1 :
名無しの笛の踊り:
こっちでやれ
2 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 11:36:46 ID:2HD+g0f5
あっちでやれ。
3 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 11:37:13 ID:rzMqETnI
だが断る
4 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 11:37:47 ID:3joiG4M9
喧嘩はやめて
5 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 13:31:22 ID:Ol+O+uBy
カラスの勝手でしょ!
6 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 20:25:54 ID:mZg7bFL4
そして誰もいなくなった
7 :
名無しの笛の踊り:2007/10/22(月) 23:43:42 ID:YJ7ZwPkZ
なんでだろう?カラスファンもいないの?
8 :
名無しの笛の踊り:2007/10/23(火) 00:57:21 ID:0vVvLRuM
で終了
9 :
名無しの笛の踊り:2007/10/23(火) 03:55:48 ID:5b5eIQ0f
今、輸入版をあつかっている店をのぞくと、カラスの大きなポスターが
貼ってあり、これでもか、というほどの新譜がならんでいる。
もうすべて、何回目かのお色直しで、中身はしりつくしているものばかり。
それを、いろいろ、「映画のカラス」とか「Simply Callas」とか、よくもこれだけ
編集するタネがあると思うくらい。
69枚組みは、誰が買うんだろう。中身はカラスファンだったら、全部ききこんでいる
ものだ。
10年前が没後20年だったわけで、それを期に、カラスの録音をデジタルりマスター
して、カラスと大きく書いたボックスに入れて発売しなおしたEMI。それがえんえんと
つづき、今日にいたっている。
EMIのオリジナルの録音(もちろんカラス以外の)って、出ているの?
このまま、カラス、カラスで、ずっと突っ走るとしたら、おっかない気がしてならない。
(国語)しんけい-しょう ―しやう0 3【神経症】 (三省堂「大辞林 第二版」より)
心因によって起こる精神障害。不合理だとわかっていながら現れる
強い不安や強迫観念・抑鬱(よくうつ)・ヒステリーなど種々の症状の
ため自分自身が苦しむ。ノイローゼ。精神神経症。
11 :
名無しの笛の踊り:2007/10/23(火) 07:37:07 ID:0vVvLRuM
>9
>カラスの大きなポスターが貼ってあり、これでもか、というほどの新譜がならんでいる
カ・・・カラスの新譜!
じゃデジタル録音DDDじゃな?
共演は誰じゃ?リチートラか?
と
ボケてみる
新録音と新譜の区別も付かないでくだらないことを…
>>12 ネタだって明記してあるのに、なにを……。
>>13 説明するのがめんどくさいが…お前は読解力がないな。
どこからどこまでが「ボケ」なのかちゃんと考えないと。
>>14 オマエがユーモアのセンスがない事はよく判った。
もういいから。
16 :
名無しの笛の踊り:2007/10/23(火) 22:33:35 ID:0vVvLRuM
カラスってほとんどモノラル録音だから、もうね、ちょっとね
17 :
名無しの笛の踊り:2007/10/24(水) 10:34:45 ID:EvlzSdnx
本当は人気無いんだなw
過疎スレage
18 :
名無しの笛の踊り:2007/10/24(水) 13:00:58 ID:YELCA70m
カラスのようなガラスを引っかいたような冷たい声は日本人には合わないからね、
テバルディの温かみのある声のほうがはるかにマシ。
20 :
名無しの笛の踊り:2007/10/24(水) 21:24:25 ID:EvlzSdnx
wがいっぱいあるけど、どうしたんだ??
カラスage
22 :
名無しの笛の踊り:2007/10/25(木) 01:11:18 ID:sjNnuJck
これがカラスの実態か
23 :
名無しの笛の踊り:2007/10/26(金) 02:41:53 ID:g6i0CjJF
カラスあげ
(・∀・)ニヤニヤ
26 :
名無しの笛の踊り:2007/10/26(金) 22:27:28 ID:g6i0CjJF
多くの知人達が証言しているが「カラスはユーモアのセンスがなっかった。だからよく周囲と衝突した」と
27 :
名無しの笛の踊り:2007/10/27(土) 03:03:16 ID:BOjuZxHw
あ、だから俺はよく周囲と衝突するのか・・・
28 :
名無しの笛の踊り:2007/11/02(金) 11:12:23 ID:pausxOND
カラススレって過疎スレだな
過疎ですねえ。
私はDVD見て虜になった口なんですが。
30 :
名無しの笛の踊り:2007/11/03(土) 13:46:26 ID:zTAfXd0e
つまりかつて程カラスウィドウは居なくなったって事かな?
31 :
名無しの笛の踊り:2007/11/06(火) 23:27:21 ID:Xo5sO4yO
カラスの全盛期って短いからあまり録音とか残っていないし、残っていても音質が悪いものが多いですよね。
カラスの功績としては、今までちょっとおデブの多かったソプラノ歌手にあって、美貌を兼ね備えたことじゃないでしょうか?
32 :
名無しの笛の踊り:2007/11/07(水) 02:30:56 ID:ZLVLs/cv
>31
べつにカラスだけが同時代の美人歌手だったわけではないでしょう。
一般的基準からは、アンナ・モッフォのほうが典型的な美人でした。
ただ、カラスの憑かれたような、迫力と全身全霊で歌った歌手というのは、
いまでも、めずらしい。
ただ、いつも、カラスを聴いていると、疲れるのは事実。
33 :
名無しの笛の踊り:2007/11/07(水) 22:09:33 ID:Xx1V0kDy
アントニエッタ・ステルラも美人だと思う
カラスに関しては、フルトベングラーとかそういったモノ時代の巨匠という位置で語ってほしい
なんでもかんでもカラスを引き合いに出されるんでウンザリする事がある
34 :
名無しの笛の踊り:2007/11/08(木) 23:04:37 ID:7/241Rva
もし高崎保男がレコ芸にカラスばかりヨイショしなかったらもっとオペラは自然な広がりを見せていただろうな
私怨じゃないよ
あんまりカラスばかり贔屓するかららさ
35 :
名無しの笛の踊り:2007/11/08(木) 23:43:46 ID:7/241Rva
ほんと
あんまりカラス贔屓すると返ってカラスを嫌いになるのにさw
36 :
名無しの笛の踊り:2007/11/09(金) 02:22:32 ID:Tjf3BxWD
>34
いや、カラスびいきの音楽評論家は高崎だけじゃない。
むしろ、世界的に、どの国に行っても、カラス、カラスでびっくりするよ。
本屋にもカラス・コーナーがあって、ありとあらゆる言語の本がならんでいることが
多い。フランスのはなしだけど。
リヒテルも,カラスは,完璧だ,奇跡だ,と書いてるな。
確かにいまだに人気はあるね。
没後30周年の日もヨーロッパ各国のラジオ局でカラス特集が組まれてた。
その死後30年もしてこうしてたくさんの国の放送局で特集される歌手は他にいない。
39 :
名無しの笛の踊り:2007/11/09(金) 06:21:16 ID:qIcOCt1Q
カラス、カラスとマスコミが書くのはどうも気に入らない
誰かが言ってたけど、生前はむしろ批判めいた事をマスコミは書いていたという
ところが亡くなると急にw
あとゴシップ暴露本めいたものが「伝」というのような形で友人達が書き出す
カラスの「知られざる」部分をベラベラ語って金儲け
困りもの
たくさん本出ているけど、結構暴露本的な内容が書かれてたりするよ
以前カラスのスレがあって、そこで意外とその内容をカラスファンは読んで無いのに驚かされたけど
カラスファンって本を買っても読んでないのかな?
きっとこの手の本にはカラス絶賛が書いてあると思っているならwww
40 :
名無しの笛の踊り:2007/11/09(金) 07:00:58 ID:CvMJliMN
↑客観的事実を認められないバカ
ライバルと言われながらカラスに比べて全然本が出てないテバルディとか。
よい話も悪い話も話題にする人が少なすぎてww
41 :
名無しの笛の踊り:2007/11/09(金) 07:11:06 ID:bpCzqqSl
,
42 :
名無しの笛の踊り:2007/11/09(金) 23:23:46 ID:qIcOCt1Q
>>40 ほらほら登場w
>バカ とか書いて絡むからスレが荒れるのに
カラスファンってすぐこういう感情的なレス書いて荒らすんだよな
他の歌手はクソとかさ
じゃ、メルバやカルーソの本がたくさん出てるか?デル・モナコとかコレルリとか本出てるかってw
本が出てるのは、ゴシップがたくさんあってそこに群がる利権屋が金稼いでるって事
カラス自身の芸術等はまた一味違う
本が出てるのがステータスって事は無いだろう
一般的に言うと社会的に人気や特別な注目を集めてる人間だからこそゴシップや暴露本が商売になる。
そうでない人物の場合は出しても売れないし、たいして商売にならない。
いくらゴシップがたくさんあっても人々が関心を持つような人物でなければ売れないのでたくさんでるわけはない。
これ、社会の常識な。
44 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 00:58:45 ID:SU+oTfO0
だから歌が上手い!って本書いても売れんわな
品格のいい人より破天荒な人生の人のほうが面白がられる
「あんたはまだ働けるんだから!さもなきゃ窓から飛び降りな!」
って母親に言うカラスだからこそ面白がられ尾ひれはひれがついてはゴシップ種にされてきた
45 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 01:12:51 ID:SU+oTfO0
夫のメニギーニが書いた「我が妻マリア・カラス」が一番面白いかも
とくに感情の起伏が激しかったカラスの一面を知るには面白い
トラヴィアータのリハーサルや著名な指揮者に癇癪を起こしたりエージェントに巨大なインク壷を
投げて危うく命を...シミオナートに殺虫剤飲ませてしまったりwww
こうした日常の立ち振る舞いと彼女の歌唱が結びつくと崇高な神でなく人間カラス女としてのカラスが
垣間見られより面白くなる
なのにカラスファンは他の歌手の悪口ばかり書き立てて嘆かわしい
その代表格が高崎保男氏であることは言うまでも無い
レコード芸術に井戸端会議レベルの悪口書いてカラス絶賛と他の歌手を嫌いように仕向けてる様にさえ思える
46 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 01:32:55 ID:1ouXbBLf
>45
ステファーノの妻が書いた「わが的マリア・カラス」というのが出ていたが、
オペラのこととはほとんど関係がなく、自分の夫がカラスにたぶらかされたとか
いう内容で、完全に3流のゴミだった。
47 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 02:19:24 ID:DyMjcfRN
>>42 まず利権屋という言葉の使い方が状況的に間違ってる。
また、カラスファンが感情的という前にwを多用してる自分のレスは感情的ではないとでも?
それと話の論点がどんどん摩り替わってるのはあまりに子供っぽい。
48 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 02:23:43 ID:SU+oTfO0
>>47 だからさ
そういう煽りは荒れる元だって言ってるのに
「あまりに子供っぽい」とか「馬鹿」とか感に触るように仕掛けるのがウンザリするって事
49 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 02:28:28 ID:SU+oTfO0
>>46 でもそういうゴシップも含めてカラスという人間が生々しく見えてきて面白いよ
50 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 03:36:27 ID:hsSdWC9W
>48
どう考えてもお前の書き込みの方が荒れる元だろ
51 :
名無しの笛の踊り:2007/11/10(土) 11:12:04 ID:SU+oTfO0
カラスのノルマの全曲録音の第一回目ってフィリッペスキとかステニャーニとか
すごい時代の歌手と共演してる
たしか、ステニャーニとは「ポリウト」かなんかでスカラで舞台でも共演している
帽子を被ってずっしり構える姿は怖いという様な印象さえ
「永遠のマリア・カラス」はそっくりだった!
でも、どうもカラスは感情過多+録音悪いのばっかり聴いてたせいで苦手だ。
これだったらはまれるよ!っていうお勧めあったら教えてくだせい。
53 :
名無しの笛の踊り:2007/11/11(日) 00:45:17 ID:XP7weImN
>52
マリア・カラスのいちばんすぐれた録音は、いわゆるベルカントオペラのではなくて、
ヴェルディの「トロヴァトーレ」だと、確信している。
ちょっと、あのレオノーらはしのぐ歌手はいないだろう。ベルカントの装飾と
劇的にはげしい部分が、両方ともあって、ベルカントの歌手ではドラマティックな
ぶぶんは歌いきれない。はんたいに、ドラマティックソプラノは、技巧的に
ものすごく難しい部分があって、迫力に欠ける。
あの有名なアリア「恋はバラ色のつばらに乗って」は、なんともないように
聞こえるが、大変な難局だ。
また、ほかの歌手と火を噴くような劇的な表現をしなければならない。
こっちは、いわゆるアジリタはでてこないが、その感情表現は、ベルカント歌手には
むりだ。単に音符をたどればいいという問題ではないから。
「トラヴィアタ」にも同じことが言えるが、カラスの録音が海賊版しか残っていない。
また、後者はヴィオレッタの一人芝居とも言って言いだろう。
トロヴァトーレは、若きカラヤンが指揮しているうえに、ほかの歌手も文句のない
できばえで、カラス一人が浮くということもない。
ストーリーはめちゃくちゃだけど、あれほどの歌唱が聴ければ、文句はない。
全編、血がたぎるような場面の連続で、まだ高校生だった僕は体がぶるぶる
震えるほど、強烈な衝撃をうけた。
54 :
52:2007/11/11(日) 23:20:53 ID:rUCsMa5Q
>>53 「トロヴァトーレ」って、男2人とおかーちゃんにばかり目が行っちゃって
レオノーラにあまり注目してなかった・・・。
最近の妙に現代風の演出のやつしか聴いたことなかったのよ。
聴いてみるね。ありがとうございました。
55 :
名無しの笛の踊り:2007/11/12(月) 01:09:15 ID:119tkqhv
だけどモノラルなんだよね
56 :
名無しの笛の踊り:2007/11/12(月) 19:53:53 ID:z/Lq4GqN
トロヴァトーレはオリジナルはステレオ音源らしい、カラヤンの軌跡という本に記録が残っている。
57 :
名無しの笛の踊り:2007/11/13(火) 00:00:18 ID:+cJc6tKG
え?ステレオ?じゃなんで50年もの間モノでしか発売されないんだ?
まさか、ロス・アンヘレス&ビョルリンクの「ボエーム」みたいな変なステレオじゃないよな?
あの頃のEMIのステレオは怪しいもんだ。
59 :
名無しの笛の踊り:2007/11/13(火) 10:00:38 ID:tTZtJCqF
EMIは55年からステレオ録音を開始している、カラヤンは56年、6月〜7月に「ファルスタッフ」をステレオで録音しており、
「トロヴァトーレ」は8月に録音しているから当然、ステレオ録音しているわけだ、おそらく編集かなにかで不都合があったのでモノラルで
発売せざるを得なかったかも知れない、同年、カラヤンは「ばらの騎士」を12月にステレオ録音しているから、「トロヴァトーレ」の
ステレオ音源は確実に存在すると思う。
60 :
名無しの笛の踊り:2007/11/13(火) 10:13:37 ID:tTZtJCqF
追加
以前、ウォルターレッグというEMIのプロデューサーが来日したときに「カプリッチヨ」録音の時、ステレオ録音するつもりがモノラルで録音せざるをえなかった
理由を語っていたことがあった、その当時、名歌手がキラ星の如くそろっていた、その歌手を一堂に集めた録音は困難をきわめたらしい、各自、自分のところにマイクを持っていき
マイクの奪い合いとなり、これじゃステレオで録音するのは無理と判断し結局モノラルで録音したそうだ。 当時のステレオ録音にはいろいろ問題があったようだ。
ステレオの始まりの頃でも、デッカの録音には特に支障はなかった。
とはいえ、歌手が「自分用にセットされたマイク」をほしがるのは
同じだったとカルショーの自伝にも出て来た。
しかし、マイクなんか、ダミーを用意しておけばいいわけで……。
むしろ、技術的にステレオとして失敗したんじゃないか?
レッグ(夫妻)はステレオに懐疑的だったから無理してまでステレオ録音はしなかったんじゃない?
63 :
名無しの笛の踊り:2007/11/14(水) 11:33:07 ID:Zt9/Tpc/
ECCAのセラフィン指揮「蝶々夫人」テバルディ、ベルゴンツィのLP時代
(ロンドンオペラライヴラリー)に分厚い解説書が付いていて、録音風景の写真が数枚掲載されていた
各歌手にそれぞれのマイクが用意されていて、スタジオには絨毯
解説には「足音を消すために絨毯を敷いている」と
ソニック・ステージで舞台のように歌手が場面の合わせて左右に移動して(ステレオ効果)録音
奪い合うなんてEMIは一本のステレオマイクで録音していたのだろうか?
それより
カラスのステレオ音源がメジャーのEMIに残っていたら、ふつうステレオで発売するんじゃないか?
ステルラのアリア集は日本発売は全部モノ、テスタメンとでは「歌に生き恋に生き」「わたしのお父さん」
だけステレオが収録他はモノであったが...
>>63 >各歌手にそれぞれのマイクが用意されていて
それは、「ソニック・ステージ」のためにステレオ効果を考えて
配置されたマイクの前に、位置決めされて立って唄っていたのだが、
写真を撮る角度とか、その時の立ち位置で「それぞれのマイク」
のように見えたのだろう。
「リング」の録音では、1本の横長のブームにマイクが数本下がっていて、
床には番号が振ってあって、台本から割り出された位置関係で立ち位置を
決め、そこで唄っていた。各歌手にマイクを用意するという形ではなかった。
>>60 カプリッチョの録音は57年の9月に大部分が録音された(一部は58年の3月)。
時期的には当然ステレオで録音すべきをレッグが頑迷にモノラルでしか録音せず、
後にあちこちで批判を浴びることになったんで、その弁明は単なるレッグの責任逃れ
の言い訳(かなり苦しいけど)に過ぎないだろうな
>カラスのステレオ音源がメジャーのEMIに残っていたら、ふつうステレオで発売するんじゃないか?
LP時代はモノラルだったものがCDになってステレオ初発売っていうのが
結構あるよね。クレンペラーの55年のベト7とか
テスタメントから出たクリュイタンスのタコ11とかクナの死と変容とか。
50年代の録音は、ステレオ録音が眠ってるケースがまだある気はする。
カンテルリの「イタリア」とかな。
EMIは、こういう古い録音はステレオで出しても儲からないと思って
出さないのだろうか?
68 :
ステレオ:2007/11/14(水) 18:45:29 ID:32FKWgqs
逆にCD時代になってからモノラルものが出てきたケースもあるね
カラヤンのばらの騎士とか。
これはレッグはモノラルで録音したが、当時空気読んだスタッフがステレオで
別に録音してくれてたらしい。おかげであの名演が今ステレオで聞けるわけね
70 :
名無しの笛の踊り:2007/11/14(水) 19:40:17 ID:aRm12uIS
EMIには未発売のステレオ音源がたくさんあるようだ、当時はまだステレオ録音は試験的に
行われていたレーベルもあったし、商品化するにはいろいろ問題があったみたいだ。
カラヤンの50年代中期の録音だってオリジナルステレオのものが結構あったからね。
だから、どうしてステレオ音源を発売しないんだろう?
72 :
名無しの笛の踊り:2007/11/14(水) 22:37:17 ID:Zt9/Tpc/
>>64 そうか!そうかもしれない!
「林立するドイツノイマン社のマイク」って書いてあったし
確かにスタジオの床にはマス目があって、そこに番号がふってあった
もっとも、ソニックステージ前のエレーデ指揮デル・モーナコ&テバルディ「オテロ」とか
テバルディの「椿姫」とかは、ステレオでも歌手は移動してないから
DECCAもステレオ録音に試行錯誤があったのだろう
デッカツリーって言うのはオケ録音の時だけなのだろうか?
73 :
名無しの笛の踊り:2007/11/14(水) 22:43:09 ID:Zt9/Tpc/
>>71 カラスのスタジオのステレオ録音が残っていたら、まっさきに発売されそうだね
>>72 デッカツリーはオケだけ。
試行錯誤はあったのは当然だが、マイクの選択(単一指向か無指向か)とか
マイクに覆いをつけるかどうかとか。
歌手や合唱についてはなにをどう録るか明確だから、そんなに
試行錯誤はなかったんじゃないかと思う。
録音現場の写真を見てもそう感じるが。
75 :
名無しの笛の踊り:2007/11/15(木) 08:04:17 ID:0WjWgfJ1
デッカは54年からオペラのステレオ録音を開始していた、あのクライバーの「フィガロ」だって
この頃の録音だろ?RCAもやはり54年からステレオを本格的に始めていた、各社ともほぼ同じ時期に
ステレオ音響の実用化に着手していた事は事実だ。
76 :
名無しの笛の踊り:2007/11/15(木) 23:29:53 ID:y9XqDIn4
>>74 そうかオケだけか
カラスのステレオの「トロヴァトーレ」って本当にあるのか?
ニワカには信じられん
77 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 09:55:41 ID:5/isMBly
EMIってさ
「蝶々夫人」はロス・アンヘレスでモノとステレオ2種でている
でもカラスではステレオで再録してはいない
「椿姫」だってセラフィン指揮で例のステルラ事件の後もロス・アンヘレスとセラフィンが
再度「椿姫」を録音している
カラス!カラス!というわけでもないんだな
78 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 19:55:36 ID:UDLiVvq5
>>76 96年7月に発売された「カラヤン全軌跡を追う」の中のディスコグラフィーに
ちゃんとステレオ録音のデータが載っているよ。
79 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 20:05:45 ID:5/isMBly
誤植じゃないんだよね?
じゃカラヤンの!いやカラスの奇跡!
カラスのレオノーラがステレオで聴ける!
のになぜ発売しないんだ?
テスタメントにお願いしまくれば、もしかすると……。
でも、今になっても出てこないところを見ると、録音はしたけど
トラブルがあってボツにせざるを得なかったんじゃないか?
録ったけどダメだった例はたくさんあるぞ。
81 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 22:16:02 ID:5/isMBly
カラスのはダメだった録音までカラスに無視(? してまで出してるような感じさえするよ
カラスのステレオ録音って「ノルマ」「トスカ」「ルチア」なぜかタイトルロールが3文字じゃね?
84 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 23:31:04 ID:5/isMBly
>>83 あちゃ!
じゃイタリアオペラでって負け惜しみを言っておくかww
86 :
名無しの笛の踊り:2007/11/19(月) 09:41:32 ID:s7C00TDi
「セビリアの理髪師」
87 :
名無しの笛の踊り:2007/11/20(火) 22:46:15 ID:iQU5MlK0
「ノルマ」ってモノとステレオどっちがいい?
どっちもアダルジーザがちょっと自分はあわない
ルートヴィッヒは上手いけどゲルマン系
88 :
名無しの笛の踊り:2007/11/21(水) 01:46:13 ID:HMkHmPNp
>87
いま、この問題は、オペラ全体のものになってきた、と思う。
単に、声の色を変えるだけの目的で、主役の恋敵がメゾというパターンが多いが、
メゾは、大体において、老けた印象を与える。
だから、アイーダの全曲でカラヤンのものを聴いたときは、やっとこれがまともな
配役になった、とおもった。ちなみに、主役はフレーニ、アムネリスはバルツァだった。
ノルマは、古い録音のスティヤニーニ(といったっけ?)は完全におばさん声。
まだ、ルートヴィヒのほうが違和感がすくないように思う。
この件に関しては、嘘か本当かしらないけど、再三、カラスとテバルディを
同じ舞台に立たせようともくろんで、日替わりで、ノルマとアダルジーザを交互に
歌わせようという信じられないような企画があったそうだが、
カラスは乗り気だったが、テバルディは断ったそうだ。
両方共にアジリタがあり、テバルディの手に余るということがわかる。
実現していたら、カラスのアダルジーザが聴けたのに、残念だ。
89 :
名無しの笛の踊り:2007/11/21(水) 20:25:18 ID:TEReOpsj
またテバルディの悪口か
カラスファンは必ずこうやって他の歌手の悪口を書くからな
そろそろカラスVSテバルディは勘弁して欲しい
だいたいその興行は収益を慈善に当ててと提案したところ
「そのような慈善は神様はお喜びになりませんわ」とテバルディが断り
「セカンドドンナをやるには歳をとりすぎた」とやんわりと断った
その返答の仕方がとってもチャーミングだったという記述もある
それとスティヤニーニではない
エベ・スティニャーニだ!
