1 :
名無しの笛の踊り :
2007/07/09(月) 12:54:47 ID:Mfi1Te+7
2 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 13:08:51 ID:zo9qfNc0
3 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 13:41:25 ID:xHeDhkX9
4 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 13:52:20 ID:xXdoKK2l
文化勲章級 って どんな位置なのかよくわからん。
5 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 14:14:21 ID:fS8ZdMCR
音楽家で言うと、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン級ということでしょう。
6 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 14:29:57 ID:JK/x+Mtk
山田耕筰朝比奈隆級ということです。
7 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 14:39:48 ID:Zr5hTXlc
>>4 今年のレコ芸の表紙のレリーフの完成度クラスくらい
8 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 14:59:09 ID:J0GeJhGC
なんでわざわざこういうミスリードを狙ったスレタイつけるんだろう?
9 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 15:00:58 ID:NR1pXA4C
10 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 15:39:52 ID:BHbBT5f+
スレタイ変だぞ アンチのミスリード狙いだろ
誰か立て直せ さっき試しにやってみたけどダメだった
冗談もわかんないのね
13 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 19:37:49 ID:ak0qevM9
つまらない冗談だね。 冗談ならもっと面白くしてほしいね。
すごく失礼だよな、さすがに。 ファンとか信者とかアンチとかそういうレベル以前の話。 腹立ってきたんでこのスレタイのうちは俺はもう書かないよ。
じゃあ書かなければいいでしょ スレ立てもしないくせに文句ばかりなんですね ネタでも目立って新たに興味を持って貰えれば、それはそれでもうけものだなと思ったのですが 吉田秀和は若い世代にとって身近な存在とは言えません 図書館の貸出件数や現役の文庫本の数でも参照してみてください 確かにあの茫洋ともとれる文章は若い人には面倒くさいのかもしれません しかし、実は趣旨一貫した姿勢でずっと書き続けている、数少ない本当の音楽批評家であるし、 その著作はもっと読まれて欲しいと個人的には感じています 全集が書庫で地蔵みたいに眠るのは嫌だ このスレタイは、吉田氏の著作に親しまれている方には不愉快に感じられるでしょう けれども、ここは2ちゃんねるなのです 吉田秀和を気楽に語るにはうってつけでしょう 批判も賛美も自由ですし、興味を持つのも自由です もちろん一行レスでの書き込みだってかまいません 盲目的に検討することよりも、幅広い世代の様々な視座で読み語られることが大切なのではないでしょうか? そうやって頭にきたという書き込みでだって、スレッドは伸びます
16 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 22:18:20 ID:ak0qevM9
読点ぐらいつけるのが、常識です。
17 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 22:22:12 ID:edw4N6z+
日本一の評論家に対して失礼なスレタイだと思います。
1が釣りやすいのかw しかし、この板はそうでもないが句点 読点は使われなくなったね。 特に女が使わない印象があるんだがね。
18だが訂正 女が使わないと書いたが、おそらくほとんど女と思われる801で150レス中15人は句点 を使っていた 逆にほとんど男と思われる半角では150レス中わずか6人
バルトークが死んだときにも追悼記事を出さなかった朝日新聞(吉田調べ)だけど 吉田先生のときはしっかり出してくれるよ! ついにローカルな評論家に終わったwにしてのバルトーク越え、凄いといえよう。
あのさ、2ちゃんねるで「句読点使え」「スレタイは真面目に」とか語ってるのってどうよ
このスレにだけ来るまともな 2ちゃん的にはおかしな 特に高齢者が多いことが明らかになってますね
若輩者は現実世界で修行すべきことが山のようにあるだろうが! 2ちゃんは高齢者にまかせなさい。 2ちゃんが若輩者のものなどと、勘違いも甚だしい。
>>23 はいはいお爺ちゃん、もう遅いから寝ましょうね。
名曲のたのしみって過去に録音したやつを放送してるの?
26 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 01:51:09 ID:x6XTGlIP
録音放送ですから、「過去に録音したやつ」ということになりますな。 次週から、チャイコフスキー。 etb特集で、吉田先生、チェリビダッケの交響曲5番を聞いていたが、 録音の予習とも思われる。 それくらいの、過去ということでしょうか。
吉田秀和、完全に過去のひと。 もう少し早く亡くなってたら伝説になっ(ry
>>26 w
そうなのかよ・・・
チェリビダッケが許さなかった録音(実は録音されることは許していたという矛盾w)
を聞いて、チェリビダッケ(演奏家の神)の一人を評価かよ・・
ひどい話だな。世界の指揮者でもチェリビダッケはスルーなのに。
このひと、ほんと大衆迎合で。
次スレいらなくね?
すごく失礼なスレタイだな、たしかに。 腹立ってきたんで俺もこのスレタイのうちは書かないよ。
大衆迎合のどこがわるいのか、といえよう。 僕に言わせればたった一言でおわりである。 それは大衆に受け入れられない現代音楽のひがみといえよう。 しらなかったとはいってほしくない。現代音楽を聴くものはそのくらい知らなくてはダメだ。 そんなものは捨てて僕とアンサンブルサクラの演奏でも聴いた方がましだといえよう。
33 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 08:59:16 ID:0ilfq0cB
吉田翁は意外と粗末なコンポで試聴してるんだな〜、犬HK見て驚いた。
34 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 10:51:55 ID:NSCfTxti
90超えた翁の耳には、ミニコンの音でもう十分。高音はほとんど抜けてるだろうし、重低音は畳の和室で緩和される。
35 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 12:06:59 ID:avbFTVW3
そいじゃっまたらいしゅうっ
37 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 14:38:13 ID:B3V4DW/1
吉田氏がチャイコフスキーをやるってのは意外といえば意外。 彼はチャイコフスキーをほとんど評価していないからなあ。
>>37 さすがに今はそれなりには評価してると思うよ。
まあ吉田の若い頃はヴァイオリン協奏曲やピアノ協奏曲第1番とか4〜6シンフォニーとか三大バレエの作曲家の人だったろう。
メロディメーカーだけど安っぽい作曲家ってイメージだろ。
当時はオペラなんてエフゲニー・オネーギンやスペードの女王の録音すら無かったんじゃないかな。
39 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 17:25:48 ID:XJ1kDgXW
誰の録音流すのか楽しみ
このジジイ嫌いだが、宇野よりゃマシってとこか。
>ひどい話だな。世界の指揮者でもチェリビダッケはスルーなのに。 >このひと、ほんと大衆迎合で。 bakamarudasi
世界の指揮者って本を知らない馬鹿がいるね。 もう絶版だろうけど。
チェリビダッケは、神様のひとりだけど、チャイコフスキーを紹介するのに、 チェリビダッケ引用したら、チャイコフスキーの紹介にならないんだけどね・・・ チェリビダッケの音楽を聴くことになる。 こんな変化球あるのかw ほんとにチェリビダッケのCD使ってチャイコフスキー解説しちゃうのかよ・・・ しかも5番の演奏は、超キワモノだよ。
44 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 20:37:13 ID:x6XTGlIP
>>29 >>43 放送によると、「一番遅い演奏はどういうものか、聴いているところ」
とおっしゃっていた。
プラスの評価も、マイナスの評価もしていないし,
放送に取り上げるとも明言していなかった。
仮に、放送の予習をしているのなら、あたりまえのことながら、
1枚のレコードを取り上げるのにいろいろ検討試聴するのだな、
という感想を持った。
>>44 解説どうも。
てっきり放送で紹介するのかと思った。
翁は、ほんと馬鹿みたいに生真面目、糞真面目だな・・・
46 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 22:17:48 ID:Wxl0s+Pv
おれみたいなフツウのクラシックファンからすると ブラやチャイコはダメという宇野さんより信頼性がある。
いずれにしても超えるのは難しいだろうよ。 批評は簡単だが、自分の拠って立つ根拠をつくりあげそこから展開するのは困難だからなあ。 毀誉褒貶も2ちゃんでは当然戯れでしかない。
宇野と翁を比較すること自体ふざけてるだろ・・・ ジャンクフードと、プロパーなフランス料理比較するようなもの。
49 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 22:52:20 ID:NTlAJFlh
宇野より下って言ってるやついないから。
宇野のせいで、先入観持ちまくりでブラームスはだめとか本気で思ってる やついるんだろうな・・・ 死ぬ直前まで音楽進化していった神なのに。
>>49 セットで話題になること自体が間違ってるって言ってんだよ。上とか下とか
言ってる次元じゃないから。
宇野さんのは曲目解説の文章があまりにもナニで本は絶対に読まなかった。 しかしブラームスはダメと本当に書いているのか? ちと信じられない話だな。
>>52 ハンカチ必要とか、交響曲1番とバイオリン協奏曲以外は、センチメンタルすぎとか
明後日の方向を向いた評論でもない、批評でもない、ただの感想文ぶちまけてるよ。
このひとの室内楽のなかの、クラリネットクインテットは、神曲のひとつ。
アダージョは、音楽の神様舞い降りてる。
55 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 23:26:55 ID:Wxl0s+Pv
>>52 書いてる。
「ブラームスなど聴く前から気が滅入る。。。」とかなんとか。
「ただ交響曲第1番はイケル。ベートーヴェン的要素があるから」
だってさ。
ユング君のところは、鯖が脆弱だから他のスレとかで紹介すんなよ。
57 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 23:50:42 ID:ylaeH33L
>>54 このサイトすごい内容ですね! 違法じゃないのかな?
巨匠のMP3が大量にある 解説付きで
58 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 23:56:19 ID:ylaeH33L
すごい量だ・・
59 :
51 :2007/07/11(水) 00:11:47 ID:8oro2Rga
あの、著作権切れてますからw
旧制成城高等学校って、戦前じゃ珍しく芸術教育にも力を入れてた高等学校 だったんだよね。 吉田翁はその頃の思い出に言及したことはあったんだろうか(先日のNHK の番組は見てないもので)。
61 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 00:25:15 ID:Nyoq/oqY
全集の中にも、中原中也との親交が記載されていたが、 実際にご本人の口から「中原中也」の名前が出たときは、 ちょっとゾワッとした。 あの中原中也と親交を持った人間が、未だに存命している (それも現役の批評家として)事実に改めて驚かされた。
62 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 00:37:01 ID:eVa01VEP
吉田氏もネットでダウソとかすればいいのに、、、
63 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 00:40:53 ID:IItAITDJ
学生時代の高橋悠治が怖がっていたという話もあるのよ。
今年は、中原中也生誕100周年だ。この時代の最高の知性は、小林・中原・ 富永太郎だ。吉田読むなら、こいつらを読めや。 こいつらの世代は、フランス象徴詩派の影響をまともに受けた、日本では 最初の世代だ。
65 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 01:11:16 ID:WhJknXf4
>>611 伊藤(伊東?)整にフランス語を習った、という話も出てくる。
66 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 01:23:17 ID:Nyoq/oqY
100年前の最高の知性… 富永、小林はまだ幼児だったような気がww 詩はあまり好きではないので、富永なら弟の方が良いかな。 中原はどうも剃刀を持った若者というイメージがあり、読んでも怖いな。 私的には こいつらも読め、そして吉田秀和全集も全部読めや。 と言わせていただこう。
67 :
51 :2007/07/11(水) 01:24:40 ID:8oro2Rga
全集は、批評というより文学だからな。 2巻-4巻までは文庫じゃ読めないから読んで損ないけど、現代音楽についての批評は相当古いよ。 遅れてる。 市中の図書館に行けばたいてい置いてあるから読めばいい。
68 :
51 :2007/07/11(水) 01:29:49 ID:8oro2Rga
超良心的インテリゲンチャであって、音楽評論家じゃないんだよな・・・ 英語のcrticismって、批判、非難するという言葉の含みがあるけれど、日本語訳で創作 された「批評」「評論」にはそういう意味合いがなくなってる。 吉田秀和は、criticismというより、文学に近い。 音楽という素材を利用して、随想してるんだよな。 だから、俺はこの人の文章は好むけど、この人の批評はあまり耳を傾けるべき じゃないと思ってる。
69 :
51 :2007/07/11(水) 01:31:46 ID:8oro2Rga
時代に合わせた、日和見主義って単語が翁には妥当。 翁には先見性がないから、文章として独立して読まずに音楽を付随させてフォローすると 結構がっかりするよ。
70 :
51 :2007/07/11(水) 01:35:34 ID:8oro2Rga
71 :
51 :2007/07/11(水) 01:41:16 ID:8oro2Rga
それと、文学屋には必要な要素だけど、数読んでくとnarcissismが鼻をついてくる。 こういう文章を書ける知識層がいないことが、日本の不幸なんだけど。 未来の浅田彰だよ、これはw 中毒性があるから、距離を保つべき。核心をついてこないからやっかい。
それが長生きの秘訣なんでね
73 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 02:55:23 ID:Nyoq/oqY
何かの拍子に本棚から取り出して、その芳醇な吉田さんの文章に酔う。 私はそんな楽しみ方ですねー。 バックにフォーレでも流れていて、美味しいロシアンティーがあれば 私には何の不足もありません。
だから、フォーレではなくフォレだと、なんど言えばわかってくれるのかしら?
フォレ?ああ、あの通俗的なレクイエムの人かしら…
76 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 09:13:08 ID:doCXDepv
新聞記者が宮沢喜一を訪ねたとき、 写真週刊誌がソファの上にあって、 宮沢さんは急いで それを尻の下に敷いて隠したそうだ。 こういうことってクラシックの音楽評論家でもあるのかな。 八代亜紀を聞いていたところにレコ芸の編集者が来たので、 あわてて音を消すというような。
のらくろの漫画を読んでたりしたら、隠すかもしれんね。
78 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 09:56:32 ID:8s2daVr3
いまや、翁自身が「ひびの入った骨董品」となってしまったのだよ
>>64 小林は、共産党のみやけんに、なんかのコンクールで負けたんだよ
80 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 12:24:30 ID:BTRjO6Wv
宇野の意見も、独善的で強烈なおっさんの一意見として読めば、 「こういう風に考える人もいるんだな」で済み、楽しめると言えば楽しめる。 宇野の意見に影響されてしまう人が多いから厄介なんだな。 著書が、メジャーな新書などから出ていて、クラに興味を持った人に手が届きやすく、 しかもアジテイティヴな文章は、小泉の発言に似て、妙に感化力がある。
81 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 14:35:46 ID:B4VIWbnC
吉田先生が朝比奈隆について評論したのを見たことないがなんで?
82 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 14:45:56 ID:3otAOA33
>>76 宇野珍ポーコー大先生は菅野美穂のヘアヌード写真集を堂々と晒しているだっちゃw
83 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 15:04:31 ID:H34dmFWd
>>74 >>だから、フォーレではなくフォレだと、なんど言えばわかってくれるのかしら?
確かに、「森」に当たる foret なら絶対に「フォーレ」ではなく「フォレ」で、
だから「ラフォーレ」が la foret (森ビルつながり)のことだとはフランス人には
絶対通じない(もちろん r の発音は別としての話)のだが、Faure の場合だと、原音は
「フォレ」よりも「フォーレ」の方に近い(実際はその中間くらいで微妙なのだが、
少なくとも foret の o よりは絶対に長い)。
全く同じ発音なのに奇妙に感じられるかも知れないが、これはやはり、たとえ同じ
発音とはいえ、綴りが o か au かの違いが反映されているのだ。
実際、手元の「プチ・ロワイヤル仏和辞典」を見てみたところ、faune、fausse(faux の
女性形)、faute など、綴りが au の単語は発音を長音で表記している。
したがって、Faure のカタカナ表記は「フォレ」よりも「フォーレ」の方がよい。
上にも書いたとおり、カタカナをそのまま読んだ「フォー」ほどは長くはない
のだが、少なくとも、「フォレ」よりは「フォーレ」の方がより実際の原音に近い
ことは間違いない。
なおフランス語の表記では都合上アクサン記号はすべて省略してある。
(\ /)っ ⊂ ヽ _____ (っノ \\ ):::=o=< // \ ヽ、(■∀■)// \ ):::V:::::ノ~,/ フォ─────{::::::|:::::ヾノ─────ゥレ!!!!!!!!! |:::::|::::::::/ |;;;;;|;;;;;;;{ |:::::::::::::::) と/⌒ヾ/ |/ / ( , / | |、 | | \ |__/\入 }:::| ):::ゝ ノ:::::)⊂ノ´ (;;;;;/
フォ-レ
86 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 17:17:40 ID:lZtgHmjE
宇野は、シューマン、ワーグナー、ブラームスが嫌いなんだと。
ここで吉田さんの批判をしている人の文章は、残念ながら何を言っているのか殆んどわからない。
クラヲタを増やした貢献度は宇野ポーコーに敵う人はおらんだろ。 影響受けすぎる信者、アンチのつもりでも影響受けてるのが多いのが困りもんだが
89 :
51 :2007/07/11(水) 18:42:03 ID:8oro2Rga
>>83 翁の著書内での発言と言い回し、知らないの?
カタカナで欧米人の名前をどう表記しようと、正確には表現できないよ。 ベートーベンをベートーヴェンと書いて発音したところで、ドイツ人に 言わせれば、おかしな発音と言われるし、アラン・ドロンをアラン・ドゥロンと 発音しようがフランス人には伝わらない。 何人かの欧米人から指摘されたけど、カタカナ表記に基づく発音じゃ、 欧米の発音を再現しきれないことが多いそうだ。
吉田先生がフォーレのレクイエムを通俗的と切って捨てたときの発音は やはり「つーぞくてき」ではなくてキチンと「つうぞくてき」だった。 フォーレ好きでありながら世俗的とかの表現に逃げなかった吉田はエライ!
>>83 >>90 をいをい、そんな無粋なこと書いちゃ困るよ。
ここは純粋に翁の思い違いを楽しむスレなんだから。。。
そうだね、確かに無粋で失礼した。それにしても評論家も大変だな。
>>92-93 てゆうか、翁のフランス語も全然大したことなかったってことでしょ。
まあ所詮、音楽評論家の付け焼刃勉強では限界があるのかしらw
96 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 11:20:12 ID:cOG9CNwS
97 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 11:26:11 ID:Qt04Nmo9
>>81 吉田先生が朝比奈隆について評論したのを見たことない
朝比奈が亡くなった時、「私は朝比奈のよい聴き手ではなかった」
みたいな事を書いてた。
たしか音楽展望だった気がする。
>>94 スピーカーはエラックだったよ そんなに粗末なものではない
99 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 12:39:16 ID:7VDmtaoA
この人が絶賛してはずしたってのは、ベルマンのほかに誰がいる? 個人としては、30年以上前、ポリーニのショパンエチュードを、 「この演奏については一行で足りる。最高の演奏であると」 なんて、ほんとに一行で終わらせればいいのに、 「現役で」とか条件をつける必要はない(ほかにもあったが、なにせ昔なので忘れた) ……などとしつこく引っ張って、 結局長々と書いてるのを見てから嫌いになった。
100 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 12:51:08 ID:Qt04Nmo9
一行で済んだらおまんまくいあげだよ。
101 :
51 :2007/07/12(木) 12:57:27 ID:cERTTnt5
>>98 ほんとに?
趣味いいじゃないかよ・・翁w
>>94 翁に尋ねても答えられない可能性が濃厚。まるで興味なさそう。
104 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 19:57:54 ID:t81MABd6
ETV特集のおかげか? スレが一気に伸びたな。
ぼくだってオーディオにはさほど興味がないといえよう。
まあ真空管の魅力はわからないわけでもないけれど。
でも、
>>102 はぼくではないといえよう。
106 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 21:21:50 ID:1R8tJlaa
シューリヒトのことは、ずっと前から、日本でも 宇野功芳さんが高い評価をしている。 それだけでなくて、氏の書いたもので本質的なことは つきているといっていいようなものだから、 私が、いまさら書くまでもないだろう。 吉田さんずいぶん宇野さんに気を遣っている。
だから、やっぱりぼくは、かけ値なし、二十世紀の大評論家と呼ぶべき存在であったといえよう。
108 :
51 :2007/07/12(木) 22:03:39 ID:cERTTnt5
>>106 あのな・・・シューリヒトは、日本なんかよりずっと前に海外で評価されてる。
宇野なんてまったく関係ない。
それと、いくら翁とはいえ、宇野なんて眼中にない。
いえよう、いえよううぜぇえええw
109 :
51 :2007/07/12(木) 22:08:50 ID:cERTTnt5
中学生のころレコ芸読んでたんだが、あのときは宇野は協奏曲担当だったのに、 しばらくぶりに本屋で手にとったらなぜか交響曲に出世異動してた。 もう読むことはないだろうな。レコ芸。宇野なんてカスだよ。カス。
なんかすげー純粋な奴がいる!w
前スレから書き込んでいる51さんは吉田翁が本当に好きなんだね。 なんだかんだ批判していても書き込みに愛情を感じるな。
結局翁と言えども、プッシュするのはメジャーレーベルからCD(LP)出す やつだろ。ベルマン、シフ、ヴェーグは評価し、シューリヒトはスルー。 最近パッパーノの公演に行ったという話も、CDの販促絡みだろ。 黒恭を小賢しくしたような存在だよ。お前ら早く気づけ。
いや、ちゃんとコンサートホール盤も褒めてたりする
吉田と宇野では次元は違うがやっばり販促要員。
115 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 01:04:51 ID:OIC9zS1K
ショパン−名曲のたのしみ− 93年8月1日 ピアノ協奏曲だ2番(p)ツィメルマン、ジュリーニ、ロスフィル 同2,3楽章(p)コルトー,バルビローリ 93年8月8日 バラード第1番(p)ミケランジェリ,ホロビッツ 4つのマズルカ作品23(p)ルイサダ ポロネーズ(p)ポリーニ
ピアノ協奏曲だ!
ところで戦争は行ったのかな?
逝ってない、文部省に勤めてたそうです。
119 :
51 :2007/07/13(金) 03:18:05 ID:2uMtqry9
>>111 愛情あるよ。めちゃくちゃ影響受けたもん。
ああいう文章書けるひと今いないし。
崇拝はしてないけど・・
日本版ハンスリックの音楽美論みたいな本出してるし。
西洋音楽について、あらゆる時間を割いて考察したひと、現存している日本人で
翁以外いないし。
長生きして欲しいよw
>>112 黒田恭一って、宇野よりもだめだよね。
読むところがない。耳も? 一般人よりだめじゃないかな。
音声だけいい。声優のほうが向いてる。
120 :
51 :2007/07/13(金) 03:25:02 ID:2uMtqry9
翁は、「衝突」が嫌いだから文壇で論争することもなかったし、 音楽美学に対して新機軸を打ち出したこともない。 残念だよね。攻撃モードにスイッチ入った翁が見たかったね。
121 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 04:36:33 ID:61icuzGq
困っちゃうのは、吉田さんの文章が優雅すぎて、その内容を吟味することなく ただ、受け売りしちゃう人もいるってことかな。 自分の感性が信じられないのかなー? 「フォレ」のレクイエムは「通俗的」だと吉田さんが書いておられる、 だからあんなのは大したことのない音楽だ、なんて言っている様にも感じ られたけど(間違ったらゴメン)、どうもそれは音楽を楽しむ事を放棄 しているような気がするなー。 吉田さんもあの御歳で、「物には決まったよさはなく」と書いているの だから、読み手も柔軟な感性を持たないと吉田さんの文章の上辺だけしか 捉えられなくなっちゃうかもよ。だから吉田さんが八代亜紀や宇多田、 あるいはELPを聞いていても(無いとは思うけど)、特にビックリするほどの 違和感はないけどなー。
フォーレのレクイエム、嫌いなんですか。 個人的には、この曲のどこが名曲なんだ?なんて聴いた曲が半年とか一年経って突然その良さがわかる時があるんです。 感性というのはある程度の訓練がないと、名曲の名曲たる所以が感受できないのかな、という思いはあるんです。 そして突然好きだった曲の好きなところが突然安っぽく感じたりして聴かなくなったり。 また優雅だなと思っていた曲が通俗的に思えたりして離れて、ある時、ああ、やはりこの曲は名曲だなと戻ったりすることもあります。 たしかに吉田さんは受け売りされがちで、わたしも一時期そんな感じのときがありました。 武道で、守、破、離、という言葉があります。 守とは、先人の教えの通りにやる段階です。 破、離とは言葉の通りです。
ある武道の先生が、武道というのはその道に向いた人が専門家になれば良いと述べています。 守、破、離、というのは一般人、専門家がそれぞれ踏まれる段階でしょうが、人によってその深さが違うのかもしれません。 わたし自身は吉田さんの評論は自分なりに相対化しているつもりですが、自分自身もまた相対化したい。 つまり自分の感性の現段階ではこう考えている、という程度であり、自分の生活の中での音楽の位置がその程度のものなのです。
ある人を案内人としてその世界を歩むんでしょうが、その案内人をわたしたちは決めることはできるわけです。 わたし自身は翁は現在でも質の良い方の案内人なのではないかと思っています。
教育テレビでは金曜は漢詩と名曲アルバムを続けて放映します。 東洋の感性と西洋の感性の違いがわかってけっこう面白い。 寅さん映画は東欧では特に泣く場面を恥ずかしがるそうです。 ある批評家は感性の核が違うと言っていたことを思い出します。 時代によって民族によって違いますし、人にもよりますし。 ある有名な西洋の学者はその著書でモーツァルトの音楽でさえギリシャ古代音楽のように滅びるときがくるだろうと述べているそうです。 この言葉に若かったわたしは衝撃を受けたものです。 音楽の快楽もまた様々な環境と自身の変化でまた変わりうる。 この主体と客体の問題があるわけです。
翁は小馬鹿にされても平気だろう。 だが、黒田恭一って傷つきやすそうじゃない? あんま馬鹿にしちゃ駄目。 それに情熱は認めるだろ。だから本も買ってやんなよ。
127 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 09:21:51 ID:ECfyxygL
>>125 寅さん映画は別に東欧向けに作られたわけじゃないしな。
モーツァルトの音楽がいつ、そしてなぜ滅びるのかその学者は述べているのかな?
モーツァルトの音楽が実際に滅びたときに直面したら衝撃受けなよ。
変わった珍説にいちいち反応してたら体がもたんよ。
何事も頭でっかちはよくない。
俺の考えだけれど、モーツァルトの音楽が滅びるという説は一見珍説の ようだが極端に変質してゆく事は必然だと思う。 今までも、モーツァルトの時代の演奏様式から変化して行ってまた回帰 するなどの変化が見られた。日本はもとより本場ヨーロッパでもクラシック というジャンルが衰退している現代において、今の形のまま残るとは 楽観的過ぎる。残ったとしても、極少数の人が博物館のような限られた所で しか聴けないようになるだろう。 このあたり翁の意見は「音楽は益々盛んになる」(1年程前のレコ芸)とは 言っているものの、その変容ぶりには危機感も関心すらも感じられなかった。
イタリア音楽軽視はいいとしても、カラスが日本に来たときとか何か書いててもよさそうだが? これも骨董とかなんとか言わなかったのか?
