1 :
名無しの笛の踊り :
2006/11/20(月) 16:20:44 ID:6R3FpqgY クラリネット五重奏、弦楽四重奏、ヴァイオリンソナタなどの室内楽曲 について語りましょう。
2 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 16:23:10 ID:FBKgmJy5
クラリネット五重奏曲は神
3 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 18:01:16 ID:xtuDvmDk
ピアノ三重奏曲はみんな(・∀・)イイ!
4 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 18:04:07 ID:FyqQBdPy
弦楽五重奏曲と、管が絡む室内楽曲(すれ違いだが協奏曲も)は、まずだいたい偉大な作品だぁね。
5 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 18:55:00 ID:u22xavlM
最近ピアノソナタの良さや、ヴァイオリンソナタの魅力にはまるようになった俺も、 このジャンルはピアノ四重奏曲やクラリネット五重奏曲くらい。 是非このスレを参考にしたい。
6 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 19:06:50 ID:FyqQBdPy
ホルン五重奏......第二楽章......これは人間に書ける音楽ではない!
7 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 19:49:19 ID:UVXGksCS
オーボエ四重奏曲もいいが、 何より好きなのはホルン五重奏曲。
8 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 23:05:55 ID:0Pt8xEF0
グラスハーモニカのためのアダージョとロンドか 楽器演奏上の制約を、かえって感動的な表現として生かしているところなど天才的だ
9 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 09:56:32 ID:bQf0fBK0
モーツァルトの中では、むしろ室内楽が1番充実してるジャンルだと言ってもいいよね。
>>1-7 の人は少なくともモーツァルトイヤーとかがきっかけの「にわかファン」では
ないとお見受けします。
「レプティリアン」でググるととんでもない陰謀に気づいてしまう罠
ピアノ四重奏曲の変ホ長調のが好きだ。
12 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 12:23:15 ID:PyOkx7dg
弦楽トリオK563のお薦め演奏はどれでしょうか?
13 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 12:25:33 ID:Rz6qo+4o
フルート四重奏曲ニ長調っていいよなあ。有田のフルートではまった!!超楽しげな音楽♪
>>13 あれはいい演奏だと思う。手元に置いて時々聴くなぁ。
>>12 グリュミオーのトリオなんてどうかな。
>>9 さんが言うように曲が充実しているから、
どれもなかなか捨てがたいが、
ヴァイオリン・ソナタ25番KV301ト長調かな。
でもケーゲルシュタット・トリオやピアノトリオもいい。
バソンとチェロのための二重奏KV292もあまりメジャーではないけど
いい曲だから聴いてみて。
15 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 13:54:06 ID:PyOkx7dg
>>14 >
>>12 > グリュミオーのトリオなんてどうかな。
ヴァイオリンの美音を楽しめますよね。ウィーン風の名演ってないかな?
> バソンとチェロのための二重奏KV292もあまりメジャーではないけど
> いい曲だから聴いてみて。
これってバソンのために書いたの? ファゴットじゃなくて? パリ時代なのか。
16 :
14 :2006/11/21(火) 14:25:16 ID:epRRN7Ss
IDが違うかもしれないけど、14です。
>>15 KV563について
ウィーン・ムジークフェライン四重奏団のメンバーでキュッヒルらの演奏があるみたいです。
レーベルはDG。
聴いたことはないので何ともコメントできないんですが。
KV292について
よく聴いている盤がバソンだっただけで、もともとはファゴットみたいですね。
トゥルコヴィッチのカメラータ盤はファゴットです
ファゴット2本のための曲という話もあるみたい。
トゥルコヴィッチのカメラータ盤ではファゴットとチェロのパートを一部入れ替えて演奏してます。
デュルニッツ男爵に作った曲のようです。
1775年初め頃、場所はミュンヘンだとか。
17 :
15 :2006/11/21(火) 15:50:57 ID:PyOkx7dg
>>16 > IDが違うかもしれないけど、14です。
レスありがとうございます。
>
>>15 > KV563について
> ウィーン・ムジークフェライン四重奏団のメンバーでキュッヒルらの演奏があるみたいです。
> レーベルはDG。
> 聴いたことはないので何ともコメントできないんですが。
ムジークフェラインSQメンバならウィーン風でしょうね。聴いてみたいなあ。
> KV292について
> よく聴いている盤がバソンだっただけで、もともとはファゴットみたいですね。
了解です。
> ファゴット2本のための曲という話もあるみたい。
私の持っている楽譜(USの出版社)には For: Two Bassons とあります。
私の持っているCDも2本のファゴットです。Gode とHeardという人でした。
これって意外にCD出てないんですよね。チェロとコンバスのデュオなんてのは
結構ある。
18 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 16:38:38 ID:qNeaLdjL
ピアノ、クラリネット、ビオラのための三重奏曲が好き。ぜんぶ速くも遅くもない楽章で構成されているのもユニークだし。 編成も面白い。演奏したら楽しいだろうなあ、って思える曲。 ファゴットとチェロのためのソナタ、良いですよね。
19 :
14 :2006/11/22(水) 10:58:44 ID:SLBFyjoz
>>17 クラリネットやトランペット2本なんていう編曲もあったような。<KV292
>>18 KV292好きに賛同してくれる人がいて嬉しいです。
20 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 14:29:20 ID:7XTaS5xA
>>19 でもあまりCDがないような・・・K292。
21 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 15:03:12 ID:GUnq2BuR
K.292は曲の性格からしてファゴット・ソナタと呼ぶべきと思う。 それと、この曲の最初の部分はファゴット協奏曲の出だしとなんとなく似てる気がする。
22 :
14 :2006/11/22(水) 16:01:05 ID:uAwEpch0
>>20 確かに。探すのに結構苦労しますね。
結果1枚もののマイナーレーベルのCDを買うと高いんですよね。
ブリリアントの全集にも入ってないし。
iTunesにはあった気がする。
>>21 ファゴットがメインなので、そう呼ぶのがふさわしいかもしれないですね。
家に帰ったらファゴット協奏曲と聴き比べてみようっと。
23 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 18:45:52 ID:7XTaS5xA
ファゴットとチェロのためのソナタ で、なんかお薦めCDってあるのかな〜。 モーツァルトの室内楽の中で、なぜかこの曲だけが録音が少ないし、知名度も低い気がするんだけど・・・・。
24 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 19:02:01 ID:OcmAt+i1
弦楽五重奏のお勧めあったらおしえて アルバンベルクにするかな〜と
25 :
名無しの笛の踊り :2006/11/23(木) 02:48:16 ID:xGRudvFl
>24 私も知りたい、っていうかあまり気に入る演奏がないのですが、 よくあるK515とK516のセット(ABQもこれですよね)ですと アルティス四重奏団+シュニッツラーというのが気に入っています。 ABQも立派ですけど少しくどいかな、と。 この2曲はケッヘル番号500番台(なの)であこぎに演奏するとちょっとくどくなっちゃう。
>よくあるK515とK516のセット 世間一般では、この2曲がダントツで有名なんだけど、私個人的には K.593とK.614のほうが好きです。
27 :
名無しの笛の踊り :2006/11/23(木) 23:24:38 ID:vjWauExw
ホルン五重奏曲を買ってきた。これから聴きこむ。
>>26 K,593好き。
28 :
14 :2006/11/24(金) 09:11:25 ID:Nsiokgaj
上のバソンじゃないでしょ。
30 :
名無しの笛の踊り :2006/11/24(金) 14:59:11 ID:4RagGGju
>>28 バソンでの演奏!
と色めき立ったが、バスーン、だよね・・・
32 :
14 :2006/11/24(金) 17:22:43 ID:VMHFu9J0
家に帰ってCDを見てみたところ、
私の
>>28 のレスのバソンのところが間違っていました。
皆さんご指摘のとおり演奏者のところに「Bassoon」とありました。
脳内変換していたんでしょうか、お騒がせしました。
ちなみに、みなさんBasson(バソン)でのKV292のCDってご存じないですか?
あったらご教授願いたいです。
33 :
名無しの笛の踊り :2006/11/24(金) 17:43:28 ID:4tK9UUkv
34 :
33 :2006/11/24(金) 17:47:59 ID:4tK9UUkv
35 :
sage :2006/11/25(土) 21:56:59 ID:TVZY9PWO
>24 古楽器による演奏ですが、クイケン四重奏団と寺神戸亮の全集がお薦めです。 有名なK.515とK.516の演奏はもちろん、なんといってもK.593とK.614が素晴らしいです。 透明感のある演奏で、曲のもつ構造がクリアに浮かび上がってくる感じがします。 これらの曲やハイドンセット以降の弦楽四重奏曲を聴くと、モーツァルトにも 「後期」と呼べるような作曲様式の一層の深まりがあったんじゃないかと思えてきます。 ちなみに、クイケン盤では初期のK.174もいいですよ。
36 :
名無しの笛の踊り :2006/11/26(日) 04:22:20 ID:cbsUqLaZ
>>35 私はそのクイケン盤も持っていますが、それよりモニカ・ハジェットや
パヴロ・べズノシウクらのハウスムジークの演奏のほうが好きです。
伸びやかで軽快な演奏です。
K515、516、593、614がヴァージンから2枚組(輸入盤)で出ています。
K.515とK.516の演奏は国内盤のソニーから出ているビルスマらの
ラルキブデッリも素晴らしい。
いずれもクイケン盤はちょっと丁寧すぎというか、
多少型にはまりすぎて堅苦しさを感じてしまいます。
37 :
35 :2006/11/26(日) 16:09:14 ID:TliaEeSl
>>36 その録音は知りませんでした。今度聴いてみようと思います。
ありがとうございました。
38 :
名無しの笛の踊り :2006/11/26(日) 22:41:14 ID:O0PNfpmY
>36 私はハウスムジークよかクイケンらのほうが好きですね。 ハウスムジークは確かに達者なんですがねえ。クイケンたちのほうが味わい深いかなあ、と。 私が最近個人的にクイケンファミリーの価値を再認識してる、ってのもあるんですが。
39 :
名無しの笛の踊り :2006/11/27(月) 10:03:58 ID:lp/Nsrzv
演奏とは関係ない話ですが、クイケンのは最後の2曲(K.593,614)が別CDに なっているのが気に食わないです。 K174とK614のCD K406とK.593のCD という収録順になってる。 その点ハウスムジークは続けて同じCDにカップリングされてるので聴きやすい。 この2曲を続けて聴きたいんですよね。 変な拘りですかね?
40 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 06:21:47 ID:b0qnURGA
セレナード系、ディヴェルティメント系、ドイツ舞曲系 は、けっこう有名なのが多いけど・・・ カッサシオン系、コントルダンス系、などで有名のないかな
41 :
名無しの笛の踊り :2006/12/02(土) 02:51:40 ID:B/dvATcX
K.593が好きだな。 現在のマイブームは遅まきながらヴァイオリンソナタだけど。
42 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:04:15 ID:sLkbfmNx
オーボエ四重奏曲最高。 協奏曲より さらに魅力的。
>>12 K563はBell'Arte-Ensemble(Lautenbacher、Koch、Ostertag)とか
いうやつが神
K304が好き。 なぜか雪が降ると聴きたくなる。
45 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 02:54:57 ID:kcnoWSvd
弦楽三重奏ディヴェルティメントにハマってる モーツァルト・トリオの(デンオン)と、 クレーメル/キム・カシュカシアン/ヨーヨー・マのの(ソニー)二枚持ってるけど、 どっちも好き ヘッドホンで聞くと、三種類の弦の聞き分けが容易で楽しい
46 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 08:39:29 ID:FItt1Les
>>45 とくに、最初の三つの楽章は、
「ディヴェルティメント」という名前が似合わないほどに
音楽に深みがありますな。
47 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 20:49:09 ID:kcnoWSvd
第2楽章の弦のやりとりがたまらねっす。本当に面白い
48 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 22:25:08 ID:pFWL+sNN
>>8 kv617今日の毎日mozartでやってました 617aも少し
没後200年でNHKFMの丸一日特集で聴いて以来好きな曲です
残念ながらピアノによる演奏だったね。。。チェレスタならまだしも
50 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 23:13:37 ID:WjjrFR2b
ハイドン・セットのCD買ったよ(ジュリアード/1977) すごいな、モーツァルトって人は・・・よくこんな曲を書けるものだと驚嘆
51 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 00:05:27 ID:JZq6X7jR
>>50 そのうち何番が特に気に入った?
自分は現在k563を聴いている。
>>43 のも探してみようかな。
52 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 01:04:59 ID:K6DKzkzh
弦楽五重奏6曲は驚嘆すべき傑作なのに CDとなると驚くほど種類が少ない 三大交響曲とかもういいからこっちを出してくれ
>>52 弦楽四重奏に、ヴィオラの1名を加える(誰か連れてくる)のが
ネックになってるんじゃない?
明日のジョー2(TV)で白木葉子が正月でオープンリールデッキで聴いてたのが クラリネット5重奏だと2ちゃんで見て、ハーゲン四重奏団のCDを買って聴いて みた。 ジョー2は観てなかったから分からんが、カップリングのディベルティメ ント1〜3も良かった。 弦楽四重奏で演奏するディベルティメントNO.1は初めてだったがすばらしかった。 ハーゲン四重奏団も好きになったのでハイドンセットなども探してみたい。
>>52 ブダペストSQなんか4回も録音してるけどCD化されてるのは2種類だけだよね。
全部CD化してほしい。
>>51 15番と不協和音が気に入りました
15番は暗くて美しい、実に素敵な曲であります
不協和音は出だしがたまりません
ハーゲンSQって、確か弦楽四重奏曲全集出してますね モーツァルトのなら全集買っても、多分満足できそうな予感 ハーゲンの全集にするか、アマデウスのにするか悩み中
ホルン五重奏曲のCDが店頭に見当たらないな。 アマデウスは録音年がかなり古いのではないか?
>>57 アマデウスに特別な思い入れがあるのでなければ、ハーゲンにするが吉
>ジュリアード/1977 15番いいね。ゴリゴリ感が。ABQ旧番よりよかった。 K.464もジュリアードのほうがいい。
62 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 19:31:56 ID:SXhI31UK
教会ソナタいいですね。 これもマイナーな曲の部類でしょう。
63 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 19:59:30 ID:5qr2Dj+Z
ハイドンセット アルバンベルクは大丈夫?
旧盤(テルデック)はそれほどメカニックじゃない。結構流麗。K.428がよかった。 EMIの新盤は聴いてない。
65 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 22:32:13 ID:oKxY6h8V
>57 あんまりいろいろ聴いているわけではないけど、 ハーゲンのプロシア王セットは良かったよ。 演奏のことはそれほど評価するだけの経験がないけど、録音が良かった。 スマソ。ピュア板住民なんで。
66 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 22:41:09 ID:9p+dVqSe
>>63 安いから心配、という意味なら(演奏内容は)大丈夫だがw
テルデック期のABQではプロシア王の3曲がお気に入り。 ニ長調のK499にしろハイドンセット6曲にしろ、この時期の モーツァルトはスタンダードな名演と思う。 EMIのは一度聞いたきり棚の奥で埃かぶってますがw
69 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 22:58:10 ID:oKxY6h8V
>63 まぁまぁかな。でも録音はイマイチ。 いろいろあたれば、きっともっといいやつがあると思う。 スマソ。ピュア板住民なもんで。
>>43 ベルアルテのK.563は古いVoxのLPもってて一時期愛聴してた。
神、とまでは思わないけど自分も好きだった。いぶし銀のような地味さがむしろ心地よい。
1973年10月録音と記載されてる割には録音が今ひとつ冴えないのが惜しいけど。
>>42 の書き込みを見てオーボエ四重奏曲を聴こうと、ブリリアントのCDを
注文してみました。楽しみ
Vn.ソナタ全集は誰のを聴いてる? 自分はスズケ。すっきりしてる。ピアノの音は大きいとこもある。
73 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 20:33:00 ID:3kkx8pnj
Vnソナタはいろいろ聴いたけど、結局はゴールドベルクのものがいい。 ルプーとのデッカ盤。 クラウスとのSP録音も含めて。 次点はハスキル/グリュミオーか。
本当にお前らは、まるで避けてるみたいにピリオド系を聴かないんだな。 古楽器ばかりというのもつまらないが、モダンと古楽器両方聴いてみる 楽しさもあるんだよ。 それとも全く受け付けない古楽器アレルギーなのか?
75 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 21:06:45 ID:CKGcmV2+
TOCC0002モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番, 第24番, 第27番(チェロ編曲)(クニャーゼフ) というのを聞いていて、こういう発想は古楽器にはないわけだ。 なんつうか、ベートーヴェンの初期のチェロソナタのように響くなんとも 不思議な室内楽。モーツアルトがオリジナルのチェロソナタを遺してくれなかった のに腹が立つ!怒りだ!バルトークとモーツアルトはチェリストの敵だよ全く。
>>74 ヒロ・クロサキがなかなか安くなんないからな。避けてはいない。
90年代は古楽器マンセーだった。オケも。
ブダペストSQの弦楽五重奏曲全集、とってもいい。3枚組2,980円。 モーツァルトの弦楽曲は最高だ
>>73 ゴールドベルク/クラウスはPearl?あれ4曲しかないよね。
復刻具合はどう?
79 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 22:56:48 ID:3kkx8pnj
>>78 俺が聴いたのは東芝EMI
K.296, K.377, K.378, k.379, K.380, K.481, K.404 の7曲。
復刻はかなりよかったと思う。
80 :
78 :2006/12/15(金) 23:26:59 ID:SybDq0fh
俺はフィリップスから出てるグリュミオー/クリーンのやつを良く聴く。
今までは、モーツァルトは「お上品な作曲家」ってイメージだったが、 弦の曲聴いたら考え方が180度変わった・・・ 彼がいかに優れた芸術家であったか思い知った気がする
83 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 13:43:08 ID:hPz+U3vu
>>81 同じく。
グリュミオーってモツの定番の扱いがされているから却って避けていたんだけど、
やはりすごいと思った。
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ . 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l . ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ :ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ ::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ ::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な! :::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::/// :::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
K.379でこれ!という演奏はどれ? グリュミオー/ハスキルばかりだとわからなかった・・
ども43です
確かに神は言い過ぎかもしれないが、ホントいい演奏だよ
ちなみに
>>70 氏の言ってるVox盤はチェロがThomas Blees氏の
別演奏ではないだろうか?
自分が持ってるCDは85年?録音で、音が冴えないっていう感じでは
ないと思う
あいにくVox盤は聞いた事がないので、どっちの演奏がいいとかの
比較ができないのが残念
90 :
70 :2006/12/19(火) 12:04:24 ID:mq68410M
>>88 どう読めばそう取れるのか???
