1 :
名無しの笛の踊り:
なにが良い? やっぱバッハの無伴奏?
2 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 02:07:03 ID:0lIZoqTk
とりあえず自分で2ゲト
3 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 02:37:59 ID:ADk+BsQB
オッフェンバック「ジャクリーヌの涙」
4 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 02:44:10 ID:8L7WoPTR
ショパンのチェロソナタ
5 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 04:32:01 ID:KEQyCNKH
コダーイ:無伴奏チェロソナタ
6 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 04:54:41 ID:k9tY0jqW
ピアソラの「グラン・タンゴ」とかどーよ?
個人的にはロストロよりもマの演奏が好みかも。
7 :
名無しの笛の踊り:2007/07/27(金) 21:35:44 ID:x9DjqZin
ハイドンのチェロ協奏曲
8 :
名無しの笛の踊り:2007/07/28(土) 01:03:59 ID:PSAENbSG
ラフマニノフのチェロソナタ
9 :
名無しの笛の踊り:2007/07/28(土) 01:27:43 ID:/0trVZ2v
ミヤスコフスキのチェロソナタ
黛のBUNRAKU
クセナキスのノモス・アルファ
10 :
名無しの笛の踊り:2007/07/28(土) 10:24:22 ID:mGpk49eb
チェロ総合スレでも良かったかもな
どうせなら「チェロの名演って何よ? 」スレを復活させて欲しかった。
次はVol.12かな?
12 :
燃料投下:2007/07/28(土) 12:02:39 ID:YTZqHE9g
13 :
名無しの笛の踊り:2007/07/30(月) 14:02:36 ID:ThNOEnWt
エルガーのチェロ協奏曲
14 :
名無しの笛の踊り:2007/07/30(月) 14:04:07 ID:LnBof3Y4
アルベルト・ディートリッヒのチェロ協奏曲ト短調について語ろう。
15 :
名無しの笛の踊り:2007/08/01(水) 02:40:45 ID:fDqnH8FB
16 :
>>15:2007/08/01(水) 02:43:55 ID:fDqnH8FB
ファイルのあとの.zipを外してください。
ん、これCDからのリッピングじゃないの?トラック17って出てくるし。
曲は聴いたことない。ライトクラシック系じゃない?
18 :
15です。:2007/08/01(水) 11:47:03 ID:fDqnH8FB
18はバッハのアリオーソですわ。有名な曲。
20 :
名無しの笛の踊り:2007/08/01(水) 12:03:59 ID:zJ3Kekhg
クレンゲル
21 :
名無しの笛の踊り:2007/08/01(水) 12:17:39 ID:tTMvFMzZ
>>20 クレソゲルといえば、二台のチェロのための協奏曲が素晴らしい。
まさにチェロ交響曲。すんげーありがちな第一主題「あー、俺もそれ
思いついたのに」みたいな。でも、一度聞いたら忘れない。
ブラームス的なオケのシンコペーション。「讃歌」と同様の
高音部でのチェロの歌の絡み合い。生で聞きたい。
クレンゲルはチェロコンの4番が好きだぜ。
さすが大チェリスト&大先生、ツボる。
23 :
名無しの笛の踊り:2007/08/01(水) 15:32:11 ID:tTMvFMzZ
>>22 あー、4番も素晴らしい。「ドイツロマン派最高のチェロ協奏曲」という
言われ方をすることもある。ダヴィドフの技巧と、ブラームスの重厚な構成および
管弦楽がミックスしたような作品だ。
ある意味、ずるい作品w
1903年かそこらの作曲でしょう。ドヴォルザークも書き終わっているから
ロマン派のチェロ協奏曲全部を参考にできる。
一楽章の第一主題を提示したあとの木管楽器との掛け合いはダヴィドフ的。
二楽章の中間部で速くなるところはラロのアイディアに近い。
三楽章はシューマンのピアノ協奏曲の三楽章のようなコード進行があって印象的。
それにしても、こんな完成度の高い作品が埋もれているように見えるのは何故だろう。
またハンスリックに酷いことでも言われたか?
>クレソゲルといえば、二台のチェロのための協奏曲が素晴らしい
CDで出てる?
26 :
名無しの笛の踊り:2007/08/01(水) 23:51:46 ID:XjSv8aX6
サン=サンーンスのチェロ協はカップリングで多い曲なんだけど結構好き
27 :
名無しの笛の踊り:2007/08/02(木) 09:36:42 ID:3K0oKqWj
>>25 CPOから出てますよ。つか、それしか知らない。 CPOは素晴らしい。どんどん陽のあたらない協奏曲を出して欲しい
28 :
名無しの笛の踊り:2007/08/03(金) 00:34:12 ID:ddoqcOfx
フォルクマン:チェロ協奏曲
ドボルザークのチェロ協奏曲が世に出るまでは
この曲が世界一のチェロ協奏曲だったそーだね
聴いたことある人、感想よろしく
かっちょいいぞぃ。CDも複数出てたように思う。
30 :
名無しの笛の踊り:2007/08/03(金) 10:16:06 ID:jo6Mb4LY
>>28 フォルクマンの協奏曲ならCDも出ているし、ネット上に楽譜もあります。 それはともかく、ダヴィドフの方が上だったと思う。 クレンゲルがダヴィドフを弾いてデビューしたというので、そう思った。
ブラームスのヴァイオリンソナタ雨の歌、をチェロ用に編曲したやつ!
原曲聴いてもぜんぜんチェロのほうがいいんだけど...
犬の特売デュプレだぞ
思わずポチりますた…
33 :
名無しの笛の踊り:2007/08/08(水) 11:58:24 ID:n3F6RN6R
マジ?
ボッケリーニ
ヴィヴァルディ
>>6
おれも。
ロストロのはなんかテンポが滑っててセクシィじゃないよな。
個人的にはカサドの無伴奏大好き。
やっぱチェリストが書いたチェロ曲は、いいっす。
タコのチェロソナタ
タコもこんな音楽書くんだなと
38 :
名無しの笛の踊り:2007/08/10(金) 09:59:27 ID:NRs9Gtem
>>37 ピアノ五重奏もわりと似た分類の音楽じゃないかしらん。
39 :
名無しの笛の踊り:2007/08/10(金) 11:14:05 ID:p2Q54dVU
皆がいってる結構まいなーなやつってCDほんとにあるのか
>>39 このスレにあがっている奴は全部、CDで聞いたことがある。
つかほとんど持ってるw
大人っていいですな。
>40
>12もCDで聴いたことがあるの?
>>41 ないと思う。ライヒャとかワーゲンザイルとか、その辺のような気がするが
お教えください
ライヒャの名は聞いたことがあるけどワーゲンザイルの名は初めて聞く。
いいの?
>45
サンクス。早速注文しました。来るのが楽しみ
42ですが、答えがくるのが楽しみ。
聞きなおしたけどワーゲンザイルは、そんなに高音までいかなかったですな。
プレイエルの二楽章もE6まであがっていくけど、そもそも調も違うし。
なぞなぞの方は最高音がG#5ですな。
12はライヒャでしょ。それより15は聴いたことないけど何だ?
>42
良い見立てですね。感心しました。
12はヨーゼフ・ライヒャのヘ短調。チェロはサードロ
この曲はCDでは出てないと思う。冒頭なんかが結構気にいってる
>>50 42ですが、お教えいただきましてありがとう!漏れって鋭いじゃないか。
ライヒャはEricssonのOp4-1などが入ってるCDしか持ってません。
ヘ短調は聞かなきゃなあ。楽譜は出てますか?