130 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 14:46:21 ID:mPDQFj+k
文化勲章を与えるんだったら、もう少し早く与えるべきだと思う。 失礼だけど、94歳まで長生きしたからもらえたような印象を受けてしまうので。
131 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 18:21:24 ID:U6UzHYY9
吉田秀和って小泉純一郎に似てるな。
小泉さんは宇野さん似だと思う。
133 :
51 :2007/07/14(土) 02:44:36 ID:w4+mvNV1
翁が、フォーレをアクサンテギュの間違った解説含めてフォレに近いと呼んじゃうのは、 徳大寺が、メルセデスをメルツェデスと かっこつけて呼ぶ自殺級勘違いと同じレベルと非難することは、このスレでは許されない約束。
戦前戦中にフォーレの室内楽に親しんでいたという事が 彼にとっては余程の自慢であるらしい。 ひょっとして当時は「フォレ」の方が日本では一般的でなかったのか? 野村あらえびすの本とか当たってみればハッキリすると思うが。
たしか女性演奏家だと思ったが、フランス人に確認してフォーレで良いと言っていたことがあったと記憶している。
だから、いやしくも東京帝國大學佛文科卒の吉田爺が、それは どうにも言いつくろいようのない間違いらしいと思い違いなされて おるのだから、下々の者があれこれ言ってもしょうがないの。
本日の放送 名曲のたのしみ 吉田 秀和 − チャイコフスキー その音楽と生涯 −(1) 「ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 作品44から 第2、第3楽章」チャイコフスキー作曲 (21分25秒) (ピアノ)ミハイル・プレトニョフ (管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団 (指揮)ウラディーミル・フェドセーエフ <ヴァージン・ジャパン VJCC−23088> 「交響曲 第6番 ロ短調 作品74“悲愴”から 第1、第3楽章」チャイコフスキー作曲 (26分12秒) (管弦楽)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 (指揮)ウィレム・メンゲルベルク <テレクンケン K30Y−258> 「弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11から 第2楽章の一部」チャイコフスキー作曲 (1分40秒) (演奏)ボロディン弦楽四重奏団 <TELDEC WPCS−10837〜8> R.シュトラウスは初心者には正直苦しかったので、 チィーコフスキでの放送にワクワクです。
138 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 04:39:29 ID:iM/HYDAB
もし本当に吉田翁がフォレのレクイエムを「通俗的」と言ったのなら、 わたしが死んだらフォレのレクイエムを流してほしいと言ったという、吉田翁とともに 戦後日本の知性教養を代表する丸山真男翁の立場はどうなるのだ?
丸山センセは音楽にはスノッブじゃん
チャイコフスキーは苦手だけどどう案内してくれるのかな。
141 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 10:24:10 ID:0+4S/ZAF
>>140 大丈夫です。
耄碌して得意じゃないのを忘れて、きちんと解説します。
ある意味すごい。
吉爺が通俗的と言ったのは、クリュイタンスのフォ-レについてじゃないの?
144 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 14:06:37 ID:iM/HYDAB
フォーレで問題ないのに、フォレとかフォ-レと言い出す奴は俗物。
ギョエテとは俺のことかと・・・
フォーレより吉田の批評文のほうがよほど俗だろう。
149 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 21:08:10 ID:4n2eIZ83
チャイコフスキーはじまた
150 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 21:38:13 ID:2G58te8E
ものすごいポルタメント
151 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 21:40:52 ID:2G58te8E
ものすごい間のあけ方
3楽章の締め,一回多くなかったか? ダダダダダン
153 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 22:23:54 ID:Gd030mXj
宇野さんの演奏かとオモタ。
154 :
51 :2007/07/14(土) 23:01:05 ID:w4+mvNV1
だってメンゲルベルクでしょ。聞いてないけど。つかネットで落ちてるし。 なんでメンゲルベルクなのかがよく分らないし。
フォーレのことをフォレと表記するのは、作曲家の故萩原英彦が徹底的 にこだわり、音楽之友社でフォーレの楽譜の解説が彼だと、表紙や楽譜 中の表記は「フォーレ」なのに、解説の中ではすべて「フォレ」と書いて ある。なによりすごいのは、「日本フォーレ協会会誌」に萩原氏が書いた 文章ですら「G.フォレの作品を巡りて(萩原英彦)」となっている。
吉田氏は「トゥールーズ=ロートレック」という題名の本でも、 文中ではロートレックで通してたと記憶するが… メストをヴェルザー=メスト、トーマスをティルソン=トーマス などと拘っている奴は文化勲章はもらえない。
>>79 君、文学疎いだろ。宮顕のは唯物史観に則った分かりやすい論文で流行に
乗っていたにすぎない。
共産主義者に頭のいい奴はいない。
>>99 アンドレア・ルケシーニは、レコ芸で絶賛したと思ったら、
何カ月か後に「やっぱりルケシーニはよくない。私が間違ってた」みたいな
ことを書いてたね。
>>160 CDで聴いて絶賛した批評をし、「初来日がとても待ち遠しい」と書いた。
で、実際それを聴いたところ「言葉にならないくらい失望した」とのこと。
さらに「私の完全な思い違い。つまり、聴きそこないである。私が雑誌に
書いた原稿を読んで、CDを買うとか、わざわざ演奏会に足を運んだ読者も
いたかもしれない。私の間違いでした。ごめんなさい。」
とまで言っている。ううむ、まあ、実に謙虚ではあるな。
162 :
名無しの笛の踊り :2007/07/15(日) 14:52:05 ID:dSKdBbeS
>>161 今はそれほどに録音と実演に乖離が生じているという事。
デジタル化は様々な粉飾を可能にしてしまった。
163 :
名無しの笛の踊り :2007/07/15(日) 14:58:54 ID:YM7trGYH
めいきょくのたのしみぃっよしだひでかずっ
164 :
名無しの笛の踊り :2007/07/15(日) 15:37:50 ID:zAoLzz98
「レーグナーにはだまされた」
165 :
公報 :2007/07/15(日) 16:15:16 ID:pIKhXbJA
166 :
名無しの笛の踊り :2007/07/15(日) 18:01:04 ID:Z3qnA4P4
そんな馬鹿正直な批評家はもう出ないだろうし、 たとえ出てきても、とても売れないだろうね。
けどなあ、もし1回だけ、しかもはるばる極東の島までやってきて 体調も何も言い訳しないのプロだろうけど・・・ ひび割れた骨董という迷言を思い出すよ
>そんな馬鹿正直な批評家はもう出ないだろうし 「そんな馬鹿な批評家はもう出ないだろうし」と誤読してしまった。
馬鹿な批評家は哀歌わらず出つづけている
はぁ?これって他の評論家と同じで、いつもどおりに提灯記事を書いてあげたのに 会場に行ったら関係者の対応とかが悪くて、キレて鬱憤晴らしに書いただけだろ? 吉田くらいになるとそういうことも出来るが、そうでないと今後の営業も考えて沈黙w
171 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 01:09:51 ID:JVvyIQ0Z
>>170 「だけだろ?」とは、なかなかどうも下卑た文章ですな。
そのような下根な発想をしてしまうのは、心の病の可能性があります。
モーツァルト(KV330あたり)でもお聴きになり、明るく優雅な日々を
お過ごしください。
172 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 01:43:08 ID:OwsGXlth
皆さ、やっぱり評論家の言うことって気になるの?
ある程度は気になることはたしかだなあ。 名曲名盤の案内を読んだりしてだんだんこの世界に入っていくから。 今は以前ほど気にしないけど、それでも先立つものの関係、全てを聴くことはできないとかで、ある程度信頼できそうな評論家の推すものを参考にしているから。 それで、なるほど、とか、そんなに好きではないなあ、とか判断するけれど、それは現在の自分の好みの問題かもしれないから、と自分自身の問題も考える。 ある程度は気になるが、それでも参考意見程度、という結論かな。 案内人は選べるから、案内人を首にすることもあるんだが、とりわけ最初の案内人には思いいれはある、ということかも。 今でも吉田さんは案内人としてある程度信用している評論家。 あとの人はわからん、というのが正直なところ。 というか、そんなに熱心には読まないし、判断根拠も基本的にはその文章の好き嫌いでしかないから。
日本の評論家は西洋の権威マンセーだからね。 フォーレは通俗的、セルは名曲メドレー演奏指揮者、クレンペラーは単なる好々爺 ベームはドンジョバンニの解釈も出来ないダメ指揮者、などと切って捨てることが 出来たのは吉田氏ならでは、クナのブル7で臆することなく寝ちゃったり(笑) 本当はフルヴェンの第9でも寝たんだろうけど、クラヲタが憤死するのを慮って伏せているのだろう
>日本の評論家は西洋の権威マンセーだからね。 それは明治以来だから仕方が無いところもある。 ある学会のボスが死ぬと、そのボスが留学で持ち帰った学説が傍流に押しやられて、今度は新しいボスが持ち帰った学説が隆盛するなんてことがあるらしい。 科学でもそうだし。 ある分野の理論は欧米、とくに欧州では異説も幾つか流通しているのだが、日本ではその分野のボスが認めていないので主流学説一色という事態になっている。 学問でもそうなんだから、他は推して知るべし。
戦前の本で、日本の文化というのは砂の城で、海外から新しい波がやってくると今までのものが洗い流され、また新たに砂の城が造られ、ということの繰り返しが古来から連綿として続いているという指摘があった。 七十年代にも有名な思想家が似た指摘をしている。 現在の主流文化が西洋である限りそれは致し方が無い側面がある。 それを相対化するのは巨視的な観点が必要なんだが、それを獲得するのはかなり困難だろうし、そんな人間は滅多に出ないし。 多くの場合、評論家はもちろん、学的な専門家の説でさえ今のところはそう考えられている、という程度の参考意見でしかないだろう。
そんなことはともかく、音楽は快楽の一種だ。 味覚同様当てにはならんが、現在のわたしにとって美しく快い旋律を味わいたい。。 八十年代のある早朝、FM東京でハイドンの五度をタートライ弦楽四重奏団が弾いたものが流れていたんだが、当時のわたしにはとても快く響いた。 こんなことをまた経験したいと思っている。
178 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 09:53:41 ID:yFAZWrO4
>>120 絶版品切れです。
読みたいから探してみましたが・・
以前吉田翁を批判したものを反論したものを読んだことがあったな。 あんたの言う○○とはどういうものを指すのか、という反批判だった。 それから論争には発展しなかったみたい。
181 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 11:33:02 ID:I3tH0KKC
とにかくはっきりしてることは、宇野功芳が吉田秀和を、 知名度でも評価でも上回っているという事実。
どういう評価だよw ふざけろ
>174 知らない人が本気にするから、そういう他愛もない嘘をつくのはお止めなさい。
だよね。 事実と違いすぎる。
クナのブル7で寝たって非難しているブルヲタにしても当時その場にいたら寝てしまうと思う。 ヲタでも最初にブルックナーを聴いたときに寝た奴は多いだろ
186 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 14:49:01 ID:p/t6TzAZ
当時、ドイツ人の批評家が「日本人にはベートーヴェンまでは理解できても ブルックナーは無理だろう」と吉田氏に言ったんだね。 それでクナのブル7を聞きにいって案の定うとうとしてしまった。 その間にも同じ主題が延々繰り返されていて、びっくりしたということと 自分の無知を反省したというような文脈だったと思う。 うまれて初めてのブルックナー体験を思い起こして書いた文章。
187 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 15:37:12 ID:dpPVIaQw
この話は「LP300選」に載っていると思い込んでいたのだが、 今読み返してみると、載ってないジャマイカ! 「終わりまで注意をもちつづけるのは、容易なことではない。」 という書き方はあるが。その少し後にはこんな文章がある。 「(7番の長い長い嬰ハ短調のアダージョは)本当に、真正な感情の こもった音楽であることは、私にもわかる。」 はて、ブル7で居眠りしたというのは、何に書かれていたのかしら? それはともかく、この「LP300選」は自分にとってはバイブル。 リストがブラームス相手に、自作のピアノ・ソナタを「空前絶後の妙技を ふるって演奏してきかせた」ところ、「ひきおわって、ふりかえったら、 ブラームスは、ぐうぐう眠っていた!」という噂話を披露しているが、 これと混同していたのかな? 因みに、この本では、フォーレ(勿論、フォレと書いてあるがw)の レクイエムについて、「近代ヨーロッパの生んだ最も清澄な鎮魂の歌 であろう。」と讃辞を贈っている。
「世界の指揮者」クナの項
189 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 15:51:39 ID:TJ4/ycaz
先の土曜日、 レコード屋でメンゲルベルクの悲愴のSPレコードを試聴させて貰いながら 3楽章で踊り狂い、座った拍子に椅子に置いていた盤をケツで踏んで割ったという 新たな伝説が加えられた。
190 :
187 :2007/07/16(月) 17:24:42 ID:iHqf6OQk
>>188 thx!
確かに載っていた。ただ、記憶とちょっと違うので、他にないかと
あれこれ漁っていたら、「私の好きな曲」ブル9の章に同様の文章を
見つけた。日本人は精々ベートーヴェン・ブラームスどまり云々の話も
載っているから、上のレスで色々書いている人も、こちらの方を念頭に
置いているみたいだな。
・・・ロンドンであるポーランド生まれの女性歌手に紹介された。彼女は、 私がまもなくドイツに行くといったら、「ドイツ・オーストリアに行 って絶対にきくべきものは、ブルックナーを指揮するクナッパーツブ ッシュに止をさす。フルトヴェングラーに往年の元気がなくなった以 上、クナッパーツブッシュこそ、そのためにわざわざヴィーンやミュ ンヒェンに出かけて行く価値のある唯一最大の指揮者だ」と教えてく れたのである。 吉田秀和「クナッパーツブッシュ」〜『世界の指揮者』新潮社
そんなわけで、その年(注:1954年)の七月ザツルブルクの音楽祭に 行った私は、ヴィーン・フィルの演奏会で、クナッパーツブッシュがブ ルックナーの『第七交響曲』をやるのを、はじめてきいたのだった。そ れから、バイロイトにまわった私は、ここでも、彼の指揮で『パルジフ ァル』をきいた。 ブルックナーのことは、正直いって、私はわからなかった。あの荘重 なアダージョの途中で眠ってしまった私は、目がさめてもまだその音楽 が鳴っているのにすっかり恐れ入ってしまった。それに続くスケルツォ でも、単純なリズムの音型が無限に反復されるのに閉口した。要するに えらく単純なものが、やたらこみ入ったものとして、提出される音楽と いう印象をもったにつきる。あの大指揮者をもってしてもわからなかっ た。バカである。 吉田秀和「クナッパーツブッシュ」〜『世界の指揮者』新潮社
ところが私は、その演奏をききながら、ぐうぐう眠ってしまった。第二 楽章(アダージョ)の途中で、眠りこけてしまった私は、ふっと目がさめ たら、まだその楽章が続いているのを知り、すっかりびっくりした、何と 長ったらしい音楽だと思ったものだ。やっと、そのアダージョが終わった ら、それに続くスケルツォで、短短長長のリズムの無限のくりかえしにつ きあわされたのにも閉口した。要するに、私には何にもわからなかったの だ。 それでいて、あとで、ドイツ人にあった時、ブルックナーはただ長いば かりで閉口だといったら、「そう、お前には、まだわかるまい」といわれ た時は、とてもくやしかった。「精神的背景が、まるで、理解のほかだろ うから」と、その男はいい、「日本人はまだせいぜい、ベートーヴェンか ブラームスどまりなのだろう」とも、つけくわえた。 交響曲の最高峰はベートーヴェンと考えていた私は、それで何が悪いの かと考え、ブルックナーがわからないことに何の支障も感じなかった。自 分にわからないのは、すべて、むこうが悪いのだと考えてすませられるの なら、世の中こわいものはない。夜郎自大とは、このことだろう。 ・・・ ブルックナーをきくには忍耐がいる。だが、その忍耐が重要なの である。はじめっから好きなものだけが、本当にその人の好きなものとは 限らない。「あなたは御自分を何事につけあやまりのない直感の持主と信 じているかも知れないが、それは少し自惚れというものじゃないかしら?」 と、私は、頑強にブルックナーが嫌いでと言い張る人をみていると、心の 中で思うようになった。 「そんなにブルックナーは良いか?」 そう、ブルックナーは本当に素晴らしい。 吉田秀和「ブルックナー『第九交響曲』」〜『私の好きな曲』新潮社
該当部分を原典にあたろうと思って上に長々と引用しましたが、 すみませんがもうすこしだけ引用させてください。 大好きなブルックナーについて書かれた文章の中で、ぼくが いちばん共感している文章がこの後に来ます。 ============================== では、ブルックナーの何が、そんなに良いのか? 音楽のクライマックスが緊張の絶頂であると同時に、大きな、 底知れないほど深い解決のやすらぎでもあるということ。その 点でまず、彼は比類のない音楽を書いた−と私は考える。 吉田秀和「ブルックナー『第九交響曲』」〜『私の好きな曲』新潮社
フォレについて。 ============================== そのサン=サーンスの弟子に、しかし、本当の音楽家がいた。 フォレである。清純で虚飾のない抒情家。静かな成熟というのが 彼にはふさわしいと思う。 (中略) フォレは長生きし、作品数も少なくないし、それも、ほとんど 音楽のあらゆる種目にわたっている。そのうち私は、まず大作と いうことで、『レクイエム』をとろう。このすぐれた作品を説明 する必要はあるまい。近代ヨーロッパの生んだ最も清澄な鎮魂の 歌であろう。 吉田秀和 「ロマン的民族主義」〜『LP300選』 新潮社
↑そのフォレの師匠について書いてあるところがおもしろいのに。。。
クリュイタンス指揮のフォレ『レクイエム』について。 ============================== こういう点で、彼のラヴェルをきわめて高く評価する私は、逆に 彼のフォレを、完全に楽しんでいるとはいえないのである。 (中略) 私は、この機会に、このレコードをきいてみて、なるほど見事な 演奏だと感心したことは事実だが、それと同時に、この名指揮者の 剛気で、明快で、一点のごまかしもない棒の下では、たとえば<サ ンクトゥス>のような、あのハープの甘い響きをともないながら、 合唱が、男声と女声で交唱しあう部分など、あまりにも「劇伴音 楽」じみた、安手の音楽にきこえてきはしないか?といいたくなっ た。それが、フォレのこの『レクイエム』の実体に則したものであ るのか、それとも、本来この曲はそういうものではないのか。こう いうことは、簡単にいいきってはならないものだろうし、私はそう いうものの言い方には警戒的な人間ではあるのだが、しかし、この 演奏をきいていると、名演であればあるほど、この点が気になって くるのである。 吉田秀和「クリュイタンス」〜『世界の指揮者』新潮社
承前 私の考えでは、この名品でのクリュイタンスの演奏で特に耳にと まるのは、<リベラ・メ>以後のところである。ここでバリトン (フィッシャー=ディースカウ)によって「天と地がうち震える時」 と歌われる時、これまでの曲で慎重に避けられてきたドラマティッ クなクレッシェンドが音楽を土台から−(中略)−ゆさぶるのであ る。 (中略) このリズムは、何でもない正規のリズムでありな がら、忘れがたい鮮烈さで私たちの耳を捉える。 この率直で純粋な力強さ、クリュイタンスの指揮で、私にとって 長く忘れられないものがあるとしたら、その一つはここかもしれな いなと、私はこのレコードをききながら考えたものである。こう書 くと、お前は、やはり、この演奏に感心しているのではないかとい われそうだが・・・・・・。 吉田秀和「クリュイタンス」〜『世界の指揮者』新潮社 ============================== 吉田さんの文章を、デパートの包み紙か何かのように 粗末に扱わないでほしいです。 ぼくのいいたいのはそういうことです。
199 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 19:22:42 ID:8+9GVbXu
奥様なくしても唯一きけたっていうのは誰の曲ですか?
バッハだろ。
> それでいて、あとで、ドイツ人にあった時、ブルックナーはただ長いば >かりで閉口だといったら、「そう、お前には、まだわかるまい」といわれ >た時は、とてもくやしかった。「精神的背景が、まるで、理解のほかだろ >うから」と、その男はいい、「日本人はまだせいぜい、ベートーヴェンか >ブラームスどまりなのだろう」とも、つけくわえた。 ↑ このドイツ人今の感覚でいうとなんちゅう傲慢なセリフ!と思うけどさ。 これ当事はSPの時代でブルックナーなんてロクなレコードもなくて全く海のものとも山のものともつかないような時代だからね。 日本でなくてもブルックナーなんてのはアメリカやイギリスでも滅多に演奏されない頃なわけ。 逆にいえばベートーヴェンやブラームスはメジャーな作曲家だったけどブルックナーはドイツ語圏ですらタマにしか演奏されないマイナーな作曲家だったんだよな。
>>195 −198フォレのレクイエムは通俗的、まで読んだ。
私がまもなくドイツに行くといったら、「ドイツ・オーストリアに行 って絶対にきくべきものは、ブルックナーを指揮するクナッパーツブ ッシュに止をさす。フルトヴェングラーに往年の元気がなくなった以 上、クナッパーツブッシュこそ、そのためにわざわざヴィーンやミュ ンヒェンに出かけて行く価値のある唯一最大の指揮者だといえよう」 と教えてくれたのである。 吉田秀和「クナッパーツブッシュ」〜『世界の指揮者』新潮社
>204 教えてくれたのは宇野功芳さんじゃありませんから。
セルについて。 ============================== セルは、しかし、究極的には、大ぜいの聴衆を喜ばせると ともに、専門家のための専門家的音楽家でもある。少なくと も、現在の指揮者中、この人ぐらい専門家を嘆賞させる力を もった人は、ほかに何人いるだろうか。 吉田秀和「セル」〜『世界の指揮者』新潮社
クレンペラー。 ============================== 私の考えでは、この演奏の最大の特質は、あらゆる意味で、 「誇張」「一つの面の他の面を犠牲にした強調」というものが 見られない点にあるのではないかと思う。 (中略) しかし、クレンペラーに関する限り、この大家は、 ベートーヴェンから、ブラームスから、ブルックナーから、マ ーラーから、「誇張」することなしに、実に大きなプロポーシ ョンをもった音楽をひき出すことを知っている、実に類まれな 人である、と私には見えるのである。あるいは、むしろ、「一 面に執着しない」からこそ、大きなプロポーションが浮きぼり されてくるのだ、というべきだという人もあるかもしれない。 しかし、こういう言い方から、「好々爺」的円満さの演奏を想 像してはいけない。クレンペラーのは、そういった穏当主義と は正反対の厳しいものである。その厳しさが誇張を禁じるので ある。 吉田秀和「クレンペラー」〜『世界の指揮者』新潮社
ベーム。 ============================== ベームの指揮できくとオペラ、楽劇があんなにおもしろく きこえるのは、だから、こういうルティーヌに通暁している 一方で、しかし、凡庸な指揮者とちがって−そういう人もい ないと世界中のオペラ劇場はなりたたなくなってしまうのも 確かだが−、それに妥協して水準の低い演奏で満足してしま うのではなくて、そういったたくさんの弱点を徹底的に知り ぬいていながらも、どうやればその条件の中でいちばんよい ものに近くもってゆくことができるかをもとめ、そうして、 そのためには妥協をしない精神の持ち主で、彼があるからで はなかろうか。 吉田秀和「ベーム」〜『世界の指揮者』新潮社
209 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 23:13:27 ID:xSEzs5F1
ありがとう。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´Д` ) < 新潮社に通報しますた!! /, / \_______ (ぃ9 | / /、 / ∧_二つ / / / \ ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /~\ \ ( ´Д`) < しますた!!! / / > ) (ぃ9 ) \_______ / ノ / / / ∧つ / / . / ./ / \ (゚д゚) シマスタ!! / ./ ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )− ( _) \__つ (_) \_つ / > (・∀・)シマスタ!! .マスタ!! .スタ!!
3小説まではおk。
引用なら違法でない。
213 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 01:06:37 ID:mACZ0U7l
種々の出版物の引用は認められているのに,ウェブ上で「無断引用を禁ずる」とか言っているのは こっけいだよね。当のサイトが大々的に書物から引用していたりしてさw
214 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 01:23:50 ID:jnFMllIy
名曲のたのしみ 93年8月22日 4つのマズルカ(p)ルイサダ ノクターン作品27(p)ルビンシュタイン、ポブウォツカ 即興曲作品29(p)ぺライア、ブーニン 93年8月29日試聴室 Rシュトラウス オーボエ協奏曲 (ob)ゴールドハンプ、アシュケナージ、ラジオシンフォニーベルリン クライネットとファゴットの二重小協奏曲
215 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 01:24:42 ID:jnFMllIy
クラリネットだろが
>>208 バルビローリのブラ2は糞、まで読んだ。
先生のAAってないの?
218 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 03:42:50 ID:mf7yM1b/
あれ?ベームやセルを批判していたダメな人と論じていた御仁が消えましたなあ。 読んでなかったんだねw
あの辺りは記憶とかなりちがうので、おかしなことを言っているなと思ったけれど、該当の本をもっていないので何とも言いようがなかった。 やはり記憶どおりだったので安心したよ。 アップしてくれた人thanks。
220 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 10:49:24 ID:VtjDP/q+
先生は小泉元首相に似てますよ。
>>218 読んでるだろ。
ただ故意か思い違いか知らんが、吉田さんが表面だけなぞった対象の本質をみていないような底の浅い感想文を著したかのような読み方しかしてない。
それこそ吉田さんが切って捨てたものだろうに。
俺もかつては信者だったから、信者の気持ちも分からんではないが… この評論家、亡くなったら拙いことがボロボロでてくるよ。 今は側近がじーーと我慢してるから。
TVを見て、ジジイ好きの俄かが涌いてきただけだろ。
昔からラジオ聴いてきたけど、あのテレビはやっぱり良かった。
上の方で誰かも言ってたが、バルビローリのブラームス 第2交響曲の演奏が 「まったく気に入らなかったのである」 と書かれていたのは、ぼくもよく覚えていた。で、久しぶりに 読み返していたら、最後の方にこんなくだりが出てきた (これは忘れていた)。 ============================== だが、もう一度考え直すと、ブラームスの『第二交響曲』という 曲、私はこんなに好きなのに、ベームの指揮できいた以外に、かつ ていつ、本当に満足したことがあっただろうか? 私は、あちこちかきまわした末、ベームのレコードをとり出して きて、かけてみた。 (中略)何とよい演奏、何と暖かい音楽だろう。すべてが安定し ている。すべてが自然である。 吉田秀和「バルビローリ」〜『世界の指揮者』新潮社
ベームって,日本公演の後のウィーンとの録音でなくて ベルリンとのモノラルのヤシ?
56年モノ
229 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 01:27:52 ID:AwnDBBgP
いくら好きでも信者になっちゃ駄目だよ。 どこかに静謐な批評眼をもっていなきゃ。 信者は妄信的な分、裏切られたなんて思うと すぐにアンチの先頭に起つからな。 たちが悪いよ。
吉田先生も若いときには、バルビローリのような 2流指揮者まで論じなければならなかったんだね。 誰にでも苦しい修行時代ってものがあるんだな。
231 :
51 :2007/07/18(水) 01:46:05 ID:Y5pvyt/6
232 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 03:26:32 ID:/nucHXOv
釣られちゃいかんよ。
信者なんかここにいるのか?
