1 :
名無しの笛の踊り :
2006/10/14(土) 08:10:42 ID:oHzAK9XU 即死しすぎ また、復活
2 :
2 :2006/10/14(土) 08:35:16 ID:bH4o7tMa
氏ね
3 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 08:37:44 ID:h5b/aNa2
今年になって3つ位立っては落ちてる、もう話すことも無い。
4 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 08:38:48 ID:gkDnIcEU
クレンペラー盤でよさに目覚めた。
5 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 09:18:30 ID:9oBFg09+
>>3 あっそうなんだ
でも俺は初めてだからカキコするよ
はっきりいってこの曲は第1楽章しか聴かないけど
バンスタVPOジェームズ・キング(T)が好き
以上、終わり
6 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 09:20:00 ID:R009vutK
7 :
5 :2006/10/14(土) 09:33:32 ID:9oBFg09+
>>6 Ewig…Ewig…
死にたくなってくるんだもん
でもF・ディースカウだから聴こうかな
8 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 10:51:13 ID:oHzAK9XU
9 :
5 :2006/10/14(土) 14:29:26 ID:9oBFg09+
>>8 よし、聴いてみる
なんて曲聴けばいいか教えてクレツキ
10 :
8 :2006/10/14(土) 15:33:36 ID:oHzAK9XU
11 :
5 :2006/10/14(土) 16:11:50 ID:9oBFg09+
12 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 19:28:58 ID:WKrrmh8P
クランペラーのこの曲のレコード(当時)を聴いて「大地ががらがらと 音を立てて崩れていくのを感じた」と批評した人がいたが、いくら なんでも大げさな…と思った。 でも、やはり第1楽章のオープニングは何度聴いてもすごいなあ。
バンスタVPO買って、いい曲だとは思うけど、演奏にノレなかったのでクレ購入。 びっくりしたね。 4番であまりいい印象を持ってなかった(シュヴァルツコップのせいもある)けど、 まさかこんな凄まじい演奏をしてようとは。 話題の7番をまだ聴いてないので、これから楽しみだ。
14 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 22:51:31 ID:a0qBozsv
クレツキをずっと聴いていると、たまにバンスタVPOも聴きたくなる。 バリトンのほうが未だにしっくりくる。
綺麗にパッ!パッ!パッ!
綺麗にパッ!パッ!パッ!
綺麗にパッ!パッ!パッ!
母なる大地よアッー! 讃えよ大地をアッー!
19 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 09:31:41 ID:rwAG+aKX
ワンダリヒ イイ
綺麗にパッ!パッ!パッ!
クレンペラーは良いといっても毎度毎度聴いて行くと飽きてくる、 そんな大オーケストラの晦渋さに飽きてきた時、シェーンベルク等々の 編曲した室内楽編曲版聴くと、はまるネェ。 時々、こっちの方が原曲だったんじゃねぇ?と思ったり思わなかったり して。
22 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 20:44:24 ID:Zh3TeuGy
23 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 21:11:35 ID:sk41e98n
シェーンベルク編曲ならさすらう若人の歌の方が好きかな
24 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 22:50:06 ID:QmDhkJW5
終楽章のバスクラ吹きたい
ワルター、コロンビア版は?これが大地の歌と言うかマーラー始めて聴いた奴なんだ。
>>25 コロンビアではなくニューヨークフィルでは?(1960年4月ステレオ)
最高です! 数十種類聴いてきていますが個人的にはベスト盤。
27 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 22:06:59 ID:R9Re04A6
やっぱシューリヒトじゃね?
1楽章のトランペット吹きたくない
>>26 そうでした。確認しました。すっかり「ワルター=コロンビア」と思い込んでました。めんご。
ヘフリガーのテノール、俺的には最高!
30 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 23:02:35 ID:lo3LwtzB
バレンボイム・・・何これ・・・酷すぎ しかも、いちいち唸るな
31 :
30 :2006/10/17(火) 23:08:49 ID:lo3LwtzB
追加 桶はシカゴですから、うまいのですが荒っぽいです。(馬連のせいでしょう ショルティのも聴いてみたいのですが、どうでしょうか?
バレンボイムは聴いてないが、ひどいのか。 ショルティはそれよりは悪くはないだろうが、ルネコロのドイツ語は素人耳にも疑問。
コロは言葉より響きに重点を置いてるからだと思う。
34 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 21:20:33 ID:8nR3pu2t
コロは、なかなか良い コロが歌ったものとしては、カラヤン盤が一番いいと思うが(演奏的にも
35 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 21:28:46 ID:SbwN2BV2
キングの歌唱なら、バーンスタイン盤よりハイティンク盤のほうが好調だ。
36 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 21:28:46 ID:DirUNEYb
37 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 21:42:06 ID:8nR3pu2t
ルートヴィッヒは?
38 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:02:33 ID:izBz4tnZ
コロにとってはもちろんドイツ語は母国語なんだけど、旋律を意識しての ことなんだろうけど、流れすぎていく感じはする。 例えばヴンダーリヒなんかもメロディはよく流れるけど、ドイツ語の 持つ「言葉のリズム」は、コロよりもずっと自然に感じる。 ヴンダーリヒは神業かも。 ヘフリガーは逆に言葉のリズムに重きを置いているというか。 それもまた個人的には好き。 ワルターNYPのスタジオ盤は、俺も大好きな一枚。 世評高いVPO盤より音楽表現の振幅も大きく、録音も良くてずっと 気に入ってる。
39 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:26:18 ID:DirUNEYb
日本人にドイツ語のことで貶されたくないだろうな。 韓国人に「お前の日本語は〜」とか言われたくないもん
性も暗く知もまた暗い
41 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:30:29 ID:SbwN2BV2
ワルターのステレオ盤 俺の持っている米CBS MK42034では オーケストラがColumbia Symphony Orchestra と書いてある。 演奏は最高だと思うけど、なんとなく聴く気がしない。
42 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:52:40 ID:8nR3pu2t
メンゲルベルグの大地の歌が残ってたら・・・・・ そういや、ストコフスキーってアメリカ初演やった人だから録音が残ってもいいのにね・・・
43 :
32 :2006/10/18(水) 23:01:12 ID:3eLOnt+q
>>39 うん、確かに素人とはいえ言い過ぎた感がある。
でもなんていうか、もっとドイツドイツしてほしかったのさ。
まあ、そうじゃなきゃいけないということはないだろうね。元が中国だし。
44 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 20:39:56 ID:6K/TlneM
もっと、チャイニーズしてほしかった
45 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 21:06:20 ID:H56LBXZy
おまいら、ピアノ版はもちろん聴いたんだろうな? 物足りなく感じるところもあるが、ピアノならではの良さが出る箇所もあるぞ
47 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 07:43:57 ID:G1pVLtMz
聴いてねぇ。
コロスケってドイツドイツしてないだろ?
50 :
中の人に非ず :2006/10/20(金) 15:25:04 ID:3j0CDkqt
京都フィルハーモニー室内合奏団:第148回定期 @京都コンサートホール(小)16:OO 指揮・佐藤俊太郎 独唱・畑儀文 T 藤村@人 Br マーラー=シェーンベルク:大地の歌 ワーグナー:ジークフリート牧歌 ¥3k 学生/70歳以上¥2k 当日券¥5OO増 京フィル075‐212‐8744
↑↑10月21日です orz
52 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 16:06:19 ID:mxJAFLFb
ピアノ版のCDって カツァリス盤と演奏者忘れたけど日本人演奏盤の 2種類位しか知らない。 他にあったっけ?
サバリッシュ(NHK録画)のはいいですよ。 裏青化されて無いかな?
54 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 19:34:12 ID:iC0MfAdF
ブーレーズってどう?
>>52 カツァリスってマーラーの前にベートーヴェン/リストの交響曲をやった勢いで、
大地の歌を出したような感じと記憶しているんだけど、
マーラーだと、なんか、練習を聴いているみたい感じになってしまう・・・
カツァリスのピアノは音色が平板でいただけない。確かに歌手の練習模様を聴いて いるようで、作品の持つ魅力の大半が失われてしまっている。
57 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 11:23:51 ID:gwsLzZ/B
58 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 15:34:17 ID:++9+GdRL
piano moe
59 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 08:43:24 ID:EILvj5eQ
60 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 08:52:27 ID:EILvj5eQ
「大地の歌」はグロテスクってイメージは無いな。 後期の作品にも関わらず初期交響曲等々の明晰さに再び回帰した曲の様な印象がある。
62 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 19:48:15 ID:d+kMaFDN
>>61 聴きやすいからじゃない?
マーラーの交響曲は長くて難しい曲が多いから(告別は別か・・
63 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:04:34 ID:9LDamM3B
DFD&MURRAY DICKIE クレツキ指揮フィルハーモニア このテノールがどんな人か知ってる人いますか? ドイツ語が軽くて明るすぎて問題があると思う人もいるでしょうが 良い意味で自分は大地の歌の印象が変わったんですが
64 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:18:44 ID:qScljJAx
65 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:22:06 ID:9LDamM3B
なかったんですよ OTL 国内盤持ってる人がいたらなとか思ったんです
66 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:26:57 ID:qScljJAx
67 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 23:07:01 ID:9LDamM3B
ありがとうございます
>>8 他に感想ありましたらお願いしますね
68 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 00:13:54 ID:lFxd3m7K
仏語だが Das Lied von der Erde のディスコグラフィーサイトを見つけたので
紹介しておきたい。95の録音が紹介されている。
www.arkivmusic.com/で販売リストには59種が出ているが、実際には単体売りと
全集売りが二重にカウントされていたりしているので、50に満たないのに比べると
全て網羅しているとは云わないまでもそれに近いタイトル数だろうと思える。
最近はピアノ伴奏版の録音がずいぶん出ているのに気付かされる。
ともあれ、交響曲も含めたその他のマーラー作品のディスコグラフィーも充実して
いるので折を見て訪れたいと思っている。
ttp://gustavmahler.net.free.fr/daslied.html
69 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 09:07:39 ID:KN4wcbJA
海賊 ENCOREレーベルのタイトルだが、ラトル&ジェシー・ノーマン、ジョン・ヴィカーズの演奏記録のDVD が出ている(Berkshire Record Outlet)。コリン・デイヴィスとの録音ではノーマンは適役とは思えなかったが 楽しみではある。 Mahler, Das Lied von der Erde. (Jessye Norman & Jon Vickers. Cond. Rattle. Rec. London, 1985. PLEASE NOTE: Limited-pressing DVD-R. Embedded English subtitles) | Price: $ 8.99 | Country: AMERICA | Label: ENCORE
やっぱりこの曲のテノールはヘルデンテノールみたいなドラマチックな声がいいね。
71 :
名無しの笛の踊り :2006/10/29(日) 07:37:13 ID:wP93nlxU
ブックオフでワルターの60年盤を買ったんだけど、最新リマスター盤だと音がかなり良かったり? 俺が買ったのはかなり初期の物なんだが(Pマークが83年になってる)
>>31 ショルティによる全集はあんまり評価していないが例外がこの曲
歌曲集として捉えたい人に薦められる。
73 :
31 :2006/10/29(日) 10:16:59 ID:R6DpWlyn
ショスタコのバビヤールもそうだけど、 大地の歌聴くとそもそも交響曲って何?ってな疑問がわく。 9番作ると死ぬから大地の歌は番外扱いとか巷で言われるけど、 実は今までの交響曲とは明らかに形式的に異なるから マーラー自身今までの交響曲とは別モノと考えて番号無しにしたとか 言うのは間違い?
マーラーが迷信とかをすごく気にする質だったのは残された記録などから明らかではある。 ロマン派後期以降における交響曲っていうのは、文学でいうところの小説と似ていると 思う。ある程度規定があるようでいて、もっとも何をやってもいい感じ。
76 :
名無しの笛の踊り :2006/10/29(日) 13:04:02 ID:3hEIuQuu
Armin JORDAN & Orchestre National de Montpellier Iris VERMILLION, mezzo-soprano; Donald LITAKER, tenor Feb.1.2002 ライヴ録音、 レーベル ACCORD(昨年ユニバーサルクラシックスを通じて販売) この作品の演奏にとって最重要と思われるパトスの強さを欠くことはさておき、極めて美しい 演奏である。両歌手の選択もそのことを念頭に置いているのだろうが、ドラマティカルではない、 素直な声質のテノールとメゾソプラノが選択されている。 インバルとの『子供の不思議な角笛』の録音がある VERMILLION の方はさすがに上手い。これで オケが上手ければ良いのだけれど、緊張感のある音が出せないのでは水準以下と云われても仕方 がない。
「死者の歌」ならともかく、バビヤールはまだ交響曲のフォルムがしっかりしてるぞ。
大地に触発された叙情交響曲のフォルムはなんだかなあだが
サン・サーンスの3番はなんで2楽章形式なんだ? 1−2と3−4をアタッカでつなげたらいいだけなのに。 日本語で「サン・サーンスの3番の第三楽章が・・・」 と言われることを回避したかったのかな。
堂々と誤爆で保守ですか。
81 :
名無しの笛の踊り :2006/11/05(日) 18:21:13 ID:atoT6Hkq
ヒドス
82 :
79 :2006/11/05(日) 21:06:18 ID:WFKDYIyd
すいません、交響曲の形式の話題が少し出たので…… 気になってたんですよ、サン3については。 ただサン・サーンススレに行くのも面倒だったので… はい、保守ついでに…すいません
83 :
79 :2006/11/05(日) 22:13:54 ID:WFKDYIyd
すいません、交響曲の形式の話題が少し出たので…… 気になってたんですよ、サン3については。 ただサン・サーンススレに行くのも面倒だったので… はい、保守ついでに…すいません
まあ声楽付きとオルガン付きじゃあ関連性が薄いわな。 気にするなや。
85 :
名無しの笛の踊り :2006/11/06(月) 23:37:44 ID:XdsxxPfb
前に紹介したフランス語で記されたマーラー作品のディスコグラフィーサイトで 太文字で紹介されていた、 Marc WIGGLESWORTH &The Premiere Ensemble Tenor: Jean RIGBY, Bariton: Robert TEAR ( RCA 1994年録音)を聴かれた方はあるだろうか。 シェ−ンベルク等による室内楽用編曲版では、ヘレヴェッヒェ指揮の演奏が抜きん出ている ように思えるけれども、どうなんだろうか。 米アマゾンのマーケットプレイスで$5で出ていたので発注しようとしたが、残念ながら 海外発送不可のセラーだったので、いまだに未聴のまま。Osmo VANSKAの演奏記録(BIS)も 今や入手が難しい。 ディスコグラフィーサイトを知ってしまうと追っかけたくなるのが常だが、買い求めてみ たら凡演の類だったら、落胆してしまうもの。 愛してやまないほどの演奏であれば、ぜひどのような演奏だったか紹介してもらえれば嬉 しい限りです。
室内楽版は今売ってるかどうか知らんが、中古屋で見つけた ロベルト・HP.プラッツ指揮ケルン・アンサンブル の精緻で透明な演奏にやられた、 その後、ヘレベッヘ聴いたけど演奏がヌルすぎて (ユルすぎて?)そんなに良いとは思わなかった。 編曲してるのがシェーンベルクなのが影響してるか知らんが 古楽系より現音をゴリゴリ演奏してる団体の方が 合ってるのかな?と思う。 オスモはまだ聴いた事がない。
どうもありがとう。その後調べてみたら、Vanskaの方はHMV,Japanでも最近になって 日本にも出荷するようになったArkivmusic.comでも販売リストに挙がっていました。 最安値は米アマゾンの中古で$9でしたので、発注したところです。 室内楽版ではルイージの振ったものと、終楽章のみですがネルソンの振ったものとを 聴いたことがありますが、ヘレヴェッヘのものには及ばない出来でした。 PLATZと、それからWELSER-MOSTはいずれ出会う機会がきっとあると思います。
追記
室内楽版の最新録音はjpcで販売リスト入りしている。フルプライス盤なので将来入手できる
機会を待ってもよいかな。
指揮者なし、Mezzosoprano: Margriet van REISEN, Tenor: Andre POST
Ensemble Oxalys FUGA LIBERA Transc. A. Schonberg/R. Riehn, Aug.2005
ttp://www.jpc.de/jpcng/classic/detail/-/hnum/9648715/ 既に入手されている方もいるだろうが、ブリリアントから10月末に出たSACD
がある。
Version fur Kammerensemble von Arnold Schonberg
Anna Haase, Daniel Sans, European Chamber Soloists, Nicole Matt
Sound:stereo & multichannel (Hybrid)
空輸されるのを待っているところだが、どういう訳か、先のディスコグラフィー
には記載されていない。ひょっとしたら2006年録音でこれが最新録音なのかも
しれないが。
Schmidt-Isserstedt & NDR, Mezzosoprano: Merriman, Tenor: Wunderlich の演奏記録が
安価に再発されている。以前は海賊 Disques Refrain か、高価な Tahra からしか出てい
なかった。BellaVoce Classics も海賊に近いかもしれないけれど。
ヴンダーリヒの出来は今ひとつかもしれないが、しっとりした演奏で素晴らしい。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/346979
90 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 23:56:53 ID:d2PtuQAf
Nicole Matt & European Chamber Soloists, mezzo soprano: Anna Haase, Tenor: Daniel Sans が届いたので一聴した印象を記しておこう(2006年5月スタジオ録音)。 テナーは明朗で甘いトーンの声質、ヴンダーリヒのようなドラマティカルな歌唱とは対極 の位置にある歌唱。メッツォは陰影のある声質でこの曲には最適な選択だと思える。 マットは合唱指揮者としてキャリアを築いてきただけあって、シェーンベルク等による室 内楽版に依って、この大曲の歌曲としての美しさを求めようとしている。あくまで歌手に 寄り添う演奏で、オケ部分は決して歌手の邪魔をせず、第2楽章ではゆっくりとしたテン ポを採って、伸びやかなメゾソプラノの歌声を前面に押し出して歌曲としての美しさをう まく引き出している。 歌手が魅力的であるだけに伴奏も冴えているように思えるのは錯覚 だろうか。 フルオケ版に限らず、室内楽版でも、人間の声だけでは表現しきれない激しく深い情念の うねりをオケ部分が担い、時には歌手の歌声を掻き消すようなアンバランスも許容される のだと思えるのだが、このマットの演奏では歌が最優先されるので、ソフトムードが勝ち すぎて、刺激的に響かない。たとえば第2楽章でメッツォの歌声に沿うヴァイオリンの不 協和音は音量を絞りに絞ってしまう。 ただただ美しい演奏を求めるのであれば、室内楽版であれば、もっと密やかな音の響きを 大切にしても良いのにと思ってしまう。 録音は最高、歌手の歌声にのみ聴き惚れるのであれば、これほど素晴らしい演奏はないか もしれない。
91 :
名無しの笛の踊り :2006/11/08(水) 00:14:00 ID:bV4r0UXu
マットは鰤の一連の合唱指揮で定評があるだけに その歌を全面に押し出す演奏ってのを是非とも聴いてみたいんだが タイミングが悪いのか店頭でなかなか見つからないのよね。 キムラヤで出ないかなぁ?
93 :
91 :2006/11/08(水) 01:09:15 ID:bV4r0UXu
>>92 蟻がd
しかし鰤だからなぁ、一枚だと送料がかかるから
その他何枚も買っちゃうんだよね。
まぁ店頭で買っても、ついで買いで、その他何枚も買っちゃうんだけど(苦w
94 :
名無しの笛の踊り :2006/11/10(金) 11:40:44 ID:Cn2NjSAt
>69 ENCOREレーベル、ラトル&バーミンガム市響 メッツォ:ジェシー・ノーマン、テナー:ジョン・ヴィカーズ のDVDを聴く。1985年BBCプロムナードコンサートのビデオをDVDに焼いたもの(モノ録音、当然海賊盤)。 (Berkshire Record Outlet)。 保存状態の悪い古い家庭用VHSテープがソースなので時々ブラックアウトして途切れたりするけれども、 どのような演奏だったかを知るには十分。 コリン・デイヴィスとの録音よりノーマンは出来は良いが、レヴァイン盤がこの歌手のベスト演奏だろう。 ジョン・ヴィカーズの方はミスが時折出るけれど、ドラマティカルな絶唱で聴かせる。 30歳台前半のラトルはさすがに若く活気にあふれているが、現在より所作は小さく、抑え目なのは この曲の繊細な音の響きを大切にしているからだろうか(繊細な音の響きはVHSテープの音質が良くない こともあって十二分には伝わって来ないが)。 少なくともEMI盤(Bariton: Thomas Hampson, Tenor: Peter Seiffert)よりははるかに魅力ある演奏だった。 この組み合わせでスタジオ録音を残してくれれば良かったのに思えてならない。 Mahler, Das Lied von der Erde. (Jessye Norman & Jon Vickers. Cond. Rattle. Rec. London, 1985. PLEASE NOTE: Limited-pressing DVD-R. Embedded English subtitles) | Price: $ 8.99 | Country: AMERICA | Label: ENCORE
95 :
名無しの笛の踊り :2006/11/10(金) 12:00:59 ID:Cn2NjSAt
追記 この録画の最後にステレオ録音はFMラジオで流すと言っているので、いずれBBCからこのライヴステレオ録音が 発売されることもあるだろう。 どういう訳か、晩年のバンスタ&イスラエルフィル、ルチア・ポップ、Walton Groenroosによる『子供の不思議な角笛』 のライヴ録画がラトルの『大地の歌』の後に収録されている。 演奏の出来は決して芳しいとは云えないが、オマケとしては十分。
96 :
名無しの笛の踊り :2006/11/14(火) 01:12:31 ID:nMg8gFrW
97 :
名無しの笛の踊り :2006/11/14(火) 09:01:57 ID:2xABvl5l
>>70 やっぱりこの曲のテノールはゆりうすぱつあくみたいな情けない声がいいね。
99 :
名無しの笛の踊り :2006/11/14(火) 21:07:55 ID:XX4lOlif BE:466920858-2BP(2)
>>7 そしてそれはそのまま9番の第1楽章の第1主題に引き継がれる
そのままじゃなくて半音上がってるでしょ?
101 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 03:10:08 ID:ISrW1as8 BE:210115229-2BP(2)
半音ではなくて1音
それをいうなら全音
4番の3楽章の終わりにもこの下降モチーフって出てくるよね
104 :
名無しの笛の踊り :2006/11/23(木) 00:16:22 ID:yrMvQw9o
Osmo VANSKA (Vaenskae?) & Orchestre de Chambre de la Sinfonia LAHTI Mezzo.:Monica GROOP, Tenor:Jorma SILVASTI | Label: BIS Transc. A. Schonberg/R. Riehn, May.22-24.1994 期待しないで聴いてみたが、メッツォ、テナーとも歌唱が本当に素晴らしい。最近耳にしたこの曲の 室内楽版の歌唱の中ではベストだった。 93年ヘレヴェッヘ、95年ウィグルワースに挟まれた94年の録音だが、それまで録音されることが稀 だった室内楽版をそれぞれの指揮者が野心的に採りあげて録音が続いた時期だったのだと思える (ウィグルワースのは未聴)。 テナーのジルヴァスティは甘いトーンの声質にもかかわらず、ここぞという時には凄み、強靭さを感じ させるのでお見事というしかない。そして何よりも素晴らしいのはメッツォのモニカ・グロープ、これほど 伸びやかで、かつ繊細なニュアンスに富んだ表現を盛り込んだ歌唱を耳にしたのは初めて。ともに気 持ちよく歌っている様子が手に取るように聞こえてくる。 透明な響きが貫徹され、時には響きの重さ、深い情念を表現しようとする緻密な指揮ぶりも確かに伝 わってくる。つい2週間前に耳にした Nicole Matt の録音とはこの点では雲泥の差がある。 新譜のMatt と同じくらい価格で中古盤を見つけられたなら、断然こちらを聴くことを薦める。
問題:『大地の歌』でティンパニは何小節登場するでしょうか?(20点)
106 :
名無しの笛の踊り :2006/11/25(土) 12:12:05 ID:Ndy6XOj3
以前からCD化されないかと思っているものに若きマゼールの振った録音がある。 切れ味鋭い若きマゼールのDG録音は既に復刻されているけれども、この曲目は マイナーオケとの録音で、しかもマイナーレーベルから出ていたものなので中々 復刻される機会がないようだ。Archipel ぐらいから再発してくれないものかな。 1960 Lorin MAAZEL Kristhine MEYER, Richard LEWIS Orchestra del Teatro La Fenice di Venezia GRANDI CONCERTI Nov.9.1960
馬鹿が曲目単独スレたてるから本スレまで閑散としてしまう。
マイナーレーベルっていうか海賊盤ではアロマいか?