ベルアルテは好きな演奏で愛聴してたって書いてるのに・・。
>>89 確かにチェロはトーマス・ブリースです。
なるほど、自分のは旧録音だったか。今度新盤も探してみよう。
ほかにK.563の古い演奏だと、パスキエ・トリオをいまも時々聴きますね。
ハーゲンSQの弦楽四重奏曲全集を注文しますた 早く届かないかな〜 楽しみ
92 :
名無しの笛の踊り :2006/12/21(木) 23:13:16 ID:Ep4/Juvl
563も593もどっちも好きだ。 今はプロシヤ王セットにはまっている所。
孤立した作品であるK.499も大好き。 みんなも忘れないでね。
94 :
名無しの笛の踊り :2006/12/22(金) 19:54:50 ID:U5kHNxRi
久しぶりにK.502とK.548のピアノトリオ聞きました。 演奏はシモン・ゴールドベルク(Vn)、ジョアナ・グラウダン(P)、ニコライ・グラウダン(Vc) の米デッカ録音。いつもながらゴールドベルクのモーツァルトは本当に素晴らしいね。
95 :
名無しの笛の踊り :2006/12/22(金) 23:33:13 ID:oAqT/XEW
ラルキブデッリのK515とK516は名演ですね。特に両曲の終楽章が素晴らしい。 モザイクカルテットの後期弦楽四重奏曲集もイイ。古楽器では一番気に入っている。
96 :
名無しの笛の踊り :2006/12/23(土) 14:33:09 ID:f3YWVBkE
>>95 ラルキブデッリは弦楽三重奏のK.563も名演ですね。
弦楽五重奏曲第1番てすごくいい曲だ 聞いていると落ち着く
K498以降K500番台の室内楽はどうも苦手だ。 なんか技巧に走っていて悪意みたいなの(?)が見え隠れする感じ。 ケーゲルシュタットトリオ、K526、K563、プロシア王セット... それまではもっと天衣無縫な感じだったのに。 K600あたりを超えるとまた純粋な感じに戻ってるんだけど。
>>93 いい曲ですね。ザロモン四重奏団のしか持ってないけれど、気に入っています。
>>98 自分はK563は特に好きだけど、98さんの言ってること分かる気がします。
101 :
名無しの笛の踊り :2006/12/25(月) 18:51:35 ID:mpZRK43k
独ハルモニアムンディのモーツァルト・エディションVol5ってのを買ってみたんですが、 これが結構いける。ハ短調の弦楽五重奏曲とかクイケンのヤツよりイイかもしれない。 アンドレアス・シュタイアーがフォルテ・ピアノを弾いてる2曲のピアノ四重奏曲も 大変良い。かなりお買い得な3枚組みでした。 ≫97 全然目立たないけど、イイ曲ですよね。同時期のウィーン四重奏曲と 比べてはるかに充実した曲だと思います。第2楽章が特にイイ感じです。 ≫98 言いたいこと、なんとなく分かりますよ。技巧に走ってるというか、なんか濃厚なんですよね、色んな意味で。 僕はそういうモーツァルトも個人的に大好きです。陰りが濃い表現や複雑な対位法等がこの時期の魅力でしょうかね。 そういえば、ハイドンやベートーヴェンも中期から後期にかけての時期には同じような現象が起きてますね。
>>101 そのセットは3枚とも良い演奏ですね。
その中でも、私はオーボエ四重奏曲が一番好きです。
というか同曲の中で一番好きな演奏かも。
103 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 00:52:16 ID:Li/r0b9j
≫102 オーボエ四重奏曲もイイですね。 僕はフルート四重奏曲第1番が印象的でした。これは出だしからハマりました。 実はこのシリーズのVol7(宗教音楽集)も持ってるんですが、こっちも悪くないですよ。 ・クイケン指揮の「悔悟するダヴィデ」K469&アヴェ・ヴェルム・コルプスK618 ・コレギウム・アウレウムによるミサ・ブレヴィス集 ミサに関してはペーター・ノイマンの選集の方が良いですが、普通に聞く分にはこちらでも問題なしです。 他の巻はよく知らないのですが、このシリーズは全体的に一聴の価値がありそうな予感がします。 …っていうかスレ違いスマソm(__)m つい語ってしまいました。
>>98 そうかー
オレは500番台は好きな曲が多い
それまでとは違う境地を開拓している印象
105 :
98 :2006/12/26(火) 01:33:34 ID:3cwVf4/c
好悪はどうあれなんとなくわかってもらえてうれしいです。 確かに"濃い"ですよね。なんというのかな、マニエリスムみたいな感じなんです。 同時期の交響曲なんかも技巧的ですが、そういう暗部を感じさせるのは室内楽なんだなと。
>>16 KV563について
ウィーン・ムジークフェライン四重奏団のメンバーでキュッヒルらの演奏があるみたいです。
レーベルはDG。
う〜んと,このディスクは,LPで持っています。20年前はよく聴きました。
最近は聴いていないので,当時の印象を記憶から掘り起こしつつコメントします。
キュッヘルのリードする演奏は,基本的にはウィーン風のものです。
しかし,キリリと引き締まった節度のある歌い方をします。
この演奏でとくに私が好きだったのは,第5楽章のメヌエットの歌わせ方です。
実にしなやか,かつ,優美なアーティキュレーションで歌うキュッヘルの
趣味のよさが光ります。フィナーレのロンドも軽快でよかった。
他方,ビオラが若干弱いと感じました。そのため第4楽章はちょっともの足りない
と感じるかもしれない。
ともかく,K. 563 のファンなら,一度は聴いてみる価値のある演奏です。
107 :
106 :2006/12/26(火) 02:19:28 ID:U8rN3ehn
訂正。 > この演奏でとくに私が好きだったのは,第5楽章のメヌエットの歌わせ方です。 実にしなやか,かつ,優美なアーティキュレーションで歌うキュッヘルの 趣味のよさが光ります。 ×メヌエット ◎トリオ
これか POCL-4254 ウィーン・ムジークフェライン四重奏団 Musikverein Quartet Vienna キュッヒル Rainer Kuchl (vn), シュタール Josef Staar (va), バルトロマイ Franz Bartolomey (vc) 1979年2月、ウィーン CD [POCL-4254] t=42'35
109 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 05:49:57 ID:nFYpnHz7
>>98 500台も好きな曲多いけど、
こういう意見も面白いな
弦楽五重奏曲は、スメタナ+スークとブダペスト+トランプラーの両方があれば それで満足。 弦楽四重奏曲は、全集はイタリアSQを最もよく聴くが、スメタナのハイドンセットや ズスケのウィーンセットもそれぞれ性格が違うので よく聴く。
111 :
名無しの笛の踊り :2006/12/29(金) 21:57:19 ID:IzDVi3HT
>110 弦楽五重奏は納得いく演奏がすくないですよねえ。 K515をウィーン室内合奏団が弾いたのがおっとりしたウィーン風(?)で好きですね。 弦楽四重奏もウィーンカルテットのが好きですね。単にウィーン好きなのかも
112 :
名無しの笛の踊り :2006/12/30(土) 15:24:12 ID:uSgn44tk
今夜だよ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ありがとうアマデウス!これからもモーツァルト! チャンネル :BShi 放送日 :2006年12月30日(土) 放送時間 :午後9:00〜午後11:00(120分)
113 :
名無しの笛の踊り :2007/01/01(月) 11:26:27 ID:VZzHRatg
ハイドンセットの15番でお勧めディスクありませんか?演奏も録音も。 手持ちは2枚。EMIのアルバンベルクは、録音がもう一つすっきりしない。 ハーゲンはかなり期待して買ったが、録音はとても良いが、少しスローじゃない? ハーゲンは昔は速いという批判も聞くぐらいだったのに。 テンポだけじゃないかもしれんが、第1楽章11:27だぜ。 ショップでエマーソンQとか、ウィーンQとか見かけるが。
ハーゲンSQの全集届いター これから聞く
115 :
113 :2007/01/05(金) 21:09:12 ID:Eod1aWjV
15番今日3枚買ってきた。合計5枚。他にそういう買い方をした曲はない。 アルバンベルクの別のやつと、スメタナQ、ウィーンなんとかハウスQ。 どれも録音が満足できない。 結局ハーゲンか。録音はダントツで、弦が弦らしい音色で豊かに鳴る。 DGだが、同じDGのハーゲンQプロシア王セットも録音は良かった。 DGだからいいのか、ハーゲンだからいいのか。
ジュリアードとハーゲンの第15番聞き比べたけど、かなり違う とくに第4楽章が全然違う。 ハーゲンは音の強弱やテンポの変化をつけてる キビキビした演奏という感じ ジュリアードは…とにかく美しいの一言に尽きる 自分はこれ聞いて、モツの凄さと弦楽四重奏というジャンルの面白さを知ったから どうしてもジュリアードマンセーになる ちなみに、2種類しか持ってません
118 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 03:52:19 ID:n7dSIOai
≫115 モザイクカルテットのはどうですか? 古楽器ですが…。
119 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 12:29:42 ID:yazttoQo
120 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 12:57:36 ID:bZX2qySG
オーボエ4重奏曲の話が出てたけど、 俺を信じて、本間を聴いてみるべし。 他の収録曲も素晴らしい。
オーケストラを伴う曲は指揮者の特徴などが出て、好き嫌いが出てくるが、 相当古い録音は別にして室内楽は大体が素晴らしい演奏(CD)だと思うけど。
モノだから録音は良くないが(マスタリングは良好)ヴェーグの15番は鄙びた雰囲気が良し。 現代的でメカニックな演奏はちょっと、という時に聴いてる。 ジュリアードの日本盤は80年代のマスタリングだから録音年以上に古く感じる。
124 :
115 :2007/01/06(土) 20:59:43 ID:BVRd2qDg
皆さん情報どうも。 よく見たらウィーンSQの15番持ってた。。。計6枚か。 これも満足できない。 ジュリアード興味あるな。 クイケンってどうですかね。ハイドンの五度や皇帝は良かったが。 古楽器って何が違うのかよくわからない。モザイクもですか。 素人質問ですみません。。。
125 :
115 :2007/01/06(土) 21:10:03 ID:BVRd2qDg
連投ごぶれぃ。 >121 交響曲だと、曲ごとにずらっとディスクが並ぶから、違いが大きいのかしら。 でも、室内楽もかなり違う。演奏もだけど、録音状態も。 最初に聴いたやつの影響が大きいよね。 最初のやつが気に入って愛聴盤になれば、それが幸せか。 ドボのアメリカは今も愛聴盤だが、最初にカルミナ聴いたから、イメージが強烈過ぎて 他のが(といっても他はヤナーチェクだけ)聴けなくなってしまった。 ハイドンなんかは、最初にクイケン聴いたからか、後から聴いたカルミナのは 少しやり過ぎじゃないかと思うのにね。
弦楽五重奏曲第2番に影響されてセレナード第12番聴いてみた いい曲ですた
スミソニアンSQの5枚組(Virgin classics 00946 372778 2 9)の演奏がとても気に入りました。 ハイドンセット6曲に加えて2曲の弦楽五重奏曲、弦楽三重奏曲K563、オーボエ四重奏曲K.370も入っていてとてもお得。 古楽器が苦手という方もぜひ聴いてほしい。
128 :
115 :2007/01/10(水) 22:24:36 ID:E6CRgQS0
15番ふぇち報告。 クイケンとジュリアード買ってきたけど、両方とも満足できなかった。 クイケンは、まぁこんなもんかなって思うけど、ハイドンならともかく、 モーツァルトはもう少し響きのある方がいいな。 ジュリアードはファンも多いようなのでいいにくいが、録音が糞。 ビオラがあんなにでっぱったディスクは初めて。またその音色が異様に変。 8枚買ったんで、もう諦めます。
8枚も買って全部ダメとか、どんだけ神経質なんだよ 単に曲が好みじゃないだけじゃないの
>>ハイドンならともかく、モーツァルトはもう少し響きのある方がいいな。 ハイドンとモーツァルトで演奏方法が違うわけ? 古楽器が嫌いなだけっていう感じだね。
>>130 15番は、ハイドンとモーツアルトの個性の違いが一番出てる曲なんじゃ
ないかしらん。「やわらか悲しい」というか。
逆にハイドンの「7つの言葉」なんて神々しくて、モツには書けない。
13番では、それほどハイドンと距離がないのに。
「十字架上の七つの言葉」は、オリジナルの管弦楽曲版が好きだなあ。
133 :
115 :2007/01/11(木) 21:31:04 ID:7kDT86nR
>129 いえ、15番を愛してるのです。オーオタの端くれなんで、選択肢がせばまるのかも。 >130 古楽器が嫌いなだけっていう感じだね。 上にも書いたと思うけど、五度や皇帝は3枚ぐらいの中で、クイケンが良かった。 ハイドンの曲は、変な響きや個性をつけず、淡々とスコアをこなしてもらうのが良くね? まぁ、単なる好みの問題といえば、その通り。 >131,132 その曲聴いていない。今度聴いてみます。
134 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 01:02:10 ID:4hSQA+p5
≫133 モザイク四重奏団のを激しくオススメします。 同じ古楽器でもクイケンとはエラい違い。 バラで買うより14〜23番がセットになった箱物で買う方がお得。
>>128 録音が糞とか言われると、薦めた俺がバカみたいだな
もうちょっと言葉選べよ
まあ、ハンパなオーヲタはタチが悪い、っつーのはあるかも。 録音の悪いディスクなんてない、悪いシステムがあるだけだ! くらいの境地にならんとw
137 :
115 :2007/01/12(金) 07:24:48 ID:ovICqEiK
>134 そう遠くないうちに、いってみることにします。 でもこの間買いあさったので、15とペアのやつほとんど聴いていないし。。。 >135 すんません >136 ピュア板、なんか昨日から全部過去ログ落っこちてます。どうしたんでしょう?
138 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 08:03:46 ID:ovICqEiK
ところで、これまであまり考えたことなかったけど、 クラ板の人って、どんなメディア、システムで音楽聴いてんですか? やっぱCDの人が多いんですよね? システムはipod〜ミニコンポ〜ハイエンドですか??
ハイエンドに何とか引っかかるかな、位のシステムで聴いてます。 ハーゲンは確かに録音いいね。 前方5mあたりに奥行きをもってピシリと定位する感じ。 体の動きもわかるみたいだ。 14番の4楽章が特にお気に入り。
140 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 22:44:21 ID:igPnKm6f
第14番第1楽章は最高だ(´ー`)y─┛~~
141 :
名無しの笛の踊り :2007/01/13(土) 11:01:35 ID:N5v/NPsb
18番の第1楽章のほうが良くね?
ディヴェルティメントっぽいけど、ミラノ四重奏曲いいな。
143 :
名無しの笛の踊り :2007/01/15(月) 20:57:13 ID:GOpcqpCp
>139 主だったとこで。全部でおいくら? 300万ぐらい?もっと??
不協和音の出だしは本当にすごい ショパンの別れの曲なみの美しさ
>>143 オーディオ機器のグレードのやり取りは他でどうぞ。
興味がないから知らないけど、たぶんそんなスレがあると思うよ。
>>143 139ですが、オーディオは門外漢なのですが、購入して目移りしないよう、
ちょっと奮発してタンノイ、マッキンなどでそろえました。
定価で600万位。
残念ながらハーゲンSQの演奏は自分には合わなかった あと、紙ケースが窮屈すぎてCD出しづらいのが困る
150 :
名無しの笛の踊り :2007/01/19(金) 22:34:23 ID:R+akJrSe
>139 600万かぁ。ちょっと負けたか。 おら、200万だ。だいぶか。。。 でも、オーヲタ度は少し勝ってるかな。
バリリのは、(ベートーヴェンも)いつまで経っても高いですね。 高くても売れるってことなんでしょうね。l
153 :
名無しの笛の踊り :2007/01/24(水) 02:24:43 ID:XwLiNIRf
K563は何回聴いても最高だぜ
パスキエ・トリオ買いそびれた
>>153 今入手できるK563のお奨めを教えてください。
一枚だけポツリと出たベルチャSQって聴いた人いますか?
157 :
115 :2007/01/28(日) 20:10:27 ID:edhna3On
ハーゲンの17番が愛聴番になりました。たくさん買った甲斐があった? 17番は第1楽章がポピュラーすぎて、あまり好きになれなかったが、 やっぱり録音が良いし、第2楽章など、他の楽章も素晴らしい。 でも、第1バイオリンはハーゲンよりアルバンベルグの方が上手。
158 :
名無しの笛の踊り :2007/01/28(日) 21:12:06 ID:7Pv2DrpE
159 :
名無しの笛の踊り :2007/01/28(日) 21:28:08 ID:7Pv2DrpE
SQ第13番はなかなかいい曲だ
160 :
名無しさん@お腹いっぱい :2007/01/28(日) 21:35:55 ID:+Tjf2FtX
ほかに番号の小さい弦楽四重奏でなかなかいいってないですか?
161 :
名無しの笛の踊り :2007/01/28(日) 21:46:59 ID:7Pv2DrpE
第1番がいいよ これはなぜか4楽章ある
162 :
名無しの笛の踊り :2007/01/29(月) 05:13:29 ID:5zl7Fpq8
ハーゲンSQのをヘヴィーローテで聴いていたら、だんだん気に入ってきた ベト後期のセットでないかな〜
163 :
名無しの笛の踊り :2007/01/29(月) 10:37:50 ID:V0DPFUFz
オーボエ四重奏曲っていい曲だな。 とくに、終楽章の甘美な主題が最高。
SQの若い番号の曲はイタリアSQがのびやかでいい。 もちろんハイドンセットもお気に入りだが。
165 :
名無しの笛の踊り :2007/01/29(月) 14:48:40 ID:SeNUTIeU
ここの皆さんは、ヴァイオリンソナタでは何番が好きなんだろう? 自分は25番と35番。(ト長調ばっかw)
>35番ト長調 同意。 アダージョから突然短調のアレグロに入るところは何度聴いてもゾクゾクする。 25番もいいけど。グリュミオー(pfハスキル)ではこれが一番好き。
ヴァイオリンソナタは、グリュミオー・ハスキルの1枚しか持っていないのだけで、 もっと他の曲を聴きたい。お奨めがありますか。
↑「持っていないのだけで」⇒「持っていないのだけれど」に訂正。
170 :
名無しの笛の踊り :2007/01/30(火) 21:05:52 ID:Hxpz0SWZ
171 :
115 :2007/01/30(火) 22:02:21 ID:AhN6ItRH
>170 第15番で良いのは見つかったかい? うんにゃ。あの後は買っていない。モザイクは遠からず買ってみるけど。 オーヲタのわらしは、録音の良いハーゲンの15を好きになろうとよく聴いているのだが、 ハーゲンが演奏うまいっすかぁ? 17番第1楽章の第1バイオリンはアマチュア並みでね?速いところ乱れまくりじゃん。 自分の15番Bestは、今のところ、最初に買ったやっすいEMIのアルバンベルグか。 最近聴いてないけど。
172 :
名無しの笛の踊り :2007/01/30(火) 22:39:47 ID:Hxpz0SWZ
本当に極端なこと言うね、あなたは
173 :
名無しの笛の踊り :2007/01/30(火) 23:47:09 ID:m43Me/0U
>>167 グリュミオー&クリーンのが気に入ってたりするんだが・・・
あといっそオイストラッフ
174 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 00:27:46 ID:c4P52Sak
シェリング&へブラーとズスケ&オルベルツも魅力あり
175 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 00:37:00 ID:+qxdZYxx
176 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 06:04:56 ID:+qxdZYxx
>>171 ABQのセットって、弦楽五重奏曲も入ってるやつかい?
167です。 みなさん、有難うございます。 今は、演奏者の違いより、ヴァイオリンソナタの曲数を増やしたいので 曲目を参考にして選びます。
178 :
115 :2007/01/31(水) 23:05:00 ID:rXvvMNwt
>176 ABQのセットって、弦楽五重奏曲も入ってるやつかい? ちゃう。14&15、16&17、18&19で3枚出てるやつ。これの14&15。 ジャケットは同じ4人の顔が並んでるやつ。 ABQは、もう1枚持っているけど(15&16&20)、録音時期は10年ぐらい違うんだけっかな。 ABQの演奏は、他より少し速い。しかし、破綻はない。
179 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 23:25:59 ID:BLBtHmkn
>>177 ヴァイオリン奏者により違いって面白いもんな。
俺も最近モツのヴァイオリンソナタに凝っている所です。
いい曲が多いのは知っているんだけど、
なにせモツは各ジャンルに名曲が多く、それぞれ長く愛着を抱いてしまい
ようやく最近凝りだした。
180 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 23:30:17 ID:BUfbFCqG
弦楽四重奏曲は何か足りないっていうか、手抜きに聞こえる。 弦楽五重奏曲はいいけど、どうして弦楽六重奏曲を書かなかった? 楽勝で弦楽五重奏曲以上の名曲を書けただろう。
俺もヴァイオリン・ソナタ、いい演奏がないかと思い、 ゴルトベルク&ルプー、シェリング&ヘブラー、ズスケ&オルベルツ などいろいろ聴いてみた(どれも悪くない)が、 今のところ、一番気に入っているのは、デュメイ&ピリス(DG)。 でも出てるのは一枚だけ。なぜ続編が出ないのか、不思議。
182 :
名無しの笛の踊り :2007/01/31(水) 23:39:20 ID:NyNlNfkl
183 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 10:14:59 ID:bFHn2Xbo
弦楽六重奏曲か…ブラームスしか思いつかないな
184 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 10:16:53 ID:mk9c4xxH
セックステット
>>180 その論法でいくと、弦楽三重奏はもっと手抜きってことになるなw
K563を聞けば、楽器の数は本質的じゃないことがよく分かるね
>>181 デュメイ&ピリスはいいね。曲が重なってるせいか聴いてるとグリュミオー&ハスキル
の名演を強く思い出す。あれをさらにきめ細やかに現代的にブラッシュアップした印象。
じゃあ、バッハの無伴奏はもっと手抜き? 冗談はこれくらいで、 弦楽四重奏は第1、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと 弦楽合奏の基本を最小限に切り詰めた各パート1人という内容の濃い編成だと思いますよ。 ・・・と個人的に解釈してます。 音楽の学問的な知識は無いので間違っていたら教えてください。
187 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 10:59:08 ID:bFHn2Xbo
ハイドンセットも第20番以降も聞きまくったんで、今は前期を聴いてます
188 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 18:47:59 ID:mdsCvrCq
≫180 ハイドンセット以降の10曲までもが手抜きに聴こえるのなら、それはちょっと問題有りかと…。 ちなみにヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲なんてのもあるけど、これも充実した作品ですよ。
189 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 19:22:28 ID:Zk5Lrk07
2曲あるヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲の後の方の変ロ長調K.424は アダージョの序奏がついた堂々たる作品。 2つの楽器でこんなにも広がりを感じさせるのはさすがモーツァルト。
190 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 19:57:03 ID:Ysru091K
バッハは一挺の楽器で宇宙を創ったけどな
191 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 20:02:35 ID:7aTa9QJa
>>183 P・チャイコフスキーのことも、ほんの一瞬でいいので思い出してあげてください。
ってスレ違いスマソ
192 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 20:52:51 ID:vrA0s4G6
オーボエ、クラリネット、ファゴットのための三重奏曲はいいよな。
194 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 22:09:49 ID:Zk5Lrk07
195 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 22:16:55 ID:vrA0s4G6
いや、あるって。この前実演で聴いたもん。
ケッヘル番号は?
多分、セレナーデ、クラ3重奏の編曲とかじゃね?
198 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 22:40:53 ID:bFHn2Xbo
久しぶりにクラリネット五重奏曲を聴いている
199 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 23:54:59 ID:nJenmlXO
そう言えばクラリネット五重奏曲がモツを好きになるきっかけだったな
200 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 01:25:57 ID:WvJMIj5Z
最近久しぶりにW・マイヤーのクラリネットとモザイク四重奏団のCDで 聴いてみたけど、やっぱり傑作だなあ。 この演奏、知名度低いけど名盤だと思うのはオレだけ?
201 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 02:00:04 ID:CpNHBij+
名盤ですよ 妹と比べたことないけど
202 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 03:27:24 ID:1QFNLBzb
え〜あの演奏はちょっといただけないなー
ヴァイオリンソナタはポッジャーとかハーンのはダメなの?
204 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 06:29:39 ID:HpzoGl/a
ポッジャーいいですねえ。SACDだし。
205 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 19:20:52 ID:3xqrtGsU
>>192 新全集での「3本のバセットホルンのための5つのディヴェルティメント ヘ長調 K.439b」を
編曲したものではないでしょうか。(ピエルロ、ランスロ、オンニュの演奏が有名)
旧全集では Cl2,Fg1 変ロ長調となってました。この編成の方が録音も多いようです。
この曲の初版では「第6番」として他人が編曲したオペラ(フィガロ、ドン・ジョヴァンニ)のアリア5曲が追加されたそうで、
ザビーネ・マイヤーらで編成された「トリオ・ディ・クラローネ」のCDで聴くことができます。
>>205 乙。
ところで、ピアノと管楽器の五重奏曲でこれ!という演奏は?
とりあえずアシュケナージとブライマー達のを挙げとく。
207 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 22:12:32 ID:3xqrtGsU
グルダとウィーン・フィルの管楽器奏者達
208 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 22:27:00 ID:788b4vYT
>>206 K452ならインマゼール&オクトフォロス最高です
ベトの同編成Op16も収録
209 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 22:31:50 ID:43RE9++O
モーツァルトはツマンナイ、なんてえらそうなことを言っていたものの 昨年のモーツァルト攻めで、いまさらながらモーツに開眼… ジュピターが素晴らしくて、泣いちゃったなんて、子供のようなことを言ってる私です。
てんでようち
211 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 22:38:59 ID:84MtfB/b
>>206 月並みかもしれないけど、やはりブレンデル、ホリガーらのフィリップス盤を
推したいですね。たとえば第三楽章の冒頭主題を、ブレンデルとホリガーの
ような調子のいい唄いまわしで楽しく聴かせてくれる演奏は他になかなかない。
個々の楽器の音色などの好みで言えば、他にもっと好きな演奏もあるけどね。
212 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 22:59:04 ID:788b4vYT
インマゼール&オクトフォロスを聞き返してみたら ホルンのドンブレヒトが外しまくっていて萎えた・・・ この爺さんシャンゼリゼオケでも足引っ張っていたな でも味わいはあるけどね
オクトフォルスのクラのシュミットは、K452で、シフ、ホリガー、 トゥーネマン、ヴラドコヴィッツとも録音してるのね。 古楽器のK452は、18cオケメンバーの録音が圧倒的に面白い。
>>206 グルダ盤にもう1票。
際立っている、と思ったな。
>>206 レヴァイン+アンサンブル・ウィーン=ベルリン 盤(DG)に一票。
あのピシッと決まった(と俺の耳には聞こえる)アンサンブルは他では得がたい。
他では,ペライア+イギリス室内管弦楽団メンバー (CBS)も好きだが,
第1楽章はもう少し速い方が俺の好み。
俺はホリガーのファンでもあるのだが,どういうわけか,彼が参加した
ブレンデル盤もシフ盤も「まじめ」にやりすぎているような気がする。
KV452は,「まじめさ」と「遊び」のバランスをとるのが難しい曲なの
だろう……。
216 :
名無しの笛の踊り :2007/02/03(土) 02:27:03 ID:Uzisq58Z
セレナーデとディヴェルティメントをコンプしようと思ってるんだが フィリップスのセットは詳しく曲目を確かめられなくて困る
>>206 古楽器ならロバート・レヴィン盤。
安定したアンサンブルで古楽器の音色が味わえる。
でも輸入、国内盤ともに入手困難になりつつあるみたいですね。
このCDもベトの同編成の曲も収録。
218 :
206 :2007/02/03(土) 06:58:36 ID:ZOio/C3C
みなさんどうも。 古楽器の演奏は聴いたことがないので買おうかな。 久々にブレンデル他を聴きました。浮き立つようでホリガーがやはり目立ってますね。
219 :
名無しの笛の踊り :2007/02/03(土) 09:15:07 ID:BSsdnq6z
タワレコの企画で、ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団の、 モーツァルト弦楽四重奏曲選集が発売になりました。(一部ハイドン、シューベルト含む) 予約しておいてのが今日届く予定。楽しみ(^_^)v
インマゼールのフォルテピアノの音って
>>206 のK.452を初め、他の録音も
チェンバロっぽい音色で嫌いです。
これは個人的な好みだとは思いますが。
フォルテピアノでも、レヴィンなど他の人のは好きなんだけどね。
>>206 コッホ、ライスターらのベルリン・フィル木管ゾリステンと
コンタルスキーの81年日本ライブ盤。
暖かい音色と気持ちの良い音楽の流れ。
もうひとつ、ベルリン・フィル木管五重奏団とハフのも良い。
222 :
名無しの笛の踊り :2007/02/03(土) 16:32:49 ID:Uzisq58Z
223 :
219 :2007/02/03(土) 18:57:06 ID:4r38iA9m
昼頃届いて、取りあえず何曲か聴きました。録音はちょっと残響が強すぎ、音が細すぎるような 感じがしたけど、それ以外はおおむね期待通りの、いわゆるウィーン的な演奏です。 特に四曲入ってる、ハイドンの作品の演奏が結構いいかも。
224 :
名無しの笛の踊り :2007/02/04(日) 00:39:14 ID:AmkfroaG
乙 今、ハーゲンの前期SQを聴いているがとても良い
225 :
名無しの笛の踊り :2007/02/04(日) 18:29:59 ID:kEPASuWL
>>209 前からモツが好きな自分も、
前はいいと思ってなかったモツの曲や、ジャンルが好きになる
ということを繰り返しているからな。
モーツァルトの曲は名曲がいっぱいで好きになる甲斐がありますw
今日の芸術劇場ハーゲンやるね。
K.421の終楽章は(も)ちょっと凄いよ。同音反復が神懸ってる。
ハーゲンはじめて聴いたけど、うめーなこいつら。 古楽オタの俺でも余裕で聴ける。 というか普通に感動したよ。
見逃した…再放送を激しく希望…しても無駄だよな くそう
はーげんQも初期の頃はすごいと思ったけどね。 その後古楽器にかぶれてシマんなくなっちゃったねえ。
ハーゲンは妙にねちゃねちゃとした演奏するから 私は好きじゃないな。 モツの弦四ならやはり端正なズスケ、それに自由自在な スメタナ。
>>223 ホスマイスターとプロシャ王セットはどうでしたか?
