ルツェルン・フェスティバル・イン・東京 part 4
1 :
1 :
2006/10/09(月) 13:22:31 ID:1KvUPQcj 歓迎光臨、マエストロ! 「祝祭週間」の始まり、始まり。
ここには、コンサートの感想などお書き下さい。
〈日程〉は
>>2-4
2 :
1 :2006/10/09(月) 13:23:14 ID:1KvUPQcj
〈日程〉 10/11(水)19:00/サントリー(大) マウリツィオ・ポリーニ (pf) シェーンベルク:3つのピアノ曲 op. 11 6つのピアノ小品 op. 19 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op. 57 「熱情」 リスト:「灰色の雲」 「凶星!」 「悲しみのゴンドラ1」 「リヒャルト・ワーグナー ― ヴェネツィア」 ピアノ・ソナタ ロ短調 10/12(木)19:00/サントリー(小) 吉野直子 (hrp)、イズー・シュー(vc)、ジャック・ズーン(fl) バッハ:組曲ハ短調 BWV 997 モーツァルト:フルートソナタへ長調 KV 13 ルトスワフスキ:3つの断章 シャポシニコフ:フルートとハープのためのソナタ ハイドン:三重奏曲ト長調 Hob.XV:15 武満徹:海へU〜アルト・フルートとハープのための ドビュッシー/サルツェード編:子供の領分 10/13(金)19:00・10/14(土)18:00/サントリー(大) ラヘル・ハルニッシュ (sop)、 クラウディオ・アバド/ルツェルン祝祭管弦楽団 モーツァルト:「私はあなた様に明かしたい」KV 418 「わが憧れの希望よ!ああ、お前は知らないのだ、 その苦しみがどんなものか」KV 416 「わが感謝を受けたまえ、やさしい保護者よ」KV 383 マーラー:交響曲第6番
3 :
1 :2006/10/09(月) 13:23:46 ID:1KvUPQcj
10/15(日)13:00/サントリー(大) コーリャ・ブラッハー (vn)、アロイス・ポッシュ (cb)、 ウォルフガング・マイヤー (cl)、ギヨーム・サンタナ (bn)、 ラインホルト・フリードリヒ (tpt)、 マルク・テンプルトン (tbn)、レイモンド・カーフス (pcn) ストラヴィンスキー:組曲「兵士の物語」 コーリャ・ブラッハー、竹澤恭子、ラティカ・ホンダ= ローゼンベルク、アレハンドロ・カレーニョ (vn)、 ヴォルフラム・クリスト、豊嶋泰嗣 (va)、 堤剛、イェンス=ペーター・マインツ (vc) メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 10/15(日)17:00/サントリー(大) ザビーネ・マイヤー (cl)、アントン・バラコフスキー、 グレゴリー・アース (vn)、ディムート・ポッペン (va)、 ヴァレンティン・エルベン (vc) モーツァルト:クラリネット五重奏曲 マウリツィオ・ポリーニ (pf)、コーリャ・ブラッハー、 アントン・バラコフスキー (vn)、ヴォルフラム・クリスト (va)、 マリオ・ブルネロ (vc) ブラームス:ピアノ五重奏曲
4 :
1 :2006/10/09(月) 13:31:46 ID:+6WWHsrQ
10/16(月)19:00/サントリー(小) カイ・フレムゲン (ob)、竹澤恭子、 シュテファン・アルツベルガー (vn)、 豊嶋泰嗣、シモーネ・ヤンドル (va)、堤剛 (vc)、 アロイス・ポッシュ (cb) シューベルト:弦楽三重奏曲第1番 ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第3番ハ長調 モーツァルト:オーボエ四重奏曲・弦楽五重奏曲第4番 10/17(火)19:00/サントリー(小) コーリャ・ブラッハー、アントン・バラコフスキー (vn)、 ヴォルフラム・クリスト、ヘンリク・シェーファー (va)、 クレメンス・ハーゲン、イェンス=ペーター・マインツ (vc) ブルックナー:弦楽五重奏曲 モーツァルト: ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 KV 423 ブラームス:弦楽六重奏曲第1番 10/18(水)19:00・10/19(木)19:00/サントリー(大) マウリツィオ・ポリーニ (pf)、 クラウディオ・アバド/ルツェルン祝祭管弦楽団 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ブルックナー:交響曲第4番
5 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 15:57:48 ID:f/W2+VCA
>>1-
>>4 重複スレの確信犯。
削除依頼出しとけよカスw
6 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 16:34:03 ID:hsEo2ECs
7 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 23:45:42 ID:8jvZXnlL
part3は狼、part4は羊ということか? アバドってモーニング娘。か。
8 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 23:56:37 ID:0Ok9SWA8
ID:1KvUPQcjはマルチポストの糞ガキ。 とっと逝ってこい。
9 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 20:13:05 ID:ybbI/27i
age
10 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 23:30:31 ID:1VxDYMTj
>>2 >10/11(水)19:00/サントリー(大) マウリツィオ・ポリーニ (pf)
一応適当な感想。
・ホール入口に「特別警戒実施中です。チケットをお見せください」、ワロタ。
・ポリーニのコンサートではいつものことながら、舞台後方に「若者席」が。
若者たち、上手から入場、指揮に従って着席。合唱隊で歌いだすのかと心配した。
・下手にもう1台ピアノが控える。あれ、使わなかったよね? 予備のため?
・LDで聴いたんだけど、音最悪。fortissimoで音が団子になる。それともポリーニの音色?
・アンコール5曲(ドビュッシー、リスト、ショパン3)。盛り上がった。
エンタテイナーやねえ、ポリーニ。
11 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 10:28:49 ID:YKWA2TFF
さあ、今日はマーラーの公開リハーサルと室内楽Tですね! 書き込みお待ちしてまっせ!!
12 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 10:35:19 ID:Zhqq7mf3
楽しみ!いよいよこのオケの真価が明らかに!
13 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 12:09:32 ID:ofzrOc7w
さあ、今夜がオケの初日ですね。 みなさん、サントリーでお会いしましょう&コンサートを楽しみましょう! (感想はあっちの贋スレに書きます。)
ノシ ちょっと六本木まで行ってきますね
15 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 16:47:57 ID:F/3WaXmv
オレもぼちぼち行くか。
16 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 16:52:09 ID:aqwpgjH+
ウンコして腹ごしらえしてそろそろ行くかな。
17 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 20:18:59 ID:jJJCr8Pe
いってきた方 終演は何時でしたか? 新幹線で帰るので時間が心配なもんで・・ よろしくお願いします
18 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 21:37:50 ID:F/3WaXmv
オケが引っ込んだのが9時半。いやぁ燃焼度高い!
シーズン真っ只中の10月に、よくもこれだけ名手を集められたなあ、というの が第一印象。 欲をいえば、金管にも少しタレントがいればなー、とか贅沢な文句。 WBCでいうと、松井と井口がいないところに、イチローと大塚が欠席、みたいな ズーン神が素晴らしい。なにあの人。喉にPAがついてる? そしてブラッハー&クリスト教授が睨みをきかせて、混成オケとは思えない、 アンサンブルを。 一般参賀×2 ポリーニが5メートル先にいた。(^ω^;)おっ? 最前列のストロボ婆は、カメラしまってフィルムで首吊って氏(ry
アンサンブル? やっぱり耳おかしいわw
21 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 22:41:26 ID:F/3WaXmv
オケのバランスが即席とは思えない出来。ブラッハーはじめ各パートとも名手がキッチリまとめているのがよくわかる。金管勢にもう少し安定感があれば最高だったが贅沢かも。 初めてPで聴いたこともあり反論覚悟で言えば、弦はBPO、管はLSO、ちなみに精度はVPO(^^ゞみたいなイメージ。 アバドは思っていたよりぜんぜん元気!肉付きも心なしか良くなったような…。 マーラーは録音より燃焼度高し。ハルニッシュも美声、美人で儲け物。 熱狂的なスタオベがこんなに長く続くのは最近ではちょっと記憶にない。迷ってる人は明日ぜひ! 来週のブルックナーも楽しみ。スゴいことになりそうな予感!