カラスとはスカラ座でポリウト等で共演している一世代前の歌手なのに
カラスの録音の共演者なのにカラス以外は名前も覚えないのだろうか?
いつものカラス賛美者はどうして毎回カラス以外の歌手を叩くのだろう
さみしい
90 :
名無しの笛の踊り:2007/11/21(水) 22:19:25 ID:HMkHmPNp
>89
もっともなことろがあるとは思うものの、スティニヤーニには、感心したの?
91 :
名無しの笛の踊り:2007/11/21(水) 22:53:34 ID:TEReOpsj
ヤーニじゃないニャー二
引退に近い年齢の歌手をどうこう評価したってしょうがない
それこそ高音を避けて歌っているし発声そのものが前時代のもの
マリオ・フィリッペスキもこの録音に参加している
つまりマリアと同世代の歌手ではなく親くらい歳の違う歌手と共演している録音
高○保○氏によれば
「カラスと比べるとまるで若い娘と乳母」だそうだ
ただ、そういう嫌味のような表現を平気で使う品格のなさが前から気になっていた
カラスファンはそれに慣れてしまってカラスには絶賛!他は悪口!だから辟易する
>>90 1930〜40年代のエベ・スティニャーニは凄かった。
アムネリスなんかが当たり役で当時最高のメゾだった。
んでもカラスとの録音では確かに老けすぎてる。
カラスのノルマはライブ録音もたくさんありますよ。
シミオナートとかコッソットとかとやってるし。
93 :
名無しの笛の踊り:2007/11/22(木) 00:41:07 ID:5z5B/RjT
マダム・コッソットw
あのパリのオペラ座のときのw
94 :
名無しの笛の踊り:2007/11/22(木) 02:12:08 ID:d09PRG31
>93
話をそらしてしまって悪いが、コッソットってあんなにもてはやす価値のあるメゾ
なんだろうか?チェトラから80年頃でたアリア集はひどかった。
コッソットがカラスと共演して、二重唱のときに声がおとろえたカラスを相手に
わざと音符を引き延ばしてうたった、ということは大抵の本に出ているが、
あの当時がピークで、意外とはやく破たんした歌手だと思うよ。
89=「他の歌手の悪口を言うのは許せん!! でも俺がカラスの悪口を言うのは自由だ! 言い放題だ!ww どんどん言うぜえww」
96 :
名無しの笛の踊り:2007/11/22(木) 22:23:54 ID:5z5B/RjT
カラスファンは他の歌手の悪口を書くから嫌われる
嫌われるからカラスの悪口も書かれるようになる
98 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 10:11:53 ID:THMhGmfx
96の心の中
「おれがカラスファンをバカにするのは自由だが、
俺をバカにする奴はゆるさねぇ!!俺様のプライドがァーッギャーーーーーッ!!!!死ね!死ね!」
99 :
名無しの笛の踊り:2007/11/25(日) 19:08:10 ID:MrMpP6GM
カラスファンは馬鹿にはされてないな
注意されたり品位を問われたりしてるけど
高崎なにがし氏も同じ
文化人なら主婦の立ち話みたいな内容は書かないはず
100 :
名無しの笛の踊り:2007/11/25(日) 22:03:19 ID:u0mDIV4k
100
101 :
名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 01:47:15 ID:dvKdkviQ
カラスの1964年のトスカってどうだろう
あれ映画のサウンドトラック用だったんだよな
>>101 旧盤の陰に隠れてるけど悪くないぞ。
ベルゴンツィもいいぞ。
104 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 00:01:48 ID:GZHd9VtI
デ・サバータとプレートルの差はどう?
カラスがオナシスと合わなかったら
あれだけ衰えが早く来る事はなかったろうに
105 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 10:57:49 ID:gaoICB/p
>>104 両方買って聞き比べてみたらどう? 他人の意見を聞くのもいいが、自分の耳で判断するのが
一番正確だよ。
ちなみに俺はカラヤン盤(旧盤)が気に入ってるけど。
>>104 やっぱり、全体の推進力というかパワーは、旧盤のほうが強い感じが
するけど、新盤だって捨てがたいッス。
評論家はみんな旧盤を推すけど、新盤もいい。
後は自分の耳で聞いてちょ。
>>104 CD時代になってからは断然 旧盤>>>新盤 な評価だけど
LP時代の評価を古いレコ芸なんかで読むとむしろステレオの新盤が高かった時期もあった。
所詮個人の趣味なんだし、自分の耳を信じるのが一番だよ。
>>105に同意。
ちなみに俺のトスカのお気に入りはマゼール盤だったりするしね。
ところでウォルター・レッグの回想録にトスカ(デ・サーバタ盤)録音のこんな話がある。
モノラル時代は距離感を出すのが難しかった。トスカの登場をそれらしく表すために、
「マリオ!」の3回の呼びかけを一つ一つ録音した。
袖からマイクを一回ずつ近づけていき、後で継ぎ合わせたとか。
今度聴くときはそこに注目して聴いてみるかな。
109 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 16:28:52 ID:GZHd9VtI
>>105 >ちなみに俺はカラヤン盤(旧盤)が気に入ってるけど
ちょ!デ・サバータとプレートルと聞いたらカラヤン勧められw
110 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 18:21:05 ID:thWGKmgd
>109
カラヤンのカラス主演の「トスカ」があるのですか?
それとも、「ルチア」と混同しているのか。
カラヤンの「旧盤」はレオンティン・プライスの。
これはこれで悪くはない。
112 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 21:29:59 ID:GZHd9VtI
カラスの話ししてたら突然www
113 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 21:42:57 ID:GZHd9VtI
>>106 2幕のトスカvsスカルピアの対決のガチ度とか、場面によっちゃあ
新盤の方がよりドラマティックに聴ける所もあるわな。
>>109-111 カラヤン旧盤はなんつってもタディのスカルピアを聴く為の盤かな。
ゴッビの濃厚な悪役演技と対極を為す、聴き込む度じわじわ真に迫る
自然体のスカルピア。
115 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 22:17:48 ID:GZHd9VtI
でも1964年のカラスはもう声が往年の響きがないのが残念
116 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 23:42:35 ID:GZHd9VtI
カラスがオナシスと合わなかったら
あれだけ衰えが早く来る事はなかったろうに
会わなかったら
118 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 02:27:03 ID:MtuTl9JM
逢わなかったら
119 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 08:33:15 ID:7aWAUP0U
カラヤンのトスカ旧盤は何といってもどっしりとした重みのある名演だ、
オペラの雰囲気が充満している、カルショウと組んだ歴史に残る名盤。
120 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 09:31:09 ID:MtuTl9JM
カラヤンのトスカ旧盤はレオンティン・プライス
ここはカラススレなのにレオンティン・プライスの話題で引っ張られても
レオンティン・プライスの話題はこのスレに合わない
121 :
111:2007/11/28(水) 10:38:40 ID:t/mDg/0T
>>120 プライスの話題じゃなくて、「トスカ」の話題。
あんた、過去レスも見ないで交通整理し過ぎ。
122 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 20:39:13 ID:MtuTl9JM
101 :名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 01:47:15 ID:dvKdkviQ
カラスの1964年のトスカってどうだろう
あれ映画のサウンドトラック用だったんだよな
102 :名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 06:29:04 ID:CUwJnqgb
>>89w
103 :名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 08:22:28 ID:nkWkoHAJ
>>101 旧盤の陰に隠れてるけど悪くないぞ。
ベルゴンツィもいいぞ。
104 :名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 00:01:48 ID:GZHd9VtI
デ・サバータとプレートルの差はどう?
カラスがオナシスと合わなかったら
あれだけ衰えが早く来る事はなかったろうに
カラスの話し
>>109でいきなりカラヤン(プライス)登場
そして、ここはカラススレ
あまり長くカラヤン盤絶賛で長引かせれば ? と思う
それだけ
>>122 細かいヤツだな。
2ちゃんねるなんだから、アバウトでイイだろ。
124 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 21:32:50 ID:MtuTl9JM
カラスのスレでプライス盤絶賛を繰り返したらさw
そりゃ ? だろう?
ああ、カラス信者だったのか。
そりゃ悪かったね。
126 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 22:07:20 ID:MtuTl9JM
カラス信者?なに?それ
127 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 22:32:50 ID:N+zilZOo
128 :
名無しの笛の踊り:2007/11/29(木) 22:41:45 ID:BnLc9goj
カラス信者?なに?それ
129 :
名無しの笛の踊り:2007/11/30(金) 11:29:39 ID:1+EALKO1
カラスウィドウっていうのならある
130 :
名無しの笛の踊り:2007/11/30(金) 15:47:33 ID:wGx6Sz9y
俺はカラスよりテバルディのほうが好きだな、カラスのあのガラスを爪でこすったような声は好きになれない、
冷たいのだ、その点、テバルディの暖かみのある声は心が癒される。
131 :
名無しの笛の踊り:2007/11/30(金) 18:48:41 ID:1+EALKO1
好みってことだね?
そうこの2人の偉大なる歌手は本来ならライバル視されるより別の個性として評価されればよかったのに
ただスタジオのテバルディは大人しいねw
1957年だっけ?メトの「トスカ」のライブ!ミトロプーロス指揮の!
あれはすごい迫力!
カラスの「トスカ」とは別の魅力があるよ
1950年代キラ星のごとくいたイタリアオペラの名歌手達
また再評価してもいいと思うんだけど
132 :
名無しの笛の踊り:2007/12/01(土) 16:04:52 ID:GcbH9Kew
カラスの「トスカ」の旧盤
歌に生き...の歌いだしって音程探ってない?なんかずり上がっていくように聞こえる
133 :
名無しの笛の踊り:2007/12/06(木) 22:42:24 ID:CZx3KPG6
カラスって意外と過疎スレになるんだね
最近、オペラを好きになった。
マリア・カラスの歌声はまだ一度も聴いたことがないので、今度アルバム買ってみようかな。
カラスはもう少しいろいろ聴いてからのほうがいいんじゃない?
136 :
名無しの笛の踊り:2007/12/16(日) 10:08:56 ID:HZOQDm9R
最近オペラを好きになったのなら自分の好みのオペラを色々な歌手で
聞いてみるといいかも
自分の耳に優しいひたしみのあるメロディで色々な演奏を聴いていくうちに
ご贔屓がみつかるよ
そうするとご贔屓の録音しているものをどんどん集めたくなるw
カラスもその中の一人としてき聞いていったら?
あんまりハジメからカラスだけでスタートすると世界が狭くなっちゃうw
そしてカラス以外の歌手はみんな糞!っていう風になっちゃう
逆に単純にカラスの独特な声だけに気を取られて
カラスの本質を誤解しかねないしね
自分もそうだった
あめ玉くわえながら歌ってるような変な声だと思って
しばらくはずっと受け入れられなかった
138 :
名無しの笛の踊り:2007/12/16(日) 19:41:01 ID:HZOQDm9R
>あめ玉くわえながら歌ってるような変な声
ww
139 :
名無しの笛の踊り:2007/12/17(月) 22:55:12 ID:WBxgN4Ly
いま飴玉咥えて歌っている歌手いる?
あの発声はヒダルゴ伝授?
140 :
名無しの笛の踊り:2007/12/20(木) 02:59:39 ID:YiTU3e+P
過疎スレ
> あめ玉くわえながら歌ってるような変な声
カラスの勝手でしょ
142 :
【中吉】 【1272円】 :2008/01/01(火) 23:38:52 ID:WTfdD0D6
最近オペラを聴き始めた者です。
まずはいろいろ聴いてみることだと思い、一つの曲を10種類くらい聴き比べるようにしてます。
で、歌姫とか名テノールとか呼ばれる人には理由があるなと実感しているのですが、
残念ながらカラスだけはまだ納得のいく録音に出会えていません。
録音の技術的な問題もあると聞いていますが、これは凄いという録音があったら教えてください。
また、CDはリマスターによって改悪されているものもあると聞きます。
できれば、×年に録音された「○○」という作品の▲年にリマスターされたCDのように、
できるだけ詳しい情報を知らせていただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
144 :
142:2008/01/02(水) 02:34:48 ID:2A8FZwe1
>>143 詳細な情報、ありがとうございます。
モノ音源は他にもいくつか聴いていますが、
本当に凄い演奏にはそんなこと関係ないと実感しました。
実のところ、HMVはいろいろありすぎて離れているので、
別のところで探して聴いてみたいと思います。
聴いたらまた来ます。ありがとうございました。
145 :
名無しの笛の踊り:2008/01/07(月) 23:33:54 ID:zLS2LVt7
>そんなことはどうでもよくなってくる
それは人によるだろう
個人の好み
カラスが歌えばどんな音質が悪くても共演者がダメでも最高!というのを一般論にする
のはちょっと乱暴
>>142 ライブでは万人が納得できるクオリティのものはないだろう、と思う
まだあがってないのでは、
カラヤン&ベルリンRIAS響とのルチア(55年)は比較的良い音と思う(EMIのはアンコールの拍手が短かったり
音質もベストではないといわれてるが、他のは入手困難だし、音がもっと良くても途切れがあるのもあるで
EMIのartのでいいかな。 なお廉価だがOpera Doroも音的には大差なし 狂乱の場のノイズは
いろいろ聞いてみたが完全に無い物は聞いたことが無いなー)
それよりはかなり音がこもってるが、放送用音源で放送局のスタジオに客を入れて録音された
55年6月のノルマもいい演奏と思う。セラフィン&RAI、デル=モナコ他。
これも現在はOpera Doroのみ現役のようで、他は中古で探すしかないと思う。
あとは64年(1/24)のトスカのコヴェントガーデンも割りといい音と思う。
最盛期のものではないがこの公演に関してはわりと調子が良かったといわれている。
ただこれはEMIよりGolden Meldoramの方がすっきりしている。(モノ)
まあ、このぐらいかな?
147 :
名無しの笛の踊り:2008/01/14(月) 21:44:58 ID:4MbzawBX
実はかつてソニーからでたREPLICA盤の「椿姫」(1950年代コヴェントガーデン)が
音もよくてカラスもいい調子!だったんだけどもう入手できないや
あのソニーのシリーズよかったんだよ
カラスだと「アンナ・ボレーナ」とかあったし
149 :
名無しの笛の踊り:2008/01/14(月) 23:31:27 ID:4MbzawBX
あじゃ!リチア・アルバネーゼやアンナ・モッフォも
アルバネーゼってRCAだけかと思ってた
>>142 >まずはいろいろ聴いてみることだと思い、一つの曲を10種類くらい聴き比べるようにしています
余計なお世話かもしれないが、「いろいろ聴いてみる」の方向が間違ってる気がする。
では、
>>150の考える「いろいろ聴いてみる」の正しい方向とはどのようなものでしょうか?
私は指揮者や歌い手の解釈や技量などの違いがあるので、聴き比べには意味があると思っています。
そのなかで好きな指揮者や歌い手も見えてきますし。
152 :
名無しの笛の踊り:2008/01/15(火) 07:04:20 ID:WWAlJJ5T
正しい聞き方なんてw
自分の好きなように聞けばいいんだよ
いっぱい聞いて楽しんだっていいと思うよ
>残念ながらカラスだけはまだ納得のいく録音に出会えていません
そうそう、そういう意見だって貴重
ある世代は「カラスはどんな演奏だって最高」っていう反応しかないのが多くて辟易
最悪は「カラス以外の歌手は糞」っていいだすw
いろんな意見があっていいんだよ
カラスだって好みの合うのと合わないのがあったっていい
>>151 最近オペラ聴き始めたってことは聴いたことのないオペラがたくさんあるわけだろ?
それなのに聴いたことのある数曲を10種類も聴き比べるなんて、
何か順番が逆のような気がする。
まずはいろいろな曲に触れたほうがいいんじゃないか。
当たり前だが指揮者や歌手の違いより、作曲家や作品の違いの方が大きいからな。
少なくとも数曲に10種類はやりすぎかと思う。
それにたった数曲で指揮者や歌手の能力を判断して、
悪いと思った指揮者や歌手の他曲の演奏を聴かなくなるとしたら、
それも勿体ない話だ。
指揮者や歌手にも当然得手不得手、向き不向きがあるから。
余計なお世話と言われればそれまでだが。
んー、まあ、本当にその歌劇が大好きならいろいろな演奏を聞きたくなる気持ちも
わかるなー
まあ、あれだ、とりあえず自分で満足のいくようにするのがいいよ。
>それにたった数曲で指揮者や歌手の能力を判断して、
>悪いと思った指揮者や歌手の他曲の演奏を聴かなくなるとしたら、
>それも勿体ない話だ。
うーん、今のところ、そういうのはないなあ。
あえて言うならアーノンクールの優先度が下がったくらいかな。
といっても、買い残しているのは新しい方のフィガロくらいだけど。
で、そういうことをしたくないから、カラスの凄い録音を教えてもらいに来たわけで。
ある曲では好きじゃなかったけど、別の曲では素晴らしかったって人もいるし、
逆に後から「これいいじゃん」なのに出合って見直したりもするから楽しいよ。
それに10種類も比べられるのはメジャーな曲だけになってしまうから、
そこまでできない曲もあって、実際にはまだ5種類くらいしか聴けていないのも多い。
たしかに何種類も聴き比べしなければもっといろいろな作品を聞けるだろうけど、
歌詞もある程度は理解したいので対訳本やリブレット、特に好きな曲はスコアも読むから、
そんなに手を広げられないんだよね。人それぞれのペースがあるんだろうけど、
自分はこういうのが合っているので、すみません。
156 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 00:24:43 ID:V7fMHRE5
カラスの不得意な役ってなに?
モーツァルトなんかのスーブレットとか
愛の妙薬のアディーナやファルスタッフのアリーチェとか
ロッシーニのロジーナは歌ってるけど基本的にコメディ向きじゃないよな
158 :
けいたろう:2008/01/18(金) 06:03:52 ID:MYtYDirt
中丸さんチケット高すぎ。金の亡者。
>>146でノルマ(55年、ローマ)について書かれてますが、MYTOから出た
再発ものの音はOpera d'Oroより少し良いと思います。
(注:Opera d'Oro同様二枚組み)
MYTOのは年末に塔などに入荷してる模様。(MYTO 140)
160 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 11:00:01 ID:V7fMHRE5
EMIのライブの方が音が悪いのがあるって事だよね
マイナー会社って音質改善どこまでできるんだろう
ARTとかああいうメジャーなメーカーの音質改善ってどこまで信じていいんだろう
あたるも八卦あたらぬも八卦じゃあまりにもリスクがあるような
161 :
けいたろう:2008/01/18(金) 11:44:36 ID:MYtYDirt
カラス?サナダムシ?
162 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 18:47:23 ID:V7fMHRE5
ベルリンの放送は放送局自らは発売してない?
NHKのように
たしかヴンダーリッヒはスイスの放送局からラジオ用の音源がCD化されたね?
>>162今のとこしてないでしょ
良い状態で残ってれば出るかもしれないけど…
>>160 EMIのライブが一番いいと言うのはあまりない気がする。というかほとんどないかも?
ART処理の丸っこい音が気持ち良いと思う人にはいいだろうが…
ただ元々の音源が悪すぎて一番いいと評判の盤を探してきても
大したことないことはある。
EMIはマスターをコピーして弄り過ぎるから、代を経るごとに
オリジナルからどんどん劣化していく。
それはカラスでもフルヴェンでも同じ。
ライヴの場合、放送局が保管していたオリジナルからCD化したものが
驚くほどいい音だったりする。
165 :
名無しの笛の踊り:2008/01/19(土) 00:29:19 ID:kZPPMw1J
>>163 ありがとう
ドイツの放送局に実は実験的ステレオ放送用にステレオ音源が眠っていた!な〜んて事が
あるといいのになあ
166 :
名無しの笛の踊り:2008/01/19(土) 00:33:42 ID:kZPPMw1J
>>164 フォニットチェトラとかがすごいいい音だよね
ただこのチェトラって放送用のライヴの記録だけじゃないよね?
1952年の「椿姫」って拍手は入っていない
という事は事前に録音しておいたもの?
その録音を放送した?
あとローマRAIはよく聞くけどこの「椿姫」はトリノRAI
めったにお目にかからない
53年のチェトラのスタジオ録音のこと?
168 :
名無しの笛の踊り:2008/01/22(火) 23:34:48 ID:tGQhrSAG
メキシコシティ1951年でのトスカって聞いた事あるけど面白いね全力バリバリで
幼稚な表現乙
170 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 22:44:00 ID:hmO/vk0G
171 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 22:55:51 ID:UWGBYbmg
マリアカラスってジュリアードと何か関係ある?
教授してたとか?教えてくれろ。
172 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 23:35:08 ID:2ozM8ZJr
>>170 永遠のマリアカラスは結構よかったけど、今度は評判はどうなのかな?
しかし、EMIのカラスキャンペーンにつられてカラス作品結構買って
しまったけど、ドキュメント盤から廉価版出てるのね。それもかなり安く。
主演が「永遠のマリア・カラス」よりは似てるね。
内容は見てみないとわからないけど。
>>171 亡くなる5〜6年前にジュリアード音楽院のマスタークラスで講義した。
そのときの内容がCDや本にもなってる。生徒の中にはバーバラ・ヘンドリックスがいたらしい。
174 :
171:2008/01/28(月) 21:34:45 ID:6KwgQ09A
175 :
名無しの笛の踊り:2008/01/31(木) 01:12:46 ID:rviulVxW
「マリア・カラス 最後の恋」って歌唱はカラスじゃないみたいだね
TVスポットでも全然違う声
誰だろうね? もし主演女優が練習して何とかやってるならそれはそれで頑張ったと思うが。
177 :
名無しの笛の踊り:2008/01/31(木) 09:13:38 ID:KvnEUyVg
ヽ(`Д´)ノ
178 :
名無しの笛の踊り:2008/01/31(木) 10:28:55 ID:rviulVxW
ただ、前の映画から時間がたってないからな
なんでこんなに何本もつくるんだろう
フィクションが入る映画よりドキュメントのような映画(TV)とかの方が自分は好きだ
179 :
名無しの笛の踊り:2008/01/31(木) 10:56:00 ID:KvnEUyVg
ヽ( ゚д°)ノぅぉぉぉぉぉー
180 :
名無しの笛の踊り:2008/02/01(金) 02:55:28 ID:s59PEiUC
カラスの誕生日はどれが正しそうなのかな・・・
12/2、3、4、5説がある。
181 :
名無しの笛の踊り:2008/02/01(金) 11:31:02 ID:T9AzCkRV
あれ?聖バルバラの日じゃない?
5日説は知らないです。それはどういう根拠で言われてるのですか?
2,3,4は聞いたことがあります。この中なら2日が有力と聞きました。
183 :
名無しの笛の踊り:2008/02/01(金) 18:52:29 ID:T9AzCkRV
聖バルバラの日は12/4だね?
184 :
180:2008/02/01(金) 20:39:25 ID:G5wxRngR
185 :
名無しの笛の踊り:2008/02/02(土) 00:41:53 ID:cUN2L+6N
カラスとステファノのコンビでステレオ全曲ってあったっけ?
186 :
名無しの笛の踊り:2008/02/02(土) 18:25:54 ID:MhjZ+Mrv
187 :
名無しの笛の踊り:2008/02/04(月) 23:56:07 ID:IsL+bG/m
聞いた事ある?
188 :
名無しの笛の踊り:2008/02/05(火) 16:46:23 ID:2FNhwBlo
もし「トルヴァトーレ」がステレオ録音ならなぜMONO発売でしか発売されないんだ???
ステレオ録音のテープに事故があったとか。
EMIって技術力低いから、ありえる。
190 :
名無しの笛の踊り:2008/02/05(火) 19:22:16 ID:2FNhwBlo
じゃアリアだけステレオで発売して欲しいよね?
レッグがステレオ録音には否定的だったからね。
192 :
名無しの笛の踊り:2008/02/06(水) 15:14:54 ID:0xj9cuMe
同じ英国でもデッカとEMIとではなんでこうも違うんだろう?