235 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 11:18:26 ID:Px8vDLWK
裏表あるのが人間だから。 人間だもの¨相田みつを
236 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 11:23:50 ID:/nucHXOv
出所がKというのがまた・・・・
「こういうあつかいをされるんなら うん、これからは、あなたのとこと つきあいを考えなくちゃいけないな」 翁なら、こんなふうではw
>>183 >>174 の「セルは名曲メドレー演奏指揮者」っていうのは、翁が訪米時にニュヨーク・フィルハーモニー
交響楽団(当時) で聴いた、セルのワーグナー名曲集(指環とか)を指していると思うんだぜ
241 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 16:49:22 ID:jHTMmdiZ
宇野功芳が吉田秀和を、知名度・評価で完全に上回ってから20年ほど経つ。
>>234 蘆原 英了だったら、俺はイヤだな。違うよな。女にしようぜ、湯川れい子か白石美雪
黒田ッチって女を嫌いそうだし
吉田先生も若いときには、クーベリックのような 2流指揮者まで論じなければならなかったんだね。 誰にでも苦しい修行時代ってものがあるんだな。
懐かしいね、クーベリック。
クロキョーの文章は反吐が出る
反吐出るわーると
翁はジュリーニはどう評価してたのですか? ウィーン響、ロスフィルとの来日公演は聴いたのでしょうか? 私はロスフィルとのブル7とリンツを聴きましたが、名演だったと思います。 あとEMIにフィルハーモニア管と録音したブラームス全集も、晩年の表現とは 違って興味深い演奏です。
>>234 それは知らないけど、芸大のガクリ出身の奴から吉田天皇的なDQN振りがあると
聞かされたことがあるから、俺には全然意外なことでないな。カナリwらしいよ
しかし、この黒田の文章ってホントひどいね。 こういうの書いて「ひでぇなー、書き直そう」とか思わないのが逆に才能かw 黒田がすごーいイイ人で、吉田がホントの超DQNでも、読むのはどうしたって後者だな。
違う違う。黒田の場合は、何度も書き直すんだけど、書き直すたびにますますひどくなるw
ふーん・・ 見ぬもの清し、かあ。 わたしの間違いでした、とか、聴いたり読んだりする限りでは感じが良いんだけどねえ。 それでも音楽評論に限れば一番心地よい表現をする人ではあるな。 良い人が必ずしも良い仕事をする人とは限らないし。 翁の場合、良い仕事かどうかわたしには判断はできないのだが。w
255 :
名無しの笛の踊り :2007/07/19(木) 12:37:28 ID:rbFohoCZ
翁はジュリーニを高評価。フィルハーモニアとのブラ全を俎上にのせて、 誉めてた。そしてカラヤンの後釜はなんとなくジュリーニかクライバーならと。 でも2人ともめんどくさいことやらないよねと。
俎上にのせて、誉めてた って、ちょっと不思議な言い方じゃないかしら。
257 :
名無しの笛の踊り :2007/07/19(木) 13:59:34 ID:zXm5vRXO
>>250 ロス・フィルの公演評が朝日に載ってた。
自分も行ったやつだから気になって読んだ記憶がある。
ただ覚えてるのは、それほどでもない出来の「リンツ」に拍手が長く続いた…ということくらい。
ブルックナーについては何て評論してたか忘れた。
「第二楽章で寝てしまい
『ああ、やっぱり自分にはこの曲はあわないんだな』と再認識した」
なんて書いてあったら忘れないんだが。
258 :
名無しの笛の踊り :2007/07/19(木) 14:17:32 ID:CX+8JzHm
>>234 僕は大したことには思わないけれど、この文章そのものもまたずい分粘着の
キモい文体ではないか知ら。
やはりクラシックファンは小さなことをいつまでもネチネチと根に持つ
粘着で了見の狭い自己中人間ばかりだということが感知されるのだ。
>>234 なんとなくこういうことを言いそうなのは死取りだな。
志鳥さんは懐かしいなあ。 意外と若かったんだな。 FMか何かで聴いた記憶があるけど勘違い?。 いや、なんかスゲエ爺さん声だったような記憶があるんで。
>>257 そうですか。私はあのリンツは今でも印象深い演奏でした。ブル7と共に
既に晩年のジュリーニの芸術性が現れた演奏だったと思います。
むしろブルックナーの方が、非ドイツ的な演奏で違和感をもつ人がいても
不思議ではないと思いますが。
しかし、当時はまだジュリーニの評価は今のようには定まっていませんでしたね。
来日公演後から徐々に評価が高まって行ったように記憶しています。
>>250 1975年10月3日の東京文化会館におけるヴィーン交響楽団
の演奏会評が、下記の本に載っていました;
『音楽 展望と批評2』朝日文庫 350-351ページ
以下 −以下は前掲書の引用です。
− ヴィーン交響楽団の東京初日はおもしろかった。ことに最後の
ブラームスの『第一交響曲』が熱演でもあり名演だった。
中でも特筆に値するのは終楽章の再現部で第一主題のあと一しき
りして、第二主題に入る前に、導入部で使ったミレド・ソという動
機が、今度はドシラ・ミと変わって出てくるところ。(中略)ここ
で指揮者ジュリーにはこの夜の全部を通じてみても、最高の激烈に
して深刻を極めて最強音をきかせた。
と始まっています。モーツァルト『第四十番交響曲』は、
−形からいうとなかなかの出来だし、婉麗にして悲愴でないのも
十八世紀の趣味にかなったものだったが、もう一つ、内からのも
り上がりに乏しかった。
とあり、また
−ほかにヴェーベルンの『パッサカリア』があり、この曲の大好
きな私は、大変楽しんだ。
と結ばれています。
>>262 貴重な引用ありがとうございます。
翁はジュリーニのモーツァルトには厳しかったのですね。
>もう一つ、内からのもり上がりに乏しかった。
このあたりの表現は理解できますね。リンツも自然に身をゆだねるような
音楽だったと記憶しています。私にはそれがここち良かったのですが。
>>250 それから、演奏会評ではないですが、ジュリーニ指揮、
ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
ブルックナー交響曲第七番のCD評が、下記の本に出ています;
『吉田秀和作曲家論集@ ブルックナー・マーラー』音楽之友社
74ページ〜81ページ
(初出は『レコード芸術』1987年10月号)
−しかも、それは、ブルックナーで馴染みな厚い金管の咆哮と
か、あるいは幾重にも織られた対位線の交差とかではなくて、
いってみればこまやかな表情をもった旋律のくせに、何か驚く
ほどひんやりと清らかな歌の連続として、流れているのだっ
た。
なお、なんとこの文章の途中にも、ザルツブルク音楽祭で聴いた
クナッパーツブッシュの演奏会で、
「あまりの長さと旅の疲れとで、途中で居眠りしてしまった」
話が書かれていました(^^;。
ブルックナーというとこの経験をつい語りたくなってしまう
事情が、何かあったのでしょうかね。
>>264 度々ありがとうございます。
まるで20年以上前に東京文化会館で聴いたロスフィルの演奏がよみがえって
くる文章です。参考になりました。
>>265 いえ。吉田さんの本を久しぶりに改めてあれこれ繰る
のは、とても楽しいです。
>>264 ちなみに、この文章は、
『この一枚 Part2』新潮文庫
にも収められていました。ここには、
>>255 さんの紹介されている、フィルハーモニア管弦楽団と入れた
ブラームス交響曲全集のCD評も入っています。
−いまの指揮者の中で、フルトヴェングラーにいちばん近い人と
いったら、カルロ・マリア・ジュリーニではないだろうか。
と書き始められています。ヴィーン交響楽団との演奏会評に中心
的に取り上げられていた第一交響曲の演奏を、ここでも主に取り
上げて誉めています。
文庫なのでこちらの方がお得かと思ったのですが、今は
こちらは古本でしか手に入らないようなので、現役で
出ている単行本である
『吉田秀和作曲家論集@ ブルックナー・マーラー』
よりはむしろやや値が張るようです。
吉田さんの本で品切れや絶版になってしまっているものが
案外多いのですね。知りませんでした。
267 :
51 :2007/07/20(金) 00:49:38 ID:VthymieD
クナッパーツブッシュのブルックナーが信奉されてるのは 日本だけの事情だな。 翁も宇野も、?だな。
268 :
51 :2007/07/20(金) 00:50:56 ID:VthymieD
>>266 絶版になってる理由は、今は読む価値ないからに尽きると思うよ。
時代を超えた評論集になってないから。
269 :
51 :2007/07/20(金) 00:56:25 ID:VthymieD
ジュリーニは、ベームと同じで、欧米では忘れ去られるであろう音楽家だと思うけれど、 死後に発売されたオルフェオから出てるモーツァルトのsym.40は絶品。 ジュリーニ、引退後に世捨て人、廃人みたいになっちゃったのが痛いよね。 音楽には一切触れなかったんだぜ? スコアも見ない、ピアノも弾かない、音楽そのものを聞かない。 音楽聞くと苦しかったんだってさ。 ふーんって感じだよな。
日本で大人気のベームの英雄をツマランと切って捨て、 ショルティのを海外評論家の尻馬に乗ってマンセーした吉田って、 外国語の出来る評論家の典型だな、どっちもつまらんてw
271 :
名無しの笛の踊り :2007/07/20(金) 01:14:00 ID:fsPcIuH/
>>269 ふーんって感じ。
ユースオケの指導してたの知らないでそこまで上から目線の君がすごい。
272 :
51 :2007/07/20(金) 01:17:26 ID:VthymieD
273 :
51 :2007/07/20(金) 01:18:57 ID:VthymieD
名前だけ借りてきたような、オチないよな。 引退宣言後は、個人レベルの余興ですら音楽から遠ざかった人なんだけどね。
>>267 そうでしょうか?
ぼくはヨーロッパに行ったこともなければ評論を原語で読んだこ
ともないので偏った知識しかありませんが、前に吉田さんのクナ
ッパーツブッシュについての評のなかから引用した(
>>191 )部
分に、1954年に訪欧中の吉田さんに、クナッパーツブッシュの
ブルックナーをきくように勧めたのは、グラインドボーン音楽祭
で出会ったポーランド生まれアルト歌手だったことが出てきます。
(ちなみにこのエピソードの初出と思われる『音楽紀行』
(中公文庫)によれば、このひとはマダム・ザレスカという
歌手だったようです。
ぼくの持っている、フランツ・ブラウンという音楽評論家の書い
た『クナッパーツブッシュの想い出』(野口剛夫編訳、芸術現代
社、訳本は平成11年刊)という本にも、
「ブルックナー演奏者としてのクナッパーツブッシュ」
という1章があって、その演奏の特徴が9ページにわたって綴ら
れています。
欧米にもクナの演奏するブルックナーの「信者」はいる(いた)
のではないですか?
275 :
51 :2007/07/20(金) 01:24:31 ID:VthymieD
>>274 wagnerはいてもbrucknerに関しては、評価それほどでも。
翁が、クナッパーツブッシュのブルックナー聞けとアドバイス受けたくだりも、
寝てしまったというあほな逸話も知ってるが、クナッパーツブッシュのブルックナーなんて
改訂版どころか自己アレンジのブルックナーだから、まったく評価されてないし、後世に
残らないよ。
おもしろいけど、それだけだな。宇野が褒め称える、westminsterから出てたsym.8も同様。
276 :
51 :2007/07/20(金) 01:26:06 ID:VthymieD
今売られてるから知らないが、ハイドンの驚愕とカップリングされてたsym.9を聞けば、 クナッパーツブッシュのブルックナーに対する姿勢が少しは分るよ。 あのひと、ブルックナーなめてるから。
論点がずれた気がしますが、あなたがクナッパーツブッシュ のブルックナー演奏が嫌いなことは、よく分かりました。
278 :
51 :2007/07/20(金) 01:59:36 ID:VthymieD
>>277 嫌いじゃないよ。聞く価値がないだけ。フーン、で終わる。
ブルックナーで良い演奏が出てきたのって実はマーラーよりもかなり遅いかもね。 マーラーはまず自身が指揮に長けていたことが大きい。スコアにも演奏上の注意をこまごまと書いた。それは確かに演奏の助けとなる。 それに刺激を受けたメンゲルベルクやワルターが現代にも通ずる演奏をし、 60年代のマーラールネサンスになると、もうバンスタやクーベリックやコンドラシンらが 個性を競っていた。日本でも、戦前からプリングスハイムがマーラーの使徒であったことは有名。 演奏もオケは未熟だったろうが、指揮はマーラー皆伝で柴田南雄にインパクトを与えていた ブルの場合はハース、ノーヴァークの楽譜が出るのを待たないとテクストから問題があったし、 フルヴェンは原典を重んじたと言っても演奏はロマン派丸出しで、ゴチック的な構築は捉えられなかったし、 クナのは楽譜の問題に無頓着だった。全曲で良い演奏をしたのはヨッフムが多分最初で、 その後はヴァント、朝比奈まで飛んでしまう。個々の曲で良い演奏をしたのはちらほら、くらい。
>>279 それは事実誤認というか、今から見ればそう見えるだけだお
>>280 歴史的な評価って、常にレトロスペクティブなのだよ
でも事実誤認というならどこが事実(史実)と違うのかを指摘しなさいよ
朝一でマジレススマソ
版問題と演奏の良し悪しはリンクしないと思うが
いずれにしてもスレ違いの話題ですね。
長生きしていて良かった典型的見本だな。秀和 以前は賛否両論だったが、いつのまにか大巨頭に・・・ 100年近く生きてきた最期の褒美だな。
居眠りしたってのは7番でというのがミソという気もする。 おれもブルは好きな方だが、5,8,9に較べて7は冗長なんだな。 しかも1,2楽章が長いと来てるから、2楽章の途中で集中力が 切れて寝てしまうというのはなんか妙に納得できる。
音楽評論自体が客観的にどうのこうのいえる段階ではないし。w 毀誉褒貶は人のするもの、と片付けられる問題だな。 ああ言えばこう言うだけの論争にしかならんし。 翁の文章が心地よいか悪いかだけの問題だろう、趣味人の水準のわたしたちには。w
ここまでシューリヒトの名前無し (´・ω・`)
ブルのことがわかる唯一の評論家は宇野大先生だけである!
291 :
名無しの笛の踊り :2007/07/20(金) 22:05:01 ID:ScrTLRuA
>>282 良いエディションの選定は良い演奏の前提条件というのが私の考えです。
勝手な改変はキライです。
ベト5再現部の第2主題の導入でファゴットにホルンを合わせるのも昔はごく普通でしたが、
いちいちなんでこんな余分なするのかと思いますし、ジュリーニのラインなど他人がいくら褒めようと
二度と聴きたいと思いません。
>>279 ヨッフムからなんでヴァント朝比奈まで飛んじゃうw
カラヤンもハイティンクもキチンとやってる。
293 :
名無しの笛の踊り :2007/07/20(金) 22:49:39 ID:ScrTLRuA
>>292 カラヤンBPOのブルックナーはギラギラしてて嫌いだ。晩年にVPOと入れた7番は良かった。
ハイティンクACOはスマン未聴だがかなり良いだろうな。自分はVPOと入れた8番は愛聴している。
>>275 > 、クナッパーツブッシュのブルックナーなんて
> 改訂版どころか自己アレンジのブルックナーだから、まったく評価されてないし、後世に
> 残らないよ。
こういう馬鹿は改訂版の実態がどんなものかもしらんだろうなw
聴きもしないで知ったかすんじゃねえどあほう。
295 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 01:56:01 ID:Kdq+cdJv
>>284 ずいぶんと下賤な性格なんだなーwww。
296 :
51 :2007/07/21(土) 02:16:56 ID:PV7yTv3u
>>294 ん?
その改訂版の実態とやらを教えてくれよ。傾聴してやるよ。
逃げ道は作るなよ。
297 :
51 :2007/07/21(土) 02:19:14 ID:PV7yTv3u
それと、1958、ミュンヘンのsym.9のライブ録音聴いた感想も一緒にお願いするよ。
298 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 03:10:04 ID:a3pQ7Zoo
結局、翁がおりに触れ?つきながらも芸術家として認めているのは エッシェンバッハじゃあないかと。 ここ数年は知らないけど。 60年代後半のプラハの春のシューベルト 70年代前半の武満やショパン 指揮者になってからの ヴィーン交響楽団とのブルックナー 80年代のモーツァルトの弾き振りなど
スレチ話題だが、クナのブル9って聴いたことないが、件の演奏はその昔コーホーが憤慨してた奴? 「あの素晴らしいブルックナー演奏は単なる偶然だったのか」とかなんとかいう文章覚えてるW
300 :
51 :2007/07/21(土) 03:13:44 ID:PV7yTv3u
>>298 エッシェンバッハの指揮は確かにいいんだが、シューマンの歌曲の伴奏が
一番よかったりする点で、ちょっと悲しいね。
シューマンの歌曲に関しては、神様降りてきてる。
301 :
51 :2007/07/21(土) 03:15:48 ID:PV7yTv3u
>>299 今売ってるか分らないが、聞いてみるといいよ。ゴミ箱行きにはならない。
Music & Artsっていう個人がやってるような弱小レーベルから発売されてた。
ま、俺は、宇野が褒めるsym.8の演奏もまったく評価してないんだけどね。
sym.8に関しては、満足いく演奏を実演でも、録音でも聞いたことがない。
302 :
51 :2007/07/21(土) 03:23:29 ID:PV7yTv3u
宇野は、9より8のほうが、これぞブルックナーみたいなこと言ってなかったっけ。完成度も上だ、 みたいなこと言ってたよな? 記憶違いかもしれないが、あれ見たときほんとに呆れた。 9は、Wなくて不完全なんてことはない。むしろないほうがよい。Vで完結してる。 インバルがsmpc版使ったり、最近じゃアーノンクールが断片演奏したり不可解なこと やってるが、なにを意図してやってるのか本当にわからないね。
303 :
51 :2007/07/21(土) 03:24:47 ID:PV7yTv3u
宇野の話題のせいで、スレ違いで脱線しまくってるけど、宇野持ち出すこと自体 不愉快なので自重するよ。 いくらなんでも翁に失礼。
304 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 03:27:26 ID:a3pQ7Zoo
>>301 実演ではありますよ。一昨年のプロムス。
ヴィーンフィルとエッシェンバッハで。
>>300 いつか、CDになるかと期待してるんだけど、多分
シューマンの伴奏に匹敵するのでは・・・と
305 :
51 :2007/07/21(土) 03:30:05 ID:PV7yTv3u
>>304 おお、proms行ったんだ。
ロイヤルアルバートホールって、音響死んじゃってるでしょ。
一階席は、立ち見じゃなかった? バルコニーだと音楽聞けないでしょ。
にしても、うらやましいなぁ。
306 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 03:50:05 ID:a3pQ7Zoo
実は、ルツェルンでも聴いたんですが どうも同じ感激でもあのひどいホールでののほうが。。 どうでしょう? 自分の耳のなさが思い知らされんですが。 ルツェルンでは正面2階席 プロムスでは1階真ん中。。。と書くだけで冷や汗ですが。
どうでもいいけど、いちいち5151と言わんでよろしい。
意外と上の方の席の人たちも真剣に聴いておる@RAH 周り見ると若い美人のお姉ちゃんがスコア見ながらブル聴いてたりする 海外行くとやっぱクラってこっちの文化なんだよなあと痛感する 一方で日本のレベルの低さと来たら。。先生の本でも読めばいいんじゃないかしら
どうしても脱線がちになるのは、まさに吉田センセイを象徴するスレといえよう。 その点ぼくの書くものは首尾一貫しているといえようる
310 :
51 :2007/07/21(土) 10:24:01 ID:PV7yTv3u
連続投稿制限で書き込めなかった・・・
ルツェルンでも同じプログラムで聞いたのかぁ。いいなぁ・・・
ルツェルンは、メインの会場で聞いたことないから、どんなホールか分らない。
近くのホテルかどっかで、ペーターシュライヤーとシフの、シューベルト聞いたことある。
老いた声だったけど、愛聴してたdeccaの白鳥の歌CDと近い内容の曲目でえらく記憶に残った。
promsでは、ブルックナーだと7番聞いたよ。もう4年以上前かなぁ。
A・デイヴィス BBC交響楽団かなにかで。問題外の演奏だった。
一階だと、トイレも楽団員とかと共同だったりするでしょ。休憩中にビール飲んだりしてるんだよね。
楽団員が・・
メータのプログラムのときは一階だった。子供が多かったり、明らかに音楽聞いてなかった
りする人がいるけれど、雰囲気は、バイロイト、ザルツブルグなどの音楽祭よりもいいよね。
音楽楽しもうって軽い雰囲気で。
306さんが満足いくsym.8の演奏をpromsで聞けたことは、本当に財産だなぁ。
>>308 バルコニーだと、一番安くて3ポンドくらいで聞けるしな。今は知らないけど。
ラトルとVPOの復活が、500円強では日本じゃ無理だよなぁ。
311 :
51 :2007/07/21(土) 10:30:49 ID:PV7yTv3u
3万円の席があってもいいから、500円くらいの席を日本でも設ければいいのに。 日本はぼったくりすぎ。なんでもかんでも。
音楽教師が音が苦にしているからだろうなあ。 まさに音が楽しみにしなければならないのに。 専門的にやるかどうかはその人次第にして、まずは楽しさ、そしてその楽しさがどんなものができているのかを教えるべきだと思う。 日本のクラシックが堅苦しい印象があるのは教師のオカゲだろう。 ちなみにわたしが好きになったのはバッハの旋律をCMで聴いてから。
ちょっとの音でも神経質になって、音をたてた人をにらみつけたりする日本の聴衆は異常
314 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 11:55:48 ID:C9OJJ8r3
>ちょっとの音でも神経質 音楽の邪魔になるの音を“ちょっと”とは言わない
>>314 過剰反応のときってないかな?
プログラムの冊子も開けないような雰囲気はやりすぎだと感じます。
316 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 12:47:18 ID:zSEz2E7W
ブラームスのヴァイオリン協奏曲についての文章読んだけど、うまいねえ。さすがプロ。 冒頭に書いてある、ヴァイオリニストが出てくる映画を見たいんだけど、タイトルわかる人います?
318 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 17:52:47 ID:6Wy/Xffw
レコ芸に書いてあった「たとえばブラームスはこう、ショスタコーヴィチはこうあるべきだ ときめてかかる類いの演奏批評を目にすることがあるたびに…」とあるが 誰あたりのことを言ってるのだろう?
319 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 17:54:47 ID:aayY/93T
映画出演したヴァイオリニストといえばハイフェッツだが・・
僕のことに決まっているのだといえよう 知らなかった、とは言って欲しくない
321 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 18:57:04 ID:V/T6RU/Z
「私がこの試みの最初にシューベルトをとりあげたのは、 一つはシューベルトが、近年になって私の『音楽を聴く』ときの、 あるいは『音楽を聴きたい』と望むときの、その心の中核にあるものに、 非常に接近してきた作曲家だからである」 (吉田秀和作曲家論集 シューベルト 9頁) 手垢のついていない新鮮な表現であるうえに わかりやすい。
またまたスレチだけど、プロムスのブル8エッシェンバッハ私も聴きました!ので思わずカキコ
ルツェルンでも聴いた方がこちらの方を評価されるのを読んで嬉しくなりました。
で、ブル8スレにこれ書いたの俺w(因みにその3人とはチェリ、ヴァント、朝比奈)
462 :名無しの笛の踊り :2007/07/02(月) 04:23:59 ID:rkf6VHZl
>>460 エッシェンバッハで聴けばその3人とも吹き飛ぶから心配ない。
今まで聴いていたあれは何だったのだろうって…
なんかホールの造りがロックコンサート風でダメだなーと思ってたら、なんとブルックナーは
ここでオルガンコンサート開いてやんやの喝采を浴びているんですね。
ブルックナーどころかヴェルディやワーグナーもここで自作を指揮したとかでビックリ。
吉田さんも何か書いてないかな?アルバートホールのこと(と、無理矢理主題に戻るw)
323 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 22:41:05 ID:GutuqCmL
大衆好みの吉田秀和。玄人受けの宇野功芳。
>>315 なんで冊子開く必要があるんだ馬鹿?
演奏中は音楽を聴くのが当たり前。
音立てたたくて仕方ない無いならポップスかのだめコンサートでも池w
325 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 23:46:39 ID:mG1M+9G7
確かに隣でずっとプログラムをパラパラやられると、 音立ててなくても気が散ってかなりダメージ食った。
スコアもダメ?
>>323 宇野功芳の推薦するブルックナーのCDをレコード芸術のリーダース・チョイスに
投票すると、宇野先生自身から「読者の耳の高さの表われ」とお褒めのお言葉を
いただけます。
ちなみに吉田秀和の推薦するCDを大量に投票しても、吉田先生からのお言葉は
いただけません。
プログラムくらいいいじゃないか。 常識外れのノイズを出してるわけでもないのに
スコアの読めない奴は隣でスコアをパラパラやられると絶対気になるはず。 日本語の読めない奴も隣で日本語のパンフ拡げられると絶対気になるはず。
>>329 はいささかうがちすぎだと思うが、真実を言い当てている気もする。
俺はスコアはあまり読めないのに、
>>328 の意見に賛成で、隣でパラパラ
やられても気にならないのだが、これは全くスコアを読めないのではない
からかもしれない。スコアを見ながらCDを聴くのは実に楽しい。
…それにしても、やたらスレ違いだな。
宇野さんのファンて・・・w
音をたてたのを注意されるのはわかるけど、プログラムをめくったら、 斜め後ろの男から、「目障りだからやめてくれ」と言われた。ううむ。
そう言えばクラッシック会場で殺人事件があったな。 シーッと言われたのが原因だそうだ。 以前クレーメルのシャコンヌ演奏でまだ終わっていないのに拍手を始めたバカがいてワロタ。 注意するならこっちだよな。w ミケランジェリの時は物音一つ聞こえないという感じだったが、やはり研ぎ澄まして聴いていたからかな。 滅多に聴けない人のだからみんなの緊張感が伝わっていた。 たしかに理想はみんなが音を立てないことだが、現実としては不可能だろう。
>>51 じゃあどの評論家がまともというか
あなたの嗜好に合うの?
