シベリウスはツンツンなのに
ベートーヴェンはデレデレ。
全くわけわからんぞ、ハーンは。
iPodで演奏の質を判断出来るのか?
ハーンのコンサートは売り出しのころから行ってるけど、
若いころは、凄テクだけでもびっくりしたが、
慣れてしまうと、どの曲も同じ音で電子ピアノのようなんだよな。
モーツァルトの録音で結構失望したけど、
今回のシベリウスはもう限界を感じた。
いっそ馬鹿テク奏者として立つべきなのではなかろうか?
955 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 02:43:41 ID:J2mHaAgU
>>246 要するに情感を必要とするプログラムに不向きということ。
だとおもう。
956 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 02:52:04 ID:J2mHaAgU
あ、まちがった。
>>946 ね。
情感を出すのがうまいヴァイオリニストでは崩しても不自然さは
ないんだよ。ムターとか、リーラとか、サラ・チャンとか。
ハーンのスタイルは、どちらかというと20世紀風の古いスタイルだと思うよ。
957 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 04:47:48 ID:CJ9PN3qb
>>956 俺は連中の「クドイ」倍おいりんが苦手。
特にムターはきちんと弾けるのに、わざとあれやってるからなぁ。
若い頃のムターはとてもいい。
今のムターはああやりたいのはわかるしコンサートでは面白いが、苦手。
だがそこがいい 若造には出来ない芸当だ。
ハーンを聴きたい時とサラ・チャンを聴きたい時がある。
960 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 17:33:57 ID:J2mHaAgU
961 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 20:14:46 ID:JpbXHHb6
パガニーニのCDで聴き比べしたけど、
ハーンより庄司さんのほうが断然いいね。
962 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 20:29:21 ID:J2mHaAgU
パガニーニはテクニックと柔軟な遊び心を
かけ備えたタイプで聴きたいね。
963 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 22:28:13 ID:LrMdTYUU
964 :
名無しの笛の踊り:2008/04/07(月) 23:54:06 ID:PJ2jhdsY
>>961 具体的にはどう違う?また、どう、さやかのほうがいいの?
965 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 13:47:16 ID:W+4mg+QX
チー・ユンはこのスレに入れて貰えないんですか?
966 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 14:51:10 ID:WqwRRznc
いれたら?おれはいいよ。
967 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 08:42:28 ID:nq726R9L
968 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 13:30:09 ID:eXJ0nTXe
ムターて、大病(病名不明)を患っていらっしゃるんですってね。
だから引退を考えているらしいですよ。
まさか・・・ガン・・とか?
969 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 14:08:41 ID:S/MhJlrz
ハーンは音符を丁寧に丹念に楽譜どおりに弾くタイプだからあざとい曲はだめだね
楽器もストラディじゃないし。
970 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 14:15:13 ID:lKH6mhhI
チー・ユンも、ムターやサラ・チャンと同様、情感表現がすぐれた
ヴァイオリニストだな。音楽が無機的にならないところがいい。
youtubeでシベコンの一部が聞けるが、実にいい。
971 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 14:57:42 ID:nq726R9L
ハーンの今回の録音は、シェーンベルクが目的。シベリウスは売るためのオマケだからあんなもん。
でも、シベリウスも悪い演奏でもない。オケが遠慮なく鳴らされてるのにソロは力負けしてないし、そのため重厚な音楽。
972 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 15:02:34 ID:lKH6mhhI
オケに力負けするタイプではないな。
ハーンのヴィヨームでしたっけ?低音が…って意見も聞くけど悪くないと思うけどね。
974 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 22:30:12 ID:nq726R9L
まあ、どの楽器が自分に合ってるか?ってのまで素人の俺らが言えることじゃないよ。
ハーンはストラドだろうがグァルネリだろうが、購入や貸与どちらの方法にしてもいつでも手に入れられるだろう。それをしないんだから今の楽器が自分にはしっくり来てるというのが常識的な見方だろう。
975 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 22:31:52 ID:lKH6mhhI
演奏水準の高さ、って観点では当然安定しているでしょう。
あとは、それをどう評価するかの差。
ハーンの演奏は感心はするけどドキドキしないんだよな
977 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 23:11:33 ID:/b7IbjmY
>>977 女に対する感受性が完璧だと思ってるオレが云うんだから完璧だよw
979 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 23:25:07 ID:nq726R9L
>>977 世の中には否定的にしか物事考えられないヤツも多い。
相手にするな!