優秀録音で名を売ったデッカ、それに対してEMIの録音のショボイこと。
レコード業界創世記からの老舗で、有名アーティストをほとんど独占していた
EMIと、後発のデッカ。
デッカは「技術力」をウリにしないと競争に勝てなかった。
それと、デッカは電機メーカーでもあったので、第二次大戦中、
ソナーの研究で軍部に協力して、そこで得た技術を録音に応用して
あの「ffss」を確立した。
デッカには、アーサー・ハディという優秀な技術部長もいたし。
194 :
名無しの笛の踊り:2008/02/06(水) 17:29:05 ID:bJnWJz5A
デッカサウンドですね
それと、EMIは技術に関しては保守的だった。
LPに懐疑的で、最後までSPを出していたし、テープ録音を
始めても、SPに合わせた細切れの収録をしていたし。
マスター管理も粗雑だし、SPのLPトランスファーの時にも
事故多発。フルトヴェングラーのLP起こしの時、スタジオの雑談が
混入してしまったのに気付かないまま、SP原盤を廃棄してしまった
とか、情けない事故は枚挙にいとまがない。
その一方、いちはやくLPを出したのはデッカ。
実験的にステレオ収録を開始していたのもデッカ。
EMIのアビーロード・スタジオだって、ビートルズで有名になって
聖地みたいに言われてるけど、その内情はお粗末なもの。
クラシック用の一番広い第1スタジオは、音が悪くて長年苦しんできたんだし。
カラスの昔の録音がどんどん再発されてるけど、昔のラジオ中継などの著作権って50年なんですか?
197 :
名無しの笛の踊り:2008/02/07(木) 23:30:24 ID:hHPuuRez
カラスの「トロヴァトーレ」のステレオ録音があるなら、一部でもいいから発売してほしい
それと
ディ・ステファノどうなったんだろう?その後。
> その後
いつから?
2000年にレアル・マドリードの名誉会長になった。
200 :
名無しの笛の踊り:2008/02/09(土) 09:10:49 ID:cJprbB8z
カラス、ディ・ステファノのコンビは全盛時代も関係してモノラル録音しか残せなかったのが残念だ、
その点、テバルディ、デル・モナコはデッカ専属だったので早めにステレオ録音に恵まれ、多くの
名盤を残す事ができた、演奏家にとってレコード会社の選択も大事な時代だった。
デッカはカラスとの契約も検討したんだが、テバルディを選んだ。
それはある意味、正解だった。
カラス・ファンとしてはEMIのヘタクソな録音が残ったのは残念
なのだが。
トゥーランドット2008リマスター(EMI輸)が出るのかw
203 :
名無しの笛の踊り:2008/02/11(月) 00:29:53 ID:nBFTxU5H
204 :
名無しの笛の踊り:2008/02/11(月) 23:25:42 ID:nBFTxU5H
入院してたんだよね?
205 :
名無しの笛の踊り:2008/02/13(水) 06:49:12 ID:AXF3+6XR
いまさらだけど、「椿姫」、リスボンライブ。
これは本当にすごい。
圧巻は、舞踏会の場面で、アルフレードにののしられ、
それでも、アルフレードへの愛を弱声でうたいだすところ。
弱い声なのに、緊張感があふれ、そのあと合唱とのアンサンブルになるんだが、
もう神業。
「トロヴァトーレ」ももちろんいい。
「恋はばら色の翼にのって」の彼女は全体にレガートがかかっていて、
ひんぱんに現れるトリルを実に正確にうたっている。
ステレオだったら、マクベス夫人のアリアが3曲はいった
「ヴェルディ・アリア集」。で、結局ヴェルディのが彼女にはいちばんいい。
トスカは、見栄えがするかもしれないけど、音楽的に貧しい。
ベッリーニのオペラも、ほかの歌手がうたうと、聴けたものではない。
名曲だといわれているけど、音楽的にかなり貧弱だ。
ムーティの指揮した「ノルマ」は、イーグレンがタイトルロールをうたっているけど、
最低としかいいようがない。
>>205 リスボンのカラスは最高なんだが、このオペラがデビュだったか、
あるふれーどー役のクラウスが今ひとつなのが残念。ご指摘の
シーンはその一部が映像に残っていたんじゃないかな?
207 :
名無しの笛の踊り:2008/02/13(水) 21:51:54 ID:DKhEVF2O
じゃカラスだけがよければ最高!って事?
208 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 02:35:47 ID:0x3G+w/4
>207
そうじゃないよ。
カラスにも、向き不向きはあった。
モーツァルトのオペラは若いときの海賊録音で聞いても、ぜんぜん感心できない。
ただ、音楽的に貧弱な作品を彼女が歌うと、名曲に聞こえる場合がおおい。
筆頭は「ノルマ」と「夢遊病の女」のベッリーにのやつ。
カラスのせいで名曲ということになっているけど、ほかの歌手では無残。
こんど出たデッセイの「夢遊病の女」は、だめだ。
曲がよくて、カラスと相性がいいのは、ヴェルディだ。
ヴェルディの曲は、一人芝居はほとんどない。唯一の例外が「椿姫」。
ヴェルディはアリアもいいけど、重唱がとても魅力的だ。
男同士の重唱も名曲がおおいね。「ドン・カルロス」とか「シチリアの夕べの祈り」
はその代表的なものだし。
アイーダだって、いちばん感動的なのは、アムネリスとラダメスの牢獄での
2重唱だ。「トロヴァトーレ」だって、テノールとジプシー女の2重唱がすごい。
どのオペラも主要登場人物には等分の出番がある。
カラスの「運命の力」は、カラス以外が貧弱で、どんなにひとりでがんばってみても、
どうにもならなかった。
有名な牧師との2重唱は、カラスの歌しかききたくない。
その点、プッチーニは例外がたくさんあるけど、タイトルロールががんばれば
いい上演になった。
筆頭は「蝶々夫人」。ピンカートンの出番は蝶々さんとの2重唱はいいが、
アメリカの女性をつれて、蝶々さんをおとずれるときの、アリアはごみみたいなもの。
だんだん、カラスから遠ざかっていくな。ごめん。
カラスは人間の声や期待のようなモノオペラなら相性抜群だろうけど、
そういう作品は歌いたがらなかったろうな…
「その他大勢に囲まれて私ひとりが輝くのがいいんじゃない!」って言いそう。
210 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 22:58:21 ID:ksLhzPa7
プリマドンナ・オペラならいいけどアンサンブルが重要な作品にまで目立つようになると軋轢を生じるだろうな
カラス単独ではあかんやろ。
ジョーゼッペディーステッファノー
と競い合ってこそ相乗効果がでるのや。
212 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 23:05:49 ID:N6FyQGDp
カラスは歌を歌ってるんじゃない。ドラマを歌ってるんだよ。
213 :
名無しの笛の踊り:2008/02/15(金) 01:25:36 ID:d4aR5A23
一人で?
>>212 それはそうだな。ただ彼女はオペラ本番と
録音とは分けた歌い方をしている。
大ざっぱに言って、オペラ本番では、君の言うとおり、
ドラマとしてのオペラ、録音では歌としてのオペラっているのかな?
215 :
名無しの笛の踊り:2008/02/15(金) 22:38:18 ID:d4aR5A23
一人で?アンサンブルからはみ出してしまったらドラマが崩れちゃうんじゃないか?
アンサンブル?
あほか,お前。
オペラはアンサンブルじゃない
戦いだってうちのセンセが言ってた
218 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 00:40:34 ID:2OZSS71H
じゃマダム・コッソットがパリのオペラ座で「ノルマ」のアダルジーザでやったことは正しいわな
闘え!コッソット!
「舞台ではお客様の愛情を賭けてとことん戦った。そして私はいつも勝った!」
ある有名なソプラノの発言らしいが、誰なんだろ。ニルソン?
220 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 13:15:56 ID:2OZSS71H
♪お前の時代は終わった!
♪いや!まだ始まったばかりだ!
戦いはすさまじい
でもまあ相手が弱っててボロボロな所を襲って勝った所でそんなにたいしたものなのかなあ。
敗走してきた明智光秀を山科の竹薮で襲ったとされる土民みたいな奴だなーとw
そういうことをされても仕方ないことを
やってきたんだろうね、カラスも・・・
223 :
名無しの笛の踊り:2008/02/17(日) 22:27:18 ID:CvHqoW+5
同じことをされただけって事?
224 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 23:21:45 ID:CpGTJOxs
EMIってステルラの後セラフィンでまた「椿姫」録音してる
それがロス・アンヘレスで!
カラスってどうして2回目もヴィオレッタダメ!ってなったのかわかる?
オペラ初心者です
今日購入したてのカラスのCD聴きながら眠ろうと思いスイッチオーン!
何これ感動の嵐、興奮して眠れないお
命を削る様に歌う人だ、涙出る
>>224 セラフィンが「椿姫」を2度目に録音したのは
たしか1959年。
この時期のカラスは、プライベートでも海運王オナシス
とのゴシップで騒がれ、本業でもオペラよりリサイタルの
ほうに比重が移っていったように思える。
227 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 00:17:45 ID:4cQGSlsi
1959年?じゃ「ランメル・モールのルチア」をセラフィンで二度目に録音してるような?
たしかタリアヴィーニと!
だったらヴィオレッタも録音すればいいのに
ステルラの時は逆鱗でもロス・アンヘレスならw
カラスってステルラには敵対??
>>224 ステッラと録音したセラフィンをけして許さなかったから、がFA。
レッグの証言を引用してみる。
「カラスはまた、恩知らずだった。<ラ・トラヴィアータ>をアントニア・ステッラと録音してからの
セラフィンに対して、カラスは、彼女のイタリア・デビュー以来かけがえのない助言と指導をして
くれた人なのに、一緒に仕事をすることはおろか、口をきくことさえ拒んだのである。」
229 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 00:37:52 ID:4cQGSlsi
口をきくことさえ拒んだ
カラスらしい
でも結局その後セラフィンとはルチアを録音してるんでしょ?
だから、セラフィンの棒では絶対ヴィオレッタは歌いたくなかったんだろう。
仕事だからルチアを録音しても、心の底では絶対許してはいなかったと思うよ。
232 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 00:48:27 ID:4cQGSlsi
とういうか人間カラスを知る上で「口をきくことさえ拒んだ 」というのは重要なポイントであることは確かだ
もう死後31年長所も短所も見極めて彼女を語れる時期
あばたもエクボ的なカラス絶賛オンリーじゃつまらない
カラスも人のこ美点も欠点もあるほうが人間らしいし彼女は吼える方がw
233 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 05:22:12 ID:WVAG6lmV
しかしそういうエピソードきいても、ステッラ盤を聞こうという気になれない。
そのことだけが、一人歩きしていて、まったく歌唱のことには触れられていないんだ
もの。
ステッラの録音が手に入るのかどうかさえわからない。
234 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 06:36:31 ID:4cQGSlsi
それはamazonでもYahooでも検索すればいいだけだし
テスタメントからもでているし
名盤にはかわりないし
カラス以外はダメっていう事でも無いし
カラスのヴィオレッタは、セラフィンが録音する少し前にカラス
自身が録音してるんで、セラフィンはステッラを起用したという
話も残ってる。
ま、今となっては、ナニが真実なのか判らんが。
236 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 07:02:23 ID:4cQGSlsi
チェトラに1952年に録音しているから。
同じ曲を一定の間再録できない法律かなんかがあったんだよな?
だからセラフィンがステルラを選んだとしてもセラフィンが悪いわけでもないしステルラが悪いわけでもない
なのにカラスは自分への個人的なものと受け止めちゃうw
そこで
>>228さんのレッグの証言
一緒に仕事をすることはおろか、口をきくことさえ拒んだってのが出てくる
それどころかステルラはヴェルディとプッチーニのアリア集をEMIに録音してたのに
この事件以降EMIから去った
それほどカラスの影響は大きかったんだろうな
>>236 >同じ曲を一定の間再録できない法律かなんかがあったんだよな?
商業上の判断でしょ?
レーベルが違っても、似たキャストで時間を経ずに録音し直すのは
相手の商売を邪魔する事にもなるし、販売上、客を食い合うことにもなる。
238 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 16:16:08 ID:4cQGSlsi
だからさ、なんでカラスはセラフィンを恨むんだ???
>>228さんのレッグの証言
一緒に仕事をすることはおろか、口をきくことさえ拒んだ
なんで?セラフィンと口をきかないんだ???
だーかーらー。
自分よりステッラを選んだからでしょ。
240 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 18:46:38 ID:jjLX/KR/
カラスは傲慢な性格のため敵を増やした、自分こそ世界一のプリマドンナという
うぬぼれがあった、だから共演者もカラスを敬遠していた、あのカラヤンもカラスの
のぼせ上がった態度が気に入らなかったことは有名。
241 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 19:30:23 ID:4cQGSlsi
>>239 だって選べないじゃん
>>237さんが説明してるよ
セラフィンじゃなくてもカラスは選べない
237=239なんだけど。
要するに、レコード会社の方針もあったし、セラフィンの選択も
あったし、ということじゃないの?
セラフィンが強く推せばカラスと録音出来たという背景があると思う。
243 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 19:49:17 ID:Cr/0wIwX
>>240 フルトヴェングラーのことは尊敬してたらしい。
カラヤンは自分より格下にみてたのではないか?
244 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 10:54:39 ID:iI0GY/b0
>>242 だからと言って口をきかないっていうのもね...
格がさがっちゃうよw
それが、カラス・クオリティ。
246 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 20:22:20 ID:iI0GY/b0
セラフィンってどうなんだろうね
ローマ中心だったような
スカラはヴォットー?
ヴォットーのほうがカラスとはうまがあったのか?
247 :
名無しの笛の踊り:2008/02/21(木) 11:45:15 ID:abH+tsx/
カラスは1959年までは「ルチア」まで歌っていたわけだよな
オナシスと恋愛関係にあってもオペラをすてなければよかったのに
オナシスが、
「君は巨万の富を得たのに、どうして歌なんか歌ってるんだ?」
と教養のないことを言い放ったのが大きいんじゃないか?
オナシスは、カラスは生活のために歌を歌っていたとしか
思っていなかったらしい。
成り上がりの守銭奴らしい無教養な発言だよね。
249 :
名無しの笛の踊り:2008/02/21(木) 22:56:12 ID:abH+tsx/
もしオナシスがカラスに近づかなかったら...きっとカラスのステレオ録音が(モノの再録音が)
されていただろうなあ
>>249 もちろんあっただろうが、声の衰えはオナシスだけが原因ではなく、
彼女自身にもあったと思われる。おそらく57年頃からかな?
251 :
名無しの笛の踊り:2008/02/23(土) 13:37:45 ID:UPzghXTP
エジンバラ公演の頃?じゃエルザ・マックスウェルが原因かも
252 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 00:31:25 ID:+mTN6Ecq
シュワルツコップがリューだったりルートヴィッヒがアダルジーザだったり
EMIってキャスティングがちょっと...イタリアの声がいなかったのだろうか
イタリア系はかなりデッカが押さえていたからね。
254 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 11:13:37 ID:+mTN6Ecq
好みの問題だと言われればそれまでなんだけど...
「アイーダ」はイタリアの声ディ・ステーファノのラダメスで録音して欲しかった
チョウチョウサンのピンカートンはタッカーでw
255 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 12:27:01 ID:MrL1x8Xw
>>252 正直、リューはロス・アンへレスでやって欲しかった。
ディ・ステーファノのカラフもきっと良かっただろうし。
契約したての頃に録音してたならカラスの声も丁度これ歌うのに
申し分なかったろうし、時期を逸した録音の典型だな。
メゾについては、何故かヴェルディとかを得意としてる人は
傑出した人がその時代にたった1人、せいぜい2人しかいない。
EMIにはバルビエーリがいたけど、ドスの利いたクセの強い声で
役を選ぶ人だった。レパの広いもう1人のシミオナートは勿論
DECCAの専属だったし。今更同じEMI専属とはいえ一世代前の
スティニャーニを担ぎ出すわけにゃいかんかったろうし。
一昨年前に舞台を退いてたし何より旧盤の頃ですら既に
声が重くなりすぎて役に合ってなかった。当時EMI専属だった
コッソットがもっと早く産まれてたら…
>>254 個人的にはタッカーの一本調子な金属質の声のラダメス、
アリだったと思うんだけどな。そりゃもっと若いトスカニーニとの
NBCの放送録音の方がいい出来だけどさ。寧ろピンカートンを
ディ・ステーファノと…って、これはもっと蝶々さん向きの
ロス・アンへレスとの録音があるしなあ。ただあれはちょっと
ガヴァッツェーニの指揮が前のめり過ぎで…セラフィンとなら…
256 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 12:45:26 ID:x2CKeVLg
50年代のEMIのイタリアオペラはカラスのワンマン録音ばかり、
主役にカラスを立ててりゃ売れた時代だった、カラス以外の脇役はカスでも良かった、
その反対にデッカはテバルディ、デルモナコ、シミオナートといった純イタリアの歌手ばかり、
脇役も協力陣をそろえて数多くの名盤を生み出した、しかもデッカ独自の優秀録音だったし、
オペラに関してEMIは大きくデッカに水をあけられてた。
>>256 とりあえずディ・ステーファノ、ゴッビ、バルビエーリ、クリストフといった
歌手陣をカスと言ってのけるのはどうだろうねえ?イタいファンだとしても
覆面アンチだとしても(可能性は後者の方が高かろうが)余りに暴論だと
言うしかないなこれは。
258 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 16:47:19 ID:+mTN6Ecq
当時EMI専属だったコッソットがもっと早く産まれてたら…
コッソットって1958年にテバルディとバタフライを(スズキで)、1961年にはスリオティスとノルマ(アダルジーザ)をデッカで
録音してなかったっけ?フェドーラ・バルビエーリってアズチェーナならいいんだけどね
ほんとロス・アンヘレスのリューってよかったかも
エヴェ・ステニャーニのアダルジーザってどこかにあの全曲盤のころはもう乳母みたいって書いてあったけどw
たしかマリオ・フィリッペスキも参加してたんだっけ?すごいねw
ロス・アンヘレスのリューってほんと現実味があるだけに残念!
コッソットもテバルディとのスズキの例があるんだから
60年頃だったら決して現実離れした話じゃないしね
主役を食うほどの押し出しの強いその後のコッソットではなく
まだ若く初々しい声のコッソットなら
巫女の長ノルマのカラスに対して若い巫女という
まさにぴったりの配役だったのに!
260 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 21:26:07 ID:ba3Cgedo
コッソットって、なんか過大評価されているみたいだ。
80年代の前後にいろんな録音がされているが、
どれも満足できない。
いちばんひどいのが、ロッシーニまで手を伸ばした「タンクレディ」は、
聴くのに忍耐が必要だ。
「ファヴォリータ」も、豪華な配役をそろえているのに、なぜか退屈。
チェトラにのこした、チェトラとしては音質がいいアリア集もあらが目立つ。
盛りは過ぎていたのだろうが、彼女の録音でいいのは、RCAに残した
ドミンゴ、カバリエとくんだ全曲盤だろうな。
261 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 21:52:56 ID:+mTN6Ecq
コッソットでいいのはドイツグラモフォンのカラヤンとの「カヴァレリア・ルスティカーナ」だと思う
NHKイタリアオペラでドミンゴと組んで上演したビデオが10年位前NHK BS−2でステレオ音源と
マッチングして放送されたけど最高だった
262 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 21:55:49 ID:+mTN6Ecq
ごめん!カラススレだったw
マダム・コッソットはカラスにとってパリのオペラ座事件から天敵だわなw
コッソットを評価するのに80年代前後の録音で評価してはかわいそう
彼女の本当の全盛期はやっぱり60年代から70年代前半くらいまでだと思うしね
上にも挙がっているカラヤンとのサントゥッツァも素晴らしいし
DGやRCAに録音したアズチェーナや
EMIにムーティと録音したアムネリスなども素晴らしい
おそらく70年代後半あたりからソプラノに転向しようとして失敗したり
260の言うようにベルカント系などはあまり得意じゃないのかもしれないけど
やっぱり彼女が本領発揮するのはヴェルディやヴェリズモ系だと思う
264 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 23:19:16 ID:+mTN6Ecq
カラスと仲がよかったオペラ歌手ってだれだろう?
>>264 ディ・ステファーノ。
晩年はコンビで世界中を回ったぞ。
>>263 あとDGのサンティーニ盤の『ドン・カルロ』のエボリとか、
ライヴでゆーとそれこそ65年のジュネーブでのゲンジェルとやった
『ノルマ』のアダルジーザなんかもある。
肉厚の美声が何よりウリの人だっただけに、矢張り60年代の
若い頃の録音が際立ってるね。
267 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 23:46:20 ID:+mTN6Ecq
たしかコッソットって映画の「カヴァレリア」もあったね
できればNHKの「ノルマ」でのスリオティスとのが見てみたいんだけど
268 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 23:59:47 ID:+mTN6Ecq
でもよりによって、カラスの復帰のオペラ座「ノルマ」にマダム・コッソット選んだんだろう
30前のバリバリをだしゃ大変なことになるって当たり前
>>265 >ディ・ステファーノ
ディ・ステーファノだ、アホ。
270 :
265:2008/02/25(月) 08:40:14 ID:MWIhOjk8
271 :
名無しの笛の踊り:2008/02/25(月) 16:17:47 ID:23LgpOBu
ディ・ステファノは東芝エンジェルから出てた「ナポリ民謡集」がよかったな〜
モノラル録音だけど一時、擬似ステレオ化されて発売された時もあった。
「カタリー」「マリア・マリ」なんて最高!
272 :
名無しの笛の踊り:2008/02/29(金) 12:48:19 ID:RaBjoHYs
カラスをまだ聴いたことないクラ初心者なんですけど、初心者でも入りやすい、カラスの代表作のCDがあったら教えてください。
>>272 自分はあまりカラス物が好きではない(録音が悪くて聴きづらいから)のだけど、
録音の質というハンディがあってもこれは!と思ったのは、セラフィン指揮の「清教徒」。
カラスの録音は彼女さえいればオッケーみたいな薄い配役のものも結構あるけど、
これはディ・ステーファノのアルトゥーロ、パネライのリッカルドと揃っているし、
ドラマティックで情念たっぷりなカラスの歌唱はエルヴィーラという役にも合っていると思う。
ベッリーニが初心者向きかどうかについては、議論の余地があるかもしれないけどね。
一番馴染みやすいのは、「カルメン」じゃない?
録音(ステレオ)もいいし、曲自体が馴染みやすいし。
あと、「トスカ」(旧版)もモノラルだけど聴きやすいし、
名盤の誉れも高いし。
275 :
名無しの笛の踊り:2008/02/29(金) 17:32:45 ID:XL+ZLnrO
>272
いちばん入りやすいのは、アリア集。
なかでも、「マクベス」夫人のアリアが3曲入った「ヴェルディ・アリア集」は
圧巻。いわゆる超有名なアリアははいっていないけど、カラスならでは、という
ものばかりが入っている。
最後の「ドン・カルロス」の「世の空しさを知るあなた」は、これ以上の歌唱は
考えられない。
>>276 この録音です。
音は輸入盤の方がいいと思うけど。
>>279 理想を言えば、フランス盤が一番いい。
ART処理してないものでも。
オリジナル・テープをフランスEMIが保存しているせいかもしれない。
>>280 何度もありがとう。
AmazonにはUK盤しか見当たらなかった。
ヨーロッパ盤ならHMVにあったけど、少し探してみる。
282 :
名無しの笛の踊り:2008/02/29(金) 18:34:46 ID:gKH3pnWn
カラスのカルメンってグランドオペラヴァージョンだったっけ?