現在、好みに会うのを物色中
233 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 11:49:09 ID:z+uql4uT
>>228 だってハーゲンのひき方は、いかにも古楽好きの人にうけそうなひきかただもの。
確かに、技術的にすごくうまいのはだれもが認めるところだと思うけどね。
昔ながらの、アマデウスとかスメタナとかアルバンベルグ、
それにウィーンフィル系四重奏団の演奏などを高く評価する人には、
あまり好まれないんじゃないかな。
234 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 11:57:23 ID:z+uql4uT
>>232 私は、プロシャ王セットに関しては、東京SQの演奏をいちばん愛聴してます。
三曲セットの一枚もので、多分今は輸入盤しか出ていないと思いますが。
特に第23番第一楽章の、愉悦感といかにモーツァルトっぽい艶がなんともいい。
東京SQとプロシャというと、ハイドンのプロシャ四重奏曲集がすごくよかった。 モーツァルトは聞いてないんで今度探してみるかな 昨夜のハーゲンSQだけど、視覚的要素が加わると四重奏曲も一層面白いね。 やっぱりライブはいいな
演奏とは関係ないけど、ハーゲンSQの第1Vnの人は俳優みたいでカッコイイ
>>231 >ハーゲンは妙にねちゃねちゃとした演奏する
同意。聴いてて肩が凝る。
いい意味で、もっと気楽に演奏して欲しいもんだ。
クラリネット協奏曲の第2楽章は良い…
240 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 23:15:24 ID:T56NQGjC
クラ協は第2楽章が有名だけど、 他の二つの楽章もなんとも言えない味わいがあって 凄くいいと思うのだが。
ん? スレ的にはクラ五重奏曲でプリーズ ま、どっちも屈指の名作なのは確か
242 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 23:50:17 ID:OcJu4dEL
クラリネット五重奏曲は、前半の二楽章が大傑作。 後半の二楽章はちょっと落ちるかな。
243 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 23:51:13 ID:3TeJ/cuk
>>238 ハーゲンは、不必要に凝ってる感じがするんだよ。
モーツァルトには合ってない。
244 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 23:51:22 ID:4IiDmypZ
そういう意味ではブラームスのもそうだ>クラ5
>>233 そうだったんだ。
世の中には(個人的に)上手い奴がいるもんだと思った。
テンション高い系、フレーズを長く取る系が好きな人は
確かに好きになれないだろーね。
K136-138と、第13番まではハーゲンSQは格好良い演奏ですよ ハイドンセット以降はクセが強い気がする
>>243 つまり予想通り実際には日曜の放送をみてないのに
以前の印象だけで貶してたわけね
自分もハーゲンは苦手で当然放送も見てないが、
日曜放送の演奏が良かったという話なんだから
見てない人間が割って入るのは無粋だと思うよ
248 :
名無しの笛の踊り :2007/02/06(火) 03:33:00 ID:s6u+Oqqy
クラ5はプリンツ&ウィーン室内合奏団の演奏が、 繊細で好きだ。 皆さんのおすすめはありますか?
249 :
231 :2007/02/06(火) 06:16:01 ID:AoYfxJkI
>>238 この前の放送を録画して見た上で言ってるんだが。
250 :
237 :2007/02/06(火) 06:17:12 ID:AoYfxJkI
>>248 モノですがやはりウラッハ。しみじみとした演奏です。
ウラッハ好き
253 :
243 :2007/02/06(火) 21:02:20 ID:HOhYBvbG
>>247 おれは見て言ってるんだぞ。
見てないきみがつべこべ言うな。
漏れはみてないけど最近ハーゲンQは終わったと思ってた。 特にモーツァルトの録音には落胆しきり。TVはよかったですかそうですか
255 :
自分は :2007/02/06(火) 22:36:39 ID:d7i2OpUF
音程がおかしな箇所がいくつかあったし、ルバートの多用もいかかがなものかと思ったけどね 人それぞれだな
SQの第8〜13番もいいなあ
257 :
名無しの笛の踊り :2007/02/07(水) 03:21:07 ID:odCunIhE
>>186 さん、遅レスですいません。
しっかりと和声を感じ取れる最小構成が4声ということのようです。
3声だと、個々の音として感得される度合いが強くなるそうです。
3重奏と4重奏ではずいぶん音楽のテクスチャーが違いますよね。
258 :
名無しの笛の踊り :2007/02/07(水) 03:31:50 ID:u5mtEMMp
≫242 後半の二楽章は演奏によってものすごく差が出そうですよね。
去年の11月、モザイクSQの実演。 大阪のメインプロはブラームスのクラ五(cl=マイヤ)だったんだけど アンコール、clをバセット系にわざわざ持ち替えて K.581の二楽章だけ演ってくれた。 昨年の私的best1コンサートっす。 その一ヶ月ほど前、タカーチSQのK.428も良かった(特に二楽章)。 でもどちらも入りは寂しい限り、それについてはただ昔日の感のみ。
弦楽五重奏曲第4番の第3楽章はいい
261 :
名無しの笛の踊り :2007/02/08(木) 03:31:59 ID:pgq/zGJr
↑同意。第3番の第2楽章もいいよ。最近強くそう思うようになった。
262 :
名無しの笛の踊り :2007/02/08(木) 09:10:29 ID:0EkCJw1u
>>261 第3番の第2楽章って、
緩徐楽章だったりメヌエットだったりするけど、
結局どっちが本当なの?
>>262 その2つの説があるということで、作曲者がどういった順番にしたかは
いまだに分からないんでしょ?
国内盤のCDの解説に大体その辺の内容が書いてあるでしょ。
264 :
名無しの笛の踊り :2007/02/08(木) 15:32:10 ID:3XU/FoTQ
俺は、メヌエットが先に来るほうが好き。 理屈じゃなくて好みだけど。
緩徐楽章ってなんて読むんだ? ゆっくりした曲って意味? ググッてもなんかアニメの話しか出てこないorz
自己レス かんじょ楽章でいいんだね。 変換できないから間違ってるかと思た。
267 :
名無しの笛の踊り :2007/02/08(木) 20:44:10 ID:PRqpK81r
だいぶ辞書が充実した現代のワープロでも、意外に変換できない言葉ってあるんだよね。
268 :
名無しの笛の踊り :2007/02/08(木) 21:13:13 ID:5ro3pL+o
ト短調五重奏曲第4楽章のアダージョの序奏は、今にも息絶えてしまいそうな音楽だ。 魂はまだ希望を捨てずにいるのだが、心臓の鼓動(チェロのピチカート)はだんだん弱くなり、 アレグロの手前で息絶えてしまう。 御霊を天に誘うト長調のアレグロは、哀しみを通りこして妙に晴れ晴れとしている。 ドン・ジョバンニが地獄に落ちた後のフィナーレにも似たもの感じる。
269 :
261 :2007/02/08(木) 23:49:35 ID:pgq/zGJr
>>262 そうですね、ごめんなさい。僕が言ったのはアンダンテのほうです。
バイオリンとビオラの対話による、溢れるような歌心に満ちた音楽。
K515とK516、内緒ですがK550とK551より好きです。
>>268 僕も似たような印象を持ってます。1〜3楽章で、さんざん深淵を連れまわした
あとで、4楽章で僕らを現世に還してくれるような。なにか徐々に覚醒させら
れていくような感覚を感じます。K516の最終章を駄作とする説もあるのですが
そんなことないよね。
苦悩(深淵)から歓喜だね <K516の最終章
弦五、みなさんどこので聞いてます? スメタナ、ハンガリー、ABQあたりがメジャーかな
272 :
名無しの笛の踊り :2007/02/09(金) 08:56:41 ID:aFiYW0VW
アマデウスSQを忘れちゃ困る。今はグラモフォンから、二枚組に六曲つめこんだ お買い得な全集がでてるぜ。
ハンガリーじゃなかった。。。ブダペストだ
>>271 こと弦五に関してなら、スメタナとブダペストで十二分。
他のは必要なし。
>>271 エステルハージQにハーヴェが加わった演奏が面白かった。
オリジナル楽器使用ノン・ビブラート演奏の初期のもの。
吉田秀和氏がモーツァルト全曲放送の五重奏曲で使ったのがこの演奏。
ヤープ・シュレーダーが1stを弾くエステルハージQの録音は去年
ハイドンセットがが再発されたけど五重奏曲共々一度聞いてみて欲しい。
好みは分かれそうだが、ホグウッドの交響曲が好きな人ならきっと気に入ると思う。
277 :
名無しの笛の踊り :2007/02/09(金) 21:27:01 ID:T5uGa7kv
僕はABQで聴いてますが、3番4番のカップリングしかないみたいです。 5番6番はないのかな? 知ってる人います?
>275-276 あちゃーこれはひどい
ABQは第3番・4番だけなのか グリュミオートリオ+アルパド・ゲーレツ+マックス・レズュールのはどうかな 聴いてみたい
280 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 10:14:18 ID:ZR7VI5+d
グリュミュオー達の演奏、僕はかなり好きだよ。 特にモツ室内楽の初心者にはよく奨める。 ただ、他の演奏に比べて、どうしてもグリュミュオーの ヴァイオリンの音色の美しさだけに耳が奪われがちで 作品の構造美に注意が向きにくいという難点はあるかも。
281 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 13:00:00 ID:SsQHqbNS
たしかブタペストのロイスマンだったと思うが、こんなことをいってたね。 モツ:一人でパート練すると簡単だが、合わせると難しい。 シューベルト:一人で弾くと難しいが、合わせると簡単。 ベト:どっちも難しい。 なるほどと思った。
283 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 17:50:59 ID:iCPz0p2k
284 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 23:30:08 ID:V5wcu9H2
割と最近モツの弦楽四重奏曲を聴くようになったけど、 標題のついてない、15番や16番が聴き易かった。
285 :
名無しの笛の踊り :2007/02/11(日) 02:47:51 ID:v4VtPQC8
俺も最初に親しんだハイドンセットは15番。 現在一番好きなのは19番だが。 ここでオーボエ四重奏曲をプッシュしている人がいるので今度聴いてみる。
ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲はなかなか面白い
俺も15番が始めから一番しっくり来たクチ。 で、今は18番。第2楽章の変奏曲、なんか最近やたら浸みる。 LVBのop.127に通じるものが。
第18番の第3楽章はチェロが活躍するね
289 :
名無しの笛の踊り :2007/02/11(日) 16:59:46 ID:080gYBKH
>>284 モーツァルトの短調の作品の場合、短調であるということ自体が
ある種の標題みたいな役割を果たしているよね。「ト短調交響曲」
という言い方がそのよい例だ。
そうですなー 交響曲第40番、ピアノソナタの2曲、ピアノ協奏曲第20番、セレナード第12番…
>>287 18番第3楽章の変奏曲ね。
アルバンベルク旧盤ではそれほどとは思わなかったけど
ジュリアードで良さがわかった。ヴェーグのもいい。
ベートーベンが好んだ曲…
ところでジュリアードSQのハイドンセット、今出てるのは70年代の再録音だよね。 最初の録音って今手にはいるのかなあ、CD化はされていたっけ?
福島本ですまんが62年盤中古LPゲットと書いてあったから CD化してないんじゃ?(未確認)
>>292 自己レスです。
調べたらCDは出てたようですね。SRCR1827-9だから国内盤かな。
実家に親父のLPがあって子供の頃聞いてたのが62年録音でした。
それで耳馴染んでるせいか新録音にちょっと違和感あるんですね。
バルトークやベートーヴェンもそうだけど、ジュリアードは50年代〜
60年代前半くらいがやっぱり一番面白いと思う。中古屋探してみるか。。
ジュリアードには、是非とも第20〜23番をやってほしかった
>>295 20〜23番も録音してるようですよ。それも2回。
最初が53年にモノーラル、2回目は74年。CD化されてるかは分かりません。
自分もぜひ聴いてみたいなあ
ピアノ四重奏曲の第1番て短調なんだな
298 :
名無しの笛の踊り :2007/02/12(月) 10:13:31 ID:Va8sXT2v
ジュリアードQと言えば五重奏曲も全曲録音してるね。(もう一人のヴィオラはグラハム) 1978年録音で、演奏の大まかな印象は前年のハイドンセットとよく似てる。 あれの五重奏曲版という感じ。輸入盤で昔出てたけど最近は見かけないな〜 同じレーベルにブダペストQの定番があるせいで割を食ってると言えるかも。
299 :
名無しの笛の踊り :2007/02/12(月) 15:35:52 ID:2f1c8ArM
ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478第1楽章の始まりが交響曲第25番と第40番の出だしを 合わせたような音の動きになっていて、同じ調性の曲同士の類似性を感じる。 普段は、プレヴィン&ウィーン・ムジークフェラインSQを聴いているが、 他にオススメの演奏はないものだろうか?
300 :
名無しの笛の踊り :2007/02/12(月) 15:53:17 ID:h8XYVBEe
12のデュエット KV487 ・二本のホルンのための ・二本のバセットホルンのための ・ヴァイオリンとヴィオラのための どれが本当なんですか? 自分はフレンチホルン二本のCDで聴いています
ボーリング大会(?)して負けた方が上のパートを吹く罰ゲーム。 というウワサを耳にした。
303 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 00:59:09 ID:m0AZKTcg
304 :
302 :2007/02/13(火) 01:28:47 ID:yJgd5J4W
>>303 因みに302はホルンの説ね。
下のパートが完全にナチュラルホルンで吹く様に書かれてるから、
ホルンのためで間違いないと思うよ。
上が高すぎるから、バセットホルンでは?という意見もあったけど、
罰ゲームだと思うと、納得する所も有る。
305 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 08:09:27 ID:bV2ZtbJ6
ホルンの為の曲だとすると、奏者の一人はやはり例のロイトゲープを想定してたのかな。
306 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 09:13:43 ID:bGdJxm7O
>>303 バセットホルン版は、プリンツ&シュミードルの演奏があります。
5つのディヴェルティメントK.439bも入ってますが、クラリネット2・ファゴット1の編成です。
>>296 録音はあるのかー。聴きたいです <ジュリアードの20〜23番
308 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 19:27:25 ID:YAqPOftq
>>306 その演奏のCD、是非手に入れたいと思って、アマゾンで検索してみたら、
少なくとも国内盤は最後に出たのがもうかなり前で、在庫切れのようですね。
輸入盤なら、まだ手に入るのかしら?
アマデウスのK563聴きました 演奏は無難な感じ、クレーメル+カシュカシアン+ヨーヨー・マのと似ている 82年録音、DDDなので音質良好
310 :
名無しの笛の踊り :2007/02/15(木) 20:46:12 ID:X2B/ES8V
>>308 ユニバーサルミュージックの大全集〜第11巻:管楽のための室内楽曲全集(6枚組全28曲)に収録されてるようですが…
311 :
名無しの笛の踊り :2007/02/15(木) 21:39:48 ID:s+Gzbccx
>>310 情報ありがとうございます。ユニバーサルの全集は、
新モーツァルト全集の判断にもとづく楽器編成を重んじていると
思い込んでいたので、すっかり見逃していました。
312 :
115 :2007/02/15(木) 22:38:58 ID:NxysIXuD
エマーソンの15番を購入。よせばいいのに。。。 はずれ。9枚目。 しかし、録音の良いハーゲンのハイドンセットを聴いてから、 演奏的には気に入っているEMIアルバンベルクが聴けなくなってしまった。 録音の良いカルテットが聴きたい。
313 :
名無しの笛の踊り :2007/02/15(木) 22:48:50 ID:aIz1GeFa
録音美人を求めるようになってはダメ
314 :
115 :2007/02/15(木) 22:52:11 ID:NxysIXuD
っーと、根性・気合・投資で鳴らすんすかぁ。オーヲタとしては。 きりがねぇからなぁ、そっちも。
315 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 01:26:26 ID:jw7/ryU6
>>312 エマーソンのは恣意的な解釈で悪く言うと独特だけど、ひとつの演奏として
はそこそこ楽しめて、そんなに悪いとは思わなかった。
アマデウスのK.546(アダージョとフーガ)がとても良かった こうなると全集が欲しくなる
変ホ長調のほうのピアノ四重奏曲が好きなのここまででは俺だけかorz
318 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 09:48:44 ID:cO6SXqwf
アダージョとフーガ(K.546)といえば、今でも不思議に思ってるんだけど、 没後200年のときのあのフィリップスの大全集、あれほど完璧に小品や断片まで 収録しておきながら、なぜかこの曲だけ抜けてるんですよね。当時、イタリアSQも アマデウスSQもすでにこの曲の録音をしていたはずだし、マリナー=アカデミーの 弦楽合奏版だってあったずなのに、なぜ収録されなかったんだろう。 単なる製作側のミスなのかなあ。
319 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 09:53:06 ID:jw7/ryU6
↑いや、そんなことないよ。ハイドンセット以降の室内楽ってみんな良く て、そういうなにげな曲も、注意して聴くとやっぱりすごくいいと思う。
あ、没後200年のときのですか、それは分からない 1788年6月26日が、交響曲第39番K.543、アダージョとフーガK.546、ピアノソナタK.545の誕生日か クラシック史上、歴史的な1日だ >K.544は『小行進曲ニ長調』という曲だったようだけど、 >今では冒頭の4小節以外は紛失してしまい、その姿を知る由もない。 どういう曲だったのだろう…
322 :
318 :2007/02/16(金) 14:12:35 ID:cO6SXqwf
>>320 あっ、なるほど!たしかにその巻にはいっていますね。これは私の不注意だった。情報どうも有り難うございました。
フリーメイスンの為の作品に分類されてたんですねえ。そういえば以前愛聴していたLPで(今は輸入盤ならCDでもでてるはず)
ペーター・マーク指揮ウィーン・フォルクスオーパー他の演奏による『フリーメーソンのための作品集』という二枚組のものがあり、
そこには狭い意味でのフリーメイスンの為の作品以外に、このK.546や、グラスハーモニカ五重奏曲、アヴェ・ヴェルム・コルプスなども収録されてました。
確かK.546に関しては、メースンのロッジでも好んで演奏されていた可能性が高い、みたいな解説がついていたように記憶しています。
そんなマイナーな説を採用するあたり、編集した人の性格が伺えますな
324 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 17:21:52 ID:cO6SXqwf
まあ、どうしても色々入れて、二枚組に仕立て上げたかったんでしょうが…。 その無理やりな製作のおかげで、グラスハーモニカ五重奏曲みたいな、当時 他にあまり録音のなかった晩年の傑作にめぐり合うことができたので、感謝してます。 ちなみにこのセットの演奏ではマーク自身がチェレスタを弾いてグラスハーモニカの 代用をしているので、オリジナルな編成による演奏よりもずっと早いテンポで 旋律線がはっきりしており、この曲の透明な哀しさが際立っていて、今でもこの演奏は 大好きです。各パートの奏者は、決してそれほどうまいわけではないけれどね。
325 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 17:27:21 ID:cO6SXqwf
もし興味を持った方のために、CD番号かいときますね。 VoxBoxというシリーズの、CDX 5055です。 タイトルはThe Complete Masonic Musicです。
>>324 323はフィリップス全集の編集者に向けた言葉です
K.546がこんな所にあるなんて普通は思いつかないですからね
素直に、弦楽四重奏曲のカテゴリに入れればいいのに
恥ずかしながら、今日まで「フリーメイスン」という言葉自体知りませんでした
327 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 00:37:32 ID:tRecaoSt
>326 フリーメイスンはモーツァルトを語る上でかかせないキーワードですけどね
328 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 00:45:24 ID:k1uqcWPY
俺もフリーメイソンに入りたい イニシエーションしたい!