>>334 日本にはまともな評論家など一人もいない
なーんてレスが返ってくるに決まってるじゃないか。
オレさまだけがまともな評論家たるものをわかっている
と言いたいだけなのだよーん。
336 :
名無しの笛の踊り :2007/07/22(日) 22:59:29 ID:TuYFLQDk
きのう、カーラジオを聴いてたら、吉田翁がチャイコフスキーの交響曲1番を 紹介してたよ。 かつて翁にとって、チャイコフスキーはどうでもいい作曲家じゃなかったけ? この変節はいったい何?誰か教えてください。
>>336 あの番組は吉田センセーの音楽観を述べ立てるため(だけ)のものではない。
もう主な作曲家はほぼやりつくしたし、一般クラシックファンに人気の
チャイコを取り上げても不思議はあるまい。
338 :
名無しの笛の踊り :2007/07/23(月) 04:17:01 ID:2ax0RxEL
>>322 このときの演奏はBBCで放映されています。
いつか日の目を見る可能性大かと。
会場で聴いたより翌日実況を録画してたのを
聴いたらよりすばらしかったwという批評を
読みました。
どなたか挙げていたシューリヒトについては、南西ドイツ交響 楽団と入れたブラームスの交響曲第3番のディスクの評が、 『この一枚 Part2』(新潮文庫)に入ってるのを見つけました。 その中で、シューリヒトに対する宇野功芳さんの批評をこんな 風に紹介されています。 − シューリヒトのことは、ずっと前から、日本でも宇野功芳 さんが高い評価をしている。それだけでなくて、氏の書いたも ので本質的なことはつきているといっていいようなものだから、 私が、いまさら書くまでもないだろう。そう思ったので、これ まで、あんまり書いて来なかった。(中略) その中でも、私がいちばん同感したのは、この指揮者が、そ れまで曲をよくききこんだ人にも、おもしろくきかれる演奏を するという趣旨の言葉を書いておられるところだ。 私も全くそう思う。
1998年当時の宇野のオーディオシステムをさらしてみる。 CDプレーヤー LUXMAN D-500X`S プリ MARANZ ♯7 パワー QUAD U型*2 スピーカー tweeter Wharfedale super3 squawker Wharfedale super8 woofer GOODMAN AXIOM80
勲章をもらった吉田のジジイも、宇野先生のことは認めざるを得ない 一方、宇野先生は吉田のジジイなど当然のことながら完全無視ですよ うん、これなら釣れそうだ。
342 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 00:09:59 ID:ZIXsKO19
チャイコフスキーについては、『LP300選』(新潮文庫) には、 −しかしチャイコフスキーとなると、私は好きでなくとも、 敬意を払う。彼には、表現すべき内容があったし、それを 過不足なく表わすすぐれた技術的手腕とのバランスも、き っちりとれていた。彼の曲は、入門にもよかろうが、その あとだって、優にきくにたえる。 とあるから、変節というほどのこともないのでは。
344 :
51 :2007/07/24(火) 00:48:53 ID:fhiF7IR5
>>339 おもしろく聞かれるって表現は、翁らしくないな。
シューリヒトは奇をてらった演奏をする人じゃない。
むしろ、その曲のエッセンスを抉り出すような、直球勝負のひとなんだけどなぁ。
他の演奏家だとピンとこない作品も、シューリヒトが指揮するとその曲が深く理解
できたりする場合あるよね。
>>340 どうせならスピーカーもクオードにすればいいのね。
345 :
51 :2007/07/24(火) 00:54:12 ID:fhiF7IR5
>>338 残念ながらpromsのプログラムは、すべてBBCのスタッフ乗せたでかいトラックが現地に赴いていて
ラジオで生放送したり当然録音されたりしているが、なにせ環境がよくなかったりホールのノイズ(せき、
たまに泣き声w)がひどいせいで、ディスク化されたものがあまり多くない。
346 :
51 :2007/07/24(火) 00:57:25 ID:fhiF7IR5
>>343 まあ確かにその次のページには、
− 遠慮のないところ、私自身は、今後チャイコフスキーを
一生きかなくとも、あんまり困ることもないだろうと思って
いるけれど、
としているのですが、そのすぐあとには、
−彼がグリークとかリムスキー=コルサコフとかの民族主義
的ロマン派の水準をぬいた芸術家であることは、心得ている。
それに同じように管弦楽法の大家だといっても、チャイコフ
スキーのは、単に色彩としてだけではなく、機能的にみて、
はるかに充実した書法があり、弦と木管、金管との間の和音
や旋律の配分の仕方には、独創性がある。
と続いており、下げてるように見えて実は当時から非常に気
になっていたのではないかとも思われます。
348 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 01:10:38 ID:B9VCaPqM
参加って? 彼は、何かしたの? この記事は読んだけど02年のはなしですか どうもわからないことだらけですね。
349 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 01:18:47 ID:f2z6RZrl
>>346 あんた三流新聞産経も目を通してるのか
無駄にアンテナ広いなw
350 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 01:25:51 ID:hq5BMP1y
351 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 01:28:43 ID:f2z6RZrl
読売です キオスクで日経買って通勤時間に読んでいる典型的なリーマンでつ
フルヴェンやカラヤンみたいにナチス絡みの経歴が有った方がカコイイ!てことはね?
353 :
51 :2007/07/24(火) 01:35:35 ID:fhiF7IR5
チャイコフスキーを軽視したがるやつって、普通にアホでしょ。 通ぶりたい日本の風潮かなんか知らんが。 チャイコフスキーは、下品なやつが演奏すると下品になるからな。
354 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 02:20:12 ID:B9VCaPqM
>>353 それはいえますね。
と、最近わかりました。
51が一番通ぶっているんだが。
>>355 それはいえますね。
と、前からわかってましたが。
通ぶった奴を否定する人間は通ぶっている人間に良く似ているということだな。 人は否定するものに似ている、という言葉が真理であることを痛感している。 自分の感覚は大事にする必要があると同時に相対化する必要もある。 感覚が移ろいやすいことは体験しているし。 十年前に読んで面白かった小説を読み直したらクソ面白くなかったなんてこともあったし。 それでも普遍的なものはあるのかもしれない。 それも百年、千年単位で変わりうるのかもしれない。 それらを超える何かはあるのだろうか。 それが存在するとしてもそれが何であるのかは今のオレにはわからん。 ある範囲で真理であってもその範囲自体が確定できないし。 音楽なんてのは感覚的なものである側面が強いから強制はできないことはたしかだろう。 いずれにしても基本的なことがわからん現在誰にもこれが名曲名演とか主張はそうそうできない。 言えるのは、今の音楽理解者たちの最良と考えられている人たちはこう理解されているというだけだろう。 それもいつの日か相対化されるかもしれない。 もう少し自由に考えても良いだろう。 オレは翁の評論に親しんだが、信奉しようとは思わない。 もしかすると理解もしていないのかもしれないのだから。
下品なのは吉田の方。 いかにもな大正昭和の鎌倉文化人ライフスタイルをなぞっていて恥ずかしい。 本当の知識人なら越谷とかに住むべき。
>>358 いや、本当の知識人なら錦糸町、大久保、西川口、歌舞伎町あたりに住むべきだと思う。
361 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 15:04:18 ID:D6J7Q+yB
レコ芸のほうは、珍しく現代もの1本できた。 とはいえ、まあ矢代秋雄とデュティユーのソナタを中心とした岡田博美の アルバムだからやや保守的だけど、1960年という時期に書かれた矢代の ソナタに対する微妙な位置づけがなかなかおもしい。
362 :
51 :2007/07/24(火) 20:34:51 ID:fhiF7IR5
翁がレビュー書いてるの?
363 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 08:09:15 ID:C3ScnaQg
>>362 レビューと言うのが
>>361 のいうレコ芸の話だとしたら、その通り。
冒頭近くにある翁の連載。前回はランランのベートーヴェンの協奏曲を
中心にしてた。
364 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 08:10:04 ID:C3ScnaQg
ってことは、
>>51 は最近の翁の執筆状況も知らずにあれこれ言ってるの?
「名前に51が入ってる人をひたすらバカにするスレ」になりますた。
366 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 08:14:55 ID:C3ScnaQg
>>347 それにしてもグリーグなんてさんざんの言われようだな。
彼の中には作曲家に歴然とした序列があるみたいだ。
バッハ>モーツァルト・ベートーヴェン>ハイドン・シューマン>ショパン
>チャイコフスキー>グリーグ>グノー・サン=サーンス
ぐらいかな。まあ、ショパンあたりは「心から好きとは言えないが、真の
天才」という評価はしているけどね。
51のも一つの見識だし、努力もしているんだろうから上からものを言いがちになるのもわかる。 自分の感覚からという立場を明確にすれば、翁の評論は納得できないという批判はありだろう。 が、それが客観性を装ったとしたらそれは勘弁してくれ。
368 :
51 :2007/07/25(水) 09:20:41 ID:kwbxhGOF
俺は51じゃないよ
369 :
51 :2007/07/25(水) 09:42:40 ID:ZWl5zyZT
>>363 アホな人には言葉が足りなかったな。翁が矢代とDutilleuxのレビュー書いてるのかと言いたかった
んだが。レスどうも。
やぱーり、あの辺止まりか・・・ ある年代超えた音楽先生方はせいぜい矢代止まりなんだよな・・
日本の音楽(教育)界は矢代信奉者多い、若く亡くなった理由があるのと、和声が保守的で
綺麗だし、今でも彼の和声の課題が学習されてたりするから。それと、保守的だからw
デュテイユのソナタも彼が若いころの習作で、分りやすいったりゃありゃしない。
翁、全然ロックしてないな・・・ あの年齢で「今」の音楽聞いて評論書けって言われても
難しいのかもしれんが。
過去のひとだな・・
370 :
51 :2007/07/25(水) 09:47:25 ID:ZWl5zyZT
>>367 もう何度もレスしているが、評論の中身に関して、俺がケチつけたか?
評論の姿勢に対してケチをつけてるんだが。
といっても、彼の場合、音楽を題材にしたポエム、文学みたいなものだから
音楽論、音楽美学という観点からあの文章に点数つけると辛口にならざるをえないよ。
翁、音楽理論に詳しくないから。たまにやる楽譜つきwのアナリーゼも素人のお遊びみたいな印象だし。
だから読者と距離が近いんでしょ。共鳴するひとがたくさんいる。
彼のような文章を書ける日本の音楽評論家はいないけどね。
371 :
51 :2007/07/25(水) 09:49:10 ID:ZWl5zyZT
>>364 朝日の夕刊でことたりる。それと、前に書いたように、俺は過去と違いレコ芸なんてまったく読む気
しない。
まだモストリクラシックのほうが幾分マシ。
372 :
51 :2007/07/25(水) 09:56:45 ID:ZWl5zyZT
>>367 それと、もう一つ。一般人と同じ見解をつらつらと述べるだけの評論家
なんて必要ないでしょ。翁がまさにそれなんだけど。
他の人間が気づかなかった視点や、埋もれた人材、今ままでにない音楽美学等々
を提供するのが評論家の使命。翁に関しては、これらのいずれに関しても怠慢だったよ。
吉田は相撲評論家になれば受けたと思うのだが
51に読解力が無いことが良くわかりました。
375 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 14:00:54 ID:R46qFjCm
51以外におもしろい意見が見当たらないのがこのスレッドの悲しいところ ネタが尽きたんだなぁ 話すことないからスレチばかり あとはぐだぐだになるだけ
376 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 14:15:43 ID:P3pnRfbu
串田孫一の文章って、吉田秀和のそれに似てるな。
377 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 14:53:15 ID:C/PwEsPP
>>372 それはまた他の人の仕事で良いんでネーの。
吉田さんの仕事は、もともと日本では少なかったクラシックの裾野を、
素人にも分かりやすい文章や言葉で広げた(あるいは広げようとした)。
それだけでも大したモンだ。
クラシック教の最高の布教家だからこそ、やたら音楽論や音楽美術の話を
しちゃあ多くの一般民衆は決して付いてこない事を知っているんだよ。
378 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 16:26:23 ID:IwoFs17L
>>369 >やぱーり、あの辺止まりか・・・ ある年代超えた音楽先生方はせいぜい矢代止まりなんだよな
レコード芸術8月号での吉田氏の矢代のソナタについてのスタンスを見もし
ないで勘違いもはなはだしいことを勝手に言わないように。
>>361 では「1960年という時期に書かれた矢代のソナタに対する
微妙な位置づけ」って書いてあるよね。それは吉田氏が今現在矢代の
ソナタを聴いて、なるほどきわめて明快に書かれていてすばらしい曲だ
とは思うけど、1960年というと、現代音楽の主流はトータルセリエルを
経てケージ・ショックも体験している時期であって、その時期にあって
ああいった曲を書いているということは、結局は矢代はアカデミックな
作曲家から抜け出せなかったということで、これは吉田氏にしてみると
必ずしも矢代に対して全面的に肯定的評価を持っているわけではない、
ということを、まさに2007年になって表明しているのだよ。
吉田氏は矢代よりずっと前衛的な作曲もパースペクティブに入れていたし、
今でも彼の中には矢代は保守的にすぎたと思っているのは事実だ。
それを「せいぜい矢代どまり」とは……
まあ、もちろん吉田氏は「ロックしていない」けど、じゃあ、君は吉田氏が
ロックすればよいと思うの?
>>361 読みが違うと思うよ。前衛の時代にソナタを書いていて恥ずかしいなんて
吉田さんがいまさらそんなこというかよ。
ソナタはぬるめの烏賊がいい
結局、自分が物識りだとひけらかしたいだけではないのか。 いい加減な要約で文意を歪めているような人の文章など、信じる気になりません。
382 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 18:46:03 ID:IwoFs17L
>>379 いや、ソナタを書くことが恥ずかしいというのじゃなくて、
矢代が死んで何十年もたってあらためてあのソナタのフォルムと内容
を聞くと、結局アカデミズムの中に留まってしまった人の曲なのだな
ということが思われる、ってことでしょう。
それよりも肝腎なのは、日本人がこういうがっちりしていて花も実もある曲を作れるようになったときは もう前衛華やかな1960年になっていた、ずいぶん時間がかかったなということなんじゃないの。 どうもぼかして書きすぎだからわかりにくいけど。
384 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 19:00:11 ID:IwoFs17L
>>383 なるほど、確かにその読み方に1票。
同時代の日本のアカデミズムな作曲家の代表といったら矢代と三善だが、
三善は最前衛とは微妙に距離をとりながらも時代感覚には比較的鋭敏
だと思わせる曲へ少しずつ軌道修正していったように思われるのに対し、
矢代はあくまでフォルムにこだわった。でも、私見では矢代のソナタは
フォルムはがっちりしてるけど、内容はかなりスリリングな曲だと思う
けどね。
385 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 19:10:11 ID:R46qFjCm
レコ芸、部数伸び悩んでそうだね のだめ世代が購読するとは思えないしw
伸び悩むってレベルの話じゃないだろ
387 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 19:51:04 ID:IwoFs17L
文化勲章受章者を執筆者にしちゃって原稿料払えるのかな。 吉田氏ももう少し別のメディアに書いたほうがよいと思う。
388 :
51 :2007/07/25(水) 20:53:18 ID:ZWl5zyZT
>>378 読みもしないと言われれば、返す言葉がないが、矢代止まりという表現が
自分でも中途半端で誤解を与える表現だったと反省しようかと思ったがやっぱりやめた。
矢代が前衛ですらないというのは明白で、日本人にも関わらずフランス音楽の後継者を自負し、
コンセルヴァトワールであのchallanに習っただけあってその和声は粋で「綺麗」なんだが、
それまでの人。これは俺の独断と偏見で言っているのではなく、一定の評論家や音楽家、
一般のリスナー含めた評価だと思うよ。
アカデミズムとかエリクチュールwなんて言葉がもてはやされ、知識人皆西側しか向いていなかった
時代だからこそ、寵児になれたんだろうね。
それに関して、翁が矢代を取り上げて、所詮はお行儀のいい、西洋音楽の範疇を抜け出せない
見栄えのいい西洋の「猿真似」だ、なんて評論してもつまらないでしょ。矢代は口悪かったから
言いたい放題言わせてもらうが。
>所詮はお行儀のいい、西洋音楽の範疇を抜け出せない
見栄えのいい西洋の「猿真似」だ これは俺の勝手な妄想だけどw
表現は違えど、同じようなこと言ってると思うね。読む価値あるの?
>君は吉田氏がロックすればよいと思うの?
孤高の評論家であってほしいから。
>>383 意図的に前衛から身を引いていたのが矢代でしょ。アヴァンギャルドにパリ時代
触れまくってるので、そこらの日本人作曲家より前衛がなんたるか分かってるはず。
貴族主義的な部分あるので、粗野が嫌いなんだよ。翁に似てw
389 :
51 :2007/07/25(水) 20:57:09 ID:ZWl5zyZT
矢代は、電子音楽もセリーもポストセリーも偶然性もコラージュ等々スルーしていたけど、 その保守的な態度は一貫していて、別の意味で立派だよねw 日本人の作曲家が異国の文化である西洋音楽に触れて、なにを創るのか、なにを創れるのか という究極の命題から避け続けていてある意味異端だよ。
390 :
51 :2007/07/25(水) 21:02:54 ID:ZWl5zyZT
上から物を言う言い方と、上でいちゃもんをつけてるやつがいるけど、ここは2chだろ。 俗物の塊が集まる、下品で野蛮な個々の集合体なんじゃないのかいw 上から物を言っているのに、それを悟られないように、丁寧な物言いで、限りなく断定口調を避けて上品に おすまししているたたずまいの文章書いてるのが吉田翁だろ・・・ 翁のほうが悪質ですよ。
>>388 反前衛の矢代を前衛ですらないとかさ
どういう歴史観で何を言いたいわけ?
いまだに前衛マンセーと叫びたいわけ?
392 :
51 :2007/07/25(水) 21:10:37 ID:ZWl5zyZT
>>391 マンセーって、万歳って意味でしょ?
万歳してないけど、過去にしがみついている姿勢は嫌いだよ。
芸術家じゃないでしょ、それって。
反骨精神大事だよ。クリエイターは。
連続書き込み制限でかけなくなるだろうけど無視しているわけじゃないので容赦してね。
>>392 60年代は過去にしがみついている方が反骨だったんだよ。
395 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 21:37:16 ID:R46qFjCm
396 :
51 :2007/07/25(水) 23:45:04 ID:ZWl5zyZT
>>394 前見てないじゃん。
翁もそうだけど、前を見ようよ。
前とか後ろとかっていう考え方自体がもう時代遅れなのでは
399 :
51 :2007/07/26(木) 01:34:32 ID:F2mnYiIZ
矢代のP.con.まとまりすぎ・・ 綺麗すぎ。 つうか、レコ芸、今晩立ち読みしてきたけど、どこに翁の記事あったの? 確かに現代音楽の書評に該当ディスクあってけど、翁の評なかったし。 俺、釣られた?
400 :
51 :2007/07/26(木) 01:37:46 ID:F2mnYiIZ
矢代先生は、生まれてくる時代と場所を間違えただけ。 時空が代われば、名を残したのに。日本に生まれたばっかりに・・ マジレスだよ、これ。
401 :
51 :2007/07/26(木) 01:42:01 ID:F2mnYiIZ
矢代先生のP.con. 40年前の作品だけど、stravinskyの春の祭典が100年前って どんだけ?
なんかの本で「トゥーランドット」はプッチーニの書いたところまでしか聴きたくない! みたいなこと得意げに書いてたと記憶する…俗物杉w吉田氏ね
403 :
名無しの笛の踊り :2007/07/26(木) 03:48:24 ID:XLBVrPyb
まだ図書館にレコ芸8月号が入っていないのでw、吉田の批評については言えないけど、 矢代について言えば、彼と同じ時期にフランスに行った黛のほうが世界に与えたインパクトは 遥かに大きかったし、才能も大きかったと言えるだろうな。 しかも黛は前衛の時流にのって新しいことをやろうとした訳ではなく、自分の独自性を打ち出す ことがそのまま世界でもっともユニークな音楽のひとつとなった訳で。 ひるがえって未だに前衛から頭が抜けない一柳が気の毒に見える… って矢代については一言も言ってないなw
404 :
名無しの笛の踊り :2007/07/26(木) 03:49:48 ID:XLBVrPyb
ま、時間を置いた今だからこういう比較と判断もできる訳でしょう。
405 :
51 :2007/07/26(木) 08:00:02 ID:F2mnYiIZ
>>402 なこと言ってるのかよ・・
確かにプッチーニは、翁の中の序列では低い位置に列せられていそうだけど。
蝶々夫人なんかもう何度も腐るほど見てるんだが、ドラマ性ありすぎて、普段まったく西洋音楽
に興味なさそうなちゃきちゃきの女子高生(とある講演のゲネプロに招待されていた)が、大泣きしてるところを見て
プッチーニの偉大さ悟ったよw
406 :
51 :2007/07/26(木) 08:00:54 ID:F2mnYiIZ
公演な・・
プッチーニは「マノン・レスコー」と「トゥーランドット」が先生の好みだったはず。 これ、俺と一緒だな。
なるほどクラシック愛好家というのは数十年前から変わらないんだなあと思わされるスレだな。 叔父が音楽会に滅多に行かなくなったのは51みたいなのばかりだったからだろうなあ。 叔父はクラシック好きということを隠しているんだがわかるな、その気持ち。w
>>402 >俗物杉w
あやまれ!トスカニーニにあやまれ!
51は問題外の馬鹿だね
だって吉田の連載のページがどこにあるか知らないで今の吉田やレコ芸を語るなんて……。 読んでない本の書評はやめてほしい
そういやモーツァルトのレクイエムと絡めてなんか言ってたな、トゥーランドット。 調子こいて補筆したアルファーノをプッチーニの弟子とまで書いてたような希ガス 俺の思い込みかしら?
413 :
51 :2007/07/27(金) 00:38:42 ID:d+FWQaLI
>>411 全部読む必要などないからな。
今のレコ芸なんてまったく読む気も起こらない。
朝日の夕刊で十分。過去の主要な本は、読んでるし。
読んでも何も分かってないんだから読むだけ無駄だ
415 :
51 :2007/07/27(金) 03:01:50 ID:d+FWQaLI
まぁ、おまえさんより、翁の文章は読んでるだろうな。 翁の文章読んで、音楽理解できる気になってる阿呆がそこら中にいる・・・ 読む暇あるなら、聞け、読むならくだらない評論ではなくスコア読め。 クラシック愛好家ではなく、西洋音楽で飯食ってる人間からの助言だ。
51最強伝説はじまったな
417 :
51 :2007/07/27(金) 03:20:25 ID:d+FWQaLI
>>416 俺は、このスレが栄えてくれればいいよ。スレが伸びて、翁が長生きしてくれればいい。
停滞、暗中模索、五里霧中の西洋音楽の今の現状が打破されることを祈ってる。
心にもない挑発を本意に反して涙ながらにせざるをえない状況であろうが、
このスレに生息しているかわいそうな人に罵倒されようが、
全然問題ない。むしろ歓迎する。
武満がどういう心持ちで秋庭歌を創作したのか、夢想しながら聞いて寝るよ。
じゃあな。
418 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 03:38:48 ID:9oA+KZMP
51は、どの作曲家が好き?
419 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 04:50:08 ID:3eBUrFmp
宇野とかは商売うまいよ。 翁の影響下にないブルックナーを賛美。 それの「権威」としてクナ、朝比奈を押し出す。 隙間産業の成功例。欧米に実際に行かないから、その辺のコンプは自覚してる。 死後、省みられることはない。 虚は更にその劣化版。 チェリ、ヴァント、ケーゲル、テンシュで実演の凄さを強調して新風を・・ 今は終わったが。
巛ミヾヾ \ / ミ ヽ f, ミ } ┏v'┳_━━━ r、 | yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ } ‘ーj`' : // / L_ヽ i V / (" ` ! _/ \ _,. -‐ '  ̄ !_ /|~ /  ̄ \ ヒッシ・ダナー [Hisch Danner] (5151〜5151 ドイツ)
ちょ、5151〜5151ってw まだゼロ歳じゃないかよ。 三千年後の人間は、もうこんなに老成して生まれてくるのか? せめて1851-1951とかにしてやれw 51関連飽きたので、スレ違いだが、ブルつながりのネタ振り。 今日NHK-FM、7時半から「ベストオブクラシック」でブル8あり。 ハース版、ティーレマン指揮/ウィーンフィル
吉田秀和大先生のスレでまで話題になる宇野さんっていったい・・・ ひどく釣り合い悪いんじゃないですか?このお二人。
吉田がCDを出したという話は聞いたことないな、宇野の圧勝だろ。
51は自分が一番見識があると信じ込んでいる馬鹿の典型 そういうやつにかぎってコテハンで一生懸命書く どの板でもみられる愚者の共通心理
日本の音楽ジャーナリズムは1ヵ月以上前に終わった演奏会とか、もう売り時をすぎたCDの評論を 得々と書いてそれで金をもらってるが、いったいそんなものが何の役に立つのだろうか。 演奏家とのコネを利用してもっと取材するとか、単なる演奏評でも初日を聞いてすぐに書いて 翌朝の新聞に載せ、2日目以降に行くかどうか迷ってる人の判断材料になるとか、そういう ものでなければならないだろう。 吉田秀和のやったことといえば結局は名曲案内、名盤案内の域を出ないが、そんなものは 向こうなら無名のジャンクライターがアルバイトで書いてペーパーバックで出ているものでも もっと質の高いのはいくらでもある。
翁の文章で音楽がわかったつもりの奴なんているのかよ。 ああ、自分がかつてそうだからって、他人もそうだと思い込んでいるのか? オレは翁の案内でクラシックを知ったが、それで音楽がわかったつもりになったことは無いよ。 ひたすら他人を低く侮って説教する51はつくづく嫌な男だな。
427 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 18:21:38 ID:ct7fFuKc
>>425 まぁ、素人がプロの凄みを理解できずに腐すことなんざ、
2チャンネルの定番だけどな。
どうしても我慢ができないのなら、自分でりっぱな評論家になればいい。
428 :
51 :2007/07/27(金) 21:11:59 ID:d+FWQaLI
昼間っから感情剥き出しで、不満たらたらなやつがいるなw
外出て運動するなり、カルシウムとるなり努力してくれ。俺にかまうな。嫌ならアボンしろ。
レスする価値もないね。
翁の文章で、音楽がわかるわけないだろ。かつても、今もありえない。
文章が流麗だなぁって感心しきり、西洋音楽についてこんなに考え抜いてるひと
いないなぁ、と大きな影響受けたことはあるけどね。
>>418 嫌いな作曲家なら一部いる。現代の人ばっかりだけど。
>>425 翁は、評論家というより、文芸家だからね。演奏の評が知りたいならブログ見ればいいよ。
信頼にたるブログ、いくつか知っている。そこらの評論家よりよほど信用できる。
429 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 21:22:03 ID:kDhwd/8p
>日本の音楽ジャーナリズムは1ヵ月以上前に終わった演奏会とか >演奏評でも初日を聞いてすぐに書いて 同意。けれど、読者の数が少ないのが問題。 >もう売り時をすぎたCDの評論を得々と書いて 名盤案内の類はそれなりの価値はあると思う。 >演奏家とのコネを利用して コネで取材したら公平な批評は書けない。 >吉田秀和のやったことといえば結局は名曲案内、名盤案内の域を出ないが 同意。しかし当時は読者が必要としていた。 しかし、今の名盤案内を書いている人達は吉田秀和以下。下品すぎ。
51は、とにかくもう1回立ち読みしてきなさい。 コテハン、がむばってね。
431 :
51 :2007/07/27(金) 21:26:57 ID:d+FWQaLI
>>429 名盤案内の類は、良書がほんと少ないよね。翁以外でまともなものを見たことがない。
たまに良書があっても、複数の執筆者で書かれたものがいい。
10年前の本だが、「古楽への招待」立風書房 これ超良書。
432 :
51 :2007/07/27(金) 21:31:09 ID:d+FWQaLI
ひどいな、今調べたら、絶版だった。 良書がことごとく絶版になっている日本の音楽出版業界ってなんなんだ・・
433 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 21:52:44 ID:3eBUrFmp
>>51 がおすすめの「信頼にたるブログ」を教えてほしい。マジで。
メディアの手垢がついてない、リアルな感想が知りたい。
434 :
51 :2007/07/27(金) 21:59:11 ID:d+FWQaLI
>>433 嫌われものの俺のせいで、コメント欄に突撃して嫌がらせする馬鹿いそうだから勘弁して・・・
気になる演奏会の曲目と演奏者でぐぐって、その内容見ながら突き合わせてみて。
435 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 22:06:05 ID:TpghLVHb
MP3紹介のためにyung君のサイト晒してたくせによく言うよな。 もったいぶってんじゃねーよ。
436 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 23:30:17 ID:3eBUrFmp
さすがに罪も無いブログを炎上させるのはキチガイだろう。 それも演奏会批評で意見が合わないというだけなら、非難はキチガイのほうに。 いろいろと探してるんだけどね。ツボをついたものが見つからない。
プロオケの団員、アマオケの団員のブログがいいと思うよ。
438 :
名無しの笛の踊り :2007/07/28(土) 01:47:46 ID:Z9oB28hi
松岡究氏の日本人論は、吉田批判にも当てはまるな。
>>432 クラシック音楽界の市場規模を考えればわかるよな?