レスタティーヴォ版を舞台とかで慣れている人にはちょっとばかり気になるかも
カラスで聞くか初心者向けで選ぶか
まったくの初心者なら「椿姫」1幕っていいたいけどw
でもこれトリノRAIのチェトラ盤しかないし
でもこれはこれでカラスの若い歌唱がもうフルできけるし
ワーナーフォニットになって聞きやすくなったと思うし
なかなかいいけど
283 :
名無しの笛の踊り:2008/03/01(土) 00:49:35 ID:LEVG00lY
>277
そのとおり。
ただし、曲数がふえていて、画像まではいっているみたいだが、
アリアは全部はいっている。
>>273 実はその『清教徒』、カラスの録音の中でも一番オススメできない盤だと
個人的には思ってるんだが…。カットが大杉でベッリーニの曲の良さが
全然活きてこないしドラマの進行にまで支障をきたしている。何より
閉口したのはエルヴィーラの狂乱の場までズタズタにカットされてる事。
カバレッタのダ・カーポ部分やカデンツァまで無しなら一体何の為の
狂乱の場だか分かりゃしない。カラスの歌に対する態度のストイックさ
(無駄な音は一音だって歌いたくないという主義)が裏目に出た結果か
(これについては同じセラフィン指揮の61年のライヴにおけるサザランドも
ここまで徹底はされてないとはいえ矢張り同じようなカットで歌ってるから、
セラフィンの方針も勿論あるだろうが)。
それに何よりこの頃のカラスの声はエルヴィーラを歌うには重すぎた。
例のチェトラのスタジオ録音の『椿姫』(これまたサンティーニの鈍重な
オケ運びと相乗されてまるで喉に重りでもつけているかのような歌唱)といい、
こんな一番声の重い時期に何故こんな録音を残したのかといいたいなあ。
後期ヴェルディやヴェリズモの調子でベルカントを歌う事の短所が見事に
形になって現れた歌唱。ディ・ステーファノのアルトゥーロにしても然り
(この人の場合役に求められる超高音を完全にスルーしてるからハッキリ言って
"歌えてない"んだが)。もう2、3年後にレッシーニョ辺りを指揮に、ゲッダを
アルトゥーロに据えて録音をしてたら、また違う出来のものになったんじゃ
ないかなと思うんだが(人が言う程セラフィンはベルカントの様式に明るい
指揮者じゃなかったように思える。この人の本領はやっぱり中期ヴェルディ以降)。
285 :
名無しの笛の踊り:2008/03/01(土) 10:25:23 ID:7S64jVsA
長文...どこかで...
清教徒自体はつまらんからなー
というか元々はつまらん歌劇をカラスの力で強引に面白くしてるものがいくつかあるからな。
やっぱ最初は歌劇自体が面白いものにした方がいいよ。
やっぱトスカじゃない?
デ・サバタと録音したモノラルほうね
カラヤンとのトロヴァトーレとかセラフィンとのリゴレットなんかもいいね
驚異的な値段ですね。
ただ……ドキュメントのCDの音はラジオみたいなんだけど。
ノイズをカットし過ぎて中域しかない。
290 :
名無しの笛の踊り:2008/03/03(月) 00:08:34 ID:NTNSYG3B
という事は歌手の声のレンジも狭いリミッターがかかったようになってしまうと
聞きやすくはなるが声の印象も変わってしまうのだろうな
まあ、いいラジオで聴いたカラスって感じ。
292 :
名無しの笛の踊り:2008/03/03(月) 02:06:32 ID:NTNSYG3B
でもFMじゃなくてAMだろうし
294 :
名無しの笛の踊り:2008/03/03(月) 23:32:42 ID:NTNSYG3B
>つまらん歌劇をカラスの力で強引に面白くしてる
カラスだけ...のおかげか...
そうね
それまでめったに演奏されてなかったような演目から
カラスが目立つような役を自分で選んで上演させた傾向があったからな。
297 :
名無しの笛の踊り:2008/03/04(火) 10:54:41 ID:gFbT3w9h
ドニゼッテイの「ルチア」みたいなくだらないオペラでもカラスを前面に出せばレコードが売れた時代はよかったんだよ、
だいたいカラスのようなガラスを爪で引っかいたような聞き苦しい声出す歌手など、今じゃ通用しないよ、カラスは生きてた時代がよかった。
>>297 ”今じゃ通用しない”歌い手のCD売り上げが常に
トップ争いにあるのは彼らの”生きている”時代が
悪いわけですか?
ドニゼッテイの「ルチア」みたいなくだらないオペラ
こんな事を書くヤツにマトモに反論するだけ無駄。
300 :
名無しの笛の踊り:2008/03/04(火) 16:21:19 ID:jwSMSl0V
ランメル・モールのルチアってリーナ・パリューギとかRAIで放送録音しているし
ロバータ・ピータースとかアンナ・モッフォとかもRCAで全曲録音しているよ
商業ベースだけを考えたらロバータ・ピータースのタイトルロールの全曲盤なんて弱いと思うけど
それでも録音の企画があったって事はルチアは人気があると思うけど
もちろん大サザーランドの録音もあるねw
> 大サザーランド
?
大って?
大女ってこと?
大味な大女かな?
302 :
名無しの笛の踊り:2008/03/04(火) 18:05:35 ID:1AATEXRW
303 :
追悼ステファノ:2008/03/04(火) 18:54:13 ID:jo22vN4j
オペラは言わずもがな。『ナポリ民謡のすべて』をレコードで聴いて追悼します。
軽い曲にも品があっていいんだよなぁ。合掌。
結局あの事件から目を覚まさぬままに逝ってしまったのか
ディ・ステファノはカラスとの仮面舞踏会2幕のデュエットが涙が出るほど美しかったな
どうぞやすらかに。
305 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 05:51:58 ID:P208NjX4
>304
「仮面舞踏会」は、カラスが歌っている録音は、他の歌手もみんないい。
どの役も出番が同じくらいある。
もちろん、レオノーラのカラスは理想的だ。最初から最後まで、悪いところは
ない。「運命の力」をこのメンバーで録音しなかったことが悔やまれてならない。
306 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 09:54:51 ID:iBJpoio8
256 :名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 12:45:26 ID:x2CKeVLg
50年代のEMIのイタリアオペラはカラスのワンマン録音ばかり、
主役にカラスを立ててりゃ売れた時代だった、カラス以外の脇役はカスでも良かった
もし↑が本当なら理想的なメンバーでオペラ全曲を録音するという方向性がEMIになかった事になる
間接的にEMIのカラス以外の脇はカスという意味合いが含まれているようで困惑するが
「運命の力」をこのメンバーで録音しなかったことの理由が「カラスを立ててりゃ売れた時代」「カラス以外の脇役はカス」
だとは思えないし思いたくない
EMIってそんないい加減な会社じゃないでしょう?
>>306 とはいえ、制作費の問題は無視できないんじゃないの?
仮にカラスに他の歌手10人分のギャラがかかっていたとしたら、
どうしたって脇はカスでやらざるを得ないわけで。
EMIも採算を度外視するほどいい加減な会社じゃないでしょう。
308 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 11:18:14 ID:iBJpoio8
EMIのオペラってカラス以外の脇はカスだっけ???
んなことはないが、同時期のテバルディの録音と比べるとね。
テバルディとカラスだけ入れ替えて聴いてみたいヤシは少なくないだろ。
>>310 それは、押さえている歌手の層がデッカの方が厚かったと
いうことじゃないの?
あの頃、EMIよりデッカの方がオペラ録音に熱心だったんだし。
>>311 それはそうだな。録音もデッカの方が上だし。
最初ステファーノはカラスよりもテバルディと歌いたがった
わけだし。
しかし、どちらの盤の方が上だったかは、今となっては
一目瞭然。テバルディ盤はカラス盤の対抗盤ですらない。
カラスに関する本の中に書かれていた興味深い言葉:
カラスのEMIスタジオ録音の最大のライバル盤はカラスのライブ盤だ。
>>312 それは言いすぎ。
>一目瞭然。テバルディ盤はカラス盤の対抗盤ですらない。
こんな事書くと信者に認定されるぞ。
まあすでに信者なんだろうが。
314 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 15:37:40 ID:yFnebDUA
カラスはベルカントオペラのようなくだらない物でしか己自身を主張できなかった、
ようするに偏っていたのだ、「ノルマ」「ルチア」など2度も再録音している、いかに
マイナーオペラでしか力を見出すことが出来なかったかを物語っている。
>>313 書こうと思ったことを書いてくれてありがとう。
>>314 >ベルカントオペラのようなくだらない物
こう言うことを言う時点で、書いた人間の知性が疑われる。
317 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 20:53:52 ID:iBJpoio8
テバルディはテバルディの個性で楽しめるし、カバリエもフレーニもスコットもみんななくてはならない歌手
カラスだけいればいいというものでもないだろうし
なぜかカラス以外はカスという人がいつもでてくる
318 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 01:15:18 ID:erOV8eCn
>316
ベルカントのようなくだらないもの。
多少言い過ぎの感もあるが、かなり真実をついてはいる。
「ノルマ」にしろ「夢遊病の女」にしろ、現在の最高の歌手をそろえてみても、どうしようもない。
最近、デッセイの夢遊病がでたが、あれをほめる人の感性がうたがわれる。
ルチアにしろ、DVDがついていなかったら、デッセイのアリア集を真剣に聴いたか
どうか疑わしい。
彼女もそれがわかっていて、極端な演技をしていたな。
完全に横になって、歌い続けたのには、半分わらった。
いや、デッセイはいい歌手だよ。ただ、ロマン派のレガートや感情表現になると
完全にお手上げ。速い装飾音があるところはまったく危なげなく、歌うんだが、
ゆったりとした部分が歌いきれない。
>>317 確かに
自分は音質劣悪なモノラルのライヴ録音であっても
カラスの録音ならあまり気にならないと言えるほど
カラスの大ファンではあるけれど
だからといってオペラ界にソプラノがカラスだけしかいなかったら
と思うとなんとも味気ない
いろいろな個性を持ちそれぞれ特長を持った素晴らしい歌手は
たくさんいてくれたほうが楽しみの幅もぐんと広がる
そういう意味で、もはやカラスでしかオペラ楽しむことができないという人は
少しかわいそうだね
320 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 01:23:18 ID:erOV8eCn
>318
ごめん。じゃ、現在最高のスタンダードなレパートリーが歌えるソプラノは誰かという
難問につきあたる。
最近、DVDで出た「エフゲニ・オネーギン」のタチヤーナを歌っているルネ・フレミング
が一番いいんじゃないか?彼女もベルカントで登場したが、年々声が重くなって、
かなりコロラトゥーラには手を焼いている。
まちがったても、ネトレプコなんていうのを、候補にしないでほしい。
今は、YouTubeで簡単に舞台が見られるが、ライブ録音では聴けたもんじゃない。
ドイツ・グラモフォンともあろうものが、よくまあ、あんなに熱心に宣伝していると
思う。
代表的録音とされている、「椿姫」は、1幕の最後のアリアでぼろが出まくり。
Sempre libera degg'io のトリルが歌えないんだ。
スタジオ録音では歌っているの?絶対に買う予定はないけど、誰か、おしえて。
>>318 それ、あくまでアンタの個人的意見だろ。
要するにアンタがキライなだけであって、世間一般の意見じゃない。
まあ、「夢遊病の女」はキャストや演出によってはナンセンスな
コメディになってしまう場合があるが、「ノルマ」は凄いオペラだと
思うぞ。
今見られる公演でも、この作品の真価は観賞出来る。
322 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 09:47:49 ID:MhKzYjvv
ID:erOV8eCn
>>318 >どうしようもない。
>あれをほめる人の感性がうたがわれる
>>320 >まちがったても、ネトレプコなんていうのを、候補にしないでほしい
自分では気づいていないんだろうけど、いつもこんな口調で登場されるとどうも...
特徴だから直ぐわかるよ。前も長文でよく登場してたね
何かを貶す事で自分の趣味の価値を再確認するのは虚しい
ノルマを貶すような輩が何故カラススレに紛れ込んでいるのか。
325 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 12:25:24 ID:MhKzYjvv
長文さんは
カラスを絶賛したいがために、他の歌手をカスと呼び、オペラ作品そのものまでさげすむ。
そのオペラを見事なものにしたカラス最高といいたいのだろうけど。
どうもきついよな
要するに長文さんは、入院した方が良いって事?
327 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 15:14:46 ID:QeN9xZoK
カラスはメディアが作った偽送品、録音の少なさが何よりの証拠、バカな自称ファン?は
それに乗せられていただけ、批評家も悪い、実演も見たことないのに新譜が出るたび絶賛する、
海外のレコード批評を鵜呑みにしてそのまま批評してるだけのアホばかりだったのがいけなかった。
329 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 15:16:54 ID:QeN9xZoK
訂正
○偽装
×偽送
>批評家も悪い、実演も見たことないのに新譜が出るたび絶賛する、
ここ、激しく同意。
録音の状態の劣悪さを考えると、カラスの魅力の8割くらいが
録音から零れ落ちているんじゃないかと思うんだよね。
だって、どう贔屓目に見ても(聴いても)美声じゃないでしょう?
実際の舞台を見た人なら、その8割を補って聴けるのかもしれないが、
生まれたのがカラスの引退後である自分なんかにはとても無理。
いくら生身のカラスが素晴らしくても彼女の2割しか反映されていない録音では、
もっと録音状況のよいほかの歌手(テバルディとかサザーランドとか・・・)と
比べてはるかに上とは、少なくとも自分はとても思えない。
331 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 22:43:04 ID:MhKzYjvv
そうなんだよな
盲目的にカラス絶賛!となると困ってしまう
他のソプラノだって個性豊かで楽しめるし
1950年代って今より個性豊かで名歌手たくさんいるのに
いつもカラスを引き合いに出してたんではね
カラスはメディアが......得意だったんだっけ?ケルビーニのw
いや、得意なのはパゾリーニのw
333 :
名無しの笛の踊り:2008/03/07(金) 09:21:16 ID:5/YFSOqG
確かに日本の音楽評論家ってのは実演に接したこともないのに名の知れた演奏家を絶賛する傾向がある、
まァ中にはナマを体験した評論家もいるだろうが、ほとんどはレコードを通しての批評だものな、
トスカニーニ、フルヴェン、ワルターのような指揮者の実演に接した評論家なんていないだろう、
カラスだって全盛期の舞台観たことないだろう、晩年の盛りを過ぎたステージなど観ても無意味だし、
とにかく音楽ファンは批評家にうまいこと騙されてた、ということだよな。
今は騙されないとでも?
335 :
名無しの笛の踊り:2008/03/07(金) 22:57:46 ID:B8uO0Jpk
今も騙されて.........金を使わされてしまうんだろうなあ
オペラの名盤!........勧められて買ったら全部モノラルのカラスだったなんてw
336 :
名無しの笛の踊り:2008/03/08(土) 08:07:05 ID:xPFbpAY8
カラスはモノラル時代の過去の歌手、全盛期なんて12年たらずだったから
ステレオ時代にはもうすでに盛りを超えていた、カラスはあくまでも過去の遺物、
その当時だから聴衆の支持を得られたにすぎない、現代じゃ通用しないといえる。
337 :
名無しの笛の踊り:2008/03/08(土) 12:40:19 ID:27UcnEma
カラスはカラスの魅力があるね
余人に変え難いというのかな
どの歌手もその人だけの持っている個性が現れているからつい録音を買ってしまう
それぞれの歌手の面白さってあるし今は廉価で買えるし
カラス!カラス!と何でも絶賛しているうち国内のCDはカラスだらけになってしまいそうな
勢いを感じるときは正直怖い
まるでそれ選択肢はたくさん有るほうがいいよ
338 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 23:41:09 ID:TbwvlaaZ
カルメンに関してはカラスの右に出る録音は聴いた事がない
340 :
名無しの笛の踊り:2008/03/11(火) 00:14:07 ID:XKhVvOYL
ベルガンサ、ビクトリア・ロス・アンヘレスいいね
カルメンはたくさん有るしそれぞれいい
右に出るものはなくても左に出るものはたくさんある。
342 :
名無しの笛の踊り:2008/03/11(火) 00:37:22 ID:XKhVvOYL
というかカルメンって版がそれぞれ違うから
レスタティーヴォの入ったのとかそれぞれ違うから
グランドオペラヴァージョンかオペラコミークかでは感じも違うし
カラスだけってわけじゃない
343 :
名無しの笛の踊り:2008/03/12(水) 14:39:36 ID:AmxsGSVL
つい最近、この歌手の歌を聴き衝撃を受けた者です
凄いですね、うまく言葉にできませんがほかの誰ともまったく違います
マリア・カラスの最高の歌唱といえばどれになるのでしょう
>>343 何を聴かれたのか、お尋ねしてもよいですか?
これまでそういう経験がなく、私もその衝撃を受けてみたいので。
345 :
名無しの笛の踊り:2008/03/12(水) 19:31:27 ID:JS16q4MD
カラスの「カルメン」はなんでああも高く評価されるんだろう?カラスの声は盛りを過ぎて、聞き苦しいのに、
精一杯、苦しそうに歌っているし、共演者はカスばかり、これも日本の評論家が持ち上げて評価したからいけないんだな、
発売された当時のファンはまだ耳が肥えてなかったからみんな評論家のいいなりだったわけだ。
まぁ表現力とかわからないんだったらそう思うかもねw
特にファンでおねーが
ファンでもねーが、だ
348 :
名無しの笛の踊り:2008/03/13(木) 00:04:12 ID:W4OEz7xY
>>345 カラスのカルメンはジプシー女が歌ってるように聞こえるから。
350 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 19:47:18 ID:0ESeDCCM
ジプシーっていがいと大人しい
これはスペイン出身のロス・アンヘレスやベルガンサが表現している
ベルガンサはこれまでのカルメン像で必要以上にデフォルメされたカルメンに批判的
いずれにしてもオナシスと付き合いだした後のカラスは全盛期のそれとは違う
351 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 20:21:52 ID:YToOOQJw
日本の批評家って海外で評判がいいと、それに賛同しちゃう癖があるからね、
実演に接していなくても、あたかも観て来たかのごとく絶賛する、いけないことだ、
カラスだってそうだ、カラスの舞台を観た批評家なんてほとんどいないだろう?
でもレコードは推薦盤にしてしまう、間違った風潮がまかり通ってた時代だったんだよ。
352 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 20:24:33 ID:0ESeDCCM
でもそれは一人のカラス贔屓の批評家だけじゃないか?
佐藤陽子ってカラスの内弟子か何かだったの?
354 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 21:52:51 ID:0ESeDCCM
唯一弟子にしたんだった
レオニート・コーガンに見初められたのにね
カラスの弟子として声楽を学んで
1977年ごろに林康子と佐藤陽子のチョウチョウサンが競って舞台を演じたこともあった
「本気で恋をしてはいけませんよ。わたしはそれで声を失ったのです」
と...寂しく語ったと
佐藤陽子ってオペラもやってたの??
ヴァイオリニストのイメージしかないけど
林康子と競ってたってそこまでのレベルにあったなんて!
356 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 00:23:38 ID:4M2QUlpk
林康子と競ったレベルじゃなくて
林康子との舞台の期日が競ったってこと
二人のチョウチョウサンって新聞に
あとはマスオさんと一緒になって裸の写真出したりw
357 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 07:44:04 ID:ss+z9KZP
佐藤陽子はOKガールとして有名、仕事もらうために体を提供していた、誰とでも
やっちゃう女として有名。
358 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 20:40:07 ID:Vxv466k/
佐藤さんはヴァイオリニストとして、ソ連で将来性を高く評価され、
良い先生にもついてもらえたのに、あまりに品行方正過ぎてw
周囲の男女関係がしっちゃかめっちゃかになってしまい、
破門同然で、お引取り願われたんだったよね。
359 :
名無しの笛の踊り:2008/03/16(日) 11:00:44 ID:pzFycPz/
>>349-350 多分にメリメの原作の意匠が色濃いんだろう。
スピントのテノールがホセを演じる場合も、メリメの原作のそれに性格が
近くなる。カラスのカルメンはミステリアスな土俗性がベースではあるが、
どこか知的な面もあってそれがいいアクセントになってる。名演。
個人的にはポンセルやスティーヴンスのようないかにもな大姉御風の
カルメンの方がもっと好きだけどね。
360 :
名無しの笛の踊り:2008/03/17(月) 02:00:47 ID:bk6GRVwq
>>352 そうだね一人だね
なんでもかんでもカラスっていうのはさ
おかげで他の1950年代に活躍していた歌手のリリースを阻む結果に
つまんないなカラスだけってのは
>おかげで他の1950年代に活躍していた歌手のリリースを阻む結果に
カラスよりはるかにいい録音状態で傑作を残している歌手も多いというのにね。
362 :
名無しの笛の踊り:2008/03/18(火) 00:12:34 ID:vfhX4oLG
そうなんだよ
カラスしかリリースしないEMIって困りもの
363 :
名無しの笛の踊り:2008/03/18(火) 19:30:13 ID:Il+mYXsG
マリオ・カラス
364 :
名無しの笛の踊り:2008/03/18(火) 23:48:35 ID:vfhX4oLG
カラスはミミもカルメンも舞台ではやっていない
深いなあ
365 :
名無しの笛の踊り:2008/03/19(水) 15:16:21 ID:5zAdIIDt
カラスはベルカントオペラのようなくだらないもので本領を発揮した、
マイナーオペラでは他の追随を許さなかった、といってよい。
はいはい。判ったから巣に帰れ。
そして二度と出てくるな。
367 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 08:48:48 ID:Fmp36nZa
ドニゼッティ、ベルリーニのみしか自己を表現できなかったカラスはたいした
オペラ歌手ではなかったといっていい、悪いのはそれを誇大に評価した批評家たちだ。
369 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 09:16:33 ID:Fmp36nZa
カラスはレパートリーも少ないし、結局ベルカントオペラのようなつまらん作品のみしか
歌えなかったんだろうな〜。
カラススレで巣に帰れというと誤解するかもしれんな
鉄砲で撃たれて死んじまえ
371 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 09:33:48 ID:Fmp36nZa
>>370 カラスヲタってこんなにレベルが低いのか? じゃバカにされて当然だね。
>>370 どうしてスルーできんかねー
思うつぼじゃん
> こんなにレベルが低いのか?
お前とちょうど同じレベル。
374 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 14:09:23 ID:tt13iMIg
w
375 :
名無しの笛の踊り:2008/03/21(金) 04:00:56 ID:YbLREiRY
カラスなんかレコード会社に作られた歌手にすぎないといえる。
だな。空スとか空ヤとか、日本語は良く本質を言い当てる。
377 :
名無しの笛の踊り:2008/03/21(金) 08:52:20 ID:nNqiZjMj
全盛期の舞台見たって人はどれくらいいるんだろう
50年代にオペラを観に行けて、出来のよしあしの判断ができた人が、
現役2ちゃんねらーにどれだけいるかってこと? ほとんどおらんでしょ。
379 :
名無しの笛の踊り:2008/03/21(金) 19:02:21 ID:nNqiZjMj
そうだよね?
じゃ批評家の受け売りってこと?
>>379 本気で気に入っている人もいるんだろうけど、大方はそうだろうね。
録音状態はあんなだし、ヴェルディはともかくベッリーニなんてイマドキ流行らんし、
最近見直されて人気のロッシーニは決して得意とはいえなかった人だし、
アンサンブル苦手だから一般に人気のモーツァルト物はまるで駄目だし、
全盛期の生の舞台を見た人以外が惚れ込む要素はあまりないと思う。
>>380 ベッリーニを「流行らない」という理由で切って捨てるような
バカに、カラスを論じる資格はないんじゃないのw?
>>381 実際、流行らんでしょ?
個人的には大好きだけど。
>>382 だから、流行らないから、どうしてダメ、ということになるの?
流行り廃りと作品の評価はまた別だろ。
>>383 流行らないから駄目って言ってるんじゃないんだけどなあ。
流行らない=聴きたい人は少数派だという指摘をしているだけだよ。
聴きたい人は少数派と思われるベッリーニを得意としたカラスが、
ありとあらゆるオペラ歌手の中でダントツに高い評価をされている。
どう考えても、不思議な現象だと思うけどね。
>>384 ベッリーニだけを得意にしていたように思わせる、
巧妙な文章だね。
>>385 それはちょっと言い過ぎた。すまん。
ベッリーニについて答えたつもりだったんだが、調子に乗りすぎたみたいだ。
とはいえ、得意なのはイタリア物のごく一部で、苦手な演目も多かったカラスが、
全てのオペラ歌手の中で最も優れているかのように言われるのは不思議じゃないか?
387 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 01:03:09 ID:wIzS4JzV
リーナ・パリューギのような声質のコロラトゥーラが歌っていたレパートリーを
まるでメゾのような音質の歌手が高音までもクリアーしてしまう!