329 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 00:51:05 ID:sU0OxiTK
真面目でなかったモーツァルトがフリーメイソンの葬送音楽はめっぽう真剣に書いた。 レクイエムぐらい真剣に書いた感じ。 フリーメイソンがモーツァルトのアイデンティティの大きな部分だったと思う。
逆に自分は、モーツァルトにとってのフリーメーソンの存在を あまり大きく捉えない方だな。 モーツァルトのその時の意図云々とは別に、 音楽家としてのモーツァルトの個性の方が圧倒的に大きい。 そんなにメーソンの影響が大きいのであれば、 魔笛だってもっと一貫性のある内容になっていたことだろう。
331 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 02:31:32 ID:tRecaoSt
>330 うーん。まあそれはそうだけど契機としてのフリーメイソンの存在は大きいよね
当時の文化人や著名人の交流の場みたいな感じなんですかね? まあ、フリーメーソンがきっかけになっての作曲も多いのは確かですね。
セレナードやデヴェルティメント、カッサシオンは室内音楽と言えるのかな これらはモツ本スレで話すべきなのか、ここでしても良いのか
334 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 10:04:22 ID:qkThnjbK
モーツァルトの作風の大きな変化(発展というべきか)は、母の死・フリーメイスン入会・父の死 という三つの出来事に多大な影響を受けていると思わざるを得ない。結婚や子供の誕生・社会的地位の変化なんて、 それらに比べればほとんど影響は与えていないといえる。フリーメイスンに関して言えば、 ピアノ協奏曲19番と20番の間に、メイスンへの入会という出来事があったことを指摘するだけでも 充分だろう。
335 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 10:12:57 ID:k6Ik5XKo
ヴァイオリンソナタ、あまり有名ではないけれど、カガンとリヒテル盤があまりにもいいのに驚いた。とても親密で繊細な表現です。 KV378、KV379。ほかにも録音はあるのだろうか。
SQ第13番だけ、他のウィーン四重奏曲となんか違うと思ったら これ短調だったんだな
337 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 11:21:30 ID:3/rnkT3M
モツのピアノトリオ、初めて聴き始めたけど、ぱっとしないね。 500番台でこれかよ。
338 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 13:20:48 ID:+tYF0Hq2
ピアノトリオは500番台の器楽曲のなかでは結構数が多い。たぶん知り合いの 貴族の家庭ででも演奏するために書いたのかな? アンリ・ゲオンなんかはそこそこ評価してるね。
>>337 その500番台のピアノ三重奏曲は、たしかに知名度が低い感じがするけど名作じゃん。
私は大好き。
この曲に限ったことではないが、演奏によっても相当印象が変わるよ。
KV563って、対位法とか和声法とかの観点から見るとどうなっているんだろう 弦楽四重奏曲や五重奏曲と同じ知識と手法でこの曲が作れるとは思えない なにか独特の知識・手法を用いている気がする
341 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 18:42:08 ID:f9gbvoXp
>ピアノ三重奏曲 へんに凝ってないところがいい。 ボ・ザール・トリオはね。
342 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 20:44:09 ID:lA+0wUmg
500番台ピアノトリオは、たいていセンチメンタルな泣かせるところがあっ て、五重奏・シンフォニーなんかとはだいぶ趣が違う。 肩肘張らずに聴くことをお勧めです。
>>たいていセンチメンタルな泣かせるところがあって そうそう!そうなんですよね。 あまり速ぎる演奏はこれらの曲には向いてない感じがします。 (あるんですよ。そういうのが・・・) 三大交響曲の頃に作られただけあって、単なる軽い曲ではないですね。
344 :
342 :2007/02/17(土) 22:45:21 ID:lA+0wUmg
>>343 どもです。
それでなんとなくある特定の人の嗜好を意識したんじゃって思ってるんです
けどね。
ハイドンセットや五重奏がちょっとくどいと思うような気分のときには、こ
ういう曲がいいですね。癒されます。それでいて決して軽いだけの曲じゃな
いってのも同意です。
ベトベンのOp.3弦楽三重奏セレナード、K.563と調性が同じだ
間違えた、Op.3はセレナードじゃなくて純粋な弦楽三重奏曲か 変ホ長調って調性は興味深い。ベトが好んだとされるSQ第18番も変ホ長調
347 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 12:15:10 ID:DeiARzBk
ベトベンの類似曲で調性が同じなのは、ピアノと木管5重奏だね。これも変ホ。 モーツァルトの場合、変ホは明くてわりと穏やかな曲が多いね。
348 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 12:56:59 ID:kX/m31bP
ピアノと管楽のためのやつ? あれは木管5重奏じゃないよ。フルート無い。 変ホ長調って、ホルンが吹きやすい調性っていうのがでかいと思う。 モーツァルトの協奏曲(一曲を除いて)、5重奏曲とも変ホ。
349 :
347 :2007/02/18(日) 13:53:58 ID:DeiARzBk
ああ、すまん。言い方悪かった。 ピアノと木管のための五重奏曲です。K452ね。
350 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 16:34:54 ID:8ykNmfIW
K.563は聴いていて楽しくなるね
すまねっす、SQ第18番はイ長調でした。変ホ長調なのは第16番だ
352 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 20:17:31 ID:OrwaLY3N
第18番イ長調の第1楽章は、モーツァルトの弦楽四重奏曲の最高傑作。
K.563の第2楽章はクラシック音楽史上最高の芸術作品
思い違いもほどほどに
まあ人それぞれだから 自分にとってK.563は、特に第2楽章は楽しいどころか緊張を強いられる感じがするなあ
356 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 21:59:09 ID:DeiARzBk
>>355 それよくわかる。あの曲って全体的には楽しさ基調だと思うけど、なにげに
すごいところがある。
357 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 22:03:49 ID:JbHV9OgQ
>>206 亀だけど。。。
バレンボイム、シカゴ&ベルリンフィルメンバーのは絶対やめとけw
ホルン、まるでマーラーでも吹くかのようなやかましさw
K.525の第2楽章は春で、K.563の第2楽章は秋です
>357 聴くまでもなく駄目そうですね
360 :
名無しの笛の踊り :2007/02/19(月) 02:05:03 ID:rrkEMXgR
>>357 同意
この演奏は、バレンボイムのピアノ演奏の手抜き具合もすごいw
KV99のカッサシオン、何回聴いてもいいなー これ大好きです
362 :
名無しの笛の踊り :2007/02/19(月) 13:33:27 ID:JdXLdSrv
K.99第5楽章Andanteト短調の第14小節から第16小節を聴くたびに、魂が宙に浮かぶような感覚を覚える。 また、第15小節でDとEsの半音をぶつけた響きからは、祝典的な機会音楽とはかけ離れたものを感じる。 13歳のモーツァルトの心は何を見ていたのだろうか。
363 :
名無しの笛の踊り :2007/02/19(月) 21:17:03 ID:GRJTg1Sh
やや逆説的に、創造の自由に抵抗する外的制約というものは、芸術家にとって 無意味なものではないと思う。彼らの音楽が揺ぎ無いと感じる深い理由がそこ にある気がする。
364 :
363 :2007/02/19(月) 21:41:34 ID:GRJTg1Sh
すまん。他スレに書こうとしてここに書いてしまった。スルーしてください。
>>362 13歳か…まだ小僧じゃないか。信じられない
弦楽三重奏曲の後にSQ聞くと、四重奏の表現力の豊かさに驚く 弦楽トリオがあまり流行らなかったのも分かる
367 :
名無しの笛の踊り :2007/02/20(火) 18:33:22 ID:E73xjZ45
モツはあまり好きではありませんが 弦楽3重奏曲 ピアノ4重奏曲第1番 弦楽5重奏曲第4番 とりあえず上記の3曲だけは大好きで聴きます。
日本人ってやっぱ短調の方が素晴らしいと思い易い傾向があるんだろうか
>368 「日本人って」みたいなくくりやめような
370 :
名無しの笛の踊り :2007/02/20(火) 23:27:12 ID:06WMSACX
>>368 なんかそれあるよね。長い音楽の伝統がないせいか長調の曲がふつうに楽し
めない、みたいな。
特に日本のクラオタはロマン主義の残滓を引きずり過ぎって気はするな。
おいらはどうも、変ホ長調を好む傾向にあるようだ
>368 >370 自分がそうだからといって「日本人が」って一般化するのやめような。 自分は違うっていうならなおさらだ
>>368 >>370 同意。すべての人がそうというわけではないが、
やはり特徴的というか、暗いものや情念的なものや
深刻そうなものを「立派」と捉える傾向がある面を感じる時もある。
言っとくけど俺も短調の曲にも好きな曲が多い。
だが短調や深刻なの=深い、充実した内容と評価するような風潮、
或いは必ずしも暗いとか短調でなくとも、
>>370 の指摘するロマン派の影響の大きさが、
モツ苦手派の背景となっているケースも少なくない気がするんだな。
それで「モーツァルトの曲は浅い」とか「インパクトに乏しい」「単純」
とされたりする。
375 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 01:49:01 ID:t8q3+84H
向こうの人にとって音楽って楽しさ基本のものだと思うんだよね。それに合わせて 歌ったり踊ったり。ガキのころから普通にまちのオペラハウスに連れていかれて、 がやがやしながら開演を待って、序曲が鳴り出すと楽しくて… そんなの俺たちにはないじゃないか。あるとき突然ベートーベンなんかを神として、 歴史もなにもなく一度に全てを受け入れて… このスレで、K563やピアノトリオがいいなんて言ってる連中は、しっかり楽しんでると 思うけどね。
376 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 13:47:58 ID:YFn96Pah
楽しんでるかどうかなんてお前に判断されることじゃないから。
スレ違いな上に、卑近な話で恐縮ながら。 もっと単純に、古くは東京オリンピックのファンファーレとか 今のGT(競馬)レースのファンファーレ(関東)とか・・・ そう云えば前のダイエーホークスの応援歌も短調だった(聞いて笑っちまったけど)。 こんな曲でも「なぜか」短調を選んでしまうメンタリティって、確かにある。 これ、やっぱし日本独特だと思うんだよな。 ・・・もちろん個々人の話じゃないよ。
K.404aってのもなかなかいい
SQ第15番の第3楽章ってピチカートあるよね モーツァルトの弦楽曲でピチカートがあるのは珍しいな
>>379 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
フルート四重奏曲
など、ピツィカートの使い方が上手い作曲家なんだけど・・・
初心者でも、上の2曲くらいは知ってるだろ!?
381 :
名無しの笛の踊り :2007/02/22(木) 21:38:19 ID:5I542MUL
ピアノ協奏曲27番の第1楽章にも印象的なピツィカートがあるね。
>>380 K.525ってピツィカートある? 第何楽章?
383 :
名無しの笛の踊り :2007/02/24(土) 06:46:53 ID:z8XfHnMQ
ピアノ四重奏曲はト短調のもいいけど変ホ長調のほうが断然いい曲じゃん
384 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 01:57:40 ID:nuPnga2n
>>375 ちなみにピアノトリオはどれがおすすめ?
385 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 02:10:14 ID:nuPnga2n
>>377 ほか
一つに、日本のクラシック受容期における、ロマン派の影響や
生真面目さ(深刻げなのが深いというような)の影響。
そして、日本人自身が短調にひかれやすい傾向、なんだろうか。
俺は好きなモツの曲は長調の曲が多いけど、
それでも入り口となるのは短調の曲や、長調でも陰りのある曲だった。
ここでもハイドンセットで最初に好きになったのは15番と書き込んでいる。
ピアノ四重奏曲はどっちも好きだ。
アルバンベルクの四重奏曲五重奏曲集7枚組買いました。 録音も演奏もいいし、久しぶりにいい買い物したよ。
387 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 11:53:05 ID:+msHv+bW
>>384 ピアノトリオって後期で5曲あって、ちゃんと調べたわけじゃないけどKV番号
の順番を信じるなら、だいたい2つの成立時期に分かれてる。
最初のグループが、K.496, K.502 の2曲
次のグループは、K.542, K.548, K.564 の3曲
最初のグループは規模も曲想もピアノ4重奏の延長線上にある感じ。
次のグループは規模も小さくて、曲想もずっとリラックスした感じ。
>>342 >>343 が言ってるようなことは主に2番目のグループのほうに当ては
まると思う。でも三大交響曲の前後の作品だけあって、やはり非凡な感じが
して、リリカルな透明感に溢れてる。
結局全部好きで、特にどれがお勧めということはないです。ただ、後の3曲
のほうは、室内楽的な緊密さや、力のはいった主題労作などを期待すると、
ちょっと失望するかもしれません。
ピアノ三重奏曲といえば、ピアノ・クラリネット・ヴィオラの クラリネット三重奏曲K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」もお忘れなく!
389 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 18:56:03 ID:LpiD0BIj
ピアノトリオではK542が独特の雰囲気を持っていますね。 特に第1楽章で第2主題が各楽器にカノン風に受け渡されていくところは凄い。
390 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 22:09:32 ID:+msHv+bW
>>389 そうですね、その直後「泣かせどころ」がちょこっと顔を出したりして。
個人的にはK.496の第3楽章が好き。おどけたような悪戯っぽい旋律の主題
と、涙にくれる変奏部が素敵です。
>>390 同意。第4変奏のミノーレはいつ聴いても胸打たれるね。
音楽の流れを少し壊してまでコーダで回想したのは、
作曲者自身も第4変奏に強い愛着を感じていたからではないだろうか。
392 :
名無しの笛の踊り :2007/02/26(月) 08:28:47 ID:scHeXR6e
そういえばモーツァルトって、特に室内楽の分野では、ピアノトリオにしても 弦楽五重奏にしても、若い頃にそれぞれ一曲だけ作品を残してるんだよね。 さまざまな分野をまんべんなく学ばせようというパパの教育だったのか、 それとも本人の好奇心旺盛なところが発揮されて、まったく自主的に書いてみたのか。
393 :
名無しの笛の踊り :2007/02/26(月) 15:52:36 ID:geLrslSy
私のピアノトリオの愛聴盤は、リンダ・ニコルソン、モニカ・ハジェットらの フォルテピアノ/古楽器演奏です。
ハイドンセット・KV563と同じくらい面白い弦楽曲を探しているが見つからない
395 :
名無しの笛の踊り :2007/02/27(火) 02:23:16 ID:o1eBz/Fe
6曲ある弦楽五重奏曲とかK499のニ長調の弦楽四重奏曲とかイイのでは?
言い忘れた モーツァルトはいいんです モーツァルト以外の人でモーツァルト級の曲を書いた人を探している
未来の人に期待しよう
398 :
名無しの笛の踊り :2007/02/27(火) 23:05:15 ID:6yqHscD/
>>396 はまじめに聞いてるの? ベトベンの弦四は?
ハイドンセット聞いてると、ときどきベトベンの匂いを感じるときがある。
399 :
名無しの笛の踊り :2007/02/28(水) 02:21:37 ID:oqaeyZyz
>396 モツァルトは空前絶後かもしれませんね。未来の人に期待か。なるほど
400 :
名無しの笛の踊り :2007/02/28(水) 03:20:01 ID:sZrsZTbg
>>396 そこから思いつくのはバッハ。
モーツァルトとはまた違った個性だけど。
401 :
名無しの笛の踊り :2007/02/28(水) 07:40:34 ID:mbvcxfJA
シューベルトがあと5年生きていてくれたらいったい・・・・。
403 :
名無しの笛の踊り :2007/03/01(木) 22:09:56 ID:+a1B5HzB
バイオリンソナタと言えば、ここまででK.304が好きって言ったの
>>44 さん
だけか。僕も好きだけどなあ。
これとかVn,Vaの協奏交響曲なんて、モーツァルトの青春の光と影って感じで
好きだな。
アマデウスのK.563はなかなかいい。買ってよかった
405 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 00:59:31 ID:DzTK7V8o
>404 アマデウス以外のK563とは? スカルラッティにあるの?
406 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 03:16:42 ID:e/8Rr1Eo
>>398 弦楽曲におけるモツァルトの恐るべき才能は
巨匠ベトベンですら近寄れない領域だと思いますん
408 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 23:19:11 ID:0NOsg/lL
俺はモーツァルトは天才だと思うし大好きだけど モーツァルト至上主義みたいのにはついていけない。 『モーツァルトの手紙』高橋氏の本が出ているのエイッと買ってきた。 書簡の訳本でもなく、書簡の研究書でもなく、ただの伝記でもなく 著者がモツの手紙の機敏を語り、また伝記を語りながら綴る形式に感心した。 なかなか語り口も面白い。味わいつつ読み進めていこうと思う。
「弦楽曲における」って書いてますやん 交響曲ならベトベン、ピアノ曲はいい勝負だと思いますねん
>>407 398です。
ゲオンの例の本でね、確か後期の弦楽五重奏について、
「バッハの大フーガやベートーベンの四重奏と同じ超脱を示す」と言ってる。
俺らが彼らみたいな怪物たちの評価をしてみてもはじまらないんだが、俺的
にはゲオンの言うことに賛成かな。
それぞれ違う個性で、すばらしいと思うよ。400も同じ事を言ってると思う。
411 :
名無しの笛の踊り :2007/03/07(水) 00:10:46 ID:qnQ7NJM4
楽器と作曲家との適合性について言っているんですか? 自分はモツの中でとりたてて弦楽器の扱いが上手かったとは思わないですね。 管も上手いし声も上手い。ピアノは楽器の発達の点から言って時代的なハンデがあるので何とも言えない。 というわけでモツの天才が最も表出された範疇を言うなら楽器というよりジャンルにいって誰かも言っていたことだがオペラとピアノ協奏曲を挙げたいですね。
412 :
名無しの笛の踊り :2007/03/07(水) 00:21:13 ID:X1uTauaj
昔はモツの中でも好きなジャンルとそうでないジャンルがあったけれど、 今は、どのジャンルも凄いと思うw バッハについても言えることだけど、楽器の発達とか そういうのを超越した質の高さがある。 ただ、ロマン派以降の音楽と聴き方がかなり異なる所があるから、 そういう意味でクラヲタの中でも評価されにくい所があるのは勿体無い。 それからコンクールの影響度が高くなった今のクラシック界で、 メカニックを披露するのには向かないモーツァルトの曲を、 得意とする人材が少なくなるんじゃないかと、前の浜コンスレでも言われてたなー。
KV563の演奏は非常に難しいそうだが、実際そうなのかな?
>>411 バッハの時代はチェンバロ、モツの頃はフォルテピアノが主流なんだろうが
でも普通の現代のピアノ演奏で聞いても問題ないですよ
モツの幼少の頃は、まだチェンバロの時代だよ。 もちろん、すでにfpはあったが、まだ普及してなかった。 ちなみに、他人の曲から編曲や参考にして書いたピアノ協奏曲1〜4番は、 実際はチェンバロのための曲です。 だからモーツァルトは、鍵盤楽器の過渡期という音楽史上でも激動の時代を 生きたわけです。
>弦楽器の扱いが上手かったとは思わないですね。 それって、作曲上あるいは演奏上のテクニカルな話では? モーツァルトの弦の重奏曲の出来のよさとはまた別の話ではないか。
モツとベトの弦楽四重奏曲を聴き比べるとおもしろい 彼らの考える美意識が全く異なるように思える
小林秀雄は、シンフォニーや室内楽を大河の源流域に、協奏曲やオペラを下 流域の広大な沃野に喩えているね。 源流は下流ほど豊かでないのは当然ではないかと言っている。
>418 なんか的を外した喩えですねえ
>>415 こないだ、NHKのピアノ特集でもやってたな〜
ベトベンが注文して出来た66鍵の当時最新式ピアノ(それまでは60鍵)で
作曲されたのが「熱情」ソナタだとか
ベトは30過ぎまでモツの真似しちゃ才能の差を思い知らされてた。 管楽器の使い方は特に。管の協奏曲はなかったんじゃないか? 交響曲・弦四・Pソナタに軸を移したのも頷ける。
422 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 17:47:19 ID:/sgJ6nE2
でも、やっぱりベートーヴェンの曲のが人気あるんだよな
423 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 18:10:30 ID:TIeTgUk/
>>394 ボッケリーニのハ長調(G.268)あたりはいかが?
ベトの方が実はわかりやすいからね
425 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 18:38:25 ID:/sgJ6nE2
モツの曲は難しいからすぐに聴き飽きるのね
むしろ聴けば聴くほど面白いのにな
427 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 21:22:36 ID:TvbtZemE
>>421 実は、オーボエ協奏曲を作っていたけど、途中でやめたらしい。
完成させて欲しかったなあ。
>>423 ありがとう。ボッケリーニの弦楽クィンテットはなかなかいいのがある
今はベトベン聴いています
429 :
名無しの笛の踊り :2007/03/09(金) 20:26:17 ID:ZIAPMLF1
ハーゲンQ放送中。
モーツァルトの弦楽四重奏曲はチェロの音の使い方が非常に上手い
>>430 そうかなあ?ハイドンの方が上手だと思う。
モーツアルトは、最後の3曲になってやっとチェロを理解した。
K.563は特にチェロの使い方が上手い
>431 >432 チェロ弾きだがどちらも納得いかないね。確かにチェロの目立つ場面は多いが。 ハイドンと比べたら、ってのはよくわからない。似たようなもの、って感じだな。 たとえばベートーベンなんかのほうがチェロの使い方は上手だと思うよ。
おー、そうなのか。よかったら、ベトベンの弦楽三重奏曲か 弦楽四重奏曲でチェロの使い方が上手い部分を教えておくれ 俺にはよく分からないのだよ
435 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 13:41:26 ID:7oqKcohs
ウラッハは、いい意味でクセがある。 それが洗練された感じの音が面白い。
436 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 13:52:21 ID:2VCcp9ll
>434 そうだなあ、ありていなとこだとOp74の第一楽章とかOp132の終楽章とか神だと思うねえ
ハープの第1楽章と第15番の第5楽章か。聞いてみるよ
439 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 20:38:29 ID:Tyfj2YjH
チェロが目立ってれば「チェロの扱いが巧い」ってことになるのか? それはなんか違うと思うんだが。
440 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 20:43:59 ID:D2Hv79Wx
>>439 431ですが、それを言うならドッツァワーの弦楽四重奏曲が神!
まるで、Vn2本とVaを従えた室内楽コンチェルト!
ズスケのVnソナタ集を買いますた。今聞いているが、なかなか良い
書き込めるかな?
>>443 私は、その下のほうのCDを愛聴しています。
上のほうのやつは、私の好みからするとテンポが速い。
でも私と、あなたとでは好みが違うかもしれないので、予算に余裕があるのなら
2種類購入しても良いのでは?
同じ曲で2種類の演奏を所持していても、それぞれ違う演奏なんだから意味あるでしょ?
446 :
名無しの笛の踊り :2007/03/11(日) 11:31:30 ID:uZhjY6Rd
男子たるものピンクのモーツァルトなんか聴いてどうする
447 :
443 :2007/03/11(日) 12:29:50 ID:ou5Y04uT
>>445 下のほうは、試聴した感じでは、くつろいだテンポで、
晴れた休日の午後に、紅茶でも飲みながら聴くのによさそうですね。
モダン楽器ではトリオフォントネのCDを持っているのですが、
ヴィブラートのかけ方が気持ち悪いので、古楽器のを探していました。
とりあえず下のほうから買ってみることにします。
ありがとうございました。
KV377のヴァイオリンソナタはいい曲だ
最近は、モツとベトの弦楽曲ばかり聴いている…
>>448 同意!
2楽章のヴァリエーションは、切なくて、胸が張り裂けそうになります。
451 :
名無しの笛の踊り :2007/03/13(火) 12:12:36 ID:K1N/Y0+0
モーツァルトはジャンルを開拓したと同時にそのジャンルにとどめを刺した機もする
たしかに、モーツァルトはほぼ全てのジャンルのとどめをさしたね 250年経っても、色あせない音楽か
バッハもモーツァルトも旧い時期の音楽なのに、モダンに聞こえる。
454 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 19:21:14 ID:QkZcddN9
江戸時代の人
秀じいのモーツァルトマンセーは凄いものがあるな
弦楽四重奏曲第14番の第3楽章はすごい!
クラリネット五重奏曲の美しさは筆舌につくし難い。 第二楽章などは、人間が作ったものとは思えないくらいだし、 第四楽章の後半のゆっくりした部分は彼岸を見る思いがする。 この曲を聴いて何も感じない人は共に語るに足らん。
ま、力を抜こうよ
どんなに筆舌につくしがたくても繰り返し何度も聴くと飽きるもの。 たまに聴くといい。
>>459 意味がありそうで、実は全く意味のない言葉だけのだれつ
クラリネット五重奏曲は確かに傑作ですよ
確かにクラ五って彼岸の音楽って気がするな。ていうかこの時期以降のモー ツァルトの音楽って、彼岸へ逝ってしまった人の音楽って感じで正直ちょっ と苦手なんだな。
晩期のモツは彼岸に行ってしまった、みたいな評はよく目にするが、 それを苦手の理由とする人は珍しいな。
聴いて楽しくないからなあ
クラリネット五重奏曲・協奏曲が不満と申すか
>466 K500(正確にはK490あたりからかな)以降のモーツァルトの音楽には ちょっとやな部分がありますね。マニエリスム的不気味さみたいな。 死の匂いってことなのかな。
具体例を挙げてくれないとわからないな… KV545のピアノソナタに不気味さなど感じられないし
469 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 00:43:34 ID:wAAfTnVq
デモーニッシュこそモーツァルトの魅力じゃないか
>>469 そのとおりだと思う。だけど彼岸って言ってるのはそれとちがう、最晩年に
特有のある種諦観のようなものだよ。
死の影のちらつくK516は、こちら側から死を見ているが、クラ五になると、
もう向こう側にいる、みたいな。
K595は聴いていて辛いと感じる時もあるなあ
魔笛も、そうとう天国的だよな。 レクイエムのキリエが、夜の女王アリアに似てるのも 同じ時期に書いてるからか。 とにかく高音がすごい。
KV545のソナタでも、深淵は口を覗かせているよ。少しだけど。 俺も490番あたりに、何か変化点があるように思う。
うーん、よく分からないな… 何かの本にそういうことが書いてある?
みんな感じるままに書いてるんだろー 彼岸的なのは死を意識してるから、そうなるんだと思う。 レクイエムの最初の曲、なげやりに聞こえるんだが 死にたくなかったからか。
父親や子供や親しい友人が立て続けに死んだ頃があったよね コンスタンツエも病気だったし
「パ・パ・パ・・・」も最高に彼岸的 死にそうなときには、聞きたくないなモーツァルトはw
流れを切った質問なんですが、 声楽曲はこのスレではスレ違いですか?
さあ 室内楽曲ってどういうのをいうんだ? 全部室内でやるものだから、ここでいいんじゃないか?