52 :
名無しの笛の踊り:2007/08/19(日) 02:32:54 ID:I8w95rc8
フォーレ チェロ・ソナタ
チェロソナタに駄曲なし
コダーイの無伴奏チェロソナタは素晴らしいな。
シュタルケルのモノラル盤を聴いてる。
55 :
名無しの笛の踊り:2007/08/23(木) 17:52:55 ID:7ziy3nGJ
ブラームスのチェロソナタ1番
自分で弾いて好きになったお
56 :
名無しの笛の踊り:2007/08/23(木) 18:56:09 ID:Ye7ziMoi
ドヴォルザークの「森の静けさ」
57 :
名無しの笛の踊り:2007/08/29(水) 22:31:02 ID:nS5J4FPb
シュニトケのチェロ協奏曲1番
偉大だ・・・・・
50年後には今のショスタコの1番の協奏曲のような位置づけになっているに違いない
58 :
名無しの笛の踊り:2007/08/30(木) 10:17:39 ID:8OgpWDvf
>>57 同意。終楽章のへん、わかりやすく盛り上がるし。
ところで、フックスFUCHSのチェロソナタの1番も2番も、ポスト・ブラームス的な
名曲だと思います。1番は1881年作だから1886年のブラ2よりも前ですが、
ピアノの分散和音にのって淡くチェロが歌い出す冒頭部分なんて、
フォーレの後期を思わせるくらい、はっとします。
アントン・ルービンシュタインのチェロソナタの1番も2番も、
ポスト・メンデルスゾーンス的な名曲だと思います。
ブラームスやメンデルスゾーンと違い、チェロ協奏曲を書き切った人の
作品だけあって、技巧的にもいけてます。
これらの作品は、実はひそかに、ああ、言いにくいけど、
Rシュトラウスのチェロソナタより総合的にみて優れているんじゃないかと
思うのですが、誰か賛同してくれないかな?
Rシュトラウスは、確かに旋律にキレがあるし、超一流作曲家の萠芽は出てるけど、
同じ人のヴァイオリンソナタに比べたらまだまだだし、
なんと言うか、Rシュトラウスの陰にフックスやルービンシュタインを置くのは
後者の人達に気の毒だと思うんです。
このようにRシュトラウスのソナタに「勝てる」作品って、他にもあると
思うので、紹介してもらえたら更に嬉しい。
59 :
名無しの笛の踊り:2007/08/30(木) 12:48:17 ID:LY9qL4Aj
協奏曲では
@ タコ1番 ロストロ&小澤
A ハイドン1番 マイスキー 弾き振り
B エルガー ヂュ・プレ
が鉄板の3大名曲という事で決定!
61 :
名無しの笛の踊り:2007/08/30(木) 23:53:01 ID:DvAck2f6
ショスタコ1番はナタリア・グートマン+コンドラシンのほうがいけてますよ(もれのなかではの話だが・・)
ドヴォコンなんてどこがいいんだか全然わかんないね
2楽章はいいじゃん。
>>62 煽るわけじゃないが、漏れはエルガーがドヴォコンより優れている点は
唯一「雰囲気」だと思います。しかも、「雰囲気」は好き嫌いの問題ですが。
ソロの技法、管弦楽法、曲の構成、どれもドヴォコンの方が完成度が高い。
65 :
名無しの笛の踊り:2007/08/31(金) 08:33:30 ID:AVE/vAEr
サン・サーンスの『白鳥』
66 :
名無しの笛の踊り:2007/08/31(金) 20:10:29 ID:eeHbX0Yu
オレも チェロ曲大好きなんだが
ドヴォコンは嫌いではないけど、上位には挙げられないなぁ
エルガーの方が 醸し出す雰囲気が好きだ
うーむ、漏れもドヴォコンにケチをつけようと何度もしたけど、
あれは交響曲の分野でのベト9と同じくらい凄いんです。どう考えても。
強いていうなら、「雰囲気が嫌い」くらいしかない。
↓こう書き直すと伝わるか
オレも 交響曲大好きなんだが
ベートーヴェンの第九は嫌いではないけど、上位には挙げられないなぁ
ブルックナーの九番の方が 醸し出す雰囲気が好きだ
俺はドヴォルザークやシューマン、サン=サーンス、エルガーよりも
ボッケリーニやハイドン(2番)のが断然好きだけど。
>>68 素晴らしい!ボッケリーニの中ではどれが一番好き?
70 :
名無しの笛の踊り:2007/09/01(土) 13:21:41 ID:2AMe3dgM
自分は変ロ長調しか知らないのですが、
ボッケリーニと言えば、誰のCDが良いんですか?
ビルスマボックスに結構入ってますよ。
とりあえず安く全曲聴きたかったら鰤かnaxosで全集あり。
もうショパンのチェロソナタが最強。
人は三十代でここまで枯れるのかと恐ろしくなってくる。
>>70 コクセ
チェロのためのソナタと協奏曲(alpha084)
74 :
名無しの笛の踊り:2007/09/02(日) 08:40:28 ID:x6JWb72J
>>72 漏れはチェロ弾きだから、ショパンの全作品の中でチェロソナタが
最高傑作だと思っているのですが、一般的に最高傑作といったら
どれなんでしょうね。バラードの4番あたりかな。
ふと気になってwikipedia見たが、チェロについて酷い書き方だな。
チェロについては、筆者オリジナルの見解といってよい。
75 :
名無しの笛の踊り:2007/09/02(日) 15:32:39 ID:w3S9s6e6
ハイドンは1番の方が好きだなぁ
ブリテンとリゲティの無伴奏がまだ挙がっていないな。
ハイドンなら実質チェロと弦楽の為の協奏曲と言える交響曲第13番の第2楽章もいい。
それなりにいいのはシェックのチェロ協奏曲。
77 :
名無しの笛の踊り:2007/09/02(日) 15:53:43 ID:1SF94NtL
満場一致でジェットホイッスルに決まりますた
ところで
>>58ですが、フックスはまだまだ無名か。
フックスは無伴奏ビオラソナタも書いていて、レーガーを彷彿とさせる。
つか、マーラーやシベリウスを教えたというフックスの最も平凡で
ストレートな後継者がレーガーだったといえまいか(直接習ってないようだが)。
79 :
名無しの笛の踊り:2007/09/02(日) 19:02:20 ID:sswwvOR3
80 :
名無しの笛の踊り:2007/09/02(日) 19:05:11 ID:YcoaXO/D
フォーレ:エレジー
チェロの名曲でつね
>>80 同意同意
ショパンとフランクのソナタもいいよなあ
ショパンのチェロソナタはもっと有名になっていいはずだと思うけどな
ドヴォのコンチェルトよりも好きだ。
82 :
名無しの笛の踊り:2007/09/03(月) 06:07:50 ID:mtvseNub
_ ∩
( ゚∀゚)彡 フィンジ!フィンジ!タヴナー!タヴナー!グリーグ!グリーグ!
⊂彡
18世紀最大の協奏曲:ハイドン2番
19世紀最大の協奏曲:ドヴォルザーク2番
20世紀最大の協奏曲:ショスタコビッチ1番
番外:21世紀の協奏曲:吉松1番
これが妥当なところだな。
18世紀、19世紀は専業チェリストが協奏曲を沢山書いているが、
贔屓目にみても専業作曲家の作品の方が完成度が高いだろうなあ。
ハイドンさえいなければ、18世紀はボッケリーニでFAなのだが。
19世紀はポッパーの2番かなあ。
84 :
名無しの笛の踊り:2007/09/03(月) 10:40:44 ID:mtvseNub
森の静けさのことも時々でいいのでry
85 :
名無しの笛の踊り:2007/09/03(月) 10:54:53 ID:mtvseNub
86 :
名無しの笛の踊り:2007/09/03(月) 11:44:59 ID://10a7xm
森つながりでは、ポッパーの「Im wald(森より)」も超名曲ですよ。
ピアノ版も録音されているが、出来ればオケ版をお勧め。
ポッパーといえば超絶技巧で知られているが、
これはシューマンの各種の組曲と相通じる、内省的かつ写実的、
奧の深い作品だと思う。
ブラームスのソナタはもっと評価されるべき
88 :
名無しの笛の踊り:2007/09/03(月) 15:48:02 ID:XNr0/Zkk
>>87 あなたは1番と2番どっちが好きですか?
私は1番ですね。中だるみ(?)の無い曲が好きなので。
>>87-88 ブラームスのソナタが評価されていなかったら、一体何が評価されている
というのか!評価しすぎ。誰でもついつい弾いてしまいますが。とくに1番。
19世紀(一部20世紀)のチェロソナタは
ブラームスsage
Rシュトラウスsage
(フランクsage)
ショパン
メンデルスゾーンage
フンメルageage
Aルービンシュタインageage
フックスage
ボロディンageage
ドホナーニage
グリーグ
サン=サーンス1番age
サン=サーンス2番ageageage
フォーレage
ルクーage
ラロage
マニャールのソナタ
じゃロパルツ。
92 :
名無しの笛の踊り:2007/09/05(水) 14:51:42 ID:+1vfz+ke
シューベルトの《アルペジオーネ》が最高!