それはセンセーションだったんだろうな
でもレイラ・ジェンチェルやエリザベート・バルバートのような声質の歌手もいたことだし
やはりスター性の持ち合わせた歌手がレコードという商業ベースに上手く乗ったという事もあるんだろうな
388 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 09:31:03 ID:wIzS4JzV
ただねいくら商業ベースといっても節操もなくカラス!カラス!とアイドル歌手の
アバタもエクボみたいななんでもかんでもカラス一遍当じゃ怖い
>>388 過去には「一辺倒」な時もあったかもしれないが、今は
そうでもないでしょ。
今、「カラス一辺倒」なヤツがいたら、むしろ異常。
カラス以外はカスというのは、つまり、モーツァルトやワーグナーには聴くべきものがないってことだ。
>>389 一辺倒ではなくとも、カラスのリマスターは次々リリースされるのに、
他は倉庫で眠ったままな風潮は今もあるわけで。
392 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 13:04:21 ID:wIzS4JzV
それが一番問題なんだよ カラスの
カラスのリマスターと言えば売れるから。
それしか理由はない。
EMIだから、リマスターし直しても無駄なんだがなあ。
テバルディの録音は、リマスターし直さなくても音がいいし。
394 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 15:07:44 ID:F9z5VAAa
カラスはレコード会社とマスコミが作り出した偽送品にすぎないといえよう、
ベルカントオペラのような低俗なオペラでしか己を表現できなかったんだからね、
ヴェルディのような一級品のオペラではお呼び出ない歌手だったもの。
395 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 15:09:11 ID:F9z5VAAa
訂正
×偽送品
○偽装品
398 :
名無しの笛の踊り:2008/03/23(日) 13:01:07 ID:DC/vexsS
「カルメン」を例にとってみよう、同じ時期に録音されたプライスのエロティックな「カルメン」とは大違い、
まさにバァさんの声である、あれほど聞き苦しいカルメンは聞いたことがない、これも一時期の名声だけを売り物にした
レコード会社の作戦にみんな騙されたのである、日本の評論家はみんな単純だった。
同じこと何度も繰り返し言うようになるのは老害
よりによって「カルメン」を例に取るなよ。
全盛期を過ぎた録音なのに。
まあ、一番比較が簡単だから例にあげたんだろうけど。
カラスを評価しているのは、評論家じゃなくて、
偉大な音楽家達だ。
>>401 その人たちは全盛期に生で実際の歌声を聴いたのだろうし、
彼女が偉大な歌い手の一人であったことまでは疑わない。
しかし劣悪な録音で聴く以外に方法がない今現在においては、
カラスが他の歌い手より優れていたことを確認する手段はない。
何を言いたいんだろう、今日はもう早く寝ろ
404 :
名無しの笛の踊り:2008/03/24(月) 00:50:24 ID:LL6KET9X
カラスに邪魔されて
コレルリとステルラの「アンドレア・シェニエ」が陽の目をみない
コレルリとトゥッチの「イル・トロヴァトーレ」が陽の目をみない
など
これはカラスの勝手じゃすまされない
工作されちゃったって感じ
405 :
名無しの笛の踊り:2008/03/24(月) 09:19:38 ID:E+9JaTdU
カラスが「椿姫」の録音でステルラを起用したことに腹を立て、その後のセラフィンとの
共演を拒否したことはあまりにも有名。
406 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 00:01:40 ID:eTsfu9Kp
この話なんだけどさ
どうすればよかったわけ?セラフィンは
「椿姫」の企画自体をキャンセルしなくちゃいけないの?
偉大なるカラス様を怒らせないために
407 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 05:54:48 ID:rHcJXyPw
>404
コレルリとトォッチの「トロヴァトーレ」は手に入らないの?
シミオナートのアズチェーナがすごいのに。
408 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 08:06:08 ID:/4FqPoGG
シミオナートは当時デッカ専属だったのになんでEMIに録音したんだろう?
>>406 もちろん、
カラスのヴィオレッタ以外ではやらない。
そうでなければ録音する価値などないからだ。
と断るべきだと思ってたんでしょ。
410 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 16:36:43 ID:eTsfu9Kp
カラスってセラフィンは自分だけのセラフィンだと思い込んで事かな
擬似恋愛にも似た感情だったのかも
じゃなかったら口も聞かなくなるなんてあまりにも大人気ないよ
>>408 もうDECCAとの契約は切れてない?
1961年頃まではDECCAに録音してるけどEMIの「イル・トロヴァトーレ」ってたしか1964年じゃないか?
個人的にはちゃんと和解したのしらねえのか?
センセーショナルな部分のみを鵜呑みにしてるだけだから浅薄な知識のまま大威張りだなw
>>411 知らないですー
411さんはよくご存知なんですね〜!
ぜひ詳しい話を聞かせてください(ミャハ☆
413 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 18:01:05 ID:eTsfu9Kp
和解とかそういう問題じゃないんだよ
オペラ全曲モノの録音企画ってプロデューサーがするもんだろ
そこで会議かなんかで新進気鋭のステルラで行こう!って選んだからってさ
「もうセラフィンとは口きかない!」
そんな対応って有る?子供じゃあるまいし
絶交とか仲直りとか高校生ドラマじゃないんだしw
414 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 18:09:50 ID:/4FqPoGG
カラスはわがままだったからじゃないの? カラヤンもカラスの横暴ぶりに頭にきて
50年半ばから共演しなくなったもの。
カラスとカラヤンはお互いに好きだったらしいが、カラスが
本意に反してカラヤンを突き放す素振りを見せたので、
カラヤンは傷心のあまり動揺が激しく、カラスに近づくと
お互いの恋心が燃え上がり平静な生活を維持できないから、
やむをえなかったんじゃないの。
みんなゆっくり待っとくから、もう少し日本語を練ってからでいいよ。
417 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 03:18:55 ID:tQAnVgJr
>カラスとカラヤンはお互いに好きだったらしいが
らしい?
カラヤンの好みってああいうタイプだったけ?
418 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 07:37:35 ID:YG5CJH+D
>417
違うと思うけど。
カラヤンの理想がほぼ実現したのは、1980年ころの「ドン・カルロ」と「アイーダ」。
全体のアンサンブルを重視した指揮者だと思う。
ドイツ・オペラはあまり聴いていないけど、ワーグナーなんかも
力でひとを抑え込むような歌唱ではなくて、リリックな調和のよさがある。
やはり、カラヤンとカラスはおたがいに尊敬していたかもしれないが、
一緒に組みたいとは思わなかったんじゃないだろうか?両方とも。
419 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 08:29:53 ID:tQAnVgJr
そうだよね?
セラフィンと喧嘩したという話題でたらすかざすカラヤンとは相思相愛みたいな話題
そうそう「椿姫」の和解ってさ
セラフィンが謝ったの?カラスに
だってさその後もフェラフィンてロス・アンヘレスで「椿姫」録音してるよ
420 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 16:37:02 ID:jwjsAiX7
カラスはステレオ時代にはもうすでに過去の人だった、だからカラスのステレオ録音は数えるほどしかない、
過去の名声?でEMIは仕方なく「ノルマ」「ルチア」「カルメン」を録音しただけ、ようするにお世辞を使っただけ、
カラスの機嫌を損ねないようにしたのさ。
421 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 17:12:19 ID:jwjsAiX7
追加
あ、「トスカ」もあったな、ババァトスカが。
422 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 22:32:26 ID:tQAnVgJr
>>418 >全体のアンサンブルを重視した指揮者だと思う
そこなんだよね
だから突出した個性の歌手を売るのではなく、あくまでもカラヤンの率いるオペラを実現させたかったんだろうね
カラスはどうしてもアンサンブルからはみ出してしまうような傾向がある
プリマドンナオペラではすごい力を発揮するんだろうけど
「セビリアの理髪師」なんかではやっぱりアンサンブルが大切なんだけど
カラスはどうしても前にでているように感じるね
スカラ座の舞台のときもヒダルゴも「彼女の思いつきは少し間違っていました」といっているね
往時エルヴィラ・デ・ヒダルゴはコロラチューラでのソプラノのロジーナをかわいらしく歌ってたんだろうねw
そうそう、カラスのロジーナはかわいらしくない。
最後の大合唱も伯爵ではなく、ロジーナがトリだし、
もう、ナニサマよ?って感じ。
424 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 01:00:59 ID:KrpcWC/M
カラスとカラヤンの「トロヴァトーレ」なんか、カラスがSei tu dal cielo と歌うところ、
ずっとアンサンブルではものすごく声を殺して、小さい声なのに
なぜか、発声法がほかの歌手とちがっていて、
やたらとカラスがめだつ。
あと、「蝶々夫人」は原作にもよるけど、カラスの独り舞台。
ピンカートンはどんな名歌手でも、どうしようもない。あとは、ベルリンライブの
ルチアもある。そのほかにもまだある?
スカラ座でのルチア54年1月ライヴがあるけれど私は未聴。
音質は良くないんじゃないかな・・
マダムバタフライみたいな役はカラスには向かないと思う
427 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 10:30:15 ID:nnrjZqZF
「ボエーム」のミミとかもカラスの録音は自分は好みではないな
なぜかレコード批評家は絶賛するけど
若く貧しい芸術家達のパリでの生活というよりミミの悲劇という感じ
なぜだかカラスって1人舞台になってしまう
実際の舞台で歌っていないのもうなずける
オファーがこなかったんだろうねミミでは
プッチーニ物でカラスが合うのは、
トスカやトゥーランドットみたいな感じ悪い女だけ。
429 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 13:05:15 ID:NpazZyUZ
カラスはレパートリーの少ない歌手だった、したがってベルリーニ、ドニゼッティのような
つまらないオペラでしか力を出せない偏った演奏家だったのである。
先日椿姫58年6月コヴェントガーデンLive盤を聴きました(レッシーニョ指揮)。
カラスは出だしのほうこそ遅れ気味ですが1幕後半以降尻上がりに調子を上げ、
巷で言われている程不調には聴こえませんでした。椿姫は55年スカラ座Liveが
録音が悪くて楽しめなかったのでこの盤は貴重に思えます。この盤は共演者達は
平凡ながらも皆でアンサンブルを形成しようとする姿勢が明確で良かったです。
同年3月のリスボンLive盤よりも指揮とオケの実力は上なので聴き応えはありました。
音質もリスボン盤と同等かやや上でしょう。
この録音は現在は入手困難らしいのが残念です。
他にもカラスの良いライヴ録音があればご教示頂けると嬉しいです。
私が気に入っているのはノルマのローマLive盤(セラフィン指揮)と
カラヤンとのルチアのベルリン盤です。
私は未聴ですが夢遊病の女のケルン盤って良いでしょうか
(バーンスタイン盤は音質がイマイチだと思うので…)
他のスレで話題になったけど、リスボンliveの「椿姫」は、
EMIではなくて、パール盤の方が音が断然いい。
EMIのはクラウスの個人所蔵のテープを使って、出すたびに
リマスターして弄り壊してしまった感があるけど、パール盤は
リスボンの放送局のマスターテープを使っているので、音の鮮度が
かなり違う。
とは言っても、古い録音であるのは変わりないけど。
433 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 22:20:01 ID:nnrjZqZF
>>430 >椿姫58年6月コヴェントガーデンLive盤
それって伊REPLICA版?昔ソニーからでたLIVEシリーズ?
どこで入手したのか教えていただけませんか?
とてもよかった記憶が
LPでは持っていたのですがCD買ったと勘違いで
現在聞けないのです
434 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 22:41:44 ID:KrpcWC/M
>433
これ突如ソニーから出たんだね。
ただし、シャーという雑音が全体にかぶっている。
いまは改善されたのかな。
>>433 ソニーの国内盤CDを知人に聴かせてもらいました
(中古店でgetしたそうです)
>>434 サーというノイズは確かに聞こえてきましたね
436 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 23:23:19 ID:nnrjZqZF
情報ありがとう
そうですか中古店ですか
もしやどこか海外レーベルででも新しく発売されたのかと期待してみたのですが
LP時代買って持っていたのですがそのジャケットの写真がスカラ座の1955年の
有名な手を口元に持っていって立っている写真(モノクロ)に彩色して真っ赤なドレスにw
どうも怪しいレーベルと思っていたので
PARAGONとかもそうだけど伊って怪しいレーベルが乱立するような印象で
REPLICAはどうなったんでしょうね
この音源もったいないなあ
437 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 23:35:45 ID:OHCYNI/Z
>>430 断然オススメなのが51年メキシコの『アイーダ』と57年スカラの『仮面舞踏会』。
『ノルマ』だったら同じ年のスカラのシーズン・オープニングのヤツもとてもいい。
『夢遊病の女』のケルンライヴはスタジオ盤よりはそりゃ出来は上だけどやっぱり
55年スカラライヴのあの"一期一会の破格の名演"感には一歩劣る。55年スカラの
『椿姫』がダメだったんなら翌年の同プロのライヴをどうぞ。MYTOから出てる。
音も若干丸みがあってノイズが抑えられてるし、何よりジュリー二の指揮と
バスティアニーニのジェルモン父の調子はこっちの盤の方が格段に上。
個人的にはカラスの本領はベルカントものよりも、もっと前の古典派プリマドンナ・
オペラだと思っている。当然出来の良い録音も多い。『メデア』だったら
53年スカラと58年ダラスのライヴが甲乙付け難い最高の出来(しかもそれぞれ
全く違う切り口の歌が聴ける)だし、54年スカラの『ヴェスターレ』も、キャリアの
初期の若々しいコレッリの歌唱と相まって素晴らしい(ただしこれは音が…)。
もっとマニアックな作品も聴きたくなったら『アルチェステ』と『トーリードの
イフィジェニー』というグルックの作品群もある。これもオススメ。
438 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 23:37:44 ID:nnrjZqZF
長文がまた...
>>437 ホットな情報サンクス!
メキシコのアイーダ・ライヴはとっても面白そう!
ノルマのヴォットー盤は持ってるんですが私も結構気に入ってますね。
セラフィンのローマ盤と甲乙付け難い!
仮面舞踏会ライヴはちょっと見落としてましたのでチェックしておきますね
椿姫のスカラ座ライヴにも再挑戦してみます
メデアのスカラ座盤も検討してみま〜す
重ねて御礼申し上げます
ありがとうございます!
440 :
名無しの笛の踊り:2008/03/28(金) 11:12:45 ID:ItToP95N
カラスのライヴってEMIが買い取ったのが一番音質がいいのかと勘違いしてた
ARTだかなんだかっていうノイズリダクションみたいなものでノイズも押さえられたのだと
EMIって音質についてはちょっとルーズってことなんだね
カラス! この名前だけにぶら下がってる印象
EMIはオリジナル・テープの管理がルーズなので有名。
フルヴェンのSP原盤をテープに移す際にノイズが混入したのに、
SP原盤は処分してしまい、残ったのはノイズ入りセカンド・マスターだけ。
その上、各国のEMIにコピー・テープをばら撒いてるし、
各国のリクエストに応じてマスタリングしたものを乱発。
デッカやDGGの厳格なマザーやマスター管理と雲泥の差。
これで「アビー・ロード・テクノロジー」とか謳ってるのは
ちゃんちゃらおかしい。
442 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 00:57:18 ID:kKQHJ0+h
>441
この10年くらい、カラスのリマスター盤が、ヨーロッパ盤と日本盤であいついで
発売し続けているけど、音質の違いには唖然とするものがある。
とくにステレオ初期の「フランス・オペラ・アリア集」はうっかりして両方買っちゃったんだけど、ヨーロッパ版が柔らかな音質なのに、東芝版は何が何でもハイファイを
目指していて、高音なんかはきつかった。
リマスター方式がぜんぜん別のものだと思うけど(方式の名前が違う)、それだけで
こんなにも違うものなのか?
ヨーロッパ版のジュリーニの「椿姫」は、初めて聴いたのはごみのような音だった
けど、よくもあそこまで、聴きやすくしたもんだと感心している。
444 :
名無しの笛の踊り:2008/03/31(月) 04:56:14 ID:VwcNA2hI
そのロイヤルオペラの椿姫の久々の再発はIDISという悪名高いレーベルなので
ノイズリダクションかけまくりのキンキン音かどうか不安なところだが・・・
一方、エジンバラの夢遊病はレッグ所有の良好音源らしいが信用してよいのかな?
445 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 02:50:38 ID:3r4hSnvp
1964年のコヴェント・ガーデンの「トスカ」はどうなんだろう?
音質の違う版がある?
>>445 EMIのartよりはGOLDEN MELDORAMの方が明瞭だと思う。モノだが。
あとOpera d'Oroのもたまにみかけるが未聴
447 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 16:11:10 ID:3r4hSnvp
トンクス
そうかEMIは事々くだめなんだなあ
それなのにカラスで儲けまくりか
あと1959年の「ルチア」と1964年の「トスカ」のスタジオ録音っていつも廉価扱いになっていた気がする
どうしてだろう
マラカス
449 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 13:00:49 ID:6eKpWrYy
450 :
名無しの笛の踊り:2008/04/03(木) 01:20:01 ID:BSdDF54+
ワーナー・フォニットってモノにステレオ・プレゼンスをつけてない?
擬似ステほどではないけどなんとなく定位がぼやけるような
451 :
名無しの笛の踊り:2008/04/03(木) 05:11:51 ID:JOxXoGlg
>450
そういうのもあるかもしれないが、ぼくは聴いていない。
1980年ごろからまともになった。わざわざジャケットにHiFiとうたっている。
ワーナーは古い録音をそういう処理をしているかもしれない。
CBS/SONYからは変なものは出ていない。
そうそう、チェトラの音のいいのは、レーベルまでItaliaとつけて区別している。
だから、SONY盤は、信頼できる。
ややこしいのは、ワーナー盤でちゃんとしたデジタル録音のが含まれているんだが、
どうなっているんだろう?
カラスのディスクは、当然、音が悪い。
EMIのほうがはるかにマシ。
452 :
名無しの笛の踊り:2008/04/03(木) 08:53:41 ID:BSdDF54+
カラスは音質が悪い盤でも某雑誌で「大変聞きやすい」なんて評価されてるw
449ですが、皆さん、ありがとう。
EMIの方がはるかにマシとは、かえって聴いてみたくなりますねw
チャレンジャーではないので、買いませんけど。
上の方で出ていたレッグ音源の「夢遊病の女」は
興味があるので、買ってみようと思います。
まあ、40年代50年代前半のチェトラ音源、というのは音がいいとは
思えないもんなあ。
まだEMIの方がマシ、と言われたら、そうかもしれないと思うし。
455 :
名無しの笛の踊り:2008/04/03(木) 23:19:15 ID:BSdDF54+
もしカラスが今出現したらどう?DVDであのエジプト風の化粧で含み声で
>>455 そりゃ、シェープアップしてからは、超豪華な特注ジュエリーも
付けてるし、際立った舞台映えと美貌で伝説的公演が続き、
売り切れ続出だよ。日本公演はS席は7〜8万円じゃないかな。
457 :
名無しの笛の踊り:2008/04/04(金) 00:10:41 ID:ReGMgYJV
そこがね
なんとかの品格じゃないけでど
成金バブル調ってところが
>>455 だいぶ前だがルチア・アリベルティって顔も声もそっくりなソプラノがいたよ。
ただヴィオレッタなど聴いても特に感動はしなかったしカラスのコピーにも聞こえなかった。
カラスが凄いのはあの異常なまで役への没入ぶりと激しい表現を出来た処なんだな。
似たような声で歌ってもカラスの真似は到底出来ない。
459 :
名無しの笛の踊り:2008/04/04(金) 14:53:10 ID:LqziugL5
「歌う女優」という意味では今のデセイやネトレプコに近いのかも。
まあカラス以後カラスの影響を受けなかったソプラノ歌手などいないわけだがw
痩せてからのカラスが言われるほど美人とは思えないのは俺だけだろうか。
あのギョロリとした眼にデカイ口は「美」より「恐」とか「怖」という方がしっくりくるんだが。
462 :
名無しの笛の踊り:2008/04/04(金) 23:02:06 ID:in9MJhPb
>459
デセイもネトレプコも、いわゆる感情表現がまずい。
デセイはそれがわかっている。そのせいか、舞台では演技でカバーしようと必死。
後者は基本的なテクニックからして、カラスとはくらべられない。
まともなレガート、それからトリルの完全な欠如。
「花から花へ」ので出しでSempre libera degg'ioの終わりの部分はトリルの指定が
あるのにまったく一直線で歌っている。ほかにも欠点がおおすぎる。
>461
人それぞれだろうが,
俺は心を奪われた。
>デセイもネトレプコも、いわゆる感情表現がまずい。
カラスは逆にやりすぎじゃないかと思うことがある。
録音を聞いただけの感想だから、実際の舞台を見たら
また別の感想があるのかもしれないけど。
465 :
名無しの笛の踊り:2008/04/05(土) 05:32:13 ID:Jlf0bOI0
>464
462ですが同感です。
カラスの声の演技は“クサい”んだよね。
467 :
名無しの笛の踊り:2008/04/07(月) 23:26:29 ID:p9YxzgVl
現代とは違うって事?
469 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 00:15:55 ID:9v1C0e+T
カラスは臭いって言うのは昔は受けたけど今はちょっとって言う意味かと
>>469 466ではないけど。
舞台で名優とよばれる役者が、テレビドラマでは大仰でクサく見えることがあるけど、
それと同じようなことがカラスでもいえるんじゃないかと自分は思ってる。
自分はカラスの生の舞台を観たことはない。CDで録音を聴くのみだけど、
やたら力みかえって、感情移入しすぎな印象を受けることがたまにある。
でももしかすると、広い劇場で観ると(聴くと)情熱的で素晴らしい
舞台だったかもしれない。それくらい、生の舞台とテレビ(録音)は違う。
今となっては生の舞台を観る機会がなかった自分にはわからないことだけど。
カラス全盛時と今とで聴衆の好みが変わっているかどうかもよくわからないけど、
当時よりも今の方が、録音でオペラに触れる人の絶対数は増えていると思う。
そうなると、録音で聴いたときに適切な(もしかしたら、舞台ではあっさりしすぎな)ものが
世界基準になっている可能性もないとはいえないと思う。
471 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 16:56:26 ID:9v1C0e+T
でもカラスは最高!の連呼する批評家いるよね?
とするとカラスのような歌い方をする歌手ほど評価されてるのかと思ってた
>>471 その人が誰だか知らないが、
1)カラスの生の舞台を観て以来、今なおカラスの亡霊に憑かれている
2)カラス絶賛文化の中で成長したので、カラスを褒めることしか知らない
3)カラス信心が過ぎて、テバルディやサザランドのよさを理解できない
のどれかではないか。
1)なら羨ましいと思うが、2)か3)ならバカだ。自分の耳で聴いていない。
473 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 23:47:54 ID:uV/yX+nz
>>470 個人的には録音のみでオペラを楽しむ場合だからこそ尚の事、声の個性が
ハッキリと聴いて現れる方がいいように感じる。視覚的な情報が無い分
声のみでドラマの動きやキャラの性格描写がハッキリと聴いて取れないと
オペラの録音としての役割は充分に果たされないんじゃないかと思うんで。
人によってはそれがクセやアクの強さになって敬遠される所もあるんだろうが、
やっぱり一声聴いただけでも誰が歌っているのか分かる位キャラが立ってた方が
良いと思うな。
だから歌手の個性やドラマの描写よりも、全体的な音楽の流れや様式感をより
重視する今の時代の録音よりも、昔の録音の方に惹かれるんだろうなあ…。
474 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 00:11:25 ID:Eityc7Xn
>473
全く賛成だな。カラスが歌うと、初めての曲でも、そのよさがわかることが多い。
また、その前の書き込みでサザランドがでてきているが、彼女の歌は
そうはいかない。バロックのオペラを意外なほどうたっているけど、
様式がそぐわない。
いわば、ロマン派のセンスで歌っている、というかヘンデルもドニゼッティも
歌い方が同じ。
バロックも、例の甘ったれた声で憂愁のこもった歌い方をしている。
なんせ、中学時代にヘンデルのオペラは彼女主演の「アルチーナ」しかなかったので
何回も聴いて、彼女が浮いていることには確信がある。
断じて、某レコード誌オペラ担当の評論家にえいきょうされたわけではない。
彼女のセミラーミデを聞いてみるとわかると思うが、
2度繰り返して歌うメロディがおおく、常道として最初は譜面どおり、
2回目は装飾をつけるのが、常識なんだが、
サザランドときたら、最初からヴァリアンテで歌う始末。
重唱がおおいので、さすがに勝手に音をひきのばすということはやっていないが、
またできない状況だが、ほかの歌手がアジリタの粒を明確に聞かせているのに
彼女だけは、レガートがかかり、異質もいいところ。
カラスの評判の悪い「セビリアの理髪師」を聴くとよくわかるんだが、
ベッリーニ、ドニゼッティとは、まったくちがった歌いかたをしている。
まだ、有名な発音の欠点はどうにもならない。
カラス・スレだというのに、サザランドの悪口の連続になってしまった。
ただ、これはぼく自身のずっともってきた違和感なので、人から指摘された
わけではない。
同僚にオーストラリア人がいて、なにかというとサザランドをもちだすので、
いかにはぐらかすか、苦心している。
475 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 02:33:34 ID:JEU93lwh
>カラスの評判の悪い「セビリアの理髪師」を聴くとよくわかるんだが、
>ベッリーニ、ドニゼッティとは、まったくちがった歌いかたをしている。
えーっと、ロッシーニをベッリーニやドニゼッティと
同じ歌い方をする人がいるんですか? プロで???