ショパンは、もう死ぬって時にモーツァルトの曲を今生の思い出に所望したっ て、有名な話じゃないか。
晩年の曲は優れたものが多いけど、好きじゃないというのもわかるな。 といってもやはり曲や演奏にもよると思う。 まだモツ初心者だった頃、ピアノ協奏曲第27番(k.595)が そう魅力的に聴こえなかった。ものすごく嫌なことがあった時に、 この曲を聴いたら、甘ったるいのではないもっと深い所での優しさというか 共感というか…言葉で表し切れないよさが感じられて、 前向きになき分にさせられた。 諦念や「晩年の悟りきったような澄んだ気持ち」色が強い演奏はあまり好きじゃない。 クラリネット協奏曲の第3楽章にも似た魅力があり、しかも彼岸色は強い。 でも第1楽章はまたそれとは別の、深くかつ明るいというモツらしい特質が強く出ている。 モツレクも、最初の方の重たさは「死は嫌だ」的陰鬱さと捉えることができるけれど、 声部はモツが作ったというドミネ・イエズスは、もっとポジティブなものが 感じられる。どうしても全部モツの手によるということで「涙の日」までの 印象が強いけれど、曲の流れとしては最初の沈鬱さから力強い方向へ行くという 宗教曲らしい展開と考えることもできるんじゃないだろうか? 人によって好き嫌いや感じ方は異なるけど、k.515やk.516はk.593は普通に好きだ。 魔笛は好きな面と、独特の重たさや影があって嫌いな面とがある。
483 :
名無しの笛の踊り :2007/03/25(日) 22:58:49 ID:MBDFkgKE
魔笛はザラストロが出てくると途端に魅力がなくなる,モーツァルトの書法が投げやりになる
モーツァルトは彼岸って感じはしないな…最後まで ベートーヴェンだと、ピアノソナタ第29番第3楽章、 弦楽四重奏曲第14番第1楽章、第15番第3楽章、このあたりは彼岸だと思うが
なんか彼岸の意味が書く者によってまちまちな感じがするねえ。 天上の音楽なのか冥土の音楽なのか?
モツの曲は、総合的に天国的だが 最後のほうは、「もう魂が天めざして浮かんでます」ってのが 多いように思うがなあ。一見明るいのが曲者だけどね。 ピアノ曲だと音が少なくて、そういうのが顕著になるから 鑑賞できる精神状態ってのが自分に少ない。 ファンだけど、この孤独感は苦手だ。 (でもモツは最高に好きな曲もだんぜん多い) しかも、K482の何楽章だか、暗い曲のやつ、 暗さはシューベルトやショパン超えてるんだよな。 自分頭が痛くなるから、地獄的とでもいうか。
レクイエムというのは、本来明るい曲らしい。 笑顔で死者の魂を神のもとに送るんだそうだ。 国際ギャップだな・・
あんまりモツを暗いとは感じないな。
モツの解説本なんかで、孤独さとかが語られがちだけどね。
どんな時でも、先天的にポジティブなもの(神の存在とか、なにかそういう肯定的なものとの親和性)
を感じさせる。曲を書いた時点での本人の考え云々にかかわらず。
シューベルトの曲のような虚無感はない。
モーツァルトを綺麗なだけの単純な曲と解釈したり、
逆に孤独さやデモーニッシュさが強調されたり、モツの音楽解釈について
一部、極端な向きがあるような。
>>485 そうかもな。クラ協の終楽章なんか典型だけど、暗いというより、
天国に近いところから達観しているというか、そういう彼岸っぽさ。
>>487 >笑顔で死者の魂を神のもとに送るんだそうだ。
去年、NHKのモーツァルト特集番組(山本なんとかが出ていたもの)に、
どこかの教会でモツレクの最初の方が演奏されていたけれど、
まさにそんな明るさで、すごく良かった。
ベーム晩年の演奏も、「死者をこれから送りますから神様よろしくー 」
みたいな発想を感じる。笑顔でではないがw
490 :
486 :2007/03/26(月) 09:11:45 ID:8NRZmiAY
>>488 解説本とか読んだことないがな。
本人の性格が謎につつまれてるから、曲から推測しようと思ってる。
子供のころに作った曲が、明るい曲だったキガスから本来の性格は前向きだろう。
全体的に静寂を好むのは、「僕好き?」と小さいころ言ってたのと関係あるかも。
晩年宗教に関する本を読んでたらしく、
死を肯定している手紙がある。明るくかつ天国的なのはこのせいか?
当時、長調で明るい曲の需要があって、そればかり作ってたけど、
親しい人の死やら悲しいこともあって
「俺だって今の気持ちを出す曲作りたいんだー!!」ってかんじで
たまにすげー暗い曲もつくってたんじゃないかなー、と。
自分は、死を肯定することと、静寂が 理解できなくて、たまに曲を受け入れられないわけだ。 しかしそれがゾッとする最高のアクセントになって ベリグーになってる曲も多くて好きだ。
で、この両極端な曲作りをみて そうとう感受性の高い人だったんだな、と。
死を肯定していたけど、晩年の様子から やっぱり死にたくないんじゃねえか?と思ったり。 なんども書いてスマソ
子供時代に作ったものでなくとも、 すごく明るい曲や間違いなく明るい面もあるわけで やたら暗い面の方を見るのはバランスを失することになる。 わかりやすい例で言えばピアノ協奏曲k.466なんて第3楽章で どシリアスに始まってここも好きだけど、 最後になってぱっとそれまでの陰りを払拭するかのようにぱっと明るく転換する。 全般的に明るい曲も多く、ケッヘル500番代でも、k.503やk.545などがあり、 表面的でない充実した明るさや、明るい世界に引き上げてくれるような、 質の高い明るさが素晴らしいと思う。 モツレクも、例のエピソードやフリーメーソンの話題の影響もあってか 暗く見られがちだけど、中盤から上向きだし序盤も演奏によっては明るくなる。 もっとも、同じ曲から何を聞き取るかは個人差のあるところはあるから、 意見の相違も仕方ない。 それとはまた別に500番台の曲に嫌なものを感じるという意見も 理解できたりもするけれどね。俺としては500番にも好きな曲が多いが。
フリーメイソンがなぜ暗いんだ? そうとう前向きだぞ。 自分は、モツ=天真爛漫の固定観念を崩して、 モツの内面にずかずかはいりこもうと思ってるわけよ。 そりゃ、人間だから明るくも暗くもなるだろ。
なんで子供時代の曲を引き合いに出したかというと、 「需要のために書いた」ということがないようにだ。 最初のうちは、売ることを考えてないだろうから。 つうか、おまえ人のレスちゃんと読んでないよな。
なんか、一人変な人が粘ってるね…
と思いつつ一つだけ、 モツの内面がどうのというちょっと文学趣味の入った解釈は 特にモツの音楽の場合はどうなんだろ? 作曲時の態度と作曲内容が一致してなかったりするし、 ロマン派系の心情的要素の強い曲とは一線を隔した曲の作者だし、 ヤボなことになりませんかね。
ここで、意見を書けば、違う意見ももらえるでしょ。 謎を解き明かしたいんだよね。 というのは、モツのことよりも、コンスタンツェという人がわからないから。 これがわかれば、死因もわかるかと。 モツの音楽は、まわりの影響を受けているわけで、 それを除けば、あの特徴は才能ゆえではなく個性ゆえだという仮説を立て 意見を述べたわけです。
>498 モーツァルト晩年の「エグさ」を私は文学的趣味な内面の問題というより音楽の技巧に 対するスタンスが変わったのではないかと思ってる。
晩年じゃなくてもいちおう天国的だ。 職人の作品は、依頼された内容でも、 ふつう作り手の個性が反映されるからなあ。 感性が含まれていないなら、モツは感受性を超越した宇宙人ということか。
>>501 結構同意。
モーツァルトがただ天真爛漫なだけじゃないっていうのは
今更問題にするまでもなく、このスレで大方共通認識になっていると思う。
こそれはモーツァルトの曲に感じられる陰影からも分かり易く言えていることだけど、
そこで明るい特質が軽視されるのも妥当でなく、
モーツァルトの曲の明るさもただ単純なものではないだろう。
実は影があるとからでなく、単純に言えば良質な明るさ。
情念や感情の表層面でなくもっと深い所での共感性とか、
部屋にぱーっと差し込んで行き渡る光のように暗いものを一気にくつがえす明るさとか
妙味とか、高次の明るさとか。
もっとも、物事がどう感じられるかは、その客体による所もあるけれど、
感じる主体に左右される所があるかもね。
例えば情念性の強い人と、そうでない人とでは、聴いた音楽をどう感受するか、
どういう音楽像を結ぶかが異なるような。
軽やかな戯れに満ち、音域やリズムの対比からいく分ユーモラスな雰囲気さえ 忍び込んでいるが、しかしそれとても真底明るいのではなく、どこかしら憂愁の影が さしたものとなっている。
504 :
名無しの笛の踊り :2007/03/28(水) 13:38:48 ID:0uMLQEYh
例えばK516のト長調のロンドとかは単純な明るさよりも、何かもっと別のものが感じられますね。 無理やり立ち直って見せたかのような空元気のようなもの、というか。
K516のフィナーレのロンドは、実に不思議な印象を与えるものですね。なぜか 力なく、クラ5なんかの諦観とも違う。 モーツァルトでも他に類例がない気がします。
モツの明るい曲→なにもかも許せて、天に舞うような最高の幸せを感じる。 が心に置き去りになった不安を見てしまう。しかし最高に楽しめる。 モツの明るい曲(短調)→不気味さがあって、イイわあ〜 モツのピアノ曲の暗いやつ→小雨風景とでもいうか、 一人だけど自分さえいなくなってしまいそうなかんじ。 かなあ自分は。
ピアノ曲で真底明るいというと、K番号のかなり若いのかな。 子供らしくかわいいつくり。
自分は・・・ モーツァルトの明るい曲は、暗いところから見上げる (またはその場所に射しこんでくる)光(希望)のようなイメージがある。 最高に救われる感じがするけれど、まだ光は見せられているだけで ちょっとした衝撃で壊れてしまうような夢のような感覚・・・ そういう明るいのが見せられる感覚が多いのに対して 暗いのはもっと感じさせるもの・・・体感的?なものが多いかな。 見えない力、負の感情とか、時には霊的なものとかも・・・
K545、ママは小学4年生の主題歌だったせいで やわらかい日差しと白いカーテンと白い布団が頭から離れない。 眠たくないのに、起きたくない的な、焦りと不安がまざる印象がある。
よく意味がわからないけど、K545が素晴らしいのは確かだ。
KV563は、モーツァルト・トリオ(カントロフ、ウラジミール・メンデルスゾーン・藤原真理) のが一番好きだ。今は売っていないようだが
512 :
名無しの笛の踊り :2007/04/06(金) 03:25:08 ID:03YpNrAj
ハーゲンのボックスセットがあるけど、どうでしょう。 作品によって波があるなら、避けたい。
>>512 私は買った…まだ聴いてないorz
バラで買ったハイドンセットはお気に入り。
>>508 人によりけりだけど、私の場合、
モーツァルトの明るさはもっと根源的な明るさに感じられる。
モーツァルトに負を見出しがちな人と、正をみいだしがちな人いるのkもしれないです。
ハーゲンのプロシア王セットはどうですか?
室内楽スレということの影響もあるのかな? 2、3年くらい前のモツスレ(あまりスレが分化してない頃)では 「幸せだなー」という書き込みが多く出ていた。 今日、ツ○ヤで立ち読みしたクラシック本でも、モツの曲の悲哀の 面を強調する本、人間味を強調する本が目立っていた。 外国生活をしていた時に知り合った2人ばかりのモツファンは 違う感じだったし、一概に言えないけど、日本人の短調指向ってやっぱあるのかな。 キリスト教文化圏か否かの影響もあるのかもしれない。 モツに悲哀を見出す欧州人だっていそうではあるにせよ。
>>516 個人的には、可も無く不可も無く、というところ
519 :
名無しの笛の踊り :2007/04/08(日) 04:18:33 ID:f9OtzIMZ
>>517 演歌とか歌謡曲とか黒鍵盤だけでひける曲も
あるので、それが好みに由来してるかと。
モツパパはガキのころの曲を「40歳が作ったみたいな曲」というくらい
人生の酸いも甘いも味わった人が書かないとおかしい
曲だったんだと自分は解釈してる。
520 :
名無しの笛の踊り :2007/04/08(日) 17:01:41 ID:lhwwqGHX
はーげんウルサイyo
521 :
名無しの笛の踊り :2007/04/12(木) 22:21:14 ID:1rC54S2z
ハーゲンはどうしてあんなこねくったような演奏するんだ? すらっとやってほしい。
ハーゲンダッツ食いてぇ。
ズスケとモザイク、どっちにしようか迷っている
クイケンのが好きです。
525 :
名無しの笛の踊り :2007/04/20(金) 10:38:09 ID:frh0Rn2g
K.452聴いてみたけど、なかなかいいわ ピアノと管楽器のやりとりが面白い
526 :
名無しの笛の踊り :2007/04/20(金) 15:12:18 ID:XNCWL6tl
最近個人的に ウラッハのクラリネット五重奏を良く聞くけど やはり名盤だね。 買って良かったよ。
保守
>モツに悲哀を見出す欧州人だっていそうではあるにせよ。 「モーツァルト、この甘美なメランコリーの天才」スタンダール
それにしても日本人のマイナー好みというのはあるだろうな。
2ちゃんねるはマイナー好みかもしれないけど、平均的日本人はそうでもない。
531 :
名無しの笛の踊り :2007/05/02(水) 04:38:27 ID:O+yBjU6i
小林に代表されるように平均的モツ好き日本人のモル好みはあるんじゃないかな
日本人はマイナー好みでしょ。 いかにも深刻そうなものが素晴らしいと思い勝ちな糞真面目さがある。
それ世代によっても違うと思う。
K.563、いいね。 グリュミオーとクレーメルをもっているけど、 弦の美しさは前者だが、クレーメルが好きな俺は両方良いス。 他にお勧めありましたら、教えてください。アーレルヤ!
>>534 おわあ、KV563が気に入った方キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
いい曲ですよね!
>>534 自分は、モーツァルト・トリオのがいちばん好きです
ただ今は普通に売っていないのかな
あとはアマデウスのが好きですね
K563の定番といえばパスキエトリオでしょう
538 :
534 :2007/05/07(月) 09:05:32 ID:EgZZz5wH
ありがとうございます。 早速あったってみます。
540 :
名無しの笛の踊り :2007/05/09(水) 21:52:46 ID:2D8hJDJ1
弦楽四重奏曲第16番K.428ええわ〜
541 :
名無しの笛の踊り :2007/05/18(金) 19:06:16 ID:VHhBrjYc
ハイドンセットってモーツァルトらしくないから 偽作だよね
542 :
名無しの笛の踊り :2007/05/18(金) 21:30:46 ID:obGcLXom
珍説登場!www
543 :
名無しの笛の踊り :2007/05/18(金) 21:51:24 ID:L/iBWdf/
Anh. 付けますか?
544 :
名無しの笛の踊り :2007/05/19(土) 01:05:44 ID:0wiQ6CrH
モっちゃんを買おうと思うのですが百曲いりのアルバムで雰囲気別に分けられてて自分の聞きたいシーン別に合わせて聞ける奴とのだめの演奏曲どっちがお勧めですか?また、ほかにお勧めあったら教えてください
ハイドン・セット=真の作曲者はヨーゼフ・ハイドンに決まってるじゃねーか
546 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 00:39:02 ID:q/JAETuB
実はミヒャエル・ハイドンのために作った
ハイドント・ノー
ハイドンセットに添えられた献呈の辞は、ハイドンへの敬愛の情にあふれた 大変美しいものだが、それと同時に、バッハやハイドン等偉大な音楽家の列 に自分も伍したという強い自負の気持ちも感じられる。 長い苦労の末の結実というモーツァルト自身の言葉を、そのまま僕らは信用 していいのだ。大変力のこもった充実した力作。
>実はミヒャエル・ハイドンのために作った とされていたのは弦楽二重奏曲K.423ト長調とK.424変ロ長調 病気で仕事が出来なくなったミヒャエルのためにモーツァルトが代作したという美談までついていた。 意地の悪い注文主にされてしまった大司教コロレドを貶めるためのフィクションに過ぎないがw
550 :
名無しの笛の踊り :2007/05/22(火) 20:05:19 ID:tSYvZSmj
グァルネリ弦楽四重奏団のハイドンセットは買いでしょうか。 演奏内容など聞いたことのある人は感想を教えてください。 アルバンベルクとグァルネリのどちらのハイドンセットを 買うか考えています。
551 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 23:10:46 ID:BHqx+wgx
弦五とケーゲルシュタットだけ聴けば良い。 と煽ってみる。
>551 若干ゲテモノ傾向ですね、と煽ってみるテスト
553 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 17:45:41 ID:JzAceOC4
グァルネリ弦楽四重奏団のハイドンセットは買いですか。
たまたま行った図書館で借りてきたが弦楽五重奏いいな。
いきなりすみませんが、映画アマデウスの中で、何かの歌劇のシーンで、夫婦中が悪くなった夫婦が、夫が妻だと知らずにプロポーズ?すりシーンに流れてる曲を教えて下さい。 分かりにくくてすみません 確か、主人公のモーツァルトを憎んでる人が「一小節ごとに敗北を感じた」みたいに言った後に、皇帝があくびするシーンです。
フィガロの結婚の第4幕かな? アマデウスの内容よく覚えてないけど
曲名は分かりますか?何度もすみません。
560 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 10:46:59 ID:KQJttBx6
グァルネリ弦楽四重奏団のハイドンセットって安いんで HMVから買おうかと考えているんですが 聞いた事ある人っていますか。 参考に感想を聞かせてください。
561 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 10:54:30 ID:9fsD4YfZ
>>559 第28曲(または第29曲)フィナーレ
としか曲名はいいようがないです。
ケルビーノが登場するところから最後までの約20分のすべてが
第28曲です。
皆の者、武器を取れ だな、俺のCDのトラックだと
563 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 22:41:54 ID:Y6ajhhFq
5つの場に分かれている第4幕フィナーレ(第29曲)のうち、5つ目すなわち最終場は 「Gente, gente, all'armi, all'armi!〜」(皆の者、武器を取れ) ・・・(許して!ダメだ!などのやりとり)・・・ 「Contessa, perdono!」(伯爵夫人、許してくれ) 「Piu docile io sono, e dico di si」(私は貴方より素直ですから、はい、と申します) 「Ah, tutti contenti saremo cosi〜」(ああ、これでみんな幸せになれるでしょう) 「Sposi, amici, al ballo, al gioco〜」・・・最後の速くなるところ と続く。 このうち、問題の曲は 「Ah, tutti contenti saremo cosi」(ああ、これでみんな幸せになれるでしょう) で始まるゆっくりした合唱の部分。 オペラの曲名は、基本的には歌い出しの歌詞そのものになってる。 「Non piu andrai, farfallone amoroso」(もう飛ぶまいぞ、この蝶々;第10曲) 「Voi che sapete, che cosa e amor」(恋とはどんなものかしら;第12曲) など。 中には「カタログの歌」とか「薔薇のアリア」などの愛称をもつものもあるが、 問題の部分は20分ほど続く第29曲の中の一部でもあるし、特に愛称はないと思う。 敢えて言えば「ああ、これでみんな幸せになれるでしょう」ということになるだろう。
詳しく教えてくれて、ありがとうございました 勉強になりました。
弦五の話題が出たんで・・・ 「名曲名盤」(もはや役割を終えた類の本だけど)なんか読んでると もう、たいがい三番と四番しか載ってないんだよね。 もちろん素晴らしい曲であることに異議はないんだが、 おかげでやっと最近になって、五番と六番が 凄っげえイイ曲であることに気づいたというオマヌケ。 目下、シャープなmDGのEnsamble Vila Musica盤にハマり倒してます。
566 :
名無しの笛の踊り :2007/06/12(火) 08:21:17 ID:HRqAxGYq
第1・2番はすごくマイナーよ
567 :
名無しの笛の踊り :2007/06/12(火) 18:57:02 ID:POwhXiku
>>566 第1番はマイナーと言われても否定はしないが、俺はよく聴くよ。
第2楽章アダージョの弱音器をつけた響きに、脳内時計の時間が止まる。
第2番は原曲の管楽セレナーデ第12番ハ短調K.388が有名だよ。
いっそのこと、二つを合わせて管弦楽曲にしてほしかったなあ。
>>いっそのこと、二つを合わせて管弦楽曲にしてほしかったなあ。 意味が分かりません。 二つって何と何?
569 :
568 :2007/06/12(火) 19:24:50 ID:INlAxoxd
自己解決しました。 お騒がせしました。
570 :
名無しの笛の踊り :2007/06/12(火) 19:37:22 ID:POwhXiku
>>568 わかる人にはわかるので、説明は差し控えます。
571 :
名無しの笛の踊り :2007/06/12(火) 19:41:19 ID:POwhXiku
K388の方がずっといいよ。K406はいまいちだなあ 管弦楽にしてもつまらない。
K.563
575 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 19:55:04 ID:EueF5mR7
K.406の2番って、その名の番号からだと誤解を受けてる人がいそうだけど、 3番、4番より後の作曲(変曲)なんだよね。
576 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 20:56:19 ID:wc710aMA
最近はハ長調が2番、ト短調が3番、ハ短調が4番と表記されるようになったが、 ハ短調のオリジナルはK.388なので作曲順では2番でよろしかろ。
>575 編曲ですからね。原曲はもっと前なんでしょ?
578 :
名無しの笛の踊り :2007/06/20(水) 19:29:53 ID:p066iSTY
番号と作曲順が違うので有名なのは、ホルン協奏曲だね。
579 :
名無しの笛の踊り :2007/06/24(日) 22:45:50 ID:QK7AyXdx
僕はK406の方が好きだなあ。 K388は曲の重みに管楽器が付いていけてない感じがして微妙。 特に第一楽章が。 ちなみにK406はレザデューの演奏がお気に入り。
>579 K388は楽器の音色の違いをうまく利用した曲だと思うんですよ。 だから弦楽器のみだと色彩感が減じられた感じがしますね。 K388を知っているから比較しちゃうんだよね。
管楽器もモダンと古楽器では印象が違うし。 モダンだと軽い感じになっちゃう。
K388とK361のお勧めの演奏を教えて欲しい
583 :
名無しの笛の踊り :2007/06/25(月) 22:34:21 ID:n8QNZRNO
K388ならホリガー等のフィリップス盤で聴いてる クレンペラー盤が入手できないからね シュナイダー/ヨーロッパ室内管はどうなんだろう
>581 古楽器のほうが軽くないですか? モダンの方がまったりねっとり
586 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 00:45:46 ID:3iNl+KOs
にゃあ
587 :
名無しの笛の踊り :2007/07/05(木) 18:58:19 ID:TpOptmMX
インマゼール/ザイラーのヴァイオリンソナタ集はかなり良いですね。 ザイラーのヴァイオリンは表現にわずかなクセを感じるけど、なんかイイ。 もちろんインマゼールもうまい。
>>591 知らなくても、それを見て聴けば普通は分かるでしょ。
でも現実には、その曲を知らないような人には、絵音で判断する実力が無いということか・・・
モツは室内楽も軽快だ
594 :
名無しの笛の踊り :2007/08/01(水) 12:24:47 ID:iJPDetbC
不協和音マンセーあげ
EMIのアルバン・ベルクのハイドン・セッは、音がきつくて 自分には合いませんでしたが、 ハーゲンがものすごく自分に入ってきます。 録音もいいです。 でも玄人は、嫌いみたいですが。
それはベームの交響曲が最高のものだと思っている人が 例えばピノックにいちゃもん付けるようなものでは無いだろうか? 聴いた順番とか年代とかで、評価ってのは以外に分かれるものだと思うよ。
ハーゲン好きの596ですが、イタリアSQを犬に注文しています。 なんかいいCDに当たるともっといいのはないかと買いあさってしまいます。 ただ入手困難フラグが立っていたけど。 高いからダメなほうがよかったりしてw
>>595 ファゴット協奏曲は小林秀雄が「音楽は不思議なことをする」って書いてた曲だ。
>>598 アルバン・ベルクのハイドン・セットは、音がきつくて
ということでしたら、イタリアは気にいると思います。
ハイドン・セットはイタリアとスメタナで満足している状態で、
買いあさり気分は休止中です。
601 :
598 :2007/08/12(日) 10:15:35 ID:gg145MU9
>>600 レス、ありがとうございます。
気長に待ちます。
>>596 ABQでもTELDEC録音のモーツァルト集はそんなに音きつくないですよ。
>>602 でも、TELDECの頃のABQは、第1Vnと第2Vnの音がまるで溶け合わないよね。
EMIに移籍してからは第2Vnが完全に第1Vnに追従するようになった。
その点ハーゲンQは、各パートが主張しながらもエマーソンQのように分離せず
ハーモニーがかなり溶け合っている。
ハーゲンQの場合、音よりも解釈面で頭を使い過ぎて不自然すれすれのモーツァルト
になってる点が好悪をわけてるんじゃないかな。
それが曲想に合っているという意味でハイドンセットが一番成功していると思う。
>600 ウィーンQやアルティスQやクイケンQやモザイクQはどうなのかな? 意外に(?)いいのがイザイQ。
Q
606 :
名無しの笛の踊り :2007/08/21(火) 01:38:34 ID:RCQ1iIGK
モーツァルトってヴァイオリンとチェロのための二重奏つくってないんですか? あったら教えてください。
無い、ヴァイオリンとヴィオラ、チェロとファゴットの組み合わせならあるが
608 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 15:57:32 ID:nI0BKQSh
言葉にこそ残してはいないものの、独奏楽器としてのチェロにモーツァルトは ほとんど魅力を感じていなかったかのような印象さえ受ける。 典型的な例が歌劇『ドン・ジョヴァン二』のチェロ独奏オブリガードが付いた ツェルリーナの第一アリアかな。 終始延々と続く伴奏音型から、モーツァルトのチェロに対する思いが伝わってくるw
609 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 20:43:41 ID:hZTSdX9j
ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563 第4楽章(変奏曲)のチェロ・パートがいいなぁ。
>>608 > 言葉にこそ残してはいないものの、独奏楽器としてのチェロにモーツァルトは
> ほとんど魅力を感じていなかったかのような印象さえ受ける。
普通そう思うでしょう。独奏楽器のための曲残してないし。
モーツァルトの室内楽は飽きる。
432 名前:名無しの笛の踊り[age] 投稿日:2007/09/06(木) 22:14:29 ID:kaKFV80B ブラームスの室内楽は飽きない。
モーツァルトの作品の中で、最も飽きずに聴き続けられるのが室内楽だよ。
Beethoven君のスレで悪いんだが、 私の作曲した Milano Quartets のCDで良いのはないかのぉ? Barylli君のQuartetや 私の名前を流用した某QuartetのCDがあるのは知っておるが・・・
Mozart様のスレですが。初期カルテットならハーゲンQ、ウィーンQあたりがよろしいかと。
616 :
名無しの笛の踊り :2007/09/09(日) 21:42:00 ID:55bsaYPI
ヴァイオリンソナタって、モツの作品の中では地味目と思われているんでしょうか?