市場も小さいのに、ニッチな本なんか売れるわけないよな?
オケの団員のブログは、面白いし参考になることも多いけど、 じゃあ同じ意見かというとそうでないことが多い。 人柄がよくて博識でリハーサルも立派な指揮者が 聴衆にとって楽しい演奏をしてくれるとは限らないし、その逆もある。 まあその違いが面白いんだけど。
ブログ多すぎ、多すぎてワカンネ・・
まあ吉田秀和も印象批評の域を超えていないし、音楽評論自体が世界的に程度が低いことはたしかだな。 というかどこに問題のありかがあるのかということすらわかっていないのが現状なんだよな。 音楽というのは表現の一分野なんだけど、いろいろな問題が錯綜してそれを解きほぐすのはかなりの能力が必要だし。 いずれにしても音楽の中で閉じこもるだけでは問題のありかはわからんだろう。 表現の一分野でかなり面白い作品論、表現史を扱った理論があるんだが、音楽はその上にさらに問題がある分野だし。 51はもちろん、音楽批評なんてのはまだまだ底辺を這いずり回っているのが現状だろう。w
>>431-432 立風書房の200CDシリーズは学研に受け継がれているから、ひょっとすると学研から改訂版がでるかもよ
445 :
51 :2007/07/28(土) 17:32:51 ID:BCrktN0a
レコ芸の翁のページ、読んできた。
今回は、手にとってページを開いたらそのまま翁のページだった・・
読んでていつものことだが、ほくそ笑んでしまった。
筆力まったく落ちてない。あの年齢であのふわっとした文章、長生きしてほしい
と素直に思うw
いつものもったいぶった、遠まわしな婉曲表現(そこが魅力なわけだがw)は置いておいて、デュティユーと矢代の
批評に関しての中身は別段驚かされることもなく、まぁずっと巷で言われてきたことを
翁の言葉で語ったって印象だったなぁ。
にしても読後のカタルシスを得られるあの文章力はなんなんだろう。あの年齢で。
>>438 直球勝負しかしない日本人ばかりになったら、日本人じゃなくなるだろ。
そんな日本はちょっと嫌w
>>444 知らなかった。
学研なら体力あるから、期待できるかも?
>>441 その辺の批評家よりもコンサートに足しげく通いまくってるブロガーが結構いるよ。
流れに関係ないレスだが。。。 最近小林秀雄の「モーツァルト」と「近代絵画」を久しぶりに読み返して、あらためて感慨を深くした。 この驚くべき散文は、近代的知性の所産として日本の文学史上空前のものだが、絶後でもあると信じる。 「近代絵画」ピカソの章では、ヴォリンゲルの「抽象と感情移入」について、多くのページを割いて詳細に 論じており、大変面白かった。 未読の諸君には、是非一読を薦める。
200CDシリーズは面白いのが結構あるね。 ネコケンが監修のやつとか。
きちがいがひとり湧くと疲れるな
449 :
↑↑↑↑↑ :2007/07/30(月) 15:56:23 ID:R8VIa/D+
話についていけないバカ発見
450 :
↑↑↑↑↑ :2007/07/30(月) 19:07:25 ID:MdNL3zJ/
キチガイの話に、ついて行くバカ発見
451 :
名無しの笛の踊り :2007/07/31(火) 14:24:01 ID:s/i9eSCP
和室にオーディオかっこいい。
つまり449がきちがいなんだろ
みーんな痴呆でキチガイなんだよ御同輩。w
クラ板名物、キチガイ連呼。
455 :
名無しの笛の踊り :2007/08/02(木) 04:12:25 ID:tqbNO3G0
>>51 このスレも一段落したみたいですが
どこか他のスレに出没してますか?
キチガイを召喚すんな
急に暑くなりましたね。 翁はお元気でいらっしゃるかしら。
51きてくださいよ
続きをやりたいのなら、ピンク板にでもスレを立てて、二人でやれ
そもそも音楽評論なんて小林秀雄から駄目駄目じゃん。 オペラ聴いてなくて何がモオツァルトだ。 音楽学者からせせら笑われるような気障でnarcissismたっぷりの思い込み以外何もなし。 それをなぜ真似るかなあ。
小林は、主要なオペラはレコードで聴いてるよ。 それから小林の「モーツァルト」は音楽評論というようなものではない。 音楽を楽しむように読むものだ。 思想もまた、音楽のように美しく「鳴る」ものである。
音楽学者だってそれほどのもんじゃあないだろうよ。 だいたい今の学問全般がそれほどの水準じゃあないし。 実は科学すらそれほどの水準では無い。 その科学にすら遠く及ばない学問である・・・ry 小林も音楽学者も目糞鼻糞だろうよ。 それを自覚して話すならともかく。w
モオツァルトの音楽は、悲しみが駆け抜けるか・・ なことないだろw こじつけもいいところだと折りは思う
キルケゴールのモーツァルト論をご存知か。これもいかにも彼らしい独断に 満ちたものである。 だが、天才ならば許されるのである。天才においては、独断もまた美しい からである。
消える毛ゴール
モオツァルトのオペラはレコードで聴いてたってのが小林秀雄の限界だろうな。 その程度だから、あの気障な評論もどきでは一切オペラには触れられなかった。 現地で舞台見ないとわからないことがたくさんあるもんな。 中途半端な理解を妄想で補うのが彼の真骨頂。彼は真骨董。 吉田はひびの割れた骨董品。
468 :
名無しの笛の踊り :2007/08/10(金) 15:16:46 ID:VKq2AOTx
469 :
名無しの笛の踊り :2007/08/10(金) 16:01:46 ID:nSUs99Z8
書かれた時代を考えるんですね。 オペラが観れるにもかかわらず、レコードしか聴いていたわけではない。
どうも、
>>466 は読まずに批判してますね。4大オペラについては、
ところどころで言及してますよ。
実際読んでない
>>466 が、「レコードしか聴いてない」なんて批判するのは
どうなんだろね。
いや、その言及が浅いのさ。 もったいぶって40番の楽譜まで出して、その一節がある時突然頭に流れてきたなんて、 大正教養人の極致のような気障なこと言ってるけど、 あんなのオペラに比べたらマイナーでしょ。 中身もぺらぺらの薄さでね。 なんてのか、昔あったモーツァルトはスケッチもなしに突然曲の全体がひらめいたみたいな、 本人だか親だか周囲だか崇拝者だか音楽産業の作った虚構から一歩も出られないで、 あんなえらそうに気障に書くのはどうなんだろうね。 礒山雅が嘆いてたよな。最近の研究ではモーツァルトは実に丹念にスケッチしてるのに、 それをテレビのモーツァルト特集で言うとカットされちゃうってね。 モーツァルトに妄想を投影して天才とあがめたいのは小林秀雄だけじゃないようだ。
ま、モーツァルト語るにオペラが主体にならないってのは不自然だよな。
モオツァルトw
だからあれは、「竹針で聴いたモオツアルト」なわけよ。
嘆かわしいのは礒山雅の方だろww
小林という人間の宿命の主調音が、モーツァルトという巨大な謎に出会い、 共鳴する。その透明で甘美でさえある和音を聞き分けることができれば、 この書物は理解できたことになる。聞こえない者は、あれやこれやの意見に 噛み付く。 それと、小林が気障なのは、江戸っ子だからである。気障でない江戸っ子は いないのである。
モーツァルトをネタに小林が自分の思想を語ってる本でしょ、あれはさ
478 :
名無しの笛の踊り :2007/08/11(土) 07:44:39 ID:JTEvitMn
名前忘れたけど、小林―吉田に近いグループの文壇人が何かの評論で、バッハ、モーツァルト ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、チャイコフスキーとイカにもな名前を列挙して 紋切型のボキャと音楽史観を晒してたなー、子供心にも恥ずかしいと思ってそれを記憶している。 まさに大時代的だった。それを読むとコーホーにさえ現代的えすぷりを見出してしまう。
音楽展望は今度はいつになるのかしら。
吉田氏の書いたチャイコフスキーに関するかなり長い評論を読んだが、 いやもうさんざんな言われようだ、チャイコフスキーは。 彼の音楽がどうにも好きになれないのは、「展開」のなさと「和声」 の凡庸さにあるということらしい。
モオツァルトがモーツァルトになったのっていつから?
>>481 ちなみに実家にある小林氏の例の本(初版かと思われる)は、タイトルは
確か「モオッアルト」となっている。誤植かな、中を読んだことないけど。
小林のモーツァルトが発表されたのは、終戦の翌年昭和21年だ。小林は終戦を はさんだ約2年間、ほとんど作品を発表しておらず、モーツァルトが雑誌創元に 掲載されたとき、人々は、小林の長い沈黙がこの大作を育んでいたことを知り 驚いたという。 第一稿の着手は、まだ戦時下の、滞在先の中国においてである。
484 :
名無しの笛の踊り :2007/08/11(土) 23:46:07 ID:JTEvitMn
大作なんだ、今日も大勝利か
をいをい小林は戦時中・終戦直後なのに第一次大戦前のメンタリティかよw それから、江戸っ子が気障ってけど、そりゃ粋な気障ってことで、 小林みたいな野暮な気障は田舎者と嫌われるタイプ。 西洋のことを何十年も遅れた認識で得意げに語るのは野暮の極みだな。 長い沈黙って、こんなのを沈黙のあとに書くくらいなら、永遠に沈黙ry そういやあ遺作? の本居宣長もどうでもいいことをだらだら書いて、 野暮も大野暮、どこにも粋がないと叩かれたよな。
>>485 別に続きはない。それだけだ。
ただ、戦時下という異常な時代に、モーツァルトのことを考え、文献を読み
漁っていた小林の孤独というものを、努めて想像してみるのは、悪いことで
はなかろう。
ここ、吉田秀和スレだよな?
>>486 小林の思想的源泉は、いうまでもなくボードレールやヴァレリーだ。数十年
の遅れはやむを得ない。まあ、日本の文学なぞそんなものではないか。
スレ違いの指摘があったので、もうやめる。
先生が激賞してあとがしょぼかった演奏家ってどういう人がいる? パッと思い出すのはベルマンだけど。 音楽産業が超絶技巧練習曲でかつぎ出した時、先生は激賞したな。 その後、単なる叩き屋という評判に落ち着くとだんまりを決め込んでしまった。
491 :
名無しの笛の踊り :2007/08/12(日) 16:08:34 ID:DePtx5jt
アンドレ・ワッツ
>>487 小林は「近代の超克」座談会にも出席した戦時期の論壇のスターじゃないですか。
>>492 「近代の超克」座談会は、小林が編集同人を務めていた「文学界」が企画した
もので、別にスターとして呼ばれたわけではないし、たいした発言もしていない。
この座談会は、「近代の超克」を目指して形成の途にあった様々な思想を列挙
するに止まった。それが主催者側の初めからの狙いであったと考える人もいる。
いずれにせよ、小林の思想はナショナリズムからは最も遠い。
しかし文学ってのは狭い世界の馴れ合いなんだな。 「近代の超克」だってさ。馴れ合いメンバーじゃないと大げさでついて行けないテーマだ。 これじゃあ音楽語る時も大げさになるわけだ。 クラシック音楽評論も狭い馴れ合い世界かも。
>>493 小林の思想は「近代の超克」思想でしょう。
「近代の超克」は戦争遂行思想の柱なんだから
どうしてナショナリズムから遠いことになるのか分からないんですが。
私たちは生れた国の性格的なものを失い個性的なものを失い、もうこれ以上 何を奪われる心配があろう。一時代前には西洋的なものと東洋的なものとの 争いが作家制作上重要な関心ごととなっていた、彼らがまだ失い損ったもの を持っていたと思えば、私たちはいっそさっぱりしたものではないか。私た ちが故郷を失った文学を抱いた、青春を失った青年たちである事に間違いは ないが、また私たちはこういう代償を払って、今日やっと西洋文学の伝統的 性格を歪曲する事なく理解しはじめたのだ。西洋文学は私たちの手によって はじめて正当に忠実に輸入されはじめたのだ、と言えると思う。こういう時 に、いたずらに日本精神だとか東洋精神だとか言ってみても始まりはしない。 どこを眺めてもそんなものは見つかりはしないであろう、また見つかるよう なものならばはじめから捜す価値もないものだろう。 こういう事を言う人の頭脳に、ナショナリズムは宿らない。まあこれは難しい 問題だな。小林はべらんめえ口調でいろんな事言うから、いろいろ言われる ことがある。 これ以上論じたいなら、文学板行ったほうがいいな。
>>496 「近代の超克」が戦時のナショナリズムに吸収された以上
あなたがどうこういってもナショナリズムと小林の縁は切れないと思いますよ
猛暑が続く中、翁はどんな音楽を聴いていらっしゃるのかしら?
499 :
名無しの笛の踊り :2007/08/13(月) 18:01:15 ID:Na9oAeLy
結局バハモツベトなんて言う奴にはがかり、90年も何を聴いていたのか。
500
わし ↓ わしとモーツァルト ↓ モーツァルトとわし ↓ モーツァルト!
CD時代になって音源入手が爆発的に容易になってみたら、「やっぱりバハモツベト」なんて 考えつきようのない結論だな。DGの20thシリーズを全部聴けばその中に自分のための音楽は 確実にある。
503 :
名無しの笛の踊り :2007/08/13(月) 19:40:05 ID:TxHKedgZ
>>499 ,
>>502 君たちなら最終的に誰を残すか、
文章の力で読む人間を納得させれば誰も文句は言わん。
悪いが文章の力で、ってのが美術や音楽をゆがめてるんじゃないかな。 文学自体なら、むろん文章の力そのもので魅了すべきだがね。 その他の芸術、エンタテインメントを文章を通じて味わうってのは、不正確で間接的だからね。 ここで吉田や小林が叩かれるのはそういうこと。 けどまあ、どこの国にも批評家・評論家はいるけど、 輸入盤買うと、吉田お得意の思い入れたっぷりのライナーノーツなんてあまりお目にかからない。 初回発売で、特に話題性のある新人なら演奏家について書かれることあるけど、 それでも吉田をはじめとする日本の評論家ほど大げさなのは見ない。 どちらかというと、淡々と演奏家のキャリアを説明するような感じ。
>>505 >悪いが文章の力で、ってのが美術や音楽をゆがめてるんじゃないかな。
>文学自体なら、むろん文章の力そのもので魅了すべきだがね。
>その他の芸術、エンタテインメントを文章を通じて味わうってのは、不正確で間接的だからね。
あんたがそんなことを指摘する以前に、吉田にはどれほど言葉を尽くそうと
音楽の本質は文章で表現できないというもどかしさと、それでもなお音楽を聴く
ということはどういうことかを謙虚に自問し続ける意志があり、それを読者が
読み取るからこそ彼は信頼されている。
音楽は絶対芸術だなどと言うが、では作曲家はなぜ楽譜に
「喜ばしげに」とか「絶望的に」などと抽象的なことを書き込むか、
指揮者がオケに、ピアニストが弟子に「ここは雲間から日が差し込むように」
などと例えで楽想を説明するのか考えてもみよ。
あるいはあくまでナイーブな原理主義を振りかざしたいなら
チェリビダッケやラトルなどといった思想だの哲学を語る音楽家を
糾弾する方が一評論家に噛みつくより先にすべきことではないのか?
ラトルって思想や哲学語ってたっけ? チェリはそうだが
最婆?
ラトルはやはりリバプールのサポなのだろうか
>>505 吉田が思い入れたっぷりなライナー?
宇野と間違ってるんじゃないの?
そっか。今は宇野がいるんだな。吉田も霞んだか。 誰かがずばり言ってたが、宇野がクナを激賞するのは、 貧しい音質を自らの想像で補ってるだけだよ、ってか。 同様に、吉田世代の、海外経験あまりない評論家はSP妄想ひどかったりしてな。 もっと前の大田黒とか松本とか、ああいう滞欧長い人はそうでもないんだが。 なにせ妄想評論家たちは、最高の音を持ったピアニストはパハマンとか平気で主張したからな。 それも実演ではなくSPから。小林や吉田も五十歩百歩。 五味康祐が指摘してたことだが、戦前の評論家はオペラやシンフォニーよりも カペー弦楽四重奏団などを幽玄の美だとか言って好んだが、 これ、オーディオ設備の貧しさ、実演を聴いた経験の貧しさだろう、って そのとおりと思う。
ていうか、吉田がめったにライナー書かないのは有名だろ。 505はろくに読んだことないのに先入観で語ってるんじゃないか。
>>505 =
>>511 だろうね。51とは違って吉田のものをほとんど読んでないよ。
>小林や吉田も五十歩百歩
って、彼が演奏家を論評する際はできるだけ実演を聞いてからというのが原則だし、
吉田秀和以上に海外でコンサートを聞いてる日本人が何人いるというのか。
吉田秀和は「実演を聴かなければその演奏家の実力はわからない」っていうことを しょっちゅう書いてるね。SPで妄想とはえらく的外れ。 ちゃんと読まずに批判するのは、演奏会を聴かずに批評書く評論家と同じ。
クナッパのブル7で寝るようなアホが実演聴いても同じだろ……
516 :
sage :2007/08/16(木) 08:13:50 ID:L24j8yvw
・・・・クナッパ。。。。ww
ブルヲタでも当時クナの7番聞いたら全員寝ると思う。
いや、昔は吉田はかなりライナー書いてたよ。 あまりにひどいので控えたのでは? ま、吉田も昔よりはましになったというか、昔のようなこと言ってたんじゃ通用しなくなったのかもな。
519 :
名無しの笛の踊り :2007/08/16(木) 14:03:25 ID:zRAwIbQc
吉田先生、バイロイトに光臨。なにを書かれるのでしょう。
>>497 日本にとっての「近代」は、言うまでもなく西洋から輸入されたものだ。
輸入されたものと、日本あるいは東洋に固有の思想・文明との対立という
問題に対して、小林は「相対化」の立場をとっていたではないですか?
反対に東洋的なものを「絶対化」する考えはいわゆる京都学派の人々から
でたもので、大東亜戦争をイデオロギー的に追認するような考えはこちら
のほうではないですか。
一緒に会議に出てたからダメといことですかね。まあ、小林の書いたもの
読めば解るけど、彼は、扇動的政治思想なんていうものから、最も遠くに
いた人ですよ。
>>521 無知だなあ
相対化の立場をとった人はたくさんいるし、京都学派も東洋を絶対化なんてしないし
それにそもそも小林が聖戦を全否定しないことがなんかわるいことなの
この非国民!
いいかげんにしろ
だいたい日本の理をどこかに認めようとする思想が扇動的政治思想である必要もない
扇動的政治思想には辟易するが 煽動せずにひいたところから日本や東洋のそれなりの魅力を語る かたや西田、かたや小林、あるいは和辻、長谷川如是閑 こういう人のおかげで安んじて死地に赴けた学徒兵が居たことを思い出すべきだ。
小林が戦争と無関係のように言わないと気が済まないということが一種の戦後民主主義的病気だ。 むしろ関係があったことを喜ぶべきだ。そして今度こそ鬼畜米英を屠る。 この意気込みで臥薪嘗胆すべし。ニョーヨークの市場を見給へ。急落におののき金融資本主義の末路、地獄にのたうつ愚かしい米人に 無理心中を迫られているこの日本を如何にせむ。嗚呼小林先生! 本居先生とともにこの神州を救ひ給へ
とにかく521はせめて広松渉の「近代の超克」でも読んで出直せ。 ついでに戦時下の吉田先生の名翻訳「シューマン」も読め。
>扇動的政治思想には辟易するが この1行ですべてが台無し
>69Dq55lX たとえば宣長の「しき嶋のやまとごころを人とわば」って歌あるだろ。この歌も もともとは、国粋主義とも戦争美化ともなんの関係もない。ただ桜が好きと歌っ てるだけの歌だよ。 小林が宣長を書いたことも、ナショナリズムと何の関係もない。純粋な思想的 共感があるだけだ。 小林自身は、「無知な一国民として事変に処した」と言っている。俺にはその 言葉だけで十分だし、そういう発言も日中戦争のころだけで、太平洋戦争につ いては、冷淡な反応しかしていない。だいたいナショナリストが戦争中に、 なんでモーツァルトなんか書くかね。 俺は、その思想の本質的な部分について言ってるんだ。あとから他人がまとわり つけたものに意味はない。
そう。リヒャルト・ヴァーグナーはナチなど知らない。
音楽評論もまた他分野どうようそれほどの水準ではない。 わたしたちは未だ中世の人間に毛を少し足した程度の認識しかないようだ。w
いや、仏陀やキリストやソクラテスの時代から、人間は退化してるぜ。
532 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 12:37:13 ID:rq5uimbc
「吉田秀和先生渡欧のため、『之を楽しむ者に如かず』は休載させていただきます」 レコ芸9月号編集後記。
533 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 13:29:53 ID:iSJq0akT
「渡欧」!!!
客死
ヴォルフガング・ヴァグナーの後継問題について一席ぶちそうな悪寒。
>>528 戦争中のナショナリストはギリシア哲学も啓蒙主義も中国古代思想もガンジーも
論じているので、モーツァルトを論じる人がナショナリストでないという説明は
通らないのではないでしょうか。
538 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 16:11:29 ID:iSJq0akT
ヤボな話は別のスレでやれ。 ヨーロッパで先生を見かけた人、レポよろしく。
今どき「渡欧」で原稿休む奴いないだろw これはネコが死場所を求めていなくなったのと同じ。 奥さんの遺骨を抱いてドイツあたりの鍾乳洞でアボーンの予定では?
540 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 18:59:26 ID:OM5wPfbj
( ^ω^)バルバラさんのお骨は 和歌山県某所にある吉田家先祖代々墓に埋葬済みだお。 ( ^ω^)秀和翁もそこに入るんだお、来年。
541 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 22:36:26 ID:8aUJNDvT
吉爺は死なないんだからねっ!
542 :
名無しの笛の踊り :2007/08/20(月) 07:49:48 ID:KChdk25R
先生はやく日本に帰ってきて。先生のいない日本は寂しい。
543 :
名無しの笛の踊り :2007/08/20(月) 20:33:02 ID:gFOd1jnQ
スレタイも失礼だけれど、
>>539 も相当失礼とだと思われる。
544 :
名無しの笛の踊り :2007/08/22(水) 16:29:18 ID:vrn6mdol
セックス
クッセス
今どきこんな誰でも知ってることカキコする奴ワロス! 682 :名無しの笛の踊り :2007/08/23(木) 18:30:25 ID:7LQgwLA+ 「宇野功芳」と「吉田秀和」は、実は同一人物、というか同一ユニット。 推理小説家「エラリー・クイーン」と同じように2名の音楽評論家によるペンネーム。 これは音楽業界の常識。
クセナキス
548 :
名無しの笛の踊り :2007/08/26(日) 09:40:45 ID:f8Dk1z7k
先生のヨーロッパ紀行を読むのが楽しみだ。
吉田のバイロイトはシェローリング以来か? 感想が楽しみだな。
550 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 01:58:58 ID:914LHjzW
あの歳で海外に行く体力があるとは。 そのうち尻尾が三つになるだろう。
552 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 08:56:26 ID:SiH8xWTi
バルバラはユダヤですからドイツには遺骨は持ってゆかんでしょう。 バルバラと一緒になって追い出した嫁さんはどうなったのだ。 結構わるな爺さんだぜ。 そうか和歌山か。竹中もそうだったが何かありそうだな。
553 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 09:05:05 ID:qfPbf3D7
そういう安物週間紙的な興味ほど、先生の世界から遠いモノはない。 もっと高尚なモノに感心を向けよう。
え? バルバラさんの前に、前妻がいたの? 初めて知った。
バッハの嫁さんがバルバラ→マクダレーナだったな。 ところで、吉田の嫁の話は本当なのか?
吉田先生に手紙書いた人いる?
>>556 手紙を十通出さないと(ryというのなら。
>>555 「追い出した」のかどうかは知らないが、「吉田秀和全集」第一期に付いていた
月報を読むと、バルバラさんの前に奥さんがいてお子さんもいたことを窺わせる
記述がある。
>>556 昔、年賀状書いたことある。返事もらった。
>>558 まじっすか
しかも返事が来るなんてすごいね。
住所どうやって調べたの?