>>470 日本文学研究家でオペラフリークのドナルド・キーンもカラスの演技を絶賛してるな。
トスカが舞台に登場しただけであまりの素晴らしさに衝撃を受けたって。
やっぱり実演でないと分からない魅力もあったんだろう。
カラスの映像作品は少ないから声だけだと隔靴痛痒な感は否めないな。
カラスの年だと声をダメにしなければ70年代位までは活躍しててもおかしくない。
そうしたらオペラ映画とか何本も作られたかもしれない。
映像つきだと評価も変わってたかもしれないな。
演技過剰に思える歌い方も舞台と結びついたものだから声だけで評価するのは間違ってるのかもしれない。
477 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 04:06:55 ID:Eityc7Xn
>475
いるというか、いたんですね。
ヘンデルでさえ同じ歌い方をする人が。
478 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 04:15:51 ID:Eityc7Xn
>477
連投失礼。
今のようなロッシーニの様式が根付いたのは、まだそんな前のことではない。
いまだに、ソプラノを起用してセビリアを上演することがあるから、
いまだに完全には根付いてはいないのかもしれない。
最低はキャスリーン・バトルのロジーナ。
カラスは様式をおそらく本能的に感じたんだろうけど、
セビリアを録音したのが、58年(一応ステレオ)では、早すぎて日本の批評家たちは
異口同音にけなした。
そうそう、ヨーロッパではあの録音は評価されているんだ。
カラスのロジーナとベルガンサのロジーナはそういう意味で共通点がある。
カラスのばあいは、理解しうんちくをたれる評論家たちには早すぎる変化だったと
思う。
479 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 11:34:00 ID:g48QqGdN
>>474 ID:Eityc7Xn
>カラス・スレだというのに、サザランドの悪口の連続になってしまった
またまた長文さんのいつもの【 カラス以外の歌手は糞】
なんでカラスのことを論じないで他の歌手の悪口が 主 になるんだろう
もしもまったく逆でサザーランドファンがカラスのことをちょっとでも批判でもしたら
それこそどうなる事だろう
自分がされたらどう思うかという思いやりがあればここまで悪口をかけないだろう
>>476 まさにおっしゃる通りだと思う。
そういう意味で、自分がカラスの真価を理解することは一生ないと思ってる。
おそらく本人にしたって、あの劣悪な録音だけで絶賛されても嬉しくないんじゃないの?
カラスは同時代を生きることができた人たちだけの宝なんじゃないのかな。
遅れて生まれてきた自分は、指をくわえて見るばかりだ。
481 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 12:02:50 ID:yf/cSbJL
【カラス以外の歌手は糞】な長文さんに教えてもらいたいのだけど、
中古市場も含めて現在入手可能カラスの「ノルマ」で一番いいのはどれ?
EMIのスタジオ録音(1954年、ポリオーネ=フィリッペスキ)と、
MYTOのライブ録音(1955年、ポリオーネ=デル・モナコ)を聴いたんだけど、
Casta Divaは素晴らしいのに、ポリオーネやアダルジーザとの重唱が
あまりいいとは思えなかったので、もっといい録音があるなら聴きたい。
大変お詳しくていらっしゃるようなので、ぜひご教示願います。
>>481 横レスだけど、そのMYTOのはセラフィン指揮?
1955年のスカラ座ライブ、ヴォットー指揮(これもポッリオーネがデル・モナコ)はいいよ。
音は良くないけど。ちなみにアダルジーザはシミオナート。
485 :
473:2008/04/09(水) 23:23:20 ID:wEnHz5Lr
>>474 う〜ん…実はサザランドも大好きなんだよねえ…。
特にことベルカントものに関しては、カラスよりも高く評価してもいる。
ロマン派の甘やかな歌い口であるからこそ、ドニゼッティやベッリーニの、
それこそロマン派の王道のようなオペラにはこれ以上ない位そぐわしい。
あの独特の、マルケージ・メソッド系のおぼろな響きをそのままスケールを
増したかのような発声で繰り出される、完璧なトリルでのアジリタの高揚感・
愉悦感は他の歌手ではなかなか味わえるもんじゃない。少なくとも50年代末〜
60年代半ば位までのサザランドのアジリタの技巧はとんでもないハイレベルだよ。
発音の不確かさも後年程には悪目立ちしないし。65年のスカラでの『ユグノー』とか
61年のカーネギーホールでの『夢遊病の女』とか、まだ聴いた事無いなら是非
聴いてみるといい。
486 :
473:2008/04/09(水) 23:25:49 ID:wEnHz5Lr
>>481 よく自分のレスの後にまた長文か…とかって入ってるからカンチガイされてるかも
知れないけど、自分はカラスのファンだけどそれ以外は糞とか全然思って無いよ。
↑みたいにサザランドだって好きだし、テバルディやロス・アンへレスだって好きだ。
寧ろカラスの歌をベルカントの王道みたいな捉え方している文をみると、思わず
首を捻ってしまう位なんだけどねw
『ノルマ』だって、ベルカント云々というよりそれこそブルツィオ→スカッチャーティ→
ポンセル→チーニャ…という伝統的なイタリア系ドラマティコのノルマ歌いの系譜のそれ
(ヴェリズモの調子で歌われるベルカント)だし。カラスのノルマがそれら歌手とは一線を
画す名演みたいに言われる理由は、矢張りその類稀な高音部のアジリタの技巧の冴えと、
どちらかというとカラスが得意にしていた古典派プリマドンナ・オペラの諸役のキャラ
(特に"ある種の神性を帯びた女性である"という点)に似通ったノルマという役の性質の
所以だと思っている。ベルカントのカテゴリーを念頭に置いての『ノルマ』だったら、
ゲンジェルの66年ジュネーヴでのライブの方がよりそぐわしい。
何か前置きが長くなり過ぎたけど、個人的には55年のスカラのシーズン・オープニングの
ライブの、1幕ラストの三重唱や2幕のフィナーレ前のポリオーネとの二重唱なんか、
同曲の中でも最高に出色のものだと思うんでちょっと感覚的にズレるかも知れないけど、
均整の取れた、瑕疵の無いハーモニーのようなものを求めているのなら、案外EMIの
セラフィン新盤なんかがいいかも知れないと思う。カラスのノルマの中でも意外な位
線の細い優美なノルマだし、生硬で少女っぽいルートヴィヒのアダルジーザ(イタリアの
声じゃないとか批判もあるけどなかなかの名唱だと思う)との二重唱は、微温的でなかなかに
味わい深い。
>>484 ライブと書いてるから勝手にスカラのアレのほうかと思ったんだけどちゃうんかな?
セラフィン指揮のはRAIローマの放送録音やし。
長文失礼w
>>486 いや、たしかMYTOはスカラ座出してなかったと思うよ。
RAIのも拍手やら何やら入ってるからライブに聞こえるし。
短文で申し訳ないw
488 :
481:2008/04/10(木) 00:21:00 ID:FeXHcAhX
>>484>>486 そうです、セラフィン指揮です。
放送録音なんですね。こちらの書き方が不十分で申し訳ないです。
スカラ座のライブはHMVで見たことは見たのですが、
ユーザー評価が内閣支持率よりも低かったのでスルーしてました。
それだけ「音が悪い」ってことでしょうが、セラフィン新盤とあわせて
チェックしてみます。ありがとうございました。
489 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 03:03:20 ID:43LmdDzT
そのローマRAIのってローマ歌劇場で録音されたやつ?
一部映像が残っているね?
例の大統領の臨席する公演で一幕だけでキャンセルしたあと
そのフィルムが引き合いにだされて「ほら!歌えてるじゃないか」
みたいに利用されちゃったやつ
RAIのは放送局の大スタジオに客を入れて演奏会形式で録音されたものだよ
491 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 10:05:07 ID:43LmdDzT
そうか
演奏会形式かRAIの週末だかに放送されていたとかいう
だけど「カラスちゃんと声出るぞ!」というニュースフィルムに使われてたのは何なんだろう
ローマ歌劇場のリハーサル?
でもマイクスタンドみたいなのも有るように見えたんだけど
カラスとルートヴィヒの「ノルマ」良い!
ルートヴィヒが実に綺麗に合わせていて
女性の友情っていうテーマにもピッタリw
ルートヴィヒがカラスやシュヴァルツコップみたいに
容姿に恵まれていたら・・・と思うとちょっと切ない。
でも80歳になったルートヴィヒは本当に綺麗で上品なばあちゃんだ。
カラスが生きていたら、どんなばあちゃんになってたんだろうね。
スレ違いかな、スマン。
493 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 23:16:19 ID:43LmdDzT
トゥリオ・セラフィン指揮ミラノ・ラ・スカラ座管弦楽団
考えてみればその組み合わせは現実には...
495 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 10:06:34 ID:+KjHFwaX
それだね
そうかRAIのスタジオだったんだね
こういうフィルムって全曲残して欲しかったね
だれかカラス箱のデラックス盤買った人、ご感想を!
498 :
名無しの笛の踊り:2008/04/16(水) 21:22:14 ID:dHYyMObH
いずれか技術が進んでカラスの音源がクリアーなサウンドになる日が来るのだろうか
499 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 10:43:18 ID:u89FZ9Kd
>>492 自分はルートヴィッヒのアダルジーザってどうしても馴染めないんだ
発声がドイツ的で
500 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 20:08:25 ID:Zt6WHHFg
>499
それをいえば、スティニャーニ(だっけ?、54年ぐらいのスタジオ録音のアダルジーザ)なんかもっとなじめない。
到底ノルマの恋敵とは思えないおばさん声。
ぼくの記憶では、メゾが若い娘として通りそうな歌唱をした歌手は
バルツァあたりからじゃないか、とおもっている。アダルジーザを歌っていたら
いいのにね。聴かせどころが多い役なのに。
501 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 20:45:38 ID:pftGZCHV
アダルジーザといえば来日したイタリアオペラでのコソットが良かった、
スリオティスとの掛け合いも良かった。
503 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 21:32:54 ID:em/KzhV8
ところで、カラスの「ルチア」で一番いい録音はどれでしょうか?
彼女の全盛期のもので、録音状態がいいものを知りたいです。
よろしくお願いします。
504 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 21:59:38 ID:YbpNVU1V
>>500 聴く盤が間違ってる。スティニャーニのアダルジーザならワーナーの
グイ盤をまず聴かにゃ。
>>503 迷わず55年ベルリンライブを買うべし。録音状態もスタジオ盤に
引けをとらんし。カラスのベルカントものはライブで聴かないと
良さが伝わらないものが多いような気がする。
マラ 垢擦り
アナグラムやってみました
506 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 23:02:45 ID:u89FZ9Kd
>>502 この前コッソットのデビュー何年目だかのコンサートの映像で
視聴者から提供されたという1971年の「ノルマ」の一部が放送されたよ
でもさw
カラススレでマダム・コッソットのアダルジーザの話題を出すなんてw
きっとゼフィレッリもオカンムリ
508 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 00:49:36 ID:5FaAb9l1
前から謎
なんでHMVサイトばかり飛びだすの?
>>508 アマゾンは(検索経路にもよるけど)URLにゴミがつくから。
510 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 07:56:56 ID:Th8UuooH
>>502 NHKが招聘したんだからちゃんとビデオライブラリーに残ってるよ、
テレビで中継したんだし。
511 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 11:26:07 ID:5FaAb9l1
全部は残っていないと前にNHKの放送「20世紀の名演奏」で言っていたような
イタリアオペラは「オテロ」も一部静止画像になってるよね。
MYTOのスカラ座ノルマはDivinaより良いか悪いか?
514 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 20:19:14 ID:5FaAb9l1
>>512 そうそうだね
それに「オテロ」って開演してるのに途中で席に着く人の影が
何人もいる50年前ってあんな感じだったんだね
>>514 しかもCDで聴くと、最初のオテロの登場シーンで
わーっとばかりに拍手が入ってます。歌舞伎のつもりか?
掛け声ないだけマシだと思った方がいいんだろうか?
516 :
名無しの笛の踊り:2008/04/19(土) 05:15:46 ID:0CwtuT8o
デル・モナコが出てきたから拍手
カラスのスカラでもそうした現象有るような
ただスカラでは「シッ!」って言う声も
これ静かに!ッて意味じゃないよ
>>516 ああ、最後のtが聞こえないってことね。
518 :
名無しの笛の踊り:2008/04/19(土) 16:27:52 ID:0CwtuT8o
>>501 スリオティスとの掛け合いって以前雑誌で歌劇「アダルジーザ」になっていたような
記事を読んだ事有るよ
カラスとのパリオペラ座の「ノルマ」の時のようなやり取りが合ったような記事
519 :
名無しの笛の踊り:2008/04/20(日) 13:59:29 ID:M67sswBX
カラヤンの「カルメン」国内盤が久々に再発されたのでカラスの「カルメン」を比較して聴いたけど、
やはり年老いた老婆の「カルメン」だった、じつに痛々しい厚化粧して誤魔化したカルメンだという事が
はっきりと分かった、プライスのような妖艶さがまるでない、聴いていてこれほど聴き苦しいカルメンはない、
もう、ようやっと声を出してる感じ、よくもEMIはこんなババァをタイトルロールにしてレコードを製作
したもんだ、これはあきらかに過去の名声を利用した詐欺行為といえる。
520 :
名無しの笛の踊り:2008/04/20(日) 14:06:54 ID:QQWJHXSa
>>519 カラスのカルメンの役作りを理解するならメリメの原作を嫁。
あれで描かれてるどこかアズチェーナにも通じるジプシーの
魔術的なエキセントリックさを、ここまで克明に表現した
カルメンは他に無い。
もう少し大姉御的な奔放さも、個人的には欲しかったけどね。
スティーヴンスとかみたいな。
さっき、御茶ノ水のディスクユ〓オンに行った。
レジに並んでいたら、知的なふいんき(ry の男性がカラスのLPを買うのが見えた。
するともう一つのレジに並んでいたおっさんが親しげに何やら話し掛けて、
「スーパーオーディオで聴いたらびっくりしますよ」とか言ってる。
男性は「聴いたことはありますけど、別にびっくりはしませんでしたよ。
むしろ普通のCDの方が音がいいんじゃないですか?」と返している。あまり愉快ではなさげ。
おっさん「どんなシステムで聴いてるんですか? 10万円以下じゃどうのこうの」
とかなんとか食い下がってシカトされてたけど、実際のところ、どうなんですか?
カラスの録音なんて、どこをどう触ろうと、びっくりするようなものにはならないと思うんだけど。
むしろ、そんなに高度ではないシステムを使ってLPで聴いた方がいいんじゃないか?
とひそかに思ってる中(実際にLPで聴いたことはないので、想像なんだけどさ)。
522 :
名無しの笛の踊り:2008/04/24(木) 00:34:05 ID:Fwb/Xn2d
ふいんきに突っ込みがあるとは。
クラ板から出たことない人?
525 :
名無しの笛の踊り:2008/04/25(金) 00:32:49 ID:Y9m4Ns9z
妙な雰囲気
妙なる調和
526 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 00:43:12 ID:EgzRDfTz
スタジオ録音のジャンニ・スキッキの「私のお父さん」よくアリア集に収録されてるけど
あの録音特に音質がこもったように聞こえる
他のアリアの音質より特にそう思えるんだけど
527 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 21:53:40 ID:wZ3Ecp/0
4月30日発売予定だったレッグ音源の「夢遊病の女」、
HMVで予約したのにまだ届かない。もう聴いた人いる?
今のところ16日の予定のようだけど、
まあ輸入の発売日はいい加減な部分もあるから・・
ところでMytoからリスボンの椿姫出るようだけど、どんな音源だろうね〜?
過去にはEMI、Pearlの他にもチェトラ(だったかな?確かノルマかなにかのボーナスだった)
一部ながらCD化されてた良好音源もあったけど。
(もともと放送なのでいろいろあってもおかしくないが)
>>528 パールのを持ってるけど、EMIのより良好だよ。
もちろん観客ノイズは入ってるけど、音質自体が明瞭という事。
530 :
名無しの笛の踊り:2008/05/02(金) 22:10:33 ID:ZvhTeDhg
前スレだったか
カラスのEMIのライヴはEMIが自ら録音したものだと言い張っていた人がいたけど
>>530 それは明らかな間違いというか、その人物の思い込みだよね。
532 :
名無しの笛の踊り:2008/05/03(土) 02:41:04 ID:yzmGYj1W
DECCAはライヴ録音しているんだよね
サンフランシスコ歌劇場で
テバルディとかシミオナートとかのを
Deccaはバイロイトでもライヴを録音してるんだからして……。
>>504で教えてもらったルチアのベルリンライブを中古屋で見つけた。
EMIのとクラウンのがあったので視聴させてもらったんだけど、
クラウンのは生の音って感じ。EMIのも聴きやすいと思ったが、
若干の音程のブレが気にならなくなる程度にはいじられている。
結局、生音に近いと思われるクラウンのを買ってきたんだけど、
つくづく今まで聴いていたのはカラスの声じゃなかったんだなと思った。
535 :
名無しの笛の踊り:2008/05/05(月) 01:17:37 ID:TNaSIqjA
536 :
名無しの笛の踊り:2008/05/05(月) 03:53:27 ID:6wZtpbFD
これは聴いた。EMIの旧盤の雰囲気で音を良くした感じ。EMIのartはNRをかけすぎてるので
こちらの方がいいと思う。速さもEMIと同じと思う。
(速さについてはOPEARA D'OROの方が合ってるのではないかと言われてるが・・・)
>>536 ありがとう。早速ぽちってきました。
一緒に注文したスリオティスのが取り寄せになるので、
実際に聴けるのは少し先になるけど楽しみです。
カラスの録音って音が悪くて好きじゃなかったけど、
ここでいろいろ教えてもらって、比較的いい録音で聴いて
やっぱり凄い人なんだなあということもよくわかってきた。
これからもよろしくお願いします。
539 :
名無しの笛の踊り:2008/05/09(金) 09:23:08 ID:pWsrCKXB
>比較的いい録音で聴いて やっぱり凄い人なんだなあ
これってカラスに限った事?
録音云々で印象が違っちゃうなら共演のテナーもメゾ等も同じないかい?
>>539 もちろんそうだと思います。
ただ、カラスの声域と声質は、質の悪い録音では拾いにくいのでは?感じました。
たとえば質の悪い録音だと高音域は声が割れていたり、キンキンだったりして、
聞けたものではありません。テナーやメゾの声域はまだ拾えているように思います。
なので、カラスの印象が変わったほどには、テナーやメゾの印象は変わりませんでした。
業務連絡(に近いなw)
・MYTO、スカラ座ノルマ 55.12はDIVINA持ってる人は特に買う必要ないようです。
多少ノイズリダクションかかった音ですがDIVINA買うのが面倒な人には許容範囲でしょう。
あと、DIVINAのヒスノイズが気になってしょうがない人にも。
543 :
名無しの笛の踊り:2008/05/10(土) 02:21:03 ID:RkGTyARJ
それって....「私の友人の友人が...」じゃないなw ちがったw
544 :
名無しの笛の踊り:2008/05/10(土) 03:10:40 ID:MFg+IJJ2
545 :
名無しの笛の踊り:2008/05/13(火) 00:45:02 ID:Ss6aEbop
放送局ダイレクトみたいなライブの録音まとめて出ないかな
ju
548 :
名無しの笛の踊り:2008/05/14(水) 11:28:24 ID:/X+ekApx
ありがとう!これ放送局ダイレクトの?それなら音質に関して不安は無いね!
>>427 でもロンドンライブのミミはすごいと思った。
声量が圧倒的。
「声量が圧倒的」と褒められるミミなんて、カラスくらいだろうなpgr
552 :
名無しの笛の踊り:2008/05/15(木) 22:41:54 ID:FQRX+WzL
ミミ?それコンサートかなんかのアリア?
ミミって書かれるとまるでコヴェント・ガーデンで「ボエーム」のミミを全曲出演したようにも取れちゃうw
553 :
名無しの笛の踊り:2008/05/16(金) 21:05:12 ID:RVv2lfyu
てかカラスって声量はダメだったんだような
スカラのノルマで「この劇場のアコースティックはダメ!」と言って舞台を客席側に何mだかせり出させた
カラス入荷したらしいので、午前中に買いに行ってくるよ
音質は午後に報告できるよ
どうせIDISはキンキン音の予感がするが・・・
買ってきた。
IDIS トラヴィアータ
ノイズを抑えるあまり、こもり気味…人によってはこっちのほうが聴きやすいという評価も
あろうが、個人的には音の抜け具合のよさを考えて、あえてまだ(ノイズの目立つ)
CBSソニー盤を取りたい。せめてVirtuoso盤ぐらいのこもりぐらいにしておいて欲しかった。
同じ58年ならpearlのリスボン公演には全然及ばない。
まあ、この日の録音の唯一の現役盤としての価値はあるか・・・
Testament 夢遊病
多少ノイズは目立つものの前評判どおり、良好な音源といっていい。素晴らしい。
音処理はやはりレーベルの差が出てるねー IDISはほんと、駄目だな。
>>555 レポ、とんくす。
レッグ音源の夢遊病が前評判通りと聞いて安心した。
HMVで予約したけど、抱き合わせ注文分が未入荷なので、
しばらく妄想で楽しませてもらいます。
>>555 やっぱりね、曲や演奏に惹かれてっというより、出しているレーベルを
見るべきなんだな。夢遊病はtestamentだから注文したが。
カラスのtraviataなら、58年のロンドン盤が録音状態は1番いいと思うんだが。
カラスも1幕は調子悪そうだが、尻上がりに調子が出てきて、3幕などは
1番のできと思う。もっともテノールが悪すぎだが。このテノール、夢遊病で
共演していたときは悪なかったんだがな。
558 :
名無しの笛の踊り:2008/05/19(月) 23:19:07 ID:hpScVf88
>>555 >CBSソニー盤
それって例のレプリカ版?
あのモノクロの1953年のヴィオレッタの写真に真っ赤な色を塗ったw
あの音源いまどこからでてるんだろう
wの使い方が変
560 :
名無しの笛の踊り:2008/05/20(火) 03:22:58 ID:maADv8yz
1953年ならもっとデブってるっての
知ったか乙
561 :
名無しの笛の踊り:2008/05/20(火) 19:33:17 ID:gibnVkpB
1955年か
ヴィスコンティの19世紀に時代を移したやつ
562 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 22:08:54 ID:nEm6x0dQ
1953年ってまだ太ってたっけ?
デ・サバータの「トスカ」の録音年だね
あの解説書に眼鏡をかけて髪をブロンドに染めたカラスが写っている
録音セッションのスナップというやつ
痩せているように見えたんだが
そりゃまあ、以前の女関取みたいな姿よりはましだけど、
12月のメデアの舞台写真でもまだ顔はわりと大きいよ。
564 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 10:22:37 ID:d8DBJpw6
レプリカの音源どうなってるんだろう
というか
CBSソニーがレプリカのオペラシリーズを国内で発売する事自体めずらしい
あれたしかデル・モナコのTVオペラ「トロヴァトーレ」もあった
>>563そう言うが、関取時代のほうが声は出てたぞw
566 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 22:28:57 ID:d8DBJpw6
「ポリウト」とか「ラ・ヴィスターレ」のころから痩せたんだっけ?
567 :
名無しの笛の踊り:2008/05/23(金) 20:27:49 ID:1wHZQQEd
カラス以外はみんな糞 が別スレで暴れてるし
そのうちカラスは糞 も暴れだすからほおって置いて大丈夫
569 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 19:54:20 ID:9+E6jU86
うぐいすのふん は肌にいいらしいぞ
カラスの糞もうぐいすの糞も鳥インフルエンザに注意
571 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 04:08:56 ID:sx+BiqQ8
もう目ぼしい録音出ない
572 :
名無しの笛の踊り:2008/06/02(月) 23:27:14 ID:it08Waxj
だいぶ前にカラスの新譜が出ないって嘆いてたのがいたけど
EMIだから椿姫はあまりよくないが、あとはスタジオ録音中心だから
大丈夫だろ?