どんなチェロオリジナルよりもチェロに向いている。
93 :
名無しの笛の踊り:2007/09/08(土) 08:51:46 ID:WMW6gysv
カバレフスキーのチェロコンいいよ。
95 :
てーあん:2007/09/09(日) 09:53:44 ID:fHFd48A5
手持やお勧めのCDも書いてよ >all 名演じゃなくてもいいからさ
96 :
名無しの笛の踊り:2007/09/09(日) 16:14:14 ID:fHFd48A5
やっぱバッハの無伴奏 イィ
97 :
名無しの笛の踊り:2007/09/10(月) 17:53:14 ID:zC3tEv0Z
ポッパー:ハンガリアンラプソディー
有名な曲ですがまだ出てないので♪
99 :
名無しの笛の踊り:2007/09/11(火) 00:19:02 ID:pteFKgRX
>>98 すごく嬉しい、ありがとう!!!!!!
なんだけど、事情があっていまネットできないんだ・・・・
明日の日付が変わるぐらいまでupしといてもらえませんか?(><)
100 :
名無しの笛の踊り:2007/09/11(火) 00:44:20 ID:580ej2R6
サン=サーンスのチェロと管弦楽のための組曲は良いぞ
101 :
97:2007/09/11(火) 23:04:33 ID:nf+djOje
DLできなかった・・・・
102 :
98:2007/09/11(火) 23:36:55 ID:ZoPekd1E
>>101 何回かやればDLできると思われ。1ヶ月程度は流れないと思うので、
空いてるときにどぞう。
>>98 ありがとう。便乗して聴きました。
素晴らしい演奏。かんどー
>79は?
105 :
98:2007/09/12(水) 02:12:56 ID:2WgnA30b
ライヒャの協奏曲でしょ?
ポッパーはハンガリー狂詩曲や妖精の踊りよりも静かな小品がいいと思う。
いつかのあの美しい日々のようにOp.64が一番好きかも。
106 :
名無しの笛の踊り:2007/09/15(土) 00:14:31 ID:ttu18iqQ
ベートーヴェンの魔笛の主題の12変奏曲が好き
きもちよい
保守
チェロの名曲でしょ? 何でこれが出ないかなぁ・・・
ほら、チャイコフスキーのロコ(ry
>>108 当たり前感があるのでは?
ベートーヴェンが出ないのもそんな理由だと思われ
コルンゴルトのチェロ協奏曲が好き♪
楽譜も買っちゃった(・∀・)
奇遇だ。漏れもだ。
弾けるようになった?
112 :
110:2007/09/29(土) 13:03:50 ID:C1qalcYu
漏れは聴く方専門(・∀・)
113 :
名無しの笛の踊り:2007/10/01(月) 00:37:29 ID:/Ef6crKb
チェロがメインの弦楽多重奏ってある?
114 :
名無しの笛の踊り:2007/10/01(月) 00:43:02 ID:SeQxlZ49
ヴィラ=ロボスあたりの気がする。
115 :
名無しの笛の踊り:2007/10/01(月) 00:48:41 ID:+Sv+u/lW
シューマンのチェロコンとラロのチェロコンがいい。
シューマンはピアノコン、ラロはスペイン交響曲の人気に隠れてるけど、
チェロのファンなら馴染みがあるだろうな。
ショスタコの1番もいい・・・2番は「どこまで暗いの?」という感じで、
タコヲタは涙を流して喜ぶけど、一般向けではない。(俺はタコヲタなので
トチ狂ったような部分や死にそうな最後の部分も含めて大好きですだ)
エルネスト・ブロッホの無伴奏チェロ組曲1〜3番が良いよ
117 :
名無しの笛の踊り:2007/10/01(月) 02:38:33 ID:gPAFXnpy
208の佐藤死ね。うるせえんだよ!
あ
119 :
名無しの笛の踊り:2007/10/05(金) 18:30:12 ID:IY/G6RSk
ボッケリーニのアダージョとアレグロって、どんな曲ですか?
良スレなのに人いないよ
121 :
名無しの笛の踊り:2007/10/07(日) 00:02:40 ID:AfnftBQO
建築現場で大工のラジオからブラームスのチェロソナタが流れた。
そういう場違いなところで聴くと、あらためて良い曲だなぁと思った。
122 :
名無しの笛の踊り:2007/10/07(日) 10:11:58 ID:p6CMOsvG
第九じゃなくて?(・∀・)
123 :
名無しの笛の踊り:2007/10/17(水) 18:05:36 ID:f+40E6W2
age
124 :
:名無しの笛の踊り:2007/10/21(日) 10:35:39 ID:c0+Kxu0o
Monn(モン)のチェロ協奏曲もいいよ。
出だしの荘重な(少し暗いが)感じがたまらない。
デュプレのしか知らないが。
許/鈴木『クラシック・スナイパー1』を立ち読みしたら、
チェロ曲CDの紹介記事があった。変なマイナー曲ばかりだったが。
126 :
名無しの笛の踊り:2007/10/25(木) 18:55:08 ID:25UGEP/w
どんな曲があった?
127 :
名無しの笛の踊り:2007/10/25(木) 19:17:31 ID:1WAiBu/t
どんな曲があった2?
128 :
名無しの笛の踊り:2007/10/25(木) 19:25:07 ID:2dk3hPXa
どんな曲があった3?
129 :
名無しの笛の踊り:2007/10/25(木) 20:08:38 ID:AdRo8BVJ
来年の日本音コンはチェロ部門ありだね(・∀・)
130 :
名無しの笛の踊り:2007/10/26(金) 18:15:15 ID:6eqwlwUt
モンヤバイ!!!1 2 3 全部好き
131 :
いざよひ ◆nR0QKwo/p2 :2007/10/26(金) 18:45:29 ID:uP1d5jrl
モンってすごくいいよね。
確かデュプレの他にもう一枚録音があったと思う。
こういう埋もれた佳曲っていっぱいあるんだろうね。
>>126,127,128
作曲家名がAからBAまでのチェロ曲とかで、もちろんアレンスキーとか、
バーバーとかメジャーな曲もあったけれど。マイナーと思ったのは
オーベールの「ロンド」とか、アーネルの「無伴奏チェロ組曲」とか、
ババジャニアンの「協奏曲」とか、ベイチュの「ロマンス」とか、
バルギールの「アダージョ」とかでした。
ラフマニノフのチェロ・ソナタが
すんごく好きです(・∀・)
アーネル?バルギール?知らんなぁ。。。
フォーレのチェロ・ソナタ2番が
すんごく好きです(・∀・)
あとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタも。
>>134 あ、ショスタコのチェロ・ソナタは漏れも大好きだ(・∀・)
136 :
名無しの笛の踊り:2007/10/27(土) 09:40:34 ID:CVL9Q2so
ラフマ大好きです。特に最終楽章。マイナーな名曲集めたCD発売してほしい
リン・ハレルとアシュケナージのだったら、
アシュケさんのオーラ?が凄すぎてピアノばかり聴いてしまうorz
ドホナーニが大好きです。
139 :
名無しの笛の踊り:2007/10/29(月) 16:45:53 ID:o7k+Y5Nu
下っ手糞なチェロの音が聞こえます
迷惑です
ブラームスって相性悪くてほとんど好きになれないんだが、
チェロソナタだけは別、凄く好き。何故だろう
141 :
名無しの笛の踊り:2007/11/02(金) 22:41:04 ID:ySHgu+iL
ブラームスのチェロソナタは全て名曲。
142 :
聞きました:2007/11/02(金) 22:43:39 ID:BU8nFFZb
あっしは、ドン・キホーテが一番。二番はエルガーだな。
143 :
名無しの笛の踊り:2007/11/03(土) 00:04:47 ID:MdKy/bQx
144 :
名無しの笛の踊り:2007/11/15(木) 11:58:34 ID:RbzhkNR+
ベートーヴェンのソナタ3番だろ?