>>559 558じゃないが、編集部気付で出せば届くんジャマイカ
561 :
名無しの笛の踊り :2007/09/04(火) 00:33:19 ID:B6I7MSfM
558じゃないが、「鎌倉市雪ノ下」で届くんジャマイカ
562 :
名無しの笛の踊り :2007/09/04(火) 01:54:23 ID:TVRvbNQ6
1973年ドレスデン初来日当時「ザンデルリンクは名指揮者ですかね?」 と、おっしゃってますた。
>>559-561 ,563
558です。
図書館にあった「朝日年鑑」でみたよ。
ちなみにそれは70年代後半の話だが、板違いだが中学の同級生で筒井康隆
にファンレター出して返事もらったとよろこんでいた人もいたので、実は返事
とかくれるものかもしれない。
今の吉田翁は無理だろうけど。
昔読んだ筒井康隆の何の本だったか、星新一の住所をわざわざ書いて 「この人は礼儀に厳しい人だからキチンとした手紙を出さないとダメ」 とファンレター?の出し方指南を書いていたと記憶する。変なの。
566 :
名無しの笛の踊り :2007/09/04(火) 12:01:02 ID:zFP1M/SN
昔、NHK FMで音楽時評ってやってた。大木正興、野村光一、吉田秀和等が常連 野村がアルヘリッチを褒めちぎると、吉田が「計算しつくした演奏だ」と。 野村が怒りまくって反論してた。1973年のドレスデン・ザンデルリンク、大木が絶賛してが 吉田は冷淡だったな。」
ヨーロッパから帰国して時差ボケで旅立たない事を祈る。
568 :
名無しの笛の踊り :2007/09/04(火) 16:44:57 ID:ZQW7Sjjs
>>566 うわー、野村光一せんせい。あの人も長生きしたな。最晩年まで
ラジオには登場してて、合わない入れ歯からもれたようなふがふが
した声でコルトーの話などしてた。1895生まれの1988年没
だから、吉田氏から見ても相当な年長者だった。
大木さんはわりと若くして亡くなられたんだよね。
>>569 これ、岩波文庫で絶版だったのか。
シューマンの評論は彼のピアノ曲よりも数段おもしろいと思うのは
オレだけか? なにより才能を見抜く力があるし、比較的公平だし、
文章もおもしろい。
彼がショパンのソナタ2番の批評をするときに、田舎の音楽教師を
引き合いに出してくるくだりなど、今でも笑える。
ピアノのほうが好きだが。w 評論として抜群に面白いことは同意。 どこかにあったと思ったが。 とりあえず買っておこうかな。
572 :
名無しの笛の踊り :2007/09/04(火) 18:28:12 ID:vb+3zrYm
渡辺 護 英国で死去 91歳
この本結構図書館で見るからまさか絶版だとはおもわんかった
574 :
51 :2007/09/12(水) 00:22:33 ID:uz8h8BNk
さてpavarotti亡くなったんだけど、オペラに造詣深くない翁は なんと答えるのだろうか。
吉田先生は大好きです。年期が違いますから。水戸でお見かけしました。
>>575 年期ってなんだよ 奉公人か?おまえはw
まあ,ネンキが入ってるのネンキも年季だけどな,ボケェ
クラシック板住人も一皮むけば。
580 :
名無しの笛の踊り :2007/09/14(金) 08:57:08 ID:v+QC2066
宇野との対談はまだか。
581 :
名無しの笛の踊り :2007/09/14(金) 11:14:47 ID:OOsBHR4O
970 名前: 無名草子さん [sage] 投稿日: 2007/09/14(金) 03:17:21 丸谷才一(東大英文)「吉田さんのころは入学試験なかったんでしょ?」 吉田秀和(東大仏文)「いや、定員5人のところに7人来ましてね・・」 ●「それじゃあ・・・」 吉「でも皆実力があるということで辰野隆先生が全員合格ということに」 ●「けっきょくなかったんじゃないですか」
辰野隆が合格にするぐらいなら無試験でも文句はつけられないな
583 :
名無しの笛の踊り :2007/09/20(木) 19:58:04 ID:2KadZYyZ
朝日の音楽展望に、バイロイトの感想きてたな。
584 :
名無しの笛の踊り :2007/09/20(木) 22:40:18 ID:ceBPM7a1
じーさん 死なないで帰ってきたのか・・・ 後は時差惚けが、本物の惚けに移行しないかが問題だな。
585 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 00:32:33 ID:N4Bg5+8B
ティーレマンだけは誉めてたな。 来日公演も行きそうだな。
586 :
51 :2007/09/21(金) 02:02:38 ID:q314xLZD
>>585 まったく褒めてないだろ。
音楽が止まる。流れが壊される。まるでブルックナーだw
ってな・・・
ちなみに、
>>574 は俺の騙り。
>>586 オマエ自意識過剰な馬鹿だなw
誰もお前なんて相手にもしてないってw
588 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 07:16:35 ID:KEP+6oQW
>>581 ワラ
ということは、吉田は成城高校出身だから、一高出身者と違って難しい入試を受けたことは
1度もないんだな。
もちろん仏文入学前にすでに英独仏にわたる語学力は相当に高かったんだろうけど。
589 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 07:21:39 ID:KEP+6oQW
東京高校や成城高校、武蔵高校など7年生の学校に中学入試で入ると、 東大でも理・文・農などで定員に満たない学科を志望した場合、無試験で入ったりもしたようですな。 つまり東京帝大卒なのに入試は中学受験1回だけという。
590 :
まあまあ :2007/09/21(金) 08:49:14 ID:/gUA+k3d
所詮他人のこと、何年も前の中学や高校のナシはどーでもいいでせよ。議論は最終学歴だけにしませう。かくいう私は一流成蹊卒、ひれふすように!
久々翁の本読んだ レコゲイの連載を集めたヤシだけど たぶん翁の記事だけなんだよな 読むと無性に聴きたくなる そんなとこあったかなとか思って
無試験東大で講談社あたりに潜り込んでサラリーマンなら笑えるが、吉田は生涯ニートのリスクを 冒して新分野を切り開いたんだからそこは評価すべきだろう。
アカヒはきらいなのでとっていないのだが、展望はどんなことかいてました?
>>585-586 以外で
594 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 14:58:14 ID:N4Bg5+8B
中学校は小樽で作家の伊籐整に英語を習っていた。 けっこうエッセイに書いてるけどね。
595 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 15:26:08 ID:N4Bg5+8B
ちなみに成城は人気高校で入試は大変だったそうな。 在学中の試験も厳しい。ドイツ語やフランス語で落第者は多い。 吉田翁が居候していた阿部六郎教授はドイツ語の大家。 防衛庁長官・衆院議長などを歴任した坂田道太は成城から東大独文。 高校時代にヴェルレク歌ったことが楽しい思い出だったと語っている。
>>586 誉めてもいないし、けなしてるわけでもなかったような。
ただ違和感あるティーレマンの指揮ってニュアンスだったと思う。
>>539 内容の8割くらいが、演出に関するものだった。
バイロイトにおける演出の哲学がどのように変遷して、今はこういうスタイルになったと
解説している内容。政治的イデオロギーが加わったなどなど。
>>596 > 誉めてもいないし、けなしてるわけでもなかったような。
> ただ違和感あるティーレマンの指揮ってニュアンスだったと思う。
おいおい普通に褒めてるだろw
おまえみたいな日本語分からん奴が評論読んでどうするんだよ?w
>
>>539 > 内容の8割くらいが、演出に関するものだった。
> バイロイトにおける演出の哲学がどのように変遷して、今はこういうスタイルになったと
> 解説している内容。政治的イデオロギーが加わったなどなど。
それも違う。
従来の作品を内側から捉える演出からブーレーズになり外部から捉えなおす事で批判的な視点に変わったということだ。
今年のはその折衷的なスタイルだったと。
一体お前は何を読んでるんだ?w
>>597 >従来の作品を内側から捉える演出からブーレーズになり
外部から捉えなおす事で批判的な視点に変わったということだ。
これこそ意味不明なんだが。しかもブーレーズではなくシェローだろう。
手っ取り早くアンタが中身うpればいいんだけどね。
どっちかって言うと597が日本語不自由そうw
政治的な話題になっているパルジファル外すのがいいよな。
自分が死んだ後のことなんか、どうでもいいんやろなw
>>566 子供の頃クラなんか全く聴かないのにあの放送は聞いてた。
司会は中島健蔵で実質4人目の対談者だったな。
4人ともすぐ興奮して喧嘩になるのが抜群に面白かった。
喋ってる内容は全然分からなかったけどw
今、確認したらマイスタージンガーだったort
演出→どちらかというと否定的 指揮→どちらかというと肯定的
603 :
名無しの笛の踊り :2007/09/22(土) 20:37:27 ID:mNdsrBmM
まあ今さらかも知れないが、翁にとってクラシック音楽とは何だったん だろう。 過去の文章で触れているのだろうか?
商売道具、かな
大相撲の演出さえ見抜けなかった吉田がオペラの演出を云々となw〜!
>>604 やはりそう思ってしまいますよね。
今月のレコ芸の片山氏の「ボリバル主義とオーケストラ」という文章の内容や
パッパーノのクラシックに対する危機感なんかを読んでみると、翁には
そういう認識が残念ながらまったく感じられないですから。
大相撲はガチだろ。
>>606 翁は芸術至上主義の能天気なお方なんだね。
でも、それこそが受ける原因であり、長生きの理由でもあるんだろうね。
人は考えたことをすべて表に出すとでも思ってんの? 青臭いなあ。
そう言ってしまっては失礼と思って自重しているのに。 609の意見は、吉田は食えない古狸ということだよね。
>>609 つーか、逆の事言ってるし>今年のレコ芸で
もしも問題意識を持ちながら老獪な文章で事の核心をはぐらかすような
評論家に存在意義があるだろうか?
しかも文化勲章クラスの。
吉田秀和の文章は正直そのもの。老獪とは程遠い。
ただし書けることと書けないこと、書く価値があることとないこと、
自分が書くにふさわしいかふさわしくないか、そういう篩は誰だってかける。
ある意味、古狸と言えばまあ言えなくもないか。
>>606 に挙げられてるようなカルスタの延長のような視点に関して言えば
それも商売(出版や教育)のためのあくまで一つの流派であり
それに与しない、同じ土俵に上がらないからといって問題意識がないと
断じるのは我田引水というのだよ。
613 :
51 :2007/09/24(月) 00:52:29 ID:lpkcxf9D
この子、天才。 Alina Ibragimova 久々に失禁した。吉田秀和、この子に食いつけ。
614 :
51 :2007/09/24(月) 00:55:38 ID:lpkcxf9D
615 :
51 :2007/09/24(月) 00:57:25 ID:lpkcxf9D
Hyperionは、ナクソスの次に今ホットかもな。 耳が肥えてるマーケッターがいる。 アムランも移籍してよかったな。あとは財力勝負だけど。
1レスで書けクズ
617 :
名無しの笛の踊り :2007/09/24(月) 08:54:20 ID:7eX0OIYf
w
618 :
名無しの笛の踊り :2007/09/24(月) 09:57:33 ID:cBeHjIKW
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○ このレスをみたあなたは・・・3日から7日に ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり 成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに 5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて ほしくないことが起きてしまうでしょう。 コピペするかしないかはあなた次第... ○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
コピペした人たちに不幸が訪れることがわたしに一番起きてほしくないことですのでコピペしませんでした。
620 :
51 :2007/09/24(月) 10:53:40 ID:lpkcxf9D
機嫌悪いやついるねw
621 :
名無しの笛の踊り :2007/09/25(火) 01:03:52 ID:X68Rqus6
「 私が高校に入学した当時の桐朋は、先生方もみな若く、新しい時代の 音楽教育を作ろうと燃えていた。国語は吉田秀和先生が教えていらして、 学問ノススメ を読んだ。吉田先生の授業はとても厳しく、順番に立って 音読させられたのだが、ある男子は、兎に角を うさぎにかく と読んで 先生を激怒させた。」 今井信子「憧れ」春秋社 より
どこの底辺中学校なんだよw まさか高校じゃないよな?
>>622 見栄張るなよ。
人間誰でも間違えて覚えているのはあるものだ。w
かなり前東大卒で有名な知識人評論家として通っている人がテレビに出た時にとんでもない読み方をして驚いたことがある。
婆ちゃんは小さい時に破産して学歴が無いのだが、漢字はかなり読める。
新聞に振り仮名がふってあったらしい。
オレも幾つかあったな。
今でも幾つかあるような気がする。w
順風満帆:東京大学卒の一流教祖はこれをジュンプウマンポと読んだ。 疾病:「上を向いて歩こう」等の超一流作詞家AはTBSラジオの番組でこれをシツビョウと2回読み 後に自分ではなく局アナに訂正のコメントをいれさせた。 憧憬:ドウケイで変換されてしまうのがとても嫌だ。俺様は小学校6年でキチンとショウケイと覚えていた。 結論 俺>吉田>>>教祖>>越えられない学歴の壁>>A
「兎に角」の「兎」を「うさぎ」と読めただけでエライと思うがw 吉田翁は高校ということで、昔の旧制高校と知的レベルが同じだと思ってた みたいで、戸惑ったみたいだね
627 :
名無しの笛の踊り :2007/09/25(火) 12:20:38 ID:iOI0QJFV
桐朋学園って、今も音楽漬けで、漢字読めない学生 イッパイいるのか?
桐朋だけじゃないよ、そんなの
音楽史や音楽美学の裏付けもなく、今なら素人がブログに書いている程度のことで 文化勲章取れちゃうレベルの方が、漢字を知らないことより問題だろ。
思い出した。 脆弱をキジャクと読んだんだ、その評論家。 目が点になった。w
俺は
>>630 を読んで、目が点になった。
検索して脆弱と一発変換できるようになった。。。
日付変更線を「ひづけへんべんせん」だと中三まで思ってた 堕落を「ついらく」だと高二まで思ってた さいきん、重複が「ちょうふく」ではないと気が付いた45歳の秋
オレが読めなかったのは高校生の時に婆ちゃんに読んで聞かせた手紙の中の「只管」。 「ひたすら」と読むんだ。 あら、ひたすらと読むんだよ、と言われた。 俺が何て読んだかは内緒。w 順風満帆がマンポでも良いとは。 「ちょうふく」もアリということ? まあある程度良く使うのは間違えたらなんだけど・・・ あと、既出を2ちゃんでガイシュツと面白がって読んでいたら、ある時出ちまったよ。w あわてて訂正して事なきを得たけどね。
>>634 「只管打坐」は“しかんだざ”と読めたのに
単独で出てきた時、俺は思わず“ただかん”と読んだ orz
その時代毎の中国から入ってきたときの意味と音のペアで(呉音とか唐音とか言ってたかな?)
重なるの意ではチョウ、重いの意ではジュウと読むべきという学者のコラムを読んだ事がある。
そういう訳で「重複」はむしろチョウフクの方が正解だと思うが
>>633 もしかして「お、重複…」?w
それで「重層」はチョウソウとシツコク読んでるん俺だが、なんとそれでは変換できんorz
チョウソウか。
一理ある読み方だなあ。
けっきょくある程度約束事はあるが、例外はあるということに収まるのか?
>>635 たしかに「しかんたざ」は読めるな。
あまりバカにしていると仕返しされるよな。w
しかし英語なんてそれこそ例外ばかりだから大変だろうな。
>>637 “だざ”だと思っていたが“たざ”が正しそうでorz
>>625 「うさぎにつの」と読んだら、褒めてくれたかもw
兎に角なんて訳の分からん当て字をするほうがどうかとも思うけどな。
641 :
51 :2007/09/25(火) 23:27:35 ID:LXHVUck/
>>640 それが正しいとはいえないかもしれないしな。夏目漱石あたりが勝手にアテ字つけて
それが一般化しただけかもよ。
五月蝿いみたいにね。
つうか、こんなつまらないネタでよくスレ違い延々とやれるよな、君たちは・・・
>>624 うちの息子(中三)の学参を見たら、憧憬は「どうけい」でも「しょうけい」でも
よいそうだよ、じいさん。
明治〜昭和初期の本なんて、滅茶苦茶な当て字と、今と違う送り仮名で満ち溢れているからな。いちいち頭の中で書き下さないといけないから面倒だよ。 小林秀雄の「モオツアルト」の時代でもあれだもんな・・・ 外国の文学がどんどん新訳化されてるこのご時世、作品の本質に触れないかぎりにおいて、国内の書物も読みやすくしてほしいよ。
>>つうか、こんなつまらないネタでよくスレ違い延々とやれるよな、君たちは・・・ ネタがないのでしかたがないw
>>629 彼の音楽評論を評価するにせよしないにせよ
われわれ素人が吉田ばりのことをブログに書けるようになったのは
彼が音楽も出版文化の対象として成立することを示したから。
文化勲章の程度が低いことを批判しているのなら
文化勲章なんてものは数十年前に定まったような評価に
国がお墨付きを与える程度のものだと誰もが知っている。
国家権力がやることなんて所詮お役所仕事
このレベルなどと悲嘆する意味もない。
>>583 9月20日付け?
図書館行って読んできたい
ブログで吉田並の文章書けてるサイトなんてあるか?素人のオナニーばっかりだろ
レコ芸で吉田並の文章書けてるサイトなんてあるか?素人のオナニーばっかりだろ
649 :
名無しの笛の踊り :2007/09/27(木) 20:48:43 ID:iNxylJYS
「この一枚」でのアシュケナージ・ショパン夜想曲を読んだら、 「CDでpやppを聞き分けるためには小さめの音量を基本にするといい」 みたいな事が書いてあった。 これはピアノ曲だからかもしれないけど、 評論家の人達ってどの位の大きさで聞いているんだろ? 音量の調節は難しいよね。 ここのみんなは結構大きい音で聞いてるのかな?
650 :
名無しの笛の踊り :2007/09/27(木) 21:43:25 ID:9w7Z3XcT
2007年10月号 音楽の友 63ページ 日本のオーケストラ界ににぞむ(東条碩夫) 最も経営の安定しているはずの、しかも放送局所属の N響が、レパートリー開拓において定期公演では全くの 後ろ向きであることは、放送交響楽団としての責任を 果たしていないといわれても仕方あるまい。 デュトワ時代にはきわめて前向きだったけれど その後は全く低調になった。 保守的な高年齢層の定期会員が大部分を占めるという こともあるのだろうが、スタンダードな名曲路線ばかりに 安住していては、クラシック音楽の将来にかかわる問題も 生じるだろう。ブランドの力は絶大だし、楽員の技量も抜群ではあるが 演奏に心がこもっているかというと必ずしもそうではない、という 状況もある。本当の聴衆は、技術には多少及ばぬものがあっても 真摯に音楽するというオーケストラの方を、最終的には 選ぶものである。 吉田はNHKのゴマスリだから、こういうことは書かない。 黒田と同じで、NHKに巣食うダニだ。
651 :
名無しの笛の踊り :2007/09/27(木) 22:32:41 ID:ACzF6Yjk
てか吉田さんは日本のオケ聞かないし。
652 :
51 :2007/09/28(金) 00:38:29 ID:oWM5p5sy
秀和、ROMしてるならでてこいや!
653 :
秀和 :2007/09/28(金) 04:15:49 ID:OvyH12oi
いやあ、海外で美人局にあっちゃって、参りました。 間違いない、と思ったんだけど間違いだった。orz
r―-、r-、 彡彡彡i川ミヽ 彡彡 ヾミヽ ___________________ ミ" 二_ニ_二 ヽミi / ミ__ __ ミミ| ぼくに言わせれば、たった一言でおわりである。 f =・=H=・=~iー6) 吉田秀和の音楽評論など読む方が悪い。 ヾ__ノヽ_ノ 川 知らなかった、とは言ってほしくない。 | -ム-、 ノ \__________________ ヽ rrrrr> / ヽ ̄ ̄、ヽ_ノ >――-´>\ 人___/ / ̄ /レ<-()-入 / 宇野功芳(日本) 1930-2007
そりゃーあんたの事だぜ。
コーホーさんのは生理的に受け付けないから、最初から読まないことにしている。w
657 :
名無しの笛の踊り :2007/09/28(金) 08:35:24 ID:zYtprhVZ
吉田秀和はビートルズやビートルズ旋風の事をどう評価していたの?
「ビートルズをひとことで言えば、軟弱の極みであり、愚鈍の塊といえよう」
>>657 イマジン(ジョン・レノンだっけ?)は褒めてたよ。
言葉の軽薄な調子には抵抗を感じるけどその理想主義的の姿勢には共感する・・・みたいな。
昔は宝塚についても書いてたこともあったなw
チャンバラや相撲についても一家言あったし。
650みたいな馬鹿はわからんだろうがN響やら批判しろっていうのなら若い奴らがやらんといかんことでさ。
さすがに90過ぎた老人に改革に関心持てって言うのは無理だけよね。
普通だったらボケ老人で寝たきりどころか老衰死しててもおかしくないのにね。
ジェット機乗ってヨーロッパ行ってバイロイトで指環全曲聴くエネルギーが残ってるだけでも凄いよw
660 :
名無しの笛の踊り :2007/09/28(金) 12:16:42 ID:dmbZNfkz
>>659 自分の国の代表的なオケを論じないで、バイロイトを論じるんですか?
昔は都響創立の際、民業圧迫と批判してましたね。
老いて益々盛んな「風見鶏」ですね。
宝塚歌劇もほめてたな。 けっこう的を射た評論だったと思う
662 :
51 :2007/09/28(金) 16:59:48 ID:oWM5p5sy
ズカファンの秀和でてこいや!!
>>659 >言葉の軽薄な調子には抵抗を感じるけどその理想主義的の姿勢には共感する
IIRC それちょっと違うな
そんな単純な切り捨てはしてなかった希ガス
>>660 自分の人生があと何年も残ってなくて何回コンサート聴けるかわからないとしたら吉田秀和でなくても普通はバイロイト聴くだろう。
もう最後のバイロイト詣の機会となれば尚更なw
お前みたいな国士気取りの馬鹿は紙おむつして車椅子乗ってでもN響コンサート行って改革をぶつって溜飲下げるのかもしれんがねw
>>663 発表当時の新聞を読んだけど、あなたの印象に同意する。
当時の新聞にあたるしかないが。
666 :
名無しの笛の踊り :2007/09/28(金) 22:33:25 ID:Lz+Z0zCP
,ィヾヾヾヾシiミ、 rミ゙`` ミミ、 {i ミミミl i゙i ,,,ノ 、,,-=、 ミミミ! {_i= }-{_= `} ̄レゥ:} l ̄,,,,_,゙ ̄` :::ン フフッ |/ _;__,、ヽ..::/l N響ごときで騒げて羨ましいですね。 ヽ.~ニ~ ' .::::ノ/ }\_ 吉田翁批判の前に海外にいかれては。 _,,.-‐' `ー '"::/ / |  ̄`''ー-、 r‐''" ./ i\/ / | / ヽ / / | /;;;ヽ、 l ヽ / ノ /} ノ | > |' }::{ ノ \ / // ハ
今日、図書館で朝日のコラム読んできた。 なんか、評論というよりも、ただの感想文だった・・・
>>667 「3Bの不朽の名盤は?」的思考の「普通」
670 :
poocoo :2007/10/02(火) 18:44:19 ID:4rXB48ZG
ぼくの3大Bはバッハ、ベートーベン、バファローズだ?
671 :
カラヤン :2007/10/08(月) 10:56:53 ID:OEX03FVZ
最近、日本人はボクのこと、忘れたの?
672 :
名無しの笛の踊り :2007/10/08(月) 12:50:30 ID:+YXMUzCr
673 :
51 :2007/10/11(木) 01:44:40 ID:hxLI+zwU
186 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2005/12/18(日) 09:44:49 ID:AdhElYVY
>>185 まぁ、吉田老みたいな一評論家の変な理屈に惑わされることなく、
主体的に自分の好む曲を聴けばよい。
吉田老の言う事を真に受けて、彼の大嫌いなヴァイオリン協奏曲3番
やオルガン付き交響曲のような、実は古今の傑作を聴きそびれる
ことのないように。
674 :
カラヤン :2007/10/13(土) 13:09:28 ID:BEVytAI8
でも、デジタルは人の耳をオカシクシタ
675 :
名無しの笛の踊り :2007/10/13(土) 13:20:32 ID:dH14vJy+
なら古い録音のアナログ盤を聞きましょう。
676 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 11:55:35 ID:m/LS6jGe
満席の電車乗ってるとき、きったねーババァが俺の前に来て突っ立ってるんで こりゃ、席を譲れと催促してるんだなと気づいたから、しゃーねーから譲ってやろうと 無言で席立ったら、「そんなに年取ってないですから結構です」と生意気な事をほざいて きたもんで、俺もむかついたから「年寄りに席譲ってんじゃねーよ。レディーファーストだろ?」 って言ってやったら、ちょっと間があって、無言でその席に座ってんの。かなりウケル。 で、よく見たら、なんか恥かしそうに顔赤くしてうつむいてて、かわいいトコあんだなーって、軽く勃起した
677 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 13:31:42 ID:DL1dxU0E
>>676 いくら頭に来たとしてもそんな乱暴な口のききかたしたらおばさん可哀相でつよ。
679 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 14:29:31 ID:DL1dxU0E
681 :
クラウディオ :2007/10/22(月) 22:03:43 ID:1sRK3Tvy
去年はモーツアルト・イヤーでいろいろな音楽が聴けた。音楽のなかった人もいたけれど。 との趣旨のことを書いてらっしゃいましたが、音楽のなかった人とは誰ですか?
このスレ、 途中あたりの、文学かぶれ・批評かぶれめいた感じの人達の書き込みは陳腐だな。 批評家の真似事ゆえに上滑りしていたり、 「こんな意見を言っている(賢い、文章の上手い@本人の自己認識)私を見て」 という我の成功した薄っぺらさと思い上がりのせいなんだろうけど。 批評家の真似事っていうのは、批評することそれ自体でなくて、 言い方が。こう裁判所ゲームばかりやっている人間が、法曹の真似して 偉そうな口をききたがるようなのに似ている。実際の法曹は別として。 こういう俺の言い方も感じ悪いが、 読んでみて、途中の展開にえらく引いたので書き込んでみる。 そういう書き込みばかりじゃないし、 面白い意見もけっこうあるけどね。
・・・・まあ、そうかもしれないが 君が陳腐じゃない批評を書いてみたらいいんでね?
685 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 14:21:42 ID:xJrrJI6T
筑摩書房のサイトよりコピペ ------- 私の好きな曲 ─吉田秀和コレクション1 吉田 秀和 著 ちくま文庫 文庫判 592頁 刊行 12/10 ISBN 9784480423917 JANコード 9784480423917 定価1,365 円(税込)
687 :
名無しの笛の踊り :2007/11/02(金) 00:32:34 ID:PPmIRgsA
>>686 これは名著です。読みやすいし、おすすめです。
さすが、筑摩。えらい。
コレクション1ということは、続刊されるということですか。
新潮文庫は今全部廃刊になってるんだな。翁の本 この一枚とかLP300選とか世界の指揮者・世界のピアニストとか でてくるのかも。
音楽関係者で、吉田氏以外に文化勲章貰った人いる?
690 :
名無しの笛の踊り :2007/11/04(日) 05:58:23 ID:jSt7Xx5j
691 :
名無しの笛の踊り :2007/11/04(日) 07:15:22 ID:+F3tWMAR
文化勲章 音楽
692 :
名無しの笛の踊り :2007/11/04(日) 07:26:49 ID:+F3tWMAR
おっと失敗。 文化勲章の音楽関係者は喜多六平太、稀音家浄観なども。
693 :
名無しの笛の踊り :2007/11/05(月) 02:03:58 ID:Kavg14Qg
文化勲章って長生きのご褒美的なところがあるからなあ。 同じ年代の関係者(ライバル)が死んで、やっかみが無くなるというところがミソなんじゃないかと思う。
吉田秀和の文化勲章受章の言葉は面白いな 未来の音楽における文化勲章受章者のために乾杯 なかなかかっこいいじゃないかこのじいさん
全集24巻にのっている An Barbaraというドイツ語の文章はバルバラ夫人への追悼文? ドイツ語読めないからわからないけど
696 :
名無しの笛の踊り :2007/11/08(木) 17:14:01 ID:wB+0btVB
697 :
名無しの笛の踊り :2007/11/08(木) 21:05:14 ID:ggQdpnKj
そういやあ、そんな爺さんが居たことを思い出して、 本でも呼んでみようと思うのだけど、その辺の書店に行っても、ないね。
クラシック音楽関係の本なんて、その辺の書店にそもそも置いてないし。 きのうのアカヒ夕刊1面に、バルバラさんが亡くなった後、残された下着を洗って 干した、なんて話がありましたね。
699 :
名無しの笛の踊り :2007/11/09(金) 17:24:00 ID:hM/JEfZS
以前は新潮文庫なんかにいくつかはいってたんだけどね。
700 :
名無しの笛の踊り :2007/11/10(土) 05:07:08 ID:Fv/eXn8O
たいていの公立図書館に入ってるだろ なんといっても文化勲章だし
701 :
名無しの笛の踊り :2007/11/10(土) 08:43:17 ID:8GD2aOPM
朝日の話は確証あるのかねえ。 ホロヴィッツの件なんてうそくさかった。 出来すぎた話で、ああいうことがあれば、今まですでに出てたと思う。今はじめて語られるのは、いかにも不自然。 記事のスタイルから、どうも吉田さん本人が語ったようだが、そうなると、老人性の(以下略)
>>701 ホロヴィッツの件って何が書いてあったの?