カラス・コンプリートの不良品の交換やってる。
ロッシーニ・スレに書いたので、マルチになるから詳細は書かないけど、
狗のHPで見つけた。
最初からこっちに書けばいいのに・・・・
向こうの住人は、カラスのロジーナを聞くために
カラス全集を買ったりはしないと思うよ。
>>576 じゃ、書きます。マルチ御容赦。
HMV レビュー
※お知らせ
こちらの商品に収録されているロッシーニ:歌劇『セヴィリアの理髪師』(ディスク39)
におきまして、トラック1冒頭でチェンバロの音が繰り返し収録されていることが判明致しました。
こちらEMIミュージック・ジャパンにて修正ディスクとの交換を行っておりますので、
お客様の御氏名・御住所・御電話番号を明記の上、お持ちのディスク39を下記の宛先に着払いでお送り下さい。
■ディスク送付先
東京都港区赤坂5−3−1 赤坂Bizタワー27階
(株)EMIミュージック・ジャパン 「輸入 マリア・カラス係」行
TEL:03-6830-8327
578 :
名無しの笛の踊り:2008/06/08(日) 22:43:08 ID:1chW4wUG
今、何気なく犬のHP見ていたら、不良交換の告知があった。
冒頭でチェンバロが2回鳴っているあれ?
このdisc未聴ではなかったが、全然気が付かなかった。
大して実害はないと思うが、一応交換してもらうかな。
このスタジオ録音全集買ったの去年なんだけど、
この告知って最近でたの?
あと、このスレ相当下がっていたのでageとく。
579 :
名無しの笛の踊り:2008/06/13(金) 00:40:23 ID:GP+UYTNw
>チェンバロの音が繰り返し収録されていることが判明致しました
すごいテクニックw
エステラーノ!
580 :
名無しの笛の踊り:2008/06/16(月) 00:58:24 ID:hkzx1s91
いまのスカラ座には存在しないカリスマ歌手といったところだろうか
テバルディとカラスが同じシーズンに登場していたなんてうらやましい時代があったものだ
581 :
578:2008/06/17(火) 22:37:54 ID:5RTLUeeQ
>>577 のDisc39、15日日曜に返送した。
今日帰宅したらもう代替Discが届いてた。
なかなか迅速、見直したぞEMI。
583 :
名無しの笛の踊り:2008/06/18(水) 04:15:52 ID:Im6ZIuXb
カラスのロジーナは、あの時代にしては早すぎたとおもう。
音域もメゾのそれだし、当時はコロラトゥーラソプラノが
派手に装飾つけて、全盛のバランスなんてどこ吹く風で
妙技を披露していた時代だもの。
しかし、あの酷評はないよな。
ベルガンサのがでて、やっとこういうもんか、と納得した人も
多いと思う。
584 :
578:2008/06/18(水) 23:09:52 ID:PVqM/bGc
585 :
名無しの笛の踊り:2008/06/19(木) 00:42:32 ID:WUcWLFds
エルヴィラ・デ・ヒダルゴだって「カラスの思いつきは変」って言ったんだから
>>584 サンクス。紙ジャケットも一緒に送った?
グールド箱の交換の時はゆうパック等の宅急便で、
紙ジャケなしのCDのみだったから。
'53のトスカ、NAXOS盤ポチッちゃったのは失敗かな?
EMI盤も買えばいいだけのことだろうけど。
588 :
578:2008/06/20(金) 00:22:07 ID:8TepDZK0
>>586 紙ジャケはなくてOK。
ディスクをエアキャップで適当に包んで送った。
ところでこのBOXはどれぐらい売れたのだろう。
589 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 00:30:04 ID:glGNLSk3
'53のトスカ
VISI って音程がずり上がるように聞こえるんだけど
590 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 01:04:47 ID:MXzbFu/o
>589
カラスのトスカといえば、デ・サーバタのが決定版ということになっているが、
ぼくはあえてその10年後のステレオ録音のほうが魅力的だと思う。
もちろん、声の力、高音の出し方に問題があるが、
カラスは声のよしあしより、歌の演技、ドラマティックな迫力のほうが
よっぽど重要なファクターになる。
録音技術の改善により、より声の問題がはっきり聞き取れるが、
そんなことは問題ではない。高音の金切り声はむしろ迫力があるように
きこえる。とりわけ、トスカとスカルピアの2重唱がそうだ。
>>587 両方持ってるけど、音質で言えば、ナクソス盤は板起こしだから、
限界を感じる。
いろいろと問題はあるらしいけど(編集ミスとか)EMI盤のほうが
マスターテープを使ってる分、音は良い。
で、ベルゴンツィと共演したステレオ盤ももちろんいいと思う。
だけど、劇的な盛り上がりは、デ・サーバタ盤のほうが凄い感じがする。
592 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 10:12:11 ID:glGNLSk3
編集ミスがあるんだ そりゃひどい
ナクソス盤のライナーノートにそういうことが書いてあった。
英国盤LPでも、出すたびに編集が違ってて、あとになるほど
カットされてる小節が増えているらしい。
で、ナクソス盤は、研究者が各種LPを集めて、完璧盤を作ったと。
その意味では貴重なんだと思うけど、音が……板起こしの限界だなあと。
まあ、人工的にハイを上げたりしてない分、素直なんだけど。
594 :
人妻みさこ:2008/06/20(金) 10:24:12 ID:ZpyrUsIE
596 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 11:21:13 ID:glGNLSk3
>カットされてる小節が増えているらしい
小節?じゃ曲そのものをカット??
>>596 オペラの場合、マスターテープは何巻にも分けて録られてるから
そのロール切り替えのところでミスって数小節消えてるところが
数ヶ所あるらしい。
その箇所が、LPによって違うんだと。
EMIはLPを出し直すたびにカッティングし直したようだ。
598 :
587:2008/06/20(金) 17:24:54 ID:RbID9L2J
>>591 レスありがと。
虚心にNAXOS盤を聴いてから、次、考えます。
599 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 18:04:57 ID:glGNLSk3
>>597 それすごくない?
曲がカットされたらつなぎ目どうなるんだ???
歌の部分もカットが入るわけ?
>>599 曲が丸々カットされてるって事じゃないからね。
比較検討した訳じゃないから詳しい事は判らないけど、
オケの音の薄いところでロールチェンジするはずだから、
そのへんで数小節切れてるらしい。
詳しい事はナクソス盤のライナーノートを読んでくれ。
601 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 22:06:15 ID:glGNLSk3
それは「トスカ」にだけ起こった
なんてはず無いからEMIはみんなそんな感じなんだろうな
レコ芸で絶賛され続けたカラスの全曲はそんな事だったんだ
再発するたび推薦盤w
まったく気づいていなかったんじゃないか?高崎さんw
つーか、聴いてる側(一般の客)だって、ほとんどみんな、
判ってなかったんだよ。
聴いて分かんないなら、音が良いEMI盤でいいじゃん、って思う。
ナクソスの解説読んで初めて気が付くんだったらね。
ここらへんは受け取り方の個人差なんだろうな。
本件だけでなく、例えばフルヴェンとかもそうだけど、
EMIの編集は、ズサンだよね。
ここまでくると社風と言いたくなる。
フルヴェンの件で実感するけど、EMIの原盤管理感覚って
本当にひどいね。
オリジナル(マザー)テープなんか保存されてないんだろうなあ。
デッカと対照的だね。
605 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 23:58:50 ID:glGNLSk3
でもネームヴァリューで仕掛けると売れる潤うがっぽり儲かる
606 :
名無しの笛の踊り:2008/06/21(土) 00:18:08 ID:gqXfU3mU
商売で批評書いてる人は楽譜を追いながら聞いてるんじゃないのか?
一般客はわからなくとも、金もらってしかもカラス御万歳主義者なら何度も聞き込んでるから
わかりそうなもの
LP時代は、レコードをひっくり返したり入れ替えたりしてると
数小節ないくらい判らなくなるんじゃないの?
で、CDになっても同じミスが続いているかどうかが問題なんだが。
608 :
名無しの笛の踊り:2008/06/21(土) 10:40:47 ID:gqXfU3mU
モノラルで発売されていたエレーデ指揮の「オテロ」がステレオで残っていた!
というDECCAと比べて儲かりゃいいって感じだなEMI
カラスさま様高崎さま様
あれだけ推薦連発してくれてんだもの
管理やらオペラに対する姿勢やらDECCAのほうが紳士的だ
今日、カラスのドキュメントやる日じゃん
ハイビジョン特集 世界のディーバ 男と女の物語 マリア・カラス 歌に生き 愛に生き
BShi 6月23日(月) 午後8:00〜9:30
610 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 21:01:10 ID:4gamqHXY
愛に生き過ぎ 歌を忘れ
HMVのカラス69CDまだ入らないんですけど。
TOWERに変えるべきか。
613 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 22:01:57 ID:CnTZoCU1
きょうタワレコを覗いたら、カラスの「椿姫」のMyto盤がでていた。
早速買って、聴いてみたけど、非常に自然な音の響きで、当時のスタジオ録音の
水準に近い。
そのかわり、プロンプターのやかましいこと。
大きな音が出ても、まったくひずみを感じない。お勧め。
614 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 22:40:45 ID:RwtEX7dF
どこのライヴ?
カラスのヴィオレッタは凄いよね。
主要レパートリーのうち5作品くらいは全幕映像があれば、
最高だったよね。あのドレス姿のキリッとしたルックスは
今だに超える歌手がでてないっすよ。
うん,フィルムとか写真見ると惹きつけられるよ
618 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 00:55:54 ID:JFieG0eI
>あのドレス姿のキリッとしたルックス
???
どの舞台?
もともとこのラ・トラヴィアータは18世紀
カラスも胸空きのひろい胸元に椿の花を挿した伝統的な演出の舞台がたくさんある
でも
ヴィスコンティがスカラ座で演出したときは19世紀に舞台を移した
例の鯨の骨ペチコートから腰パット(鹿鳴館ファッション)に
よく使われているカラスの白のロング手袋を口元に当てた写真
第一幕の「ばからしい」のときの髷のピンをはずしてロングヘアーをダラリを投げ出したシーンは語り草
エミール・ゾラのイメージ
(ジェラルド・フィットゥジェラルドの著書に詳しい 主婦の友社刊)
あのイメージは強烈だけれどカラスはあの19世紀にずらしたヴィオレッタはスカラ座のヴィスコンティのみだよね
終幕でわざと声をからしたら「カラスついに声が出ず!」と報道されたスカラ座の名舞台
後にフレーニで大事件
モッフォで失笑w
カラスウィドウといわれるファンを生んだw
1951年のスカラ座ではテバルディが.....
しょげちゃった
619 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 01:52:02 ID:baHdtimn
>613
リスボンのやつです。
EMIから出ているのに比べると、ちょっとにわかには信じられないくらい、
音質がいいのです。オリジナルテープからリマスタリングしたらしく、
EMIの人工的なひびきとは違います。ただ、高音の伸びがいまひとつで
詰まった感じがしますが、カラスファンだったら、このディスクは無視できないでしょう。
パールからもでているようですが、同じようなものではないか、推測しています。
620 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 01:56:17 ID:JFieG0eI
ああサンカルロのね
クラウスの
でもねカラスのヴィオレッタあのレプリカのコヴェント・ガーデンのがいいんだわ
>>619 パール盤と同じところに瑕が入ってるので、大元は同じと思う。
ただいろいろ違うところはあるようだね。
リスボンの公演は全幕フィルムがあるとか何度となく流れているけれど、
やっぱりないのかな?3幕のちょっとと、それと(あまり知られてないかな?)
2幕のちょっとも残っている。
>>621 >ただいろいろ違うところはあるようだね。
演奏が?
じゃあ違うテープじゃないか?
公演日が違うとか。
パール盤は持ってるが、今度のはいっそう音質が向上してるって事?
625 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 18:50:20 ID:3ryLjDzb
>>622 カラスのライブ映像は海外で運営している「秘密の箱」には結構あって、
見ることができるよーん。カラーじゃないのが残念なのが多いけど、
ドレス姿は圧倒的な存在感ですから、オケに合唱つきのコンサートなんかだと、
団員や合唱団まで、カラスが歌いだすと目が点になってますよね。
ヴィオレッタの舞台映像なんかも、モノクロながら、カラスのドレス姿は
完全にオーラが別次元のもので、飛びついて抱きしめたくなるほどの
衝動に駆られる華麗さですよね。
もしもは無いけれど、現在30〜40歳ぐらいで文化会館で生ヴィオレッタ
見れたら、S席10万円軽く取れる歌手でしょうね。
つくづくタイムスリップして見てみたい歌手NO1ですね。
626 :
名無しの笛の踊り:2008/06/30(月) 02:16:30 ID:ecXIYDu8
文化会館なんかには来ないって
全盛期を少し過ぎたころNHKのイタオペから打診
「歌劇場もないところでは歌えない」と
当時合唱でNHKイタオペにかかわった芸大の方から聞いた当時の話
日本人のオーケストラと合唱で多目的ホールでのオペラなんかでは来ないという人
それもカラスらしくていい
おそらく多くの外国の人は敗戦後10年くらいしかたっていない日本は
あまりマーケットとしていいところとは思っていなかったのだろうし
それより石油で当てたダラス、しかも夏の暑いダラスのほうがずーっとw
それがカラスだしそのほうが好きだw
BShiの特集見たけど、オナシスのほうも、カラスと結婚してればよかったのにな。
>>627 女としてならそうだったんだろうが、オペラ歌手としては
オナシスは最悪。彼がいなければカラスのステレオ盤が
もっと残っていたし、今残っているステレオ盤よりももっと
いい歌唱が聴けたはず。俗物だよオナシスは。
今日はじめてカラスにであいました。驚感!
つぼにはまって、CDきいてます。もう4回目。
そして、カラス100を犬まで注文しました。
ちょっと、もちついて、他のソプラノも聴いてみたら?
631 :
名無しの笛の踊り:2008/07/01(火) 23:10:38 ID:dX+Ad+i6
1973年。マダムバタフライ世界コンクール(現在のマダムバタフライ
コンクール長崎とは別)受賞者ゼミナールコンサートが大阪のフェス
ティバルホールで行われた。審査員のカラスがこのゼミナールコンサ
ートに出席。全世界から駆けつけた聴衆の前で歌唱指導を行った。
当初、カラスは指導しないとされていたが、歌手の熱唱、ホールの
音響の良さ、緊張感に満ちた舞台、客席に押されて、直接歌唱指導
を行い、フェスティバルホールを熱狂の渦に揺るがせた。
翌日の新聞は「カラスが歌った」と大きく取り上げ、気を好くした
カラスの復活がここ大阪から始まった。スティファノとのジョイント
コンサートやオペラ公演が欧米で行われ、日本でもジョイントコンサ
ートが行われた。そして神奈川での日本での初のオペラ公演を前に
カラスは他界した。
このゼミナールコンサートは日本の音楽史上、音楽ゼミナール史上、
空前絶後、最初で最後のゼミナールコンサートとして特筆すべき出
来事とされてる。
>>625 そんなに映像があるなら、DVD化されそうなものだが…
権利関係とかで何か問題があるの?
カラス、今HMVで最安値13000円代だね。
>>630 もしよかったら、マリアカラスのほかの方で、
おすすめのソプラノとインプレを教えてください。
>>634 アンジェラ・ゲオルギュー 人気、美しい声、完璧なテク、可憐な気品
キャスリーン・バトル 甘く透明感のある天使、絶妙なテク、愛らしい演技
エディタ・グルベローヴァ 超絶技巧、魅惑的な表現、圧倒的な実力
ジェシー・ノーマン リリコスピント、ドラマティコで圧倒的な実力
ミレッラ・フレ−二 年齢とともに深みが増す
アグネス・バルツァ シャープで艶のある声、ゆたかな声量、圧倒的な演技
チェチリア・バルトリ 注目の歌手、巧みな感情表現、情熱的な美声
マリア・カラス 驚異的なレパートリ、やや金属的、超人的な幅広さ
レナータ・テバルディ カラスのライバル、安定感、華麗でスケールが大きい
モンセラート・カバリエ カラスの後継者、超絶技巧や高音ではない、芳醇な声
ビルギット・ニルソン 圧倒的な声量、力強い美声、柔軟性に富む
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ 顔は怖いけど、たぶんいい人
637 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 00:05:59 ID:KBohDIcE
カラスをいっぺんで気に入ってしまったのなら、
他のソプラノは受け入れがたいかも分からんね…
ジョーン・サザランド 顔は残念だけど、美声と確かな技巧でベルカントものを得意とする
640 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 22:26:29 ID:8Io1qVD9
カラスとカラヤンの「カルメン」CDは最高にグーだな。
カラスの「ノルマ」CDも凄い。
641 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 23:47:55 ID:3IoOUHvr
>639
カラスは一応ソプラノになっているが、もともとはメゾの人だと思う。
「セビリアの理髪師」のロジーナは、完全にメゾで歌っている。
ロッシーニの様式に、いちばん早い時期に気づいたのはカラスじゃないだろうか?
その当時のロジーナときたら、とんでもないコロラトゥーラの歌手ばかりで
いまの一般的認識とは程遠い。
「今の歌声」も、低域はとんでもなく低い音符をうたっている。
そういう意味で、彼女の様式の認識はつねに正確だといえる。
642 :
名無しの笛の踊り:2008/07/04(金) 00:08:57 ID:Z52Bgd+0
>>641 カラスはメゾでは?との見解にはかなり同意するけど、
質問者は「カラス以外のソプラノ」について聞いてい。
643 :
名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 00:06:33 ID:ogJz7Tmb
>>631 >そして神奈川での日本での初のオペラ公演を前にカラスは他界した。
カラスの日本での初オペラ公演「トスカ」(神奈川県立音楽堂)は1975年に予定されていた
しかし弟子の佐藤陽子に語った様に「日本でのトスカはあきらめました」。声が出なかったという事らしい。
代役にモンセラット・カバリエが来日しディ・ステーファノと「トスカ」を
カラスはその後2年して1977年9月に逝去された
644 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 01:24:21 ID:0O8Vyrkh
>>640 >カラスとカラヤンの「カルメン」CDは最高にグー
?
カラヤンはレオンタイン・プライスやアグネス・バルツァと「カルメン」録音しているが
カラスはジルジュ・プレートルと録音している
ライブかなにかでカラスとカラヤンの「カルメン」があるのか??
カラスは舞台ではカルメンをやっていないから放送?それとも演奏会方式のライブ?
つりでは?
>>645 単なる間違いでしょう。それにカラスはカラヤンをそれほど評価はしていなかったはず。
647 :
町居則子(金神弁天):2008/07/10(木) 07:09:04 ID:PF330b+z
騒音公害ソプラノ白痴
648 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 07:45:41 ID:1+iS13xT
>>644は言葉の意味が分からないようだ、
>>640はカラヤンとカラスが共演してるなんて、
どこにも書き込んでないぞ、この場合、カラヤンの「カルメン」とカラスの「カルメン」という意味で
ただ、短縮して書いてるだけ、その意味も分からんようではw
648は640だろ。
自分のヘタクソな文章をそうやって胡麻化すなよ。
仮に別人だとしても、640は、「カラスとカラヤンが共演した『カルメン』」と解釈するのがもっとも普通。
あんたの解釈のほうがよっぽどうがっている。
ま、648は句点の使い方を間違えてるし。
自分のヘタクソな文章のカッコ悪い自己弁護だろ。
652 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 09:53:03 ID:1+iS13xT
>>649>>650>>651 図星なもんで、キレてる低能児、ごまかすの漢字も知らないのがその証拠、
お前ら、学校もろくに卒業してないんだろう?
言っとくけど、俺は
>>640ではないよ、ホンとにバカなニートどもだぜ、
せいぜい、親が生きてる間、親のすねをかじってろ、親が死ねば乞食生活が待ってるぞw
>>652 ごまか・す [3]
(動サ 五[四])
@ 自分にとって不利益な実態が表れないようにとりつくろう。
「年を―・す」
「身分を―・す」
A 人目を欺いて不正を行う。金品を盗み取る。
「店の勘定を―・す」
「釣り銭を―・す」
B 相手の問いかけにまじめに応ぜず,自分の弱点が表れないようにする。
「その問いには笑って―・した」
「適当な返事をして―・しておく」
〔「誤魔化す」「胡麻化す」は当て字〕
すんなり変換してしまったんで、そのまま使った。
当て字でも、辞書に載ってるから、許容の範囲だろう。
やたら突っかかってくるのは、クソバカの証拠。
とっとと入院しろ。
>>652 つーか、
>図星なもんで
って、何に対して『図星』なんだか。
この人、相当頭が悪いね。
655 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 12:24:14 ID:0O8Vyrkh
>>648 >短縮して書いてるだけ、その意味も分からんようではw
ようではって言われてもw
>カラスとカラヤンの「カルメン」CD
これをカラスがカラヤンの指揮で録音した「カルメン」と思っただけ
656 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 19:13:38 ID:1+iS13xT
>>653>>654 事実を突かれて必死に言い訳するなんて、みっともないぞ、しかもキレて
相手を罵倒するのが精一杯の低能児、親が泣いてるぞ、明日はハローワークへ行けよw
>>656 >事実を突かれて必死に言い訳する
それって、アンタの事じゃないか。
しかも、自分が失業者かニートかヒッキーか何だか知らないが、
そういうみじめ〜なバカだからといって、他人まで自分と同じだと
思うなよ。
昼間2ちゃんに書き込んでるからって、お前みたいに家に閉じこもってる
とは限らないんだぜ。
お前こそ、親に泣きついて、頭の中を手術して貰って、もっとマシな
オツムの持ち主になるんだな、このボケカスあほんだら。
658 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 19:39:59 ID:1+iS13xT
>>657 やはり大阪民国のチョン公だったか、てめえらチョンは朝鮮へ帰れ!
チョン公のくせにクラシック音楽を聞くなんて、生意気だぞ!
>>658 だから自分がそうだからって……。
しかしお前、どんどん下品で下劣でクソになっていくな。
お里が知れるとはこの事だな。
660 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 20:23:06 ID:1+iS13xT
>>659 朝鮮人のくせに、お里が知れるの意味,知ってんのか?
朝鮮人は朝鮮語で書き込めよ、あ、てめえ、在日チョンだから
朝鮮語使えないのか? 惨めだねw
>>660 凄いな、お前。
どこまで暴走するか、見届けてやるよ。
こんな人種差別主義者がカラスのオペラなんか聴く資格ねえよな。
662 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 20:53:37 ID:1+iS13xT
>>661 事実を言われてファビョるなよ、チョンがオペラ聞くなんて生意気なんだよ、
生活保護で暮らしてる乞食チョンめが!
>>662 どうしたんだ?
誰にも相手にされなくて、2ちゃんで憂さを晴らしてるのか?
ところで、オレは日本人なんだけど、ネットでは証明する方法は
ないわなあ。
お前もそうだろ。
生活保護もつらいかもね。
ああ、お前は介護保険をだまし取って暮らしてるやくざだろ。
スレが伸びてると思ったらチョンが暴れてただけかよw
>>665 いろいろな言語があり、私の持っているのは英語。
日本での販売だから、英語版のものを輸入しているのでは?
ブックレットにしておくにはおしいほど良くできたブックレットです。
それにCDもカラスライブの抜粋としてはかなり長時間の抜粋を
とっており、それぞれの役柄に焦点を当てつつまとめ上げられていて、
これまた良くできています。もちろん録音状態さえ気にならなければ
の話しですが。もっとも、トスカそのものの演奏が抜けているのは、
編集ミスとさえ思われるほど不思議ですが。それが唯一の難点かな?
買われるのなら、JPCがかなり安くなっています。ここの高い送料入れても安いはずです。
40ユロを切っています。
http://www.jpc.de/jpcng/classic/detail/-/hnum/8779577 ただし、ドイツのサイトなので、ブックレットはドイツ語版かもしれないので、要確認。
しかし、ケースを見る限り英語で書かれているので(私のと同じ)、英語の
ブックレットの可能性もあり。
JPCのはドイツ語でした orz
ドイツ語でしたか・・・
今英尼で10ポンド切って出しているセーラーがいるね。
評価も100パーセントだし、英語版かどうか訊いて、
値段が値段だから買うのもありかな?