109 :
名無しの笛の踊り :2006/11/27(月) 15:08:08 ID:CUrz0cQQ
>>87 Stephanie Blythe ステファニー・・ブライス(?)というメッツォの出来はどうなんでしょう?
米アマゾンの顧客評でベタボメだったので発注しました。『告別の歌』のみの録音だけど、
選曲の良いのが嬉しいところ。ネルソンというよりも、きっと彼女のお気に入りの曲目ばか
りなんでしょうね。
Brahms: Alt-Rhapsody; Wagner: Wesendonck-Lieder; Mahler: Der Abschied"
Alain David Valckenaere; Audio CD; used $5.75
2003 Cond.;John NELSON Mezzo.; Stephanie BLYTHE, Ensemble Orchestral de Paris
VIRGIN Classics 6th mvt only, Transc. A. Schonberg/R.Riehn, Jul.17,21-23.2003
110 :
名無しの笛の踊り :2006/11/27(月) 15:17:15 ID:suLkZOCB
自分にレスして楽しいか? いい精神病院紹介するよ狂粗様
111 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 23:30:44 ID:LhcLJxbJ
亀レスで恐縮ですが、ステファニー・ブライスの歌唱の出来は決して満足のゆくものでは なかったと思います。 もう一度聴きなおしてから記すべきなのかもしれませんが、記憶では声の伸びが不十分 ということもあって、彼女の表現したいこと、意図するところは了解できるのだけれど、それが 十分に表現されているとは云い難いというところだったと思います。声量豊かなもっと若い 頃に録音すべきだったのではないかと。
112 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 22:36:59 ID:727ySAif
Marc WIGGLESWORTH &The Premiere Ensemble Mezzo-soprano: Jean RIGBY, Tenor: Robert TEAR ( RCA 1994年録音)をようやく格安中古盤で聴くことができた(わずか$5)。おそらく前所有者が爆社経由 で購入したと思われるチェーンソーカットアウト盤。米国在の知人経由での入手。逆にこちらからは塔,Japan の独自企画再発盤を送付したりしている。 90年代前半に出たシェーンベルク等による室内楽用編曲版に拠る録音はこれでヘレヴェッヘ、ヴァンスカ、 ウィグルワース、全部聴いたことになる。 個人的な好みはヘレヴェッヘ>ウィグルワース>ヴァンスカの順。作品を通じて時の佇いを聴く者が どこまで感じ取り、共感できるかというアスペクトでの好みの順。 ウィグルワースの録音は、テナーのロバート・ティアーが素晴らしい出来で魅せられる。 メッツォの方も美しい高音を響かせ、憂いと陰影のある声質で適任なのだが、線の細い声で、低音部の テンポの速い部分では裏目に出る。低音部での表現力に難があるのはこの曲の場合には致命的といっ てよい。 ウィグルワースの伴奏指揮は三者の中では最もテンポが遅く、演奏時間は何と68分10秒に及ぶ(とりわけ 終楽章は34分26秒!)。アンサンブルも精緻で見事なのだが、必ずしも刺激的に響かない。時として 安っぽいメロドラマの映画音楽を聴いているかのよう。テンポを落として、かつ緊張感を維持することは至難 の技なのかなと思ったりもしている。
ぽぺー、ぽー、ぱぽぺぽー
114 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 23:09:50 ID:pGCohB7v
ヴェルザー・メスト の振った録音が国内通販で扱っているのに最近になって気付いた。 2Kくらいだからフルプライス盤でもない。先のサイトでは推薦盤にはなっていないの で購入するのを躊躇っている。 プラッツの録音も数年前までは扱っていたようで、いまだに検索するとヒットするが、 現在は扱っていないという表示が出る。 その内に彼の地に出向いた時に中古盤で入手できるだろうと高をくくっているので 『見てる』だけだが。
115 :
名無しの笛の踊り :2006/12/08(金) 00:23:24 ID:FE018CI5
>>115 深謝。思っていたより安価なので驚きました。ジャケットを見た感じでは初発盤ではなく、
再発盤のように見えます。
名盤は再発されるという証左のように思えますし、マイナーレーベルでも存続している
限りは需要に応えてくれるのは嬉しい限りです。
実際に入手できるかどうかは発注してみないと分かりませんが、糠喜びにならなければ
良いのですが。
ともあれ、どうもありがとう。
117 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 00:01:53 ID:WKmSBCY/
hoshu
120 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 21:35:54 ID:7mPklUfZ
「暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう」
121 :
名無しの笛の踊り :2006/12/13(水) 21:21:09 ID:j8qUYeHk
ナヌット良い
122 :
名無しの笛の踊り :2006/12/13(水) 21:31:09 ID:dgHsCQdS
テンシュテット盤を良く聴きます
テンシュテットのは凄く不気味。テンシュテットファンなのに、なかなか聴く気になれない・・・
テンシュテットってほかの交響曲も不気味じゃない? 俺はそんなところが好きなんだけれど。 テンシュが振る曲の木管とか聴くと夜眠れなくなる
125 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 00:41:27 ID:FK0tDm2A
個性的なナヌート盤はヨカですよ。 終楽章でのシンバルを派手に打ち鳴らすところなんてのはやり過ぎの感じも あるけれど、上手いとは云い難いオケを率いて、しかもアクの強いアルトを使 っての演奏としては上出来だわ。 #2も#4も『大地の歌』もひょっとしたら別人の指揮じゃないかと思ったりも している。全てミラン・ホルヴァートの指揮だとしても驚かない。
126 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 00:45:28 ID:GX2yJp4N
李白「春日醉起言志」 處世若大夢 胡爲勞其生 所以終日醉 頽然臥前楹 覺来眄庭前 一鳥花間鳴 借問此何時 春風語流鶯 感之欲歎息 對酒還自傾 浩歌待明月 曲盡已忘情 世に處るは大夢の如し/なんすれぞ其の生を勞せんや/このゆえに終日醉い 頽然として前楹に臥す/覺め来たって庭前を眄めやれば/一鳥花間に鳴く 借問す、此れ何れの時ぞと/春風は流鶯と語らう/之に感じて歎息せんと欲し、 酒に對して還た自ら傾く/浩歌して明月を待ち/曲盡きて已に情を忘る
性は暗く歯もまた暗い/寂寥感の極みといえよう
128 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 00:15:20 ID:R11J1vaQ
バレンボイムだけはいただけぬ。
やっぱシューリヒト。
>>129 なんかヤジが飛んでるヤツでしょ?あれってどこで買えるの?
大チン
>115
116です。独アマゾンでも英アマゾンでもunavialble表示になっています。独アマゾンではマーケットプレイス
のセラーがR.A.M. Chamber EnsembleのをEUR15という高値で新古品として売りに出しています。
さすがに地元英国のレーベルだけあって英アマゾンには演奏家名が正確に記されています。
但し、R.A.M. Chamber EnsembleのはAudio CD (10. Juni 2002)ASINB00006LHVSとあるので別演奏の
可能性も残ります。 輸出用は何らかの事情で、演奏家名も品番も換えているとしたら、輸出盤に関して
は演奏家は幽霊扱いということなのかもしれません。
ttp://www.amazon.co.uk/Mahler-Das-Lied-von-Erde/dp/B0000282C3/ ttp://www.amazon.co.uk/Mahler-Das-Lied-von-Erde/dp/B00006LHVS/ Conductor: Robert Platz
Performer: Ingrid Schmithusen, Aldo Baldin
Orchestra: Cologne Ensemble
Audio CD (1 Dec 1993)
Number of Discs: 1
Label: Canterino
ASIN: B0000282C3
きっと1ヶ月待って日本のアマゾンから送られてきたR.A.M. Chamber Ensemble
の演奏がCologne Ensembleのものかどうかは、試聴用サンプルファイルで確認
するしかないようです。仮に別オケ・別指揮者の異演であるとすれば、この演奏
とはまたの機会に出会えればと思っています。どうもありがとう。
>>130 都内近在者限定だけど、
「クアドロマニア」で良ければ、キムラヤにもある(あった)。
135 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 22:46:24 ID:bNG2Zr3y
戦前の古い録音なので、リマスターでさほど音質が改善されることもない。 クアドロマニアの廉価4枚組で十分だろう。野次云々より、明日も知れない不安な 状況下で精一杯の歌って聴かせる独唱者の存在感が何よりも凄い。 音楽が時代の中で呼吸し創出されることを実感させる演奏記録。
136 :
名無しの笛の踊り :2006/12/20(水) 09:28:54 ID:hDD7XKrb
137 :
130 :2006/12/23(土) 01:09:03 ID:xh5QjN1Y
138 :
名無しの笛の踊り :2006/12/29(金) 06:04:10 ID:ZD7V/8+B
名盤誉れ高い、ワルターとウィーンフィルのデッカ盤ってどれ? 白黒写真の女ジャケット?
m
保守
141 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 00:08:39 ID:xYg+RF/0
Franz WELSER-MOEST & Scharoun Ensemble Alt; Cornelia KALLISCH, Tenor; Christian ELSNER ( Live Recording IPPNW Transc. A. Schonberg/R. Riehn, Sep.5.1999 ) 知人所有のを年末に借りることができてようやく聴き終えたところ。 IPPNWというのはマイナーレーベル名と思っていたが、International Physicians for the Prevention of Nucleur War 主催のベルリンでの慈善コンサートライヴ録音で販売元は墺EMIのもの。 Scharoun Ensemble というのは、主にBPOのメンバーと少数のゲスト演奏家で構成されている。 ひょっとすると他にもコンサートライヴ録音のCDタイトルがあるのかもしれない。 さて演奏はどうかいうと、上手いというしかない。歌唱の音量にも配慮した行き届いたバランス の取れた響きを聴くことができる。しかし、何かが不足している。ナクソスから出ているマット指 揮の演奏と同様に、美しく小奇麗にまとまった演奏は名演とは云いがたいというのがこの曲目の持 つ特殊性なのだろう。 パトスの強さの欠如と云えばそれまでのことかもしれないが、歌い手であれ、オケであれ、ある いは指揮者であれ、多少の破綻があってもギリギリのところで勝負しているところまで行かないと 表現としての凄みが出てこない。 ヴンダーリヒやフィッシャー=ディスカウ、あるいはフェリアーのような大歌手の歌唱が凄いの はその直向な気持ちが前面に出ているから素晴らしいのであって、バランスの取れた響きの美に 陶酔するだけの演奏に留まらないからこそ、聴き手の心にも共振をもたらすのだと思える。
142 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 00:25:13 ID:nGrfEL3Q
143 :
名無しの笛の踊り :2007/01/14(日) 10:15:05 ID:ASdQuND1
>133 尼損からR.A.M. Chamber Ensembleのタイトルが更に4〜6週間待ちと通知してきました。 英国アマゾンでは在庫僅少表示がなくなっているので気長に待てば尼損に入荷すると思い ます。 Platz 指揮 Alt: Ingrid Schmithusen, Bariton: Aldo Baldin Orchestra: Cologne Ensemble の演奏であるのはほぼ間違いないとは思いますが。
144 :
名無しの笛の踊り :2007/01/14(日) 11:33:48 ID:EluZFwVh
クライバーの大地てどうなの?
145 :
名無しの笛の踊り :2007/01/14(日) 13:18:51 ID:NcNT9HAz
こんな陰険な駄作聴く奴は死ね!
この曲は、恐ろしさよりも美しさを重視したい。ワルター(1952年)盤は特に弦楽器が美しくて陶酔できる。 もっと美しい演奏があったら教えて下さい。
良くない。予習不足が分かる。この不出来を恥じたのかどうか知らないが、彼は これ以降、マーラー演奏から遠ざかっている。残念なことではある。
>>146 カラヤン盤。吉田秀和がクリスマス・ツリーのようにキンキラキンといったやつ。
人工美でもやかったらどうぞ。
150 :
名無しの笛の踊り :2007/01/20(土) 04:23:31 ID:Z7eUjdCZ
>>143 尼損から配送されてきましたが、残念ながらレーベル名は同じでも1988? Robert H. P. PLATZ
Ingrid SCHMITHUSEN, Aldo BALDIN & Ensemble Koeln の演奏ではありました。
1998 Conductor;Edward CARROLL Mezzo-Sopranp; Miriam MURPHY, Tenor; Henry MOSS
& Royal Academy Chamber Ensemble
不思議なのはフランス人、ヴィンセントさんのディスコグラフィーには掲載されていない
録音であること。 学生オケなので敢えて無視しているのかもしれない。
念のため英アマゾンのPLATZ盤ページのサンプルオーディオファイルにアクセスしたところ
消去されていました。しかし、確認するまでもなく別演奏でしょう。
さて、演奏の方はどうかというと、メッツォのミリアム・マーフィーのためにこの曲目を
選んだのではないかと思えるくらい、彼女の歌唱は素晴らしい。
若かりし頃のマーガレット・プライスさんを想起させる(容貌には恵まれない)方なので、
オペラの主役に抜擢される機会にはあまり恵まれないかもしれないが、実力に物を云わせ
て活躍するのじゃないかと思う(この録音から8年も経過しているのできっと活躍してい
るのではないか!?)。
おそらく若いメンバーばかりのオケの方はさすがに味わいが薄い。管楽器など『溜め』や
『こぶし』を利かせることができなくて、なぞっているだけの単調な演奏。これでオケ伴
奏が良ければ極め付きの秀演になったろうに。メッツォが可哀そうで気の毒な気さえする。
153 :
名無しの笛の踊り :2007/01/21(日) 03:03:14 ID:fSOcEBsW
>>141 これって今も手に入るの?
&レーベルと品番教えて!
154 :
名無しの笛の踊り :2007/01/21(日) 09:41:28 ID:nNNY8qbF
155 :
名無しの笛の踊り :2007/01/22(月) 11:31:50 ID:M8AHXh+J
156 :
名無しの笛の踊り :2007/01/22(月) 18:49:06 ID:siVN7ClS
どーして最近は室内楽版が多いんだ? 俺はオケが好きだから腹立たしい。 あと、交響曲全集と言いながら録音しない奴多すぎ。 アバド、シャイー、小澤、スヴェトラーノフ…。失格だな。
アバド、オザワはむしろマーラーを振る権利など
大オーケストラに張り合えるだけの独唱者がいないのも一因じゃね?
ミリアム・マーフィーは凄いですよ。メゾソプラノはむしろ低音部になると声に力が
なくなって伸びのある表現ができない場合が多いけれど、彼女はむしろ低音部の迫力
が売り。
マーラーの歌曲の録音は将来に残しておいて、きっとワーグナーの楽劇に活躍の場を
を見つけることになるのでしょうが。
それはさておき、Platz & Cologne Ensemble(Koeln Ensemble)を通販しているところを
見つけました。US$20、送料が数ドルでしょうが今回は見送りました。どこかできっと
出会えると思っています。
ttp://www.mahlerrecords.com/product_info.php?products_id=976
>>157 ベーターベンやブラームスは糞だがマーラーなら小澤アバドはなかなかいいぞ。
むしろハイチンコみたいな愚物が指揮者でいられる事が信じられんw
ハイチンコがホントに楽譜を読めるのかすら疑いたくなるw
あー、そういうことならマジレスしとくわ 俺と好みが全く逆なんだろう ハイティンク貶す人の神経が分からない 逆に、オザワとアバドは、 まあここは謙虚に、理解できないといっておく。 趣味の違いでもめたって仕方ない。
>>160 揚げ足取りで申し訳ないが、「ベーターベン」という書き間違いははじめて見た。
163 :
名無しの笛の踊り :2007/01/25(木) 00:00:06 ID:mVAerJBI
小澤征治&SKDの#2(SONY盤、東京文化会館)でのライヴ録音、水準には達しているよ。 名演とは云わないけれどね。それでもひょっとするとBSO盤の方が良いのかもしれない(未聴)。 BSOとの#4(PHILIPS盤)も悪くはない。他のを急いで購入したいとは思わないけれどね。
164 :
名無しの笛の踊り :2007/01/25(木) 19:43:56 ID:j7RLOJkB
「生は暗く、死も暗い」が俺は極めて陽気な性格だ。
保守
「大地の歌」ピアノ版(マーラーオリジナル)の楽譜って入手可能 なんでしょうか?ご存知の方いらっしゃいましたら情報をお願いします。
167 :
名無しの笛の踊り :2007/01/29(月) 05:05:24 ID:uS4Fn5v2
Three Song Cycles in Vocal Score: Songs of a Wayfarer, Kindertotenlieder and
Das Lied Von Der Erde DOVER PUBN INC EUR12.11
独jpcは送料が18ユーロもするので、何かのついでに購入するのならともかくも、単品
注文するなら米国アマゾンか英国アマゾンで探した方が安価に購入できるでしょう。
Klappentext: In one convenient volume: vocal scores of Mahler's 3 great song cycles
in authoritative editions. Each complete vocal score consists of the original text,
the vocal line of the music and a reduction for piano of the full orchestral score.<BR>
ttp://www.jpc.de/jpcng/books/detail/-/buchnum/104665396/
調べてみたら、マーケットプレイスの書籍送料は$9.98です。 アマゾン本体で購入した場合はShipping & Handling: $11.48(航空郵便)。 FREE Super Saver Shipping on orders over $25. Details を参照すると米国向けのみ 送料無料とあるけれど、日本向けでも適用されるかもしれません。 どちらで購入した方が安価になるかは発注確認ボタンを押す直前まで行って確認してください。 Items: $13.22 Shipping & Handling: $11.48 Promotion Applied: -$11.00 Total Before Tax: $13.70 Estimated Tax: $0.00 Order Total: $13.70
>>166 です。情報をくださったみなさんにお礼申しあげます。
どうもありがとうございました。
172 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 10:30:56 ID:SGXWzihg
ピアノとソプラノ独唱の編曲版ってどう?
>172
調べてみる限り良さそう。under the direction of Kenneth Slowikとあるけれど、彼が指揮した
ようだ。
Sun., March 18, 7:30 p.m. Gustav Mahler, Das Lied von der Erde, arr. Schonberg&Rhien.
The Smithsonian Chamber Players and Santa Fe Pro Musica, Kenneth Slowik, conductor.
この2001年3月〜4月にかけて催された3回の演奏の内のライヴ録音?
(CDそのものは2006年7月に新譜として出ているのでもっと最近の録音かもしれない)。
Kenneth Slowikという方は forte pianist としても演奏しているし、指揮もこなすらしい。
スミソニアン・チェインバース・プレイヤーズに仮にミソニアン四重奏団の名前で
モーツァルト3枚組の録音のあるメンバーも入っているのなら、演奏水準は高そう。
演奏時間68:06というのはウィグルワース盤に次いで遅い。
6. Der Abschied (SCP/32:14) vs (Wigglesworth/34:26)
後者の終楽章がもたれ気味なので、それよりはテンポは少し速い。
後は独唱者の出来がどうか次第。Russell Braun に関しては以下のように紹介されている。
One of the most sought-after lyric baritones on the international stage today,
Russell Braun performs regularly at the Metropolitan Opera, the Salzburg Festival,
San Diego Opera, the Lyric Opera of Chicago, l'Opera de Paris and the Canadian Opera
Company in Toronto, appearing in such operas as Eugene Onegin, Les Pecheurs de Perles,
Cosi fan tutte, Le Nozze di Figaro, Billy Budd, Pelleas et Melisande, Faust, and
Il Barbiere di Siviglia in roles which have also taken him to Hamburg, Toronto, and
the Vienna Staatsoper. Mr. Braun's discography features, among others, Schubert's
Winterreise with Carolyn Maul, the 2001 JUNO award-winning recording of Apollo e
Daphne with Les Violons du Roy on Dorian Recordings.
Review Sample
ttp://www.scena.org/lsm/sm7-3/Das-en.html
175 :
名無しの笛の踊り :2007/02/07(水) 01:55:29 ID:YeK3uGQe
>>94 Jon Vickers Das Trinklied von Jammer der Erde
Rattle & the City of Birmingham symphony orchestra (1986)
ttp://www.youtube.com/watch?v=Bh7Fl_pgrp8 若きラトルが初めてこの曲を取り上げた時の熱気が伝わってくる。
flvファイルでもかなりの画質と音質を保持している。
全曲を正規のCDで出してくれれば良いのだが。少なくとも同じ歌手を起用した
コリン・デイヴィス盤よりははるかに良い。
176 :
名無しの笛の踊り :2007/02/07(水) 02:13:18 ID:Ww13Vj1R
>>166 マーラー協会全集版をお薦め。
漏れが買った時は6千円位だった。
ラトル若いなあ
179 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 16:27:34 ID:PxEYEwM5
ピアノ版って録音ある? もしあったら聴いてみたいんだけど。
そのピアノ版ってのは、ピアノと独唱? なら、平松エーコちゃのなら聴いた事ある〜 それとも、ピアノオウンリー?(それは聞いたことないや)
カツァリスの録音がある。国内盤(廉価盤)。でも二人の歌手の練習風景を聴いている だけのようで、二度と聴きたいとも思えない。 カツァリスほどのピアニストなら、音色の変化もつけて聴かせてくれると思っていたのに 期待外れだった。グ−ルドに録音を残しておいて欲しかった。 サヴァリッシュの伴奏した録音もあるらしいからそちらを探した方が良い(未聴)。
サヴァリッシュ(世界初演?)のって市販してた事ってあったっけ?
Brigitte FASSBAENDER, Thomas MOSER Cyprien KATSARIS, piano TELDEC Sep.1989 Thomas HAMPSON Wolfram RIEGER, piano EMI 2th mvt only, Mar.1996 Fumiko NISHIMATSU, Eiji DATE tba, piano ONGAKUNOTOMO 2001 Eiko HIRAMATSU Ichiro NODAIRA, piano MusicScape Piano & soprano solo version, May.2002 Konrad JARNOT Helmut DEUTSCH, piano OEHMS Classics 6th mvt only, Sep.23.2002 Ivan PALEY, Robert Dean SMITH Stephan Matthias LADEMANN, piano TELOS Mar.-Apr.2005 出ていたとしてもサヴァリッシュのは放送局音源で裏青で出ていたのでしょう。
保守
>>183 >Fumiko NISHIMATSU, Eiji DATE tba, piano ONGAKUNOTOMO 2001
↑
の伊達英二が思ったより上手いんで感心したよ。
カツァリス盤も持ってるがトマス・モーザーの力みかえった歌よりずっといい。
ピアノの古川泰子も情熱的だし煩いだけのカツァリスよりマシ。
西松はとてもじゃないがファスベンダーとは比較にならないがね。
高い国内盤しかないから勧められないがどっかの図書館にでもあれば聴いてみるといい。
俺はブクオフで250円だったから買ったけどw
大地のピアノ版は、よほど上手くないと良く聴こえないと思った。
室内楽版の決定盤はやっぱりヘレヴェッヘ?