703 :
名無しの笛の踊り :2007/11/10(土) 11:44:32 ID:LOLXJgex
>>701 当時来日中のホロヴィッツのお世話をしていた人の文章読んだことあるが
新聞の批評もすべて目を通して訳させたらしい。
ビデオも当然チェックしたと思える。
>>701 該当記事読んでみたけど、ホロヴィッツの後日談は吉田氏本人がことあるごとに以前から語ってる内容で、今さら初めて語られたわけじゃない。
俺はテレビで吉田秀和がこの内容をしゃべっているのを見たことはあるし、たしか活字媒体でも同じようなことを数回書いているんじゃなかったかしら。
705 :
名無しの笛の踊り :2007/11/10(土) 17:38:34 ID:W43nBgIR
>>701 おいおいそんなのかなり知られた話だぉ。
706 :
〜((((((((((((((´;゜;ё;゜;) ◆895VVoilOU :2007/11/10(土) 20:00:15 ID:0p8nrUJC
吉田先生万歳!!! どなたか知らんけど?
別に吉田爺じゃなくても、初来日のホロヴィッツがうんこだったってのは誰でもわかるだろ。 あんなもんをエピソードにして吉田を褒める態度が意味不明。 今やってるアカヒの夕刊一面特集は、武勇伝って感じでまとめにゃいかんのはわかるけど。
たしかに姉貴も叔父貴も、テレビ観ながら意、ありゃ外した、あら飛ばした、行かなくて良かったと言ってたな。 小さい頃だが、よく覚えている。
710 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 21:45:53 ID:VXTcx/Ly
>>708 >>709 ただね、吉田氏のあの言葉は、演奏会の休憩のときにロビーに出てきた
氏をNHKテレビのインタビュアーがつかまえてコメントを求めたときに、
とっさに出てきた言葉なんですよね。
事実としてあのときのホロヴィッツの演奏がどうであったかは誰も聞けば
わかることだけど、あれを即座に「ひび割れた骨董」と表現できるのは、
さすがだと思うよ。
叔父貴はところどころ、さすがだと思い、後年シューマンが述べた「ギリシャ神殿遺跡を見てさぞかし昔は立派だったんだろう。」というような言葉を思い出したと言っていたな。
712 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 22:06:46 ID:VfpgIsJM
>>710 その通り!
TVで観ていたけど、俺も「何だ、これは。これで5万円なんて、マジで詐欺だな。」
と思っていた。ところが休憩時間のインタビューで著名な音楽家達が(堤剛しか覚えてないが)、
「やや年齢的な衰えは感じるが音楽が生きている。」等及び腰で苦しいコメントに終始していた。
そこに吉田先生が「やっと来てくれたね。でももっと早く来て欲しかった。今の状態では、骨董品、
それもヒビ割れた骨董品だね。」との御発言。
まさにズバリこれほどはまった論評は無いと、当時快哉を叫んだものです。
713 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 22:39:17 ID:nX0WpDkB
いまじゃ本人が、ひび割れた骨董品だろ。
世界各国のチンポの大きさ平均値(勃起時)
|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiliiiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
↑. ↑ ↑ ↑
韓 日 独 仏
6.2in(16.7p) フランス
5.9in(15.0p) イタリア
5.9in(15.0p) メキシコ
5.6in(14.2p) ドイツ
5.5in(14.0p) チリ
5.4in(13.8p) コロンビア
5.3in(13.4p) スペイン
5.1in(13.0p) 日本
5.0in(12.8p) アメリカ合衆国
5.0in(12.8p) ベネズエラ
4.9in(12.4p) サウジアラビア
4.8in(12.2p) ブラジル
4.8in(12.2p) ギリシャ
4.0in(10.0p) インド
3.7in(09.4p) 韓国
ソース
http://www.altpenis.com/penis_news/global_penis_size_survey.shtml 参考
http://home22.inet.tele.dk/flash/swf/gamemun.swf
715 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 23:39:45 ID:PCRECVH9
先生、11月6日リヨン、メルクルにご来臨あそばしたように 見えましたが、あまりの若々しさに、人違いではないかと 今いち自信ありませぬ。 でも、作曲家細川の「循環する海」日本初演に際し、 作曲家の隣の関係者席にいたのでそうではないかな と思っています。 ご本人だとしたら、あの若々しさは只者ではない。
翁のようなリスト頭の人ってほかにいるのかしら?
717 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 00:57:26 ID:XcViGWo/
718 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 01:08:25 ID:2pEQU3fz
>>713 90過ぎてバイロイト行く人なんだよ。
この人はあくまで足を運んで確認するタイプ。
昔から。
パソコンの前で文句ばっかり言ってる輩とはまったく違うんだよ。
おれのことだよ。バイロイトなんて一生無理。
719 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 01:27:38 ID:74sj0olF
>>710 それって耳の問題じゃなくて文章表現力の話ですよね。
>90過ぎてバイロイト行く人なんだよ。 すげーよなー 老人力という意味では日野原医師並みだ。 日野原氏が吉田氏の2年先輩になるようだ。1911年生まれと1913年生まれダタ
俺的にはホロヴィッツについてよりも キャスリーン・バトルを「虎屋の栗羊羹のような声」と表現できるのは さすがだと思った。
722 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 15:17:04 ID:2EDUli4O
他の批評家とやらがショボするぎるよな。 CDの音質がどうとかネチネチやるのはいいけど、それをウリにするようじゃねw 欧米に行っても「感想文」しか書けない大学教授とか。
724 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 15:54:56 ID:2EDUli4O
朝比奈批判を書き始めたころはキレ味があったもんだけどね。 「引退勧告」とかの売名行為も演奏に足を運んだうえでのことだし。 御用評論家の狼狽ぶりが面白かった。
岩下が朝比奈に引退勧告したのか
726 :
名無しの笛の踊り :2007/11/14(水) 13:45:16 ID:LZP29/SK
盤鬼って恥ずかしくないのか。貧乏くせえ。
727 :
名無しの笛の踊り :2007/11/14(水) 16:03:51 ID:RpT45izx
吉田先生!あなたに遇って良かった!
728 :
名無しの笛の踊り :2007/11/15(木) 01:06:21 ID:Wk6wn/BW
それは、どうもありがとう。
じゃ、また!
730 :
名無しの笛の踊り :2007/11/16(金) 12:18:51 ID:6+hZy6sh
そんじゃ、また!だろ。
731 :
名無しの笛の踊り :2007/11/16(金) 13:03:59 ID:v0jg0S29
732 :
名無しの笛の踊り :2007/11/17(土) 08:53:06 ID:H7NgJ4l0
ブラームスの歌曲《日曜日》 >高野辰之の訳詩「折らずにおいてきた 山陰のゆり」 >兄の替え歌「折ればよかった 遠慮が過ぎた〜」 ブラームスとはとても思えないけど(笑) 図書館で読んでて吹いたwwww
733 :
名無しの笛の踊り :2007/11/22(木) 23:10:47 ID:njoY/z2B
この人の話聞くと安心する。 鋭すぎないないところがいい。 凡人ぽいしゃべり方は偽装なのかな?
734 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 20:32:32 ID:gsgbCALM
音楽、その他芸術以外に関しては凡人でしょ。
735 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 21:11:24 ID:RMA5afI7
セザンヌとかの絵画については凡人じゃないんじゃないの ?
736 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 00:13:49 ID:/NsTfiRN
ザンデルリンクが理解できなかった時点で 凡人
737 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 00:20:50 ID:2Ld3FNEP
セザンヌとかその他いろいろ取り上げている画家が 吉田が取り上げたおかげでメジャーになったのなら 非凡だなw
739 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 21:57:47 ID:Q7EO3thd
衛星放送で観た、ザンデルリンクとBPOのタコに呆然としたそうだが。 ライヴのはかなさうんぬんを絡めて。
740 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 21:38:50 ID:/3XJVaCG
絵画知ってるやつからいわせると、セザンヌ(笑)って感じだけどな。 スイーツ(笑)に近いものがある。
741 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 21:42:24 ID:H+/iiNsd
絵画知ってるやつw 絵画知ってるやつw 絵画知ってるやつw 絵画知ってるやつw 絵画知ってるやつw
742 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 22:03:15 ID:tphexVGL
日本語が凡人!
743 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 22:07:02 ID:McU6ZisR
アタシは凡々
>>741 ×絵画知ってるやつw
○絵画知ってるやつ(笑)
745 :
名無しの笛の踊り :2007/12/02(日) 00:50:30 ID:dsJgqWji
「音楽知ってるやつからいわせると、モーツァルト(笑)って感じだけどな。」
日本の批評が、中身も方法論もない「印象批評」なのは、小林秀雄以来の伝統です。 主観的な感想を、偉そうな哲学者などの名前を引用してわかりにくい文章に仕立てるレトリックが、 日本の「文壇」を占拠してきました。 文芸評論も音楽評論も、形容詞だらけで客観情報がほとんどない。 しかも作品の批評から話がなし崩しに脱線して、文明批評のごときものに広がってゆく。 そういう悪しき典型が、加藤周一氏や吉田秀和氏です。 こういうのがボスとして君臨している限り、日本の批評の質は上がらない。
>>746 >そういう悪しき典型が、(略)吉田秀和氏です。
これ以外は胴衣
日本には、客観的な音楽批評が成立していない。 レコード会社に勤務する友人の話では、営業の大事な仕事は音楽評論家の先生を接待し、 ライナーノーツを書いてもらって「原稿料」として多額の賄賂を出し、音楽雑誌でほめてもらうことだという。 そもそもライナーを書いた人物が堂々とそのCDの批評を書く音楽雑誌なんて、世界のどこにもない。 その結果、『レコード芸術』などでほめられる指揮者や演奏家は、20年ぐらい前からほとんど変わらない。 フルトヴェングラーやベームなどの巨匠の「名盤」がいつまでも推薦される一方、古楽器などの新しいスタイル はほとんど紹介されず、現代音楽は無視に近い。これに対して、海外(特にアメリカ)の批評の特徴は、 20世紀の音楽に大きなスペースをさいていることだ。
749 :
名無しの笛の踊り :2007/12/04(火) 00:44:39 ID:8CVJr2Dc
吉田翁は丸谷才一なんかとともに小林秀雄の批評スタイルに批判的だが。 (個人的につきあいはあっても) 小林と吉田が同じに見えるのはいかがなものかと。 若き日は「音楽評論家」たちの愚にもつかない批評にマジギレしていたが。
といって、雑誌に載ってる欧米の評の翻訳とか、あるいは国内盤のライナー・ノーツで原語のものを訳しただけの奴なんかを見ていても、素晴らしい文章に出会うことは皆無なのだが。 やっぱり、音楽を文章で語るということ困難を極める作業だと思わざるを得ないな。
751 :
名無しの笛の踊り :2007/12/04(火) 09:15:20 ID:uVZevHEe
昔子供の頃宇野さんがカラヤンのLPのライナーノートで絶賛調で書いていたのに 雑誌を見るとけなしていたので「なんだこの人」と思った。
別にカラヤンの全ての演奏をけなしてるわけじゃないだろ。
4つの最後の歌とか蝶々夫人、死ぬ前のブル8なんかはずっと絶賛してたよな>宇野のカラヤン評
オペラ関係は全般的に推してるだろ。
>746,748 出典示せよ。 池田信夫氏
ネラーの池田信夫がパクったんだろ、もしくは本人w
757 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 06:14:14 ID:PHoCWo14
小林秀雄がたまにやらかすハッタリ批評と合わずに弾き出された輩だろ。
ホロヴィッツってのは別に初来日のときに限らず 比較的若いときからスランプのときはダメダメだったんだよな。
759 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 07:14:04 ID:VXjJ37xg
池田信夫ネタがあるかもと思って 覗いたらやっぱりあったw
お布施の額でレコード会社の芸術にかける意気込みがわかるという今のスタイルを 築いた偉大な功績に文化勲章は当然だろう。
池田信夫ってすごいバカだね
763 :
名無しの笛の踊り :2007/12/07(金) 01:25:08 ID:bniYVkOb
なんだ、2ちゃんにありがちなネタレスかと思ったらブログで大真面目に書いている奴がいたのか。 アホだな。
池田信夫ってこの手のことをしょっちゅうやってるし…
吉田秀和信者は本当に信じてるからタチが悪い。 宇野功芳信者ならまだあるていどネタだとわかっているからいいのだが。
今月のレコ芸、つまらない昔はよかった論かーと思いきや ブレハッチ持ち上げ立ったのか!
767 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 14:03:06 ID:IYVeXwHx
吉田秀和の批評って日本以外のところで影響するの?
一様翻訳本は出てるようだけどな
知る人ぞ知る、じゃないんでしょうか
770 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 15:48:51 ID:IYVeXwHx
いや、私が言いたいのは例えば、ニューヨークやロンドンで権威のある批評家から良い批評を もらえば、演奏家にとって大変なプラスになるが、東京での吉田さんの批評がどの程度影響が あるかという事。
いま、普通のコンサート評てやってるのかしら
772 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 17:15:36 ID:QFYR8DBM
批評なんてだれでもできるではないか!しかも勘違いとは。
773 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 18:34:42 ID:spP48LIO
出来るがなれないんだよ。
774 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 18:56:22 ID:M203IWrh
まあ、ここで恨み言を書き込んでる連中は砂粒のように消えていく だけなんだがな。 小林と吉田は歴史に残るだろうが。
775 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 19:15:40 ID:spP48LIO
小林秀夫って音楽評論家なの?
ある出版社の新入社員が、 誰かが書いた「小林秀雄の「モオツァルト」が・・・」という文章に 「モーツァルト」と朱を入れて、勝手に直してしまったという話を 聞いたことがあるが、あれは作り話だったのかしら。
たぶんその新入社員は 「御社は東証一部上場だそうですが、いつになったら全部上場するんですか?」と会社説明会で尋ねたやつと同一人物だろうと思う。
778 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 02:50:14 ID:veCULGdI
俺なら776に「モオツアルト」と朱を入れる
zaっていう音はポーランド系の残滓なのかな
780 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 11:14:37 ID:rsdvS2c8
小林秀雄ってモオツアルトのオペラは見た事あったのかしら。
年末だけど29日は放送あるのかしら。 録音だから関係ないか。
782 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 20:14:46 ID:Wp2daCKY
今日の朝日新聞の彼の記事【音楽展望】お読みになった?
まあこれはおく
>>777 そんなことはない。
コバヤシなんていう中古の権威におもねる事のない有望な人材。
日本の未来に必要な人材はこういうヤシ。
おもねるって、「阿る」って書くんだっけ?
787 :
名無しの笛の踊り :2007/12/31(月) 00:16:37 ID:Yyc3oI+I
曲学阿世
阿諛 スレ違い、スマン。つい釣られて、ひけらかしたくなったw
789 :
51 :2008/01/13(日) 03:37:34 ID:KUJmwQ/b
やったー!
592ページってのは厚いな
792 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 12:56:50 ID:Iuj2p2HQ
「不死鳥の如く甦った」って断筆期間でもあったのか?
794 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 13:48:37 ID:ozyy/QSq
奥さんを亡くしてから、しばらくラジオの話だけで、筆は執ってなかったんじゃなかった?
795 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 07:47:30 ID:nIob9i04
新刊のあとがきを見ると、これを第1作にして4部作を刊行する予定とある。 それができるかどうかは「神のみぞ知る」か…… ううむ、何たる意欲。吉田翁ならやれそうだ。
796 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 10:23:40 ID:jG4Wd6lS
>>795 お読みになった感想はどうですか。
内容はすべて新たな書下ろしですか。
それとも、全集からピックアップしたものですか。
797 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 14:11:52 ID:QpbgyUcA
>>796 すまぬ、立ち読みしただけ。買おうと思う。
内容は現在集英社の「すばる」に連載中の歌曲についてのエッセイを
まとめたもの。従って書き下ろしじゃないけどもちろん全集には
はいってない新作ばかり。
798 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 18:26:38 ID:jG4Wd6lS
>>797 貴重なご意見どうもありがとう。
新作ということなので、わたしも買おうと思います。
これで、多少縁遠かった歌曲が、少しでも身近なものになればよいと思います。
799 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 21:43:21 ID:zzeb+J/h
これね、それぞれの歌曲を実際に流しつつ 読むと一層理解が深まる気がする。
800
801 :
名無しの笛の踊り :2008/02/09(土) 11:41:54 ID:o8KCSs90
発売されてたんだね『永遠の故郷』 ・・・買いに行ってこよ。 ・・・のだめ連載も再開してるから ついでにKISSも買おっとw
で、吉田翁はのだめについては何とおっしゃっているのか
804 :
名無しの笛の踊り :2008/02/20(水) 23:40:05 ID:NNHvvoj1
age
白水社の全集に入ってる70年代あたりまでの評論は どれ読んでも感心するというか的を射てた文章ばかりで面白いね。 80年代あたりからレコ芸の巻頭に載ってた ホメホメ系ゆるゆる文章とは大違い。
レコ芸の文章は一見ほめてるように見えて実は結構きついこと書いてるのが 底意地の悪さが伺えて面白いw
808 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 08:22:48 ID:DFltyX2/
コーホーを馬鹿にしきってるよねw
809 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 09:08:32 ID:sptSUZLz
コーホーはアレですから、ええ。w
810 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 11:22:34 ID:DFltyX2/
コーホーは吉田に噛み付かないのかな? 黒田は陰で悪口書いたけど。
>>810 黒田の悪口って
新聞の広告に名前が載らなかったので編集者を呼びだして、『もうお前の所にはかかねえぞゴルァ』と恫喝したって話?
あれ吉田秀和のことなのかどうかわかならいけどな。
FMの名曲の楽しみ ここ1年くらい鳥のさえずりなど環境音がやたらに 目立つようになってるんですが、もう結構前から 自宅で収録とかになってるんでしょうか?
名曲の楽しみ、懐かしいね。 当時は日曜の朝だったから、時々寝坊したので、百二十分テープを買ってきて、よく録音した。 六百円で安い方だから、今の録音媒体の値段は驚異だ。 モーツァルトの生涯をやっていて、吉田翁の案内で時々レコードを購入したりしていた。 もう三十年近く前になるのか。
>>812 おれの勘違いかと思ってたよ。夏場は蝉が聴こえてた。
815 :
名無しの笛の踊り :2008/03/02(日) 22:25:45 ID:4dFMvh27
楽譜が読めてまともな文章がつづれる音楽評論家は いまや絶滅危惧種といえよう。
そのどっちかが出来るのも少なくて、どっちもできないというのが大半だからね
>>812 実は、2年前から天国で收収録しているのだが・・・
そうだったのか……
中原中也とか小林秀雄とか康子が天国に行ったとは思えないから 吉田氏はあえないだろうな
みなさんは朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」は読んでくれたのかしら?
821 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 23:48:44 ID:JHOA7KfI
読んでません。 ごめんなさい。 朝日を読むような堕落インテリになりたくないので。
あら、堕落しないことにはちゃんとした知識人にはなれないことよ。
じゃあ今日の朝刊に載ってたインタビューも読んでくれてないのかしら? 中原のことや死についても語ったのに。 じゃ、またらいしゅっ!
824 :
名無しの笛の踊り :2008/03/13(木) 17:55:54 ID:epKwmyZn
ベートーヴェンやモーツァルトについては立派な文章を書いた。 でも、チャイコフスキーやラフマニノフやプロコフィエフについては実に冷たかった。 中学高校の頃は後者の方が好きだったので、そういう文章を読むたびいつも悲しかった。
擁護してる別のやつの文章読めば済むことなんだよ。 おれなんか誰も擁護しない作曲家のファンだったから辛かったんだ。 おまえなんかに俺の気持ちが分かってたまるか。 泣いてやる 泣いてやるからな
827 :
名無しの笛の踊り :2008/03/13(木) 20:32:47 ID:93VENomK
824>そう言えば精神病院で仲良くなった人の部屋に行くとその人が吉田先生の番組を聞いていた。 流れていた演奏はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の第三楽章だった。やけに早かった。 それでその後の曲目は忘れたが演奏はユリア・フィッシャーさんだった。 前者の曲目の奏者はヴェンゲーロフだった。 庄司さんがグラズノフを演奏したの聴きたかったな。 成事は説かず!
829 :
代々木ゼミナール 笹井厚志への手紙 :2008/03/19(水) 16:31:35 ID:N8UA4vfc
君は何かを成し遂げたことがあるか? 4〜5年前の私には何もなかった。 けれども変わることができた。皇族の女ともドサクサにまみれて寝た。あんみつ姫とも寝た。 今やらねばならぬことから逃げなければならない少年から全てを奪った。 腹の底からの喜びも充実も知らず、自分をごまかし薄っぺらに生き続けている。 そんな自分が情けなくて嫌だとは思わない。 何としても変わろうとは思わない。 受験は人の人生を破壊する契機となる。 人が努力するだけ幸せになれると教えられた青年の人生をメチャクチャにした。 それ以上でもそれ以下でもない。 今の自分の為に全部そいつのせいにしろ! そいつは前科者の精神異常者! だから俺には関係ないね!
830 :
名無しの笛の踊り :2008/03/19(水) 16:55:56 ID:8VPKEomm
普通に生活してれば大相撲のウラなんかわかるはず。 この人はそれがわからなかった、いわゆるカマトト以下。 そんなやつの文章、たかがしれてるってwww
831 :
名無しの笛の踊り :2008/03/19(水) 17:21:20 ID:Hh4EDQNb
>>830 吉田は若い時から、生ける屍だったから仕方がない。
相撲通ってのはウラの汚いところもとっくに知っていて 清濁併せ呑んだうえで楽しんでんだよ。 八百長やいじめがあったなんてことさら騒ぎ立てるのは 世間知らずもいいところ。
834 :
名無しの笛の踊り :2008/03/24(月) 02:09:13 ID:n6AF5s+o
>>830 御大が物した、現役時代の北の湖についてのエッセイは、
確かに
>>833 のいう通り、相撲界の裏を知ってて書いているように見える。
だからこそ、読後も、どこか極め切らない、もどかしい感が後にのこるんだよな。
頭がいいので、骨の髄からの"相撲バカ"になりきれない、ていうかね
836 :
名無しの笛の踊り :2008/03/24(月) 07:05:30 ID:pe9p9xt5
>>833 ただ八百長やイジメを騒ぎ立てるのが世間知らずだ、という意見には賛成でない。
昭和の相撲史をひもとけば、いまの騒ぎの比でない、一種の"クー・デタ"さえ起こっているよ
ドルジ朝青龍はたしかに強いが、全盛期の輪島や北の湖にさえそんなに勝てないと思う。
ましてや双葉山や大鵬には歯が立たなかろう
。
あなたおいくつ?
八十年代の後半に力士を五十年代から診ていた医者が、昔の力士の体は今の力士の1.5倍くらい強さがあったという記述があったと記憶する。
大人と中高生くらいの差くらいあるんだろうなあ。
>>836 の意見は根拠は十分あると思う。
ちなみに相撲をかなり見てきた人が同様なことを十年位前に述べていた。
ディープインパクトは確かに強いが、全盛期のミスターシービーやシンボリルドルフしさえそんなに勝てないと思う。 ましてやシンザンやクリフジには歯が立たなかろう。 ラトルは確かに感動的だが、全盛期のカラヤンにさえそんなに勝っていないと思う。 ましてやフルトヴェングラーやニキシュには歯が立たないだろう。 …こういう議論って、不毛だよな 結局、自分が最初にリアルタイムで経験したものが一番、と思いたがるんだな人間は。
>>840 そんなにはっきりあからさまに言うもんではない。
翁を見習いなさい。
せめて、「僕はこのひとのいっていることがどうもわからない」ぐらいにしないとなw
中原中也
844 :
名無しの笛の踊り :2008/03/28(金) 21:31:39 ID:GSrA7WUd
昔、吉田秀和が「比較論なんてバカがやること。俺はそんなものに付き合わない」 とかいう意味のことをもっと遠まわしにいってたなw
朝青龍や白鵬が、双葉山や大鵬と同時代だったらさらに強い力士になったろう。 負けも増えるだろうから、綱は張れなかったかもしれないが。 リアルタイムに見てきた力士達が、たとえば、双葉山と立ち合ってくれたなら、 双葉山の強さがよくわかるのにとはよく思う。 実際、スポーツだと、リアルタイムで見てないと強さは伝わらない気がするな。 音楽はどうなんだろうな。グールドは「違う」と結論したのだろうし、 カラヤンもそれに近い立場だったのだろう、チェリビダッケはまた逆だろうし。 俺には音楽芸術の同時代性はあまり重要ではないな、だいたいクラシックだし。 最近のピリオド回帰に逆に同時代性を感じるくらいだw
対戦競技で時代のことなる選手の「強さ」を比較する指標なんて 野球統計の世界にはいくらでもある。 基準の設定自体が主観にたよらざるをえない音楽性の「よしあし」の問題を それとごっちゃにして平気で論じる時点で、脳みその程度が知れる。
>>840 腹を立てるのはわからないではないが、言葉遣いを考えないと社会で苦労すると思うぞ。
848 :
名無しの笛の踊り :2008/03/30(日) 09:44:47 ID:fCPWduPK
朝青龍は千代富士、北の湖、貴の花には勝てないだろう。 白鵬はもっと弱いか。
>基準の設定自体が主観にたよらざるをえない音楽性の「よしあし」の問題を >それとごっちゃにして平気で論じる時点で、脳みその程度が知れる。 そういうことだな。
野球にしても相撲にしても、時代の異なる競技者の比較はできないけどな。 野球はその当時の対戦者に対してのデータでしかない。 あえていうなら、相撲にしても野球にしてもフィジカルという点では現在の方が勝っている。 食事やトレーニング方法が向上しているから。もっともそれが 現在の選手の方が強い、とまでは断言しないが。 音楽についていうなら、技術レベルはあきらかに戦前よりも現在の方が上だ。 もちろん、そのことが音楽性の上位を意味するものではない。
851 :
名無しの笛の踊り :2008/03/30(日) 16:17:53 ID:fCPWduPK
>>850 >あえていうなら、相撲にしても野球にしてもフィジカルという点では現在の方が勝っている。
ということはないだろう。
鉄腕稲尾が漁師息子で子供のころから漁の手伝いで船をこぎ足腰を鍛えたというのは
「鉄腕稲尾物語」に出てくる。また、若の花や大鵬が家が貧しく子供の頃から大人に混じり肉体労働をし、
それによって筋力が鍛えられたというのも有名な話だ。昭和のスポーツマン、力士は、平成のスポーツマンとは
鍛え方がどだい違うのである。モンゴル出身の力士が強いのも同じ理由からだろう。
>>850 >食事やトレーニング方法が向上しているから。
脳内お花畑の進化論だな。
ボブ・フェラーは160キロを超えた球速を出した当時の大リーグ記録保持者。 その保持者が、俺なんか目じゃないと言わしめた黒人投手ペイジがいる。 基本的に昔の人のほうが歩く機会が多いから足腰が今の人とぜんぜん違う。 近年江戸時代の飛脚の行程の記録があまりにも桁違いのため信用されていなかったが、ある走法と昔の人の足腰の強さなら可能ではないかと言われ始めている。 わたしの父は半端無い足腰の強さなのだが、祖父ちゃんの強さと比べたら全然だと言っている。 この意味で力士を診てきた医者の証言は十分信用できる。
そんなことより90代の吉田が下の世代のどの現役音楽評論家や音楽学者よりも 冴えた文章を書くように思われる事実こそこのスレ的には問題とすべきではないの?
