ASD盤と比べても
聞き劣りしない。ボールトの『惑星』は、さすがに人気があってNPO盤もLPO盤も
ASDはあまり安い値段では入手できない(ま、無茶苦茶高くはないけどね)。
第一家電だっけ、そこが出した45回転盤2枚組もそれなりの値段がする。
EAC-80513は、通常の国内盤と同じく300円程度十分良い状態のものが買えるから、お勧めだ。