CBTMGP60へ質問 @ハルニッシュタソはどんな衣裳? Aモーツァルトでハープシコードはどこにあったか Bマーラーでハープは何台あった? Cモツ、マラでの楽器編成・配置は? Dマーラーで舞台裏のカウベルは上手下手どっち? E首席奏者の名前を四人以上答えよ Fマーラー終了後、カーテンコールでアバドは最初に誰をたたせたか Gで、マーラーでのアバドの解釈をどう思ったの? Hカーテンコールで花束をもらったアバドはそれをどうしたか? Iなんで生きてるの? 五つ以上答えられたら、お前が会場にいたと認めます。
今日の感想。 普通に素晴らしいマラ6だった。全体に抒情的なマーラー。弦の表現力が 尋常ではない(特に第1ヴァイオリンとヴィオラ。チェロとコントラバスも そりゃ良かったが・・・)。「アルマの主題」、第2楽章。特に、第2楽章 の出だしをあんなふうに響かせて、品と「旨味」を交えることができる指揮者は アバド以外にいないでしょ。第1楽章・第2楽章は息を詰めて聴いてる人が 多かったんじゃない? 第4楽章もよく「歌う」。ちょっと楽天的というか、 明るかったが・・・。最後は凄かった。涙出たよ。 金管がちょっとね。不揃いというか、統一感にやや欠ける。木管では、ザビーネ・ マイヤーが目立ってたね。いい演奏してた。 サントリーの舞台にあれだけ人が並んでるの初めて見たよw ハンマー奏者が 横向いて叩いてたw やっぱり、アバドのコントロール能力は恐ろしいものが ある。楽にオケ全体を引きずり回していた。
24 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 23:30:20 ID:F/3WaXmv
演奏とは関係ないがネスレのプロモが気合入ってて驚いた! 既存カフェジャックだけでなく小ホールまるごと試飲ブースとはスゴイ。飲料競合メーカーサントリーの聖地であそこまでやるとは相当¥払ったのだろう。 客的には大歓迎!ステージに野村ロゴのオブジェが鎮座したバンスタみたいのはカンベンだけど。
25 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 23:31:19 ID:7vffry8e
>>23 「尋常ではない」「あんなふうに響かせて」「旨味」
具体的に頼む
>>25 具体的に?むつかしいことをおっしゃる。
弦の表現力についていえば、espressivoの一言。響きに透明感があり、
ダイナミックスも大きい。アバドは弦中心に煽っていた。
第2楽章は、静寂からスーッと入ってきた。5番のアダージェットみたいな
感じかね。田舎風というよりも抽象的な感じかな。
「旨味」というのは、大分考えて使った。「いいメロディだな」とか「こりゃ
いい」という感じ。上手な演奏家は、同じメロディを奏いても、聴き手に
充実感を与えるでしょ? あれです。
27 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 23:47:12 ID:F/3WaXmv
溜めと、伸びの絶妙なバランスを感じたよ。録音より全然「ライブ」的なドライブ感。自分的にはcantabile!表現乏しくてスマソ。
>>27 そうだね。カンタービレ。「アルマ主題」では、独特の溜めを交えながら
進む。でも、とてもうまい。
舞台いっぱいなのに、響きが飽和しない。サントリーでマーラーをやると、
時々飽和するんだけど。アバドは、あくまで冷静に指揮していたね。
でも、最後のアレは凄かった。absolutely shattering. 30秒くらい沈黙が
あったかな? 1階中央の人が「braVO!」と小声で発言w して、拍手が
始まった。
ごめん。まだ感動してて、うまく言葉が出てこない。 しばらく音楽を聴きたくない気分だ。最後のところを思い出すとね。 (でも、日曜に行くけどねw)
30 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 00:12:06 ID:db/12z4g
感動した!聴衆も良かった!最後の静寂で余韻に浸れた。
31 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 00:15:39 ID:9pRyrd9K
そう!感動した!モーツァルトも良かったし。マーラーは大満足。行って本当に良かった!それがとどのつまり素直な感想。幸せ☆
32 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 00:17:18 ID:Mm+mL2MD
田舎モノなので、新幹線を使って今帰ってきました。 演奏終了は約9時20分。アバドが一回引っ込んでから、再度出てきて 管の主席を立たせている所で退席。 そのまま飛び出して、溜池山王駅に着いたのが9時31分って所でした。 もっと余韻にひたっていたかったけれど、こればかりはしょうがないので・・
>>31 >幸せ☆
近くの若いカップルの女の子が「すごく幸せな気分〜」って言ってたよ・・・
充実感のある演奏会だったね。祝祭オケによくあるように、舞台を立ち去る
前に、弦奏者が隣同士で抱き合っていた。
「一般参賀」も自然な感じで・・・みんな「音楽に」感謝を表すために
舞台近くに集まってたな。
34 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 00:29:32 ID:e4HJgHfa
いやーよかったね。アバド見直しました。音楽の流れに勢いとうねりがあって息つくひまもないほどだったよ。 オケもまずは素晴らしいと言っていい出来。特に弦とフルートとクラリネット。 この分ならブルックナーも期待できそうで楽しみです。
正直言うと、あんまし期待してなかったのだがこんな燃焼度が高い 演奏会も久しぶりだわ。 にしても最後の沈黙は、その場にいた人全員に拍手したい。よく集中したよw 自分的には2楽章が一番よかった。 でもね、ちょー感動感激まではいかんかった。みんながウマ過ぎなんだよなww
18型の大編成の弦楽の中でひときわ目立っていたのが、マーラー室内管メンバーとおぼしき 若手奏者たちだった。殊にマーラーで。 「ヴィブラートかけられる!!」 それはもう嬉しそうだった。 『6番』で120名の奏者が舞台に登ってたのは壮観でした。 ちなみにプログラムによるとマーラー室内管メンバーは46人(弦32/管13/打1) 祝祭管全体は141人
37 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 01:10:50 ID:2I25Fdd5
9番はともかく6番であの沈黙には驚き。 アバドのことそんなに買っていなかったのだけど、 見直したよ。迷ったけど聴きに行って良かった。
>>36 >「ヴィブラートかけられる!!」
ワロタ。体を大きく動かしていたねえ。まあ、ハーディングのときも
身振りは大きかったけど。
>>37 アバドの解釈では、終楽章の後の静寂は一種の「死」なんじゃないかな。
精神的な「死」とでも言うか。でも、そこまでが妙に明るいので、
ちょっととってつけたような気がしなくもないが。でも、あのフォルティッシモ
のエネルギー⇒ピアニッシモ⇒沈黙は、自分的には音楽的事件だった。
39 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 01:23:19 ID:CzE6gB3s
普通のオーケストラのコンサートで客に5万払わせると、批判が出なくなるんだなあ。 勉強になりました。すごい仕組み。
>>39 オレは、シリーズ券で入ったから、均せば\14,000だよw 今日はA席だった。
じゃなきゃ、ちょっと迷ってしまう貧乏人であります。
批判的な意見があってもおかしくないけど、いまのところ肯定的な人たちが
書いてるだけでしょ。
41 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 01:47:14 ID:CzE6gB3s
>>40 音楽そのものではなく、演奏を聴くという風潮に辟易してるので、この種のコンサートに行くおまいらが滑稽に見えます。
皆さん、演奏や演奏家についてああだこうだ言ってますが、それがマーラーと何の関係があるのですか?
最近の演奏会は、替え歌大会みたいなのばっかりで、そんなのを追っかけて右往左往してる人ってなんなんですかね?
替え歌大会の審査員ごっこなんて、馬鹿馬鹿しくてやってられないですよ。評論家や音楽事務所に踊らされるのはもうやめたらどうですか?
5万あればシュトックハウゼンのCDがたくさん買えますよ。
>>41 そ、それを言ったらクラ板のスレッド半分くらいはいらないことになるし・・・
それに、このスレッドのタイトルをよく見てくださいな。マラスレとか
現音板のシュトックハウゼンスレにいらっしゃっては?