誰がなんと言おうと
145 :
名無しの笛の踊り:2007/11/15(木) 17:55:37 ID:y7qX2jBs
ベートーヴェンとブラームスとではどっちがレベル高いと思う
>ソナタ
146 :
名無しの笛の踊り:2007/11/17(土) 01:54:29 ID:Zm93hcZs
ブラームス
147 :
名無しの笛の踊り:2007/11/17(土) 16:10:50 ID:od7UOTPB
すみません、
プロコフィエフの交響的協奏曲ってここには出てないようですが、あまり人気ない作品なのでしょうか?
今、CD買おうか迷っているんですが...
148 :
名無しの笛の踊り:2007/11/17(土) 21:51:17 ID:ZEfiwrmc
ヒンデミットのチェロコン好き。でも2楽章はさすがについていけない。
ショスタコ、ブラームスソナタ、チャイコのロココ、シューマン、サン=サーンス2番…全部好き。
でもドボコンは好みじゃない。
149 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 13:56:16 ID:fLLJOa7b
ちょぴん の チェロソナタ
150 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 13:58:29 ID:cPWbwPZW
無伴奏チェロソナタ
>>147 通常のプロコ節を期待し過ぎると肩透かしを食うかもしれないが、
凄く真面目に作られた大作。20世紀に花開いたチェロコンの中でも
トップレベルの精華だと認識している。献呈者ロストロの演奏を推奨。
俺は史上最高のチェロコンだと思ってるが・・・
聴いといて損はないでしょ。
ボッケリーニのチェロコン変ロ長調についての質問です。
出版社がIMCで編曲者がGruetmacher-Roseの楽譜と、出版社がEulenburgで
編曲者がRichard Sturzeneggerの楽譜で違いはありますか?
155 :
名無しの笛の踊り:2007/11/25(日) 08:43:41 ID:iw2vs/ba
156 :
名無しの笛の踊り:2007/11/25(日) 10:23:14 ID:SIDE4oic
>151
シャフランの演奏もよかった希ガス
モルクは異常な完璧さでびびた すげー・・・
ウォルトンのチェロ・コンチェルトが好きです(・∀・)
159 :
名無しの笛の踊り:2007/12/20(木) 10:12:24 ID:91oamGF4
>>157 チェロコンだけについては、ウォルトンはブリテンに勝った、と 両方が入ってるCDの解説に書いてあったな。
チェロ交響曲も良い音楽だが、如何せん重く渋すぎるか。
久し振りに厨表現で遊んでみよう。
VnCon: B<W
VaCon: B「ラクリメop.48a」<<<W
VcCon: B<=W
PfCon: B「op.13」=W「協奏交響曲」
Sym: B「春」<B「シンプル」<W#2<=B「鎮魂」<W#1
Overture: B「アメリカ」<W「ポーツマスポイント」
Variations: B「フランクブリッジ」<W「ヒンデミット」
Ballet: B「パゴダの王子」>>W「審問」
Orch&Chor: B「戦争レクイエム」>W「ベルシャザール」
Opera: B「ピーターグライムズ」>>W「熊」>>W「トロイラスとクレシダ」
>>160 なるほど、大変参考になりますた。Bは大半を既聴だけど、
W中心に聞きなおしてみます。
162 :
名無しの笛の踊り:2007/12/20(木) 23:11:30 ID:M3N5SnR8
協奏交響曲を高く評価されている皆さんに聴き所を教えて欲しいです。
プロコ好き、チェロ弾きの私ですが、この曲はチェロらしさ、プロコらしさを
殺した失敗作だと思っていました(そしてそのことを惜しんでいました)。
どういう美点を求めて聴けば良いのでしょうか?
んー、特にプロコファンじゃないけど、
1楽章の前奏からしてたまらんし、チェロも親しみやすい民族調なメロディが多いと思う。
そして多彩よね。場面がけっこう変わるけど、チャーミングな音楽に満ちている。(特に2楽章)
チェロの技巧的にも非常に面白い。
俺の弾きたい曲のかなり上位。(とてもじゃないけど弾けないがw)
プロコが改作する前の協奏曲第一番もどこが気に入らなかったのか、
俺には分からんです。
ショスタコ、プロコ、カバレフスキー、ハチャトリアンはどれも聴きやすいし、
多くの人に受け入れられるんじゃないかなぁ。
ブリテンのチェロ交響曲は正直、ちょっと渋いかな。
無伴奏の1番なんかは好きだけど。
プロコとショスタコはチェロソナタがどちらも良いですな。
あと協奏曲で好きなのは、オネゲル。マルタンもよか。
苦手な曲ってあまりないけど、ペンデレツキ、ルトスワフスキ
デュティユーなんかもちょっと渋いかも。
無伴奏作品ではリゲティのソナタが好き。
あと、黛敏郎の文楽もいい。
協奏曲ならヒンデミット・フィンジ・ディーリアスのが逸品。
というのが、個人的な見解。
166 :
名無しの笛の踊り:2008/01/04(金) 11:36:01 ID:fQTuyCJb
ロドリーゴはYOU TUBEで
168 :
名無しの笛の踊り:2008/01/09(水) 19:38:04 ID:Z7uqXcAJ
ゴルターマン
169 :
名無しの笛の踊り:2008/01/11(金) 23:31:10 ID:xU1MgbFw
チェン・チーガンChenQigang
失われた時の反映
これは21世紀の名作
170 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 00:17:10 ID:h1jSgjXu
ショパンのチェロソナタ
特に4楽章がいいぞ
171 :
名無しの笛の踊り:2008/01/13(日) 18:42:15 ID:Jq/If30o
最後だけだろいいのは
ベートヴェンの2番ソナタが好き
>>173 お、弾くんですね。漏れも全部弾いてみたけど、一番面白かったのは
実は魔笛の7変奏だったかもしれない。
ピアニストが一番喜ぶのは、なにげに1番。
175 :
173:2008/01/19(土) 22:30:44 ID:+Ac1lZAx
>>174 魔笛変奏は2曲とも何気に難しい変奏がある。
ヴァリエーションの1番、ってのはギャグ(ピアノの独奏じゃんけ)。
ソナタの1番はピアノが難しい。
付き合ってくれるピアニストがいない。
2番はお互いが楽しめる曲だよね。
176 :
名無しの笛の踊り:2008/01/20(日) 13:48:22 ID:n5JbWtE7
チェロ協奏曲でいっちゃん好きなの何よ?
でけたらお勧めの演奏もあげちくり
ハイドンの1番
>>176 J.C.バッハ (元はヴィオラコンだったっけかな?)
ボッケリーニ。カサド、フルニエ、ヤニグロあたりで。
>>175 >付き合ってくれるピアニストがいない。
これは問題ですね。自分も、学生時代の友達は1番だとか、
ショパン、フランク、ラフマニノフなど本人の欲望の赴くがままに
弾いてくれたけど、そいつが地方にいってしまってorz
最近、ショパンが弾けそうな人妻に出会ったんだが、人妻だしなw
>>176 クレンゲルの4番なんてどうですか。
19世紀のロマンティックな協奏曲の総まとめのような曲。
シューマンやドヴォルザークの成果を踏まえて、
かつメンデルスゾーンやブラームスならこう書いたんじゃないかと
夢想しながら、壮大なスケールでチェロとオケが渡り合うのを
楽しめる曲です。「総まとめ」などと書いたら、エルガーじゃないかと
言われそうですが、あれはちょっと技巧的にも背景的にも特殊な曲で。
クレンゲル以降は、まあトゥルトリエなどもあるものの、
基本的には名チェリストが協奏曲を書かなくなったわけで、
その意味でも19世紀の集大成だと思うわけです。
チェロの音楽好きならば是非お勧め。
>177-9とは思いっきり趣味が合いそう
クレンゲルと言われて半年ほど前に注文してたのを思い出した。
そのころ話題に出ましたよね。
未聴の山に埋もれてるのでこれから探しまつ
185 :
kyrie@脱KY中 ◆.RYdSpBfEI :2008/01/23(水) 12:29:07 ID:Co2orebn
>>176 俺はやっぱりシュニトケの1,2番かなあ。
どちらも感動という点ではまるでダメダメなショスタコを、フレッシュに
より感動的に引き継いだ感じ。2番のアダージョの暗さは、素敵。
ペンデレツキの1番もいいなあ。短いけど、チェロのあらゆる技法を駆使して、
暗黒の世界を奏でている。
グヴァイドゥーリナのチェロと管弦楽のための「キリストの最後の七つの言葉」
もいいなあ…ロシアの作曲家にしては、先鋭的、無駄が無く厳しい感じ。
つまりツンツン。
ダメなのは個人的にリゲティ、ボリチャイ。
186 :
名無しの笛の踊り:2008/01/23(水) 12:37:56 ID:71g4w6Oc
最近聞いた変な曲は
オッフェンバッハの新しく見つかったチェロコン。
やたら難しそうだけど、わけわからない。
187 :
名無しの笛の踊り:2008/01/26(土) 00:06:01 ID:qodIlj95
185
烈しく同意
シュニトケ最高 20世紀の最高傑作 ソナタも最高
>>185-187 シュニトケは何というかリリカルだからね。
ところで、日本人の作品はどうだい?