855 :
名無しの笛の踊り :2008/03/30(日) 17:24:14 ID:fCPWduPK
>>854 そんなこと問題にもならない。
中学時代、英語を伊藤整に学び、大人になってからフランス語を中原中也に学んだ
経歴を考えれば、現代の音楽評論家が束になってもかなわないのは明らか。
>>855 実際に何ができるかでなく、経歴によってのみ人は判断されるべきと云う
貴重なご意見ですね
貴重ではなく、常識的な意見ね。
突っ込むまでもないが・・・ その論法でいくと、バッハやベートーヴェンの弟子は、ただその事実だけをもって、みんな同時代の音楽家が束になってもかなわない存在だったのだということになるね・・・
まったくどこが常識的な意見なんだ。
860 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 03:31:48 ID:XyhFaMLs
今まであまり読んだことない人だけど、「世界の指揮者」を読んでみると、 70年代に書いてた(そのころの)中堅指揮者たちの動向がけっこう当たってるね。 亡くなった大物指揮者についての記述も今の評論家たちにこれだけのことが書けるのかな。 ワルターに関しても、「あの人」は論理的に書けてないね。下品な愛着の押し付けだけ。
861 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 04:58:06 ID:gbPNj4vt
あの人、か。w 吉田さんはとにもかくにもこの現在では乗り越えられていない評論家だよなあ。 新しき評論家よ、いでよ、だな。
でも学者出身で乗り越えられそうなのは片山タソ位だろ。 他は受験時代の感覚を引きずった洗脳世代だし。
片山は広汎な知識が足ひっぱってるから無理
片山は凄いと思うが、それは演奏評論ではない。
>>863 片山タソを尊敬するがゆえに、俺もそう思う
まあ、でもそれでいいんじゃまいかとも思う
>>864 確かに演奏会批評は解説などに比べると少し苦しいものがあるけど・・・・それでも他の同年代評論家と比べると誠実さは別格。
吉田さんも片山さんのことは特別あつかいしてるよな。
だって他に誰もいないでしょう
869 :
名無しの笛の踊り :2008/04/02(水) 20:14:04 ID:ycb29MS+
吉田先生が片山を理解しているとは思えないが、片山の代わりは誰もいないことは 先生でなくても、素人でもわかる。
870 :
名無しの笛の踊り :2008/04/02(水) 23:58:35 ID:BzKOeK7c
片山の独自路線はこれからも楽しみ。 虚みたいにならないでほしい。 他に名前が出てこないのが本当に哀しい。
まともに読める文章を書くのが片山と許くらいだからね
許?
873 :
名無しの笛の踊り :2008/04/03(木) 18:17:16 ID:wbJj/0QD
許と片山が、「文章」か、「文章」の堕落きわまれり、だな。
>>871 どこがだ馬鹿w
片山や許の駄文読んでそれいってるのか?w
初めてこのスレ見るけど、
>>15 にあるように、
>>ネタでも目立って新たに興味を持って貰えれば、
>>それはそれでもうけものだなと思ったのですが
まさに俺がその口。
>>15 までしか読んでないがw
でも何者なのかググるとこまではいったんだぜw
>>873 片山の文章を「素晴らしい」と讃えている吉田先生の前に行って言ってみるんだね。
それだけの度胸があるならおまえを認めてやるよ。
吉田先生を別格とすると、少なくとも日本語としてまともな文章になってるのは、その二人くらいでないの?
虚の日本語がまとまと言うレベルで言いのなら、宇野と松沢犬の師弟以外はまともと言える。
ちなみに俺の日本語はまともじゃない。
片山は、知識は膨大だし着眼点も面白いんだが、文章をまとめる力という点ではどうかな・・・? 意地悪に言うと、どれも結論ありきで書いてるように見える。
おれは片山のは短文の模範と思うけどね 結論に向かって全部のネタが凝集する まとめる力がありすぎる
俺は片山の言ってる事の半分も理解出来ない。
片山スレになっちまう・・と思いながら、 片山タソはあえて「権威にならない(本人談)」道をとっている。そこが好きなんだが 他の批評家や研究者がアドルノごっこで楽な道に走っているのをみると片山タソが可哀想になってくるよ(⊃Д`)
宇野功芳の言ってる事が理解出来るなんて・・・ クワバラクワバラ
レコ芸で婉曲に宇野珍は論理性がないと批判しているな。
そんな誰にでも分かることを婉曲に書かなきゃいけない世界というのも恐ろしい
いや、どこでもそんなもんだよ。 888
tset
891 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 10:36:37 ID:X+nCqvk3
世界のピアニストちくま文庫化マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
アドルノごっこ、ってなんだ?意味分かって書いてるか?
名曲のたのしみのチャイコフスキーが 最近やけに急ぎ足。 オネーギン以外のオペラは無視。 こないだは眠れるの森の美女を ピアノ編曲版5曲だけで 消化してしまった。 いくらあんまり好きな作曲家じゃないとはいえ、 なんか健康上の理由とかを勘ぐってしまいます。 数年前のドヴォルザークやR・シュトラウスは 何週もかけてオペラ全作品、全曲やってたのになあ…。
895 :
名無しの笛の踊り :2008/05/05(月) 00:22:18 ID:hAxBu4Q5
御老体にとっても苦手はあるってことでさ。
896 :
名無しの笛の踊り :2008/05/05(月) 07:46:40 ID:74aO0CBh
それにしてもレコード芸術の連載なんかは今でもさして変わらない 感じの文章を淡々と毎月綴ってるね。
一瞬、吉田秀彦かと思った
898 :
名無しの笛の踊り :2008/05/05(月) 10:38:12 ID:L+MZR9ji
永遠の故郷を拝読したが、とても難しい。 しかし、ヴォルフの歌曲を買い、少しきいて見ることにした。
永遠の故郷が、とても難しいとは! ゆとりか。
900 :
名無しの笛の踊り :2008/05/08(木) 00:47:56 ID:eLKtms8L
900
俺は、「最近の若い者は」という老人と、「ゆとり」というおっさんは信用しないことにしている
902 :
名無しの笛の踊り :2008/05/12(月) 13:40:42 ID:WVGEO9Ir
ちくま文庫「世界のピアニスト」、ゲットしますた!
903 :
名無しの笛の踊り :2008/05/12(月) 15:50:37 ID:W3OKV+ki
白地か
"知るを楽しむ 私のこだわり人物伝”(NHK-ETV)にさっき出ておられましたね。 グールドの話をしておいでだった。 お顔をじっくり拝見したのははずかしながら初めてだったけど、 なんか、ヨーダにちょっと似ておいでだとオモタw
吉田秀和先生は中也とじっこん
907 :
名無しの笛の踊り :2008/05/23(金) 06:46:20 ID:bKr6yHXy
吉田は今月のレコ芸で、評論家の大きな役割のひとつである、クラシック音楽が本来一般の人々に 与える要素、文部省的にいえば人々の情操に欠かせないという事については、実績が上がっていないこと に対して、言い訳めいた文章を書いていたね。 そしてその原因の多くはおそらく鱸や虚、そして宇野も指すであろう、不見識な評論家の醜悪な批評に あるような事を良質な批評家を持ち上げる事で暗にほのめかすような形で書いていた。 他の評論家との議論をずっと避けて来る事が吉田のスタンスだっただけにこれは興味深い。
908 :
名無しの笛の踊り :2008/05/23(金) 07:06:46 ID:QoRn7HbJ
吉田翁は中也のことを書いて居られるが、中也は吉田翁のことを 書いていたかな? 何の縁で親しくなったのだろう。分野が違うと思うが。
909 :
名無しの笛の踊り :2008/05/23(金) 07:46:08 ID:lZO+GYUk
どこぞの音楽ホールを公民館化しろってみのもんたに叩かれてたな
小林秀雄つながりでしょ。同じ「秀」でも文章の鋭さは随分と差があるが
吉田氏が高校生のとき、中也にフランス語を習ったんだよ
その中也にフランス語を教えたのが小林秀雄
>>907 しかし、思うんだが、一番問題なのは
不見識な評論家の醜悪な批評をありがたがってる大勢の読者じゃまいか?
914 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 01:15:27 ID:pjcqfxXy
伝記ドラマにしてほしい。 秀和青年のにきびが直るシーンとか、戦時中フォレとメンデルスゾーンを聴いて大屋にねちねちいじめられるシーンとか、 バルバラ夫人との出会い……誰かキャストを考えてNHKにお願いしてみて。
915 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 02:05:17 ID:lnhaZBM+
>>913 鱸や虚の文章をありがたがって読んでるやつなんて本当に大勢いるのかね。
916 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 02:27:14 ID:YFYw9bYP
ありがたがらなくても、面白がってはいるだろう。
917 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 02:35:57 ID:lnhaZBM+
918 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 08:28:53 ID:5IRxdcpe
ちくま文庫「世界のピアニスト」少し高いが、手元においといて損はないな。 「世界の指揮者」はそんなに面白いとおもわなかつたが、「ピアニスト」のほうは、 まだまだレファレンスとして通用するな。
吉田も宇野も所詮レコ芸漂論家同じ穴の無知なw
920 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 08:33:51 ID:Hs9dzTfW
ミソもクソも一緒にすんな。
921 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 08:42:11 ID:5zQQmvco
吉田先生をクソ扱いするのは、少し無礼だといえよう。
922 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 08:43:30 ID:Hs9dzTfW
923 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 09:50:08 ID:5IRxdcpe
UNOやKYOの本ばかり読んでいるから、先生の本との区別が付かなくなつたのだろう。 UNOやKYOははやくやめるように。 またUNOやKYOもレベルの低い読者が面白がるように書くからタチが悪い。
>>918 今ちょうど読んでる。
…面白い?なんか自分とはあまりにも印象が違うから読み進めるのは結構辛い。
「そんなこと少しも感じないのですが…」と思う箇所ばっかり。実演の感想は貴重だけど。
自分は日頃から批評家が何故存在するのか疑問なのでレコ芸とかは読まない。
が、この方は権威だし品のある感じがしたので読んでみたけど、やっぱりダメだなぁ。
感じ方に正解不正解はないとはわかってるけど、なんだか苦痛な本だ。
こんな風に書いたけど、荒らすつもりはないんだ。スマソ
>>922 クソが可哀そうです。
なんて誰かが言いそうだよな。
926 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 13:37:05 ID:5IRxdcpe
>>924 ぴったし一致するのでなく、違っていていいんじゃないかな。
「ヘエ、こんな感じ方もあるんだ」と自分には驚きの連続です。
グルダのベートーベンは一度聴いてみたくなったな。
秀和翁は、若い頃に中也や小林秀雄などという切れ者があまりに身近にいたために、 一つのことを書くのにあんなに色々と考えを廻らさなくてはならなくなった。 そろそろこのトラウマを離れても良い気がするが、いつまでたっても同じように見える。 ホントはあまり考えずにズバズバ言う宇野のことが半分羨ましかったりして
928 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 22:09:05 ID:HzMdCT0S
音楽評論家の仕事は観光地のガイドみたいなもの? 自分が感動したら、その感動体験を書く。 自分が聞いて金を損したと思ったら、その悔しさを作文する。 それが第一歩。ごちゃごちゃ書かれた文章で、よし今度は、その 演奏家、その作曲家を聞いてみよう、とこうなれば、その文章は 成功。無論、聴きに行くのは止めようというのも成功した評論。 読者の行動を促さない評論は価値がない。
@この演奏家にはどういった特徴あるのか。 Aこの演奏家はどういう方向を目指そうとしているのか。 Bこの演奏にはそうしたものがどのように表れているか。 Cそしてその結果として批評家自身はこれをどう評価するか。 @ABにおいてその核心となる部分を多くの人が納得する形で (つまり書き手の独り善がりや好みによって左右されない形で) 示した上で、Cにおいて批評家の主観的立場を明示する。 最低この程度の条件をクリアしていなければ、音楽批評とはいえないだろう。 こうした批評を書ける人が日本のクラシック界においては非常に残念なことに 吉田秀和くらいしかいまだ存在しない。 感想文だけならド素人でもいくらでも書ける。
オイオイw Aは余計だろ、よってBも蛇足。AとBが批評家の妄想の場合が多いから 批評無用論が出てくる。 過去にその妄想のせいで、どれだけの演奏家が迷惑してきたか。
>>930 多くの評論家は@の時点でもう失格といいたくなるケースが多い。
(なかにはそれすら放棄している評論家も実際存在する)
仮にAにまで触れたとしても文字通り独り善がりや好みによる独断に左右された
妄想となってしまうことがほとんどなので、ここまでは大抵踏み込まない。
ところが吉田秀和はそれ以上に踏み込んでしまう。
失敗に終わっているものもあるが、なるほどと納得させられる例も多数ある。
もちろんこの人が評論家として非常に多数の読み手から支持された一番の理由は、
@の能力が極めて高かったからには違いないが、書き手の主観的立場をABに
まで踏み込んだ上で示すというスタイルが他の追随を許していないという点に
おいてやはり傑出していると言わざるを得ない。
貶すのは簡単だが、じゃあやってみろといわれたら到底マネ出来ないのが、
吉田秀和の評論スタイル。
ちなみに宇野功芳や許光俊は、極めて主観的な切り口で(つまり好き嫌いで) @とCを非常にわかりやすく明解に示すというスタイル。 素人の感想文に近いスタイルではあるが、素人がCに片寄り過ぎる傾向がある のに対し、独善的ではあるにせよ@の切り口をおろそかにしない点と、やはり 文章の上手さという点でさすがプロである。 というか、その程度にしか差がないともいえるので、簡単にパロディ化されて しまうところが、吉田秀和との違いともいえよう。
電波文化人池田信夫に一刀両断に切り捨てられた文系骨董評論家吉田秀和 あのホロビッチと違って罅割れれば日々割れるほどの儲の拍手をもらえるw
音楽を「語る」ことには空しさが伴う。言葉を費やせば費やすほど空しさが拡散 していくものであるといえよう。 もともと本質的に対象そのものが空しさを伴わざるを得ない文学評論ならまだしも、音楽 評論というものは、言葉を浪費すればするほど、元となる音楽の素晴らしさ(空しさから逃れえたもの)から 遠ざかる行為だといえよう。
935 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 10:35:23 ID:gPHXKl0y
評論を職業にして文化勲章授賞まで上り詰めたのは小林秀雄氏と吉田秀和氏 ぐらい? 音楽あっての評論なのに、音楽家で文化勲章を貰った人がいない。だから 吉田さんも恐縮なさっているのでは?
>池田信夫に一刀両断に切り捨てられた
おいおい、あんなのかすりもしてないだろ、
このスレの
>>51 の方がまだ切り結んでるわ。
超紋切り型の社交表現に素直に感動してしまう
>>694 のいる子供時代に戻りたい…
こういう幼い人たちのアイドルなんだなぁ、鎌倉文化塵しあわせだなぁ。
ふむふむ。 ID:aoShQ7sK の立論に正直感心させられた。 非常に有益な議論かつ見解であるであるといえよう。2chのカキコもこういうのがあるから侮れない。有能の士と見た。 こう書くと「本人乙」「自作自演乙」とか言われそうだが、違うからw
941 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 17:29:05 ID:tJJUro6F
評論家は、曲そのものの評論をさせると、力量の違いが一目瞭然というか、 たいていの評論家は演奏評論しかしない。 吉田の場合、929の書くことは、 演奏家→作曲家、演奏→作品と置き換えても成立しているわけだが、 曲の評論を書ける人はきわめて数が限られているよな。
942 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 19:57:03 ID:Ok6moDtb
資料の引き写ししかできない人が多いね
曲の評論を書ける人の発表の場がないだけでは?(出しても売れない)
944 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 22:16:35 ID:lQ4CmW3e
曲の評論、楽曲分析になると、専門的すぎて、一握りの専門家以外は たれも理解できなくなる。
945 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 22:17:49 ID:gPHXKl0y
>>941 楽理的にどうのこうのと書く必要はないんだね、それなら、作曲科か楽理科で
学んだ人でないと書けない。
実際には、そんな素地は必要ないわけだ
その曲からどれだけ自分の言葉でイメージを引き出せるか、ということでしょう?
文学的イメージ、劇的なイメージ、絵画的なイメージその他諸々の言。
946 :
名無しの笛の踊り :2008/05/25(日) 22:38:55 ID:lQ4CmW3e
>>945 先生はできるだけ大衆にもわかるように、「文学的イメージ、劇的なイメージ、絵画的なイメージ」
で書いておられるが、話が込み入ってくるとどうしても「楽理的」なものになり、
楽譜が出てくるね、そうなると門外漢は完全にお手上げ、専門家以外はわからなくなるよ。
ある意味では楽理で説明する方が楽だからね・・・
足下の大相撲興行の構造さえ見抜けなかったナイーヴなおっさんが セーヨーの音楽の構造をあれこれいうのは焼死旋盤w 死んで出なおせ。
「私の好きな曲」とか楽譜が多い奴は結構読みにくいと言えば読みにくいと思う人もいるかも知れないな て、俺の文章の方がよっぽど読みにくいorz
950 :
名無しの笛の踊り :2008/05/26(月) 23:14:06 ID:RSPvEnRT
楽譜が出てくると皆目分からない。 永遠の故郷も、楽譜が多い。 先生も大衆を相手にしなくなったか。
951 :
名無しの笛の踊り :2008/05/26(月) 23:14:54 ID:nd0NFOwJ
あの本は、わりと分析的なページがある。 なぜ好きかを、もっと理論的に説明しようとしたのかしら? まぁ、ぼくはそう思う
952 :
名無しの笛の踊り :2008/05/26(月) 23:48:32 ID:qNI+IH55
俺は楽譜がないと辛い時がよくある。 「・・・アンダンテ・モデラートの四分の四拍子で下降する分散和音にのったソプラノで・・・」 って調子でやられると、えっとどんな曲だったけ?と、ついていけないことがある。 そんな時は楽譜があればって思う。 そもそも、俺のようなヘタレが読むべき文章でないということだろうが。。。
楽譜を出すってのは吉田の親切心だよね。 スコアを参照しないと分からないような書き方のほうが不親切。 誰かが吉田秀和は演奏論より作曲家論作品論のほうにその本領があるみたいに評していた。 でもって優れた演奏評ができるためには演奏された作品について独自の把握が予めあることが必要条件である。
>>953 >でもって優れた演奏評ができるためには演奏された作品について独自の把握が予めあることが必要条件である。
それ言ったら、日本のクラ評論家はほぼ全滅だね
955 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 18:03:13 ID:opSEWV9l
永遠の故郷のもう一つの特色は、外国語が多いと言うことだ。 それもドイツ語にフランス語。 先生はいままでこんなにナマで外国語を引用することはなかったのに。 あまり読者のことを考えなくなったんだな。
奥さんが亡くなったときの文章は全部ドイツ語だったと思うけど。 何が書いてあるのかさっぱりわからなかった。 誰か訳してくれ
957 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 00:29:57 ID:UDpMVRjD
今月号の○芸で、先生は、音楽評論の世界で、文化にインパクトを与えた作品は、 小林秀雄のモーツアルトだけであると断じていたな。 たしかにその通りだ。先生の文章もインパクトという点では小林に遠く及ばない。
958 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 09:09:50 ID:JcWYrsdk
>>957 その辺の理由は縷々述べられているんですか?
ただ「インパクトを与えた」だけでは、吉田さんの思い込みに過ぎないの
ではないですか?
小林の表現は多くの文化人やクラヲタには衝撃を与えたかも知れない。しかし 吉田が言うように多くの日本人に衝撃を与えた、というのは間違い。 99.9%の日本人はモーツァルトは優雅だと思っている。 そういう俺自身も、優雅なモーツァルト演奏の方を好む。
960 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 14:17:19 ID:i7sjGBiS
>>959 吉田氏の原文を読んでいないのでなんともいえないけれど、ここでいう
「多くの日本人」というのは、「多くの日本の知識階級」というのが前提
になっているのでは?
当時、モーツァルトを耳にしていた人(すなわちモーツァルトは優雅だ
と思っていた人)の多くは小林秀雄の「走る悲しみ」には衝撃を受けた
というのはかなり当たっていると思う。
その当時モーツァルトを聴いたり小林秀雄なんて読んでるのはそれこそ数パーセントだろう。
962 :
名無しの笛の踊り :2008/05/29(木) 14:20:17 ID:i7sjGBiS
↑ 追記。 現にオレの父親など、ずっとモーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調は特別な 曲だったみたいだ。
なんだかんだいってるひまがあったらじぶんでよめよ どうしようもねえれんちゅうだ
>>960 詳しく書くと、吉田は小林、海老沢敏などの業績で「日本人の間にどういう
モーツァルトをきく耳が育ったかは別問題だ」と今までの学者・批評家によっては
日本人が持っているモーツァルト像を変えられなかった事を認めている。
そして岡田暁生の論ずるに鋭意の文章が今後の日本人のモーツァルト像を
どう変えてゆくか私の楽しみである、との趣旨の文を書いている。
すなわち吉田は、おそらく日本有数の批評家であるという自負を持ちながら
自分自身では日本人のモーツァルト像を変えられなかった事の反省の姿勢はない。
今回の○芸の文章は、吉田の本性である高みの見物的な独特の狡猾さを自ら露呈し、
いってみれば吉田という批評家の存在も「偽者の骨董品」であった事が容易に
理解できるお粗末な内容の文章である。
それは自分も含めてではないのか>どういう耳が育ったかは別問題
>>964 読めてないんじゃないの?
それがほんとに正しいまとめなの?
967 :
名無しの笛の踊り :2008/05/30(金) 09:04:04 ID:2EwHWJKz
>>964-966 吉田翁は処世術のも長けておられた。
時代というか時勢をキャッチする感覚は、他の批評家より鋭い。
ただ政治には疎いのもセールスポイントだった。
改めて読んでみたけど、小林に比べたらそのあとの人の仕事は結局影響が少ないと言ってるんじゃないの? モーツァルトに関しての部分はさ
音楽評論の分野の人が優れたモオツアルト論を書いても知識人一般に対するインパクトは弱いだろうな。 そもそも知識人というカテゴリーがもはや死語だが… 何か期待できるとすれば村上春樹がクラシック音楽について本気で書いてくれるときかな? 小泉純一郎は旋律の美しさとBGMとしての良さを書いてるだけだからな。それだけでも斜陽のクラシック界からみたら感謝かな
小泉はヴァイオリンならものすごくマニアックな本書きそうだけどな
971 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 01:07:11 ID:ndA7F+Uk
村上春樹はなあ。なんか根源的なところで誤解があるような気がするんだよな。 クラじゃないけど、映画ブエナビスタクラブで「寝た」という話を書いていて、 それを音楽のバイブレーションとかに無理矢理結びつけていたのには白けた。 カフカに出て来る百万ドルトリオもなんか納得できない。
972 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 01:22:52 ID:9nxAIIeX
>>964 >自分自身では日本人のモーツァルト像を変えられなかった事の反省の姿勢はない。
つうか、俺が日本人のモーツァルト像を変えたった、
って自慢する輩を信じられるか
973 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 04:50:31 ID:BJTWkXVT
俺のモーツァルト像は、映画「アマデウス」で変わった。
974 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 07:22:11 ID:lROViTkl
音楽評論としての評価はいったんおいといて、インパクトの点で小林のモオツアルトを 越える作品を、その後の音楽批評は生んでいないということだ。 そういう意味で、あれは、先生の後生への遺書だな。 あらためて、小林の凄さに目を瞠るな。
975 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 10:28:10 ID:BpQJ2DhN
>>974 あんた、小林の「モオツァルト」読んだの?
976 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 12:44:39 ID:lROViTkl
>>975 あんた、小林の「モオツアルト」読んだの?
ふかわりょう乙
小林秀雄が書いたから多方面にインパクトがあったのであって、音楽評論としては別に吉田が超えてるよ普通に。
980 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 23:39:23 ID:lROViTkl
モオツアルトに限ってみると、吉田のモオツアルト論というのはすぐには思い浮かばないな。 確か、「音階の音楽家モオツアルト」みたいなのがあったな。 小林の「モオツアルト」に遠く及ばないな。
>>980 あんた、小林の「モオツアルト」読んだの?
982 :
名無しの笛の踊り :2008/06/01(日) 09:14:52 ID:8QkO5RY9
>>977 ふかわりょう って何ですか? 判らない言は書かないで下さい。
983 :
名無しの笛の踊り :2008/06/01(日) 09:24:22 ID:A1nnFQxx
>>981 小林の「モオツアルト」をまだ読んでいない人は、読んでから書いてください。
984 :
名無しの笛の踊り :2008/06/01(日) 14:14:53 ID:51p4m3FA
みんなろくすっぽ読んでない でFA?
あんなもん読むくらいならランドンの「モーツァルト」でも読んだ方が
吉田翁「ブルックナーというひとは、小林秀雄に似ている」 「曲が盛り上がってきたも、急に知らん顔して別の話題をはじめる。」 否定的に書いてたな。
987 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 07:16:43 ID:v1Y7Thtl
>>986 だいぶ文章はそれとは違うが、確かに突然話題を変える話でブルックナー
と小林秀雄を比較していたな。
でも、あの書き方、否定的とはとらなかったけどね。
九八六とかさ否定的肯定的の二元論では由だの評論やエッセイは読めませんよ このスレ読むと国語力の低下を感じる
989 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 10:41:45 ID:P87jqcC8
そもそも見識の高い人はこのスレに書くようなことはしないのですね、わかります
信者の程度は評論家の程度に比例する。 よって次スレは不要である。
991 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 19:44:04 ID:db3R/KYq
批評家に、許の名前が出てなかったね。
で…どうすんのよここ このまま沈めるの?
スレタイとテンプレさえ書いてくれれば立てるよ
>>993 【永遠の故郷】吉田秀和総合スレッド【名曲のたのしみ】
なんてどう?
995 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 21:28:29 ID:zS/4N/iF
故吉田翁 記念カキコ
俺のほうが先立ったりして。w
999
1000なら俺の念願成就。
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。