あと、CDも(特定の、解釈を含む)演奏ですよ。楽譜とは違う。
44 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:09:30 ID:nqv4ud7l
あの演奏が聞けてよかった。それが素直な気持ち。孫がクラ好きになったら自慢出来るな。
45 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:11:59 ID:CzE6gB3s
>>38 解釈をありがたがる人が多いですが、私はそんな人たちを軽蔑しています。
解釈解釈といいますが、解釈によって演奏家がいじれるのは、ごくわずかです。
彼らに与えられているのは極めて限定的な自由です。
アバドが演奏するマラ6と、バーンスタインが演奏するマラ6は、確かに違うでしょう。
でも、ほんの少ししか違わないですよね?
演奏家が変わったからといって、マラ6がマラ7になったり、ブル8になったりすることはないはずです。
「極めて限定的な自由」と言いましたが、「限定的」という事は、すなわち「非芸術的」ということです。
芸術なのですから、「解釈」みたいなセコセコしたものなんてどうでもいいのです。
まして、マーラーはロマン派の流れを汲む作曲家ですよ?
ロマン派なんて、芸術は爆発だ!じゃないですか。それなのになにをコソコソ解釈大会なんかやってるんですか?
そんなものはマーラーと何の関係もないでしょう?
現在採用されている記譜法には構造的な欠陥があるので、まったく演奏家の色が付かない演奏は実現しえないということは、私も分かっているつもりです。
ですが、最近の演奏会は替え歌大会的傾向が強すぎて、受け入れられません。
46 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:13:58 ID:eWnZrKBq
なんか凄い物を見た、という感じだ。 主催者のHPでリハーサル風景の写真が載っていて、オケの規模が大きいので、急遽チケットを入手。 やはり凄かったね。 圧倒されて打ちのめされた。
>>45 完全なスレ違いですし、新スレ立てて大いにやってくださいなw
(既存スレにこういうのあったっけ?)
(あと、個人的な印象では、アバドのマーラーは、いわゆる「解釈」が
最も薄い演奏です。バンスタとかテンシュテとか聴いてみて。)
48 :
HOO :2006/10/14(土) 02:18:11 ID:jRnpMq+z
>>21 >アバドは思ったより元気!肉付きも心なしか良くなったような…。
同感。しばらく激痩せが続いていたので、随分顔がふっくらしました。
反面、マーラー演奏後の表情は、ガクンと老いた感じはしました。
ハルニッシュは癖がない声質で良かったですね。オペラの引越しはほとんど
聞いてますが、これだけスリムで身長がありモデルプロポーションの歌手は
あまりいません。
モーツアルト得意そうので、ツエルリーナやコンスタンツエ聞いてみたい
ものです。
>>23 >あれだけ人が並んでるの初めて見たよw
2003年のブーレーズ&グスタフマーラー以来の大編成でした。
今日の弦は若干誤差はあると思うが概ね、
TV20(18、7P)、UV18(16)、チェロ12、ヴィオラ16(7P)、バス10
>>36 オケメンバーでは、先週来日していたマーラーチェンバーの楽員が
相当数並んでいた。
ちなみにフェスティヴァルの名簿は多いですが、マーラーチェンバーからの
流れメンバー(同一)はその半分強ぐらい。
>>38 >終楽章の後の静寂は一種の「死」
そうですね、同感。マーラー自身もアルマに「3回のハンマーで倒れる」と
語ったとも伝えられてるようです。
それにしても、あの結尾は素晴らしかったです。
3年前にメータ&IPOを聞いたときは、間髪入れずに拍手がとんで、
メータや楽員が苦笑いしてましたから・・・。この時は3楽章がスケルツォでした。
全体としてはお祭り(フェスティヴァル)メンバー総出なので、ややアンサンブル的に
大味なところがあったので、アンダンテはもう一段の美しさが欲しかった。
49 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:20:15 ID:CzE6gB3s
>>43 現音板で、クラ板がどれだけバカにされているか知っていますか?
芸術としては、ほとんどの現音作品は、クラシック音楽の名作にかなわないと思います。
マラ6に並ぶ価値がある現音作品なんて、ほとんど無いと思います。
ただ、最近の演奏家とそれを取り巻いてるクラシック・ファンの多くは、なんか方向性がおかしいと思いますよ。
>>46 >圧倒されて打ちのめされた
全体的な感想は、まさにそれです。半々くらいのつもりで、ダメでもいいや、
と思って行ったけど。アバド、病気前よりパワーアップしてるじゃない。
振り方も鋭角的になっている。モーツァルトからすでに凄い貫禄。
51 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:24:05 ID:CzE6gB3s
皆さんそんなに演奏がお好きなら、演奏板でも立てればいいんじゃないですか?
52 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:27:34 ID:CzE6gB3s
>>50 あなたは、マーラーではなく、アバドに打ちのめされたというのですか?
マーラーよりもアバドの方が偉いのですか?
>>52 どうでもいいことですが、少し「再現芸術」の性質について考えた方が
いいんじゃないのかな。そんな幼稚なことをいまどき言う人は中学生でも
いませんよ(釣りじゃないとして)。
54 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 02:36:08 ID:CzE6gB3s
>>53 ああ再現だなんて言い出すのですか?
そうすると話がややこしくなりますよ?
芸術において最も本質的なのは作品ではなく、作品を制作しているときに、芸術家の心によぎったものですからね。
>>48 あのソプラノはまあオマケだと思って聴いてましたが、最初は声がほぐれず
金属的で聴きづらかった。少しずつましになってきたけど・・・
まあ、彼女にとってはいいプロモーションになったんじゃないかな。
席に坐ったらいきなり「ズン、ズン、ズン、」じゃ疲れるしね。
遅れてくる人もいただろうし。
アバドって苗字は「ABBAD(O)」な訳だが。 『マラ6』ではその音形(ラシド)や音階(A-B♭-C)が頻繁にでてくるんだよな。 最期の弦楽の「A」音の終止が、まるでアバドの生の終わりを予告しているみたいだった・・・ いや、目茶苦茶元気ですけどアバドw 冒頭の第1主題に含まれる、四度・六度・八度が全曲を統一しているというこ とを、アバドほど証明してくれた指揮者に接するのは、初めてだった。
いやもう、ホントに驚いたよ。一気呵成だもんなあ。しかも、もしかしたら 死んでるかもしれない病人が指揮してるわけでしょ? 終演後5時間経っても、この驚きが体から抜けないよ。
59 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 03:03:04 ID:Vlhz1hVE
>最近の演奏会は替え歌大会的傾向が強すぎて、受け入れられません。 少し同意だけれど、アバドほど替え歌指向ではなく元歌指向の指揮者も 珍しいんだが・・・。
60 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 03:20:39 ID:eWnZrKBq
アバドのマーラーと、あの肉付きの良さに打ちのめされた。 余裕すらも感じた。以前より一皮剥けた感じ。 あの大編成を、しかも6番で、以前の様な強引さはなく自然に纏めていた。もう「マエストロ」なんでしょう。 ルツェルンでカウベル、アルプスまで飛ぶことができました。
61 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 03:34:21 ID:pciRtjwM
>>57 アバドが証明するまでもなく、楽譜に書いてあるだろ。
>>59 アバドは正統派なのではなく、淡泊なだけでは?
彼のブルックナーを聴いていると、そのように感じる。ブルックナーが淡泊な作曲家なわけではないはず。
62 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 03:55:38 ID:eWnZrKBq
退屈かつ全く何の感興も引き起こさない、つまらない演奏会だった。 全く音が解け合わず、単なる音の饗宴というだけ。美しさも歌もなく、苦行といわんばかりで、もう終楽章は「早く終わってくれ〜」状態。 あれがいいという人は普段どんな演奏を聞いているのか、 マラ6の実演聴いたことないのか、 個別の奏者の技量だけで舞い上がってるのか? 終楽章のあとの沈黙は「呆れてモノも言えない」んだと思ったくらいだよ。 近年まれに見るほどの虚しい演奏会だったね。
64 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 06:30:33 ID:Vlhz1hVE
>>63 そうか?
お前はマラ6の実演では何が良かったんだ?
それを言えなかったらお前の文章の説得力はゼロだよ。
>>49 プ。何が悲しゅうてゲソヲタごときのご機嫌伺いせにゃあならん?