英尼の£9.99箱,買ってみました。
ブックレットは英語。
箱なんですが,ドイツ語版の箱の裏面だけ,英語の紙がのりで
貼り付けてありました。
ブックレットを取り替えて,紙を一枚貼り付ければ英語版のできあがり
というわけです。
送料合わせて£13.57。
ただし,梱包は雑で,箱の角がへこんでました。
気にならない人には,買いですね。
>>669 安く手に入り、しかも英語版だったので良かったですね。
カラスのCDのアンソロジーのなかでも秀逸な一品です。
私は出た当時9000円ぐらいで購入しましたかね?
カラス箱のデラックス版、思い切って買った。他では7万前後
だが、米尼でここんとこ値下がりはじめ2週間ほど前から300ドル
切ったので、注文した。1週間で届いた。厳重コンポ。そりゃそうだろう、
ケースの美しさが最大の売りの一つだからね。中の写真集等は
これだけでも4,5千円するだろう。欠点はやはりリブレットがCD供給
ってことかな、それとどのCDに何が入っているかがわかりにくい。
もっとも、あまりきれいなので、使いたくないって云うか、聴くより、飾って
見るためのCDセットかな?コレクター向け。
今後、米尼では週単位で値下げすると思う。1ヶ月前も安かったが
(360ドルぐらい)、そのじてんとくらべても現在の方が70ドルぐらい安く、
290ドル台。後1月もすれば、250を切るかも?
私は待てずに297ドルぐらいの時点で購入してしまったが。
ほんと、きれいなCD。カラスを聴こうという人は購入してはだめです。
672 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 12:49:27 ID:axUuKVIj
カラスの70CDセット、在庫僅少になってたので、あわてて購入。
ライブでこういうセットというのは出ないのかな?
久しぶりにユルゲン・ケスティング監修の26CDセット、ほとんど聴いていなかったので、
ブックレットを見ながら聴く。英語は読めないので、写真とか眺めつつ。
たしかに黒い魅力の人だと思ったり、あの時代では異端だったのだろうかと考えたり、
ヴィスコンティやパゾリーニが陶酔したんだから、きっとそれまでの歌手とは異質の美を
持ってたんだろうと思ったり。
このCDの24から26には「Maria Callas :Tosca -Puccini-Verismo」
とあるのに、トスカが入っていないのは不思議だなあと思っていました。
監修者ユルゲン・ケスティングの推奨する音源の許可がおりなかったのか?
ブックレットにそのことが書かれていないかと英文を読むのではなく、
分かる単語を中心に眺めてみましたが、どうも書かれていないような気がする。
>>672 そうです。ユルゲン・ケスティング監修の26CDセット
はテーマ別でライブをまとめてあり、良くできていると思うんですが、
トスカのテーマがあるのに、トスカからの場面がない。スタジオのも使える
だろうし、52年だったかメキシコライブもあるだろうし、この省略は単なる
編集ミスと思います。このセットの唯一の欠点か。
675 :
名無しの笛の踊り:2008/07/30(水) 23:51:34 ID:g6odYh7T
>単なる編集ミスと思います
ライセンスの問題じゃないのかい?
編集ミスということで,ドイツ語版にはもう一枚トスカのCDが
入ってるそうです。
>>676 やはりそうですか。買ったときからおかしいと思っていました。
それにしてもすでに買った人には保証しないのでしょうかね?
ま、トスカだけでしょうから、EMIので十分ですが。それにしても。。。
情報源はどこですか?
ドイツ語版買った知り合いから聞きました。
>>679 サンクス。トスカの入れ忘れでしょうね。
トスカのテーマに割り当てられているCD
は3枚あって(CD24,25,26)、それまでの
CDの録音時間は70分越えもざらにあるのに、
このCDだけは1枚目は確かに73分弱はいっているが、
後の2枚は33分、37分しかはいってないからね、
このCDボックスにしてはちょうど1枚分ぐらい少ないわけだ。
追加されたトスカは52年(だったかな?)メキシコからのライブが入ってい
るのかな?ま、それとサバタの正規盤からかな?
ま、このCDボックスは良くできていると思う。
47年から56年までのカラスのライブ中心のアンソロジーで、
57年を含んでいない。57年頃までをカラスの絶頂期と
言う人もいるけれど、57年頃からやはり声の衰えを感じるね、私は。
681 :
名無しの笛の踊り:2008/08/05(火) 19:19:16 ID:S+XXyOht
1957年ってスカラ座のエジンバラ公演のあたりか?
あのレナータ・スコットが代役で出た「夢遊病の女」
エルザ・マックスウェルとのパーティーなら出るのか?と言われてしまった頃の?
マックスウェルとかオナシスとか彼女の周りには怪しい人物が現れだしてしまったのが
彼女の運命を左右したのだろうな
エヴァンゲリアもメネギーニにもカラスにプラスだったとは思えないし
パゾリーニとかもどうなんだろう
オペラの世界で輝かせたのはセラフィンとヴィスコンティ?
682 :
名無しの笛の踊り:2008/08/05(火) 19:22:26 ID:RygQ65nu
683 :
名無しの笛の踊り:2008/08/05(火) 22:07:52 ID:S+XXyOht
ゼフィレッリ?それって1964年ごろじゃ?
パリオペラ座の「ノルマ」とかコヴェンントガーデンの「トスカ」とか
もう全盛期を過ぎた頃じゃないかい?
とするとジョルジョ・プレートルも??
684 :
名無しの笛の踊り:2008/08/05(火) 23:32:08 ID:dg/ngefb
えみ音源 からす らいゔ Comp まだでつか?
追加のトスカは,52年のメキシコシティが3分の1
残りは53年のサバタのでした
トータル75分
>>685 たびたび情報サンクス。52年からのが入っていましたか?
私の持っていないカラスといえば、おそらくそのトスカを含め2,3枚だろう
と思っていますが、残念ですねえ。何をやっとんじゃい、あの会社は!
出たときにすぐに買ったのに!
サバタのは、前にも書きましたが、この前思い切って買い換えました、
あのカラスのデラックス盤に。米尼で半額以下になっていたんでね、
送料入れて3万3千円ほどでした。
>>687 それと同じでしょう。50年盤もありますが、52年の方がいいという噂です。
>>688 どえらい値段ですね。
でも探してみたら、52年盤、oroからでているね。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/378239 買ってみるか・・・・
あ、そうそう前に書いたカラスで持っていないのは2,3枚っての、
あれはまったくのあやまり。考えたらメキシコのトスカだけでも
50ねんと52年あるもんね。えらく厚かましいことを書いて申し訳ない。
カラスを好きになると、ま、どういうのか
麻薬みたいでね。ほかの歌手を聴くと、そのなまっちょろいこと。
そういえば、リザネックが言っていたことがあるが、カラスのように歌っていたら、
私(=リザネック)の歌手人生は短期間で終わっていただろう。
カラスはオペラの登場人物と区別がつかないほど、その登場人物に
同一化していた、あのように自らをすべてなげうって、登場人物たちの
数多くの、さまざまな、波乱に富んだ人生を送れば、その歌手人生の
短命だったこともわかる、
そんなことをリザネックがカラスの死後言っていたね。以上は、やはり
様々なことがあった実人生を除いてだからね。ま、壊れてしまったんだね。
なんかこんなことを書いていたら、カラスがパリで死んだ1977年だったかな、
私はカラスの住んでいたアパルトマンから15分ぐらいのところに住んでいたのを
思い出してしまった。。。。
プレートルとの競演は絶頂期には及ばないがスタジオもライブも当時としてはなかなか好調だよ
相性もよかったのだろう
691 :
名無しの笛の踊り:2008/08/06(水) 22:55:02 ID:7IJWhh9C
>ほかの歌手を聴くと、そのなまっちょろいこと
いつもの「カラス以外の歌手は糞」っていう...
>私はカラスの住んでいたアパルトマンから15分ぐらいのところに住んでいたのを
思い出してしまった。。。。
高崎保男さんを思い出してしまった(僕がイタリアで聞いたカラスは...)
コヴェント椿姫、MYTOからでるね
でもこのレーベルはそこそこの仕事はやってくれると思うが、未だ「極上」ってのはないからなあ・・・
高崎保男ってレディス4にでてた人?
694 :
名無しの笛の踊り:2008/08/11(月) 23:35:43 ID:gLH3w1ma
?
高崎一郎
高崎ってまだレコ芸やってんのかな?
697 :
名無しの笛の踊り:2008/08/18(月) 01:33:34 ID:Nj1ImzhG
やってたと思うけど
どうせ「カラス以外は糞」としか言わないんだろうな
698 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 08:58:24 ID:OHWE8HJJ
>>698 オリジナル音源に一番近いのが一番音質がいいと思う。
EMIのはたぶん、弄り過ぎて音を悪くしているはず。
かといって他のも、EMIの板起こしかもしれず。
>>699 出先からケータイアクセスなのでIDが変わっていますが、698です。
早速ありがとうございます。
EMIとEMI原盤を明記してあるRegisを外した二択ということですね。
どちらにするか、悩みます。
これは普通はGolden Melodramがファーストチョイスと思う。
HMVから買うつもりなら、いちおう扱ってるが・・・
時間がかかりそうだからはずしたかな?
EMIのはもちろんあまりよくない。
ウラニアはEMIよりましだったが、ややキンキンしたサウンド傾向だったと思う。
>>701 ありがとうございます。
Golden Melodram、見落としていました。
多少時間がかかってもいい音で聴きたいので、
帰宅後にPCで見直してみます。
703 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 21:02:26 ID:TMnkt8ya
お節介でしょうが、「仮面舞踏会」は、スタジオ録音が最高なんじゃないかな。
もちろん、聴いていらっしゃると思うけど。
あの録音には欠けたところがない、と思います。
それが、「運命の力」になると、もう、カラスの歌だけが最高で、あとはクソ、と言いたく
なりますが。高崎某ではないけど、皮肉をいうと、「運命の力」をきくと、
いかにカラスが優れた歌手か、ということがわかりますね。
704 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 21:43:47 ID:euh3f+ZC
[カラスの歌だけが最高で、あとはクソ]
やっぱり....でたか
>>703 確かにゴッビがカルロ持ち役にしてなかったためにタリアブーエのような
ロートルを起用したり、EMI盤には色々残念な所もあるけど、少なくとも
タッカーのアルヴァーロとカペッキのメリトーネには何の不満も無いぞ。
つーかなんか知らんがタッカーを例の"三大テノール"と較べて一段も二段も
下にみる人が多いな。オールド・メトのメンツが好きな自分としては確かに
発声に小回りが利かない部分は認めるとしても、あの鋭い直線的な高音の魅力は
それを補って余りあるものがあると思うんだがな。伊達に"ブルックリンの
カルーソー"の名を名乗ってるわけじゃない。
まあ、ヴァルディアーノには折角クリストフがいるんだから何とかして歌って
ホスィかったってのはあるが…カラスとは因縁があるからなあ…
706 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 23:57:40 ID:OHWE8HJJ
>「仮面舞踏会」は、スタジオ録音が最高なんじゃないかな。
それは録音の質も含めて、ということでしょうか?
707 :
名無しの笛の踊り:2008/08/23(土) 00:54:35 ID:f/kw2rmK
>706
いいえ、何もかも、です。
>>703 >カラスの歌だけが最高で、あとはクソ
そんな条件下で
>いかにカラスが優れた歌手か、ということが
わかるの?
いや、仮面〜の57年スカラは最高のキャストによる空前の名演と評価されてるよ。
音の面では正直、カラスの一連のライブとしては中の上ぐらいだろう。
余裕があればスタジオと両方聞くとよい。
>>709 個人的には今の所"絶後"だとも思うがな。
カラスのシリアスなアメーリアやバスティアニーニの水際立ったレナートも
勿論最高なんだけど、ディ・ステーファノのリリシズムに溢れた熱い歌い回しは
賛否両論あるとはいえ、リッカルドの理想だと自分は思う。スタジオ盤は
ピッポもカラスもライヴ程には歌がノれてないし(2幕の愛の二重唱や3幕の
リッカルドのアリアなんかを聴くとその差は歴然としてる)、ゴッビはどうも
レナート歌うにゃ声に苦味が強すぎる嫌いがあるような…。
指揮だけなら41年メトのパニッツァがこれよりもさらに水準が高い気もするし、
57年ティエリ指揮フィレンツェライヴでのチェルクェッティのアメーリアは
場面ごとに歌の出来にムラがあるものの2幕までならカラス以上のものも
聴かせてくれるけど、トータルで考えたらこの57年スカラのシーズン・
オープニング以上のものはなかなか…
k
57年ライブのステファーノは熱っぽい歌い方で、彼の演奏の中でも
最高の一つ。カラスには関しては、他のカラスのライブとスタジオ録音
との違いについても同じことがいえるが、スタジオの方は歌重視、
ライブの方は演技も含めた一つのドラマを構成し、歌い方もより劇的
になっている。表情付けの強弱がより強い。命をも縮めたであろうような
歌唱で、実際それで歌手生命は短かったんだが。
落ち着いた歌唱を聴きたいのなら、スタジオ盤、劇的なカラスを
聴きたいのならライブ盤でしょう。私はそのときの気分によって両方とも
聴きたくなるときがあるので、2つとも持っているが。
713 :
名無しの笛の踊り:2008/08/23(土) 13:14:31 ID:lXNr62ha
空前の名演が50年前のモノラル録音だとすると最近のオペラ界というのは...
ンな事言い出せば、18世紀のベートーベンを超える作曲家が
出てこない最近の作曲業界はどうなのさ?
「空前の名演」なんだから、「絶後」かもしれない。
それだけ凄い名演はそうそう出ないだろ。
>>713 今はヴェルディ歌い自体がろくにいないじゃん。
716 :
名無しの笛の踊り:2008/08/23(土) 21:45:33 ID:u7jwa3zZ
>>713 単に今演奏史的にヴェルディが旬じゃないだけでそ。
ヴェルディの旬は20〜60年代前半位までだから、その時代より後の録音が
これに勝てないのは仕方が無い。代わりに今はロッシーニやベルカントものが
旬なんだから別にいいんじゃねと思うんだがね。
HMV見てもロッシーニやベルカントはコメントが少ない。
初心者の俺にはどれが「定番」か分からない。(定番=傑作ではないが。)
これから「定番」が整備されるのかな。
ヴェルディの定番作りが終わったのだとすると、'50年代の録音技術の
未成熟が恨めしいな。聴くに耐えんのはEMIだけかもしれないが。
今が旬という話題に乗っからせてください。
最近のロッシーニやベルカントもので後世まで名演として残りそうな演奏って
どれでしょうか?
DVDスレほうがふさわしい話題ですみませんが。
最近で言えば、コレッリ、メイ、シラグーザの「ドン・パスクアーレ」は定番になると思う。
ベルカントの星・フローレスは、「フローレス以外は糞」を唱える人々に語り継がれるだろうが、
特にDVDは彼以外は本当に糞なのが少なくないので、名演とよぶにふさわしいかは疑問。
スカラ座の「連隊の娘」は70年来のタブーを破った名演なんだけど、マリーがなあ…
720 :
名無しの笛の踊り:2008/08/25(月) 23:21:58 ID:uTobGmPO
少し前から疑問に思っていたんだけど。
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
殿下(プリンス)にくびったけ Disc75 [洋楽]
カラスヲタって、殿下ヲタを兼ねてるの…?
721 :
名無しの笛の踊り:2008/08/25(月) 23:26:01 ID:YDrb++pI
そうなんだろうね
>>719 ランカトーレの?
デセイのほうがよくない?
>>722 うん、そう思うよ。でも、「スカラ座でアンコール」がそれを凌駕するかもな〜ということ。
DVDもデセイのが楽しいけど、アンコールがある方(チオーフィ)が「凄いのを見た!」って感じしない?
なるほど歴史的価値ってことね。
スカラでデセイとやれば一番よかったw
727 :
726:2008/08/26(火) 23:53:40 ID:7GOxItVf
すみません、スカラ連隊の娘、TV放映はあったようだけど、DVDやCD
にはなってないのね。話を見失ってました・
728 :
名無しの笛の踊り:2008/08/27(水) 10:24:17 ID:zShpMxkg
誰の?カラスの?
とカラススレで聞いてみる
730 :
名無しの笛の踊り:2008/08/27(水) 21:56:33 ID:zShpMxkg
↑
ありゃIDにSOS
731 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 17:59:00 ID:obs2WKkg
>>712 >実際それで歌手生命は短かったんだが
歌手生命が短かったのはカラスの歌唱のせいだけなのかな
オナシスが悪いのじゃ!
プレートルのトスカが廃盤らしいな
犬の検索に出ない
EMIは糞みたいな盤はたくさん残しておくのにわけわからんよ
ちなみにこれは数少ないartの成功例であった
>>733 旧盤に霞んじゃってるけど、これはこれでいい録音なんだけど。
まあ、中古を探せば手に入るでしょ。
735 :
名無しの笛の踊り:2008/09/02(火) 18:59:36 ID:rvvUL1zs
>EMIは糞みたいな盤
カラスファンって 「糞」 って使うのが好きなのか
ヒント) ここ2ちゃん。順応できないならアホー掲示板に行けばwww
737 :
名無しの笛の踊り:2008/09/03(水) 20:51:19 ID:mmM9pdhI
738 :
名無しの笛の踊り:2008/09/05(金) 22:22:23 ID:40C/rjKm
カラスの「トスカ」「トスカ」っていうけどスカラ座ではカラスは歌ってないんだよな
>>738 はいそうですが、なにか?
もともとトスカをあまり好きでなかったからね。
740 :
名無しの笛の踊り:2008/09/07(日) 10:22:41 ID:jDVfPWlr
カラスが最も気に入っていたロールって何?
歌手生命を縮めたノルマ?
マリア・カラスのライブのHQCDとか出ると思う?
何か出るんじゃね?
一応。
742です。ノルマなんだ。教えてくれてありがとう
>>743,744
748 :
743:2008/09/07(日) 19:38:22 ID:UPb3cHuO
>>747 礼儀正しいのは結構ですが、礼を言われると慌てます。
あくまで推測。
当人に聴いても明言はしないでしょ。
決めかねる、ってこともあるだろうし、ローマの休日のお姫様が
気に入った都市答えるのが本来NG、というのと似た大人の事情も
あるだろうし。
749 :
名無しの笛の踊り:2008/09/08(月) 02:51:08 ID:Fn/0NAVt
>>739 >もともとトスカをあまり好きでなかったからね
どこで言ったんだ?
750 :
名無しの笛の踊り:2008/09/08(月) 05:14:44 ID:KuRP5r9r
>749
ぼくが聞いたはなしだと、カラスはプッチーニは3流音楽家と軽蔑していたらしい。
ところが、たいした技は必要ないし、ドラマ的にもかなりきちんとしている。
東京で、リサイタルをして、好評に気をよくした彼女は
たしか翌年「トスカ」を歌う約束までした。
それは歌が技術的にやさしいから。
まあ、それは実現しなくて、カバリエがやってきたが、もう大昔のことだな。
751 :
名無しの笛の踊り:2008/09/09(火) 00:16:03 ID:uVgMnQ+D
1975年神奈川県立音楽堂
>カラスはプッチーニは3流音楽家と軽蔑
じゃカラスは誰が一番だと思っていたのだろう
752 :
名無しの笛の踊り:2008/09/09(火) 18:03:22 ID:Bp984nC/
>751
ぼくにもその点が疑問なんだが、ヴェルディは別格として、
彼女が有名になるきっかけになったベッリーニ、ドニゼッティについては、
彼女自身の意見がどこさがしても無いんだ。
そうして、意外なことに、モーツァルトをなんとベルカントの先駆者とはっきり
ジュリアードのカラスでは、発言している。
しかし、カラスの歌うモーツァルトほど聞くにたえないものはない。
おそらく、音楽的にカラスの個性をうまくいかせないどころか、モーツァルトの
音楽は彼女の個性を排除している。
ほんの数曲しかのこっていないアリアの録音ですべてそのことが言える。
50年代前半の「後宮からの逃走」、60年代の前半のドイツオペラアリア集だけしか
残っていないが、かなり悲惨。
ただし、ロッシーニは、58年の時点で現在の規範とされる様式でロジーナを
歌っていて、びっくり。完全に高めのメゾの声域。当時の日本の批評家が
一致して、けなした名録音。ここいらあたりで、日本の音楽評論家の限界がみえる。
753 :
名無しの笛の踊り:2008/09/09(火) 22:53:55 ID:uVgMnQ+D
「後宮からの逃走」ってスカラで歌ってるな
でもその後のレセプションで「モーツァルトの音楽は概して鈍いと思います」とカラスは語っている
ジュリアードは後年オペラの舞台から遠ざかったあたりだから意見が変化していったのかも
「後宮からの逃走」の頃はものすごい重量級の体重だったね
>そうして、意外なことに、モーツァルトをなんとベルカントの先駆者とはっきり
夜の女王のアリアなんて、ベルカントそのものじゃない?
755 :
名無しの笛の踊り:2008/09/11(木) 03:10:23 ID:0dbfq1wd
後宮のアリアは、彼女が若いときの録音にもかかわらず、
モーツァルトのメロディとは水と油。
二人の人物が格闘しているようにきこえる。
カラスとしても、高い声もアジリタも両方らくらくこなせる時代だったのに。
756 :
名無しの笛の踊り:2008/09/11(木) 03:13:55 ID:kSoO3XCc
もうすぐ命日
夜の女王イタリア語版ってなかったの?
似合いそうなのに…
758 :
名無しの笛の踊り:2008/09/12(金) 00:16:12 ID:aJLo2wif
カラスはやっぱりプリマドンナ・オペラがいい
>>757 ほんと、カラスの夜の女王聴きたかったね、
メッツの当時の総支配人ビンゴだったかな?
歌うように、破格のギャラで提案したんだが、
カラスは受けなかったようだ。2つのアリアしか
ないという理由で。
アリアよりも、その他の場面でのアンサンブル能力が問題だ。
主役じゃないだけでなく、マヌケな役だろ>夜の女王
ベルカントもののヒロインなんて、たいてい間が抜けてる。
今朝はよく鳴いている
764 :
757:2008/09/13(土) 22:09:04 ID:+i7DMO2K
>>759 うわ,もったいない…
ソプラノなら絶対歌いたい役かと思ってたよ。
夜の女王は軽やかに転がして欲しい。
カラス的ドラマティックさでは聴きたくない。
本来、若手登竜門的な役で、プリマのレパートリーじゃないだろ。
もともと義姉が歌ったんだよね?
彼女も売り出し前だったの?
767 :
名無しの笛の踊り:2008/09/14(日) 19:13:47 ID:MNYcL9RF
今、クラッシーカフェでマリア・カラスやってるよ
MYTOのコヴェントガーデン椿姫、ISDSよりはいいね
昔のCDたちとの比較は好みで選択
夜の女王って色物っぽい。
超絶技巧でも、ディーヴァの役柄ではないよね。
大物がやると、「本日のスペシャルゲスト〜〜!!」って感じ。
770 :
名無しの笛の踊り:2008/09/16(火) 22:55:22 ID:zA7D4JDk
NHKでスポットCMやってるhiのカラスの番組
あのCMで使っている髪を筒のようなので巻いているヘアスタイルのトスカの映像ってどこからのソース?
あれ前からKULTURのビデオとかでアリアだけ収録されているんで見たことあるんだけど
771 :
名無しの笛の踊り:2008/09/23(火) 21:00:31 ID:Xi2aGwwI
カラスの31年目の命日も過疎スレのままだったなんて
31年前に死んだ歌手の単独スレが賑わってたら、それも不健全だろ。
>>772 その31年前に死んだ歌手の再発が賑わいまくりの、不健全なレコード業界。
>>774 不健全さで言ったら、
単独スレが賑わう<<<<(越えられない壁)<<<<再発賑わいまくり
だってことがいいたいだけ。
再発賑わいまくりなんだから、単独スレが賑わうくらいどうってことない。
単独スレは過疎、ってことは、賑わいまくりの再発はヲタをひきつけてない、
笛吹けど踊らず状態、ってことだろ。2chだけで語るのもなんだけど。
健全じゃないか。
なるほど。