188 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 13:57:23 ID:XvHBvbS+
ここらあたりで揚げておこう。 そう、ヘレヴェッヘが抜きん出ている。歌手はさほどではないけれど、終楽章などは あえて弦の音を刻んで、時の佇いを引き出すことに成功している。 物理的な演奏時間とは関係なく、リスナーの心理的な時間感覚を引き伸ばして音楽に 集中させ引きずり込むのには、緊張感を如何に持続させるかにかかっている。 ウィグルワースのが一番遅いけれど、間延びしてしまって決して優れた演奏とも思え ない。
189 :
名無しの笛の踊り :2007/02/22(木) 23:57:33 ID:CKHmo/OF
>>172 聴くことができました。この曲における歌手の占める大きさを再認識させられた極めつき
の秀演です。
John Elwes (tenor) and Russel Braun (baritone)ともに素晴らしい出来でこの曲の重い
しかし透明な響きがもたらす荘厳さを満喫できました。
物理的時間でも遅い演奏ですが、間延びすることもなく、心に食い込んできて聴き手の心
に深い余韻を残してくれます。
ヘレヴェッヘが良いと記したばかりですが、両歌手のニュアンスに富んだ深い響きの歌唱
の素晴らしさの点で凌駕する演奏記録に出会えたことを嬉しく思っています。
その内に国内のショップでもきっと販売されるでしょう。2003年8月ケベック(カナダ)での
録音。
バリトンのラッセル・ブラウンの歌唱が絶賛されるのも肯首できる。フィシャー=ディスカウ
の歌唱が攻撃的で直線的だと形容できるとすれば、何もかも受容する曲線のごとく柔らかで
しなやかな歌唱で、この曲でのこうしたタイプの歌唱を以前に耳にしたことがない。
類い稀で、かつ実に説得力のある演奏・歌唱だった。
Kenneth Slowikの指揮も万全で、室内楽版で、深さと同時に透明な響きを維持し、十分な
沈黙の間をとった演奏で、両歌手をうまく引き立てている。Smithsonian Chamber Players,
Santa Fe Pro Musica の演奏も素晴らしい。
190 :
名無しの笛の踊り :2007/02/25(日) 20:29:33 ID:QqMrxlhM
騒音おばさんもマーラー好きだったみたい。
191 :
名無しの笛の踊り :2007/02/27(火) 16:48:47 ID:KFsCxRzB
クレンペラー、良い。
良いとか悪いとかいう次元ではありません。よってもう話題にすらなりません。
すげぇとかヤバイとかいう次元だな。
いいえ、精神性の次元です
こっそり、ベイヌムと言ってみる
ショルティのが安価で再発されたけどこのスレの住人はすでに持ってるから話題にしないのかな?
「大地の子守歌」 1976年 日 監督/増村保造 主演:マーラー、若尾文子
198 :
名無しの笛の踊り :2007/03/02(金) 18:54:38 ID:A+jMfRmD
マーラーは生前大地の歌を聴いていないが、もし聴いていたとしたら、 多くの箇所を修正したであろう。
199 :
名無しの笛の踊り :2007/03/02(金) 19:18:21 ID:9lifJxty
>>198 9番についても同じような事が言われているが、実際に聴いていたとしてもダイナミクスやアーティキュレイションをいじる位だと思うな。
事実、1〜8でも大幅な管絃楽配置の変更が行われる、と言うよりは細かい部分での抜き差しという感じだからね。
だから、パート譜と写譜スコアと自筆譜の細かい部分での違いが多くて改訂者や演奏者を悩ませていた(る)わけだし。
作曲家として作曲したあとに指揮者として校訂したもんな と知った風な事書いてみる。
俺の予想 大地の歌を自分で初演して聴いたあと、自殺
ちょwwそれはないww ツェムリンスキーの叙情交響曲を聴いて感動、とかはありそうだけど。
この曲のフルスコアどこの出版社がいいんでしょうか?
>>199 ピアノ版とオケ版ですら結構変更がある。
大地の歌はオケ伴歌曲集だから第九とは違う意味で直す必要があった。
特に1楽章はオケが厚すぎて大変だ。
テノールパートは声量が要るからヘルデンテノールが歌う事が多い。
でも歌詞の内容からしても作曲者はワーグナー歌手でなくリート歌手を想定してたと思う。
テノールパートは確かにオケと張り合うだけの声量必要だけど ワーグナー作品と違って常に高音域を要求されてるから普通のヘルデンテノールには 荷が重いよ。事実ヴィッカースとかイェルザレムは歌うだけで手一杯な様子。 アライサみたいなリリックハイノートテノールは高音域は余裕だけど声が薄くて物足りない。 個人的にはヘルデンテノールでも安定した歌唱を聴かせるコロとキングがいいんじゃないでしょうか? リートが得意のヴンダーリヒもなかなかいいですが
206 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 23:35:58 ID:XJH47yzv
ヴンダーリヒ、いいす。 コロちゃんも健闘。
207 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 06:59:55 ID:qKqgjtv0
ヴンダーリヒはクレンペラー盤よりもカイトベルト盤が最高の出来だと思う。古い録音な ので音の状態が悪いし、オケもバンベルク響なので決して心に食い込んでくるほどの深い 響きには達していないけれど、彼の歌唱は特筆されて良い。 序でながらこの演奏のバリトンはフィッシャー=ディスカウで、極めて鋭角的な歌唱。 この姿勢はクレツキ盤でもバーンステイン盤でも基本的には変化していない。
208 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 08:52:14 ID:/J/HPRn6
大地の歌って交響曲じゃないの!? 正式にはどーなっているわけ? 今まで交響曲だと思って聴いてきたのに、歌曲なら興味ねーよ。
カイルベルトオタ=通称、疥癬
>>208 マーラー本人は、楽譜に交響曲と明示してますよ
>>208 >大地の歌って交響曲じゃないの!?
>正式にはどーなっているわけ?
マーラーとしてはカテゴリーはどうでも良かったんだと思う。
交響詩「巨人」を1楽章削って交響曲第1番にしたり交響詩「葬礼」を交響曲第2番に転用するなどそこら辺はアバウトな人間だからw
便宜上<交響曲>と命名してるだけだと思う。
60分を越える長大な歌曲集しかも終楽章は途切れなしに30分も掛かる!)でオケも大編成。
あれほど大規模な曲が歌曲集だったら今ほど演奏される事は無かったと思う。
交響曲として見ればベートーヴェンの第九より短いから。
>今まで交響曲だと思って聴いてきたのに、歌曲なら興味ねーよ。
実際「角笛」を始めリートは交響曲ほどには聴かれない。
カンタータ「嘆きの歌」も交響曲「嘆きの歌」だったらもっと頻繁に演奏されたんじゃないかな?w
212 :
205 :2007/03/06(火) 15:04:31 ID:QWvYGkbX
6楽章はオケだけになる部分が長すぎて歌曲として聴くとちょっとつらいとおもわれ
213 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 15:09:01 ID:v2++4QNJ
交響曲なんだけど、ときどき歌曲の棚に入っているので、見逃す。
214 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 20:58:49 ID:/J/HPRn6
交響曲なら全集には必ず入れてほしいよねっ! シャイーもアバドも小澤も何やってるのさ! スヴェトラーノフなんかも。 これからは交響曲選集って呼んでやる!
戦前(一部戦後)、マーラーがまだ一部を除いて交響曲作曲家として認知されていなかった 頃でも歌曲(リート)の作曲家としては広く知られていて、マーラーの「交響曲」を指揮するの には抵抗のあった指揮者も「大地の歌」だけは歌曲集のノリで比較的演奏されることが 多かった(だから思わぬ人がマーラーの作品の中でも歌曲と同列で「大地の歌」だけは演奏 してたりする) ・・・・・・・・・ってな事を昔何かで読んだ記憶がある。
216 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 17:57:31 ID:XJQhwFL2
思わぬ人って誰だろ ライナーとか?シューリヒトはまたちょっと違うか。 カルロス・クライバーもそのノリか? なのに、交響曲全集をうたう奴等が録音しなかったり…。 いや、別にアバドや小澤の大地の歌を聴きたいという わけでもないんだけどね。
フルトヴェングラーに「さすらう若人の歌」振らせたDFDが もうちょっと粘ってプッシュしてたら、 フルトヴェングラーもあるいは振ってくれたかな? あんまり聴きたいとは思わんけど。
218 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 20:17:47 ID:XJQhwFL2
8番を残しているMTTは録音しないのかなぁ…。 ジンマンもノリントンもマーツァルもやらないのかなぁ…。
219 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 23:42:15 ID:Er8wD0EW
『大地の歌』をそれなりの水準での演奏録音をするのには、優れた歌手を起用するのは 勿論のことだけれども、かなりのリハーサル時間を要するので、この曲目だけは避けて 録音しているのではないかと思えてならない。 Kenneth Slowik & Smithsonian Chamber Players Santa Fe Pro Musica, John Elwes (tenor) and Russel Braun (baritone)の強みはどこに あるかというと、この指揮者にとっての2001年の初演から2003年の録音に至るまでに相当な 回数の演奏会をこなしていることだ。 皆さんが記されているように、オケと歌手との音量のバランス、各楽器のバランス、タイ ミングを合わせるだけでも、なかなか手強いというか、難しさのある曲目だけに、全集録音 に挑んでる指揮者でも避けているとしか思えない。 大雑把で派手な演出では通用しない、深くて濃密な音響空間・時間が維持される曲目だけに、 リハーサル不足のまま下手な演奏をすると、指揮者の力量の評価を大幅に下げかねない。
>>216 ヨッフムとかじゃね?(シューリヒトは2番3番の録音も残ってるし、
当時としてはマーラーを積極的に振った方)
あと、録音は残ってないけど、ベームもやってるはず(この曲の南米初演は
ベーム)
221 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 00:09:25 ID:s5DWmZLJ
一切行無常 一切法無我 一切 皆苦 涅槃寂静 仏教的には大地の歌の詩の思想は間違っているのだが、 マーラーはどこまで突っ込んで考えていたのかなあ。 マーラーにはエホバ神がいなかったのか?
東洋は仏教だけじゃないよ
223 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 01:52:14 ID:IlCGADMh
確かに仏教の本にのってた!なんだっけ?真言宗?
>>220 >あと、録音は残ってないけど、ベームもやってるはず
あんまマーラー振りそうにもないベームやサヴァリッシュも演奏してる。
オケ伴歌曲という感覚だったんだろうな。
ベームといえば自伝にこの曲のコンサートの直前にアルト歌手が歌えなくなったエピソードが書かれてた。
苦肉の策でテノール歌手に頼んでみたらアルトのパートも全部歌ってくれたらしい。
奇数楽章を歌うだけでも大変なのに全曲をすぐ練習して歌うなんて昔の歌手はすごいタフだったんだな。
225 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 12:59:35 ID:YI7dUp2k
最も泣ける「大地の歌」の録音を紹介してください。
>>224 すごいテノールだな……バリトンあがりか?
「大地の歌」って泣く曲か?
>>221 金玉満堂応不守 富貴百年能幾何
死生一度人皆有 孤猿坐啼墳上月
歌詞みても元ネタになった漢詩みても、あんまり仏教臭くはない。
第1楽章の元ネタだったらしき「悲歌行」(李白)なんて風刺詩みたいだ。
金玉が満杯になったので禁オナを守れなかった。 (略) 猿のようにコキまくり、天高くザーメンを噴出させた
230 :
名無しの笛の踊り :2007/03/11(日) 00:41:55 ID:XeUylvlO
なるほど、大地の歌は、リビドーとエロスの音楽なんですね。
231 :
名無しの笛の踊り :2007/03/11(日) 02:39:09 ID:+YVENzmU
中国アマゾンでDas Lied von der Erde で検索してもヒットしない。他の交響曲 ならヒットするのだが。 中国語による初演が行われたというニュースを読んでからかなりの時間が経過し ている。その内に中国語による演奏録音盤が出ないものかと待望しているのだが。
愁世的飲酒歌 《大地之歌》 作曲:古斯塔夫?勒 9:06 Das Trinklied vom Jammer der Erde From Das Lied von der Erde Composer: Gustav Mahler 今後は、『大地之歌』 でたまには検索にかけてみようと思っている。
>>232 中国語では「大地的歌」か「大地的唱」が一般的だと思われ。
234 :
名無しの笛の踊り :2007/03/13(火) 08:45:55 ID:jY6O6FlH
どいつもこいつも 酒ばっかり飲みやがって・・・ チンケエリートの寝言なんか聴きたくもネーや
235 :
名無しの笛の踊り :2007/03/13(火) 11:58:59 ID:icYyzUI3
泣ける曲じゃないけど、出だしで胸がぐっと詰まる思いがする。
236 :
名無しの笛の踊り :2007/03/13(火) 23:38:34 ID:kLdplq0y
諦念を主題とするので、泣ける曲じゃなわな。 お涙頂戴なら『マダム・バタフライ』や『オテロ』のようなスペクタキュラーなオペラ が真っ先に浮かぶ。 地方に左遷され、落ちぶれた古代中国の官僚の嘆き節に過ぎないというのが唐詩に対する 醒めた社会学的なパーシペクティブからの評価になる。それでも読んでいて素晴らしい と感じるだけの普遍性を備えているからこそ、不朽の文学になる。 尤も、マーラー自身はそんなに唐詩に通暁していた訳ではないけれど、時代の閉塞感、 厭世気分をそこから汲み出して音楽に乗せた作品は、作曲者の浅薄な理解を超えて 我々の心を突き刺すだけの訴求力を持っている。そこが素晴らしいところ。
でも、大地の歌の元ネタになった詩は李白の詩が多くて、中には 大富豪の庭をあから様に誉めまくったオベンチャラな詩まである始末。 元ネタ探ると李白の出世の手口がよ〜く分かって面白い。 崇高な芸術製作の目的が俗世的な世渡りの手段っていう二面性の方が、むしろ マーラーに通じてそうw
238 :
名無しの笛の踊り :2007/03/14(水) 09:19:53 ID:BUE+U/jN
『李白』というと農学部近くの中華料理店は今でもまだ営業しているのかな? 中国語で厨房に発注するウェイターの元気の良い対応と、値段の割には絶品の料理が忘れられない。 閑話休題、李白という男はアジア系ではなくてコーカソイドの異邦人だったという話だけれど 偶然とはいえ、後世に欧州で彼の詩に音楽が寄せられたのも宿命だったという気もしないではない。
ところでさ、「告別」の最後で山の中に入っていったのは誰なの?
240 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 00:57:19 ID:Se0hUdGx
ツァラトゥストラ
242 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 08:26:35 ID:DOkSUj8W
>>216 >>220 むかしN響でマタチッチが指揮する予定があったが病欠でキャンセル
フルネが都響で指揮した事があるよ
アミーゴ・フリッツ
245 :
名無しの笛の踊り :2007/03/21(水) 22:48:09 ID:njwPwt3N
アルトパートをバリトンに歌わせるのは興ざめと思う。
そんなことはない
と思う
248 :
名無しの笛の踊り :2007/03/26(月) 23:44:30 ID:Jo/rAjBT
だいたい、チンケ負け組み官僚の浅はかな愚痴を「芸術」だなんて、 ちゃんちゃら笑わせる。 こんな女の腐ったような根性連中には、ムシズが走る。 孔子路線から外れると、クズ官僚根性のダメさ加減がむき出しになる。 ブッダはどーした、荘子はどーした。 マーラーがこんな詩に共感していたのなら、マーラーも同類のダメな奴。 だから、アルマの尻に敷かれるんだーな。 軟弱すぎるんだよ、マーラーって奴はよ。
<告別>はむしろバリトンの方が内容的にしっくりくるね
唐代以降の中国歴代王朝においては、 建前:儒教/本音:老荘、仏教 の使い分けが官僚として成功する秘訣らしい。
251 :
248 :2007/03/27(火) 10:14:24 ID:V70VO0+x
>>250 ということは、李太白、銭起、孟浩然、王維のひ弱なアホボン連中は
幼少からの論語教育が成功した、本音も儒教連中なんだ。
軟弱な連中だ。
会社をリストラされた茫然自失の日本のサラリーマンに似ているな。
いい学校を出て、いい会社に就職するという生き方しか知らない。
両親もそんな幅の狭い生き方しか知らないから当然か。
シェーンベルク板の音源、楽譜って入手できます?今度チャレンジしてみたいのですが。
勝ち組官僚の芸術を想像した。よっぽどつまんないと思う。
李白は十分勝組だろ?
255 :
名無しの笛の踊り :2007/03/27(火) 22:46:17 ID:OoQTPmub
宰相になるのが頂点とすれば、地方の高級官僚と云えども挫折感を持つのもやむを得ない。 残り少ない余命に気付く頃となれば、諦念は必然的に出てくるもの。そこで詠嘆を吐く のが、腐っても鯛のごとき、知識階級の所以で、憂鬱・諦念を潜り抜けた達観の表出に 至る。 人生肯定的な唐詩の内容を、諦念と厭世感の表出とのみ誤解して生まれたのが『大地の歌』 の曲想。マーラーの理解は浅薄だと云わざるを得ないけれど、それでも結果として音楽と しての『大地の歌』は原詩をデフォルメしているとはいえ、現世を突き抜けたところ、人間が 心に抱く彼岸をよくよく描いている点では成功している。
256 :
名無しの笛の踊り :2007/03/27(火) 22:53:06 ID:mgwricIQ
うーん、なかなかに凄いレベルのレスがついとるなあ。 タメになる。
257 :
名無しの笛の踊り :2007/03/28(水) 00:14:55 ID:N8U3ViZw
>>255 >現世を突き抜けたところ、人間が
>心に抱く彼岸をよくよく描いている点では成功している。
なんでやねん!現世を突き抜けたところ=彼岸をよく描いている?
トンデモ評だな。
イジケた根暗な小心者の無明=迷いの此岸そのものが「彼岸」とは笑わせる。
255 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2007/03/27(火) 22:46:17 ID:OoQTPmub 宰相になるのが頂点とすれば、地方の高級官僚と云えども挫折感を持つのもやむを得ない。 残り少ない余命に気付く頃となれば、諦念は必然的に出てくるもの。そこで詠嘆を吐く のが、腐っても鯛のごとき、知識階級の所以で、憂鬱・諦念を潜り抜けた達観の表出に 至る。 人生肯定的な唐詩の内容を、諦念と厭世感の表出とのみ誤解して生まれたのが『大地の歌』 の曲想。マーラーの理解は浅薄だと云わざるを得ないけれど、それでも結果として音楽と しての『大地の歌』は原詩をデフォルメしているとはいえ、現世を突き抜けたところ、人間が 心に抱く彼岸をよくよく描いている点では成功している。 256 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2007/03/27(火) 22:53:06 ID:mgwricIQ うーん、なかなかに凄いレベルのレスがついとるなあ。 タメになる。
259 :
名無しの笛の踊り :2007/03/28(水) 12:23:13 ID:JLBfQwRr
2楽章が好きな 今日この頃
ボストン響が小澤の音楽監督最終シーズンに 「セイジに指揮してほしい演奏会アンケート」 を実施したら バルトーク「中国の不思議な役人」組曲 マーラー「大地の歌」 というプログラムが出来たそうです。 アメリカ人は小澤のことを中国系だとおもってるので?
出身地、大連だしな。
262 :
名無しの笛の踊り :2007/03/30(金) 16:36:03 ID:gcMAuBAh
流れが読めずに 大植英次・ミネソタ管のやつが好きといってみる
大植盤は「告別」が細かくトラック分けされててムカツクw
>>264 携帯音楽プレーヤーに入れるとき、トラックごとにぶつ切りされて聴いてられなくなる。
自分で編集すればよいのだろうがめんどくさいw
>>218 亀レス失礼だが、MTT、大地の歌は当初予定に無かったがやはり録音することになったらしいよ。
今年の九月の定期で演奏します。
>>263 それを言ったらバーンスタインのDG全集の初期盤もそうだな。すべての楽章が細かくトラック分けされてるから家で聴いてても途中の楽章から聴こうとするといちいちジャケット見てどのトラックから始めればいいか調べなきゃならん。
はっきりいって、そこまでマニアックな聴き方するやついねーよな。
>>265 クラシックをギャップつきで聴いてる時点で度し難い馬鹿w
最新のiPodはギャップレス再生できるし、昔の奴でもトラック結合すればいいじゃん楽章ごとに。
そうなんだよね。 この曲の場合それで十分なんだけど、 オペラとかだと、大変になっちゃうよね。 楽章間続けて演奏する曲とか。 まあスレ違いだけどね。
吉野へ行って参りました 落花の中、「告別」のコーダを脳内再生しておりました
パラリラリー、パラリラリー、汽車汽車しゅっぽっしゅっぽっ
Conductor: Robert Platz Performer: Ingrid Schmithusen, Aldo Baldin Orchestra: Cologne Ensemble (1 Dec 1993) Label: Canterino ようやく安価に海外中古店で$10で入手できた。今夜はもう聴けないけれど 明日には試聴記を書き記すことにします。待ちに待って入手できたけれど、 Kenneth Slowik & Smithsonian Chamber Players, Santa Fe Pro Musica 盤という 名演を聴いてしまった後では、あまり期待しないで聴いてみます。
サロネン & ドミンゴ の「大地の歌」っていうの 聴いた人いる? 斬新なのかキワモノなのかどっち? 聴いた方がいいもの?
274 :
名無しの笛の踊り :2007/04/18(水) 22:36:49 ID:V0Y3J/o8
あげ
275 :
名無しの笛の踊り :2007/04/18(水) 22:56:50 ID:+CCOlMz6
土民五 すきだね〜 ゲテモノ ?