下らんことを言いたい奴には言わせておけ。
66 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 11:54:09 ID:5n8veBnz
>63 ここ10年くらいに聴いたマラ6の実演。 ティルソン・トーマス/LSO 小澤/ボストン ヤンソンス/コンセルトヘボウ どれも昨日のとは比較にならなかった。音楽の「内容」はもちろんだが、 音響スペクタクルとしてもね。昨晩のが「退屈」で「美しさも歌もなく」、 「虚しい」とは、本当にどういう耳をして、どういう心を持っているのかしら。 そいじゃ、また。
67 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 13:01:05 ID:uJwX93np
68 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 13:06:28 ID:CzE6gB3s
>>67 リンクも貼れない初心者は無理して書き込まなくていいよwwwwwwwww
69 :
名無しの :2006/10/14(土) 13:16:56 ID:cCI/qAeA
終わった後の静寂はとても良かった。 一期一会のまれに見る演奏会というほどではなかったけれど、 フラブラにはうんざりしていますからね。 俺にとっての一期一会演奏会は85年バンスタ、イスラエルフィル マーラー9番ですが、これも演奏終了後沈黙が支配しました。 その時と比べると、そこまでの感動ではないと思ってしまいます。 桶もうまかったし、アバドも元気だったし、ポリーにも近くで見れたので 良かった部類に入るかな。チケットの値段は別にして
70 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 13:18:40 ID:uJwX93np
71 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 14:13:33 ID:CzE6gB3s
72 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 14:29:44 ID:F2xOsjrq
>63,66 いろんな感じ方があっていいんじゃない?個人的には昨年の ラトル/VPO+BPO@ウィーンや一昨年のアバド/BPO @ベルリンと比べても、昨晩のほうが感動した。ラトルのとき も大人数だったが、両オケのメンツのぶつかりあいをラトルが さらに煽っていた感あり。まさに音の競演。BPO圧勝。 ベルリンでのアバド/BPOは指揮ぶりもやや淡白で音楽も あっさり目。昨晩より随分と端正。理知的な演奏。結構トラが 入っていた記憶有。パユと2番フルートの音程がぜんぜんあわな かったり・・・アバド嫌いなBPO団員は降りていたのかなあ? 昨晩のマラ6は音楽のうねりが凄く燃焼度の高い演奏だった と思う。金管が・・・とか個別論ではいろいろあろうが、 弦で言えば、ブラッハーやクリストの弾き方に倣い集中力を 持って弾いていた若者たちのお陰もあったかも。アバドが 首席奏者たちから敬愛され、その首席奏者たちが各パート メンバーから器楽奏者の先輩・同僚として尊敬されており、 かつ関係がマンネリ化していないという状況が昨晩の素晴らしい 演奏のベースにあるのでは?と思った。 最後の静寂も感動。会場にいた皆さんにも感謝。
ID:CBTMGP60(
>>20 )の別スレでの発言から抜粋
126 :名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 00:19:33 ID:CBTMGP60
あ〜ほんとにアバディアンって救いようがないが馬鹿ばかり。
まあ、どこかの宗教団体と一緒だなw
133 :名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 12:36:10 ID:CBTMGP60
ピアニシモで
@ドリフくしゃみ
Aチラシ落とし
B携帯鳴らし(着信音はマーラー6番w)
C異臭
のどれがいい?
135 :名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 18:30:05 ID:CBTMGP60
ああ、そうだ。
終演後、ちゃんと待ってろよアバディアンども。
「アバド歓迎」の目印を忘れるなやw
144 :名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 22:28:14 ID:CBTMGP60
表で待ってたが、誰もいやしねえ。逃げやがったなw
それはそうと、本日の客席。かなり表で売りがでていたが、平均すると8割くらいの入りか。
平土間には外人多数。2階サイドのCブロックはがら空きに近い状況。後半からは、P席がまとまって空いて、そちらに移ってたなw。
ID:CBTMGP60(
>>20 )は、
>>22 の質問に答えられず、
今日は別IDでこのスレで大暴れ中。
(話題そらしに必死になっているので、すぐわかる)
あのー、この人はスルー、という結論がもう出てる(アバドスレで)ので、 スルーしてもらえませんでしょうか。 構うと嬉しがって尻尾を猛烈に振ります。 日本語もまともに書けないDQNを相手になさりませんよう。
本当に素晴らしかった だいたいああいうコンサートはバカな客が一人ぐらいいて、最後の音が鳴り止む前から拍手しだして台無しにするが、 昨日はそんなこともなく、まだまだ日本人も捨てたもんじゃないと思ったw 用事があってもう片方のプログラムが聴けないのが残念 orz...
78 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 17:23:02 ID:R5mj1MYn
ブラームスのピアノ協奏曲に行く予定なのですが、クラリネットのソロとチェロのソロをやる人が誰か知ってる人は教えてください。
>>78 ザビーネ・マイヤーとブルネロだったと思う
80 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 18:16:42 ID:9pRyrd9K
Bプロにはブルネロ出ないよ。パンフのメンバー表に書いてある。
クレメンス・ハーゲンじゃないか? しかし、ブラPfコン2でクラリネットのソロってどこにあったっけ? 第3楽章?
83 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 18:36:53 ID:9pRyrd9K
いや、クレメンスでもなかった。あとで確認してみる。他にもいくつか首席格が変わるパートがあったと思う。 4公演ぐらいメンバー固定できないのかな。とにかく「正式メンバー」の実態が無いオケw
84 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 18:37:10 ID:R5mj1MYn
そうそう、3楽章。チェロと掛け合うところで、いつも涙してしまいます。 マイヤーとブルネロだったら、全曲終了まで泣いていたかも。
85 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 19:17:59 ID:9pRyrd9K
イェンス・ペーター・マインツ(ソロ奏者/ベルリン芸術大学)だって。 あとファゴット、ホルン、トロンボーンが交替。
>>83 でも、室内楽もあるからね。
それでも、ブラッハーとクリストはほぼ出ずっぱり。
大変だ。特にブラッハーは、明日の4曲のうち3曲に出演だと。
87 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 19:53:17 ID:9pRyrd9K
来週のブルックナーも楽しみ!オーチャードでの演奏の興奮はまだ覚えている。 あれからアバドはどう変わったのだろう?今は去年の7番観ながら想像するしかないが…8月の現地レポでは熱狂の坩堝だったとのこと! 待ち遠しいですね!
88 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 20:15:15 ID:CzE6gB3s
そういえば、ここでアバドをマンセーしてる方は、テレビでやってた去年のブル7をどう思ってるんですか?
>>88 キミは、
>去年のブル7
じゃなくて、「ブル7そのもの」を気にするべきじゃないのか?w
楽譜でも読んでろ。
90 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 20:38:14 ID:CzE6gB3s
>>89 いや、普通以上なら演奏などどうでもいいが、明らかに気の抜けた散漫な演奏は困る。
>>89 下記にてよろしく。
>今日は別IDでこのスレで大暴れ中。
>この人はスルー、という結論がもう出てるので、
>スルーしてもらえませんでしょうか。
>構うと嬉しがって尻尾を猛烈に振ります。
>日本語もまともに書けないDQNを相手になさりませんよう。
93 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 20:52:10 ID:CzE6gB3s
ワンワン!
94 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 21:26:41 ID:0u6V0LYF
今日行ってきた。オレも事前にはあまり期待していなかったけど 予想外に良かった。迫力があり緊張感も持続し、音楽の流れや 転換がスムーズでスキのない演奏という印象。 本日も演奏終了後にアバドが完全にて手を降ろすまでの約45秒間の 沈黙と3回の一般参賀があった。
95 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 21:31:42 ID:9pRyrd9K
オケはどうでしたか?
フリードリヒのラッパが最高ですた フラブラ_| ̄|○
良くも悪くもフェスティヴァルオケって感じかな これまでたくさん聴いたアバドの演奏の中でベストとは言わないけれどなかなか興味深い内容だった。 2楽章や終楽章冒頭に漂った静寂感や哀愁はこれまでのアバドとはちょっと違ったな。
98 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 22:09:33 ID:U66/s4sN
昨日のがすごい、すごい、と言うから期待して行ってみたが、大したことないなぁ。 LSO以来アバドの来日公演を聴いているが、89年のランスとヴォツェックには遥かにおよばない。 あの頃とはレベルが違いすぎることを痛感。 ベルリンとの来日公演でのマーラーよりは聴かせたとは思うが。 このホールで聴いたマラ6としてもインバル/フランクフルト、ベルティーニ/ケルンのレベルには達していないだろう。
取敢ずマーラー2楽章の冒頭でデカい声で喋り出した 2FC8列25番のオヤジは氏ね! しかもその内容が「難しい曲だな。そろそろ終わりか?」だと?? 貰い物のチケットか何か知らねぇが興味ないなら来るんじゃねぇ! しかもこいつ何で演奏の後ブラボー連呼してんだ?