外山雄三は何か野暮ったい感じがするけど、広瀬量平は
和風ヒンデミットみたいな感じでかっこいいと思う。
私は「Unforgettable Classics」シリーズのチェロを聴いてからチェロの曲をたくさん聴くようになりました。
選曲もバラエティに富んでて、こういうCDが1枚あると入門にはもってこいですね。
これ聴いてなかったらモンのチェロ協奏曲を一生聴くことはなかったと思います。
190 :
名無しの笛の踊り:2008/02/03(日) 09:46:06 ID:I0nhfoZc
たしかに、モンに7分35秒を割いてるのは破格の扱いかも。
普通だったら、シューマンやラロを入れる?
191 :
名無しの笛の踊り:2008/02/03(日) 10:19:11 ID:1vbAkCVk
やっぱグリーグのチェロ・ソナタイ短調Op36でそ?
192 :
名無しの笛の踊り:2008/02/03(日) 11:41:25 ID:lHsyIqXS
私的にチェロの名曲と言えば、サントリーのCMでお馴染みのピアソラのリベルタンゴ
193 :
名無しの笛の踊り:2008/02/03(日) 15:29:11 ID:lHsyIqXS
不覚にもベートーベンのチェロソナタ聴きながらうとうとしてしまった。
1番はモーツアルトみたいだったし、2番はシューベルトみたいだったな
3番は、フェルディナント・リースみたいですw
195 :
名無しの笛の踊り:2008/02/03(日) 23:09:26 ID:lHsyIqXS
w
196 :
名無しの笛の踊り:2008/02/04(月) 17:41:18 ID:+l7n4KJN
昨日は
>>193でちょっとオフザケなカキコしたので、反省の意味を込めて今日はラロとサンサーンスの
チェロコンを聴いてみた。正直言って私には他人にこれを勧める勇気はない。
ラロのは少しはスペインの香りがするかと思ったがそうでもないし、サンサーンスにいたっては
一体何に怒っているのか分からないような不機嫌な曲だから、私が嫌いなやつには絶対薦めるw
197 :
名無しの笛の踊り:2008/02/05(火) 03:49:54 ID:7svfnG6z
グルダの「チェロと吹奏楽のための協奏曲(チェロ協奏曲)」は
本当に恥ずかしい曲だが、俺はあのバカっぽいところが好き。
ロック調の1楽章とか、無伴奏風のカデンツァとか、無駄に超絶技巧で演奏者がかわいそう。
>>196 ピアソラの曲と、後期のサン=サーンスって、かなり近いものがあると思うよ。
コード進行がコテコテすぎて、ちょっとでも詳しい玄人は馬鹿にしがちなんだが、
凡人とは一線を画している澄んだ音楽。
サン=サーンスのチェロソナタの2番、ファゴットソナタ、なんかを
聞いてみて欲しい。ピアソラのオーボエを前面に出した曲たちの雰囲気と
被るのがわかるだろう。
>一体何に怒っているのか分からないような不機嫌な曲
これはワロタけどw
協奏曲の1番だけじゃなくて、アレグロ・アパッショナータなんかも
怒ってる感じだね。協奏曲の1番は、良く聞くと2楽章や3楽章の中間部など
可憐だったり、穏やかだったりする部分も聴こえると思う。
この曲って、全体的には「風」なんだと思う。
ピアノ協奏曲は水が流れていく感じがするが、これは気体みたいな感じ。
シューマンやエルガーなんかが「心情」を表しているとしたら、
この曲はもっと何というか物質的な、オブジェを表しているんだと思う。
たとえば、きらきらの美しい食器が一揃えあったとして、
そこから哲学や心情が読み取れないと価値がない、ということには
ならないと思う。このティーカップはかわいい、スープ皿は素敵だ、
と褒めて貰えるのに、音楽でそれをやると、精神性(笑)がないなどと
言われたりする。サン=サーンスを良く響かせることができることは、
チェロの一番良い部分を出すことができた、ということだと思う。
次にラロだが、196さんは一つの曲の中の暗い部分にひきこまれすぎるような
ことはないだろうか。サン=サーンスでも砂糖菓子あるいはバレエ音楽のような
2楽章のことがすっかりスルーされてるし、ラロでは、2楽章のBメロ、
3楽章全部の、どうみてもスペイン的な部分がすっとばされている気がする。
ラロの協奏曲は、カラオケ親父のオン・ステージのように、独奏チェロが
ずーっと主旋律を弾きまくる。ドヴォ・コンなんかの場合は、チェロが
細かい音型を弾いている間にクラリネットを聴かなくちゃいけない部分、
フルートを聴かなきゃいけない部分、などというのが何小節も続いて、
要するに一人でソロを練習していると心の耳を養う必要がでてくる。
ラロの場合は、それがあまりない。
「俺が俺がこう思うんだぁ」という演説を30分続けられる。
これは一人で練習するときには快感だ。しかも、技巧的に難しい部分が
固まってるから、かっこ良い部分も押さえつつ、残りは気持ちよく歌って練習できる。
その割には、本番を聴くと結構シンフォニックに響くから、良くできた音楽だと
いうことになる。fでtuttiをガツーンと響かせるところが、きちんと散りばめられて
いるからだと思う。ピアノでいうと、ショパンの協奏曲なんて、こんな感じじゃ
ないかと思う(ソロは弾けないんだがオケの部分はピアノ伴奏したことがある)。
このラロの協奏曲は、ソリストが弾いていて気持ちの良い曲だから、
その快感を共有するような感じで愉しめたらいいと思う。
200 :
名無しの笛の踊り:2008/02/05(火) 10:54:12 ID:dStb6Y0Z
今度もう一度聴いてみよう。多分うとうとしているときに良い所があったんだと
思う・・
名曲かどうかわかんないけど、タヴナーのThe Protecting Veilが好きだ
>>197 >俺はあのバカっぽいところが好き
そうそう、なんだかチロル風な曲になったり
もろ昔のロック調だったりね(これが一番恥ずかしい)。
でも、すごく綺麗な所もある。
たま〜に聴きたくなるw
203 :
名無しの笛の踊り:2008/02/12(火) 22:10:41 ID:LQvA/Qcd
シュニトケが良いとの言葉に買ってしまったが。
さっぱり分からん。
すぐ組合行きだ。
204 :
名無しの笛の踊り:2008/02/12(火) 22:11:33 ID:njsq5TUB
いや、少し待ってみろ。
>>203 一番?二番?