生涯にわたって作曲しているけど、 確かになんだか地味だよね。
>616 >617 でも傑作ぞろいだよね。意外に?深い。
てか Suske Quartet ってすごくねー? Lener Q 以来のアタリじゃねー?
>619 てか おまいいくつなんだよ?
621 :
名無しの笛の踊り :2007/09/11(火) 20:13:27 ID:ooD3Pptz
Faure QuartetのDGデビュー作が瑞々しい演奏でいいな。
622 :
名無しの笛の踊り :2007/09/11(火) 21:52:52 ID:Ut9JLmX2
>>616 確かに地味かもしれないけど、モーツァルトの曲の中では、聴いていて一番飽きの来ない
分野だと思う。
てか 今どき クラシック だなんてわらっちゃうねーwww この歌謡曲全盛の時代にさーww 歌謡曲は有名な歌手やグループがCD出せば ほんの数週間のうちにミリオンセラーなんだよー クラシックなんて万売れればいいほうだよねw 要するに 世の中でクラシックは全然評価されていないって事ww 音楽性でも美しさでも人気でも実力でも クラシックは歌謡曲の足元にも及ばない これが現実w
>>616 他の作曲家のヴァイオリンソナタも他ジャンルの曲と較べると
どちらかといえば地味な作品が多いんじゃないかな
某作曲家の、あまりにも有名なある作品が
ヴァイオリンソナタのイメージに影響を与えている感があるw
625 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 21:20:37 ID:8rLQhtJh
≫623 無名な歌手やグループが歌っても売れるなら、本当にイイ音楽なんだろうね。 まあ、クラシックのクの字も知らなさそうな人に何言われても痛くも痒くもないけど。 ……と釣られてみた。
626 :
616 :2007/09/12(水) 21:26:58 ID:UUMu8P5I
レス、ありがとうございました。 作品数が多くて私も一部の曲しか聴いたことないのですが。 お母さんが亡くなった後に作られたといわれている作品が、もの哀しくて すごく好きです。
>>625 有名な作曲家が作った
有名曲を
有名な演奏家が演奏しても売れないクラシックww
>無名な歌手やグループが歌っても売れるなら、本当にイイ音楽なんだろうね。
売れてるジャンww
SMAPだってなんだって最初は「無名な歌手やグループ」だったのw
それが簡単にミリオンセラーを出せる「歌手やグループ」へと進化を遂げられる
クラシックじゃありないだろwwwwwww
>>625 >クラシックのクの字も知らなさそうな人に何言われても痛くも痒くもないけど。
思い込み乙ww
第九や運命、ジュピター、未完成なんかくらい聴いたことがあるぞww
ウィーン四重奏曲、ロシア四重奏曲、ハイドンカルテッツとかもなww
そんな俺が
歌謡曲>>>>>クラシック
というだから間違いなし
629 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 23:14:52 ID:2firgSwm
歌謡曲が100年後にたとえ千〜万でもなお売れてれば、その時その「歌謡曲」は 「クラシック」になるんだ。「クラシック」の本来の意味を考えてみな。
classic=very important and of high quarity,with a value lasta for a long time 要するに、最高の、とか、最上級の、といった意味だ おまえ、まさかとは思うが・・・ クラシック=古典的な とかいう派生的な意味しかしらないんじゃなかろうなー?w ∴ 「歌謡曲」は 「クラシック」になるんだ というのは当たり前 ていうか現状が既にそう ことこの日本ではな
631 :
ちょい訂正 :2007/09/12(水) 23:22:59 ID:MDWIrp3n
classic=very important and of high quarity,with a value lasta for a long time 要するに、最高の、とか、最上級の、といった意味だ ∴ 「歌謡曲」は 「クラシック」になるんだ というのは当たり前 ていうか現状が既にそう ことこの日本ではな おまえ、まさかとは思うが・・・ クラシック=古典的な とかいう派生的な意味しかしらないんじゃなかろうなー?w
632 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 23:23:48 ID:2firgSwm
現状ではまだなってないよ
>>632 そりゃおめぇ現実が見えていないってもんだ
そんなんじゃ 空気読め っていわれるぞ
もういわれているかもしれんがw
634 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 23:25:59 ID:2firgSwm
for a long timeだろ? 100年は必要だね
歌謡曲って戦前からあるんだよw 形式はどんどん変わっているけどな 形式が変わっているからといってひとつのジャンルとしてみとめないとか いわないよな?w そんなこといったら ベトのSQは前期、中期、後期で形式が違うから別物だ なんてことにんるぞw
ってかクラシック音楽は“classical” musicなんだが。
w 今636がいい突込みをしたw
classical = based on or belonging to a traditional style or set of ideas ってだけ “classical music” という意味なら、定義からして 歌謡曲はクラシックになれない だが、俺が問題にしているのは 歌謡曲がクラシック音楽より優れており、 世間一般でもそれが認められている という歴然たる事実についてだ
大多数の評価=価値って考え方があるのは事実だ。 だが、そういうものとは一線を画する考え方があるのも事実だ。 わざわざこんなことを書きに来るなんて釣り乙としか言いようがないな。
640 :
名無しの笛の踊り :2007/09/13(木) 08:43:27 ID:JAaJBZWS
"クラシックなもの"あるいは"古典"は、いつの時代においても マイナーな存在なんだと思うよ。どの時代にも流行はあったはず。 例えばワーグナーやヴェルディが"現代音楽"だった時代には モーツァルトやベートーヴェンは決してメジャーではなかった。 しかし、前時代の作品の大半が時間とともに忘れ去られていった中で ごく一部は細々とではあっても継続し、社会背景や人間の価値観が変わっても 一定の価値が認められ続け、そのような時間の篩いの"検定"に合格したものが 人類不変の価値を持つ"古典"として認められてきている。 当代の流行歌の価値が時代を輪切りにしたときにどれだけ"横"に広く 愛されているのかによって決められるのだとすれば、古典は時系列で 見たときにどれだけ"縦"に愛され続けてきたのかによって決められる。 つまり、価値の基準が異なるんだね。時代を輪切りにした瞬間瞬間において "古典"がマイナーな存在であるのは当然のことだろう。
ハトに餌をあげないでください かまってちゃんにレスしないでください
642 :
名無しの笛の踊り :2007/09/13(木) 12:52:19 ID:PdK8PafN
≫思い込み乙ww 第九や運命、ジュピター、未完成なんかくらい聴いたことがあるぞww ウィーン四重奏曲、ロシア四重奏曲、ハイドンカルテッツとかもなww 歌謡曲>クラシックと安直に決め付けるにはべたすぎる曲目ですね。 だいたいウィーン古典派しか聴いてないんじゃん。話にならないよ。 ここでいう「クラシック」は広義の意味のはずだからねえ。 しかもそれだけ聴いておいて長所の1つも見つけられないとしたら 628さんの音楽センスは疑われるべきでしょうね。
>>642 未完成はロマン派のシューベルトでつが何か?w
バッハ、メンデルスゾーン〜バルトーク、ショスタコーヴィッチ
まで一通り聴いたよww
その結論として
歌謡曲>>(こえられない壁)>>クラシック
だっていってんだよww
歌謡曲こそ史上最高にして神の領域に限り無く切迫しているといえようww
644 :
名無しの笛の踊り :2007/09/14(金) 00:25:01 ID:6w2tm3oT
シューベルトは古典派だよ。ロマン派と言えるのは歌曲ぐらいのもんだ。 で、かまってもらえて気は済んだ?これだけ相手してもらえればもう充分でしょう。 勝手に一人で妄想していてくださいね。それじゃ。
ベートーヴェンの時代にもワーグナーの時代にも大衆のための流行歌はあって 人気を博していたんだよ。それが今の世代の人に歌い継がれているかというとそうではない。 ...なんて書いていてばかばかしいね。マジレスするねたじゃないや。おやすみ。
ギルシャハムのヴァイオリンソナタDVDが凄いよかった。
647 :
名無しの笛の踊り :2007/09/16(日) 16:48:57 ID:7TltLsxY
「わたしの城下町」と「瀬戸の花嫁」をオペラ風で聞いてみたい。
649 :
名無しの笛の踊り :2007/09/17(月) 15:24:13 ID:NLBr+l3A
ハイドン・セットとかプロシア王セットって、もうちょっとセットとして まとめて録音された新譜が出たらいいのになあ。
651 :
名無しの笛の踊り :2007/09/17(月) 22:25:31 ID:tunLyQ/+
ロンドン・ソナタをフルートで演奏したオススメのCDってありますか?
>650 これ古いけどいいですね。 K478はリヒテル・カガン・バシュメト・グートマンがやってるやつ K493はミケランジェリがやってるやつ(サポート誰だったかな?) が印象に残ってますね。今入手できるかは知らない
保守
●-、 r´ - ● ` =='\ | ヽ UUてノ
ディベルメントやセレナーデと 重奏曲はどういう関係なんでしょうか。 それぞれのCDに同じ曲が 入ってたりするんですが ディベルメントやセレナーデは 色々な楽器の重奏曲が 混ざってる総称みたいなものでしょうか。 初心者なもので教えていただきたいです。
一般的には重奏は室内楽であり、ディヴェルディメント・セレナードの類は機会音楽だけど、 モーツァルトの場合、その辺の境界線・ジャンル分けが曖昧であり、 純正な室内楽曲にディヴェルディメントというタイトルを与えているような例もある。 一般的には大編成の機会音楽をセレナード、小編成のそれをディヴェルディメントと呼んでいるが、 モーツァルトの場合、アイネ・クライネ・ナハトムジークような例外もままありややこしい。 要するに、あまり厳密に考える必要はありません。
657 :
655 :2007/09/24(月) 21:18:51 ID:/s70Bb8F
>>656 ありがとうございます!
すっきりしました。
658 :
名無しの笛の踊り :2007/09/24(月) 21:47:53 ID:2gQwzp3k
屋外で奏する音楽 →組曲(スュイットsuite) →セレナードserenade、ナハトムジークNachtmusik 屋外で夜に奏する曲 →カッサシオンcassation 屋外で奏し行進曲で始まる曲 劇場や大広間で奏する音楽 →オペラ、演劇の幕間音楽(アントラクトentr'acte) →ディヴェルティメントdivertimento 室内で奏する気分転換の曲
Wikiかね? 明快な分類法だが、残念ながらモーツァルトの作品には当てはまらない
クラリネット五重奏の お勧めCDありますか? エティエンヌ&ヴェーグQのものを 買ってみたんですけど 音が古臭く感じたもので。
>>661 私もW.マイヤー&モザイク四重奏団をオススメします。
去年の来日公演でも演奏されましたが、涙が出るほど美しく暖かい演奏でした。
>>662 ,663
ありがとうございます!
早速ポチってみました!
涼しくなってくるとクラ五が無性に聞きたくなるぜ 寒くなるとクラ協
>>665 クラ協も色々CD出てますが
お勧めありますか?
>>66 バセットクラリネットの演奏によるペイ/ホグウッド盤がお勧め。
>>667 ありがとうございます。
これからCDショップ行ってきます(`・ω・´) 。
670 :
666 :2007/10/01(月) 20:24:48 ID:6F2Nz6vU
>>669 ありがとうございます。
エティエンヌは所持しております。
演奏も良いですがジャケット可愛いですよね(・∀・)。
ウラッハ&カラヤン
>>667 > バセットクラリネットの演奏によるペイ/ホグウッド盤がお勧め。
いい音色ですね。クラ五もそのうち手に入れたい。
ホルン協奏曲、五重奏のお勧めはありますでしょうか。
>>674 ありがとうございます。
お得なセットですね!
ホルンの音を聴く機会が
なかなかないので助かりました!
676 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 19:31:11 ID:rPpzvGOd
モーツァルトのホルン五重奏なんて聴く人いないと思ってた。
677 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 22:33:41 ID:stJLAerN
>>676 おいおい、あれは室内楽の名曲の一つじゃないか。
678 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 00:15:57 ID:etcrmsM6
同じく管楽器を主役にした四重奏曲、 オーボエ四重奏曲K.370とフルート四重奏曲(K.285)を聴き比べると、 「名作」と「傑作」の違いが体感できるような気がする。 K.285は天才の名に恥じない名作。第1楽章の愉しさ、第2楽章の物悲しさは絶品。 K.370はK.285の愉しさに加えて、高貴ささえ感じられる。まさに最上の愉楽の時を与えてくれる! ゆえに私見ではK.370が「傑作」でK.285は「名作」と思うが、いかがかな?
どっちでもいいけどww オーボエの方が好きな楽器だから、 オーボエ4重奏曲の方が好き。 本間正史盤はお勧め。
>>オーボエ四重奏曲K.370とフルート四重奏曲を聴き比べると、 まさに、これに相応しいのはレザデュー盤! フルート四重奏曲全曲とオーボエ四重奏曲が同じCDに入ってる。
681 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 15:58:46 ID:9lPnoSjZ
>>680 アンドレアス・ブラウとローター・コッホのCDも1枚に全部入ってるよ
682 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 00:04:23 ID:UNeenFWa
ピリオド楽器だとはっぱりコレギウムアレウムの団員が演奏してるやつがいいのかな。 2枚組で「チェロとファゴットのソナタ」まで入ってるらしい。
684 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 23:21:33 ID:xHyXRyEk
>>683 ソレダ!
でもハ短調のオーボエ四重奏がないのが残念だなあ。
685 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 23:28:59 ID:nhtCoEFT
ハ短調のオーボエ四重奏なんて無いだろ。 と思ったらナハトムジークの編曲版の弦楽五重奏を さらに編曲したオーボエ五重奏なんてものが存在してるんだな。 これってモーツァルト自身による編曲なのか?不自然な気がするが。
686 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 23:39:20 ID:uIUfJh/V
今の歌謡曲やロック、ジャズも、クラシックが多少なりとも関わっている。どちらが優れているとかの話ではない。 クラシックがなかったら、628氏の愛好する楽曲も生まれていなかったか、もっと違うものになっていたことは間違いない。
>>685 第1ヴァイオリンのパートをオーボエで吹いてるんだ。
ホリガー、ゴリツキ、シェレンベルガー、シュマルフス、日本人だとN響の模擬などが録音してる。
689 :
名無しの笛の踊り :2007/10/28(日) 02:55:31 ID:vh+tUrYE
本間 モーツァルト
690 :
名無しの笛の踊り :2007/10/28(日) 03:42:17 ID:uY6ULPka
やや邪道かもしれんが、ゴールウェイと東京クワルテットのフルート四重奏曲全集には、 オーボエ四重奏曲のオーボエパートをフルートで吹いた演奏が5曲目として入っている。 これは誰にでもできる技ではなく、低音域に充分な音量と厚みがあるゴールウェイの フルートだからこそできたことだと思う。一聴の価値ありだ。
>>691 古楽器だったらの話ね。
個人的には今の所一番の録音。
つーか俺が知ってる限りあんまり録音無いんだよね。
その中では一番の出来。
何がいいかと言われると、上手い。しゃれてる。
>>692 レザデュー聴いたことある?
そのレザデューより良いというのかい?
>>692 バロック・オーボエのシュニーマンは聴いたことありますか?
落ち着いた大人の味わいといった演奏で、こちらもオススメです。
お二人ともいろいろありがとう。 両方有るけど本間盤の方が好みだったね。 洒落っ気というか、冗談交じりというか、センスの面で。
追伸 レザデューは好きな奏者だよ。 シューニマンは好きなタイプじゃないかな。 まあ実際の技術やらテクは劣るんだろうけど 本間盤の、この曲に関してはそういった事も感じない。
ほんまかいな
>>695 弦楽陣も含めてレザデューなどより本間盤のほうが良いのでしょうか。
もし良いのであれば、私は奏者達の名前だけで勝手に聴かずに決め込んでいたようです。
>>695 さんの回答によっては本間盤を購入しようかとも考えています。
トリオ・フォントネが演奏するピアノ三重奏全集買ってみたけど、良い演奏だったら良いな。
本間盤買ってきた。 一つ疑問なのは本間の第一楽章が9:11でレザデューが6:35になってる。 この差はリピートの有無なのかな? 演奏のテンポ自体はそんなに差はないと思うんだが。
701 :
名無しの笛の踊り :2007/11/02(金) 06:45:55 ID:Z+ufbN4Z
>>699 何の目的でそんなレスを?
聴いてから感想書いてくれ。
>>699 良い演奏だと思うよ。
有名ソリストの寄せ集め盤のような、派手さはないが、
かといってアンサンブル重視の四角四面ではなく、
各奏者が伸び伸びして、楽しく演奏してるのが伝わってくる感じ。
録音も鮮明だし。
スレ違いだが、気に入ったらこのグループで、
ドヴォルザークやフォーレなどのピアノ・トリオも聴いてみて。
保守
ジュリアードの第1回録音のハイドンセット出たね。 演奏は2回目・3回目と比べてどう?
70年代のだけでいいかなって感じ
708 :
名無しの笛の踊り :2007/11/18(日) 12:22:59 ID:6CQLZ7ZG
ジュリアードQって名前で買うのはまずいよね。 時期が違えば別物やん。
国内盤ヤダ
ジュリアード旧盤はリマスターされてるの?
>>710 SBMともDSDとも書かれてないからリマスターはされてないんじゃないの?