>99 確かにあのジジイは氏んでよし。 ちなみに,そのとなりの夫婦らしき二人組も,オペラグラスで物音立てたり,ひそひそ話入れたり,最悪。 加えて,Cブロック後方でビニール袋から「のど飴」を出していたと思われる雑音を長時間立てていた香具師もいた。 映画館と間違えている輩が多すぎます。招待客はどこかに隔離してください。 土曜日だとドキュンが増えるのでしょうか。
招待客の隔離エリアが2階センターなのでは?
102 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 23:52:33 ID:2I25Fdd5
招待客のマナーが悪いと、せっかく大金を投じてもかえって協賛企業の イメージが悪くなりますよ。>ネスレ
>>100 こういう奴らって実は自分たちが平均的な、あるいはそれ以上のクラシック通と疑ってないもんだよ。
ドキュソ視されてるなんてまったく自覚なし。
104 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 00:40:10 ID:CyvSzuZG
マーラーの6番で胸が熱くなるなんて。最終楽章と言ったら! アバドさんもお元気でなにより。もしかして最後の日本公演になるやも という不謹慎な思いで行ったのだけれど、どうやら杞憂、元気溌剌 ベルティーニさん(ケルン)のも良かったけれど、今日のは個人的には最高だった。 最後の静寂では唇が震えるほど感動。もう少しで嗚咽が零れる所だったよ。 帰りは溜池山王から赤坂見附まで余韻に浸って歩いた至福の夜でした。
>>104 みんな、こんな気持ちになりたいはず_| ̄|○
106 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 00:53:47 ID:0wajKpZy
最高の演奏、最高の経験だった。うん
107 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 00:57:00 ID:JiCZVkyE
あの静寂。アバドファンはいい。トリスタンのときの静寂も凄かったけど。 なんというオケなんだろう。生きてて良かった。
そうそう書き忘れたけど、演奏後に殆どの聴衆が幸せそうに拍手して マエストロを3度も呼び返した。演奏者も満足そうに笑顔を零して いたね。あのような光景を目にする時は、本当に幸せな気分になれ るね。返す返すも素晴らしいコンサートを経験出来たことに感謝。
109 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 03:47:44 ID:wg1WdOoe
ところで、なんでルツェルン祝祭管が日本に来て演奏会開くんだ? 詳しくはないが、若手の育成と、ルツェルンで開かれるフェスティバルが大義名分で、ルツェルンの名前を復活させたんだろ? それがなんで日本で何公演もやるわけ? チケットの値段もオケ物としては異常だし、金儲け臭がしすぎて行く気がしないんだが、 だれか納得できる説明できる人いる?
>>109 問い合わせてみましょう:
LUCERNE FESTIVAL
Hirschmattstrasse 13
Postfach
CH-6002 Luzern
Telefon +41 (0)41 226 44 00
Telefax +41 (0)41 226 44 60
E-mail
[email protected] イタリアのファンサイトより引用:
Tokyo 2006: Le prime impressioni dei concerti di Tokyo sono sensazionali:
tutti hanno testimoniato dell'incredibile tensione emotiva creata dall'
interpretazione della Sinfonia n.6 di Mahler, che i musicisti dell'
orchestra hanno addirittura considerata superiore a quella di Lucerna
(credevamo che non fosse possibile), i spettatori del CAI che ci hanno
telefonato hanno detto la stessa cosa usando superlativi e confessando
la loro stupefazione. Unica ombra: l'impossibilità assoluta di accedere
al camerino del maestro per salutarlo.
(要旨:信じられないけど、東京のほうがルツェルンより凄かったらしいよ〜)
112 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 09:14:34 ID:VYGnclLx
結局、初日と二日目とどっちがより良い演奏だったの? 誰か連続で行った人いない?
今日行ってきまつ。
>>109 ニート乙
働いて金稼ぐ事を覚えようなw
いやー俺もバカなクラオタから2時間のイベントで5万円巻き上げて 豪邸建てて愛人侍らせたいよ。
116 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 10:58:59 ID:AFLKBg6p
>>114 金が無いわけではないんだよ。
ポリーニリサイタルにはS席とって行ったし。
素人のわしから見れば,普通にすばらしい指揮者で,普通にすばらしいオケと思った。 何であの人数で演奏してバラバラにならんのだ??
ホール前に早くから並んでるので何事かと思ったら、 エコノミー券の引き替えなんだね。 クレクレおじさんがいるんで招待券の列かと思った。
昨日はすばらしい演奏だった。 チケット代に損なし。 演奏に夢中になって、心臓ばくばくしちゃったよ。 すごい演奏家ばかりだからって、いいオケとは限らないってたかをくくっていったことを 恥じます。
120 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 20:09:13 ID:OohqhqR/
演奏ももちろんだが、 終演後に一人帰路につきながら満たされた気持ちに なれたのは、すばらしい演奏の証拠(もちろんオレの中でだが)。 ハンス=ヨアヒム・ヴェストファルがいまだ元気なのは 嬉しかったな。あのじいさん、BPO初来日メンバーだよな(1957年!)
121 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 20:17:51 ID:pnHzEUhG
あの縁の下のサンタさんが心強かった!
122 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 21:04:35 ID:8hJntUUC
このコンビ、定期的に来日して欲しい。 本当によかった。
う〜ん、この程度で大絶賛とは… 業界の凋落ぶり、客の質の低下ぶり(安易に満足する)が目に見えるようで。 アッバードには最後に、大輪をもうひと花咲かせてほしいね。 今回のマーラーでは、まだまだ。
BPOオーボエ主席のアルブレヒト・マイヤーってルツェルン入ってるよな?
125 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 21:21:05 ID:QL7tSUQu
今度来たら「復活」やってください!!