ヨッフムのそれと同様、陽性、ネアカの『大地の歌』、それはそれで聴くに値する。 併しマーラーの求めた演奏スタイルとは遠く離れている(マーラーの作品らしくない!) ように思える。
277 :
名無しの笛の踊り :2007/04/18(水) 23:18:44 ID:0qbGO5kt
上に同じ。 スコウフスが聴きたくて買ったけど ドミンゴにははなから期待してなかったし サロネンはやはりそうかという感じだった。 でも、演奏会にいってもよくこういうことはあるしね。
聴き終わったあとずぶずぶに暗い気分になれるディスクは誰の演奏が良いでしょうか。 出来ればなるべく手に入り易い範囲で教えて下さい。
279 :
名無しの笛の踊り :2007/04/19(木) 06:11:39 ID:H6lxqozQ
歌い手はクレンペラー盤が好き。ワルター盤より全然いい。 演奏はジュリーニ・ベルリンフィル盤が最高に良かった。 困った曲だよ、この曲は。 と、クラシックど素人のわたくしが述べる。みんなムカつく。
280 :
名無しの笛の踊り :2007/04/20(金) 00:18:08 ID:npnftbct
クレ爺の普通に良いよ。
東洋人の観点からみると曲のモチーフが「絶望」と いうより「諦観」に近づくからなぁ。 彼の国(西洋)では知らんが東洋的感覚で聴いてる限りだと どんな演奏もズブズブに暗く落ち込ような「聴き方」にはならない気がする。
282 :
278 :2007/04/20(金) 16:58:59 ID:1VSnRJIM
事前にこの曲に関する知識を断片的に聞きかじったために、実際に聴く前から 自分で勝手なイメージを抱いてしまったのかもしれません。 まずは先入観なしに聴いてみようと思います。 クレンペラー盤が挙げられていたので、その当たりから。 ありがとうございました。
283 :
名無しの笛の踊り :2007/04/22(日) 21:26:47 ID:IVeEhs/7
ロスバウドがいいよ,ロスバウド。 ターナバウト盤。
284 :
名無しの笛の踊り :2007/04/22(日) 23:39:25 ID:Lq3kDjMG
まだ正規録音がないアバドは1999年9月にBPOとの演奏会で、テナー;Heppner アルト;Polaski との共演で演奏しているという。きっと放送用のライヴ録音は存在すると思われる。 どこかで再放送しないものか。
>>284 ぜひともヘップナー聴きたい。マゼールとの録音は激遅で歌ってるの辛そうだったから余計に。
ベルティーニもケルン盤はヘップナーだね。 これは素晴らしい出来だった。 個人的にカラヤン盤に次ぐ名盤。
保守
288 :
名無しの笛の踊り :2007/05/03(木) 11:43:58 ID:t9LtJNfM
長年のCDショップめぐりで、やっとライナーの「大地の歌」 を手に入れることができた。(仏RCA2枚組み) 聴いてみたらおかしい。 なんと左右が逆。 バイオリンが右から聞こえてくる。 59年録音なので、第1、2バイオリンは左から聞こえなければおかしい。 組み合わせの第4交響曲も左右が逆。 (これは手持ちのCDと比べてもあきらか) 演奏、録音ともに申し分ないのですが、正規盤の左右逆なんてことがあるんですね。
289 :
名無しの笛の踊り :2007/05/03(木) 13:19:44 ID:H/LK9rM+
>>284 アバドにも振れるんだ!知らなかった。
だったら全集に入れろよこのヴォケが!と言いたい。
シャイーは振っていないのかしら。
コバケンが振ると、唸り声で独唱をかき消しちゃうんだろうか。
C・デイヴィスやテンシュテットも悪くないが、
俺はやはりベルティーニとクーベリック。
前から、ちらっと指摘されてた感じだけど、 交響曲とみるか連作歌曲とみるかで、全集に 入れるか入れないかが決まる気がする。 コンサート主体の指揮者は全集に入れて 歌劇にある程度のウェイト置いてる(あるいは声楽に造詣のある)指揮者は 全集から外すとか法則があるのかも?
291 :
名無しの笛の踊り :2007/05/04(金) 21:00:21 ID:1+VBFDLa
うーん、位相が逆というのは聞いたことあるけど、 左右逆というのは無い。
>>288 うちのその演奏は普通にヴァイオリン右から聞こえるけどなぁ。ただ、そんなに分離の良い録音って感じでなく、注意して聞けば右から聞こえてくるなって位。チェロは完全に左から聞こえてくるけどね。
まあ、どうしても気になるなら、
解決法(1) そのCDを聴くときだけ左右の接続を入れ替える
解決法(2) そのCDを聴くときだけ逆立ちして聴く。
クレンペラー盤はフルート?が尺八の様で渋い。かっこいい。
尺八ってえろいな
295 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 09:15:41 ID:G3+tQwC4
296 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 09:38:07 ID:54bbc+aG
大地の歌は駄作といえる。
297 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 21:24:45 ID:AYPldHdh
>>295 CDプレーヤとアンプの結線を左右逆にしました。
ポータブルCDプレーやで聞くときは、イヤホンを左右逆にすれば簡単。
298 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 21:29:07 ID:ud/SbXIV
そんな気にしなくてもいいんじゃね? 「ウヒョー俺もオケの一員」みたいな
299 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 22:11:22 ID:IhcgK3ZF
逆立ちが巧くなったとでも言って欲しかった
サントリーとかフィルハーモニーとか後ろで聞けば客でも同じ気分じゃね?
最近はワルターやクレンペラー盤を聴く体力がなくなって、ブーレーズ盤が妙に心地よい。
>>300 サントリーのP席とかは弦が聞えない(事がある)。
P席って最初値段の割りに近くで聞けていいじゃんと思ったけど、全く逆に聞こえてくるんだよな…
つーか声楽入り(特に独唱)だとP席はキツい。人間の声というのは 指向性が高い。
合唱なら、合唱団がいるので、P席が売られないって事が多いが 独唱だけだと普通に売られるからねー てか大地の歌、久しぶりに実演で聞きたいなー
306 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 00:51:37 ID:ZZARq7Hp
ダニエル・ハーディング指揮フランクフルト放送響、 Anna Larsson & Stuart Skelton, 2004年5月7日 のライヴ録音を聴くことができた。 手勢のマーラー室内管との4番とは違って、客演先のオケということもあるのだろうが、あまり新奇性 を感じさせないが、4番のソプラノ Lisa Larsson と同姓のメッツォ Anna Larsson の憂いに満ちた 伸びのある歌唱が何と云っても素晴らしい。 終楽章だけは思いっきりテンポを落としてじっくり聴かせるのは、#4でもそうだったが、今回の 『告別の辞』終楽章も演奏時間30分33秒をかけている(因みにジュリーニ&BPOは30分 24秒)。 終楽章のオケ部分の響かせ方は非常に丁寧で一音一音を大切に扱っているのが手に取るように伝 わって来て、心惹かれ、聴くべきものがある。 ハーディングにとって、20才台からこのような濃密な響きを旨とする大曲を振る経験は得がたい ものだと思える。将来、末恐ろしいほどの大指揮者へと成長することを予感させる演奏録音だった。
307 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 15:55:11 ID:fZJU6k2C
Gustav Mahler Jugendorchester's Easter Tour 2004だそうな。
詳細きぼん
徒然草〜第五十二段〜 仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、 ただひとり徒歩よりまうでけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。 さて、かたへの人にあひて 「年ごろ思ひつること果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。 そも、参りたる人ごとに山へ登りしは何事かありけん、ゆかしかりしかど、 神へ参るこそ本意なれと思ひて山までは見ず」 とぞ言ひける。 すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。
311 :
名無しの笛の踊り :2007/06/06(水) 22:11:23 ID:SseW3fZR
な…なんですかあなたは… フィッシャーディスカウ&バーンスタイン好きだな〜
312 :
名無しの笛の踊り :2007/06/08(金) 14:54:58 ID:5j23Y2XR
つんぼと呼ばれた俺はワルターとWPOですよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 税金もそうだが社会保険料もな。 昨年、差し歯がとれて付け直してもらった1回しか医者に行ってないのに、 平成18年度の健康保険料は課税限度額満額の61万も搾取されとる。 莫大な費用で利用者がほとんど居ない訳の解らない保養施設の建設・維持や 悪徳病院による保険点数の違法請求等を徹底的に追及して 健康保険から捻出する福利厚生予算や医療費を適正化してもらいたい。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
>>310 えーと…
大地の歌聴きに行ったけど、第五楽章で終わったと思って帰って来た
という事ですか?
バーンスタインのリハーサルいいな。
316 :
名無しの笛の踊り :2007/06/16(土) 19:09:31 ID:gNdwciMn
317 :
名無しの笛の踊り :2007/06/17(日) 18:37:51 ID:qVDbjX7I
バンスタの指揮ぶりはきびきびしていて見ていて面白い。 小澤征爾さんのこの曲の演奏暦もあるのだろうが、今後演奏機会があれば ぜひ映像記録を残して欲しいものだ。 師弟関係にあったから当然とはいえ、部分的には指揮姿が瓜二つの部分も 多いように思える。 初めて見せてもらたVPOとの9番のプローベ映像も圧倒された。全身全霊を この曲目の再現にかける姿、特に終楽章のそれには清清しいものがある。
318 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 09:05:37 ID:8cfIEVga
この曲はよーするに、東洋的な隠者・居士=隠居の哲学の表現なんだが、 ヨーロッパの人間に、ゴータマ・ブッダや荘子の哲学がわかるのかねえ? 私利私欲、損得勝ち負け、渇愛=三毒にまみれた世間を超越するなんて、 ヨーロッパの分別・差別・ロゴス=言語論理的合理主義で納得できるとは思えない。 例えば、寒山・拾得に近似するのはティル・オイレンシュピーゲルだろうが、 思想・哲学的背景はまるで異質だ。 どうも、水と油の希ガス。オザワもその点で悩んだのだが・・
>私利私欲 今の中○はまさにそれですが何か?
321 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 12:47:59 ID:/W1cqHAC
今の東洋の人間にどれだけブッダや荘子の哲学が理解できる人間がいるのか、それさえも怪しい。
322 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 15:51:51 ID:MQoMDUvr
仏陀は、インドだがや。
323 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 16:23:02 ID:8cfIEVga
西欧人には孔子=儒教のほうが体質的に合うだろう。 8世紀(李白)には中国で儒教、道教、外来仏教などが 反発と融合のカオス状態にあった。日本も在来アミニズム=八百万の神と 外来(大乗)仏教が同じ状態だった。 李白には儒教的な世俗への未練たらしいスケベ心がある。 そうでなければ、「生は暗く、死も暗い」などとは詠わないだろう。 仏教や道教的発想ではない。
そろそろ実演が聴きたいのですが…
Die Liebe Erde〜のところが好きです
326 :
名無しの笛の踊り :2007/06/24(日) 06:22:23 ID:aUvn1Aza
>>272 Conductor: Robert Platz Performer: Ingrid Schmithusen, Aldo Baldin
Orchestra: Cologne Ensemble (1 Dec 1993) Label: Canterino
記したはずの試聴記が投稿されていないことに今になって気付いたので再度記しておく。
I7:36 U9:43 V3:10 W7:08 X4:23 Y26:23
演奏時間を見ても分かるように、ウィグルワースやスロウィクとは異なって、テンポが
語弊を恐れないで云えば速すぎるように思える。ソプラノのIngrid Schmithuesenは伸びのある
透明な声質に恵まれて素晴らしい。残響の多いホールトーンに助けられてオケはそれらしく響いて
いるものの、テンポの速さゆえに、心を突き刺すほどの刺激を与えてくれない。特に終楽章でオケ
単独での演奏部分の迫力を欠くのが何より残念。シュミジィーセンの優れた歌唱が特筆される然る
べき演奏ではあるが。
327 :
名無しの笛の踊り :2007/06/24(日) 11:02:06 ID:4a2exayx
>>315 >>316 バーンスタインとクリスタとの間で逸話がある。
第4楽章のリハーサルでバースタインのテンポが以上に鋭く速い。
クリスタ「とてもじゃないけど、こんなテンポじゃ歌えないわ・・」
バーンスタイン「そんなもの、歌ったように適当に誤魔化せばいいんだよ!」
バーンスタインは、どうしても自分の感じるテンポを採りたかったのだろう。
クリスタは思わずうつむき加減で首を軽く横に振って、ため息をついてしまった。
クレンペラーとのあの素晴らしいセッションを思い返していたのだろう。
328 :
327 :2007/06/24(日) 11:04:14 ID:4a2exayx
訂正 × 以上に 〇 異常に
329 :
名無しの笛の踊り :2007/06/28(木) 02:52:28 ID:Rel2UfXR
閑話休題、ブルッフに『鐘の歌』という一語違いの作品がある。どのような作品 なのか興味があります。ご教示いただければ幸甚です。 Bruch, Max (1838-1920) Das Lied von der Glocke op. 45 Eleonore Marguerre, Annette Markert, Klaus Florian Vogt, Mario Hoff, Philharmonischer Chor Prag, Staatskapelle Weimar, Jac van Steen CPO 2CD EUR14.99
330 :
調子に乗るな :2007/06/28(木) 02:53:48 ID:ytIH2lL1
>>327 >クレンペラーとのあの素晴らしいセッションを思い返していたのだろう。
何もうそうしてるんだこの馬鹿w
333 :
名無しの笛の踊り :2007/06/29(金) 12:01:51 ID:Fmx2Eox/
>ゲーテはフランス革命に対する内面的決算として自らの市民性讃歌の思想をヘクサーメタ六歩格の叙事詩 >『ヘルマンとドロテーア』に据定したが、これの対となる作品であり、やはりフランス革命に対するシラーの回 >答であるとされる27ものが『鐘の歌』である ブロッホの作品は未聴。どんな作品かと訊かれても答えられる方は少数でしょう。ぜひどこかでレヴューして くださいな。 制作年代はマーラー『大地の歌』と数年しか違わないのかもしれません。
「初心者質問スレ」の他に「ヲタでも分からない質問に答えるスレ」が必要だね。
一語違いってさ… derは冠詞だし、Das Lied von〜は●●の歌なんだから ●●の歌ってのはみんな関連する話題になるのか? どう考えてもおかしいだろ。
閑話休題はスレ違いを正当化させる言葉であってはならない。
>>329 Das Lied von der Scheideって曲を俺が作曲したら、このスレでの話しの対象になるんですかね?
一字違いですよ。あなたの理屈だとそうですよね?
Scheideってどういう意味?
あと
>>329 詩ね
340 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 01:53:16 ID:N7u0TPGD
Eugen Jochum in Mahler というタイトルのスレッドが rec.music.classical.recordings
に立っていて、47件まで伸びている。ヨッフムの戦時中の身の処し方などにも言及されて
いて非常に興味深い。フィンランドでの話など今回初めて聞き知った。ヘフリガーのヨッフムによる
『大地の歌』をリップサービスも含んでいるとしても高く評価していたらしい(個人的には妙に明る
すぎる演奏なのでマーラーらしくない演奏の典型と思えるが)。
ttp://groups.google.com/group/rec.music.classical.recordings/tree/browse_frm/thread/43083fe566f81ada/ これ以後の投稿はヨッフムから離れて、フルヴェングラーやシューリヒトのマーラー演奏の方向で脱線している。
フルヴェンの演奏録音が残っていないのが残念だが、BPO演奏会記録では次のように記されている。
1923: Orchesterlieder (solsoist: Birgitt Engel)
Lieder eines fahrender Gesellen (Wilhelm Guttmann)
1924: Symf. 3 (Hilde Ellger)
1925: Symf. 1 1929: Symf. 1 1930: 5 Ochesterlieder (Maria Muller)
1932: Symf. 4 (Adelheid Armhold)
1953: Kindertotenlieder (DFD)
フルヴェンの3番や4番はどんな演奏だったのかを想像するだけでも楽しい。
341 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 02:15:43 ID:NAG/GArq
>>341 はぁ?オマエ痔痴厨したいのなら他のマラスレでやってこいよw
343 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 02:56:21 ID:UOn8Gxmm
344 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 03:20:44 ID:GtJ7oRsP
345 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 09:46:59 ID:WfD/mDZ6
うんこの歌
347 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 19:30:01 ID:IMC8Ve5P
>>342 死ねよ、二度とこのスレに来るんじゃねぇwww
お前ら、いい加減にして、そこら辺でやめれ
350 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 22:36:18 ID:UGxJTnnB
>>349 はぁ?オマエ痔痴厨したいのなら他のマラスレでやってこいよw
352 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 23:49:25 ID:IMC8Ve5P
353 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 23:51:26 ID:x7qo2tvq
>>352 死ねよ、二度とこのスレに来るんじゃねぇwww
ぜえいんしね
355 :
名無しの笛の踊り :2007/07/05(木) 00:22:19 ID:TKlVvpnP
357 :
名無しの笛の踊り :2007/07/05(木) 23:22:57 ID:yDbzgLqY
マラにふさわしくお上品なスレですこと、おほほほほほ・・・
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ 佐渡で研究会を行った護憲グループに対し公安調査庁がその日のホテルの 宿泊者名簿の提供をホテルに求めていたことが判明。 しかし「公安調査庁」というものは体制の保護のためにあるもので、護憲 活動を監視しようなどという行動はこの公安調査庁の存在理由とは180度 真逆の行動だと思う。 「公安調査庁」は現憲法体制を変えようとする改憲派の中曽根とか安倍首相 をこそ第一級の監視対象とすべきなのである。 公安調査庁の職員はこのことに深く思いをいたし、猛省すべきである。 →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
359 :
名無しの笛の踊り :2007/07/06(金) 00:12:06 ID:Z4gVJIBv
>>358 >公安調査庁の職員はこのことに深く思いをいたし、猛省すべきである。
とこしえに、とこしえに・・・
居マラ?
361 :
名無しの笛の踊り :2007/07/07(土) 00:40:20 ID:6abj//J5
rec.music.classical.recordings で今度はReiner's "Das Lied von def Erde" to be reissued という タイトルのスレッドが投稿数34件まで伸びている。 少なくともメールアドレスを公開しないと投稿でき ない場所だから、独りよがりはあっても誹謗・中傷・悪態の限りを尽くすような方はいないし、投稿内容 の質も少なくともここよりは読んでいて楽しい。 ライナーの録音を高く評価する方が米人に多いのが不思議な気がする。テクスチャーが透明なだけが良け れば室内楽版にとどめをさすし、テンポの揺れが心を揺さぶる大きな要素であると思えるこの曲目では ライナーの録音は魅力に乏しい。このスレッドでもライナー以外の指揮者が引き合いに出されていて 興味深い。歴史的録音に関する記述ばかりだが、ご一読をお勧めする。
362 :
名無しの笛の踊り :2007/07/07(土) 00:47:49 ID:Y/AybCaQ
>>361 ここを見なきゃ済むことなんじゃないかな
2ch閲覧をやめる事をお勧めする。
>>362 確かに・・・基本的のこのスレはローカル違反ではあるし
>>361 そこって NetNews? 超懐かしい気がする。
NetNewsはいったんフレームになると、2ch以上に荒れるよね。
366 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 01:12:31 ID:sXyiqqF+
>361 現在155件まで伸びていますね。わずか1日で100件以上の投稿。 たしかにこことは大違い。ここはチラシの裏の落書きみたいなもんだから 仕方がないよね。
367 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 01:13:39 ID:2Ehr+P5A
ざっと読んだけど、CSOの金管セクションのことやライナーの他の作曲家の録音 のことに脱線してばかりで、まともなジェフさんの発言を支持する投稿が少なく 全然面白くなかった。マルティノン&CSOの3番がセル&クリーブランドと同様 に良いなんて記されていると、仮に良い演奏であっても聴く気にはなれない。比較 対照される指揮者が個人的に気に入らない場合は下手な比較対照なんてしないで もらいたいもんだ。 気になったのは151件目のピーターさんの話。クレンペラー&POの『大地の歌』 の東芝EMI盤は英EMIのArt盤より、はるかに音が良いーーーー本当なのかな?
>>比較対照される指揮者が個人的に気に入らない場合は下手な比較対照なんてしないで >>もらいたいもんだ。 それは。正にあなたの個人的な意見。 >>クレンペラー&POの『大地の歌』 >>の東芝EMI盤は英EMIのArt盤より、はるかに音が良い 最近再発された盤(非OKAZAKIリマスター?)は2chでも比較的評判良かったと思ったけどな。
保守
371 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 19:49:13 ID:FVvf/xw2
大地の歌を聴いた
372 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 21:56:49 ID:qg7fFSbd
ハイティンクの大地の歌が聴かずに放置されてる
>>372 男声のやつだよね?あれは聞かないともったいないよ…
確かに
376 :
名無しの笛の踊り :2007/07/25(水) 02:25:36 ID:YWnrU+7g
∧_∧ ( ´∀`) Ewig〜♪ ( つΘ∩ Ewig〜♪ 〉 〉|\ \ (__)| (__) ┴
質問です 「大地の歌」のピアノ版があると聞いて、弾いてみたいなと思っています 楽譜をお持ちの方がいらっしゃいましたら感想を伺いたいのですが
てす
てす
380 :
名無しの笛の踊り :2007/08/08(水) 23:29:23 ID:GwyxW8T/
たまにはageないと。
さすがに歌曲スレと統合でいいのではないかと思ってしまうな
歌曲スレ落ちてない?
383 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/08/10(金) 07:55:16 ID:2OJobjgi
Ewig・・・ ♪ アホか だいたい孟浩然も王維も、こいつら未練ったらしいんだよ! もちろんマーラーも。 所詮、執着まみれの曳かれ者の小唄さ。 同じ中国人の俺たちが言うんだから、間違いない!
うぜーw
言っチャイナよ。
387 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/08/10(金) 23:01:15 ID:2OJobjgi
>>385 大致孟浩然和王维,这个东西们未时好象都推敲了哟!
当然马勒也。
反正,贪恋沾满全身的曳他者的小曲。
同样的中国人的我们说,没错!
エキサイト翻訳でお茶を濁すのがせいぜいだよな・・・w クソコテ乙。
精は暗く、子もまた暗い
391 :
名無しの笛の踊り :2007/08/12(日) 06:54:44 ID:mgSkUWFE
そういえばメータはまだ録音出てないんだっけ? ゾロアスター教とは相容れないのか知らん?
393 :
名無しの笛の踊り :2007/08/13(月) 22:32:37 ID:ovxjpr8E
大地の歌と新党大地の関連性は?
394 :
名無しの笛の踊り :2007/08/13(月) 22:34:28 ID:Fy63tXtn
カール・シューリヒトが1939年10月にアムステルダムで振った ライブを持っているが、第6楽章の途中で聴衆の一人(女性)が いきなり、「ドイツは最高です、シューリヒトさん」と叫び 一瞬場内がざわつきます。混乱の時代の一片を記録した録音です。
396 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/08/17(金) 00:43:36 ID:hizF+GQ+
>>389 まんまだYO!www・・
おまいらアホどもをからかうのはおもろい。
だいたい、トリックスターってのはティル・オイレンシュピーゲルみたいに
くだらないのもいるし、俺らのように悟って上品な奴は少ない。
あんなアホな大地の歌より俺らの寒山詩に音楽をつけろとマーラーに催促してるが、
アルマのことを思ってか、ニーチェと二人でオナニーばっかりやりやがって、臭いのなんの。
ほとんどビョーキ!使い物にならん。
やっぱり、新参者の武満徹にやらせるわ。
指揮はクレンペラーの予定なんだが、あいつは魔女の尻ばっかり追い掛け回しやがって・・
どーなることやら、請うご期待!
うわなにこのきちがいw
そもそも本当に上品な人は自分のことを上品と言わない。 底が知れたな。
401 :
名無しの笛の踊り :2007/08/17(金) 23:58:17 ID:kowlSZ5T
お盆に帰れなかったふるさとを思いながら告別聞いたら泣いちまったという中二病な俺があげます
友は馬を下りて、 訣れの酒杯を 差し出す。 そして私に尋ねる。 「君は何処に行くのか、 またなぜに?」と。 私は愁いを帯びて 口を開く。 「友よ、この世に 私の幸福は無かった。 私はひとり淋しく 山にさまよい入る。」 「疲れ果てた孤独な魂に 永遠の救いを求めて、 今こそ故郷に 帰ってゆくのだ。 私は心静かに その時を 待ち受けている。」 しかし、春になれば 愛する大地は再び到るところ花が咲き乱れ、 樹々は緑に覆われて 永遠に、世界の遠き果てまでも青々と輝き渡る。 永遠に(Ewig)、永遠に.....
403 :
↑↑↑↑↑↑↑↑↑ :2007/08/22(水) 18:18:58 ID:BDhn5iP8
まっこと、くだらんぜよ 訳もくだらん、曳かれ者の小唄もくだらん こんなんに感動する奴はもっとくだらんw
404 :
名無しの笛の踊り :2007/08/22(水) 20:19:47 ID:GFKyyH7W
つられんなよ
いや、つけてたほうがいい。 あぼ〜んできるから。
408 :
名無しの笛の踊り :2007/08/25(土) 17:23:36 ID:mWiV90/h
>>279 私もジュリーニ&ベルリン・フィルが好き。
同じ頃ウィーン・フィルで録音のブルックナーが評判の割りに、
自分には気に入らなかったのでなんとなく今まで避けてきたが、これは良かった。
ジュリーニのマーラーは9番も大好きなので、今更ながら、録音が少ないのが惜しまれる。
シノーポリが好きです。 そんなおいらのIDは4D録音w
『根も暗く』ニート「無気力の歌」『将来も暗い』
411 :
寒山&拾得 ◇IX039xsAK6 :2007/08/26(日) 00:33:37 ID:xNgS2RgZ
おめーらアホどもは
>>402 の如き
>>403 「くだらん」訳で、
>>408 >>409 みたいに好きだの嫌いだのの浅薄感覚印象で語っているわけだ。
“Mir war auf dieser Wert das Gluch nicht hold!”