まあそのほうが下手に音をいじくられるよりよっぽどいいと思うが。
712 :
名無しの笛の踊り :2007/11/22(木) 23:57:07 ID:dWDRbfne
弦四も弦五も、自分はスメタナと相性がいいようだ。 でもジュリアードは聴いたことないから、買ってみよう。
でも弦五はブダペストも大好きだ
ジュリアード'77国内盤はリマスターがなぁ… もうちょっと濃密な音にならないかと思ったんだが'62もか コスト削減なのか最新リマスター技術の失敗を認めたのか
●-、 r´ - ● ` =='\ | ヽ UUてノ
K.500番台付近以降は、父親が死んだ時期だそうで 哀愁漂う曲が多い。
>716 別に、他の時期に比べて多いとは思わないけど。
718 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 23:43:27 ID:flra7Juz
哀愁漂うというより、濃い曲が多い感じですね。あの辺の時期は。
719 :
名無しの笛の踊り :2007/12/07(金) 00:17:11 ID:vAG6TUHr
塔のヴィンテージ・コレクションから出た ピアノ四重奏曲1&2が素晴らしい演奏でした
プロシア王の最後のやつ、K590。 これ大変な傑作だと思うのだ。現れてくる情念は深く複雑だし、最終章の展開部は 無調の匂いさえする。これに比べると、ハイドンセットは、かっちりした構成感は いいのだが、なにか形式的・技巧的な音楽に聴こえてしまう。 諸兄はどう思うか? ついでに、その前のK589もいい。
721 :
名無しの笛の踊り :2007/12/09(日) 23:40:49 ID:gD5W/wBC
K590って確かに異様で複雑な印象を与える曲ですよね。 720さんが指摘してる箇所だけでなく、 第一楽章展開部の前半のやりとりや、メヌエットの主部とかも「ヤバい」ですね。 かと思えば第一楽章の第2主題や第二楽章みたいな万感込めたような音楽でもあるし。 それにしてもプロシア王カルテットは3曲共いい曲ですねえ。 あの時期のモーツァルトでなければ書けなかった音楽だと思います。 でもハイドンセットが形式的、技巧的な音楽ってのはまた違うと思われます。 全身耳にするつもりで聴くともう満腹ですよ、あの曲集。 アクが強すぎて、こっちのコンディションが良くないと全然入っていけないですけど…。
ミラノ四重奏曲はディヴェルティメントみたいな感覚で聴けて良いですね。
723 :
名無しの笛の踊り :2007/12/10(月) 20:54:12 ID:32i1U7pX
ウィーン四重奏曲からハイドン・セットまでの9年間の空白は長いなと思ったが、 これはハイドンの沈黙の9年間とシンクロしているようだ。
はじめて弦楽四重奏聴こうとおもっています。 全曲聴こうとおもったっら現行盤では アマデウスとハーゲンくらいしか選択しないのですか? ・上記二つだとどちらがお勧めですか ・他に候補があれば教えてください
726 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 04:38:06 ID:EaZvNf60
>>724 ハーゲンの演奏はね、何と言うか、キビキビしてる感じ
アマデウスは持ってないデス
727 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 04:53:59 ID:XRnaUIcF
ハーゲンうるさいYO ズスケがいい
728 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 04:55:17 ID:XRnaUIcF
ハーゲンうるさいYO ズスケがいい
729 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 04:56:22 ID:XRnaUIcF
730 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 06:40:00 ID:EaZvNf60
ズスケはええね、音に柔らかさがあって
ズスケQ・ベルリンよい。 アルバン・ベルク旧よい。 イタリアQよい。 NaxosのエーデルQも意外によい。NML入ってるなら聴いてみ。
ズスケが評判みたいですね。これに決めたいが 8番以降しか手に入らないみたいで迷う。 ところでアマデウスの評判はどうなんでしょう。 人気ないんですかね・・・。
734 :
名無しの笛の踊り :2007/12/16(日) 10:01:47 ID:EaZvNf60
君がアマデウスのを買って、報告してくれw アマデウスの評判は俺も知りたい
バリリ ズスケ レナー スメタナ ジュリアード アマデウス アルバン・ベルク カペー
もざいく
イタリア、いいですよ。
イタリアSQはハイドン・セットやその後も含めて、物足りない気がする。 初期のは結構良いと思う。 ハイドン・セットはモザイクSQがベストかな。
740 :
名無しの笛の踊り :2007/12/17(月) 22:27:35 ID:5JptH5Wr
ピアノ三重奏曲で初心者でも聞ける曲は何番ですか? ケーゲルシュタットトリオを聴いていいな〜と思ったので・・・
モザイクQのハイドンセットいいよね。 初期の弦楽四重奏曲も録音して欲しいな〜
モザイクはプロシア王も最高。俺はハイドンセットより好きだな。逝く。
>>740 5曲とも全部いいよ。最初に聴くならK502かなあ。第2楽章ラルゲットは心に染みる。
おわりの3曲は、その世界に入り込むことができれば、楽しめるだろう。
743 :
名無しの笛の踊り :2007/12/17(月) 23:09:54 ID:5JptH5Wr
744 :
名無しの笛の踊り :2007/12/18(火) 00:26:37 ID:7Ne/rMoC
ハイドンセットもプロシア王もいいけど、ハイドンセットを評価する向きにはプロシア王は手抜きだって 言う人がいるんだよね。 敷衍するとフィガロより魔王が手抜き。 P協20〜24あたりより26、27は手抜きとか。 前者群は精密に作りこんでいるが、後者群は天衣無縫と言ったら当たってると思うけど 手抜きじゃないっす。
うん、手抜きじゃない。対位法はより自然で、曲の流れに溶け込んでいるので、 技巧的な面が浮かび上がることはない。天衣無縫とういのはまさにそのとおりだ。 三大交響曲のあと、精力的に続けられてきた彼の創作活動に翳りが見え、驚くほど 寡作な時期が来る。この時期にプロシア王は書かれていて、聴いてると、なにか不思議な 感じを受けるんだ。人間て、ふつうこういう精神状態にならないよね、みたいな。 まあ、チラ裏的な感想だが。
魔王ちゃうわ魔笛w
747 :
名無しの笛の踊り :2007/12/18(火) 17:13:06 ID:ZYgWqQ+e
プロシャ王の3曲はなんか匠の技って感じですよね。 曲の作りとしては、どちらかというと弦楽三重奏曲K563に近いと思う。 作品から受ける不思議な印象も似通ってますしね。 一方、ハイドンセットはニ長調K499を通って弦楽五重奏曲へ直接繋がってます。
弦楽五重奏曲だって、「k.515・K.516」と「K593・K.614」とでは性格が違うと思うけど。
749 :
名無しの笛の踊り :2007/12/18(火) 22:57:03 ID:ZYgWqQ+e
≫748 確かに性格は違いますね。 でもハイドンセットとプロシャ王セットの間にあるような質的な断絶とはちょっと違うと思う。 書法の違いというか、後者では必ずしも「四重奏」である事にこだわっていないところが結構あるんですよ。 弦楽五重奏曲では4曲共にあまりそういう発想は感じられない。 というか、より交響的な曲作りだと思う。そういう意味でハイドンセットからの繋がりを感じるというか…。 なんか纏まらなくなってきたので、この辺で。
>>749 言いたいこと良くわかるよ。ハイドンセットを継承するのはK515以降の五重奏群だよね。
「k.515・K.516」と「K593・K.614」との違いは、ハイドンセットの前半3曲と後半3曲
との違いみたいに考えればいいだろう。
プロシア王は、K563弦楽トリオとか一連のピアノトリオと近い気もするが、同じではない。
それがなにか、うまく説明できないんだが。
この流れで(皆さんすばらしいです)久しぶりに「プロシャ王」を聴いてみたけれど、 やはり何か足りないという気がするんですね。確かに旋律はハイドン・セットより 親しみやすいくらいだと思うし、展開も悪くない。でも、何というか、モーツァルトの 実力なら、この程度の曲ならいつでも書けるという気がして仕方がない。だから、 モーツァルト自身乗り気でないような感じで、注文された曲数だけ書かず、三曲だけに なってしまったように思われるのです。 それから、上のレスで、K.563との比較は見事だと思いました。ただし、個人的には、 K.563は真の傑作だけれども、「プロシャ王」はどうしても何か足りないという気が してしまうのです。決して嫌いな曲ではないのですが。
KV563は、モーツァルトの隠れた傑作の中でも最高の音楽 ベートーヴェンの、あの輝かしい弦楽四重奏曲群に比肩する それが、これほどマイナーでいいものか
まちがい >ベートーヴェンの、あの輝かしい弦楽四重奏曲群に匹敵する
おまいらのおかげでK.563を知ることができた 心から感謝してるよ!
755 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 12:57:33 ID:rYVfs8gV
≫751 言いたい事は良く分かるんだけど、なんというか、それって例えばハ短調ピアノソナタは 傑作だけど後期の変ロ長調K570やニ長調K576は微妙っていう構図と同じですよね。 それを否定する気は無いんですけど、それはちょっと納得しがたいものを感じます。 とはいえ、確かにK563とあの3曲を同列に置くのは難しいですね。 >モーツァルト自身乗り気でないような感じ プロシャ王セットというとこういう風に言われがちなんですが、どうなんでしょう? 精力的な曲調ではないにしても意欲は充分に感じるのですが…。 僕は、モーツァルトがドレスデンでアントン・クラフトと共演したことが影響してるように思います。 共演した作品がK563だったので、なにか得るところがあったのではないかと。 なにか、新たな四重奏曲像を模索しているようにも聴こえます。 で、その簡素かつ緊密なスタイルとあの時期のモーツァルトの作風が幸福な出会い方をしたことで、 目立ちにくいけど見落とせない3曲セットを生んだのだろうなあ、と勝手に想像してます。 その微妙な立ち位置がなんとなくベートーヴェンのチェロソナタ4番と5番を連想させます。 長文、駄文スマソm(__)m
クラリネット五重奏曲についても語ってくれよ。 知名度高すぎてイヤなの?
クラ五は、ケーゲルシュタットトリオの延長線上にあるもので、そんなに 重要な作か? と俺は思う。 クラ五よりはプロシア王の方が複雑微妙で、俺としては興味深い。
長文もなかなか面白い。 室内楽は特に、いろんな人の意見を聞いてみたい。
>>クラ五は、ケーゲルシュタットトリオの延長線上にあるもの ハァ??
760 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 22:15:58 ID:KxxAR4n/
これもとんでも本ですか? 天才は冬に生まれることが多い モーツァルト1/27 ショパン3/1 バッハ3/21 坂本龍一1/17 セザンヌ1/19 コペル二クス2/19 ケプラー12/27 ガリレオ2/15 ニュートン12/24 アインシュタイン3/14 ハイゼンベルク12/5 ラマヌジャン12/22 ノイマン12/28 ホーキング1/8 脳の形成過程が熱対流の法則に従った、自己形成によるとの指摘がある。脳の渦理論と呼ばれている。脳が如何にきちんと作られるかが才能を決定し、 脳が育っていく過程での温度環境が脳形成を大きく作用するという概念である。空調の安定した現代社会と違い、過去の天才達は自然界の厳しい環境の中に生まれた。 冬は、脳形成にかかわる胎内環境を最適にするのに良い条件を持った季節だったのかもしれない。(天才は冬に生まれる 中田力 光文社新書 p167) 数学者には積極的にアインシュタインの業績を否定する人も居る。 科学の新理論は 時代の流れの中で必然的に登場した相対性理論などと 恐ろしく創造性に富んだたった一人の力によって生み出された地動説などがある(中田力) ニュートンも批判されている。
761 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 22:29:04 ID:+zKKQrbv
>>759 クラ五とケーゲルシュタット・トリオを同列に並べるのはありえないよな。
762 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 23:37:17 ID:rYVfs8gV
クラ五はいろいろ語られていて、しかも的確な意見がほとんどだろうから 多分、話が広がりづらいでしょうね。 個人的には第一楽章の展開部がとても興味深いです。 抒情的な性格の提示部の後にあの空間的(小宇宙的?)な展開部っていう構成の妙に 驚きであると共に感心してしまいます。 その落差によって、ある種の得体の知れなさ、みたいなものが表現されていているように感じます。 他ではメヌエットの第二トリオが面白いですね。 解説書なんかでは「牧歌的」とか書かれていたりしますけど、とんでもない。 後半部の奇妙さはそんな悠長なもんじゃない。
>>760 占いやトンデモ説を根拠に「私は天才タイプ」と主張し
妄想の世界に生きている女を思い出したよw
自分の才能を主張する根拠が、なんらかの実績でなく、
「私の生まれた季節には天才が多い」といったのや占いっていうのは惨めだが。
ロシア王結構好きだな
東京クヮルテットのプロシア王よかった。 でも、今はあまりCD無いんだね。 前はもっとあったはず。俺はベトの後期の弦楽四重奏曲を東京クヮルテットで持っている。
>>765 あれいいね
今日本で読んだけど、アインシュタインはK.458《狩》が好きだったのか
768 :
名無しの笛の踊り :2007/12/28(金) 20:54:37 ID:bGwPhhyl
そうかなあ、大勢の学者がよってたかって長い間解けなかった壁に、 アインシュタインはたった一人で穴を開け、さらに新しい世界を切り開いたんですけどね。 確かに、数式そのものは先人のもののアレンジなんですけど。 その先人たちは、穴が開けられなかったんですよ。シュレジンガーにしたって。
769 :
名無しの笛の踊り :2007/12/29(土) 00:06:47 ID:/GuylJLC
≫766 それいいですよね。僕も好きです。 それまではシュタイアー/レザデューの演奏が好きだったんですけど、 今はこっちの方が気に入ってます。
久々にKV563を聴いているが、やはりこの曲はすごい… まだ聴いたことのない人は、絶対に押さえておくべき作品だ
771 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 21:47:23 ID:6hZ/+H0w
K.563はモーツァルト唯一の弦楽三重奏曲。 ジュピター交響曲の約1ヶ月後に完成した。
L'archibudelli のKV563、欲しいけど高いな〜 それに、もう4種類も持ってるしな…
>>773 おお! 欲しかった79年の無伴奏チェロ組曲とシューベルトの弦楽五重奏曲まで!
教えてくれてありがとう!
>>774 7枚目のプロシア王関係のCDなんかも、なにげに普段録音されない名曲が詰まっていて
素晴らしいです。ボッケリーニとかは、最近は鰤もnaxosも頑張っているので
安く沢山入手できるが。
776 :
名無しの笛の踊り :2008/01/07(月) 23:01:07 ID:SOVrI6J0
プロシア王セットにはまった。 モザイクと東京SQが気に入ったけど、 他に推薦盤を教えてください。
クイケン
779 :
名無しの笛の踊り :2008/01/08(火) 20:30:54 ID:8KuLVKxC
>776 おお。楽しみですね。このシリーズは演奏・録音とも抜群です。
781 :
名無しの笛の踊り :2008/01/10(木) 20:23:17 ID:yp3I38aP
モーツァルトのクラリネット五重奏曲、このごろよく聞くのですが、 これは優れた作品だと、改めて思った 今までは、第2楽章ばかりに目を奪われていたんだけれど、 他の楽章も、とっても素晴らしい この作品の唯一の欠点は、その完璧さではないでしょうか
763 :名無しの笛の踊り:2008/01/10(木) 03:01:32 ID:yp3I38aP モーツァルトのクラリネット五重奏曲、みなさんはどのレコードで聞いてますか? 私は、ライスター/ベルリンフィル・ゾリステンのがお気に入りですが、 もう一枚いいのが欲しい
783 :
名無しの笛の踊り :2008/01/10(木) 20:39:38 ID:yp3I38aP
ジャック・ランスロ/バルヒェット四重奏団のクラリネット五重奏曲も素敵でした
784 :
名無しの笛の踊り :2008/01/10(木) 21:26:41 ID:0jBeqg/d
>>782 ウラッハ&ウィーン・コンツテルトハウス
K.581はあんま好きになれないおれ。冗長に感じるんだな。 木管いり室内楽はK.370が好きだ!
786 :
名無しの笛の踊り :2008/01/10(木) 22:47:34 ID:SGrUpDrQ
787 :
名無しの笛の踊り :2008/01/11(金) 11:39:49 ID:IT02UzOd
質問です。 木管5重奏曲(K452)の最初の辺りの部分でピアノが指が届かない場合、 アルペジオにしたほうが良いでしょうか、音を抜いても良いでしょうか?
おそらく5〜7小節の和音だろうけど、テヌートの指示があってもアルペジオでいいんじゃない 音を抜くとしたら左手をオクターブだけにするとか 密集和音は現代ピアノではあまり効果的でないな
>>783 うん、あれは素敵だ
バルヒェットの音色にうっとり
分散和音でもOK モーツァルトに限らず
792 :
787 :2008/01/12(土) 15:28:42 ID:JVNfUN04
>>788 さん
>>791 さん
わかりやすいお答えありがとうございました。
参考・勉強になりました。
793 :
名無しの笛の踊り :2008/01/12(土) 21:12:37 ID:YfhZKo+Z
でも、マイルスがブロックで弾けって言われるんだよ。
794 :
名無しの笛の踊り :2008/01/21(月) 20:06:51 ID:2aJTkqpB
セレナード 変ホ長調 K.375 が好きなのですが、その第1稿(2Cl,2Hr,2Fg ヘ長調)の録音はあるのでしょうか?
ホープリッチのやつがあるね。
796 :
名無しの笛の踊り :2008/01/21(月) 20:49:35 ID:2aJTkqpB
>>795 さん、これですね↓
GLOSSA GCD 2K0601 モーツァルト:セレナード第11番変ホ長調K.375(1781)、《魔笛》ハルモニー・ムジーク(木管六重奏)― 序曲と13のアリア
ナハトムジーク:エリック:ホープリッチ(バセットホルン、クラリネット、ディレクター)、アルフ・ヘルベルク(バセットホルン、クラリネット)、
ダニー・ボンド(ファゴット)、ドンナ・アグレル(ファゴット)、クロード・モーリー(ホルン)、テューニス・ファン・ツワート(ホルン)
ヘ長調ではなく変ホ長調のようですが、注文してみます。ありがとうございました。
ムジークフェラインQ[Musikverein Quartet] の不協和音(K.465)聴いてみたけど これがまたすごい これだけメリハリの利いた演奏はそうないね ただ、WPh(VPO)のコンマス率いるSQだから BarylliやWellerのようなSQを期待していたが、 こちらは期待はずれ 前後関係からして当然かもしれないが、 Wellerの面影はなく、Wellerの残影が感じられる程度
798 :
訂正 :2008/01/28(月) 03:36:29 ID:pVhRnVqZ
Wellerの面影はなく、Wellerの残影が感じられる程度 ↓ Barylliの面影はなく、Wellerの残影が感じられる程度
メリハリなら、エマーソンSQはどうか?
800 :
名無しの笛の踊り :2008/02/04(月) 08:21:28 ID:CBRfOtKk
クリーン/アマデウスSQってこのメンバーでピアノ四重奏を2回以上録音してる? 知っている方がいたら是非教えていただきたいんだけど
>797 プレヴィンのピアノ四重奏を聞いてぼんやりしてたら ムジークフェラインQのK465が知らぬ間にかかってた(カプリング)。 ひどい演奏だったのでウィーン室内合奏団(ヘッツェル他)のを 今は耳直しに聴いている。年寄りなのかもしれん
802 :
名無しの笛の踊り :2008/02/12(火) 15:03:33 ID:FUfFZNZe
ho
shu
804 :
名無しの笛の踊り :2008/02/13(水) 03:10:57 ID:WgRGSV9q
ハイドン・セットは、あまりに素晴らしくて、単純さのなかに永遠が溶け込むかんじがする。 これらをものしたのは28歳くらいか。 ここにたどりつくまでには地道な自己の奥に課した音楽的修練の積み重ねがあっただろう。 意外と苦労人だなあ。
まったくそのとおりだ
ヴァイオリンソナタはあまり話題にならんね・・・ ゴールドベルク/ルプーの4枚組みで聴いているが素晴らしい
苦労人とは言えないような。 モーツァルトの音楽は、幼少時からの修練にも負うけど、 一方でやはり並外れた天分による所も大きい、 と聴いていて思う。
交響曲の第1楽章を頭の中で作曲し それを紙へ書き写している間に第2楽章を頭の中で作曲し それを紙へ書き写している間に第3楽章を頭の中で作曲し… という手順だったのが手紙のやり取りから分かってるんだって ど、どんだ(ry
>>807 モーツァルト自身が、ハイドンへの献辞で「長い辛苦の結実…」と述べている。
その言葉を我々は素直に信じよう。
天才の上に努力したから凄いのではないか。
享楽的な側面が強調されやすいが、人並み優れて勤勉だったのは確か。 イチローを想像すれば良いと思う。
イチローはモーツアルト以上にわからない
813 :
名無しの笛の踊り :2008/02/17(日) 19:11:24 ID:8os1S0Uv
>>809 ハイドン・セットの献辞は「天才も努力するんです」という、当たり前の事実を
気づかせる上で、重要な役割を果たしているよな
815 :
名無しの笛の踊り :2008/02/19(火) 13:22:39 ID:eWM3KhL3
天才とは努力し得る才である(ゲーテ) このゲーテの言葉はほとんど理解されていない。努力は凡才でもするからだ。 然し、努力を要せず成功する場合には努力はしまい。 彼には、いつもそうあって欲しいのである。 天才はむしろ努力を発明する。 凡才が容易と見るところに、何故、天才は難問を見るということがしばしば起こるのか。 (小林秀雄 モーツアルト)
不協和音聴いていたら泣けてきた
817 :
名無しの笛の踊り :2008/02/20(水) 00:37:10 ID:lPtLdYB2
会社も家族も近所も不協和音だらけ。 泣けてくるなあ。orz
818 :
名無しの笛の踊り :2008/02/21(木) 15:04:12 ID:2y6uqIP/
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏で お薦めの演奏者がいたら教えてください。 (まだ一枚も持っていません) 検索して視聴してみたところ パールマン×ズッカーマンが見つかって なかなかいいなーと思ったのですが 弦楽奏者に詳しくないもので… お薦め演奏者スレよりもこちらのほうが適当かと思い 質問させてもらいました。
クレーメル&カシュカシアン
>>809 「長い辛苦の結実」というのは、ハイドンセットについての言葉だから
一般化まではできないのでは?
ここら辺が室内楽曲スレが他のモツスレでのモツ評と、趣を異にしている
原因かもしれない。(かぶっている住人も少なくないだろうけど)
勿論、幼い頃からの努力もあっただろうけど、曲想が他の作曲家に比べて
かなり特殊で、やはり天分の比重も高く
「苦労人」というくくりはなんか違うと思うんだな。
>>818 スメタナQのノヴァークとシュカンパの録音もあるよ。
「献辞」は無論ハイドンセットについて言っているのだが、長い辛苦はハイドンセットとともに 終わったわけじゃない。フーガ断片が書き捨てられた82年春から、多くの五重奏楽章が破棄された 87年春まで、少なくともそれは継続していただろう。 苦労人と言うつもりもない。所謂「苦労人」と「天才とは努力し得る才」とはまったく別のものだ。
>>820 >曲想が他の作曲家に比べて かなり特殊で、やはり天分の比重も高く
具体的に詳しく説明してください
モーツァルトくらい努力した人ならそれなりにいっぱい存在してきただろう。 だけどモーツァルトのように曲が書けた人かなり稀有でもある。 あの絶妙さや曲の超越感のようなものがね。 小林秀雄のモーツァルト論にも、ハイドン・セット作曲の際の苦労だけでなく、 作曲時に特殊なメカニズムや、レベルの高い曲を短い間にあれだけ生み出せた 点ほか、モーツァルトの特殊性も言われている。 だから何よりもあの天性があってのモーツァルトであることは否定しない。 しかし、幼い頃からの父親による仕込み(音楽のための旅行も含め)に負う所も 大きかったんじゃないでしょうか。 それ(天分プラス小さい頃からの鍛錬)によって、 同じ人生経験を経るにせよああいう曲を作る感性が育まれたのでは? モーツァルトが作曲(ハイドンセットも含め)に関して見せる勤勉面も、土台にこの面があるかもしれない。 モーツァルトが長年努力し苦労しまたそういう人生経験によってああいう音楽を 作りましたというよりね。 自分も苦労人タイプなんで、モーツァルトも苦労人な方が嬉しいんだけどw 曲を聴いてみると苦労人的感性っていうよりこの人ならではの感受性の強さや 人間離れした絶妙さの方を感じるんだな。
父親の干渉、大司教との確執、就職活動の失敗、コンスタンツェの困った行状、 晩年の人気下降… モーツァルトも十分に苦労人でいいじゃん。 晩年のプフベルク宛私信では作曲を「骨の折れる仕事」と心情を吐露してもいる。 いつでも何の苦労もなしに作曲♪♪というのこそ創られた俗説でしょ。
>>819 >>821 お薦めありがとうございます。
スメタナQは結構好きなグループ(って言うのかな)なので、期待して検索してみたところ
今はスーク×シュカンパの二重奏しかないみたいで…
(犬のレビューを読むと、ノヴァーク×シュカンパはLPからカットされたらしい?)
残念です。でもスークもいいなと思ったので、こちらを買おうかと思います。
>>824 >>作曲時に特殊なメカニズム
何ですかそれは?気になる。
>>モーツァルトの特殊性
何と比べて、何がどんなふうに特殊なんですか?
ぜひ知りたい。
828 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 01:25:10 ID:LJxkeYon
>>826 私が持ってるノヴァークとシュカンパの二重奏K.423のLPは
ブラームスのクラリネット五重奏曲とカップリングの
やつだけど、スークとシュカンパの二重奏K.424と
カップリングのも出てたんですね。知らなかった。
ノヴァークのほうもCD化して欲しいですね。
830 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 00:35:59 ID:JHOA7KfI
ヴァイオリンソナタと弦楽四重奏は駄作が多い。
831 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 00:55:41 ID:oDWUqjo3
>>830 数が多いからねえ。
ヴぁいおりんソナタも10曲くらいにしておけば。。。
832 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 12:22:08 ID:jEV6wVrj
ヴァイオリンソナタと弦楽四(五)重奏しか聴かないが、 他にいい曲あるの?
>>832 クラリネット五重奏曲
モーツァルトの室内楽のなかでは白眉。
834 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 12:42:55 ID:8XaHjtvx
編成2、4、5人と来れば3人も。 先ずは K.563のディヴェルティメント(弦楽三重奏)もどうぞ。
>>830 どんな曲が駄作なのか、いくつか挙げてよ。
836 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 19:19:51 ID:XNSWWucf
ハイドンセット以降のモーツァルトの室内楽はどれもいいよ。
>>832 俺も 『ディヴェルティメント(トリオ)』K.563をあげる。
あとは『ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲』K.423&424。
838 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 19:40:49 ID:2fqO7qrN
>>832 ・ピアノ4重奏2曲 K478 K493
・ピアノと管楽器の5重奏1曲 K452
839 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 19:43:33 ID:XNSWWucf
ハイドンセット、プロシャ王セットはもちろん 初期のミラノ四重奏曲、ウィーン四重奏曲とも好きだなあ あとヴァイオリン・ソナタに駄作はないと思う。 もちろん、特に好きなのとそうじゃないのとはありますけどね。
>>あとヴァイオリン・ソナタに駄作はないと思う。 それは、24番K.296以降の事でしょ? それ以前のガキの頃の初期作には駄作もある。 ガキに対して駄作と言うのもなんだが。
ムターのヴァイオリン・ソナタ。賛否両論だと思うが、最近いいなと思うようになった。
おれは子ども時代のソナタのが好きだ。ギャラントで心地いい。
ムターはジャケットがエロすぎるからいかん。 ジャンルは違うがプリンスのLOVESEXYと同じくらいレジに持っていきづらい。
「ハイドンセット以前」なら、ヴァイオリン・ソナタがいいなあ。 300番台は名曲揃い。ムターの選集で再認識した。
846 :
名無しの笛の踊り :2008/03/19(水) 00:44:46 ID:uRKawZwE
素直に傑作が多いと認めよう。 しかし、駄作もある。 ピアノ協奏曲でさえ駄作もあるのだから。
>>846 自分が好みでない曲=駄作
とするのは、暴論でしょ。
849 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 01:54:22 ID:d8jzkPnL
昨日、中古屋でボザール・トリオのピアノ三重奏曲全集(新しいほう)を買ってきた。どこにも角がない、想像以上に素晴らしい内容で、しばらくはこの3枚組が手放せないと思う。
弦楽四重奏曲の第8番〜13番は、意外とあなどれないことに気づいた
第13番など、かなり良いよね。いかにもモーツァルトの短調という感じ。
852 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 22:35:24 ID:gz8VZMMZ
モーツァルトのピアノ協奏曲って駄作あったっけ? もちろん5番から27番の間で。 ボザール・トリオの新しい方のピアノ三重奏曲全集はチェロが弱いのが玉に瑕ですね。
俺は三重奏はトリオ・フォントネのやつを聴いてる。
854 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 23:33:20 ID:zSQs3XGg
ピアノトリオは一昨年出たBARENBOIMのものも良いよ。
ライスター、ベルリンフィル・ゾリステンのクラリネット五重奏曲、すごくいいわあ
>>855 それ、クラリネットが左側スピーカーだけから聞こえない?