二番はちょっと晦渋かもね。主題が既に抽象的だから。
ただ一番は誰もが認める名曲だと思ってたんだが・・・
ドラマティックでロマンティックだし、終楽章の光を撒き散らしながら大きくはばたつ様は、もう鳥肌モノだとおも
二番はシュニトケファン向きのところがある。初心者にはオススメできない。
ただしロシア的・東欧的暗さがお好きなら、あのアダージョは堪らないはず。
>>203 まあ、20世紀最高の曲かどうかはともかく、知っとく分には
いいんじゃない?シュニトケ(1番)
207 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 22:24:32 ID:OyKutvUN
ロシアつながりで、ボリス・チャイコフスキーのチェロ協奏曲は本当にイイと
思う。何度聴いても新しい発見があるような。だがよく聴きこまないと曲の
ヒダがわかりにくいし、また最終楽章のわざとダサくしたような部分の屈折
した感覚がなかなか理解されないみたい(本当にダサいと思われがち)。
この板初めて来ました m(_ _)m ペコリ
既に既出かと思いましたが書かれていないようなので
マックス・ブルッフの「コル・ニドライ」にハマっております
名演といわれるCDってありますかね?
209 :
203:名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 23:39:05 ID:nU0hDSGC
>>205さん
203です 遅レスごめん
シュニトケはcelloの1番レス
やはり枯れた木が横たわる死の湖に動物の声がこだまするイメージが
しています。
しかし前聞いた時苦痛しかなかったが、今回より少し前進した感じ。
同じお勧めがあったミヤコフスキーはシュニトケと同じ現代音楽風と思
っていたら、不思議きれいな曲でなかなか良かったぞ。
>>208 フルニエ&ラムルー管のLPが耳にしみついてるけどCDあるのかな。
211 :
208:2008/02/15(金) 21:26:51 ID:JavmY6xC
>>210 レスありがとうございます
さっそく検索してみます
ブラームスの二重協奏曲。
アーノンクール盤ではクレメンス・ハーゲンがクレーメルと対等に渡り合っていて面白い。
213 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 00:43:10 ID:vLqG7Fje
デュプレのエルガーですが
録音がいくつかありますよね。
一般に「名演」と呼ばれているのは、どの録音ですか?
214 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 01:04:29 ID:tRVbW5Cn
ブラームスのドッペルはカガン+グートマンが好きだ
なんて濃厚な演奏なんだ
215 :
名無しの笛の踊り:2008/03/04(火) 14:59:02 ID:FdAkalJd
チェロ弾き森三中女
ウザイ
216 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 17:08:58 ID:HBXtWgA6
ブリテンの無伴奏 ageるヤシいないの どーしてぇ〜?俺的には
バッハ>コダーイ=ブリテン>>>>超えられない壁>>>>レーガー、他
なんだが・・・
ブリテンの曲はデレク・ジャーマンの映画に似た
立ち入れない何かを感じる。
でもチェロ・ソナタは素晴らしいと思った!
218 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 20:18:52 ID:c3IjlV6k
チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」
ソル・ガベッタ聴いてるけどなかなかいい。
どんな親父がギコギコやってるかと思えばうら若き乙女ではないか。
219 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 14:46:51 ID:sw6lHgKh
>>213 バルビローリ指揮のどちらかを買っとけば間違いない。
ふつうは最初EMIの方かな。
220 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 16:00:03 ID:KU93u6dC
ジャック・オッフェンバックの チェロ協奏曲 ト長調 「軍隊風」 は結構美しい曲。
221 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 16:01:41 ID:WkJ/J/4T
ゴルターマンのコンチェルト好きです(・∀・)
222 :
名無しの笛の踊り:2008/03/16(日) 07:11:53 ID:kN5w6npS
ショスタコーヴィチさえあれば
保守
224 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 08:03:26 ID:i1v+QU7K
寺田達郎さんがひけばなんでも名曲!
今日初めて聞いたバックスの協奏曲が案外良かったからあげておく。
226 :
名無しの笛の踊り:2008/04/04(金) 23:09:34 ID:tW41mMdq
保守age
227 :
名無しの笛の踊り:2008/04/19(土) 18:18:07 ID:hbc5itzw
今更だがバッハ無伴奏は至高
228 :
名無しの笛の踊り:2008/04/20(日) 19:25:36 ID:1F/Xq+UE
229 :
名無しの笛の踊り:2008/04/21(月) 00:10:08 ID:scLUNilw
230 :
名無しの笛の踊り:2008/04/21(月) 00:23:44 ID:WGl1/mzS
>>229 チェロ協奏曲なら、シューマンよりエルガーの方が上だと思う。
チェロ協奏曲なら、エルガーよりダヴィドフの方が上だと思う。
232 :
名無しの笛の踊り:2008/04/21(月) 11:39:42 ID:NiL+MJgi
5月11日から始まるパルコ劇場ドラマリーディングの第2回目の出演者が決定しました!
白井晃さんが演出の「チェロを弾く女」は小泉今日子さんに決定!
白井さんの「小泉さんに出演してほしい!!」と熱烈ラブコールが成就いたしました。
題名から推測できるように、「チェロ」という楽器がキーワードとなる本作品。
チェリストの溝口肇さんの生演奏とともに行われるなんと贅沢な企画!なのでしょうか。
小泉今日子さんの声を通して響く台詞と溝口さんが奏でるチェロの音色がどのような「会話」を創りだしてくれるのか、今から楽しみです。
11日、12日のたった2回の公演。お見逃しなく!!
233 :
名無しの笛の踊り:2008/04/22(火) 04:14:50 ID:kHHvfZ8L
234 :
名無しの笛の踊り:2008/04/22(火) 04:44:15 ID:a9Fym7eP
236 :
名無しの笛の踊り:2008/05/02(金) 08:26:23 ID:xrDMiTuR
捕手
237 :
名無しの笛の踊り:2008/05/07(水) 19:31:44 ID:cw2XHub2
グラズノフなら吟遊詩人の歌でしょ。
あと235のサイトにもあるけど、グレチャニノフの子守唄。こんな純粋で優しい曲ってあまりない。
N響定期でエルガー聴いてきた。なんかすごく感動した。
いい曲だなぁ。
240 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 08:34:56 ID:nmAsOu0S
241 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 14:04:45 ID:jE5+2mqg
第1楽章は阿波踊りみたいだなw
>>240 d楠。前から聴きたいと思ってたけど、CDを通販で買うほどの
気合いが入らなかったw
今度買うwww
243 :
名無しの笛の踊り:2008/06/12(木) 11:24:55 ID:rtlgEd/w
age
こういう愛好家スレでは何を今更なんだろうけどブラームスのチェロソナタっていい曲だね。
245 :
名無しの笛の踊り:2008/06/21(土) 14:15:52 ID:Wlno06Yd
うん、ヴァイオリンソナタよりいい曲だ。
246 :
名無しの笛の踊り:2008/06/22(日) 08:44:28 ID:ProiYUfU
先日、向山さんのブラームスチェロソナタ1番を聴けた。
ラストの曲で盛り上がって良い演奏、良い曲でした。
247 :
名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 13:22:50 ID:IQzrhN8G
編曲物もいいよね
チェロならではだろ
なんぞない?
ブラームスの2曲については、多くの人は、頭では2番のほうが1番より
完成度の高い充実した良い作品であることを認めていると思うが、
実は1番の方を愛しているという人が多そう。
250 :
名無しの笛の踊り:2008/07/17(木) 19:20:38 ID:ZDjur7X3
>>249 わかる、わかる。
2番のソナタの冒頭を、もう少ししっとり弾いている録音
ないでしょうか?いきなりヒステリックな雄叫びみたいに
弾く人大杉で、最初で嫌になっちゃうんです。
251 :
名無しの笛の踊り:2008/07/17(木) 22:03:28 ID:9da5efnz
チェロの曲で何が聴きたいと言われたら、「鳥の歌」をリクエストする。何とも言えない
ペーソスを感じる
252 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 17:44:28 ID:cW11iMoX
何でアルペジオーネソナタってあんまり人気ないのかな?オリジナルじゃないとやっぱダメ?
すごく好きだよ。ペレーニのが特にイイ!
ロッシーニのチェロとコントラバスのデュオの曲のCDでいいのってある?
>>249 そういうブラームスならフルニエ&バックハウスの録音とか?