126 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 21:38:15 ID:wg1WdOoe
>>123 4万も5万も払ったら嘘でも満足しなきゃ
ルツェルン管における、常設オーケストラの現役奏者 ミュンヘン・フィル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6名 ゲヴァントハウス、NDR響、ギュルツェニヒ管・・・・・・・各3名 トーンハレ管、チューリヒ歌劇場管・・・・・・・・・・・・・各2名 ベルリンフィル、バイエルン放送響、ドレスデン国立管、 ドイツオペラ管、ハンブルク国立フィル、バンベルク響、 ベルリン放送響、バイエルン国立管、デュッセルドルフ響・・・各1名 ウィーンフィル、モーツァルテウム管・・・・・・・・・・・・各1名 スカラフィル、フィレンツェ5月祭、サンタチェチーリア管・・各1名 ローザンヌ室内管・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名 フランダースフィル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名 ロンドンフィル、リヴァプールフィル・・・・・・・・・・・・各1名 オランダ放送フィル、ヒルヴェルサム放送響・・・・・・・・・各1名 ヨーロッパ室内管・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 マーラー室内管・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46名 モーツァルト管・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6名 その他(教授・学生・ソリスト・フリーランス等)・・・・・・・41名 ←いいかげん
128 :
↑ :2006/10/15(日) 21:53:33 ID:1pDZ9iX+
今回の来日における、を追加
129 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 22:32:12 ID:H31ZA7v4
今日の室内楽の2回目に行ってきた。
何という贅沢なメンバー。ザビーネ・マイヤー、エルベン、ポリーニ、
ブラッハー、クリストが同じステージに立つなんてちょっとありえない。
こういう音楽祭ならではですね。
モツ…マイヤー上手すぎ。リズムの崩し方が絶妙。音がもう素晴らしい。
10年くらい前にブラ5重奏で聴いたときはのっぺりしてて無表情と思ったが、
今日のはもう巨匠の域。高音域の弦は若い。エルベンのチェロが締めていた。
ブラ…手堅い演奏ですね。ポリーニは相当調子がいいと見受けた。こっちの弦は
格が違う。クリストの音色とリズム感が良すぎる。ブルネロもよかった。
ブラッハーは背中越しなのでよく聞こえなかったのが残念。
>>122 >>125 来年はニューヨーク、再来年は(多分)ロンドンで、またローマに戻るだろうから、
最短でも4年後。東京にはもう来ないと思う。アバド来日もこれが最後と考えた
ほうがいいでしょう。だって、4年後は77歳ですよ。
そう思ったので、水曜日のオケのチケットも買っちゃいました。ポリーニ+アバド
は日本ではこれが最初で最後だろうし。
131 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 19:58:09 ID:dtbW16c8
14日に行ったが、すっごく良かったと思うが。その後の夕食分の食欲まで満たされて されてしまったような気がして、何を食べているのか分からなくなった。 最後の静寂も、ゲルギのようなうそ臭さ、偽善、やらせっぽさは微塵も感じなかったし。 ムラヴィン/レニフィル以来、長らく感じなかった久々のショックを受けた・・・・・。
132 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 22:58:24 ID:E3rlpiib
今日の室内楽は、ブルックナー、モーツァルト、ブラームスという 明日の予告篇のような曲目。 ブラームスが良かったー。ブラッハー、クリスト、クレメンスが横に並ぶと 何という充実した響き。明日のブラームスでのソロチェロは若い人らしい。 クレメンスは音に貫禄がありすぎるからかな。 さあ、明日だ明日。
そういえば日曜夕方の室内楽で最初に2階の会場内に入ろうとしたら 扉のそばにステージ上で聴く人がいるが了解してくれ、みたいな 掲示があって、確かにひな壇の向かって左手には座布団がいくつも 並んでいた。その時はまた音大生が聴くのかと思っていた。 その後、ネスカフェとキットカットを食べていた。そしたら若い外人5-6人が バタバタと it should be free for us とか言いながら歩いて行った。 開演前に会場内に入ったらいつの間にか座布団はなくなっていた。 通常の補助席のさらに奥手に椅子が並べられていて若い外人達が 座っていたので、元々はステージ上で聴いてもらおうと予定して いたのをどういう理由かわからんが急遽変更したのではなかろうか?
ブラッハーが気のせいかお疲れのように見えた。大丈夫かな、あと2日。 クリストは飄々としてきっちりやってた。 室内楽なんてやってる時間はホントはないだろうに。まあ、1回合わせた 程度だろうけど。
135 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 23:35:39 ID:mLlyuCU2
明日もし空席があって当日券が売られる場合、何かの会員でなくても、 サントリーホール前で並べば購入できますか?
行くと決めているのなら、サントリーのチケットセンターに電話して 押さえておくか、カジモトイープラスのネット予約をした方が安全。 前者の方がベター、なぜなら座席指定ができる。後者はこの時間でも 一応チケットを押さえることはできるが。
サンクス、これを機にカジモトイープラスに登録します。
ちょいとサントリーのデルタ地帯へ逝ってきますよ、っと
139 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 17:31:56 ID:pPuEllA1
小田急の海老名の先から赤坂くる人へ。電車止まってますorz
140 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 17:36:02 ID:74QQHJHB
明日行く。レポ待ってます。
どうしたんだ?あのトランペットは。 ポリーニもだいぶお疲れだね。 明日に期待。 収録はないのかな?
ヽ(´ー`)/Bプロ初日終了〜 アバドによるアバドのための「ロマンティック」。 全然ロマン派ぽさはなく、かつ中世ローマでもなく。 これはもう「アバドティック」「ミラノティック」の世界。素晴らしい。 正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 前世紀の遺産(フルベン・チェリ)に直に触れられなかった身としては、今夜 の「アバドのブル4」に立ち会えたことを誇りに思う。 (゚д゚)ウマー
143 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:06:44 ID:74QQHJHB
レポよくわからん(◎-◎;)
>正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。 >正直、交響詩か幻想序曲の寄せ集めといった趣きのこの曲に、一本の筋(アル >デンテといっていい鴨)を全曲に通し、第一級の音楽を響かせた。
145 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:14:21 ID:74QQHJHB
でたなもののけ!
以下散文的なレポ ・ポリーニがおじいちゃん千鳥足。大丈夫?大丈夫だった。興が楽章を追う毎 に高まり、終楽章コーダ(162くらいで弾き始めて、オケマンが「(゚д゚;)マジ? 」みたいな顔をアバドに向けてた)を弾き終えるなり客席へお辞儀。 メロメロとシャキシャキが同居する不思議なブラームスだた。 ・オケは士気が高い。つーか高杉。弦で、後ろのプルトへ行くほど、クラウディ オ、私を見て!ビームがでまくり。 木管の首席達は、今回はとろけあってた。「フルリネート」や「ファゴボエ」みたいな聴いた事の無い音響を炸裂しまくってた。
147 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:16:14 ID:/T3SjG50
148 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:25:07 ID:74QQHJHB
ブルはどうでした?金管だいじょぶ?
レポ続き ・タレント不足の金管も健闘。「ブル4」の第一楽章展開部後半で、フリード リヒ(Tp.1st)が入りを間違え、四小節まるまる落とす。 (´д`)?←こんな顔してすっとぼけてた まあ、ミスは置いといて、アバド独特の「細かくて伝わらないニュアンス」を 再現しようとしていたのは充分伝わる。 気分的にはボーン&テューバ>ホルン>ペット ・木管はズーン神がffffからppppまでアンサンブル おかまないなし(金管を吹き消す!)に吹きまくる脇で「マイヤーズ」が縦横 無尽に駆け巡る印象。 ザビーネが難しいフレーズを楽〜に吹いたり。
150 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 22:36:50 ID:74QQHJHB
それが健闘(☆。☆)?でも楽しみ。
・客席 「アバディアン」(ワシもその一人じゃとて)に交じって「ポリニアン」「ブ ルヲタ」「招待客」「関係者」「音楽家」と、舞台に負けない混成部隊の客席。 ブラームスを前のめりに聴いていた御婦人達が、ブルックナーで次々と船を漕 ぎ出す様は、映画「ベンハー」の奴隷船を思いおこさせました。 側の席に小山ミッチー、会場を出る際に肩幅広雄、じゃねーやサッバティーニ を見掛けた。ありゃオーダーメードだわ、スーツ。ホンジャマカ石塚が隠れます。 ・一般参賀は二回。花束と紙袋でいっぱいのアバド。録音収録はあった模様。
152 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 23:12:49 ID:hgb3nScJ
あのう・・・。明日のプログラムをおしえて下さい。
>>146 >>149 >>151 うまいなあ。今夜の雰囲気を如実に再現している。
ポリーニは最初と最後で「えっ」と思うほど音を飛ばしていた。
でも、非常にpassionateな演奏だとは思った。ヴァイオリンが「歌」「歌」「歌」。
ブルックナー・・・う〜む。アバドにしかできないでしょう、あれはw
透視図ブルックナーってか。ほう、こうなってるのか。ここはどうかな?て感じ。
木管ソロトリオがもう神神神。あんなオケないってのw ヴィオラ・チェロが
すげえよかった。演奏はすごい、解釈(感銘)は???でしたかね。汗かいた。
154 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 23:51:21 ID:JlXr+a2F
今日もよかったけど、先週のマーラーが忘れられないな。 最初で最後かもしれないけどまた来て欲しいね。
ブルックナーのロマンティックには,こんなユニークな 旋律やハーモニーが隠されていたのかと感心することしきり。 ブルックナーは20世紀の音楽よりもっとモダーンだ! と主張している演奏だった。 アッバード会心のブルックナーでしょう。 フルトヴェングラーのベートーヴェン演奏が持つ 神の啓示に匹敵する偉大さを感じずにはいられない。
>>155 う〜む。釣りっぽいけど・・・あのオケはブル4にはもったいないかも、
と思った。8番をやってほしかったかも。4番は、何か不揃い。
第3楽章のトリオの短さに笑う。今日の演奏は、第3楽章からスイッチが
入った印象だったが。まあ、盛り上がりには欠けていなかったね。
マーラーとブルックナーとでは、アバドの適性が大違い。
ブラームスでのブルネロのソロ、良かった。
158 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 00:14:13 ID:HOmLv1CO
フルヴェンの髪の啓示
159 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 00:24:22 ID:K1KkPfC6
今宵最大の聴き物はブラームスのブルネロのソロだったね。 ブルックナーはやはりアバドには向かないと思った。 最終楽章のコーダも淡々とあっさり終わって肩透かし。 オケのテンションとクオリティはマーラーのときと変わらないのに難しいもんだ。 ただ切迫した猛テンポで煽るスケルツオ主部の混沌とした響きが 全然別物の初稿を連想させたのは意外な発見だった。 あと2プロ通して聴いて思ったのは音楽ががらりと雰囲気を換える場面で 聴く者を「ぞくり」とさせるようなピアニッシモがないこと。 このへんがアバドを評するに 「常識的」とか「退屈」とかいう言葉が出てくる所以かと感じた。
ああいうブルは好きでない人がいるのは分かるが 俺は良かった。 ソニーをめちゃくちゃにしたらしい出井さんもいらしてましたw ポリーニは、後半は通路後ろの席でご鑑賞。
>>159 というか、今回はpianissimo, pianississimoがほとんどなかったね。
本来アバドは弱音に特徴のある指揮者だった。オケの性質によるのだろうか。
たとえば、ブル4だと、第1楽章展開部をもう少し薄明の世界にし、
木管ソロをもう少し小さく吹かせて・・・というのがウィーンフィル盤での
演出(録音操作かな、という気もするが。WPhにあれはできないって、という
感じもw)。今日のは、きわめて健康的、大ざっぱ。
スケルツォは、あの「断片性」というか、ブルックナーらしからぬ「マーラー
っぽさ」を表現したのが面白かった。
長身のオーボエトップの人ってプログラムのメンバー表に載ってます?
