>>196 199さんのおっしゃるとおりと思われます。ソナタ形式からは外れますが
18世紀の管弦楽は宴席や式典での演奏を前提に作曲されることが
殆どなのでラッパや太鼓が良く響くニ長調とハ長調が多いです。
そして変化を付けるために穏やかな角笛が良く響くヘ長調や変ロ長調を
主調にした組曲を間に置くことが多かった。ですからイ長調や変ホ長調を
主調に作曲すること自体18世紀中期まではそれほどメジャーでは
ありませんでした。またト長調や短調は室内楽では多いですが野外楽器
にとってはあまり得意ではない調なので管弦楽では少なめです。
第九のソナタ形式について語ろう!
204 :
名無しの笛の踊り:2007/12/30(日) 13:31:31 ID:mMJEYYlc
age
205 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 10:11:58 ID:sRSuLR3X
age
206 :
名無しの笛の踊り:2008/02/10(日) 13:07:42 ID:2iPXFSOW
あげ
208 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 07:27:26 ID:kwuuE18Y
age
からあげお腹いっぱい^^
210 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 13:00:07 ID:p+pHIxKZ
いま、ふと思ったんだが「ソナタ」の語源は「ソネット」(西洋の14行定型詩)
から来たんだろうか? この点について触れた文献は見たことないんだが、
誰か知ってるかい?
イタリア語sonare(奏する)の過去分詞女性単数形がsonata
sonnetも語源をさかのぼればsonに行きつくらしいので
全く無関係ではないが、直接の派生関係にはない。
212 :
名無しの笛の踊り:2008/02/26(火) 01:29:30 ID:Exk9sVim
213 :
名無しの笛の踊り:2008/03/11(火) 13:51:46 ID:tMqpFvye
保守
214 :
名無しの笛の踊り:2008/03/16(日) 19:19:16 ID:uyjwOlXr
循環ソナタ形式のことも語ってください。
主題に似たのがあっちゃこっちゃ出てこれば循環ソナタ形式?
いまいちわからん。
循環ソナタ形式の曲例きぼん。
>>215 スクリャービンの3番4番、ラフマニノフの2番。
プロコ6番もそうかな。
度々スマソ 交響曲?ピアノソナタ?
スクリャービン、ラフマニノフはほとんど知らない。
多少調べられる可能性があるのはプロコだけだな。
まあ、あまり俺が口出せる話題じゃないかもしれん(^^;)
218 :
216:2008/03/16(日) 22:19:02 ID:cTELe/9z
>>217 すんません。いずれもピアノソナタです。
>>214 循環形式の定義は曖昧なので、その取り方でも間違っているとは言えません。
ただ循環形式は、単に主題や動機を他の楽章に模倣反復させるだけではなく、
その模倣反復によって楽章同士や曲全体に緊密さや統一感を求めることを目的としています。
ですから他の方法で緊密さや統一感を出せるのであれば、キッチリと循環させる事はさほど重要な事ではなく
形式と名乗っていますが、緊密さや統一感を得られる作曲の方法の一つと思って頂ければ良いと思います。
余談ですが、主題や動機の使い回しが出来る循環形式は勉強中の学生らがこれ幸いとよく取り組みますが
循環のさせ方で簡単に曲が陳腐化するため、意外と難しい方法とも言えなくもありません。
220 :
名無しの笛の踊り:2008/03/21(金) 11:24:04 ID:NZwMq6XK
熱情ソナタも循環でしたっけ?
たしかに言われてみればそうなんだけど、正直「それが何か?」って気がしなくもないw
この手の循環の例はたくさんあるけど(意外に誰も話題にしない「新世界より」とか)、
これは楽章間の関連の話で「ソナタ形式」の話とはちょっと違う罠。
術語に詳しいわけじゃないが、「循環ソナタ形式」という言葉を聞いたときに連想したのは
「さすらい人幻想曲」とかシューマンの第4交響曲とかリストのロ短調ソナタあたりだったんだが。
222 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 20:19:44 ID:ycb29MS+
循環ソナタの代表って、フランクのヴァイオリンソナタでいいよね?
それについて語ってくれる理論通の御方は、いらっしゃらないの?
だからぁ、ソナタとソナタ形式は違うっつーに
224 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 00:42:53 ID:NKbYAitX
フランクのVnソナタは『循環ソナタ形式』じゃないの?
>>224 >>221に
>この手の循環の例はたくさんあるけど(意外に誰も話題にしない「新世界より」とか)、
>これは楽章間の関連の話で「ソナタ形式」の話とはちょっと違う罠。
と書いてあるのも読めんのか
226 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 20:36:18 ID:DPHgnqq6
幻想交響曲の第1楽章は、ソナタ形式ということだけれど、
全然構成がわからない。ホントにソナタ形式?