255 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 12:22:20 ID:IpAodjPb
バッハ最高
256 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 11:46:25 ID:r1BByJw3
ルクーのチェロソナタってどうなのかな。
まだ聴いた事ないが。
age
259 :
名無しの笛の踊り:2008/09/01(月) 15:39:55 ID:meGDP/lI
>>257 青春の激情を叩き付けたような音楽。
頭でっかちになった尾崎豊みたいな感じかな。
もうちょっと真面目にいうと村山槐多(ことえりで一発変換されてビビった)の絵。
滝廉太郎の遺作にも空気が似てる。
ふと思うに、シューベルトって若死になのに、あんまり
こういう音楽は書いてないなあ。弦楽四重奏断章、くらいか?
もっと大人だなあ。
だから、大人の音楽が好きな人にはあまり受け入れられない感じ。
ヴァイオリンソナタやピアノ四重奏の方がよほど完成度は上。
Vnソナタとの関係でいえば、Rシュトラウスも同じ年代にVcソナタ→Vnソナタと
書いていて、どちらの作曲家もVnソナタが完成度は上。
違いは、Rシュトラウスがメンデルスゾーンなど先輩の上手な模倣である
のに対して、ルクーの場合はピアノの音型などはフランクの楽派の影響を
受けつつ内容は独自である点。無茶なことを試みてるから、破綻が多い。
ついでに脱線すると、若書きの天才的Vnソナタ作家としてコルンゴルトも
Vcソナタを遺して欲しかった。
という感じで、好みが別れそうだな。
先輩にブルネロのCD(アルペジオーネとカップリング)を貸したら、あとで
「シューベルトだけをダビングしてください」と言われてしまった。
そんなorz
マニャール晩年のソナタは大人っぽいね
261 :
257:2008/09/01(月) 16:55:03 ID:O/P1SBBI
詳しくありがとうございます。
ブルネロのCD注文したので聴いてみようと思います。
262 :
名無しの笛の踊り:2008/09/01(月) 17:29:59 ID:Xtg7Xjx2
サン=サーンスのチェロソナタは名曲とされている
>>260 全然知らなかったけど、ドイツ軍と自宅で闘って戦死した作曲家って、すごい。
ありがとうございます。聞いてみます。
>>261 どうもです。その勢いにおされて自分もマニャールをw
>>262 1番はいわずもがなですが、2番も大作。ブラームスの2番と並ぶ名曲だと思う。
264 :
名無しの笛の踊り:2008/09/03(水) 00:53:20 ID:vunzGl+X
>>262 同感
浄められ、心穏やかにさせてくれ、そして、心地よく眠らせてもくれる極上品。
265 :
名無しの笛の踊り:2008/09/05(金) 22:32:41 ID:w12D/bhY
クレンゲルの「12のチェロのための<<賛歌>>」はいいと思う。
あと、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」をチェロで演奏するのが好きです。
266 :
名無しの笛の踊り:2008/09/07(日) 01:35:35 ID:CRovGq9k
ショパンのチェロソナタは最近はようやく一般にも知られて演奏される
機会も増えたけど、もう1つ、比較的若い頃の作品で彼の「協奏的2重奏曲」
をあげておきたい。
チェロのパートが相当に技巧的なのに驚かされる。もっともチェリストの
フランショームとの共作ということになっているけど、あの楽想はまぎれ
もなくショパンのものだと思う。
ショパンにあと寿命が10年あれば、優れた室内楽ソナタをいくつも書いただ
ろうと思う(チェロソナタの直後にヴァイオリンソナタの構想があったらしい)。
>>266 ではフランショームの名曲の数々も是非お楽しみください。
カプリースでも練習曲でもノクターンでも。
268 :
名無しの笛の踊り:2008/09/08(月) 08:22:16 ID:n0Vocmeo
>>267 そうそう、フランショームの曲って聴いたこと無いけど、どんな感じ?
ショパンに近いものがあるのかな。
>>268 解説するのが、非常に難しい。
練習曲的なものの楽譜を持っていて、CDは一枚だけ(全曲フランショーム)しか
聞いたことないんだけど、そもそも「ショパンの音楽ってどんなんだっけ?」と
いうところからはじまる。ショパンの音楽には詩心があふれている。
ピアノを弾くときの手癖のような音型にもあふれている。
でも、リストほど超絶技巧ではない。
フランショームの音楽は、そういう意味ではチェロ版のショパンそのもの。
フランスのチェリストの一世代前の先輩であるデュポールに比べると、
はるかにロマン的だ(デュポールも1815年作のロマンスはシューベルトばりに
ロマンティックだが)。ショパンの、分散和音の上に歌われる旋律にちかい
歌がうたわれる。
ただ、あんまり技巧的じゃない。ほぼ同時代のセルヴェの方がよほど技巧的
(パガニーニ的)。ハイポジションの使用はデュポールか(デュポールにしても
ボッケリーニなどより低い)、それ以下。重奏における伴奏パート(ショパンで
いえばピアノの左手)が、なにかモッサリしている。メロディがロマン的でも、
伴奏が同時代的じゃないと途端にもっさりするもの(たとえば、メンデルスゾーン
のピアノ三重奏1番のピアノ左手は出版社のアドヴァイスで「今風」に書き直された)。
ということで、フランショームのメロディはショパンばりに美しいんだけど、
装飾音や伴奏も含めた全体が今ひとつモッサリしているので、
今ひとつ現代に残ってないんじゃないかと思う。
逆にいうとフランショームの歌と、ショパンのピアノ詩的技法があわさると
最高の音楽になるわけで、それがショパンのチェロソナタ。
270 :
266=268:2008/09/08(月) 13:02:21 ID:n0Vocmeo
>>269 どうも解説ありがとうございます。なんとなくわかったような気がします。
今度機会があったら聴いてみたいな。
ところで、
>ハイポジションの使用はデュポールかそれ以下。
とありますけれど、ショパンと共作とされている「協奏的大2重奏曲」は
かなりのハイポジション、かつ超絶技巧が使われているように思えます。
>メンデルスゾーンのピアノ三重奏1番のピアノ左手は出版社の
>アドヴァイスで「今風」に書き直された
これは、確か友人のフェルディナント・ヒラーの忠告に従ったのではなか
ったかと記憶してますが。今のバージョンは相当にピアノパートが技巧的で
スリリングな曲になってますね。好きな曲のひとつです。
>>270 たしかに「悪魔のロベール」の録音をきくと結構派手なのは多いのだが
(それでもセルヴェほどじゃない)、これが原典版かどうかがポイント。
少なくともOp3のポロネーズに関しては、楽譜ごとCDごとに違う。
派手に改変されてて有名なのがジャンドロン版。
このCDはソナタも明らかに手が加わってるから、「悪魔のロベール」も
そうなんじゃないかな。
メンデルスゾーンはヒラーだっけか。家に帰ったら確認します。きっとそうでしょう。
272 :
名無しの笛の踊り:2008/09/08(月) 17:03:19 ID:n0Vocmeo
>>271 楽譜を見たところでは、派手派手なのは原典どおりのように思う。
この曲は、ピアノの派手なところはチェロは比較的おとなしく、一方チェロ
の派手なところはピアノはおとなしいから、そういうパッセージはショパンと
フランショームが分担して作ったんでしょうね。ただ、チェロの派手なところで
も基本となる和声や旋律線はショパンが決めたように思われます。
作品3は元はかなりチェロはおとなしく、手を入れられっぱなしですね。
ピアノパートからチェロに移されたりして。
273 :
名無しの笛の踊り:2008/09/08(月) 17:04:33 ID:n0Vocmeo
↑
ちなみにポーランドが国として作った全集の録音でも派手派手は変わりません。
そうですか。
じゃあ、フランショームの他の作品とは趣が違いますね。
「派手」の定量性は人によるから、具体的に説明すると、
http://imslp.org/wiki/12_Etudes_for_Violoncello%2C_Op.35_%28Franchomme%2C_Auguste%29 ここにチェリストには最も良く知られている「12の練習曲」がある。
これは初期ロマン派のチェロの練習曲としては名作であり、今でも
教育用に使われている。