あっ、書き忘れた。今日のブル4、相当速かったでしょ? 聴いてる間はそういう感じがしなかったけど、多分65分を切っていた。 62〜63分? 8:30頃初めて、終わったのが9:35より前だったような。
164 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 00:51:21 ID:K1KkPfC6
>161 そう。 シカゴやロンドン響振ったディスクなんか ピアニッシモのこだわりが聴き所だったのに 今回は終始勢いとダイナミックなうねりだけで押し通す感じだった。 それはそれで豪華な鳴りっぷりと分厚い響きが楽しめたけどね。 2プロ通して最大のクライマックスはやっぱり マーラーの最後の音符が消え去った後の「沈黙」だったかも(笑)
165 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 00:55:46 ID:K1KkPfC6
>163 最初から最後までかなり早目のテンポ設定だったよ。 しかも前のめりにかなり間を詰めていく感じ。
今日のブル4は65分ぐらい。弦、ヴィオラの音色は素晴らしかったが オレはもっと金管がギンギンの基地外じみたブルが聴きたかった希ガス。 でもポリーニもスタオベしていたくらいだからきっと良い演奏だったんだろう。
やっぱりブルヲタ的には、金管が限界まで咆哮するブルを 聴きたいものなのかな?最近とんとブル聴いてないから、ピンと来ない。 近年でよかったブルと言えば、2〜3年前のハイティンク/ドレスデンの7番、 その前は8年前の同じくハイティンク/LSOの7番。ほとんど知らないと言っていい。 しかし、アバドに >金管がギンギンの基地外じみたブル を期待してはイケマセンw
168 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 01:10:42 ID:2CL4lYk6
>>142 >アバドティック
>ミラノティック
ティはどこから来たの?
169 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 01:21:54 ID:Rm3ylTYZ
aho
170 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 02:21:36 ID:j1nIgtnt
ブルのことばっかりだけど、ブラームスもよかった。 特にチェロのソロはすばらしかった。
171 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 02:28:17 ID:lCLZYeHP
172 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 12:27:44 ID:gQVUI4tS
検索厨=仏像おたく、らしいw
173 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 13:01:21 ID:TautfbS8
174 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 22:10:04 ID:QkSHMCA1
175 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 22:41:40 ID:NQL7+pAF
ブラームスはオケ、特に木管、ブルネロが素晴らしかった。 ポリーニは年とったなという感じだったけど、 全体の構成はしっかりしていた。 でもなんだあのブルックナーは・・・・ ホルン、トランペット下手だし、 弦と木管が頑張ってもアバドは音を上滑りさせるし。 先週のマラ6行けば良かった。。。
176 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 23:16:16 ID:IwiTZm7s
今日は 前半でしたね。 ポリーニのってました。昨日よりずっとよかった。 ブルックナー 後味がいまひとつ。
ポリーニすっかりおじいちゃんだな でも演奏はさすがだと思った ブルックナーはラストがあれ?という感じがした オケ自体のダイナミクスには素直に感動しました そういえば後半、オケの面々が入ってきた時、少し遅れ気味に 出てきた1st vnの人がコンマスと間違えられて拍手送られてたなw
早めのテンポでよく流れるのに振幅の大きい実にユニークなブルックナー。 全体に金管を抑え目で、弦、木管の雄弁な表現力を全開にしていた。 縦割りのブロック体であることを敢えて避けた、常に曲線を描くかのような いわば球体のブルックナー。 ヴァントや朝比奈を神と仰ぐ自称真性(?)ブルックナー信者たちには おそらく受け入れられないだろう。 問題はフェスティバル・オケ。 いくつか指摘があるように、今回は金管のレベルが低かったのは事実だが、 弦と木管は超一流奏者がうじゃうじゃいる。 だからみんな好き勝手にやってまとまりがないというわけでは全然なく、 むしろ驚くほどまとまって雄弁な表現を生み出している。 (これに比べたらN響などの方がずっと響きはバラバラだ) では何が問題かというと、やり過ぎてしまう点である。 常設オケならいつものやり方で安全運転でこなすところまで、 思いっ切り冒険してしまうので、未消化な点まで目立たせてしまう。 とにかく実に面白いブルックナーで個人的には大いに楽しめたが、 感動的な名演奏だったかと尋ねられたらちょっと肯定しづらい。 アバドの指揮では、ベルリンフィルとのマーラーの復活が感動的だった。
ポリーニはやはり年老いたなという感じ。 技術面の衰えもそうだが、かつてのピリピリした緊張感はもう皆無。 しかし、甘っちょろい感情表現に頼らない表現力に加えて、 あの白銀のような独特の音色が健在だったことで個人的にはまあ満足。 第三楽章でのブルネロのチェロ独奏は、早いテンポでヴィブラートたっぷり、 ポルタメントまでかかった情熱的な歌。 曲の既成概念を覆したといっても過言ではない刺激的な名演奏で、 これだけでも常設オケでは絶対に味わえない大ご馳走だった。
>>176 同じプログラムを2日連続で聴くなんてスゴイ
わたしゃ水曜組
簡単な感想。 個人的には、ブラームスは文句なしの名演だと思った。今まで聴いた演奏の中で、最も気に入りました。 出だし、ポリーニが若干不安定でどうなるかと思ったけど、持ち直したよね。良い具合に「枯れた」演奏で、優れて巨匠的な演奏だと言えるのでは。 今まで、ポリーニのことをあまり好きではなかったけれど、見直しました。 ブルックナーはイマイチ。オケは素晴らしいけれど・・ね。 前の方のレスで誰かが書いてるように、ハイティンク/SKDの8番と比べてしまうと・・。また、アバドでもBPOとの「復活」と比べてしまうと・・。
182 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 02:20:47 ID:rkbgyDGS
ブルックナーについては、いわゆる「ブルックナー」を期待した人は肩透かしに会ったと思うかもしれない。 ただ、旋律の微妙な絡み合いを浮かび上がらせるという離れ業をやってのけたことは確か。 曲全体の構成力という点でも素晴らしかった。 オケがフェスティバルオケであり、良くも悪くも個性をもっていないので、アバドの色がストレートに出た演奏だったと思う。 巨大な室内楽が繰り広げられていたという点では、マラ6以上だったと言える気がする。 他方、ブラームスについては、ポリーニはミスタッチがかなり多く、気持ちだけで乗り切ったという印象。 室内楽的な面白さがそこら中に現れていたという意味ではとても刺激的だったが。
183 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 03:34:12 ID:BpapH/fi
良くも悪くも、欧州のゆとりの心良さだった。 これこそ、大人のための音楽でない? 別にスペクトラを期待するわけじゃなくさ、 文化の円熟と人生を味わうために存在するコンサート。 貴重でした。ブラヴォーでしたわ。いい秋の一夜でした。
ブルーノシュナイダー神。 ブル4聴いたんだけどホルン隊すごい。 トロンボーン&ペットはかっこよすぎ。 本番トロンボーンがギュンギュン吹いてたんだけどチェロの後ろのやつがトロンボーンのほう向いてにやりと笑いましたよ。 まぁそれもなっとっく。
ああ、レポ読むほど行かずに正解だったとおもう。 私が学生時代だった80年代位までだな、ライヴで良い音楽が聴けたのは。。。
186 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 01:24:50 ID:UzTX4Kcw
無様な感傷ですな
187 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 07:16:37 ID:rJNLaYEF
ウィーンフィル>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ルツェルンオケ 所詮、なれ合いだけの混成オケ。 リアルに活動しているオケにはとてもおよばない。 こんなオケに数万だして聞きに行くやるはアホ。 よりによって、指揮者はオケクラッシャーのアバド。 ウィーン、ベルリン、ロンドンのオケを破壊しまくった張本人。 さらには、技巧しかなかったことでFAのポリーニ。 今となってはその技巧も一般レベル以下になったが。
188 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 13:01:44 ID:giOsZFHr
189 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 13:58:16 ID:X6uP/AxD
アバドは作曲家の相性がハッキリしてるな。 ヴェルディ、ストラヴィンスキー、ロッシーニ シューベルト、ラヴェル、ハイドンは◎ ベートーヴェン、ブルックナー、ワーグナーは× 晩年に選りによって相性悪い作曲家ばっか演奏してる。。 世の中、ナカナカ上手くいきませんな。
190 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 14:04:41 ID:dZR1huvZ
>>187 が単なるやっかみ男だということはわかった。
おまえ、アバドの何聞いたことあるの?