「幸福」だと?笑わせる。立身出世が幸福だとさ!
だから、原詩もくだらん、ドイツ訳もくだらん、日本語訳もくだらん。
なにか深遠な意味があると思って、はい!ポーズ音楽をつけたマーラーもくだらん。
まあ、くだらん同士で感動ごっこをやってろ!
アディオス アホども!
413 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/08/26(日) 07:50:52 ID:xNgS2RgZ
>>411 は日本のいわゆる「私小説」にもいえることだ。
飲み屋の女と関係しただの、借金を踏み倒しただのどーでもいいことを書きまくる。
裏返された腐敗臭プンプンのエリートインテリ意識まるだしだ。本人のクズ感性では気ずかない。
後ろ向き、反社会的、退嬰的で、胸の底とは裏腹に洒落のめして韜晦する姿勢に我慢できない、
共感できない。
根性が腐っているとしかいいようがない。
バレなければ平気で公金を実質横領しておいて、天下り出世街道から外れたと嘆く
社会保険庁その他の腐敗公務員どもとおなじ根性音楽なのだ。
こんなのに共感するおめーらの感性も腐ってるんだよ!
しょせんマーラーの音楽なんてその程度のユダヤ人音楽さ。
アホくさ、つい豚どもに真珠を投げてしまったではないか。
こんどこそ、鈍感性の豚ども アディオス!
さて、そこで中国語版だが、まだドコからも出てこないんですかねぇ?
>気ずかない。 この四つ仮名遣いをする人は、相当の古老か相当のゆとりかどちらかだろう。 まあ文体から当然後者はありえないだろうが。 というわけで、アプレゲールは放置で。
>>416 要らないよ、そんなの。
そもそもマーラーが生前それを望んだのか?>中国語版
>>417 マーラーは知らんが、中国語訳の程度と、多分に「中国趣味」的に書かれてる
この曲と中国語の語感と、どの様にマッチし、どの様に異なっているか確かめて
みたいという好奇心には駆られるねぇ。
420 :
名無しの笛の踊り :2007/08/27(月) 22:59:17 ID:xaKAA42y
金盃に 酒は満てれど 君しばし 手付けずて 吾が歌を聴け 哀傷のその歌も 君が心に 哄笑のごと 響かなん 悲しみの あらはにも 迫り来たらば 心の園も やがて荒れ 喜びも歌も 枯れて消ぬべし 生は昏くして 死も昏し 以上は私の遊び半分の訳ですが・・・日本盤の解説に付いている対訳はどれも あんまりうまくない感じがする。 そもそもベートゲ/マーラーの独逸語詞自体、文学としてはあんまり大したもの じゃないのではないのか知らん。 ドイツ語のよく出来るひとに訊いてみたいものだ。
ロシア語版「フィデリオ」、英語版「第九」等々続々と収集してきた 未聴ら〜としては中国語版「大地の歌」も必須コレクションの一つ だな。
422 :
名無しの笛の踊り :2007/08/27(月) 23:15:37 ID:OWqCbL1N
いきなくろべい! みこしのまつに! あでなすがたの! あらいがみ!
>>420 日本盤についてる訳がどれもダメなのは同意だけど
「満てれど」「手付けずて」「響かなん」というのは
うまいまずい以前にそもそも日本語としておかしいと思う。
擬古文をちゃんと書くのは結構大変だよ。
424 :
名無しの笛の踊り :2007/08/28(火) 06:09:05 ID:qaQm0nyI
そうかな。 どのへんを直したらいいかな。「満つ」に「り」は付かないんだっけ? 後学のため、御教示を乞う。 「ドイツ語詞自体が・・・」ってのはどうでしょう?
>>424 その3つでいうと、「ど」は已然形につくから「満つれど」、
「ん」は未然形につくから「響かん」でしょう。
「手をつける」については、そもそも「食べ/飲みはじめる」という
意味で使われるようになったのがかなり新しい可能性も
あると思う(これは調べないとわからないけど)。
ドイツ語の詩としての良し悪しはわからないけど、
元の中国語に比べると、説明的で多少冗長になっていると
いうことはあるんじゃないかな。
それを漢文読み下し文体で訳してしまうと、その冗長さが
より強く感じられてしまう。なぜならそういう文体で書かれた
古典の文章は、だいたい簡潔で引き締まった表現なので、
それを期待してしまうから。
個人的には、むしろ変なてらいのない現代語で訳す方が
良い訳ができそうな気がする。
俺みたいに、ドイツ語も中国語もわかる奴には噴飯物の議論が続いているねw ただ残念な事に、俺は日本語があまり解らないので君たちを助ける事は出来ないんだ。
>>426 日本語でわからないことがあったら聞いてね
答えられることは答えるよ
428 :
名無しの笛の踊り :2007/08/28(火) 11:30:43 ID:1/1bFr7u
北京の大学で3年勉強していたのだが、ドイツ人留学生に 『大地の歌』の歌詞を見せたら鼻先でせせら笑っていたのを いまだに覚えている。北京の音大生(中国人)に全楽章の 中国語版のピアノ譜をコピーさせてもらったので、自分で 歌うことは可能だ。不思議な感覚にとらわれる。
>>425 >
>>424 > 「ん」は未然形につくから「響かん」でしょう。
「な」はどこに行ったんだw
訂正するなら単語はなるべく変えずに訂正してやれよ。
さて「響かなん」は「響いてほしい」という意味になる。
一方「響きなん」は「響くだろう」。
前者は誂えの助動詞「なむ」、後者は教意の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」。
430 :
続き :2007/08/28(火) 14:15:13 ID:JjLQHcOF
満てれど→満つれど これも間違い。 これじゃ他動詞になる。 満てどが正解。
432 :
420 :2007/08/29(水) 20:07:24 ID:VRk5cCp9
>>425 >>430 スイマセンが何だかよく分からなくなって来たw
「満ちてゐるが」と言う意味で「満つ」+「り」+「ど」→「満てれど」としたのだけれど
これはナシなのか知らん。
「現代語で訳す方が...」そうかも知れないな。
でも私は近代文学があんまり好きでないので・・・。
>>429 私も、ご指摘の意味で「なむ」を使ったのですが、これはOKなのかな?
スレ違い気味な感じもしてきたので、演奏について一言。
私はシノーポリ盤の、なんだかわざわざ「美しく聴こえない、気持ちを込めてない」感じに
演奏してるのが気に入ってるのだけれど、こういうのはもうはやらないのかな?
許光俊はベルティーニ盤聴くと、「終楽章には、最後希望や救いがあるのがよくわかる」て
な事言ってますが、本当かな。ちょっと聴いてみたい気もするが、実際聴いた人どうですか?
433 :
名無しの笛の踊り :2007/08/29(水) 20:16:56 ID:JCUBl5g9
>>432 ベルティーニ盤は僕はそんなによいとは思えません。
ライヴ録音なので客の咳払いが気になりますし。
特に告別の最初のソプラノが終わった時の咳払いの多さは異常です。
434 :
420 :2007/08/29(水) 20:33:13 ID:VRk5cCp9
>>433 え〜とそれは、ケルン放送響(だっけ?)の方ですよね?
最近見かける、どこだったか日本のオーケストラを振ったものじゃなく。
>>426 中国語は議論ともつかない与太話らしきが続いていたけど、ドイツ語は
誰かが話振っても話題にすらなって無いんだが・・・・・・・
鳴呼、さうか、日本語が解らなかったんだね。
436 :
名無しの笛の踊り :2007/08/30(木) 09:25:10 ID:+W6xxf0V
>Mir war auf dieser Wert das Gluch nicht hold ! よーするにこの曲はこれだけ。遅いっちゅーねん! これにたいする回答は、人類史上特定少数の真の賢者が出してきた。 あとはアキメクラ(あえて差別用語を使う)かどうか、 思考能力とそれの超克意思があるかだけだ。 しかし便秘のドイツ坊主のマルティン・ルターを信じている限り ドイツ人はあかん。こっから先はよー進みよらん。 キリスト教アホ文化の限界や。
マーラーはユダヤ→カトリックじゃ?
そもそもオーストリア人だろ・・・
おまえも正鵠を射てない
独語、中国語どころか、仏語、露語、スペイン語、あげくにリトアニア語、もちろん英語も堪能なのに 日本語が全くダメな為に、この議論に加われなくて臍をかんでいる俺がいる。
441 :
名無しの笛の踊り :2007/08/30(木) 20:17:26 ID:1M1CbrzG
>>440 妄想癖が酷過ぎるんじゃね?病院行けよ。
歌っている詩は知らないが、楽しい曲だよね。
「大地の歌」自体は好きで良く聴いてるけど、 サントリー世代としては、「大地の歌」と言えば第3楽章が使われたCMの イメージが強烈で、なにやらインテリな古代中国人が浮かれ騒いでいる曲と いうイメージが強い。最終楽章も殊更深刻に聴いたことは無いなぁ。
444 :
名無しの笛の踊り :2007/08/31(金) 20:33:17 ID:AVE/vAEr
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロスアンジェルス・フィルの 1981年のライブが面白い。テノールはペーター・ホフマン、 アルトはタティアーナ・トロヤノス。聴衆も大いに沸いている。 この曲は殊更深刻に聴く必要は無し。443に同感。
445 :
420 :2007/08/31(金) 22:32:13 ID:leUVfGq8
まあ、「おお生は暗く、死もまた暗い」なんて歌ってる曲、いい年こいた大人が深刻な顔して聴いてたら 滑稽と言うか、不気味と言うかw
つんぼ乙
447 :
派遣屋 夜鷹 :2007/08/31(金) 23:10:58 ID:BmVGREbT
>>413 > 裏返された腐敗臭プンプンのエリートインテリ意識まるだしだ。
>本人のクズ感性では気が付ない。
>後ろ向き、反社会的、退嬰的で、胸の底とは裏腹に洒落のめして韜晦する姿勢には我慢できない、
>共感できない。
> 根性が腐っているとしかいいようがない。
> バレなければ平気で公金を実質横領しておいて、天下り出世街道から外れたと嘆く
>社会保険庁その他の腐敗公務員どもと同じ根性の音楽なのだ。
禿同!!
>>447 =
>>413 ..____
| (´・ω・`)|
____ | ̄ ̄ ̄ ̄ ____
| (´・ω・`)| ∧ | (´・ω・`)|
| ̄ <⌒> | ̄ ̄ ̄ ̄
∧ .. /⌒\ ∧
<⌒> ]皿皿[ .. <⌒>
/⌒\ / 田 田 \ .... /⌒\ ジサクジエン王国
___ ]皿皿[、 _]∩皿皿∩[__]皿皿[、、 ____
| (´・ω・`)| /三三三三三三三三∧_/\_∧三三三三三三 三三 ヽ | (´・ω・`)|
 ̄ ̄ ̄ ̄| |__| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩ . Π ̄ ̄ヽ田 ̄田 ̄田 . [_| ̄ ̄ ̄ ̄_ ____
____ /三三三三三三三三三三三∧_/\_∧三三三三三三三三.三 ,,|「|,,,|「|ミ^!、 | (´・ω・`)|
| (´・ω・`)| __| ̄田 ̄田 ̄田  ̄田. 田 | | |..田..| | |. 田 .田 ̄田 ̄ 田 ̄田 ̄田 ̄|,,|「|,,,|「|ミ^!| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄|_/==/\=ハ,  ̄ ̄|「| ̄ ̄ ̄ ̄|ハ=/\= |____ヽ「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_|'|「|'''|「|||:ll;|| .|
夏も終わりだね
450 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 05:31:22 ID:agzYSE+k
>445 ということは宇野功芳は不気味の代表的存在。
452 :
名無しの笛の踊り :2007/09/02(日) 21:34:51 ID:BJ23Bntg
功芳先生は高校生のころ死の問題について真剣に考へ、B.ワルターに手紙で相談したら「人類はいまだ死の問題を解決してゐない」 といつた内容の真面目な返信を貰つたさうな。 その後功芳先生は自力でこの問題に自分なりに答へを出したさうで、だからこの人が「大地の歌」聴いても、別に不気味でも滑稽でも ない、と思ふ。
国民総動員レベルの戦争や、結核などの死病罹患といった現実が人に日常として死と向き会わせた時代と 現代とでは、この曲目に対する受け止め方も異なるでしょう。 しかし、個人レベルでは現代でもなお死と向き合って、生き甲斐よりも死に甲斐を求めて宗教にのめりこ む人々も見かける。 この曲目も含めてマーラーの楽曲が今後、現在以上に愛好されることはもはやないだろうし、そうした時 代が続く方が幸いだろう。 戦後文学も同様で、あの時代だからこそ読者を獲得したのだろうが、今や戦後文学の求めたものをそのまま 継承することはおろか、残念なことだが、ただただ忘れ去られる運命にあると思える。
昔は死と向き合っていて、現代は保健衛生が充実しているから死と向き合っていないというのは違うんじゃないかな 生とか死は、極めて個人的なものだと思うよ 今の世の中自殺者って年間三万人だっけか 豊かで死の危険がない現代の世の中で皆が満腹で幸せに生きているってことだと思うけど そんな単純で予定調和に溢れた世の中は、百年たっても多分こないよ 大地の歌やマーラーは、もはやスタンダードでベートーヴェンやバッハなどとは一緒とは行かなくても人類の財産として人々に聞かれていくと思うね
戦後の結核文学は、正直よく読んだことがないから分からないと申し上げておきます
電波だ・・・
すまんね
>>457 こちらこそ言葉が過ぎました。すみません。
マーラー自身は死の問題にしても、割りと、お気楽っていうか「観念的」に 考えてた気がするけどな。戦争「体験」にしても第一次大戦すら経験しないで 死んだわけだし。マーラーにとって「死」っていうのはマダマダ「漠然とした不安」 の領域の問題だった気がする。 「死」の問題がこれだけ重くなったのはむしろマーラーの弟子達の実体験(二つの 大戦&ホロコーストの恐怖等々)からの影響の方が強いのかもしれない。 そこら辺(マーラー(時代)の心理・体験/マーラーの弟子達(時代)の体験)を区別 したらマダマダ今日的な問題を提起できるのかもしれない? 「漠然とした不安」っていうか「何か良く分からないけどヤバイ」って感覚はむしろ 現代の方が強い気がするしな。
>>459 せっぱ詰まった現代人は、マーラーの「観念的な死生観」に
救いを求めてるのかも?
大地の歌って、そんな死生観について歌ってないよね?
462 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/09/04(火) 15:24:53 ID:CFQ4+1HO
『糸瓜咲て 痰のつまりし 佛かな』 (正岡子規 絶句)
子規の絶句と、「大地の歌」の俗物詩人たちとの境涯の違いは
凡人が想像する以上の断絶がある。
マーラーやチンケ詩人連中の心境は我執着心=煩悩まみれそのものであって
死=生を客観視して妄想を笑飛ばせるまでに全然至っていない。
迷いの境涯に生死観も糸瓜もないだろう?
>>454 >大地の歌やマーラーは、もはやスタンダードでベートーヴェンやバッハなどとは一緒とは行かなくても
>人類の財産として人々に聞かれていくと思うね
あっそうなの(爆笑
あぼーんになってるって事はまたクソコテが来たのかw
464 :
寒山&拾得 ◆IX039xsAK6 :2007/09/04(火) 16:01:59 ID:CFQ4+1HO
>>463 糞馬鹿揶揄ばかりじゃなく、悔しかったら
>>462 に反論してみろよw
俺があまりに的確なことを言うので、世俗物連中からは嫌われる。
やっぱり重巌に帰ろかな
重巌我卜居 鳥道絶人迹
庭際何所有 白雲抱幽石
住茲凡幾年 屡見春冬易
寄語鐘鼎家 虚名定何益
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そういえば、禅が流行った(深化した)宋代って 中国史上一、二を争う位経済が繁栄した一方で終始内憂外患に 悩まされた(「今はとても素晴らしい、だけど何かヤバい」)時期だった。 時と所を異にしてるとはいえ、興味深い。
467 :
名無しの笛の踊り :2007/09/10(月) 13:26:43 ID:zBuyesNE
>>368 東芝セラフィム廉価盤、おそらくOkazakiさんのリマスター盤しか持っていなかったので
2006年リリースされた決定盤1300シリーズのものを試聴。
音の鮮度が雲泥の差で驚いた。英国EMIのArt Remastered盤は聴いてないのでそれとの
比較はできないけれど、岡崎盤しか聴いていない方にはお薦め。
決定盤1300シリーズもOkazakiリマスタだよ。
クレンペラーに関しては輸入初期盤が音質的に最高、唯一無二! ってことでファイナルアンサーにしてくれ。俺は輸入ARTでほぼ集めてから評判を聴いて輸入初期盤で集めなおしたんだ。 そりゃもう、ヤフオクと中古屋めぐり総動員でな。もう、あれがいいこれがいいってのは疲れた。そんなこと考えてる暇があったら音楽聴きたい・・・。
さぁ、そこでLPの登場ですよw
472 :
名無しの笛の踊り :2007/09/13(木) 12:15:36 ID:HKPpFeyD
そろそろ国内で実演やってください マジでお願いします
確かに、前回はいつだっけ?
最近、5楽章ですごい脳汁が出てくるようになってきた
クレンペラー、ヴンダーリヒ、ルートヴィヒ&POの録音は今更ながら至上の名盤。 歌手の出来と録音の良さ、管楽器の音色の素晴らしさ、誉めるべき点が多々ある。 オケ伴奏に関しては、神経質過ぎになるのを抑えて、円滑な音楽の流れを可能な限り 保持する。しかし、ここぞという時には沈黙、無音の間合いを十分に取り、重い音の 響きを存分に伝えている。 最大の美点は両歌手と管楽器の音色の素晴らしさに尽きると思える。この曲目の演奏 機会も数多く、管楽器の扱いの上手かったクレンペラーだからこそ、ここまでの演奏 ・録音が可能になったのだろう。手勢のPOとのリハーサルにも十分に時間をかける ことができたこともきっと功を奏しているのだろうが。
落ちるがな
477 :
名無しの笛の踊り :2007/09/24(月) 19:04:19 ID:D3+EiNmD
それはアカンがな
478 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 10:03:03 ID:9z24RtdZ
しかし、いまいちよーわからんなあ。 ・明るいvs暗い ・生vs死 いずれも、比較することによって理解できる相対的なものだ。 死を経験した者はだれもいないから、相対としての生の意味も判る者は誰もいない。 だから、死が暗いなどというのは勝手な無根拠な妄想にしか過ぎない。 生の意味が判らないのに、相対的価値判断の明暗も誰も判るわけがないではないか。 ひょっとしたら、我々は明るい死の状態かも知れないのだ。 いずれにしても、ナンセンスな詩だ。 こんなことはちょっと深く考える中学生でも判りそうな問題だ。
>>478 >死が暗いなどというのは勝手な無根拠な妄想にしか過ぎない
その妄想に共感して聴いている人か、軽く受け流して聴いている人がほとんどなんだから、ナンセンスなんて言葉を使って変にけなすほうが痛い。
>こんなことはちょっと深く考える中学生でも判りそうな問題だ
判った上で割り切って聴く俺がいた。だからそう考え込むな。
480 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 23:53:37 ID:RBPsHtDy
バーゲンで入手した、フィッシャー=ディスカウ指揮シュトットガルト放送響の録音を 試聴できた。アルトはYvi Jaenicke, テナーがChristian Elsner(Orfeo、1996年ライヴ録音)。 歌手の出来は悪くは無いが、オケが貧弱、フィッシャー=ディスカウの指揮も決して芳 しくはない。この曲に深い思い入れがあって指揮台に立って振ったんだろうが、名歌手 の余芸の域を出ていないといったら言い過ぎになるだろうか。 イーヴィ・ジェニケの堂々たる絶唱は印象深いが、総じてオケ伴奏部分で緊張感の持続 が不十分。 リハ不足もあるのだろうが、様々な音色を出しうる上手いオケでやって欲しかった。
「生も暗くまた死も暗い」 などと自嘲にも唄いながら傾ける酒は、 ことのほか旨かろうと思う。
>>481 うむ、俺も昔からずっとそう思ってきた。
そして、そういう酒に1番合うのがクレンペラー盤だった。
483 :
名無しの笛の踊り :2007/09/29(土) 02:01:51 ID:YhWKW1iz
いんや 塩爺+4か5盤が一番
484 :
名無しの笛の踊り :2007/09/29(土) 10:38:15 ID:YhWKW1iz
>>445 そう思うのはあなたが死について深刻に悩んだことが無いから
だから共感できないだけ
理解できないから嘘っぽく感じてしまう
あるいは単純に複雑な音楽が理解できないというだけ
死の問題は若い時(10〜20代)の方が深刻に考えてたな、 周りの人(親・兄弟・知人・友人)がぼちぼち鬼籍に入りだす年になると、 黒澤の映画みたく、もっと「軽やか」に考えるべきかなと思うようになった。
>>485 黒澤の「生きる」は決して「軽やか」ではないぞ。
晩年の作品は知らんが。
「夢」はみてないなあ
488 :
名無しの笛の踊り :2007/10/11(木) 10:55:35 ID:IlZdjd2A
古斯塔夫・馬勒
490 :
名無しの笛の踊り :2007/10/12(金) 22:39:58 ID:PKRHlJg9
BISレーベルから出るのは中国あるいはシンガポールでは世界に打って出ることが レーベルが未だ存在しないから? 12月がくるのが楽しみ。原詩に戻しているとのことだが、繁体字記載の中国語解説 があれば申し分ないが。
正直、こういうのは拒否感があるな…
493 :
名無しの笛の踊り :2007/10/14(日) 01:02:25 ID:U6E+P0bf
西洋がありがたくてクラシック聞いてるのに東洋の演奏家では興ざめ。
それが、シンガポールとかマレーシアのオケは実質的に西洋人オケ。 東洋人なんて数えるほどしかいない。
495 :
名無しの笛の踊り :2007/10/14(日) 07:27:54 ID:U6E+P0bf
そのうちオーケストラなんてアジアだけに生き残って 欧米の演奏家がお雇い外人として演奏するようになる。
496 :
名無しの笛の踊り :2007/10/16(火) 11:38:21 ID:SW2GUodG
497 :
名無しの笛の踊り :2007/10/16(火) 11:40:53 ID:kO1dglpJ
ワザでしょ?
498 :
名無しの笛の踊り :2007/10/16(火) 21:20:22 ID:S4NvKPjv
マーラー本人も、娘が死んだりで、 死はごくごく身近なもんだったんじゃないの? 子供の死って、発狂しそうになるくらい辛いもんだと思うよ。 子供持ってみれば、分かるけど。
>>498 そのあたりの感情のダイレクトな発露が「亡き子をしのぶ歌」。
調べてみたら、その前後に書かれた交響曲が6番と7番(8番も?)なんだよね。
マーラーの場合、自分の感情ありのままを素で出したのが歌曲の分野で
交響曲の分野は感情はむしろオブラートに包んで素では出さなかったんでは
無いか?っちゅう話(主観的自己=歌曲、客観的自己=交響曲)もあるけどドウ
なんだろうね?