でも、1800年頃に書かれたデュポールの21の練習曲(IMSLPにある)と比較して、
楽想の新規性はあるものの、演奏技法の新規性はあまりない。
音域は基本的に第4ポジションまでにとどまっており、アルペジオ、重音、
スタッカートなどはデュポールが開発したものの範囲内。
それどころか、同時代には既にロンベルクが使用した低い音域での
親指ポジションの使用、一弓連続スタッカート、親指を軸とした
フラジオレットなどは使われておらず、保守的で地味といえる。
唯一興味深いのは、12番の嬰ト短調という調性で、ピアノとの関係を示唆される。
一方、「悪魔のロベール」のこれが原典版とすると
http://imslp.org/wiki/Grand_Duo_Concertant_%28Chopin%2C_Frederic%29 音域が高音部まで広がっていること以外は、上に述べたロンベルクの
技法は使われておらず、同時代のセルヴェなどと比べると派手とは言いがたい。
たとえば、エンディングの高音部のオクターブは、まあ派手に聞こえない
ことはないが、ハイドンの協奏曲にも普通に使われている古典的な技法。
まあ、この時代のフランコ・ベルギー系でいうとセルヴェやオッフェンバックなどの
本当に派手なチェロ音楽が、ほとんど録音されていないのが問題なのだろうな。
ということで、本当に派手派手な同時代のチェロ音楽については
http://imslp.org/wiki/Category:Servais%2C_Adrien-Fran%C3%A7ois をご覧ください。セルヴェです。
「セビリアの理髪師」の大幻想曲でも協奏曲でもいいが、
これぞチェロのパガニーニ、リスト、だと納得できよう。
重音にしなくてもいいのに(高音)、無理に一弓で弾かなくてもいいのに(スタッカート)、
など辟易とするところもパガニーニやリストの楽譜を見るときの印象に似ている。
フランショームについては、どちらかというと逆なのですね。
ショパンのことを詩人とはいうが超絶技巧とは言わないのと同様、
ショパンはコンサートホールよりもサロンの音楽だというのと同様、
フランショームの音楽というのは、しっとりと、身近な人間に
語りかけてくる種類の内向きの音楽なのですね。
もちろん、ヴィルトゥオーゾの時代だから派手にやる部分がないわけじゃないが、
コンサートホール向きのヴィルトゥオーゾがヨーロッパを席巻した時代に、
技巧は一歩控えて、何というか詩心を追求していったショパンと
フランショームという二人の芸術家の存在は貴重だと思う次第です。
今更だがバッハ無伴奏は究極
278 :
名無しの笛の踊り:2008/09/09(火) 23:39:45 ID:fmhOksRh
>>276 なるほど、よくわかりました。ありがとう。
ところで、チェロとは離れてしまうけれど、「ショパンのことを詩人とはいうが超絶技
巧とは言わない」について。彼がまだ20歳前後の頃、かのエチュードを作曲
してリストに献呈した時点においては、リスト以上にショパンは技巧的であって、
まさにそれまでのピアノ曲の歴史で最も難しい曲を開拓していったのだと思う。
対してリストは、よくいわれるパガニーニからの影響以上に、自らに献呈された
ショパンの練習曲にものすごく触発されて超絶技巧に走ったのではないか、という
のが私の見方です。なにしろどんな曲でも初見で難なく引けたリストが、ショパンの
エチュードの楽譜をはじめて見て初見では弾けない箇所があって恥をかいたという
のだから。
>>278 たしかに、ショパンは初期から後期になるにしたがって、何というか
音が減ってきていますよね。チェロつきのポロネーズとソナタを比較しても、
後者のピアノパートは簡素になっていると思います。それでも、ブラームスなど
に比べると煌びやかなのですが。
さらにリストとショパンの関係については興味深いですね。
シューマンの同時代の評論によると、リストは若い頃から活躍しており
腰を落ち着けて作曲に取り組んだことがない、フランス文学の影響を受けた、
パガニーニが忽然とあらわれて熱烈な影響を受けた、と述べたあと、
「ショパンの出現にあって初めて、彼は再び思慮を取り戻したらしい」と
あります。シューマンの中では、ショパンとは「ショパンには形式がある。
彼の音楽の驚異的な構成の下には、旋律が薔薇色の糸のように貫いている」
という作曲家に映っているようです。別の部分で、(シューマン)自作の練習曲が
ショパンやモシェレスなどよりも技巧的に難しいと述べてもいます。
私自身の見方については良くわからなくなってきたので保留しますw
280 :
名無しの笛の踊り:2008/09/11(木) 10:15:20 ID:VounGpqD
>>260 おかげさまでマニャールのソナタを聞きましたよ。
1911年ということは、チェロ黄金の年(1914〜1915:ドビュッシー、
ウェーベルン、コダーイ)の直前で、フォーレやサン=サーンスが
晩年のソナタを書いていた時代ですね。
さすが、フィガロ紙編集長の息子で、イギリスで法律を勉強して
バイロイトで作曲に目覚めただけあって、バランス感覚というか
理性がまさっている大人の音楽ですね。もっと聴き込みたいです。
281 :
名無しの笛の踊り:2008/09/15(月) 15:34:04 ID:iqO+kzwS
既出だけど、タコのコンチェルトがあれば私は生きて行ける…
撲はモツだな。
焼いてホルモン、煮てモツ鍋
モツは、チェロ的には寂しい人物。
284 :
名無しの笛の踊り:2008/09/22(月) 16:15:53 ID:HCL1uUa+
フィッツェンハーゲンのチェロコン2番て、聴いたことあるヤシいる?
まあ、一言で言ってシューマン+ドヴォなんだけどさ。
落穂拾いとしては、なかなか良いよ。
フォレのエレジー
286 :
名無しの笛の踊り:2008/09/22(月) 20:30:08 ID:Y1sE1LTY
>>284 名曲だ。シューマンの協奏曲に欠けていたド派出さが、この曲には存在する。
1番とか、他のCDってやっぱりないの?
ベートーヴェンのチェロソナタ3番って 全てが素晴らしくて涙が出てきた
288 :
名無しの笛の踊り:2008/09/23(火) 05:30:35 ID:UUK/f+lh
>>287 オレも、チェロのためにたった1曲だけあげろ、といわれたら、
ドヴォルザークのコンチェルトとどっちをとるか悩んだあげくに
ベートーヴェンのソナタのほうをとるかもしれない。
なんというか、力強く生きる希望を与えてくれるというか、活力が
みなぎるというか。
289 :
名無しの笛の踊り:2008/09/23(火) 06:47:13 ID:TVOC4WgA
>287、288
2番のほうが好き
4番はもっと好き
5番が最高
ベートーベンのチェロソナタってなんていうかクリスマスっていう感じがする。
>>290 >ベートーベンのチェロソナタってなんていうかクリスマスっていう感じがする。
何、それっw
ほんと、3番は生きる喜びみたいなのを感じるよね。
3番は王道だと思うけれど2番も捨てがたい。
で、結局289さんみたいな傾向になる。
292 :
289:2008/10/01(水) 01:49:02 ID:4nq499Lg
最近1978年のシュタルケルのベートーベンのソナタ全曲録音を手に入れたのですが、すばらしい。
僕は基本的に新しい古楽を勉強したor影響を受けた新しい録音がすきなのですが、シュタルケルのこの録音はそういったこまかいことを超えたすばらしい録音です。
いろいろ持ってますが、シュタルケルのベートベーベンが最高です。
特に5番は・・・ 感動しました・・・
293 :
名無しの笛の踊り:2008/10/01(水) 13:54:08 ID:MKp9dRk6
チェコのチェロの名曲
ドヴォルザークの森の静けさ
べトソナは伴奏頼めばだいたい断らず弾いてもらえるという点だけにおいて...
断然2番が好きw
梅の花のCMで演奏されてる曲って何ですか?
296 :
休廷楽長:2008/10/08(水) 15:06:22 ID:9fi/Qt2r
テレマンの『忠実な音楽の師』に含まれるチェロソナタは開放弦を意図的に駆使した演奏しやすくて楽しい作品だ。
ヴァージル・トムソンのチェロコン良い。
298 :
名無しの笛の踊り:2008/10/10(金) 12:58:17 ID:3Zhw4yMY
コンスタンティネスク(ルーマニア)のチェロ曲がいいって話だけど、
聴いたことある人いませんか。
300 :
298:
>>299 調べてくれたのですね、サンクス。
そっか、入手困難でプレミア価格なのか…。