今回は、マーラーはやっぱり凄くよかったよ。ここ数年のベスト。 ブルックナーは、面白かったけど、あと1つ、2つ何かあればね。 (最終楽章の第2主題?あの演奏の暖かい「イタリア」っぽさが印象に残る。) 全部で5つコンサートに行ったこの音楽祭、堪能しました。 良い企画、良い演奏。雰囲気が良かったね。天気もずっと快晴で申し分なし。 (こういう集中的フェスティバルは95年のブーレーズ以来かな? チケットは高かったが、満足度に鑑みて、自分的には目をつぶるとしようw)
192 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 14:26:37 ID:X6uP/AxD
マーラーは◎
193 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 15:16:52 ID:opWD8sAh
マーラー AAA ここ数年 BEST ベル9以来の感動
194 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 15:59:07 ID:q6AaZrOf
わーーーーーーーん。 マーラー行けなかったよーー。 熱とセキで。S席のチケット無駄にして、名演奏無駄にして。 はってでも行くべきだったわーーーーん。
195 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 21:02:20 ID:gwsLzZ/B
>>194 言ってくれればサントリーホール至近に住んでる俺が、半額で買い取って行ったのに・・・・
196 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 22:32:56 ID:rJNLaYEF
マーラー第6 ブーレーズVPO>>>>>アバードのルツェルン
>>194 アバドが死にかけで頑張ってるのにおまえときたら
いやあでも無理して来られて咳き込まれても困る。
199 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 22:52:16 ID:4owDlJ28
最終日の収録は放送用かと思ったらそうじゃなかったらしい なんでNHK放送以外の目的で収録するのかと思って調べたら NHKテクニカルサービスというNHKとは独立した営利企業が 業務委託を受けて収録をしていたらしい こういうNHKの子会社の存在こそNHK改革の本丸だと痛感
200 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 23:41:49 ID:lIQLgBdZ
ブーレーズ&VPOをライブで聴く機会この先あるのかなー。 せきは薬で3時間くらいだったら抑えることはできるけど、 くしゃみはねー。特にクラシックに来る聴衆って化粧と整髪剤(毛はえ薬含む) のにおいは強力で、はっくしょーーーん・・。 みんな自制してね。ぐっすん。
201 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 23:45:12 ID:dZR1huvZ
>>196 そのブーレーズ&VPOは現地で聞いた。
収録用のマイクが多数あった。
だが、途中でオーボエがあり得ないミスして演奏止まりそうになった。
だからその後CD聞いてもあの時のことが忘れられず没頭できない。
ブーレーズは数年前、マーラー・ユーゲント(? 忘れた)と来日した
ときも6番取り上げた。
こちらはなかなかの演奏だった。
今回のアバド&ルツェルンは近年稀に見る名演だと思った。
マーラーユーゲントの時は、畏れ多い方が御僥倖あそばしてたっけ・・・ しかし、ベルクの作品6、ウェーベルンの作品6、マーラーの6番と「666」でダミアンな演奏会だったな
203 :
名無しの笛の踊り :2006/10/22(日) 01:34:30 ID:CtAtuYt3
ブーレーズはただの一般受けするジジイ指揮者に成り果てた
204 :
名無しの笛の踊り :2006/10/22(日) 01:51:38 ID:uaSZqaSr
ルツェルン祝祭管、マーラーユーゲントに 指揮者の選択権って実際はあるの?
205 :
名無しの笛の踊り :2006/10/22(日) 04:43:08 ID:5RYdSWWu
>>199 DVDリリースのため。
リハーサルから撮っていた。
>>205 最終日って何台くらいカメラあったの?
客席後方扉を通らなかったので録音のみかと思っていた。
しょっぱなの露骨なミスタッチはさすがに差し換えるかな。
The Lucerne Festival in Tokyoとか銘打って、 また変な鳥居とかお相撲さんをジャケットに配したDVDが リリースされるんでしょうかw
それもまたよし(w
東京フェスティバルにすればいいのに、ルツェルンフェスティバルイン東京てわけわかんねえよw
>>206 205じゃないけど、オレが見た範囲ではLC、RCの前の所とステージ上の3台。
この程度の台数でDVDの制作ができもんかねえ。
211 :
名無しの笛の踊り :2006/10/22(日) 18:55:23 ID:y4EzAjih
新潮は今回の顛末については書かないのか?
212 :
名無しの笛の踊り :2006/11/02(木) 12:31:11 ID:EpZkQ+Ib
A「やっと終わったな」 P「音楽がわからん奴の前で演奏するのもしんどいよ」 A「いいじゃないか金儲けだから」 P「そういやギャラの振込みはあったか」 A「これで年末まで食えるしな、まさに黄金の国ジパングだ」 P「それにしてもブラボーが飛んでうるさかったな」 A「オケの若い連中に、特にバイオリンだが大げさに弾けといっておいたので 脚は騙されたんだよ、ヨーロッパじゃこうはいかん、皆耳が肥えているからな。」 P「この国は高ければいいと思ってる成金が多いいいから、値段は高く つけたほうがいいのだよ、演奏なんか二の次だわはは」 A「そうそう、また儲けにこよう、ただ遠いいからしんどいな」
>212 >音楽がわからん奴 ああ、キミのことかw あっちの贋スレに隔離されてろ。虫はここに這い出てこないこと。
214 :
名無しの笛の踊り :2006/11/02(木) 22:11:22 ID:+UoJIML1
ゾウリ虫だらけのスレはこちらなのに?
そういえば、重複スレを立てて、元スレを偽呼ばわりとは、 ゾウリ虫の中でも一段とレベルが低い香具師がいるみたいだねw
345 :名無しの笛の踊り :2006/11/02(木) 22:13:46 ID:j9RKrbOj 332 :名無しの笛の踊り :2006/11/02(木) 08:43:49 ID:+UoJIML1 だから、ぼれるところでしか演奏しないんだってw 214 :名無しの笛の踊り :2006/11/02(木) 22:11:22 ID:+UoJIML1 ゾウリ虫だらけのスレはこちらなのに? キャハハハ ↑ 笑われてるのはID:j9RKrbOjのゾウリムシくんだよw