「私は自身を、私の子供が死んだと想定して書いたのだ。もし私が本当に私の娘を失ったあとであったなら、私はこれらの歌を書けたはずがない」
501 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 15:05:51 ID:lVaSjMkG
亡き子をしのぶ歌、長女の死、大地の歌、の順ですね。
「亡き子」を書いた後、長女が死んで、アルマに「あなたがあんなもの書いたから!」って叱られたんだよな。
ま、昔は子沢山で子供が死ぬのはありふれた事だったから一般的なネタだったんじゃね? 経験のないガキが流行歌で愛を歌ってもOKなように、「よっしゃ、次作は子供の死で行きまッしょい!」てな感じ。 もっと昔のルソーなんて自分の子供育てるの放棄して孤児院にぶち込んでるしw
確か、アルマと結婚したときに亡き子を書いて 何で幸せな時にこんな不吉なもの書くのだかなんだか言われて怒られてたはず
マーラーはやはり、自分の気持ちと反対のものをかいたりするんじゃないだろうか。 若い頃はともかく、4番以降はそんな感じがする きつい時期の4番、8番、幸せな時期の6番…
男にとって結婚は決して幸せなものじゃないから・・・・・・・・・・・・。
賠償金1億の不平等条約だからな
508 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 01:37:33 ID:x2rI7jNJ
質問です。 昔のウイスキーか酒類のCMだと思うんですが、それに大地の歌が使われてたと思うのですが、 沢山発表されている中で、どの大地の歌なのか、どなか教えて下さいませんか?
509 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 02:10:05 ID:s64ml8db
510 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 02:50:24 ID:x2rI7jNJ
…素敵すぐる
511 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 12:21:16 ID:1wTJDKyV
で、これ、誰んだっけ?
昔、マゼールと聞いた気がする。
アライサだったと思う。ということはジュリーニか
514 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 20:03:25 ID:x2rI7jNJ
ジュリーニの大地の歌は「買い」ですか?
515 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 20:56:31 ID:1wTJDKyV
ま、でも、たいして美味くもない酒を、こうして、 巧みなコマーシャルで売りまくってきたんだから、 サントリーって、あくどいよな。 シングルモルトなんか、買ったの売ってるそうだし。
>>515 > サントリーって、あくどいよな。
そういうことじゃないでしょ.
ここはコマーシャルの作り手を褒めるべきだと思うけど.
>>488 「大地の歌」ってのは意図的な誤訳なのに。アチラも日本語をそのまま輸入してるんだねw
「人民」、「共和国」、「共産主義」なんてのも日本からの輸入。 彼の国では自国の国名の2/3以上、国是の主要部分が輸入した言葉 (それも日本から!!)ってどうよ?ってな議論がタマに起こるらしい ですぜw
519 :
名無しの笛の踊り :2007/10/21(日) 10:01:44 ID:H/Mw2GZ4
>>518 それを言ったらこっちは自国の正式国名も
中国から輸入した文字でしか書けないわけで。
520 :
名無しの笛の踊り :2007/10/21(日) 14:18:09 ID:39QQqYDC
>>516 CM>>>>製品、だから、やっぱ悪どいよ。
>>519 正式国名「日本国」の
「国」の字は国字(日本原産)の文字(のはず?)だから安心したまへ。
>>519 それを言ったらイギリス・ドイツ・フランスはどうなるんだい?w
524 :
名無しの笛の踊り :2007/10/22(月) 21:08:12 ID:yGT9orf2
宣伝巧みで、製品が糞って、ケンウッドのことか?
サントリーといえヴぁ 「ランボー、あんな漢ちょっといない」 の大道芸人のCMがよかった。
サントリーといえばsweet memoriesだな。
('A` ;) /(ヘ σ.)ヘ
サントリーといえば ♪ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか〜 しかあり得んだろ、全く最近のガキは教養がない。
529 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 23:20:54 ID:3/4kt8Ov
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) 相対性理論と仏教 その2 [心と宗教] 原始佛教 その26 [仏教] [心と宗教] って、俺じゃん お里が知れるわ
530 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 03:14:22 ID:bvyiDuUL
>>490 Chinese-Language "Das Lied von der Erde"というスレッドが
rec.music.classical.recordingsに立っている。
Mahler - Das Lied von der Erde (in Chinese)
BIS-SACD-1547 | EAN 7318599915470 | TT: 71'14
Gustav Mahler: Das Lied von der Erde in a
Chinese-language version, replacing the original
German texts inspired by Tang Dynasty poetry with
Daniel Ng's reconstruction of the original Chinese
poems
たいしたことは記されていないが、
http://www.mahlerarchives.net/ というサイトの記事は興味深い。
Ning Liang, mezzo-soprano; Warren Mok, tenor;
Singapore Symphony Orchestra / Lan Shui
531 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 09:59:28 ID:kd1zlHyE
朝比奈と大フィルの「大地の歌」は素晴らしい。
>>518 どこが2/3以上なんだ?
>>522 国字の意味を確認したほうがいい。
一般に国字とは「峠」とか「凪」みたいに日本で日本人が作った漢字。
スレ違い
534 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 11:26:53 ID:UY/c9LIB
>>532 中国の正式国名
「中華人民共和国」純粋に中国由来は「中華」のみ後は日本人の作った言葉(造語)
中国人に教わったジョークっすよw
裏の意味は今の中国人の日本に対する・・・・・あっそれは言わない方が良いねw
>>529 神社仏閣板に「仏教ぽい歌詞を含む歌」というスレッドがあって、その中で
大地の歌の1楽章「Dunkel ist das Leben, ist der Tod!」と、
弘法大師空海の「秘蔵宝鑰」(ひぞうほうやく)中の一節、
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、
死に死に死に死んで死の終わりに冥し」
との類似性を論じているレスがありました。
537 :
名無しの笛の踊り :2007/10/27(土) 12:14:28 ID:MBGFuQ34
>>537 クレツキ/ウィーン響のモノラル盤
期待していいのかね?
とりあえず人身御供となってくれるやつを待つことにする。
二月後あたりには感想を書いてほしい。
539 :
名無しの笛の踊り :2007/10/27(土) 16:41:48 ID:I8geZLZN
クレツキでDFDが歌ってるのは名演。
540 :
名無しの笛の踊り :2007/11/04(日) 10:57:53 ID:/sF5W1Bk
李白は暗い人じゃなかった。 その詩は読んだことないけど、そんなに暗い詩なの?
保守
543 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 03:49:16 ID:qOeC1CD9
瞑い
早く実演やれやこの野郎!!!!!
Ich bin der Welt abhanden gekommen スレ違いだが、この名曲のビデオクリップが いつの間にかyou-tube.com で往年の名歌手の歌唱を試聴できるので記しておきたい。 Margaret Price & Wolfgang Goennenwein が復活していること Kathleen Ferrier & Bruno Walter Janet Baker & Barbillori Irmgard Seefried & Rosenstock Mimi Hermosa & Robert White (Faculty Recital Lynchburg College June, 1995) 残念ながらFisher-Dieskau & Boehm のそれは消失したまま(著作権問題をクリアー していないためか)。この中ではプライスが一番の聴き物だと思える。 ベイカーは例外的にFに転調して歌っているけれど、その他の歌手はすべてE♭のまま の演奏。それぞれに味わいがある。
Fischer-Dieskau cを落としてしまった。Fisherman 扱いしてメンゴ。
しね
乙 リュッケルト歌曲集が大好きなので、ネットで誰もが視聴できるのは良いと思うね。 気に入ったら、それだけ全曲収録盤を購入するだけで済むからありがたいよね。 最近聴いた中で良かったのは、Lorraine Hunt Lieberson(mezzo s.)、P伴奏Roger Vignoles 1998年録音、BBC Musicレーベル) BBCのFM放送Radio 3 の放送録音、塔店舗バーゲンセールで何気なしに選んだもの。 ピアノ伴奏版にはオケ版にはない、しっとりとした歌唱を耳にすることができる。特にこの 引用曲では、最後に感極まって声が微かにかすれ、それが限りなく切なく、かつ美しく、 魅せられました。
>>545 ,
>>548 歌曲スレがなくなって情報交換の場がなくなってしまったのが残念。
いつか忘れたけど、Van Dam のリュッケルト歌曲集が話題にしていた方がいた
けれど、Max Lembeck (Bassbariton)の録音を最近聴いたけれど、芳しい出来
ではありませんでした。E♭から更に低音で歌えるように転調しているのが
残念。ゆっくりしたテンポで歌い上げることができるのがピアノ伴奏版の良
いところだけど、ここまで低い声でテンポを落とすと間延びしてしまって付
いていけない。伴奏のピアノも美しくない駄演(Andreas Ruppert;Klavier,
2003年録音、Gebhardtレーベル)。
ファン・ダムはE♭のまま歌っているのかな?
次スレ立てるときは、マーラーの歌曲総合スレ(含む、大地の歌、嘆きの歌)にした方がいいかも。
553 :
名無しの笛の踊り :2007/11/26(月) 23:10:55 ID:EIE0qbqO
あれっ? まだ中国語盤のレポは無いんだ?
佳演だったら誰かが誉めているよ。 どうしようもない演奏だったとしたら、貴方なら記しますか? 出たばかりの録音を貶す−−−そんなはしたないことをする方はいない というのが常識です。
555 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 00:32:01 ID:OfkBaTkB
買ってないだけ
凶粗が買ってるはずなんだが・・・
557 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 21:50:58 ID:WFlWAabc
しかし、ここは、にちゃんねる。 ダメダメだったら鬼の首引っこ抜いたような、罵倒レスが続きそう・・・・ 特に今回は、モノがモノだけに、原典偏愛の原理主義者とか、中華(華僑) 嫌いの面々にとっても、「おいしい」ネタ満載の盤だから、ダメダメなら、ここぞと 自論開陳レスが続きそうなんだが・・・・・・・・。
多分誰も買ってないだけだと思う。
559 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 14:04:02 ID:wSf90fVt
ラトルBPOのカーネギーの演奏で、おやじの声でイービッヒと歌われている演奏 がUBSのお陰で聞けたけど、渋いね。ラトルはホモだったんだな。
561 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 23:58:11 ID:VbfiBBw+
さすらう若人の歌の、男声版(盤)ってありますか?
すいません。追補です。 もし良ければディースカウ以外でお願いします
連投すみません。 561=562です。 謀らずもすごいタイミングでIDが変わったなぁ…
最近出たバンスタのやつはDGの映像と同じやつ?
566 :
563 :2007/12/08(土) 23:49:54 ID:6UFU3o6F
>>564 ありがとうございます。
このサイト、情報量すごいですね…
567 :
名無しの笛の踊り :2007/12/10(月) 02:11:31 ID:ONIjK5+L
>>548 リーバスンが昨年亡くなっていたことを知りませんでした。以下はNY Timesの当該盤
紹介記事。ヘンデルとマーラーの歌曲が秀演ということをこの記事も伝えていて、良い
演奏というのはやはり聴く耳を持つ方には共通して感動を与えるものだということが分
かります。
MAHLER, HANDEL, LIEBERSON: SONGS
Lorraine Hunt Lieberson, mezzo-soprano; Roger Vignoles, pianist (Wigmore Hall Live).
So what we are left with after Lorraine Hunt Lieberson’s death last year are archival
recordings, now being released commercially ? in this case, a gem. Drawn from a recital
at Wigmore Hall in London in 1998, it includes Handel’s “As with rosy steps,”
a signature work of hers; music by her husband, Peter Lieberson; and gorgeous, poignant
readings of Mahler's Ruckert Lieder.
青裏だがハーディング盤いいね
>>306 に記されています。
ダニエル・ハーディング指揮フランクフルト放送響、 Anna Larsson & Stuart Skelton,
2004年5月7日のライヴ録音
570 :
寒山&拾得◇ 9Cm1SZG7 :2007/12/19(水) 23:24:18 ID:U7ntb5+h
ヒマして退屈やねん、書き込んでイイ?
お、あぼ〜んされてる また奴が来たのかww
とりあえずトリップくらいちゃんとつけろや
573 :
名無しの笛の踊り :2007/12/22(土) 00:56:48 ID:7RzVC+XB
you-tubeから
Final Movement - Der Abschied
Performed by Yvonne Minton, Conducted by Sir Georg Solti with the Chicago Symphony Orchestra
歌詞の独英中国語の字幕表示があるので、画面上で歌詞を追えるのは便利。
http://www.youtube.com/watch?v=f3hCCTRYcz0 ショルティの録音は毒に欠けるのが美点でもあり欠点でもあると改めて思える。
Von der Jugend 誰の録音か表示無し。甘いリリカルなテノール、聞き覚えがある
声だが思い出せない。Andreas Kochという名前には聞き覚えがないし。
http://www.youtube.com/watch?v=EfG3U_byB0k ところで、MTTの新録音が来年サンフランシスコ響自主レーベルから出るらしい。
Michael TILSON-THOMAS Thomas HAMPSON, Stuart SKELTON
San Francisco Symphony Orchestra SFS Sep.2007, tbr in 2008
574 :
名無しの笛の踊り :2007/12/22(土) 01:21:25 ID:7RzVC+XB
クレンペラー英EMIのArt盤を聴く。東芝国内盤(\1,300)の方が遥かに透明感 のある音の響きで素晴らしい。Art盤をお持ちの方でも、もしもクレンペラーの録 音を愛してやまない方なら、二重買いされても後悔されないと思えます。 最新のDDD録音に遜色の無いリマスターだと思います。トーンエンジニア名の クレジットはありませんが、拍手喝采を送ります。
575 :
名無しの笛の踊り :2007/12/22(土) 01:45:20 ID:UmU3C2OD
大地の歌よりツェムリンスキーの叙情交響曲のほうが好き
576 :
名無しの笛の踊り :2007/12/22(土) 11:34:21 ID:KsCryIPf
Jessye Normanのリュッケルト歌曲集をようやく聴くことができた。 期待通り、最高にゴージャスな歌唱。 BMGから出ていたはずのマーラー歌曲集は廃盤なので、今回手に入れたのは、 準海賊盤(?)Opera D'oroの"An Evening with Jessye Noraman"という録音年 すら記載のないタイトル。 "Ich atmet' einen Lindenduft", "Kiebst du um Schoeheit", "Ich bin der Wert ab- handen gekommen"の3曲のみを採りあげている(ピアノ伴奏版、ライヴ録音)。 最後の曲目に関しては、力強く歌い上げすぎて曲想から外れているところもあるけれど 他のラヴェルの歌曲、それから黒人霊歌も含めて、極上の演奏会の記録です。 現役の歌手ではマーガレット・プライスとジェシー・ノーマンの2人の演奏に優るもの はないような気がします。
調べたところ、メロドラムから出ていた録音のコピー海賊盤(?)のようです。 1971 Jessye NORMAN Irwin GAGE,piano Live MELODRAM 同年には "Liebst du um Schoenheit""Ich bin der Wert abhanden gekommen"の 2曲のみを収めたものがPhilipsからも出ているようです。 1971 3 5 Jessye NORMAN Irwin GAGE,piano PHILIPS
578 :
名無しの笛の踊り :2007/12/28(金) 20:34:53 ID:UolD3TNZ
>>574 そういやOkazakiという表示がされていなかったなw
>>574 情報ありがとう!Art盤とは比較していないけれどもCD初期の輸入版と比べると天と地だな.素晴らしい.
こんなに良い音の録音テープが残っていてすべて同様の音の水準でリマスターできる のなら、クレンペラーのEMI録音をすべて再発して欲しいくらいだけれど、実際に は、『大地の歌』と、もう1枚(クレンペラーのタイトルではなく、記憶ではシュト ラウスの交響曲だった)くらいしか、音質の良いものは残念ながらこの東芝EMI 1300円シリーズには無いとのことです(他にマーラーではテンシュテットのものが 少しは良いらしいけど敢えて購入するほどではないそうです)。
581 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 14:20:05 ID:AT0BQJIL
クレンペラー聴いた 他に何かいいのあるか?
582 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 16:56:30 ID:ukXTlCk4
ワルター
583 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 17:23:49 ID:vf5M798S
今日当たりマーラーなんか聞いてるヤシはヘンタイだとおもう
584 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 17:28:37 ID:ukXTlCk4
角松は冥土の旅への一里塚・・・・・・・・だっけ? 正月間際に「大地の歌」聴くのは案外日本人的ですぜ。
>>576-577 >Ich bin der Wert
Weltだろ。
知らないなら素直に日本語訳書けばいいのに。
俺は十日に一度は大地の歌聴いてるぞ。 これがほんとのトイチの歌w
新年明けましておめでとうございます。
589 :
寒山&拾得 :2008/01/14(月) 23:42:05 ID:guzPiVOI
>>584 おまいは一休宗純禅師の禅の何たるかを判っているのか?
>>587 マラ如きの腐り念仏なんぞいくら聴いてもブッダの本懐には到達できんぞ!w
迷い痴者=無明馬鹿=おまいら は、〜バラモン=ヒンドゥ阿保に言わせると〜
業報輪廻を永遠にさまようらしいな。ご苦労!
空海は大失敗と後悔しw
相変わらずレベルの低いことよw
590 :
名無しの笛の踊り :2008/01/14(月) 23:46:33 ID:xNDnMjoS
各種2ch専用ブラウザ(無料)を使うと、IEで「人大杉」になってもスレの読み書きは問題なく出来ます。
しかも迷惑な荒らしをID,コテハンどちらでも自由に擬似あぼ〜ん出来ます。
http://www.monazilla.org/ で、お使いのOSに対応したブラウザをお探しください。
簡単に手に入れたい方は
http://www.geocities.jp/jview2000/ 1.ここ↑の【正式版】ダウンロードにある、「JaneDoeView (061208) 」をクリック。
2.「ファイルのダウンロード」で保存をクリック。
3.保存したzipファイルを解凍ソフトで解凍する。
4.灰色の「jane2ch」をクリック。
5.「ボード一覧が無いの取りに行っていいですか」と出るので「はい」をクリック。
6.左側の「板一覧」にある「音楽」の中の「クラシック」をダブルクリック。
7.設定→「あぼーん」のoptionタブをクリック。デフォルトのあぼーん法を「とうめい」に変更。連鎖あぼーんにチェック。
8.荒らしのIDの「ID:」の部分をクリックすると「このIDをあぼーん」が出るのでそれをクリック。
9.うまくいかないときは7のあぼ〜ん設定後、右上の「ログを削除」アイコンをクリック。
10.再度ログを取得してみてください。
591 :
寒山&拾得 :2008/01/14(月) 23:54:47 ID:guzPiVOI
593 :
名無しの笛の踊り :2008/01/16(水) 00:41:13 ID:AMcaiK0r
松の内も過ぎたので昨年11月に出た新加坡交響樂團演奏、水藍 指揮 梁寧(mezzo) 莫華倫(tenor)の 試聴した感想を記しておこう。年を越えたので新譜に対する気遣いは要らないだろうから。 中国語による響きが新鮮で深い趣きを添えてくれるのなら良いのだが、中国語発音で歌うのは曲目によ ってはかなり無理があり、ドイツ語に較べると美しく響かないところが多々ある。 例えば、テナー独唱の李白、宴陶家亭子(Von der Jugend)、中国語の音節の少なさを無理して伸ばして 歌うので無理やり歌っているかのように思えてしまう。逆にメッツォによる李白、採蓮曲は比較的メロ ディに中国語がうまく乗っていて成功しているように思える。 中国語の四声にどれだけ旋律が合致しているかという問題も別にあるのだろうが、率直に言って中国語 で歌唱されることで得られた深い響きや息遣いは概して乏しいように思える。 テナーはヴンダーリヒの歌唱を意識しているのだろうが、やや力任せなところもあるが、その歌唱力は 素晴らしい。メッツォは今ひとつ声に伸びと深みに乏しいように思える。 シンガポール響は以前の投稿の指摘とは違って、アジア系の演奏家が写真を見る限り、7割以上を占め るようだ(ビオラ、チェロ、コントラバス陣方向の写真から判断する限りの話だが)。 テンポが遅いときには弦楽器の響きが弛緩してしまうところもあり、非力は隠せないが、それでも思い 入れの深い渾身の演奏ではある。管楽器はクレンペラー&PO盤で耳にする虚無僧の奏でる響きなど微 塵もない普通の演奏。 終楽章の演奏時間は32分03秒、極めて遅く響くのも当然だが、初めて聴く中国語音節の連続に耳を奪わ れるせいかもしれない。ewigに代わるjaahchenという響きは新鮮ではある。 新譜で無理して購入することを薦められるほどの出来ではない。安価に購入できる機会があれば試聴さ れれば良いだろう。
594 :
名無しの笛の踊り :2008/01/16(水) 00:51:40 ID:/d8/PNXu
どこで購入されましたか?最安値はやはり日尼?
597 :
名無しの笛の踊り :2008/01/19(土) 14:31:11 ID:G2i0STxY
598 :
名無しの笛の踊り :2008/01/22(火) 20:58:14 ID:Nv+FbijI
金盃に 酒は満てれど 君しばし 手つけずて 吾が歌を聴け 哀傷の その歌も 君が心に 哄笑のごと 響かなむ 悲しみの あらはに 迫り来るとき 喜びも歌も 枯れて消ぬべし 生は冥くして 死も冥し
599 :
名無しの笛の踊り :2008/01/22(火) 21:04:22 ID:Nv+FbijI
この家の主やある! 汝が酒蔵に 金色の酒は満ち 吾が琴は これにあり 琴かき鳴らし 盃を乾し合はんには いともよろしき この時に 一杯の 酒こそは ありとある 王国にしもまさるらめ 生は冥くして 死も冥し
600 :
名無しの笛の踊り :2008/01/22(火) 21:10:25 ID:Nv+FbijI
とこしへの蒼穹よ ゆるぎなき大地よ 春来たりなば 花は満つらむ されども人の命数は 数ふるに 飽くほどにしもあるべきや? 百年に満たざる年を はつかなる なぐさみ求め過ぐすらむ
601 :
名無しの笛の踊り :2008/01/22(火) 21:18:20 ID:Nv+FbijI
あれ見よ! 月の照らせる墓のうへ 怪しきもののうづくまりたる かれ一匹の老猿ぞ その声の 甘き生の香に 咽ぶが如く 鋭く響くを聞け!
602 :
名無しの笛の踊り :2008/01/22(火) 21:21:29 ID:Nv+FbijI
いざ友よ 盃を取れ 金色の酒 飲み乾すべきは 今ぞその時 生は冥くして 死もまた冥し!
603 :
寒山&拾得 ◆FnC.zD6HuI :2008/01/24(木) 10:20:54 ID:FZp0tSBl
無明なエリートエゴイストの曳かれ者(敗者)の小唄 封建制下で、消極的で逃げの姿勢の斜に構えたデカダンでニヒルな態度、 そのエゴイズムいっぱいの胸の底とは裏腹に洒落のめして韜晦する醜い姿・・ さぞかしその酒は、ニヒリストにとってはほろ苦く旨かろう こーゆー女の腐ったようなナメクジ根性の知識人ほど軽蔑に値する連中はいない。 我慢ができないほど嫌いだ。反吐が出る。 マーラーもそんな連中の一人だ。
604 :
寒山&拾得 ◆FnC.zD6HuI :2008/01/24(木) 10:34:19 ID:FZp0tSBl
だから、大地の歌ー名前変更→韜晦の歌
605 :
名無しの笛の踊り :2008/01/24(木) 13:36:33 ID:bUcv7T3U
だからオレみたいなダメなインテリの心の慰めになるのだ。 マーラーに限らず、大抵ユダヤ人芸術家にはそんなところがあるな。 ロリコンのチャップリン、ブルックナー、東部インテリのオモチャ:ウッディ・アレン S.スピルバーグ、シャガール・・・枚挙に暇がない。
>>603 あんたよりはよっぽどマシ。>マーラー&李白
607 :
名無しの笛の踊り :2008/01/26(土) 07:20:45 ID:L0stPcH1
5月のサントリーでチャイナフィルが...