ああいうヤツは自分でなにも物事成し遂げた経験がないんだ。
980 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 23:32:10 ID:lKH6mhhI
>>976 それはわかる。
基本的に、「客観性」を重んじようとする態度で演奏しているからね。
どきどき感なんて最初から求めていないのだとは思う。
楽譜を完璧に弾きこなすというところに共感するひとが支持しているんだ
とは思う。
それぞれに奏者が何を求めているかを考えると、面白いね。
981 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 00:05:49 ID:Oh0JpQts
982 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 00:54:19 ID:S3mzG/RG
五嶋みどりなんかは、汚れのない純白感を求めている感じが
するな。潔癖症というか・・・ハーンもそれに近い部分は
ないでもないけど、もっと客観性に情熱が向かっている気がする。
でもそれが俺には、しんどい時が多い。
もっとどろどろしたものを要求したくなる。
983 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 01:17:52 ID:q1MINOfF
次は庄司も入れてください
984 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 01:19:42 ID:q1MINOfF
もう新スレ立ててくれていたんですね・・・すみません
985 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 01:21:26 ID:S3mzG/RG
なんかスワナイさんだけ除外ってのもかわいそうだけどw
仕方ないよね、絶対荒れちゃうから
客観性というより俯瞰性だな。
988 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 12:08:38 ID:IeBKV6GI
ハーンのシェーンベルク、ようやく買ってきた。いつもながら素晴らしいね。
クールな演奏。今度コンサートに行くのが楽しみだ。
989 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 12:45:32 ID:S3mzG/RG
>>987 なるほどね。楽譜が透けて見える演奏ってあるからね。
演奏における客観性とは何かって結構難しい問題だとは思う。
楽譜を妥当な客体と見るということか。
情感表現をなるべく廃するってことか。
機械的に正確なテンポ。ルバートやポルタメント、音の濁りを
なくすってことか。
990 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 12:56:56 ID:BedVlR1O
>>987 いい事いうな
ハーンは音楽の流れが要求しているから、という理由で早いパッセージを
弾き崩してスピード感をだす、ということを絶対にしない。
楽譜どおりに弾くことを最優先に全曲を見渡してそれに応じてテンポを決定している節がある
シベリウスもなぜこんなに遅くしたのかと最初おもったけど、ハーンの求める正確さを
だして、なおかつテンポ感も失わず、という早さがこれだったのだろうと思った
991 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 14:30:07 ID:S3mzG/RG
問題は、
「弾き崩しをしない」ということが、
本当に作曲家の意図にかなっているのか、ってことだね。
サラサーテの自作自演なんて聴くと、当然のごとく、
思いっきり弾き崩しをしているし。
ブラームスにヴァイオリン曲作曲のアドバイスを
したヨアヒムの弾くブラームスも今の常識では信じられないくらい弾き崩している。
当時はあれでも、端正な演奏と言われていたのだから、
当時の名人はもっと大胆に弾き崩していたのだと想像される。
楽譜に示されていない作曲家の意図ねぇ。なんか求め過ぎじゃね?
個人の好き嫌いのレベルの話は、単なる好き嫌いとして話すしかないっしょ。
993 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 23:21:30 ID:S3mzG/RG
求めすぎとかじゃないけど、
「楽譜に忠実」を求めることでかえって楽曲の持ち味が
損なわれることはあると思うよ。
「楽譜に忠実」っていう概念が昔から論争の的そのものだよね
音型によってはテンプが早くなったり遅くなったり、音が大きくなったり小さくなったりするのは自然なことという考えもあれば、それを否定する考えもある
楽譜と演奏の関係をどう捉えるかという古くて新しい問題が常に付きまとう
20世紀の録音物では両極端が跋扈してたからなぁ・・・
996 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 23:43:57 ID:S3mzG/RG
19世紀風の演奏と20世紀風の演奏の差ってのもあったしね。
一時期は、19世紀の曲を19世紀風に演奏すると馬鹿にされて、
19世紀の曲を20世紀風に演奏しないとダメな時代があったw
どっちもありじゃないのかね。
楽譜に忠実に再構成するのも興味深いし、
だからといって聴いていて楽しくなきゃ音楽じゃない、というのも正しいと思う。
どういう楽しみ方をするのか、も人それぞれでいいと思うのだけど。
998 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 00:17:26 ID:IvLA5xf5
バックに恵まれないハーンだが、1度、でゅとわと協奏してみては、と思う。
デュトワはオケをカッチリまとめるほうだし、
ハーンもその中で、抜群の演奏ができるし合うと思う。
縦の線をあわせられないオケ指揮者でハーンを聴くと
オケ指揮者の精度の不正確さがきわだっていらいらする。
CDでも、これまでの実演でもそうだった。
特に大フィル、N今日とやったプロコは、ハーンだけ、ラベルが違った。
銀河鉄道
1000 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 00:26:07 ID:wE1FJtT/
>>997 このスレはもう終わりかな?
どちらもあり、は別に反対しないんだけど、
たとえばショパンは、友人のリストによると
「揺れ動き」をもって弾かれるべきということ。
本人もかなりつよくルバートをかけていたらしいが、
それを楽譜には書かなかったらしい。
でも20世紀になると、ルバート自体が楽譜忠実主義者によって
排除されることとなったわけ。
ショパン本人がいまのコンクールでショパンを弾くと落選するだろう。
となると、楽譜忠実が、客観的、ってのも信憑性は疑うべきだとは思う。
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