説明お願い。
227 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 21:11:08 ID:2dVeooaW
>>226 殆どソナタ形式に見えないほど崩れていますからね。
イデーとからんでいるから、
ソナタの調の機能の点から説明すると意味不明になります。
よく同主長調に戻りますしね。
繰り返し記号ありますけど、
あれ、そのままソナタの形式に当てはまるとは限りません。
310あたりまでが、提示部っぽいですよね。
ソナタ形式と言う枠組みを可能なまでに壊した感はあります。
ただし、ソナタ形式は意識されており、
イデーから見たソナタ形式との時空列を超えた舞踏への勧誘と言う感じですね。
>>227 はぁ。ソナタ形式と言う枠組みを可能なまでに壊した、ですか。
dクス。
手許に楽譜がないので正確にはわからんけど、固定楽想が4回出てくるのを
それぞれ提示部、展開部、再現部、コーダの始めと考えることはできそうだ。
ただ各部の性格の対比は古典のソナタ形式みたいにはっきりしてはいないが。
230 :
名無しの笛の踊り:2008/05/06(火) 10:20:55 ID:LRkTAsBj
包丁サバキが神技の作曲家ってだれ?
231 :
名無しの笛の踊り:2008/05/06(火) 22:57:33 ID:Su8tk6nq
>>228 ソナタ形式と言う枠組みを可能なまでに修復した
232 :
名無しの笛の踊り:2008/05/09(金) 01:39:31 ID:iNsENjJI
何だって?
モンがソナタ形式を確立させC.P.E.バッハが広めた。
第二主題に乾杯!
ヴァンハルにコジェルフ、クラウスって18世紀人に
しちゃあ短調の大家だよね。
236 :
229:2008/05/23(金) 12:39:35 ID:3rl5E2DH
初めて楽譜見ながら聴いてみたが、
>>229に書いたのはちと怪しかったようで orz
ちゃんとアナリーゼしてる暇がないが、とりあえず
>>226殿にはいい加減な返答で
申し訳なかった m(_._)m
237 :
名無しの笛の踊り:2008/06/11(水) 16:49:20 ID:fz4QqCyn
はじめまして、僕は作曲をするものですがソナタ形式に匹敵するもしくはそれ以上に美しい形式はありますか?
ソナタ形式それ自体が美しいってことはないと思うけどな。
形式として美しいのは二部形式じゃないかな
240 :
名無しの笛の踊り:2008/06/14(土) 09:53:08 ID:b6iW0oOK
>>238 そのとおりだが、237が求めているのは、音楽の美しさではなくて
形式美といった類のものじゃないだろうか。
たしかに、ソナタ形式はその発生のもとが二部形式であるので、
単純さを美とするなら、原初的な二部形式が一番!
>>226 お前さんのような人のために、
あのロベルト・シューマンが「音楽と音楽家」で詳しく解説してるから読むべし。
242 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 23:20:46 ID:U8lVhe1j
>>241 そんなにシューマンのベルリオーズ論を推すお前さんに
読む気を起こさせるように
どんな風な論調なのか教えてくれまいか。
243 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 10:10:03 ID:eUCQcQN1
安いんだから買えよ。
>>234 イヤサント・ジャダンもね!
バレ大国フランスは短調がやたら多いけどラモーのせいだね。
彼が亡くなってからブフォン論争が終焉してエデルマンや
プレイエルらが出てきてようやく他国と同じような長調偏愛的な
ソナタを書くようになったからね。もっともソナタの緩徐楽章は
相変わらず同主調転調が多いからバロックの香りがバレバレだよねw
この国の衛星都市のスペインもビセンテ・ソレルとかが出て来る
まではバロックの香りたっぷりだったね(丁度同姓の人がいたね)
ソナタ形式で思い出したけど18世紀は長調偏愛性がとても
強くて特に花形楽器ヴァイオリンの響きの良い調ばかりを
選んで書く傾向が強かったね。それだからニ長調が多い。
そしてホ長調は第二主題がロ長調になるから書けない事が
多くて(特に鍵盤奏者の作曲家にこの傾向が強い)結局
長調のニ・ハ・ト・ヘ・変ロ・変ホ・イの7つの調から
書き出したみたいだね。短調なんてのは展開部で書くもの
という認識が強くて出だしでは葬送曲やミサ曲でニ短調や
たまにハ短調がある程度だね。ピアノでのミーントーンの
響きだけでなくてあくまでもヴァイオリンの響きを意識した
調選択をするから面白い。
古典派の書法といえば和声を前面に押し出した書き方が特徴だね。
調性音楽としての合理性を追求した聞かせ上手な書法だと思う。
ガルッピやペルゴレージから開拓が始まってボッケリーニや
チマローザあたりが典型かな。
1.三度のイントネーションの最重視
2.トニックとドミナントとの五度のイントネーション
3.トニックあるいはドミナントに向かうアクセント付き二度進行
4.結尾などでのトニックとドミナントの交互連打
5.トニックあるいはドミナントに順次進行で向かう時の伴奏部
でのトニックあるいはドミナントの連打
すごく典型化されてるよね。
>>すごく典型化されてるよね
今の流行の音楽だって同じじゃん。
だから「音楽のサイコロ遊び」なんてものが流行したんだろね。
これを応用すればソナタ形式だって書けそう。
248 :
名無しの笛の踊り:2008/07/28(月) 01:47:13 ID:vCqlNz88
∧∧
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
249 :
名無しの笛の踊り:2008/08/09(土) 20:36:17 ID:v7atdS5u
ミニマルがサイコー
250 :
名無しの笛の踊り: