>>499 マタチッチとのハイライト盤、あのシュワルツコップはかなりいいんだけどな。
細やかで彫りの深い表現はデラ・カーザとはひと味違った巧さがある。
相手役のメッテルニヒがマンドリーカとしてはイマイチで弱いのが惜しい。
509 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 19:50:09 ID:0xfyLwYE
>>508 ヨーゼフ・メッテルニヒはヘンゼルとグレーテルのお父さんですね
あれはすごくよかったのだけど
キャリアを考えると当然なのかもしらんけど、
リートの話題が意外と少ないね。
E・フィッシャーとのシューベルト最高!!!
>>510 シュヴァルツコップのウイーンの歌聞いたら、凄い艶めかしい誘惑歌唱が
絶品でしょう。傍で魅惑のドレスで歌われたら、皆さんもテンション最高潮で
ビンビンになっちゃって、彼女の虜になっちゃうと思いますね。
特にウイーン気質の同名のアリア聴いたら、好きにしてください状態じゃない?
かつて、ロストがメータとカレーラス相手にこれ歌ったら、2人とも
メロメロ状態になってしまったが、オケがVPOで伴奏に破綻は無かったが、
楽員もロストにメロってる状態で目がロストに釘付けだったし、カレーラスは
ロストに魅了されつつもメータとの板ばさみで、声詰まらせて、発声が途切れた
こともあるので、シュヴァルツコップのセクシードレスで歌われたら、
ドミンゴとカラヤンの組み合わせがあったとしてもほんろうされちゃうよね。
それほど、シュヴァルツコップのウイーン社交界歌唱は素晴らしいんでしょうね。
そういやオペレッタ以外のいわゆるヴィーナー・リートって録音してるのかな?
スイス民謡のGsätzliやO du liebs Ängeliなんか
最初リタ・シュトライヒの歌唱で覚えた曲なんだけど、
シュワルツコップの録音もこれはこれで素敵ですね。
歌の師匠だったマリア・イヴォーギュン譲りの名唱かと。
シュヴァルツコップで民謡といえば
何と言ってもアイルランド民謡のあれだな。ダニー・ボーイ。
クライスラーの演奏(ロンドンデリーの歌)と双璧じゃないかな。
ブラームスのドイツ民謡集も忘れないでやってください
アラベラのドリームキャスト、50年代中頃の想定で組んでみた
アラベラ:エリーザベト・シュヴァルツコップ
ズデンカ:リーザ・デラ・カーザ
マンドリカ:D.F-ディースカウ
マッテオ:ニコライ・ゲッダ
ヴァルトナー伯爵:オットー・エーデルマン
指揮:カラヤン/ウィーン (またはベーム/バイエルンあたりで)
追悼アルバムに入ってたギーゼキング作曲の歌曲集Kinderlieder
これすごくいいですね。曲も歌唱も。気に入りました。
>>516 あれはまったく偶然の産物らしい。
モーツァルトの歌曲録音が予定より1日早く終わり、
ギーゼキングが、ちょっと自分の作った歌曲を見て貰えないか、
と頼んだのがきっかけだったとか。
>>508 カイルベルトの1950年ベルリンライブでもメッテルニヒが
マンドリカだったから、この時期の選択としては普通なんじゃないかな。
>>510 フィッシャー伴奏のシューベルトは二人の演奏もさることながら、
曲の選択と配列が見事だと思う。いかにもレッグ好み。
12曲のあの曲順が耳にこびり付いてしまったせいか、
試しにランダム再生したら違和感ありすぎてすぐ元に戻したw
520 :
名無しの笛の踊り:2008/04/27(日) 13:05:00 ID:p4bueceQ
フィッシャーのピアノはリズムだけとっても他の人とは違うね。
とくに「シルヴィアに」「ミューズの子」のあのリズム感は素晴らしい。
ヴォルフの妖精の歌に一票
シュヴァルツコップのヴォルフって今どれくらい聴かれてるのだろう?
ヴォルフ自体人気薄だけど。
いわゆるシュヴァルツコップ節が強すぎて・・・(略
524 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 23:52:15 ID:1198FD5R
だがそこがいい
>>515 カイルベルトが指揮じゃダメかな?
アラベラならベームやカラヤンより良さそうな気がする
>>525 あくまで机上のドリームキャストなんで・・・。
シュヴァルツコップの全ての録音の中でもカラヤン/POとの一連のオペラ録音、
とりわけ「ナクソス島のアリアドネ」が大好きなので、そのメンバーで
同じ頃「アラベラ」を録音して欲しかった、という思いが強いですね。
そうするとズデンカはゼーフリートになるんでしょうが、いっそのこと
リタ・シュトライヒとシュヴァルツコップの姉妹役を聞いてみたかった気もします。
でもありえない夢の競演ということなら
>>515のとおり、
シュヴァルツコップとデラ・カーザの組み合わせが最強だと思いますね。
デラ・カーザはデビュー時の出世作がズデンカだったわけですし。
527 :
526:2008/05/03(土) 14:58:57 ID:qkfUWoEk
上でうっかり「全ての録音」なんて書いちゃいましたが
もちろんまだ聞いてないものがEMIの正規録音に限ってもけっこうあります。
特に40年代〜50年代初め頃の録音は現在入手が難しいものがいくつもあって・・・。
やっぱりEMIのコンプリート録音集はやく出して欲しいなあ(もちろん廉価箱で)
そのうちナクソスで出るんじゃない?
デュエットものならヘンゼルとグレーテルもいいね。
グリュンマーとシュヴァルツコップ、エリーザベトコンビの傑作録音。
530 :
名無しの笛の踊り:2008/05/05(月) 13:09:48 ID:aWOpHi05
>>522 「ねずみとりのおまじない」なんかスゴイね
ああいうのは彼女に敵う人はいなかったしこれからも出ないと思う
>>522 正直いって今はほとんど聞かれてないと思うよ。
以前は歌曲ファンなら、好き嫌いはともかくとしても、
当然押さえておくべき基本というかリートの定番中の定盤だった。
ゲーテ歌曲集、F-Dとのイタリア歌曲集とスペイン歌曲集、
フルトヴェングラー伴奏のザルツブルクリサイタル。。
特にこの4つは、熱心なリートファンなら今だって聞いてるでしょうが
残念ながらクラシック好き、いや歌曲好きでもかなりの少数派だと思う。
>>529 「アリアドネ」のプリマドンナ役もそうだけど、
グレーテルも実際の舞台では一度も歌ったことがないらしいね
>>531 ヴォルフに限らず、フランス歌曲なんかも愛聴人口が減ってきてるんじゃないか。
デュパルクやプーランク、ラヴェルもだが、フォーレやドビュッシーでさえ今はどれだけ
聴かれてるのか。歌曲好きには残念な時代かな、面白い録音はむしろ多いのに。
誰も書き込まないのなら過疎って当たり前。
過疎ぶりを嘆く前に自分から話を振るなり情報を提供するなり努力をしてみよう。
ヴォルフなら最後のアルバムとなったデッカ盤も忘れないで。
メーリケの詩による13曲をメインに組んだ「最後のリサイタル」
この人は最後の最後までヴォルフに拘ったんだなあ、と感慨深い。
アンコール的に置かれたレーヴェ、グリーグ、ブラームスにもしみじみ
537 :
名無しの笛の踊り:2008/05/09(金) 22:32:26 ID:oyAHHR36
ヴォルフってシューマンの二番煎じでしょ?
どこがいいの?
>>537 >ヴォルフってシューマンの二番煎じでしょ?
ぜんぜんそうは思いませんが…
どこをどう聞けば、ヴォルフがシューマンに聞こえるんだろう???
>どこがいいの?
なので、シューベルトはいいシューマンはいいと同じように
ヴォルフはいい、としか私には答えようがないな。
ここより歌曲総合スレで質問してみれば? 過疎ってるようだしw
もっと詳しい人が答えてくれるでしょう(ハズ)
ヴォルフの人気に嫉妬w
つか1958年ザルツブルクのヴォルフリサイタル再発してくれ〜
結局のとこシュワルツコップを聞くなら
・オペラならモーツァルトかリヒャルト・シュトラウス
・リートならシューベルトかヴォルフ
でFA?
>>541 双方のいいとこ取りでR.シュトラウス歌曲集もいいよ
>>541 オペラ(オペレッタ)なら、こうもりかヘンゼルとグレーテルかナクソス島のアリアドネ。
この3作はシュヴァルツコップ以外のキャストも含めて自信を持って推薦できる。
あとはお好みで、メリー・ウィドウ、コシ・ファン・トゥッテ(どちらも旧盤)、
ばらの騎士、カプリッチョあたりからどうぞ。
リートは選ぶの難しいな。自分の場合はギーゼキングとのモーツァルトだけど…。
544 :
名無しの笛の踊り:2008/05/14(水) 20:37:36 ID:Xp85uhpv
>>540 56年のカーネギーホールのも今はカタログ落ちしてるんだね
シュヴァルツコップで1枚ならモーツァルトのオペラアリア集
異論は……全然OK
入門に一番かはともかく、割と素直に入っていけるのは
後年のリートよりむしろ軽めのオペレッタ録音じゃないかな。
50年代前半のアッカーマンが指揮したやつ。
メリー・ウィドウ、ほほえみの国、
ウィーン気質、ジプシー男爵、ヴェネツィアの一夜など。
リンク貼ろうかと調べてたら、今はどれも国内盤が廃盤なんだね。
うーむ、オペレッタとはいえ対訳ないと初心者には勧めにくいかな。
俺が聞き始めた頃は普通に入手できたんだが・・・上で話題のヴォルフなんかも。
まだ10年も経たないというのにorz
東芝EMI→EMIミュージック・ジャパンへ
この大リストラの流れでは、もう国内盤には期待できないな
作曲家ごとにフランス歌曲の全集を続けざまに出してた時代が懐かしい
まあ時代の流れには勝てんよ。
EMIは国内での追悼盤をついにただの1枚も出さないで終わった。
EMIを支えた看板歌手の一人だったというのに何とも淋しい扱い方、
あまり関係なかったユニバーサルがデッカ盤の復活で追悼してくれたというのに。
シュヴァルツコップ自体がもうすっかり過去の人、ということか。
去る者は日々に疎し
551 :
名無しの笛の踊り:2008/05/20(火) 19:57:50 ID:U7g70Wk0
なんだかシンミリしてるな
元気出そうぜ
ところで550レス超えましたね、
>>502さん
このまま次は600めざしますか? それとも・・
個人的にはそろそろいいんじゃないかって気がします。
この8月には3回忌を迎えるのに「訃報」のスレタイを引っ張り過ぎるのはどうも・・。
追悼スレとしてはもう十分だし、話題も一通り出尽くしたんじゃないでしょうか?
それなりに書き込みが続いてるときになんなんですが
だからこそ、失礼を承知であえて提言してみます。
>この8月には3回忌を迎える
このあたりを一応のリミットにすればいいんじゃないの
でも粘れるだけ粘ってくれる方がもっぱらロム専としてはありがたい
>>552 502だけど、もちろん550という数字自体は特に意味はないよ
でも、もういつ落ちてもいいようなものと書きながらちょっと欲出してたかもね
満了を密かに夢見てたんだけど、今のペースが続くとしてもあと2年弱かかるんだな。
さすがにそこまで「訃報」を引っ張るのは無理か。
という次第で、自分もこの辺が潮時というか落としどころな気がしてきた。
命日近づいてまたぞろ欲が出てくる前に、ここらできれいにお開きにしますか。
定住してマメに書き込んでるのは最近は数人と思われるので落とすのは割に簡単そうw
Er darf---Er darf in aller Still' sich retirieren.
Versteht Er nicht, wenn eine Sach' ein End' hat?
ばらの騎士第3幕でオックス男爵に毅然と退場を促すマルシャリンの台詞を思い出しつつ、、
では私もこの書き込みを最後にします。ありがとうございました。
名歌手である
エリーザベト・シュヴァルツコップのスレ故
3回忌あたりまで継続するよう各位に指示したい。
歌手の名前知ったか程度の椰子だったら書き込んで欲しくない。