楽器位置からして、左から聞こえるのはいいんだけど左に片寄りすぎなんだよね。
ハイドンセットを少し気取って聴いたあとに、気楽にホフマイスター 聴いたりすると、なんか小さな幸せを感じる。
>>856 意識して聴いてみたけれど、特に気にはならなかったよ
859 :
名無しの笛の踊り :2008/03/26(水) 06:51:33 ID:dIZQBNvt
弦楽五重奏曲KV.515、素敵な曲だわぁ(・∀・) ブダペスト四重奏団+トランプラーの演奏
>>859 ブダペストのモツ弦五というと、
(1)1曲だけトランプラー、他はカティムスとの全集(モノラル)
(2)トランプラーとのすべてモノラルの全集
(3)1番だけステレオ、他はモノラルのトランプラーとの全集
(4)全曲ステレオのトランプラーとの全集
の4種類の全集を持ってるんですが、本当に全部違う演奏なのか
ご存知の方いますか?
(2)と(3)は同一演奏かもしれないという気がするんですが。
大人になってからのヴァイオリンソナタとピアノ三重奏は名曲揃い。 ただソナタはV伴奏つきPソナタだし、三重奏も弦の比重が低いので、 一般に評価は低い。モツ一代でジャンルとして確立したようなものなのに 気の毒。音楽としては傑作なんだけどね。
862 :
名無しの笛の踊り :2008/03/28(金) 16:49:25 ID:lsKAcheW
861さんの意見は、モーツァルト好きとしてはとても共感はできるが、 「モツ一代でジャンルとして確立したようなものなのに」 の部分にはいささか疑問。このふたつのジャンルはバロック時代の ソナタに実質的な起源があるのは明らかだと思う。
>大人になってからのヴァイオリンソナタとピアノ三重奏は名曲揃い。 どーい
ヴァイオリンソナタ、ゴールドベルク/ルプーは買いで宜しいでしょうか? 近所のCD屋で見つけたのですが識者の見解を求む。
865 :
名無しの笛の踊り :2008/03/28(金) 23:06:52 ID:NKgdxhnR
ハイドン・セットでは、KV387、狩、不協和音の三曲が特にイイ!(・∀・)
オケ物は苦手なので、最近は室内楽ばかり聴いてる。 室内楽でおk
867 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 00:19:28 ID:l3cHusHx
弦楽四重奏曲第1番KV80は名曲だよ(・∀・) 聴いてみてネ!
>864 枯れたヴァイオリンとみずみずしいピアノの対比、みたいな感じだけど ゴルトベルクはそれなりに芸、と思うので買って損はない、かな。 最初の1セットとしてはちょっと変わったものになるかも。
869 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 08:25:13 ID:CMT8bchJ
>>856 そうそう、前から不思議に思ってたんだけど、クラリネット五重奏曲の演奏で
クラリネットが左側に置かれてることがけっこう多いのってどうして?
フルート四重奏曲では、当然のようにほぼすべて右側からフルートが聞こえてくるのに。
オーボエ四重奏曲の場合も、たまにオーボエが左から聞こえてくるのがある。
主役であり、主旋律を吹くことが多い管楽器が左から聞こえてくるのって、
俺としてはかなり気持ち悪い気がするんだけどなあ。
>>869 フルート四重奏曲でも、フルートは左側でしょ。
左から、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの順番が普通だと思うけど。
右側からフルートが聞こえたCDは、他の楽器はどうなんだい?
もし、チェロが左側からだったら何かがおかしいよ。
871 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 08:46:03 ID:CMT8bchJ
ごめん、自分が吹いている立場になって想像しちゃってたので、 右と左を間違えてしまった。869は「右」と「左」をすべて入れ替えて 読んで下さい。856さんのレスも、多分(勝手な推測だけど) クラリネットが左スピーカーから聞こえてくる、つまり聴いている 我々からすると、右手側から聞こえてくる、(チェロの外側に クラリネットがある)という意味で言ってるんじゃないかと思う。
>>869 は「右」と「左」をすべて入れ替えて読んで下さい。
すべて入れ替えても、またおかしなことになるけど。
>(チェロの外側にクラリネットがある)
意味わからん。
チェロとクラは、隣どおしじゃないし。
873 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 09:17:58 ID:CMT8bchJ
まだ何かおかしいかなあ。もっと具体的に書きますね。 フル四の場合は、必ずFl-Vn-Va-Vcの順に並んでるけど クラ五の場合はVn-Vn-Va-Vc-Clの順になってる録音や映像がよくある またオー四の場合もたまにVn-Va-Vc-Obと並んでるように聞こえる録音がある それはどうしてなんだろう、という意味です。
874 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 09:57:59 ID:NZaNtwEp
K.581の Vn-Vn-Cl-Va-Vc の並びの演奏を聴いたことがあるので、 別に決まりはないと思うよ。
875 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 10:22:36 ID:CMT8bchJ
管楽器奏者の意見で並び方が決まるのかなあ。
>>862 さん
雑な書き方をしてすみません。初期には伴奏程度だった弦を
後期にはPとほぼ対等に扱った、という意味です。
起源はおっしゃる通りだと思います。
877 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 20:33:44 ID:NZaNtwEp
>>873 ソロ楽器と1st.Vnとのメロディの対話を重視して際立たせようとするのなら、
離れた配置の方が効果的でしょうし、広がりのある響きがすると思う。
どうやって並ぶ?って聞かれて 僕はこういうのがいいって答える いつもそうやって決まる
話し合いで決まらない場合は、仕方なく前後一列に並ぶこともある。
Flは横、Cl、Obは縦
仲が悪くてアイコンタクトを取りたくない場合は縦がいいな
882 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 16:35:10 ID:XC8KoF+u
877さんの言うように、メロディの対話や響きの広がりを重視しているのだとすると、 管楽器-(Vn2)-Va-Vc-Vn1という配列に出会ったことがないのがちょっと不思議だね。 これがオーケストラではよくあるVn1-Va-Vc-Vn2の配置にいちばん近い配置なのに。
883 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 23:52:12 ID:e56Hpj0k
グァルネリ、ジュリアード、ハーゲン、アルバンベルク、ズスケ、鰤モツ170 気がつけば、ハイドン・セットのCDが六種類に
884 :
名無しの笛の踊り :2008/04/01(火) 00:47:56 ID:W0PEbkp4
鰤モツ170収録の「狩」を聴いているけれど、イイ!(・∀・) 演奏は…フランツ・シューベルト四重奏団っていうのかな
885 :
名無しの笛の踊り :2008/04/02(水) 22:01:59 ID:ycb29MS+
フランツ・シューベルト四重奏団は音色が柔らかいので、モーツァルトや シューベルトに向いている。 おれは、そんなに好きじゃないが。
886 :
名無しの笛の踊り :2008/04/03(木) 12:27:00 ID:lbCDdLE9
弦楽四重奏曲第12番は傑作!
↑調くらい書けよ、カス
↑そんなの書いても、書かなくてもO.Kだよ、カス
889 :
名無しの笛の踊り :2008/04/03(木) 21:34:29 ID:lbCDdLE9
SQ第13番の第4楽章は、なんかフーガっぽい
まさしくフーガでは?
891 :
名無しの笛の踊り :2008/04/03(木) 22:44:30 ID:lbCDdLE9
SQ第10番も、一聴の価値アリ
↑調くらい書けよ、カス
俺の尻をなめろ
確かに、ケッヘル番号が調性位は書いて欲しいな
896 :
名無しの笛の踊り :2008/04/06(日) 11:51:10 ID:HwRTyFgG
まあ、幸い弦楽四重奏の場合は、「第〜番」という言い方だけでも ほとんど紛らわしいことは起きないからね。
SQ8番の第4楽章もフーガだよね
899 :
名無しの笛の踊り :2008/04/12(土) 11:03:21 ID:f7aS/Pu5
モツの弦楽五重奏曲、特に晩年のニ曲は、普段はあまり聴かないのだが 時折無性にそればかり聴きたくなる時期がやってくる。 ここ数日がそんな時期のようで、何種類かの演奏で聴きまくっているのだが、 やっぱりこのジャンルの演奏はアマデウス弦楽四重奏団がひとつの頂点だな、 と再認識した。旋律の歌い込みと、アンサンブルのよさとのバランスが絶妙だ。
900 :
名無しの笛の踊り :2008/04/12(土) 11:26:31 ID:f7aS/Pu5
899続き 旋律の歌いこみという点では、フィリップスの全集にも採用されていた グリュミュオーらのグループや、スメタナ四重奏団あたりもけっこういいが これらはヴァイオリンが勝ちすぎていて、中高音部の押しが弱い。 一方、ブタペストやアルバンベルクあたりは、バランスはとてもよいが 歌いこみがいまひとつ不満。モーツアルトの弦楽五重奏曲の演奏は、 本当に難しいのだな、とつくづく感じる。
アルバンベルクはおしまいの2曲の録音あるの?
903 :
名無しの笛の踊り :2008/04/13(日) 08:46:02 ID:0Ln0hz/V
アルバンベルク、せっかく現代の代表的モーツァルト演奏(古楽器系は別として) などと言われているのだから、弦楽五重奏曲全集や初期の弦楽四重奏も早く出して欲しいよね。
解散したよね…。
905 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 22:13:05 ID:ePzz3zSc
ハイドンセット以前の弦楽四重奏を纏めたセットを出してる楽団ってあります? 前期の四重奏曲にも興味があるので・・・。
>>905 HUNGAROTONからFESTETICS(フェステティーチ)の古楽器演奏。
1〜13番の3枚組で発売中!
907 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 23:35:29 ID:ePzz3zSc
ピリオド嫌いにはバリリがいい
普通にイタリアカルテットの弦楽四重奏曲全集買えばいいじゃないか。
910 :
名無しの笛の踊り :2008/04/18(金) 08:51:27 ID:YLaiO7XY
メロス弦楽四重奏団って、ユニバーサルの全集で弦楽五重奏を聴いて けっこう気に入ったんで、弦楽四重奏も聴いてみたいと思ったんだけど、 アマゾンでちょっと検索してみた感じでは、国内盤で普通に手に入るのって 17/19番の一枚だけなんだね。弦楽四重奏団なのに、弦楽五重奏曲全集を 出しておいて、弦楽四重奏曲をあまり出さないとは、これいかに。
911 :
名無しの笛の踊り :2008/04/18(金) 10:27:15 ID:BIbpGELX
メロスのハイドンセット持ってる 廃盤になったんじゃね
ハイドン・セットを聴くならば、ジュリアード四重奏団が最適といえよう
913 :
名無しの笛の踊り :2008/04/18(金) 23:43:44 ID:YLaiO7XY
ザルツブルク時代の13曲と、ハイドンセットと、プロシャ王セット、 それぞれのグループごとに、よいと感じる演奏がかなり違うように思う。 たとえばハーゲンは、前期13曲の演奏はとても聴きばえがするのだが、 後期の作品になると演奏に作為的なものが感じられすぎて、あまり好感が持てない。
914 :
名無しの笛の踊り :2008/04/19(土) 00:22:09 ID:L2Em9NTu
915 :
名無しの笛の踊り :2008/04/19(土) 00:33:13 ID:L2Em9NTu
>>899 >>900 歌いこみとバランスということだとグリラーQもいいよ。
ヴァンガードの優秀録音なので音質に関してはアマデウスより上。
グリラーQというとデニス・ブレインとのホルン五重奏曲が想い出される。
>>914 新盤の方ですたい。特に、何が優れているかといえば、第15番ニ短調の演奏。
第15番は、ハイドン・セットの中でも演奏が一番難しい曲だと思うのだけれど、
ジュリアード新は実に情感たっぷりに聞かせてくれる。
ハイドン四重奏曲の出現は、音楽史上の奇跡だ
それほどでもない。
いや、それ程にこの曲集は素晴らしい。 もう何回聴いたことか… 聴けども聴けども、新鮮味を失わず、 聴くたびに新たな魅力を伴って歌(メロディ)が流れる… ベートーヴェンの中・後期の弦楽四重奏曲の作品たちと比べても、全く遜色はない。 あのベートーヴェンの、彼の芸術の頂点を極めると言ってもいい弦楽四重奏曲たち、 例えばラズモフスキー四重奏曲集や、後期の最高傑作である(と言わせていただく) 嬰ハ短調Op.131と比べても、一切劣るところは感じられない。 同じく、弦楽四重奏曲の最高傑作に数えられるだろう、ハイドンの エルデーディ四重奏曲と比べても… 他の作曲家との比較はさておき、俺は、 クラリネット五重奏曲KV581や、弦楽三重奏のデヴェルティメントKV563とともに、 死ぬまでハイドン四重奏曲を、折りにふれて聴くことだろう
>920 いくつもの曲と遜色ない、って程度じゃ奇跡とまではいわないのでは? 比較対象が弦楽四重奏だけだし。まあハイドンセットが傑作なのは認める。
まあ、「音楽史上の奇跡」というのは、自分の個人的な思い入れ、主観が混じりすぎだな。 そうであってほしい、という願望だ。 「弦楽四重奏曲史上の画期的事件」くらいが正当な評価かしら。 俺の場合、室内楽、特に弦楽四重奏の素晴らしさを、 ハイドン四重奏曲を聴くことで初めて発見したものだから、 これらの曲に対する愛着が極めて強いんだ。 初めて聴いたときの感動は今も忘れられないよ。 それ以来、色々な室内楽の曲と接してきたつもりだが、ハイドン四重奏曲よりも、明確に好き、 というような曲には、めぐり合った記憶がない。同じくらい好き、という曲には出会えたけれども。 6曲のうち、どの曲も好きだけど、KV387、「狩」、「不協和音」は特によく聴くなあ。 KV421は、ちょっと悲壮感が強すぎて、あまり好みでないかも。 それよりは、ホスマイスターやプロシア王セットの方が好きだろう。 ところで、思うんだが、第1番のKV80って、実に良くできてる曲だと思わない?
ハイドンの「五度」はいいな。
初期の弦四はディヴェルティメント風で、聴きやすいことは確かだよな。
イタリアSQで四重奏曲を楽しんでいますが、 他に対照的な演奏を聴いてみようと思います。 イタリアは太く、歌うような演奏なので、 すっきりした演奏ということになるのでしょうか。 ハイドンセットだけでもいいのですが、 どこのSQの演奏がいいでしょうか。
926 :
名無しの笛の踊り :2008/04/26(土) 18:05:14 ID:i4Zageb6
太く歌うようなイタリアSQと対照的というなら、ハーゲンSQがいいんじゃない? 良くも悪くも、細く機械的で、正確無比な、いかにも器楽的な演奏だ。
ハイドン・セットはチェロの響きが楽しい曲集だね この頃になると、もうチェロは完全に独立した地位を与えられているのだな
>>925 すっきりとした演奏ということになれば、やはりズスケでしょう。
929 :
名無しの笛の踊り :2008/04/26(土) 21:34:09 ID:0bIA83S5
初期の四重奏曲ならミラノ四重奏曲がとてもイイですね。 全6曲、隙が無くて凄いと思います。 初期モーツァルトの傑作かと。
>>925 です。
>>926 >>928 さん、ありがとうございます。
ズスケは、今、新品(国内盤)で入手できないですね。
輸入盤探してみようかと思っています。
>>930 ズスケなら、今ヤフオクで出品されているね
ウィーン・コンチェルトハウス四重奏団のK.421を聴いたが、この曲は ゆっくりしたテンポで弾いてくれると良い 第2楽章は、ほとんどアダージョで
933 :
名無しの笛の踊り :2008/05/06(火) 15:18:49 ID:cPzJl+gz
バリリSQはハイドンセット録音してないんですか? 最近発売されたBOXにも入ってないみたいだし・・・
>>933 録音してません。モツ全録音の途中でバリリが腕の故障で
解散してしまったため。ウェストミンスターから全集として出た
LPではウィーンコンツェルトハウスQとアマデウスQの演奏で
未録音の曲が補われています。
あっ、そのレコード持っています。そういう理由だったのですかー
936 :
933 :2008/05/06(火) 22:12:28 ID:cPzJl+gz
>>934 そうだったんですね。ありがとうございます。
人生いろいろですな。
>>933 全部ではないと思いますが、14と15番は残っているようです。
>>937 そういえば14番はBOXに入ってましたね。失礼。
グリュミオー/ハスキル グリュミオー/クリーン ってどっちのコンビがいいの?
>>937 第15番は残っていなかったような…
第14番はあります
>>941 第15番は、VKQと書いてあります。バリリではないようです
∧∧ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
944 :
名無しの笛の踊り :2008/05/10(土) 20:10:00 ID:+bUmpe9i
>>939 どちらもなかなか良い演奏だと思うが、後者のほうが録音が良いのと
全集である(初期のものは除くが)という強みがあるので、
俺がもし人に奨めるのだったら、とりあえず後者だな。
945 :
名無しの笛の踊り :2008/05/10(土) 22:49:13 ID:chvkBaNq
HAGENが出して何年もたつし、そろそろどこかのSQがメジャーからハイドンセット 出してくれないかなあ。
新目の録音では、エマーソン、ハーゲン、モザイクあたりが、演奏・録音とも秀逸で、 特に他に欲しいとも思わないが。 むしろこいつらにはやく五重奏出して欲しいよ。
>944 ハスキルの方は一部モノラルだしねえ。でもハスキルは神なんだなあ
先日話題になってたズスケの選集(輸入盤)を 某中古屋で発見してGETしたのですが ブックレット入ってなかった。 ちょっと、ガッカリ・・・・
>949 著名じゃないと思うよ。メジャーレーベルから出してるわけじゃないし。 日本では徳間がけっこう担いだからある程度知られている方だと思うけど。
>>950 ありがとう。ベートーヴェンとモーツァルトのみ?
8番〜13番はベルリン弦楽四重奏団が音友の主要レコード
として載っていた。
ハーゲンダッツはうまいのけ?
953 :
名無しの笛の踊り :2008/05/13(火) 19:06:45 ID:o1cRk9me
>>953 あなたが買う価値を、他人が判断出来るわけないでしょ。
955 :
名無しの笛の踊り :2008/05/13(火) 19:29:12 ID:o1cRk9me
>>934 つめたいなあw
じゃあ質問を言い換えて、このスレに書き込むような
モーツァルト好きな人たちなら、たいていこういう
未完作品や断片などにも興味を持つのでしょうか?
私としてはこういう企画はおおいに興味があって、ぜひこれからも
心あるメーカーにどんどん出して欲しいと願っているのですが。
>>953 の「モーツァルト:クラリネットのための断片を含む作品集」は
録音自体に資料的価値があるのですが、ブックレットにどれだけ
情報が載っているのかも気になりますね。私は興味があります。
私は954氏ではありませんが、、
買ってみりゃーいいじゃん あの断片はモーツァルトらしい霊感が感じられるし
それ持ってるよ。 ライスターが中心というより実質的にはライスターの弟子のルイジ・マジストレッリのアルバム。 ライスターは半分位しか入ってない。 資料的価値もあるけど何よりクラリネット好きにお薦め。 簡単な各曲の解説もある。音もいいし持っていても損はないと思うよ。
959 :
名無しの笛の踊り :2008/05/16(金) 01:20:03 ID:Ia6ydyMB
モーツァルトの「ミラノ四重奏曲」がセットになってるCDってやっぱ全集モノを買うしかナイン消化ねえ。 「ウィーン」「ハイドン」「ホフマイスター」「プロシア」と所有していて、ウィーン四重奏が意外と気に入ったので、 ミラノも聴いてみたいな、とおもってるんですが。
960 :
名無しの笛の踊り :2008/05/16(金) 02:29:44 ID:PwZyZMj4
さすがにミラノ四重奏曲だけってのは厳しいかも。 個人的にはフェステティーチ四重奏団の初期四重奏曲集(13曲)がオススメ。 フンガロトンから出てるやつです。
961 :
名無しの笛の踊り :2008/05/16(金) 19:28:24 ID:umCpo8p1
>>959 ミラノ四重奏曲って、K.155〜160ですよね。
それならソナーレ四重奏団のCD(クラーヴェス)がありますよ。
1枚に6曲入ってます。ヴィオラは小林秀子さん。
962 :
名無しの笛の踊り :2008/05/17(土) 14:18:30 ID:Zsqz5KnO
フェステティーチのCD解説書の第2ヴァイオリンの人がヴィオラと誤記されてる。 (だからヴィオラが2人になってる) ケースジャケの表記は合ってるんだけど。
ハーゲン三兄弟でKV563を入れてくれないかなあ
K.563のCDは、カップリングの曲の選考が難しいんじゃないの? この曲だけでは1枚の収録時間が短いし。
ハーゲンダッツはうまいのけ?
保守
ピアノ四重奏曲とピアノ三重奏曲、 最近まで知らなかったんだが、良い曲揃いだね。
>968 「モーツァルトのト短調」として結構有名だったりする。名曲だよねえ。
今ゲヴァントハウスSQの19番、21番、14番他のDVD聴いてるけどいいね。 録音もすばらしいし、演奏も端正でまとまりがいい。
971 :
名無しの笛の踊り :2008/06/03(火) 21:59:07 ID:62lWIoh+
私は地味な所で クラリネット、ヴィオラ&ピアノ三重奏曲 "Kegeistatt-Trio" KV498 が、とても好きなんだ。 こんな小品にこそモーツァルトの鬼才が煌めいているんじゃないかって 思うようになった44歳のおじさんです。
972 :
名無しの笛の踊り :2008/06/03(火) 22:01:32 ID:62lWIoh+
>>971 綴り間違えた
"Kegelstatt-Trio" ね。
973 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 09:50:25 ID:7ti51Mnp
まあ、K.498が「小品」と言えるかどうかは疑問だけど。 地味な名曲であることは確かだね。
974 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 15:05:28 ID:3aPOCwnw
AAMのクラリネットとオーボエとホルン入ってるやつ買ってきたけどとりあえず入門はこれでいいよな?
976 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 15:34:33 ID:3aPOCwnw
977 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 23:44:52 ID:3aPOCwnw
そして放置された
978 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 00:11:30 ID:4jBvxrME
中古はまずいだろ。 正体不明の病原体が付いてるかもしれない。 有名チェーン店なら、気をつけてるところもあるかもしれないが、 個人から買うのは絶対まずい。 個人が顔見知りとか行きつけの店ならまだいい。
979 :
名無しの笛の踊り :2008/06/05(木) 00:26:10 ID:8xIELTAM
中古のエロDVDなんかは消毒しましたって書いてあるな
>971 まさに「鬼」が顔を出してる感じがする。だからあまり好きじゃない。
981 :
名無しの笛の踊り :
2008/06/06(金) 00:00:21 ID:C7hCuYtX ルプー&ゴールドベルクのヴァイオリンソナタ集(4枚組)を買った。 濃厚な演奏でとても(。・∀・。)イイ!!両者とも表現力がもの凄いね!