608 :
名無しの笛の踊り :2008/01/26(土) 20:00:00 ID:MQRJFz4I
青白き秋の霧は 湖上を渡り なべての草に霜は降りぬ 花もまた 霜に光る 腕の良き匠の 翡翠の粉もて 飾りしがごと 花々の 甘き香は はや消えて 冷たき風に その茎は揺るる 凋める蓮の 金色の花びらは 湖水に流れ去らむとす
609 :
名無しの笛の踊り :2008/01/26(土) 20:10:10 ID:MQRJFz4I
吾が心疲れたり 携えたる小灯は かそかなる音と ともに消え 眠りは吾を 誘ひつ 懐かしき憩いの場所よ 汝がもとに 吾は帰らむ おお吾に与へよ 安らぎをしばし
610 :
名無しの笛の踊り :2008/01/26(土) 20:16:23 ID:MQRJFz4I
心の秋はあまりに永く 孤独の内に吾は泣く 流れてやまぬ涙乾すべき 慈愛の日はつひに差さざるか.
611 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 10:51:19 ID:odb9a6aG
ケンペ盤買ったよ。840円。
612 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 11:50:19 ID:Qopikuh3
ワルター版聞いてるとこっちが病気になりそう
613 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 18:05:59 ID:QSsxdcKx
Darcey Bussell - The Final Curtain Calls
http://www.youtube.com/watch?v=mJErZ5pCPfU この偉大なダンサーの1回限りの引退公演だという。彼女の意思でこの曲目が最後の
公演に選ばれたとのこと。時間の制約もあって、凝った演出にはなっていないので、
ベジャーニのラベル『ボレロ』のような群舞を期待してご覧になった方には肩透かし
を喰らった感じがするかもしれない(曲に合わせて踊っているだけのようにも思える)。
しかし、節制と孤独を強いられるバレーダンサーが引退公演にバレーには決して適して
いないこの曲目を敢えて選んだのは示唆的である。
オケ名、歌手名など、タイトルロールが速すぎて読み取れなかったが、虚無僧の響きの
クラリネットを今でもこの曲目で奏する演奏者が英国にはいることが見て取れたのは嬉
しい驚きだった。
Song of the Earth - Intro & rehearsals - Darcey Bussell
http://www.youtube.com/watch?v=JuspZmlk-ew 彼女の振り付けの意図を語っている。死との対話をダンスで表現したかったとの
こと、それが表現しきれたとはとても思えないが、モダーンバレー(ジャズ・ダ
ンスというべきか)の振り付けなら、もっと大胆な実験的演出が可能ではないか
と思えてならない。
いずれジャズダンス版の演出を見ることができる日も訪れるだろう。
\ ドゥンケルイストダスリーベ / イストデアトーッド ウ・・・ウン・ ∧_∧ ___Λ_ΛД゚∩) | __ ( ;´д`) ̄|ヽ) |\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\ \ \ \ \ \ \ \ \|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒| \ |_______|
617 :
名無しの笛の踊り :2008/02/01(金) 18:16:48 ID:SzybrVq+
小さき池のまなかに 白に碧なる 陶のあづまや立てり 四阿には 虎の背の形に 翡翠の橋架かりてあり 室のうちに 友だち美しき衣着て 集ひ来たり 酒飲み さざめき 或る者は詩つくりてをり 皆の衣装は着崩れて 絹の頭巾は 襟首に をかしき様に揺れてゐたりき
618 :
名無しの笛の踊り :2008/02/01(金) 18:19:58 ID:SzybrVq+
静かなる池の面には あたりの景色映りて あはれに趣ふかし その景色と 白に碧のあづまやと みなさかしまに映りたり
619 :
名無しの笛の踊り :2008/02/01(金) 18:23:36 ID:SzybrVq+
橋もまた三日月のごと さかしまの世にかかり 友だちの衣装美しく 酒飲み さんざめきてをりけり
620 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 19:53:06 ID:9HI1Dj3G
まだまだ早すぎる話題だが・・・ 次スレのタイトルは 『永遠に』マーラー「大地の歌」『永遠に』 がイイ!
カイトベルト盤をまだ未聴の方も多いだろうが、名盤の1つだと思う。 ドロ盤では、 I 8:45 U 9:37 V 3:11 IV 6:53 X 4:15 VI 30:24 良い装置で聴くと、ヴンダーリヒとディスカウの声がオケを凌駕して響くほど 歌唱に力点を置いた録音になっている。けれどもオケの方に注目して聴くと、 殊に終楽章においてカイトベルトは並々ならぬ深い響きを引き出していること に気付く。凄い手腕を持つ指揮者であることが覗える。 ワルター&VPOの録音にオケの響きに力点を置いたLPの板起こしの再発盤 が出ているとのことだが、カイトベルトの再発盤(もっとも2年前のものらし いが)が仮に音質が改善されていてオケ部分がもう少し響いてもらえれば再購 入に値するのだが。
失礼、カイルベルト盤のこと。カイトベルトって表記になっているのに気付かず。
624 :
名無しの笛の踊り :2008/02/07(木) 00:00:19 ID:AMA6yq9G
伝説的存在であるというヘルデンテノール、セット・スヴァンホルム(Set Svanholm)を起用した クレツキ指揮VSO演奏の録音(1954年ライヴ録音、ORFEO盤をようやく聴くことができたので紹介しておこう。 アルトはオラリア・ドミケス(Oralia Domiquez)。 演奏時間は以下の通り。クレツキの指揮は真に手堅いというところだろう。 I 8:23 U 9:00 V 3:06 IV 6:33 X 4:16 VI 27:39 Svanholmには1948 Bruno WALTER & NYP, Kathleen FERRIER との録音、 1953 Bruno WALTER & NYP, Elena NIKOLAIDI との録音も残されている。後者は聴いた はずだが、あまり印象として何も残っていないが、この録音では、語気の鋭いドラマテ ィカルな歌唱で凄みがあり、圧倒的な迫力で押してくる。先に紹介した1964年録音のカ イルベルト盤よりも遥かに音質が良いことを考えると、きっとこの録音が最も音の状態 が良いのではないかと思える。 声量ではヴンダーリヒには及ばないものの、時に見得を切ったかのような個性的な歌 い回しも聴くことができて驚かされる。 しかし、特筆すべきは彼よりも更に個性的なオラリア・ドミケスの歌唱。メキシコ生 まれというからでもないのだろうが、イタリアオペラのアリアのような熱っぽさを伝 えてくれる歌唱で新鮮だ。芯の強い声質には強く惹かれるものがある。 スヴァンホルムであれ、ドミケスであれ、これほどの歌唱力のある歌手をこれまで 聴いたことがなかったのを取り返すべく、アンドロメダから出ている前者のアリア 集やDGの後者のそれを遅まきながら聴く機会を得たいと思っている。
625 :
名無しの笛の踊り :2008/02/07(木) 13:32:35 ID:UEh4TbzU
>>605 Josef Anton Bruckner=Juden!?
626 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 20:40:51 ID:cSK7MIS0
若き娘ら岸辺にゐて 蓮の花を摘む 茂みの中に腰下ろし 膝の上に花集め 明るき声立て たはむれて 金の陽は娘らつつみ きらめける水面に写す そのたをやかの肢体と 愛らしき眼と そよ風も媚びるが如く 袂を揺らし 娘らの良き香を運びゆく
627 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 20:51:34 ID:cSK7MIS0
見よ!あれなる凛々しき少年たち 岸辺に駿馬にうち跨り 緑濃き 柳の枝を縫ひ 太陽のごと輝かしく 近く遠く走りまはる 一頭の若者の馬は 誇らしげに嘶き たじろぐかと見へてまた走り行く 馬達に草も花も煽られて 倒れし花は踏みしだかれぬ その鬣は 喜びに波うち その鼻は熱き息を吐く
628 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 20:58:53 ID:cSK7MIS0
金の陽は娘らを照らし 水面にその姿を写す 娘らのうち ことに美しきが あくがれの眼差しを かの少年に向けてゐたり 何事もなきが如くに装へど その瞳のきらめきに その熱きまなざしの奥の闇に 心のときめきは隠せずて 波打ちゆれて やまずありけり
629 :
名無しの笛の踊り :2008/02/09(土) 01:53:30 ID:P6syT85r
630 :
名無しの笛の踊り :2008/02/09(土) 02:18:28 ID:P6syT85r
これは興味深い
632 :
名無しの笛の踊り :2008/02/16(土) 19:34:21 ID:5mswBb1x
人生もし一場の夢に過ぎざらば 心労辛苦も何の甲斐あらん 吾むしろ日がな酒に浸らむ 飲むに飲めざる境に至るまで 心も体も酔ひしれて よろめきつつも 宿の戸口にたどりつき やがてその場に眠り込む
633 :
名無しの笛の踊り :2008/02/16(土) 19:41:55 ID:5mswBb1x
目覚めの時 吾を呼ぶは誰ぞ 庭の木に囀るうぐひす一羽 吾は鶯に問ふ「春ははや来たるや?」 鶯答へて言ふ 「春は来たりてこれにあり 夜の闇の内に来たるなり」 鶯は歌ひ笑ひ 吾その声に聞き惚れてをりき
634 :
名無しの笛の踊り :2008/02/16(土) 19:50:57 ID:5mswBb1x
ため息をつき 酒を注ぎ 飲み乾して吾も歌はむ 月出でて 夜空に輝く頃までも 歌ふべき歌も尽きなば 再び眠りに入らん 春に何のえうやあるべき? 酔へるがままにあらしめよ、吾を!
635 :
名無しの笛の踊り :2008/02/19(火) 01:21:25 ID:4XufbRaJ
中国の留学生と李白について話したんだけど、李白て泥酔してセックスしてたから 生まれた子は全て障害児て言ってたけど、これって本当?
李白って(確か)純粋な漢民族じゃないから、民族差別的なニュアンスも あるんじゃ無いのか?
638 :
名無しの笛の踊り :2008/02/20(水) 19:27:40 ID:ZY3B7wAU
>>637 李白はアラブ系の商人の息子。しかし、中国には中華思想はあっても「民族差別」
という感覚はない。中国人的思考・行動様式が身についていれば差別は別にしない。
だから李白が宮廷にのぼる事も出来たし、阿部仲麻呂が乞われて中国に居残ったり、
副島種臣に清朝政府からスカウトが来たり、などという事が起こるのである。
第一、中国は戦争に弱かったから、異民族に支配されていた期間が非常に長く、例
えば玄宗皇帝なども混血であった。
・・・とわたしは漢文の先生に大学で教わりました。それを信じるならば、貴兄の
ご意見はいささか的外れと思われます。
否、単にその中国の留学生が漢民族だという奢りだけしか抱けない、狭量な阿呆だ ということでしょう。 金銭的に恵まれて文芸を筆頭とする芸術を享受できた李白に嫉妬しか抱けないのなら アホバカ呼ばわりされても致し方ない。 そしてそんな狭量な話を掲示板に書き込む方の知的レベルも推して知るべしという ところだろう。
上流レベルはいざしらず、庶民レベルまで含めた漢民族の根底には 民族差別は存在すると思う。異民族支配が多い割には例えば京劇 とか演劇のネタになったり物語の舞台になったり中国人(特に漢民族) が憧憬をもって語るのは、項羽と劉邦が活躍する漢代だったり、宋代、 明代といった漢民族が実行支配した王朝になりやすい。 話に出た玄宗皇帝も中国国内では日本で語られるコスモポリタンの 具現者というより、楊貴妃の色香に迷った愚かな皇帝という印象しか 中国人(漢民族)はもってないらしい ・・・・なんて事を大学時代に台湾の大学教授から聞いて、へぇ〜と思った 記憶がある。 ちなみに、今時の中国映画を見てると、結構、漢民族が表に出さないけど 密かに持ってる(抱いてるって云う方が適切だろうか?)民族差別意識(特に 少数民族に対する)がテーマになってる映画が多いらしい。表向き、そういう 差別を扱うのは、当局の目があるからマズイので、はっきり差別と分かる描写は 無いけど、ふとした言い回しに結構現れてるらしい・・・・・と知り合いの 中国人の留学生(漢民族だけどw)と映画見ていた時言われた(解説付でw)。
641 :
名無しの笛の踊り :2008/02/21(木) 15:02:17 ID:Rt1BTjXK
>>640 「漢民族」などと言ったところで、もともと北と南では言語の系統も違うし、あれだけ
しょっちゅう異民族に支配され、混血が進み、中国語の発音も発音しにくい‘R’の音が
なくなり・・・と言った調子ではあんまり意味がない、という気がする。
しかし、中国人は「戦争には負けても、文化では負けてない」などと言いたがるらしく、
その辺中国人の民族意識と言うのは、どうもわたしには分かりにくいですな。
民族差別というのはまあ、日本人が(意識しているかどうかはとも角)所謂発展途上国や
アイヌに対して持つようなものは多分あるのでしょうね、どこの国にも。中国政府は日本
に対するそれを政治利用しているふしもあるしw
642 :
名無しの笛の踊り :2008/02/22(金) 02:19:37 ID:Wi7vCdHJ
作家の高橋和巳さんが四六駢儷文の研究者だったなんてのは今でも意外に思われるが、 四六駢儷文のような美文は今でも研究者の間では人気が無いのかな。 文化革命時には、李白なんてのは有閑階級のどうしようもない偽詩人だと 罵倒されるどころか、抹殺されていたのだろうが、詩文学を社会的な基盤に基づく 解釈を施してもあまり意味をなさない。テキストそのものが持つ美の要素とともに そこに籠められた思想とまではいかなくとも人生観や生活観を見据えた方が時代を 越えた文学の味わい方としては真っ当だろう。 『赤ままの花を歌うな』ではなく、『赤ままの花を歌う』精神こそが時代を超越して 生き続ける文学の営為であり本質であると思える。
643 :
アジアおやじ :2008/02/23(土) 10:38:41 ID:h8KyHEK7
ビシコフ指揮、ケルン放送交響楽団 ソプラノワルトラトマイヤー このDVDはもちろん日本でも買えます、なかなかのできでお勧めします。 さてこんなことをなぜ書くのか、じつは私はこのDVDをタイの田舎町の 300円コーナーで見つけました、となりがモー娘、ミスタービーンという メチャクチャぶりが面白かったのですがとにかくお買い得、さてPAL方式 なので対応ソフトの入っている機械を使用したところ、なんとドイツ語広東語 のスーパーが出てきます、なかなか好いですね、ですから香港シンガポール 上海に行く方はこのDVDを現地調達することをお勧めします。。
644 :
名無しの笛の踊り :2008/02/23(土) 14:36:03 ID:0yKDrue7
e-bayでNTSC規格$5くらいで出ていたことがありました(今どうなっているかは知り ません)。
645 :
名無しの笛の踊り :2008/02/23(土) 15:44:38 ID:9/EZdPdk
LFJの5/2のエラく遅い時間(午後10時30分開演:帰宅はどうみても午前様)に 1つだけ公演があってチケットは取ったのだが(ロト指揮レ・シエクル,歌手未定), これはいったいどんなものなのか? 770席のホールだからそれほど小さくはないが, どうみてもフルオケじゃないだろ。
646 :
名無しの笛の踊り :2008/02/23(土) 15:52:31 ID:9/EZdPdk
>>642 四六駢儷文まではいかなくとも、老若男女問わず中国人は今でも意外と人の目に
触れる文書では「読んで」美しい文章を書こうとする傾向がある。学校でも、そういう
文章を書くように教わっていて、例えば大学の論文(卒論等々)なんかも文系理系
問わず韻を踏んで声調を整えた文章を良しとされていて学生もそれを不思議と感じて
ないようで日本人としてはとっても奇異に感じる(まぁ中国語自体、ちょっと齧って
みるとわかるけど、「声調」には変に拘りがあるわな)。
もっとも、「読んで」美しい文章を書く教育は欧米でも普通に行なわれていて、欧米
なんかは思った以上に詩の朗読なんかが今でも盛んだし、ロック歌手でさえバリバリの
体制批判の詩なのにちゃんと韻を踏んで、「詩」としての形式に則っているって黛敏郎
なんかも言ってたな。
自国語の教育で意味論のみに偏してるのは、むしろ日本の方が極端だろ。そういえば黛敏郎も、
「読んで」美しい文書っていうか、国語(言語)の本来持つ「音楽性」を全く教え無いことは
如何なものかと苦言を呈していたなぁ。
戦後急速に「歌曲」の人気が無くなったのも肯けるわな(歌曲が嫌いな理由聞くと、ほとんど、
「意味がワカンナイ」だもんな)。
言語の本来持つ「音楽性」ってのを考えると、「大地の歌」の「交響曲」ってのは 「歌曲集」の発展形態しての、交「響」曲だわな。 そうすると、マーラーと同時代の指揮者が「大地の歌」=「歌曲集」として取り上げた 「直感」は正しいと言わざるを得ない。 よく、マーラーの「交響曲全集」に「大地の歌」が入って無いのはおかしいって意見が あるけど、何か違和感を感じる(入れるんなら「歌曲全集」だよな・・と?)。歌曲の 側面から見ないと、ピアノ伴奏版や今盛んに演奏されてる室内楽版の意義も見出せない 気もする。 マーラーの「交響曲全集」に「大地の歌」を入れない指揮者の意図ってのを、もう一度 考える必要があるのかもな(無いのかもしれないけどw)。
649 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 08:14:29 ID:l4Eu9fps
>>647 同意。世界文学の朗読CD集なんてのがドイツで販売されて、それなりに売れて
いるのを横目で眺めていると不思議な気がするが、欧州を訪れると作家の自作朗
読会が盛んに催されているのに驚く。
日本で言うなら、近年衰退気味な歌会、句会みたいな存在なのだろう。日本でも
サラダ記念日ブームも去ってしまっても、今でも細々と継承されているのだろうが。
閑話休題、飯森範親指揮ヴィルテンベルクフィルのマーラー#4とリュッケルト
歌曲集を聴くことができた。
N響との#1を聴いて以来、彼のマーラー演奏には注視しているのだが、この録音
はアッサリしたもので個人的にはあまり好ましいものではなかった。
しかし、独唱のメッツォ、アリソン・ブラウナーの歌唱は素晴らしい出来で、リュ
ッケルト歌曲集に関しては曲目によって出来・不出来のムラはあるけれども、終曲
のIch bin der Welt abhanden gekommen は素晴らしい。
一昨年亡くなったリーバスンと同様に、今後も折を触れて聴いてみたいと思う。
650 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 10:32:56 ID:+tsL5itl
うんうんうん 国語の音楽性は元来高いはずなのに 今はあまりにないがしろ そもそも標準語が美しくない
651 :
名無しの笛の踊り :2008/02/25(月) 18:48:23 ID:RB8O3134
日本語は濁音が多いから美しくない、と細野邦彦とか言う人が言ってたが、別に英語だって フランス語だって濁音は多いよなあ。ただ、日本語の濁音は響きがベタッとしてるのがな。 英語のBはPに近い音だし、Gの音はやや鼻にかかった音だし、そういうのに較べたら、日 本語のガギグゲゴやバビブベボはなんか汚いね。
バ行はともかくガ行は鼻濁音に美しさを感じられませんかね。
>>651 は日本語の鼻濁音を知らないと思われ
ちなみに和語で濁音から始まる言葉はない。
日本語本来の響きはちゃんとそういう美意識が働いてる。
楽器
655 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 20:22:42 ID:Lb3eLP+x
和語、やまとことば。
656 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 20:24:00 ID:HPn4Oi6m
ジンマンのRCAのCDはなんで重ねて2枚のCDが入っているのでしょうか? 経費節減?
657 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 21:40:42 ID:K5xZH8nM
>>653 鼻濁音て、‘りんご’とか‘マンガ’とか、そんなのくらいしかあるまい。
大和言葉はとも角、話す時、漢語を私はなるべく使わないようにしているが
全く使わない訳にも行かないとすれば、結局濁音から入る言葉はそんなに少
なくて済むものでもないから、夫子のおっしゃる事にはあまり説得力がない、
と思う。
『枕草子』の当時の発音のように「ふぁるふぁあけふぉの・・・」てな日本語
を話すならべつだけどw
>>657 鼻濁音についての無知がさらけ出されたな。助詞「が」など、もう少し知る必要がありそうだね。
大和言葉+漢語+洋語で日本語が出来上がっている。
653の「日本語本来の響き」というのは大和言葉だけについて言及しているのだから、別に問題ない。
653は日本語を通時態で捉えていて、あなたは「日本語=現代日本語」と共時態よりで考えているのだから、
意見の齟齬が生じるのは詮方ないところではあるが。
659 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 23:04:31 ID:rkg95xeU
知識うんぬんはともかくスレも板も違ってきてるこの争いにドコで誰が分別付けるかが楽しみ
660 :
名無しの笛の踊り :2008/02/27(水) 07:57:54 ID:WQJNIgeN
↑「この争い」ってねえ・・・ただの雑談だし、マジになるなよ。 元々マーラー/ベートゲの詞なんぞ、文学的には大したもんではないしw
貼っとく。最近はアマオケでも普通にマーラーの交響曲を演奏してるとは云え
「大地の歌」って、まだまだ珍しいんじゃなかろうかと思うが・・・今は普通なんかな?
横浜交響楽団第605回定期演奏会
1序曲「自然の中で」 ドヴォルザーク
2.大地の歌 マーラー
メゾソプラノ/庄司 祐美
テノール/秋山 徹
管弦楽:横浜交響楽団
指揮:甲賀 一宏
日時:平成20年3月19日(水)
会場:神奈川県立音楽堂
ttp://www.yokokyo.net/
662 :
名無しの笛の踊り :2008/03/01(土) 23:57:52 ID:Py8sLJYG
BISから出た中国語訳盤って買った人いる?
664 :
名無しの笛の踊り :2008/03/02(日) 01:05:03 ID:tf4nR2XX
Rene Kollo sings Das Trinklied vom Jammer der Erde
Leonard Bernstein, Israel Orchestra
http://www.youtube.com/watch?v=SBGyAzUV0MU 残念ながら現時点では Das Trunkene in Fruehling はアップされていない。
バーンステインの指揮振りは所作が大きくきびきびしていて、見ていて飽きない。
『告別』の Part 2 のオケ部分の重い響きは彼の本領を見る思いがして、凄いと
いうしかない。虚無僧のような響きはフルートにごく一部聞かれるが、クラリネ
ットには見られない。中国のドラを使っているのはこの曲目に限られるのだろう
が、どこのオケでも見られるというものでもなさそうだ。
665 :
名無しの笛の踊り :2008/03/04(火) 02:00:56 ID:K0FuV45V
>>664 バンスタの指揮振りをバスーン奏者でないにしてもオケメンバーと思われる米国人の
レヴューが面白かった。彼は音楽よりも色彩を振っているだけだと酷評している。
マーラーの音楽を解体しているとは言い過ぎのように思えるけど、確かに作りすぎて
いる感じがしない訳でもないよね。楽譜に従って音楽そのものが向かう流れを故意に
妨げている部分もなくはない。でも、そういう作為こそ、マーラーをして彼が語らし
める音楽なのだろうとも思える。バンスタとは全く逆の方向性を持つマーラーとして
バルビーが言及されているけれど、バンスタとはまた別の音楽を引き出していること
は認めざるを得ない。どちらが巧いかは言を待たないが、どちらに感動するかは聴く
者の感性次第だ。
>Now, watching him wield the baton as if from the bassoonist's chair, I know why.
>He conducts the orchestra color more than the music. He grabs for every attack
>and pounces on every fermata. He disassembles the music rather than developing it.
>If you care to hear Mahler as I think it should be conducted, get the performance
>of Kindertotenlieder by Barbirolli on CD.
666 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 19:48:40 ID:0vI/R7b8
日は山並に落ちんとし 寒々しき山あひに 宵闇ぞ迫り来る 見上ぐれば 月は昇れり、 蒼天を銀の小舟の行く如く 吾は仄暗き松の陰に立ち 一人夕風を受けてをり
667 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 19:56:03 ID:0vI/R7b8
小川のせせらぎは 夕闇のなか 清らに音高く 夕映に花々は色失ひぬ 大地は安らぎと眠りに沈みゆき すべての憧れの心が夢見始む 人皆つかれ 家路を急ぐ 失ひし幸福と青春とを 眠りのうちに 取り戻さんとして
668 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 20:00:13 ID:0vI/R7b8
鳥はしづかに木陰にやすらふ 世界は眠りにつきぬらし 吹く風もつめたき この木陰に 吾は友を待ちて佇む 永遠の別れを告げんとして
669 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 20:06:54 ID:0vI/R7b8
吾が友よ 君傍らにありせば この美しき夕景を ともに愛でやうものを 君今いずくにやある? 吾ははや待ち兼ねたり 吾は琴をたづさへて やはらかき草の葉の 波打つ道をさすらひぬ おお、美しき哉 永遠の愛と生に 酔へる世界よ!
670 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 20:12:30 ID:0vI/R7b8
友は来たりて馬を降り 別れの盃差し出し 吾に問ふ、 「君いづくに行くや? また何故に?」
671 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 20:45:43 ID:0vI/R7b8
憂ひに曇る声にて答ふ、 「友よ 吾この世にては 幸くあること叶はざりき 吾は一人山に入らん 寂しき心慰むべき ふるさとを 家を求めて行かん されどいと遠き方にしもあらじ 吾は心澄まし 来るべき時を待たん
672 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 20:52:44 ID:0vI/R7b8
おお、されども春はまためぐり来て 慈愛の大地に花咲き乱れ 木々は緑新たに いづ方も 永遠なる青き光こそ満つるらめ 永遠に....永遠に.....
これでやっと歌詞貼り厨がいなくなるのか・・・
674 :
次回予告 :2008/03/05(水) 22:59:04 ID:CCtAltPL
元ネタの「漢詩」貼り厨に乞うご期待
675 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 00:57:54 ID:N1k09IyS
das trinklied vom jammer der erde - from das lied von der erde - gustav mahler.
james king - bernard haitink - concertgebouw
http://www.youtube.com/watch?v=CkwgORnRAWo ムンクやクリムトなどの絵画を見せて楽しんでもらおうという試みだが、どういう
訳か、音が貧弱。CDはこんな貧弱な響きではないのにどうしたことか。
>>675 このCD探してるんだけど、見つからん。
678 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 18:36:51 ID:aDyecprf
>>674 いや、もう終わり。
文学板で好評価だった私訳をさらに改訳して書いてみたのだが、君らにはちょっと
ムリだったようでw
じゃ、このスレもじき落ちるだろうし、さよなら。
679 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 18:55:00 ID:wzrvzUqr
まぁ文学板で相手してたから飽きたというのもあるわけで
680 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 22:10:41 ID:XhdSh+Y1
今のところこれ以上ない訳と自負しておりますが、君等は詞なんて(以下略)。
681 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 22:16:48 ID:Qj3vRsjD
ここまで豪快にスルーされてきたのが悔しかったんだろう
682 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 22:47:55 ID:2WSF8VAB
和語の響きも大切だけれど、読み下し文の生硬な文体も捨て難いところがあって 意味さえ把握できるのなら、それはそれで済ましても良いのではないかとも思える。 中国語でのあの柔らかい響きを韻律が殆ど存在しない日本語には反映できない。 また別の詩文学としての、例えば上田敏『海潮音』のような訳詩というジャンルは 残念ながら文学史の中では途絶えてしまった。 散文以上に翻訳を成し難い詩文学において、中国語詩(漢詩)の読み下しは特異な 存在であり、今後も漢文教育の伝統の灯を絶やして欲しくないものだ。
DAT落ち対策のスクリプト定期コピペかと思ってたww ご苦労さんwww
父親(戦中派)に聴いた話では戦後間も無くの頃の学校では返り点付の 読み下し文では学ばず、頭からマンマ読んでた(読まされた)と聞いた ことがある。 例えば 「春眠不覚暁」は今だと「春眠、暁を覚えず」だが 「春眠、不覚、暁」(「しゅんみん、ふかく、あかつき」)なんて感じだったそうな。 もっとも、当時は大陸帰り(引き上げ)の人とかイッパイいたから、そういう 影響もあるのかな?
>>678 > 文学板で好評価だった私訳をさらに改訳して書いてみたのだが、君らにはちょっと
> ムリだったようでw
なんだ荒らしが嫌がらせにWikiの訳貼り付けてるだけかと思ってあぼ〜んしてたわw
てえか馬鹿廚が自信満々なのがすんげ〜笑える。
>「君いづくに行くや? また何故に?」
また何故に?なんて酷いよお前。アホすぎねえ?
漢詩直訳調なのに「おお、されども」なんて粗雑な訳のもねえ・・・。
多分真性厨房なんだろうけどちゃんと勉強しろよお前w
686 :
名無しの笛の踊り :2008/03/07(金) 13:00:24 ID:4mRPtaFW
釣れた釣れたw
687 :
名無しの笛の踊り :2008/03/07(金) 13:10:23 ID:4mRPtaFW
688 :
名無しの笛の踊り :2008/03/07(金) 13:23:36 ID:Vdijh/O3
689 :
名無しの笛の踊り :2008/03/07(金) 14:28:52 ID:AWZ/JA/t
わたしは〜ここに、いま〜せん〜♪
690 :
名無しの笛の踊り :2008/03/10(月) 03:36:57 ID:VnAHxJsY
『嘆きの歌』音質もなかなか良いので紹介しておこう。
Mahler: Das klagende Lied 1/7〜7/7 (1880 original version)
London Philharmonic Orcherstra & Choir Vladimir Jurowski, Conductor
Soloists: David Christopher Ragusa - Boy Soprano Maristo Montalvo Soprano
Hedwig Fassbender Mezzo Soprano Michael Hendrick Tenor
Anthony Michaels-Moore Baritone
http://www.youtube.com/watch?v=8Eto2qXJhuQ
692 :
名無しの笛の踊り :2008/03/12(水) 20:31:03 ID:LemvBT9K
693 :
名無しの笛の踊り :2008/03/15(土) 19:22:45 ID:LnCt27BC
この曲、8番の「千人の交響曲」で 頂点に達してしまったマーラーが、 番外編のいわば「おまけ」みたいな 形で作ったんじゃないかと最近思えるんだ。 でも、作ってみたら中国の詩も意外に奥が深い。 で、東洋思想に改めて傾倒してしまった。 そして、そのモチーフは第9へと発展してゆく。 そんな感じ。
詩自体は漢詩を換骨奪胎してロマン派風のトコだけ摘み食いしただけ だから、東洋風な所はあっても東洋思想まで踏みこんでるわけでも無い。 ってか、訳者?自体の中国語読解能力自体がそもそも疑問で又聞きで 聞いた内容を適当にアレンジしただけって話もなかったっけ?
696 :
名無しの笛の踊り :2008/03/19(水) 01:25:47 ID:uRKawZwE
下等人種の白人に東洋思想は理解できまい。
クーベリック
698 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 16:51:37 ID:/IL3CwpJ
Gilroy Pheromones 008/03/0 wx -200-803 022
699 :
笛の踊り :2008/03/31(月) 16:52:49 ID:/IL3CwpJ
Gilroy Pheromones 008/03/0 wx -200-803 022
700 :
名無しの笛の踊り :2008/04/01(火) 09:34:40 ID:ZMzDcffA
700
701 :
名無しの笛の踊り :2008/04/01(火) 10:30:56 ID:tdAfctq+
Live performance in Munich in 1970 by Janet Baker with the Bavarian Radio Symphony Orchestra
conducted by Rafael Kubelik. This is just the final 10 minutes of the final part of the Gustav Mahler's work.
ttp://www.youtube.com/watch?v=5d2EfZtscfQ 期待のクーベリックの録音だが、あまり良い出来とは思えない。生前、彼が70年代のこの一連のライヴ録音の
リリースをOKしなかったのも肯ける。小さな画面でも独英対訳が大きく表示されるので見やすい。
702 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 04:13:42 ID:X+NUwh0O
703 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 14:34:11 ID:KE5LRWZD
704 :
名無しの笛の踊り :2008/04/13(日) 11:56:49 ID:ZpEqb3F4
随分上レスで誰か言ってたけど、大地がグラグラ来て崩壊する感じなら、断然 クレンペラーの数種のうちどれかだ。 麻辣(マーラーね)の管弦楽法の響きを純粋に楽しみたい向きには、 ヘレヴェッヘ盤は心地よい演奏。 だけどこの作品を、 "独唱つきの管弦楽曲"でなしに、 "オケ伴奏つきの歌曲組曲"と捉えるなら、ブルーノ・ヴァルターは永遠(かどうか知らないけど)の名盤だよね。 終曲の染入る情感を最重要視するなら、キャサリン・フェリアの歌唱に、止どめを刺される。このクラスのコントラルトが、そう頻繁に世に現れるとは思われない。 俺はヴァルター盤でもNPO1960年盤を愛聴しています。 出だしのホルンの咆哮から、オケと独唱の掛合い・絡みが絶品ですね ヘフリガーの歌唱も最上だしね だけど、この盤店頭にあまり置いてないよね。なんでかね
>>704 >>麻辣(マーラーね)の管弦楽法の響きを純粋に楽しみたい
ヘレヴェッヘ盤はシェーンベルク等々の室内楽編曲版だから純粋に
楽しむには、ちょいと不向き。
>>704 >麻辣(マーラーね)
↑
こんな底抜けの馬鹿がイッチョ前に薀蓄語ってるのが笑えるw
ピアノ(世界)初演盤はいつ頃出るのかねぇ? サヴァリッシュが死んだら追悼盤で出してくれるんかねぇ?
ピアノ版に関しては、Konrad JARNOT と共演したHelmut DEUTSCH ヘルムート・ドイチュ の伴奏が素晴らしいよ。但し終楽章のみ(OEHMS Classics廉価盤 2002年録音) 響きが平板で単調なCyprien KATSARISとは大違い。
Hosch
710 :
名無しの笛の踊り :2008/05/08(木) 00:32:17 ID:Ibn5pNeH
しかし、世の中に絶望して山で生活するなんて マンガだなwwwwwwwwwwwwwwwwww
712 :
名無しの笛の踊り :2008/05/08(木) 20:56:21 ID:Ibn5pNeH
ライナー/CSO 若い頃初めて買った演奏。 そのころはそっけなくて物足りなくて ワルター/VPOとかクレンペラーのやつばかり聴いていたが 久し振りに中古CD買って聴いてみたらいいなこれ。 最新リマスターでなんだか音が厚化粧気味だけどw
>>710 世の中に絶望して部屋から出ない奴はたくさんいるけどな
714 :
名無しの笛の踊り :2008/05/12(月) 09:35:15 ID:8HM8kcik
Mahler: Das Lied von Der Erde Dr. Bruno Walter Schleschinger Conductor, Maureen Forrestor Contralto,
Richard Lewis Tenor, NY Phil, April 16 1960, Carnegie Hall Live.
MUSIC & ARTSレーベルからCDも出ているが、どんなものか聴きたいだけの方はどうぞ。
97.3MB 通信環境次第だがサーバーの速度自体が遅いので、ダウンロードには30分〜40分程度が必要
(zipファイル)。
http://www.mediafire.com/?mdvi1maltmc
>>714 補足
FLACファイルなので、プレイヤーを選ぶ。FLAC再生に必要なプラグインをダウンロードする
必要があるかもしれない。
個人的にはフリーウェアの KbMedia Player を使うことにした。
28分11.013秒, 44100Hz, 16bits, mono 音質には期待しないでください。CDはこれよりは
ましな音質です。
すんません、ハイティンクの大地の歌で、偶数楽章も男声が歌ってるのを聞いたことがあるんですが、 どのCDでしょうか? RCOの奴をきいて違ったのでちょっとショック…
偶数楽章を男が歌ってるのってオカマっぽくて嫌
718 :
名無しの笛の踊り :2008/05/13(火) 21:46:16 ID:6EW6muBi
バンスタはどうしてあんなことやったのかな? 新全集では大地の歌がないから、とうとうあのままだったね。
>>718 イスラエルフィルとの録音では普通どおりだけどな。
もっとも、バーンスタインの録音の共演者はほとんど男・・・。スターン・ゼルキン・フランチェスカッティに始まって、晩年はクレーメル・ツィメルマン・マイスキー、極めつけは新盤のマラ4のボーイソプラノ。
女性と共演している演奏があったら教えて欲しいくらい。ま、だからなんだってわけは無いんだが・・・。
>>716 Bernard HAITINK Thomas HAMPSON, Ben HEPPNER Gustav Mahler Jugend Orchester
Live RCO May.14.1995
>>718 副題通りなのだがやっちゃ駄目なのか?何でアルトの演奏ばかりなの?それが正しいの?
おまいの意見が判らん。
Eine Symphonie fu"r eine Tenor und Alt(oder Bariton) Stimme und Orchester
音域的にバリトンだとキツイとか? あと、何気に楽章構成がシンメトリーになってるから、対比の必要から テノール(男声)に対するアルト(女声)の方が望ましいとされてなかったっけ?
723 :
名無しの笛の踊り :2008/05/15(木) 14:23:05 ID:SnQqz9yd
ラトルなんかは、オケも両翼配置で だからこそ男声二声によるシンメトリーって意図みたいだけどね。
725 :
名無しの笛の踊り :2008/05/21(水) 03:33:18 ID:5jyholJw
Siegfried Jerusalem - DasTrinklied vom Jammer
Daniel BARENBOIM, Waltraud MEIER, Siegfried JERUSALEM, Chicago Symphony Orchestra
ERATO Apr-May.1991
第1楽章のみ イェルサレムには2種のギーレン盤、ジェシー・ノーマンと共演したレヴァイン盤も
ある。記されてはいないが、おそらくバレンボイム盤からの抜粋のようだ。素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=Qvut01GTHeg
726 :
名無しの笛の踊り :2008/05/21(水) 04:50:52 ID:E10bdPY0
レヴァイン盤と言えば、宇野功芳が独唱とオケの録音のバランスが悪いと 酷評していたが、聴いてみたら、多少の違和感があるものの許容の範囲内 この程度の録音のアラに目くじらをたてるなら、モノラルのワルター盤は 聴くに堪えないということになる
Naxosのフェリアー盤聴きましたがよく分かりませんでした。 クレンペラーのをいつか聴いてみます。>素人
クレンペラーなら東芝EMIの国内盤がお薦め。 英EMIのアート盤より数段音質に優れています。 1.7Kもするけれど、それに見合う高音質です。 VOX盤などの歴史的録音もありますが、ヴンダーリヒ/ルートヴィヒの名歌手を 揃えたフィルハーモニア盤に優るものではありません。 彼が残した録音では最も充実した名盤です。
729 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 19:23:34 ID:2mHk9EvD
Virginから出ている廉価BOXに収録されている、 Ann Murray(mezzo soprano)のLieder eines fahrenden Gesellenがなかなかの 秀演だったので、記しておきたい。David Litton指揮RPO1987年スタジオ録音 力みのない、すっきりとした演奏で、特に弱音部の響きが美しい。強音部で声を 張り上げる部分はさすがに声量不足もあって迫力がないけれど、それを割り引い ても美しい歌唱である。リットンには交響曲の録音は多いが、『大地の歌』の全曲 録音がないのが残念。 Andrew LITTON Nadja MICHAEL(Alt.) Dallas Symphony Orchestra Live DELOS 6th mvt only, Jan.2001
>>725 イェルザレムは大地の歌は駄目だな。
表現が単調で詩の解釈もくそもない。
レヴァイン盤の方がだいぶ上手いが。
>>726 コーホーは馬鹿過ぎw
あれは<確信犯>的な録音バランスだろ。
レヴァインはオペラチックに演奏してる。
ワーグナーやシュトラウスのオペラのこだまだな。
731 :
名無しの笛の踊り :2008/06/01(日) 02:28:31 ID:Y49od2ov
732 :
名無しの笛の踊り :2008/06/10(火) 12:03:24 ID:7m0qKN+m
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター『リュッケルト歌曲集』をようやく耳にすることができたので記 しておく(ガーディナー&NDR、DG96年録音)。 5曲とも可能な限りテンポを落としているのが特徴。一例を挙げれば、終曲の"Ich bin der Welt abhanden gekommen"は、何と7分18秒もかけている。 一番素晴らしい出来と思えるのは、"Liebst du um Schoenheit"、他の曲は予想外にあっさりと した脱力系の歌唱で期待外れ。4D録音表記の優秀録音ではあるが、録音レベルが異様に低いのは 最強部との最弱部との振幅を強調するためなのだろうが、あまり好ましいことではないように思える。 現在は廃盤中だが、ガーディナーの唯一のマーラー作品録音なので、ここ数年以内にきっと再発され るだろう。 リュッケルト歌曲集でここ1〜2年に耳にしたのでは、ピアノ伴奏ではあるけれど、Lorraine Hunt Lieberson の歌唱が最も印象に残る(Roger Vignoles, pianist (Wigmore Hall Live)。 ところで、ガーディナーが『大地の歌』を録音してくれれば期待できるかもしれない。きっと透明な 響きの美しい演奏を聴くことができるように思える。
733 :
名無しの笛の踊り :2008/06/13(金) 01:56:55 ID:GwCCxQAi
「リュッケルト歌曲集」 おれはフェリアー/悪太で刷り込み済み
マイヤーはしょせんメゾソプラノだな。 大地の歌は華やかに成りすぎてはいけない。 声に深みのある本物のコントラルトが歌うべき曲だろう。
735 :
名無しの笛の踊り :2008/06/20(金) 23:26:19 ID:0UZMyleR
大地の歌が最高傑作といわれた頃もあったが、最近は9番にお株を奪われてるな。
最高傑作は10番だな・・・・と思っていた時期が私にはありました。
>>735 マラヲタに人気があるのは確かに9番だが、
最高「傑作」なら大地だと思うなぁ
738 :
名無しの笛の踊り :2008/06/22(日) 10:09:25 ID:5GCuGk7h
739 :
名無しの笛の踊り :2008/06/22(日) 22:03:41 ID:KqHlkkfy
7月6日に沼尻さんの指揮でN響が演奏するよね。残念ながら行けないけれど、 もし聴かれることがあれば、評を記してくださいな。 沼尻さんは他の国内オケともこの曲の演奏歴はかなりあるようだから、期待で きると思います。
740 :
名無しの笛の踊り :2008/06/23(月) 03:07:19 ID:Tjh16DWk
どうしても、いまいちこの曲を好きになれない俺に、お薦め盤を紹介していただきたい。 今までに、ラトル・ブレズ・インバル・ベルティーニを聴いたんだけど、何だか魂にぐわーっ!と迫ってこない。
大管弦楽のグワッと来るのが合わないんじゃね。 室内楽版のシズシズ・キビキビなの聴いたら? 歌の方もそっちの方が総じて巧いよ。
>>739 ただ、桶がNってのが非常に気になるんだが…
745 :
名無しの笛の踊り :2008/06/24(火) 13:02:31 ID:QpgxWScK
>>739 行く予定ですよ。昼の部に。楽しみです。
MTトーマスの録音は今夏にSan Francisco Symphony Orchestraの自主レーベルから 発売される。 カツァリスのピアノ伴奏録音は駄演、レーベルも覚えていないけれど、国内廉価盤で 出ているはず(売り払ったよ)。
MTトーマスの録音は Thomas HAMPSON, Stuart SKELTON を起用。わざわざ購入したいとは 思えない。
748 :
名無しの笛の踊り :2008/06/24(火) 15:41:41 ID:c9z1XzqR
じゃあ買わなきゃいいだろ
御免。当初は自主レーベルで発売と聞いていましたが、9月9日に商業レーベルから発売 されるそうです。それよりも先に入手できるだけです。スタジオ再録音の予定がなくなった ので、そのまま商業レーベルから出るとのこと。
情報ありがとう。 ジャケ写のMTTがしぶいねw もういい歳だもんな。 良く判らんのだがMTTのマーラーって一応全てサンフランシスコ響の自主製作盤扱いじゃないの?
さすがMTT 男声2声か
753 :
名無しの笛の踊り :2008/07/06(日) 08:30:35 ID:Xe1NNVdO BE:163423027-2BP(111)
あとは男声2声だとクレツキもおすすめかな バーンスタインの録音の時ほどディースカウも暴走してないw
クレツキもゲイなんすか?
755 :
名無しの笛の踊り :2008/07/12(土) 07:40:20 ID:mZcx5RI7
756 :
名無しの笛の踊り :2008/07/12(土) 08:31:12 ID:mZcx5RI7
757 :
名無しの笛の踊り :2008/07/21(月) 06:02:45 ID:hOJQDszS
Ich bin der Welt abhanden gekommen. Maura Moreira, alto, Symphonieorchester Innsbruck
http://jp.youtube.com/watch?v=Gtot1JYdqpI 指揮者はRobert Wagner 歌手は下手だが、この曲には
透明感のある声質が良く似合うことに改めて思った。下手でも聴かせてくれる。
Lieder eins fahrenden Gesellen 4th lied : Die zwei blauen Augen
Tenor : Thomas Quasthoff Wiener Philarmoniker Pierre Boulez 2003
http://jp.youtube.com/watch?v=Eu48dMKYt2s さすがに上手い。これならCDを入手しても良いかな。
時に声が裏返そうになるのにかえって惹きつけられる。計算されたものなのだろうが、巧みな感情表現だ。
『亡き子を偲ぶ歌』のクラシカラルダンスの振り付けを収めたものが最近アップされているが、残念なが
ら、表現力に乏しく、全くの駄作なのでURL紹介は控える。
スレ違いだが、Thomas Quasthoff - "Gute Nacht" from Franz Schubert's song cycle
"Winterreise", op. 89, D. 911 が素晴らしい演奏で心を動かされたので、ぜひぜひ紹
介しておきたい。Thomas Quasthoff, baritone Daniel Barenboim, piano
http://jp.youtube.com/watch?v=fWztS6orv7U
オナニースレ発見
760 :
名無しの笛の踊り :2008/07/23(水) 13:49:30 ID:eSVyt3a4
1981年のライブで、ペーター・ホフマンとタティアーナ・トロヤノス。 ジュリーニ指揮ロスアンジェルス・フィル。ホフマンの暗いヘルデン テノールの声質が第1楽章とよくあっている。
>>760 それ青裏だろ。
正規版なら買うんだがな。
762 :
名無しの笛の踊り :2008/07/23(水) 16:24:59 ID:eSVyt3a4
私家盤。 アメリカ人の知り合いに録音技師がいて、彼が大学生当時の1981年に FM録音をしたオープンリールテープを彼が自分でCD化したもの。 演奏前後のアナウンス、楽章間のチューニング、聴衆の咳払いもすべて 入っている。海賊盤で売られているのかどうかは知らない。(たぶん あるだろうけど)
763 :
名無しの笛の踊り :
2008/07/24(木) 10:43:56 ID:4ejd27MT 詩の内容の貧弱さの割にはオーケストラの響きが分厚すぎる。 もしマーラーが初演を聴いたら、もう少しすっきりとした 形に書き直しただろう。